JP2006125098A - ドア施解錠制御装置 - Google Patents

ドア施解錠制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006125098A
JP2006125098A JP2004316581A JP2004316581A JP2006125098A JP 2006125098 A JP2006125098 A JP 2006125098A JP 2004316581 A JP2004316581 A JP 2004316581A JP 2004316581 A JP2004316581 A JP 2004316581A JP 2006125098 A JP2006125098 A JP 2006125098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
signal
door
door locking
reply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004316581A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Inokuchi
徹 井ノ口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2004316581A priority Critical patent/JP2006125098A/ja
Publication of JP2006125098A publication Critical patent/JP2006125098A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】 事前認証方式のキーレスオペレーションに伴うバッテリ消費電力を抑制する。
【解決手段】 ドア施解錠制御装置の事前認証機能部の中央処理装置は、何らかの物体が車両に近づいていることが検知されている間のみ(S11)、事前認証方式のキーレスオペレーション用の起動信号をドア施解錠制御装置の自動暗号照合機構部の電子制御ユニットに出力する(S14)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドア施解錠制御装置に関し、特に、キーレスオペレーションに伴うバッテリの消費電力を抑制するようにしたドア施解錠制御装置に関する。
従来、携帯機を携帯した操作者(乗員)がアウタドアハンドルを操作したことをドアハンドルスイッチ等で検知したときにID認証を開始し、ID認証がとれた場合にドアロックを解除(ドアを解錠)する直接入力方式のキーレスオペレーションシステムがあるが、この様なキーレスオペレーションシステムでは、操作者がアウタドアハンドルに触れたことを検知して初めてID認証を開始するため、ドアロックを解除するまでに時間を必要とし、操作者によっては認証が行われてドアロックが解除される前にアウタドアハンドルを操作してドアラッチが引っかかり、再度ドアハンドル操作を強いられるといった問題があった。
そこで、車両側から常に電波を車外に放出し、これに応じて携帯機から返信信号が送信されたことを検知した場合にID認証を開始する事前認証方式のキーレスオペレーションシステムが実用化されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2001−40921号公報
上記特許文献1に記載されているような事前認証方式のシステムでは、操作者がアウタドアハンドルを操作するとき既に認証が行われてドアロックが解除されている場合が多いため、直接入力方式のシステムにおけるドアラッチの引っかかりによりドアハンドルの再操作が強いられるという問題点を解決することはできるものの、認証待機中は常に電波を車外に送信するため、バッテリの負担が大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、事前認証方式のキーレスオペレーションに伴うバッテリの消費電力を抑制するようにしたドア施解錠制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、車両側の送信機から返信要求信号を車外に送信し、これを受信した携帯機からID情報を含む返信信号を送信して受信機により受信し、ドア施解錠制御部によりID照合を行ってドア施解錠を制御するドア施解錠制御装置において、車両に近づく物体を検知センサにより検知したとき、送信機から返信要求信号を送信することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、検知センサによる物体の検知が所定時間継続したときに送信機からの返信要求信号の送信を停止する。
請求項3に記載の発明は、操作者によるドア解錠要求操作を検知手段により検知したときに第1送信制御部の制御下で送信機から返信要求信号を送信すると共に、操作者のドア解錠要求操作の有無に拘わらず第2送信制御部の制御下で送信機から返信要求信号を送信し、携帯機がいずれかの返信要求信号を受信してID情報を含む返信信号を送信すると、車両側の受信機により返信信号を受信し、更に、ドア施解錠制御部によりID照合を行ってドア施解錠を制御するドア施解錠制御装置において、車両に近づく物体を検知センサにより検知したとき、第2送信制御部から送信機に信号送信要求を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、検知センサによる物体の検知が所定時間継続したとき、第2送信制御部からの信号送信要求を停止する。
請求項1に記載の発明は、送信機からの返信要求信号に応じて携帯機から送信される返信信号に基づいてID照合を行ってドア施解錠を制御するドア施解錠制御装置(事前認証方式のキーレスオペレーションシステム)において、何らかの物体が車両に近づいたことを検知センサにより検出したときにのみ送信機から返信要求信号を送信するので、事前認証方式のキーレスオペレーションに伴う車両のバッテリの消費電力を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、検知センサによる物体の検知が所定時間継続したときに返信要求信号の送信を停止するので、携帯機を携帯した乗員以外のものが車両付近に留まっている等、ドア施解錠制御が不要である場合には、無用な返信要求信号の送信を停止して無駄なバッテリ電力消費を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、操作者によるドア解錠要求操作を検知したときに第1送信制御部の制御下で送信機から返信要求信号を送信すると共にドア解錠要求操作の有無に拘わらず第2送信制御部の制御下で送信機から返信要求信号を送信し、いずれかの返信要求信号に応じて携帯機から送信される返信信号に基づいてID照合を行ってドア施解錠を制御するドア施解錠制御装置において、車両に何らかの物体が近づいたことを検知センサにより検知したときにのみ送信機から返信要求信号を出力するので、消費電力を抑制することができる。また、検知センサによる検知が遅れた場合にも検知手段によるドア解錠要求操作の検知に応じて送信機から返信要求信号を送信するため、ドア解錠まで長時間待つといった煩わしさを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、検知センサによる物体の検知が所定時間継続したときに第2送信制御部からの信号送信要求を停止するので、携帯機を携帯した乗員以外のものが車両付近に留まっている等、ドア施解錠制御が不要である場合に無用な信号送信要求による返信要求信号の送信を停止して無駄なバッテリ電力消費を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態によるドア施解錠制御装置を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のドア施解錠制御装置は、車載ユニット10と運転者等の乗員が携帯可能な携帯機30とを備え、事前認証方式のキーレスオペレーションおよびスイッチングによる直接入力機能を有する直接入力方式のキーレスオペレーションを行うものとなっている。
このドア施解錠制御装置は、事前認証方式のキーレスオペレーションに伴うバッテリの消費電力を抑制するようにした点に特徴があり、そのため、車載ユニット10に設けた検知センサ(本実施形態では近接センサ122)により車両に何らかの物体が近づいたことを検出したときにのみ車載ユニット10から携帯機30へ返信要求信号を送信するようにしている。また、検知センサによる検知が遅れた場合にも、直接入力方式のキーレスオペレーションによりドア施解錠を自動的に行えるようにしている。更に、構成上の特徴として、本実施形態のドア施解錠制御装置は、直接入力方式(トリガ入力方式)のキーレスオペレーションシステムに近接感知機構を付加した構成になっている。すなわち、車載ユニット10は、トリガ入力方式の自動暗号照合機構部10Aと近接感知機構10Bとを備えている。
先ず、トリガ入力方式の自動暗号照合機構部10Aについて説明すると、この自動暗号照合機構部10Aは、車室内に設けられたメインECU(電子制御ユニット)11と、運転席側、助手席側およびテールゲート側のアウタドアハンドルにそれぞれ設けられたドアハンドルスイッチ(アンロックスイッチ)12と、各ドアハンドル付近のドアアウタパネルに設けられたロックスイッチ13と、インストルメントパネル内およびサードシート下にそれぞれ配設され返信要求信号(LF信号)を車室内に送信するフロント側およびリヤ側の車室内送信用LFアンテナ(以下、車室内送信アンテナという)14と、左右のBピラーおよびテールゲートにそれぞれ設けられ返信要求信号を車室外に送信する左側ドア用、右側ドア用およびリアエンド用の車室外送信用LFアンテナ(以下、車室外送信アンテナという)15と、ステアリングハンドル付近に設けられたステアリングロックアッセンブリ16とを備えている。
ドアハンドルスイッチ12は、例えば、ドア解錠要求操作(アウタドアハンドルへのドア操作者の手指の接触)が行われるとオンになる静電容量式タッチセンサやその他の近接スイッチからなり、ドア解錠要求操作を検知する検知手段を構成している。
ステアリングロックアッセンブリ16は、ステアリングハンドルをロックするためのステアリングロックユニット17と、運転者などが操作可能なプッシュスイッチ(イグニッションノブ)18と、携帯機30に内蔵されたメカニカルキー(図示略)が車両の図示しないキーシリンダ(鍵穴)に挿入されたことを検知するキー挿入スイッチ19とを有している。
メインECU11には、上記のドアハンドルスイッチ12、ロックスイッチ13、車室内送信アンテナ14、車室外送信アンテナ15、ならびに、ステアリングロックアッセンブリ16のステアリングロックユニット17およびプッシュスイッチ18の他、車載ユニット10の作動電源としての車載バッテリ20、警報用のアウタブザー21、ドアの開閉を検知しドアが開いたときに例えばオンになるドアスイッチ22が接続されている。
また、メインECU11には、受信用のRFアンテナ111を介してRF信号(返信信号など)を受信するRF受信回路112と、上述の車室内送信アンテナ14および車室外送信アンテナ15を介して車室内および車室外へLF信号(返信要求信号)を送信するLF送信回路113とが接続されている。
更に、メインECU11には車両用多重通信システムを介して車両ECU40が接続され、車両ECU40にはドアロックアクチュエータ41、エンジン42などが接続されている。
ドア施解錠制御装置は、車載ユニット10に加えて携帯機30を備えている。この携帯機30は、図2に示すように、ECU301、RFアンテナ302、同RFアンテナ302を介してRF信号を送信するRF送信回路303、LFアンテナ304、同LFアンテナ304を介してLF信号を受信するLF受信回路305、作動電源としてのバッテリ306、ロックスイッチ307およびアンロックスイッチ308を有している。RF送信回路303、LF受信回路305、バッテリ306、ロックスイッチ307およびアンロックスイッチ308は、ECU301に接続されている。
以下、図3を参照して、上記構成のトリガ入力方式の自動暗号照合機構10Aおよび携帯機30の作用を説明する。
ここでは、ドア施解錠制御装置は、直接入力方式のキーレスオペレーションシステムとして機能しており、携帯機30を携帯した運転者などのドア操作者が車両に近づき、図1に破線の円で示す車室外検出エリア(ドアハンドルから半径約1m)に入ってアウタドアハンドル(直接入力部)に触れると、起動入力スイッチとしてのドアハンドルスイッチ12がオンとなり、ドア解錠要求操作検知信号(照合確認ルーチン起動信号)がメインECU11の起動入力端子に入力される。この結果、起動信号が入力されたことが、図3に示す照合確認ルーチンのステップS1において判別される。
この場合、メインECU(直接入力方式のキーレスオペレーション用の第1送信制御部)11によりLF送信回路(送信機)113が駆動され、車室内送信アンテナ14および車室外送信アンテナ15から返信要求信号が送信される(ステップS2)。この返信要求信号は、携帯機30のLFアンテナ304を介してLF受信回路305により受信される。返信要求信号を受信すると、携帯機30のECU301は、携帯機30に固有のIDコード(ID情報)をECU301が有するメモリから読み出し、このIDコードを含むRF信号(返信信号)をRF送信回路303およびRFアンテナ302を介して送信する。
そして、携帯機30からの返信信号がRFアンテナ111を介してRF受信回路(受信機)112により受信されると(ステップS3)、返信信号に含まれているIDコードが復調され、メインECU11のメモリに記憶されているIDコードと一致するか否かがメインECU11により判別される(ステップS4)。
また、双方のIDコードが一致すると、メインECU(ドア施錠制御部)11から車両ECU40を介してドアロックアクチュエータ41にドアロック解除信号(ドア解錠制御信号)が送出され(ステップS4)、これにより全てのドアのロックが解除される(ドア解錠制御)。
このように、トリガ方式の自動暗号照合機構部10Aは、ドア施解錠制御装置の直接入力方式のキーレスオペレーションを担うものになっている。
また、携帯機30を携帯した運転者がドアを開いて車室内に入り、ステアリングロックアッセンブリ16のイグニッションノブ(プッシュスイッチ)18を押すと、携帯機30とメインECU11が双方向通信を行い、IDコードが一致すればイグニッションノブ18のロックが解除される。そして、運転者がイグニッションノブ18を回すと、メインECU11から車両ECU40に制御信号が送出され、車両ECU40の制御下でエンジン42がスタートする。すなわち、メカニカルキーをキーシリンダに差し込まなくとも、イグニッションノブ18の操作によりエンジンを始動することができる。なお、イグニッションノブ18をACC位置に戻すと、エンジンが停止する。その後、携帯機30を携帯した運転者などが降車してからドアアウタパネルのロックスイッチ13を押すと、車載ユニット10との間で自動照合が行われ、照合が取れればドアがロックされる。
ドア施解錠制御装置において、自動暗号照合機構部10Aの主要部(メインECU11、アンテナ14、15、111および回路112、113)は、自動暗号照合機構部10Aに付加された事前認証機能部(近接感知機構)10Bおよびドア施解錠制御装置が備える携帯機30と共に、ドア施解錠制御装置の事前認証方式のキーレスオペレーションを担うようになっている。すなわち、車載ユニット10の事前認証機能部10Bは、自動暗号照合機構部10Aの主要部および携帯機30と共に、事前認証方式のキーレスオペレーションシステムを構成している。
事前認証機能部10Bは、図2に示すように、自動暗号照合機構部10AのメインECU11の制御出力端子に接続されたCPU(中央処理装置)121と、CPU121のセンサ信号入力端子に接続された近接センサ122と、CPU121の出力端子に接続されたスイッチ素子123とを備え、スイッチ素子123の出力端子はメインECU11の起動入力端子に接続されている。この事前認証機能部10Bは、CPU121の制御下で近接センサ122が近接物を感知するとスイッチ素子123により起動入力(起動信号)を所定周期で生成し、自動暗号照合機構部10AのメインECU11の起動入力端子に供給するようになっている。
事前認証方式のキーレスオペレーションに伴うバッテリの消費電力を抑制するため、本発明のドア施解錠制御装置は、車載ユニット10に設けた検知センサにより何らかの物体が車両に近づいたことが検出されたときにのみ車載ユニット10から携帯機30へ返信要求信号を送信するようになっている。
本実施形態では、検知センサは、近接センサ122たとえば焦電型赤外線センサなどの人体検知センサによって構成され、車両に人体が接近した状況のみにおいて無線送受によるID照合を行う事前認証方式と同様のキーレスオペレーションを実行可能とすることにより、事前認証方式のキーレスオペレーション、特に、返信要求信号の送信に起因する車載バッテリ20の消費電力を抑制することができる。
具体的には、事前認証機能部10BのCPU121は、例えば、メインECU11からの制御出力(ここではドア施錠信号)を入力した時点あるいは後述のフラグFの値が0にリセットされた時点から所定時間が経過すると、図4に示す起動信号出力ルーチンの実行を開始する。
起動信号出力ルーチンにおいて、先ず、CPU121は、近接センサ122の出力を読み込み、この近接センサ出力に基づいて近接センサ122の検出領域内に物体が入ったか否かを判別する(ステップS11)。この判別結果が否定(No)であれば、以後のステップをスキップして今回周期でのルーチンの実行を終了する。
ステップS11での判別結果が肯定(Yes)、すなわち近接センサ122の検出領域内に物体が入ったことを判別すると、CPU121は、内臓メモリの所定記憶領域(フラグ領域)を参照してフラグFの値が「1」であるか否かを判別する(ステップS12)。ここで、フラグFは、その初期値が「0」であり、近接センサ122の検出領域内に物体(本実施形態では人体)が入ったときに値「1」をとる。
物体が近接センサ122の検出領域内に初めて入ったとき、CPU121は、フラグFの値を検出領域内に物体が存在することを表す「1」にセットすると共に、内蔵メモリに記憶した起動信号出力回数Nの値を「0」にリセットし(ステップS13)、次に、スイッチ素子123を駆動してスイッチ素子123からメインECU11の起動入力端子に起動信号を供給し(ステップS14)、更に、起動信号出力回数Nを1だけインクリメントする(ステップS15)。
ここで、メインECU(キーレスオペレーション用の第2送信制御部)11は、図3に示した照合確認ルーチンを所定周期で実行しており、事前認証機能部10Bのスイッチ素子123からメインECU11の起動入力端子に起動信号(信号送信要求)が供給されたことを判別すると、LF送信回路113を駆動して返信要求信号を送信し、この返信要求信号に応じて携帯機30から送信された返信信号がLF受信回路305により受信されたことを判別するとID認証を開始する。そして、ID認証がとれた場合には制御出力を出力する。すなわち、携帯機30を携帯した運転者などが図1に示した車室外検出エリア内に入ったことが検出されると、制御出力としてのドア解錠信号が出力されてドアが解錠される。
図4の起動信号出力ルーチンの説明に戻ると、事前認証機構部10BのCPU121は、ステップS15で起動信号出力回数Nをインクリメントした後、ステップS14で出力された起動信号に応じてメインECU11から制御出力が出力されたか否かを判別する(ステップS16)。この判別結果が否定すなわち起動信号に応じた制御出力が出力されなかったと判別した場合には、起動信号出力回数Nが所定回数M以上であるか否かを判別し(ステップS17)、その判別結果が否定であればステップS18をスキップして今回周期でのルーチンの実行を終了する。
近接センサ122の検出領域内に物体が留まった状態が所定時間以上継続して起動信号がM回にわたって出力されたにもかかわらず、制御信号(ドア解錠信号)が出力されない場合、起動信号出力回数Nが所定回数Mに到達してステップS17での判別結果が肯定になる。この場合、携帯機30を携帯した乗員以外のものが車両付近に留まっているに過ぎないのでドア解錠制御が不要であるとの判断の下で、フラグFの値を「0」にリセットし(ステップS18)、本ルーチンの実行を終了する。
この様に、携帯機30を携帯した乗員以外のものが車両付近に留まっている場合には図4の起動信号出力ルーチンの実行が停止されるので、事前認証機能部10BからメインECU11への信号送信要求(起動信号の供給)が停止され、従って、車載ユニット10のLF送信回路(送信機)113から車外への返信要求信号の送信が停止され、これにより、事前認証方式のキーレスオペレーションに伴う車載バッテリ20の消費電力を抑制することができる。また、起動信号に応じてメインECU11から制御出力が出力されたことをステップS16で判別した場合にも、ステップS18でフラグFの値を「0」にリセットした後に図4の起動信号出力ルーチンを終了し、その後所定時間が経過すると同ルーチンを再開する。
既述のように、本実施形態のドア施解錠制御装置は、直接入力方式および事前認証方式のキーレスオペレーションの双方を実施可能であるので、例えば携帯機30から返信信号が送信される前に操作者(乗員)がアウタドアハンドルに触れてドア開放要求検知信号が発生すると直接入力方式のキーレスオペレーションが行われることになる。この様に、このドア施解錠制御装置は、感知漏れ等により事前認証方式のキーレスオペレーションによるドアの施解錠が行われない場合には直接入力方式のキーレスオペレーションによりドアが施解錠されるので、近接センサ122による携帯機30を携帯した乗員の検知が遅れた場合にも、乗員はドア解錠まで長時間待たされるおそれがなく、メカニカルキーを用いてドアを解錠する必要がない。
以上で本発明の実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々に変形可能である。
例えば、上記実施形態では、メインECU11、車両ECU40、ステアリングロックアッセンブリ16、ドアロックアクチュエータ41などを備え、ID認証がとれた場合にドアロックおよびステアリングロックを解除すると共にエンジンを始動可能なようにドア施解錠制御装置を構成したが、本発明のドア施解錠制御装置をこの様に構成することは必須ではない。例えば、メインECU11にドアロックアクチュエータ41を接続した構成とし、ID認証がとれた場合にメインECU11からのアンロック信号によりドアロックアクチュエータ41を作動させてドアロックを解除するようにしても良い。
また、上記実施形態では、本発明を、直接入力方式および事前認証方式のキーレスオペレーションの双方を実施可能なドア施解錠制御装置に適用した場合について説明したが、本発明は、事前認証方式のキーレスオペレーションのみを実施するドア施解錠制御装置に適用して、同方式のキーレスオペレーションに伴うバッテリの消費電力を抑制することができる。
また、上記実施形態では、焦電型赤外線センサなどの人体検知センサからなる近接スイッチ122を検知センサとして用いたが、これに代えて、光電型や超音波型の人体検知センサ、近接物体の有無によって出力レベルが変化する高周波発振型の近接センサ、カメラ画像に基づいて近接物体の有無を検知する画像認識装置など種々の検知センサを用いることができる。
また、上記実施形態の携帯機30は内蔵のバッテリ306から作動電源を得るものになっているが、車載ユニット10から非接触で電力伝送を受けるように携帯機30を構成可能である。その他の点についても種々に変形可能である。
本発明の一実施形態によるドア施解錠制御装置の主要要素の車両における配置を示す概略平面図である。 ドア施解錠制御装置が備える車載ユニットおよび携帯機の概略ブロック図である。 車載ユニットのメインECUにより実施される照合確認ルーチンのフローチャートである。 車載ユニットの事前認証機能部のCPUにより実施される起動信号出力ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 車載ユニット
10A トリガ入力方式の自動暗号照合機構部
10B 事前認証機能部
11 メインECU
12 ドアハンドルスイッチ
13 ロックスイッチ
14 車室内送信アンテナ
15 車室外送信アンテナ
20、30 バッテリ
22 ドアスイッチ
30 携帯機
41 ドアロックアクチュエータ
111、302 RFアンテナ
112 RF受信回路
113 LF送信回路
121 CPU
122 タイマ
123 スイッチ素子
303 RF送信回路
304 LFアンテナ
305 LF受信回路

Claims (4)

  1. 車両に設けられ車外に返信要求信号を送信する送信機と、
    前記送信機からの前記返信要求信号を受信したとき、ID情報を含む返信信号を出力する携帯機と、
    車両に設けられ前記携帯機からの返信信号を受信する受信機と、
    前記受信機により受信された前記返信信号に基づいてID照合を行い、ドア施解錠を制御するドア施解錠制御部とを有するドア施解錠制御装置において、
    車両に近づく物体を検知する検知センサを備え、
    前記検知センサにより物体を検知したとき、前記送信機から前記返信要求信号を送信することを特徴とするドア施解錠制御装置。
  2. 前記検知センサによる前記物体の検知が所定時間にわたって継続したときに前記送信機からの前記返信要求信号の送信を停止する請求項1記載のドア施解錠制御装置。
  3. 車両に設けられ車外に返信要求信号を送信する送信機と、
    車両に設けられ操作者によるドア解錠要求操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段により操作者のドア解錠要求操作を検知したとき、前記送信機から返信要求信号を送信させる第1送信制御部と、
    前記操作者のドア解錠要求操作に拘わらず前記送信機から返信要求信号を送信させる第2送信制御部と、
    前記送信機からの前記返信要求信号を受信したとき、ID情報を含む返信信号を出力する携帯機と、
    車両に設けられ前記携帯機からの返信信号を受信する受信機と、
    前記受信機により受信された前記返信信号に基づいてID照合を行い、ドア施解錠を制御するドア施解錠制御部とを有するドア施解錠制御装置において、
    車両に近づく物体を検知する検知センサを備え、
    前記検知センサにより物体を検知したとき、前記第2送信制御部から前記送信機に信号送信要求を行うことを特徴とするドア施解錠制御装置。
  4. 前記検知センサによる前記物体の検知が所定時間にわたって継続したときに前記第2送信制御部からの前記信号送信要求を停止する請求項3記載のドア施解錠制御装置。
JP2004316581A 2004-10-29 2004-10-29 ドア施解錠制御装置 Pending JP2006125098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316581A JP2006125098A (ja) 2004-10-29 2004-10-29 ドア施解錠制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316581A JP2006125098A (ja) 2004-10-29 2004-10-29 ドア施解錠制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006125098A true JP2006125098A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36720099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004316581A Pending JP2006125098A (ja) 2004-10-29 2004-10-29 ドア施解錠制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006125098A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004459A1 (fr) 2006-07-06 2008-01-10 Calsonic Kansei Corporation Dispositif sans clé pour véhicule
JP2008138440A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Toto Ltd 自動ドア開閉装置
WO2009013892A1 (ja) * 2007-07-25 2009-01-29 Panasonic Corporation 施錠装置
JP2011058329A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Autonetworks Technologies Ltd ドアロックシステム
CN115476811A (zh) * 2022-10-24 2022-12-16 中国第一汽车股份有限公司 一种机械钥匙解锁闭锁控制方法、系统、装置及其车辆
CN115476818A (zh) * 2022-10-31 2022-12-16 重庆金康赛力斯新能源汽车设计院有限公司 无机械钥匙搭电方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004459A1 (fr) 2006-07-06 2008-01-10 Calsonic Kansei Corporation Dispositif sans clé pour véhicule
US8264324B2 (en) 2006-07-06 2012-09-11 Calsonic Kansei Corporation Keyless device of vehicle
JP2008138440A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Toto Ltd 自動ドア開閉装置
WO2009013892A1 (ja) * 2007-07-25 2009-01-29 Panasonic Corporation 施錠装置
JP2011058329A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Autonetworks Technologies Ltd ドアロックシステム
CN115476811A (zh) * 2022-10-24 2022-12-16 中国第一汽车股份有限公司 一种机械钥匙解锁闭锁控制方法、系统、装置及其车辆
CN115476818A (zh) * 2022-10-31 2022-12-16 重庆金康赛力斯新能源汽车设计院有限公司 无机械钥匙搭电方法
CN115476818B (zh) * 2022-10-31 2024-04-26 重庆金康赛力斯新能源汽车设计院有限公司 无机械钥匙搭电方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7474199B2 (en) In-vehicle device remote control system
US8054158B2 (en) On-vehicle equipment control system
JP4000291B2 (ja) 車両用遠隔ドアロック制御装置
JP6447610B2 (ja) 車両制御システム、車両制御装置
US7394350B2 (en) Power-saving on-vehicle controller
JP6794931B2 (ja) 車両用制御システム
EP1128007A2 (en) Control apparatus and control method
JP5556784B2 (ja) 車両制御システムおよび携帯機
JP2001336321A (ja) 制御装置
KR100817659B1 (ko) 차량 엔진 제어 시스템 및 방법
JP2018071213A (ja) 携帯機器、および携帯機器の制御方法
JP6016089B2 (ja) スマートシステム
JP6693208B2 (ja) スマートキーシステム
JP2006125098A (ja) ドア施解錠制御装置
JP6358003B2 (ja) スマートシステム
JP2010222810A (ja) 車両のキーレスエントリー装置
JP4952358B2 (ja) 車両用ユーザー照合システム
JP4479905B2 (ja) ドア施解錠制御装置
JP2008180078A (ja) パッシブキーレスエントリ
JP2009263901A (ja) キー閉じ込め防止装置
JP2002188505A (ja) 車両用エンジン制御装置
JP2006070587A (ja) ドア施解錠制御装置
JP6238009B2 (ja) スマートキーシステム
JP6629680B2 (ja) 車両制御システム、車両制御装置、携帯機
JP4513954B2 (ja) ドア施解錠制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090916