JPH11139252A - 車両通信装置 - Google Patents

車両通信装置

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JPH11139252A
JPH11139252A JP30906897A JP30906897A JPH11139252A JP H11139252 A JPH11139252 A JP H11139252A JP 30906897 A JP30906897 A JP 30906897A JP 30906897 A JP30906897 A JP 30906897A JP H11139252 A JPH11139252 A JP H11139252A
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JP
Japan
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vehicle
communication device
signal
code
function
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JP30906897A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Iida
勤 飯田
Katsushi Oneda
克司 大根田
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両には送信装置が搭載されていないため、
遠隔操作によって、車両を制御しても、所望の制御が正
しく行われたのか知ることができず、ユーザは不安な状
態であった。 【解決手段】 複数のセンサが接続された車載用コント
ローラと、この車載用コントローラに接続された車両側
通信装置とを備え、この車両側通信装置は前記各センサ
が検出した車両の状態信号を、電話装置が受信可能な信
号として送信するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載した
車両用送受信装置と車両のユーザが携帯する携帯用電話
装置との間で通信を行う車両通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えばユーザが携帯する送信機
から遠隔操作によって車両に対して制御信号を送信し、
この制御信号を車両側受信機が受信することによってエ
ンジンを始動させるリモコン式エンジン始動装置、ドア
をロック/アンロックさせるリモコン式ドアロック/ア
ンロック制御装置がある。また、正規にエンジン始動が
行われて、走行する盗難発生時に、この車両盗難発生を
判別して盗難を知らせる盗難報知装置等がある。
【0003】図8は遠隔操作によるエンジン始動装置い
わゆるリモコン式スタータを示すブロック図であり、図
において、101はリモコンエンジンスタータの携帯用
送信機、102は携帯用送信機101から送信されたI
D(アイデンティフィケーション,同一確認)コードを
含む送信データを受信するリモコンエンジンスタータの
固定用受信機である。また、103は携帯用送信機10
1のアンテナ、104は固定用受信機102のアンテナ
である。
【0004】また、105はコード解読回路であり、固
定用受信機102で受信した受信データ中のIDコード
を解読し、該IDコードが、IDコードメモリ108に
予め登録されている正規のIDコードに一致するか否か
を判定する。
【0005】従って、このコード解読回路105は受信
データ中からIDコードを抽出するIDコード抽出回路
106と、この抽出したIDコードを、IDコードメモ
リ108に登録されている正規のIDコードと比較し
て、一致しているか否かを判定するIDコード比較回路
107とを備えている。
【0006】また、109はエンジン起動用イグニッシ
ョンスイッチの鍵穴にキーが差し込まれていることを検
出するキースイッチ検出回路、110はドアの閉塞を検
出するドアスイッチ検出回路、111はパーキングブレ
ーキが引かれていることを検出するパーキングブレーキ
検出回路、112はパーキング位置にギアが入っている
ことを検出するパーキングレンジ検出回路、113はボ
ンネットが閉じられていることを検出するボンネットフ
ードスイッチ検出回路、114はレギュレータのL端子
のHレベル状態を検出するレギュレータL端子検出回路
で、これらの各検出出力はコード解読回路105に入力
されて、これらの各検出出力のすべてについて、正常な
走行に問題があるか否かが判定される。
【0007】115はエンジン始動信号作成回路であ
り、上記携帯用送信機101からエンジン始動指令を示
す信号が送信され、上記検出出力から異常状態が検出さ
れず、すなわち走行開始条件が満足され、かつ上記ID
コードの一致した場合に、バッテリ信号,イグニッショ
ン信号,アクセサリスイッチ信号(ACC信号),スタ
ータ信号を含むエンジン始動信号を作成してエンジン始
動制御回路116に出力する。
【0008】また、117は上記エンジン始動制御回路
116からの制御出力を受けてエンジンの点火制御をす
るエンジン点火回路である。
【0009】次に動作について説明する。このエンジン
始動装置では、使用者専用のIDコードを有するエンジ
ン始動信号を携帯用送信機101からスイッチ操作によ
って送信すると、これがアンテナ103,104を通じ
て固定用受信機102にて受信され、コード解読回路1
05内のIDコード抽出回路106にて上記IDコード
が抽出される。
【0010】この抽出されたIDコードは、IDコード
メモリ108に登録された正規のIDコードとIDコー
ド比較回路107で比較され、一致した場合には、上記
キースイッチ検出回路109〜レギュレータL端子検出
回路114の各検出出力が正常状態、すなわち走行可能
な状態を示していることを条件に、エンジン始動指令が
エンジン始動信号作成回路115に入力される。
【0011】このため、エンジン始動信号作成回路11
5はエンジン始動制御回路116に対しバッテリ信号と
ともに、イグニッション信号,ACC信号,スタータ信
号を出力し、これらの出力に基づいてエンジン始動制御
回路116はエンジン点火回路117にエンジン点火信
号を出力してエンジンを点火駆動することとなる。
【0012】次に図9は遠隔操作によるドアロック/ア
ンロック制御装置を示すブロック図である。図9におい
て、携帯用送信機120はIDコードを設定するIDコ
ード設定回路121、このIDコード設定回路121で
設定されたIDコードを送信するように送信アンテナ1
22に接続された送信回路123、この送信回路123
を作動させる送信スイツチ124とからなる。
【0013】また、受信機125は受信アンテナ126
に接続された受信回路127、この受信回路127から
のIDコードを判別するIDコード判別回路128、ド
ア錠のロック、アンロックを判別するロック、アンロッ
ク判別回路129、両判別回路128,129からの判
別信号を受けてドアロックシステム130を制御するド
アロック・アンロック制御回路131とからなる。
【0014】上記ドアロックシステム130は例えば受
信機125から出力された制御信号に応動する電磁石機
構を作動させることによってでドア錠をロック、アンロ
ックするもので、受信機125からドア錠のアンロック
信号132とロック信号133が夫々別々に出力される
図示例の場合は、夫々の出力に応動する電磁石機構でド
ア錠ロック、アンロック部材を作動させてドア錠をロッ
ク、アンロックするように構成する。また、受信機12
5からドア錠のアンロック信号132またはロック信号
133のいずれか一方例えばロック信号133が出力さ
れる場合は、その出力に応動する電磁石機構によりドア
錠ロック、アンロック部材を付勢ばねに抗して作動させ
てドア錠をロックし、出力がない時すなわちドア錠がロ
ックされている時には上記付勢ばねのばね力でドア錠ロ
ック、アンロック部材を作動させてドアをアンロックす
るように構成する等の構成は任意である。
【0015】次に動作について説明する。送信機120
は送信スイッチ124を閉成すると、車両134に特定
された専用のIDコードの電波を送信アンテナ122か
ら送信する。受信機125は受信アンテナ126で受信
した受信電波の中から該受信機を搭載する車両に特定さ
れた専用のIDコードをIDコード判別回路128で判
別し、特定された正規のIDコードを受信した時はドア
ロック、アンロック制御回路131にIDコード判別信
号を供給する。
【0016】ドアロック、アンロック制御回路131は
上記IDコード判別信号の供給を受けたとき、ロック、
アンロック判別回路129からドア錠のロック信号を受
けていると、ドアロックシステム130にドア錠をアン
ロックすべき制御信号(アンロック信号)132を供給
し、上記とは反対にドア錠のアンロック信号を受けてい
ると、前記ドアロックシステム130にドア錠をロック
すべき制御信号(ロック信号)133を供給する。
【0017】従って、受信機125が受信機能を有する
識別エリア内で送信機120の送信スイッチ124がO
N,OFF動作されることにより発生される受信機12
5からの制御信号によってドアロックシステム130を
作動させてリモコン操作によってドア錠をロック、アン
ロックすることができるものである。
【0018】次に図10は盗難警報装置を示すブロック
図であり、図10において、140はマイクロコンピュ
ータ等の制御装置、141は車載用バッテリ142に接
続されたイグニッションスイッチ、143はドアの開閉
を検知するドアスイッチ、144はドアがロックされて
いることを検知するドアロックスイッチ、145は車両
の計器パネル等に設けられた表示ランプ、146はブザ
ー、147は盗難信号を出力するアンテナである。
【0019】次に動作について説明する。ドア錠でドア
ロックを解除してドアロックスイッチ144をオンに
し、ドアを開けて車両に乗り込んだ後にドアを閉めてド
アスイッチ143をオンし、しかる後、キーでイグニッ
ションスイッチ141がオン操作されるという正規な操
作順序によってエンジンが始動された場合には、表示ラ
ンプ145、ブザー146は共に作動しない。しかし、
この操作順序以外の順序でエンジン始動操作が行われた
時には、制御装置140は入力されたデータ処理によっ
て表示ランプ145、ブザー146を作動させ、正規な
エンジン始動操作ではない、つまり、盗難されているこ
とを報知し、さらにアンテナ147を介して緊急に警備
会社等の受信キーに車両が盗難されたことを示す信号を
送信するものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来は
エンジン始動装置、ドアロック/アンロック制御装置は
リモコンにより遠隔操作を行い、また、盗難警報装置は
無線報知を行うように構成されているが、いずれもユー
ザの携帯する送信機側からの一方向通信であったり、ま
た車両側から第3者を介するものであった。このため、
ユーザ側では送信した制御信号に対し車両側がどのよう
に応動したか確認することができなかった。また、車両
所有者が直接的に車両が盗難に遭っていることを知るこ
とができないという課題があった。
【0021】この発明は上記のような従来の課題を解消
するためになされたもので、ユーザ側の携帯用等の電話
機と車両側の通信装置との通信により、車両の制御、制
御状態の確認および車両側情報の伝達を確実に行えるよ
うにして、ユーザに安心と利便性を提供する車両通信装
置を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両通信
装置は、複数のセンサが接続された車載用コントローラ
と、この車載用コントローラに接続された車両側通信装
置とを備え、この車両側通信装置は前記各センサが検出
した車両の状態信号を、電話装置が受信可能な信号とし
て送信するものである。
【0023】また、この発明に係る車両通信装置は、ア
クチュエータを制御する車載用コントローラと、この車
載用コントローラに接続された車両側通信装置と、テン
キー機能選択用スイッチ、報知部を少なくとも有して前
記車両側通信装置と通信する電話装置とを備え、前記電
話装置の機能選択用スイッチを操作することによって、
この機能選択用スイッチの選択機能に対応する前記車載
用コントローラ側の機能のアクチュエータが作動される
ものである。
【0024】また、この発明に係る車両通信装置の車両
用通信装置は、送受信機能を有し、前記車載用コントロ
ーラの作動を示す信号を前記電話装置に伝送すると共
に、その伝送された信号は、該電話装置の報知手段によ
って報知されるものである。
【0025】また、この発明に係る車両通信装置の車載
用コントローラは、前記アクチュエータ及び複数のセン
サが接続され、前記電話装置の機能選択用スイッチがを
操作されることによって、この機能選択用スイッチの選
択機能に対応する該車載用コントローラの機能のアクチ
ュエータが作動され、またその選択機能に対応するセン
サ出力が前記車載用コントローラから前記電話装置に伝
送されるものである。
【0026】また、この発明に係る車両通信装置は、複
数のセンサが接続された車載用コントローラと、この車
載用コントローラに接続された車両側通信装置と、車室
内を撮影する撮像装置とを備え、車両に取り付けられた
盗難防止装置が車両盗難の発生を判断した時、前記撮像
装置で撮像された撮像データを前記車両側通信装置を介
して電話装置に伝送、報知するものである。
【0027】また、この発明に係る車両通信装置は、前
記携帯用電話装置は映像表示可能な表示パネルを一体に
備えているものである。
【0028】また、この発明に係る車両通信装置の車両
側通信装置は、送受信装置である。
【0029】また、この発明に係る車両通信装置の車載
用コントローラは、車室内を撮像する撮像装置が接続さ
れ、前記電話装置の所定のスイッチ操作によって、この
車室内の映像が前記電話装置に伝送されて前記表示パネ
ルに表示されるものである。
【0030】また、この発明に係る車両通信装置の撮像
装置は、車室内天井の中央位置に配置されているもので
ある。
【0031】また、この発明に係る車両通信装置の電話
装置の表示パネルは、電話の不使用時には前記車載用コ
ントローラとの双方向通信可能なメニューが表示されて
いるものである。
【0032】また、この発明に係る車両通信装置の電話
装置は、携帯用電話装置である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
添付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1で使用す
る携帯用電話装置を示す外観正面図であり、1は本体ケ
ース、2は本体ケース1の表面上半部に設けた液晶パネ
ル表示部、3は本体ケース1の下半部に設けた数字入力
用等のテンキー、4はテンキー3に近接して設けた複数
のファンクションキーであり、図示例は画像一回表示キ
ー5、画像自動表示キー6、室内温度表示キー7、窓閉
め状態表示キー8、エンジンスタータキー9、ドアロッ
クキー10、ドアアンロックキー11、キャンセルキー
12、燃料残量表示キー13、作動開始キー14が設け
られている。15は本体ケース1の上面に伸縮自在に設
けられた送受信アンテナである。
【0034】図2は携帯用電話装置の内部構成を示すブ
ロック図であり、21は送受信アンテナ15に接続され
た送受信装置としての携帯電話側送受信機、22は切り
替えスイッチ23を介して携帯電話側送受信機21に接
続された会話用マイクロホン、24は携帯電話側送受信
機21に接続されたIDコード・映像データ・文字デー
タ・音声信号抽出回路、25はIDコード・映像データ
・文字データ・音声信号抽出回路24からのIDコード
とIDコードメモリ26に記憶された正規IDコードを
比較するIDコード比較回路、27はゲート回路28を
介してIDコード・映像データ・文字データ・音声信号
抽出回路24に接続された文字、映像出力回路、29は
呼び出し音選択回路、30はブザー、31はファンクシ
ョンコードメモリ、32はマイクロコンピュータ等の携
帯電話側制御回路である。なお、少なくとも上記IDコ
ード・映像データ・文字データ・音声信号抽出回路2
4、IDコード比較回路25、携帯電話側制御回路32
等は携帯電話側コントローラ33が構成され、このコン
トローラ33はマイクロコンピュータによって構成され
ている。
【0035】3aは複数のキーから構成されるテンキー
3によってオン、オフ操作されるテンキースイッチ群、
5a〜13aは複数のファンクションキー5〜13によ
りオン操作される各種スイッチであり、これ等スイッチ
は携帯電話側制御回路32に接続されている。なお、3
4は音声出力回路であり、電話装置のスピーカ及びその
駆動回路からなる。
【0036】図3は車両側に設けた送受信装置の内部構
成を示すブロック図であり、41は送受信アンテナ42
に接続された送受信装置としての車両側送受信機、43
は車両側送受信機41に接続されたIDコード、ファン
クションコード、音声信号抽出回路、44はIDコー
ド、ファンクションコード、音声信号抽出回路43から
のIDコード、ファンクションコードと前記IDコード
メモリ45に記憶された正規IDコード、ファンクショ
ンコードメモリ46に記憶されたファンクションコード
とを比較するIDコード、ファンクションコード比較回
路、47は車両側制御回路であり、この車両側制御回路
47と少なくとも上記IDコード、ファンクションコー
ド、音声信号抽出回路43、IDコード、ファンクショ
ンコード比較回路44等により車載用コントローラ65
が構成され、この車載用コントローラ65はマイクロコ
ンピュータによって構成されている。
【0037】48はキースイッチ検出回路、49はドア
スイッチ状態検出回路、50はパーキングブレーキ検出
回路、51は映像データ作成回路、52は映像データ作
成回路51に接続された車室内を撮影する撮像装置とし
てのCCDカメラであり、例えば車室内天井の中央位置
に配設され、車室内全体を撮像可能に駆動されている。
【0038】53は映像データ作成回路51に接続され
た映像メモリ、54はIDコード、ファンクションコー
ド、音声信号抽出回路43に接続されて、電話のスピー
カ及びその駆動回路からなる音声出力回路、55は車両
側制御回路47から盗難防止装置機能が作動中であるこ
とを示す信号を受ける表示ランプ、56は車両側制御回
路47が車両盗難を判断したときに駆動されるたブザ
ー、57は車室内温度検出回路、58はエンジン始動回
路、59はドアロック、ドアアンロック駆動回路、60
は燃料残量検出回路、61は窓閉め状態検出回路、62
はボンネットフードスイッチ検出回路、63はレギュレ
ータL端子検出回路、64はカーテシスイッチ検出回路
であり、これ等各検出回路は車両の各部の状態を検出す
るセンサとして機能するもので、従来から各種車載電子
回路ユニットに接続されるセンサとして用いられている
ものである。
【0039】次に動作を図4のフローチャートに基づい
て説明する。 1−A.盗難発生時における車両側の送受信装置の動作 車両側制御回路47は、前記の如く車両盗難防止装置機
能を有し、その盗難防止装置機能が作動しているときに
は、表示ランプ55が点灯し、その点灯している間に
は、キースイッチ検出回路48、ドアスイッチ状態検出
回路49、イグニッションスイッチの動作によるエンジ
ン始動を検出する回路(図示せず)が正規な動作順序と
は異なる順序で動作された時、つまりドアを壊され、イ
グニッションスイッチが操作された時、各回路からの検
出信号の入力順序が正規な動作順序とは異なることを根
拠にして盗難発生と判断し、ブザー56を駆動する(ス
テップST1)。
【0040】この盗難発生を検出すると、車両側制御回
路47は車両側が受信中か否かをIDコード、ファンク
ションコード比較回路44からの比較結果に基づいて送
信するか判断し(ステップST2)、YESの場合はC
CDカメラ52によって周期毎に撮影され、更新されて
いる映像メモリ53に記憶された最新の車室内の映像を
映像データ作成回路51を介して入力し、この映像デー
タにIDコードメモリ45からのIDコードとファンク
ションコードメモリ46からのファンクションコード
(すなわち、映像データであることを示すコード)を結
合させて、車両側送受信機41から送受信アンテナ42
を介して送信、すなわち図2に示す携帯用電話装置に対
して送信する(ステップST3)。
【0041】1−B.盗難発生時における携帯用電話装
置の動作 携帯用電話装置は図5に示すように、文字、映像を含む
画像データ、音声信号の受信があったか(ステップST
21)、テンキー、ファンクションスイッチ等のスイッ
チ入力があったか(ステップST22)を常時判断して
いる。この状態において、上記車両側送受信機41から
の送信信号を、送受信アンテナ15を介して携帯電話側
送受信機21で受信すると、まず、上記ステップST2
1で送信されてきた信号の中に画像データ、音声信号が
あるか否かを対応する所定の周波数があるか否かによっ
て受信を判断し、さらにIDコード・映像データ・文字
データ・音声信号抽出回路24で音声信号か画像データ
であるかを判断する(ステップST23)。
【0042】次いで、上記受信信号に含まれるIDコー
ドが正規IDコードと一致するかをIDコード比較回路
25で比較し、一致した場合は、その一致信号に基づい
てゲート回路28が開き、受信信号を構成する文字デー
タ、映像データが文字、映像出力回路27に送られ、送
られてきた盗難発生を報知する車室内の映像を表示部2
に表示する。また、上記の如くIDコード・映像データ
・文字データ・音声信号抽出回路24によって今回の受
信は映像データの周波数であることを判断すると、その
映像信号に基づき呼び出し音選択回路29で、電話の呼
び出し音の音質とは異なる他の音質を選択してブザー3
0を通常の電話受信時とは異なる音質で作動させる。こ
のため、盗難発生およびその時の車室内の映像を迅速、
タイムリーかつ的確に報知することができる(ステップ
ST24)。また、ステップST23の判断結果によ
り、IDコード・映像データ・文字データ・音声信号抽
出回路24で音声信号と判断された時には音声信号を音
声出力回路34に送り通常の電話処理を行う(ステップ
ST25)。
【0043】2−A.車両を遠隔制御する場合の携帯用
電話装置の動作 車両より離れた位置において、車室内の状態を遠隔的に
映像で確認したい場合、映像1回表示キー5を操作して
映像1回表示スイッチ5aをオンすると、図5における
ステップST22でスイッチ入力があったことが判断さ
れ、さらに、このスイッチがテンキーであるかが判断さ
れる(ステップST26)。この場合はテンキーではな
いので、遠隔処理、すなわちリモコン処理となり(ステ
ップST27)、携帯電話側制御回路32は映像表示を
要求する信号にIDコードとファンクションコード(映
像を1回表示させるためのコード)を結合させ、さらに
切り替えスイッチ23を破線で示される接続状態に切り
替えて、切り替えスイッチ23、携帯電話側送受信機2
1、送受信アンテナ15を介して送信する。また、ステ
ップST26の判断結果がYESの場合は上記と同様に
通常の電話処理を行う(ステップST28)。なお、画
像自動表示用スイッチ6aをオンすると、1回表示を示
すコードではなく所定時間毎に映像を送信することを示
すコードになる。
【0044】2−B.車両側の送受信装置の動作 車両側制御回路47は、図4に示す前記のステップST
1、ST2を経た後、ファンクションコード、音声信号
の受信があったか否かを周期的に判断している(ステッ
プST4)。したがって、上記携帯用電話装置からの送
信信号すなわちファンクションコード、音声信号を受信
した場合は、ファンクションスイッチによるスイッチ信
号か音声信号かを判断し(ステップST5)、スイッチ
信号であれば、イグニッションキーがキー穴に差し込ま
れているか否かをキースイッチ検出回路48からの出力
に基づいて判断し(ステップST6)、NOならば、フ
ァンクションキーに関連した動作、例えば、画像表示を
要求する信号に基づいて、車両側制御回路47はCCD
カメラ52で撮影された車室内の映像を映像データ作成
回路51を介して入力し、この入力した映像データにI
Dコードメモリ45からの正規IDコードとファンクシ
ョンコードメモリ46からのファンクションコードとを
結合させて、車両側送受信機41から送受信アンテナ4
2を介して送信する(ステップST7)。
【0045】なお、ステップST6において、車両側制
御回路47がキースイッチ検出回路48の出力に基づい
てすなわちキーシリンダにキーが差し込まれていること
は車両が使用されていると自動的に判断することによっ
て現在車両が使用中であることを検出した時は、それ以
後、全ての受信信号をキャンセルし(ステップST
8)、車両使用中であることを報知する信号を作成し、
その信号にIDコードとファンクションコードとを結合
させて携帯用電話装置側に送信する(ステップST
9)。また、上記ステップST5の判断結果が受信信号
は音声信号であるとの判断結果の場合には、その受信信
号に基づいて上記と同様の電話処理(ステップST1
0)を行い、その後の車両側制御回路47によるデータ
の送信動作を禁止する(ステップST11)。
【0046】したがって、携帯用電話装置から他のファ
ンクションキー5〜13の操作に対応するスイッチ信号
を受信した場合も、上記と同様に受信スイッチ信号に対
応する動作を行い、その動作結果を携帯用電話装置に送
信する。なお、ファンクションキーがエンジンスタータ
9、ドアロック10、ドアアンロック11であった場合
には、車両側制御回路47がエンジン始動回路58を介
してセルモータを駆動したことを示す信号を、またドア
ロック、ドアアンロック駆動回路59を介して施解錠装
置を駆動したことを示す信号を携帯用電話装置に送信す
る。また、車室内温度表示等を要求する信号が車両側に
送信されてきたときには、車両側制御回路47は各種検
出回路で検出された信号を、それに対応する文字データ
に交換して送信する。例えば車室内温度が18℃であれ
ば、それを文字信号にして送信する。
【0047】2−C.車両側からの送信信号を受信した
携帯用電話装置の動作 上記車両側送受信機41からの送信信号を、送受信アン
テナ15を介して携帯電話側送受信機21で受信した時
の動作は、前記1−Bで説明した場合と同様の動作によ
って、送信された車室内の映像を表示部2に表示する。
したがって、車の所有者は、車から離れた場所にいても
適宜車室内の状態、車両の燃料残料等を知ることができ
る。それによって、直接車両の所までいかなくても容易
に、かつ確実に車両の状態を知ることができるので、利
便性が極めて向上する。なお、ステップST12は回路
電源が所定値以下に低下したときには、イグニッション
スイッチがオフしたものと判断して終了するが、低下し
ない時はステップST1に戻る。
【0048】実施の形態2.図6は携帯用電話装置の実
施の形態2を示す外観正面図である。図において、1は
本体ケース、2は本体ケース1の表面上半部に設けた表
示部、3は本体ケース下半部に設けたテンキー、15は
送受信アンテナであり、これ等は前記図1に示すものと
同一であるから詳細な説明は省略する。16は表示部2
に表示されたコード対象リストの表示画面である。
【0049】図7はこの携帯用電話装置の内部構成を示
すブロック図である。図7において、送受信アンテナ1
5に接続された携帯電話側送受信機21、切り替えスイ
ッチ23を介して携帯電話側送受信機21に接続された
会話用マイクロホン22、携帯電話側送受信機21に接
続されたIDコード・映像データ・文字データ・音声信
号抽出回路24、このIDコード・映像データ・文字デ
ータ・音声信号抽出回路24からのIDコードとIDコ
ードメモリ26に記憶されたIDコードを比較するID
コード比較回路25、ゲート回路28を介してIDコー
ド・映像データ・文字データ・音声信号抽出回路24に
接続された文字、映像出力回路27、呼び出し音選択回
路29、ブザー30、マイクロコンピュータ等の携帯電
話側制御回路32、テンキー3によって操作されるテン
キースイッチ群3aであり、これ等は前記図2に示すも
のと同一であるから詳細な説明は省略する。
【0050】35はコード対照リストであり、例えば、
表示部2に表示された表示画面に示すように、テンキー
を所定回数連続的に操作することにより、リスト選択回
路36によって上記テンキーの操作回数に対応する特定
の信号を上記コード対照リスト35から読み出して携帯
電話側制御回路32に入力できるようになっている。
【0051】図示例は「1」のテンキーを3回連続的に
「111」と操作すると、図1に示したエンジンスター
タキー9を操作した時と同じ信号が携帯電話側制御回路
32に入力される。同様に「2」のテンキーを3回連続
的に「222」と操作するとドアロックキー10を、
「3」のテンキーを3回連続的に「333」と操作する
とドアアンロックキー11を、「4」のテンキーを3回
連続的に「444」と操作すると車室内温度表示キー7
を、「5」のテンキーを3回連続的に「555」と操作
すると燃料残量表示キー13を、「6」のテンキーを3
回連続的に「666」と操作すると窓閉め状態表示キー
8を、「7」のテンキーを3回連続的に「777」と操
作すると画像一回表示キー5を、「8」のテンキーを3
回連続的に「888」と操作すると画像自動表示キー6
を、「9」のテンキーを3回連続的に「999」と操作
すると作動開始キー14を、「0」のテンキーを3回連
続的に「000」と操作するとキャンセルキー12を操
作した時に対応する入力信号を携帯電話側制御回路32
に入力する。
【0052】以下、携帯電話側制御回路32は上記テン
キーの操作で入力された信号、例えばエンジンスタータ
信号にIDコードとファンクションコードとを結合させ
て、切り替えスイッチ23、携帯電話側送受信機21、
送受信アンテナ15を介して送信するもので、この送信
動作およびこの送信信号を受信した車両側の送受信装置
は、前記2−A〜2−Cで説明した動作と同様に動作す
るものである。なお、上記実施の形態においては、携帯
用電話装置を用いたが、通常の据置き型のテレビ電話装
置であるならば、何でもよい。また、図3に示す車両側
の回路装置には音声出力回路54に対応する会話用マイ
クロホンの記載を省略しているが、これは図2に示すも
のと同様のものと考えてよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
から自動的に車両の状態を示す信号を送信するように構
成したので、この送信信号を電話装置で受信して、送信
データ内容を表示部に表示することができ、車両から離
れた位置においても、車両の状態を知ることができる。
この結果、車の盗難発生時などに迅速に対応することが
できる。
【0054】また、電話装置から車両にさせたい制御信
号を送信すると、その制御信号を受信した車両側送受信
機が制御信号に対応する機能を車両にさせるとともに、
それを送信するように構成したので、車両の状況を遠隔
的操作によって得ることができるとともに、その操作結
果を知ることができる。この結果、車両の所有者は安心
して車両を遠隔操作することができる。
【0055】さらに、電話装置として携帯用のものを用
いることによって、どこにいても車両の状態を知ること
ができ、かつ確認することができるので、その利便性を
さらに向上できるという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1で使用する携帯用電話
装置を示す外観正面図である。
【図2】図1の携帯用電話装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】車両側に設けた送受信装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図4】車両側の送受信装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】携帯用電話装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】この発明の実施の形態2で使用する携帯用電話
装置を示す外観正面図である。
【図7】図6の携帯用電話装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来の遠隔操作によるエンジン始動装置を示す
ブロック図である。
【図9】従来のドアロック/アンロック制御装置を示す
ブロック図である。
【図10】従来の盗難警報装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 携帯用電話装置の本体ケース(電話装置) 2 表示部(表示装置) 3a,5a〜14a スイッチ 41 車両側送受信機(車両側通信装置) 48〜57,60,61 検出回路(センサ) 65 車載用コントローラ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサが接続された車載用コント
    ローラと、この車載用コントローラに接続された車両側
    通信装置とを備え、この車両側通信装置は前記各センサ
    が検出した車両の状態信号を、電話装置が受信可能な信
    号として送信することを特徴とする車両通信装置。
  2. 【請求項2】 アクチュエータを制御する車載用コント
    ローラと、この車載用コントローラに接続された車両側
    通信装置と、テンキー機能選択用スイッチ、報知部を少
    なくとも有して前記車両側通信装置と通信する電話装置
    とを備え、前記電話装置の機能選択用スイッチを操作す
    ることによって、この機能選択用スイッチの選択機能に
    対応する前記車載用コントローラ側の機能のアクチュエ
    ータが作動されることを特徴とする車両通信装置。
  3. 【請求項3】 前記車両用通信装置は、送受信機能を有
    し、前記車載用コントローラの作動を示す信号を前記電
    話装置に伝送すると共に、その伝送された信号は、該電
    話装置の報知手段によって報知されることを特徴とする
    請求項2記載の車両通信装置。
  4. 【請求項4】 前記車載用コントローラは、前記アクチ
    ュエータ及び複数のセンサが接続され、前記電話装置の
    機能選択用スイッチが操作されることによって、この機
    能選択用スイッチの選択機能に対応する該車載用コント
    ローラの機能のアクチュエータが作動され、またその選
    択機能に対応するセンサ出力が前記車載用コントローラ
    から前記電話装置に伝送されることを特徴とする請求項
    2記載の車両通信装置。
  5. 【請求項5】 複数のセンサが接続された車載用コント
    ローラと、この車載用コントローラに接続された車両側
    通信装置と、車室内を撮影する撮像装置とを備え、車両
    に取り付けられた盗難防止装置が車両盗難の発生を判断
    した時、前記撮像装置で撮像された撮像データを前記車
    両側通信装置を介して電話装置に伝送、報知することを
    特徴とする車両通信装置。
  6. 【請求項6】 前記携帯用電話装置は映像表示可能な表
    示パネルを一体に備えていることを特徴とする請求項1
    から請求項5のうちのいずれか1項記載の車両通信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記車両側通信装置は、送受信装置であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいず
    れか1項記載の車両通信装置。
  8. 【請求項8】 前記車載用コントローラには、車室内を
    撮像する撮像装置が接続され、前記電話装置の所定のス
    イッチ操作によって、この車室内の映像が前記電話装置
    に伝送されて前記表示パネルに表示されることを特徴と
    する請求項7記載の車両通信装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像装置は、車室内天井の中央位置
    に配置されていることを特徴とする請求項5または請求
    項8記載の車両通信装置。
  10. 【請求項10】 前記電話装置の表示パネルは、電話の
    不使用時には前記車載用コントローラとの双方向通信可
    能なメニューが表示されていることを特徴とする請求項
    5または請求項7記載の車両通信装置。
  11. 【請求項11】 前記電話装置は、携帯用電話装置であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項10のうちのい
    ずれか1項記載の車両通信装置。
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