JP2020070676A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信を利用した位置の判定、測距において電力を低減する。【解決手段】第1の通信装置1は第2の通信装置との間で送受信を行う。第1の通信装置1は、第2の通信装置の位置を判定するための判定用信号を第2の通信装置と送受信する送受信回路16と、第2の通信装置までの距離を測定するための測距用信号を第2の通信装置と送受信するUWB送受信回路13とを備える。測距用信号の送信は判定用信号の送信以前に行われる。【選択図】図4
Description
この発明は、無線通信を利用して距離を測定する技術に関する。
車載装置と携帯機との間で双方向に無線通信を行い、盗難を防止する防犯システムが公知である。例えば当該防犯システムは無線通信を利用して、車載装置及び携帯機の間での相互認証と、車載装置から携帯機までの距離の測定(以下「測距」とも称す)とが行われる。車載装置から見て携帯機は測距の対象(以下「測距対象」とも称す)である。
車載装置は、相互認証が成立し、かつ測定された距離(以下「測定距離」とも称す)が所定値以下であることを条件として、車載装置を搭載する車両の制御、例えば車両ドアの施錠/解錠、エンジンの始動を可能にする。車両ドアの施錠/解錠、エンジンの始動は、携帯機を携帯する使用者が車両に近接していることが通常だからである。
相互認証が成立しても測定距離が所定値を超えていれば、相互認証は不正な手段、例えば車両と携帯機との間に無線中継器を介在させた、いわゆるリレーアタックと称される技術によって実現されている可能性がある。携帯機を携帯する使用者が車両から離れているにも拘わらず、携帯機を携帯しない者が車両に近接して車両ドアの施錠/解錠、エンジンの始動を試みている可能性がある。かかる不正な手段を用いた車両の制御を防止する観点で、測定距離を利用することは有利である。
例えば特許文献1に記載の技術では、携帯機に相当する電子キーが存在するエリアがLF帯の電波とUHF帯の電波とを用いて判定される。そして車両に搭載されたUWB送信機のうち、上記のようにして判定されたエリアに近いものの動作によって、車両と電子キーとの間の距離が測定される。
特許文献1に記載の技術では、携帯機が存在するエリアを判定してから、測距が行われている。しかし当該エリアの判定に拘らず、測定距離が所定値よりも大きければリレーアタックの可能性がある。よってリレーアタックされている場合には当該エリアを判定するための時間、電力が余剰となる。
そこで、本発明は無線通信を利用した位置の判定、測距において電力を低減する技術を提供することを目的とする。
本願にかかる通信装置は、第2の通信装置との間で送受信を行う装置である。その第1の態様は、前記第2の通信装置の位置を判定するための判定用信号を前記第2の通信装置と送受信する送受信回路と、前記第2の通信装置までの距離を測定するための測距用信号を前記第2の通信装置と送受信する送受信回路とを備え、前記測距用信号の送信は前記判定用信号の送信以前に行われる。
第2の態様にかかる通信装置は、第1の態様であって、前記判定用信号は、測定された前記距離が所定値以内であるときのみ送信される。
第3の態様にかかる通信装置は、第1の態様であって、前記位置の判定と、前記距離の測定とが並行して実行され、測定された前記距離が所定値を超えるときには前記位置の判定が中止される。
例えば、前記判定用信号にはLF帯の信号とUHF帯の信号とが採用され、前記測距用信号にはUWB信号が採用される。
位置の判定よりも測距の方が、必要な時間は短い。よって第1の態様に係る通信装置によると、不正な中継が行われていると推定される場合には位置の判定に要する電力が低減される。
第2の態様によると、不正な中継が行われていると推定される場合には位置の判定を省略できる。
第3の態様によると、不正な中継が行われていると推定される場合には位置の判定が中止され、位置の判定に要する電力が低減される。
<全体構成>
図1は、以下のいずれの実施形態においても採用される二つの通信装置の配置を例示する模式図である。車体9には第1の通信装置1が搭載される。第1の通信装置1は、本体10とアンテナa1,a2,a3,a4,a5とを備える。本体10は、例えば車載装置であるボディ・コントール・モジュール(Body Control Module:以下「BCM」とも称す)に適用される。第2の通信装置2は、例えばfobあるいはFOBと称される携帯機に備えられる。
図1は、以下のいずれの実施形態においても採用される二つの通信装置の配置を例示する模式図である。車体9には第1の通信装置1が搭載される。第1の通信装置1は、本体10とアンテナa1,a2,a3,a4,a5とを備える。本体10は、例えば車載装置であるボディ・コントール・モジュール(Body Control Module:以下「BCM」とも称す)に適用される。第2の通信装置2は、例えばfobあるいはFOBと称される携帯機に備えられる。
図1においてアンテナa1,a2,a3,a4,a5は、それぞれ右前ドア近傍、左前ドア近傍、右後ドア近傍、左後ドア近傍、後部トランク近傍に位置することを、黒三角の記号で示した。もちろん、アンテナa1,a2,a3,a4,a5が上述の位置以外に配置されてもよい。本体10はセンターコンソール近傍に配置される場合を例示した。第2の通信装置2は車体9の外部に位置する場合が例示される。
超広帯域(Ultra Wide Band:以下「UWB」とも称す)の信号が、第1の通信装置1と第2の通信装置2との間で送受信されて、測距が行われる。図1ではアンテナa2から信号s2が送信され、第2の通信装置2から信号c2が送信される態様が例示される。
<第1の実施形態>
図2は第1の通信装置1において測距を含むルーチンの第1の実施形態を示すフローチャートである。当該ルーチンの開始後、まずステップS1で第2の通信装置2へのWAKEUP信号の送信が行われる。WAKEUP信号は、通信を待機しているスリープ状態にあった第2の通信装置2に対して、通信を行えるように呼びかける信号として機能する。WAKEUP信号はLF帯(例えば30kHz〜300kHz)の信号であり、本体10からアンテナa1〜a5のうち、LF送信アンテナとして機能するものを介して送信される。図2ではかかる送信を、単に車載装置からの送信として示した。図1のアンテナa2をLF送信アンテナとして考えれば、WAKEUP信号を図1の信号s2として送信することができる。
図2は第1の通信装置1において測距を含むルーチンの第1の実施形態を示すフローチャートである。当該ルーチンの開始後、まずステップS1で第2の通信装置2へのWAKEUP信号の送信が行われる。WAKEUP信号は、通信を待機しているスリープ状態にあった第2の通信装置2に対して、通信を行えるように呼びかける信号として機能する。WAKEUP信号はLF帯(例えば30kHz〜300kHz)の信号であり、本体10からアンテナa1〜a5のうち、LF送信アンテナとして機能するものを介して送信される。図2ではかかる送信を、単に車載装置からの送信として示した。図1のアンテナa2をLF送信アンテナとして考えれば、WAKEUP信号を図1の信号s2として送信することができる。
ステップS1の実行後、ステップS2において第1の通信装置1はUWB信号の送信を行う。当該UWB信号は、本体10からアンテナa1〜a5のうち、UWB送信アンテナとして機能するものを介して送信される。図1のアンテナa2をUWB送信アンテナとして考えれば、当該UWB信号を図1の信号s2として送信することができる。
第2の通信装置2は、当該UWB信号に応答してUWB信号を送信する。第2の通信装置2から送信されるUWB信号は、図1の信号c2として送信することができる。第2の通信装置2から送信されたUWB信号を第1の通信装置1が受信する。かかる受信はアンテナa1〜a5のうち、UWB受信アンテナとして機能するものを介して行われる。
このようなUWB信号の送信/受信によって第1の通信装置1と第2の通信装置2との間の測距が行われる。かかる測距は、例えば特許文献1に示されるように公知であるので、その詳細な説明を省略する。
ステップS2が実行された後、ステップS2において得られた測定距離が所定値以内であるか否かがステップS3において判断される。かかる判断それ自体も例えば特許文献1に示されるように公知であるので、その詳細な説明を省略する。しかし本実施形態では当該判断は携帯機(本実施形態での第2の通信装置2)が存在するエリアを求める前に実行される。
そしてステップS3の判断結果が肯定的な場合、即ち、測定距離が所定値以内の場合には、不正な中継、例えばリレーアタックが行われていないと推定される。よって第2の通信装置2の位置を判定するためにステップS4を実行し、当該ルーチンが終了する。ステップS4には、例えば相互認証の処理が含まれてもよい。
ステップS4は例えばステップS41,S42に分解できる。ステップS41では第1の通信装置1から位置判定信号を送信する。第2の通信装置2は位置判定信号に応答して応答信号を送信し、ステップS42では第1の通信装置1が応答信号を受信する。このようなステップS4自体については例えば特許文献1に示されるように公知であるので、その詳細な説明を省略する。
位置判定信号はLF帯の信号であり、応答信号はUHF帯(例えば0.3〜3GHz)の信号である。第1の通信装置1における応答信号の受信は、アンテナa1〜a5のうち、UHF受信アンテナとして機能するものを介して行われる。図1のアンテナa2をLF送信アンテナとして考えれば、位置判定信号を図1の信号s2として送信することができる。応答信号を図1の信号c2として送信することができる。
ステップS3の判断結果が否定的な場合、即ち、測定距離が所定値を超える場合には、リレーアタックが行われていると推定されるので、ステップS4は実行されずに当該ルーチンが終了する。
通常、位置判定信号と応答信号とを用いた通信は、その近傍界が狭く設定される。例えばアンテナa2から位置判定信号が送信される場合、その近傍界は左前ドアの周囲の数メートルに設定される。これにより、リレーアタックがないときには、第2の通信装置2を所持するユーザが左前ドアの周囲にいるか否かを判定することができる。アンテナa1から位置判定信号が送信される場合、その近傍界は右前ドアの周囲の数メートルに設定される。これにより、リレーアタックがないときには、第2の通信装置2を所持するユーザが左前ドアの周囲にいるか否かを判定することができる。
したがってリレーアタックの有無を推定するステップS3において、測定距離についての所定値は、当該近傍界の大きさに対して大きく設定される。
このようにステップS4を実行する前にステップS3の判断が実行されるので、リレーアタックが行われていると推定されるときにはステップS4の実行が省略される。よってステップS4において消費される電力が低減される。かかる電力の低減は第1の通信装置1においてのみならず、第2の通信装置2においても得られる。応答信号の送信が行われないからである。またステップS4の実行が省略されることにより、電力の低減のみならず、処理時間も短縮される。
<第2の実施形態>
図3は第1の通信装置1において測距を含むルーチンの第2の実施形態を示すフローチャートである。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、ステップS1の実行後にステップS2,S3がこの順に実行される。本実施形態では第1の実施形態と異なり、ステップS2,S3の実行と並行してステップS4が実行される。例えばステップS2の実行とステップS41の実行とは同時に開始される。
図3は第1の通信装置1において測距を含むルーチンの第2の実施形態を示すフローチャートである。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、ステップS1の実行後にステップS2,S3がこの順に実行される。本実施形態では第1の実施形態と異なり、ステップS2,S3の実行と並行してステップS4が実行される。例えばステップS2の実行とステップS41の実行とは同時に開始される。
通常、ステップS2,S3に要する時間は数msであり、ステップS4に要する時間は50〜100msである。よってステップS2,S3と、ステップS4とを並行して実行すると、ステップS4の実行中にステップS3の判断結果が得られる。ステップS3の判断結果が否定的であれば、当該ルーチンは終了する。これにより、ステップS4の処理は中止する。このようなステップS4の中止は、電力の低減と時間の短縮に資することになる。
他方、ステップS3の判断結果が肯定的であれば、ステップS5においてステップS4が終了したか否かが判断される。ステップS5における判断結果が肯定的であれば、当該ルーチンは終了する。ステップS5における判断結果が否定的であれば、ステップS5が繰り返される。つまりステップS4が終了するまでルーチンの終了が待機される。よってリレーアタックがないと推定される場合には、位置の判定も行われる。
<第1の実施形態と第2の実施形態の得失比較>
第1の実施形態では、ステップS3の判断結果が肯定的である場合、その後にステップS4が実行されるので、ステップS2〜S4の処理時間の合計が必要となる。他方、第2の実施形態ではステップS2,S3の実行中にもステップS4が実行されるので、ステップS3の判断結果が肯定的である場合、ステップS2,S3の実行に必要な時間だけ、第1の実施形態の処理時間よりも短縮される。つまり第1の実施形態よりも第2の実施形態の方が、時間の短縮という観点で有利である。他方、ステップS3の判断結果が否定的である場合、第2の実施形態ではステップS4が途中までではあるものの実行されるので、第1の実施形態よりも電力が多く消費される。つまり第2の実施形態よりも第1の実施形態の方が、電力の低減という観点で有利である。
第1の実施形態では、ステップS3の判断結果が肯定的である場合、その後にステップS4が実行されるので、ステップS2〜S4の処理時間の合計が必要となる。他方、第2の実施形態ではステップS2,S3の実行中にもステップS4が実行されるので、ステップS3の判断結果が肯定的である場合、ステップS2,S3の実行に必要な時間だけ、第1の実施形態の処理時間よりも短縮される。つまり第1の実施形態よりも第2の実施形態の方が、時間の短縮という観点で有利である。他方、ステップS3の判断結果が否定的である場合、第2の実施形態ではステップS4が途中までではあるものの実行されるので、第1の実施形態よりも電力が多く消費される。つまり第2の実施形態よりも第1の実施形態の方が、電力の低減という観点で有利である。
<第1の通信装置1の構成例>
図4は第1の通信装置1の構成を例示するブロック図である。第1の通信装置1は本体10と、アンテナ101,102,103とを備える。アンテナ101はLF帯の信号を送信可能であり、アンテナ102はUHF帯の信号を受信可能であり、アンテナ103は超広帯域の信号を送受信可能である。アンテナ101,102,103は図1のアンテナa1〜a5の少なくともいずれか一つに対応する。
図4は第1の通信装置1の構成を例示するブロック図である。第1の通信装置1は本体10と、アンテナ101,102,103とを備える。アンテナ101はLF帯の信号を送信可能であり、アンテナ102はUHF帯の信号を受信可能であり、アンテナ103は超広帯域の信号を送受信可能である。アンテナ101,102,103は図1のアンテナa1〜a5の少なくともいずれか一つに対応する。
本体10はLF送信回路11と、UHF受信回路12と、UWB送受信回路13と、制御部15とを有する。制御部15の機能は本体10において設けられるマイクロコンピュータによって実現することができる。
LF送信回路11は制御部15からの指示によりWAKEUP信号及び位置判定信号をアンテナ101を介して送信する。UHF受信回路12は第2の通信装置2からの応答信号を、アンテナ102を介して受信する。LF送信回路11とUHF受信回路12とを纏めて、第2の通信装置2の位置を判定するための判定用信号(ここでは位置判定信号と応答信号)を送受信する送受信回路16として捉えることができる。
UWB送受信回路13は測距の際に第2の通信装置2との間で送受信されるUWB信号を、アンテナ103を介して送受信する。制御部15は送受信されたUWB信号を用いて測定距離を求める。UWB送受信回路13は測距のための測距用信号(ここではUWB信号)を送受信する回路といえる。
応答信号は制御部15に伝達され、例えば制御部15において復号される。制御部15はメモリ14を含み、メモリ14には例えば第2の通信装置2を識別する情報を格納する。制御部15は当該識別情報を、復号された応答信号と照合し、応答信号が第2の通信装置2から送信されたものであることを認証することができる。
図2で示されたフローチャート(第1の実施形態)及び図3で示されたフローチャート(第2の実施形態)のいずれも、制御部15自身、及びその制御下でのLF送信回路11と、UHF受信回路12と、UWB送受信回路13との動作で実現される。
<第2の通信装置2の構成例>
図5は第2の通信装置2の構成を例示するブロック図である。第2の通信装置2は制御部25と、LF受信回路21と、UHF送信回路22と、UWB送受信回路23と、アンテナ201,202,203とを備える。アンテナ201はLF帯の信号を受信可能であり、アンテナ202はUHF帯の信号を送信可能であり、アンテナ203は超広帯域の信号を送受信可能である。アンテナ201,202,203は通常、制御部25と共に同じ筐体に収納される。制御部25の機能は第2の通信装置2において設けられるマイクロコンピュータによって実現することができる。
図5は第2の通信装置2の構成を例示するブロック図である。第2の通信装置2は制御部25と、LF受信回路21と、UHF送信回路22と、UWB送受信回路23と、アンテナ201,202,203とを備える。アンテナ201はLF帯の信号を受信可能であり、アンテナ202はUHF帯の信号を送信可能であり、アンテナ203は超広帯域の信号を送受信可能である。アンテナ201,202,203は通常、制御部25と共に同じ筐体に収納される。制御部25の機能は第2の通信装置2において設けられるマイクロコンピュータによって実現することができる。
LF受信回路21は第1の通信装置1から送信されたWAKEUP信号、位置判定信号を、アンテナ201を介して受信する。WAKEUP信号、位置判定信号は制御部25に伝達される。
制御部25はWAKEUP信号を得るまでUWB送受信回路23を動作させず、WAKEUP信号を得てからUWB送受信回路23を動作させる。UWB送受信回路23における消費電力を節約するためである。また制御部25は位置判定信号を得たことに応答して、UHF送信回路22に応答信号をアンテナ202を介して送信させる。
UWB送受信回路23は、測距の際に第1の通信装置1との間で送受信されるUWB信号を、アンテナ203を介して送受信する。
制御部25はメモリ24を含み、メモリ24には例えば第2の通信装置2を識別する情報を格納する。制御部25は当該識別情報を、応答信号に含めることができる。
{変形例}
第1の実施形態と第2の実施形態とを考え合わせると、第1の通信装置1からの送信について、測距用信号の送信が判定用信号の送信以前(ここで「以前」は「同時」を含む)に行われればよい。
第1の実施形態と第2の実施形態とを考え合わせると、第1の通信装置1からの送信について、測距用信号の送信が判定用信号の送信以前(ここで「以前」は「同時」を含む)に行われればよい。
ただし、第2の実施形態において、測距用信号の送信が判定用信号の送信よりも後に行われてもよい場合がある。具体的にはステップS2の実行はステップS41の実行より遅くてもよい場合がある。上述のようにステップS4に要する時間はステップS2,S3に要する時間よりも長いからである。例えば上記の時間の例示に鑑みれば、ステップS41の実行がステップS2の実行に対して十数ms程度先行してもよい。このような場合にもステップS4が終了する前にはステップS3が終了し、ステップS3において否定的判断が得られたときにはステップS4の処理が終了することなく、図3のフローチャートが終了するからである。
ステップS3の判断は第2の通信装置2において、例えば制御部25において行われてもよい。この場合、ステップS3の判断結果は第2の通信装置2から例えばUHF帯の信号によって送信され、第1の通信装置1がこれを受信してステップS4の実行の要否が決定される。
上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 第1の通信装置
2 第2の通信装置
13 UWB送受信回路
16 送受信回路
2 第2の通信装置
13 UWB送受信回路
16 送受信回路
Claims (4)
- 第2の通信装置との間で送受信を行う装置であって、
前記第2の通信装置の位置を判定するための判定用信号を前記第2の通信装置と送受信する送受信回路と、
前記第2の通信装置までの距離を測定するための測距用信号を前記第2の通信装置と送受信する送受信回路と
を備え、
前記測距用信号の送信は前記判定用信号の送信以前に行われる、通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって、
前記判定用信号は、測定された前記距離が所定値以内であるときのみ送信される、通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって、
前記位置の判定と、前記距離の測定とが並行して実行され、
測定された前記距離が所定値を超えるときには前記位置の判定が中止される、通信装置。 - 請求項1、請求項2、請求項3のいずれか一項に記載の通信装置であって、
前記判定用信号にはLF帯の信号とUHF帯の信号とが採用され、
前記測距用信号にはUWB信号が採用される、通信装置。
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- 2018-11-02 JP JP2018207220A patent/JP2020070676A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021250928A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置および制御方法 |
JP2021193260A (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-23 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置および制御方法 |
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Publication number | Publication date |
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WO2020090507A1 (ja) | 2020-05-07 |
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