JP3536774B2 - 車両用電子キー装置 - Google Patents
車両用電子キー装置Info
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- B60R25/20—Means to switch the anti-theft system on or off
- B60R25/24—Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
子キーと車載装置との間で無線通信を行い、IDを照合
してドアの施解錠やエンジンの始動を行う車両用電子キ
ー装置に関する。
の照合結果によりドアアンロックの可否を判定し、さら
に電子キーから受信した第2のIDコードの照合結果に
よりエンジンの始動可否を判定するようにした車両用電
子キー装置が知られている(例えば、特開平11−36
675号公報参照)。
た従来の車両用電子キー装置では、ドアアンロックとエ
ンジン始動とに別個のIDコードを使用し、無線通信に
よりそれぞれのIDコードを受信して照合処理を行って
いるので、車両盗難に対する安全性は高くなるが、エン
ジン始動までに時間がかかるという問題がある。
を確保しながらエンジン始動までのID照合処理時間を
短縮することにある。
〜図6に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、電子キー20と車載装置1
との間で無線通信を行い、電子キー20から受信した第
1のIDと予め登録したIDとの照合結果に基づいて車
両ドア40,43のアンロックの可否を判定し、電子キ
ー20から受信した第2のID(図6a)と予め登録し
たIDとの照合結果に基づいてエンジンの始動可否を判
定する車両用電子キー装置に適用される。そして、第1
のIDが登録IDと一致した場合は、電子キー20から
第2のID(図6a)よりもデータ長の短い第3のID
(図6b)を送信させ、この第3のIDと予め登録した
IDとの照合結果に基づいてエンジンの始動可否を判定
する。 (2) 請求項2の車両用電子キー装置は、車両ドア4
0,43はドアキーシリンダーへキーを差し込んで回す
ことにより機械的にアンロック可能なドアであり、この
機械的な方法によりアンロックされた場合は電子キー2
0から第2のID(図6a)を送信させ、この第2のI
Dと予め登録したIDとの照合結果に基づいてエンジン
の始動可否を判定するようにしたものである。 (3) 請求項3の車両用電子キー装置は、ドアアンロ
ック可否判定時は、車外のみに所定の通信可能領域4
2,44(図5参照)を有するアンテナ3a,4aを介
して電子キー20と通信を行い、エンジン始動可否判定
時は、車室内のみに通信可能領域を有するアンテナ2a
を介して電子キー20と通信を行うようにしたものであ
る。 (4) 請求項4の車両用電子キー装置は、第3のID
(図6b)を、第2のID(図6a)の一部としたもの
である。
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
のIDが登録IDと一致した場合は、電子キーから第2
のIDよりもデータ長の短い第3のIDを送信させ、こ
の第3のIDと予め登録したIDとの照合結果に基づい
てエンジンの始動可否を判定するようにしたので、車両
盗難に対する安全性を確保しながらエンジン始動までの
ID照合処理時間を短縮することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、機械的な方法により
アンロックされた場合は電子キーから第2のIDを送信
させ、この第2のIDと予め登録したIDとの照合結果
に基づいてエンジンの始動可否を判定するようにしたの
で、スペアキーなどのキープレート付きのキーで機械的
にドアをアンロックした場合でも、車両盗難に対する安
全性を確保することができる。 (3) 請求項3の発明によれば、ドアアンロック可否
判定時は、車外のみに所定の通信可能領域を有するアン
テナを介して電子キーと通信を行い、エンジン始動可否
判定時は、車室内のみに通信可能領域を有するアンテナ
を介して電子キーと通信を行うようにしたので、請求項
1の上記効果に加え、さらに盗難に対する安全性をさら
に向上させることができる。 (4) 請求項4の発明によれば、第3のIDを第2の
IDの一部としたので、請求項1の上記効果に加え、登
録IDの種類を増やさずにエンジン始動までのID照合
処理時間をさらに短縮することができる。
構成を示し、図2は携帯用電子キーの構成を示す。ま
た、図3はイグニッションノブを示す。一実施の形態の
車両用電子キー装置は、車両の例えばインストルメント
パネル内などに設置される車載装置1(図1)と、乗員
が携帯可能な電子キー20(図2)と、イグニッション
ノブ30(図3)により操作されるイグニッションスイ
ッチユニット(不図示)とを備えている。
コントローラー22およびバッテリー23などが内蔵さ
れている。電子キーコントローラー22はCPU22a
と不揮発性メモリ22bなどの周辺部品から構成され、
アンテナ21を介して車載装置1と無線通信を行う。不
揮発性メモリ22bには、車両の運行を許された者を識
別するためのIDが記憶されている。バッテリー23は
電子キーコントローラー22に電力を供給するための交
換可能な電池である。
ーのようなキープレートがなく、乗員が携帯しやすい例
えばカード型に形成される。また、車載装置1には電子
キー20を収納するキーシリンダーユニットが設置され
ず、乗員は車両に搭乗しても電子キー20を携帯したま
までよい。そのため、この一実施の形態では、従来の車
両用電子キー装置のキーシリンダーユニットに代えて、
図3に示すようなイグニッションノブ30により操作さ
れるイグニッションスイッチユニット(不図示)が、運
転席側のインストルメントパネルに設置される。このイ
グニッションスイッチユニットには電子キー20を挿入
する必要はない。
イグニッションスイッチユニット(不図示)は、イグニ
ッションノブ30の回転に連動して作動するイグニッシ
ョンスイッチ5〜7と、ステアリングホイールをロック
するステアリングロックユニット16とを備えている。
ステアリングロックユニット16は、イグニッションノ
ブ30をロックして回転操作を禁止するためのノブ回転
禁止ラッチ(不図示)を有し、この回転禁止ラッチをア
ンロック側に駆動することによってイグニッションノブ
30とステアリングホイールの回転操作が可能になる。
のロック(LOCK)位置にあるイグニッションノブ30を
押し込むとキースイッチ5がオンする。また、イグニッ
ションノブ30をエンジンを作動させるイグニッション
オン(ON)位置に回すとイグニッションオン・スイッチ
6がオンする。さらに、スターターによりエンジンを始
動するエンジンスタート(START)位置に回すとエンジ
ンスタート・スイッチ7がオンする。
アおよび助手席ドアのドアアンロック処理を開始させる
ためのドアハンドルスイッチであり、運転席ドアおよび
助手席ドアのドアアウトサイドハンドルを引くとオンす
る。
転席ドアおよび助手席ドアのドアロック処理を開始させ
るためのドアロックスイッチである。図4に示すよう
に、運転席ドアロックスイッチ9aは運転席ドア40の
ドアアウトサイドハンドル41周辺の車外に設けられ、
車両のドアをロックするときに車外から操作される。な
お、図4には運転席ドアのみを示すが、助手席ドアにも
同様にドアアウトサイドハンドル周辺の車外にドアロッ
クスイッチ9bが設けられる。
席ドアおよび助手席ドアのロック/アンロック状態を検
出するスイッチであり、ドアロック機構(不図示)がロ
ック状態にあるときにオフし、アンロック状態にあると
きにオンする。
うための送受信機2、3、4、12を備えている。送信
機2は運転席シートまたは運転席天井部に設置され、ア
ンテナ2aから”エンジン始動信号”などを運転者が携
帯する電子キー20へ送信する。なお、アンテナ2aの
指向性を調整することによって、アンテナ2aを介して
車載装置1と携帯機20との間で無線通信が可能な領域
を、運転席付近の車室内のみの領域とする。この通信可
能領域は、運転席に搭乗した運転者が携帯する電子キー
20をカバーできる程度の狭い領域でよい。
ア40のドアアウトサイドハンドル41の周辺に設置さ
れ、ドアアンテナ3aから”ドアロック信号”および”
ドアアンロック信号”などを運転席ドア近くの乗員が携
帯する電子キー20へ送信する。なお、運転席ドアアン
テナ3aの指向性を調整することによって、ドアアンテ
ナ3aを介して車載装置1と携帯機20との間で無線通
信が可能な領域を、運転席ドア40付近の車外のみの領
域42とする。この通信可能領域42は、運転席ドア4
0付近の、乗員がドアロックスイッチ9aを操作してド
アロックを行う範囲をカバーできる程度の狭い領域でよ
い。
アウトサイドハンドル周辺に設置され、ドアアンテナ4
aから”ドアロック信号”および”ドアアンロック信
号”などを助手席ドア近くの乗員が携帯する電子キー2
0へ送信する。なお、ドアアンテナ4aの指向性を調整
することによって、ドアアンテナ4aを介して車載装置
1と携帯機20との間で無線通信が可能な領域を、助手
席ドア43付近の車外のみの領域44とする。この通信
可能領域44は、助手席ドア43付近の、乗員がドアロ
ックスイッチ9bを操作してドアロックを行う範囲をカ
バーできる程度の狭い領域でよい。
設置され、アンテナ12aを介して電子キー20から送
られる”エンジン始動要求信号”、”ロック要求信
号”、”アンロック要求信号”、IDなどを受信する。
と不揮発性メモリ13bなどを備え、ドアロックアクチ
ュエーター14を駆動制御して運転席ドア、助手席ドア
および後部座席ドアのロック、アンロックを行う。
aと不揮発性メモリ15bなどを備え、スロットルバル
ブ制御装置(不図示)、燃料噴射装置(不図示)および
点火装置(不図示)を駆動制御してエンジン2の回転速
度と出力トルクを制御する。
U11aと不揮発性メモリ11bなどを備え、送受信機
2、3、4、12を介して電子キー20と無線通信を行
い、イグニッションスイッチ5〜7、ドアハンドルスイ
ッチ8a、8b、ドアロックスイッチ9a、9bおよび
ロック状態スイッチ10a、10bの動作状態に応じて
施解錠コントローラー13およびエンジンコントローラ
ー15を制御し、車両ドアのロック、アンロックを行う
とともに、エンジンの始動、停止を行う。
を警告するためのブザーであり、吹鳴したときに車外の
乗員が聞き取れる場所に設けられる。なお、ブザー17
の代わりにスピーカーを設け、音声により警告するよう
にしてもよい。
ンロックのために第1のIDコードを用い、エンジン始
動のために第1のIDコードとは異なる第2のIDコー
ドを用いる。これらの第1および第2のIDコードは電
子キー20のメモリ22bに記憶されるとともに、パッ
シブコントロールユニット11のメモリ11bにも予め
登録される。
から送られた第1のIDコードを、パッシブコントロー
ルユニット11の登録IDコードと照合し、それらが一
致したらドアのアンロックを許可するとともに、この第
1のID一致結果を記憶する。
ら送られた第2のIDコードを、パッシブコントロール
ユニット11の登録IDコードと照合するが、第1のI
D一致結果が記憶されている場合と、一致結果が記憶さ
れていない場合とで異なった照合方法をとる。
は、電子キー20に対して第2のIDコードの最初の一
部分だけを送信するように要求し、電子キー20はこの
要求に応じて第2のIDコードの最初の一部分のみを送
信する。そして、電子キー20から送られた第2のID
コードの最初の一部分を、パッシブコントロールユニッ
ト11の登録IDコードの最初の一部分と照合し、それ
らが一致したらエンジン始動を許可する。
のキーを使用してドアをアンロックした場合にはID照
合が行われないから、第1のID一致結果は記憶されな
い。このように第1のID一致結果が記憶されていない
場合には、電子キー20に対して第2のIDコードのす
べてを送信するように要求し、電子キー20はこの要求
に応じて第2のIDコードのすべてを送信する。そし
て、電子キー20から送られた第2のIDコードのすべ
てを、パッシブコントロールユニット11の登録IDコ
ードのすべてと照合し、それらが一致したらエンジン始
動を許可する。
分のみのIDコードを”短縮IDコード”と呼び、後者
のすべてのIDコードを”完全なIDコード”と呼ぶ。
可否の判定を行った後、続けて第2IDの照合結果によ
りエンジン始動可否の判定を行う場合に、すでに第1I
D一致の照合結果が得られているときは、エンジン始動
操作を行っている運転者が車両の運行を許される正当な
運転者である蓋然性が高いので、エンジン始動の可否判
定を完全な第2IDを用いず、短縮した第2IDを用い
て照合を行う。これにより、車両盗難に対する安全性を
確保しながらエンジン始動までのID照合処理時間を短
縮することができる。
示す図であり、(a)は完全なIDコードを示し、
(b)は短縮IDコードを示す。完全なIDコードは、
(a)に示すようなデータ長が100%のIDコードで
あり、ヘッダー2bit、作動要求信号4bitおよびキーI
D8bitから構成される。なお、作動要求信号には、ド
アロック要求信号、ドアアンロック要求信号、エンジン
始動要求信号などがある。
うなキーIDを最初の一部分のみに短縮したIDコード
であり、完全なIDコードよりもデータ長が短くなって
いる。この例では、8bitの完全なIDコードの最初の
半分の4bitをキーIDとする。なお、ヘッダーと作動
要求信号については完全なIDコードと同一とする。
ことによって、登録IDの種類を増やさずに、エンジン
始動までのID照合処理時間をさらに短縮することがで
きる。
タ長と短縮IDコードの短縮方法についてはこの実施の
形態に限定されない。また、短縮IDコードを完全なI
DコードのキーIDの一部分を用いて構成せず、完全な
IDコードのキーIDとまったく異なる内容としてもよ
い。いずれにしても、短縮IDコードは完全なIDコー
ドよりもデータ長を短く構成するものとする。
説明する。まず図7によりドアアンロック処理を説明す
る。なお、ここでは運転席ドア40のアンロック処理を
説明するが、助手席ドア43のアンロック処理について
は運転席ドア40と同様であり、助手席ドア43のアン
ロック処理の説明を省略する。
0のドアアウトサイドハンドル41を引くとドアハンド
ルスイッチ8aがオンし、運転席ドア40のアンロック
処理を開始する。ステップ2で、運転席側の送信機3お
よびアンテナ3aから電子キー20へ”ドアアンロック
信号”を送信する。
から”ドアアンロック信号”を受信するとステップ4へ
進み、車載装置1へ”ドアアンロック要求”と”完全な
第1IDコード”を送信する。
aおよび受信機12により”ドアアンロック要求”と”
完全な第1IDコード”を受信したかどうかを確認し、
受信したらステップ6へ進む。ステップ6では、電子キ
ー20から受信した”完全な第1IDコード”をメモリ
11bに予め登録されている完全な第1IDコードと照
合し、それらが一致する場合はステップ7へ進む。
全な第1IDコードを受信し、受信した完全な第1ID
コードと登録IDコードとが一致した場合は、ステップ
7で施解錠コントローラー13を制御してドアロックア
クチュエーター14により車両ドア40,43をアンロ
ックするとともに、”第1IDコード一致”をメモリ1
1bに記憶する。
求と完全な第1IDコードを受信できなかった場合、ま
たは受信した完全な第1IDコードが登録IDコードと
一致しなかった場合はドア40,43をアンロックせず
に処理を終了する。
理を説明する。ステップ11において、運転者がイグニ
ッションノブ30を押し込むとキースイッチ5がオン
し、エンジンの始動処理を開始する。ステップ12で、
メモリ11bに”第1IDコード一致”が記憶されてい
るかどうかを確認し、記憶されている場合はステップ1
3へ進み、記憶されていない場合はステップ21へ進
む。
は、上述したように短縮した第2IDを用いてエンジン
始動の可否を判定する。まずステップ13で、車室内運
転席付近の送信機2およびアンテナ2aから電子キー2
0へ”エンジン始動信号”と”短縮ID要求”を送信す
る。
1から”エンジン始動信号”と”短縮ID要求”を受信
するとステップ15へ進み、車載装置1へ”エンジン始
動要求”と”短縮した第2IDコード”を送信する。
2aおよび受信機12により”エンジン始動要求”と”
短縮した第2IDコード”を受信したかどうかを確認
し、受信したらステップ17へ進む。ステップ17で
は、電子キー20から受信した短縮第2IDコードを、
メモリ11bに予め登録されている完全な第2IDコー
ドの内の短縮部に対応する部分と照合し、それらが一致
する場合はステップ31へ進む。
と短縮第2IDコードを受信できなかった場合、または
受信した短縮第2IDコードが登録IDコードと一致し
なかった場合は、エンジンの始動を許可せずに処理を終
了する。
第2IDコードを受信し、受信した短縮第2IDコード
が登録第2IDコードと一致した場合は、ステップ31
でステアリングロックユニット16を制御してノブ回転
禁止ラッチをアンロック側に駆動し、イグニッションノ
ブ30とステアリングホイールの回転操作を可能にす
る。
ン・スイッチ6によりイグニッションノブ30がON位置
に回されたかどうかを確認し、ON位置に回されるとステ
ップ33へ進み、エンジンコントローラー15へエンジ
ン始動許可を与える。次に、ステップ34でエンジンス
タート・スイッチ7によりイグニッションノブ30がST
ART位置に回されたかどうかを確認し、START位置に回さ
れるとステップ35へ進み、エンジンコントローラー1
5によりエンジンを始動させる。
ン・スイッチ6によりイグニッションノブ30がACC位
置に回されたかどうかを確認し、ACC位置に回されると
ステップ37へ進み、エンジンコントローラー15によ
りエンジンを停止させる。続くステップ38でキースイ
ッチ5によりイグニッションノブ30がLOCK位置へ回さ
れたかどうかを確認し、LOCK位置に回されるとステップ
39へ進み、ステアリングロックユニット16を制御し
てノブ回転禁止ラッチをロック側に駆動し、イグニッシ
ョンノブ30とステアリングホイールをロックする。
ID一致”が記憶されていない場合は、上述したように
完全な第2IDを用いてエンジン始動の可否を判定す
る。まずステップ21で電子キー20へ”エンジン始動
信号”を送信する。
1から”エンジン始動信号”を受信するとステップ23
へ進み、車載装置1へ”エンジン始動要求”と”完全な
第2IDコード”を送信する。
2aおよび受信機12により”エンジン始動要求”と”
完全な第2IDコード”を受信したかどうかを確認し、
受信したらステップ25へ進む。ステップ25では、電
子キー20から受信した完全な第2IDコードを、メモ
リ11bに予め登録されている完全な第2IDコードと
照合し、それらが一致する場合はステップ31へ進む。
と完全な第2IDコードを受信できなかった場合、また
は受信した完全な第2IDコードが登録IDコードと一
致しなかった場合は、エンジン始動を許可せずに処理を
終了する。
な第2IDコードを受信し、受信した完全な第2IDコ
ードが登録第2IDコードと一致した場合は、上述した
ようにステップ31〜39でエンジン始動許可を与え、
エンジンの始動、停止処理を行う。
なお、ここでは運転席ドア40のロック処理を説明する
が、ドアロック処理については運転席ドア40と助手席
ドア43と同様であり、助手席ドア43のロック処理の
説明を省略する。
40のドアロックスイッチ9aを押すと同スイッチ9a
がオンし、運転席ドア40のロック処理を開始する。ス
テップ42で、運転席ドア40の送信機3およびアンテ
ナ3aから電子キー20へ”ドアロック信号”を送信す
る。
1から”ドアロック信号”を受信するとステップ44へ
進み、車載装置1へ”ドアロック要求”と”完全な第1
IDコード”を送信する。
2aおよび受信機12により”ドアロック要求”と”完
全な第1IDコード”を受信したかどうかを確認し、受
信したらステップ46へ進む。ステップ46では、電子
キー20から受信した完全な第1IDコードをメモリ1
1bに予め登録されている完全な第1IDコードと照合
し、それらが一致する場合はステップ47へ進む。
第1IDコードを受信し、受信した完全な第1IDコー
ドと登録IDコードとが一致した場合は、ステップ47
で施解錠コントローラー13を制御してドアロックアク
チュエーター14により車両ドア40,43をロックす
るとともに、メモリ11bに記憶されている”第1ID
コード一致”を消去する。
完全な第1IDコードを受信できなかった場合、または
受信した完全な第1IDコードが登録IDコードと一致
しなかった場合はステップ48へ進み、ドア40,43
をロックせずに警告を行って処理を終了する。
る。
る。
である。
可能領域を示す図である。
ある。
ある。
る。
チャートである。
ーチャートである。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】電子キーと車載装置との間で無線通信を行
い、電子キーから受信した第1のIDと予め登録したI
Dとの照合結果に基づいて車両ドアのアンロックの可否
を判定し、電子キーから受信した第2のIDと予め登録
したIDとの照合結果に基づいてエンジンの始動可否を
判定する車両用電子キー装置において、 第1のIDが登録IDと一致した場合は、電子キーから
第2のIDよりもデータ長の短い第3のIDを送信さ
せ、この第3のIDと予め登録したIDとの照合結果に
基づいてエンジンの始動可否を判定することを特徴とす
る車両用電子キー装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用電子キー装置にお
いて、 前記車両ドアはドアキーシリンダーへキーを差し込んで
回すことにより機械的にアンロック可能なドアであり、
この機械的な方法によりアンロックされた場合は電子キ
ーから第2のIDを送信させ、この第2のIDと予め登
録したIDとの照合結果に基づいてエンジンの始動可否
を判定することを特徴とする車両用電子キー装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の車両用電
子キー装置において、 ドアアンロック可否判定時は、車外のみに所定の通信可
能領域を有するアンテナを介して電子キーと通信を行
い、エンジン始動可否判定時は、車室内のみに通信可能
領域を有するアンテナを介して電子キーと通信を行うこ
とを特徴とする車両用電子キー装置。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の車両
用電子キー装置において、 第3のIDは第2のIDの一部であることを特徴とする
車両用電子キー装置。
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