JP2006063676A - 電子キーシステムの携帯機及び携帯機の携帯忘れ防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用者が電子キーとしての携帯機を携帯し忘れてしまうのを未然に防止する。
【解決手段】 電子キーシステムの携帯機では、内部に備えた加速度センサ等からなる運動検出用センサの検出値が判定値N1以上になると、当該携帯機が静止状態から動いたと判定(S1010:YES)する。そして、その判定で、静止状態であると規定時間T1以上継続して判定した後、動いたと判定すると(S1010:YES且つS1030:YES)、音と振動を発生させる(S1040)。この携帯機によれば、その音と振動により、使用者に対して、本携帯機を携帯していることを自覚させることができ、また、出かける際にはいつも音と振動が発生する、という意識を持たせることができる。よって、例えば使用者が出かける際に、本携帯機を持ち忘れたならば、いつもは音と振動が出るのに、それが発生しないため、使用者は、携帯機の持ち忘れにいち早く気付くこととなる。
【選択図】 図2
【解決手段】 電子キーシステムの携帯機では、内部に備えた加速度センサ等からなる運動検出用センサの検出値が判定値N1以上になると、当該携帯機が静止状態から動いたと判定(S1010:YES)する。そして、その判定で、静止状態であると規定時間T1以上継続して判定した後、動いたと判定すると(S1010:YES且つS1030:YES)、音と振動を発生させる(S1040)。この携帯機によれば、その音と振動により、使用者に対して、本携帯機を携帯していることを自覚させることができ、また、出かける際にはいつも音と振動が発生する、という意識を持たせることができる。よって、例えば使用者が出かける際に、本携帯機を持ち忘れたならば、いつもは音と振動が出るのに、それが発生しないため、使用者は、携帯機の持ち忘れにいち早く気付くこととなる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電子キーシステムの携帯機に関するものである。
従来より、例えば自動車においては、車両の使用者に携帯される電子キーとしての携帯機が、車載装置から送信される要求(送信要求信号)に応答して、認証用のコードを含んだ返送信号を送信し、車載装置が、携帯機から受信したコードと当該車載装置のメモリ内に予め登録されているコードとが一致していれば、ドアのアンロック/ロックやエンジンの始動又はそれらの許可といった所定の動作を行う電子キーシステムが知られている。そして、このような電子キーシステムは、一般にスマートキーシステムやスマートキーレスエントリーシステムと呼ばれている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−170420号公報
特開2003−157483号公報(段落[0035]〜[0038])
上記のような電子キーシステムでは、使用者は、携帯機に対して意識的な操作を行わなくても、それを携帯しているだけで、所望の機能動作(ドアのアンロック、ロック等)が実現されるため、その携帯機をカバンや財布や上着のポケット等に入れたままにすることが多くなる。
このため、使用者は、携帯機を携帯し忘れた場合に、車両の近くまで行ってドアのアンロックなどの機能動作が行われないことで初めて、携帯機を携帯していないことに気付くことが多くなっている。
そこで、本発明は、使用者が電子キーシステムにおける電子キーとしての携帯機を携帯し忘れてしまうことを未然に防止することを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の電子キーシステムの携帯機(詳しくは、電子キーシステムにおける電子キーとしての携帯機)では、運動判定手段が、当該携帯機が静止状態から動いたか否かを判定する。そして、その運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されると、報知手段が、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作を行う。
このような請求項1の携帯機によれば、使用者が携帯機を携帯し忘れてしまうことを未然に防止することができるようになる。
即ち、使用者が携帯機を携帯している場合、その使用者の動作と連動して、携帯機は静止状態から動くこととなり、その携帯機の静止状態から運動状態への変化が運動判定手段によって検知される(つまり、運動判定手段により携帯機が動いたと肯定判定される)と、報知手段の動作(つまり、携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作)が行われることとなる。このため、その報知手段の動作により、使用者に対して、携帯機を携帯していることをいつも自覚させることができ、また、使用者に対して、出かける際にはいつも報知手段の動作が行われる、という習慣的意識を持たせることができる。よって、例えば、使用者が出かける際に、もし携帯機を持ち忘れた場合には、いつもは報知手段の動作が行われるのに、その報知手段の動作が行われなくなるため、使用者は、携帯機を持ち忘れたことにいち早く気付くこととなるのである。
即ち、使用者が携帯機を携帯している場合、その使用者の動作と連動して、携帯機は静止状態から動くこととなり、その携帯機の静止状態から運動状態への変化が運動判定手段によって検知される(つまり、運動判定手段により携帯機が動いたと肯定判定される)と、報知手段の動作(つまり、携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作)が行われることとなる。このため、その報知手段の動作により、使用者に対して、携帯機を携帯していることをいつも自覚させることができ、また、使用者に対して、出かける際にはいつも報知手段の動作が行われる、という習慣的意識を持たせることができる。よって、例えば、使用者が出かける際に、もし携帯機を持ち忘れた場合には、いつもは報知手段の動作が行われるのに、その報知手段の動作が行われなくなるため、使用者は、携帯機を持ち忘れたことにいち早く気付くこととなるのである。
ところで、携帯機が動く度に必ず報知手段の動作が行われると、その動作を使用者が邪魔に感じたり、電池の不要な消耗を招いたりすることが懸念される。
そこで、請求項2の携帯機では、請求項1の携帯機において、報知手段は、運動判定手段により当該携帯機が静止状態であると規定時間以上継続して判定されてから、その運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されると、作動する(即ち、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作を行う)ように構成されている。
そこで、請求項2の携帯機では、請求項1の携帯機において、報知手段は、運動判定手段により当該携帯機が静止状態であると規定時間以上継続して判定されてから、その運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されると、作動する(即ち、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作を行う)ように構成されている。
このような請求項2の携帯機によれば、静止状態が規定時間以上継続しなければ、その携帯機が動いても、報知手段の動作は行われないこととなるため、使用者に不快感を与えたり、電池の不要な消耗を招いたりすることを防止することができる。
次に、請求項3の携帯機では、請求項2の携帯機において、強動判定手段を備えており、その強動判定手段は、当該携帯機が運動判定手段により肯定判定されることとなる度合よりも更に大きい度合で一定時間以上継続して動いたか否かを判定する。
そして、報知手段は、運動判定手段により当該携帯機が静止状態であると判定された継続時間が前記規定時間未満であっても、強動判定手段により肯定判定されたならば、作動するように構成されている。
このような請求項3の携帯機によれば、前記規定時間内であっても、強動判定手段によって肯定判定されるように動かせば、報知手段が作動することとなる。よって、使用者が携帯機を探すために、例えば携帯機の入った上着やカバンなどを故意に激しく振った場合には、静止状態の継続時間に関係なく、報知手段の動作が行われることとなり、携帯機を探し出すことと、請求項2の構成による効果とを、両立させることができる。
また、請求項4の携帯機では、請求項1の携帯機において、報知手段は、前回作動してから規定時間以上経過しなければ、運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されても、作動しないように構成されている。
このような請求項4の携帯機によっても、請求項2の携帯機と同様に、その携帯機が動く度に必ず報知手段が作動するのではなく、報知手段は、少なくとも規定時間以上の間隔をおいて作動することとなるため、使用者に不快感を与えたり、電池の不要な消耗を招いたりすることを防止することができる。
次に、請求項5の携帯機では、請求項4の携帯機において、請求項3の携帯機と同様の強動判定手段を備えており、その強動判定手段は、当該携帯機が運動判定手段により肯定判定されることとなる度合よりも更に大きい度合で一定時間以上継続して動いたか否かを判定する。そして、報知手段は、前回作動してから前記規定時間以上経過していなくても、上記強動判定手段により肯定判定されたならば、作動するように構成されている。
このような請求項5の携帯機によれば、報知手段が前回作動してから前記規定時間未満であっても、強動判定手段によって肯定判定されるように動かせば、報知手段が作動することとなる。よって、使用者が携帯機を探すために、例えば携帯機の入った上着やカバンなどを故意に激しく振った場合には、報知手段が前回作動してからの経過時間に関わらず、報知手段が作動することとなり、請求項3の携帯機と同様の効果を得ることができる。つまり、携帯機を探し出すことと、請求項4の構成による効果とを、両立させることができる。
尚、報知手段は、携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、請求項6に記載の如く、音と振動との少なくとも一方(即ち、音と振動との両方又は一方)を発生するように構成することができる。そして、この構成によれば、使用者は、携帯機から発せられる音と振動との少なくとも一方により、その携帯機が動いたこと(延いては、携帯機を携帯していること)を確認することができる。
一方、請求項7に記載の如く、報知手段は、携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、当該携帯機とは別の携帯型機器へ、その携帯型機器に当該携帯機が動いたことを使用者に報知させるための指令信号を無線送信するように構成することもできる。
つまり、この場合、請求項7の携帯機と通信相手の携帯型機器とから、その携帯機の携帯忘れを防止するための携帯忘れ防止システムを構築することとなる。そして、請求項8に記載の如く、携帯型機器は、携帯機からの指令信号を受信すると、その携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作を行うように構成すれば良い。
尚、携帯機とは別の携帯型機器としては、携帯型の機器であれば何でも良く、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)といった所謂モバイル機器、或いは、テレビ、エアコン、車載ナビゲーション装置といった他の機器用のリモコンや当該携帯忘れ防止システムに専用のリモコンなどが考えられる。
また、請求項9に記載の如く、携帯型機器は、携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、当該携帯型機器の表示部に携帯機が動いたことを表す画像を表示させるように構成することができる。そして、この構成によれば、使用者は、携帯型機器の表示部に表示される画像により、携帯機が動いたこと(延いては、携帯機を携帯していること)を確認することができる。
また、請求項10に記載の如く、携帯型機器は、携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、音と振動との少なくとも一方を発生するように構成することができる。そして、この構成によれば、使用者は、携帯型機器から発せられる音と振動との少なくとも一方により、携帯機が動いたこと(延いては、携帯機を携帯していること)を確認することができる。
次に、請求項11記載の携帯機の携帯忘れ防止システムでは、請求項8〜10の携帯忘れ防止システムにおいて、携帯機には、携帯型機器から送信される捜索用信号を受信すると、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う報知用動作実施手段が備えられており、携帯型機器には、予め定められた操作がされると、前記捜索用信号を送信する捜索用信号送信手段が備えられている。
このような請求項11の携帯忘れ防止システムによれば、使用者は、携帯機を携帯していないことに気付いたが、その携帯機をどこにしまったのか忘れてしまった場合、携帯型機器に対して予め定められた操作を行えば良い。つまり、その操作を行えば、携帯型機器の捜索用信号送信手段により捜索用信号が送信され、携帯機側では、その捜索用信号を受信すると、報知用動作実施手段が、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行うこととなる。そして、使用者は、その報知用動作に基づいて、紛失した携帯機を容易に探し出すことができるようになる。
ここで、請求項11のシステムの具体的構成例としては、請求項12に記載の如く、携帯機の報知用動作実施手段は、報知用動作として、音と振動との少なくとも一方を発生するように構成することができる。そして、この構成によれば、使用者は、携帯機から発せられる音と振動との少なくとも一方により、その携帯機の位置を容易に知ることができる。
また、請求項11のシステムの具体的構成例としては、請求項13に記載の如く、携帯機の報知用動作実施手段は、報知用動作として、GPS信号(即ち、GPS衛星からの信号)を受信すると共に、その受信したGPS信号から算出した現在位置又はその受信したGPS信号の内容を示す信号を、携帯型機器へ応答信号として送信し、携帯型機器は、その携帯機からの応答信号に基づいて、当該携帯型機器の表示部に、その携帯機の現在位置情報を表示させるように構成することができる。そして、この構成によれば、使用者は、携帯型機器の表示部に表示される情報から、携帯機の位置を容易に知ることができる。
尚、携帯型機器の表示部に表示させる携帯機の現在位置情報としては、携帯機の位置座標(緯度、経度)でも良いが、携帯機の位置を一層分かり易くするのであれば、例えば、車載ナビゲーション装置と同様に、携帯機の現在位置を含む地図を表示すると共に、その表示地図上に、携帯機の現在位置を特定のマークなどで識別可能に表示するように構成すれば良い。また、携帯機が、受信したGPS信号から現在位置を算出して、その現在位置を示す信号を応答信号として送信するのであれば、携帯型機器は、その応答信号から携帯機の現在位置をそのまま把握することができる。また、携帯機が、受信したGPS信号から現在位置を算出せずに、そのGPS信号の内容を示す信号を応答信号として送信するのであれば、携帯型機器は、その応答信号から携帯機の現在位置を算出すれば良い。
一方また、請求項11のシステムの具体的構成例としては、請求項14に記載の如く、携帯機の報知用動作実施手段は、報知用動作として、携帯型機器へ捜索用信号に対する応答信号を送信し、携帯型機器は、その携帯機からの応答信号の受信強度に基づいて、当該携帯型機器の表示部に、携帯機との距離を表す情報を表示させるように構成することができる。そして、この構成によれば、使用者は、携帯型機器の表示部に表示される情報から、携帯機との距離を知ることができ、その距離をたよりにして携帯機を容易に探し出すことができるようになる。
尚、携帯型機器は、携帯機との距離を表す情報(以下、距離情報という)として、表示部に、例えば、携帯機からの応答信号の受信強度をそのまま表示するように構成しても良い。この場合、表示部に表示される受信強度を距離に換算する換算表を事前に用意しておけば、使用者は、その換算表から、携帯機との距離を知ることができるからである。また、携帯型機器は、携帯機からの応答信号の受信強度に基づいて携帯機との距離を算出し、その算出した距離の値を、距離情報として表示部に表示させるように構成すれば、使用者は、その表示内容を見るだけで携帯機との距離を知ることができ、使い勝手が向上する。
また、請求項11の捜索システムは、具体的には、請求項15に記載の如く構成することもできる。
即ち、請求項15の捜索システムでは、携帯機にカメラが備えられている。そして、携帯機の報知用動作実施手段は、報知用動作として、そのカメラに当該携帯機の周辺を撮影させると共に、その撮影した画像データを携帯型機器へ送信し、携帯型機器は、その携帯機からの画像データの表す画像を、当該携帯型機器の表示部に表示させる。
即ち、請求項15の捜索システムでは、携帯機にカメラが備えられている。そして、携帯機の報知用動作実施手段は、報知用動作として、そのカメラに当該携帯機の周辺を撮影させると共に、その撮影した画像データを携帯型機器へ送信し、携帯型機器は、その携帯機からの画像データの表す画像を、当該携帯型機器の表示部に表示させる。
そして、この構成によれば、使用者は、携帯型機器の表示部に表示される画像から、紛失した携帯機の位置を容易に知ることができる。
次に、請求項16の電子キーシステムの携帯機では、請求項1〜7の携帯機において、音入力手段が外からの音を入力し、音判定手段が、その音入力手段により入力された音が予め登録された音であるか否かを判定する。そして、その音判定手段により肯定判定された場合(つまり、音入力手段により入力された音が予め登録された音であると判定された場合)に、報知用動作実施手段が、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う。
次に、請求項16の電子キーシステムの携帯機では、請求項1〜7の携帯機において、音入力手段が外からの音を入力し、音判定手段が、その音入力手段により入力された音が予め登録された音であるか否かを判定する。そして、その音判定手段により肯定判定された場合(つまり、音入力手段により入力された音が予め登録された音であると判定された場合)に、報知用動作実施手段が、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う。
このような請求項16の携帯機によれば、使用者は、携帯機を携帯していないことに気付いたが、その携帯機をどこにしまったのか忘れてしまった場合、予め登録された音と同じ音(例えば、音質や言葉)を発生させれば、携帯機の報知用動作実施手段が、その携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行うこととなる。このため、使用者は、その報知用動作に基づいて、紛失した携帯機を容易に探し出すことができるようになる。
また、請求項17の電子キーシステムの携帯機では、請求項1〜7の携帯機において、音入力手段が外からの音を入力し、音判定手段が、その音入力手段により入力された音の大きさが規定値以上であるか否かを判定する。そして、その音判定手段により肯定判定された場合(つまり、音入力手段により入力された音の大きさが規定値以上であると判定された場合)に、報知用動作実施手段が、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う。
このような請求項17の携帯機によれば、使用者は、携帯機を携帯していないことに気付いたが、その携帯機をどこにしまったのか忘れてしまった場合、大きな音(つまり、携帯機の音判定手段で肯定判定される程の音)を発生させれば、携帯機の報知用動作実施手段が、その携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行うこととなる。このため、使用者は、その報知用動作に基づいて、紛失した携帯機を容易に探し出すことができるようになる。
尚、請求項16又は17の携帯機において、報知用動作実施手段は、報知用動作として、請求項18に記載の如く、音と振動との少なくとも一方を発生するように構成すれば、使用者は、携帯機から発せられる音と振動との少なくとも一方により、その携帯機の位置を容易に知ることができる。
以下に、本発明が適用された実施形態について説明する。
尚、以下に説明する各実施形態の携帯機は、自動車用の電子キーシステムにおいて、使用者に電子キーとして携帯されるものである。そして、その電子キーシステムは、車両周囲の無線通信エリア内に正規の携帯機(即ち、その車両に専用の携帯機)が入るとドアをアンロックするための処理が行われるスマートキーシステム(スマートキーレスエントリーシステム)と、使用者がその正規の携帯機に設けられているボタンを押すことでドアのロック/アンロックが行われるリモートキーレスエントリーシステム(以下、RKEという)とを兼ねたものである。
尚、以下に説明する各実施形態の携帯機は、自動車用の電子キーシステムにおいて、使用者に電子キーとして携帯されるものである。そして、その電子キーシステムは、車両周囲の無線通信エリア内に正規の携帯機(即ち、その車両に専用の携帯機)が入るとドアをアンロックするための処理が行われるスマートキーシステム(スマートキーレスエントリーシステム)と、使用者がその正規の携帯機に設けられているボタンを押すことでドアのロック/アンロックが行われるリモートキーレスエントリーシステム(以下、RKEという)とを兼ねたものである。
[第1実施形態]
まず図1は、第1実施形態の携帯機11の構成を表す構成図である。
ここで、携帯機11が用いられる電子キーシステムの機能(スマートキーシステムとRKEの機能)は周知のものであるが、その概要を説明しておく。尚、車両側には、車両周囲の無線通信エリアへ送信要求信号を送信する送信機(車載送信機)と、携帯機11からの無線電波を受信する受信機(車載受信機)と、その送信機及び受信機に接続された制御装置(車載制御装置)とが設けられている。
まず図1は、第1実施形態の携帯機11の構成を表す構成図である。
ここで、携帯機11が用いられる電子キーシステムの機能(スマートキーシステムとRKEの機能)は周知のものであるが、その概要を説明しておく。尚、車両側には、車両周囲の無線通信エリアへ送信要求信号を送信する送信機(車載送信機)と、携帯機11からの無線電波を受信する受信機(車載受信機)と、その送信機及び受信機に接続された制御装置(車載制御装置)とが設けられている。
(1)まず、スマートキーシステムの機能概要について説明する。
(1−1)車載制御装置は、車載送信機から定期的に送信要求信号を送信させる。
(1−2)また、携帯機11は、車載送信機からの送信要求信号を受信可能な無線通信エリア内に入って、その送信要求信号を受信すると、返送信号として、その携帯機11に対応する車両に固有のスマート用IDコードを含んだスマート用電波を送信する。
(1−1)車載制御装置は、車載送信機から定期的に送信要求信号を送信させる。
(1−2)また、携帯機11は、車載送信機からの送信要求信号を受信可能な無線通信エリア内に入って、その送信要求信号を受信すると、返送信号として、その携帯機11に対応する車両に固有のスマート用IDコードを含んだスマート用電波を送信する。
(1−3)そして、車載制御装置は、車両の全ドアが閉状態でロックされている駐車時において、携帯機11からの上記スマート用電波が車載受信機により受信されると、その受信された電波に含まれていたスマート用IDコードが当該制御装置に記憶されているスマート用IDコード(即ち、当該制御装置が搭載された車両に固有のスマート用IDコード)と一致しているか否かの認証判定を行い、一致していたならば、ドアのアンロックを許可した状態となる。そして更に、そのアンロック許可状態で、例えば運転席ドアの外側のドアノブに設けられているタッチセンサからの信号により、人がそのドアノブを触ったことを検知すると、ドアロックモータを駆動して全ドアをアンロック状態にする。
(2)次に、RKEの機能概要について説明する。
(2−1)RKEでは、車両の使用者が携帯機11のロック用ボタン15a又はアンロック用ボタン15bを押すと、携帯機11から、その携帯機11に対応する車両に固有のRKE用IDコードを含んだRKE用電波が送信される。また、携帯機11のボタン15a,15bのうち、ロック用ボタン15aが押された場合には、RKE用電波にロックを示す動作指示情報が含まれ、アンロック用ボタン15bが押された場合には、RKE用電波にアンロックを示す動作指示情報が含まれることとなる。尚、携帯機11のボタン15a,15bは、押されることでオンするボタンタイプのスイッチである。
(2−1)RKEでは、車両の使用者が携帯機11のロック用ボタン15a又はアンロック用ボタン15bを押すと、携帯機11から、その携帯機11に対応する車両に固有のRKE用IDコードを含んだRKE用電波が送信される。また、携帯機11のボタン15a,15bのうち、ロック用ボタン15aが押された場合には、RKE用電波にロックを示す動作指示情報が含まれ、アンロック用ボタン15bが押された場合には、RKE用電波にアンロックを示す動作指示情報が含まれることとなる。尚、携帯機11のボタン15a,15bは、押されることでオンするボタンタイプのスイッチである。
(2−2)そして、車載制御装置は、携帯機11からのRKE用電波が車載受信機により受信されると、その受信された電波に含まれていたRKE用IDコードが当該制御装置に記憶されているRKE用IDコード(即ち、当該制御装置が搭載された車両に固有のRKE用IDコード)と一致しているか否かの認証判定を行い、一致していたならば、その受信した電波にRKE用IDコードと一緒に含まれていた上記動作指示情報に応じて、ドアロックモータを駆動して全ドアをロック又はアンロック状態にする。
次に、携帯機11には、この携帯機11の運動状態を検出するための運動検出用センサ17と、音を出すためのスピーカからなる音出力部19と、外からの音を入力するためのマイクからなる音入力部21(音入力手段に相当)と、振動を発生させるモータ等からなる振動発生部23と、前述した車載制御装置と無線通信するためのアンテナ及び送受信部(図示省略)と、当該携帯機11の動作を司るマイコンからなる制御部25とが備えられている。
尚、運動検出用センサ17としては、例えば、加速度センサを用いているが、その代わりに、振動を検出する振動センサや傾斜(傾き)を検出する傾斜センサを用いたり、それら複数種類のセンサのうちの2つ以上を組み合わせて用いるようにしても良い。
次に、携帯機11の制御部25にて、使用者が携帯機11を携帯し忘れるのを未然に防止するために実施される処理の内容について、図2のフローチャートを用い説明する。
図2に示すように、携帯機11の制御部25は、S1010にて、運動検出用センサ17の検出値(この例では、センサ17により検出される携帯機11の加速度)が第1判定値N1以上であるか否かを判定し、第1判定値N1以上でなければ(S1010:NO)、携帯機11は静止状態であると判断して、S1020に進む。そして、そのS1020にて、携帯機11が静止状態となっている継続時間(以下、静止継続時間という)Tsをカウントする処理を行い、その後、S1010へ戻る。
図2に示すように、携帯機11の制御部25は、S1010にて、運動検出用センサ17の検出値(この例では、センサ17により検出される携帯機11の加速度)が第1判定値N1以上であるか否かを判定し、第1判定値N1以上でなければ(S1010:NO)、携帯機11は静止状態であると判断して、S1020に進む。そして、そのS1020にて、携帯機11が静止状態となっている継続時間(以下、静止継続時間という)Tsをカウントする処理を行い、その後、S1010へ戻る。
また、上記S1010にて、運動検出用センサ17の検出値が第1判定値N1以上であると判定した場合には(S1010:YES)、携帯機11が動いていると判断して、S1030に進む。そして、そのS1030にて、上記S1020でカウントされる静止継続時間Tsが規定時間(例えば3分)T1以上になっているか否かを判定し、「Ts≧T1」であれば(S1030:YES)、次のS1040にて、当該携帯機11が動いたことを使用者に報知するための動作として、一定時間の間、音出力部19から特定の音(例えばブザー音)を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させる。そして、その後、次のS1050にて、静止継続時間Tsを0にクリアした後、S1010へ戻る。
一方、上記S1030にて、静止継続時間Tsが規定時間T1以上ではないと判定した場合には(S1030:NO)、S1060に移行して、運動検出用センサ17の検出値が上記第1判定値N1よりも大きい第2判定値N2以上となっている状態が一定時間以上(例えば2秒以上)継続したか否かを判定する。
そして、このS1060で否定判定した場合には、そのまま上記S1050に進むが、そのS1060で肯定判定した場合(即ち、運動検出用センサ17の検出値が第2判定値N2以上となっている状態が一定時間以上継続した場合)には、上記S1040へ移行して、この場合にも、一定時間の間、音出力部19から特定の音を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させ、その後、S1050に進む。
次に、携帯機11の制御部25にて、使用者が紛失してしまった携帯機11を容易に見つけ出すことができるようにするために実施される処理について、図3のフローチャートを用い説明する。
図3に示すように、携帯機11の制御部25は、S1110にて、使用者により音声登録操作が行われたか否かを判定する。尚、音声登録操作としては、例えば、ロック用ボタン15aとアンロック用ボタン15bとが同時に且つ一定時間内に連続して2回押される、といった通常の携帯機11の機能には関係の無い操作である。
そして、音声登録操作が行われていないと判定した場合には(S1110:NO)、そのままS1130へ移行するが、音声登録操作が行われたならば(S1110:YES)、次のS1120に進む。
S1120では、上記の音声登録操作が行われてから一定時間内に音入力部21から入力された音声を解析し、その音声が示す言葉の内容を登録音声として内部のメモリに記憶(登録)する。そして、その後、S1130へ進む。
このため、使用者は、携帯機11に対して音声登録操作を行ってから、その携帯機11の音入力部21に向かって所望の言葉を発すれば、その言った言葉が登録音声として携帯機11内のメモリに記憶されることとなる。
一方、S1130では、音入力部21により入力される音を解析し、その音が上記S1120で記憶された登録音声と同じ言葉を表す音声であるか否かを判定する。つまり、登録音声が入力されたか否かを判定するのである。
そして、登録音声が入力されていないと判定した場合には(S1130:NO)、そのままS1110へ戻るが、登録音声が入力されたと判定した場合には(S1130:YES)、S1140に進んで、一定時間の間、音出力部19から特定の音(本実施形態では、図2のS1040で発生させる音とは異なるパターンのブザー音)を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させ、その後、S1110へ戻る。
尚、図3のS1140で発生させる音は、図2のS1040で発生させる音と同じであっても良い。また、図3のS1120では、入力された音声の質(音質)もメモリに記憶するようにし、S1130では、音入力部21により入力される音が、S1120で記憶された音質で且つそのS1120で記憶された言葉を表す音声である場合に、登録音声が入力されたと判定するようにしても良い。
以上のような第1実施形態の携帯機11によれば、使用者が当該携帯機11を携帯し忘れてしまうことを未然に防止することができる。
即ち、使用者が携帯機11を携帯している場合、その使用者の動作と連動して、携帯機11は動くこととなる。そして、携帯機11が規定時間T1以上継続して静止していてから動かされ、その静止状態から運動状態への変化が、図2のS1010により検知される(つまり、S1010で肯定判定される)と、図2のS1030で肯定判定されて、S1040により、携帯機11から音と振動が発生されて、使用者に対し、本携帯機11が動いたことが報知されることとなる。このため、その音と振動により、使用者に対して、携帯機11を携帯していることを常時自覚させることができ、また、使用者に対して、出かける際にはいつも音と振動が発生する、という習慣的な意識を持たせることができる。よって、例えば、使用者が出かける際に、もし携帯機11を持ち忘れた場合には、いつもは音及び振動が出るのに、それが発生しないため、使用者は、携帯機11を持ち忘れたことにいち早く気付くこととなるのである。
即ち、使用者が携帯機11を携帯している場合、その使用者の動作と連動して、携帯機11は動くこととなる。そして、携帯機11が規定時間T1以上継続して静止していてから動かされ、その静止状態から運動状態への変化が、図2のS1010により検知される(つまり、S1010で肯定判定される)と、図2のS1030で肯定判定されて、S1040により、携帯機11から音と振動が発生されて、使用者に対し、本携帯機11が動いたことが報知されることとなる。このため、その音と振動により、使用者に対して、携帯機11を携帯していることを常時自覚させることができ、また、使用者に対して、出かける際にはいつも音と振動が発生する、という習慣的な意識を持たせることができる。よって、例えば、使用者が出かける際に、もし携帯機11を持ち忘れた場合には、いつもは音及び振動が出るのに、それが発生しないため、使用者は、携帯機11を持ち忘れたことにいち早く気付くこととなるのである。
そして更に、第1実施形態の携帯機11では、図2のS1010により本携帯機11が静止状態であると規定時間T1以上継続して判定された後に、そのS1010により本携帯機11が動いたと判定されて初めて(S1010:YES、且つS1030:YES)、S1040で音と振動を発生させるようになっている。つまり、静止状態が規定時間T1以上継続しなければ、たとえ動いたとしても、S1040の処理は行われないように構成されている。このため、携帯機11が動く度に音と振動が出て、使用者がその音及び振動を邪魔に感じてしまう、といったことがなく、また、本携帯機11の内蔵電池の不要な消耗も防ぐことができる。
また、第1実施形態の携帯機11では、図2のS1030で否定判定された場合、つまり、S1010で本携帯機11が動いたと肯定判定されたが、それまでS1010で否定判定され続けられていた静止継続時間Tsが規定時間T1未満である場合には、S1060の処理により、本携帯機11がS1010で動いたと判定される度合いよりも大きい度合いで一定時間以上継続して動いたか否かが判定される。そして、そのS1060で肯定判定されれば、S1040で音と振動が発生されることとなる。
このため、本携帯機11が静止状態であった継続時間が規定時間T1未満であっても、本携帯機11をS1060で肯定判定される程に強く動かせば、音と振動が発生されることとなる。よって、使用者が携帯機11を探すために、例えば携帯機11の入った上着やカバンなどを故意に激しく振れば、静止状態の継続時間に関係なく、音と振動が発生することとなり、本携帯機11の存在を使用者が故意に確認したければ、その確認も確実に行うことができる。
更に、本第1実施形態の携帯機11によれば、図3の処理が実施されるため、使用者は、本携帯機11を携帯していないことに気付いたものの、それをどこにしまったのか忘れてしまった場合、携帯機11に予め登録しておいた登録音声と同じ言葉を発すれば、その紛失した携帯機11を容易に見つけ出すことができる。
即ち、その使用者の音声が携帯機11に届いて、登録音声が入力されたと判定されれば(S1130:YES)、図2のS1040と同様に、携帯機11から音と振動が発せられるからである(S1140)。
尚、本第1実施形態では、図2の処理のうち、S1010が運動判定手段としての処理に相当し、S1040が報知手段としての処理に相当し、S1060が強動判定手段としての処理に相当している。また、図3の処理のうち、S1130が、請求項16の音判定手段としての処理に相当し、S1140が、請求項16の報知用動作実施手段としての処理に相当している。
一方、図2のS1040では、音と振動との何れか一方だけを発生させるように構成しても良い。同様に、図3のS1140においても、音と振動との何れか一方だけを発生させるように構成しても良い。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の携帯機について説明する。尚、本第2実施形態の携帯機は、第1実施形態の携帯機11とハードウェア構成は同じであるため、以下の説明において、各部の符号については、第1実施形態と同じものを用いる。
次に、第2実施形態の携帯機について説明する。尚、本第2実施形態の携帯機は、第1実施形態の携帯機11とハードウェア構成は同じであるため、以下の説明において、各部の符号については、第1実施形態と同じものを用いる。
第2実施形態の携帯機11では、第1実施形態と比較すると、制御部25が、図3の処理に代えて、図4の処理を実施する点だけが異なっている。
そして、図4に示すように、携帯機11の制御部25は、S1210にて、音入力部21により入力される音の大きさが規定値以上であるか否か(換言すれば、規定値以上の音量が入力されたか否か)を判定して、規定値以上の音量が入力されるまで待機する。そして、規定値以上の音量が入力されたと肯定判定すると(S1210:YES)、S1220に進んで、一定時間の間、音出力部19から特定の音(例えばブザー音)を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させ、その後、S1210へ戻る。
そして、図4に示すように、携帯機11の制御部25は、S1210にて、音入力部21により入力される音の大きさが規定値以上であるか否か(換言すれば、規定値以上の音量が入力されたか否か)を判定して、規定値以上の音量が入力されるまで待機する。そして、規定値以上の音量が入力されたと肯定判定すると(S1210:YES)、S1220に進んで、一定時間の間、音出力部19から特定の音(例えばブザー音)を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させ、その後、S1210へ戻る。
このような第2実施形態の携帯機11によっても、使用者は、紛失した本携帯機11を探したい場合に、それを容易に見つけ出すことができる。
即ち、使用者は、声を出したり何かをたたいたりして、上記図4のS1210で肯定判定される程の大きな音を発生させれば、携帯機11から音と振動が発せられるからである(S1220)。
即ち、使用者は、声を出したり何かをたたいたりして、上記図4のS1210で肯定判定される程の大きな音を発生させれば、携帯機11から音と振動が発せられるからである(S1220)。
尚、本第2実施形態では、図4のS1210が、請求項17の音判定手段としての処理に相当し、図4のS1220が、請求項17の報知用動作実施手段としての処理に相当している。また、図4のS1220においても、音と振動との何れか一方だけを発生させるように構成しても良い。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態として、携帯機の携帯忘れ防止システムについて説明する。
図5に示すように、第3実施形態の携帯忘れ防止システムは、携帯忘れ防止対象の携帯機12と、その携帯機12とは別の携帯型機器13とからなる。
次に、第3実施形態として、携帯機の携帯忘れ防止システムについて説明する。
図5に示すように、第3実施形態の携帯忘れ防止システムは、携帯忘れ防止対象の携帯機12と、その携帯機12とは別の携帯型機器13とからなる。
尚、図5の携帯機12において、第1実施形態の携帯機11(図1)と同じ構成要素については、同一の符号を付しているため、説明は省略する。また、本第3実施形態において、携帯型機器13は、携帯電話機やPDAなどのモバイル機器であるが、携帯型の機器であれば何でも良く、例えば、テレビやエアコンといった他の機器用のリモコン、或いは、本携帯忘れ防止システムに専用のリモコンでも良い。
ここで、携帯機12には、第1実施形態の携帯機11が有する構成要素に加え、更に、携帯型機器13と無線通信するためのアンテナ27及び送受信部29と、GPS衛星からのGPS信号を受信するためのアンテナ31及びGPS受信部33と、当該携帯機12の周辺を撮影するためのカメラからなる撮影部35とが備えられている。尚、アンテナ27及び送受信部29は、前述した車載制御装置と無線通信するためのアンテナ及び送受信部とは別のものであっても、それらと共用のものであっても、何れでも良い。
そして、この携帯機12では、第1又は第2実施形態の携帯機11とソフトウェア面で比較すると、制御部25が、図2のS1040にて、音と振動を発生させる代わりに、送受信部29に送信データを与えて、アンテナ27から携帯型機器13へ、その携帯型機器13に当該携帯機12が動いたことを使用者に報知させるための指令信号を無線送信する点が異なっている。
また、携帯型機器13には、携帯機12と無線通信するためのアンテナ37及び送受信部39と、液晶ディスプレイ等からなる表示部41と、捜索用ボタン43や複数通りの数字ボタン(数字が記載されたボタン)を含む複数のボタン(キー)が配列された操作部45と、マイコンからなる制御部47とが備えられている。
そして、図6に示すように、この携帯型機器13では、制御部47が、まずS1310にて、携帯機12からの上記指令信号がアンテナ37及び送受信部39によって受信されたか否かを判定して、その指令信号が受信されるまで待機する。
そして、指令信号が受信されると(S1310:YES)、次のS1320にて、携帯機12が動いたことを使用者に報知するための動作として、表示部41に、携帯機12が動いたことを表す画像(例えば、メッセージやアイコン)を表示させ、その後、S1310へ戻る。
このため、使用者は、携帯型機器13の表示部41に表示される画像により、携帯機12が動いたこと(延いては、携帯機12を携帯していること)を確認することができる。
つまり、本第3実施形態の携帯忘れ防止システムでは、携帯機12が動いたことを、その携帯機12から音や振動を発生させるのではなく、携帯型機器13の表示部41に画像を表示させることで、使用者に報知するようにしており、このシステムによっても、第1及び第2実施形態の携帯機11と同様に、使用者が携帯機12を携帯し忘れてしまうことを未然に防止することができる。
つまり、本第3実施形態の携帯忘れ防止システムでは、携帯機12が動いたことを、その携帯機12から音や振動を発生させるのではなく、携帯型機器13の表示部41に画像を表示させることで、使用者に報知するようにしており、このシステムによっても、第1及び第2実施形態の携帯機11と同様に、使用者が携帯機12を携帯し忘れてしまうことを未然に防止することができる。
尚、図6のS1320では、携帯機12が動いたことを使用者に報知するための動作として、一定時間の間、特定の音(例えばブザー音)を発生させると共に、振動を発生させるように構成しても良い。そして、この構成によれば、使用者は、携帯型機器13から発せられる音と振動により、携帯機12が動いたことを確認することができる。
また更に、本第3実施形態の携帯忘れ防止システムでは、携帯型機器13の制御部47と、携帯機12の制御部25との各々が、図7〜図10に示す各処理を実施しており、その処理により、使用者は、携帯機12を携帯していないことに気付いたが、それをどこにしまったのか忘れてしまった場合でも、その携帯機12を容易に見つけ出すことができるようにしている。
そこで次に、それら図7〜図10の処理について説明する。
まず、図7は、第1の捜索機能を実現するために実行される処理を表すフローチャートであり、(A)が携帯型機器13の制御部47で実施される処理を表し、(B)が携帯機12の制御部25で実施される処理を表している。
まず、図7は、第1の捜索機能を実現するために実行される処理を表すフローチャートであり、(A)が携帯型機器13の制御部47で実施される処理を表し、(B)が携帯機12の制御部25で実施される処理を表している。
図7(A)に示すように、携帯型機器13の制御部47は、S111にて、使用者により第1の捜索用操作が行われたか否かを判定して、その第1の捜索用操作があるまで待機する。尚、第1の捜索用操作としては、例えば、操作部45のボタンのうち、まず捜索用ボタン43が押され、次に数字が「1」のボタンが押される、といった操作である。
そして、第1の捜索用操作が行われたならば(S111:YES)、次のS113にて、送受信部39に第1の捜索機能を示す送信対象データを与えて、アンテナ37からそのデータを含んだ第1の捜索用信号を送信させ、その後、S111へ戻る。
一方、図7(B)に示すように、携帯機12の制御部25は、S121にて、携帯型機器13からの上記第1の捜索用信号がアンテナ27及び送受信部29によって受信されたか否かを判定して、その第1の捜索用信号が受信されるまで待機する。
そして、第1の捜索用信号が受信されると(S121:YES)、次のS123にて、一定時間の間、音出力部19から特定の音(例えばブザー音)を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させ、その後、S121へ戻る。
次に、図8は、第2の捜索機能を実現するために実行される処理を表すフローチャートであり、(A)が携帯型機器13の制御部47で実施される処理を表し、(B)が携帯機12の制御部25で実施される処理を表している。
図8(A)に示すように、携帯型機器13の制御部47は、S211にて、使用者により第2の捜索用操作が行われたか否かを判定して、その第2の捜索用操作があるまで待機する。尚、第2の捜索用操作としては、例えば、操作部45のボタンのうち、まず捜索用ボタン43が押され、次に数字が「2」のボタンが押される、といった操作である。
そして、第2の捜索用操作が行われたならば(S211:YES)、次のS213にて、送受信部39に第2の捜索機能を示す送信対象データを与えて、アンテナ37からそのデータを含んだ第2の捜索用信号を送信させる。
すると、携帯機12からは、後述する図8(B)におけるS225の処理により、その携帯機12の現在位置を示す位置データ信号が応答信号として返送されるため、携帯型機器13の制御部47は、次のS215にて、上記S213で第2の捜索用信号を送信してから規定時間以内に、携帯機12からの位置データ信号がアンテナ37及び送受信部39によって受信されたか否かを判定する。
そして、携帯機12からの位置データ信号が受信されなければ(S215:NO)、そのままS211へ戻るが、位置データ信号が受信されたならば(S215:YES)、S217に進んで、その受信された位置データ信号に基づいて、表示部41に、携帯機12の現在位置情報を表示させる。具体的には、表示部41に、携帯機12の現在位置を含む地図を表示させると共に、その表示地図上に、携帯機12の現在位置を特定のマーク及び色で識別可能に表示させる。そして、その後、S211へ戻る。
一方、図8(B)に示すように、携帯機12の制御部25は、S221にて、携帯型機器13からの上記第2の捜索用信号がアンテナ27及び送受信部29によって受信されたか否かを判定して、その第2の捜索用信号が受信されるまで待機する。
そして、第2の捜索用信号が受信されると(S221:YES)、次のS223にて、アンテナ31及びGPS受信部33によりGPS衛星からのGPS信号を受信する。更に続くS225にて、その受信したGPS信号から当該携帯機12の現在位置を算出し、その現在位置を示す位置データを送受信部29に与えて、アンテナ27からその位置データを含んだ位置データ信号を応答信号として送信させ、その後、S221へ戻る。
次に、図9は、第3の捜索機能を実現するために実行される処理を表すフローチャートであり、(A)が携帯型機器13の制御部47で実施される処理を表し、(B)が携帯機12の制御部25で実施される処理を表している。
図9(A)に示すように、携帯型機器13の制御部47は、S311にて、使用者により第3の捜索用操作が行われたか否かを判定して、その第3の捜索用操作があるまで待機する。尚、第3の捜索用操作としては、例えば、操作部45のボタンのうち、まず捜索用ボタン43が押され、次に数字が「3」のボタンが押される、といった操作である。
そして、第3の捜索用操作が行われたならば(S311:YES)、次のS313にて、送受信部39に第3の捜索機能を示す送信対象データを与えて、アンテナ37からそのデータを含んだ第3の捜索用信号を送信させる。
すると、携帯機12からは、後述する図9(B)におけるS323の処理により、第3の捜索用信号を受信したことを示す応答信号としてのACK(ACKnowledgement)信号が返送されるため、携帯型機器13の制御部47は、次のS315にて、上記S313で第3の捜索用信号を送信してから規定時間以内に、携帯機12からのACK信号がアンテナ37及び送受信部39によって受信されたか否かを判定する。
そして、携帯機12からのACK信号が受信されなければ(S315:NO)、そのままS311へ戻るが、ACK信号が受信されたならば(S315:YES)、S317に進み、その受信されたACK信号の受信強度に基づいて携帯機12との距離を算出し、その算出した距離の値を、距離情報として表示部41に表示させ、その後、S311へ戻る。
一方、図9(B)に示すように、携帯機12の制御部25は、S321にて、携帯型機器13からの上記第3の捜索用信号がアンテナ27及び送受信部29によって受信されたか否かを判定して、その第3の捜索用信号が受信されるまで待機する。
そして、第3の捜索用信号が受信されると(S321:YES)、次のS323にて、第3の捜索用信号を受信したことを示すACK用のデータを送受信部29に与えて、アンテナ27からそのデータを含んだACK信号を送信させる。そして、その後、S321へ戻る。
次に、図10は、第4の捜索機能を実現するために実行される処理を表すフローチャートであり、(A)が携帯型機器13の制御部47で実施される処理を表し、(B)が携帯機12の制御部25で実施される処理を表している。
図10(A)に示すように、携帯型機器13の制御部47は、S411にて、使用者により第4の捜索用操作が行われたか否かを判定して、その第4の捜索用操作があるまで待機する。尚、第4の捜索用操作としては、例えば、操作部45のボタンのうち、まず捜索用ボタン43が押され、次に数字が「4」のボタンが押される、といった操作である。
そして、第4の捜索用操作が行われたならば(S411:YES)、次のS413にて、送受信部39に第4の捜索機能を示す送信対象データを与えて、アンテナ37からそのデータを含んだ第4の捜索用信号を送信させる。
すると、携帯機12からは、後述する図10(B)におけるS425の処理により、携帯機12の周辺を撮影部35で撮影した画像データを含んだ画像データ信号が返送されるため、携帯型機器13の制御部47は、次のS415にて、上記S413で第4の捜索用信号を送信してから規定時間以内に、携帯機12からの画像データ信号がアンテナ37及び送受信部39によって受信されたか否かを判定する。
そして、携帯機12からの画像データ信号が受信されなければ(S415:NO)、そのままS411へ戻るが、画像データ信号が受信されたならば(S415:YES)、S417に進んで、その受信された画像データ信号に含まれている画像データの表す画像(即ち、携帯機12の周辺を撮影した画像)を表示部41に表示させる。そして、その後、S411へ戻る。
一方、図10(B)に示すように、携帯機12の制御部25は、S421にて、携帯型機器13からの上記第4の捜索用信号がアンテナ27及び送受信部29によって受信されたか否かを判定して、その第4の捜索用信号が受信されるまで待機する。
そして、第4の捜索用信号が受信されると(S421:YES)、次のS423にて、撮影部35を作動させる。すると、撮影部35は、それの正面の風景であって、携帯機12の周辺を撮影することとなる。
そして更に、続くS425にて、その撮影部35により撮影された画像データを送受信部29に与えて、アンテナ27からその画像データを含んだ画像データ信号を送信させ、その後、S421へ戻る。
以上のような図7〜図10の処理により、使用者は、万一、携帯機12をどこにしまったのか忘れてしまった場合でも、携帯型機器13に対して、前述した第1〜第4の捜索用操作を行えば、その紛失した携帯機12を容易に探し出すことができる。
即ち、まず、携帯型機器13に対して第1の捜索用操作を行えば、その携帯型機器13から携帯機12へ第1の捜索用信号が送信される(S111:YES、S113)。そして、携帯機12は、その第1の捜索用信号を受信すると(S121:YES)、音と振動を発生させることとなる(S123)。このため、使用者は、その携帯機12からの音と振動によって、その携帯機12の位置を容易に知ることができる。特に、このような第1の捜索機能は、携帯機12が使用者から比較的近い場所にある場合に有効である。尚、携帯機12は、図7(B)のS123にて、音と振動との何れか一方だけを発生させるように構成しても良い。
また、携帯型機器13に対して第2の捜索用操作を行えば、その携帯型機器13から携帯機12へ第2の捜索用信号が送信される(S211:YES、S213)。そして、携帯機12は、その第2の捜索用信号を受信すると(S221:YES)、GPS信号を受信して(S223)、その受信したGPS信号から現在位置を算出すると共に、その算出した現在位置を示す位置データを含んだ位置データ信号を携帯型機器13へ送信することとなる(S225)。すると、携帯型機器13は、その携帯機12からの位置データ信号に基づいて、表示部41に、その携帯機12の現在位置情報を表示させることとなる(S215:YES、S217)。このため、使用者は、携帯型機器13の表示部41に表示される内容から、携帯機12の位置を容易に知ることができる。特に、このような第2の捜索機能は、携帯機12が使用者から比較的遠く離れた場所(詳しくは、GPS信号による測位の分解能よりも離れた場所)にある場合に有効である。
尚、本実施形態では、携帯機12側で、GPS信号から現在位置を算出し、その現在位置を示す位置データ信号を携帯型機器13へ返送するようにしているが、図8(B)のS225では、S223で受信したGPS信号の内容(GPS衛星の位置や時刻などの情報)を示す信号を応答信号として送信し、携帯型機器13側では、その携帯機12からの信号に基づき携帯機12の現在位置を算出して、その算出した現在位置を図8(A)のS217で表示部41に表示するように構成しても良い。
また、携帯型機器13に対して第3の捜索用操作を行えば、その携帯型機器13から携帯機12へ第3の捜索用信号が送信される(S311:YES、S313)。そして、携帯機12は、その第3の捜索用信号を受信すると(S321:YES)、ACK信号を携帯型機器13へ送信することとなる(S323)。すると、携帯型機器13は、その携帯機12からのACK信号の受信強度に基づいて携帯機12との距離を算出し、その算出した距離の値を表示部41に表示させることとなる(S315:YES、S317)。このため、使用者は、携帯型機器13の表示部41に表示される値から、携帯機12との距離を知ることができ、その距離をたよりにして携帯機12を容易に探し出すことができる。特に、このような第3の捜索機能は、使用者と携帯機12との距離が、第1の捜索機能が有効な距離(例えば数m以内)よりも大きく、且つ、第2の捜索機能が有効な距離(例えば数十m以上)よりは小さい場合に有効である。
尚、携帯型機器13は、図9(A)のS317で、表示部41に、携帯機12との距離情報として、ACK信号の受信強度の値を表示するように構成しても良い。この場合、表示部41に表示される受信強度の値を距離に換算する換算表を事前に用意しておけば、使用者は、その換算表から、携帯機12との距離を知ることができる。
また、携帯型機器13に対して第4の捜索用操作を行えば、その携帯型機器13から携帯機12へ第4の捜索用信号が送信される(S411:YES、S413)。そして、携帯機12は、その第4の捜索用信号を受信すると(S421:YES)、撮影部35に当該携帯機12の周辺を撮影させ(S423)、その撮影した画像データを携帯型機器13へ送信することとなる(S425)。すると、携帯型機器13は、その携帯機12からの画像データの表す画像を、表示部41に表示させる(S415:YES、S417)。このため、使用者は、携帯型機器13の表示部41に表示される画像から、紛失した携帯機12の位置を特定することができる。特に、このような第4の捜索機能によれば、第1〜第3の捜索機能と合わせて用いることで、携帯機12の位置を一層確実に特定することができる。
以上のような第1〜第4の捜索機能により、使用者は、紛失した携帯機12を効率的に探し出すことができるようになる。
尚、上記第3実施形態では、図7(A)のS111及びS113と、図8(A)のS211及びS213と、図9(A)のS311及びS313と、図10(A)のS411及びS413との各処理が、捜索用信号送信手段としての処理に相当し、図7(B)のS121及びS123と、図8(B)のS221〜S225と、図9(B)のS321及びS323と、図10(B)のS421〜S425との各処理が、請求項11の報知用動作実施手段としての処理に相当している。
尚、上記第3実施形態では、図7(A)のS111及びS113と、図8(A)のS211及びS213と、図9(A)のS311及びS313と、図10(A)のS411及びS413との各処理が、捜索用信号送信手段としての処理に相当し、図7(B)のS121及びS123と、図8(B)のS221〜S225と、図9(B)のS321及びS323と、図10(B)のS421〜S425との各処理が、請求項11の報知用動作実施手段としての処理に相当している。
[変形例]
例えば、前述した第1又は第2実施形態の携帯機11において、制御部25は、図2の処理に代えて、図11の処理を実施するようにしても良い。尚、図11において、図2と同じ内容の処理については、同一のステップ番号を付している。また、以下に説明する変形例では、携帯機の符号として「11’」を用いる。
例えば、前述した第1又は第2実施形態の携帯機11において、制御部25は、図2の処理に代えて、図11の処理を実施するようにしても良い。尚、図11において、図2と同じ内容の処理については、同一のステップ番号を付している。また、以下に説明する変形例では、携帯機の符号として「11’」を用いる。
即ち、図11に示すように、この変形例の携帯機11’における制御部25は、S1010にて、運動検出用センサ17の検出値が第1判定値N1以上であるか否かを判定し、その検出値が第1判定値N1以上となるまで待機する。
そして、そのS1010にて、運動検出用センサ17の検出値が第1判定値N1以上であると判定したならば(S1010:YES)、当該携帯機が動いていると判断して、S1015に進む。
S1015では、後述するS1040の報知処理が前回実行されてから規定時間(例えば60分)Tk以上経過しているか否かを判定し、規定時間Tk以上経過していれば(S1015:YES)、S1040に進んで、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための報知処理を行う。つまり、第1又は第2実施形態の携帯機11と同様に、一定時間の間、音出力部19から特定の音を発生させると共に、振動発生部23に振動を発生させる。そして、その後、S1010へ戻る。
尚、制御部25が作動を開始してから初めて、上記S1010で運動検出用センサ17の検出値が第1判定値N1以上であると判定した場合には、そのままS1040へ移行して、上記の報知処理を行う。
一方、上記S1015にて、S1040の報知処理が前回実行されてから規定時間Tk以上経過していないと判定した場合には(S1015:NO)、S1060に移行して、運動検出用センサ17の検出値が第2判定値N2(>N1)以上となっている状態が一定時間以上(例えば2秒以上)継続したか否かを判定する。
そして、このS1060で否定判定した場合には、そのまま上記S1010に戻るが、そのS1060で肯定判定した場合(即ち、運動検出用センサ17の検出値が第2判定値N2以上となっている状態が一定時間以上継続した場合)には、上記S1040へ移行して、この場合にも前述の報知処理を行い、その後、S1010に戻る。
以上のような変形例の携帯機11’によっても、動いたことがS1010で検知されると、S1040の報知処理が行われることとなるため、使用者が当該携帯機11’を携帯し忘れてしまうことを未然に防止することができる。
しかも、S1040の報知処理は、前回実行されてから規定時間Tk以上経過しなければ、S1010にて当該携帯機11’が動いたと判定されても、実行されないようになっているため、第1又は第2実施形態の携帯機11と同様に、本携帯機11’が動く度に音と振動が出て、使用者がその音及び振動を邪魔に感じてしまう、といったことがなく、また、本携帯機11’の内蔵電池の不要な消費も防ぐことができる。
そして更に、この変形例の携帯機11’では、S1040の報知処理が前回実行されてからの経過時間が規定時間Tk未満であったとしても、本携帯機11’をS1060で肯定判定される程に強く動かせば、S1040の報知処理が実行されて音と振動が発生されることとなる。よって、この携帯機11’によっても、使用者が本携帯機11’を探すために、例えば本携帯機11’の入った上着やカバンなどを故意に激しく振った場合には、S1040の報知処理が前回実行されてからの経過時間に関わらず、音と振動が発生することとなり、使用者が本携帯機11’の存在を故意に確認したければ、その確認も確実に行うことができる。
尚、この変形例は、前述した第3実施形態の携帯機12にも同様に適用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態の携帯機は、自動車用電子キーシステムのものであったが、本発明は、自動車用以外の電子キーシステムについても同様に適用することができる。
11,12・・・携帯機、13・・・携帯型機器、15a・・・ロック用ボタン、15b・・・アンロック用ボタン、17・・・運動検出用センサ、19・・・音出力部、21・・・音入力部、23・・・振動発生部、25,47・・・制御部、27,31,37・・・アンテナ、29,39・・・送受信部、33・・・GPS受信部、35・・・撮影部、41・・・表示部、43・・・捜索用ボタン、45・・・操作部
Claims (18)
- 電子キーシステムの携帯機であって、
当該携帯機が静止状態から動いたか否かを判定する運動判定手段と、
前記運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されると、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作を行う報知手段と、
を備えていることを特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項1に記載の電子キーシステムの携帯機において、
前記報知手段は、前記運動判定手段により当該携帯機が静止状態であると規定時間以上継続して判定されてから、その運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されると、作動するように構成されていること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項2に記載の電子キーシステムの携帯機において、
当該携帯機が前記運動判定手段により肯定判定されることとなる度合よりも更に大きい度合で一定時間以上継続して動いたか否かを判定する強動判定手段を備え、
前記報知手段は、前記運動判定手段により当該携帯機が静止状態であると判定された継続時間が前記規定時間未満であっても、前記強動判定手段により肯定判定されたならば、作動するように構成されていること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項1に記載の電子キーシステムの携帯機において、
前記報知手段は、前回作動してから規定時間以上経過しなければ、前記運動判定手段により当該携帯機が動いたと肯定判定されても、作動しないように構成されていること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項4に記載の電子キーシステムの携帯機において、
当該携帯機が前記運動判定手段により肯定判定されることとなる度合よりも更に大きい度合で一定時間以上継続して動いたか否かを判定する強動判定手段を備え、
前記報知手段は、前回作動してから前記規定時間以上経過していなくても、前記強動判定手段により肯定判定されたならば、作動するように構成されていること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子キーシステムの携帯機において、
前記報知手段は、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、音と振動との少なくとも一方を発生すること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子キーシステムの携帯機において、
前記報知手段は、当該携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、当該携帯機とは別の携帯型機器へ、その携帯型機器に当該携帯機が動いたことを使用者に報知させるための指令信号を無線送信すること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項7に記載の携帯機と、その携帯機とは別の携帯型機器とからなり、
前記携帯型機器は、前記携帯機からの指令信号を受信すると、その携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作を行うこと、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項8に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記携帯型機器は、前記携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、当該携帯型機器の表示部に前記携帯機が動いたことを表す画像を表示させること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項8に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記携帯型機器は、前記携帯機が動いたことを使用者に報知するための動作として、音と振動との少なくとも一方を発生すること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項8ないし請求項10の何れか1項に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記携帯機には、前記携帯型機器から送信される捜索用信号を受信すると、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う報知用動作実施手段が備えられ、
前記携帯型機器には、予め定められた操作がされると、前記捜索用信号を送信する捜索用信号送信手段が備えられていること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項11に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記報知用動作実施手段は、前記報知用動作として、音と振動との少なくとも一方を発生すること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項11に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記報知用動作実施手段は、前記報知用動作として、GPS信号を受信すると共に、その受信したGPS信号から算出した現在位置又はその受信したGPS信号の内容を示す信号を、前記携帯型機器へ応答信号として送信し、
前記携帯型機器は、前記応答信号に基づいて、当該携帯型機器の表示部に前記携帯機の現在位置情報を表示させること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項11に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記報知用動作実施手段は、前記報知用動作として、前記携帯型機器へ前記捜索用信号に対する応答信号を送信し、
前記携帯型機器は、前記応答信号の受信強度に基づいて、当該携帯型機器の表示部に前記携帯機との距離を表す情報を表示させること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項11に記載の携帯機の携帯忘れ防止システムにおいて、
前記携帯機にはカメラが備えられており、
前記報知用動作実施手段は、前記報知用動作として、前記カメラに当該携帯機の周辺を撮影させると共に、その撮影した画像データを前記携帯型機器へ送信し、
前記携帯型機器は、前記画像データの表す画像を、当該携帯型機器の表示部に表示させること、
を特徴とする携帯機の携帯忘れ防止システム。 - 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の電子キーシステムの携帯機において、
外からの音を入力するための音入力手段と、
前記音入力手段により入力された音が予め登録された音であるか否かを判定する音判定手段と、
前記音判定手段により肯定判定された場合に、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う報知用動作実施手段と、
を備えていることを特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の電子キーシステムの携帯機において、
外からの音を入力するための音入力手段と、
前記音入力手段により入力された音の大きさが規定値以上であるか否かを判定する音判定手段と、
前記音判定手段により肯定判定された場合に、当該携帯機の現在位置を報知するための報知用動作を行う報知用動作実施手段と、
を備えていることを特徴とする電子キーシステムの携帯機。 - 請求項16又は請求項17に記載の電子キーシステムの携帯機において、
前記報知用動作実施手段は、前記報知用動作として、音と振動との少なくとも一方を発生すること、
を特徴とする電子キーシステムの携帯機。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061011 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081110 |