JPH1191507A - 車載遠隔制御装置 - Google Patents

車載遠隔制御装置

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JPH1191507A
JPH1191507A JP4203098A JP4203098A JPH1191507A JP H1191507 A JPH1191507 A JP H1191507A JP 4203098 A JP4203098 A JP 4203098A JP 4203098 A JP4203098 A JP 4203098A JP H1191507 A JPH1191507 A JP H1191507A
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Hiroki Okada
広毅 岡田
Keiji Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機による遠隔制御を適切に行う。 【解決手段】 第1、第3アンテナ10、52により、
D席側、P席側の車外へリクエスト電波を送出し、ID
照合を行う。また、第2アンテナ12により、車室内に
リクエスト電波を送出し、ID照合を行う。そして、受
信アンテナ18により携帯機からの応答を受信する。エ
ンジン駆動制御のための第2アンテナ12からのリクエ
スト電波の送出は、D席側の応答により、D席ドアアン
ロックがあった後にする。また、エンジン動作中におい
て、ドアが開閉された場合には、第1及び第2アンテナ
10、12によるコードの照合によって、携帯機が車両
から離れたかを検出する。携帯機が車両から離れたこと
を検出した場合には、シフトレンジの状態に応じエンジ
ンを停止するかしないかを決定する。このように、エン
ジンの駆動制御を他の機器の制御状況によって決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機との通信に
基づいて、車載装置の動作を制御する車載遠隔制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯機を利用したワイヤレス
ドアロックシステムが知られており、これを利用する車
両も増えてきている。さらに、携帯機を利用して、盗難
防止用のアラームの解除や、ラゲージ(トランク)をオ
ープンするなどの機能を付加することも提案されてい
る。しかし、このように携帯機の機能を追加すると、そ
れに伴う操作ボタンの増加、回路基板の拡大などにより
サイズの拡大が必須になる。また、ボタンの増加によ
り、操作が複雑化することも懸念される。さらに、不正
操作に対するエンジン始動禁止を行うイモビライザを制
御するためのトランスポンダを携帯機に内蔵することも
検討されており、携帯機のさらなる高機能化、複雑化が
予想されている。
【0003】こうした背景の中、ユーザ(ドライバ)が
車両に近づくだけで自動的にドアロックが解除されるハ
ンズフリーによるスマートエントリーシステムが提案さ
れ、カード型の携帯機を利用するこのシステムがすでに
実用化されている。このシステムによれば、ドライバが
携帯機を所持して、車両に近づいたときに、車両側と携
帯機とで自動的にコードの照合が行われ、コード照合が
完了したことで、ドアロックが解除される。従って、ド
ライバは何ら操作の必要がなく、ボタンの数を増加する
必要がない。
【0004】さらに、このスマートエントリーシステム
を発展させて、イモビライザやステアリングロックを制
御することも考えられる。この場合、携帯機が例えばカ
ード型の場合には、ドライバが車両にカードをセットせ
ずイグニッションオンやエンジン始動が実現できればさ
らに利便性は向上する。
【0005】一方、このようなシステムの場合、ドライ
バが携帯機を携行した状態で、車両から離れた場合に
は、エンジンをオフすることが考えられる。
【0006】特開昭62−203854号公報には、こ
のようなシステムが示されており、ドライバが携帯機を
持って車両に近づいた場合には、ドアロックを解除し、
ドライバが運転席についた時には、サイドブレーキを解
除すると共に、エンジンの始動を可能にする制御を行
う。また、ドライバが携帯機を持って運転席から離れた
場合には、これとは逆にサイドブレーキをかけると共に
エンジンの始動を禁止する制御を行い、さらにドライバ
がドアから離れたときにはドアを自動的にロックする。
このように、携帯機が離れたことで、エンジンの停止や
ドアロックを行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ドアロ
ックやエンジンの始動禁止の解除を携帯機を持ってドラ
イバが車両に入ろうとする動作を行うだけで、できれば
便利である。ところが、ドライバが、車両に乗り込もう
とする場合、必ずしもまっすぐドライバ席に乗り込むわ
けではない。すなわち、助手席に同乗者を乗せてからド
ライバ席に乗り込んだり、後部座席に荷物をおいてから
ドライバ席に乗り込む場合などもある。
【0008】また、上述のようなシステムを利用すれ
ば、ドライバが車両から離れたときに、エンジンがかか
っていたときには、これを停止制御することも可能であ
る。ところが、エンジンがかかっている状態でドライバ
が車両から離れる場合には、「不注意でエンジンをきら
ずに車から離れた」場合だけでなく、「ちょっと車から
離れたい」場合もある。ドライバが車からちょっと離れ
た場合に、エンジンが停止されてしまうと、かえって不
便であるという問題がある。
【0009】従って、そのときの状況に応じて、ドアの
ロック・アンロックや、エンジンの始動許可・エンジン
の停止などを適切に制御したいという要望がある。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、携帯機が車両に近づいてきたときや、離れたとき
の状況を判断して、適切な制御が行える車載遠隔制御装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯機に対し
てリクエスト信号を送出する送信手段と、送出されたリ
クエスト信号に応答して携帯機が発信する応答信号を受
信する受信手段と、を有し、前記受信手段にて受信され
る応答信号に含まれるコード信号を照合して車両に搭載
されている複数の装置の動作を遠隔制御する車載遠隔制
御装置において、前記複数の装置の一方の動作状況に応
じて他方の装置の動作制御形態を変更することを特徴と
する。
【0012】また、本発明は、前記遠隔制御される一方
の装置は、ドアロックのロック・アンロックを制御する
ドアロック制御装置であり、前記遠隔制御される他方の
装置は、エンジンの駆動および駆動停止を制御するエン
ジン制御装置であることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記送信手段は、前記ド
アロック制御装置の制御のためのリクエスト信号を車外
に向けて送出する車外送出手段と、前記エンジン制御装
置の制御のためにリクエスト信号を車室内に向けて送出
する車室内送信手段と、を含むことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、前記携帯機が車両へ接近
する状況を判別し、車室内へのリクエスト信号を送出す
る形態を変更することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、前記携帯機が助手席側か
ら車両に接近した場合は、前記携帯機が運転席側から接
近した場合に比較して、車室内へのリクエスト信号送出
開始時期を遅延させることを特徴とする。
【0016】携帯機によって、制御する対象が複数ある
場合、一方の制御状態によって、他方の制御を変更した
方がよい場合も多い。例えば、携帯機を持ったドライバ
がドアに近づいた場合にドアのアンロックを行い、その
後車室内の通信に応じて、エンジンの始動許可を行うよ
うなシステムが考えられる。このようなシステムでは、
運転席側のドアをアンロックした場合と、助手席側のド
アをアンロックした場合とで、ドライバが車両に乗り込
むタイミングがずれる。助手席側のドアをアンロックし
たときに、ドライバは助手席側におり、その後運転席側
に回り車両に乗り込むと考えられる。そこで、助手席側
のドアをアンロックした場合には、すぐに車室内におけ
る通信には移らず、これを遅延させる。
【0017】このような処理によって、携帯機が車両に
対して接近する状況に応じて、エンジンの始動制御など
の形態が制御されるので、ユーザの行動パターンによる
携帯機使用状況により適切な制御が可能となる。
【0018】本発明は、携帯機との通信に基づいて、携
帯機が車両から離間するときに車両エンジンを停止制御
する携帯機対応エンジン制御装置において、車両のトラ
ンスミッションの変速段位置に応じて、エンジン停止制
御を実行するか否かを切り替えることを特徴とする。
【0019】また、エンジンを停止させるエンジンスイ
ッチを有すると共に、シフトレバーがパーキングレンジ
であるときで、かつエンジンスイッチが停止操作されな
い場合には、携帯機の離間を検出してもエンジン自動停
止を見合わせることを特徴とする。
【0020】また、エンジンを停止させるエンジンスイ
ッチを有すると共に、シフトレバーがパーキングレンジ
にないときで、かつエンジンスイッチが停止操作されな
いときにはエンジン自動停止制御を行うことを特徴とす
る。
【0021】このように、本発明によれば、トランスミ
ッションの変速段位置、特にこれに対応するシフトレバ
ー位置に応じて、エンジン停止制御を行うか否かを制御
する。例えば、シフトレバーをパーキング位置にセット
し、ドライバが車両から離れた場合には、ドライバは車
両停止のための作業をすべて完了している。従って、ド
ライバが、エンジンを停止するのを忘れたとは考えにく
い。従って、この場合には、ドライバがエンジンを積極
的に停止しなかったと考え、エンジン停止制御を行わな
い。そこで、ドライバが意図的にエンジンを停止しなか
ったのに、エンジン停止制御をしてしまうことを防止で
きる。
【0022】一方、シフトレバー位置がパーキングレン
ジでなくドライバが車両から離れた場合には、ドライバ
が急いで車両から離れたりして、不注意でエンジンを停
止するのを忘れたことが推定される。そこで、エンジン
停止制御を行うことで、忘れたエンジン停止を自動的に
行うことができる。
【0023】また、本発明は、携帯機との通信に基づい
て、携帯機が車両から離間するときに車両エンジンを停
止制御する携帯機対応エンジン制御装置において、車室
内の携帯機に向けて送信する信号と、車外の携帯機に向
けて送信する信号とを別々の信号としたことを特徴とす
る。このように、携帯機が車室内にあるか否かにより、
電波を区別することで、携帯機の位置を確実に判定する
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0025】「第1実施形態」第1実施形態の装置は、
携帯機を持ったドライバが車両から離れた時にエンジン
停止を行うか否かを制御するものである。
【0026】図1に示すように、車両に搭載された携帯
機システムは、第1アンテナ10及び第2アンテナ12
の2つの送信アンテナを有している。第1アンテナ10
は、例えばドアの取っ手に設けられている。一方、第2
アンテナ12は、車室内のインパネ付近に設けられてい
る。第1アンテナ10は第1送信部14を介し、第2ア
ンテナ12は第2送信部16を介し、ECU20に接続
されている。ECU20は、第1アンテナ10及び第2
アンテナ12を介し、携帯機に向けて送信する。なお、
実際の回路としては、第1、第2送信部14、16は、
1つの回路にまとめてもよい。また、受信アンテナ18
が受信部17を介しECU20に接続されており携帯機
からの信号を受信し、ECU20に供給する。
【0027】ECU20には、メモリ22が接続されて
おり、このメモリ22には、複数のIDコード(以下単
にコードという)が記憶されている。すなわち、本実施
形態では、ドアロックについてのコードと、エンジン始
動についてのコードは別になっている。なお、このメモ
リ22は、EEPROMなど電源オフでは記憶内容が消
えないようになっている。
【0028】操作検出部24は、ユーザによる各種操作
を検出するものであり、イグニッションスイッチの操作
を検出し、これに応じた操作信号をECU20に供給す
る。
【0029】また、ECU20には、ステアリングロッ
ク30、イモビライザ32、ドアロック34が接続され
ている。このステアリングロック30は、ステアリング
の操作を機械的に禁止するものであり、イモビライザ3
2は、エンジンへの燃料供給及びイグニッションの動作
を禁止するものであり、ドアロック34は全ドアのロッ
ク・アンロックを制御するものである。
【0030】ECU20には、エンジン制御部36を介
し、エンジン38が接続されている。このエンジン制御
部36は、セルモータ等を利用したエンジン38の始動
を制御すると共に、エンジン38の駆動停止も制御でき
る。また、このエンジン制御部36がエンジン38の駆
動状態を検出し、ECU20にこの情報を提供する。さ
らに、ドア開閉検出部40は、運転席ドアの開閉を(ま
たはすべてのドアの開閉を個別に)検出し、シフト位置
検出部42はシフトレバー位置を検出し、この検出結果
をECU20に供給する。
【0031】図2には、携帯機60の回路構成が示して
ある。このように、外部との電波の送受信を行う送信ア
ンテナ62と受信アンテナ63が送受信回路64を介し
ECU66に接続されている。このECU66には、コ
ードを記憶したメモリ68が接続されている。ECU6
6は、受信アンテナ63により受信した信号に応じて、
メモリ68からコードを読み出し、これを送信アンテナ
62から出力する。
【0032】図3には、第1、第2アンテナ10、12
と携帯機60との通信が模式的に示されている。このよ
うに、第1、第2アンテナ10、12とも、2.45G
Hzのリクエスト電波(第1、第2リクエスト電波)を
送信し、携帯機60はこのリクエスト電波に応じて第1
コード、第2コードを含む300MHzの返信を返す。
また、ECU20は受信アンテナ18を介し、これらコ
ードを受信する。
【0033】次に、本システムのエンジン始動時の動作
について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、車両が全ドアロックされた状態で駐車していたと
する。ECU20は、定期的(例えば200msec
毎)に2.45GHzのリクエスト電波を第1アンテナ
10から送信する。そして、携帯機60からの300M
Hzの返信を受信したかを判定する(S11)。
【0034】ユーザが携帯機60を携帯して、車両に近
づいた場合には、携帯機60の受信アンテナ63が、第
1アンテナ10からのリクエスト電波を受信し、これに
応じた第1コードをメモリ68から読み出し送信する。
車両側のECU20は、携帯機60からの300MHz
の電波を受信し、S11でYESとなった場合には、受
信電波のコードがメモリ22に記憶されている第1コー
ドと一致するかを照合する(S12)。そして、このS
12における照合結果がYESであれば、正しい携帯機
60が車両に近づいてきたことを認識し、ドアロック3
4を制御し、全ドアのロックを解除する(S13)。
【0035】次に、ECU20は、車室内のインパネ付
近に配置されている第2アンテナ12から2.45GH
zの電波を送信し、携帯機60から300MHzの返信
を受信したかを判定する(S14)。携帯機60のEC
U66は、この第2アンテナ12からのリクエスト電波
に応答して、メモリ68から第2コードを読み出し、こ
れを送信アンテナ62から送信する。
【0036】車両側ECU20は、携帯機60からの3
00MHzの電波を受信した場合には、この電波により
送られてきたコードがメモリ22に記憶されている第2
コードと一致するかを照合する(S15)。そして、第
2コードが送られてきたことが確認された場合には、ス
テアリングロック30、イモビライザ32を制御して、
ステアリングロック30を解除すると共に、イモビライ
ザ32によるエンジン始動禁止を解除する(S16)。
従って、イグニッションキーにより所定の操作がなされ
ることによりエンジン制御部36によりエンジン38が
始動される。
【0037】このように、本実施形態においては、車室
内と、車外の通信において、異なるコードを利用してい
る。従って、車外で検出したコードが合致しなければ、
車室内の通信を行わないことも可能になる。さらに、2
つのコードの両方が合致したことで、イモビライザ32
の解除などが行われるため、安全性が高い。また、これ
らの制御はドライバの操作を伴わないため、非常に操作
性がよい。
【0038】次に、ドライバが携帯機60を携帯したま
ま車両から離れた場合の制御について、図5に基づいて
説明する。
【0039】まず、エンジン制御部36の検出結果か
ら、エンジンが動作中であるか否かを判定する(S2
1)。エンジンが停止中であれば、エンジン停止の処理
は不要であるため、処理を終了する。次に、エンジンが
動作中であれば、ドアが開いたかを判定する(S2
2)。
【0040】ドアが開かなければ、ドライバは車両から
離れないため、この場合もエンジン停止の処理は不要で
あり、処理は終了する。エンジンが停止され、ドアが開
いた場合には、ドライバが車両から離れた可能性がある
ため、車室内の第2アンテナ12よりリクエスト電波を
発信する(S23)。そして、携帯機60からの第2コ
ードの返信を待ち、照合を行う(S24)。そして、照
合の結果、正しい第2コードが送られてきた場合には、
ドアは開かれたが、携帯機60は車室内に存在している
ため、エンジン停止の必要はなく、処理を終了する。
【0041】一方、第2コードが受信できなかった場合
には、次にドアが閉じられたかを判定する(S25)。
ドアが閉じられていなかった場合には、エンジンを停止
したいという要求はないと考え、処理を終了する。
【0042】S25で、ドアが閉じられたことが判定さ
れた場合には、次に第1アンテナ10を利用した車外の
リクエスト電波を発信する(S26)。そして、受信電
波から第1コードの照合を行う(S27)。このS27
の判定でNO、すなわち第1コードの照合が行えなかっ
た場合には、繰り返し回数についての変数nに1を加算
し(S28)、nが5を超えたかを判定する(S2
9)。変数nが5以下であった場合にはS26に戻り、
第1コード照合のための処理を繰り返す。一方、変数n
が5を超えた場合には、変数nが5を超えた回数を示す
変数sが3を超えたかを判定する(S30)。そして、
変数sが3を超えていなかった場合には、変数nを0に
リセットすると共に変数sに1を加算し(S31)、S
23に戻る。これによって、もう一度車室内の第2アン
テナ12を利用した第2コードの照合からやり直す。こ
のため、ドライバが、車室内に戻ったか否かの判定が行
える。
【0043】S27において第1コードの照合が行えた
場合及びS30において変数sが3を超えた場合には、
ドライバがエンジンをかけたまま車両から離れたことが
判定される。このため、シフト位置検出部42の検出結
果から、シフトレンジがパーキング(P)レンジか否か
を判定する(S32)。そして、シフトレンジがパーキ
ングレンジでなかった場合には、ドライバがエンジンを
停止するのを忘れて、車両から離れたと判断し、エンジ
ンを停止する(S33)。一方、シフトレンジが、パー
キングレンジであった場合には、エンジンの駆動を継続
する(S34)。
【0044】このように、本実施形態によれば、シフト
レバーの位置がパーキングレンジであるか否かによっ
て、エンジンを停止するか否かを決定する。すなわち、
シフトレンジをパーキングレンジにせずに、ドライバが
車両を離れた場合には、車両を停止する際に行うべき動
作を完全に行っておらず、ドライバがやるべき作業を忘
れている可能性が高い。そこで、エンジン制御部36に
よりエンジン38を強制的に停止する。これによって、
エンジン停止の操作のし忘れに対処することができる。
一方、シフトレンジがパーキングレンジである場合に
は、車両を停止する際の作業を完全に行っている。そこ
で、ドライバは自分の意思でエンジンを停止しなかった
ものと考えられる。そこで、この場合にはエンジンの駆
動を継続する。これによって、ドライバが車からちょっ
と離れた場合に、エンジンが停止されてしまうことを防
止できる。なお、S34でエンジンの駆動を継続してい
るときに、第1アンテナ10を利用したリクエスト電波
を定期的に発信し、その返答が所定時間ない場合、すな
わちドライバがある程度の時間車両に戻ってこなかった
場合には、エンジンを停止することも好ましい。
【0045】また、上述のS32において、NOの場合
に、ドライバに対し、パーキングレンジにない旨の警告
を発することが好ましい。この警告は、例えば音声で行
う。そして、ドライバがこの警告を無視した場合に、エ
ンジンを停止制御することも好ましい。
【0046】さらに、S33において、エンジンを停止
した場合には、シフトレバーはパーキングレンジにな
い。従って、ドライバが携帯機60を所持して車両に乗
り込み、第1、第2コードの照合が終わった場合には、
ドライバに対しシフトレバーがパーキングレンジにない
旨警告を発するとよい。また、パーキングレンジにシフ
トレバーが戻されない間はエンジンの始動を禁止するこ
とで、キーインターロックと同等の効果を得ることがで
きる。なお、ドライバが携帯機60を持参したまま車両
から離間した場合には、ドアロック34がロック側に制
御されるようにしてもよい。
【0047】「その他の構成」また、上述の例では、車
室内と、車外において使用する電波の周波数を同一とし
たが、周波数の異なるものを利用することも好適であ
る。例えば、車室内における通信は、中波など周波数帯
域の大きく異なるものを利用してもよい。特に、車外に
おける第1アンテナ10を利用した通信は、5〜10m
以上離れていても通信を行うことができなければならな
いが、第2アンテナ12を利用した通信は数m以下の範
囲内で通信が行えればよい。従って、送受信の電力や、
周波数を適切なものに設定することが好適である。
【0048】また、運転席以外のドアが開いた後に、携
帯機60が車両から離れた場合には、エンジンの停止制
御を見合わせることが好ましい。このような制御をする
ことによって、携帯機60が第三者によって不用意に持
ち出されたときに、エンジンが停止されなくてすむ。
【0049】また、上述の実施形態においては、オート
マチック車のシフトレバーの位置により、判断を行っ
た。マニュアル車の場合には、ニュートラル位置及びサ
イドブレーキのオンの場合にエンジン停止制御を行わな
いように制御することが好ましい。さらに、オートマチ
ック車においてもサイドブレーキが引かれている場合に
は、エンジン停止制御を行わないように制御することも
好適である。
【0050】「第2実施形態」第2実施形態の装置は、
携帯機を持ったドライバが車両に接近してきたときのド
アロックの解除およびエンジン始動禁止の解除の処理に
ついてのものである。
【0051】図6は第2実施形態の装置の構成を示すブ
ロック図である。本実施形態においては、第1アンテナ
10は、ドライバ席(D席)側のドアの取っ手に設けら
れており、D席側の車外にリクエスト電波を送出する。
そして、助手席(P席)側の取っ手には、第3アンテナ
52が設けられ、ここから2.45GHzのリクエスト
電波が送出される。すなわち、図7に示すように、第1
アンテナ10はD席側からリクエスト電波を送出し、第
2アンテナ12は車室内に向けてリクエスト電波を送出
し、第3アンテナ52は、P席側の車外にリクエスト電
波を送出する。ここで、両者のリクエスト電波送出のタ
イミングをずらしてある。このため、ECU20は携帯
機からの応答がいずれのリクエスト電波に対する応答か
を判定できる。なお、その他の構成は、基本的に第1実
施形態と同一である。
【0052】このような装置において、携帯機を所持す
るユーザが車両に近づいてきたときの動作について、図
8に基づいて説明する。まず、第1アンテナ10、第3
アンテナ52からリクエスト電波が所定時間(例えば2
00msec)毎に送信されている。そして、第1アン
テナ10または第3アンテナ52のいずれかのリクエス
ト電波に対し、携帯機から応答があった場合には、受信
アンテナ18がこれを受信する。そこで、応答における
IDが登録されているIDと一致しているかを判定する
(S41)。
【0053】この判定でYESであれば、全ドアアンロ
ックモードであるかを判定する(S42)。このモード
設定は、車両側において、設定できるようにしておく。
そして、ECU20がこの設定を見にいって判定を行
う。なお、携帯機において、モード設定できるようにし
ておき、設定に応じてコードを変更することもできる。
この判定で、NOであれば、第3アンテナ52からのリ
クエスト電波への応答か否かによって、P席のアンロッ
クかを判定する(S43)。このS43の判定で、YE
Sであれば、P席ドアをアンロックし(S44)、S4
1に戻る。これによって、リクエスト電波に対する応答
待ちの状態になる。そして、応答があった場合には、上
述と同様の処理を行う。そして、S43において、NO
であれば、応答がD席側であるかを判定する(S4
5)。この判定でNOであれば、S41に戻る。従っ
て、全席アンロックモードでなければ、S45において
YES、すなわちD席側の応答が返されるまでこの処理
が繰り返される。
【0054】そして、D席側の応答が返され、S45の
判定においてYESとなった場合に、D席ドアをアンロ
ックする(S46)。また、S42において、全席アン
ロックモードであった場合には、全席のドアをアンロッ
クする(S47)。このようにして、S46またはS4
7において、D席ドアがアンロックされた場合には、D
席への乗車があったかを判定する(S48)。この判定
は、D席に着座センサなどを設けてもよいし、D席ドア
の開→閉を検出してもよい。このS48においてNOで
あれば、タイマを起動し経過時間tが予め定められた時
間Tを経過したか(t>T)を判定する(S49)。こ
の判定でNOであれば、S48に戻る。そして、S49
の判定で、YESとなり、D席ドアのアンロックの後、
時間T経過してもドライバが乗車しない場合には、リク
エスト電波の送出を停止し、処理を終了する(S5
0)。このように、D席ドアがアンロックされた場合に
は、ドライバが乗り込もうとしていると考えられ、リク
エスト電波を出し続ける必要はないと考えられる。そこ
で、リクエスト電波の送出を中止し、無駄な電力の消費
を抑える。なお、このままでは、その後ドライバが乗り
込んでも、車室内でのID照合が行われない。携帯機に
送信ボタンなどが設けられている場合には、これを操作
したり、車室内のボタンを操作することなどで、車室内
ID照合モードに移るようにするとよい。また、リクエ
ストを停止した後、S48に戻り、乗車検知を繰り返し
てもよい。
【0055】一方、S48において、YESの場合に
は、ドライバが乗車したため、第2アンテナ12を利用
した車室内におけるID照合に移る(S51)。このよ
うに、ドライバが乗り込んで初めて、車室内のID照合
に移る。従って、全席ドアのアンロック後、荷物を後部
座席に積み込んだり、P席に同乗者をエスコートした場
合などに、すぐに車室内におけるID照合が始まってし
まい、これがエラー終了してしまうことを防止できる。
なお、D席、P席のリクエスト電波は、応答があり、対
応するドアアンロックを行った時点で、送出を停止する
ことが好ましい。
【0056】また、D席、P席を個別にアンロックでき
るため、防犯上有利である。そして、P席のみアンロッ
クした場合には、次にD席がアンロックされるかを判定
する。従って、ドア別にアンロックを行うモードにおい
て、P席に同乗者をエスコートした時も、ドライバが乗
車しないうちに車室内ID照合モードに移ることを防止
できる。
【0057】このように、本実施形態によれば、ドアア
ンロックについての制御の状態によって、エンジン始動
許可についてのリクエスト電波の送出のタイミングを制
御する。これによって、エンジン始動許可について、適
切なタイミングで車室内ID照合が行える。
【0058】次に、携帯機は複数ある方が使い勝手がよ
い場合も多い。例えば、夫婦で、携帯機を所持すること
も考えられる。このような場合、夫婦でそれぞれ携帯機
を所持して、D席及びP席に乗り込むことも考えられ
る。このような、複数の携帯機が存在する場合の処理に
ついて、図9に基づいて説明する。ここで、Rはリクエ
スト電波、DはD席、PはP席、Iは車室内、0はリク
エスト電波なしを意味する。
【0059】まず、R=D+Pとして、リクエスト電波
をD席側及びP席側の両方にする(S121)。そし
て、この状態で、第1アンテナ10及び第3アンテナ5
2からリクエスト電波を送信する(S122)。そし
て、応答があるか、あれば応答のIDが登録されている
ものと一致したかを判定する(S123)。応答がな
い、または応答があってもIDが一致しなければ、タイ
マー(S124)により所定時間待ってからS122に
戻る。S123において、YESであれば、応答はD席
のものかP席のものかを判定する(S125)。この判
定でP席であればP席ドアをアンロックし(S12
6)、R=R−Pとして、リクエスト電波をD席のみと
し(S127)、S122に戻る。この処理によって、
最初にP席側から携帯機が近づいた場合にP席ドアがア
ンロックされる。
【0060】一方、S125において、リクエスト電波
がD席であった場合には、D席ドアをアンロックし(S
128)、R=R−Dとして、D席のリクエスト電波を
停止する(S129)。P席がすでにアンロックされて
いる場合には、リクエスト電波はなくなり、P席が未だ
アンロックされていなかった場合には、リクエスト電波
はP席のみになる。
【0061】次にD席ドアが開→閉されたかを判定する
(S130)。なお、着座センサなどで乗車を検出して
もよい。S130の判定で、NOであれば、Rで決定さ
れるリクエスト電波を送信する(S131)。このと
き、R=Por0であり、P席がロック状態のときのみ
P席側のリクエスト電波が送出される。そして、応答を
受信してIDが一致したかを判定する(S132)。一
致しなければS130に戻り、一致した場合にはP席を
アンロックし(S133)、R=R−PとしてS130
に戻る。この処理によって、D席がアンロックされた後
に、P席側から携帯機が近づいた場合に、P席ドアがア
ンロックされる。
【0062】S130において、YESであれば、ドラ
イバが乗車したと判断される。そこで、タイマーをセッ
トして時間tのカウントを開始する(S135)。ま
た、R=R+Iとして(S136)、リクエスト電波を
送出する(S137)。この場合のリクエスト電波は、
車室内のみ(R=I)または車室内及びP席(R=I+
P)である。そして、IDが一致する応答があるか否か
を判定する(S138)。この判定で、YESであれ
ば、応答はP席かI席かを判定する(S139)。この
判定でP席であれば、P席ドアをアンロックし(S14
0)、R=R−Pとしてリクエスト電波からP席を消去
する(S141)。この処理によって、ドライバが乗車
した後に、P席側から携帯機を所持した人が近づいた場
合にP席ドアアンロックが行える。
【0063】S138において、IDが一致する応答が
なければ、タイマーによる時間tが第1の設定時間T1
以上かを判定し(S142)、NOであればS137に
戻りリクエスト電波Rの送出及びID照合の処理を繰り
返す。このS142の判定で、YESとなった場合に
は、タイムオーバーとし、この制御を中止する(S14
3)。
【0064】また、S139において、応答が車室内
(I)であった場合には、ステアリングロック30を解
除すると共に、イモビライザ32によるエンジン始動許
可を与える(S144)。そして、R=R−Iとし、車
室内へのリクエスト電波の送出を中止する(S14
5)。
【0065】S141またはS145において、リクエ
スト電波についての処理を終了した場合には、リクエス
ト電波が不要か、すなわちR=0かを判定する(S14
6)。この判定でNOであれば、タイマーの時間tが第
2の設定時間T2以上かを判定し(S147)、NOで
あればS137に戻る。このS147の判定でYESで
あれば、タイムオーバーであり、処理を終了する(S1
48)。この場合、リクエスト電波としては、P席が残
っている場合と、車室内Iが残っている場合がある。車
室内Iが残っている場合は、異常終了であるが、Pが残
っている場合はP席側から携帯機が近づかなかった場合
であり、正常終了である。そして、このような処理によ
って、ドライバがエンジンを始動している際に、他の携
帯機を持った人がP席に近づいたときにP席のドアアン
ロックができる。
【0066】一方、S146において、YESであれ
ば、D席、P席共アンロックされ、また車室内における
ID照合も終了しているため、処理を終了する(S14
8)。
【0067】このようにして、本実施形態においても、
D席ドアロックが解除され、D席に乗り込んだときに初
めて車室内ID照合が行われる。このため、ドライバが
乗り込まないうちに車室内ID照合が始まってしまうこ
とを防止できる。また、D席ドアアンロック前、D席ド
アアンロック後、車室内ID照合終了後のいずれの段階
でもP席側のリクエスト電波の送出及びその応答のID
照合が行われる。そこで、ドライバ以外の人が別の携帯
機を所持し、後からP席に近づいたときでもP席ドアの
ドアロックを解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 携帯機の構成を示すブロック図である。
【図3】 通信の動作を示す図である。
【図4】 通信の動作を示すフローチャートである。
【図5】 エンジン停止制御を示すフローチャートであ
る。
【図6】 第2実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 リクエスト電波の送出形態を示す図である。
【図8】 第2実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 第2実施形態の他の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 第1アンテナ、12 第2アンテナ、14 第1
送信部、16 第2送信部、17 受信部、18 受信
アンテナ、20 ECU、22 メモリ、24操作検出
部、30 ステアリングロック、32 イモビライザ、
34 ドアロック、36 エンジン制御部、38 エン
ジン、52 第3アンテナ、60 携帯機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 29/02 321 F02D 29/02 321C F02N 11/08 F02N 11/08 U 11/10 11/10 E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機に対してリクエスト信号を送出す
    る送信手段と、送出されたリクエスト信号に応答して携
    帯機が発信する応答信号を受信する受信手段と、を有
    し、 前記受信手段にて受信される応答信号に含まれるコード
    信号を照合して車両に搭載されている複数の装置の動作
    を遠隔制御する車載遠隔制御装置において、 前記複数の装置の一方の動作状況に応じて他方の装置の
    動作制御形態を変更することを特徴とする車載遠隔制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記遠隔制御される一方の装置は、ドアロックのロック
    ・アンロックを制御するドアロック制御装置であり、前
    記遠隔制御される他方の装置は、エンジンの駆動および
    駆動停止を制御するエンジン制御装置であることを特徴
    とする車載遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記送信手段は、 前記ドアロック制御装置の制御のためのリクエスト信号
    を車外に向けて送出する車外送出手段と、 前記エンジン制御装置の制御のためにリクエスト信号を
    車室内に向けて送出する車室内送信手段と、 を含むことを特徴とする車載遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 前記携帯機が車両へ接近する状況を判別し、車室内への
    リクエスト信号を送出する形態を変更することを特徴と
    する車載遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 前記携帯機が助手席側から車両に接近した場合は、前記
    携帯機が運転席側から接近した場合に比較して、車室内
    へのリクエスト信号送出開始時期を遅延させることを特
    徴とする車載遠隔制御装置。
  6. 【請求項6】 携帯機に対してリクエスト信号を送出す
    る送信手段と、送出されたリクエスト信号に応答して携
    帯機が発信する応答信号を受信する受信手段と、を有
    し、前記受信手段にて受信される応答信号に含まれるコ
    ード信号を照合して車両のエンジンの動作を遠隔制御す
    る車載遠隔制御装置において、 車両のトランスミッションの変速段位置に応じて、エン
    ジン停止制御を実行するか否かを切り替えることを特徴
    とする車載遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、 エンジンを停止させるエンジンスイッチを有すると共
    に、シフトレバーがパーキングレンジであるときで、か
    つエンジンスイッチが停止操作されない場合には、携帯
    機の離間を検出してもエンジン自動停止を見合わせるこ
    とを特徴とする車載遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の装置において、 エンジンを停止させるエンジンスイッチを有すると共
    に、シフトレバーがパーキングレンジにないときで、か
    つエンジンスイッチが停止操作されないときにはエンジ
    ン自動停止制御を行うことを特徴とする車載遠隔制御装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の装置において、 運転席以外のドアが開いた後に、携帯機が離間したらエ
    ンジン停止制御を見合わせることを特徴とする車載遠隔
    制御装置。
  10. 【請求項10】 携帯機との通信に基づいて、携帯機が
    車両から離間するときに車両エンジンを停止制御する車
    載遠隔制御装置において、 車室内の携帯機に向けて送信する信号と、車外の携帯機
    に向けて送信する信号とを別々の信号としたことを特徴
    とする車載遠隔制御装置。
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