JP6172086B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両制御装置に関する。
従来から、車両用キーレスエントリシステムの携帯機は、ユーザの操作により、車両のドアを閉状態に遷移させるための駆動予約の設定を行う駆動予約設定部と、設定した駆動予約に基づいて、駆動予約を設定した時点を基準とする、予め定められたディレイ時間を生成するディレイ時間生成部と、駆動予約の設定を行ってからディレイ時間が経過した後に、予め定められた送信期間だけ、車両のドアを閉状態に遷移させるための制御信号を送信部から送信するように制御する送信制御部と、を有する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−102585号公報
ところで、特許文献1に記載の構成においては、ディレイ時間が経過する前に、ユーザが車両のドアから荷物を取り出し終えて、車両のドアを閉状態に遷移させたいと思っても、ディレイ時間が経過するまでは、予約機能により車両のドアが閉状態に遷移しない。また、ディレイ時間が経過した後に、車両のドアが閉状態に遷移するため、ディレイ時間が経過する前に、ユーザは車両のドアから荷物を取り出し終えなければならない。
この点、利便性の観点から、予約情報が保持されている場合に、携帯機と車両との距離が所定距離以上であるときに、アクチュエータによりドアの閉動作を開始するという対策が考えられる。かかる対策によれば、携帯機と車両との距離が適切な範囲内であるときに予約情報に基づいてドアの閉動作を開始できるので、上記特許文献1に記載の構成において生じる問題点を解決することができる。
しかしながら、上記の対策においては、一旦、予約情報に基づいてドアの閉動作が開始されると、その後、携帯機と車両との距離がどのように変化した場合でもドアの閉動作が継続するので、以下のような不都合が生じうる。例えば、予約情報に基づいてドアの閉動作が開始された後に、ユーザが、閉動作中のドアに近づく場合は、ユーザがドアの閉動作を途中で停止させたい意図がある可能性がある。かかる場合に、ドアの閉動作が継続することは、ユーザの意図に反する可能性がある。或いは、予約情報に基づいてドアの閉動作が開始された後に、ユーザが、閉動作中のドアから遠ざかる場合は、閉動作が安全に完了するのをユーザに見届けてもらえない可能性がある。
そこで、本開示は、通信機と携帯機との距離に応じて、車両のドアを閉動作させることを適切に停止させることができる車両制御装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、
車両に設けられ、車両のドアの閉動作を行うアクチュエータと、
前記アクチュエータの作動を予約する予約情報を生成する予約手段と、
前記予約情報を記憶する記憶部と、
携帯機と、
車両に設けられ、前記携帯機と双方向通信する通信機と、
前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合、
前記通信機と前記携帯機との距離が第1所定範囲内であれば、前記アクチュエータにより前記ドアを閉動作を開始させ、
前記ドアの閉動作中に、前記距離が前記第1所定範囲に隣接する第2所定範囲内であれば、前記閉動作を停止する制御装置と、
を備え
前記第2所定範囲は、前記第1所定範囲の最大値以上の最小値を持つ第1範囲を含む、車両制御装置が提供される。
本開示によれば、通信機と携帯機との距離に応じて、車両のドアを閉動作させることを適切に停止させることができる車両制御装置が得られる。
車両制御装置1の一例を概略的に示すシステムの構成図である。 検知領域の一例を概略的に示す図である。 予約機能においてバックドアクローズSW14関してバックドアECU11により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 予約機能においてスマートECU10関してバックドアECU11により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 閉動作機能に関してバックドアECU11により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 閉動作機能に関してバックドアECU11により実行される処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、車両制御装置1を含むシステムの一例を概略的に示すシステム構成図である。
車両制御装置1は、スマートエントリECU10(以下スマートECU)と、ボデーECU12と、バックドアECU11と、バックドアアクチュエータ13と、予約情報記憶部11aと、通信機20と、携帯機30と、バックドアSW14(予約手段の一例)を含む。
スマートECU10は、図示しないバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、及びRAM等からなるマイクロコンピュータとして構成されてよい。ROMには、CPUが実行する各種プログラムが格納されてよい。尚、スマートECU10の機能は、任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア及びそれらの任意の組み合わせで実現されてもよい。
スマートECU10には、通信機20が接続されている。通信機20は、送信機21と、受信機22と、を含む。通信機20は、携帯機30と双方向通信する。
送信機21は、送信アンテナを含み、車両の外に向けて検知信号を送信する。例えば、送信機21から車両の外に向けて送信される検知信号が、携帯機30により受信される。図2に示す例では、送信機21は、バックドア(トランクやラゲージドアを含む)に関する外部空間に対応して設けられる。図2には、送信機21により検知領域80が形成されている状態が示されている。検知領域80は、送信機21から送信される検知信号を、携帯機30により正常に受信できる領域である。また、検知領域80は、送信機21からの距離が所定距離r1以下である検知領域80aと、送信機21からの距離が所定距離r1より大きく所定距離r2以下である検知領域80bとに分けられる。尚、所定距離r1は、例えば、携帯機を持ったユーザがバックドアに手が届く距離等、ユーザのバックドアの閉動作を停止させたいという意思を読み取ることができる距離の適合値であってもよいし、ユーザが設定できる変更値であってもよい。また、所定距離r2は、例えば、ユーザがバックドアの閉動作が安全に完了するのを容易に確認できる距離の適合値であってもよいし、ユーザが設定できる変更値であってもよい。また、送信機21は、例えば、バックドアのハンドル等に内蔵されてよい。尚、送信機21の機能の一部は、スマートECU10により実現されてもよい。
受信機22は、携帯機30からの応答信号等を受信する。受信機22は、携帯機30から送信される応答信号を受信できるような位置に配置され、例えば、車両後部座席の側方に配置されてもよい。受信機22は、ラゲージスペース内に追加的に配置されてもよいし、個数や配置位置は任意である。受信機22は、携帯機30からの応答信号を受信すると、携帯機30から受信した応答信号に対して増幅・復調等の処理を施した後、当該復調した応答信号をスマートECU10に供給する。スマートECU10は、受信された応答信号に含まれるIDコードと、所定のメモリ(図示せず)に記憶されたIDコードとを比較する。応答信号に含まれるIDコードと、所定メモリに記憶されたIDコードが一致する場合には、携帯機30の認証が得られたと判断し、携帯機30が検知領域80にあると判断する。他方、スマートECU10は、応答信号に含まれるIDコードと、所定メモリに記憶されたIDコードが一致しない場合、又は応答信号がスマートECU10に供給されていない場合には、携帯機が検知領域80にはないと判断する。このようにして、スマートECU10は、携帯機30が検知領域80にあるか否かの判断結果を出力する。
また、応答信号に含まれるIDコードと、所定メモリに記憶されたIDコードが一致する場合には、スマートECU10は、受信された応答信号に含まれる、携帯機30が受信した検知信号の受信強度に関する情報を、所定のメモリに記憶された強度閾値と比較し、比較結果を出力する。受信強度は、送信機21と携帯機30との距離に比例し、送信機21と携帯機30との距離が大きいほど、受信強度は小さい。携帯機30が検知信号を受信しない場合は、受信強度が0である。受信強度が強度閾値未満である場合は、携帯機30が検知領域80bにあることを示し、受信強度が強度閾値以上である場合は、携帯機30が検知領域80aにあることを示す。尚、受信機22の機能の一部は、スマートECU10により実現されてもよい。受信強度により、携帯機30が検知領域80a又は検知領域80bにあるか否かを判定することにより、簡易な構成で、携帯機30が検知領域80a又は検知領域80bにあるか否かを判定することができる。
携帯機30は、検知信号を受信し、応答信号を送信する。図1に示す例では、携帯機30は、送信機21及び受信機22との間で微弱電波により双方向通信を行う送受信機(トランスポンダ)と、送受信アンテナとを備える。また、携帯機30は、所与の正当なIDコードを記憶するID記憶部31、及び、各種処理を行う処理装置32とが内蔵される。処理装置32は、携帯機30が受信した、送信機21の検知用アンテナを介して送信される検知信号の受信強度の算出等を行う。また、携帯機30は、送信機21の検知用アンテナを介して送信される検知信号を受信したとき、当該検知信号に応じた応答信号を送信する。この応答信号には、IDコード、及び、当該検知信号の受信強度に関する情報が組み込まれる。
スマートECU10には、バックドアECU11が接続されている。バックドアECU11は、それぞれ、図示しないバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、及びRAM等からなるマイクロコンピュータとして構成されてもよい。ROMには、CPUが実行する各種プログラムが格納されてよい。バックドアECU11の機能は、任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれら任意の組み合わせで実現されてもよい。また、スマートECU10の機能の一部または全部は、バックドアECU11により実現されてもよいし、他のECUにより実現されてもよい。逆に、バックドアECU11の機能の一部又は全部は、スマートECU10により実現されてもよいし、他のECUにより実現されてもよい。
バックドアECU11には、バックドアの閉動作を実現するバックドアアクチュエータ13が接続される。図1に示す例では、バックドアアクチュエータ13は、バックドアECU11からの指令に応じてバックドアを開閉駆動する。
バックドアECU11は、予約情報記憶部11aを含む。予約情報記憶部11aは、所定の場合に、バックドアアクチュエー13の作動を予約する予約情報を記憶する。予約情報記憶部11aの予約情報の記憶方法の例については、図3等を参照して後述する。
バックドアECU11には、バックドアの閉動作をするためのスイッチの一例としてバックドアクローズSW14が接続される。図1に示す例では、バックドアクローズSW14は、バックドアを開閉動作させる際にユーザにより操作される。また、バックドアクローズSW14は、後述の如く予約手段としても機能する。バックドアクローズSW14は、機械的なスイッチであってもよいし、タッチスイッチであってもよい。バックドアクローズSW14の操作に基づいて、バックドアECU11はバックドアアクチュエータ13を制御したり、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶したりする(図3等参照)。
尚、バックドアクローズSW14は、任意の個所に配置されてよく、複数個所に配置されてもよい。例えば、バックドアクローズSW14は、車室内、携帯機30、及び、バックドアの3か所に設けられてもよい。以下では、特に説明しない限り、バックドアクローズSW14は、バックドアに設けられているものとする。
バックドアECU11には、報知装置(第1報知手段、第2報知手段及び第3報知手段の一例)17が接続される。バックドアECU11は、報知装置17を制御することによって、種々の報知をユーザに行う。尚、報知装置17は、音声や警告音等の音による報知を行うスピーカ等であってもよいし、画像等を用いて視覚的に報知を行うディスプレイ等であってもよいし、その両方であってもよい。
スマートECU10、及び、バックドアECU11には、ボデーECU12が接続されている。ボデーECU12は、それぞれ、図示しないバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、及びRAM等からなるマイクロコンピュータとして構成されてもよい。ROMには、CPUが実行する各種プログラムが格納されてよい。ボデーECU12の機能は、任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれら任意の組み合わせで実現されてもよい。また、スマートECU10、又は、バックドアECU11の機能の一部または全部は、ボデーECU12により実現されてもよいし、他のECUにより実現されてもよい。逆に、ボデーECU12の機能の一部又は全部は、スマートECU10、又は、バックドアECU11により実現されてもよいし、他のECUにより実現されてもよい。
ボデーECU12には、ドアロックアクチュエータ15が接続されている。ドアロックアクチュエータ15は、ボデーECU12からの指令に応じてドアロック機構を駆動させ、ドアのロック及び解除を行う。
ボデーECU12には、ドアロックSW16が接続されている。ボデーECU12は、ドアロックSW16の操作に基づいて、ドアロックアクチュエータ15を制御してもよい。
次に、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶する、予約機能について説明する。
図3は、バックドアクローズSW14の操作に応じてバックドアECU11により実行されてよい予約機能に関する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS301では、バックドアECU11は、バックドアクローズSW14が操作されたか否かを判定する。バックドアクローズSW14が操作された場合には、ステップS302に進む。
ステップS302では、バックドアECU11は、ステップS301でバックドアクローズSW14が操作されたと判定されてからの経過時間が所定時間t1(第1所定時間の一例)より大きいか否かを判定する。所定時間t1は、バックドアクローズSW14の連続操作を検出するための時間であり、比較的短い時間(例えば、1秒)であってよい。該経過時間が所定時間t1より大きい場合には、ステップS303に進む。また、該経過時間が所定時間t1より大きくない場合には、ステップS304に進む。
ステップS303では、バックドアECU11は、バックドアアクチュエータ13により、バックドアを閉駆動させる。尚、既にバックドアが閉状態であるときは、ステップS303の処理はスキップされる。
ステップS304では、バックドアECU11は、ステップS301でバックドアクローズSW14が操作されてから、再度バックドアクローズSW14が操作されたか否かを判定する。再度バックドアクローズSW14が操作されたと判定された場合には、バックドアECU11は、バックドアクローズSW14が予約情報を生成したと判断して、ステップS305に進む。そうでない場合にはステップS302に戻る。すなわち、ユーザがバックドアクローズSW14を操作してから(押してから)所定時間以内に、再度ユーザがバックドアクローズSW14を操作する(押す)こと(予約操作の一例)で、バックドアECU11は、バックドアクローズSW14が予約情報を生成したと判断する。この場合、予約情報は、バックドアクローズSW14により生成される2つの連続したオン信号の組み合わせである。
ステップS305では、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶するための条件を満たしているか否かを判定する。例えば、予約情報を記憶するための条件を満たしているとは、下記すべての条件を満たすことである。
・IG-OFFである。
・車速が0である。
・シフトがパーキングレンジである。
・バックドアが開いている。
・バックドア以外のドアが閉じている。
・携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下である。
予約情報を記憶するための条件は、上記に限定されるものではなく、他の条件でもよい。尚、条件「バックドア以外のドアが閉じている」があることで、予約情報が予約情報記憶部11aに記憶されるためには、バックドア以外のドアが閉じていることが必要になる。そのため、バックドア以外のドアが開いた状態で、予約機能により、バックドアアクチュエータ13がバックドアを駆動し、バックドアの閉動作を実現することはない。よって、予約機能によりバックドアの閉動作を実現した際に、ユーザがバックドア以外のドアが開いていることを忘れ、車両から離れる虞を低減できる。また、条件「携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下である」は、ユーザがバックドアのバックドアクローズSW14を操作した場合は満たされることになる。他のバックドアクローズSW14の操作の場合は、条件「携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下である」は、省略されてもよい。予約情報を記憶するための条件を満たしていない場合には、ステップS306に進む。また、予約情報を記憶するための条件を満たしている場合には、ステップS307に進む。
ステップS306では、バックドアECU11は、バックドアクローズSW14により生成された予約情報を記憶せずに、報知装置17を制御することにより、予約情報を記憶するための条件を満たしていない旨の報知をユーザに行う。例えば、バックドア以外のドアが開いている場合に、バックドア以外のドアが開いている旨の報知をユーザに行う。これにより、ユーザは、予約情報を記憶できなかったことを知ることができる。尚、報知装置17による報知は、予約情報を記憶するための条件のいずれを満たさなかったのかが分かるように、上記の条件のうち、満たさなかった条件に基づいて、報知の種類を変えてもよいし、同じであってもよい。満たさなかった条件に基づいて、報知の種類を変えた場合には、ユーザは予約情報を記憶できなかった場合に、予約情報を記憶できない理由を知ることができる。
ステップS307では、バックドアECU11は、バックドアクローズSW14が生成した予約情報を、予約情報記憶部11aに記憶させる。但し、予約情報記憶部11aに記憶される予約情報は、バックドアクローズSW14が生成した予約情報自体である必要はなく、変換された形態(例えば予約フラグのオン/オフ状態の形態)で記憶されればよい。また、バックドアECU11は、報知装置17を制御することにより、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶している旨をユーザに報知する。予約情報を記憶している旨をユーザに報知することによって、ユーザは、予約情報を記憶していることを確認することができる。尚、予約情報を記憶している旨の報知は、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶した際に、一度だけ行われてもよいし、予約情報を記憶している間は、報知を継続して行ってもよい。
このように図3に示す処理によれば、ユーザは、予約条件を満たす状況下で、バックドアクローズSW14を連続操作し、予約情報を生成することで、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させることができる。従って、予約専用のスイッチを新たに設けることなく、バックドアクローズSW14を利用して、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させることができる。
尚、室内のバックドアクローズSW14のような、バックドアに設けられるバックドアクローズSW14以外のバックドアクローズSW14を用いて、予約情報が予約情報記憶部11aに記憶される場合は、図3に示す処理において、ステップS305及びステップS306は省略されてもよい。この場合、例えば、車両走行中から事前に予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させることが可能である。或いは、ステップS305の条件が適宜変更されてもよい。
図4は、バックドアECU11により実行されてよい予約機能に関する処理の他の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理においては、バックドアECU11が予約手段として機能し、予約情報を自動的に生成する。図4に示す処理は、図3に示した処理に代えて又は加えて実行されてもよい。尚、図4の処理は、例えば、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶していない場合において、継続的に実行されてもよい。
ステップS401では、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶するための条件を満たしているか否かを判定する。予約情報を記憶するための条件は、図3のステップS305で説明した条件に対して、「携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下である。」という条件を除いた以外は同一であるため、ここでは説明を省略する。予約情報を記憶するための条件を満たしている場合に、ステップS402に進み、それ以外の場合は、次の処理周期で再度ステップS401から開始する。
ステップS402では、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下であるかを判定する。ここで、上述したスマートECU10の出力(携帯機30が検知領域80にあるか否かの判断結果、及び受信強度と強度閾値との比較結果)はバックドアECU11に入力される。携帯機30が検知領域80にあり、且つ受信強度が強度閾値以上である場合には、携帯機30が検知領域80aにあることを意味する。従って、この場合、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下であると判定する。他方、携帯機30が検知領域80にない、又は受信強度が強度閾値未満である場合には、携帯機30が検知領域80aにないことを意味する。従って、この場合、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下でないと判定する。尚、バックドアECU11は、上述したステップS401で、予約情報を記憶するための条件を満たしていると判定された場合に、スマートECU10に判断結果、及び比較結果を要求し、スマートECU10は、バックドアECU11から該要求があった場合に、定期的に送信機21により検知信号を送信し、判断結果、及び比較結果を出力する構成としてもよいし、スマートECU10は、常時、定期的に送信機21により検知信号を送信し、判断結果、及び比較結果を出力する構成としてもよい。携帯機30と送信機21との距離がr1以下であると判定された場合には、ステップS403に進み、それ以外の場合は、ステップS401に戻る。
ステップS403では、ステップS402で最初に携帯機30と送信機21との距離がr1以下であると判定された時からの経過時間が、所定時間t2以上であるか否かを判定する。所定時間t2は、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させたいユーザの意図をバックドアECU11に伝えるための時間である。ステップS402で最初に携帯機30と送信機21との距離がr1以下であると判定された時からの経過時間が、所定時間t2以上である場合には、ステップS404に進み、それ以外の場合は、ステップS402に戻る。
ステップS404では、バックドアECU11が予約情報を生成し、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させる。ステップS404の処理は、予約情報の生成源が異なる以外は、基本的には、図3のステップS307と同様であるため、ここでは説明を省略する。
このように図4に示す処理によれば、ユーザは、予約条件を満たす状況下で、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下となる位置に所定時間t2以上滞在することで、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させることができる。従って、予約専用のスイッチを新たに設けることなく、また、ユーザが特別な操作を行うことを必要とせず、予約情報記憶部11aに予約情報を記憶させることができる。
次に、バックドアECU11により実現される閉動作中断機能について説明する。
図5は、バックドアECU11により実行されてよい閉動作中断機能に関する処理の一例を示すフローチャートである。図5の処理は、例えば、バックドアが開いている間にバックドアECU11により継続的に実行される。尚、図5の処理を実行している状態において、スマートECU10は、送信機21により定期的に検知信号を送信し、判断結果、及び比較結果を、定期的にバックドアECU11に出力する。そのため、バックドアECU11は、図5の処理を実行している状態において、最新の判断結果、及び比較結果を用いることができる。
ステップS501では、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶しているか否かを判定する。予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、ステップS502に進み、それ以外の場合は、次の処理周期で再度ステップS501から開始する。
ステップS502では、バックドアECU11は、ステップS501で、最初に予約情報記憶部11aが予約情報を記憶していると判定されてからの経過時間が所定時間t3(第3所定時間の一例)以上であるか否かを判定する。最初に予約情報記憶部11aが予約情報を記憶していると判定されてからの経過時間が、所定時間t3以上である場合に、ステップS503に進む。
ステップS503では、バックドアECU11は、バックドアECU11が、予約情報記憶部11aに記憶されている予約情報を消去する。これにより、ユーザが予約情報を予約情報記憶部11aに記憶させた後、予約情報が長い時間(所定時間t3)記憶され続けるのを防止できる。従って、所定時間t3経過後は、バックドアECU11が、バックドアアクチュエータ13により、予約情報に基づくバックドアの閉動作を実現することを防止できる。これにより、ユーザが予約情報を予約情報記憶部11aに記憶させた後、長い時間が経過したことによって、ユーザが予約情報を予約情報記憶部11aに記憶させたことを忘れてしまい、ユーザが意図せず、バックドアの閉動作を実現してしまうことを抑制できる。ステップS503の処理が終了すると、ステップS504に進む。
ステップS504では、バックドアECU11が、報知装置17(第3報知手段の一例)により、ユーザに予約情報が消去された旨を報知する。これにより、予約情報が消去された場合に、ユーザは予約情報が消去されたことを知ることができる。
ステップS502において、最初に予約情報記憶部11aが予約情報を記憶していると判定されてからの経過時間が、所定時間t3以上でない場合には、ステップS505に進む。ステップS505では、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1より大きく且つ所定距離r2以下の第1所定範囲内であるか否かを判定する。スマートECU10からの入力される、携帯機30が検知領域80にあるか否かの判断結果が、携帯機30が検知領域80にある旨の判断結果であり、且つ受信強度と強度閾値との比較結果が、受信強度が強度閾値より小さい旨の比較結果である場合には、携帯機30が検知領域80bにあることを意味する。この場合、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内であると判定する。また、判断結果が、携帯機30が検知領域80にない旨の判断結果である場合、又は判断結果が、携帯機30が検知領域80にある旨の判断結果であり、比較結果が、受信強度が強度閾値以上である旨の比較結果である場合には、携帯機30が検知領域80bにないことを意味する。この場合、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1より大きい、且つ所定距離r2以下ではないと判定する。携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内である場合には、ステップS506に進み、それ以外の場合は、次の処理周期で再度ステップS501から開始する。
ステップS506では、バックドアECU11は、バックドアアクチュエータ13により、バックドアを駆動させ、バックドアの閉動作を開始する。これにより、例えば、ユーザが荷物を持っており、ユーザの手がふさがっているために、ユーザがバックドアの閉動作ができない場合においても、ユーザが荷物を一旦置くことなく、バックドアの閉動作を実現することができる。また、上述したように、予約機能により、予約情報記憶部11aに予約情報をする際は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下であり、ユーザはバックドアに比較的近いが、閉動作が開始されるのは、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1より大きい場合であるため、ユーザはバックドアから比較的離れており、ユーザがバックドアの閉動作時に、ユーザの安全性を確保できる。ステップS506の処理が終了すると、ステップS507に進む。
ステップS507では、バックドアが閉動作中であるか否かを判定する。バックドアが閉動作中である場合には、ステップS508に進む。
ステップS508では、バックドアECU11は、携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内であるか否かを判定する。ステップS502と同様であるため、ここでは、説明を省略する。携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内である場合は、ステップS507に戻る。この場合、バックドアECU11は、予約情報に基づくバックドアの閉動作を継続する。他方、携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内でないと判定された場合に、ステップS509に進む。
ステップS509では、バックドアECU11は、バックドアアクチュエータ13により、バックドアの駆動を停止させ、バックドアの閉動作を停止する。これにより、例えば、バックドアECU11は、バックドアの閉動作中に、ユーザがバックドアに近づいた場合は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下(第2所定範囲内の一例)である場合に、バックドアの閉動作が停止する。よって、ユーザの安全性を確保することができる。また、ユーザが両手に荷物を持っている場合等、ユーザの両手が塞がっているために、ユーザがバックドアの閉動作を停止させる操作ができない場合であっても、検知領域80aに入ることで、バックドアの閉動作を停止させることができる。また、ユーザがバックドアから荷物を取り、検知領域80bで荷物をおろし、他の荷物をさらにバックドアから取るために検知領域80aに戻った時に、バックドアの閉動作を停止して、ユーザが他の荷物をバックドアから取ろうとする意図に沿うことができる。
また、例えば、バックドアの閉動作中に、ユーザがバックドアの閉動作を確認できない距離まで、バックドアから離れた場合は、携帯機30と送信機21との距離がr2より大きい(第2所定範囲内の一例)場合に、バックドアの閉動作を停止する。よって、ユーザが、バックドアの閉動作を確認できない位置で、バックドアの閉動作を行うことを抑制できる。尚、バックドアECU11は、バックドアの閉動作の停止後、バックドアアクチュエータ13により、バックドアの開度を停止した時点における開度に保持してもよいし、バックドアの開動作を実行してもよい。ステップS509の処理が終了したら、ステップS510に進む。
ステップS510では、バックドアECU11は、報知装置17により、バックドアの閉動作が停止した旨をユーザに報知する。これにより、ユーザはバックドアの閉動作が停止したことを知ることができる。
ステップS507で、バックドアの閉動作が完了し、バックドアが閉動作中でないと判定された場合に、ステップS511に進む。ステップS511では、バックドアECU11は、ボデーECU12に、バックドアをロックするように要求する。ボデーECU12は該要求に基づいて、ドアロックアクチュエータ15により、バックドアのロックを行う。これにより、バックドアの閉動作完了後に、ユーザがバックドアをロックする必要がなくなる。尚、バックドアのロックはバックドアが完全に閉じた状態になる前に行っても、バックドアが閉じればロックされた状態になる。そのため、ステップS511の処理は、ステップS506で行われてもよいし、他のステップの処理が行われてもよい。ステップS511に処理が終了したら、ステップS512に進む。
ステップS512では、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが記憶している予約情報を消去する。
図5に示す処理によれば、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内であるときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させる(ステップS506)。そして、バックドアの閉動作中に(ステップS507)、携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲とは異なる第2所定範囲内である場合に、バックドアの閉動作を停止する(ステップS509)。これにより、携帯機30と送信機21との距離(即ち携帯機30と車両との距離)に応じて、バックドアを閉動作させるのを適切に停止させることができる。
尚、図5に示した処理では、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30と送信機21との距離が第1所定範囲内であるときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させる(ステップS506)。しかしながら、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下であった後に第1所定範囲内であるときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させてもよい。即ち、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30の位置が検知領域80aから検知領域80bに移動したときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させてもよい。このような変形例は、室内のバックドアクローズSW14のような、バックドアに設けられるバックドアクローズSW14以外のバックドアクローズSW14を用いて、予約情報が予約情報記憶部11aに記憶される場合に好適である。
図6は、図5に示した処理の変形例であり、バックドアECU11により実行されてよい閉動作機能に関する処理の一例を示すフローチャートである。
図6の各ステップは、ステップS605、及びステップS608を除いて、図5の各ステップと同様である。
ステップS605では、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1より大きい(第1所定範囲内の一例)か否かを判定する。スマートECU10からの入力される、携帯機30が検知領域80にあるか否かの判断結果、及び受信強度と強度閾値との比較結果により、携帯機30が検知領域80bにあると判定される場合、又は携帯機30が検知領域80にないと判定される場合に、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1より大きいと判定する。
ステップS608は、ステップS605と同様である。
これにより、例えば、バックドアの閉動作中に、ユーザがバックドアに近づいた場合は、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下(第2所定範囲内の一例)である場合に、バックドアの閉動作が停止する。よって、例えば、ユーザがバックドアから荷物をおろし、他の荷物をさらにバックドアから取ろうと戻った時に、バックドアの閉動作を継続して、ユーザが他の荷物をバックドアから取ろうとするのを妨害すること抑制できる。
また、他の変形例として、図6に示す処理において、ステップS605、及びステップS606で、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r2より大きいか否かを判定することも考えられる。携帯機30が検知領域80にあるか否かの判断結果により、携帯機30が検知領域80にある場合には、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r2以下であり、携帯機30が検知領域80にない場合には、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r2以下ではないと判定される。該変形例においては、受信強度と強度閾値との比較結果が必要でないため、携帯機30により、受信強度を算出する構成は必要でない。
また、他の変形例として、図6に示す処理において、ステップS605は、図5のステップ505と同じ処理としてもよい。
尚、図6に示した処理では、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30と送信機21との距離がr2より大きいときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させる(ステップS606)。しかしながら、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30と送信機21との距離が所定距離r1以下であった後に、r2より大きくなったときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させてもよい。即ち、バックドアECU11は、予約情報記憶部11aが予約情報を記憶している場合に、携帯機30の位置が検知領域80aから検知領域80外に移動したときに、バックドアアクチュエータ13によりバックドアを閉動作させてもよい。このような変形例は、室内のバックドアクローズSW14のような、バックドアに設けられるバックドアクローズSW14以外のバックドアクローズSW14を用いて、予約情報が予約情報記憶部11aに記憶される場合に好適である。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、通信機20と携帯機30との距離を、送信機21と携帯機30との距離としていたが、受信機22と携帯機30との距離としてもよい。すなわち、送信機21が、検知用アンテナ20aを介して、検知信号を携帯機30に送信し、携帯機30は処理装置32により検知信号の受信強度を算出し、受信強度に関する情報を応答信号に含ませ、スマートECU10により、携帯機30が受信した検知信号の強度を強度比較値と比較したが、携帯機30が受信した検知信号の受信強度を算出せずに、応答信号を受信機22に送信し、受信機22が受信した応答信号の強度をスマートECU10が算出することで、応答信号の強度を強度閾値と比較してもよい。すなわち、バックドアECU11は、応答信号の強度と強度閾値との比較に基づいて、受信機22と携帯機30との距離がいずれの所定範囲内であるか否かを判定し、バックドアアクチュエータ13により、バックドアの閉動作を実現してもよい。このとき、上記の実施例において送信機21と携帯機30との距離を、受信機22と携帯機30との距離とすることで、実現可能である。応答信号の強度と強度閾値との比較する場合においても、車両と携帯機30との距離がいずれの所定範囲内であるのか簡易な構成で判断することができる。尚、この構成では、受信強度は、受信機22と携帯機30との距離に比例し、受信機22と携帯機30との距離が大きいほど、受信強度は小さい。受信機22が検知信号を受信しない場合は、受信強度が0である。
また、例えば、上述した実施例はバックドアについて説明したが、バックドアに限定されるものではない。具体的には、車両の運転席側ドア、助手席側ドア、リアドアであってもよい。
また、例えば、上述した実施例ではバックドアクローズSW14は車両に設けられているが、携帯機30に設けられてもよいし、車両と携帯機30の両方に設けられてもよい。バックドアクローズSW14が携帯機30に設けられる構成においては、予約情報記憶部11aも携帯機30に設けられてもよい。
また、上述した実施例では、バックドアクローズSW14の連続操作により予約情報が生成され、予約情報が予約情報記憶部11aに記憶されるが、予約情報記憶部11aに予約情報を生成及び/又は記憶させるための操作方法や、操作以外の方法は任意である。例えば、バックドアクローズSW14以外の専用のスイッチを設定してもよいし、バックドアクローズSW14の長押しや、音声入力、ジェスチャ入力等に応答して、予約情報記憶部11aに予約情報を生成及び/又は記憶してもよい。すなわち、上述した実施例では、予約手段の例として、予約手段がバックドアクローズSW14である場合(図3参照)と、予約手段がバックドアECU11により実現される場合(図4参照)とについて記載した。しかしながら、予約手段は、上述の如く多様な態様で実現可能である。
また、上述した実施例では、第1所定範囲と第2所定範囲とは連続する態様で送信機21(車両)を中心として径方向に隣接しているが、第1所定範囲と第2所定範囲との間にマージンを設定してもよい。すなわち、隣接するとは、マージンを介して隣接することを含む。
1 車両制御装置
10 スマートエントリECU
11 バックドアECU
13 バックドアアクチュエータ
20 送信機
21 受信機
30 携帯機

Claims (9)

  1. 車両に設けられ、車両のドアの閉動作を行うアクチュエータと、
    前記アクチュエータの作動を予約する予約情報を生成する予約手段と、
    前記予約情報を記憶する記憶部と、
    携帯機と、
    車両に設けられ、前記携帯機と双方向通信する通信機と、
    前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合、
    前記通信機と前記携帯機との距離が第1所定範囲内であれば、前記アクチュエータにより前記ドアを閉動作を開始させ、
    前記ドアの閉動作中に、前記距離が前記第1所定範囲に隣接する第2所定範囲内であれば、前記閉動作を停止する制御装置と、
    を備え
    前記第2所定範囲は、前記第1所定範囲の最大値以上の最小値を持つ第1範囲を含む、車両制御装置。
  2. 前記通信機は、送信機及び受信機を含み、
    前記送信機は、複数時点で車外に向けて通信信号を送信し、
    前記携帯機は、前記通信信号を受信し、前記通信信号を受信した場合に、応答信号を送信し、
    前記受信機は、前記応答信号を受信し、
    前記制御装置は、前記携帯機が受信する前記通信信号の強度、又は、前記受信機が受信する前記応答信号の強度に基づいて、前記距離が前記第1所定範囲内であるか否かの判定と、前記距離が前記第2所定範囲内であるか否かの判定とを行う、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記第2所定範囲は、0以上の最小値及び前記第1所定範囲の最小値以下の最大値を持つ第2範囲を更に含む、請求項1又は2に記載の車両制御装置。
  4. 車両に設けられ、車両のドアの閉動作を行うアクチュエータと、
    前記アクチュエータの作動を予約する予約情報を生成する予約手段と、
    前記予約情報を記憶する記憶部と、
    携帯機と、
    車両に設けられ、前記携帯機と双方向通信する通信機と、
    前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合、
    前記通信機と前記携帯機との距離が第1所定範囲内であれば、前記アクチュエータにより前記ドアを閉動作を開始させ、
    前記ドアの閉動作中に、前記距離が前記第1所定範囲に隣接する第2所定範囲内であれば、前記閉動作を停止する制御装置と、
    を備え、
    前記ドアはバックドアであり、
    前記予約手段は、ユーザの予約操作により前記予約情報を生成し、
    前記記憶部は、前記バックドアが開いている状態、かつ前記バックドア以外の車両のドアが閉じている状態の場合に、前記予約情報を記憶する、車両制御装置。
  5. 前記バックドア以外の車両のドアが開いている状態の場合に、前記予約情報が生成された場合に、ユーザに前記バックドア以外の車両のドアが開いている旨を報知する第1報知手段を備える、請求項に記載の車両制御装置。
  6. 前記予約手段は、車両に設けられ、前記ドアの閉動作をするためのスイッチであり、
    前記予約操作は、ユーザが前記スイッチを押してから第1所定時間以内に再度前記スイッチを押すことである、請求項又はに記載の車両制御装置。
  7. 車両に設けられ、車両のドアの閉動作を行うアクチュエータと、
    前記アクチュエータの作動を予約する予約情報を生成する予約手段と、
    前記予約情報を記憶する記憶部と、
    携帯機と、
    車両に設けられ、前記携帯機と双方向通信する通信機と、
    前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合、
    前記通信機と前記携帯機との距離が第1所定範囲内であれば、前記アクチュエータにより前記ドアを閉動作を開始させ、
    前記ドアの閉動作中に、前記距離が前記第1所定範囲に隣接する第2所定範囲内であれば、前記閉動作を停止する制御装置と、
    を備え、
    前記ドアはバックドアであり、
    前記予約手段は、前記制御装置により実現され、
    前記予約手段は、前記バックドアが開いており、かつ前記バックドア以外の車両のドアが閉じている状況下で、前記距離が、0以上の最小値及び前記第1所定範囲の最小値以下の最大値を持つ範囲内である状態が第2所定時間以上継続したときに、前記予約情報を生成する、車両制御装置。
  8. 車両に設けられ、車両のドアの閉動作を行うアクチュエータと、
    前記アクチュエータの作動を予約する予約情報を生成する予約手段と、
    前記予約情報を記憶する記憶部と、
    携帯機と、
    車両に設けられ、前記携帯機と双方向通信する通信機と、
    前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合、
    前記通信機と前記携帯機との距離が第1所定範囲内であれば、前記アクチュエータにより前記ドアを閉動作を開始させ、
    前記ドアの閉動作中に、前記距離が前記第1所定範囲に隣接する第2所定範囲内であれば、前記閉動作を停止する制御装置と、
    を備え、
    前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合に、ユーザに前記予約情報を記憶している旨を報知する第2報知手段を備える、車両制御装置。
  9. 車両に設けられ、車両のドアの閉動作を行うアクチュエータと、
    前記アクチュエータの作動を予約する予約情報を生成する予約手段と、
    前記予約情報を記憶する記憶部と、
    携帯機と、
    車両に設けられ、前記携帯機と双方向通信する通信機と、
    前記記憶部が前記予約情報を記憶している場合、
    前記通信機と前記携帯機との距離が第1所定範囲内であれば、前記アクチュエータにより前記ドアを閉動作を開始させ、
    前記ドアの閉動作中に、前記距離が前記第1所定範囲に隣接する第2所定範囲内であれば、前記閉動作を停止する制御装置と、
    を備え、
    前記記憶部は、第3所定時間以上前記予約情報を記憶している場合に、前記予約情報を消去し、
    前記予約情報が消去された場合に、ユーザに前記予約情報が消去された旨を報知する第3報知手段を備える、車両制御装置。
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