JP6693208B2 - スマートキーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、スマートキーシステムに関する。
従来から、ユーザがスマートキー(携帯機)を携帯しておくことにより、車両(車載装置)と携帯機の間の双方向での信号の送受信に基づき、車載機器に所定の動作(例えば、ドアの施解錠等)を行わせるスマートキーシステムが知られている。具体的には、車両(車載機)から低周波のリクエスト信号を送信し、携帯機が高周波の応答信号を送信し、車載機が受信した応答信号に基づき、スマートキーの認証を行うと共に、認証結果に基づき、車載機器に所定の動作を行わせる。
かかるスマートキーシステムにおいて、携帯機におけるリクエスト信号の受信感度を、所定の通常感度と、該通常感度より高い高感度との間で定期的に切りかえる技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1に開示の技術によれば、リクエスト信号の受信感度を定期的に高感度にできるため、携帯機が通常感度でリクエスト信号を受信可能なエリアの外にユーザが存在する場合でも、車載装置と携帯機との間の通信を行うことができる。即ち、車載装置から携帯機にリクエスト信号を送信する際の通信可能距離(以下、単に「通信可能距離」と称する)を定期的に延長することができる。
例えば、車両で所定の操作(電動ドアの閉扉予約操作やドアの閉操作等)が行われた後、車載装置が携帯機からの応答信号が途絶するタイミングを見て、ユーザが車両から離れることを判断し、車載機器に所定の動作(ドアの閉扉やドアの施錠等)を行わせる場合がある。この場合、通信可能距離が通常時のままでは、ユーザが車両から少し離れた時点で、携帯機がリクエスト信号を受信できなくなり、実際は、ユーザが車両から十分に離れていないにも関わらず、車載装置は、ユーザが車両から離れたと判断してしまう可能性がある。これに対して、通信可能距離を延長することにより、携帯機は、車両から更に離れた位置にあっても、車載装置からのリクエスト信号を受信できるため、車載装置は、車両からユーザが十分に離れるまで携帯機からの応答信号を受信できる。即ち、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、車載機器に所定の動作を行わせることができる。
特開2013−83051号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術の場合、必要性とは関係なく、定期的に通信可能距離が延長されるため、不都合が生じる可能性がある。即ち、通信可能距離の延長が必要のない状況で、通信可能距離が延長される場合があり、例えば、受信感度を高めるために携帯機の消費電流が無駄に増加し、携帯機の電池寿命が下がる可能性がある。また、通信可能距離の延長が必要な状況であっても、タイミングに依っては、通信可能距離が通常時のままである場合も想定され、必要な状況で、通信可能距離を延長できない可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、必要性に応じて、車両から携帯機にリクエスト信号を送信する際の通信可能距離を延長することが可能なスマートキーシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1態様では、
車両と携帯機との間での双方向通信に基づき、車載機器に所定の動作を行わせるスマートキーシステムであって、
前記車両に搭載され、前記車両の車室外に向けてリクエスト信号を送信する第1送信部と、
前記車両に搭載され、前記車両の車室外からの電波を受信する第1受信部と、
前記携帯機に搭載され、外部からの電波を受信する第2受信部と、
前記携帯機に搭載され、電波を外部に送信する第2送信部であって、前記第2受信部が前記リクエスト信号を受信した場合、応答信号を前記車両に送信する第2送信部と、
前記車両に搭載され、前記車両又は前記携帯機で前記車両のドアを自動で閉じるための所定の操作が行われた場合であって、前記第1受信部が前記応答信号を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、前記車載機器に前記所定の動作を行わせる制御部と、
前記車両又は前記携帯機で前記所定の操作が行われたことをトリガにして、前記第1送信部が前記リクエスト信号を送信する送信強度、又は、前記第2受信部が前記リクエスト信号を受信する受信感度を相対的に低い通常値から相対的に高い値に移行させると共に、予め規定されたタイミングまでの間、前記送信強度又は前記受信感度を相対的に高い値に維持する通信可能距離延長部と、を備える、
スマートキーシステムが提供される。
本発明の第1態様によれば、車両に搭載される第1送信部が車室外に向けてリクエスト信号を送信し、携帯機に搭載される第2受信部が外部からリクエスト信号を受信し、携帯機に搭載される第2送信部が応答信号を車両に送信し、車両に搭載される第1受信部が車室外から応答信号を受信する。また、車両に搭載される制御部は、車両又は携帯機で所定の操作が行われた場合であって、車両に搭載される第1受信部が携帯機から応答信号を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、車載機器に所定の動作を行わせる。従って、第1受信部が携帯機から応答信号を受信できなくなったことにより、車両から携帯機を所持するユーザが離れたことを判断できる。そのため、ユーザが車両を離れたことをトリガにして、車両又は携帯機における所定の操作に基づき、車載機器に所定の動作を行わせることができる。
そして、通信可能距離延長部は、車両又は携帯機で所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまでの間、第1送信部がリクエスト信号を送信する送信強度、又は、第2受信部がリクエスト信号を受信する受信感度を、所定の通常値よりも高くする。従って、車両又は携帯機で所定の操作が行われたことにより、制御部が車載機器に所定の動作を行わせる前段階にあると判断できる。そのため、所定の操作が行われたことをトリガにして、車両から携帯機へのリクエスト信号による通信可能距離が延長されることにより、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、車載機器に所定の動作を行わせることができる。即ち、必要性に応じて、車両から携帯機にリクエスト信号を送信する際の通信可能距離を延長することができる。
また、本発明の第2態様では、
前記タイミングは、前記第2受信部が前記リクエスト信号を受信できる状態から受信できない状態に遷移した後である、
スマートキーシステムが提供される。
本発明の第2態様によれば、携帯機に搭載される第2受信部がリクエスト信号を受信できなくなるまで、車両から携帯機へのリクエスト信号による通信可能距離が延長される。従って、第2受信部がリクエスト信号を受信できなくなるまで、即ち、第1受信部が応答信号を受信できなくなるまで、確実に、通信可能距離が延長された状態で第1受信部が第2信号を受信できるか否かをモニタリングすることができる。そのため、確実に、ユーザが十分に離れたことを判断して、車載機器を動作させることができる。
また、本発明の第3態様によれば、
前記車載機器は、電動ドアであり、
前記所定の動作は、前記電動ドアの閉扉である、
スマートキーシステムが提供される。
本発明の第3態様によれば、制御部は、所定の操作(例えば、電動ドアの閉スイッチのON操作)が行われた場合であって、第1受信部が第2信号(応答信号)を受信できる状態からできない状態に遷移した場合、電動ドアを閉扉させる。また、通信距離延長部は、所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、第1送信部が第1信号(リクエスト信号)を送信する送信強度、又は、第2受信部が第1信号を受信する受信感度を高くする。従って、ユーザが車両から離れたことをトリガにして、所定の操作に基づき、電動ドアを閉扉させることができる。また、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、電動ドアを閉扉させることができる。そのため、車両を離れる意思がない状況(例えば、車両の右側から左側に回り込んで荷物の積み下ろしをする状況等)で、電動ドアが閉扉されたり、ユーザが心理的に近いと感じる位置で、電動ドアが動き出したり等により、ユーザに違和感を与える事態を回避することができる。
また、本発明の第4態様によれば、
前記車載機器は、ドアの施錠装置であり、
前記所定の動作は、施錠である、
スマートキーシステムが提供される。
本発明の第4態様によれば、制御部は、所定の操作(例えば、ドアを閉じる操作)が行われた場合であって、第1受信部が第2信号(応答信号)を受信できる状態からできない状態に遷移した場合、施錠装置によりドアを施錠させる。また、通信距離延長部は、所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、第1送信部が第1信号(リクエスト信号)を送信する送信強度、又は、第2受信部が第1信号を受信する受信感度を高くする。従って、ユーザが車両から離れたことをトリガにして、所定の操作に基づき、ドアを施錠することができる。また、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、ドアを施錠することができるため、車両を離れる意思がない状況(例えば、車両の右側から左側に回り込んで荷物の積み下ろしをする状況等)でドアが施錠される等により、ユーザに違和感を与える事態を回避することができる。
本実施の形態によれば、必要性に応じて、車両から携帯機にリクエスト信号を送信する際の通信可能距離を延長することが可能なスマートキーシステムを提供することができる。
スマートキーシステムの構成の一例を概略的に示す構成図である。 スマートECU内のマイコンの機能ブロック図である。 携帯ECU内のマイコンの機能ブロック図である。 車載装置における処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 携帯機における処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 比較例に係るスマートキーシステムの動作の一例、及び本実施形態に係るスマートキーシステムの動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るスマートキーシステム1の構成の一例を概略的に示す構成図である。スマートキーシステム1は、車両2と携帯機(スマートキー)3との間での双方向通信に基づき、車載機器40に所定の動作を行わせる。
例えば、携帯機3を所持したユーザが車両2のドアに内蔵されるタッチセンサに触る操作を行うと、車両2の後述する車載装置10が車室外に向けてLF(Low Frequency:低周波)信号(リクエスト信号)を送信し、LF信号を受信した携帯機3がRF(Radio Frequency:高周波)信号(応答信号)を送信する。そして、車載装置10は、RF信号を受信し、RF信号に含まれる情報に基づき、携帯機3の正当性の認証を行い、認証が成功すると、車両2のドアを開錠する。これにより、携帯機3を所持するユーザが、車両2に接近し、ドアハンドルのタッチセンサに触れたり等の所定の操作を行うだけで、車両2のドアの開錠等を実現することができる。即ち、スマートキーシステム1では、ユーザが車両2に接近して、所定の操作(本例では、タッチセンサに触る操作等)を行うだけで、車載機器40(本例の場合、ドアを開錠するドアロックモータ)に所定の動作(本例の場合、施錠動作)を行わせることができる。
また、例えば、携帯機3を所持したユーザが車両2の電動ドアの閉スイッチをON操作すると、同様の信号のやり取りにより、携帯機3の正当性の認証を行う。そして、車載装置10がLF信号(リクエスト信号)を送信し、LF信号を受信した携帯機3がRF信号(応答信号)を返信し、車載装置10がRF信号を受信する一連の動作を繰り返す中で、車載装置10がRF信号を受信できなくなると、電動ドア(例えば、電動スライドドア(PSD:Power Slid Door)や電動バックドア(PBD:Power Back Door)等)を自動的に閉扉する。これにより、携帯機3を所持するユーザが、所定の操作、即ち、予約操作を行った後、車載装置10から送信されるLF信号を携帯機3が受信できない位置まで離れるだけで、電動ドアを自動的に閉扉させること等ができる。即ち、スマートキーシステム1では、所定の操作(本例の場合、閉スイッチのON操作)を行った後、ユーザが車両2から離れるだけで、車載機器40(本例の場合、電動ドア)に所定の動作(本例の場合、閉扉)を行わせることができる。以下、本実施形態では、後者の機能を中心に説明する。
尚、本実施形態において、「ドア」は、車両2の乗員が乗降するための前席ドア、後席ドア等のみならず、車両2の荷物の積み下ろしを行うリフトゲート、バックドア、トランクリッド等を含む概念で使用する。
車両2は、車載装置10、ボディECU(Electronic Control Unit)20、操作部30、車載機器40を含む。
車載装置10は、携帯機3との間での信号の送受信に基づき、車載機器40に所定の動作を行わせる。車載装置10は、スマートECU11、送信アンテナ12、チューナ13を含む。
スマートECU11は、スマートキーシステム1における主たる制御処理を実行する電子制御ユニットである。スマートECU11は、マイコン111、LF駆動回路112を含む。
マイコン111は、CPU、ROM、RAM、I/O、内部メモリ等を含み、ROMに格納される各種プログラムをCPUで実行することにより、各種制御処理を実現する。以下、図2を参照して、マイコン111の機能ブロックについて説明する。
図2は、マイコン111の機能ブロック図である。マイコン111は、LF信号送信処理部1111、RF信号受信処理部1112、認証処理部1113、車載機器制御部1114、記憶部1119を含む。LF信号送信処理部1111、RF信号受信処理部1112、認証処理部1113、車載機器制御部1114の各機能は、ROMに格納される1つ以上のプログラムをCPUで実行することにより実現される。また、記憶部1119は、不揮発性の内部メモリに予め規定される記憶領域として実現される。
LF信号送信処理部1111は、LF駆動回路112及び送信アンテナ12を介して、LF信号(リクエスト信号)を送信する処理を行う。具体的には、LF信号送信処理部1111は、LF信号の元になる信号(LF原信号)を生成すると共に、LF駆動回路112に出力し、LF駆動回路112は、LF原信号をLF信号に変調し、送信アンテナ12から車室外に出力する。
RF信号受信処理部1112は、チューナ13を介して、車両2の外部からRF帯の電波、例えば、携帯機3から送信されるRF信号を受信する処理を行う。具体的には、RF信号受信処理部1112は、チューナ13により復調されたRF信号(RF原信号)を受信する。
認証処理部1113は、携帯機3から送信されたRF信号(応答信号)に含まれる情報に基づき、携帯機3の正当性の認証を行う。携帯機3の正当性の認証方法としては、例えば、携帯機3に固有の識別子(ID:Identification)の照合、チャレンジレスポンス認証、或いは、それらの組み合わせ等の任意の方法が採用される。チャレンジレスポンス認証の場合、認証処理部1113は、携帯機3に対して固有に設定される暗号鍵で解読可能な暗号コード(所謂"チャレンジ")を生成し、LF信号送信処理部1111にLF信号の送信要求を送る。また、LF信号送信処理部1111は、送信要求に応じて、暗号コード("チャレンジ")を含むLF信号を、LF駆動回路112及び送信アンテナ12を介して、携帯機3に送信する。また、携帯機3は、LF信号を受信すると、LF信号に含まれる暗号コードの解読結果(所謂"レスポンス")を含むRF信号を車載装置10に送信する。そして、認証処理部1113は、"チャレンジ"の暗号鍵による解読結果と、"レスポンス"とを比較し、一致する場合、携帯機3を認証する(認証成功)。以下、LF信号送信処理部1111が送信するLF信号(リクエスト信号)のうち、認証用情報(携帯機3に固有のIDや"チャレンジ"等)の送信を要求する信号を「第1LF信号」と称し、認証用情報の送信を要求しない信号(例えば、携帯機3の検出を目的とするポーリング信号等)を「第2LF信号」と称する。
車載機器制御部1114は、所定の条件に基づき、車載機器40に所定の動作を行わせる処理を行う。具体的には、車載機器制御部1114は、ボディECU20に作動要求を出力し、ボディECU20を介して、車載機器40に所定の動作を行わせる。詳細は、後述する。
記憶部1119は、認証処理部1113における処理で使用する携帯機3に固有のIDや暗号鍵等が予め行われる登録処理に基づき、保存される。
図1に戻り、LF駆動回路112は、LF信号送信処理部1111から入力されるLF原信号を変調し、LF信号を送信アンテナ12に出力する。
送信アンテナ12は、LF駆動回路112から入力されるLF信号を電波として、車室外に向けて送信する。送信アンテナ12は、例えば、車両2の各ドアのドアハンドルに内蔵される。
チューナ13は、車室外からのRF帯の電波、例えば、携帯機3から送信されるRF信号を受信すると共に、復調し、復調したRF信号(RF原信号)をスマートECU11に出力する。チューナ13は、例えば、車両2の荷室内にトリムで覆われる態様で設置される。
ボディECU20は、車載機器40の作動制御を行う電子制御ユニットである。ボディECU20は、スマートECU11(具体的には、車載機器制御部1114)から受信する作動要求に応じて、車載機器40に所定の動作を行わせる。また、ボディECU20は、操作部30と通信可能に接続され、操作部30における所定の操作を受け付けると、その旨をスマートECU11に送信する。
操作部30は、ユーザが車載機器40に関する所定の操作を行うために設けられる。操作部30における所定の操作等の詳細については、後述する。
尚、操作部30は、スマートECU11に直接接続され、操作部30における車載機器40に関する所定の操作に対応する信号(操作信号)は、ボディECU20を経由せず、直接、スマートECU11に入力されてもよい。
車載機器40は、操作部30における所定の操作に基づき、所定の動作を行わせる対象となる装置である。車載機器40は、上述の如く、例えば、ドアロックモータや電動ドアを駆動する駆動モータ等を含む。
携帯機3は、携帯機ECU50、受信アンテナ60、送信アンテナ70を含む。
携帯機ECU50は、携帯機3における各種制御処理を行う電子制御ユニットである。携帯機ECU50は、マイコン501、受信回路502、送信回路503を含む。
マイコン501は、CPU、ROM、RAM、I/O、不揮発性の内部メモリ等を含み、ROMに格納される各種プログラムをCPUで実行することにより、各種制御処理を実現する。以下、図3を参照して、マイコン501の機能ブロックについて説明する。
図3は、マイコン501の機能ブロック図である。マイコン501は、LF信号受信処理部5011、RF信号送信処理部5012、認証情報生成部5013、受信感度制御部5014、記憶部5019を含む。LF信号受信処理部5011、RF信号送信処理部5012、認証情報生成部5013、受信感度制御部5014の各機能は、ROMに格納される1つ以上のプログラムをCPUで実行することにより実現される。また、記憶部5019は、不揮発性の内部メモリに予め規定される記憶領域として実現される。
LF信号受信処理部5011は、受信アンテナ60及び受信回路502を介して、外部からのLF帯の電波、例えば、車載装置10から送信されるLF信号を受信する処理を行う。具体的には、LF信号受信処理部5011は、受信アンテナ60で受信され、受信回路502で復調されたLF信号(LF原信号)を受信する。
RF信号送信処理部5012は、送信回路503及び送信アンテナ70を介して、RF信号を車両2(具体的には、車載装置10)に送信する処理を行う。具体的には、RF信号送信処理部5012は、RF信号の元になる信号(RF原信号)を生成すると共に、送信回路503に出力し、送信回路503は、RF原信号をRF信号に変調し、送信アンテナ70から車室外に出力する。
認証情報生成部5013は、LF信号受信処理部5011が車載装置10から第1LF信号(認証用情報を要求するリクエスト信号)を受信すると、記憶部5019に格納される情報(例えば、携帯機3に固有のIDや暗号鍵等)に基づき、認証用情報(固有のIDや"チャレンジ"等)を生成すると共に、RF信号送信処理部5012に認証用情報を含むRF信号の送信要求を送る。以下、RF信号送信処理部5012が送信するRF信号(応答信号)のうち、認証用情報を含む信号を「第1RF信号」と称し、認証用情報を含まない信号を「第2RF信号」と称する。
受信感度制御部5014は、LF信号受信処理部5011が受信回路502を介してLF帯の電波、例えば、車載装置10から送信されるLF信号を検出する感度(受信感度)を調整する処理を行う。具体的には、受信感度制御部5014は、受信回路502の受信感度を所定の通常感度(通常値)に設定する"通常感度モード"と、受信回路502の受信感度を通常感度よりも高い所定の高感度に設定する"高感度モード"の2つの受信感度モードを有する。受信感度制御部5014は、後述する処理に応じて、2つの受信感度モード間の切り替えを行う。
記憶部5019は、認証用情報を生成するための情報(例えば、固有のIDや暗号鍵等)を格納する。
図1に戻り、受信回路502は、外部からのLF帯の電波、即ち、車載装置10から送信されるLF信号を受信すると共に、復調し、復調したLF信号(LF原信号)を携帯機ECU50に出力する。また、受信回路502は、受信感度を調整するためのアンプ(不図示)等を含み、受信感度制御部5014からの制御指令に応じて、アンプ等の電流量を調整して、"通常感度モード"或いは"高感度モード"に対応する受信感度を実現することができる。即ち、受信回路502は、"通常感度モード"の状態で、受信感度制御部5014から"高感度モード"に変更する旨の制御指令(以下、「高感度指令」と称する)が入力されると、アンプの電流量を増加させる。また、受信回路502は、"高感度モード"の状態で、受信感度制御部5014から"通常感度モード"に変更(復帰)する旨の制御指令(以下、「通常感度指令」と称する)が入力されると、アンプの電流量を減少させる。
送信回路503は、RF信号送信処理部5012から入力されるRF原信号を変調し、RF信号を送信アンテナ70に出力する。
受信アンテナ60は、携帯機3の外部からのLF帯の電波、例えば、車載装置10から送信されるLF信号を受信し、受信回路502に出力する。
送信アンテナ70は、送信回路503から入力されるRF信号を電波として、携帯機3の外部に向けて送信する。
次に、図4、図5を参照して、本実施形態に係るスマートキーシステム1による特徴的な処理について説明する。
図4は、車載装置10による処理の一例を概略的に示すフローチャートである。また、図5は、携帯機3による処理の一例を概略的に示すフローチャートであり、図4の車載装置10による処理に対応する処理フローを示す。本例では、車載機器40は、一例としてのPBDであり、操作部30は、一例としての車両2に設置されるPBD閉スイッチ(以下、「PBD閉SW」と称する)であることを前提にする。PBD閉スイッチは、例えば、PBDを開扉した状態で、ユーザが車両2の後方から容易にアクセス可能な荷室の側面等に設けられる。
尚、図4のフローチャートによる処理は、例えば、車両2のイグニッションON(IG−ON)後の初期処理完了からイグニッションオフ(IG−OFF)までの間で、所定時間間隔で、繰り返し実行される。また、図5のフローチャートによる処理は、例えば、携帯機3がウェイク(起床)状態にある場合に、所定時間間隔で繰り返し実行される。また、受信回路502は、携帯機3のウェイク(起床)時に、"通常感度モード"に初期化される前提で説明を行う。また、本例では、携帯機3の正当性を認証する認証方式がチャレンジレスポンス認証である前提で説明を行う。
まず、図4を参照するに、ステップS102にて、車載機器制御部1114は、PBD閉SWのON操作がされたか否かを判定する。車載機器制御部1114は、PBD閉SWのON操作がされた場合、ステップS104に進み、ON操作がされていない場合、今回の処理を終了する。
ステップS104にて、車載機器制御部1114は、PBD閉SWのON操作が受信感度UPの対象(受信回路502を"高感度モード"に変更する対象)の操作か否かを判定する。例えば、PBD閉SWのON操作のうち、所定時間以下の押し操作の場合(短押し操作)と、所定時間より長い押し操作(長押し操作)が規定されており、それらの一方のみが受信回路502の"高感度モード"に対応づけられている場合、何れの操作か否かを判定する。車載機器制御部1114は、PBD閉SWのON操作が受信感度UPの対象である場合、ステップS106に進み、そうでない場合、今回の処理を終了する。
尚、PBD閉SWのON操作が、全て"高感度モード"に対応づけられるような場合、ステップ104は、省略される。
ステップS106にて、LF信号送信処理部1111は、認証処理部1113が生成する"チャレンジ"及び車載機器制御部1114が生成する"受信感度UP指示"を含む第1LF信号を送信する。
ステップS108にて、RF信号受信処理部1112は、タイマをセットする。
ステップS110にて、RF信号受信処理部1112は、携帯機3から第1RF信号を受信したか否かを判定する。RF信号受信処理部1112は、第1RF信号を受信していない場合、ステップS112に進み、受信した場合、ステップS114に進む。
ステップS112にて、RF信号受信処理部1112は、タイムアウトしたか否かを判定する。RF信号受信処理部1112は、タイムアウトしていない場合、ステップS110に戻って処理を繰り返し、タイムアウトした場合、今回の処理を終了する。
一方、ステップS114にて、認証処理部1113は、第1RF信号に含まれる"レスポンス"と、自身が生成した"チャレンジ"の解読結果を照合することにより、携帯機3の認証を行い、認証成功か否かを判定する。認証処理部1113は、"レスポンス"と、"チャレンジ"の解読結果が一致する場合、認証成功と判定し、ステップS116に進み、一致しない場合、認証失敗と判定し、ステップS112に戻って処理を繰り返す。
ステップS116にて、LF信号送信処理部1111は、第2LF信号を送信する。
ステップS118にて、LF信号送信処理部1111は、タイマをセットする。
ステップS120にて、RF信号受信処理部1112は、携帯機3から第2RF信号を受信したか否かを判定する。RF信号受信処理部1112は、携帯機3から第2RF信号を受信した場合、ステップS116に戻って処理を繰り返し、受信していない場合、ステップS122に進む。
ステップS122にて、RF信号受信処理部1112は、タイムアウトしたか否かを判定する。RF信号受信処理部1112は、タイムアウトしていない場合、ステップS120に戻って処理を繰り返し、タイムアウトした場合、ステップS124に進む。
ステップS124にて、車載機器制御部1114は、PBDを閉扉する旨の作動要求(PBD閉扉要求)をボディECU20に出力し、今回の処理を終了する。これにより、ボディECU20は、PBDの駆動モータに制御指令を送信し、PBDを閉扉することができる。
続いて、図5を参照するに、ステップS202にて、LF信号受信処理部5011は、車載装置10から第1LF信号を受信したか否かを判定する。LF信号受信処理部5011は、第1LF信号を受信した場合、ステップS204に進み、受信していない場合、今回の処理を終了する。
ステップS204にて、RF信号送信処理部5012は、認証情報生成部5013が生成する"チャレンジ"を含む第1RF信号を送信する。
ステップS206にて、受信感度制御部5014は、LF信号受信処理部5011が受信した第1LF信号に受信感度UP指示が含まれるか否かを判定する。受信感度制御部5014は、第1LF信号に受信感度UP指示が含まれる場合、ステップS208に進み、含まれない場合、今回の処理を終了する。
ステップS208にて、受信感度制御部5014は、受信回路502に"高感度指令"を送信し、受信感度モードを"通常感度モード"から"高感度モード"に移行させる。
ステップS210にて、LF信号受信処理部5011は、タイマをセットする。
ステップS212にて、LF信号受信処理部5011は、車載装置10から第2LF信号を受信したか否かを判定する。LF信号受信処理部5011は、第2LF信号を受信した場合、ステップS214に進み、第2LF信号を受信していない場合、ステップS216に進む。
ステップS214にて、RF信号送信処理部5012は、第2RF信号を送信し、ステップS210に戻る。
一方、ステップS216にて、LF信号受信処理部5011は、タイムアウトしたか否かを判定する。LF信号受信処理部5011は、タイムアウトしていない場合、ステップS212に戻って処理を繰り返し、タイムアウトした場合、ステップS216に進む。
ステップS218にて、受信感度制御部5014は、受信回路502に"通常感度指令"を送信し、受信感度モードを"高感度モード"から"通常感度モード"に復帰させて、今回の処理を終了する。
即ち、受信回路502が"高感度モード"に変更された後(ステップS208)、LF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信する度(ステップS212のYes)に、第2RF信号が車載装置10に返信されると共に、タイマが再セットされて(ステップS210)、受信回路502の"高感度モード"が継続する。そして、LF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信しない状態(ステップS212のNo)が継続し、タイムアウトすると(ステップS216のYes)、受信回路502が"通常感度モード"に復帰する(ステップS218)。
次に、図6を参照して、図4、図5に示すフローチャートに係る処理によるスマートキーシステム1の一連の動作について説明する。
図6は、比較例に係るスマートキーシステムの動作の一例、及び本実施形態に係るスマートキーシステム1の動作の一例を示すタイミングチャートである。図6(a)〜(d)は、比較例に係るスマートキーシステムの動作を示すタイミングチャートであり、それぞれ、PBD閉SWの操作状態、LF信号の送信状態、RF信号の送信状態、及びPBDの動作状態を表す。また、図6(e)〜(i)は、本実施形態に係るスマートキーシステム1の動作に一例を示すタイミングチャートであり、それぞれ、PBD閉SWの操作状態、LF信号の送信状態、RF信号の送信状態、受信感度モードの設定状態、及びPBDの動作状態を表す。比較例に係るスマートキーシステムは、受信感度制御部5014を有さず、受信回路502の受信感度は、常時、"通常感度モード"相当に固定される点において、主に、本実施形態に係るスマートキーシステム1と異なる。以下、比較例に係る説明において、本実施形態に係るスマートキーシステム1と同様に構成については、同一の符号を付して説明を行う。
尚、比較例に係るスマートキーシステムでは、図4のフローチャートにおけるステップS104の処理が省略され、ステップS106の処理で、第1LF信号に受信感度UP指示は含まれない。また、比較例に係るスマートキーシステムでは、図5のフローチャートにおけるステップS208、S218の処理が省略される。また、比較例及び本実施形態の一例の双方において、携帯機3を所持したユーザは、同じ速度及び同じ経路で車両2から離れて行っている状況であることを前提とする。
まず、比較例に係るスマートキーシステムの動作について説明する。
図6(a)に示すように、時刻t1にて、車両2に設置されるPBD閉SWがユーザによりON操作されている。
すると、図6(b)に示すように、時刻t2にて、車載装置10のLF信号送信処理部1111は、"チャレンジ"及び"受信感度UP指示"を含む第1LF信号を送信している(ステップS102〜S106)。
その後、図6(c)に示すように、携帯機3のLF信号受信処理部5011が当該第1LF信号を受信すると(ステップS202のYes)、時刻t3にて、RF信号送信処理部5012は、"レスポンス"を含む第1RF信号を送信している(ステップS204)。
その後、図6(b)に示すように、車載装置10のRF信号受信処理部1112が第1RF信号を受信すると(ステップS110のYes)、時刻t4にて、認証処理部1113は、第1RF信号に含まれる"レスポンス"と、認証処理部1113が作成した"チャレンジ"の解読結果を照合し、携帯機3の認証に成功する(ステップS114のYes)。そして、図6(b)に示すように、時刻t5にて、車載装置10のLF信号送信処理部1111は、第2LF信号を送信している(ステップS116)。
その後、図6(c)に示すように、携帯機3のLF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信すると(ステップS212のYes)、時刻t6にて、RF信号送信処理部5012は、第2RF信号を送信している(ステップS214)。
その後、図6(b)に示すように、車載装置10のRF信号受信処理部1112が第2RF信号を受信すると(ステップS120のYes)、時刻t7にて、LF信号送信処理部1111は、2回目の第2LF信号を送信している(ステップS116)。
しかし、その後、携帯機3のLF信号受信処理部5011がタイムアウトまでに2回目の第2LF信号を受信できない(ステップS216のYes)。携帯機3により"通常感度モード"相当で第2LF信号を受信可能な位置よりも、携帯機3を所持したユーザが車両2(送信アンテナ12)から離れてしまったからである。そのため、図6(c)に示すように、LF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信できれば、時刻t8で送信されるはずの第2RF信号は、送信されない(図中、一点鎖線)。
その後、車載装置10のRF信号受信処理部1112がタイムアウトまでに第2RF信号を受信できないため(ステップS122のYes)、図6(d)に示すように、時刻t9にて、車載機器制御部1114は、PBD閉扉要求をボディECU20に出力する。車載装置10は、携帯機3からの第2RF信号の途絶により、携帯機3を所持したユーザが車両2から離れたと判断することができるからである。これにより、PBDの閉扉が開始され、その後、時刻t10にて、PBDの閉扉動作が完了する。
しかしながら、比較例の場合、受信回路502の受信感度は、本実施形態における"通常感度モード"相当で固定されており、携帯機3の電池寿命を考慮すれば、"通常感度モード"に対応する受信感度は、それほど高く設定することができない。そのため、ユーザが十分に車両2から離れていないにも関わらず、携帯機3(LF信号受信処理部5011)が第1LF信号を受信できなくなってしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態に係るスマートキーシステム1の動作の一例について説明する。
尚、時刻t1〜時刻t4における図6(e)〜図6(g)に示す車載装置10及び携帯機3の動作は、比較例に係る図6(a)〜図6(c)と同様であるため、説明を省略し、時刻t4以降について説明を行う。また、時刻t1に行われるPBD閉SWのON操作(図6(e)参照)は、受信感度UP対象の操作である前提で説明を行う。
図6(h)に示すように、時刻t4にて、LF信号受信処理部5011が受信した第1LF信号には、受信感度UP指示が含まれるので(ステップS206のYes)、受信感度制御部5014は、受信回路502の受信感度モードを"通常感度モード"から"高感度モード"に切り替える(ステップS208)。
その後、図6(f)に示すように、比較例の場合と同様、時刻t5にて、車載装置10のLF信号送信処理部1111は、第2LF信号を送信している(ステップS116)。
その後、図6(g)に示すように、比較例の場合と同様、携帯機3のLF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信すると(ステップS212のYes)、時刻t6にて、RF信号送信処理部5012は、第2RF信号を送信している(ステップS214)。
その後、図6(f)に示すように、比較例の場合と同様、車載装置10のRF信号受信処理部1112が第2RF信号を受信すると(ステップS120のYes)、LF信号送信処理部1111は、2回目の第2LF信号を送信している(ステップS116)。
その後、図6(g)に示すように、比較例の場合と異なり、携帯機3のLF信号受信処理部5011は、2回目の第2LF信号を受信すると(ステップS212のYes)、時刻t8にて、RF信号送信処理部5012は、2回目の第2RF信号を送信する(ステップS214)。受信回路502の受信感度モードが"高感度モード"に変更され、車載装置10から携帯機3への第2LF信号による通信可能距離が延長されたからである。そして、その後、車載装置10と携帯機3との間での、第2LF信号及び第2RF信号のやり取りが数回続き(ステップS116〜S122、ステップS210〜S216)、図6(f)に示すように、時刻t11にて、車載装置10のLF信号送信処理部1111は、第2LF信号を送信している(ステップS116)。
しかし、その後、携帯機3のLF信号受信処理部5011がタイムアウトまでに第2LF信号を受信できない(ステップS216のYes)。携帯機3により"高感度モード"で第2LF信号を受信可能な位置よりも、携帯機3を所持したユーザが車両2(送信アンテナ12)から離れてしまったからである。そのため、図6(g)に示すように、LF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信できれば、送信されるはずの第2RF信号は、送信されない(図中、一点鎖線)。
その後、車載装置10のRF信号受信処理部1112がタイムアウトまでに第2RF信号を受信できないため(ステップS122のYes)、図6(i)に示すように、時刻t12にて、車載機器制御部1114は、PBD閉扉要求をボディECU20に出力する。車載装置10は、携帯機3からの第2RF信号の途絶により、携帯機3を所持したユーザが車両2から離れたと判断することができるからである。これにより、PBDの閉扉が開始され、その後、時刻t14にて、PBDの閉扉動作が完了する。
本実施形態の場合、第2LF信号を受信する受信感度を高くする("通常感度モード"から"高感度モード"に変更する)ため、携帯機3は、比較例の場合より車両2から十分に離れた位置で第2LF信号を受信することができる。従って、ユーザが車両2から十分に離れていない位置で、PBD等の車載機器40が動作してしまう事態を抑制することができる。
また、携帯機3のLF信号受信処理部5011がタイムアウトまでに第2LF信号を受信できない(ステップS216のYes)ため、時刻t13にて、受信感度制御部5014は、受信回路502の受信感度モードを"高感度モード"から"通常感度モード"に復帰させる(ステップS218)。これにより、第2LF信号を受信する必要がない状況では、受信回路502の受信感度モードが"通常感度モード"に戻されるため、携帯機3の消費電流を抑制し、電池寿命の低下を抑制することができる。
このように、本実施形態では、車両2に搭載されるLF信号送信処理部1111(LF駆動回路112及び送信アンテナ12)が車室外に向けて第2LF信号(リクエスト信号)を送信し、携帯機3に搭載されるLF信号受信処理部5011(受信アンテナ60及び受信回路502)が外部から第2LF信号を受信し、携帯機3に搭載されるRF信号送信処理部5012(送信回路503及び送信アンテナ70)が第2RF信号(応答信号)を車両2に送信し、車両2に搭載されるRF信号受信処理部1112(チューナ13)が車室外からの第2RF信号を受信する。また、車両2に搭載される車載機器制御部1114は、車両2(操作部30)で所定の操作が行われた場合であって、車両2に搭載されるRF信号受信処理部1112(チューナ13)が携帯機3から第2RF信号を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、車載機器40に所定の動作を行わせる。従って、RF信号受信処理部1112が携帯機3から第2RF信号(応答信号)を受信できなくなったことにより、車両2から携帯機3を所持するユーザが離れたことを判断できる。そのため、ユーザが車両2を離れたことをトリガにして、車両2での所定の操作に基づき、車載機器40に所定の動作を行わせることができる。
そして、受信感度制御部5014は、車両2で所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、LF信号受信処理部5011(受信回路502)が第2LF信号(リクエスト信号)を受信する受信感度を高くする。従って、所定の操作が行われたことにより、車載機器制御部1114が車載機器40に所定の動作を行わせる前段階にあると判断できる。そのため、所定の操作が行われたことをトリガにして、車両2から携帯機3への第2LF信号(リクエスト信号)による通信可能距離が延長されることにより、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、車載機器40に所定の動作を行わせることができる。即ち、必要性に応じて、車両2から携帯機3に第2LF信号(リクエスト信号)を送信する際の通信可能距離を延長することができる。
また、本実施形態では、携帯機3に搭載されるLF信号受信処理部5011が第2LF信号(リクエスト信号)を受信できる状態から受信できない状態に遷移する(ステップS216のYes)まで、車両2から携帯機3への第2LF信号(リクエスト信号)による通信可能距離が延長される。従って、LF信号受信処理部5011が第2LF信号(リクエスト信号)を受信できなくなるまで、即ち、RF信号受信処理部1112が第2RF信号(応答信号)を受信できなくなるまで、確実に、通信可能距離が延長された状態でRF信号受信処理部1112が第2RF信号を受信できるか否かをモニタリングすることができる。そのため、確実に、ユーザが十分に離れたことを判断して、車載機器40を動作させることができる。
尚、ユーザが車両2から十分に離れるのに必要な時間を予め設定すると共に、受信感度モードを"高感度モード"に変更してから、当該時間が経過した後に、受信感度モードを"通常感度モード"に復帰させてもよい。
また、本実施形態では、車載機器制御部1114は、所定の操作(例えば、電動ドアの閉スイッチの操作)が行われた場合であって、チューナ13が第2RF信号(応答信号)を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、電動ドアを閉扉させる。また、受信感度制御部5014は、所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、受信回路502が第2LF信号を受信する受信感度を高くする。従って、ユーザが車両2から離れたことをトリガにして、所定の操作に基づき、電動ドアを閉扉させることができる。また、ユーザが十分に車両2から離れたことを確認して、電動ドアを閉扉させることができる。そのため、車両2を離れる意思がないタイミング(例えば、車両2の右側から左側に回り込んで荷物の積み下ろしをする場面等)で、電動ドアが閉扉されたり、ユーザが心理的に近いと感じる位置で、電動ドアが動き出したり等により、ユーザに違和感を与える事態を回避することができる。
上述した図4〜図6に示す実施例では、車載機器40としての電動ドアは、PBDであったが、PSDであってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、車載機器40は電動ドアであったが、かかる構成には限定されない。例えば、車載機器40は、車両2のドアのドアロックモータ等のアクチュエータを含む施錠装置、ドアハンドル等に設けられ、降車時に足下を照らす照明装置(第1の照明装置)、及びユーザが車両2から離れる際に光の照射による演出を行う照明装置(第2の照明装置)等であってもよい。
車載機器40がドアの施錠装置の場合、車載機器制御部1114は、所定の操作(例えば、ドアを閉じる操作)が行われた場合であって、RF信号受信処理部1112が第2RF信号(応答信号)を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、当該施錠装置によりドアを施錠させる。また、受信感度制御部5014は、所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、LF信号受信処理部5011が第2LF信号(リクエスト信号)を受信する受信感度を高くする。従って、ユーザが車両2から離れたことをトリガにして、所定の操作に基づき、ドアを施錠することができる。また、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、ドアを施錠することができるため、車両を離れる意思がない時点でドアが施錠される等により、ユーザに違和感を与える事態を回避することができる。
また、車載機器40が第1の照明装置の場合、まず、ドアを閉じる操作が行われると、第1の照明装置は、ユーザの足下を照らすために点灯する。そして、車載機器制御部1114は、所定の操作(例えば、ドアを閉じる操作)が行われた場合であって、RF信号受信処理部1112が第2RF信号(応答信号)を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、当該第1の照明装置を消灯させる。また、受信感度制御部5014は、所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、LF信号受信処理部5011が第2LF信号(リクエスト信号)を受信する受信感度を高くする。従って、ユーザが車両2から離れたことをトリガにして、所定の操作に基づき、第1の照明装置を消灯することができる。また、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、第1の照明装置を消灯することができるため、車両を離れる意思がない時点(例えば、車両2の右側から左側に回り込んで荷物の積み下ろしをする場面等)で第1の照明装置が消灯される等により、ユーザに違和感を与える事態を回避することができる。
また、車載機器40が描画機能を有するヘッドライト等を含む第2の照明装置の場合、車載機器制御部1114は、所定の操作(例えば、ドアを閉じる操作)が行われた場合であって、RF信号受信処理部1112が第2RF信号(応答信号)を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、当該第2の照明装置を演出用の所定の照射パターンで動作させる。また、受信感度制御部5014は、所定の操作が行われた場合、予め規定されたタイミングまで、LF信号受信処理部5011が第2LF信号(リクエスト信号)を受信する受信感度を高くする。従って、ユーザが車両2から離れたことをトリガにして、所定の操作に基づき、第2の照明装置を所定の照射パターンで動作させることができる。また、ユーザが十分に車両から離れたことを確認して、第2の照明装置を動作させることができるため、車両を離れる意思がない時点で第2の照明装置が所定の照射パターンで動作する等により、ユーザに違和感を与える事態を回避することができる。
また、上述した実施形態では、車載機器40に所定の動作(例えば、PBDを閉扉する旨の操作)を行わせるための所定の操作は、車両2で行われるが、携帯機3で行われる態様であってもよい。この場合、携帯機3(具体的には、RF信号送信処理部5012)は、携帯機3で所定の操作が行われた旨の信号を車載装置10に送信し、車載装置10のRF信号受信処理部1112は、当該信号を受信すると、車載機器制御部1114にその旨を通知する。これにより、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、携帯機3のLF信号受信処理部5011が第2LF信号を受信する受信感度を通常感度(通常値)よりも高くするが、車載装置10のLF信号送信処理部1111が第2LF信号を送信する送信強度を通常強度(通常値)よりも高くする態様であってもよい。これにより、車両2から携帯機3への第2LF信号による通信可能距離を延長することができるため、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
1 スマートキーシステム
2 車両
3 携帯機
10 車載装置
11 スマートECU
12 送信アンテナ
13 チューナ
20 ボディECU
30 操作部
40 車載機器
50 携帯機ECU
60 受信アンテナ
70 送信アンテナ
111 マイコン
112 LF駆動回路
501 マイコン
502 受信回路
503 送信回路
1111 LF信号送信処理部
1112 RF信号受信処理部
1113 認証処理部
1114 車載機器制御部
1119 記憶部
5011 LF信号受信処理部
5012 RF信号送信処理部
5013 認証情報生成部
5014 受信感度制御部
5019 記憶部

Claims (4)

  1. 車両と携帯機との間での双方向通信に基づき、車載機器に所定の動作を行わせるスマートキーシステムであって、
    前記車両に搭載され、前記車両の車室外に向けてリクエスト信号を送信する第1送信部と、
    前記車両に搭載され、前記車両の車室外からの電波を受信する第1受信部と、
    前記携帯機に搭載され、外部からの電波を受信する第2受信部と、
    前記携帯機に搭載され、電波を外部に送信する第2送信部であって、前記第2受信部が前記リクエスト信号を受信した場合、応答信号を前記車両に送信する第2送信部と、
    前記車両に搭載され、前記車両又は前記携帯機で前記車両のドアを自動で閉じるための所定の操作が行われた場合であって、前記第1受信部が前記応答信号を受信できる状態から受信できない状態に遷移した場合、前記車載機器に前記所定の動作を行わせる制御部と、
    前記車両又は前記携帯機で前記所定の操作が行われたことをトリガにして、前記第1送信部が前記リクエスト信号を送信する送信強度、又は、前記第2受信部が前記リクエスト信号を受信する受信感度を相対的に低い通常値から相対的に高い値に移行させると共に、予め規定されたタイミングまでの間、前記送信強度又は前記受信感度を相対的に高い値に維持する通信可能距離延長部と、を備える、
    スマートキーシステム。
  2. 前記タイミングは、前記第2受信部が前記リクエスト信号を受信できる状態から受信できない状態に遷移した後である、
    請求項1に記載のスマートキーシステム。
  3. 前記車載機器は、電動ドアであり、
    前記所定の動作は、前記電動ドアの閉扉である、
    請求項1又は2に記載のスマートキーシステム。
  4. 前記車載機器は、ドアの施錠装置であり、
    前記所定の動作は、施錠である、
    請求項1又は2に記載のスマートキーシステム。
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