JP2001164807A - 車両用施解錠装置 - Google Patents

車両用施解錠装置

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JP2001164807A
JP2001164807A JP35255499A JP35255499A JP2001164807A JP 2001164807 A JP2001164807 A JP 2001164807A JP 35255499 A JP35255499 A JP 35255499A JP 35255499 A JP35255499 A JP 35255499A JP 2001164807 A JP2001164807 A JP 2001164807A
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JP
Japan
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vehicle
door
threshold
cpu
unlock signal
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JP35255499A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshimura
耕治 吉村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】携帯機からの受信信号の強度を判定し、車両ド
アの施錠解錠を制御し、さらにヘッドライトの消し忘
れ、半ドアまたはキーの抜き忘れを検出し、警報を発す
る施解錠装置の提供。 【解決手段】車両に対して自動的にアンロック信号を送
信する携帯機Aと、上記アンロック信号の受信強度が第
1スレッショルド以下となった時に車両ドア12を自動
的にロックする車載制御手段20とを備えた車両用施解
錠装置であって、上記車載制御手段20は、上記アンロ
ック信号の受信強度が第2スレッショルド以下となった
時点でヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘
れを検出し、該検出に基づいて車両側または携帯機A側
において所定の報知を実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗員が所有する
携帯機からの信号により車両ドアを自動的に解錠(アン
ロック)または施錠(ロック)するような車両用施解錠装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の車両用施解錠装置として
は、乗車時に乗員が車両に近づくような場合に車両に対
して自動的にアンロック信号を送信する携帯機と、降車
後に乗員が車両から遠ざかるような場合に上述のアンロ
ック信号の受信強度が所定のスレッショルド(threshold
level、しいき値)以下となった時に車両ドアを自動的
にロックする車載制御手段とを備えたものが知られてい
る(特開平8−270285号公報および特開平8−3
12213号公報参照)。
【0003】この従来装置によれば、乗車時には、携帯
機からのアンロック信号により車載制御手段が車両ドア
を自動的に解除し、降車後において乗員が車両から遠ざ
かる時、携帯機からのアンロック信号の車両側での受信
強度は、次第に小さくなるので、この受信強度が所定の
スレッショルド以下になった時、上述の車載制御手段が
車両ドアを自動的に施錠することができ、利便性の向上
を図ることができる利点がある反面、乗員が降車時にお
いてヘッドライトを消し忘れた場合、または車両ドアが
半ドア状態になった場合、あるいはイグニッションキー
(特にキーレス携帯機と、イグニッションキーとを分離
させたもの)を抜き忘れたような場合に、これらを乗員
に報知、認識させることができない問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、自動的に
アンロック信号を送信する携帯機と、このアンロック信
号の受信強度が第1スレッショルド以下となった時に車
両ドアを自動的にロックする車載制御手段とを備えたも
のを前提条件とし、アンロック信号の受信強度が第2ス
レッショルド以下となった時点でヘッドライト消し忘
れ、半ドアまたはキー抜き忘れを車載制御手段にて検出
し、この検出に基づいて車両側または携帯機側において
所定の報知を実行することで、乗員が車両を離れる時
に、ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れ
を乗員に対して報知、認識させることができ、しかも必
要以上な報知を防止(例えば乗員が降車後、車両のトラ
ンクリッド側へ移動するような場合の不要な報知を防
止)することができる車両用施解錠装置の提供を目的と
する。
【0005】この発明はまた、上述の所定の報知を、ア
ンロック信号の受信強度が第2スレッショルド以下とな
った時に行なわれるドアミラーの格納動作の禁止に設定
することで、ドアミラーの格納状態によりヘッドライト
消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを容易に確認する
ことができ、視認性の向上を図ることができる車両用施
解錠装置の提供を目的とする。
【0006】この発明はさらに、第2スレッショルドを
第1スレッショルドよりも大に設定することで、ドアロ
ックとなる時点よりも早いタイミングで報知でき、乗員
が車両に戻る際の利便性が向上し、しかも信号強度が強
い時点で報知を行なうため報知信頼性の向上を図ること
ができる車両用施解錠装置の提供を目的とする。
【0007】この発明はさらに、アンロック信号の受信
強度が第2スレッショルド以下となった時点で、ヘッド
ライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れが検出され
ても、アンロック信号の受信強度が第1スレッショルド
以下になった時には車載制御手段で車両ドアをロックす
ることにより、盗難防止性の向上を図りつつ、キーの抜
き忘れがあった場合には車両側に戻ると受信強度により
車両ドアのアンロックが可能となる車両用施解錠装置の
提供を目的とする。
【0008】この発明はさらに、アンロック信号の受信
強度が第1スレッショルド以下となることによる車両ド
アのロック時には、上述の所定の報知とは異なる第2の
報知を実行することで、車両ドアのロック時の報知(第
2の報知)と、ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキ
ー抜き忘れが検出された際の報知(所定の報知)との差異
により、報知内容を正確に区別、認識することができる
車両用施解錠装置の提供を目的とする。
【0009】この発明はさらに、第1スレッショルドと
第2スレッショルドとを同一に設定することで、ドアロ
ックの報知を同時に行なうことができる車両用施解錠装
置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の施
解錠装置は、車両に対して自動的にアンロック信号を送
信する携帯機と、上記アンロック信号の受信強度が第1
スレッショルド以下となった時に車両ドアを自動的にロ
ックする車載制御手段とを備えた車両用施解錠装置であ
って、上記車載制御手段は、上記アンロック信号の受信
強度が第2スレッショルド以下となった時点でヘッドラ
イト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを検出し、該
検出に基づいて車両側または携帯機側において所定の報
知を実行するものである。
【0011】この発明の一実施態様においては、上記所
定の報知は上記アンロック信号の受信強度が第2スレッ
ショルド以下となった時に行なわれるドアミラーの格納
動作を禁止するものである。
【0012】この発明の一実施態様においては、上記第
2スレッショルドは上記第1スレッショルドよりも大き
い値に設定されたものである。
【0013】この発明の一実施態様においては、上記車
載制御装置は、上記アンロック信号の受信強度が第2ス
レッショルド以下となった時点で、ヘッドライト消し忘
れ、半ドアまたはキー抜き忘れが検出されても、上記ア
ンロック信号の受信強度が第1スレッショルド以下にな
った時には、車両ドアをロックするものである。
【0014】この発明の一実施態様においては、上記ア
ンロック信号の受信強度が第1スレッショルド以下とな
ることによる車両ドアのロック時には、上記所定の報知
とは異なる第2の報知を実行するものである。
【0015】この発明の一実施態様においては、上記第
1スレッショルドと第2スレッショルドとを同一に設定
したものである。
【0016】
【作用】この発明によると、上述の携帯機は車両に対し
て自動的にアンロック信号を送信し、上述の車載制御手
段はアンロック信号の受信強度が第1スレッショルド以
下となった時に車両ドアを自動的にロックする。
【0017】しかも、上述の車載制御手段はアンロック
信号の受信強度が第2スレッショルド以下となった時点
で、ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れ
を検出し、この検出に基づいて車両側または携帯機側に
おいて所定の報知を実行する。
【0018】このように乗員が車両を離れる時、ヘッド
ライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを乗員に対
して報知、認識させることができ、しかも必要以上な報
知を防止することができる。
【0019】つまり上述の検出はアンロック信号の受信
強度が第2スレッショルド以下となった時点で実行され
るので、例えば乗員が降車後、車両のトランクリッド側
へ移動するような場合(受信強度は第2スレッショルド
以上)の不要な報知を防止することができる。
【0020】この発明の一実施態様によると、本来ドア
ミラーはアンロック信号の受信強度が第2スレッショル
ド以下となった時に格納されるが、上述の所定の報知を
ドアミラー格納動作の禁止に設定したので、乗員がドア
ミラーの格納状態を目視することで、ヘッドライト消し
忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを容易に確認すること
ができ、視認性の向上を図ることができる。
【0021】この発明の一実施態様によると、第2スレ
ッショルドを第1スレッショルドよりも大に設定したの
で、ドア自動ロックとなる時点(第1スレッショルド以
下の車両より遠い時点)よりも早いタイミング(第2スレ
ッショルド以下の車両に近い時点)で上述の所定の報知
ができ、乗員が車両に戻る際の利便性が向上する。しか
も第1スレッショルドよりも第2スレッショルドが大
で、その信号強度(電界強度参照)が強い時点にて上述の
所定の報知を行なうので、報知信頼性の向上を図ること
ができる。
【0022】この発明の一実施態様によると、上述の車
載制御手段は、アンロック信号の受信強度が第2スレッ
ショルド以下となった時点で、ヘッドライト消し忘れ、
半ドアまたはキー抜き忘れが検出された場合であって
も、上述のアンロック信号の受信強度が第1スレッショ
ルド以下になった時には、車両ドアをロックする。
【0023】この車両ドアのロック(施錠)により盗難防
止性の向上を図ることができ、またキーの抜き忘れがあ
った場合には車両側に戻るとアンロック信号の受信強度
により車両ドアのアンロックが可能となる。
【0024】この発明の一実施態様によると、所定の報
知(ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れ
が検出された際の報知)と、第2の報知(アンロック信号
の受信強度が第1スレッショルド以下となることによる
車両ドアのロック時の報知)とを互に異ならせたので、
乗員はこれらの報知の差異により、報知内容を正確に区
別、認識することができ、ロック報知との誤認識がなく
なる。
【0025】この発明の一実施態様によると、第1スレ
ッショルドと第2スレッショルドとを同一に設定したの
で、ドアロックの報知を同時に行なうことができる。
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両用施解錠装置を示し、図1におい
て、この車両用施解錠装置は乗員が所有するキーレス送
受信機Aと、車両側に装備された車載機Bとを備えてい
る。
【0026】上述のキーレス送受信機Aは、電源スイッ
チ1、アンロックスイッチ2、ロックスイッチ3を有
し、CPU10(携帯機制御手段)はこれら各スイッチ
1,2,3および送受信部4からの信号入力に基づい
て、ROM5に格納されたプログラムに従って、報知手
段としてのブザー6、表示手段としてのディスプレイ
7、送受信手段としての送受信部4を駆動制御し、また
RAM8は必要なデータを記憶する記憶手段である。
【0027】ここで、上述の送受信部4は車両9(図4
参照)に装備された車載機B側の送受信部11に対し
て、プレアンロック信号、アンロック信号、プレロック
信号、ロック信号を送信すると共に、車載機B側の送受
信部11から送信されるアンロックリクエスト信号、ア
ンロック確認信号、ロックリクエスト信号、ロック確認
信号、警報信号を受信する。
【0028】上述の各信号には固有識別情報としてのI
Dコードが併せて送信され、信号受信の有無を判定する
処理では、IDコードの一致、不一致も併せて判定され
る。またキーレス送受信機Aと車載機Bとの間の上述の
信号の送受信に際して、IDコードを併せて送受信する
時、セキュリティ向上を目的として、このIDコードを
乱数等を用いて任意に変更すべく構成してもよい。
【0029】一方、図1において車載機Bは、送受信部
11と、車両ドア12のロック状態を検出するドアロッ
ク検出センサ13と、ヘッドライトの減光側としてのス
モールランプをON、OFFさせるスモールランプスイ
ッチ(ヘッドライト消し忘れ検出手段)14と、車両ドア
12の開状態を検出するドア開センサ(半ドア検出手段)
15と、イグニッションキーの差込み、抜取りを検出す
るイグニッションキー検出センサ(キー抜き忘れ検出手
段)16と、イグニッションスイッチ17とを備えてい
る。
【0030】CPU20は、上述の各要素11,13,
14,15,16,17からの信号入力に基づいて、R
OM18に格納されたプログラムに従って、ドアロック
アクチュエータ19、ドアミラーアクチュエータ21、
送受信手段としての送受信部11およびホーン、ハザー
ドランプ(図示せず)を駆動制御し、またRAM22は必
要なデータを記憶する記憶手段である。
【0031】ここで、上述のドアロックアクチュエータ
19はドアロック機構を介して車両ドア12を施錠(ロ
ック)または解錠(アンロック)する。また、上述のドア
ミラーアクチュエータ21は必要時にドアミラー23を
格納動作させる。
【0032】この実施例では、上述のキーレス携帯機A
は車両9に対して自動的にアンロック信号を送信し、車
載機BのCPU20はアンロック信号の受信強度が第1
スレッショルドL1(図4参照)以下となった時(つまり
乗員が車両9から離れる時)、ドアロックアクチュエー
タ19を介して車両ドア12を自動的にロックする。
【0033】しかも、上述のCPU20は乗員が車両9
から離れる場合において、上述のアンロック信号の受信
強度が第2スレッショルドL2(図4参照)以下となった
時点で、ヘッドライト消し忘れ検出判定手段(図5のス
テップF2参照)にてヘッドライトの消し忘れを検出
し、同様に上記時点で半ドア検出判定手段(図5のステ
ップF3参照)にて車両ドア12の半ドア状態を検出
し、同様に上記時点でイグニッションキー抜き忘れ検出
判定手段(図5のステップF1参照)にてイグニッション
キーの抜き忘れを検出し、これらの何れかの状態が検出
された時、その旨の警報信号をキーレス携帯機Aへ送信
する警報信号送信手段(図5のステップF4参照)を兼ね
る。
【0034】また、上述のCPU20は、乗員の降車後
において上述のアンロック信号の受信強度が第2スレッ
ショルドL2以下となった時点で、ヘッドライト消し忘
れ、半ドアまたはキー抜き忘れが検出されても、乗員が
車両9からさらに遠ざかって上述のアンロック信号の受
信強度が第1スレッショルドL1(但しL2>L1)以下
になった時には、盗難防止性を向上する目的で、車両ド
ア12をロックする車両ドア12のロック手段(図3に
示すフローチャートの第15ステップD15参照)を兼
ねる。
【0035】一方、キーレス携帯機A側のCPU10
は、アンロック信号の受信強度が第1スレッショルドL
1(図4参照)以下となることによる車両ドア12のロッ
ク時に、その旨の報知を実行する第2の報知手段(ロッ
ク確認報知手段であって、図2に示すフローチャートの
第15ステップC15参照)と、上述の警報信号の受信
に基づいてヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜
き忘れが検出されたことを報知する所定の報知手段(図
2に示すフローチャートの第17ステップC17参照)
と、を兼ねる。
【0036】しかも、上述の所定の報知と、第2の報知
とでは、その報知内容、報知形態を互に異ならせてい
る。図2の実施例では所定の報知はブザー6を連続作動
させ、第2の報知はブザー6を1回作動させ、各報知が
互に異なるように設定している。
【0037】このように構成した車両用施解錠装置の作
用を、図2、図3、図5に示す各フローチャートを参照
して、以下に詳述する。まず、図2のフローチャートを
参照して、キーレス携帯機A側の処理について説明す
る。
【0038】第1ステップC1で、CPU10は電源ス
イッチ1がONか否かを判定し、YES判定時には次の
第2ステップC2に移行する一方、NO判定時には別の
第3ステップC3に移行する。なお、上述の第1ステッ
プC1における判定処理は電源スイッチ1のON判定に
代えて所定時間ホールド判定であってもよい。つまりア
ンロックスイッチ2を所定時間ONすると、プレアンロ
ック信号を所定周期毎に送信するモードとなるので、こ
の構成に代えてもよい。
【0039】上述の第2ステップC2で、CPU10は
所定周期が経過したか否かを判定し、NO判定時には第
3ステップC3に移行する一方、YES判定時には第4
ステップC4に移行する。
【0040】上述の第3ステップC3で、CPU10は
アンロックスイッチ2の操作検出を実行し、アンロック
スイッチ2がON操作されたYES判定時には第4ステ
ップC4に移行する一方、NO判定時には第5ステップ
C5に移行する。上述の第4ステップC4で、CPU1
0は送受信部4を駆動して車載機B側へプレアンロック
信号を送信する。
【0041】次に第5ステップC5で、CPU10は送
受信部4が車載機B側からのアンロックリクエスト信号
を受信したか否かを判定し、YES判定時には第6ステ
ップC6に移行し、NO判定時には第7ステップC7に
移行する。
【0042】上述の第6ステップC6で、CPU10は
送受信部4を介して車載機B側へアンロック信号を送信
する。次の第7ステップC7で、CPU10は送受信部
4が車載機B側からアンロック確認信号を受信したか否
かを判定し、YES判定時には第8ステップC8に移行
し、NO判定時には第9ステップC9に移行する。
【0043】上述の第8ステップC8で、CPU10は
アンロック確認信号の受信に対応して、ディスプレイ7
によりアンロック表示を実行すると共に、ブザー6を2
回作動させて、車両ドア12がアンロックされた旨を報
知する。
【0044】次の第9ステップC9で、CPU10はロ
ックスイッチ3の操作検出を実行し、ロックスイッチ3
がON操作されたYES判定時には次の第10ステップ
C10に移行する一方、NO判定時には別の第12ステ
ップC12に移行する。
【0045】上述の第10ステップC10で、CPU1
0は送受信部4を介してプレロック信号を車載機B側へ
送信し、次の第11ステップC11で、CPU10は所
定時間の間、周期的なアンロック信号の送信を禁止し
て、誤動作の防止を図る。
【0046】次に第12ステップC12で、CPU10
は送受信部4が車載機B側からロックリクエスト信号を
受信したか否かを判定し、YES判定時には第13ステ
ップC13に移行し、NO判定時には第14ステップC
14に移行する。
【0047】上述の第13ステップC13で、CPU1
0は送受信部4を介してロック信号を車載機B側へ送信
する。次の第14ステップC14で、CPU10は送受
信部4が車載機B側からロック確認信号を受信したか否
かを判定し、YES判定時には第15ステップC15に
移行し、NO判定時には第16ステップC16に移行す
る。
【0048】上述の第15ステップC15で、CPU1
0は、ロック確認信号の受信に対応して、ディスプレイ
7によりロック表示を実行すると共に、ブザー6を1回
作動させて、車両ドア12がロックされた旨を報知する
(第2の報知)。
【0049】次の第16ステップC16で、CPU10
は送受信部4が車載機B側からの警報信号を受信したか
否かを判定し、YES判定時には第17ステップC17
に移行する一方、NO判定時には第1ステップC1にリ
ターンする。
【0050】上述の第17ステップC17で、CPU1
0は警報信号の受信に対応して、ディスプレイ7により
車両状態の表示すなわちヘッドライトの消し忘れ、半ド
ア、イグニッションキーの抜き忘れが区別できるように
表示すると共に、ブザー6を連続作動させて、このよう
な車両状態を乗員に報知する(所定の報知)。
【0051】以上がキーレス携帯機A側の処理である
が、次に図3を参照して車載機B側の処理について説明
する。第1ステップD1で、CPU20はイグニッショ
ンスイッチ17からの入力により同スイッチ17がOF
Fか否かを判定し、YES判定時(IDスイッチOFF
時)にのみ次の第2ステップD2に移行する。
【0052】この第2ステップD2で、CPU20は送
受信部11がキーレス携帯機A側からのプレアンロック
信号を受信したか否かを判定し、YES判定時には第3
ステップD3に移行し、NO判定時には別の第4ステッ
プD4に移行する。
【0053】上述の第3ステップD3で、CPU20は
送受信部11を駆動して、キーレス携帯機A側へアンロ
ックリクエスト信号を送信する。次の第4ステップD4
で、CPU20は送受信部11がキーレス携帯機A側か
らのプレロック信号を受信したか否かを判定し、YES
判定時には第5ステップD5に移行し、NO判定時には
別の第6ステップD6に移行する。
【0054】上述の第5ステップD5で、CPU20は
送受信部11を介して、キーレス携帯機A側へロックリ
クエスト信号を送信する。次に第6ステップD6で、C
PU20はキーシリンダによるドアロック操作つまりキ
ーレス携帯機Aを用いない機械的なドアロック操作があ
るか否かを判定し、YES判定時には第15ステップD
15にスキップする一方、NO判定時には次の第7ステ
ップD7に移行する。
【0055】この第7ステップD7で、CPU20はキ
ーシリンダによるドアアンロック操作があるか否かを判
定し、YES判定時には第17ステップD17にスキッ
プする一方、NO判定時には次の第8ステップD8に移
行する。
【0056】上述の第8ステップD8で、CPU20は
送受信部11がキーレス携帯機A側からのアンロック信
号を受信したか否かを判定し、NO判定時(非受信時)に
は第12ステップD12にスキップし、YES判定時
(受信時)には次の第9ステップD9に移行する。
【0057】この第9ステップD9で、CPU20は受
信したアンロック信号の今回の電界強度E(i)が第2ス
レッショルドL2(図4参照)以下か否か、つまりE(i)
<L2の関係式が成立するか否かを判定し、NO判定時
には第17ステップD17にスキップする一方、YES
判定時には次の第10ステップD10に移行する。
【0058】この第10ステップD10で、CPU20
は受信したアンロック信号の前回の電界強度E(i−1)
が第2スレッショルドL2(図4参照)以上か否か、つま
りE(i−1)>L2の関係式が成立するか否かを判定
し、NO判定時には第12ステップD12にスキップす
る一方、YES判定時には次の第11ステップD11に
移行する。要するに上述の各ステップD9,D10では
図4に矢印aで示す乗員の動き、つまり乗員が第2スレ
ッショルドL2に相当する仮想円の円内から円外へ以降
したか否かを判定している。
【0059】次に第11ステップD11で、CPU20
は警報サブルーチンでの処理を実行するが、この処理内
容については図5を参照して詳述する。次に第12ステ
ップD12で、CPU20は送受信部11がキーレス携
帯機A側からのロック信号を受信したか否かを判定し、
YES判定時には第15ステップD15に移行し、NO
判定時には次の第13ステップD13に移行する。
【0060】この第13ステップD13で、CPU20
は、チャタリングを防止する目的で所定時間以内に第1
スレッショルドL1(図4参照)以上のアンロック信号の
受信があるか否かを判定し、NO判定時には第15ステ
ップD15に移行し、YES判定時には次の第14ステ
ップD14に移行する。
【0061】この第14ステップD14で、CPU20
は第1スレッショルドL1以上のアンロック信号よりも
後にロック信号を受信したか否かを判定し、YES判定
時には第15ステップD15に移行する一方、NO判定
時には第1ステップD1にリターンする。
【0062】上述の第15ステップD15で、CPU2
0はキーシリンダによるドアロック操作またはキーレス
携帯機Aからのロック信号受信に対応して、車両ドア1
2がアンロック状態であるならばドアロックアクチュエ
ータ19を介して車両ドア12をロックする(ドアロッ
ク作動)。
【0063】次に第16ステップD16で、CPU20
はドアロック作動直後に送受信部11を介してロック確
認信号をキーレス携帯機Aに送信すると共に、ホーンを
2回作動またはハザードランプを2回作動させる。
【0064】一方、上述の第17ステップD17で、C
PU20はキーシリンダによるドアアンロック操作また
はキーレス携帯機Aからのアンロック信号受信(第9ス
テップD9のNO判定により今回の電界強度が第2スレ
ッショルドL2よりも大になると第17ステップD17
に移行する)に対応して、車両ドア12がロック状態で
あるならばドアロックアクチュエータ19を介して車両
ドア12をアンロックする(ドアアンロック作動)。
【0065】次に第18ステップD18で、CPU20
はドアアンロック作動直後に送受信部11を介してアン
ロック確認信号をキーレス携帯機Aに送信すると共に、
ホーンを1回作動またはハザードランプを1回作動させ
る。
【0066】以上が車載機B側のメインルーチンの説明
であるが、次に上述の第11ステップD11に相当する
警報サブルーチンを図5のフローチャートを参照して、
以下に説明する。
【0067】第1ステップF1で、CPU20はイグニ
ッションキー検出センサ16からの入力によりイグニッ
ションキーの検出を実行し、イグニッションキーの抜き
忘れがあるYES判定時には第4ステップF4に移行
し、NO判定時には次の第2ステップF2に移行する。
【0068】この第2ステップF2で、CPU20はス
モールランプスイッチ14からの入力によりランプ点灯
の検出を実行し、ヘッドライト消し忘れがあるYES判
定時には第4ステップF4に移行し、NO判定時には次
の第3ステップF3に移行する。
【0069】この第3ステップF3で、CPU20はド
ア開センサ15からの入力によりドア開を検出し、車両
ドア12が半ドア状態となっていることが検出されたY
ES判定時には第4ステップF4に移行し、NO判定時
には処理を終了して図3のメインルーチンに戻る。
【0070】上述の第4ステップF4で、CPU20は
ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れの検
出に対応して、送受信部11を介してキーレス携帯機A
側へ警報信号(所定の報知を実行させるための信号)を送
信する。キーレス携帯機A側ではこの警報信号を受信
し、記述したように第17ステップC17で所定の報知
を実行する。
【0071】このように図1〜図5で示した実施例(請
求項1,3,4,5に相当する実施例)によると、上述
の携帯機Aは車両9に対して自動的にアンロック信号を
送信し、上述の車載制御手段(CPU20参照)はアンロ
ック信号の受信強度(電界強度参照)が第1スレッショル
ドL1以下となった時に車両ドア12を自動的にロック
する。
【0072】しかも、上述の車載制御手段(CPU20
参照)はアンロック信号の受信強度が第2スレッショル
ドL2以下となった時点で、ヘッドライト消し忘れ、半
ドアまたはキー抜き忘れを検出し、この検出に基づいて
車両側または携帯機側(この実施例ではキーレス携帯機
A側)において所定の報知を実行する(第17ステップC
17参照)。
【0073】このように乗員が車両を離れる時、ヘッド
ライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを乗員に対
して報知、認識させることができ、しかも必要以上な報
知を防止することができる。
【0074】つまり上述の検出は車両側においてアンロ
ック信号の受信強度が第2スレッショルドL2以下とな
った時点で実行されるので、例えば乗員が降車後、車両
9のトランクリッド側へ移動するような場合(受信強度
は第2スレッショルドL2以上)の不要な報知を防止す
ることができる。
【0075】また、第2スレッショルドL2を第1スレ
ッショルドL1よりも大に設定したので、ドア自動ロッ
クとなる時点(第1スレッショルドL1以下の車両より
遠い時点)よりも早いタイミング(第2スレッショルドL
2以下の車両に近い時点)で上述の所定の報知ができ、
乗員が対策を構ずるために車両に戻る際の利便性が向上
する。しかも第1スレッショルドL1よりも第2スレッ
ショルドL2が大で、その信号強度(電界強度参照)が強
い時点にて上述の所定の報知を行なうので、報知信頼性
の向上を図ることができる。
【0076】さらに、上述の車載制御手段(CPU20
参照)は、アンロック信号の受信強度が第2スレッショ
ルドL2以下となった時点で、ヘッドライト消し忘れ、
半ドアまたはキー抜き忘れが検出された場合であって
も、上述のアンロック信号の受信強度が第1スレッショ
ルドL1以下になった時には、車両ドア12をロックす
る。
【0077】この車両ドア12のロック(施錠)により盗
難防止性の向上を図ることができ、またイグニッション
キーの抜き忘れがあった場合には車両9側に戻るとアン
ロック信号の受信強度(電界強度参照)により車両ドア1
2のアンロックが可能となる。
【0078】加えて、第17ステップC17よる所定の
報知(ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘
れが検出された際の報知)と、第15ステップC25に
よる第2の報知(アンロック信号の受信強度が第1スレ
ッショルドL1以下となることによる車両ドア12のロ
ック時の報知)とを互に異ならせたので、乗員はこれら
の報知の差異により、報知内容を正確に区別、認識する
ことができる。
【0079】図6、図7は車両用施解錠装置の他の実施
例を示す。但し、この実施例においても図1の回路装置
図、図2、図5のフローチャートを用いる。先の実施例
においては第2スレッショルドL2を第1スレッショル
ドL1よりも大きく設定したが、この実施例では図7に
示す如く第2スレッショドL2と第1スレッショルドL
1と同等に設定し、車両ドアをロックするタイミングと
同時に報知を行なうように構成したものである。このよ
うに構成した車両の施解錠装置の作用を図6に示すフロ
ーチャートを参照して以下に詳述する。
【0080】第1ステップG1で、CPU20はイグニ
ッションスイッチ17からの入力により同スイッチ17
がOFFか否かを判定し、YES判定時(IGスイッチ
OFF時)にのみ次の第2ステップG2に移行する。
【0081】この第2ステップG2で、CPU20は送
受信部11がキーレス携帯機A側からのプレアンロック
信号を受信したか否かを判定し、YES判定時には第3
ステップG3に移行し、NO判定時には別の第4ステッ
プG4に移行する。
【0082】上述の第3ステップG3で、CPU20は
送受信部11を駆動して、キーレス携帯機A側へアンロ
ックリクエスト信号を送信する。次の第4ステップG4
で、CPU20は送受信部11がキーレス携帯機A側か
らのプレロック信号を受信したか否かを判定し、YES
判定時には第5ステップG5に移行し、NO判定時には
別の第6ステップG6に移行する。
【0083】上述の第5ステップG5で、CPU20は
送受信部11を介して、キーレス携帯機A側へロックリ
クエスト信号を送信する。次に第6ステップG6で、C
PU20はキーシリンダによるドアロック操作つまりキ
ーレス携帯機Aを用いない機械的なドアロック操作があ
るか否かを判定し、YES判定時には第13ステップG
13にスキップする一方、NO判定時には次の第7ステ
ップG7に移行する。
【0084】この第7ステップG7で、CPU20はキ
ーシリンダによるドアアンロック操作があるか否かを判
定し、YES判定時には第16ステップG16にスキッ
プする一方、NO判定時には次の第8ステップG8に移
行する。
【0085】上述の第8ステップG8で、CPU20は
送受信部11がキーレス携帯機A側からのアンロック信
号を受信したか否かを判定し、NO判定時(非受信時)に
は第10ステップG10にスキップし、YES判定時
(受信時)には次の第9ステップD9に移行する。
【0086】この第9ステップG9で、CPU20は受
信したアンロック信号の今回の電界強度E(i)が第2ス
レッショルドL2(図4参照)以下か否か、つまりE(i)
<L2の関係式が成立するか否かを判定し、NO判定時
には第16ステップG16にスキップする一方、YES
判定時つまり乗員が図7に矢印bで示すように仮想円の
円内から円外に以降した時には次の第10ステップG1
0に移行する。
【0087】次に第10ステップG10で、CPU20
は送受信部11がキーレス携帯機A側からのロック信号
を受信したか否かを判定し、YES判定時には第13ス
テップG13に移行し、NO判定時には次の第11ステ
ップG11に移行する。
【0088】この第11ステップG11で、CPU20
は、所定時間以内に第1スレッショルドL1(図4参照)
以上のアンロック信号の受信があるか否かを判定し、N
O判定時には第13ステップG13に移行し、YES判
定時には次の第12ステップG12に移行する。
【0089】この第12ステップG12で、CPU20
は第1スレッショルドL1以上のアンロック信号よりも
後にロック信号を受信したか否かを判定し、YES判定
時には第13ステップG13に移行する一方、NO判定
時には第1ステップG1にリターンする。
【0090】上述の第13ステップG13(車両ドアの
ロック手段)で、CPU20はキーシリンダによるドア
ロック操作またはキーレス携帯機Aからのロック信号受
信に対応して、車両ドア12がアンロック状態であるな
らばドアロックアクチュエータ19を介して車両ドア1
2をロックする(ドアロック作動)。
【0091】次に第14ステップG14で、CPU20
は警報サブルーチンでの処理を実行するが、この処理内
容は図5を参照して既述した通りである。
【0092】次に第15ステップG15で、CPU20
はドアロック作動直後に送受信部11を介してロック確
認信号をキーレス携帯機Aに送信すると共に、ホーンを
2回作動またはハザードランプを2回作動させる。
【0093】一方、上述の第16ステップG16で、C
PU20はキーシリンダによるドアアンロック操作また
はキーレス携帯機Aからのアンロック信号受信(第9ス
テップG9のNO判定により今回の電界強度が第2スレ
ッショルドL2よりも大になると第16ステップG16
に移行する)に対応して、車両ドア12がロック状態で
あるならばドアロックアクチュエータ19を介して車両
ドア12をアンロックする(ドアアンロック作動)。
【0094】次に第17ステップG17で、CPU20
はドアアンロック作動直後に送受信部11を介してアン
ロック確認信号をキーレス携帯機Aに送信すると共に、
ホーンを1回作動またはハザードランプを1回作動させ
る。
【0095】このように図6、図7で示した実施例(請
求項1,4,5,6に相当する実施例)によると、上述
のキーレス携帯機Aは車両9に対して自動的にアンロッ
ク信号を送信し、上述の車載制御手段(CPU20参照)
はアンロック信号の受信強度が第1スレッショルドL1
以下となった時に車両ドア12を自動的にロックする。
【0096】しかも、上述の車載制御手段(CPU20
参照)は車両9側で受信するアンロック信号の受信強度
が第2スレッショルドL2以下となった時点で、ヘッド
ライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを検出し
(図5のサブルーチン参照)、この検出に基づいて車両側
または携帯機側(この実施例では携帯機A側)において所
定の報知を実行する(第17ステップC17参照)。ま
た、第1スレッショルドと第2スレッショルドとを同一
に設定したので、ドアロック報知を同時に行なうことが
できる。
【0097】このように乗員が車両9を離れる時、ヘッ
ドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを乗員に
対して報知、認識させることができ、しかも必要以上な
報知を防止することができる。
【0098】つまり上述の検出は車両9側においてアン
ロック信号の受信強度が第2スレッショルドL2以下と
なった時点で実行されるので、例えば乗員が降車後、車
両9のトランクリッド側へ移動するような場合(受信強
度は第2スレッショルドL2以上)の不要な報知を防止
することができる。
【0099】なお、図6、図7に示すこの実施例におい
ても、その他の点(請求項4,5に相当する点)について
は先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するものであ
る。図8、図9は車両用施解錠装置の他の実施例を示
す。但し、この実施例においても図1の回路装置、図3
のフローチャート、図4に示すL2>L1の条件を用い
る。
【0100】この実施例では、上述のキーレス携帯機A
は車両9に対して自動的にアンロック信号を送信し、車
載機BのCPU20はアンロック信号の受信強度が第1
スレッショルドL1(図4参照)以下となった時(つまり
乗員が車両9から離れる時)、ドアロックアクチュエー
タ19を介して車両ドア12を自動的にロックする。
【0101】しかも、上述のCPU20は乗員が車両9
から離れる場合において、上述のアンロック信号の受信
強度が第2スレッショルドL2(図4参照)以下となった
時点で、ヘッドライト消し忘れ検出判定手段(図9のス
テップQ2参照)にてヘッドライトの消し忘れを検出
し、同様に上記時点で半ドア検出判定手段(図9のステ
ップQ3参照)にて車両ドア12の半ドア状態を検出
し、同様に上記時点でイグニッションキー抜き忘れ検出
判定手段(図9のステップQ1参照)にてイグニッション
キーの抜き忘れを検出し、これらの何れかの状態が検出
された時、車両側において所定の報知を実行する(図9
の第5ステップQ5参照)。
【0102】この所定の報知は上述のアンロック信号の
受信強度(車両9側での受信強度)が第2スレッショルド
L2以下となった時に行なわれるドアミラー23の格納
動作を禁止するもので、上述のCPU20はこのドアミ
ラー格納禁止手段(図9の第5ステップQ5参照)を兼ね
る。
【0103】また、上述のCPU20は、乗員の降車後
において上述のアンロック信号の受信強度が第2スレッ
ショルドL2以下となった時点で、ヘッドライト消し忘
れ、半ドアまたはキー抜き忘れが検出されても、乗員が
車両9からさらに遠ざかって上述のアンロック信号の受
信強度が第1スレッショルドL1(但しL2>L1)以下
になった時には、盗難防止性を向上する目的で、車両ド
ア12をロックする車両ドア12のロック手段(図3に
示すフローチャートの第15ステップD15参照)を兼
ねる。
【0104】一方、キーレス携帯機A側のCPU10
は、アンロック信号の受信強度が第1スレッショルドL
1(図4参照)以下となることによる車両ドア12のロッ
ク時に、その旨の報知を実行する第2の報知手段(ロッ
ク確認報知手段であって、図8に示すフローチャートの
第15ステップJ15参照)とを兼ねる。
【0105】しかも、上述の所定の報知と、第2の報知
とでは、その報知内容、報知形態を互に異ならせてい
る。図8、図9の実施例では所定の報知は本来格納され
るべきドアミラー23の格納を禁止し、第2の報知(図
8の第15ステップJ15参照)はブザー6を1回作動
させ、各報知が互に異なるように設定している。
【0106】このように構成した車両用施解錠装置の作
用を、図8、図9に示す各フローチャートを参照して、
以下に詳述する。まず、図8のフローチャートを参照し
て、キーレス携帯機A側の処理について説明する。
【0107】第1ステップJ1で、CPU10は電源ス
イッチ1がONか否かを判定し、YES判定時には次の
第2ステップJ2に移行する一方、NO判定時には別の
第3ステップJ3に移行する。なお、上述の第1ステッ
プJ1における判定処理は電源スイッチ1のON判定に
代えて所定時間ホールド判定であってもよい。つまりア
ンロックスイッチ2を所定時間ONすると、プレアンロ
ック信号を所定周期毎に送信するモードとなるので、こ
の構成に代えてもよい。
【0108】上述の第2ステップJ2で、CPU10は
所定周期が経過したか否かを判定し、NO判定時には第
3ステップJ3に移行する一方、YES判定時には第4
ステップJ4に移行する。
【0109】上述の第3ステップJ3で、CPU10は
アンロックスイッチ2の操作検出を実行し、アンロック
スイッチ2がON操作されたYES判定時には第4ステ
ップJ4に移行する一方、NO判定時には第5ステップ
J5に移行する。上述の第4ステップJ4で、CPU1
0は送受信部4を駆動して車載機B側へプレアンロック
信号を送信する。
【0110】次に第5ステップJ5で、CPU10は送
受信部4が車載機B側からのアンロックリクエスト信号
を受信したか否かを判定し、YES判定時には第6ステ
ップJ6に移行し、NO判定時には第7ステップJ7に
移行する。
【0111】上述の第6ステップJ6で、CPU10は
送受信部4を介して車載機B側へアンロック信号を送信
する。次の第7ステップJ7で、CPU10は送受信部
4が車載機B側からアンロック確認信号を受信したか否
かを判定し、YES判定時には第8ステップJ8に移行
し、NO判定時には第9ステップJ9に移行する。
【0112】上述の第8ステップJ8で、CPU10は
アンロック確認信号の受信に対応して、ディスプレイ7
によりアンロック表示を実行すると共に、ブザー6を2
回作動させて、車両ドア12がアンロックされた旨を移
行する。
【0113】次の第9ステップJ9で、CPU10はロ
ックスイッチ3の操作検出を実行し、ロックスイッチ3
がON操作されたYES判定時には次の第10ステップ
J10に移行する一方、NO判定時には別の第12ステ
ップJ12に移行する。
【0114】上述の第10ステップJ10で、CPU1
0は送受信部4を介してプレロック信号を車載機B側へ
送信し、次の第11ステップJ11で、CPU10は所
定時間の間、周期的なアンロック信号の送信を禁止し
て、誤動作の防止を図る。
【0115】次に第12ステップJ12で、CPU10
は送受信部4が車載機B側からロックリクエスト信号を
受信したか否かを判定し、YES判定時には第13ステ
ップJ13に移行し、NO判定時には第14ステップJ
14に移行する。
【0116】上述の第13ステップJ13で、CPU1
0は送受信部4を介してロック信号を車載機B側へ送信
する。次の第14ステップJ14で、CPU10は送受
信部4が車載機B側からロック確認信号を受信したか否
かを判定し、YES判定時には第15ステップJ15に
移行し、NO判定時には第1ステップJ1にリターンす
る。
【0117】上述の第15ステップJ15で、CPU1
0は、ロック確認信号の受信に対応して、ディスプレイ
7によりロック表示を実行すると共に、ブザー6を1回
作動させて、車両ドア12がロックされた旨を報知する
(第2の報知)。
【0118】以上がキーレス携帯機A側の処理である
が、次に図9を参照して車載機B側の処理について説明
する。但し、メインルーチンは図3と同一であるので、
ここでは図3第11ステップD11に相当するサブルー
チンについて説明する。
【0119】第1ステップQ1で、CPU20はイグニ
ッションキー検出センサ16からの入力によりイグニッ
ションキーの検出を実行し、イグニッションキーの抜き
忘れがあるYES判定時には第5ステップQ5に移行
し、NO判定時には次の第2ステップQ2に移行する。
【0120】この第2ステップQ2で、CPU20はス
モールランプスイッチ14からの入力によりランプ点灯
の検出を実行し、ヘッドライト消し忘れがあるYES判
定時には第5ステップQ5に移行し、NO判定時には次
の第3ステップQ3に移行する。
【0121】この第3ステップQ3で、CPU20はド
ア開センサ15からの入力によりドア開を検出し、車両
ドア12が半ドア状態となっていることが検出されたY
ES判定時には第5ステップQ5に移行し、NO判定時
には第4ステップQ4に移行する。
【0122】上述の第4ステップQ4で、CPU20は
ドアミラーアクチュエータ21を駆動して、ドアミラー
23を格納動作させる。一方、上述の第5ステップQ5
で、CPU20はキー抜き忘れ、ヘッドライト消し忘
れ、または半ドアの何れかの状態が検出されたことに対
応して、ドアミラー23の格納動作を禁止する(所定の
報知)。なお、上述の第4ステップQ4または第5ステ
ップQ5での処理終了後には、図3で示したメインルー
チンに戻る。
【0123】このように図8、図9で示した実施例(請
求項1〜5に相当する実施例)によると、上述のキーレ
ス携帯機Aは車両9に対して自動的にアンロック信号を
送信し、上述の車載制御手段(CPU20参照)はアンロ
ック信号の受信強度(電界強度参照)が第1スレッショル
ドL1以下となった時に車両ドア12を自動的にロック
する。
【0124】しかも、上述の車載制御手段(CPU20
参照)はアンロック信号の受信強度が第2スレッショル
ドL2以下となった時点で、ヘッドライト消し忘れ、半
ドアまたはキー抜き忘れを検出し、この検出に基づいて
車両側または携帯機側(この実施例では車両側)において
所定の報知を実行する(第5ステップQ5参照)。
【0125】このように乗員が車両を離れる時、ヘッド
ライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを乗員に対
して報知、認識させることができ、しかも必要以上な報
知を防止することができる。
【0126】つまり上述の検出は車両側においてアンロ
ック信号の受信強度が第2スレッショルドL2以下とな
った時点で実行されるので、例えば乗員が降車後、車両
9のトランクリッド側へ移動するような場合(受信強度
は第2スレッショルドL2以上)の不要な報知を防止す
ることができる。
【0127】さらに、本来ドアミラー23はアンロック
信号の受信強度が第2スレッショルドL2以下となった
時に格納されるが、上述の所定の報知をドアミラー格納
動作の禁止(第5ステップQ5参照)に設定したので、乗
員がドアミラー23の格納状態を目視することで、ヘッ
ドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを容易に
目視確認することができ、視認性の向上を図ることがで
きる。なお、その他の点については先の実施例とほぼ同
様の作用、効果を奏するものである。
【0128】図10は警報サブルーチンの他の実施例を
示し、この図10の実施例では所定の報知を、車両側に
て実行されるホーン連続作動&ハザード連続点灯に設定
したものである。
【0129】すなわち、第1ステップS1で、CPU2
0はイグニッションキー検出センサ16からの入力によ
りイグニッションキーの検出を実行し、イグニッション
キーの抜き忘れがあるYES判定時には第4ステップS
4に移行し、NO判定時には次の第2ステップS2に移
行する。
【0130】この第2ステップS2で、CPU20はス
モールランプスイッチ14からの入力によりランプ点灯
の検出を実行し、ヘッドライト消し忘れがあるYES判
定時には第4ステップS4に移行し、NO判定時には次
の第3ステップS3に移行する。
【0131】この第3ステップS3で、CPU20はド
ア開センサ15からの入力によりドア開を検出し、車両
ドア12が半ドア状態となっていることが検出されたY
ES判定時には第4ステップS4に移行し、NO判定時
には処理を終了して図3のメインルーチンに戻る。
【0132】上述の第4ステップF4で、CPU20は
ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れの検
出に対応して、ホーンを連続作動させると共に、ハザー
ドランプを連続点灯する(所定の報知)。
【0133】この図10に示すサブルーチンと図3に示
すメインルーチンとを組合せて(請求項1,3,4,5
に相当)、先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏する
ものである。
【0134】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の携帯機は、実施例のキーレス形態
機Aに対応し、以下同様に、車載制御手段は、車載機B
側のCPU20に対応し、ヘッドライト消し忘れを検出
する手段は、各ステップF2,Q2,S2およびスモー
ルランプスイッチ14に対応し、半ドアを検出する手段
は、各ステップF3,Q3,S3およびドア開センサ1
5に対応し、キー抜き忘れを検出する手段、各ステップ
F1,Q1,S1およびイグニッションキー検出センサ
16に対応し、所定の報知を実行する手段は、各ステッ
プC17,Q5,S4に対応し、ドアミラーの格納動作
を禁止する手段は、図9の第5ステップQ5に対応し、
車両ドアをロックする手段は、各ステップD15,G1
3に対応し、第2の報知を実行する手段は、各ステップ
C15,J15に対応するも、この発明は、上述の実施
例の構成のみに限定されるものではない。
【0135】ここで、上述の所定の報知と第2の報知と
は各実施例をどのように組合わせてもこれらの報知内容
がそれぞれ異なるように構成されているが、ブザー6、
ホーンおよびハザードランプの作動態様、作動回数は実
施例のものに限定されるものではなく、例えば所定の報
知を実行する場合にホーンまたはハザードランプを間欠
作動させてもよい。
【0136】
【発明の効果】乗員が車両を離れる時に、必要以上の報
知を防止しつつ、ヘッドライト消し忘れ、または、半ド
ア状態あるいはキー抜き忘れを乗員に報知して、認識さ
せることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両用施解錠装置を示すブロック
図。
【図2】 携帯機側の処理を示すフローチャート。
【図3】 車載機側の処理を示すフローチャート。
【図4】 第1スレッショルドと第2スレッショルドと
の差異を示す説明図。
【図5】 警報サブルーチンを示す図。
【図6】 車載機側の処理の他の実施例を示すフローチ
ャート。
【図7】 第1スレッショルドと第2スレッショルドと
の関係を示す説明図。
【図8】 携帯機側の処理の他の実施例を示すフローチ
ャート。
【図9】 警報サブルーチンの他の実施例を示す図。
【図10】 警報サブルーチンのさらに他の実施例を示
す図。
【符号の説明】
A…携帯機 B…車載機 9…車両 12…車両ドア 20…CPU(車載制御手段) 23…ドアミラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に対して自動的にアンロック信号を送
    信する携帯機と、上記アンロック信号の受信強度が第1
    スレッショルド以下となった時に車両ドアを自動的にロ
    ックする車載制御手段とを備えた車両用施解錠装置であ
    って、上記車載制御手段は、上記アンロック信号の受信
    強度が第2スレッショルド以下となった時点でヘッドラ
    イト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れを検出し、該
    検出に基づいて車両側または携帯機側において所定の報
    知を実行する車両用施解錠装置。
  2. 【請求項2】上記所定の報知は上記アンロック信号の受
    信強度が第2スレッショルド以下となった時に行なわれ
    るドアミラーの格納動作を禁止する請求項1記載の車両
    用施解錠装置。
  3. 【請求項3】上記第2スレッショルドは上記第1スレッ
    ショルドよりも大きい値に設定された請求項1または2
    記載の車両用施解錠装置。
  4. 【請求項4】上記車載制御装置は、上記アンロック信号
    の受信強度が第2スレッショルド以下となった時点で、
    ヘッドライト消し忘れ、半ドアまたはキー抜き忘れが検
    出されても、上記アンロック信号の受信強度が第1スレ
    ッショルド以下になった時には、車両ドアをロックする
    請求項1,2または3記載の車両用施解錠装置。
  5. 【請求項5】上記アンロック信号の受信強度が第1スレ
    ッショルド以下となることによる車両ドアのロック時に
    は、上記所定の報知とは異なる第2の報知を実行する請
    求項3記載の車両用施解錠装置。
  6. 【請求項6】上記第1スレッショルドと第2スレッショ
    ルドとを同一に設定した請求項1記載の車両用施解錠装
    置。
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