JP2015072162A - 車両用近距離無線通信システム - Google Patents

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雅巳 瀧川
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直樹 林
淳 藤山
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淳 藤山
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Abstract

【課題】複数のアンテナ間でクロストークが生じる場合においても、スマートキーの位置を正確に検知する車両用近距離無線通信システムを提供する。
【解決手段】この車両用近距離無線通信システムは、複数のアンテナを有し、車両に搭載される車載器と、前記車載器との間で無線通信を行う携帯機とを備える車両用近距離無線通信システムであって、前記車載器は、前記携帯機を呼び出す呼出信号と共に、第1バーストを第1アンテナから送信し、前記第1バーストに続けて、第2バーストを第2アンテナから送信し、前記携帯機は、前記車載器から送信された信号を受信し、受信した信号に含まれる前記第1バースト及び前記第2バーストからそれぞれ受信信号強度を計測し、計測した各受信信号強度と所定の閾値との閾値判定の結果に基づいて、前記車載器への応答を行う構成を採る。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザが所持するキーと、車両との間で近距離無線通信を行う車両用近距離無線通信システムに関する。
近年、車両のドアの施錠及び解錠を行う方式として、キーレスエントリー方式を進化させたスマートエントリー方式が普及しつつある。キーレスエントリー方式は、キーに設けられたボタンを押下することにより、車両ドアの施錠及び解錠を行うものであり、キーを使用するためにはキーをカバン、ポケットなどから取り出す必要がある。
これに対して、スマートエントリー方式は、車両とキー(以下、「スマートキー」という)に近距離の無線機能を持たせ、車両とスマートキーとの無線通信によって車両ドアの施錠及び解錠を行うものである。具体的には、ユーザは、スマートキーをカバン、ポケットに入れたまま、車両ドアが施錠中に車両のタッチセンサをタッチするだけで解錠し、車両ドアが解錠中にタッチセンサをタッチするだけで施錠する。また、スマートエントリー方式では、スマートキーが車両内部で検出された場合には、車両の鍵穴にキーを挿すことなく、エンジンを始動することも可能となっている。このようなことから、スマートキーが車両内部に存在するのか、車両外部に存在するのかを正確に検出する必要がある。
このスマートエントリー方式では、車両に複数のアンテナと、いずれのアンテナを用いるかを制御するアンテナ制御ユニットが設けられている。アンテナ制御ユニットが大電力の信号を所望のアンテナに伝送する際、無信号状態にすべき他のアンテナにも相応する弱い信号が供給されることがある。いわゆる、クロストークと言われる問題である。
例えば、車両内部に設けられたアンテナがスマートキー検出のためにスマートキーの方向に大電力の信号を発信する時、車両外部に設けられたアンテナも、小電力ではあるがスマートキーにより検出可能な信号を発信する。このとき、スマートキーが外部アンテナの直ぐ近くにあると、スマートキーは車両内にあるものとして識別及び測位されてしまう。例えば、ユーザがスマートキーをズボンの後ろポケット等に入れたまま車両の外にいて、一般にアンテナが組み込まれているドアハンドルに背を向けているような場合、スマートキーは車両内にあるものと見なされる。このような状態では、子供が誤ってエンジンを始動しまうようなことも考えられる。
そこで、このような事態を回避するため、例えば、特許文献1に開示の技術が知られている。特許文献1には、第1のアンテナに送信する符号化信号の空き時間に、第2のアンテナに妨害信号を送信することにより、第2のアンテナを無信号状態とする技術が開示されている。
特開2004−129228号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術では、左フロントドアに第1のアンテナが設けられ、右フロントドアに第2のアンテナが設けられ、これらのアンテナ間の距離が離れているため、各アンテナからの信号の到達範囲は重ならないが、一般的なスマートエントリー方式では、車内にもアンテナが設けられており、車内のアンテナ(例えば、第1のアンテナに相当)とフロントドアのアンテナ(例えば、第2のアンテナに相当)とが近いため、これらのアンテナの信号到達範囲が重なることがある。このような状況において、フロントドアのアンテナを無信号状態とした場合、信号到達範囲が重なる領域において車内のアンテナも無信号状態となってしまい、この領域にスマートキーが存在しても検知できなくなってしまう。
本発明の目的は、複数のアンテナ間でクロストークが生じる場合においても、スマートキーの位置を正確に検知する車両用近距離無線通信システムを提供することである。
本発明の車両用近距離無線通信システムは、複数のアンテナを有し、車両に搭載される車載器と、前記車載器との間で無線通信を行う携帯機とを備える車両用近距離無線通信システムであって、前記車載器は、前記携帯機を呼び出す呼出信号と共に、第1バーストを第1アンテナから送信し、前記第1バーストに続けて、第2バーストを第2アンテナから送信し、前記携帯機は、前記車載器から送信された信号を受信し、受信した信号に含まれる前記第1バースト及び前記第2バーストからそれぞれ受信信号強度を計測し、計測した各受信信号強度と所定の閾値との閾値判定の結果に基づいて、前記車載器への応答を行う構成を採る。
本発明によれば、複数のアンテナ間でクロストークが生じる場合においても、スマートキーの位置を正確に検知することができる。
車両に設けられたスマートエントリー用のアンテナの位置を示す図 本発明の実施の形態1に係るスマートエントリーシステムの概略構成を示す図 図2に示した車載器側マイコンが各アンテナから送信させる信号及びそのタイミングを示す図 図2に示したスマートキー側マイコンの動作手順を示すフロー図 車両を上方から見たときに車両に対してスマートキーが位置する可能性のあるエリアを示す図 本発明の実施の形態2に係る車載器側マイコンが各アンテナから送信させる信号及びそのタイミングを示す図 本発明の実施の形態2に係るスマートキー側マイコンの動作手順を示すフロー図 車両を上方から見たときに車両に対してスマートキーが位置する可能性のあるエリアを示す図 本発明の実施の形態3に係る車載器側マイコンが各アンテナから送信させる信号及びそのタイミングを示す図 本発明の実施の形態3に係るスマートキー側マイコンの動作手順を示すフロー図 車両を上方から見たときに車両に対してスマートキーが位置する可能性のあるエリアを示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、車両に設けられたスマートエントリー用のアンテナの位置を示す図である。図1では、車内には、車内前方アンテナ(以下、「Fアンテナ」という)111、車内中央アンテナ(以下、「Mアンテナ」という)112、車内後方アンテナ(以下、「Rアンテナ」という)113の3つのアンテナが設けられている。
また、車外には、車外運転席側ドアハンドルアンテナ(以下、「FRDRアンテナ」という)114、車外助手席側ドアハンドルアンテナ(以下、「FRASアンテナ」という)115、車外テールゲート側アンテナ(以下、「TGアンテナ」という)116の3つが設けられている。
本発明の実施の形態1では、FRDRアンテナまたはFRASアンテナ付近、すなわち、車外にスマートキーが存在する場合にエンジンが始動できてしまうことを防止する場合について説明する。なお、以下の説明では、スマートキーがFRASアンテナ付近に存在するものとする。
図2は、本発明の実施の形態1に係るスマートエントリーシステム100の概略構成を示す図である。スマートエントリーシステム100は、車両に設けられる車載器110と、ユーザ等が所持するスマートキー130(携帯機に相当)とからなる。
車載器110は、複数の送信アンテナ111〜116と、送信部121〜126と、RF受信アンテナ117と、RF受信部127と、車載器側マイコン(アンテナ制御ユニットともいう)128とを備えている。
複数の送信アンテナ111〜116は、車内に設けられたFアンテナ111、Mアンテナ112、Rアンテナ113、車外に設けられたFRDRアンテナ114、FRASアンテナ115、TGアンテナ116である。
送信部121〜126は、複数の送信アンテナ111〜116にそれぞれ接続されており、車載器側マイコン128から出力された信号に変調、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施した信号をいずれかの送信アンテナから送信する。
RF受信アンテナ117は、スマートキー130から送信されたRF(Radio Frequency)信号を受信し、RF受信部127は、RF受信アンテナ117が受信した信号に復調等の受信処理を施し、受信処理を施した信号を車載器側マイコン128に出力する。
車載器側マイコン128は、複数の送信アンテナ111〜116のいずれを用いるかを制御したり、スマートキー130の検知を確認して、車両ドアの施錠または解錠を制御したり、エンジンの始動を許可したりする。
一方、スマートキー130は、受信アンテナ131と、受信部132と、スマートキー側マイコン133と、RF送信部134と、RF送信アンテナ135とを備えている。
受信アンテナ131は、車載器110の各アンテナ111〜116から送信された信号を受信し、受信部132は、受信アンテナ131が受信した信号に復調等の受信処理を施し、受信処理を施した信号をスマートキー側マイコン133に出力する。
スマートキー側マイコン133は、受信部132から出力された信号からRSSI(Received Signal Strength Indicator)を計測し、計測したRSSIと所定の閾値との大小判定を行い、判定の結果に応じてRFレスポンスをRF送信部134に出力する。なお、スマートキー側マイコン133の詳細な動作については後述する。
RF送信部134は、スマートキー側マイコン133から出力されたRFレスポンスに変調、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施したRFレスポンスをRF送信アンテナ135から車載器110に送信する。
図3は、図2に示した車載器側マイコン128が各アンテナ111〜116から送信させる信号及びそのタイミングを示す図である。車載器側マイコン128は、Fアンテナ111、Mアンテナ112、Rアンテナ113の各アンテナから順次、呼出信号及びRSSIバーストを送信する度に、FRDR及びFRAS用のRSSIバーストを送信する。図3では、一例としてFアンテナ111から信号を送信する際の様子を示している。
図3において、呼出信号は、スリープ状態のスマートキー130をウェイクアップさせるための信号、車載器側110とスマートキー130とのペアを認証するためのID、及び、予備ビットを含む。なお、スリープ状態とは、呼出信号を受信したらウェイクアップする状態をいう。また、予備ビットの詳細については後述する。Fアンテナ用RSSIバーストは、スマートキー130がFアンテナ111からのRSSI(受信信号強度)を測定するための連続的な信号である。呼出信号からFアンテナ用RSSIバーストまでは既存のフォーマットである。
また、同様に、FRDR用RSSIバースト及びFRAS用RSSIバーストは、各アンテナからのRSSIを測定するための連続的な信号である。
なお、図3では、Fアンテナ111から信号を送信する場合を示したが、Mアンテナ112、Rアンテナ113から送信する際も同様である。
このような信号を受信したスマートキー130では、各RSSIバーストからRSSIを測定し、測定したRSSIと所定の閾値との閾値判定を行って、閾値判定の結果に基づいてスマートキー130の位置を検出する。ここでは、スマートキー130がFRASアンテナ115付近に存在するものとしているので、スマートキー130は、Fアンテナ111からの呼び出しには応答しない。
次に、予備ビットについて説明する。予備ビットは、既存のフォーマットにおいて「0000」が設定されており、予備ビットに後続する各アンテナ用のRSSIバーストの判定を指示するものである。本実施の形態では、予備ビット「1000」に、既存のフォーマットにFRDR用RSSIバースト、及び、FRAS用RSSIバーストが後続し、これらのRSSIを計測する指示が割り当てられている。すなわち、図3に示した呼出信号に含まれる予備ビットには「1000」が設定されている。
次に、図2に示したスマートキー側マイコン133の詳細な動作について図4及び図5を用いて説明する。図4は、スマートキー側マイコン133の動作手順を示すフロー図である。また、図5は、車両を上方から見たときに車両に対してスマートキーが位置する可能性のあるエリアを示す図である。
図4において、ステップST201では、スマートキー側マイコン133は、Fアンテナから呼出信号を受信し、ステップST202では、呼出信号に含まれる予備ビットが「1000」であるか否かを判定する。予備ビットが「1000」ではない場合には(ステップST202:NO)、ステップST203に移行し、予備ビットが「1000」である場合には(ステップST202:YES)、ステップST207に移行する。
ステップST203では、スマートキー側マイコン133は、呼出信号に含まれる予備ビットが「0100」であるか否かを判定する。予備ビットが「0100」ではない場合には(ステップST203:NO)、ステップST204に移行し、予備ビットが「0100」である場合には(ステップST203:YES)、図7のフローに移行する。
ステップST204では、スマートキー側マイコン133は、呼出信号に含まれる予備ビットが「0000」であるか否かを判定する。予備ビットが「0000」ではない場合には(ステップST204:NO)、ステップST219に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。一方、予備ビットが「0000」である場合には(ステップST204:YES)、ステップST205に移行する。
ステップST205では、スマートキー側マイコン133は、車内の各アンテナ(ここでは、例えば、Fアンテナ)用RSSIバーストを計測し、ステップST206では、車内のFアンテナからのRSSIが所定の閾値F(Fアンテナの有効到達範囲を示す閾値)を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST206:YES)、ステップST218に移行し、超えない場合には(ステップST206:NO)、ステップST219に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST202において予備ビットが「1000」である場合には(ステップST202:YES)、ステップST207において、車内の各アンテナ(ここでは、例えば、Fアンテナ)用RSSIバーストを計測する。このとき、ADコンバーター(以下、「ADC」という)の分解能を10ビット、平均化回数を64回とする。
ステップST208では、スマートキー側マイコン133は、ADCを設定して、分解能を10ビット、平均化回数を4回とし、ステップST209では、FRDR用のRSSIバーストを計測する。
ステップST210では、車内のFアンテナからのRSSIが所定の閾値Fを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST210:YES)ステップST211に移行し、超えない場合には(ステップST210:NO)、スマートキー130が図5に示す車両から離れた位置(ケース1)に存在するものとし、ステップST219に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST211では、車外のFRDRアンテナからのRSSIが所定の閾値bを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST211:YES)ステップST212に移行し、超えない場合には(ステップST211:NO)ステップST213に移行する。
ステップST212では、スマートキー側マイコン133は、スマートキー130が図5に示すFRDRアンテナ付近(ケース2)に存在すると判定し、ステップST219に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST213では、スマートキー側マイコン133は、ADCを設定して、分解能を10ビット、平均化回数を4回とし、ステップST214では、FRAS用のRSSIバーストを計測する。
ステップST215では、スマートキー側マイコン133は、車内のFアンテナからのRSSIが所定の閾値Fを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST215:YES)ステップST216に移行し、超えない場合には(ステップST215:NO)、スマートキー130が図5に示す車両から離れた位置(ケース1)に存在するものとし、ステップST219に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST216では、スマートキー側マイコン133は、車外のFRASアンテナからのRSSIが所定の閾値b(クロストーク閾値と同じ値)を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST216:YES)ステップST217に移行し、超えない場合には(ステップST216:NO)ステップST218に移行する。
ステップST217では、スマートキー側マイコン133は、スマートキー130が図5に示すFRASアンテナ付近(ケース2’)に存在すると判定し、ステップST219に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST218では、スマートキー130が図5に示す車内(ケース4)に存在するものとし、スマートキー側マイコン133はRFレスポンスを車両に送信する。
このように、スマートキー側マイコン133は、車内の各アンテナ用RSSIバーストから計測したRSSIと所定の閾値Fとの閾値判定を行う。このRSSIが閾値Fを超えた場合、車内にスマートキー130が存在する可能性が高いが、クロストークの影響で車外に存在する可能性も排除できないので、スマートキー側マイコン133は、FRDR用RSSIバースト及びFRAS用RSSIバーストからそれぞれ計測したRSSIと所定の閾値bとの閾値判定を行う。この閾値判定の結果、RSSIが閾値bより大きいと判定された場合、該当するアンテナ付近の車外にスマートキー130が存在することが分かる。よって、新たにハードウェアを追加することなく、スマートキーの位置検知を安価に実現することができる。
このように、実施の形態1によれば、車内の各アンテナから順次、呼出信号及びRSSIバーストを送信する度に、FRDR及びFRAS用のRSSIバーストを送信し、スマートキーが受信した各RSSIバーストからRSSIを測定し、測定したRSSIと所定の閾値との閾値判定を行う。これにより、閾値判定の結果に基づいて、スマートキーの位置を正確に検知することができる。このため、FRDRアンテナまたはFRASアンテナ付近、すなわち、車外にスマートキーが存在する場合にエンジンが始動できてしまうことを防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、一方のドアアンテナ(FRDRアンテナ又はFRASアンテナ)付近にスマートキーが存在する場合に他方のドアからのエントリーを防止する場合について説明する。なお、以下の説明では、スマートキーがFRASアンテナ付近に存在するものとする。また、本実施の形態に係るスマートエントリーシステムの構成は、実施の形態1の図2に示した構成と同様であるので、必要に応じて図2を援用して説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る車載器側マイコン128が各アンテナから送信させる信号及びそのタイミングを示す図である。車載器110では、Fアンテナ111、Mアンテナ112、Rアンテナ113の各アンテナから順次、待機指示信号及びRSSIバーストを送信した後、FRDRアンテナ114から呼出信号及びFRDR用RSSIバーストを送信し、さらに、FRASアンテナ115からFRAS用RSSIバーストを送信する。Fアンテナ111の待機指示信号からFRDR用RSSIバーストまでは既存のフォーマットである。
このような信号を受信したスマートキー130では、車内の各アンテナからの待機指示信号を受信すると、待機状態を維持する。なお、待機状態とは、呼出信号を受信しても、呼出信号を無視することをいう。そして、スマートキー130は、FRDRアンテナ114からの呼出信号を受信すると、FRDR用RSSIバースト及びFRAS用RSSIバーストからそれぞれRSSIを測定し、測定したRSSIと所定の閾値との閾値判定を行って、スマートキー130の位置を検出する。ここでは、スマートキー130がFRASアンテナ115付近に存在するものとしているので、スマートキー130は、FRDRアンテナ114からの呼び出しには応答しない。
次に、図6に示した呼出信号に含まれる予備ビットについて説明する。本実施の形態では、予備ビット「0100」に、既存のフォーマットにFRAS用RSSIバーストが後続し、このRSSIを計測する指示が割り当てられている。すなわち、図6に示した呼出信号に含まれる予備ビットには「0100」が設定されている。
次に、本発明の実施の形態2に係るスマートキー側マイコン133の詳細な動作について図7及び図8を用いて説明する。図7は、スマートキー側マイコン133の動作手順を示すフロー図である。また、図8は、車両を上方から見たときに車両に対してスマートキーが位置する可能性のあるエリアを示す図である。
図7において、ステップST301では、スマートキー側マイコン133は、FRDRアンテナ114から呼出信号を受信し、ステップST302では、呼出信号に含まれる予備ビットが「0100」であるか否かを判定する。予備ビットが「0100」ではない場合には(ステップST302:NO)、ステップST303に移行し、予備ビットが「0100」である場合には(ステップST302:YES)、ステップST306に移行する。
ステップST303では、スマートキー側マイコン133は、呼出信号に含まれる予備ビットが「0000」であるか否かを判定する。予備ビットが「0000」ではない場合には(ステップST303:NO)、ステップST317に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。一方、予備ビットが「0000」である場合には(ステップST303:YES)、ステップST304に移行する。
ステップST304では、スマートキー側マイコン133は、車内の各アンテナ(ここでは、例えば、Fアンテナ)用RSSIバーストを計測し、ステップST305では、車内のFアンテナからのRSSIが所定の閾値F(Fアンテナの有効到達範囲を示す閾値)を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST305:YES)、ステップST314に移行し、超えない場合には(ステップST305:NO)、ステップST317に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST302において予備ビットが「0100」である場合には(ステップST302:YES)、ステップST306において、FRDR用RSSIバーストを計測する。このとき、ADCの分解能を10ビット、平均化回数を64回とする。
ステップST307では、スマートキー側マイコン133は、待機中であるか否かを判定し、待機中である場合には(ステップST307:YES)、ステップST308に移行し、待機中ではない場合には(ステップST307:NO)、ステップST310に移行する。
ステップST308では、スマートキー側マイコン133は、FRDR用のRSSIが所定のクロストーク閾値を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST308:YES)、ステップST309において、待機状態を解除し、超えない場合には(ステップST308:NO)ステップST316に移行する。なお、ST309では、スマートキー130が図8に示すFRDRアンテナ114付近(ケース3)に存在するものとする。
ステップST310では、スマートキー側マイコン133は、FRAS用RSSIバーストを計測し、ステップST311では、FRDR用のRSSIが所定の閾値を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST311:YES)ステップST312に移行し、超えない場合には(ステップST311:NO)、スマートキー130が図8に示す車両から離れた位置(ケース1)に存在するものとし、ステップST317に移行する。
ステップST312では、スマートキー側マイコン133は、FRDR用のRSSIがFRAS用のRSSIを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST312:YES)ステップST313に移行し、超えない場合には(ステップST312:NO)、ST315に移行し、スマートキー130が図8に示すFRASアンテナ115付近(ケース5)に存在するものとし、ステップST317に移行する。
ステップST313では、スマートキー側マイコン133は、スマートキー130がFRDRアンテナ付近に存在すると判定し、ステップST314では、スマートキー130が図8に示すFRDRアンテナ114付近(ケース3)に存在するものとし、RFレスポンスを車両に送信する。
ステップST315では、スマートキー側マイコン133は、スマートキー130がFRASアンテナ付近に存在すると判定し、ステップST317に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST316では、スマートキー130が図8に示す車内(ケース4またはケース4’)に存在するものとし、スマートキー側マイコン133は、待機終了まで待機を継続し、ステップST317では、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
このように、スマートキー側マイコン133は、FRDR用RSSIバーストから計測したRSSIと所定の閾値との閾値判定を行う。このRSSIが閾値を超えた場合、FRDRアンテナ114付近にスマートキー130が存在する可能性が高いが、クロストークの影響でFRASアンテナ115付近に存在する可能性も排除できないので、スマートキー側マイコン133は、FRDR用RSSIバースト及びFRAS用RSSIバーストからそれぞれ計測したRSSI同士で大小判定を行う。この判定の結果、RSSIが大きいと判定された側のアンテナ付近にスマートキー130が存在することが分かる。
このように、実施の形態2によれば、FRDRアンテナから呼出信号及びFRDR用RSSIバーストを送信し、さらに、FRASアンテナからFRAS用RSSIバーストを送信し、スマートキーが受信した各RSSIバーストからRSSIを測定し、RSSI同士で大小判定を行う。これにより、大小判定の結果に応じて、スマートキーの位置を正確に検知することができ、一方のドアアンテナ付近にスマートキーが存在する場合に他方のドアからのエントリーを防止することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3では、一方のドアアンテナ(FRDRアンテナ又はFRASアンテナ)付近にスマートキーが存在する場合にテールゲートの解錠を防止する場合について説明する。なお、以下の説明では、スマートキーがFRASアンテナ付近に存在するものとする。また、本実施の形態に係るスマートエントリーシステムの構成は、実施の形態1の図2に示した構成と同様であるので、必要に応じて図2を援用して説明する。
図9は、本発明の実施の形態3に係る車載器側マイコン128が各アンテナから送信させる信号及びそのタイミングを示す図である。車載器110では、Fアンテナ111、Mアンテナ112、Rアンテナ113の各アンテナから順次、待機指示信号及びRSSIバーストを送信した後、TGアンテナ116から呼出信号及びTG用RSSIバーストを送信し、さらに、FRDRアンテナ114からFRDR用RSSIバースト、FRASアンテナ115からFRAS用RSSIバーストを送信する。Fアンテナ111の待機指示信号からTG用RSSIバーストまでは既存のフォーマットである。
このような信号を受信したスマートキー130では、車内の各アンテナからの待機指示信号を受信すると、待機状態を維持し、TGアンテナ116からの呼出信号を受信すると、TG用RSSIバースト、FRDR用RSSIバースト及びFRAS用RSSIバーストからそれぞれRSSIを測定し、測定したRSSIと所定の閾値との閾値判定を行って、スマートキー130の位置を検出する。ここでは、スマートキー130がFRASアンテナ115付近に存在するものとしているので、スマートキー130は、TGアンテナ116からの呼び出しには応答しない。
なお、図9に示した呼出信号に含まれる予備ビットは、実施の形態1と同様であり、予備ビット「1000」に、既存のフォーマットにFRDA用RSSIバースト、及び、FRAS用RSSIバーストが後続し、これらのRSSIを計測する指示が割り当てられている。
次に、本発明の実施の形態3に係るスマートキー側マイコン133の詳細な動作について図10及び図11を用いて説明する。図10は、スマートキー側マイコン133の動作手順を示すフロー図である。また、図11は、車両を上方から見たときに車両に対してスマートキーが位置する可能性のあるエリアを示す図である。
図10において、ステップST401では、スマートキー側マイコン133は、TGアンテナから呼出信号を受信し、ステップST402では、呼出信号に含まれる予備ビットが「1000」であるか否かを判定する。予備ビットが「1000」ではない場合には(ステップST402:NO)、ステップST403に移行する。
ステップST403では、スマートキー側マイコン133は、呼出信号に含まれる予備ビットが「0100」であるか否かを判定する。予備ビットが「0100」ではない場合には(ステップST403:NO)、ステップST404に移行し、予備ビットが「0100」である場合には(ステップST403:YES)、図7のフローに移行する。
ステップST404では、スマートキー側マイコン133は、呼出信号に含まれる予備ビットが「0000」であるか否かを判定する。予備ビットが「0000」ではない場合には(ステップST404:NO)、ステップST423に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。一方、予備ビットが「0000」である場合には(ステップST404:YES)、ステップST405に移行する。
ステップST405では、スマートキー側マイコン133は、TG用RSSIバーストを計測し、ステップST406では、TGアンテナからのRSSIが所定の閾値TG(TGアンテナの有効到達範囲を示す閾値)を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST406:YES)、ステップST421に移行し、超えない場合には(ステップST406:NO)、ステップST423に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST402において予備ビットが「1000」である場合には(ステップST402:YES)、ステップST407において、TG用RSSIバーストを計測する。このとき、ADCの分解能を10ビット、平均化回数を64回とする。
ステップST408では、スマートキー側マイコン133は、待機中であるか否かを判定し、待機中である場合には(ステップST408:YES)、ステップST409に移行し、待機中ではない場合には(ステップST408:NO)、ステップST411に移行する。
ステップST409では、スマートキー側マイコン133は、TG用のRSSIが所定のクロストーク閾値を超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST409:YES)、ステップST410において、待機状態を解除し、超えない場合には(ステップST409:NO)ステップST422に移行する。なお、ST410では、スマートキー130が図11に示すTGアンテナ付近(ケース5)、FRDRアンテナ付近(ケース2)、またはFRASアンテナ付近(ケース2’)に存在するものとする。
ステップST411では、スマートキー側マイコン133は、ADCを設定して、分解能を10ビット、平均化回数を4回とし、ステップST412では、FRDR用RSSIバーストを計測する。
ステップST413では、スマートキー側マイコン133は、TG用のRSSIが所定の閾値TGを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST413:YES)ステップST414に移行し、超えない場合には(ステップST413:NO)、スマートキー130が図11に示す車両から離れた位置(ケース1)に存在するものとし、ステップST423に移行する。
ステップST414では、スマートキー側マイコン133は、FRDR用のRSSIが所定の閾値bを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST414:YES)ステップST415に移行し、超えない場合には(ステップST414:NO)、ステップST416に移行する。
ステップST415では、スマートキー側マイコン133は、スマートキー130がFRDRアンテナ付近(ケース2)に存在すると判定し、ステップST423に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST416では、スマートキー側マイコン133は、ADCを設定して、分解能を10ビット、平均化回数を4回とし、ステップST417では、FRAS用のRSSIバーストを計測する。
ステップST418では、スマートキー側マイコン133は、TG用のRSSIが所定の閾値TGを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST418:YES)ステップST419に移行し、超えない場合には(ステップST418:NO)、ステップST423に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST419では、スマートキー側マイコン133は、FRAS用のRSSIが所定の閾値bを超えるか否かを判定し、超える場合には(ステップST419:YES)ステップST420に移行し、超えない場合には(ステップST419:NO)、ステップST421に移行する。
ステップST420では、スマートキー側マイコン133は、スマートキー130がFRASアンテナ115付近(ケース2’)に存在すると判定し、ステップST423に移行して、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
ステップST421では、スマートキー130が図11に示すTGアンテナ付近(ケース4またはケース5)に存在するものとし、スマートキー側マイコン133はRFレスポンスを車両に送信する。
ステップST422では、スマートキー130が図11に示す車内(ケース3またはケース3’)に存在するものとし、スマートキー側マイコン133は、待機終了まで待機を継続し、ステップST423では、スマートキー130はスリープ状態に遷移する。
このように、スマートキー側マイコン133は、TG用RSSIバーストから計測したRSSIと所定の閾値TGとの閾値判定を行う。このRSSIが閾値TGを超えた場合、テールゲート付近にスマートキー130が存在する可能性が高いが、クロストークの影響で他の位置に存在する可能性も排除できないので、スマートキー側マイコン133は、FRDR用RSSIバースト及びFRAS用RSSIバーストからそれぞれ計測したRSSIと所定の閾値bとの閾値判定を行う。この閾値判定の結果、RSSIが閾値bより大きいと判定された場合、該当するアンテナ付近の車外にスマートキー130が存在することが分かる。
このように、実施の形態3によれば、TGアンテナから呼出信号及びTG用RSSIバーストを送信し、さらに、FRDR及びFRAS用のRSSIバーストを送信し、スマートキーが受信した各RSSIバーストからRSSIを測定し、測定したRSSIと所定の閾値との閾値判定を行う。これにより、閾値判定の結果に基づいて、スマートキーの位置を正確に検知することができ、一方のドアアンテナ(FRDRアンテナ又はFRASアンテナ)付近にスマートキーが存在する場合にテールゲートの解錠を防止することができる。
なお、車内の各アンテナからの待機指示信号がFRDRアンテナ114またはFRASアンテナ115から漏れて、FRASアンテナ115付近に位置するスマートキー130が待機状態となり、さらに、TGアンテナ116からの呼出信号がFRDRアンテナ114またはFRASアンテナ115から漏れて、スマートキー130の待機状態が解除された場合においても、本実施の形態を適用することができる。
以上、実施の形態について説明した。
なお、上記各実施の形態では、スマートキーという名称で説明したが、スマートキーは、FOBキー、電子キー、携帯キー、バッジなどともいう。
また、上記各実施の形態では、スマートキー側マイコン133がRSSIの計測、閾値判定等を行うものとして説明したが、スマートキー側マイコン133がRSSIを計測し、計測したRSSIを車載器側マイコン128に送信して、車載器側マイコン128が閾値判定等を行うようにしてもよい。
本発明にかかる車両用近距離無線通信システムは、スマートキーの位置を正確に検知するのに有用である。
110 車載器
111 Fアンテナ
112 Mアンテナ
113 Rアンテナ
114 FRDRアンテナ
115 FRASアンテナ
116 TGアンテナ
117 RF受信アンテナ
121〜126 送信部
127 RF受信部
128 車載器側マイコン
130 スマートキー
131 受信アンテナ
132 受信部
133 スマートキー側マイコン
134 RF送信部
135 RF送信アンテナ

Claims (7)

  1. 複数のアンテナを有し、車両に搭載される車載器と、前記車載器との間で無線通信を行う携帯機とを備える車両用近距離無線通信システムであって、
    前記車載器は、前記携帯機を呼び出す呼出信号と共に、第1バーストを第1アンテナから送信し、前記第1バーストに続けて、第2バーストを第2アンテナから送信し、
    前記携帯機は、前記車載器から送信された信号を受信し、受信した信号に含まれる前記第1バースト及び前記第2バーストからそれぞれ受信信号強度を計測し、計測した各受信信号強度と所定の閾値との閾値判定の結果に基づいて、前記車載器への応答を行う、
    車両用近距離無線通信システム。
  2. 前記車載器は、前記車両の一方の側のドアに設けられた第1アンテナから前記第1バーストを送信する場合、前記車両の他方の側のドアに設けられた第2アンテナから前記第2バーストを送信する、
    請求項1に記載の車両用近距離無線通信システム。
  3. 前記携帯機は、前記第1バーストから計測した第1受信信号強度が所定の第1閾値を超える場合、前記第1受信信号強度と、前記第2バーストから計測した第2受信信号強度とを比較し、前記第2受信信号強度が前記第1受信信号強度より大きい場合には、前記応答を行わない、
    請求項2に記載の車両用近距離無線通信システム。
  4. 前記車載器は、前記複数のアンテナのうち、車内に設けられた車内アンテナまたはテールゲートに設けられた車外アンテナから前記第1バーストを送信する場合、前記第2バーストに続けて、第3バーストを第3アンテナから送信する、
    請求項1に記載の車両用近距離無線通信システム。
  5. 前記携帯機は、前記第1バーストから計測した第1受信信号強度が所定の第1閾値を超え、前記第2バーストから計測した第2受信信号強度が所定の第2閾値未満であり、かつ、前記第3バーストから計測した第3受信信号強度が前記第2閾値を超える場合には、前記応答を行わない、
    請求項4に記載の車両用近距離無線通信システム。
  6. 前記携帯機は、待機状態にあるとき、前記第1バーストから計測した第1受信信号強度が所定の第1閾値を超える場合、前記待機状態を解除する、
    請求項1に記載の車両用近距離無線通信システム。
  7. 密閉体によって構成された密閉空間内部に設けられた複数のアンテナと、前記密閉空間内に設けられた第1の通信機器と、前記第1の通信機器との間で無線通信を行う携帯可能な第2の通信機器とを備える近距離無線通信システムであって、
    前記第1の通信機器は、前記第2の通信機器を呼び出す呼出信号と共に、第1バーストを第1アンテナから送信し、前記第1バーストに続けて、第2バーストを第2アンテナから送信し、
    前記第2の通信機器は、前記第1の通信機器から送信された信号を受信し、受信した信号に含まれる前記第1バースト及び前記第2バーストからそれぞれ受信信号強度を計測し、計測した各受信信号強度と所定の閾値との閾値判定の結果に基づいて、前記第1の通信機器への応答を行う、
    近距離無線通信システム。
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