JP5221476B2 - 車両の電子キーシステム - Google Patents
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Description
すなわち、例えばいま、携帯機制御装置23が指定した返信モードが第1の返信モードであったとする。このとき、先の図2(c)に示されるように、携帯機制御装置23は、上記応答信号Sasの送信が完了する時点で(時刻t5)、スイッチング素子25をオン状態にさせる。このため、図2(b)に示されるように、時刻t6で車載装置10から再リクエスト信号Srrが送信されると、上述した距離計測信号Scdの授受の態様と同様の態様にて、携帯機20から再リクエスト信号Srrがそのまま返信される。したがって、図2(b)に実線で示されるように、再リクエスト信号Srrの送信が完了する時点から、同再リクエスト信号Srrの受信が完了する時点までの遅延時間は、図中の時刻t6から時刻t7までの時間Ts1となる。ちなみに、携帯機制御装置23は、スイッチング素子25をオン状態にさせた時刻t5の時点から所定時間Tbが経過したときに(時刻t8)、同スイッチング素子25をオフ状態にさせる。
(a2)計測された遅延時間Tsが所定時間Tcよりも長いと判断したとき。このとき、携帯機20の返信モードは第2の返信モードであると判定する。
(1)車載装置10からリクエスト信号Srsを送信した後に再リクエスト信号Srrを送信するようにした上で、車載装置10と携帯機20との間でリクエスト信号Srs及び応答信号Sasを授受する際に、再リクエスト信号Srrに対して第1及び第2の返信モードのいずれのモードで携帯機20が返信を行うかを携帯機20の側で指定するようにした。そして、車載装置10は、再リクエスト信号Srrに対して上記指定された返信モードに基づく返信を携帯機20が行うことを条件に、車両ドアをアンロックさせるようにした。これにより、再リクエスト信号Srrに対する携帯機20の返信モードを第三者が特定することは困難になるため、リレーアタックを防止することができ、ひいては第三者による車室内への不法進入を未然に防止することができるようになる。
・上記実施形態では、再リクエスト信号Srrに対して第1及び第2の返信モードのいずれのモードで携帯機20が返信を行うかを指定するようにした。これに加えて、例えば車載装置10が再リクエスト信号Srrを送信してから再応答信号Sarを受信するまでの遅延時間、すなわち先の図2に示した遅延時間Ts2を指定するようにしてもよい。ちなみに、この遅延時間Ts2を指定する方法としては、例えば携帯機制御装置23が、再リクエスト信号Srrを受信してから上記再応答信号Sarを送信するまでの遅延時間を指定するといった方法がある。こうした方法を採用するようにすれば、上記返信モード情報とともに、この遅延時間情報を応答信号Sasに含めて携帯機20から車載装置10に送信することで、携帯機制御装置23が指定した遅延時間を車両制御装置13が把握することができるようになる。そして、車両制御装置13は、内蔵するタイマにより、再リクエスト信号Srrを送信してから再応答信号Sarを受信するまでの遅延時間を計測し、計測された遅延時間が上記指定された遅延時間であることが更に判定されることに基づいて車両ドアをアンロックする。こうした構成によれば、車載装置10と携帯機20との間でリクエスト信号Srs及び応答信号Sasの授受が行われる毎に、上記遅延時間が短くなったり、あるいは長くなったりするようになるため、こうした遅延時間の長短をも反映するかたちで第三者がリレーアタックを行うことは非常に困難となる。したがって、リレーアタックを効果的に防止することができるようになるため、第三者による車室内への不法侵入についてはこれを好適に防止することができるようになる。
・上記実施形態では、再リクエスト信号Srrに対して第1及び第2の返信モードのいずれのモードで携帯機20が返信を行うかを携帯機20の側で指定するようにしたが、これに代えて、車載装置10の側で指定するようにしてもよい。そしてこの場合、車載装置10が指定した返信モードを示す返信モード情報を上記リクエスト信号Srsに含めて携帯機20に送信するようにすれば、車載装置と携帯機との間での返信モード情報の共有化を図ることができるようになる。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
Claims (3)
- 車載装置から車両周辺のエリアに送信される信号をそのまま返信する第1の返信モード、及び前記車載装置から前記エリアに送信されるリクエスト信号を受信したときに識別コードを含む応答信号を返信する第2の返信モードのいずれかのモードに設定可能な携帯機を備え、前記第1の返信モードに設定された前記携帯機と前記車載装置との間で無線信号の授受を行ってこの信号授受を通じて前記携帯機が前記エリアに位置していると判定されること、及び前記第2の返信モードに設定された前記携帯機と前記車載装置との間で前記リクエスト信号及び前記応答信号の授受を行ってこの信号授受を通じて前記携帯機の認証が成立することの双方の条件が満たされることを条件に、車両ドアのアンロックを行う車両の電子キーシステムにおいて、
前記車載装置は、前記リクエスト信号を送信した後に再リクエスト信号を送信するものであり、前記車載装置と前記携帯機との間で前記リクエスト信号及び前記応答信号を授受する際に、前記再リクエスト信号に対して前記第1及び第2の返信モードのいずれのモードで前記携帯機が返信を行うかを指定し、前記車両ドアをアンロックするための条件に、前記再リクエスト信号に対して前記指定された返信モードに基づく返信を前記携帯機が行うことを更に含む
ことを特徴とする車両の電子キーシステム。 - 前記返信モードの指定は、前記携帯機によって行われて、前記携帯機は、前記指定された返信モードを示す返信モード情報を前記応答信号に含めて前記車載装置に送信するものであり、前記車載装置は、前記応答信号に含まれる返信モード情報に基づいて前記指定された返信モードを把握するものである
請求項1に記載の車両の電子キーシステム。 - 前記車載装置は、前記再リクエスト信号の送信を複数回行うものであるとともに、前記携帯機は、この車載装置から複数回送信される再リクエスト信号に対して前記第1及び第2の返信モードのいずれかのモードで複数回返信を行うものであって、前記車載装置と前記携帯機との間で前記リクエスト信号及び前記応答信号を授受する際に、前記複数回送信される再リクエスト信号のそれぞれに対して前記携帯機が前記第1及び第2の返信モードのいずれのモードで返信を行うかを指定するものである
請求項1又は2に記載の車両の電子キーシステム。
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