JP3520786B2 - 車載機器遠隔制御装置 - Google Patents
車載機器遠隔制御装置Info
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Description
置に関し、携帯機との通信によるコード照合を行って照
合結果に基づいて車両の使用許可または不許可の制御を
行う車載機器遠隔制御装置に関する。
車両に対し接近/離間するだけで車両のドアの開錠/施
錠を行う、いわゆるスマートエントリーシステムがあ
る。例えば特開平5−156851号公報には、車両に
取付けられ、携帯機サーチ用の電波を間欠的に発生する
送受信機と、このサーチ用の電波を受信することにより
所定のコードをもつ送信電波を送信する携帯機とからな
り、送信電波のもつコードが特定のコードと合致してい
ることが送受信機側で判別された場合にドアをアンロッ
クし、また、車両側の送受信機が携帯機からの送信電波
を受信できなくなったのち、ドアをロックする車両用の
ドアロック制御装置が記載されている。
リシステムでは、携帯機を所持する運転者が車両から離
れるだけで運転者の意志と無関係にドアのロックが行わ
れるため、例えば車両から荷物を数回に分けて複数の人
で運び出すような場合、携帯機を所持する運転者が車両
を離れるとドアがロックされてしまい、運転者以外の人
は車両から荷物を運び出せなくなる。これを解決するた
めに、スマート機能の作動をオン/オフするオン/オフ
スイッチを設けることが考えられる。
マート機能の作動をオン/オフさせると、必要のない場
合にもスマート機能が開始してしまうことがある。ま
た、ドアのロック/アンロックを制御するスマートエン
トリを行うだけでなく、エンジン始動を制御するスマー
トイグニッションを行うスマート機能を持つ場合、走行
中にオン/オフスイッチでスマート機能が誤ってオフさ
れると、エンジンが停止するという問題が生じる。
で、切換手段による切り換え、または作動制御手段によ
る制御が行われたとき、所定条件下で切り換え動作また
は制御動作を保留させることにより、切換手段が意図し
ないタイミングで操作されたときの切り換え動作を防止
できる車載機器遠隔制御装置を提供することを目的とす
る。
は、送信要求信号を送信する送信要求手段と、前記送信
要求信号に応答して返送信号を送信すると共に、所定コ
ード信号を送信する携帯機と、前記送信要求信号に応答
した返送信号または所定コード信号を受信する受信手段
と、前記受信手段での返送信号の受信または非受信また
は所定コード信号の受信に応じて、車載機器の作動状態
を制御する作動制御手段とを有する車載機器遠隔制御装
置において、前記所定コード信号の受信に応じて前記作
動制御手段を作動させる第1のモードと、前記返送信号
の受信に応じて前記作動制御手段を作動させる第2のモ
ードとを切り換える切換手段と、前記切換手段にて切り
換え動作が行われたときに、所定条件下で前記切換手段
の切り換え動作を保留する保留手段とを有する。
われたとき、所定条件下で切換手段の切り換え動作を保
留させることにより、切換手段が意図しないタイミング
で操作されたときの第1のモードと第2のモードとの切
り換え動作を防止できる。請求項2に記載の発明は、請
求項1記載の車載機器遠隔制御装置において、前記作動
制御手段は、エンジン始動の許可/不許可を制御し、前
記保留手段における前記所定条件下とは、車両走行中で
ある。
エンジン始動の許可から不許可への切り換え動作を保留
させるため、例えば車両走行時に切換手段により第2の
モードに切り換えられた場合、作動制御手段によるエン
ジンの始動の許可から不許可への制御が保留され、エン
ジン停止を防止できる。請求項3に記載の発明は、請求
項1記載の車載機器遠隔制御装置において、前記作動制
御手段は、ドアロックの施錠/解錠を制御し、前記保留
手段における前記所定条件下とは、前記携帯機が車内に
あるときである。
制御手段によるドアロックの施錠から解錠への切り換え
動作を保留させるため、例えば携帯機が車内にあるとき
不要なドアロックの施錠から解錠への切り換え動作を防
止できる。
施例のブロック図を示す。同図中、車載機10は、第1
送信アンテナ11及び第2送信アンテナ12の2つのア
ンテナを有している。第1送信アンテナ11は、車両
(4輪車)の例えばドアの取っ手に設けられている。一
方、第2送信アンテナ12は、車室内のインスツルパネ
ル付近に設けられている。第1送信アンテナ11は第1
送信部14に接続され、第2送信アンテナ12は第2送
信部16に接続されている。この第1送信部14及び第
2送信部16はECU(電子制御装置)20に接続され
ている。
16それぞれに第1,第2リクエストコードを供給し、
この第1,第2リクエストコードが変調された周波数例
えば134kHzのリクエスト信号が第1送信アンテナ
11,第2送信アンテナ12から携帯機60に対して送
信される。なお、実際の回路としては第1送信部14,
第2送信部16を1回路にまとめても良い。また、車両
には受信アンテナ22が設けられており、この受信アン
テナ22で受信された携帯機60よりの周波数例えば3
00MHzの信号は受信回路24で復調されて、ECU
20に供給される。
り、このメモリ26にはドアロックの第1コード、エン
ジン始動の第2コード、トランスポンダIDコード等の
互いに異なる複数のコードが格納されている。メモリ2
6はEEPROM等の不揮発性メモリであり、電源が遮
断されてもその記憶内容は保持される。操作検出部28
はユーザによる各種スイッチ操作を検出するものであ
り、例えばイグニッションスイッチの操作を検出し、そ
の操作検出信号をECU20に供給する。ドアロック検
出部30は全てのドアのドアロックがされているかどう
かを検出し、その検出信号をECU20に供給する。ス
マート機能設定スイッチ32はスマート機能の作動(オ
ン)させるか、または作動停止(オフ)させるかを設定
するためのものであり、例えばプッシュロックタイプや
シーソータイプのスイッチが使用される。
ク部40、イモビライザ部42、ドアロック部44、イ
モビアンプ46が接続されている。ステアリングロック
部40はステアリングの操作を機械的に禁止する機構で
ある。イモビライザ部42はエンジン50への燃料供給
及びイグニッション動作を禁止する機構である。ドアロ
ック部44は全てのドアのロック/アンロックを行う機
構である。
ダ回路への高周波による給電を行うと共にトランスポン
ダ回路から送信されたIDコードをECU20に供給す
る。また、警報部47はブザー音や光の点滅等で警報を
出力する。また、ECU20はエンジン制御部48が接
続されており、エンジン制御部48はセルモータを利用
してエンジン50の始動を制御すると共に、エンジン5
0の駆動停止も制御できる。
ロック図を示す。同図中、携帯機60は、送信アンテナ
62と受信アンテナ64を有している。これらのアンテ
ナ62,64は送受信回路66に接続され、送受信回路
66はECU68に接続されている。この受信アンテナ
64で受信された車載機10よりの周波数例えば134
kHzのリクエスト信号は送受信回路66で復調されて
ECU68に供給される。
した第1,第2コードを送受信回路66に供給し、この
第1,第2コードが送受信回路66で変調されて、周波
数例えば300MHzの信号として送信アンテナ62か
ら車載機10に対して送信される。また、携帯機60に
は、これらとは別にトランスポンダ回路72が設けられ
ている。トランスポンダ回路72は共振回路及びレジス
タを内蔵しており、イモビアンプ46からイモビコイル
を経て送信された高周波を共振回路で受信すると、この
高周波のエネルギーを電力として共振回路に蓄積し、レ
ジスタから読み出した固有のトランスポンダIDコード
(所定コード信号)を送信する。なお、このトランスポ
ンダIDコードはイモビコイルからイモビアンプ46を
経てECU20に供給される。
テム用のドアロックボタン73、ドアアンロックボタン
74を持っており、ECU68は、ドアロックボタン7
3、ドアアンロックボタンの操作に応じてメモリ70か
ら読み出したドアロックコード、ドアアンロックコード
を送受信回路66に供給し、このドアロックコード、ド
アアンロックコードが送受信回路66で変調されて、周
波数例えば300MHzの信号(所定コード信号)で送
信アンテナ62から車載機10に対して送信される。
0との通信を模式的に示す。同図中、車載機10の第
1,第2送信アンテナ11,12からは、周波数134
kHzの第1,第2リクエスト信号が送信され、携帯機
60はこの第1,第2リクエスト信号を受信すると、受
信したリクエスト信号に応じて第1,第2コードを変調
した周波数300MHzの信号を返送する。車載機10
の受信アンテナ22で受信された周波数300MHzの
信号は受信回路24で復調されてECU20に供給さ
れ、ECU20は上記第1,第2コードを受信する。
ンスツルパネルにイグニッションスイッチ設けられてお
り、スマートイグニッション機能を停止した状態でエン
ジンを始動する場合には、携帯機60を上記イグニッシ
ョンスイッチの操作ノブまたはイグニッションスイッチ
の近傍に設けた装着部に、携帯機60を装着しなければ
ならないと規定しておく。この装着部内にイモビアンプ
46が配設されている。なお、イグニッションスイッチ
は、操作ノブを回転させてエンジン停止位置(OF
F)、アクセサリー位置(ACC)、エンジン駆動位置
(ON)、エンジン始動位置(START)それぞれ合
わせることにより、エンジン及び車両の電源の状態選択
を行う。
としては、携帯機60を所持するユーザが車両に近付い
て車室外リクエストに対し携帯機60からの返送信号の
コードが第1コードと一致したときドアロックの解除
(ドアアンロック)を行うスマートエントリ機能と、携
帯機60を所持するユーザが降車して車両から離れ車室
外リクエストに対し携帯機60からの返送信号が受信で
きなくなったときドアロック(施錠)を行うスマートロ
ック機能と、携帯機60を所持するユーザが乗車して車
室内リクエストに対し携帯機60からの返送信号のコー
ドが第2コードと一致し、イグニッションスイッチがエ
ンジン駆動位置(ON)に合わせられたときエンジン始
動を行うスマートイグニッション機能とがある。
スマート機能停止処理の一実施例のフローチャートを示
す。スマート機能設定スイッチ32がオフとされたとき
に実行される。同図中、ステップS10では車両が停止
し、かつ、イグニッションスイッチがエンジン停止位置
(OFF)にあるか否かを判別し、車両が停止していな
いか、またはイグニッションスイッチがエンジン停止位
置(OFF)にない場合はステップS10を繰り返して
スマート機能の作動停止動作を保留する。そして、ステ
ップS10で車両が停止し、かつ、イグニッションスイ
ッチがエンジン停止位置(OFF)にある場合にステッ
プS12に進み、このステップS12でスマート機能を
停止させ、この処理を終了する。
でエンジンが始動されており、携帯機60がイグニッシ
ョンスイッチの操作ノブまたはイグニッションスイッチ
の近傍の装着部に装着されていない状態(スマートイグ
ニッション機能をオンとするときには携帯機60が装着
部に装着されていたが、その後、離脱した状態)におい
て、誤ってスマート機能設定スイッチ32がオフとされ
た場合にも、その時点でスマートイグニッション機能が
停止され、携帯機60が装着部に装着されてないために
エンジンが停止することが防止される。そして、スマー
ト機能の停止は、車両が停止し、かつ、イグニッション
スイッチがエンジン停止位置(OFF)とされた後まで
保留される。
スマート機能作動処理の一実施例のフローチャートを示
す。スマート機能設定スイッチ32がオンとされたと
き、この処理が実行される。同図中、ステップS20で
は携帯機60がイグニッションスイッチの操作ノブまた
はイグニッションスイッチの近傍の装着部に装着されて
いるか否かを判別し、携帯機60が装着部に装着されて
いる場合には、ステップS21で所定時間待機してステ
ップS20に進み、これを繰り返してスマート機能の作
動動作を保留する。これは、携帯機60が装着部に装着
されていることがスマート機能の作動停止を指示してい
るためであり、携帯機60が装着部から離脱されるまで
スマート機能の作動を保留する。
るかどうかの検出は、トランスポンダによる携帯機60
の照合を行い、照合結果がOKのとき装着と判別する。
ここでは、ECU20はイモビアンプ46に所定時間だ
け高周波を出力させる。この高周波はイモビアンプ46
から図示しないイモビコイルに供給され、イモビコイル
から送信される。携帯機60のトランスポンダ回路72
はこの高周波を内蔵の共振回路で受信して高周波のエネ
ルギーを電力として蓄積し、固有のトランスポンダID
コード(所定コード信号)を所定周波数の信号で送信す
る。ECU20はイモビアンプ46の高周波出力を停止
させ、イモビコイルで受信されたトランスポンダIDコ
ードが受信手段であるイモビアンプ46で増幅及び復調
されて供給されるのを読み取り、このトランスポンダI
Dコードがメモリ26に格納されているIDコードと一
致すると、照合結果はOKとする。
着されていない場合にはステップS22に進み、車室内
のインスツルパネル付近に設けられている第2送信アン
テナ12から第2のリクエストコードを変調した周波数
134kHzのリクエスト信号を送信させ、車室内リク
エストを行う。この後、ステップS24で携帯機60か
らの返送信号が受信回路24で受信され、受信回路24
から供給される復調されたコードがメモリ26に格納さ
れている第2コードとの照合で一致したか否かを判別す
る。
つ、復調されたコードが第2コードとの照合で一致した
場合にはステップS26に進み、次の入力の待ち状態と
なって無駄に車室外リクエストを行うことなく、この処
理を終了する。ここで次の入力とは、イグニッションス
イッチがエンジン駆動位置(ON)とされたり、運転席
ドアが開けられたりすることである。
が車室内に存在せず、第2コードとの照合で一致しない
場合にはステップS28に進み、ドアロックがアンロッ
ク(解錠)状態か否かを判別する。ここで、アンロック
(解錠)状態であればステップS30に進み、次の入力
の待ち状態となって無駄に車室外リクエストを行うこと
なく、この処理を終了する。ここでの次の入力とは、イ
グニッションスイッチがエンジン駆動位置(ON)とさ
れたり、運転席ドアが開けられたりすることである。ま
た、アンロック(解錠)状態でなければ、ステップS3
1に進み所定時間待機した後に、携帯機60を持つ乗員
が車外にいてスマートエントリを行う可能性が高いとし
てステップS32に進んでスマート処理の実行を開始さ
せ、この処理を終了する。
について説明する。図6は本発明装置のECU20が実
行するスマート処理の一実施例のフローチャートを示
す。ECU20は、定期的(例えば200msec毎)
にこの処理を実行する。同図中、ステップS110でE
CU20は送信部14で第1のリクエストコードを変調
した周波数134kHzのリクエスト信号を第1アンテ
ナ11から送信させ、車室外リクエストを行う。この
後、ステップS112で携帯機60からの返送信号が受
信回路24で受信されたか否かを判別し、受信された場
合にはステップS114で受信回路24から供給される
復調されたコードをメモリ26に格納されている第1コ
ードと照合する。携帯機60からの返送信号が受信され
てない場合、または、復調されたコードが第1コードと
一致しない場合にはステップS116に進み、携帯機6
0からの返送信号が受信され、かつ、復調されたコード
が第1コードと一致した場合にはステップS120に進
む。
ック状態か否かを判別し、アンロック状態でない、つま
りロック状態の場合はステップS110に進み、アンロ
ック状態の場合はステップS118でドアロック部44
を制御して全てのドアをロック(施錠)してステップS
110に進む。ここで、ユーザが正規の携帯機60を携
行して車両に近付いた場合には、携帯機60の受信アン
テナ64で、第1のリクエストコードを変調した周波数
134kHzのリクエスト信号が受信されるため、携帯
機60は、第1のリクエストコードに応じて第1コード
を変調した周波数300MHzの信号を送信アンテナ6
2から返送し、ステップS114で復調されたコードが
第1コードと一致してステップS120に進む。ECU
20は、ユーザが正規の携帯機60を携行して車両に近
付いたため、ステップS120でドアロック部44を制
御して全てのドアをアンロック(解錠)する。
で、車室内のインスツルパネル付近に設けられている第
2送信アンテナ12から第2のリクエストコードを変調
した周波数134kHzのリクエスト信号を送信させ
る。この後、ステップS124で、携帯機60からの返
送信号が受信回路24で受信されたか否かを判別し、受
信された場合には、ステップS126で受信回路24か
ら供給される復調されたコードをメモリ26に格納され
ている第2コードと照合する。携帯機60からの返送信
号が受信されてない場合、または、復調されたコードが
第2コードと一致しない場合にはステップS122に進
み、携帯機60からの返送信号が受信され、かつ、復調
されたコードが第2コードと一致した場合にはステップ
S128に進む。
した場合には、ECU20は、ステップS128でステ
アリングロック部40を制御してステアリングのロック
を解除すると共に、イモビライザ部42を制御してエン
ジン50への燃料供給の禁止を解除すると共に、イグニ
ッション動作の禁止を解除する。これにより、ユーザが
イグニッションスイッチを所定位置まで回転させると、
エンジン制御部48によりエンジン50が始動される。
73またはドアアンロックボタン74の操作によりドア
のロック/アンロックを行うワイヤレス動作は車外で行
うのが一般的であるが、車内で行われることも考えられ
る。車内で携帯機60のドアロックボタン73を操作し
たワイヤレス動作があったとき、自動的に車室外リクエ
ストに移行すると携帯機60がドアの近傍にあった場合
に携帯機60から第1コードが返送され照合が成立する
と、車両のドアがアンロックされ防犯上好ましくない。
これを防止する実施例について説明する。
ワイヤレス処理の一実施例のフローチャートを示す。携
帯機60のドアロックボタン73またはドアアンロック
ボタン74が操作されてドアのロックまたはアンロック
が行われたとき、この処理が実行される。同図中、EC
U20は、ステップS220で受信した信号(所定コー
ド信号)から復調されたドアロックコードまたはドアア
ンロックコードに従ってドアロック部44を制御してド
アのロック(施錠)またはアンロック(解錠)を行う。
インスツルパネル付近に設けられている第2送信アンテ
ナ12から第2のリクエストコードを変調した周波数1
34kHzのリクエスト信号を送信させる。この後、ス
テップS224で携帯機60からの返送信号が受信回路
24で受信され、受信回路24から供給される復調され
たコードがメモリ26に格納されている第2コードとの
照合で一致したか否かを判別する。
つ、復調されたコードが第2コードとの照合で一致した
場合にはステップS226に進み、次の入力の待ち状態
となって無駄に車室外リクエストを行うことなく、この
処理を終了する。ここで次の入力とは、イグニッション
スイッチがエンジン駆動位置(ON)とされたり、運転
席ドアが開けられたりすることである。なお、通常ドア
ロック時にセットされるセキュリティアラームも、携帯
機60のドアロックボタン73によるドアロックである
ステップS226ではセキュリティアラームをセットし
ない。これは車内で携帯機60のドアロックボタン73
を操作した際に車内の乗員を侵入者と誤り警報が行われ
るのを防止するためである。
ドとの照合で一致しない場合にはステップS228に進
み、ドアロックがアンロック(解錠)状態か否かを判別
する。ここで、アンロック(解錠)状態であればステッ
プS230に進み、次の入力の待ち状態となって無駄に
車室外リクエストを行うことなく、この処理を終了す
る。ここでの次の入力とは、イグニッションスイッチが
エンジン駆動位置(ON)とされたり、運転席ドアが開
けられたりすることである。
錠)状態でなければ、乗員が携帯機60のドアロックボ
タン73で意識的に行ったドアのロックであるため、ス
テップS232で所定時間だけ車室外リクエストを保留
した後、ステップS234に進んでスマート処理の実行
を開始させ、この処理を終了する。このスマート処理は
図6に示す処理である。
れたとき、自動的に車室外リクエストに移行しないた
め、携帯機60がドアの近傍にあった場合にも車両のド
アがアンロックされることはなく、防犯上好ましい。な
お、第1,第2送信アンテナ11,12,第1,第2送
信部14,16が送信要求手段に対応し、受信アンテナ
22,受信部24,イモビアンプ46が受信手段に対応
し、ECU20,エンジン制御部48、またはECU2
0,ドアロック部44が作動制御手段に対応し、スマー
ト機能設定スイッチ32が切換手段に対応し、スマート
機能オフが第1モード、スマート機能オンが第2モード
に対応する。また、イモビアンプ46,トランスポンダ
回路72、またはドアロックボタン73,ドアアンロッ
クボタン74が作動手段に対応し、ステップS10,ま
たはステップS24,S26、またはステップS22
4,S226が保留手段に対応する。
所定コード信号の受信に応じて前記作動制御手段を作動
させる第1のモードと、前記返送信号の受信に応じて前
記作動制御手段を作動させる第2のモードとを切り換え
る切換手段と、前記切換手段にて切り換え動作が行われ
たときに、所定条件下で前記切換手段の切り換え動作を
保留する保留手段とを有する。
われたとき、所定条件下で切換手段の切り換え動作を保
留させることにより、切換手段が意図しないタイミング
で操作されたときの第1のモードと第2のモードとの切
り換え動作を防止できる。請求項2に記載の発明では、
作動制御手段は、エンジン始動の許可/不許可を制御
し、前記保留手段における前記所定条件下とは、車両走
行中である。
エンジン始動の許可から不許可への切り換え動作を保留
させるため、例えば車両走行時に切換手段により第2の
モードに切り換えられた場合、作動制御手段によるエン
ジンの始動の許可から不許可への制御が保留され、エン
ジン停止を防止できる。請求項3に記載の発明では、作
動制御手段は、ドアロックの施錠/解錠を制御し、前記
保留手段における前記所定条件下とは、前記携帯機が車
内にあるときである。
制御手段によるドアロックの施錠から解錠への切り換え
動作を保留させるため、例えば携帯機が車内にあるとき
不要なドアロックの施錠から解錠への切り換え動作を防
止できる。
ある。
ある。
を模式的に示す図である。
能停止処理の一実施例のフローチャートである。
能作動処理の一実施例のフローチャートである。
理の一実施例のフローチャートである。
処理の一実施例のフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 送信要求信号を送信する送信要求手段
と、 前記送信要求信号に応答して返送信号を送信すると共
に、所定コード信号を送信する携帯機と、 前記送信要求信号に応答した返送信号または所定コード
信号を受信する受信手段と、 前記受信手段での返送信号の受信または非受信または所
定コード信号の受信に応じて、車載機器の作動状態を制
御する作動制御手段とを有する車載機器遠隔制御装置に
おいて、 前記所定コード信号の受信に応じて前記作動制御手段を
作動させる第1のモードと、前記返送信号の受信に応じ
て前記作動制御手段を作動させる第2のモードとを切り
換える切換手段と、 前記切換手段にて切り換え動作が行われたときに、所定
条件下で前記切換手段の切り換え動作を保留する保留手
段とを有することを特徴とする車載機器遠隔制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の車載機器遠隔制御装置に
おいて、 前記作動制御手段は、エンジン始動の許可/不許可を制
御し、 前記保留手段における前記所定条件下とは、車両走行中
であることを特徴とする車載機器遠隔制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の車載機器遠隔制御装置に
おいて、 前記作動制御手段は、ドアロックの施錠/解錠を制御
し、 前記保留手段における前記所定条件下とは、前記携帯機
が車内にあるときであることを特徴とする車載機器遠隔
制御装置。
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