JP2023002854A - 電子キーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両におけるリレーアタックを防止することのできる電子キーシステムを提供する。【解決手段】第1の電波を送受信する第1の送受信部及び制御部を備えた人が携帯する携帯機と、前記第1の電波を送受信する第1の送受信部及び制御部を備えた車両に搭載される車載機と、前記人による操作を検出する車両に取り付けられた複数のセンサと、を有し、前記車載機の制御部は、前記複数のセンサのうちの1つのセンサにより、前記人による操作が検出されると、前記車載機と前記携帯機との間において、前記第1の電波による送受信を行い、前記車載機と前記携帯機との間の距離を測定し、前記人による操作が検出されたセンサに対応したアクセス可能領域を設定し、前記距離に基づく前記携帯機の位置が、設定された前記アクセス可能領域内に存在しているか否かの判断を行うことを特徴とする電子キーシステムにより上記課題を解決する。【選択図】 図2

Description

本発明は、電子キーシステムに関するものである。
従来、車両に設置された車載機と、ユーザにより所持される携帯機とを備えるスマートキーレスエントリーシステムが知られている。スマートキーレスエントリーシステムでは、ユーザが車載機の通信エリア内で携帯機を所持しているだけで、携帯機と車載機とが互いに無線通信を行うことにより、車両に搭載された各種装置(例えば、ドアロック、エンジンスタータ等)を、物理的な鍵を使用することなく制御(キーレス制御)することが可能である。
このようなスマートキーレスエントリーシステムを採用した車両の盗難方法として、リレーアタックが知られている。リレーアタックは、リレーアタック機器によって、車載機から送信されたリクエスト信号を、車両から離れたユーザの携帯機まで中継することにより、携帯機にアンサー信号を送信させ、車両を不正にキーレス制御する方法である。
このようなリレーアタックを防止することを目的として、例えば、車載機から送信されるリクエスト信号に含まれる強度測定用信号の信号強度を途中で変化させ、携帯機においてこの信号強度の変化を検出したか否かにより、リレーアタックが行われたか否かを判定する技術が開示されている。この技術によれば、リレーアタック機器から中継されるリクエスト信号は、強度測定用信号の信号強度の変化が再現されたものではないため、携帯機においてこのリクエスト信号がリレーアタックによる不正なものであると判定することができる。
特開2018-91071号公報 特開2019-31872号公報
しかしながら、上記の技術では、十分に車両におけるリレーアタックを防止することができない。このため、より確実に車両におけるリレーアタックを防止することのできる電子キーシステムが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、第1の電波を送受信する第1の送受信部及び制御部を備えた人が携帯する携帯機と、前記第1の電波を送受信する第1の送受信部及び制御部を備えた車両に搭載される車載機と、前記人による操作を検出する車両に取り付けられた複数のセンサと、を有し、前記車載機の制御部は、前記複数のセンサのうちの1つのセンサにより、前記人による操作が検出されると、前記車載機と前記携帯機との間において、前記第1の電波による送受信を行い、前記車載機と前記携帯機との間の距離を測定し、前記人による操作が検出されたセンサに対応したアクセス可能領域を設定し、前記距離に基づく前記携帯機の位置が、設定された前記アクセス可能領域内に存在しているか否かの判断を行うことを特徴とする。
開示の電子キーシステムによれば、車両におけるリレーアタックを防止することができる。
第1の実施の形態における電子キーシステムの車両への配置の説明図 第1の実施の形態における電子キーシステムの構成図 第1の実施の形態における電子キーシステムの説明図(1) 第1の実施の形態における電子キーシステムの説明図(2) 第1の実施の形態における電子キーシステムの説明図(3) 第1の実施の形態における電子キーシステムの説明図(4) 第1の実施の形態における電子キーシステムの説明図(5) 第1の実施の形態における電子キーシステムの制御方法のフローチャート 第2の実施の形態における電子キーシステムの構成図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
ところで、リレーアタックは、リレーアタック機器によって、車載機から送信されたリクエスト信号を、車両から離れたユーザの携帯機まで中継することにより、携帯機にアンサー信号を送信させ、車両を不正にキーレス制御する方法である。従って、車載機から送信されたリクエスト信号を、車両から離れたユーザの携帯機まで中継する必要があることから時間を要する。本発明は、この点に着眼し、リレーアタックを防ぐことに想到したものである。
(電子キーシステム)
第1の実施の形態における電子キーシステムについて、図1及び図2に基づき説明する。本実施の形態における電子キーシステムは、携帯機10、車載機20、第1のドアセンサ31、第2のドアセンサ32、バックドアセンサ33等の複数のセンサを有している。尚、第1のドアセンサ31、第2のドアセンサ32、バックドアセンサ33等は、静電容量方式等によるタッチセンサである。
携帯機10は、車両50の運転手等の人が持ち運ぶ携帯装置であり、制御部11、UWB(Ultra Wide Band)送受信部12、アンテナ13、BLE(Bluetooth Low Energy)(登録商標)送受信部14、アンテナ15、電池16等を有している。
車載機20は、車両50に搭載されており、制御部21、UWB送受信部22、アンテナ23、BLE送受信部24、アンテナ25等を有している。
車載機20、第1のドアセンサ31、第2のドアセンサ32、バックドアセンサ33等の複数のセンサは、車両50に取り付けられている。具体的には、車載機20は車両50の内部に取り付けられており、第1のドアセンサ31は車両50の右側のドアのドアハンドルに取り付けられており、第2のドアセンサ32は車両50の左側のドアのドアハンドルに取り付けられており、バックドアセンサ33は車両50の後方のトランクを開閉するバックドアのドアハンドルに取り付けられている。また、車両50には、車両50を動かすためのエンジンスタートユニット34が設けられている。従って、車両50には、人の操作を検出するための複数のセンサが取り付けられている。
携帯機10と車載機20との間におけるUWBの電波による通信は、例えば、周波数8GHzの電波により、携帯機10のUWB送受信部12、アンテナ13と、車載機20のUWB送受信部22、アンテナ23とを用いてなされる。
また、携帯機10と車載機20との間におけるBLEによる通信は、例えば、周波数2.4GHzの電波により、携帯機10のBLE送受信部14、アンテナ15と、車載機20のBLE送受信部24、アンテナ25とを用いてなされる。
本実施の形態においては、UWBの電波を第1の電波と記載し、UWB送受信部12及びUWB送受信部22を第1の送受信部と記載し、BLEの電波を第2の電波と記載し、BLE送受信部14及びBLE送受信部24を第2の送受信部と記載する場合がある。よって、第1の電波の周波数は第2の電波の周波数よりも高い。
(電子キーシステムの制御)
次に、本実施の形態における電子キーシステムの制御について説明する。
最初に、車両50の運転手等が、車両50の第1のドアセンサ31により検知された場合について考える。この場合には、図3に示されるように、車両50の運転手等が持っている携帯機10は、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に存在している。よって、車両50の運転手等が、車両50の第1のドアセンサ31により検知された場合には、携帯機10と車載機20との距離を、携帯機10のUWB送受信部12のアンテナ13と、車載機20のUWB送受信部22のアンテナ23との距離をUWBの電波を用いて測定し、携帯機10が、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に存在しているか否かを判断する。携帯機10が、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に存在している場合には、車両50において、第1のドアセンサ31が取り付けられているドアの開錠または施錠する制御を行う。
即ち、車両50の運転手等が、車両50の第1のドアセンサ31により検知された場合、車載機20よりUWBの電波を携帯機10に向けて発信し、UWBの電波を受信した携帯機10は折り返し、UWBの電波を車載機20に向けて発信する。携帯機10からのUWBの電波を受信した車載機20では、携帯機10からUWBの電波を送信した時間と、車載機20が携帯機10からのUWBの電波を受信した時間より、携帯機10と車載機20との距離を制御部21等において算出する。このような距離の算出方法は、TOA(Time of Arrival)方式と呼ばれている。
従って、車両50の第1のドアセンサ31により検知された場合には、携帯機10が存在しているものと考えられるアクセス可能領域、例えば、図3に示されるように、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に、携帯機10が存在している場合に、第1のドアセンサ31が取り付けられているドアの開錠または施錠する制御を行う。
車載機20において算出された距離に基づく携帯機10の位置が、車載機20より半径が1m未満の領域や、半径が3m以上の領域に存在している場合や、図4に示されるように、携帯機10が車載機20より半径が5m以上の領域に存在している場合には、携帯機10の所有者ではない人等による操作であるものと考えられるため、第1のドアセンサ31が取り付けられているドアの開錠または施錠する操作は行わない。
次に、車両50の運転手等が、車両50の第2のドアセンサ32により検知された場合について考える。この場合には、図5に示されるように、車両50の運転手等が持っている携帯機10は、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に存在している。
よって、第1のドアセンサ31の場合と同様に、車両50の運転手等が、車両50の第2のドアセンサ32により検知された場合には、携帯機10と車載機20との距離を、携帯機10のUWB送受信部12のアンテナ13と、車載機20のUWB送受信部22のアンテナ23との距離をUWBの電波を用いて測定し、携帯機10が、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に存在しているか否かを判断する。携帯機10が、車載機20より半径が1m以上、3m未満の領域に存在している場合には、車両50において、第2のドアセンサ32が取り付けられているドアの開錠または施錠する制御を行う。
尚、車載機20において算出された距離に基づく携帯機10の位置が、車載機20より半径が1m未満の領域や、半径が3m以上の領域に存在している場合や、図4に示されるように、携帯機10が車載機20より半径が5m以上の領域に存在している場合には、第2のドアセンサ32が取り付けられているドアの開錠または施錠する操作は行わない。
次に、車両50の運転手等が、車両50のバックドアセンサ33により検知された場合について考える。この場合には、図6に示されるように、車両50の運転手等が持っている携帯機10は、車載機20より半径が3m以上、5m未満の領域に存在している。よって、車両50の運転手等が、車両50のバックドアセンサ33により検知された場合には、携帯機10と車載機20との距離を、携帯機10のUWB送受信部12のアンテナ13と、車載機20のUWB送受信部22のアンテナ23との距離をUWBの電波を用いて測定し、携帯機10が、車載機20より半径が3m以上、5m未満の領域に存在しているか否かを判断する。携帯機10が、車載機20より半径が3m以上、5m未満の領域に存在している場合には、車両50において、バックドアセンサ33が取り付けられているバックドアの開錠または施錠する制御を行う。
従って、車両50の運転手等が、車両50のバックドアセンサ33により検知された場合には、携帯機10と車載機20との距離を制御部21等において算出し、算出された距離に基づき、携帯機10が存在しているものと考えられるアクセス可能領域、例えば、図6に示されるように、車載機20より半径が3m以上、5m未満の領域に、携帯機10が存在している場合には、バックドアセンサ33が取り付けられているバックドアの開錠または施錠する制御を行う。
車載機20において算出された距離に基づく携帯機10の位置が、車載機20より半径が3m未満の領域や、半径が5m以上の領域に存在している場合には、携帯機10の所有者ではない人等による操作であるものと考えられるため、バックドアセンサ33が取り付けられているバックドアの開錠または施錠をする操作は行わない。
次に、車両50の運転手等が、車両50の内部に乗り込み、エンジンスタートユニット34を操作するため触れた場合について考える。この場合には、図7に示されるように、車両50の運転手等が持っている携帯機10は、車載機20より半径が1m未満の領域に存在している。よって、車両50の運転手等が、車両50のエンジンスタートユニット34を操作するため、触れた場合には、携帯機10と車載機20との距離を、携帯機10のUWB送受信部12のアンテナ13と、車載機20のUWB送受信部22のアンテナ23との距離をUWBの電波を用いて測定し、携帯機10が、車載機20より半径が1m未満の領域に存在しているか否かを判断する。携帯機10が、車載機20より半径が1m未満の領域に存在している場合には、エンジンスタートユニット34を起動し、車両50を動かす制御を行う。
従って、車両50の運転手等が、エンジンスタートユニット34を操作するため触れた場合には、携帯機10と車載機20との距離を制御部21等において算出し、算出された距離に基づき、携帯機10が存在しているものと考えられるアクセス可能領域、例えば、図7に示されるように、車載機20より半径が1m未満の領域に、携帯機10が存在している場合には、エンジンスタートユニット34を起動し、車両50を動かす制御を行う。
車載機20において算出された距離に基づく携帯機10の位置が、車載機20より半径が1m以上の領域に存在している場合には、携帯機10の所有者ではない人等による操作であるものと考えられるため、エンジンスタートユニット34は起動しない。
(電子キーシステムの実際の制御)
次に、本実施の形態における電子キーシステムの実際の制御について、図8に基づき説明する。
最初に、ステップ102(S102)において、車両50におけるセンサ等において、操作が検出される。具体的には、車両50に取り付けられている第1のドアセンサ31、第2のドアセンサ32、バックドアセンサ33、エンジンスタートユニット34のいずれかに触れることにより、操作がなされたことが検出される。
次に、ステップ104(S104)において、検出のなされたセンサに対応して携帯機10のアクセス可能領域を設定する。具体的には、ステップ102において、第1のドアセンサ31または第2のドアセンサ32において検出がなされた場合には、携帯機10のアクセス可能領域を1m以上、3m未満に設定する。バックドアセンサ33において検出がなされた場合には、携帯機10のアクセス可能領域を3m以上、5m未満に設定する。エンジンスタートユニット34において検出がなされた場合には、携帯機10のアクセス可能領域を1m未満に設定する。
次に、ステップ106(S106)において、車載機20と携帯機10との距離を測定するためのUWB通信を開始する。具体的には、車載機20の制御部21における制御に基づき、UWB送受信部22よりアンテナ23を介しUWBの電波を送信する。車載機20より送信されたUWBの電波をアンテナ13を介し携帯機10のUWB送受信部12が受信すると、制御部11の制御により、携帯機10のUWB送受信部12よりアンテナ13を介しUWBの電波を送信する。携帯機10より送信されたUWBの電波をアンテナ23を介し車載機20のUWB送受信部22が受信すると、ステップ108(S108)において、車載機20の制御部21は、車載機20よりUWBの電波を送信した時間と、車載機20よりUWBの電波を受信した時間より、車載機20と携帯機10との距離AXを算出する。
次に、ステップ110(S110)において、車載機20と携帯機10との距離AXに基づき、携帯機10がステップ104において設定されたアクセス可能領域内に存在しているか否かが判断される。携帯機10がステップ104において設定されたアクセス可能領域内に存在している場合には、ステップ102において検出された操作は正常な操作であるものと判断され、ステップ112に移行する。また、携帯機10がステップ104において設定されたアクセス可能領域内に存在していない場合には、ステップ102において検出された操作は不正な操作であるものと判断され、終了する。
次に、ステップ112(S112)において、車載機20と携帯機10との距離AXより、携帯機10の位置が推定され、ステップ114(S114)において、車載機20と携帯機10との間で、BLE通信が開始し、ステップ116(S116)において、ID認証の判断がなされる。ID認証がされた場合には、ステップ118(S118)に移行して、開錠、施錠等の制御信号が送信される。ID認証がされなかった場合には、開錠、施錠等がされることなく終了する。
尚、上記における電子キーシステムの制御は、車載機20の制御部21において行われるが、車両50の内部における他の制御部等により行うことも可能であり、更には、携帯機10の制御部11において行うことも可能である。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態における電子キーシステムは、携帯機と車載機との距離の測定をBLE通信の波長帯域において行うものであり、1つの波長の電波を用いて行うものである。
本実施の形態における電子キーシステムは、図9に示されるように、携帯機110は、車両50の運転手等の人が持ち運ぶ携帯装置であり、制御部11、BLE送受信部14、アンテナ15、電池16等を有している。また、車載機120は、車両50に搭載されており、制御部21、BLE送受信部24、アンテナ25等を有している。本実施の形態においては、距離の測定と通信とは、ともにBLEの電波を用いて行う。従って、本実施の形態においては、BLEの電波が第1の電波となり、BLE送受信部14及びBLE送受信部24が第1の送受信部として機能する。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
10 携帯機
11 制御部
12 UWB送受信部
13 アンテナ
14 BLE送受信部
15 アンテナ
16 電池
20 車載機
21 制御部
22 UWB送受信部
23 アンテナ
24 BLE送受信部
25 アンテナ
31 第1のドアセンサ
32 第2のドアセンサ
33 バックドアセンサ
34 エンジンスタートユニット
50 車両

Claims (5)

  1. 第1の電波を送受信する第1の送受信部及び制御部を備えた人が携帯する携帯機と、
    前記第1の電波を送受信する第1の送受信部及び制御部を備えた車両に搭載される車載機と、
    前記人による操作を検出する車両に取り付けられた複数のセンサと、
    を有し、
    前記車載機の制御部は、
    前記複数のセンサのうちの1つのセンサにより、前記人による操作が検出されると、前記車載機と前記携帯機との間において、前記第1の電波による送受信を行い、前記車載機と前記携帯機との間の距離を測定し、
    前記人による操作が検出されたセンサに対応したアクセス可能領域を設定し、
    前記距離に基づく前記携帯機の位置が、設定された前記アクセス可能領域内に存在しているか否かの判断を行うことを特徴とする電子キーシステム。
  2. 前記携帯機及び前記車載機は、前記第1の電波とは周波数の異なる第2の電波を送受信する第2の送受信部を各々有し、
    前記車載機の制御部が、前記距離に基づく前記携帯機の位置が、設定された前記アクセス可能領域内に存在していると判断した場合には、前記車載機と前記携帯機との間において、前記第2の電波による送受信を行い前記車両の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。
  3. 前記第1の電波は、前記第2の電波よりも周波数が高いことを特徴とする請求項2に記載の電子キーシステム。
  4. 前記アクセス可能領域は、前記複数のセンサの各々に対応して異なる範囲に設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子キーシステム。
  5. 前記複数のセンサは、前記車両のドアのドアハンドルに取り付けられたドアセンサ、前記車両のバックドアのドアハンドルに取り付けられたバックドアセンサを含むものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子キーシステム。
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