JP2001115705A - 車両用スマートエントリシステム - Google Patents

車両用スマートエントリシステム

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JP2001115705A
JP2001115705A JP29769999A JP29769999A JP2001115705A JP 2001115705 A JP2001115705 A JP 2001115705A JP 29769999 A JP29769999 A JP 29769999A JP 29769999 A JP29769999 A JP 29769999A JP 2001115705 A JP2001115705 A JP 2001115705A
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Hidenori Kawasaki
秀則 川崎
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康義 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テスト端子の短絡が発生していてもシステムが
正常に動作するようにし、ドアロック/アンロック機能
の診断の開始、終了を報知する。 【解決手段】IGスイッチがオフの状態でメインキーを
差し込み(S21、S22)、テスト端子をオンして補
助スイッチを所定時間内に3回オンすることにより(S
23、S24)、ドアロック/アンロック機能の診断が
開始する(S25)。このとき、スマートエントリEC
Uによりドアのロック/アンロックの反転動作を2回繰
り返して診断開始を報知する。そして、ドアロック/ア
ンロック機能の診断が終了すると(S26)、このとき
もドアロック/アンロックの反転動作の繰り返しにより
診断終了を報知し、その後IGスイッチをオンしてイモ
ビ機能の診断を開始し(S27、S28)、イモビ機能
の診断の終了後テスト端子をオフする(S29、S3
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯機を携帯し
たユーザの車両への接近/離間によりドアのアンロック
/ロックを行い、車室内にてイグニッションスイッチの
キー挿入部に差し込まれたメインキーから送信される識
別コード信号を、予め登録されたコード内容と照合して
両者が一致していればイグニッションスイッチを回転可
能にする車両用スマートエントリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車において、キーからの送信
信号を車両側の受信機で受信することで、キーをドア錠
に差し込まずにロック/アンロックを行うキーレスエン
トリシステムが実用化されているが、近年では、特開平
5−106376号公報等に記載のように、ドライバが
携帯機を持って車両に接近/離間することにより、ドア
のアンロック/ロックを行うことが可能なスマートエン
トリと称されるシステムも開発されている。
【0003】一方、車両盗難に対する安全策として、例
えば特開平10−297432号公報に記載のように、
ドライバが携帯するタグ(或いはカードキー)に固有の
IDコードを記憶し、このタグから無線信号により送信
されるIDコードを車両側の受信機で読み取り、読み取
ったIDコードと車両側に登録されているIDコードと
が一致する場合のみ、イグニッションスイッチの操作を
許容するいわゆるイモビレーション機能を持ったシステ
ムも種々開発されている。
【0004】更に、最近では、上記したスマートエント
リ機能とイモビレーション機能の両方を兼ね備えたスマ
ートエントリシステムも提案されている。この種のスマ
ートエントリシステムでは、システム全般を制御するマ
イクロコンピュータ等から成るスマートエントリECU
により、携帯機を携帯したユーザの車両への接近/離間
を認識してドアのアンロック/ロックを行い、車室内に
て携帯機、或いはイグニッションスイッチのキーシリン
ダに抜差自在に差し込まれるメインキーから送信される
識別コード信号をスマートエントリECUにより受信し
てそのコード内容と予め登録されたコード内容とを照合
し、両者が一致していればイグニッションスイッチを回
転可能にするようになっている。
【0005】ところで、このスマートエントリシステム
には、通常故障診断機能が設けられ、サービスツールで
ある故障診断装置と接続されるテスト端子がスマートエ
ントリECUに備えられ、このテスト端子に故障診断装
置が接続された状態で、例えば次のような手順で診断が
行われる。
【0006】即ち、図4に示すように、イグニッション
スイッチがオフの状態で(S1)、イグニッションスイ
ッチのキーシリンダにメインキーが差し込まれ(S
2)、その後所定時間(例えば10秒)以内にスマート
エントリECUのテスト端子に故障診断装置が接続され
てテスト端子がオンされると(S3)、スマートエント
リによるドアロック/アンロック機能の診断が開始され
る(S4)。このとき、テスト端子に故障診断装置が接
続されることにより、テスト端子が故障診断装置の内部
回路によって接地(GND)されてテスト端子オンの状
態となり、テスト端子のオンによりスマートエントリE
CUはシステムの故障診断モードに移行する。
【0007】そして、スマートエントリによるドアロッ
ク/アンロック機能の診断が終了すると(S5)、イグ
ニッションスイッチがオンされることにより(S6)、
イモビレーション機能の診断が開始され(S7)、イモ
ビレーション機能の診断が終了すると(S8)、その後
テスト端子と故障診断装置との接続が解除されてテスト
端子がオフされ(S9)、故障診断モードが終了する。
【0008】この故障診断装置には、一般に発光ダイオ
ードから成るインジケータランプが設けられており、装
置から点滅駆動信号が出力され、故障がないときにはイ
ンジケータランプが一定周期で点滅を繰り返し、故障が
あればその内容に応じたコード形式の点滅駆動信号によ
りインジケータランプが点滅し、その点滅パターンによ
るコードを判読することによって故障内容を知ることが
できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
の場合、スマートエントリシステムの配線上のトラブル
により、テスト端子が短絡されて回路的に接地(GN
D)された状態になっていると、テスト端子に故障診断
装置を接続していないにも拘わらず、スマートエントリ
ECUが故障診断モードに移行し、システムが正常に動
作しないという問題があった。
【0010】また、上記した故障診断モードでは、スマ
ートエントリによるドアロック/アンロック機能の診断
がいつ開始、終了したのかわからず、特に終了のタイミ
ングが不明であることから、イモビレーション機能の診
断開始のためにいつイグニッションスイッチをオンして
よいかわからずに、無駄な時間を費やすことになって故
障診断モードの作業時間の長期化を招くという問題もあ
った。
【0011】この発明が解決しようとする課題は、テス
ト端子の短絡が発生していてもシステムが正常に動作す
るようにし、故障診断モードにおけるドアロック/アン
ロック機能の診断の開始、終了を報知できるようにする
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明における車両用スマートエントリシステ
ムは、携帯機の車両への接近/離間を制御部により認識
し、前記制御部によりドアロック駆動部を制御してドア
のアンロック/ロックを行い、車室内にて前記携帯機、
或いはイグニッションスイッチのキーシリンダに抜差自
在に差し込まれるメインキーから送信される識別コード
信号を前記制御部により受信してそのコード内容と予め
登録されたコード内容とを照合し、両者が一致していれ
ば前記イグニッションスイッチを回転可能にする車両用
スマートエントリシステムにおいて、故障診断装置に接
続されるテスト端子を前記制御部に設け、前記キーシリ
ンダにこのキーシリンダの押し込み時にオンする補助ス
イッチを設け、前記制御部は、前記テスト端子が前記故
障診断装置に接続され、かつ前記補助スイッチが所定時
間内に予め定める複数回オンされたことを条件に故障診
断モードに移行することを特徴としている。
【0013】このような構成によれば、補助スイッチが
所定時間内に予め定める複数回オンされたことを条件に
故障診断モードに移行するため、システムの配線上のト
ラブルにより、テスト端子が短絡されて回路的に接地
(GND)された状態になっていたとしても、勝手に故
障診断モードに移行することを防止でき、システムを正
常に動作させることが可能である。
【0014】また、本発明における車両用スマートエン
トリシステムは、前記制御部は、故障診断モードにおけ
るドアロック/アンロック機能の診断開始時及び診断終
了時に前記ドアのロック/アンロックを複数回繰り返し
て診断開始及び診断終了を報知すべく前記ドアロック駆
動部を制御することを特徴としている。
【0015】こうすると、ドアロック/アンロック機能
の診断開始時及び診断終了時にドアのロック/アンロッ
クが複数回繰り返されるため、診断開始及び診断終了の
タイミングを容易に把握することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図3を参照して説明する。但し、図1はブロッ
ク図、図2は動作説明図、図3は動作説明用フローチャ
ートである。
【0017】図1に示すように、カード型の携帯機とし
ての電子カードキー1を携帯したドライバが、車両(図
示せず)の例えば運転席側ドアミラー等に内蔵されてい
る室外アンテナ2の送信エリア内に入ると、室外アンテ
ナ2を介してスマートエントリECU3から発信される
起動信号が電子カードキー1により受信されて電子カー
ドキー1が起動する。このとき、室外アンテナ2の送信
エリアは、その出力パワーからほぼ運転席側のドア付近
に限られる。
【0018】そして、起動した電子カードキー1からは
無線信号によるアンロックのための信号が送信され、こ
の信号がスマートエントリチューナ4により受信され、
スマートエントリECU3によりこの信号の受信、つま
り電子カードキー1の車両への接近が認識されると、ド
アロックECU5が制御されてドアロックモータ6がド
アをアンロックすべく駆動され、ドアのアンロックが行
われる。ここで、ドアロックECU5及びドアロックモ
ータ6により、ドアロック駆動部が構成されている。
【0019】一方、これとは逆に、電子カードキー1を
携帯したドライバが室外アンテナ2の送信エリア外に出
ると、ドアが閉じられ、かつ電子カードキー1がこの送
信エリア外に出たことを条件に、スマートエントリEC
U3により電子カードキー1の車両からの離間が認識さ
れてドアロックECU5が制御され、ドアロックモータ
6がドアをロックすべく駆動されてドアのロックが行わ
れる。
【0020】ところで、ドライバが電子カードキー1を
持って運転席に着座すると、運転席シート内に埋設され
ている室内アンテナ8を介して、スマートエントリEC
U3からイモビレーション機能(以下、イモビ機能と称
する)の起動信号が設定された時間継続して送信され、
電子カードキー1によりこの起動信号が受信されて電子
カードキー1のイモビ機能が起動する。
【0021】このとき、室内アンテナ8を介して起動信
号が送信されると、上記した室外アンテナ2からの起動
信号の送信は停止し、イグニッションスイッチ(以下、
IGスイッチと称する)に設けられた後述のイグニッシ
ョンノブがOFF位置に戻されるか、或いはメインキー
が抜かれることにより、室外アンテナ2から再び起動信
号が送信されるようになっている。
【0022】そして、電子カードキー1から予め設定さ
れたIDコード信号が送信され、このIDコード信号が
スマートエントリチューナ4により受信され、スマート
エントリECU3により、受信されたIDコード信号の
コード内容と、スマートエントリECU3に内蔵のRO
M等に予め登録されているIDコードのコード内容とが
照合され、両者が一致すればスマートエントリECU3
によりイグニッションノブ回転防止用ソレノイド9が励
磁され、ソレノイド9の励磁によりIGスイッチのキー
シリンダに係止していた係止ピンが外れてイグニッショ
ンノブが回転可能な状態になる。
【0023】ここで、イグニッションノブは、後述する
メインキーを差し込まずに操作できるように、IGスイ
ッチのキーシリンダのキー挿入部に操作用摘みが形成さ
れたものである。従って、通常のキーシリンダにメイン
キーを差し込んで少し押し込みながら回すのと同じよう
に、このイグニッションノブを摘んで少し押し込みなが
ら回すことにより、IGスイッチがOFF位置からAC
C(アクセサリ)位置、IGON(イグニッションオ
ン)位置を経てSTART位置へと回転することができ
るようになる。
【0024】一方、メインキー11によるIGスイッチ
の操作も可能で、メインキー11がIGスイッチのキー
シリンダに差し込まれると、メインキー11に内蔵され
ているIDコード送信機からIDコード信号が送信さ
れ、このIDコード信号が、IGスイッチ近傍に設けら
れたイモビアンテナ12を介してスマートエントリEC
U3により受信される。
【0025】そして、上記した電子カードキー1からの
IDコード信号の場合と同様に、スマートエントリEC
U3により、受信されたメインキー11からのIDコー
ド信号のコード内容と、スマートエントリECU3の内
蔵ROM等に予め登録されているIDコードのコード内
容とが照合され、一致すればスマートエントリECU3
によりイグニッションノブ回転防止用ソレノイド9が励
磁され、IGスイッチが回転可能な状態になる。
【0026】ところで、IGスイッチには、キーシリン
ダの押し込みに連動してオンする補助スイッチ15が設
けられ、従来と同様に、サービスツールである故障診断
装置と接続されるテスト端子16がスマートエントリE
CU3に設けられており、テスト端子16に故障診断装
置が接続された状態で、補助スイッチ15が所定時間
(例えば、10秒)内に予め定められた回数である3回
オンされたことを条件にスマートエントリECU3は故
障診断モードに移行するようになっている。
【0027】更に、スマートエントリECU3は、故障
診断モードにおけるスマートエントリによるドアロック
/アンロック機能の診断開始時及び診断終了時にドアの
ロック/アンロックの反転を2回繰り返して診断開始及
び診断終了を報知すべくドアロックECU5を制御し、
ドアロックモータ6を駆動する。このスマートエントリ
ECU3による故障診断モードの移行処理が制御部に相
当する。
【0028】尚、図1において、20はカーテシランプ
の点灯、消灯を制御するためにドアの開、閉に応じてオ
ン、オフするカーテシスイッチ、21はドアのロック、
アンロックに応じてオン、オフするドアロックスイッ
チ、22はメインキー11のIGスイッチへの差し込み
を検出するキー挿入スイッチ、23はイグニッションノ
ブのOFF位置への戻し忘れ及びメインキー11の抜き
忘れを報知する警告ブザー、24はEFI(電子燃料噴
射装置)用ECUである。
【0029】ところで、故障診断装置には発光ダイオー
ドから成るインジケータランプが設けられ、この装置か
ら故障の有無や故障の内容によって異なるコード内容の
点滅駆動信号が出力されるようになっている。
【0030】即ち、故障がないときには、図2(a)に
示すように、テスト端子16が接地(GND)されてオ
ン状態のときに、故障診断装置から一定周期でハイ、ロ
ーに反転する点滅駆動信号が出力され、同図(b)に示
すように、インジケータランプが一定周期で点滅を繰り
返す。
【0031】一方、故障がある場合、故障内容に応じた
故障コードが予め割り付けられており、故障診断装置か
らは故障内容を表わすコードの内容に応じてハイ、ロー
に反転する点滅駆動信号が出力され、同図(c)に示す
ように、このような点滅駆動信号によりインジケータラ
ンプが点滅し、その点滅パターンによるコードを判読す
ることにより故障内容を知ることができるのである。
【0032】次に、故障診断モードの移行動作について
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0033】図3に示すように、IGスイッチがオフの
状態で(S21)、IGスイッチのキーシリンダにメイ
ンキー11が差し込まれ(S22)、その後所定時間
(例えば10秒)以内にスマートエントリECU3のテ
スト端子16に故障診断装置が接続されてテスト端子1
6がオンされ(S23)、このテスト端子16のオンか
ら所定時間(例えば10秒)以内に補助スイッチ15が
3回オンされることにより(S24)、スマートエント
リによるドアロック/アンロック機能の診断が開始され
る(S25)。
【0034】このとき、テスト端子16に故障診断装置
が接続されることにより、テスト端子16が故障診断装
置の内部回路によって接地(GND)されてオンの状態
となり、テスト端子16のオンによりスマートエントリ
ECU3はシステムの故障診断が可能な状態になる。
【0035】また、スマートエントリによるドアロック
/アンロック機能の診断が開始すると、スマートエント
リECU3によりドアロックECU5が制御され、ドア
モータ6が駆動されてドアのロック/アンロックの反転
動作が2回繰り返され、スマートエントリによるドアロ
ック/アンロック機能の診断開始が報知される。
【0036】そして、スマートエントリによるドアロッ
ク/アンロック機能の診断が終了すると(S26)、こ
のときもスマートエントリECU3によりドアロックE
CU5が制御され、ドアモータ6が駆動されてドアのロ
ック/アンロックの反転動作が2回繰り返され、スマー
トエントリによるドアロック/アンロック機能の診断終
了が報知される。
【0037】その後、IGスイッチがオンされることに
より(S27)、イモビ機能の診断が開始され(S2
8)、イモビ機能の診断が終了すると(S29)、その
後テスト端子16と故障診断装置との接続が解除されて
テスト端子16がオフされることにより(S30)、故
障診断モードが終了する。
【0038】このように、テスト端子16のオンの後、
所定時間(例えば10秒)以内に補助スイッチ15が予
め定められた3回オンされたことを条件にスマートエン
トリECU3が故障診断モードに移行するため、システ
ムの配線上のトラブルにより、テスト端子16が短絡さ
れて回路的に接地(GND)された状態になっていたと
しても、勝手に故障診断モードに移行することが防止さ
れる。
【0039】従って、上記した実施形態によれば、シス
テムの配線上のトラブルにより、テスト端子16が短絡
されていても、故障診断モードに勝手に移行することを
防止してシステムを常に正常に動作させることができ
る。
【0040】また、ドアロック/アンロック機能の診断
開始時及び診断終了時にドアのロック/アンロックの反
転動作が2回繰り返されることで、診断開始及び診断終
了のタイミングを容易に把握することができ、従来のよ
うに、特に診断終了のタイミングがわからずにイモビ機
能の診断開始のためにいつIGスイッチをオンしてよい
かわからず、無駄な時間を費やすことを防止でき、故障
診断モードの作業時間の長期化を未然に防止することが
可能になる。
【0041】なお、上記した実施形態では、メインキー
11だけでなく、メインキー11を差し込まずにイグニ
ッションノブを摘んで少し押し込みながら回すことによ
り、IGスイッチを回転できるようにした場合について
説明しているが、必ずしもこのようなイグニッションノ
ブを設ける必要はなく、メインキー11によってのみI
Gスイッチを回転可能にする場合であっても、本発明を
適用可能であるのは勿論である。
【0042】また、上記した実施形態では、故障診断モ
ードへの移行条件として補助スイッチ15を3回オンす
る場合について説明したが、補助スイッチ15をオンす
る回数は3回に限定されるものではなく2回或いは4回
以上であっても構わない。
【0043】また、上記した実施形態では、故障診断モ
ードにおけるドアロック/アンロック機能の診断開始時
及び診断終了時に、ドアのロック/アンロックを2回繰
り返して診断開始及び診断終了を報知しているが、必ず
しもこのような報知を行わなくてもよい。
【0044】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、システムの配線上のトラブルにより、テスト端
子が短絡されて回路的に接地(GND)された状態にな
っていたとしても、勝手に故障診断モードに移行するこ
とを防止でき、システムを正常に動作させることがで
き、信頼性の高い故障診断を効率よく行うことが可能に
なる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、ド
アロック/アンロック機能の診断時にドアのロック/ア
ンロックの繰り返し動作から、診断開始及び診断終了の
タイミングを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図4】従来例の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 電子カードキー(携帯機) 3 スマートエントリECU(制御部) 5 ドアロックECU(ドアロック駆動部) 6 ドアロックモータ(ドアロック駆動部) 11 メインキー 15 補助スイッチ 16 テスト端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月27日(2000.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図1に示すように、カード型の携帯機とし
ての電子カードキー1を携帯したドライバが、車両(図
示せず)の例えば運転席側ドアミラー等に内蔵されてい
室外検知用アンテナ2の送信エリア内に入ると、室外
検知用アンテナ2を介してスマートエントリECU3か
ら発信される起動信号が電子カードキー1により受信さ
れて電子カードキー1が起動する。このとき、室外検知
用アンテナ2の送信エリアは、その出力パワーからほぼ
運転席側のドア付近に限られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】一方、これとは逆に、電子カードキー1を
携帯したドライバが室外検知用アンテナ2の送信エリア
外に出ると、ドアが閉じられ、かつ電子カードキー1が
この送信エリア外に出たことを条件に、スマートエント
リECU3により電子カードキー1の車両からの離間が
認識されてドアロックECU5が制御され、ドアロック
モータ6がドアをロックすべく駆動されてドアのロック
が行われる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ところで、ドライバが電子カードキー1を
持って運転席に着座すると、運転席シート内に埋設され
ている室内検知用アンテナ8を介して、スマートエント
リECU3からイモビレーション機能(以下、イモビ機
能と称する)の起動信号が設定された時間継続して送信
され、電子カードキー1によりこの起動信号が受信され
て電子カードキー1のイモビ機能が起動する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】このとき、室内検知用アンテナ8を介して
起動信号が送信されると、上記した室外検知用アンテナ
2からの起動信号の送信は停止し、イグニッションスイ
ッチ(以下、IGスイッチと称する)に設けられた後述
のイグニッションノブがOFF位置に戻されるか、或い
はメインキーが抜かれることにより、室外検知用アンテ
2から再び起動信号が送信されるようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB15 BB57 BB66 BB67 CC11 CC14 CC19 CC21 FF04 FF13 FF21 FF36 FF43 FF44 HH01 JJ02 JJ03 JJ12 JJ15 JJ22 JJ55 KK02 LL00 LL01 RR05 SS04 SS12 TT01 UU03 UU06 VV01 VV03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機の車両への接近/離間を制御部に
    より認識し、前記制御部によりドアロック駆動部を制御
    してドアのアンロック/ロックを行い、車室内にて前記
    携帯機、或いはイグニッションスイッチのキーシリンダ
    に抜差自在に差し込まれるメインキーから送信される識
    別コード信号を前記制御部により受信してそのコード内
    容と予め登録されたコード内容とを照合し、両者が一致
    していれば前記イグニッションスイッチを回転可能にす
    る車両用スマートエントリシステムにおいて、 故障診断装置に接続されるテスト端子を前記制御部に設
    け、 前記キーシリンダにこのキーシリンダの押し込み時にオ
    ンする補助スイッチを設け、 前記制御部は、前記テスト端子が前記故障診断装置に接
    続され、かつ前記補助スイッチが所定時間内に予め定め
    る複数回オンされたことを条件に故障診断モードに移行
    することを特徴とする車両用スマートエントリシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、故障診断モードにおける
    ドアロック/アンロック機能の診断開始時及び診断終了
    時に前記ドアのロック/アンロックを複数回繰り返して
    診断開始及び診断終了を報知すべく前記ドアロック駆動
    部を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用
    スマートエントリシステム。
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