JP2006335095A - 車両用キーレススタート装置 - Google Patents

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JP2006335095A JP2005158746A JP2005158746A JP2006335095A JP 2006335095 A JP2006335095 A JP 2006335095A JP 2005158746 A JP2005158746 A JP 2005158746A JP 2005158746 A JP2005158746 A JP 2005158746A JP 2006335095 A JP2006335095 A JP 2006335095A
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Abstract

【課題】利便性をより向上させた車両用キーレススタート装置を提供する。
【解決手段】車両用キーレススタート装置を、車両のドアに備えられるドアロック機構と、車両の外部に備えられるドア操作部60と、車両のエンジンの始動操作が入力されるエンジンススタート操作部70と、ドア操作部60に入力される操作のパターンに応じて、ドアロック機構をロック解除するとともに、エンジンスタート操作部70によるエンジンの始動を可能とする制御部10とを備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両に備えられるキーレススタート装置に関するものである。
従来、自動車等の車両は、ドアロックの開錠、エンジンの始動等の操作を、キー(鍵)によってキーシリンダを操作して行うものが一般的であったが、近年、ユーザの利便性をより向上するため、このような機械的なキーを用いずにドアロックの解除(キーレスエントリ)やエンジンの始動(キーレススタート)をできるようにしたものが知られている。
例えば、キーレスエントリ・キーレススタート装置は、携帯機のアンロックスイッチ操作に応じてキー側から送信されるIDコードを照合し、IDコードが一致した場合にドアロックを解除するとともに、エンジンを始動可能な状態とするものが知られている(例えば、特許文献1)。
また、キーレスエントリ装置は、ユーザがドアアウタハンドルをフックする操作パターンが、予め登録された操作パターンと一致する場合にドアロックを解除するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2)。
特開2002−29385号公報 特開平9−264085号公報
しかし、携帯機から発信される信号を用いてドアロックの解除等を行うキーレスエントリ・スタート装置は、ユーザが携帯機を常時携行する必要があり、所持忘れや紛失等によってユーザが携帯機を所持しない場合は車両を運転することができない。
また、ドアアウタハンドルの操作パターンに応じてドアロックの解除を行うキーレスエントリ装置は、ユーザがキーを携行していない場合であってもドアロックの解除は可能だが、エンジンを始動して車両を走行させる場合には別途キーが必要であるから、利便性に欠ける場合があった。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、利便性をより向上させた車両用キーレススタート装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、車両のドアに備えられるドアロック機構と、前記ドアの外面部に設けられるドア操作部と、前記車両のエンジンの始動操作が入力されるエンジンスタート操作部と、前記ドア操作部に入力される操作のパターンに応じて、前記ドアロック機構をロック解除するとともに、前記エンジンスタート操作部による前記エンジンの始動を可能とする制御部とを備える車両用キーレススタート装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用キーレススタート装置において、携帯機が発信する信号を受信する受信部を備え、前記制御部は、前記受信部が前記携帯機から受信した信号に応じて前記ドアロック機構をロック解除するとともに、前記エンジンスタート操作部による前記エンジンの始動を可能とすることを特徴とする車両用キーレススタート装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用キーレススタート装置において、前記車両のステアリング機構をロックするステアリングロック部を備え、前記制御部は、前記ドア操作部に入力される操作のパターンに応じて前記ステアリングロック部のロック状態を解除することを特徴とする車両用キーレススタート装置である。
本発明によれば、制御部は、ドア操作部に入力される操作のパターンがドアロックの解除を許可するものであった場合に、エンジンスタート操作部によるエンジンの始動を可能とするから、このような操作のパターンを再現可能なユーザであれば、キーや携帯機等を携行していない場合であっても車両の運転が可能であり、利便性が向上する。
本発明は、利便性をより向上させた車両用キーレススタート装置を提供するという課題を、ドアアウタハンドルのフック操作パターンが予め設定された操作パターンと一致した場合に、ドアロックを解除するとともに、エンジンスタートを許可することによって解決する。
図1は、本発明を適用した車両用キーレススタート装置の実施例の構成を示すブロック図である。
このキーレススタート装置は、鍵を用いずにエンジンを始動可能なキーレススタート機能に加え、鍵を用いずにドアロックの解除が可能なキーレスエントリ機能を備えたものである。
キーレススタート装置は、キーレスエントリ・スタートECU10、エンジンECU20、スタータモータ30、スタータリレー40、ステアリングロックアクチュエータ50、ドアアウタハンドルスイッチ60、エンジンスタートスイッチ70、アンテナ80を備えている。
キーレスエントリ・スタートECU10は、キーレススタート装置の機能を統括的に制御するマイコンを備えた制御部である。
エンジンECU20は、図示しない車両のエンジンを制御するCPUを備え、このエンジンの燃料噴射、点火等の制御を行うものであって、キーレスエントリ・スタートECU10と電気的に接続されている。
スタータモータ30は、エンジンの始動時にクランクシャフトを回転駆動するものである。
スタータリレー40は、キーレスエントリ・スタートECU10からの制御信号に応じて、バッテリのプラス極(B+)とスタータモータ30とを通電し又は遮断することによって、スタータモータ30のオンオフを切り換えるものである。
ステアリングロックアクチュエータ50は、車両の図示しないステアリングコラムに備えられ、その回転をロック又は解除することによって、ステアリング操作を不可能とするロック状態と、ステアリング操作が可能な解除状態とを切り換えるものである。
ドアアウタハンドルスイッチ60は、車両のドアの外面部に設けられる図示しないドアアウタハンドルにユーザが入力したフック操作を検出してキーレスエントリ・スタートECU10に伝達するものである。
このドアアウタハンドルは、フック操作に応じて図示しないドアラッチを機械的なリンク機構を介して解除するとともに、図示しないドアロック機構がロックした状態において、所定のパターンに従って行われるフック操作をドアアウタハンドルスイッチ60が検出することによって、ドアロック機構の解除操作が電気的に入力される操作部である。
エンジンスタートスイッチ70は、例えば車両のインストルメントパネルに設けられたプッシュ式のスイッチであって、エンジンの始動操作が入力される操作部である。
アンテナ80は、電波の送受信を行う機能を備え、ユーザ等によって携行される発信器(携帯機)100が接近した際に、この発信器100に対してIDコード情報の送信を促すリクエスト信号を送信するとともに、発信器100が発信するIDコード情報を含む信号を受信し、キーレスエントリ・スタートECU10に伝達するものである。
次に、本実施例のキーレスエントリ・スタート装置の動作について説明する。
キーレスエントリ・スタート装置は、ユーザが発信器100を携行している場合に、ユーザが車両に接近することによって自動的にドアロック機構のロック解除(開錠)が行われ、引き続いてユーザが車両に搭乗し、エンジンスタートスイッチ70を操作することによってエンジンが始動される動作モード(発信器使用モード)と、ユーザが所定のパターンに従ってドアアウタハンドルのフック操作を行なうことによってドアロック機構が解除されエンジンの始動が許可される動作モード(フック操作モード)とを備えている。
発信器使用モードにおいては、発信器100を携帯したユーザが車両に接近した際に、上述したリクエスト信号を受信した発信器100から車両側に各発信器100固有のIDコード情報を含む信号が発信される。この信号は、アンテナ80によって受信されてキーレスエントリ・スタートECU10に伝達され、ここでキーレスエントリ・スタートECU10が保持するIDコードとの照合が行われる。そして、照合結果が正常である場合は、キーレスエントリ・スタートECU10は、図示しないドアロックアクチュエータに制御信号を出力してドアロック機構をロック解除するとともに、エンジンECU20に制御信号を出力してエンジンを始動可能な状態とする。そして、ユーザがエンジンスタートスイッチ70を操作すると、キーレスエントリ・スタートECU10は、スタータリレー40に制御信号を出力してスタータモータ30への通電を行い、スタータモータ30がエンジンのクランキングを行うことによってエンジンが始動し、車両は走行可能な状態となる。
図2は、本実施例のキーレスエントリ・スタート装置のフック操作モードにおける動作を示すフローチャートである。以下、ステップ毎に順を追って説明する。
(ステップS01:フック操作照合判断)
キーレスエントリ・スタートECU10は、アウタドアハンドルスイッチ60を介してドアアウタハンドルへのフック操作を受け付ける。キーレスエントリ・スタートECU10は、予め設定されたキーレスエントリ・スタート用のフック操作パターンを保持している。
フック操作パターンは、例えば、ドアアウタハンドルを反復してフック操作する回数を複数組み合わせて構成され、これが例えば「5,2,8,9」である場合には、先ずユーザはドアアウタハンドルを5回反復してフックし、図示しないブザー部がキーレスエントリ・スタートECU10からの信号に応じて発するブザー音を待つ。そして、ブザー音が鳴った後に、2回反復してフックし、以下同様に8回、9回と繰返す。
キーレスエントリ・スタートECU10は、入力されたフック操作のパターンを予め設定されたフック操作パターンと照合し、一致した場合にはステップS02に進み、一致しなかった場合には再びステップS01を繰返す。
(ステップS02:ドアロック解除)
キーレスエントリ・スタートECU10は、図示しないドアロック機構のドアロックアクチュエータに制御信号を出力し、ドアロック機構をロック解除させる。
(ステップS03:エンジンスタート許可)
キーレスエントリ・スタートECU10は、エンジンECU20に制御信号を出力し、エンジンECU20は、エンジンがクランキングをすることによって始動可能な状態として待機させる。
なお、車両がユーザ側の携帯機との間で暗証データの照合を行ない、照合結果が正常である場合にエンジンスタートを許可する公知の盗難防止装置(イモビライザ等)を備えている場合には、キーレスエントリ・スタートECU10は、この盗難防止装置を解除してエンジンスタートを許可する状態とする。
そして、この状態において、ユーザが車両に搭乗し、エンジンスタートスイッチ70を操作すると、キーレスエントリ・スタートECU10からスタータリレー40に制御信号が入力されてスタータ30がオンされ、エンジンはクランキングされて始動する。
(ステップS04:ステアリングロック解除)
キーレスエントリ・スタートECU10は、ステアリングロックアクチュエータ50に制御信号を出力し、ステアリングをロック状態から解除状態とする。
以上のように、本実施例によれば、ドアアウタハンドルから入力されたフック操作のパターンが予め設定されたフック操作パターンと一致した場合に、ドアロックを解除するとともに、エンジンスタートスイッチによるエンジンの始動が可能な状態とすることによって、真正のユーザであればキーや発信器を携帯していない場合であっても車両の運転をすることができるから、利便性が向上する。
また、同時にステアリングロックアクチュエータのロック解除も行うことによって、ユーザが車両を運転しない場合にはステアリングロックを機能させることができ、防犯性が向上する。
さらに、キーレスエントリ・スタート装置は、上述した機能に加え、ユーザが携帯する発信器と車両側との間でIDコード情報の照合を行うことによってドアロックを解除し、エンジン始動を許可する機能を併せ持っているから、利便性がさらに向上する。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)実施例は、ドア操作部としてドアアウタハンドルを用い、エンジンスタート操作部として、プッシュ式のスイッチを用いているが、これに限らず、各操作部の構成や操作方法は適宜変更することができる。
(2)実施例は、発信器はIDコードを電波によって車両側へ送信するものであったが、これに限らず、赤外線等を用いるものであってもよい。また、IDコードの送信が自動的に行われるものに限らず、発信器に備えられたスイッチ等の操作に応じて行われるリモートコントロール式のものであってもよい。
(3)また、フック操作モードを、例えば正式な発信器100を紛失した際などの非常用と割り切り、実際の走行時において何がしかの制限を設けることも可能である。
例えば、本システム内にはエンジンECU20がありキーレスエントリ・スタートECU10と電気的に接続されているため、フック操作モードを用いて開錠してエンジンをスタートした際には速度リミッタのしきい値を下げて車両の最高速度を制限するなどしても良い。
このようにすれば、仮にフック操作のパターンが漏洩して第三者の知るところとなっても車両盗難を防止し易くなるという効果が生じる。
本発明を適用した車両用キーレススタート装置の実施例の構成を示すブロック図である。 図1の車両用キーレススタート装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 キーレスエントリ・スタートECU
20 エンジンECU
30 スタータモータ
40 スタータリレー
50 ステアリングロックアクチュエータ
60 ドアアウタハンドルスイッチ
70 エンジンスタートスイッチ
80 アンテナ
100 発信器


Claims (3)

  1. 車両のドアに備えられるドアロック機構と、
    前記ドアの外面部に設けられるドア操作部と、
    前記車両のエンジンの始動操作が入力されるエンジンスタート操作部と、
    前記ドア操作部に入力される操作のパターンに応じて、前記ドアロック機構をロック解除するとともに、前記エンジンスタート操作部による前記エンジンの始動を可能とする制御部と
    を備える車両用キーレススタート装置。
  2. 請求項1に記載の車両用キーレススタート装置において、
    携帯機が発信する信号を受信する受信部を備え、
    前記制御部は、前記受信部が前記携帯機から受信した信号に応じて前記ドアロック機構をロック解除するとともに、前記エンジンスタート操作部による前記エンジンの始動を可能とすること
    を特徴とする車両用キーレススタート装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用キーレススタート装置において、
    前記車両のステアリング機構をロックするステアリングロック部を備え、
    前記制御部は、前記ドア操作部に入力される操作のパターンに応じて前記ステアリングロック部のロック状態を解除すること
    を特徴とする車両用キーレススタート装置。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104570719A (zh) * 2014-11-19 2015-04-29 华晨汽车集团控股有限公司 启动按键冗余控制装置及控制方法
CN107448341A (zh) * 2016-05-30 2017-12-08 长城汽车股份有限公司 Amt车辆的启动控制方法、系统及具有其的车辆

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