JP5168052B2 - スマートエントリシステム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車両ドアのロック・アンロックを制御するスマートエントリシステムに関する。
従来、上述したようなスマートエントリシステムとして、たとえば特許文献1に開示されたシステムが知られている。この特許文献1に記載のシステムでは、車両ドアのドアハンドルに設けられたスイッチが操作されたことをトリガとして、本体装置(車両側ユニット)と携帯用送受信機(携帯機)との相互通信を行い、携帯機から正常な応答信号が得られた場合に、車両側ユニットによって車両ドアをロックする。
このシステムでは、ドアをロックする際に、携帯機の車室内への置き忘れを防止するために、車両側ユニットから小出力の確認信号と大出力の確認信号とを出力する。すなわち、携帯機による小出力の確認信号の受信可能範囲が車室内とほぼ同じになるように予め設定されるので、小出力の確認信号に対する応答があった場合、携帯機は車室内に置き忘れたものと判断できる。この場合、ドアロックは実行されず、車両の運転者等に対して置き忘れ警報が発せられる。
小出力信号に対する応答がなかった場合には、引き続き大出力の確認信号を送信して、携帯機からの応答の有無が確認される。この大出力の確認信号の受信可能範囲は、車体近傍の所定範囲を含むように設定されるので、大出力の確認信号に対する携帯機からの応答があった場合には、車両側ユニットは携帯機の保持しているユーザが車外にいるものと判断して、ドアのロックを行う。
特開平10−59131号公報
ここで、上述したようなスマートエントリシステムにおいて、車両を使用するユーザが複数人である場合を鑑みて、携帯機が複数個用意される場合がある。このように複数個の携帯機が用意された場合、携帯機を保持するユーザが車外に出でも、車室内には、他の携帯機が残されていることも起こりえる。この場合、現状のスマートエントリシステムでは、携帯機を保持するユーザがドアハンドルに設けられたスイッチを操作してドアをロックしようとしても、車室内に他の携帯機が残されているので、その携帯機を用いた車両の盗難などを防止するため、上述した従来技術のように、ドアはロックされず、置き忘れ警報が発せられる。
ただし、現状のスマートエントリシステムでは、携帯機に電池切れが生じたときでも車両ドアのロックやアンロックができるように、メカニカルキーが別途用意されることが一般的である。また、ユーザの利便性を考慮し、ワイヤレスロック機能やワイヤレスアンロック機能が設けられることも多い。これらのワイヤレスロック機能及びワイヤレスアンロック機能とは、ユーザが携帯機に設けられたロックスイッチやアンロックスイッチを操作することにより、携帯機から車両側ユニットへと単方向通信が行なわれ、それにより、車両ドアをロックしたり、アンロックしたりすることができる機能である。
上述したメカニカルキーやワイヤレスロック機能を用いて車両ドアをロックする場合には、携帯機が車室内に残されている場合でも車両のドアがロックできてしまう。この結果、車室内に携帯機が閉じ込められる状況が発生しえる。
スマートエントリシステムでは、通常、車両のドアをアンロックするために、携帯機を保持したユーザが車両に接近したことを検知すべく、車室外に所定の通信エリアを形成するように定期的にリクエスト信号が出力される。携帯機がその通信エリア内に存在する場合には、リクエスト信号に応答してレスポンス信号が返送される。このレスポンス信号の受信に基づいて、車両側ユニットは、携帯機を保持したユーザが車両に接近していることを検知し、例えばユーザがドアハンドルに触れたことをタッチセンサによって検出したときに、車両のドアをアンロックする。
しかしながら、その車室外通信エリアを形成するための電波が車室内に漏れて、車室内に残された携帯機が、車室外通信エリアを形成するためのリクエスト信号に対してレスポンス信号を返送してしまうと、携帯機を保持していない第三者が、車両ドアをアンロックすることができるようになってしまう。さらに、定期的なリクエスト信号の送信に対して、車室内に閉じ込められた携帯機がレスポンス信号の返送を繰り返すと、その携帯機の電池が消耗してしまう。このため、現状のスマートエントリシステムでは、車両のドアがロックされるときに、車室内を通信エリアとするリクエスト信号を送信して、携帯機からのレスポンス信号の有無に基づき、車室内に携帯機が残されているか否かを確認する。そして、車室内に携帯機が残されていることが検出された場合には、車室外通信エリアを形成するためのリクエスト信号の送信を停止させ、携帯機を保持していない第三者が、車両のドアをアンロックできないようにしている。
しかしながら、上述したように、車室外通信エリアを形成するためのリクエスト信号の送信を完全に停止させてしまうと、携帯機を保持したユーザも、スマートエントリシステムを利用して車両ドアをアンロックすることができなくなってしまう。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、携帯機が車室内に閉じ込められた状況であっても、別の携帯機を保持したユーザであれば、スマートエントリシステムを利用して車両のドアをアンロックすることが可能なスマートエントリシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のスマートエントリシステムは、車両側ユニットから送信されるリクエスト信号に応答して、携帯機がIDコードを含むレスポンス信号を返送する相互通信を行うことによって、車両側ユニットが、携帯機からレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してある登録コードと照合し、その照合が成立したとの照合結果が得られたことを条件として、車両のドアのロック・アンロックを制御するスマートエントリシステムにおいて、
携帯機は複数個用意され、当該複数個の携帯機には、各々の携帯機を相互に識別可能な携帯機識別コードが付与されており、車両側ユニットは、携帯機との相互通信を通じて、当該携帯機の携帯機識別コードを取得するものであり、
車両側ユニットは、
携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と
車両の車室外を携帯機との通信エリアとし、当該車室外に向けてリクエスト信号を送信する車室外送信機と、
車両の車室内を携帯機との通信エリアとし、当該車室内に向けてリクエスト信号を送信する車室内送信機と、
車両の全てのドアがロックされるときに、車室内送信機にリクエスト信号の送信を行なわせ、受信機が、そのリクエスト信号に応答するレスポンス信号を受信したとき、その相互通信を通じて取得された携帯機識別コードを、車室内に閉じ込められた携帯機の携帯機識別コードとして記憶する識別コード記憶手段と、
車両の全てのドアがロックされた状態で当該車両が駐車されているとき、定期的に車室外送信機からリクエスト信号の送信を行なわせ、そのリクエスト信号に応答するレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードの照合が成立したことに基づいて、携帯機を保持するユーザが接近しているドアのアンロックを許可するアンロック許可手段と、
アンロック許可手段によるアンロック許可に応じて、ドアをアンロックするアンロック手段と、を備え、
アンロック許可手段は、車室外送信機からリクエスト信号を送信させたとき、携帯機との相互通信を通じて携帯機識別コードが取得された場合、その携帯機識別コードが、識別コード記憶手段に記憶された携帯機識別コードと不一致であることを条件として、車室外送信機を用いた定期的なリクエスト信号の送信を継続することを特徴とする。
携帯機が車室内に閉じ込められた場合であっても、その携帯機が車室外送信機からのリクエスト信号に対してレスポンス信号を返送しなければ、携帯機を保持しない第三者が車両のドアをアンロックできる状態とはならない。また、車室内に閉じ込められた携帯機の電池が消耗する虞もない。
請求項1に記載の発明では、車両ドアがロックされるときに、車室内送信機からリクエスト信号を送信する。そして、そのリクエスト信号を契機として、携帯機との相互通信が行なわれた場合には、車室内に閉じ込められた携帯機があるとみなし、その相互通信を通じて取得された携帯機識別コードを記憶する。このように車室内に閉じ込められた携帯機の携帯機識別コードを記憶しているため、車室外送信機からの定期的なリクエスト信号の送信時にレスポンス信号を受信した場合、そのレスポンス信号を返送した携帯機が、車室内に閉じ込められている携帯機であるか否かを判別することができる。車室内に閉じ込められている携帯機以外の携帯機がレスポンス信号を返送した場合や、レスポンス信号を受信しない場合、すなわち、車室内に閉じ込められている携帯機が、車室外送信機からのリクエスト信号に応答しない場合には、車室外送信機から定期的なリクエスト信号の送信を継続しても、携帯機を保持していない第三者が車両のドアをアンロックすることはできない。また、車室内に閉じ込められた携帯機の電池が消耗することもない。従って、車室内に閉じ込められている携帯機からレスポンス信号を受信していないときには、車室外送信機からの定期的なリクエスト信号の送信を継続させる。これにより、別の携帯機を保持したユーザは、スマートエントリシステムを利用して、車両ドアのアンロックを行なうことが可能になる。
上述した携帯機識別コードとしては、請求項2に記載したように、各々の携帯機に対して、相互に異なるように付与されたIDコードを用いても良いし、請求項3に記載したように、各々の携帯機のキー番号を示すキーナンバーコードを用いても良い。いずれの場合であっても、車室内に閉じ込められている携帯機を識別することができる。
また、請求項4に記載したように、識別コード記憶手段は、全ての携帯機を対象として、携帯機識別コードの取得のための相互通信を実行させることが好ましい。携帯機が複数用意されている場合、車室内に複数の携帯機が閉じ込められる可能性もある。上述した構成により、識別コード記憶手段は、車室内に複数の携帯機が閉じ込められた場合、閉じ込められた全ての携帯機の携帯機識別コードを記憶することができるようになる。
以下、本発明の実施形態に係るスマートエントリシステムを、図に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるスマートエントリシステムの全体の構成を示す構成図である。
本実施形態におけるスマートエントリシステムは、携帯機1と車両側ユニットとの相互通信によるIDコードの照合結果を基に、各ドアのロック・アンロック状態を制御する。また、車両側ユニットは、車両10のセキュリティ性を向上するために、IDコードの照合結果を基に車両10のエンジン始動の許可・禁止状態等の制御も行う。
図1に示すように、携帯機1は、車両側ユニットの車室外送信機2a〜2dあるいは車室内送信機2eからのリクエスト信号を受信する受信機1a、このリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を送信する送信機1bを備えている。携帯機ECU1cは、上述した受信機1a及び送信機1bと接続され、各種の制御処理を実行する。具体的には、携帯機ECU1cは、受信機1aの受信信号に基づいてリクエスト信号の受信の有無を判定したり、そのリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を生成し、送信機1bから送信させたりする。
なお、携帯機1は、複数個(例えば4個)用意されるが、各携帯機1の電気的構成は共通である。ただし、各携帯機1は、車両側ユニットからのレスポンス信号に応答すべく、本スマートエントリシステムが搭載される車両を示す車両コード、各々の携帯機1のキー番号を示すキーナンバーコード、及びIDコードを記憶している。これらのコードの中で、車両コードは、各携帯機1に共通であるが、キーナンバーコード及びIDコードは、各携帯機1で異なる。
また、図示していないが、携帯機1に電池切れが生じたときでも車両ドア11〜14のロックやアンロックができるように、携帯機1にはメカニカルキーが付属されている。さらに、携帯機1には、ユーザの利便性を向上するために、図示しないロックスイッチ及びアンロックスイッチも設けられている。ユーザがこれらのロックスイッチやアンロックスイッチを操作すると、携帯機1から車両側ユニットへとロック指示信号或いはアンロック指示信号が送信される(単方向通信)。これらのアンロック指示信号及びアンロック指示信号には、上述したIDコードが含まれており、車両側ユニットにおいて、そのIDコードの照合が成立すると、ロック指示信号やアンロック指示信号に応じて、車両ドア11〜14がロックされたり、アンロックされたりする。このように、本実施形態のスマートエントリシステムは、ワイヤレスロック機能及びワイヤレスアンロック機能も備えている。
車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられた車室外送信機2a〜2d及び車室内に設けられた車室内送信機2eを有する。これらの車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eは、車両側ユニットの照合ECU4からの送信指示信号に基づいてリクエスト信号を送信する。
車室外送信機2a〜2dのリクエスト信号の到達距離は、図2に示すように、それぞれ、各車両ドア11〜14の周囲において、例えば0.7〜1.0m程度に設定される。そして、車両のドア11〜14がロックされた車両10の駐車時には、定期的に、リクエスト信号の到達距離に応じた携帯機1との通信エリアが車両10の各ドア11〜14の周囲に形成され、携帯機1の保持者が車両10に接近したことを検知できるようにしている。なお、車室外送信機2a〜2dは、車室外にリクエスト信号を送信するが、その電波は、図2において点線で示すように、車室内に多少漏れることがある。このため、携帯機1が、車室内にありながら、車室外送信機2a〜2dからのリクエスト信号に反応する場合がある。
また、車室内送信機2eによる携帯機1との通信エリアは、車両10の運転席ドア11の開閉時、エンジンの始動時、ドアロック時等に車室内をカバーするように形成され、携帯機1が車室内にあるか否かを検知する。なお、車室内送信機2eは、例えば主に前席をカバーする通信エリアを有する前席用車室内送信機と、主に後席をカバーする通信エリアを有する後席用車室内送信機と、トランク等の荷室をカバーする通信エリアを有する荷室用送信機とから構成しても良い。この場合、前席用車室内送信機、後席用車室内送信機及び荷室用送信機の各々の通信エリアを組み合わせた合算通信エリアが、車室内全体をカバーすることになる。
車両側ユニットは、車両10の車室内に設けられ、送信機2a〜2eに対する送信指示信号の出力と同期してレスポンス信号受信可能状態にされて、携帯機1から送信されるレスポンス信号を受信する受信機3を有する。受信機3が受信したレスポンス信号は、照合ECU4に出力される。照合ECU4は、受信したレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録されている登録コードと一致等、所定の関係を満足するかの照合などを行う。なお、照合ECU4には、予め、車両コード、各々の携帯機1のキーナンバーコード、及び各々の携帯機1のIDコードが登録されている。特に、キーナンバーコードとIDコードとは、各携帯機1毎に関連付けて記憶されている。
そして、照合ECU4は、受信したIDコードの照合がOK(成立)かNG(不成立)かに応じて、ボデーECU7、電源ECU8とともに、ドアのロック・アンロック状態やエンジンの始動の許可・停止等を制御する。
電源ECU8は、車両に搭載された各機器に対して、電源の供給や停止を制御するものである。この電源ECU8には、エンジンを始動する条件が成立したか否かを判定するために、各センサやスイッチ(SW)からの信号が入力されている。具体的には、運転席近傍に設けられ、ユーザがエンジンの始動・停止を指示するために操作するエンジンスイッチ、車両の走行速度を検出する車速センサ、トランスミッションのシフト位置を検出するシフト位置センサ、及び運転者によってブレーキペダルが操作されたときにON信号を出力するストップランプスイッチ、ドアの開閉を検出するためのドアカーテシランプスイッチなどの信号が電源ECU8に入力される。
電源ECU8は、例えば、ブレーキペダルが踏み込まれ、シフト位置がパーキングであり、車両の速度がゼロである場合に、エンジンスイッチが操作されたとき、照合ECU4に対して、車室内送信機2eを用いた携帯機1との相互通信により、IDコードの照合がOKであるか否かを問い合わせる。この問い合わせに対して、照合ECU4から車室内照合OKとの返答があった場合、エンジンを始動する条件が成立したと判定する。この場合、リレー回路8aを駆動し、当該リレー回路8aを介して、図示しないバッテリから各車両搭載機器へ電源を供給する。さらに、電源ECU8への車室内照合OKとの返答と同期して、照合ECU4は、エンジンECU9に対して、イモビライザーを解除するよう指示する。これにより、エンジンECU9は、エンジンを始動させることが可能になる。なお、照合ECU4は、ドアロック制御の実行時に、併せてエンジンECU9に対してイモビライザー設定指示を行い、エンジンを始動禁止状態に設定する。
ボデーECU7は、照合ECU4からのロック指示やアンロック指示に応じて、各車両ドア11〜14のロック・アンロック状態を制御するための駆動信号をロック制御部5a〜5dに出力するものである。
ロック制御部5a〜5dは、車両10の各ドア11〜14に設けられ、ボデーECU7からの駆動信号に応じて、各ドア11〜14をロック、アンロックする。具体的には、ロック制御部5a〜5dはボデーECU7から送信されるロック信号/アンロック信号に応じて正転/逆転するドアロックモータを有し、このドアロックモータの回転によって各車両ドア11〜14をロック、またはアンロックする。
車両10の各ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dには、タッチセンサ6a1〜6d1が設けられており、携帯機1の保持者が、ドアハンドル6a〜6dに触れて、ドアハンドル6a〜6dに対して操作を行ったことを検出することが可能である。また、ドアハンドル6a〜6dには、プッシュスイッチとして構成されたドアロックスイッチ6a2〜6d2も設けられている。このドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作すると、各ドア11〜14をロックすることができる。また、ドアハンドル6a〜6dは、上述した車室外送信機2a〜2dのアンテナとしての役割も果たしている。
なお、携帯機1の保持者による車両ドア11〜14に対する操作の検出は、タッチセンサ6a1〜6d1によらず、例えば、ドアハンドル6a〜6dが手前に引かれたことを機械的に検出する検出機構等を用いても良い。また、ドアハンドル6a〜6dに、アンロックボタンを設置し、このアンロックボタンの操作により、車両ドア11〜14に対する操作を検出しても良い。また、タッチセンサ6a1〜6d1とドアロックスイッチ6a2〜6d2の一方のみを車両ドア11〜14に設けて、アンロックのための操作部、及びロックのための操作部として兼用しても良い。
さらに、車両側ユニットは、警報機15を有する。この警報機15は、例えば車両ドア11〜14のロック操作時に携帯機1の車室内への置き忘れや、いずれかのドア11〜14が開いている(半ドアを含む)こと、あるいは、車室内外のいずれにも携帯機1が見つからないことなどを警報する。すなわち、車両側ユニットにおいては、車両ドア11〜14をロックする際に、車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eからリクエスト信号を送信させる。このとき、車室内送信機2eからのリクエスト信号に応答して、携帯機1からレスポンス信号が受信された場合には、携帯機1が車室内に置き忘れられている可能性があるため、警報機15によって警報を発する。また、車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eからリクエスト信号の送信に対して、携帯機1からのレスポンス信号が受信されない場合には、携帯機1が車室内外の通信エリアのいずれにも無い可能性があるので、携帯機1が通信エリア内に見つからないことを警報機15によって警報する。なお、警報機15による警報は、音声、ブザー、発光等によって行われる。
ここで、車両側ユニットと携帯機1との間で行なわれる相互通信の一例について図3(a),(b)のタイムチャートに基づいて説明する。
まず、車両側ユニットは、図3(a)に示すように、車室外送信機2a〜2dや車室内送信機2eから、第1のリクエスト信号として、ウェイクアップ信号を送信する。携帯機1では、電池の消耗を抑制するため、通常は携帯機ECU1cがスリープ状態にある。携帯機ECU1cがスリープ状態のとき、ウェイクアップ信号を受信すると、携帯機ECU1cがウェイクアップし、第1のレスポンス信号としての応答信号を返送する。
この応答信号を受信すると、車両側ユニットは、次に、第2のリクエスト信号として、車両コードを送信する。携帯機1は、記憶している車両コードに一致する車両コードを受信すると、第2のレスポンス信号としての応答信号を返送する。この第2のレスポンス信号としての応答信号は車両コードが一致したときのみ返送される。携帯機1から応答信号が返送されない場合、その時点で、車両側ユニットは、リクエスト信号の送信を停止する。
第2のレスポンス信号としての応答信号を受信すると、車両側ユニットは、次に、第3のリクエスト信号として、所定の順序でキーナンバーコードを送信する。携帯機1は、記憶しているキーナンバーコードに一致するキーナンバーコードを受信したタイミングで、第3のレスポンス信号として応答信号を返送する。なお、図3(a),(b)に示す例では、携帯機1が“キーナンバーコード2”を記憶しており、車両側ユニットから、“キーナンバーコード2”を受信したタイミングで応答信号を返送する例を示している。
車両側ユニットは、第3のレスポンス信号としての応答信号を受信すると、次に、第4のリクエスト信号として、IDコードの返送を要求するリクエスト信号を送信する。携帯機1は、このリクエスト信号に応答して、IDコードを返送する。
このような車両側ユニットと携帯機1との相互通信を通じて、車両側ユニットは、通信相手となった携帯機1のキーナンバーコード及びIDコードを取得することができる。
次に、本実施形態の特徴部分に係わる、各ドア11〜14がロックされたときに携帯機1が車室内に閉じ込められた場合の、携帯機閉じ込め時制御について、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。
なお、ユーザがスマートエントリシステムを利用して車両の各ドア11〜14をロックする場合には、ドアハンドルのドアロックスイッチ6a2〜6d2が操作されたときに、車室内送信機2eからリクエスト信号が送信され、車室内照合が実施される。この車室内照合において、携帯機1からレスポンス信号が返送され、かつIDコードの照合が成立した場合、ユーザは携帯機1を車室内に置き忘れている可能性がある。従って、車両側ユニットは、車両ドア11〜14をロックすることなく、警報機15により携帯機1の置き忘れ警報を実施する。このため、ユーザがスマートエントリシステムを利用して車両の各ドア11〜14をロックする場合には、原則として、携帯機1が車室内に閉じ込められることはない。
しかしながら、ユーザが、携帯機1に付属するメカニカルキーを用いて各ドア11〜14をロックしたり、携帯機1に設けられたロックスイッチを操作して各ドア11〜14をロックしたりした場合には、携帯機1が車室内に残されている場合でも車両の各ドア11〜14がロックできてしまう。このため、車室内に携帯機1が閉じ込められる状況が発生しえる。図4のフローチャートでは、携帯機1のワイヤレスロック機能を利用して車両の各ドア11〜14がロックされる場合の処理について示しているが、メカニカルキーにより機械的に全ドア11〜14がロックされる場合は、単に、図4の“全ドアロック”処理以降の処理が実行される点が相違するだけである。
まず、ステップS100では、ワイヤレスロック機能によるロック要求があったか否かを判定する。すなわち、ユーザが携帯機1のロックスイッチを操作することにより、携帯機1からロック指示信号が送信され、車両側ユニットにおいて受信されたか否かを判定する。このステップS100において、ロック要求ありと判定されるとステップS110の処理に進む。
ステップS110では、全ドア11〜14が閉じられているか否かを判定する。この判定処理において、全ドア11〜14が閉じられていないと判定されると、全てのドア11〜14をロックすることができなので、ステップS120において、警報器15を用いてユーザに対して警告を行なう。一方、全てのドア11〜14が閉じられていると判定された場合には、ステップS130に進み、全てのドア11〜14をロックする。
続くステップS140では、車室内送信機2eからリクエスト信号を送信して車室内照合を行なう。この車室内照合では、上述した車両側ユニットと携帯機1との相互通信を行ない、携帯機1からIDコードを取得する。ただし、ステップS140における車室内照合において実行される相互通信は、上述した相互通信に限られるものではない。
例えば、車両側ユニットの照合ECU4には、各携帯機1のキーナンバーコードとIDコードとが関連付けて記憶されているので、キーナンバーコードが確定した段階、すなわち、携帯機1から第3のレスポンス信号としての応答信号を受信した段階で相互通信を終了し、確定したキーナンバーコードから、携帯機1のIDコードを特定しても良い。
また、IDコードではなく、キーナンバーコードでも携帯機1を識別できる。このため、車両側ユニットと携帯機1との相互通信を通じて、携帯機1のキーナンバーコードが確定することで、その確定により携帯機1のキーナンバーコードを取得し、車室内に閉じ込められた携帯機1の識別に用いても良い。
さらに、上述した相互通信では、携帯機1をウェイクアップさせた後、携帯機1に、車両コードと、キーナンバーコードに対して別個の応答信号を返送させた。しかしながら、車両側ユニットが、車両コードとキーナンバーコードとを連続して送信し、携帯機1が、車両コードが一致し、かつ一致するキーナンバーコードを受信したタイミングで1つの応答信号を返送するようにしても良い。
ステップS150では、ステップS140における車室内照合において、携帯機1との相互通信が行なわれて、IDコードが取得されたか否かに基づいて、車室内に携帯機1が残されているか否かを判定する。車室内に携帯機1が残されていると判定されると、ステップS160の処理に進み、車室内に携帯機1が残されていないと判定されると、図4に示す処理を終了する。
ステップS160では、車室内に残され、車室内に閉じ込められている携帯機1のIDコードを記憶する。なお、上述したように、携帯機1のキーナンバーコードを記憶しても良い。
続くステップS170では、全ての携帯機1を対象とした車室内照合が完了したか否かを判定する。上述したように、車両側ユニットと携帯機1との相互通信においては、車両側ユニットから所定の順番でキーナンバーコードが送信され、携帯機1は、記憶しているキーナンバーコードに一致するキーナンバーコードを受信したタイミングで応答信号を返送する。このため、携帯機1からキーナンバーコードに対する応答信号を受信しても、その後に、まだ送信すべきキーナンバーコードが残っている場合には、その残されたキーナンバーコードを送信しなければ、車室内に複数個の携帯機1が残されている場合、全ての携帯機1のIDコードを取得することができない。そのため、ステップS170では、応答信号を返送した携帯機1のキーナンバーコードが、所定の順番で送信されるキーナンバーコードの最後のコードであるか否かにより、全ての携帯機1を対象とした車室内照合が完了したか否かを判定する。この判定処理において、まだ全ての携帯機1を対象とした車室内照合が完了していないと判定されると、ステップS140の処理に戻り、残されているキーナンバーコードを送信することにより、全ての携帯機1を対象として車室内照合を行なう。
上述した図4のフローチャートに示す処理を実施することにより、車両ドア11〜14がロックされたときに、携帯機1が車室内に閉じ込められた場合、その閉じ込められた携帯機1を識別するための情報(IDコード等)を取得し、記憶することができる。
ここで、車室内に携帯機1が閉じ込められたままで、車室外送信機2a〜2dから定期的なリクエスト信号の送信が行なわれると、車室内に漏れた電波にその携帯機1が反応してしまうことがある。この場合、携帯機1を保持していない第三者が、車両ドア11〜14をアンロックすることができてしまったり、携帯機1が定期的なリクエスト信号の送信に対してレスポンス信号の返送を繰り返すことで、携帯機1の電池が消耗したりするとの問題が生じる。そのため、従来のスマートエントリシステムでは、車室内に携帯機1が残されたまま、車両の各ドア11〜14がロックされたときには、車室外送信機2a〜2dからのリクエスト信号の送信を停止させていた。
しかしながら、車室外送信機2a〜2dからのリクエスト信号の送信を完全に停止させてしまうと、携帯機1を保持したユーザが、スマートエントリシステムを利用して車両ドアをアンロックすることができなくなってしまう。
本実施形態では、車室内に携帯機1が閉じ込められていても、極力、携帯機1を保持したユーザがスマートエントリシステムを用いて、車両のドア11〜14をアンロックすることができるように、図5のフローチャートに示す処理を実行する。なお、図5のフローチャートに示す処理は、車両の各ドア11〜14がロックされて車両が駐車されているときに実行されるものである。
まず、ステップS200では、車室外送信機2a〜2dからリクエスト信号を送信させることにより、車室外照合を行なう。続くステップS210では、ステップS200における車室外照合において、携帯機1との相互通信が行なわれたか否かに基づいて、車室外送信機2a〜2dの通信エリア内に携帯機1があるか否かを判定する。車室外送信機2a〜2dの通信エリア内に携帯機1がないと判定された場合には、ステップS220に進み、所定時間待機する。その後、再びステップS200の処理に進んで、車室外照合を行なうことにより、携帯機1が見つからない場合には、車室外送信機2a〜2dからの定期的なリクエスト信号の送信を継続する。
一方、ステップS210において、車室外送信機2a〜2dの通信エリア内に携帯機1があると判定された場合には、ステップS230の処理に進む。ステップS230では、車室外照合により取得したIDコード(又はキーナンバーコード)と、図4のフローチャートのステップS160で記憶したIDコード(又はキーナンバーコード)とを比較する。そして、この比較の結果、ステップS240において、車室外照合により取得したIDコードと、記憶したIDコードが一致すると判定されると、ステップS250に進んで、車室外照合を停止させる。一方、ステップS240にて、車室外照合により取得したIDコードと、記憶したIDコードが一致しないと判定された場合には、ステップS220に進み、定期的な車室外照合を継続する。
つまり、本実施形態では、車室内に閉じ込められた携帯機1のIDコード(又はキーナンバーコード)を記憶しているため、車室外送信機2a〜2dからの定期的なリクエスト信号の送信時に携帯機1からのレスポンス信号を受信した場合、そのレスポンス信号を返送した携帯機1が、車室内に閉じ込められている携帯機1であるか否かを判定することができる。車室内に閉じ込められている携帯機1以外の携帯機1がレスポンス信号を返送した場合や、レスポンス信号を受信しない場合、すなわち、車室内に閉じ込められている携帯機1が、車室外送信機2a〜2dからのリクエスト信号に応答しない場合には、車室外送信機2a〜2dから定期的なリクエスト信号の送信を継続しても、携帯機1を保持していない第三者が車両のドア11〜14をアンロックすることはできない。また、車室内に閉じ込められた携帯機1の電池が消耗することもない。従って、本実施形態では、車室内に閉じ込められている携帯機1からレスポンス信号を受信していないときには、車室外送信機2a〜2dからの定期的なリクエスト信号の送信を継続させる。これにより、別の携帯機1を保持したユーザは、スマートエントリシステムを利用して、車両ドアのアンロックを行なうことが可能になる。
ここで、スマートエントリシステムによる、各ドア11〜14のアンロック制御について簡単に説明する。
各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている場合、上述したように、定期的に車室外照合が行なわれる。
このとき、車室外送信機2a〜2dから、車室外送信機2a〜2dごとに固有の識別コードを含むリクエスト信号が送信され、携帯機1は、その識別コード及びIDコードをレスポンス信号として返送する。これにより、携帯機1の保持者が、いずれの車両ドア11〜14に対して接近しているのかを識別できる。なお、携帯機1の保持者が接近している車両ドア11〜14の位置を識別するには、照合ECU4が、各送信機2a〜2dに対し、時間的にずれたタイミングで順番にリクエスト信号を送信するように指示しても良い。
車室外送信機2a〜2dのいずれかのリクエスト信号に対して、携帯機1がレスポンス信号を返送すると、IDコードの照合が行なわれる。照合ECU4において、IDコードの照合成立と判定すると、照合ECU4は、識別コードから携帯機1の保持者の位置を判別する。そして、その位置に該当する車両ドア11〜14のタッチセンサ6a1〜6d1を起動することにより、車両ドア11〜14をアンロックスタンバイ状態にするように、ボデーECU7に対して指示を与える。この指示信号に基づいて、ボデーECU7は、車両ドア11〜14のいずれかをアンロックスタンバイ状態に設定する。
携帯機1の保持者が、アンロックスタンバイ状態に設定された車両ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dに触れると、その携帯機1の保持者のドアハンドル操作がタッチセンサ6a1〜6d1によって検出され、その検出信号は照合ECU4に送信される。すると、照合ECU4は、全ての車両ドア11〜14をアンロックすべく、ボデーECU7に指示を与える。この指示信号に基づいて、ボデーECU7は、各車両ドア11〜14のロック制御部5a〜5dにアンロック駆動信号を出力して、各車両ドア11〜14をアンロックする。
実施形態におけるスマートエントリシステムの全体の構成を示す構成図である。 車室外送信機及び車室内送信機の通信エリアについて説明するための説明図である。 (a),(b)は、車両側ユニットと携帯機との間で行なわれる相互通信の一例を示すタイムチャートである。 各ドアがロックされたときに携帯機が車室内に閉じ込められた場合の、携帯機閉じ込め時制御のための、閉じ込められた携帯機のIDコードを取得して、記憶するための処理を示すフローチャートである。 各ドアがロックされたときに携帯機が車室内に閉じ込められた場合の、携帯機閉じ込め時制御において、車室外照合の継続・停止を制御するための処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯機
1a 受信機
1b 送信機
1c 携帯機ECU
2a〜2d 車室外送信機
2e 車室内送信機
3 受信機
4 照合ECU
6a2〜6d2 ドアロックスイッチ
7 ボデーECU
8 電源ECU
9 エンジン制御装置
10 車両
15 警報機

Claims (4)

  1. 車両側ユニットから送信されるリクエスト信号に応答して、携帯機がIDコードを含むレスポンス信号を返送する相互通信を行うことによって、前記車両側ユニットが、前記携帯機からレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してある登録コードと照合し、その照合が成立したとの照合結果が得られたことを条件として、車両のドアのロック・アンロックを制御するスマートエントリシステムにおいて、
    前記携帯機は複数個用意され、当該複数個の携帯機には、各々の携帯機を相互に識別可能な携帯機識別コードが付与されており、前記車両側ユニットは、携帯機との相互通信を通じて、当該携帯機の携帯機識別コードを取得するものであり、
    前記車両側ユニットは、
    前記携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と
    前記車両の車室外を前記携帯機との通信エリアとし、当該車室外に向けてリクエスト信号を送信する車室外送信機と、
    前記車両の車室内を前記携帯機との通信エリアとし、当該車室内に向けてリクエスト信号を送信する車室内送信機と、
    前記車両の全てのドアがロックされるときに、前記車室内送信機にリクエスト信号の送信を行なわせ、前記受信機が、そのリクエスト信号に応答するレスポンス信号を受信したとき、その相互通信を通じて取得された携帯機識別コードを、車室内に閉じ込められた携帯機の携帯機識別コードとして記憶する識別コード記憶手段と、
    前記車両の全てのドアがロックされた状態で当該車両が駐車されているとき、定期的に車室外送信機からリクエスト信号の送信を行なわせ、そのリクエスト信号に応答するレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードの照合が成立したことに基づいて、前記携帯機を保持するユーザが接近しているドアのアンロックを許可するアンロック許可手段と、
    前記アンロック許可手段によるアンロック許可に応じて、ドアをアンロックするアンロック手段と、を備え、
    前記アンロック許可手段は、前記車室外送信機からリクエスト信号を送信させたとき、前記携帯機との相互通信を通じて携帯機識別コードが取得された場合、その携帯機識別コードが、前記識別コード記憶手段に記憶された携帯機識別コードと不一致であることを条件として、前記車室外送信機を用いた定期的なリクエスト信号の送信を継続することを特徴とするスマートエントリシステム。
  2. 前記複数個の携帯機には、それぞれ異なるIDコードが付与されており、前記識別コード記憶手段は、前記携帯機識別コードとして、前記IDコードを記憶することを特徴とする請求項1に記載のスマートエントリシステム。
  3. 前記複数個の携帯機には、各々の携帯機のキー番号を示すキーナンバーコードが付与されており、前記識別コード記憶手段は、前記携帯機識別コードとして、前記キーナンバーコードを記憶することを特徴とする請求項1に記載のスマートエントリシステム。
  4. 記識別コード記憶手段は、全ての携帯機を対象として、上記携帯機識別コードの取得のための相互通信を実行させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスマートエントリシステム。
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