JP2003239588A - 車載機器通信制御装置 - Google Patents

車載機器通信制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載機1と携帯機13〜15間で信号を送受
信する際、携帯機の有無を迅速に、高精度で探索できる
車載機器通信制御装置を提供する。 【解決手段】 車載機1は携帯機13〜15を探査する
探査方式として、簡易探査信号及び簡易応答信号の送受
信による簡易探査方式と、正規探査信号及び正規応答信
号の送受信による個別探査方式とを設定変更する制御部
2と、最新時に認証した携帯機のIDを最新認証IDと
して更新保管するID保管部5を備え、制御部2は、I
D保管部5に最新認証IDが保管されているとき、最新
認証IDを持った携帯機に対して優先的に個別探査方式
で探査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載機器通信制御
装置に係わり、特に、車載機と複数の携帯機との間で信
号を送受信することにより、携帯機の有無を迅速に、か
つ高精度で探索することを可能とした車載機器通信制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載して使用される車載
機器通信制御装置には、パッシブキーレスエントリーの
機能を備えるものが知られている。この種の車載機器通
信制御装置は、車載機を備え、車載機とユーザーが携帯
する1つ以上の携帯機との間で無線信号による通信を行
い、必要な情報の交換が行われる。このときに行われる
通信の一例としては、車載機が低周波無線信号を各携帯
機毎に探査信号を間欠的に送信し、この探査信号をいず
れかの携帯機が受信すると、受信した携帯機が応答信号
を送信し、車載機がこの応答信号を受信したとき、車載
機とこの携帯機との間で交信が成立する。そして、車載
機とこの携帯機との間で交信が成立すると、車載機は、
交信相手の携帯機に対してID登録された正規の携帯機
であることを認証する。かかる認証が行われると、車載
機器通信制御装置においては、パッシブキーレスエント
リーがドアロック機構を施錠状態から解錠状態に設定変
更してユーザー(運転者)等がドアを自由に開くことが
できるようになる。
【0003】ところで、車載機と携帯機との間で行われ
る交信は、ドアロック機構の設定の変更が行われた後
も、適時に行われ、携帯機が自動車から所定範囲内にあ
るか、または、車内にあるかをチェックする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、上記探査信号と応答信号は、携帯機毎に異なるID
やその他の種々の信号部を備えた比較的長めの信号であ
り、各携帯機に対する個別の探査信号と応答信号の交信
を順次連続して全ての携帯機に対する交信が終了するま
で行っていたので、交信に時間がかかるという問題点が
あった。
【0005】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、車載機と複数の携帯機と
の間で探索信号及び応答信号を送受信する際に、携帯機
の有無を迅速に、あるいは高精度で探索することを選択
して実行できる車載機器通信制御装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明は、IDを登録した複数の携帯機との間で通
信を行う車載機と、車に設置された被制御機器とを含
み、車載機と各携帯機との間で探査信号及び応答信号を
送受信し、携帯機の中の前記両信号の送受信が成功した
携帯機を認証し、認証した携帯機によって指定された被
制御機器の制御を行う車載機器通信制御装置であって、
車載機は、各部を統括制御するとともに複数の携帯機の
探査方式を、簡易探査信号及び簡易応答信号の送受信に
よる簡易探査方式と、正規探査信号及び正規応答信号の
送受信による個別探査方式とを設定変更する制御部を備
えるとともに、最新時に認証した携帯機のIDを最新認
証IDとして交信保管するID保管部を備え、制御部
は、前記ID保管部にIDが保管されているとき、その
IDを持つ携帯機に対して優先的にかつ個別探査方式に
より探査する手段を具備する。
【0007】前記手段によれば、車載機が行う携帯機探
査方式として、通常は各携帯機との間で簡易探査信号及
び簡易応答信号による簡易探査が行われ、従って迅速な
探査が可能であり、ID保管部に最新認証IDが保管さ
れているときには、最新認証IDを持つ携帯機に対し
て、優先的に、正規探査信号及び正規応答信号による個
別探査が行われるように構成し、迅速かつ高精度で探索
することができる。
【0008】この場合、制御装置は、初めに簡易探査方
式による探査を行った結果、複数の携帯機の全ての認証
ができなかったとき、引き続いてID保管部にIDが保
管されているときに、そのIDを持つ携帯機に対して優
先的にかつ個別探査方式により探査することが好適であ
る。
【0009】このような構成にすれば、比較的時間のか
からない簡易探査方式による携帯機探査を行っても複数
の携帯機の全てを認証できなかったとき、簡易探査方式
がその簡便さの故にやや交信のミスが発生することに対
処して、正規探査信号と正規応答信号による精度の高い
個別探査方式に切り替え、しかも存在の可能性が最も高
いと考えられるID保管部に最新認証IDが保管されてい
る携帯機に対して優先的に個別探査を行うことにより、
迅速かつ高精度の探索を行うことができる。
【0010】また、前記手段において、簡易探査方式に
用いられる簡易探査信号及び簡易応答信号は、それぞれ
IDを含まない短縮探査信号及び短縮応答信号であり、
個別探査方式に用いられる正規探査信号及び正規応答信
号の少なくとも一つはIDを含んでいることが好まし
い。
【0011】このような構成にすれば、簡易探査方式に
よる携帯機探査を行う際に、車載機がIDを含まない短
縮された簡易探査信号を用い、携帯機側がIDを含まな
い短縮された簡易応答信号を用いているので、簡易探査
信号及び簡易応答信号の送受信に要する時間が短縮さ
れ、携帯機探査を迅速に実行することが可能になり、ま
た、個別探査方式による携帯機探査を行う際に、正規探
査信号及び正規応答信号の少なくとも一方、特に、正規
応答信号がIDを含むフォーマットを採用しているの
で、携帯機の探査精度が向上し、携帯機を高精度で探索
することが可能になる。
【0012】また、前記手段において、最新認証ID
が、車内において最新時に認証されたものとすることが
好適である。
【0013】このような構成にすれば、車内に携帯機が
存在するか否かを探索するときに、最も存在する可能性
の高い、ID保管部に最新認証IDが保管された携帯機
に対して最初に探査することができ、探査を迅速に完了
することが可能になる。
【0014】または、前記手段において、最新認証ID
が、最新のロック、アンロック時に認証されるようにす
ることも好適である。
【0015】このような構成にすれば、ロック、又はア
ンロックの制御時に存在する可能性が最も高い、ID保
管部に最新認証IDが保管された携帯機に対して最初に
探査することができ、探査を迅速に完了することが可能
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明による車載機器通信制御装
置の1つの実施の形態を示すもので、その要部構成を表
すブロック図である。
【0018】図1に示されるように、この実施の形態に
よる車載機器通信制御装置は、自動車(図番無し)に搭
載された車載機1を有しており、車載機1は、各部を総
括制御するとともに後述する複数の携帯機13,14,
15の探査方式を設定変更する制御部2と、車内に設置
された送受信アンテナ3a及び車外に設置された送受信
アンテナ3bに接続され、探査信号及び応答信号を送受
信する送受信部3と、通信が成立した携帯機を認証する
認証部4と、最新認証IDを更新保管するID保管部5
と、携帯機13,14,15のIDを登録したメモリ6
を備えている。
【0019】また、この実施の形態による車載機器通信
装置は、それぞれ自動車に設置されたドア開閉検出機構
7と、ドアロック機構8と、ドアの外面の一部に設置さ
れたリクエストスイッチ9とを備えている。更に、それ
ぞれ送受信アンテナ13a、14a、15aを内蔵し
た、ユーザーが携帯する携帯機13,14,15とを有
している。
【0020】この場合、ドア開閉検出機構7は、ドア、
特に運転席側ドアが開かれ、それに続いて当該ドアが閉
じたことを検出し、検出信号を制御部2に供給する。ド
アロック機構8は、制御部2から制御信号が供給される
と、ドアロック状態を設定及び解除する、つまりロック
及びアンロックするように動作する。リクエストスイッ
チ9は、運転者がこのスイッチを操作すると、そのスイ
ッチ信号を受けた制御部2が車内及び車外における正規
の携帯機を探査し、その結果に基づいて、ドアロック機
構8に対してロック又はアンロックの制御信号を供給す
る。
【0021】次に、図2乃至図4は、図1に図示された
車載機器通信制御装置で実行される動作経緯の一例を示
すフローチャートであり、図2と図3は、運転者がドア
がロックされた状態の自動車に近づき、ドア外面のリク
エストスイッチ9を操作した際に、ロックしているドア
ロック機構8がアンロックされるまでの、または運転者
が車外に出てリクエストスイッチ9を操作したときに、
アンロックしているドアロック機構8がロックされるま
での一連の動作経緯を表したものである。図5は、運転
者が自動車のドアを開け、次に閉める動作に伴い、ドア
開閉検出機構7がドアの開閉を検知した際に、車内にお
ける携帯機の探査を行う一連の動作経緯を表したもので
ある。
【0022】図2と図3に図示されたフローチャートに
従って、この実施の形態による車載機器通信制御装置の
動作について説明する。
【0023】この動作経緯は、大別して、車内探査と車
内探査に続く車外探査に分かれ、更に車外探査後の、車
内探査結果と車外探査結果との照合によりドアロック機
構8に対するロックまたはアンロック制御するステップ
を含んでいる。
【0024】ステップS1において、リクエストスイッ
チ9が操作されると、その操作信号が制御部2に供給さ
れ、それにより制御部2は、まず、車内における携帯機
の存在を探査する(ステップS2)。
【0025】ステップS3において、制御部2は、室内
にある送受信アンテナ3aを介して、最初に簡易探査方
式による携帯機探査を行う。なお、簡易探査方式につい
ては後述するが、このステップにおいて簡易探査方式で
探査をする目的は、短縮された簡易探査信号及び簡易応
答信号の交信により、迅速にいずれかの携帯機の存在を
確認することにある。
【0026】次いで、ステップS4において、制御部2
は、簡易探査方式による携帯機探査の結果、自動車内に
携帯機13,14,15のいずれかがあるか否かを判断
する。そして、自動車内にいずれかの携帯機、例えば携
帯機14があると判断した(Y)ときはステップS30
に進み、いずれの携帯機も無いと判断した(N)ときは
ステップS11に進む。
【0027】ステップS30において、制御部2は、自
動車内にあると判断した携帯機、ここでは例えば携帯機
14のIDを、最新認証IDとしてID保管部5に保管
し、次にステップS50の車外探査に進む。車外探査に
ついては後述する。なお、フローチャート上では、自動
車内の携帯機の最新認証IDを、「FOB IN」と表
現している。
【0028】ステップS11において、制御部2は、I
D保管部5に「FOB IN」、つまり自動車内での最
新認証IDが保管されているかを確認する。その結果、
「FOB IN」が保管されている(Y)ときは、ステ
ップS12の「FOB INが保管された携帯機に対す
る個別探査」に進み、そうでないとき、つまり「FOB
IN」が保管されていない(N)ときは、ステップS
40の「FOB IN」消去に進む。
【0029】ステップS12において、制御部2は、保
管部5に保管された「FOB IN」、つまり自動車内
での携帯機の最新認証IDを読みとり、その携帯機に向
けて個別探査方式により探査を行う。この個別探査方式
については後述する。
【0030】ステップS13において、制御部2は、
「FOB IN」が保管された携帯機が車内にあるか否
かを判断する。あるとき(Y)には、ステップS30の
「FOB IN保管」のステップに進み、探査された携
帯機のIDを「FOB IN」(最新認証ID)として
ID保管部5に保管し、ステップS50の車外探査に移
行する。「FOB IN」が保管された携帯機が車内に
ないと判断された(N)ときはステップS21の「その
他の携帯機に対する個別探査」に進む。
【0031】ステップS11からステップS13までの
動作は、以下の目的によるものである。車内における携
帯機の探査結果は、ドアロック機構8のロックまたはア
ンロックの制御において大きな影響を及ぼす。つまり、
ドアロック機構8がアンロック状態で運転者がドアの外
面のリクエストスイッチ9を操作したときは、運転者が
車外に出てドアロック機構8をロックしようとしている
場合が考えられるが、このとき、車内に携帯機がある
と、運転者が携帯機を車内に置き忘れたと判断されるの
で、後述のように、そのような場合はドアロック機構8
をロックしないようにし、同時に警報音などを発して運
転者に警告をするようにされている。さらに、車内に携
帯機を持った乗員が乗車して、車内からドアロック機構
8をロックした後に、車外のリクエストスイッチ9を第
三者によって操作された場合、つまり、車内に携帯機が
存在し、かつ、ドアロック機構8がロックされている場
合に車外のリクエストスイッチ9が操作されても、ドア
ロック機構8をアンロックしないようにしている。とこ
ろが、ステップS3乃至ステップS4の簡易探査方式に
よる探査は、簡便であるために迅速な探査が可能である
が、反面交信のミスを発生しやすいという一面があり、
車内に携帯機が有るにもかかわらず探査に失敗し、携帯
機が無いと判断する可能性がある。簡易探査方式の探査
でいずれかの携帯機が見つかれば、結果として短時間で
迅速な探査ができるのだが、前記ミスが発生することを
考慮し、いずれの携帯機も見つからなかったときに、高
精度の個別探査方式による探査を実施して、確実に車内
に携帯機がないことを確認すること、更に個別方式によ
る探査の中でも、「FOB IN」が保管された携帯
機、つまり、さっきまで車内にあった携帯機についてま
ず探査を行い、携帯機が存在することをより迅速に探査
することが、ステップS11からステップS13までの
動作の目的である。
【0032】ステップS21において、制御部2は、
「FOB IN」が保管されていない携帯機について順
次個別探査方式による探査を実行する。
【0033】ステップS22において、制御部2は、ス
テップS21における探査の結果として、車内に携帯機
が有るか否かを判断する。携帯機があると判断した
(Y)ときは、ステップS30に進み、「FOB I
N」をID保管部5に保管した後、ステップS50の車
外探査に進む。携帯機が無いと判断した(N)ときは、
ステップS40の「FOB IN」消去に進む。
【0034】ステップS40においては、ID保管部5
の内容を空にして、次のステップS50の車外探査に進
む。
【0035】ステップS2の簡易探査方式による探査か
ら始まり、ステップS22までで探査は終了する。ステ
ップS22が終了するまでには相当の時間を要するもの
の、車内に携帯機を置き忘れた場合には、通常は簡易探
査方式による探査で携帯機を見つける場合が多く、簡易
探査方式の探査で見つからない場合でも「FOB I
N」が保管された携帯機に対する個別探査方式による探
査によって見つけることができる。
【0036】次に図3を参照して、車外探査以降の動作
経緯について説明する。車外探査は、車外に向けた送受
信アンテナ3bを介して行われる。また、以下の説明に
おいて、「車外にある」とは、車外の所定範囲、つまり
携帯機が送受信アンテナ3bから通信可能な所定の距離
内にあると言うことであり、車外の所定範囲外にあると
いう意味ではない。
【0037】ステップS51において、制御部2は、最
初に簡易探査方式による携帯機探査を行う。なお、簡易
探査方式については後述するが、このステップにおいて
簡易探査方式で探査をする目的は、前述のステップS3
で説明したように、短縮された簡易探査信号及び簡易応
答信号の交信により、迅速にいずれかの携帯機の存在を
確認することにある。
【0038】次いで、ステップS52において、制御部
2は、簡易探査方式による携帯機探査の結果、車外に携
帯機13,14,15のいずれかがあるか否かを判断す
る。そして、車外にいずれかの携帯機があると判断した
とき(Y)にはステップS90に進み、いずれの携帯機
も無いと判断した(N)ときにはステップS61に進
む。
【0039】ステップS90において、制御部2は、車
外に携帯機があると判断されたとき、「車外に携帯機有
り」のデータをメモリ6に記憶する。
【0040】ステップS61において、制御部2は、I
D保管部に「ロックID」、つまり、最新にロック、ア
ンロックのいずれかの制御に係わった携帯機のIDが保
管されているか確認する。その結果、「ロックID」が
保管されている(Y)ときは、ステップS62の「ロッ
クIDが保管された携帯機に対する個別探査」に進み、
「ロックID」が保管されていないと判断したとき
(N)は、ステップS81の「全携帯機に対する個別探
査」に進む。
【0041】ステップS62において、制御部2は、保
管部5に保管された「ロックID」を読みとり、その携
帯機に向けて個別探査方式により探査を行う。この個別
探査方式については後述する。
【0042】ステップS63において、制御部2は、
「ロックID」が保管された携帯機が車外にあるか否か
を判断する。あると判断したとき(Y)には、上述のス
テップS90のステップに進み、「ロックID」が保管
された携帯機が車外にないと判断したとき(N)はステ
ップS71の「その他の携帯機に対する個別探査」に進
む。
【0043】ステップS61からステップS63までの
動作の目的は、前述のステップS11乃至ステップS1
3までの動作経緯の目的とほぼ同様であるが、構成とし
て「FOB IN」の代わりに「ロックID」を採用し
ている点が異なる。車内探査における「FOB IN」
と同様、車外探査における「ロックID」は、直近にロ
ック、アンロックに係わった携帯機は今回のロック、ア
ンロック制御にも係わる可能性が高いことから、個別探
査方式による探査の対象として好適なものである。
【0044】ステップS71において、制御部2は、
「ロックID」が保管されていない携帯機について順次
個別探査方式による探査を実行する。
【0045】ステップS72において、制御部2は、ス
テップS71における探査の結果として、車外に携帯機
が有るか否かを判断する。携帯機があると判断したとき
(Y)は、ステップS90に進む。携帯機が無いと判断
したとき(N)は、ステップS100に進む。
【0046】ステップS100においては、制御部2
は、「車外に携帯機無し」とのデータをメモり6に記憶
する。
【0047】ステップS81においては、制御部2は、
全携帯機に対して順次個別探査方式による探査を実施す
る。
【0048】ステップS82においては、全携帯機に対
する個別探査方式による個別探査の結果、車外にあるか
を判断し、有ると判断したとき(Y)は、ステップS9
0に進み、無いと判断したとき(N)はステップS10
0に進む。
【0049】ステップS50乃至ステップS90によ
り、車外の携帯機探査が終了する。続いて、ステップS
91において、上記の車内、車外における探査結果か
ら、ドアロック機構8に対するロックまたはアンロック
制御が選択される。図4は、この選択における条件を示
した表である。この表において、車内探査結果としての
車内での携帯機の有無、車外探査結果としての車外にお
ける携帯機の有無、及びドアロック機構8の現在の状況
が条件として設定されている。車外の携帯機の有無のデ
ータは、制御部2がメモリ6に記憶された「車外に携帯
機有り」または「車外に携帯機無し」のデータを読み出
すことによって得られ、車内の携帯機の有無のデータ
は、制御部2がID保管部5に保管された「FOB I
N」(最新認証IC)を読み出し、その有無に対応し
て、つまり、「FOB IN」が有るときは携帯機有
り、「FOB IN」が無いときは携帯機無しのデータ
が得られる。ドアロック機構8のロックの状態は、ドア
ロック機構8から制御部2に供給される。
【0050】現在の、つまり、リクエストスイッチ9が
操作されたときのドアロック機構8の状態がアンロック
のときは、車内に携帯機が無く、車外に携帯機があると
きに、制御部2はドアロック機構8に対してロックの制
御信号を供給する。車内に携帯機があるときは、車外に
携帯機が有るか否かに係わらず、図示しない警報手段に
より警報を発し、リクエストスイッチ9を操作した運転
者に対し、携帯機を車内に置き忘れた旨警告する。
【0051】現在のドアロック機構8の状態がロックの
ときは、車内に携帯機が無く、車外に携帯機があるとき
に、制御部2はドアロック機構8に対してアンロックの
制御信号を供給する。車内に携帯機があるときは、車外
に携帯機が有るか否かに係わらず、ドアロック機構8に
対する信号の供給は行わない。
【0052】上記一連の動作経緯において、ID保管部
5に最新認証IDが保管された携帯機に対する個別探査
方式による探査を実施するのは、車内に存在する可能性
の最も高い携帯機に対して高精度の個別探査を実施する
ことにより、迅速かつ高精度に携帯機の存在を確認する
ためである。また、先に簡易探査方式による探査を実施
した後に、最新認証IDが保管された携帯機に対する個
別探査方式による探査を実施することも、短時間での探
査が可能な簡易探査方式の探査で、ほとんどの場合の携
帯機の存在を短時間に終了できるようにし、かつ、簡易
探査方式の交信ミスを考慮して、簡易探査方式の探査に
おいていずれの携帯機の存在を確認できなかったときの
み、より高精度でかつ迅速性を備えた上記個別探査方式
による探査を実施することにより、全体として迅速かつ
高精度の探査を可能にしているものである。
【0053】図5は、ドア開閉検出機構7がドアの開、
及び引き続いて閉を検知したことをトリガーとして、車
内における携帯機の探査を行う動作経緯を示すフローチ
ャートである。ステップS102乃至ステップS150
までの動作は、図2に示されるリクエストスイッチ9の
信号をトリガーにした車内探査と同様の動作となってい
るので、説明は省略する。図2と図5に示されるよう
に、トリガーが異なっても、その動作経緯の中で随時最
新認証IDの更新を行っており、更新された最新認証I
Dはトリガーの区別無く利用される。その結果、車載機
器通信制御装置全体として、効果的な携帯機探査が可能
となっている。
【0054】図6と図7は、図1に図示された車載機器
通信制御装置で実行される簡易探査方式による車載機と
携帯機との間の信号更新時の動作シーケンスの一例を示
す説明図であり、図6は、探査中に車載機と複数の携帯
機のいずれかとの交信が成立した場合であり、図7は、
車載機1がいずれの携帯機とも交信が成立しなかった場
合を示している。
【0055】図6、図7に示されるように、車載機1
は、通信の最初に、探査信号の始まりを表すVID信号
(Sv)と、それに続いて探査する携帯機13,14,
15の総数に相当する単パルス(Ta)、(Tb)、
(Tc)を所定の簡易応答信号待ち時間を開けて配列し
た簡易探査信号を送信する。各携帯機は単パルスの数を
カウントし、自分に割り当てられた数を受信したときに
単パルスの簡易応答信号を送信するように構成されてい
る。携帯機13は、VID信号(Sv)と単パルス(T
a)を受信したときに簡易応答信号(Ra)を送信し、
携帯機14は、VID信号(Sv)と単パルス(Ta)
及び(Tb)を受信したときに簡易応答信号(Rb)を
送信し、携帯機15は、VID信号(Sv)と単パルス
(Ta)、(Tb)及び(Tc)を受信したときに簡易
応答信号(Rc)を送信するように構成されている。
【0056】上記のように、簡易探査信号は、主に単パ
ルスを並べたもので、全体として長さが短縮され、かつ
携帯機毎に固有のIDを含んでいない探査信号であり、
簡易応答信号は、単パルスからなり、かつIDを含まな
い、更に短縮された応答信号である。
【0057】このとき、図6に示されるように、車載機
1は、VID信号(Sv)、携帯機13宛の単パルス
(Ta),携帯機14宛の単パルス(Tb),携帯機1
5宛の単パルス(Tc)を順次送信したとき、携帯機1
4が単パルス(Tb)を受信し、それに応答して携帯機
14が簡易応答信号(Rb)を送信し、車載機1がその
簡易応答信号(Rb)を受信すると、その後の単パルス
(Tc)の送信を停止し、直ちにチャレンジ信号(C
a、正規探査信号)を送信する。このあと、携帯機14
がこのチャレンジ信号(Ca)を受信すると、それに応
答して携帯機14はレスポンス信号(Rs14、正規応
答信号)を送信し、車載機1がそのレスポンス信号(R
s)を受信すると、車載機1と携帯機14の交信が成立
する。
【0058】チャレンジ信号(Ca)とレスポンス信号
(Rs14)は確実な交信をするための各種信号部を内
在しており、全体として長い信号となっている。レスポ
ンス信号は、その携帯機に特有のIDを含んでおり、従
って(Rs13)、(Rs14)、(Rs15)のよう
に区別して扱われる。車載機1は受信したレスポンス信
号からIDを読みとり、携帯機を認証する。
【0059】そして、車載機1は、認証の結果、携帯機
が正規の携帯機であることを確認すると、被制御装置、
例えばドアロック機構8を制御する信号を供給する。実
際には、図2と図3のフローチャートに示される動作経
緯を経て制御信号が供給されるが、図6は制御信号の供
給の部分は概念的に表したものである。
【0060】図7は、車載機1がVID信号(Sv)、
携帯機13宛の単パルス(Ta),携帯機14宛の単パ
ルス(Tb),携帯機15宛の単パルス(Tc)を順次
送信し、かつ簡易応答信号待ち時間を経てもいずれの携
帯機からも簡易応答信号を受信されない場合、その時点
で簡易探査方式による探査を終了するものである。
【0061】図8は、図1に図示された車載機器通信装
置で実行される、ID保管部5に最新認証IDが保管さ
れた携帯機に対する個別探査方式による車載機1と携帯
機13,14、15との間の信号交信時の動作シーケン
スの一例であり、図2のフローチャートに則して、簡易
探査方式による探査において、いずれの携帯機とも交信
が成立しなかったあとに続けて行う様子を説明してあ
る。実際には両探査方式の間には、ID保管部5に最新
認証IDが保管されているか否かの判断がされ、最新認
証IDが保管されているときに個別探査方式の交信が実
行される。
【0062】図8において、個別探査方式の正規探査信
号は、信号の先頭であることを示すVID信号(Sv)
と携帯機毎に数の異なる単パルスからなる個別探査信号
とからなる個別探査信号、この例では、携帯機14に対
する個別探査信号(In14)と、それに続くチャレン
ジ信号(Ca)とが固定的に連続している。正規探査信
号の形式は、簡易探査方式の簡易探査信号と似ている
が、正規探査信号の個別探査信号は個々の単パルスに対
応して携帯機から簡易応答信号が返信されても受け付け
ない点、及び、簡易探査信号がチャレンジ信号(Ca)
を固定的に含んでいないのに対し、チャレンジ信号(C
a)が固定的に含まれている点で機能が明らかに異な
る。そして、個別探査の対象となる携帯機からの簡易探
査信号の受信の如何に関わらず、チャレンジ信号(C
a)を送信するように構成されている。
【0063】図8においては、携帯機14に対する正規
探査信号のチャレンジ信号(Ca)に対して、携帯機1
4からレスポンス信号(Rs14)が送信され、車載機
1がこのレスポンス信号(Rs14)を受信して交信が
成立する。その後の動作については図6の説明において
説明した内容と同じなので、説明を省略する。
【0064】図9は、図8に示した、最新認証IDが保
管された携帯機14に対する個別探査方式による探査に
おいて、携帯機14との交信が成立しなかったとき、更
に他の携帯機13,15に対して個別探査方式による探
査を実行し、いずれの携帯機とも交信が成立しなかった
場合を示したものである。この例においては、携帯機1
3用の正規探査信号には単パルスが1個含まれる個別探
査信号(In13)が含まれ、携帯機15用の正規探査
信号には単パルスが3個含まれる個別探査信号(In1
5)が含まれることを除けば、図8に示される例と同様
の動作処理が行われるので、詳しい説明は省略する。
【0065】以上、説明したように、図6,7に示す簡
易探査方式による探査では、短縮された簡易探査信号と
簡易応答信号の交信により全ての携帯機に対する探査が
できるので、迅速な探査が可能である。また、図8,9
に示す個別探査方式による探査では、正規探査信号には
個別探査信号とチャレンジ信号が固定的に含まれ、携帯
機との交信はチャレンジ信号とレスポンス信号との交信
によって行われるので、探査の信頼性が高い。また、個
別探査方式による探査の中でも、ID保管部5に最新認
証IDが保管された携帯機に対する個別探査は、迅速性
と信頼度の双方を兼ね備えた探査を可能としている。更
に、簡易探査方式の探査を実施した後、最新認証IDが
保管された携帯機に対する個別探査を実行するようにす
ると、全体としてより迅速な、かつ精度の高い探査が可
能となる。
【0066】以上の説明において、認証された携帯機の
IDは、その都度最新認証IDとしてID保管部5に保
管される。そしてその最新認証IDは、図2乃至4、図
8に示される動作経緯で、迅速かつ高精度の個別探査方
式を実行するために使用される。
【0067】また、図8に示す最新認証IDを利用した
個別探査の動作を、図3に示す車外の携帯機探査におけ
るロックIDを利用した個別探査として置き換え可能で
ある。つまり、この手法は、車内における携帯機の探
査、車外における携帯機の探査、ひいてはドアロック機
構8の制御にも係わり、これらの動作において有用であ
るが、用途はこれらに限定されず、他の種々の被制御装
置の制御にとって有用である。また、本願は例示された
形態に限定されず、本願の発明の主旨に則していれば、
種々の形態に適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、車載機
が行う携帯機探査方式として、簡易探査信号及び簡易応
答信号の送受信による簡易探査方式と、正規探査信号及
び正規応答信号の送受信による個別探査方式とを設定変
更する制御部を備えるとともに、最新時に認証した携帯
機のIDを最新認証IDとして更新保管するID保管部
を備え、前記制御部は、前記ID保管部にIDが保管さ
れているとき、そのIDを持つ携帯機に対して優先的に
かつ個別探査方式により探査するように構成したので、
迅速かつ精度の良い携帯機の探査が可能となるという効
果がある。また、初めに簡易探査方式による探査を行っ
た結果、前記複数の携帯機の全ての認証ができなかった
とき、引き続いてID保管部にIDが保管されていると
きに、そのIDを持つ携帯機に対して優先的にかつ個別
探査方式により探査するように構成したので、全体とし
て迅速かつ精度の良い携帯機の探査が可能となるという
効果がある。また、上記の探査方式をドアロック機構の
制御に利用すると携帯機の置き忘れを警告できるなど、
好適な制御が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載機器通信制御装置の1つの実
施の形態を示すもので、その要部構成を表すブロック図
である。
【図2】図1に示された車載機器通信制御装置で実行さ
れる動作経緯の一例を示すフローチャートである。
【図3】図2に示されたフローチャートの続きを示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のフローチャートに係わる条件の説明図で
ある。
【図5】図1に示された車載機器通信制御装置で実行さ
れる動作経緯の他の例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示された車載機器通信制御装置で実行さ
れる簡易探査方式による車載機と携帯機との間の信号交
信時の動作シーケンスの一例を示す説明図である。
【図7】図1に示された車載機器通信制御装置で実行さ
れる簡易探査方式による車載機と携帯機との間の信号交
信時の動作シーケンスの他の一例を示す説明図である。
【図8】図1に示された車載機器通信制御装置で実行さ
れる個別探査方式による車載機と携帯機との間の信号交
信時の動作シーケンスの一例を示す説明図である。
【図9】図1に示された車載機器通信制御装置で実行さ
れる個別探査方式による車載機と携帯機との間の信号交
信時の動作シーケンスの他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車載機 2 制御部 3 送受信部 3a、3b、13a、14a、15a 送受信アンテナ 4 認証部 5 ID保管部 6 メモリ 7 ドア開閉検出機構 8 ドアロック機構 9 リクエストスイッチ 13、14,15 携帯機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 哲平 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 高橋 純 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 中原 一郎 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB01 BB08 BB12 BB65 CC12 CC20 CC28 DD06 FF23 FF27 FF36 HH01 JJ02 JJ03 JJ46 KK03 LL01 SS01 SS02 SS05 TT03 TT04 UU01 VV03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IDを登録した複数の携帯機との間で通
    信を行う車載機と、車に設置された被制御機器とを含
    み、前記車載機と前記各携帯機との間で探査信号及び応
    答信号を送受信し、前記携帯機の中の前記両信号の送受
    信が成功した携帯機を認証し、認証した携帯機によって
    指定された前記被制御機器の制御を行う車載機器通信制
    御装置であって、前記車載機は、各部を統括制御すると
    ともに前記複数の携帯機の探査方式を、簡易探査信号及
    び簡易応答信号の送受信による簡易探査方式と、正規探
    査信号及び正規応答信号の送受信による個別探査方式と
    を設定変更する制御部を備えるとともに、最新時に認証
    した携帯機のIDを最新認証IDとして更新保管するI
    D保管部を備え、前記制御部は、前記ID保管部にID
    が保管されているとき、そのIDを持つ携帯機に対して
    優先的にかつ個別探査方式により探査することを特徴と
    する車載機器通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、初めに簡易探査方式に
    よる探査を行った結果、前記複数の携帯機の全ての認証
    ができなかったとき、引き続いてID保管部にIDが保
    管されているときに、そのIDを持つ携帯機に対して優
    先的にかつ個別探査方式により探査することを特徴とす
    る請求項1に記載の車載機器通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記簡易探査方式に用いられる簡易探査
    信号及び簡易応答信号は、それぞれIDを含まない短縮
    探査信号及び短縮応答信号であり、前記個別探査方式に
    用いられる正規探査信号及び正規応答信号の少なくとも
    一つはIDを含んでいることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の車載機器通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記最新認証IDが、車内において最新
    時に認証されたものであることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の車載機器通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記最新認証IDが、ロック、アンロッ
    クの最新時に認証されたものであることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の車載機器通信制御装
    置。
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