JP2015187343A - 車両制御システム - Google Patents

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雅彦 大矢
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Abstract

【課題】正規ユーザでない第3者が操作した可能性が高い場合のみ音で警報する車両制御システムを提供する。【解決手段】車両制御システム1は、電子キー20との間のID照合が成立するか否かを判断する電子キー通信部40と、スマホ30とのID照合が成立するか否かを判断するスマホキー通信部50と、エンジンスイッチ92への操作を検出するとともにエンジン93の始動を制御するエンジンECU91と、電子キー20及びスマホ30の少なくとも一方と通信相手との無線通信が成立しないと判断した状態でエンジンスイッチ92への操作を検出した場合には、スマホ30と車両10との間で無線通信が行えるように行動を促すための情報を表示するメータディスプレイ62と、それでも無線通信が行えない場合には、音で警報するホーン72を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両制御システムに関する。
特許文献1にも示されるように、近年の自動車には、ユーザに所持される電子キーと車載装置との間で無線通信を行い、当該無線通信が成立したことを条件としてドア錠の施解錠を許可又は実行したり走行用駆動源の駆動を許可又は実行したりする電子キー制御機能が搭載されている。また、電子キー制御機能を搭載する車両の多くは、この機能に連動する警報機能を備えている。警報機能は、例えば車両のエンジンを掛けたまま電子キーを所持したユーザが降車しようとしたり、電子キーを所持しない状態で車両を走行させたりした場合に、その旨をユーザに警報する。これら電子キー制御機能と警報機能とが組み合わされて車両制御システムが構築されている。
特開2009−235668号公報
先の制御システムは、車両が出荷された後でも、種々の機能を追加することができる。追加できる機能として、例えば、ユーザに所持されるスマートフォンを車両キーとして使用するスマートフォンキー制御機能がある。スマートフォンキー制御機能が追加されることにより、ユーザは電子キー又はスマートフォンを所持していれば車両を制御することができるので使い勝手がよい。
しかしながら、車両制御システムにスマートフォンキー制御機能を搭載した場合、次のような状況が発生するおそれがある。すなわち、ユーザは、スマートフォンを所持していても電子キーを所持していない状態で車両を操作した場合、電子キーを所持していないことを警報されるおそれがある。ユーザは、車載機器を作動させられる状況にもかかわらず警報されるので、不快に感じるおそれがある。
なお、上記の車両制御ステムでは、電子端末としてスマートフォンを採用していたが、電子警報端末が電話機能を有しないタブレット端末、携帯型の音楽端末、あるいはノート型パソコン等であっても、同様の問題が生じるおそれがある。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、使い勝手がよく且つ適切な警報を実施する車両制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、車両制御システムは、電子キーとの間で無線通信を試み、前記電子キーとの間の無線通信が成立するか否かを判断する電子キー通信部と、前記電子キーとは異なる電子端末との間で無線通信を試み、前記電子端末との間の無線通信が成立するか否かを判断する電子端末通信部と、操作対象への操作を検出する操作検出部と、前記電子キー及び前記電子端末の少なくとも一方との無線通信が成立すると判断した状態で前記操作検出部が操作対象への操作を検出した場合には制御対象の制御を実行する制御部と、前記電子キー通信部及び前記電子端末通信部を通じて、前記電子キー及び前記電子端末の双方に対して無線通信を試みても、前記電子キー及び前記電子端末の双方との間で無線通信が成立しないと判断した状態で操作対象への操作が検出された場合には、その旨をユーザの感覚に訴える警報部と、を備えることを要旨とする。
このシステムによれば、電子キー及び電子端末の双方とも車両キーとして使用できる。すなわち、ユーザは、操作対象を操作する際に電子キー又は電子端末を所持していれば制御対象の制御を実行することができるので、電子キーのみが車両キーとして使用できるシステムと比較して使い勝手がよい。一方で、このシステムによれば、電子キー又は電子端末との間の無線通信が成立する場合には、操作対象への操作時にユーザが警報されることはない。言い換えると、ユーザが警報されるときは、電子キー及び電子端末の双方との間の無線通信が成立しない場合という適切な場合に限られるので、警報によってユーザが不快になることもない。
上記システムにおいて、前記電子端末通信部と前記電子端末との間で無線通信が成立している間、前記電子キー通信部は、前記電子キーに対する無線通信の試みを停止することが好ましい。
このシステムによれば、電子端末通信部と電子端末との間の無線通信が成立している間、警報部は、電子キーとの間で無線通信が行えないことに基づく視覚や聴覚に訴える警報を行わないので、ユーザが不快と感じにくい。
上記システムにおいて、前記電子キー通信部と前記電子キーとの間で無線通信が成立している間、前記電子端末通信部は、前記電子端末に対する無線通信の試みを停止することが好ましい。
このシステムによれば、電子キー通信部と電子キーとの間の無線通信が成立している間、警報部は、電子端末との間で無線通信が行えないことに基づく視覚や聴覚に訴える警報を行わないので、ユーザが不快と感じにくい。
上記システムにおいて、前記電子キー通信部は、前記電子キーに対する無線通信の試みを停止している間、前記電子端末通信部と前記電子端末との間の無線通信の成立が解消された場合には、前記電子キーに対する無線通信の試みを再開することが好ましい。
このシステムによれば、車両の使用者が電子端末を所持したユーザから電子キーを所持したユーザに代わった場合でも、当該ユーザは警報されることなく車両を使用できるので使い勝手がよい。
上記システムにおいて、前記電子端末通信部は、前記電子端末に対する無線通信の試みを停止している間、前記電子キー通信部と前記電子キーとの間の無線通信の成立が解消された場合には、前記電子端末に対する無線通信の試みを再開することが好ましい。
このシステムによれば、車両の使用者が電子キーを所持したユーザから電子端末を所持したユーザに代わった場合でも、当該ユーザは警報されることなく車両を使用できるので使い勝手がよい。
上記システムにおいて、前記電子キーは、ユーザの操作をトリガとして制御対象の制御を実行する旨示す制御信号を無線送信し、前記制御部は、前記電子キー通信部を通じて前記制御信号を受信した場合、当該制御信号に含まれる情報に基づき制御対象の制御を実行するものであって、前記電子キー通信部は、常時、無線信号の受信を許容することが好ましい。
このシステムによれば、ユーザは、常時、電子キーの操作を通じて、制御対象の制御を実行することができる。
上記システムにおいて、前記電子キー通信部における前記電子キーとの間の通信制御及び前記警報部における警報制御は、単一の制御部により実行されることが好ましい。
このシステムによれば、システムの構成が少なくなる。したがって、この制御システムを搭載する装置への組付工数が少なくなる。
上記システムにおいて、前記電子キー通信部における前記電子キーとの間の通信制御及び前記電子端末通信部における前記電子端末との間の通信制御は、単一の制御部により実行されることが好ましい。
このシステムによれば、システムの構成が少なくなる。なお、このシステムを上記請求項に適用すれば、さらにシステムの構成が少なくなる。したがって、この制御システムを搭載する装置への組付工数が少なくなる。
上記システムにおいて、前記警報部は、ユーザの視覚に訴える視覚警報部と、ユーザの聴覚に訴える聴覚警報部と、を備えて構成され、前記電子キー及び前記電子端末の少なくとも一方と対応する通信部との間で無線通信が行えるように行動を促すための情報を前記視覚警報部を通じて訴え、それでも前記電子キー及び前記電子端末の少なくとも一方と対応する通信部との間で無線通信が行えない場合には、その旨を前記聴覚警報部を通じて訴えることが好ましい。
このシステムによれば、警報部は、聴覚に訴える警報の前に、電子キー及び電子端末の少なくとも一方と対応する通信部との間で無線通信が行えるように行動を促す旨視覚に訴える。これにより、正規の電子キー又は電子端末を所持し且つ視覚に訴える警報を視認すれば、ユーザは、第3者にも聞かれて注目を集めるおそれもある聴覚に訴える警報が実施されないように行動することができる。
本発明の車両制御システムは、使い勝手がよく且つ適切な警報を実施することができる。
車両制御システムの概略構成を示すブロック図。 各ECUの処理手順を示すシーケンスチャート。 車両制御システムの別例を示すブロック図。
以下、車両制御システムの一実施形態について図面に従って説明する。
<車両制御システムの構成>
図1に示すように、車両制御システム1は、車両10、電子キー20、及びスマートフォン30により構成される。車両10は、電子キー20との間、及びスマートフォン30との間で個別に無線通信を行う。なお、スマートフォン30が電子端末に相当する。また、以下、スマートフォンをスマホと省略して説明する。
電子キー20は、LF帯の無線信号の受信とUHF帯の無線信号の送信とを行うことができるように構成されている。電子キー20は、車両10から無線送信された要求信号を受信すると、これに対する応答として自身に記憶されたIDコードを含む応答信号を無線送信する。
また、電子キー20は、図示しないスイッチを備えている。当該スイッチが操作されると、電子キー20は、車両ドアのロックとアンロックとの切り替えの実行を要求する制御信号を無線送信する。
スマホ30は、近距離無線通信規格の無線信号の送受信と、BLUETOOTH(登録商標)規格の無線信号の送受信と、を行うことができるように構成されている。車両10から無線送信された要求信号を受信すると、これに対する応答として自身に記憶されたIDコードを含む応答信号を無線送信する。
<車両>
車両10は、電子キー通信部40、スマートフォンキー(スマホ)通信部50、表示部60、音警報部70、ボデー制御部80、及びエンジン制御部90を備えている。なお、スマホ通信部50が電子端末通信部に相当する。また、表示部60及び音警報部70が警報部に相当する。
電子キー通信部40は、電子キーECU41、LF通信部42、及びUHF通信部43を備えている。LF通信部42及びUHF通信部43は、それぞれ電子キーECU41に接続されている。電子キーECU41は、LF通信部42及びUHF通信部43を統括的に制御する。なお、電子キーECU41は、バス11に接続されている。
電子キーECU41は、パルス調の要求信号を所定の周期で生成する。また、電子キーECU41は、UHF通信部43において受信した応答信号に含まれるIDコード等の各種情報の照合を行う。電子キーECU41は、ID照合が成立すれば、照合成立信号を生成し、当該信号をバス11に出力する。なお、電子キーECU41は要求信号を生成している間、すなわち、電子キー20との間のID照合が不成立の間は、ID照合を試みている最中であることを示すアプローチ信号を生成し当該信号をバス11に出力する。
なお、電子キーECU41は、バス11を通じて後述するスマホキーECU51が生成する照合成立信号を認識すると、要求信号の生成及びアプローチ信号の生成を停止する。また、電子キーECU41は、バス11を通じてスマホキーECU51が生成するアプローチ信号を認識すると、要求信号の生成及びアプローチ信号の生成を再開する。なお、電子キー通信部40は、常時、すなわち、要求信号の生成及びアプローチ信号の生成を停止している間も、無線信号の受信を許容する。電子キーECU41は、電子キー20から無線送信される制御信号を認識すると、後述する切替信号の生成を要求する切替要求信号を生成する。
LF通信部42は、電子キーECU41が生成した要求信号をLF帯の無線信号に変調し、これをアンテナ42aを通じて所定のエリアに向けて無線送信する、
UHF通信部43は、アンテナ43aを通じてUHF帯の無線信号を受信し、当該信号をパルスに変換する。
スマホ通信部50は、スマホキーECU51、NFC通信部52、及びBLUETOOTH通信部53を備えている。NFC通信部52及びBLUETOOTH通信部53は、それぞれスマホキーECU51に接続されている。スマホキーECU51は、NFC通信部52及びBLUETOOTH通信部53を統括的に制御する。なお、スマホキーECU51は、バス11に接続されている。
スマホキーECU51は、パルス調の要求信号を所定の周期で生成する。また、スマホキーECU51は、NFC通信部52及びBLUETOOTH通信部53において受信した応答信号に含まれるIDコード等の各種情報の照合を行う。スマホキーECU51は、ID照合が成立すれば、照合成立信号を生成し、当該信号をバス11に出力する。なお、スマホキーECU51は要求信号を生成している間、すなわち、スマホ30との間のID照合が不成立の間は、ID照合を試みている最中であることを示すアプローチ信号を生成し当該信号をバス11に出力する。
なお、スマホキーECU51は、バス11を通じて電子キーECU41が生成する照合成立信号を認識すると、要求信号の生成及びアプローチ信号の生成を停止する。また、スマホキーECU51は、バス11を通じて電子キーECU41が生成するアプローチ信号を認識すると、要求信号の生成及びアプローチ信号の生成を再開する。
NFC通信部52は、スマホキーECU51が生成した要求信号を近距離無線通信規格の無線信号に変調し、これを通信機52aを通じて当該通信機52aの近傍に向けて無線送信する。また、NFC通信部52は、通信機52aを通じて受信した無線信号を受信し、当該信号をパルスに変換する。
BLUETOOTH通信部53は、スマホキーECU51が生成した要求信号をBLUETOOTH規格の無線信号に変調し、これをアンテナ53aを通じて所定のエリアに向けて無線送信する。また、BLUETOOTH通信部53は、アンテナ53aを介して受信した無線信号を受信し、当該信号をパルスに変換する。
表示部60は、メータECU61と、メータディスプレイ62と、を備えている。メータディスプレイ62は、メータECU61に接続されている。メータECU61は、メータディスプレイ62を制御する。なお、メータECU61は、バス11に接続されている。
メータECU61は、バス11を通じて後述する第1の表示要求信号を認識すると、メータディスプレイ62に「スマートフォンを通信機にかざすことを要求する」映像を表示させるための第1の表示信号を生成する。また、メータECU61は、バス11を通じて後述する第2の表示要求信号を認識すると、メータディスプレイ62に「エンジンスイッチを押し操作することを要求する」映像を表示させるための第2の表示信号を生成する。なお、メータECU61は、第1又は第2の表示信号を生成している最中にバス11を通じて後述する表示停止要求信号を認識すると、第1又は第2の表示信号の生成を停止する。また、メータECU61は、車速を示す車速状態信号を生成し、これをバス11に出力する。
メータディスプレイ62は、表示信号に基づいた映像を表示する。
音警報部70は、ホーンECU71と、ホーン72と、を備えている。ホーン72は、ホーンECU71に接続されている。ホーンECU71は、ホーン72を制御する。なお、ホーンECU71は、バス11に接続されている。
ホーンECU71は、バス11を通じて後述する警報音要求信号を認識すると、警報音信号を生成する。また、ホーンECU71は、警報音信号を生成している最中にバス11を通じて後述する警報音停止要求信号を認識すると、警報音信号の生成を停止する。
ホーン72は、警報音信号が入力されている間だけ鳴る。
ボデー制御部80は、ボデーECU81、ドアハンドルスイッチ82、ドアロック装置83、及びドアカーテシスイッチ84を備えている。ドアハンドルスイッチ82及びドアロック装置83及びドアカーテシスイッチ84は、それぞれボデーECU81に接続されている。ボデーECU81は、ドアハンドルスイッチ82及びドアロック装置83及びドアカーテシスイッチ84を統括的に制御する。なお、ボデーECU81は、バス11に接続されている。
ドアハンドルスイッチ82は、ドアハンドルへの接触を検出する。
ドアロック装置83は、後述する切替信号を認識すると、ドア錠のロックとアンロックとを切り替える。
ドアカーテシスイッチ84は、ドアの開閉を検出する。
ボデーECU81は、照合成立信号を認識した状態でドアハンドルへの接触を認識すると、切替信号を生成する。また、ドアロック装置83がロック状態である場合にはその旨示すロック状態信号を、アンロック状態である場合にはその旨示すアンロック状態信号を、それぞれ生成し、バス11に出力する。なお、ボデーECU81は、切替要求信号を認識した場合でも、切替信号を生成する。
また、ボデーECU81は、ドアカーテシスイッチ84を通じてドアの開状態を認識している場合にはその旨示す開状態信号を、ドアの閉状態を認識している場合にはその旨示す閉状態信号を、それぞれ生成し、バス11に出力する。
エンジン制御部90は、エンジンECU91、エンジンスイッチ92、及びエンジン93を備えている。エンジンスイッチ92及びエンジン93は、それぞれエンジンECU91に接続されている。エンジンECU91は、エンジンスイッチ92及びエンジン93を統括的に制御する。なお、エンジンECU91は、バス11に接続されている。
エンジンスイッチ92は、押し操作を検出する。なお、エンジンスイッチ92が操作対象に相当する。
エンジン93は、後述するエンジン始動信号に基づき始動する。
エンジンECU91は、照合成立信号を認識した状態でエンジンスイッチ92の押し操作を認識すると、エンジン始動信号及び表示停止信号及び警報音停止信号を生成する。また、エンジンECU91は、アプローチ信号及びロック状態信号を認識した状態でエンジンスイッチ92の押し操作を認識すると、第1の表示要求信号を生成する。第1の表示要求信号の生成後、図示しないカウンタを使用して計測する時間が所定の時間を経過してもID照合が成立した旨示す信号を認識できない場合には、警報音要求信号を生成する。なお、所定の時間は、ユーザがメータディスプレイ62を視認してスマートフォン30を通信機52aにかざすのに十分な時間(数秒から数十秒程度)に設定される。さらに、エンジンECU91は、第1の表示要求信号の生成後、照合成立信号を認識した場合には第2の表示要求信号を生成する。
<車両制御システムの作用>
次に、車両制御システム1の作用について説明する。ここでは、電子キーECU41と電子キー20との間及びスマホキーECU51とスマートフォン30との間の双方でID照合が成立しておらず、且つドアロック装置83がロック状態であることが満たされる状態でエンジンスイッチ92が押し操作される場合について説明する。すなわち、車両10に設けられる各ECU41〜91は、バス11を通じてアプローチ信号及びロック状態信号を認識している状態でエンジンスイッチ92が押し操作されるものとする。
<メータディスプレイの表示でID照合が成立する場合>
まず、メータディスプレイ62に表示される映像でスマートフォン30との間のID照合が成立する場合について説明する。
図2に示すように、エンジンECU91は、アプローチ信号及びロック状態信号を認識している状態でエンジンスイッチ92が押し操作を検出すると(ステップS1)、第1の表示要求信号を生成する(ステップS2)。なお、エンジンECU91は、図示しないカウンタを使用して時間の計測を開始する。
メータECU61は、第1の表示要求信号を認識すると第1の表示信号を生成する(ステップS3)。これにより、メータディスプレイ62には「スマートフォンを通信機にかざす旨要求する」映像が表示される。そして、ユーザは、メータディスプレイ62に表示される映像の視認し、スマホ30を通信機にかざす。これにより、スマホ通信部50とスマホ30との間の好適な無線通信が行われる。
スマホキーECU51は、スマホ30との間のID照合が成立すると(ステップS4)、アプローチ信号の生成を停止して(ステップS5)、照合成立信号を生成する(ステップS6)。
電子キーECU41は、照合成立信号を認識すると要求信号の生成及びアプローチ信号の生成を停止する(ステップS7)。
エンジンECU91は、照合成立信号を認識すると第2の表示要求信号を生成する(ステップS8)。
メータECU61は、第2の表示要求信号を認識すると第2の表示信号を生成する(ステップS9)。これにより、メータディスプレイ62には「エンジンスイッチを押し操作することを要求する」映像が表示される。そして、ユーザは、メータディスプレイ62に表示される映像の視認し、エンジンスイッチ92を押し操作する。
エンジンECU91は、エンジンスイッチ92の押し操作を検出すると、照合成立信号を認識した状態なので、エンジン始動信号及び表示停止信号及び警報音停止信号を生成する(ステップS10)。これにより、エンジン93が始動する。また、エンジンECU91は、図示しないカウンタを使用して時間の計測を停止する。
メータECU61は、表示停止信号を認識すると、表示信号の生成を停止する(ステップS11)。これにより、メータディスプレイ62の表示が消える。
この一連の作用でもわかるように、ユーザが正規のスマホ30を所持した状態であれば、車両の盗難が想定されるような状況でエンジンスイッチ92が操作されても、メータディスプレイ62に表示される映像の視認を通じて、ホーン72から警報音が鳴ることもなく対処することができる。
なお、スマホキーECU51が生成する照合成立信号を通じて電子キー20と通信していない電子キーECU41もアプローチ信号の生成を停止するので、エンジンECU91が図示しないカウンタを使用して時間を計測し続けることもない。
<メータディスプレイの表示でID照合が成立しない場合>
次に、ステップS23におけるメータディスプレイ62に表示される映像に気づかない場合など、メータディスプレイ62に表示される映像でスマートフォン30との間のID照合が成立しない場合について説明する。なお、ステップS22の時点で、エンジンECU91は、図示しないカウンタを使用して時間の計測を開始する。
図2に破線で示すように、エンジンECU91は、図示しないカウンタを使用して計測する時間が所定の時間を経過したことを認識した場合(ステップS21)、警報音要求信号を生成する(ステップS22)。
ホーンECU71は、警報音要求信号を認識すると警報信号を生成する(ステップS23)。これにより、ホーン72が鳴る。ホーン72が鳴ることにより、ユーザや車両周囲の人々にロック状態にもかかわらずエンジンスイッチ92が押し操作されたことを警報することができる。そして、ユーザに、スマートフォンを通信機にかざすことが要求されていることを認識させることができる。スマホ30を通信機52aにかざされることにより、スマホ通信部50とスマホ30との間の好適な無線通信が行われる。
その後における各ECU41〜91の処理手順は、ステップS4〜S11と同様であるのでその詳細な説明を省略する。
なお、ステップS10において、エンジンECU91は、警報音停止信号を生成する。ホーンECU71は、警報音停止信号を認識すると、警報音信号の生成を停止する(ステップS24)。これにより、ホーン72が鳴ることが停止する。
<エンジンが掛かっている状態でユーザが降車したとき(キー持ち出し警報)>
次に、エンジン93の始動後、エンジン93が掛かっている状態でユーザが降車した場合について説明する。ここでは、スマホ30を所持した状態のユーザがドアを開けて降車した後、ドアを閉めるものとする。なお、電子キー20は、電子キー通信部40との間で無線通信できない位置にあるものとする。
ユーザが降車すると、スマホキーECU51とスマホ30との間で車室内におけるID照合が成立しない。したがって、スマホキーECU51は、アプローチ信号を生成し当該信号をバス11に出力する。また、ボデーECU81は、ドアカーテシスイッチ84を通じてドアが閉められたことを検出すると、それまで生成していた開状態信号の生成を停止するとともに閉状態信号を生成し、これをバス11に出力する。
エンジンECU91は、バス11を通じて開状態信号から閉状態信号に変化とアプローチ信号を認識すると、警報音要求信号を生成し、バス11に出力する。ホーンECU71は、警報音要求信号を認識すると警報音信号を生成する。これにより、ホーン72が鳴る。
<電子キー及びスマートフォンを所持しない状態で車両を走行させたとき(キーなし走行開始時警報)>
次に、スマートフォン30を所持した状態で乗車しエンジンを掛けた後、窓から車外の人にスマートフォン30をわたす等して、ユーザが電子キー20及びスマートフォン30を所持しない状態で車両を走行させたときについて説明する。なお、バス11には、アプローチ信号及び閉状態信号が出力されている。
メータECU61は、車両が走行を開始すると、車速状態信号を生成し、これをバス11に出力する。エンジンECU91は、バス11を通じて閉状態信号、アプローチ信号、及び走行状態信号を認識すると、警報音要求信号を生成し、バス11に出力する。ホーンECU71は、警報音要求信号を認識すると警報音信号を生成する。これにより、ホーン72が鳴る。
<エンジンの停止後、ユーザが車両から離れたとき>
次に、エンジン93の停止後、ユーザが車両から離れた場合について説明する。
ユーザが車両から離れると、スマホキーECU51とスマホ30との間のID照合が成立しなくなる。スマホキーECU51は、スマホ30との間のID照合が成立しなくなると、アプローチ信号を生成する。
電子キーECU41は、バス11を通じてアプローチ信号を認識すると、要求信号の生成を再開する。
これにより、ユーザは、電子キー20及びスマートフォン30のどちらを使用しても車両10におけるドアのロック状態とアンロック状態とを切り替えることができる。また、車両10の使用者がスマートフォン30を所持したユーザから電子キー20を所持したユーザに代わった場合でも、当該ユーザは警報されることなく車両10を使用できるので使い勝手がよい。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)ボデーECU81は、電子キー20又はスマートフォン30との間で無線通信が成立した状態でドアハンドルスイッチ82への接触を検出した場合には、ドアロック装置83を通じてロックとアンロックとを切り替える。また、エンジンECU91は、電子キー20又はスマートフォン30との間で無線通信が成立した状態でエンジンスイッチ92への操作を検出した場合には、エンジン93を駆動させる。このように、ユーザは、電子キー20及びスマートフォン30のどちらを使用してもドアロック装置83を動作させたりエンジン93を駆動させたりすることができるので、ユーザの使い勝手がよい。また、電子キー20及びスマートフォン30の双方との間で無線通信が成立しない状態でなければ、第1の表示要求信号及び警報音要求信号を生成しないように、エンジンECU91を構成した。これにより、ユーザが警報されるときは、電子キー20及びスマートフォン30の双方との間の無線通信が成立しない場合という適切な場合に限られるので、警報によってユーザが不快になることもない。
(2)スマホキーECU51とスマホ30との間でID照合が成立すると、電子キーECU41は、要求信号の生成を停止するとともに、アプローチ信号の生成を停止する。これにより、電子キーECU41と電子キー20との間でID照合が成立しないことに起因して視覚や聴覚に訴える警報が行われない。すなわち、必要のない警報が行われないので、ユーザが不快と感じにくい。
(3)電子キー20及びスマホ30の双方と車両10との間のID照合が成立していない状態且つドアがロック状態においてエンジンスイッチ92が押し操作された場合、メータディスプレイ62にスマホ30と車両10との間の無線通信が好適に行えるように映像を表示するようにした。それでも、スマホ30の双方と車両10との間のID照合が成立しない場合には、ホーン72を鳴らすように車両制御システム1を構成した。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、図1に破線で示すように、スマホキーECU51をバス11に接続せずに電子キーECU41に接続する構成としてもよい。このように構成すれば、車両制御システム1にスマートフォンキー通信部50を後付する場合に、スマホキーECU51を認証させる相手が電子キーECU41のみですむので、後付作業が容易である。
・上記実施形態において、図3に示すように、電子キーECU41に、NFC通信部52、BLUETOOTH通信部53、メータディスプレイ62、及びホーン72の各構成を接続するとともに、スマートフォンキーECU51、メータECU61、ホーンECU71の各機能を組み込んでもよい。このように構成すれば、システムの構成が少なくなる。したがって、この制御システムを搭載する装置への組付工数が少なくなる。
なお、電子キーECU41にスマートフォンキーECU51、メータECU61、ホーンECU71の各機能のうち少なくとも1つの機能を組み込み、組み込まないその他の機能に対応する構成を電子キーECU41に接続するように構成しても、上記別例と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、メータディスプレイ62には、スマホ30を通信機52aにかざすように表示したが、これに代えて電子キー20と車両10との間の好適な無線通信が行えるように、電子キー20の位置を移動させる旨示す情報をメータディスプレイ62に表示するようにしてもよい。また、電子キー20の位置を移動させる旨示す情報、及びスマホ30を通信機52aにかざすように示す情報の双方を表示するようにしてもよい。
・上記実施形態では、スマートフォンキー通信部50は、NFC通信部52とBLUETOOTH通信部53とを備えていたが、どちらか一方であってもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2の表示要求信号並びに警報音要求信号はエンジンECU91により生成されたが、他のECUが生成してもよい。
・上記実施形態では、エンジンスイッチ92を操作する場合について説明したが、ドアのロック状態とアンロック状態とが切り替えられる場合にも適用することができる。また、パワーウインドウの開閉、ドアの開閉、トランクの開閉などがなされる場合についても適用することができる。
・上記実施形態では、スマートフォンキー通信部50とスマートフォン30との間で無線通信が成立している間、電子キー通信部40は電子キー20に対する要求信号の生成を停止したが、必ずしも停止しなくてもよい。
・上記実施形態では、電子キー通信部40と電子キー20との間で無線通信が成立している間、スマートフォンキー通信部50はスマートフォン30に対する要求信号の生成を停止したが、必ずしも停止しなくてもよい。
・上記実施形態では、車両10と電子端末としてスマートフォン30を採用したが、これに代えて電話機能を有しないタブレット端末、携帯型の音楽端末、あるいはノート型パソコン等であってもよい。
1…車両制御システム、10…車両、20…電子キー、30…スマートフォン、40…電子キー通信部、41…電子キーECU、50…スマートフォンキー通信部、51…スマートフォンキーECU、60…表示部、61…メータECU、62…メータディスプレイ、70…音警報部、71…ホーンECU、72…ホーン、80…ボデー制御部、81…ボデーECU、82…ドアハンドルスイッチ、83…ドアロック装置、84…ドアカーテシスイッチ、90…エンジン制御部、91…エンジンECU、92…エンジンスイッチ、93…エンジン。

Claims (9)

  1. 電子キーとの間で無線通信を試み、前記電子キーとの間の無線通信が成立するか否かを判断する電子キー通信部と、
    前記電子キーとは異なる電子端末との間で無線通信を試み、前記電子端末との間の無線通信が成立するか否かを判断する電子端末通信部と、
    操作対象への操作を検出する操作検出部と、
    前記電子キー及び前記電子端末の少なくとも一方との無線通信が成立すると判断した状態で前記操作検出部が操作対象への操作を検出した場合には制御対象の制御を実行する制御部と、
    前記電子キー通信部及び前記電子端末通信部を通じて、前記電子キー及び前記電子端末の双方に対して無線通信を試みても、前記電子キー及び前記電子端末の双方との間で無線通信が成立しないと判断した状態で操作対象への操作が検出された場合には、その旨をユーザの感覚に訴える警報部と、を備える車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子端末通信部と前記電子端末との間で無線通信が成立している間、前記電子キー通信部は、前記電子キーに対する無線通信の試みを停止する車両制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キー通信部と前記電子キーとの間で無線通信が成立している間、前記電子端末通信部は、前記電子端末に対する無線通信の試みを停止する車両制御システム。
  4. 請求項2に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キー通信部は、前記電子キーに対する無線通信の試みを停止している間、前記電子端末通信部と前記電子端末との間の無線通信の成立が解消された場合には、前記電子キーに対する無線通信の試みを再開する車両制御システム。
  5. 請求項3に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子端末通信部は、前記電子端末に対する無線通信の試みを停止している間、前記電子キー通信部と前記電子キーとの間の無線通信の成立が解消された場合には、前記電子端末に対する無線通信の試みを再開する車両制御システム。
  6. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キーは、ユーザの操作をトリガとして制御対象の制御を実行する旨示す制御信号を無線送信し、
    前記制御部は、前記電子キー通信部を通じて前記制御信号を受信した場合、当該制御信号に含まれる情報に基づき制御対象の制御を実行するものであって、
    前記電子キー通信部は、常時、無線信号の受信を許容する車両制御システム。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キー通信部における前記電子キーとの間の通信制御及び前記警報部における警報制御は、単一の制御部により実行される車両制御システム。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キー通信部における前記電子キーとの間の通信制御及び前記電子端末通信部における前記電子端末との間の通信制御は、単一の制御部により実行される車両制御システム。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の車両制御システムにおいて、
    前記警報部は、ユーザの視覚に訴える視覚警報部と、ユーザの聴覚に訴える聴覚警報部と、を備えて構成され、前記電子キー及び前記電子端末の少なくとも一方と対応する通信部との間で無線通信が行えるように行動を促すための情報を前記視覚警報部を通じて訴え、それでも前記電子キー及び前記電子端末の少なくとも一方と対応する通信部との間で無線通信が行えない場合には、その旨を前記聴覚警報部を通じて訴える車両制御システム。
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