JP2005273329A - 無線式ドア施解錠装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線式ドア施解錠装置及び方法に関し、ドア解錠時のセキュリティ性及び利便性を向上できるようにする。
【解決手段】 閉空間1の複数のドア2R,2Lの全てが施錠されているとき、特定ドア2Rの第1のスイッチ9Rが操作されたら、特定ドア2Rの周辺領域にID要求信号を送信する。そして、携帯機30のID信号を受信してID照合部12によるID照合が一致したら特定ドア2Rを解錠するとともに、第2のスイッチ9Rが操作されたら全てのドア2R,2Lを解錠する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の車両のドアに用いて好適な無線式ドア施解錠装置及び方法に関するものである。
近年、自動車等の車両のドアを施錠又は解錠する際に、メカニカルキーを使用せずに、携帯機と車両に設けられた車両側システムとの間で無線によりID照合を行ない、このID照合の結果に基づいてドアを施錠又は解錠する、無線式ドア施解錠装置(このような装置はスマートエントリーシステムとも称される)が開発されている。
従来の無線式ドア施解錠装置では、ドアノブ周辺に施錠用スイッチ(例えば、押しボタンスイッチ)及び解錠用スイッチ(例えば、ドアハンドルに取り付けられたタッチセンサ)が設けられており、ドライバがドアを施錠又は解錠するときにこれらのスイッチを操作すると、車両側システムからID要求信号が送信される。そして、ドライバが所持している携帯機が車両側システムからのID要求信号を受信すると、携帯機は予め自身に付されたIDを送信する。車両側システムが携帯機からのIDを受信すると、予め車両に付されたIDとのID照合を行ない、携帯機のIDと車両のIDとが一致していればドアを施錠又は解錠する。
このような無線式ドア施解錠装置では、解錠用スイッチが操作された場合に「車両の全てのドアを解錠する」、あるいは、「解錠用スイッチが操作されたドアのみを解錠する」のいずれかを予め設定しておくようになっている。また、「解錠用スイッチが操作されたドアのみを解錠する」と設定しておいた場合、例えば運転席のドアの解錠用スイッチを操作すると運転席のドアのみが解錠するが、運転席のドアを開けた後に他のドアも解錠したい場合には、運転席近傍に設けられたセンターコントロールスイッチを操作することで他のドアも解錠することができるようになっている。
また、特許文献1には、上述したような解錠用スイッチ及び施錠用スイッチを携帯機に設けて、これらのスイッチを車外で操作することによりドアの施錠又は解錠を可能にするキーレスエントリー装置が開示されている。この特許文献1にかかる装置では、ドアを解錠する際、解錠用スイッチを押している時間が所定時間未満であれば特定のドアを解錠し、解錠用スイッチを押している時間が所定時間以上であれば全てのドアを解錠するようになっている。なお、特許文献1でいう特定のドアとは、ドアロックする直前に閉められたドア、あるいは予め設定しておいた所定のドアである。
特開2002−38780号公報
しかしながら、従来の無線式ドア施解錠装置において、「解錠用スイッチが操作されたら、車両の全てのドアを解錠する」と設定しておいた場合、乗車時に他のドアから第三者に侵入されるおそれがあり、セキュリティ上好ましくない。これに対し、「解錠用スイッチが操作されたら、解錠用スイッチが操作されたドアのみを解錠する」と設定しておけばセキュリティ性は向上できるが、上述したように、解錠用スイッチを操作したドアを開けた後に他のドアも解錠したい場合には、車内のセンターコントロールスイッチを操作する必要があり、車外のみでドア解錠操作ができないため、荷物を積み込む場合や他者を乗車させる場合に即応することができない。
また、特許文献1に開示された技術では、特定のドアのみを解錠しようとして携帯機の解錠用スイッチを押すとき、誤操作により全てのドアが解錠されてしまうおそれがある。さらに、例えば助手席のドアのみを解錠したい場合であっても、ドアロックする直前に閉めたドアが助手席以外のドア、あるいは予め設定しておいたドアが助手席以外のドアであれば、助手席以外のドアが解錠してしまう場合がある。これにより、予期しないドアが開いて第三者に侵入されるおそれがあり、セキュリティ上好ましくない。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、ドア解錠時のセキュリティ性及び利便性を向上できるようにした、無線式ドア施解錠装置及び方法を提供することを目的とする。
このため、本発明の無線式ドア施解錠装置(請求項1)は、固有のIDが付され、該IDにかかるID信号を無線で送信しうる携帯機と、閉空間を形成しうる複数のドアと、該閉空間側に備えられ、該携帯機のID信号を要求するためのID要求信号を送信する送信アンテナと、該閉空間側に備えられ、該携帯機のID信号を受信する受信アンテナと、該閉空間側に備えられ、該受信アンテナにより受信した該携帯機のID信号に基づいてID照合を行なうID照合部と、該複数のドアのうち特定のドアに設けられた第1及び第2のスイッチと、該閉空間側に備えられ、該複数のドアの全てが施錠されているとき、該第1のスイッチが操作されたら該特定ドアの周辺領域にID要求信号を送信させる送信制御部と、該閉空間側に備えられ、該ID照合部によるID照合が一致したら該特定ドアを解錠するとともに、該第2のスイッチが操作されたら全てのドアを解錠するドアロック制御部とをそなえたことを特徴としている。
なお、該第2のスイッチの操作は、該第1のスイッチを操作して該特定ドアが解錠した後に行うことを条件とすることが好ましい。
また、該閉空間側とは車両であり、該閉空間は車室内であり、該複数のドアは該車両に備えられたドアであることが好ましい(請求項2)。
さらに、該第1のスイッチ及び該第2のスイッチは同一のスイッチにより構成されていることが好ましい(請求項3)。
本発明の無線式ドア施解錠方法(請求項4)は、固有のIDが付され、該IDにかかるID信号を無線で送信しうる携帯機を用いて、閉空間に備えられた複数のドアを解錠又は施錠するための無線式ドア施解錠方法であって、該複数のドアの全てが施錠されているとき、該複数のドアのうち特定のドアに設けられたスイッチに対する第1のスイッチ操作をするステップと、該第1のスイッチ操作がされた該特定ドアの周辺領域に該携帯機のID信号を要求するためのID要求信号を送信するステップと、該携帯機のID信号を受信するステップと、該受信した該携帯機のID信号に基づいてID照合を行なうステップと、該ID照合が一致したら該特定ドアを解錠するステップと、該特定ドアに設けられたスイッチに対する第2のスイッチ操作をするステップと、該第2のスイッチ操作がされたら全てのドアを解錠するステップとをそなえたことを特徴としている。
本発明の無線式ドア施解錠装置及び方法によれば、全てのドアが施錠されているとき、第1のスイッチが操作されてID照合が一致したら特定ドアを解錠するとともに、第2のスイッチが操作されたら全てのドアを解錠するので、初回の解錠操作で全てのドアが解錠されてしまうことがなく、第三者による侵入を防止することができ、ドア解錠時のセキュリティ性を向上することができる。また、車外にいながら他の全てのドアを解錠させることができ、ドア解錠時の利便性を向上することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての無線式ドア施解錠装置を模式的に示す構成図である。なお、以下では、本装置を、一例として自動車等の車両(閉空間側)に適用した場合について説明する。また、本実施形態において閉空間側とは車両のことをいい、閉空間は車室内のことをいう。さらに、本実施形態では、便宜上2つのドア2R,2Lを備えた車両について説明する。
図1に示すように、本装置は、自動車等の車両1の右側のドア2R及び左側のドア2Lを解錠する際に、メカニカルキーを使用せずに、携帯機30と車両1に設けられた車両側システム3との間で無線によりID照合を行ない、このID照合の結果に基づいてドア2R,2Lを解錠するように構成されている。
車両1には予め固有のID(暗号コード)が付されているとともに、携帯機30にも予め車両1に関連付けられた固有のIDが付されている。そして、車両側システム3は、車両1のIDをID要求信号に含めて携帯機30へ送信し、携帯機30は、車両側システム3からのID要求信号を受信すると、このID要求信号に含まれる車両1のIDと自身の携帯機30のIDとをID照合し、このID照合が一致すれば携帯機30のIDをID信号として車両側システム3に返信するようになっている。
このため、携帯機30は、受信機(受信部)31,送信機(送信部)32,制御装置33を主に備えて構成されている。受信機31は、ここではLF受信機であって、車両側システム3から送信されるID要求信号を受信アンテナ31aを介して受信するようになっている。送信機32は、ここではUHF送信機であって、携帯機30のIDを送信アンテナ32aを介して車両側システム3へ送信するようになっている。
制御装置33にはID照合部34に相当する機能が備えられている。ID照合部34は、受信機31により受信されたID要求信号に含まれる車両1のIDと携帯機30のIDとをID照合するようになっている。
そして、制御装置33は、ID照合部34によるID照合が一致していれば、携帯機30のIDをID信号として送信機32へ送り送信アンテナ32aを介して車両側システム3へ送信するようになっている。なお、ID照合部34によるID照合が一致していなければID信号は送信しない。
車両側システム3は、受信機(受信部)4,送信機(送信部)5,制御装置8,ドアスイッチ9R,ドアスイッチ9L,ドアロック10R,ドアロック10L,ドアセンサ11R,ドアセンサ11Lを主に備えて構成されている。なお、ドアスイッチは、運転席などの特定のドアに設けられてもよいが、ここでは、全てのドア2R,2Lにドアスイッチ9R,9Lが設けられる場合について説明する。また、本実施形態に係るドアスイッチ9R,9Lはそれぞれ第1のスイッチ及び第2のスイッチの両方の機能を有して構成されている。
ドアスイッチ9R,9Lはそれぞれドア2R,2Lの解錠を要求するためのスイッチで、例えばドア2R,2Lの外側のノブ(図示省略)又はノブ周辺に設けられている。ドアスイッチ9R,9Lは例えば押しボタンスイッチやタッチスイッチで、ドアスイッチ9R,9Lが操作されると解錠要求信号が制御装置8に送信されるようになっている。
ドアロック10R,10Lはそれぞれドア2R,2Lを解錠するためのドアロック装置であり、制御装置8からの制御信号によりドア2R,ドア2Lを施錠又は解錠するようになっている。
ドアセンサ11R,11Lはそれぞれドア2R,2Lの開閉状態(半ドア状態も含む)を検出するドア状態検出手段に相当するもので、例えばドア2R,2Lの縁部に取り付けられている。また、ドアセンサ11R,11Lにより検出された検出情報は、制御装置8へ送信されるようになっている。
受信機4は、ここではUHF受信機であって、携帯機30から送信されるID信号を受信アンテナ4aを介して受信するようになっている。また、受信アンテナ4aはここでは運転席の近傍に取り付けられている。
送信機5は、ここではLF送信機であって、送信アンテナ5d,5eを介してID要求信号を車両1外に送信するようになっており、この送信アンテナ5d,5eから送信されるID要求信号は制御装置8により制御されるようになっている。また、送信アンテナ5dはドア2Rのノブ周辺に備えられており、送信アンテナ5eはドア2Lのノブ周辺に備えられている。
制御装置8には、ID照合部12,ドアロック制御部15,送信制御部16に相当する機能が備えられている。
ID照合部12は、受信機4により受信したID信号に含まれる携帯機30のIDと、車両1のIDとをID照合するようになっている。
送信制御部16は、ドアスイッチ9Rからの解錠要求信号を受信したとき送信アンテナ5dからドア2Rの周辺領域に、また、ドアスイッチ9Lからの解錠要求信号を受信したとき送信アンテナ5eからドア2Lの周辺領域にID要求信号を送信するように送信機5を制御するようになっている。基本的にドライバ(ドアを解錠しようとする者)は携帯機30を所持してドアスイッチ9R,9Lを操作するが、このとき、ドライバが所持している携帯機30にID要求信号が確実に送信されるように電波強度を設定した上で送信アンテナ5d,5eからID要求信号を送信することが好ましい。
ドアロック制御部15は、ドア2R,2Lが施錠されている(このときドア2R,2Lは閉状態である)とき、ID照合部12によるID照合が一致したら、ドアスイッチ9R,9Lが操作されたドア(これを操作ドアともいう)のドアロック10R,10Lを制御してドア2R,2Lを解錠するようになっている。従って、例えばドアスイッチ9Rが操作された場合はドア2Rを解錠し、また、ドアスイッチ9Lが操作された場合はドア2Lを解錠する。
また、ドアロック制御部15は、操作ドアが開かれた(或いは半ドア状態とされた)後、操作ドアのドアスイッチがもう一度操作されたら操作ドア以外の全てのドアを解錠するようになっている。従って、例えば上述のようにドアスイッチ9Rが操作されて操作ドア2Rを解錠した後、操作ドア2Rが開かれてドアスイッチ9Rが再度操作された場合はドア2Lを解錠する。また、例えば上述のようにドアスイッチ9Lが操作されて操作ドア2Lを解錠した後、操作ドア2Lが開かれてドアスイッチ9Lが再度操作された場合はドア2Rを解錠する。
また、ドアロック制御部15は、ドアスイッチ9R,9Lが操作された際、受信機4によりID信号が受信されなかった場合や、ID信号を受信したとしてもID照合部12によるID照合が一致しなかった場合にはドア2R,2Lを解錠しないようになっている。
また、本装置には、警告装置21が備えられている。警告装置21は、例えば車両1外へ向かって警告音を発するスピーカや既設の車両1左右両側のウィンカランプなどであって、ドアスイッチ9R,9Lが操作された際、受信機4によりID信号が受信されなかった場合やID照合部12によるID照合が一致しなかった場合には、スピーカから警告音を発したりウィンカを点滅させたりして、ドライバに対してドア2R,2Lを解錠できない旨を通知するようになっている。なお、このような理由により解錠できない場合はメカニカルキーを使用して解錠する。
本発明の一実施形態としての車両のドア施解錠装置は、上述のごとく構成されているので、図2に示すような処理フローに沿って解錠制御が行なわれる。まず、ステップT10では、ドアスイッチ9R,9Lの操作(第1のスイッチ操作)がされたか否かを判定する。そして、ドライバが携帯機30を所持して例えば車両1右側のドア2Rのドアスイッチ9Rを一度操作すると、ステップT20として、操作ドア2Rが閉じているか否かを判定する。一般に初回の解錠操作をする前の車両1のドア2R,2Lは閉じており施錠されているため、初回の解錠操作ではステップT20からステップT30へそのまま移る。
ステップT30では、操作ドア2Rが施錠されているか否かを判定する。上述したように、一般に初回の解錠操作をする前の車両1のドア2R,2Lは閉じており施錠されているため、初回の解錠操作ではステップT30からステップT40へそのまま移る。
そして、ステップT40として、操作ドア2Rの送信アンテナ5dからID要求信号を送信する。携帯機30は、このID要求信号を受信するとID照合部34によりID照合を行ない、ID照合が一致したらID信号を返信する。
ステップT50では、携帯機30からID信号を受信したか否かを判定し、ID信号を受信しなかった場合にはステップT90へ移り、警告装置21によりドライバに対して操作ドア2Rの解錠ができない旨を通知する。
ステップT50においてID信号を受信した場合にはステップT60へ移り、再度携帯機30のIDと車両1のIDとのID照合を行なう。そして、ステップT70では、ID照合が一致しているか否かを判定し、ID照合が一致していない場合にはステップT90へ移り、警告装置21によりドライバに対して操作ドア2Rの解錠ができない旨を通知する。
ステップT70においてID照合が一致している場合にはステップT80へ移り、操作ドア2Rを解錠する。
そして、ステップT80において操作ドア2Rを解錠したら、再度ステップT10へ戻り、次のドアスイッチ9Rの入力待ちとなる。その後、ステップT10で、操作ドア2Rのドアスイッチ9Rがもう一度操作(第2のスイッチ操作)されたら、ステップT20として、操作ドア2Rが閉じているか否かを判定する。すなわち、ステップT80の後ドライバが操作ドア2Rを開いて(或いは半ドア状態で)ドアスイッチ9Rを再度操作したのであれば、ステップT100へ移り、操作ドア2R以外の全てのドア、即ち本実施形態ではドア2Lを解錠する。一方、ステップT80の後ドライバが操作ドア2Rを閉じたままの状態でドアスイッチ9Rを再度操作したのであれば、ステップT30へ移り、操作ドア2Rが施錠されているか否かを判定するが、操作ドア2Rはすでに解錠状態であるためステップT10へ戻り、次のドアスイッチ9Rの入力待ちとなる。
上述したように、本発明の一実施形態としての無線式ドア施解錠装置及び方法によれば、全てのドア2R,2Lが施錠されているとき、例えばドア2Rのドアスイッチ9Rを操作するとこの操作ドア2Rを解錠し、また、この操作ドア2Rを開いて操作ドア2Rのドアスイッチ9Rを再度操作すると他の全てのドア(即ちドア2L)を解錠するので、初回の解錠操作で全てのドア2R,2Lが解錠されてしまうことがなく、第三者による侵入を防止することができ、ドア解錠時のセキュリティ性を向上することができる。また、車外にいながら他の全てのドアを解錠させることができ、ドア解錠時の利便性を向上することができる。
また、本装置では、「操作ドアを開く(或いは半ドア状態とする)」という動作を介して操作ドアのドアスイッチが再度操作されたか否かを判定しているので、全ドアを開けようとしているドライバの意思をより的確に反映することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、本実施形態では、所望のドア2R(又は2L)の解錠はドアスイッチ9R(又は9L)を一度操作することで行ない、この操作ドア2Rを開いた状態で再度ドアスイッチ9R(又は9L)を操作することで全ドアを解錠するように構成したが、ドアスイッチ9Rを、ドア2Rのノブに設けられたタッチスイッチ(第1のスイッチ)と、このタッチスイッチの近傍に設けられた押しボタンスイッチ(第2のスイッチ)との二つのスイッチから構成し、所望のドア2Rの解錠はタッチスイッチが操作されたら解錠し、この操作ドア2Rを開いた状態で押しボタンスイッチが操作されたら全ドアを解錠するように構成してももちろんよい。
また、本実施形態では、2つのドア2R,2Lを備えた車両1について説明したが、3つ以上のドアやテールゲートを備えた車両であってももちろんよい。ただし、この場合ににも、各ドアやテールゲートにドアロック,ドアセンサ,ドアスイッチを設けるようにする。
さらに、本実施形態では、一例として自動車等の車両に適用した場合について説明したが、例えば複数のドアを備えた家,工場,倉庫などの建物等に適用することももちろん可能である。この場合、閉空間側とは建物であり、閉空間が建物内部(室内)である。
なお、図示は省略するが、ステップT20とステップT100との間に、操作ドア以外の全てのドアが施錠されているか否かを判定するステップを設けて、操作ドア以外の全てのドアが施錠されている場合はステップT100へ移る一方、操作ドア以外の全てのドアが施錠されていない場合(即ち、操作ドア以外のドアが一つでも解錠している場合)は操作ドア以外の全てのドアを施錠するようにしてもよい。
本発明の一実施形態としての車両の無線式ドア施解錠装置を模式的に示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る無線式ドア施解錠装置の解錠フローを示す図である。
符号の説明
1 車両
2R,2L ドア
3 車両側システム
4 受信機(受信部)
4a 受信アンテナ
5 送信機(送信部)
5d,5e 送信アンテナ
8 制御装置
9R,9L ドアスイッチ(第1のスイッチ,第2のスイッチ)
10R,10L ドアロック(ドアロック装置)
11R,11L ドアセンサ(ドア状態検出手段)
12 ID照合部
13 記憶部
14 判定部
15 ドアロック制御部
16 送信制御部
30 携帯機
31 受信機(受信部)
31a 受信アンテナ
32 送信機(送信部)
32a 送信アンテナ
33 制御装置
34 ID照合部

Claims (4)

  1. 固有のIDが付され、該IDにかかるID信号を無線で送信しうる携帯機と、
    閉空間を形成しうる複数のドアと、
    該閉空間側に備えられ、該携帯機のID信号を要求するためのID要求信号を送信する送信アンテナと、
    該閉空間側に備えられ、該携帯機のID信号を受信する受信アンテナと、
    該閉空間側に備えられ、該受信アンテナにより受信した該携帯機のID信号に基づいてID照合を行なうID照合部と、
    該複数のドアのうち特定のドアに設けられた第1及び第2のスイッチと、
    該閉空間側に備えられ、該複数のドアの全てが施錠されているとき、該第1のスイッチが操作されたら該特定ドアの周辺領域にID要求信号を送信させる送信制御部と、
    該閉空間側に備えられ、該ID照合部によるID照合が一致したら該特定ドアを解錠するとともに、該第2のスイッチが操作されたら全てのドアを解錠するドアロック制御部とをそなえた
    ことを特徴とする、無線式ドア施解錠装置。
  2. 該閉空間側とは車両であり、該閉空間は車室内であり、該複数のドアは該車両に備えられたドアである
    ことを特徴とする、請求項1記載の無線式ドア施解錠装置。
  3. 該第1のスイッチ及び該第2のスイッチは同一のスイッチにより構成されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の無線式ドア施解錠装置。
  4. 固有のIDが付され、該IDにかかるID信号を無線で送信しうる携帯機を用いて、閉空間に備えられた複数のドアを解錠又は施錠するための無線式ドア施解錠方法であって、
    該複数のドアの全てが施錠されているとき、該複数のドアのうち特定のドアに設けられたスイッチに対する第1のスイッチ操作をするステップと、
    該第1のスイッチ操作がされた該特定ドアの周辺領域に該携帯機のID信号を要求するためのID要求信号を送信するステップと、
    該携帯機のID信号を受信するステップと、
    該受信した該携帯機のID信号に基づいてID照合を行なうステップと、
    該ID照合が一致したら該特定ドアを解錠するステップと、
    該特定ドアに設けられたスイッチに対する第2のスイッチ操作をするステップと、
    該第2のスイッチ操作がされたら全てのドアを解錠するステップとをそなえた
    ことを特徴とする、無線式ドア施解錠方法。
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