JP2020090159A - 車載装置、電子キーシステム及び通信方法 - Google Patents

車載装置、電子キーシステム及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車外アンテナの異常が発生した場合に、電子キーが車外に位置するにもかかわらず車内に位置すると判定されることを抑制する。【解決手段】車両70に搭載される車載装置80は、一部が車両の車外にはみ出した車内推定エリアAR1を形成する車内アンテナ92aと、車外に指向された車外推定エリアAR2を形成する車外アンテナ95aと、を備える第1通信部90と、車外アンテナの異常を検出する検出部103と、電子キーが車内推定エリアに位置しかつ電子キーが車外推定エリアに位置しない場合に、電子キーが車内に位置すると判定する第1制御部と、を備え、第1制御部は、検出部により車外アンテナの異常が検出された場合、車外アンテナの異常が検出されない場合よりも車内推定エリアを縮小する。【選択図】図1

Description

本開示は、車載装置、電子キーシステム及び通信方法に関する。
特許文献1には、車内アンテナ及び車外アンテナを有する車両に搭載される車載装置と、電子キーと、を備える電子キーシステムが記載されている。特許文献1の図2に示される、車内アンテナを中心とした車内通信エリアの一部は、車外にはみ出している。この電子キーシステムでは、電子キーが車内アンテナからの信号と車外アンテナからの信号のいずれに応答したかに基づいて、電子キーが車内と車外のいずれに位置するかを判断している。車載装置は、電子キーが車内に位置し、エンジンスイッチの操作を検出すると、エンジンを始動する。
特開2012−122222号公報
特許文献1では、車内通信エリアの一部は車外にはみ出しているため、車外アンテナの故障等によって車外アンテナが使用できなくなると、車外に電子キーが位置しているにもかかわらず、車内に電子キーが位置していると認識される可能性がある。このような場合に、例えば、車内に残る者によりエンジンスイッチが操作されると、エンジンが始動してしまう虞がある。そのため、車外アンテナが使用できない場合において、電子キーが車外に位置するにもかかわらず車内に位置すると判定されることを、抑制可能な技術が求められていた。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の第1の形態によれば、車両(70)に搭載される車載装置(80)が提供される。この車載装置は、前記車両の車内に電子キーが位置することを推定するための車内推定エリアであって、一部が前記車両の車外にはみ出した車内推定エリア(AR1)を形成する車内アンテナ(92a)と、前記車外に前記電子キーが位置することを推定するための車外推定エリアであって、前記車外に指向された車外推定エリア(AR2)を形成する車外アンテナ(95a)と、を備える第1通信部(90)と、前記車外アンテナの異常を検出する検出部(103)と、前記電子キーと前記第1通信部との通信結果を用いて前記電子キーの位置を判定する第1制御部(105)であって、前記電子キーが前記車内推定エリアに位置しかつ前記電子キーが車外推定エリアに位置しない場合に、前記電子キーが前記車内に位置すると判定する第1制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記検出部により前記車外アンテナの異常が検出された場合、前記車外アンテナの異常が検出されない場合よりも前記車内推定エリアを縮小する、縮小処理を行う。
この形態によれば、車外アンテナの異常が検出された場合には、異常が検出されない場合に比べて、電子キーが車内に位置することを推定するための車内推定エリアが縮小されるので、電子キーが車外に位置するにもかかわらず、電子キーが車内に位置すると判定されることを抑制することができる。
本開示の第2の形態によれば、車両(70)に搭載される車載装置(80)と電子キー(20)と、の通信方法が提供される。前記車両には、前記車両の車内に電子キーが位置することを推定するための車内推定エリアであって、一部が車外にはみ出した車内推定エリア(AR1)を形成する車内アンテナ(92a)と、前記車両の車外に前記電子キーが位置することを推定するための車外推定エリアであって、車外に指向された車外推定エリア(AR2)を形成する車外アンテナ(95a)と、が備えられ、この方法では、前記電子キーが前記車内推定エリアに位置しかつ前記電子キーが車外推定エリアに位置しない場合に、前記電子キーが前記車内に位置すると判定し(S200)、前記車外アンテナの異常が検出された場合(S210)、前記異常が検出されない場合に比べて、前記車内推定エリアを縮小する(S220)。
本開示は、車載装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、車載装置と電子キーとを備える電子キーシステム、電子キーの位置を判定する方法、車載装置と電子キーとの通信方法、かかる方法を実現するためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体等の形態で実現することができる。
電子キーシステムの概略構成を示すブロック図。 車内推定エリア及び車外推定エリアを示すイメージ図。 車両制御処理を示す工程図。 車外アンテナの異常が発生した場合の車内推定エリア及び車外推定エリアを示すイメージ図。 位置判定処理を示す工程図。 縮小された車内推定エリアを示すイメージ図。 第2実施形態における縮小処理後の車内推定エリアを示すイメージ図。
A.第1実施形態
図1に示す本開示の一実施形態としての電子キーシステム10は、携帯可能な電子キー20と、車両70に搭載される車載装置80と、を備える。本実施形態において、電子キー20は、通話と通話以外の機能とを実現可能な端末に搭載されている。当該端末は、スマートフォン(smartphone)、フィーチャーフォン(feature phone)とも呼ばれる。
図1及び図2に示すように、車両70は、第1通信部90と第1制御装置100とを有する車載装置80と、車内アンテナ92a、93aと、車外アンテナ95aと、を備える。本実施形態において、車両70は、車載装置80とCAN(Controller Area Network)バス75で相互に接続された、タッチセンサ71、スタートボタン72、ボディECU73、エンジンECU74等を更に備える。
第1通信部90は、車内通信部91と、車外通信部95と、を備える。第1通信部90は、第1制御部105の制御により、電子キー20との間で無線信号を送受信する。本実施形態において、車内通信部91は、BLE通信機92とNFC通信機93とを備える。BLE通信機92は、車内に設けられたBLE通信用の車内アンテナ92aを介して、BLE(Bluetooth Low Energy、登録商標)規格を用いて無線信号を送受信する。NFC通信機93は、車内に設けられたNFC通信用の車内アンテナ93aを介して、NFC(Near Field Communication)規格を用いて無線信号を送受信する。車外通信部95は、車外に指向された車外アンテナ95aを介して、無線信号を送受信する。本実施形態において、第1通信部90は、BLE通信機92、96を用いて電子キー20との間で無線通信を行う。第1通信部90がNFC通信機93を用いる態様については、第2実施形態で説明する。
本実施形態において、車内アンテナ92a、93a及び車内通信部91は、車両70の車内における前方座席付近に設けられている。また、本実施形態において、車外アンテナ95a及び車外通信部95は、車両70のアウタードアハンドルに内蔵されている。
第1制御装置100は、CPU101と、メモリ110と、図示しないインターフェースと、を備えるECU(Electronic Control Unit)として構成されている。CPU101は、メモリ110に記憶されたプログラムを展開して実行することにより、検出部103及び第1制御部105として機能する。メモリ110には、更に、車両70を識別するためのIDが記憶されている。
検出部103は、車外アンテナ95aの異常を検出する。車外アンテナ95aの異常とは、車外アンテナ95aを介した無線通信が不可能になることである。車外アンテナ95aの異常は、車外アンテナ95aの故障や車外アンテナ95aの車両70からの脱落等により生じ得る。検出部103は、予め定められたタイミングで、車外通信部95を介して車外アンテナ95aから所定の信号を出力する。検出部103は、例えば、車外アンテナ95aから所定の信号を出力できない場合に、車外アンテナ95aに異常が発生していると判断する。
第1制御部105は、図2に例示する車内推定エリアAR1及び車外推定エリアAR2を形成する。車内推定エリアAR1は、車両70の車内に電子キー20が位置することを推定するためのエリアである。車内推定エリアAR1は、車内推定エリアAR1に電子キー20が位置する場合に、車内アンテナ92aを介した第1制御部105と電子キー20との通信が、予め定められた車内条件を満たすエリアである。車内推定エリアAR1は、車内アンテナ92aを中心とした車室内の大きさに応じた形状になるように形成されており、車内推定エリアAR1の一部は、車外にはみ出している。車外推定エリアAR2は、車両70の車外に電子キー20が位置することを推定するためのエリアである。車外推定エリアAR2は、車外推定エリアAR2に電子キー20が位置する場合に、車外アンテナ95aを介した第1制御部105と電子キー20との通信が、予め定められた車外条件を満たすエリアである。車外推定エリアAR2は、車外に指向されて形成されている。
車内条件は、例えば、第1制御部105が、車内アンテナ92aを介して電子キー20と信号を送受信することである。この場合には、第1制御部105は、予め実験やシミュレーションによって求められた電子キー20の位置と車内アンテナ92aから出力する信号強度との関係を用い、出力信号強度を制御することで、車内推定エリアAR1を形成することができる。また、車内条件は、例えば、第1制御部105が車内アンテナ92aを介して電子キー20から受信する信号強度(RSSI)が、予め定められた閾値以上になることである。この場合には、第1制御部105は、予め実験やシミュレーションによって求められた電子キー20の位置と受信信号強度との関係から、受信信号強度の閾値を設定することで、車内推定エリアAR1を形成することができる。車外条件は、例えば、第1制御部105が、車外アンテナ95aを介して電子キー20と信号を送受信することである。この場合には、第1制御部105は、予め実験やシミュレーションによって求められた電子キー20の位置と車外アンテナから出力する信号強度との関係を用い、出力信号強度を制御することで、車外推定エリアを形成することができる。また、車外条件は、例えば、第1制御部105が車外アンテナ95aを介して電子キー20から受信する信号強度が、予め定められた閾値以上になることである。この場合には、第1制御部105は、予め実験やシミュレーションによって求められた電子キー20の位置と受信信号強度との関係から、受信信号強度の閾値を設定することで、車外推定エリアAR2を形成することができる。
第1制御部105は、第1通信部90と電子キー20との通信結果を用いて、電子キー20の位置を判定する位置判定処理を行う。位置判定処理では、第1制御部105は、電子キー20が車内推定エリアAR1に位置し、かつ、車外推定エリアAR2に位置しない場合に、電子キー20が車内に位置すると判定する。すなわち、第1制御部105は、電子キー20との通信結果が車内条件を満たし、かつ、車外条件を満たさない場合に、電子キー20が車内に位置すると判定する。また、第1制御部105は、電子キー20が車外推定エリアAR2に位置する場合、電子キー20が車内推定エリアAR1に位置するか否かにかかわらず、電子キー20が車外に位置すると判定する。すなわち、第1制御部105は、電子キー20との通信結果が車外条件を満たす場合、通信結果が車内条件を満たすか否かにかかわらず、電子キー20が車外に位置すると判定する。こうすることで、図2に示すように、車内推定エリアAR1と車外推定エリアAR2とが重なる範囲に電子キー20が位置していても、第1制御部105により、電子キー20が車外に位置すると判定される。
車内推定エリアAR1における車外にはみ出した部分が、車外推定エリアAR2の一部と重なっているのは、例えば、車内における電子キー20の設置可能な範囲を広げて、ユーザの利便性を向上させるためである。なお、車内推定エリアAR1及び車外推定エリアAR2の形状は、車内推定エリアAR1の一部が車外にはみ出しており、当該はみ出した部分が車外推定エリアAR2の一部と重なっており、車外推定エリアAR2が車外に指向したエリアであれば、図2に示す形状に限られない。
また、第1制御部105は、位置判定結果を用いて後述する車両制御処理を実行する。車両制御処理とは、機械的な鍵を使用せずに車両70のドアやトランクの施錠及び開錠、エンジンの始動等を行う処理である。他の実施形態では、第1制御部105は位置推定の結果を、車両制御処理を実行する他のECUに入力してもよい。当該他のECUは、位置推定の結果を用いて車両制御処理を実行してもよい。
電子キー20は、タッチパネル21と、スピーカー22と、第2制御装置40と、第2通信部30と、を備える。各部は、バス25により相互に接続されている。
第2通信部30は、BLE通信回路31とNFC通信回路32とを備える。BLE通信回路31は、BLE通信用の電子キーアンテナ31aを介して無線信号を送受信する。NFC通信回路32は、NFC通信用の電子キーアンテナ32aを介して無線信号を送受信する。本実施形態では、第2通信部30は、BLE通信回路31を用いて車載装置80との間で信号の送受信を行う。第2通信部30がNFC通信回路32を用いる態様については、第2実施形態で説明する。
第2制御装置40は、CPU50と、メモリ60と、図示しないインターフェースと、を備えるコンピュータとして構成されている。CPU50は、メモリ60に記憶されたプログラムを展開して実行することにより、第2制御部51として機能する。メモリ60には、更に、電子キー20を識別するためのIDが記憶されている。本実施形態において、電子キー20のメモリ60に記憶されたIDと、車両70における第1制御装置100のメモリ110に記憶されたIDと、は同じである。
第2制御部51は、第2通信部30を介して車載装置80との間で無線信号を送受信する。第2制御部51は、第2通信部30が通信モードとなり、第2通信部30と車載装置80とが通信可能となった場合に、第2通信部30によりメモリ60に記憶されたIDを送信させる。
第2制御部51は、タッチパネル21やスピーカー22を制御して、タッチパネル21やスピーカー22に種々の情報を出力させる。タッチパネル21、スピーカー22を「報知装置」とも呼ぶ。
本実施形態において、図3に示す車両制御処理は、第1制御装置100が第1通信部90を介して電子キー20からIDを含む信号を受信した場合に実行される。
ステップS100において、第1制御部105は、第1通信部90を介して電子キー20のメモリ60に記憶されたIDを受信すると、電子キー20から受信したIDと、第1制御装置100のメモリ110に記憶されたIDとを照合する。第1制御部105は、IDが一致する場合に、電子キー20が電子キーシステム10において登録された正規の電子キー20であることを認証する。電子キー20が電子キーシステム10において登録された正規の電子キー20でない場合には、CPU101は、車両制御処理を終了する。
ステップS200において、第1制御部105は、電子キー20と第1通信部90との通信結果を用いて、上述の位置判定処理を実行する。なお、ステップS100の認証処理と、ステップS200の位置判定処理とは、並行して行われてもよい。
ステップS300において、第1制御部105は、判定結果に基づく制御処理を実行する。例えば、第1制御部105は、電子キー20が電子キーシステム10において登録された正規の電子キー20であることを認証し、電子キー20が車内に位置すると判定すると、スタートボタン72のオンにより、エンジンECU74にエンジンを始動することを許可する。また、第1制御部105は、電子キー20が電子キーシステム10において登録された正規の電子キー20であることを認証し、電子キー20が車外に位置すると判定すると、車両70のアウタードアハンドルに設けられたタッチセンサ71によりドアハンドルへのタッチが検出された場合に、ボディECU73にドアを開くことを許可する。
図4に示すように、車外アンテナ95aの異常が発生すると、第1制御部105は、異常が発生した車外アンテナ95aを介しては、信号を送受信することができない。そのため、図4に示すように、電子キー20が車内推定エリアAR1のうち車外にはみ出した部分に位置する場合、車内アンテナ92aを介した電子キー20との通信結果が車内条件を満たし、かつ、車外アンテナ95aを介した電子キー20との通信結果が車外条件を満たさないこととなる。そのため、電子キー20が車内に位置すると誤判定される虞がある。本実施形態では、第1制御部105は、位置判定処理を以下のように実行することで、当該誤判定を抑制する。
図5に示すように、ステップS210において、第1制御部105は、検出部103により車外アンテナ95aの異常が検出されたか否かを判定する。異常が検出された場合には、第1制御部105は、処理をステップS220に進める。異常が検出されない場合には、第1制御部105は、処理をステップS230に進める。
ステップS220において、第1制御部105は、車外アンテナ95aの異常が検出されない場合に比べて、車内推定エリアAR1を縮小する縮小処理を実行する。
車内条件が、車内アンテナ92aを介して電子キー20と信号を送受信することである場合、第1制御部105は、縮小処理において、車内通信部91を制御して、車内アンテナ92aから出力される信号強度を第1強度に変更する。第1強度は、車外アンテナ95aの異常が検出されない場合よりも低い強度である。第1強度は、例えば、車内アンテナ92aの出力信号が車外へ到達しない場合の最大出力強度以下である。また、車内条件が、車内アンテナ92aを介して電子キー20から受信する受信信号強度が、予め定められた閾値以上になることである場合、第1制御部105は、縮小処理において、当該閾値を、車外アンテナ95aの異常が検出されない場合よりも高い第2強度に変更する。第2強度は、車内推定エリアAR1が車外にはみ出さない場合の受信信号強度のうち、最小強度以上の値である。縮小処理が実行されることで、図2、図4に示した車内推定エリアAR1は、図6に示す車内推定エリアAR1aのように縮小される。
ステップS230では、電子キー20の位置を判定する位置判定処理が行われる。ステップS230では、第1制御部105は、電子キー20が車内推定エリアAR1、AR1aに位置し、かつ、電子キー20が車外推定エリアAR2に位置しない場合に、電子キー20が車内に位置すると判定する。すなわち、第1制御部105は、車内アンテナ92aを介した電子キー20との通信結果が車内条件を満たし、かつ、車外条件を満たさない場合に、電子キー20が車内に位置すると判定する。ステップS230の判定に用いられる車内推定エリアは、ステップS210が否定判定された場合には、図2に示す縮小される前の車内推定エリアAR1であり、ステップS210で肯定判定された場合には、図6に示す縮小された後の車内推定エリアAR1aである。縮小処理が実行されると、例えば、車内において、エンジンを始動させるために電子キー20を設置可能な範囲は、縮小処理が実行される前に比べて狭くなる。
この形態によれば、車外アンテナ95aの異常が検出された場合には、異常が検出されない場合に比べて車内推定エリアが縮小されるので、電子キー20が車外に位置するにもかかわらず、車内に位置すると判定されることを抑制することができる。そのため、電子キー20が車外に位置するにもかかわらず、車内に位置する場合の制御処理が実行されることを抑制することができる。したがって、車両70のユーザが電子キー20を携帯して車両70を離れた場合においても、車内に残された者によりエンジンが始動されることを抑制することができる。例えば、ガソリンスタンドにおいて給油をする場合や、自宅の駐車場から車両70を発進させる前に自宅へ荷物を取りに戻る場合等、車内に子供や動物が残された状態で、ユーザが電子キー20を携帯して車両70を離れても、車内の子供や動物により、エンジンが始動されることを抑制することができる。そのため、電子キーシステム10の安全性を高めることができる。
上記形態によれば、電子キーシステム10における通信可能範囲が比較的広いBLE規格を用いて電子キー20と車載装置80とが通信する場合であっても、電子キー20が車外に位置するにもかかわらず、車内に位置すると判定されることを抑制することができる。その結果、電子キー20が車外に位置するにもかかわらず、車内に位置する場合の制御処理が実行されることを抑制することができる。
B.第2実施形態
第2実施形態では、縮小処理は、第1制御部105が、電子キー20との通信をBLE規格を用いた通信からNFC規格を用いた通信に切り替えることで実行される点で、第1実施形態と異なる。
図1に示す第1通信部90の備えるNFC通信機93は、NFC通信用の車内アンテナ93aを用いて、電子キー20に内蔵されたNFC通信回路32との間で、近接場型の近距離無線通信規格を用いた無線通信を行う。車両70には、図示しないNFCのリーダライタ機能が実装されている。
第2実施形態では、位置判定処理において車外アンテナ95aの異常が検出されると(図5、ステップS210参照)、第1制御部105は、電子キー20との通信を、BLE規格を用いた通信からNFC規格を用いた通信に切り替える(図5、ステップS220参照)。第2実施形態では、第1制御部105は、NFC通信用の車内アンテナ93aの通信エリアを、車内推定エリアAR3とする。NFC通信により形成される車内推定エリアAR3は、図1に示したBLE通信により形成される車内推定エリアAR1に比べて狭い。車内推定エリアAR3は、例えば、1cmから10cm程度の範囲である。
本実施形態において、第1制御部105は、縮小処理を行うと、第1通信部90を介して、第1通信部90の通信がNFC規格に切り替わった切替情報を電子キー20に送信する。第2制御部51は、第2通信部30を介して切替情報を受信すると、タッチパネル21やスピーカー22に切替情報を報知させる。例えば、第2制御部51は、切替情報として、図示しないNFCのリーダライタ装置に電子キー20を接触させることを促す情報を、タッチパネル21に表示させる。第2実施形態における電子キーシステム10のその他の構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
この形態によれば、車外アンテナ95aの異常が検出された場合には、第1通信部90の通信をBLE規格を用いた通信からNFC規格を用いた通信に切り替える。そのため、車内アンテナ92aによる車内推定エリアAR1を、車内推定エリアAR1より狭い、車内アンテナ93aによる車内推定エリアAR3に縮小することができる。したがって、電子キー20が車外に位置するにもかかわらず、車内に位置すると判定されることを抑制することができる。その結果、電子キー20が車外に位置するにもかかわらず、車内に位置する場合の制御処理が実行されることを抑制することができる。
この形態によれば、電子キー20のユーザは、車載装置80との通信がNFC規格に切り替わった場合ことを知ることができる。そのため、例えば、ユーザは、エンジンを始動させるために、電子キー20をNFC用のリーダライタ装置近辺等の適切な位置に設置すればよいことを知ることができる。
C.他の実施形態
C1.他の実施形態1
電子キー20の第2通信部30と車載装置80の第1通信部90とは、LF(Low Frequency)帯を用いた無線信号の送受信を可能に構成されていてもよい。第1制御部105は、LF帯を用いてリクエスト信号を送信し、電子キー20からリクエスト信号に応答するレスポンス信号を受信した場合に、電子キー20に対しIDの送信を要求して、上述の車両制御処理(図2参照)を開始してもよい。この形態において、第1制御部105は、車外アンテナ95aの異常が検出された場合に(図5、ステップS210参照)、車内通信部91から出力する出力信号強度を低下させることで、縮小処理を実行して、車内推定エリアAR1を縮小してもよい(図5、ステップS220参照)。この形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
C2.他の実施形態2
車内条件は、車内アンテナ92aを介してリクエスト信号を送信してから電子キー20からレスポンス信号を受信するまでの応答時間が、予め定められた第1時間以内であることであってもよい。この場合には、第1制御部105は、予め実験やシミュレーションによって求められた電子キー20の位置と応答時間との関係を用いて、車内推定エリアを形成することができる。第1制御部105は、縮小処理において、車内アンテナ92aからのリクエスト信号に対する応答時間を、車外アンテナの異常が検出されない場合よりも短い第2時間以内に変更してもよい。第2時間は、車内推定エリアAR1が車外にはみ出さない場合の応答時間のうち、最長時間以内の値である。この形態によっても、上述の実施形態と同様の効果を奏する。
C3.他の実施形態3
車内条件は、電子キー20からの信号の到来方向が、予め定められた方向であることであってもよい。第1制御部105は、予め実験やシミュレーションによって求められた、車内アンテナの位置と電子キー20からの信号の到来方向と、の関係を用いて車内推定エリアを形成してもよい。第1制御部105は、縮小処理において、車内のより限られた方向から信号が到来した場合に車内条件を満たすように、車内推定エリアAR1を縮小してもよい。
C4.他の実施形態4
上記形態において、電子キー20は、第2通信部30と第2制御装置40とを備える携帯型の端末であればよく、スマートフォンとして構成されていなくてもよい。例えば、電子キーは、物理キーを内蔵した携帯型の電子キーであってもよいし、ウェアラブル端末であってもよい。
C5.他の実施形態5
上記形態において、車外アンテナ95aは、車外に指向された車外推定エリアを形成すれば、設置場所は車外に限らず、車内であってもよい。例えば、車外アンテナ95aは、車両70のボディに内蔵されていてもよい。また、上記形態において、車外アンテナ95aをアウタードアハンドルに内蔵し、車外通信部95を車内に設けてもよい。
C6.他の実施形態6
上記形態において、第1制御部105は、車外アンテナ95aの異常が検出された場合に、電子キー20に車外アンテナ95aの異常が検出されたことを示す情報を送信してもよい。第2制御部51は、車外アンテナ95aに異常が発生していることを示す情報を受信した場合には、当該情報をタッチパネル21やスピーカー22に報知させてもよい。
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、検出部103、第1制御部105、第2制御部51のうちの少なくとも1つの機能部を、1以上の集積回路、ディスクリート回路、又はそれらの回路を組み合わせたモジュールにより実現してもよい。また、本開示の機能の一部又は全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。すなわち、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、データパケットを一時的ではなく固定可能な任意の記録媒体を含む広い意味を有している。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10 電子キーシステム、20 電子キー、70 車両、80 車載装置、90 第1通信部、92a 車内アンテナ、95a 車外アンテナ、103 検出部、105 第1制御部、AR1、AR1a、AR2、AR3 推定エリア

Claims (7)

  1. 車両(70)に搭載される車載装置(80)であって、
    前記車両の車内に電子キーが位置することを推定するための車内推定エリアであって、一部が前記車両の車外にはみ出した車内推定エリア(AR1)を形成する車内アンテナ(92a)と、前記車外に前記電子キーが位置することを推定するための車外推定エリアであって、前記車外に指向された車外推定エリア(AR2)を形成する車外アンテナ(95a)と、を備える第1通信部(90)と、
    前記車外アンテナの異常を検出する検出部(103)と、
    前記電子キーと前記第1通信部との通信結果を用いて前記電子キーの位置を判定する第1制御部(105)であって、前記電子キーが前記車内推定エリアに位置しかつ前記電子キーが車外推定エリアに位置しない場合に、前記電子キーが前記車内に位置すると判定する第1制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、
    前記検出部により前記車外アンテナの異常が検出された場合、前記車外アンテナの異常が検出されない場合よりも前記車内推定エリアを縮小する、縮小処理を行う、
    車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記第1制御部は、前記縮小処理において、前記第1通信部を制御して、前記車内アンテナから出力される信号強度を、前記車外アンテナの異常が検出されない場合よりも低い第1強度に変更する、車載装置。
  3. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記第1制御部は、前記縮小処理において、前記車内アンテナを介して前記電子キーから信号を受信したと判断するための受信強度閾値を前記異常が検出されない場合に比べて高い第2強度に変更する、車載装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の車載装置であって、
    前記第1通信部は、BLE(Bluetooth Low Energ y)規格を用いて前記電子キーと通信可能である、車載装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の車載装置であって、
    前記第1通信部は、BLE規格及びNFC(Near Field Communication)規格を用いて前記電子キーと通信可能であり、
    前記第1制御部は、前記縮小処理において、前記第1通信部と前記電子キーとの通信をBLE規格からNFC規格に切り替える、車載装置。
  6. 請求項5に記載の車載装置と、前記電子キーと、を備える電子キーシステムであって、
    前記電子キーは、
    情報を報知する報知装置(21、22)と、
    前記車載装置と通信可能な第2通信部(30)と、
    前記報知装置及び前記第2通信部を制御する第2制御部(51)と、を備え、
    前記車載装置の前記第1制御部は、前記第1通信部の通信がNFC規格に切り替わった切替情報を前記第1通信部を介して前記電子キーに送信し、
    前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記切替情報を受信した場合に、前記報知装置に前記切替情報を報知させる、電子キーシステム。
  7. 車両(70)に搭載される車載装置(80)と電子キー(20)と、の通信方法であって、
    前記車両には、前記車両の車内に電子キーが位置することを推定するための車内推定エリアであって、一部が車外にはみ出した車内推定エリア(AR1)を形成する車内アンテナ(92a)と、前記車両の車外に前記電子キーが位置することを推定するための車外推定エリアであって、車外に指向された車外推定エリア(AR2)を形成する車外アンテナ(95a)と、が備えられ、
    前記電子キーが前記車内推定エリアに位置しかつ前記電子キーが車外推定エリアに位置しない場合に、前記電子キーが前記車内に位置すると判定し(S200)、
    前記車外アンテナの異常が検出された場合(S210)、前記異常が検出されない場合に比べて、前記車内推定エリアを縮小する(S220)、方法。
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