JP5035367B2 - 車両用オートロックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の乗降用ドアを自動的にロックする車両用オートロックシステムに関するものである。
従来、この種のシステムとして、車室外のドア周辺の所定範囲を通信エリアとして電子キーと通信を行い、電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合し、車両の全ての乗降用ドアが閉じている場合に、照合結果がOKからNGに変化したとき、全ての乗降用ドアをロックするものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−146440号公報
特許文献1のシステムでは、電子キーを携帯した運転者が車両周辺から離れたときに、電子キーを携帯しない同乗者が車室内に搭乗していた場合には、同乗者が降車して乗降用ドアを閉じても乗降用ドアをロックすることができない場合がある。これは、同乗者が乗降用ドアを閉じたときに電子キーがドア周辺から離れた所に位置する場合には、全ての乗降用ドアが閉じられているときであっても、上記した照合結果がOKからNGに変化しないためである。
本発明は上記点に鑑みて、電子キーを携帯した人が車両のドア周辺から離れた後に、電子キーを携帯しない人が降車して乗降用ドアを閉じた場合に乗降用ドアをロックすることを可能にした車両用オートロックシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室外の所定範囲を通信エリアとして電子キーと通信を行い、電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合する車室外照合手段を備え、車両の全ての乗降用ドアが閉じている場合に、前記車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、前記全ての乗降用ドアをロックする車両用オートロックシステムにおいて、
車室外照合手段は、右側乗降用ドアの開閉操作時に、電子キーと通信を行って電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合し、かつ左側乗降用ドアの開閉操作時に、電子キーと通信を行って電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合し、
右側乗降用ドアおよび左側乗降用ドアのうち一方の乗降用ドアの開閉操作時において、右側乗降用ドアおよび左側乗降用ドアのうち一方の乗降用ドアの開閉操作時において、前記全ての乗降用ドアが閉じていない場合で、前記車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、その照合履歴をメモリに保存する照合履歴保存手段を備え、
前記全ての乗降用ドアが閉じたとき前記メモリに前記照合履歴が保存されていると、前記全ての乗降用ドアをロックすることを特徴とする。
これによれば、右側乗降用ドアおよび左側乗降用ドアのうち一方の乗降用ドアの開閉操作時において、全ての乗降用ドアが閉じていない場合で、車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、その照合履歴をメモリに保存し、全ての乗降用ドアが閉じたとき照合履歴が保存されていると、全ての乗降用ドアをロックするようにしているから、電子キーを携帯した人が車室外の所定範囲から離れた後に、電子キーを携帯しない人が降車して乗降用ドアを閉じた場合であっても乗降用ドアをロックすることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用オートロックシステムにおいて、前記照合履歴を前記メモリに保存した後、前記全ての乗降用ドアが閉じずに所定時間経過すると前記メモリに保存された照合履歴をクリアする手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、照合履歴をメモリに保存したままによる、意図しない乗降用ドアのロックを防止することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の車両用オートロックシステムにおいて、車室内を通信エリアとして電子キーと通信を行い、電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合する車室内照合手段を備え、前記全ての乗降用ドアが閉じていない場合で、前記車室内照合手段の照合結果がNGで、かつ前記車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、前記照合履歴保存手段は、前記照合履歴を前記メモリに保存することを特徴とする。
これによれば、電子キーが車室内から車室外に移動し、その後車室外の所定範囲から離れたことを判定することにより、より適切に照合履歴をメモリに保存することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用オートロックシステムでは、前記車両の全ての乗降用ドアが閉じている場合に、前記車室外照合手段による照合結果がOKのまま所定時間経過すると前記全ての乗降用ドアをロックすることを特徴とする。
これにより、電子キーを携帯した乗員が降車した後に車両周囲に待機した場合にも乗降用ドアをロックすることができる。
本発明の一実施形態における車両用オートロックシステムの構成を示す図である。 図1の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 図1の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 図1の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 図1の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 上記一実施形態における車室内発信機および車室外発信機の通信可能エリアを示す図である。
以下、本発明に係る車両用オートロックシステムの一実施形態について図に基づいて説明する。図1は、車両用オートロックシステムの概略構成を示すブロック図である。
車両用オートロックシステムは、自動車の乗降用ドアを自動的にロック、あるいはアンロックするものである。本実施形態の自動車は、運転席側ドア(右側前席ドア)、助手席側ドア(左側前席ドア)、右側後席ドア、左側後席ドアといった4つの乗降用ドアが設けられたものである。
車両用オートロックシステムは、電子キー10および車載装置20からなる。
電子キー10は、発信部11、受信部12および電子制御装置(図中ECUと記す)13を備える。発信部11は、送信アンテナ11aから送信信号を車載装置20に送信する。受信部12は、車載装置20から送信される信号を受信アンテナ12aを介して受信する。電子制御装置13は、CPU、メモリ等から構成され、受信部12で受信される信号に基づいて発信部11から返信信号を送信させる処理を実行する。電子制御装置13のメモリには、当該自動車の固有の識別コード(IDコード)が登録(記憶)されている。
車載装置20は、車室内発信機30、車室外発信機31、32、受信機33、タッチセンサ40、41、ドアロック機構42〜45、ドア開閉センサ46〜49および電子制御装置50を備える。
車室内発信機30は、送信アンテナ30aから車室内に送信信号を送信し、車室内に通信可能エリアを生成する。車室外発信機31は、送信アンテナ31aから車室外に送信信号を送信し、車室外において、運転席側ドア周辺に通信可能エリアを生成する。車室外発信機32は、送信アンテナ32aから車室外に送信信号を送信し、車室外において、助手席側ドア周辺に通信可能エリアを生成する発信機である。受信機33は、電子キー10からの信号を受信アンテナ33aで受信するものである。
タッチセンサ40は、運転席側ドアのドアハンドルに設けられ、ドアハンドルに人がタッチしたことを検出する。タッチセンサ41は、助手席側ドアのドアハンドルに設けられ、ドアハンドルに人がタッチしたことを検出する。
ドアロック機構42は、運転席側ドアをアンロック、あるいはロックするものである。ドアロック機構43、44、45は、助手席側ドア、右側後席ドア、左側後席ドアのそれぞれに対応して設けられ、対応する乗降用ドアをアンロック、あるいはロックするものである。
なお、ドアロック機構42、43、44、45についてそれぞれ対応するドアを明確化するために、以下、ドアロック機構42を運転席側ドアロック機構42と記載し、ドアロック機構43、44、45を助手席側ドアロック機構43、右側後席側ドアロック機構44、左側後席側ドアロック機構45と記載する。
ドア開閉センサ46は、運転席側ドアが閉じているか否かを検出する。ドア開閉センサ46としては、例えば運転席側ドアが閉じているときにオンし、運転席側ドアが開いているときにオフするスイッチが用いられる。
ドア開閉センサ47、48、49は、助手席側ドア、右側後席ドア、左側後席ドアのそれぞれに対応して設けられ、対応する乗降用ドアが閉じているか否かを検出する。ドア開閉センサ47、48、49としては、ドア開閉センサ46と同じセンサが用いられる。
なお、ドア開閉センサ46、47、48、49についてそれぞれ対応するドアを明確化するために、以下、ドア開閉センサ46を運転席側ドア開閉センサ46と記載し、ドア開閉センサ47、48、49を助手席側ドア開閉センサ47、右側後席ドア開閉センサ48、左側後席ドア開閉センサ49と記載する。
電子制御装置50は、バッテリBaから供給される電力により作動するもので、メモリ51、タイマ、CPUなどから構成されている。
電子制御装置50は、図2(a)、図3、図4、図5に示すコンピュータプログラムを実行し、当該コンピュータプログラムの実行に際して、センサ40、41、46〜49などの検出信号に基づいてドアロック機構42〜45を制御する処理を行う。これに加えて、電子制御装置50は、電子キー10が車室内に位置するときに乗降用ドアをロックすることを避けるための警告を発生するために方向指示器61、前照灯62、ブザー60、電動ミラー63を制御する処理を実行する。
メモリ51には、コンピュータプログラム以外に、当該自動車の識別コードが記憶されている。メモリ51は、CPUによるコンピュータプログラムの実行に伴って、後述する履歴等のデータを記憶する。
ブザー60は、車両周囲に警告音を出力するためのものである。方向指示器61は、車体、ドアミラーなどに取り付けられて、車両進行方向を点滅により指示するためのライトである。前照灯62は、自動車の前方を照らすためのライトである。電動ミラー63は、自動車のボデーに対して回転自在に支持されているドアミラーとドアミラーを回転駆動する電動モータから構成されている。
次に、本実施形態の車両用オートロックシステムの作動について説明する。
電子制御装置50は、ドアアンロック処理とドアロック処理とを実行する。以下、ドアアンロック処理とドアロック処理とを別々に説明する。
(ドアアンロック処理)
まず、ドアアンロック処理について説明する。図2(a)は電子制御装置50のドアアンロック処理を示すフローチャートである。図2(b)は電子キー10の電子制御装置13の応答処理を示すフローチャートである。電子制御装置50のドアアンロック処理は、4つの乗降用ドアが全てロックされているときに、一定期間毎に繰り返し実行される。
まず、電子制御装置50が、図2(a)のステップS100において、ウェイク信号(図中wake信号と記す)を車室外発信機31、32から送信させる。
電子キー10の電子制御装置13は、図2(b)のステップS120において車室外発信機31、32からのウェイク信号(図中wake信号と記す)を受信したか否かを判定している。
そして、電子キー10を携帯した人が車両に乗るために、例えば運転席側ドアに近づくと、電子キー10の電子制御装置13が受信部12を介して車室外発信機31からのウェイク信号を受信する。すると、電子制御装置13がステップS120においてYESと判定する。これに伴い、電子制御装置13は、ステップS121において、発信部11からアクノーレッジ信号(図中ACK信号と記す)を送信する。
電子制御装置50が、図2(a)のステップS101において、電子キー10からアクノーレッジ信号を受信したか否かを判定している。そして、電子キー10からアクノーレッジ信号を受信機33を介して受信すると、ステップS101において、YESと判定する。これに伴い、ステップS102において、リクエスト信号を車室外発信機31、32から送信させる。
電子キー10の電子制御装置13は、図2(b)のステップS122において、リクエスト信号を受信したか否かを判定している。車室外発信機31からのリクエスト信号を受信部12を介して受信すると、ステップS122においてYESと判定する。これに伴い、ステップS123において、識別コードを含むレスポンス信号を発信部11から送信する。
電子制御装置50が、図2(a)のステップS103において、電子キー10からレスポンス信号を受信したか否かを判定している。電子キー10からレスポンス信号を受信機33を介して受信すると、ステップS103において、YESと判定する。これに伴い、ステップS104において、レスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶されている識別コードとが一致するか否かを判定する。
レスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致するときにはステップS104においてYESと判定する。
次に、電子制御装置50が、ステップS105において、タッチセンサ40、41の検出信号に基づいて、運転席側ドアおよび助手席側ドアのうちいずれか一方のドアハンドルにタッチしたか否かを判定する。
運転席側ドアおよび助手席側ドアのいずれのドアハンドルにも人がタッチしていないときには、ステップS105でNOと判定する。その後、運転席側ドアおよび助手席側ドアのうちいずれか一方のドアハンドルがタッチされるまで、ステップS105の判定を繰り返す。
例えば運転席側ドアのドアハンドルに人がタッチすると、電子制御装置50が、ステップS105でYESと判定する。これに伴い、ステップS106において、ドアロック機構42、43、44、45をそれぞれ制御して、4つの乗降用ドアを全てアンロックさせる。
また、上述のステップS101において、電子制御装置50がウェイク信号の送信後に電子キー10からのアクノーレッジ信号を受信していないときには、ステップS101においてNOと判定する。この場合、電子制御装置50と電子キー10との間の通信が成立しないと判定することになり、ステップS100に戻る。
(ドアロック処理)
次に、ドアロック処理について図3、図4、図5を参照して説明する。
ドアロック処理は、運転席側検出処理、助手席側検出処理、およびロック制御処理から構成されている。
運転席側検出処理は、図3中のステップS200およびステップS300(図中実線で囲まれる範囲)から構成されている。助手席側検出処理は、図4中のステップS200aおよびステップS400(図中実線で囲まれる範囲)から構成されている。運転席側検出処理および助手席側検出処理は、それぞれ、電子キー10の位置を検出するための処理である。ロック制御処理は、図5中のステップS322、ステップS330(図中実線で囲まれる範囲)、ステップS360〜S362、S370〜S371から構成されている。
ここで、運転席側検出処理と助手席側検出処理は、時分割で交互に実行される。ロック制御処理は、運転席側検出処理および助手席側検出処理の実行の終了後に、実行される。以下、運転席側検出処理、助手席側検出処理、およびロック制御処理について別々に説明する。
(運転席側検出処理)
まず、図3のステップS200において、運転席側ドア開閉センサ46の信号出力と右側後席ドア開閉センサ48の信号出力とに基づいて、運転席側ドア(D席ドア)または右側後席ドア(DR席ドア)が開閉操作されたか否かを判定する。
運転席側ドアと右側後席ドアとが閉じた状態を維持しているとき、あるいは運転席側ドアと右側後席ドアとが開いた状態を維持しているときには、ステップS200でNOと判定して、ステップS200に戻る。
また、運転席側ドアが開けられたとき、運転席側ドアが閉じられたとき、右側後席ドアが開けられたとき、右側後席ドアが閉じられたときのいずれかが行われたときに、ステップS200においてYESと判定して、ステップS300に移行する。ステップS300では、発信機30、31と電子キー10との間の通信により、電子キー10の位置を検出するための処理を実行する。なお、このステップS300の実行中において、運転席側ドアまたは右側後席ドアが閉じられたときには、ステップS301に戻る処理を行う(図3中符号71a参照)。
ステップS300では、まずステップS301において、タイマのカウントを開始する。
次のステップS302では、車室内発信機30と電子キー10との間の通信を開始する。このステップS302は、車室外発信機31、32に代えて車室内発信機30を用いるだけで、図2(a)中のステップS100の処理と同様である。このため、ステップS302においてウェイク信号の送信後に、電子キー10からアクノーレッジ信号を受信すると、車室内発信機30と電子キー10との間の通信が成立したとして、ステップS303においてYESと判定する。
その後、ステップS304において、図2(a)中のステップS102、S103と同様に、車室内発信機30と電子キー10との間の通信を実施して、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致であるか否かを判定する。
レスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致したときにはステップS304においてNOと判定する。すなわち、電子キー10が車室内に位置すると判定することになる。すなわち、車室内照合がOKであると判定する。この場合には、ステップS302に戻る。
そして、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置する限り、ステップS302、ステップS303のYES判定、ステップS304のNO判定を繰り返すことになる。
その後、人が電子キー10を携帯して車室内から出ると、ステップS302の処理実行後に、電子キー10からアクノーレッジ信号を受信しなくなる。このため、車室内発信機30と電子キー10との間の通信が成立しないとして、ステップS303でNOと判定する。つまり、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置しておらず、車室内照合がNGであると判定する。この場合、ステップS305に移行する。
また、上記ステップS304において、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致である場合には、YESと判定する。このとき、当該自動車に対応した電子キー10以外の他の電子キーと車室内発信機30との間で通信が成立していたことになり、この場合も、車室内照合がNGであると判定する。
次のステップS305では、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を開始する。ステップS305は、車室内発信機30に代えて車室外発信機31を用いるだけで、上記ステップS302と同様である。そして、次のステップS306において、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立したか否かを判定する。
そして、ステップS305の処理実行後に、電子キー10からアクノーレッジ信号を受信すると、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立したとして、ステップS306でYESと判定する。
その後、ステップS307において、上記ステップS304と同様に、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を実施して、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致しているか否かを判定する。
ここで、レスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致したときには、ステップS307においてYESと判定する。すなわち、電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリアに位置する、つまり車室外照合がOKであると判定する。この場合、電子キー10が車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動したことを判定したことになる。
次のステップS308において、4つの乗降用ドアが全て閉じられているか否かをドア開閉センサ46、47、48、49の出力信号に基づいて判定する。
ここで、4つの乗降用ドアが全て閉じているときには、ステップS308においてYESと判定して、図5のステップのステップS322に移行する。
また、4つの乗降用ドアのうち少なくとも1つの乗降用ドアが開いているときには、ステップS308においてNOと判定してステップS310に移行する。ステップS310では、電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリアから外れて車両から離れた旨を示す履歴、つまり車室外照合がOKからNGに変化したことを示す照合履歴を保存するための処理を実行する。
具体的には、ステップS310中のステップS311において、上記ステップS305と同様、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を開始する。次のステップS312において、上記ステップS306と同様、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立するか否かを判定する。
このとき、ステップS312において、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立する場合にはYESと判定する。次のステップS313において、上記ステップS307と同様に、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を実施して、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致であるか否かを判定する。電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致するときには、ステップS313でNOと判定してステップS311に戻る。
ステップS312において、電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリアから外れて車両から離れた位置に移動した場合には、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立しないとしてNOと判定する。つまり、ステップS312において、本実施形態の自動車に対応する電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリアに位置していないと判定する。この場合、ステップS314に移行する。
また、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致であるときには、ステップS313でYESと判定する。このとき、車室外発信機31の通信可能エリアには、本実施形態の自動車に対応する電子キー10以外の他の電子キーが車室外発信機31との間に通信が行われたことになる。つまり、ステップS313において、本実施形態の自動車に対応する電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリアに位置していないと判定する。この場合も、ステップS314に移行する。
ステップS312でNOと判定した場合、あるいはステップ312でYESと判定しステップS313でYESと判定した場合には、車室外照合がOKからNGに変化したとして、次のステップS314で照合履歴をメモリ51に保存する。
この後、ステップS315において、4つの乗降用ドアが全て閉じられているか否かをドア開閉センサ46、47、48、49の出力信号に基づいて判定する。4つの乗降用ドアのうち少なくとも1つの乗降用ドアが開いているときには、ステップS315においてNOと判定し、4つの乗降用ドアが全て閉じられるまで、ステップS315の判定処理を繰り返す。
その繰り返し処理において、例えば、運転席側ドアまたは右側後席ドアが閉じられたときには、ステップS301に戻る(図3中符号71a参照)。
この場合、車室内照合がNGで、ステップS305の処理実行後にステップS306の判定がNO,もしくはステップS306の判定がYESでステップS307の判定がNOの場合、つまり車室外照合がNGの場合には、ステップS316に進み、照合履歴がメモリ51に保存されているか否かを判定する。
照合履歴がメモリ51に保存されている場合には、次のステップS317で、4つの乗降用ドアが全て閉じられているか否かをドア開閉センサ46、47、48、49の出力信号に基づいて判定する。4つの乗降用ドアが全て閉じられているときには、ステップS317においてYESと判定し、図5のステップのステップS322に移行する。
4つの乗降用ドアのうち少なくとも1つの乗降用ドアが開いているときには、ステップS317においてNOと判定してステップS317に戻る。このため、4つの乗降用ドアが全て閉じられるまで、ステップS317のNO判定を繰り返す。
このようなステップS300の実行中において、タイマによりカウントされた時間が一定時間以上になると、タイムアウトとしてステップS300の処理を中断する(図中符号70a参照)。これに伴い、図5中のステップ370に移行して、ステップS300の処理を中断した旨を車両周囲に知らせるために、アンサーバックの処理を実行する。
例えば、方向指示器61および前照灯62をそれぞれ点滅させたり、ブザー60から警告音を発生させたり、あるいは電動ミラー63の電動モータを制御してドアミラーを回転させて車両前後方向とほぼ平行になるようにする。その後、図5中のステップ371においてメモリ51から照合履歴をクリアする。
なお、ステップS300の実行中において、助手席側ドアが開けられたとき、助手席側ドアが閉じられたとき、左側後席ドアが開けられたとき、左側後席ドアが閉じられたときのいずれかが行われたときには、ステップS300の実行を継続しつつ、図4のステップS400中のステップS301の実行を開始する(図3中符号72a参照)。ここで、図4のステップS400中のステップS301の実行を開始する際に、ステップS400を既に実行中である場合には、既に実行中のステップS400の処理を中断してステップS301の実行を開始することになる。
(助手席側検出処理)
まず、図4中のステップS200aにおいて、助手席側ドア開閉センサ47の信号出力と左側後席ドア開閉センサ49の信号出力とに基づいて、助手席側ドア(P席ドア)または左側後席ドア(PR席ドア)が開閉操作されたか否かを判定する。
助手席側ドアと左側後席ドアとが閉じた状態を維持しているとき、あるいは助手席側ドアと左側後席ドアとが開いた状態を維持しているときには、ステップS200aでNOと判定して、ステップS200aに戻る。
また、助手席側ドアが開けられたとき、助手席側ドアが閉じられたとき、左側後席ドアが開けられたとき、左側後席ドアが閉じられたときのいずれかが行われた場合、ステップS200aにおいてYESと判定して、ステップS400に移行する。
ステップS400では、電子キー10との間の通信を行う際に車室外発信機31に代えて車室外発信機32を用いること以外は、図3のステップS300と同様に電子キー10を検出する処理を行う。
ここで、ステップS400において、図3中のステップS300と同一ステップは、同一処理、あるいは実質的に同一処理を示している。ステップS400中のステップS305aは、ステップS300中のステップS305に対応している。ステップS305aでは、車室外発信機31に代えて車室外発信機32と電子キー10との間で通信を行う。
ステップS400中のステップS310aは、図3のステップS300中のステップS310に対応している。ステップS310a中のステップS311aは、図3のステップS310中のステップS311に対応している。ステップS311aでは、車室外発信機31に代えて車室外発信機32と電子キー10との間で通信を行う。
なお、図4のステップS310a中のステップS314に移行する前に、図3のステップS310中のステップS314で照合履歴をメモリ51に保存した場合には、図4のステップS310a中のステップS314においてメモリ51に照合履歴を上書きすることになる。
このようなステップS400の実行中において、ステップS300の場合と同様に、タイマによりカウントされた時間が一定時間以上になると、タイムアウトとしてステップS400の処理を中断する(図4中符号70b参照)。これに伴い、図5中のステップ370に移行して、ステップS400の処理を中断した旨を車両周囲に知らせるために、アンサーバックの処理を実行する。
ステップS400の実行中において、助手席側ドアが開けられたとき、助手席側ドアが閉じられたとき、左側後席ドアが開けられたとき、左側後席ドアが閉じられたときのいずれかが行われた場合には、ステップS400の実行を中断して、図4のステップS301に戻る(図4中符号72b参照)。
また、ステップS400の実行中において、運転席側ドアが開けられたとき、運転席側ドアが閉じられたとき、右側後席ドアが開けられたとき、右側後席ドアが閉じられたときのいずれかが行われた場合には、ステップS400の実行を継続しつつ、図3のステップS300のステップS301の処理を開始する(図4中符号71b参照)。ここで、図3のステップS301の実行を開始する際に、ステップS300を既に実行中である場合には、既に実行中のステップS300の処理を中断してステップS301の実行を開始することになる。
このようなステップS400およびステップS300の処理を終了すると、図5のロック制御処理の処理を開始する。以下に、ロック制御処理について図5を参照して説明する。
(ロック制御処理)
まず、図5のステップ322において、上述したステップ370と同様のアンサーバックの処理を実行する。その後、ステップS330の処理を実行する。
具体的には、ステップS331において、照合履歴がメモリ51に保存されているか否かを判定する。照合履歴がメモリ51に保存されている場合にはステップS331においてYESと判定する。その後、次のステップS333で所定時間待機した後、ステップS350に移行する。ここで、所定時間の待機は、車室内に忘れ物がある場合に、乗降用ドアをロックする前に忘れ物を取り出すために乗降用ドアを開けるための時間の余裕を設定するためである。
次のステップS350において、図3のステップS302と同様、車室内発信機30と電子キー10との間の通信を開始する。次のステップS351において、上述のテップS303と同様、車室内発信機30と電子キー10との間の通信が成立したか否かを判定する。
車室内発信機30と電子キー10との間の通信が成立しない場合にはステップS351においてNOと判定してステップS360に移行する。
車室内発信機30と電子キー10との間の通信が成立する場合にはステップS351においてYESと判定してステップS352に移行する。ここで、上述のステップS304と同様、車室内発信機30と電子キー10との間の通信を実施して、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致であるか否かを判定する。
電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致である場合には、当該車両に対応した電子キー10が車室内に位置していないとしてステップS352でYESと判定してステップS360に移行する。
つまり、上記したステップS350〜S352では、車室内に電子キー10が位置していないか否か、すなわち車室内照合がNGであるか否かを判定する。
車室内照合がNGとなった場合、次のステップS360では、ドアロック機構42、43、44、45を制御して4つの乗降用ドアをロックする。その後、ステップS361において、4つの乗降用ドアをロックした旨を車両周囲の人に知らせるために、ステップS361においてアンサーバックの処理を行う。ステップS361のアンサーバックの処理は、ステップS370のアンサーバックの処理と同様である。その後、ステップS362においてメモリ51の照合履歴をクリアする。
また、上述のステップS352において、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致するときには、NOと判定する。すなわち、車室内に電子キー10が閉じこめたことを判定することになる。
この場合、車室内に電子キー10を閉じこめた旨を車両周囲の人に知らせるために、ステップS370に移行して、上述したアンサーバックの処理を行う。これにより、車室内に電子キー10が位置するときに乗降用ドアをロックすることを避けるために警告を車室外に発生ことになる。その後、ステップS371においてメモリ51の照合履歴をクリアする。
また、上述のステップS331において、照合履歴がメモリ51に保存されていない場合にはNOと判定する。このとき、4つの乗降用ドアを閉じた状態で電子キー10が車室外発信機31、あるいは車室外発信機32の通信エリアに位置することになる。この場合、次のステップS332においてタイマのカウントを再スタートする。タイマは、次のステップS340の実行開始後経過した時間をカウントする。ステップS340は、電子キー10が車室外発信機31、あるいは車室外発信機32の通信エリアに所定時間以上継続して位置したか否かを判定するための処理である。
具体的には、まず次のステップS341において、図3のステップS307でYESと判定したか否かを判定する。図3のステップS307でYESと判定した場合には、車室外発信機31の通信可能エリア内に電子キー10が位置して車室外照合がOKになったとして、ステップS341においてYESと判定する。
次のステップS342において、図3のステップS305と同様、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を開始する。そして、次のステップS343において、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立するか否かを判定する。
このとき、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立する場合には、ステップS343においてYESと判定して、ステップS344に移行する。そして、図3のステップS307と同様、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を実施して、電子キー10からのレスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致であるか否かを判定する。
レスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが不一致であるときには、ステップS344においてYESと判定、つまり車室外照合がOKからNGに変化したと判定する。この場合、ステップS350に移行する。
また、上述のステップS344において、レスポンス信号に含まれる識別コードとメモリ51に予め記憶される識別コードとが一致するときにはNOと判定する。すなわち、車室外発信機31の通信可能エリア内に電子キー10が位置すると判定することになる。この場合、ステップS345に移行して、上述のステップS332でカウントスタートしたタイマが計時した時間が所定時間以上になったか否か(すなわち、タイムアウトか否か)を判定する。タイマによる計時時間が所定時間未満であるときには、ステップS345でNOと判定してステップS342に戻る。
このため、車室外発信機31の通信可能エリア内に電子キー10が位置し、かつタイマによる計時時間が所定時間未満である限り、ステップS342、ステップS343のYES判定、ステップS344のNO判定、およびステップS345のNO判定を繰り返す。そして、車室外発信機31の通信可能エリアから電子キー10が外れると、ステップS343でNOと判定して、ステップS350に移行する。
また、タイマによる計時時間が所定時間以上になるまで、電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリア内に継続的に位置する場合には、タイムアウトであるとして、ステップS345でYESと判定して、ステップS350以後の処理に移行する。このことにより、電子キー10を携帯した乗員が降車した後に車両周囲に待機した場合、所定時間経過後にドアがロックされる。
また、上述のステップS341では、図3のステップS307でYESと判定していない場合にはNOと判定する。すなわち、図4のステップS307aでYESと判定して図5のステップS322以降のステップに進んだ場合には、車室外発信機32の通信可能エリア内に電子キー10が位置して車室外照合がOKになったと判定する。その後、ステップS346、S347、S348、S349の処理を実行する。
ステップS346、S347、S348、S349において、電子キー10との間で通信を行う際に車室外発信機31に代わる車室外発信機32を用いること以外は、ステップS342、S343、S344、S345と同様である。
ステップS346はステップS342に対応し、ステップS347はステップS343に対応し、ステップS348はステップS344に対応し、ステップS349はステップS345に対応する。
このようなステップS346〜S349を実行して、タイマによる計時時間が所定時間以上になるまで、電子キー10が車室外発信機32の通信可能エリア内に継続的に位置する場合には、タイムアウトであるとして、ステップS349でYESと判定して、上述のステップS350以後の処理に移行する。また、車室外発信機32の通信可能エリアから電子キー10が外れる場合には、ステップS348でNOと判定して、上述のステップS350以後の処理に移行する。このことにより、電子キー10を携帯した乗員が降車した後に車両周囲に待機した場合、所定時間経過後にドアがロックされる。
次に、ドアロック処理の具体例1〜5について説明する。
(具体例1)
まず、運転者が電子キー10を携帯して降車する例について説明する。
運転者が運転席側ドアを開けると、図3のステップS200においてYESと判定する。運転者が車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動した場合には、ステップ300中のステップ301、S302の処理を経た後、ステップS303で、車室内発信機30と電子キー10との間の通信が成立しないとして、NOと判定する。さらに、ステップS305で、車室外発信機31と電子キー10との間の通信を実施してステップS306のYES判定を経た後、ステップS307においてYESと判定する。
その後、運転席側ドアを閉じると(図3中符号71a参照)、ステップ300の処理を中断して、ステップ300中のステップ301に戻る。
このとき、運転者が電子キー10を携帯して車室外発信機31の通信可能エリア内に位置していると、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305、ステップS306のYES判定、およびステップS307のYES判定を実行する。このとき、4つの乗降用ドアが全て閉じられているときには、次のステップS308でYESと判定する。
ここで、上述の如く運転者が運転席側ドアを開けた後、助手席側ドアと左側後席ドアとが閉じた状態を維持している場合には、図4のステップS200aでNOと判定する。このため、図4中のステップS400は実行されない。したがって、上述のステップS308でYESと判定した後に、図5のステップS322を経てステップS330に進む。
ステップS330のステップS331において、照合履歴を保存していないとしてNOと判定後、ステップS332を経て、ステップS341に進む。ここで、上述のステップS307でYESと判定したとして、ステップS341においてYESと判定する。
ここで、乗員が電子キー10を携帯して車室外発信機31の通信可能エリアから外れて車両から離れていたときには、ステップS344において、NOと判定後に、ステップS350、およびステップS351のNO判定を終えて、ステップS360でドアロックの処理を実行する。これにより、4つの乗降用ドアをロックすることができる。
(具体例2)
次に、上述の具体例1では、電子キー10を携帯した乗員が降車して運転席側ドアを閉めた後に車室外発信機31の通信可能エリアから離れた例を説明したが、これに代えて、電子キー10を携帯した乗員が降車して車室外発信機31の通信可能エリアから離れた後に電子キー10を携帯していない同乗者が運転席側ドアを閉める例について説明する。
まず、電子キー10を携帯した乗員が運転席側ドアを開けて車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動する。
この場合、上述の具体例1と同様、図3のステップS200のYES判定、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305、ステップS306のYES判定を終えた後、ステップS307においてYESと判定する。このとき、運転席側ドアが開いていると、ステップS308においてNOと判定する。
そして、電子キー10を携帯した乗員が車室外発信機31の通信可能エリアから離れると、ステップ311、およびステップS312のNO判定を経て、ステップS314でメモリ51に照合履歴を保存する。
その後、電子キー10を携帯していない同乗者が運転席側ドアを閉じると、ステップ300の処理を中断して、ステップ301に戻る。これに伴い、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305を経た後、ステップS306において、車室外発信機31と電子キー10との間の通信が成立しないとして、NOと判定する。
その後、ステップS316において、照合履歴を保存済みであるとしてYESと判定後、ステップS317において、4つの乗降用ドアが全て閉じられているとしてYESと判定する。
その後、ステップS322、ステップS331のYES、ステップS333、S350、およびステップS351のNO判定を経た後、ステップS360においてドアロックの処理を実行する。これにより、4つの乗降用ドアをロックすることができる。
(具体例3)
次に、電子キー10を携帯した運転者が運転席側ドアを開けて降車し、その後電子キー10を携帯しない同乗者が助手席側ドアを開けて降車する例について説明する。
最初に、運転者が運転席側ドアを開けると、図3のステップS200においてYESと判定してステップS300の処理を開始する。その後、同乗者が助手席側ドアを開けると、図4のステップS200aにおいてYESと判定してステップS400の処理を開始する。以下、運転席側ドアおよび助手席側ドアがそれぞれ開いた場合のステップS300の処理について説明する。
まず、電子キー10を携帯した乗員が車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動する。
この場合、上述の具体例2と同様、図3のステップS200のYES判定、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305、ステップS306のYES判定、ステップS307のYES判定、およびステップS308のNO判定を終える。
ここで、電子キー10を携帯した運転者が車室外発信機31の通信可能エリアから離れると、ステップ311、およびステップS312のNO判定を経て、ステップS314でメモリ51に照合履歴を保存する。
その後、運転席側ドアを閉じると、ステップ300の処理を中断して、ステップ301に戻る。これに伴い、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305、ステップS306のNO判定、ステップS316のYES判定を終えると、4つの乗降用ドアが全て閉じられるまで、次のステップS317においてNO判定を繰り返す。その後、助手席側ドアが閉じられて4つの乗降用ドアが全て閉じられると、ステップS317においてYESと判定する。
また、同乗者が降車する際に助手席側ドアを開けた場合、図4のステップS200aにおいてYESと判定する。その後、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305a、ステップS306のNO判定を終えて、次のステップS316に進む。
ステップS316では、上述の如く、図3のステップS314でメモリ51に照合履歴を保存済みであるとしてYESと判定して、その後4つの乗降用ドアが全て閉じられるまで、ステップS317におけるNO判定を繰り返す。そして、助手席側ドアが閉じられると、ステップS400のステップS301に戻る。
その後、4つの乗降用ドアが閉じた状態が維持されると、ステップ301、S302、ステップS303のNO判定、ステップS305a、ステップS306のNO判定、ステップS316のYES判定を終えて、ステップS317においてYESと判定する。
このように、図3のステップS317でYESと判定し、かつ図4のステップS317でYESと判定すると、図5のステップS322に進む。以降、具体例2と同様に処理を実施する。これにより、4つの乗降用ドアをロックすることができる。
(具体例4)
次に、電子キー10を携帯した乗員が降車して運転席側ドアを一旦閉めた後に、運転席側ドアを開閉操作して車両から離れた例について説明する。
まず、乗員が運転席側ドアを開け、車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動した場合には、図3のステップS200においてYESと判定して、ステップ300中のステップ301、S302を経た後、ステップS303でNOと判定する。さらに、ステップS305を経て、ステップS306のYES判定を経た後、ステップS307においてYESと判定する。
その後、運転席側ドアを閉じると、ステップ300の処理を中断して、ステップ301に戻り、ステップ301以降の処理の実行を開始する。
その後、乗員が再度運転席側ドアを開けると、再びステップ301に戻り、以降の処理の実行を開始する。そして、再度乗員が運転席側ドアを閉じると、再びステップ301に戻る。その後、4つの乗降用ドアが閉じられて乗員が車両から離れると、以降の処理が、上述の具体例1と同様に実行される。このため、4つの乗降用ドアのロックが行われることになる。
(具体例5)
次に、電子キー10を携帯した乗員が降車した後に車両周囲に待機した例について説明する。
まず、乗員が運転席側ドアを開けて車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動する。この場合、図3のステップS200においてYESと判定して、ステップ300中のステップ301、S302を経た後、ステップS303でNOと判定する。さらに、ステップS305およびステップS306のYES判定を経た後、ステップS307においてYESと判定する。
その後、運転席側ドアを閉じるとステップ301に戻る。このとき、乗員が電子キー10を携帯して車室外発信機31の通信可能エリア内に位置していると、ステップ301、S302、ステップS303のNO、ステップS305、ステップS306のYES判定、およびステップS307のYES判定を行うことになる。
その後、4つの乗降用ドアを全て閉じた状態で、電子キー10を携帯した乗員が車室外発信機31の通信可能エリア内に待機していると、ステップS308でYESと判定する。
次に、図5のステップS322を経てステップS331に進む。そして、照合履歴を保存していないとしてNOと判定後、ステップS332を経て、ステップS341に進む。
ここで、上述のステップS307でYESと判定したか否かを判定する。つまり、電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリア内に位置していたか否かを判定することになる。そして、上述のステップS307でYESと判定したとして、ステップS341においてYESと判定する。
その後、乗員が電子キー10を携帯して車室外発信機31の通信可能エリア内に待機している場合には、タイマによる計時時間が所定時間以上になる(つまりタイムアウトになる)まで、ステップS342、ステップS343のYES判定、ステップS344のNO判定を経て、ステップS345のNO判定を繰り返すことになる。
そして、タイマによる計時時間が所定時間以上になると、ステップS345でYESと判定する。これは、乗員が電子キー10を携帯して車室外発信機31の通信可能エリア内に所定時間以上待機しているので、車室内に乗員が戻ることを考えていないと判定することになる。そこで、上述の具体例1と同様、ステップS350以降の処理を行う。これにより、4つの乗降用ドアをロックすることができる。
(具体例6)
次に、電子キー10を携帯した運転者と電子キー10を携帯しない同乗者とが降車した後にそれぞれ車両周囲に待機した例について説明する。
まず、運転者が運転席側ドアを開けて車室内から車室外発信機31の通信可能エリア内に移動する。この場合、上述の具体例5と同様、図3のステップS200以降の処理を実行する。その後、同乗者が助手席側ドアを開けて降車後助手席側ドアを閉める。さらに運転者が運転席側ドアを閉じる。このため、4つの乗降用ドアが閉じられることになる。
この場合、上述の具体例5と同様、再度ステップ301に戻り、ステップ301以降の処理を実行し、ステップS307においてYESと判定後、ステップS308において4つの乗降用ドアが閉じられているとして、YESと判定することになる。
また、同乗者が助手席側ドアを開けると、図4のステップS200aでYESと判定して、ステップS400中のステップS301以降の処理を実行する。
その後、同乗者が助手席側ドアを閉められると、上述の具体例5と同様、再度ステップ301に戻り、ステップ301以降の処理を実行し、ステップS308において4つの乗降用ドアが閉じられているとしてYESと判定することになる。
このように、図3のステップS308のYES判定と図4のステップS308のYES判定とを終えると、図5のステップS322を経た後、ステップS331において、照合履歴を保存していないとしてNOと判定する。その後、ステップS332でタイマをスタートして、ステップS341に進む。そして、上述の図3中のステップS307でYESと判定しているとしてステップS341においてYESと判定する。
その後、運転者が電子キー10を携帯して車室外発信機31の通信可能エリア内に待機している場合には、上述の具体例5と同様、タイマによる計時時間が所定時間以上になるまで、ステップS342、ステップS343のYES判定、ステップS344のNO判定を経て、ステップS345のNO判定を繰り返す。
その後、タイマによる計時時間が所定時間以上になると、ステップS345でYESと判定して、ステップS350以降の処理を行う。これにより、4つの乗降用ドアをロックすることができる。
以上説明した実施形態によれば、電子制御装置50は、ステップS304において電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置していと判定した場合において、ステップS307(S307a)において電子キー10が車室外発信機31(32)の通信可能エリア内に位置すると判定した後に、ステップS312、S313において電子キー10が車室外発信機31(32)の通信可能エリア内に位置しないと判定した場合には、照合履歴をメモリ51に保存する。
照合履歴は、上述の如く、電子キー10が車室外発信機31(32)の通信可能エリア内に位置すると判定した後に電子キー10が車室外発信機31(32)の通信可能エリア内に位置しないと判定した旨を記録するものである。そして、電子制御装置50は、照合履歴がメモリ51に保存され、かつ4つの乗降用ドアが閉じられていると判定したときには、4つの乗降用ドアをロックする。
したがって、上述の具体例3のように、電子キー10を携帯した運転者が車室外発信機31(32)の通信可能エリアから出て車両から離れた後に、同乗者が降車して助手席側ドアを閉めた場合には、照合履歴がメモリ51に保存され、かつ4つの乗降用ドアが閉じられていると判定して4つの乗降用ドアをロックすることができる。
本実施形態では、電子制御装置50は、照合履歴がメモリ51に保存され、かつ4つの乗降用ドアが閉じられていると判定した場合には、乗降用ドアをロックする前に、ステップS351、352において、車室内に電子キー10が位置しているか否かを判定する。これにより、車室内に電子キー10が位置している状態で乗降用ドアをロックすることを避けることができる。
本実施形態では、電子制御装置50は、電子キー10が車室外発信機31の通信可能エリア内に位置するか否かを判定するに先だって、ステップS304において電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置していると判定したときには、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置していないと判定するまで、ステップS304の判定を繰り返す。
仮に、ステップS304において1回NOと判定した場合において、電子キー10を携帯した運転者が降車する考えがないとして、ステップS300の処理を中断して再スタートさせることも考えられる。この場合、実際に、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリアから車室外発信機31の通信可能エリアに移動した際に、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置していないと判定するのに長い遅延時間を生じる場合がある。
これに対して、本実施形態では、ステップS304において一度NOと判定しても、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置していないとしてYESと判定するまで、ステップS304の判定を繰り返す。このため、実際に、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリアから車室外発信機31の通信可能エリアに移動した際に、即座に、ステップS304でYESと判定することができる。
例えば、車室内発信機30と電子キー10との間で通信ができないヌル点を車室内に生じさせないために、車室内発信機30の送信出力を上げると、図6に示すように、車両の外郭(図6中符号80で示す太線)から、車室内発信機30の通信可能エリア(図6中符号70参照)が、はみ出る場合がある。このため、車室内発信機30の通信可能エリアにおいて車室内発信機31、32の通信可能エリア(図6中符号73、74参照)と重なるエリアが生じる。このため、電子キー10を携帯した運転者が降車しようとしている場合に、運転者が上述の重なるエリアに位置するときには、ステップS304においてNOと判定することになる。しかし、上述の如く、電子キー10が車室内発信機30の通信可能エリア内に位置していないと判定するまで、ステップS304の判定を繰り返すので、上述の重なるエリアから運転者が離れたときには、即座に、ステップS304でNOと判定することができる。
したがって、長い遅延時間を要することなく、ステップS305以降の処理に進むことが可能になる。このため、迅速に照合履歴をメモリ51に記憶させることができる。これにより、4つの乗降用ドアを、素早く、ロックさせることが可能になる。
本実施形態では、メモリ51に照合履歴を保存していない場合には、図5中のステップ331で、ステップS307でYESと判定したか否かを判定することにより、車室外発信機31の通信可能エリア内に電子キー10が位置していたか否かを判定する。すなわち、運転席側ドア周辺に電子キー10を携帯した運転者が位置していたか否かを判定することになる。
ここで、車室外発信機31の通信可能エリア内に電子キー10が位置していないとしてステップ331でNOと判定した場合には、助手席側ドア周辺に位置する電子キー10と車室外発信機32との間の通信により、識別コードの判定やタイムアウトの判定を行って4つの乗降用ドアをロックする。
しかし、助手席側ドア周辺に電子キー10を携帯した乗員が位置しているか否かに関わらず、車室外発信機31の通信可能エリア内に電子キー10が位置していたとしてステップ331でYESと判定した場合には、車室外発信機31と電子キー10との間の通信により、識別コードの判定やタイムアウトの判定を行って4つの乗降用ドアをロックする。以上により、運転者と同乗者とがそれぞれ降車する場合には、電子キー10を携帯した運転者において降車してから車両から離れるまでの行動に基づいて、乗降用ドアのロックを行うことができる。
上述の実施形態では、2つの車室外発信機31、32を用いて、一方の車室外発信機31の通信可能エリアを運転席側ドア周辺に設定し、他方の車室外発信機32の通信可能エリアを助手席側ドア周辺に設定した例について説明したが、これに限らず、4つの車室外発信機を用いて、4つの乗降用ドアのそれぞれのドア周辺に独立して車室外発信機の通信可能エリアを設けてもよい。
上述の実施形態では、電子制御装置50が図3の運転席側検出処理と図4の助手席側検出処理とを時分割で処理する例について説明したが、これに代えて、電子制御装置50に複数のマイクロコンピュータを設けて、複数のマイクロコンピュータにより図3の運転席側検出処理と図4の助手席側検出処理とを並列に処理するようにしてもよい。
上述の実施形態では、運転席側ドア周辺および右側後席ドア周辺を含むエリアに車室外発信機31の通信可能エリアを設定し、助手席側ドア周辺および右側後席ドア周辺を含むエリアに車室外発信機32の通信可能エリアに設定した例について説明したが、これに限らず、右側後席ドア周辺を除いた運転席側ドア周辺に車室外発信機31の通信可能エリアを設定し、右側後席ドア周辺を除いた助手席側ドア周辺に車室外発信機32の通信可能エリアに設定してもよい。
10 電子キー
20 車載装置
11 発信部
12 受信部
13 電子制御装置
20 車載装置
30 車室内発信機
31 車室外発信機
32 車室外発信機
33 受信機
40 タッチセンサ
41 タッチセンサ
42 ドアロック機構
43 ドアロック機構
44 ドアロック機構
45 ドアロック機構
46 ドア開閉センサ
47 ドア開閉センサ
48 ドア開閉センサ
49 ドア開閉センサ
50 電子制御装置

Claims (4)

  1. 車室外の所定範囲を通信エリアとして電子キーと通信を行い、電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合する車室外照合手段を備え、車両の全ての乗降用ドアが閉じている場合に、前記車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、前記全ての乗降用ドアをロックする車両用オートロックシステムにおいて、
    前記車室外照合手段は、右側乗降用ドアの開閉操作時に、前記電子キーと通信を行って前記電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合し、かつ左側乗降用ドアの開閉操作時に、前記電子キーと通信を行って前記電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合し、
    前記右側乗降用ドアおよび前記左側乗降用ドアのうち一方の乗降用ドアの開閉操作時において、前記全ての乗降用ドアが閉じていない場合で、前記車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、その照合履歴をメモリに保存する照合履歴保存手段を備え、
    前記全ての乗降用ドアが閉じたとき前記メモリに前記照合履歴が保存されていると、前記全ての乗降用ドアをロックすることを特徴とする車両用オートロックシステム。
  2. 前記照合履歴を前記メモリに保存した後、前記全ての乗降用ドアが閉じずに所定時間経過すると前記メモリに保存された照合履歴をクリアする手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用オートロックシステム。
  3. 車室内を通信エリアとして電子キーと通信を行い、電子キーから送信される信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合する車室内照合手段を備え、前記全ての乗降用ドアが閉じていない場合で、前記車室内照合手段の照合結果がNGで、かつ前記車室外照合手段による照合結果がOKからNGに変化したとき、前記照合履歴保存手段は、前記照合履歴を前記メモリに保存することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用オートロックシステム。
  4. 前記車両の全ての乗降用ドアが閉じている場合に、前記車室外照合手段による照合結果がOKのまま所定時間経過すると前記全ての乗降用ドアをロックすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用オートロックシステム。
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