JP2003301764A - エンジン起動装置 - Google Patents
エンジン起動装置Info
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Abstract
を用い、操作を簡単にかつ操作性を良好にし、スイッチ
操作だけでエンジン起動されない安全性を高めたエンジ
ン起動装置を提供する。 【解決手段】 携帯機11と通信する車載機1、統括制
御部2、エンジン制御部3、ACC電源供給制御部4、
押圧操作時にオン信号を出力する押ボタン型ACC・エ
ンジン起動スイッチ5、ブレーキペタルの踏込み時にオ
ン信号を出力するブレーキペタルスイッチ6を備え、起
動スイッチ5のオン信号に基づき車載機1と携帯機11
間で通信し、車載機1が携帯機11を認証すると、エン
ジン起動やACCへの電源供給を行うもので、統括制御
部2は、起動スイッチ5のオン信号及びペタルスイッチ
6のオン信号の供給時にエンジン起動及びACCの電源
供給を行い、起動スイッチ5のオン信号の供給時にAC
Cの電源供給だけを行う。
Description
に係り、特に、自動車のエンジンを起動する際に、起動
操作を簡単にするとともに、意図しないエンジン起動が
発生するのを回避する安全手段を併用したエンジン起動
装置に関する。
ンジン起動装置としては、スマートエンジンスターター
があり、またパッシブキーレスエントリーの機能を兼ね
備えたものが知られている。このものは、始めに、自動
車に搭載された車載機とユーザーが携帯する1つ以上の
携帯機との間で無線信号による通信を行う。このときの
通信は、車載機が低電力の低周波無線信号を各携帯機に
探査信号として間歇的に送信し、この探査信号をいずれ
かの携帯機が受信すると、受信した携帯機が応答信号を
送信し、車載機がこの応答信号を受信すると、車載機と
この携帯機との間で交信が成立する。そして、車載機と
この携帯機との間で交信が成立すると、車載機は、交信
相手の携帯機に対して、IDが登録されている正規の携
帯機であることを認証する。かかる認証が行われると、
パッシブキーレスエントリーがドアロック機構を施錠状
態から解錠状態に設定変更し、ユーザー等が自動車のド
アを自由に開くことができるようになり、また、スマー
トエンジンスターターがエンジン始動操作の禁止状態を
解除状態に設定変更し、自由にエンジン始動を行うこと
ができるようになる。
れているスマートエンジンスターターは、それまでの機
械式キー(メカキー)を用いたイグニッションシステム
に代わるもので、押し込み及び回動可能な操作つまみを
回動可能なイグニッションスイッチに結合し、さらに、
操作つまみの押圧状態を検知するスイッチ検知機構と、
イグニッションスイッチの回動を規制または解除するス
イッチ操作規制機構(セキュリティ機構)とが設けられ
ている。
スターターの外観部分の構成の一例を示す正面図であ
る。
ジンスターターは、回動可能なイグニッションスイッチ
(図示なし)の回動軸に結合された操作つまみ31を有
し、操作つまみ31の周辺部分にスイッチオフ位置(O
FF)32、アクセサリーオン位置(ACC)33、イ
グニッションオン位置(IGN)34、それにエンジン
起動位置(Starter)35を表した表示がなされ
ている。
ーターは、次のように動作する。
とは可能であるが、スイッチ操作規制機構(図示なし)
が規制状態を維持している限り、回動させることはでき
ず、操作つまみ31をアクセサリーオン位置(ACC)
33、イグニッションオン位置(IGN)34、エンジ
ン起動位置(Starter)35のいずれにも回動さ
せることができず、この時点において操作つまみ31の
回動によりエンジン起動させることはできない。
1が押圧され、スイッチ検知機構が操作つまみ31の押
圧を検知すると、その検知をトリガーとして車載機と当
該携帯機との間で通信が行われる。車載機は、通信が成
立すると、スイッチ操作規制機構をそれまでの規制状態
から解放状態に設定変更し、操作つまみ31の回動操作
の規制を解除する。これにより、操作つまみ31は、自
由に回動することが可能になり、操作つまみ31を回動
させてアクセサリーオン位置(ACC)33やイグニッ
ションオン位置(IGN)34を経てエンジン起動位置
(Starter)35に回動させることができ、この
時点に操作つまみ31の操作によりエンジン起動させる
ことができる。
動装置は、操作つまみ31を押圧すると、第3の通信を
行うことにより操作つまみ31の回動規制が解除され、
操作つまみ31を回動操作することにより、アクセサリ
への電源供給を行ったり、エンジン起動させることがで
きるものである。
操作つまみ31の回動規制が解除されたとき、アクセサ
リへの電源供給を行う場合には、操作つまみ31をアク
セサリーオン位置(ACC)33まで回動させ、イグニ
ッションをオンさせる場合には、操作つまみ31をイグ
ニッションオン位置(IGN)34まで回動させ、ま
た、エンジン起動させる場合には、操作つまみ31をエ
ンジン起動位置(Starter)35に回動させる必
要があって、操作つまみ31の回動操作位置をそれぞれ
の選択機能に従って使い分けねばならず、必ずしも操作
性が良好であるということができない。
携帯機を保持している者であれば、ユーザー以外の者で
も簡単にエンジン起動させることができ、特に、正規の
携帯機を保持している子供が自動車に搭乗し、操作つま
み31の押圧操作及びそれに続く回動操作を行った場
合、自己の意図に反してエンジン起動が行われ、大変危
険な状態に陥るようになる。
なされたもので、その目的は、押ボタン型エンジン起動
スイッチを用い、操作を簡単にかつ操作性を良好にし、
スイッチ操作だけでエンジン起動されない安全性を高め
たエンジン起動装置を提供することにある。
に、本発明は、自動車内にそれぞれ配置され、1つ以上
の携帯機との間で通信を行なう車載機と、全体を統括制
御する統括制御部と、エンジン起動を制御するエンジン
制御部と、アクセサリ電源を供給するアクセサリ電源供
給制御部と、押圧操作したときにオン信号を出力するモ
ーメンタリー型のアクセサリ・エンジン起動スイッチ
と、ブレーキペタルの踏み込み時にオン信号を出力する
ブレーキペタルスイッチとを備え、アクセサリ・エンジ
ン起動スイッチが押圧操作したときのオン信号をトリガ
にして車載機と1つ以上のいずれかの携帯機との間で通
信を行ない、車載機が通信相手の携帯機を認証すると、
エンジン制御部を通してエンジン起動やアクセサリ電源
供給制御部を通してアクセサリへの電源供給を行なうエ
ンジン起動装置であって、統括制御部は、アクセサリ・
エンジン起動スイッチの押圧操作によるオン信号及びブ
レーキペタル踏み込みによるブレーキペタルスイッチの
オン信号が供給されたことに応答し、エンジン制御部を
通してエンジン起動及びアクセサリ電源供給制御部を通
してアクセサリへの電源供給を行い、アクセサリ・エン
ジン起動スイッチの押圧操作によるオン信号だけが供給
されたことに応答し、アクセサリ電源供給制御部を通し
てアクセサリへの電源供給だけを行う手段を具備する。
起動スイッチとして押圧操作したときにオン信号を出力
する押ボタン型アクセサリ・エンジン起動スイッチを用
いるともに、ブレーキペタルの踏み込み時にオン信号を
出力するブレーキペタルスイッチを用い、アクセサリ・
エンジン起動スイッチが押圧操作され、同時に、ブレー
キペタル踏み込みによるブレーキペタルスイッチがオン
操作されたときには、エンジン起動及びアクセサリへの
電源供給が行われ、また、アクセサリ・エンジン起動ス
イッチだけが押圧操作されたときには、アクセサリへの
電源供給だけが行われるので、押ボタン型アクセサリ・
エンジン起動スイッチの操作が簡単になるとともに、そ
の操作性が良好になり、しかも、押ボタン型アクセサリ
・エンジン起動スイッチの押圧操作だけでエンジンが起
動されることがないので、高い安全性を有する。
を参照して説明する。
一つの実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブ
ロック図である。
係わるエンジン起動装置は、自動車18側に、パッシブ
キーレスエントリー機能を備えた車載機1と、各部の動
作を統括制御する統括制御部2と、エンジン起動及び停
止を制御するエンジン制御部3と、アクセサリへの電源
供給状態を制御するアクセサリ(ACC)電源供給制御
部4と、押圧操作したときだけスイッチオンになるモー
メンタリー型のスイッチであって、選択的にアクセサリ
への電源供給や停止及びエンジン起動や停止させる押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5と、ブレー
キペタルの踏み込みによりオンになるブレーキペタルス
イッチ6と、ステアリングのロック及びアンロックを制
御する電子ステアリングロック制御部7と、ドアの開状
態及び閉状態を検出するドア開閉検出装置8と、ドアを
施錠状態または解錠状態に設定するドアロック機構9
と、ドア外部に取り付けられたリクエストスイッチ10
とが配置され、この他に、ユーザー(図示なし)が携帯
し、車載機1と間で無線信号による通信が行われる携帯
機11が配置される。この場合、車載機1は、車載機1
の各部の動作を制御する制御部12と、無線信号の送受
信を行う送受信部13と、データ等の情報を一時記憶す
るメモリ14と、通信対象となる各携帯機11のIDを
格納するID保管部15と、自動車18の車外に設けた
車外アンテナ16と、自動車18の車内に設けた車内ア
ンテナ17とを備えている。
部12と、エンジン制御部3と、アクセサリ電源供給制
御部4と、アクセサリ・エンジン起動スイッチ5と、ブ
レーキペタルスイッチ6と、電子ステアリングロック制
御部7と、ドア開閉検出装置8と、ドアロック機構9
と、リクエストスイッチ10にバスライン(図1に図示
なし)を通してそれぞれ接続される。また、車載機1に
おいて、制御部12は、送受信部13と、メモリ14
と、ID保管部15にそれぞれ接続され、送受信部13
は、車外アンテナ16と、車内アンテナ17にそれぞれ
接続される。この他に、携帯機11は、送受信アンテナ
19を備えている。
ように動作する。
機11を携帯して自動車18に近づくか、または、自動
車18に近づいた状態で携帯機11を操作すると、携帯
機11と車載機1との間で無線信号の通信(以下、この
通信を最初の通信という)が行われる。車載機1は、こ
の最初の通信により通信相手の携帯機11が、ID保管
部15にIDが既登録されている正規の携帯機11であ
ることを認証すると、認証結果を統括制御部2に通知す
る。この通知を受けた統括制御部2は、自動車18のド
アロック機構9を解除する。このとき、運転者(ユーザ
ー)がロック解除されたドアを開くと、ドア開閉検出装
置8がドア開を検知し、続いて運転者(ユーザー)が自
動車18に乗り込んでドアを閉じると、ドア開閉検出装
置8がドア閉を検知し、これら2つの検知信号が順次ド
ア開閉検出装置8から統括制御部2に供給される。この
時点に、再び車載機1と運転者(ユーザー)が携帯する
携帯機11との間で通信(以下、この通信を携帯機確認
通信という)が行われ、携帯機確認通信により携帯機1
1が自動車18内にあることを検出する。
作と殆ど同じであるが、それ以後の動作はこの実施の形
態によるエンジン起動装置に特有なものである。
ンジン起動装置の動作時における状態遷移を示す説明図
であって、アクセサリ及びイグニッション(エンジン)
のオンオフ状態を示したものである。
の形態によるエンジン起動装置に特有な動作について説
明する。
ては、アクセサリオフ及びイグニッションオフの状態に
あるのを初期状態、アクセサリオン及びイグニッション
オンの状態にあるのを駆動状態、アクセサリオン及びイ
グニッションオフの状態にあるのを中間駆動状態とい
う。また、動作開始時の状態は、運転者(ユーザー)が
自動車18に乗り込んだ直後であるので、初期状態にあ
るものとする。
するときの動作について述べる。
のブレーキペタルを踏み込み、ブレーキペタルスイッチ
6をオンにした状態で、押ボタン型アクセサリ・エンジ
ン起動スイッチ5を押圧操作してスイッチオンにする
と、ブレーキペタルスイッチ6から第1オン信号、押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5から第2オ
ン信号がそれぞれ出力され、統括制御部2に供給され
る。統括制御部2は、第1オン信号及び第2オン信号が
供給されると、その供給をトリガーとして車載機1と自
動車18内にある携帯機11との間で車内アンテナ17
を用いた携帯機確認通信が行われる。車載機1は、この
携帯機確認通信によって認証携帯機11が自動車18内
にあることを検出すると、その検出結果を統括制御部2
に通知する。統括制御部2は、この通知を受けると、エ
ンジン制御部3及びアクセサリ電源供給制御部4にそれ
ぞれ駆動指令を供給し、それによりエンジン制御部3の
制御によりイグニッションがオフ状態からオン状態に変
遷するともに、アクセサリ電源供給制御部4の制御によ
りアクセサリがオフ状態からオン状態に変遷し、アクセ
サリオン及びイグニッションオンの駆動状態になる。こ
の変遷状態は、図2における矢印aにより示される。
動状態に変遷するときの動作について述べる。
のブレーキペタルを踏み込まず、ブレーキペタルスイッ
チ6をオフにした状態のままで、押ボタン型アクセサリ
・エンジン起動スイッチ5を押圧操作してスイッチオン
にすると、押ボタン型アクセサリ・エンジン起動スイッ
チ5から第2オン信号が出力され、統括制御部2に供給
される。統括制御部2は、第2オン信号だけが供給され
ると、その供給をトリガーとして車載機1と自動車18
内にある携帯機11との間で車内アンテナ17を用いた
携帯機確認通信が行われる。車載機1は、この携帯機確
認通信によって認証携帯機11が自動車18内にあるこ
とを検出すると、その検出結果を統括制御部2に通知す
る。統括制御部2は、この通知を受けると、第2オン信
号だけの供給であるので、アクセサリ電源供給制御部4
だけに駆動指令を供給し、それによりアクセサリ電源供
給制御部4の制御によりアクセサリがオフ状態からオン
状態に変遷し、アクセサリオン及びイグニッションオフ
の中間駆動状態になる。この変遷状態は、図2における
矢印bにより示される。
が自動車18のブレーキペタルを踏み込み、ブレーキペ
タルスイッチ6をオンにした状態で、押ボタン型アクセ
サリ・エンジン起動スイッチ5を押圧操作して再びスイ
ッチオンにすると、ブレーキペタルスイッチ6から第1
オン信号、押ボタン型アクセサリ・エンジン起動スイッ
チ5から第2オン信号がそれぞれ出力され、統括制御部
2に供給される。統括制御部2は、第1オン信号及び第
2オン信号が供給されると、その供給をトリガーとして
車載機1と自動車18内にある携帯機11との間で車内
アンテナ17を用いた携帯機確認通信が行われる。車載
機1は、この携帯機確認通信によって認証携帯機11が
自動車18内にあることを検出すると、その検出結果を
統括制御部2に通知する。統括制御部2は、この通知を
受けると、エンジン制御部3に駆動指令を供給し、それ
によりエンジン制御部3の制御によりイグニッションが
オフ状態からオン状態に変遷し、アクセサリオン及びイ
グニッションオンの駆動状態になる。
転者が自動車18のブレーキペタルを踏み込まず、ブレ
ーキペタルスイッチ6をオフにした状態のままで、押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5を通常の押
圧操作時間より長くして、時間Tを超える時間スイッチ
オンにすると、押ボタン型アクセサリ・エンジン起動ス
イッチ5から比較的長い間持続する第2オン信号が出力
され、統括制御部2に供給される。統括制御部2は、比
較的長い間持続する第2オン信号が供給されると、その
供給をトリガーとして車載機1と自動車18内にある携
帯機11との間で車内アンテナ17を用いた携帯機確認
通信が行われる。車載機1は、この携帯機確認通信によ
って認証携帯機11が自動車18内にあることを検出す
ると、その検出結果を統括制御部2に通知する。統括制
御部2は、この通知を受けると、エンジン制御部3に駆
動指令を供給し、それによりエンジン制御部3の制御に
よりイグニッションがオフ状態からオン状態に変遷し、
アクセサリオン及びイグニッションオンの駆動状態にな
る。この場合、これらの変遷状態は、図2における矢印
cにより示される。
するときの動作について述べる。
のブレーキペタルを踏み込み、ブレーキペタルスイッチ
6をオンにした状態で、押ボタン型アクセサリ・エンジ
ン起動スイッチ5を押圧操作してスイッチオンにする
と、ブレーキペタルスイッチ6から第1オン信号、押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5から第2オ
ン信号がそれぞれ出力され、統括制御部2に供給され
る。統括制御部2は、この時点に第1オン信号及び第2
オン信号が同時供給されると、自動車18内の認証携帯
機11の有無を確認することなく、エンジン制御部3及
びアクセサリ電源供給制御部4に駆動停止指令を供給
し、それによりエンジン制御部3の制御によりイグニッ
ションがオン状態からオフ状態に変遷するともに、アク
セサリ電源供給制御部4の制御によりアクセサリがオン
状態からオフ状態に変遷し、アクセサリオフ及びイグニ
ッションオフの初期駆動状態に復帰する。この変遷状態
は、図2における矢印dにより示される。
初期状態に変遷するときの動作について述べる。
のブレーキペタルを踏み込まず、ブレーキペタルスイッ
チ6をオフにした状態のままで、押ボタン型アクセサリ
・エンジン起動スイッチ5をを押圧操作してスイッチオ
ンにすると、押ボタン型アクセサリ・エンジン起動スイ
ッチ5から第2オン信号だけが出力され、統括制御部2
に供給される。統括制御部2は、この時点に第2オン信
号だけが供給されると、自動車18内の認証携帯機11
の有無を確認することなく、エンジン制御部3に駆動停
止指令を供給し、それによりエンジン制御部3の制御に
よりイグニッションがオン状態からオフ状態に変遷し、
アクセサリオン及びイグニッションオフの中間駆動状態
になる。この変遷状態は、図2における矢印eにより示
される。
が自動車18のブレーキペタルを踏み込まず、ブレーキ
ペタルスイッチ6をオフにした状態のままで、押ボタン
型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5をを押圧操作し
てスイッチオンにすると、押ボタン型アクセサリ・エン
ジン起動スイッチ5から第2オン信号だけが出力され、
統括制御部2に供給される。統括制御部2は、この時点
に第2オン信号だけが供給されると、自動車18内の認
証携帯機11の有無を確認することなく、アクセサリ電
源供給制御部4に駆動停止指令を供給し、それによりア
クセサリ電源供給制御部4の制御によりアクセサリがオ
ン状態からオフ状態に変遷し、アクセサリオフ及びイグ
ニッションオフの初期駆動状態に復帰する。
転者が自動車18のブレーキペタルを踏み込まず、ブレ
ーキペタルスイッチ6をオフにした状態のままで、押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5を通常の押
圧操作時間より長くして、時間Tを超える時間スイッチ
オンにすると、押ボタン型アクセサリ・エンジン起動ス
イッチ5から比較的長い間持続する第2オン信号が出力
され、統括制御部2に供給される。統括制御部2は、こ
の時点に比較的長い間持続する第2オン信号が供給され
ると、自動車18内の認証携帯機11の有無を確認する
ことなく、アクセサリ電源供給制御部4に駆動停止指令
を供給し、それによりアクセサリ電源供給制御部4の制
御によりアクセサリがオン状態からオフ状態に変遷し、
アクセサリオフ及びイグニッションオフの初期駆動状態
に復帰する。この場合、これらの変遷状態は、図2にお
ける矢印fにより示される。
ン起動装置によれば、押ボタン型アクセサリ・エンジン
起動スイッチ5とブレーキペタルスイッチ6とを併用
し、エンジンを起動する際には、押ボタン型アクセサリ
・エンジン起動スイッチ5の押圧操作とブレーキペタル
スイッチ6の操作とを同時実行すればよく、また、押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチ5の押圧操作
の実行だけではアクセサリをオンにするだけであるの
で、エンジン起動時の操作が簡単であるだけでなく、そ
の操作性が良好になり、しかも、ブレーキペタルスイッ
チ6の操作の併用により操作時の安全性を高めることが
可能になる。
サリ・エンジン起動スイッチとして押圧操作したときに
オン信号を出力する押ボタン型アクセサリ・エンジン起
動スイッチを用いるともに、ブレーキペタルの踏み込み
時にオン信号を出力するブレーキペタルスイッチを用
い、アクセサリ・エンジン起動スイッチが押圧操作さ
れ、同時に、ブレーキペタル踏み込みによるブレーキペ
タルスイッチがオン操作されたときには、エンジン起動
及びアクセサリへの電源供給が行われ、また、アクセサ
リ・エンジン起動スイッチだけが押圧操作されたときに
は、アクセサリへの電源供給だけが行われるので、押ボ
タン型アクセサリ・エンジン起動スイッチの操作が簡単
になるとともに、その操作性が良好になり、しかも、押
ボタン型アクセサリ・エンジン起動スイッチの押圧操作
だけでエンジンが起動されることがないので、高い安全
性を有するという効果がある。
形態を示すもので、その要部構成を示すブロック図であ
る。
おける状態遷移を示す説明図である。
の構成の一例を示す正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車内にそれぞれ配置され、1つ以上
の携帯機との間で通信を行なう車載機と、全体を統括制
御する統括制御部と、エンジン起動を制御するエンジン
制御部と、アクセサリ電源を供給するアクセサリ電源供
給制御部と、押圧操作したときにオン信号を出力するモ
ーメンタリ型のアクセサリ・エンジン起動スイッチと、
ブレーキペタルの踏み込み時にオン信号を出力するブレ
ーキペタルスイッチとを備え、前記アクセサリ・エンジ
ン起動スイッチが押圧操作されたときのオン信号をトリ
ガにして前記車載機と前記1つ以上の携帯機のいずれか
との間で通信を行ない、前記車載機が通信相手の携帯機
を認証すると、前記エンジン制御部を通してエンジン起
動や前記アクセサリ電源供給制御部を通してアクセサリ
への電源供給を行なうエンジン起動装置であって、前記
統括制御部は、前記アクセサリ・エンジン起動スイッチ
の押圧操作によるオン信号及びブレーキペタル踏み込み
によるブレーキペタルスイッチのオン信号が供給された
ことに応答し、前記エンジン制御部を通してエンジン起
動するとともに前記アクセサリ電源供給制御部を通して
アクセサリへの電源供給を行い、前記アクセサリ・エン
ジン起動スイッチの押圧操作によるオン信号だけが供給
されたことに応答し、前記アクセサリ電源供給制御部を
通してアクセサリへの電源供給だけを行うことを特徴と
するエンジン起動装置。 - 【請求項2】 前記押ボタン型アクセサリ・エンジン起
動スイッチは、押圧操作したときだけオン信号を出力す
るモーメンタリスイッチであることを特徴とする請求項
1に記載のエンジン起動装置。 - 【請求項3】 前記車載機が通信相手の携帯機を認証す
る際の通信は、前記車載機の車内アンテナを使用した送
受信によって行われることを特徴とする請求項1に記載
のエンジン起動装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP2002105332A JP4094880B2 (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | エンジン起動装置 |
Publications (2)
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---|---|
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JP4094880B2 JP4094880B2 (ja) | 2008-06-04 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
JP (1) | JP4094880B2 (ja) |
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