JP4520670B2 - 流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム - Google Patents

流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4520670B2
JP4520670B2 JP2001218342A JP2001218342A JP4520670B2 JP 4520670 B2 JP4520670 B2 JP 4520670B2 JP 2001218342 A JP2001218342 A JP 2001218342A JP 2001218342 A JP2001218342 A JP 2001218342A JP 4520670 B2 JP4520670 B2 JP 4520670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
data
storage medium
flow rate
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001218342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003026298A (ja
Inventor
誠 大菊
一政 川嵜
達也 蓮仏
一洋 小原
Original Assignee
トキコテクノ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=19052531&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4520670(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by トキコテクノ株式会社 filed Critical トキコテクノ株式会社
Priority to JP2001218342A priority Critical patent/JP4520670B2/ja
Publication of JP2003026298A publication Critical patent/JP2003026298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4520670B2 publication Critical patent/JP4520670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリペイドカードを使用して流体の料金を精算するよう構成された流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、セルフサービス方式の計量機が設置された給油所の燃料供給システムでは、運転者(顧客)自身が給油作業の設定、給油作業、給油料金の精算(プリペイドカードまたは現金)を行うようになっている。そのため、給油所の給油エリア(「フィールド」とも言う)には、計量機、設定器(カードリーダ及び、現金支払機を有する)などの機器が設置され、給油所の事務所内には、各機器を管理する管理コンピュータが設置されている。
【0003】
セルフサービス方式の計量機で給油する場合の給油料金の決済方法としては、料金先払い方式のプリペイドカードを用いる方法と、現金(紙幣)を投入する方法とがある。
【0004】
ここでは、プリペイドカードを用いた決済方法で給油する場合について説明する。プリペイドカードを所持して給油所に到着した顧客は、空いている計量機の前に車両を停止させ、プリペイドカードをカードリーダライタに挿入した後、油種選択スイッチで給油する油種(レギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油の何れか)を指定し、当該指定した油種の給油ノズルを車両の給油口に差し込んで給油を開始する。そして、給油が終了すると、給油量に応じた給油金額がプリペイドカードに記憶された残金データから差し引かれ、残った金額データがプリペイドカードに書き込まれる。そのため、給油終了後は、残金データが更新されて給油金額が差し引かれたプリペイドカードによる給油料金が支払い済みとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の燃料供給システムでは、プリペイドカードがカードリーダライタに挿入されてしまうと、外部からプリペイドカードが見えないため、給油終了後にプリペイドカードを挿入してあるのを忘れてしまい、プリペイドカードを置いたまま給油所から退場してしまうおそれがあった。
【0006】
また、プリペイドカードが給油中の計量機に設けられたカードリーダライタに挿入されている場合、例えば、飲み物の自動販売機等にプリペイドカードを挿入して飲み物を購入できず、不便であった。
【0007】
さらに、プリペイドカードの一部がカード挿入口からはみ出した状態で給油開始されるように構成された方式では、プリペイドカードがカードリーダライタに挿入されていることが分かるので、給油終了後のカード忘れが防止される反面、給油中にプリペイドカードを引き抜くことができるので、例えば、運転者が窓拭き等のために車両側へ移動していると、プリペイドカードが盗難にあう可能性があり、運転者が計量機から離れられないという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した流体供給装置及び流体供給方法及び記憶媒体及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
【0009】
上記請求項1記載の発明は、記憶媒体に記憶された金額データを読み書きする記憶媒体読み書き手段と、流体の供給量を計測する流量計測手段と、記流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる入金データ処理手段と、入金データ処理手段により取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする供給許可手段と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する演算手段と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算手段により演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む料金精算手段とを備えてなるため、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、入金データ処理手が、流体の供給開始前に記憶媒体に記憶された金額データが示す金額よりも少ない金額を入金データとして取り込むと共に、当該記憶媒体の金額データから当該入金データの金額差し引ことにより、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。また、引き抜かれた記憶媒体に金額データが残っているので、流体の供給中に流体の精算以外の支払いに記憶媒体を使用することができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、流体の供給前に返金指示があったときは、流体の供給前に入金データ処理手段により取り込まれた入金データの金額を記憶媒体の金額データの金額に加算する第1の返金手段と、流体の供給後に返金指示があったときは、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データの金額に加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第2の返金手段と、を備えており、給油前に顧客の気が変わった場合でも記憶媒体の金額データから差し引いた金額データを記憶媒体に戻すことができ、顧客の返金指示にも対応することができる。
【0012】
また、請求項4記載の発明は、流体の供給中に記憶媒体に記憶された金額データが記憶媒体読み書き手段により読み書き可能な状態であることを確認する記憶媒体確認手段と、記憶媒体確認手段により記憶媒体が確認されないときは、記憶媒体がないことを報知する報知手段と、を備えており、流体の供給中に記憶媒体が抜かれても報知手段により報知されて記憶媒体の盗難を防止できる。
【0013】
また、請求項5記載の発明は、記憶媒体に記憶された金額データの金額を表示させる第1の表示手段と、流体の供給前に記憶媒体の金額データの金額から所定金額分の金額データの金額を差し引いた入金データの金額を表示させる第2の表示手段と、流体の供給中に流体の供給量に対応する料金データの金額を表示させる第3の表示手段と、流体の供給終了後に供給量に相当する金額を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を表示させる第4の表示手段と、を備えており、記憶媒体に記憶された金額データの金額の差し引き、及び返金、流体供給後の差額データの金額を容易に確認することができる。
【0014】
また、請求項6記載の発明は、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第の手順と、を順次実行することにより、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0015】
また、請求項7記載の発明は、入金データとして取り込まれた金額データに相当する流量を供給可能とする流体供給装置で実行されるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第の手順と、を順次実行させるためのプログラムを記憶したものであり、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0016】
また、請求項8記載の発明は、入金データとして取り込まれた金額データに相当する流量を供給可能とする流体供給装置で実行されるプログラムであって、コンピュータに、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第の手順と、を順次実行させるものであり、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる流体供給システムの一実施例の構成を示すシステム系統図である。
図1に示されるように、流体供給システム10は、車両に搭載された燃料タンクに燃料(例えば、ガソリンや軽油等)を供給する燃料供給システムであり、大略、給油エリア11に複数のセルフサービス給油方式の計量機12(12〜12)と、各計量機12(12〜12)に設けられた設定器14(14〜14)と、事務所16内に設置された管理コンピュータ18とからなる。
【0018】
管理コンピュータ18は、報知手段としてのモニタ18a及びプリンタ18bを有する。プリンタ18bは、後述するように給油所の閉店時にその日に給油を行った油液の各油種毎の給油量、給油金額、後述するプリペイドカード71(図4参照)の発券枚数やカード購入のための入金金額などをレシートに印字する。また、モニタ18aは、給油所の係員の入力操作に応じてレシートに印字される各データを表示することができる。
【0019】
管理コンピュータ18の記憶装置19には、プリペイドカード71のカード番号や発行枚数等を記憶するデータベースと、流体の供給開始前にカードリーダ・ライタ(記憶媒体読み書き手段)により読み取ったプリペイドカード71の金額データの金額から所定金額分の金額データの金額を差し引いて入金データの金額として取り込む制御プログラム(入金データ処理手段)と、流体の供給終了後に供給量に相当する金額を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額をプリペイドカード71の金額データの金額に加算させる制御プログラム(料金精算手段)と、が格納されている。
【0020】
尚、上記データベースには、発行済みの全プリペイドカード71のカード番号、給油された油種、流通カード残高(給油可能金額データ)、各給油ノズルの給油量、給油金額、各油種別の給油量、給油金額、プリペイドカード71の新規発券枚数、書換え枚数、加金枚数及び金額、現金給油の金額、軽油税、消費税、ポイントなどその日の給油に関する各数値が記憶されている。
【0021】
設定器14(14〜14)は、セルフサービスユニットとも呼ばれており、各計量機12(12〜12)に付設されている。また、設定器14(14〜14)は、給油を行う操作者(顧客)が所望する油種、給油量または給油金額を入力することにより各計量機12(12〜12)での給油を可能にする。尚、管理コンピュータ18は、計量機12(12〜12)及び設定器14(14〜14)と通信回線(SS−LAN)20を介して接続されている。
【0022】
また、給油所の管理コンピュータ18は、釣り銭機24と接続されている。釣り銭機24は、セルフサービス給油を行った顧客が釣り銭を必要な場合、設定器14から発行されたレシート(伝票)に記載された釣り銭の金額を現金で払い戻す。
【0023】
給油所に到着した車両の運転者(顧客)は、まず給油エリア11の空いている計量機12の前に車両を停車させてから設定器14の設定操作を行う。そして、設定器14は、紙幣またはプリペイドカード71が挿入されて油種が選択されると、管理コンピュータ18へ設定データ(油種、入金金額)を送信する。これに対し、管理コンピュータ18は、当該給油ポイントの計量機12へ給油許可信号を出力する。これで、計量機12は、給油可能な状態になり、顧客は計量機12の給油ノズルを車両の給油口(図示せず)に挿入して給油を開始することができる。
【0024】
図2は設定器14の概略構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、設定器14は、油種入力部26と、油種設定部28と、紙幣挿入部30と、紙幣識別部32と、カード挿入部34と、カードリーダ・ライタ36と、カード発行スイッチ37と、確認スイッチ38と、キャンセルスイッチ39と、油種表示部40と、入金金額表示部42と、単価表示部43と、レシート発行部46と、スピーカ48と、レシート発行スイッチ50と、釣り銭ランプ52と、これらを制御する制御部54とを有する。
【0025】
油種入力部26は、操作者が給油する油種(レギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油のいずれか)を指定するものであり、油種設定部28は油種入力部26により入力された油種を今回給油する油種情報として設定する。
【0026】
紙幣挿入部30には、給油前に現金1万円札、5千円札、2千円札、千円札のいずれかが挿入される。そして、紙幣識別部32では、紙幣挿入部30に挿入された紙幣の鑑定を行って、紙幣の入金金額を検出する。
【0027】
また、カード挿入部34は、給油料金をプリペイドカード71で清算する場合、プリペイドカードが挿入される。そして、カードリーダ・ライタ36では、カード挿入部34に挿入されたプリペイドカード71に記憶された金額データ(残金データ)または金額に対応する度数データを読み取り、給油終了後に給油金額を差し引いた残金を書き込む。また、カード発行スイッチ37は、新しいプリペイドカードを購入する際に操作されるスイッチであり、例えば、千円、2千円、5千円、一万円といった入金された紙幣金額に応じた金額データが書き込まれた新しいプリペイドカードを取得するためのものである。
【0028】
確認スイッチ38は、油種表示部40に表示された油種及び入金金額表示部42に表示された入金金額を確認されると、押圧操作される。単価表示部43は、各油種毎の1リットル当りの料金を表示する。また、キャンセルスイッチ39は、入力した設定事項(油種や入金金額)をキャンセルする際に操作されるスイッチである。
【0029】
レシート発行部46は、給油終了後、給油した油種、給油量、給油金額、入金金額、釣り銭金額を印字したレシートを発行する。スピーカ48は、油種設定の操作方法や入金方法や釣り銭を受け取る場合の方法を音声でガイダンスする。
【0030】
レシート発行スイッチ50は、給油終了後に顧客がレシート発行を希望する場合に押圧操作されるものである。また、釣り銭ランプ52は、給油終了後に点灯してお釣りがあることを顧客に報知するものである。
【0031】
図3は設定器14に設けられた操作パネルの第1実施例を示す正面図である。
図3に示されるように、設定器14の操作パネル56は、▲1▼プリカ/紙幣挿入→プリカをお持ちの方→残金の少ない方は紙幣も挿入して下さい→プリカを挿入→▲2▼へ進む。プリカ購入の方→紙幣挿入口→発券ボタンを押す→プリカを取る→プリカを挿入→▲2▼へ進む。現金給油の方→紙幣挿入口→▲2▼へ進む。▲2▼油の種類を押す、▲3▼確認→選んだ油の種類と金額を確認したらYESボタンを押し給油して下さい、NOボタンを押すと、紙幣、プリカが返却されます。▲4▼プリカ/レシートを取る→レシートが必要な方はランプ点滅中にレシートボタンを押して下さい、といった操作手順が記載されている。
さらに、「▲1▼プリカ/紙幣挿入」の欄には、紙幣挿入部(紙幣返却も行う)30と、カード挿入部(発券及びカード返却も行う)34と、カード発行スイッチ37と、入金金額表示部42と、単価表示部43が配置されている。
「▲2▼油の種類を押す」の欄には、給油する油種を指定するための油種入力部26として軽油選択スイッチ58、ハイオク選択スイッチ60、レギュラー選択スイッチ62が配置されている。また、軽油選択スイッチ58、ハイオク選択スイッチ60、レギュラー選択スイッチ62は、ランプが内蔵されており、後述するようにオンに操作されると点灯して選択された油種であることを表示する。
【0032】
「▲3▼確認」の欄には、確認スイッチ38としてのYESスイッチと、キャンセルスイッチ39としてのNOスイッチとが設けられている。
「▲4▼プリカ/レシートを取る」の欄には、レシート発行部46と、レシート発行スイッチ50とが設けられている。尚、レシート発行スイッチ50は、ランプが内蔵されており、給油後に点滅してレシート発行の有無を知らせる。
【0033】
図4はプリペイドカードの裏面に記載される給油料金支払いデータの一例を示す図である。
図4に示されるように、プリペイドカード71は、磁気カードからなり給油金額を上書きできるリライト方式のプリペイドカードである。そして、プリペイドカード71の裏面には、給油料金を支払うための給油可能金額(残金)データが印字されている。この給油可能金額(残金)データは、30回まで印字することができる。従って、プリペイドカード71の裏面に記載された給油可能金額(残金)データにより過去の給油料金の支払い状況を確認することができる。
また、プリペイドカード71は、表面に金額データが磁気記憶される磁性材が被覆された磁気記憶部71a(図4中、破線で示す)が形成されている。この磁気記憶部71aには、カード番号、金額データ(残金金額)が磁気記憶されている。そのため、カードリーダ・ライタ36は、プリペイドカード71が挿入されると、磁気記憶部71aに磁気記憶されたカード番号、金額データ(残金金額)を読み取ることができると共に、給油終了後に給油料金を差し引いた金額を給油料金清算後の残金を金額データとして更新できる。
【0034】
ここで、管理コンピュータ18が実行する給油制御処理について説明する。
図5は管理コンピュータ18が実行する給油制御処理の第1実施例を説明するためのフローチャートである。
図5に示されるように、管理コンピュータ18は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)でプリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に投入されて金額データが読み取られると、S12に進み、プリペイドカード71の磁気記憶部71aに記憶された金額データの金額を設定器14の入金金額表示部42(表示器)に表示する。
【0035】
次のS13では、顧客(ユーザ)が確認スイッチ38またはキャンセルスイッチ39を押下したかどうかをチェックする。S13において、キャンセルスイッチ39が押下されたときは、S14に移行して今回の給油処理を中止し、後述するS29に移行する。また、S13において、確認スイッチ38が押下されたときは、S15に進み、プリペイドカード71から読み込まれた金額データ(残金)の金額を給油量(給油金額)の上限値として記憶装置19(メモリ)に記憶させる。
【0036】
次のS16では、テンキーにより入力された数値を給油量として設定する。続いて、S17に進み、設定した給油量がプリペイドカード71から読み込まれた金額データ(残金)の金額に基づく給油量上限値以下かどうかをチェックする。
S17において、設定した給油量が給油量上限値以下でないときは、S18に進み、残額不足を表示すると共に、顧客に対してアラームで残額不足であることを通知する。そして、上記S12に戻り、S12以降の処理を繰り返す。
【0037】
また、上記S17において、設定した給油量が給油量上限値以下であるときは、S19に進み、給油ノズルがノズル掛けから外されたことを検出するノズルスイッチ(図示せず)がオフになったことを検知して顧客が給油操作を開始したことを確認する。次のS20では、プリペイドカード71の磁気記憶部71aに記憶された金額データのうち全ての金額データを記憶装置19に取り込む(入金データ処理手段)。すなわち、プリペイドカード71の磁気記憶部71aに記憶された金額データの金額をゼロにして記憶装置19に当該プリペイドカード71のカード番号に対応させて全金額データを記憶させる。
【0038】
このため、万が一、給油中にプリペイドカード71が盗難にあってもプリペイドカード71の磁気記憶部71aには、ゼロ円の金額データしか記憶されていないので、カード盗難による被害を防止できる。また、顧客は、給油所の係員に給油中にプリペイドカード71が盗難にあったことを伝えて、カードリーダ・ライタ36で読み取られた当該カード番号の金額データの金額により給油料金を決済することができる。
【0039】
S21では、車両の燃料タンクに給油された給油量(流量計により計測された流量積算値)が設定された設定給油量に達していないときは、S22に移行して給油を中止(給油ノズルがノズル掛けに戻されてノズルスイッチがオン)したかどうかをチェックする。S22において、給油中であるときは、上記S21に戻る。また、S21において、設定された給油量が給油されたとき、あるいはS22において、給油が中止されたときは、S23に進み、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36でデータの読み取り及び書き込みが可能な状態に挿入されていることを確認する。
【0040】
S23において、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36から引き抜かれているときは、S24に進み、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されていないこと報知するメッセージを表示すると共に、アラームを発して顧客にプリペイドカード71がないことを通知する(報知手段)。
【0041】
従って、顧客が計量機12及び設定器14から離れた場所、例えば給油中に車両側へ移動して窓拭きをしている間に第三者がプリペイドカード71を盗むと、S24でアラームが鳴るため、プリペイドカード71の盗難防止となる。そして、S23に戻り、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されていることを確認するため、プリペイドカード71が戻されるまで、アラームが鳴り続ける。
【0042】
また、S23において、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されているときは、S25に進み、今回給油された給油量、給油金額などの給油結果を表示する。次のS26では、確認スイッチ38が押下されたことを確認する。
【0043】
続いて、S27に進み、今回給油された給油金額を記憶装置19に格納されたプリペイドカード71の金額データの金額から差し引く(料金精算手段)。次のS28では、プリペイドカード71の金額データの金額から給油金額を差し引いた残金データ(差額)をプリペイドカード71の磁気記憶部71aに書き込んで返金する(料金精算手段)。
【0044】
次のS29では、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36から取り出される。
【0045】
図6は設定器14に設けられた操作パネルの第2実施例を示す正面図である。
図6に示されるように、第2実施例の操作パネル72には、例えば液晶ディスプレイ(LCD)からなる表示器73と、数値入力を行うテンキー76と、給油前に入金した金額データの金額をプリペイドカード71に返金させるための返金スイッチ77とが設けられている。表示器73は、後述するようにカードリーダ・ライタ36により読み込まれたプリペイドカード71に記憶された金額データの金額を表示するカード内残額表示領域74と、プリペイドカード71に記憶された金額データの金額の全てあるいは一部を設定器14に取り込んだ金額を表示するための取り込み金額表示領域75とを有する。
【0046】
また、操作パネル72には、前述した第1実施例の場合(図2、図3参照)と同様に、カード挿入部34と、カードリーダ・ライタ36と、確認スイッチ38と、キャンセルスイッチ39と、スピーカ48と、軽油選択スイッチ58、ハイオク選択スイッチ60、レギュラー選択スイッチ62が配置されている。
【0047】
図7は管理コンピュータ18が実行する給油制御処理の第2実施例を説明するためのフローチャートである。図8は図7の処理に続いて実行される給油制御処理を説明するためのフローチャートである。
図7及び図8に示されるように、管理コンピュータ18は、S31でプリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に投入されて金額データが読み取られると、S32に進み、プリペイドカード71の磁気記憶部71aに記憶された金額データの金額を設定器14の入金金額表示部42(表示器)に表示する。
【0048】
次のS33では、顧客(ユーザ)が確認スイッチ38またはキャンセルスイッチ39を押下したかどうかをチェックする。S33において、キャンセルスイッチ39が押下されたときは、S34に移行して今回の給油処理を中止し、後述するS29に移行する。
【0049】
また、S33において、確認スイッチ38が押下されたときは、S35に進み、プリペイドカード71の磁気記憶部71aに記憶された金額データの金額のうち一部の金額データ(予め決められた設定金額)を記憶装置19に取り込む(入金データ処理手段)。すなわち、プリペイドカード71の磁気記憶部71aに記憶された金額データの金額から一部の金額データの金額を差し引いた金額データに更新すると共に、記憶装置19に当該プリペイドカード71のカード番号に対応させて一部の金額データを記憶させる。よって、プリペイドカード71に記憶された金額データの金額から取り込まれた一部の金額データの金額を給油量(給油金額)の上限値として記憶装置19に記憶させることができる。
【0050】
このため、万が一、給油中にプリペイドカード71が盗難にあってもプリペイドカード71の磁気記憶部71aには、一部の金額データの金額しか記憶されていないので、カード盗難による被害額を減少できる。また、顧客は、給油所の係員に給油中にプリペイドカード71が盗難にあったことを伝えて、カードリーダ・ライタ36で読み取られた当該カード番号の金額データの金額の一部により給油料金を決済することができる。
【0051】
次のS36では、返金スイッチ77の操作を許可する。続いて、S37では、テンキー76により入力された数値を給油量として設定する。続いて、S38に進み、設定した給油量がプリペイドカード71から読み込まれた金額データ(残金)の金額に基づく給油量上限値以下かどうかをチェックする。S38において、設定した給油量が給油量上限値以下でないときは、S39に進み、残額不足を表示すると共に、顧客に対してアラームで残額不足であることを通知する。そして、上記S32に戻り、S32以降の処理を繰り返す。
【0052】
また、上記S38において、設定した給油量が給油量上限値以下であるときは、S40に進み、給油ノズルがノズル掛けから外されたことを検出するノズルスイッチ(図示せず)がオフになったことを検知して顧客が給油操作を開始したことを確認する。S40において、給油開始操作を行っていないとき(ノズルスイッチ(図示せず)がオン)は、S40aに進み、返金スイッチ77が押下されたかどうかをチェックする(返金手段)。
【0053】
ここで、返金スイッチ77が押下されたときは、給油処理を中止して後述するS51へ移行してプリペイドカード71から取り込んだ金額データを返金する。
従って、給油前に顧客の気が変わった場合でもプリペイドカード71の金額データの金額から差し引いた金額データの金額をプリペイドカード71に戻すことができ、顧客の返金指示にも対応することができる。
【0054】
また、S40aにおいて、返金スイッチ77が押下されないときは、上記S40に戻る。また、S40において、給油開始操作を行ったときは、S41に進み、返金スイッチ77の操作を禁止する。
【0055】
次のS42では、車両の燃料タンクに給油された給油量(流量計により計測された流量積算値)が設定された設定給油量に達していないときは、S43に移行して給油を中止(給油ノズルがノズル掛けに戻されてノズルスイッチがオン)したかどうかをチェックする。S43において、給油中であるときは、上記S42に戻る。また、S42において、設定された給油量が給油されたとき、あるいはS43において、給油が中止されたときは、S44に進み、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36でデータの読み取り及び書き込みが可能な状態に挿入されていることを確認する。
【0056】
S44において、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36から引き抜かれているときは、S45に進み、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されていないこと報知するメッセージを表示すると共に、アラームを発して顧客にプリペイドカード71がないことを通知する(報知手段)。
【0057】
従って、顧客が計量機12及び設定器14から離れた場所、例えば給油中に車両側へ移動して窓拭きをしている間にプリペイドカード71が盗まれると、S45でアラームが鳴るため、プリペイドカード71の盗難防止となる。そして、S44に戻り、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されていることを確認するため、プリペイドカード71が戻されるまで、アラームが鳴り続ける。
【0058】
また、S44において、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されているときは、S46に進み、返金スイッチ77の操作を許可する。続いて、S47において、今回給油された給油量、給油金額などの給油結果を表示する。次のS48では、確認スイッチ38が押下されたことを確認する。
【0059】
続いて、S49に進み、今回給油された給油金額を記憶装置19に格納されたプリペイドカード71の金額データの金額から差し引く(料金精算手段)。次のS50では、返金スイッチ77が押下されたかどうかをチェックする(返金手段)。ここで、返金スイッチ77が押下されたときは、S51へ移行して今回の給油金額を支払った残額データの金額をプリペイドカード71に記憶されている金額データの金額に加算して返金する(料金精算手段)。
【0060】
S52では、返金スイッチ77の操作を禁止した後、S53に進み、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36から取り出される。
【0061】
図9(A)〜(E)は表示器73の表示例を示す図である。
図9(A)に示す表示例は、第1の表示手段により上記S12、S32の処理に対応して表示されるものであり、プリペイドカード71がカードリーダ・ライタ36に挿入されて磁気記憶部71aに記憶された金額データが読み込まれると、表示器73のカード内残額表示領域74にはプリペイドカード71の金額データの金額(例えば、9200円といったように)が表示される。また、表示器73の取り込み金額表示領域75には、現在の金額データの金額である0円が表示される。
さらに、取り込み金額表示領域75の下方には、「お客様のカードの残高は9200円です」といったメッセージが表示される。
【0062】
また、カード内残額表示領域74の下方には、中止スイッチ80と確認スイッチ82とが表示される。この表示器73は、タッチパネルになっており、表示された中止スイッチ80または確認スイッチ82を押下することにより、中止または確認の入力操作が行える。
【0063】
図9(B)に示す表示例は、上記S13、S33の処理に対応して表示されるものであり、プリペイドカード71に記憶された金額データの全てあるいは一部を記憶装置19へ取り込んで良いのかを確認するための表示である。そのため、取り込み金額表示領域75の下方には、「設定した給油額をお預かりします。よろしいですか?」といったメッセージが表示される。
図9(C)に示す表示例は、第2の表示手段により上記S26、S48の処理に対応して表示されるものであり、確認スイッチ38,82が押下されると、表示器73のカード内残額表示領域74にプリペイドカード71の金額データの金額から一部の金額(例えば、3000円)を差し引いた金額データの金額(例えば、6200円といったように)が表示される。また、表示器73の取り込み金額表示領域75には、プリペイドカード71から取り込まれた金額データの金額である3000円が表示される。
【0064】
また、取り込み金額表示領域75の下方には、例えば、「油種:レギュラー、給油量:15L、給油額:1500円、お預かり金額から給油額を頂戴します。よろしいですか?」といった設定データ及び確認のためのメッセージが表示される。
【0065】
図9(D)に示す表示例は、第3の表示手段により上記S28、S51の処理に対応して表示されるものであり、表示器73のカード内残額表示領域74には上記図9(C)と同様にプリペイドカード71に記憶されている金額データ(例えば、6200円)が表示される。また、表示器73の取り込み金額表示領域75には、給油金額を差し引いた残額(プリペイドカード71に返金される金額データ:例えば、1500円)が表示される。
【0066】
また、取り込み金額表示領域75の下方には、例えば、「油種:レギュラー、給油量:15L、給油額:1500円、残金をお返しします。よろしいですか?」といった給油データ及び返金処理を確認するメッセージが表示される。
【0067】
図9(E)に示す表示例は、第4の表示手段により上記図9(D)に続いて表示されるものであり、表示器73のカード内残額表示領域74にはプリペイドカード71に記憶されている金額データの金額(例えば、6200円)に返金金額(ここでは、1500円)を加算した金額データの金額(例えば、7700円)が表示される。同時に、プリペイドカード71の磁気記憶部71aには、返金金額を加算した金額データの金額(例えば、7700円)が書き込まれる。また、表示器73の取り込み金額表示領域75には、給油金額を差し引いた残額(例えば、1500円)をプリペイドカード71に返金したため、0円が表示される
また、取り込み金額表示領域75の下方には、例えば、「油種:レギュラー、給油量:15L、給油額:1500円、残金をお返し致しました。」といった給油データ及び返金完了のメッセージが表示される。
【0068】
このように、表示器73には、プリペイドカード71と設定器14との間で処理される給油前の金額データの取り込み処理、給油金額の支払い処理、給油後の残金の返金処理の状況変化を図示しており、セルフサービス給油に慣れていない顧客でも容易に金額データの移動及び給油金額の決済状況を確認することができ、プリペイドカード71による決済方法の信頼性をより高めることができる。
【0069】
尚、上記実施例では、ガソリンや軽油等の燃料を車両の燃料タンクに給油する場合を一例として挙げたが、これに限らず、上記以外の燃料を供給するシステム、あるいは燃料電池車のように水素と酸素を反応させて電気を発生させて電気を駆動源として走行する車両に水素及び酸素を燃料として供給するシステム、あるいは燃料以外の流体、例えば、飲料水や温泉湯等の液体を供給するシステムにも本発明を適用できるのは勿論である。
【0070】
また、上記実施例では、プリペイドカードを記憶媒体として説明したが、これに限らず、プリペイドカード以外の記憶媒体、例えば金額データを記憶するためのICメモリが内蔵された電子マネーカードを用いることができるのは勿論である。
【0071】
また、上記記憶媒体としては、カード状のものに限らず、カード以外の形態のもの、例えば、ディスク状のものやテープ状のものや板状のもの等を用いることができるのは勿論である。
【0072】
また、上記実施例では、セルフサービス方式の給油システムを例に挙げたが、これに限らず、給油所の係員が給油作業を行うフルサービス給油システムにも本発明を適用できるのは勿論である。
【0073】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、記憶媒体に記憶された金額データを読み書きする記憶媒体読み書き手段と、流体の供給量を計測する流量計測手段と、記流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる入金データ処理手段と、入金データ処理手段により取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする供給許可手段と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する演算手段と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算手段により演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む料金精算手段とを備えてなるため、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0074】
また、請求項2記載の発明によれば、入金データ処理手が、流体の供給開始前に記憶媒体に記憶された金額データが示す金額よりも少ない金額を入金データとして取り込むと共に、当該記憶媒体の金額データから当該入金データの金額差し引ことにより、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。また、引き抜かれた記憶媒体に金額データが残っているので、流体の供給中に流体の精算以外の支払いに記憶媒体を使用することができる。
【0075】
また、請求項3記載の発明によれば、流体の供給前に返金指示があったときは、流体の供給前に入金データ処理手段により取り込まれた入金データの金額を記憶媒体の金額データの金額に加算する第1の返金手段と、流体の供給後に返金指示があったときは、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データの金額に加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第2の返金手段と、を備えてなるため、給油前に顧客の気が変わった場合でも記憶媒体の金額データから差し引いた金額データを記憶媒体に戻すことができ、顧客の返金指示にも対応することができる。
【0076】
また、請求項4記載の発明によれば、流体の供給中に記憶媒体に記憶された金額データが記憶媒体読み書き手段により読み書き可能な状態であることを確認する記憶媒体確認手段と、記憶媒体確認手段により記憶媒体が確認されないときは、記憶媒体がないことを報知する報知手段と、を備えてなるため、流体の供給中に記憶媒体が抜かれても報知手段により報知されて記憶媒体の盗難を防止できる。
【0077】
また、請求項5記載の発明によれば、記憶媒体に記憶された金額データの金額を表示させる第1の表示手段と、流体の供給前に記憶媒体の金額データの金額から所定金額分の金額データの金額を差し引いた入金データの金額を表示させる第2の表示手段と、流体の供給中に流体の供給量に対応する料金データの金額を表示させる第3の表示手段と、流体の供給終了後に供給量に相当する金額を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を表示させる第4の表示手段と、を備えてなるため、記憶媒体に記憶された金額データの金額の差し引き、及び返金、流体供給後の差額データの金額を容易に確認することができる。
【0078】
また、請求項6記載の発明によれば、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第の手順と、を順次実行するため、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0079】
また、請求項7記載の発明によれば、入金データとして取り込まれた金額データに相当する流量を供給可能とする流体供給装置で実行されるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第の手順と、を順次実行させるためのプログラムを記憶したため、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【0080】
また、請求項8記載の発明によれば、入金データとして取り込まれた金額データに相当する流量を供給可能とする流体供給装置で実行されるプログラムであって、コンピュータに、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを記憶媒体に書き込む第の手順と、を順次実行させるため、流体供給中に記憶媒体が抜かれても流体の供給量に応じた料金を精算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる燃料供給システムの一実施例の構成を示すシステム系統図である。
【図2】設定器14の概略構成を示すブロック図である。
【図3】設定器14に設けられた操作パネルの一例を示す正面図である。
【図4】プリペイドカードの裏面に記載される給油料金支払いデータの一例を示す図である。
【図5】管理コンピュータ18が実行する給油制御処理の第1実施例を説明するためのフローチャートである。
【図6】設定器14に設けられた操作パネルの第2実施例を示す正面図である。
【図7】管理コンピュータ18が実行する給油制御処理の第2実施例を説明するためのフローチャートである。
【図8】図7の処理に続いて実行される給油制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】表示器73の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 流体供給システム
11 給油エリア
12(12〜12) 計量機
14(14〜14) 設定器
16 事務所
18 管理コンピュータ
19 記憶装置
20 通信回線
71 プリペイドカード
26 油種入力部
28 油種設定部
30 紙幣挿入部
32 紙幣識別部
34 カード挿入部
36 カードリーダ・ライタ
37 カード発行スイッチ
38,82 確認スイッチ
39 キャンセルスイッチ
40 油種表示部
42 入金金額表示部
43 単価表示部
44 給油ランプ
46 レシート発行部
50 レシート発行スイッチ
54 制御部
56,72 操作パネル
58 軽油選択スイッチ
60 ハイオク選択スイッチ
62 レギュラー選択スイッチ
71 プリペイドカード
71a 磁気記憶部
73 表示器
74 カード内残額表示領域
75 取り込み金額表示領域
76 テンキー
77 返金スイッチ

Claims (8)

  1. 記憶媒体に記憶された金額データを読み書きする記憶媒体読み書き手段と、
    前記流体の供給量を計測する流量計測手段と、
    前記流体の供給開始前に前記記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、前記金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして前記記憶媒体に書き込ませる入金データ処理手段と、
    該入金データ処理手段により取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする供給許可手段と、
    前記流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する演算手段と、
    前記流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を前記演算手段により演算させ、当該演算された料金を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を前記記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを前記記憶媒体に書き込む料金精算手段と、
    を備えたことを特徴とする流体供給装置。
  2. 前記入金データ処理手段は、前記流体の供給開始前に前記記憶媒体に記憶された金額データが示す金額よりも少ない金額を入金データとして取り込むと共に、当該記憶媒体の金額データから当該入金データの金額差し引ことを特徴とする請求項1記載の流体供給装置。
  3. 前記流体の供給前に返金指示があったときは、前記流体の供給前に前記入金データ処理手段により取り込まれた入金データの金額を前記記憶媒体の金額データの金額に加算する第1の返金手段と、
    前記流体の供給後に返金指示があったときは、前記流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を前記記憶媒体の金額データの金額に加算し、当該加算後の金額データを前記記憶媒体に書き込む第2の返金手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の流体供給装置。
  4. 前記流体の供給中に前記記憶媒体に記憶された金額データが前記記憶媒体読み書き手段により読み書き可能な状態であることを確認する記憶媒体確認手段と、
    該記憶媒体確認手段により前記記憶媒体が確認されないときは、前記記憶媒体がないことを報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の流体供給装置。
  5. 前記記憶媒体に記憶された金額データの金額を表示させる第1の表示手段と、
    前記流体の供給前に前記記憶媒体の金額データの金額から所定金額分の金額データの金額を差し引いた入金データの金額を表示させる第2の表示手段と、
    前記流体の供給中に前記流体の供給量に対応する料金データの金額を表示させる第3の表示手段と、
    前記流体の供給終了後に供給量に相当する金額を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を表示させる第4の表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の流体供給装置。
  6. 流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、前記金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして前記記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、
    該第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、
    流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、
    前記流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を前記記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを前記記憶媒体に書き込む第の手順と、
    を順次実行することを特徴とする流体供給方法。
  7. 入金データとして取り込まれた金額データに相当する流量を供給可能とする流体供給装置で実行されるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータに、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、前記金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして前記記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、
    該第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、
    流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、
    前記流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を前記記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを前記記憶媒体に書き込む第の手順と、
    を順次実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 入金データとして取り込まれた金額データに相当する流量を供給可能とする流体供給装置で実行されるプログラムであって、
    コンピュータに、流体の供給開始前に記憶媒体読み書き手段により読み取った記憶媒体の金額データが示す金額以下の金額を入金データとして取り込むと共に、前記金額データから当該入金データの金額を差し引いた金額を新たな金額データとして前記記憶媒体に書き込ませる第1の手順と、
    該第1の手順で取り込まれた入金データの金額データに相当する流量を供給可能とする第の手順と、
    流量計測手段により計測された流量値から請求すべき料金を演算する第の手順と、
    前記流量計測手段により計測された流量値に相当する金額を演算させ、当該演算された料金を前記入金データの金額より差し引き、残った差額データの金額を前記記憶媒体の金額データに加算し、当該加算後の金額データを前記記憶媒体に書き込む第の手順と、
    を順次実行させるためのプログラム。
JP2001218342A 2001-07-18 2001-07-18 流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム Expired - Lifetime JP4520670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218342A JP4520670B2 (ja) 2001-07-18 2001-07-18 流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218342A JP4520670B2 (ja) 2001-07-18 2001-07-18 流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003026298A JP2003026298A (ja) 2003-01-29
JP4520670B2 true JP4520670B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=19052531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001218342A Expired - Lifetime JP4520670B2 (ja) 2001-07-18 2001-07-18 流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4520670B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2201475B1 (en) 2007-10-10 2020-07-29 Gilbarco Inc. System and method for controlling secure and non-secure content at dispenser or retail device
JP2009210376A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Panasonic Corp 流量計測装置
AU2011285794B2 (en) * 2010-08-03 2014-08-28 Gilbarco Inc. Fuel dispenser application framework
JP6748459B2 (ja) * 2015-03-18 2020-09-02 コモタ株式会社 記録媒体を使用する販売システム及び当該販売システムにおける返金金額の返金方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335698A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Tokico Ltd 給油所システム
JP2001060231A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Toshiba Video Products Japan Kk 情報処理装置
JP2001097497A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Denaro:Kk 給油入金精算装置
JP2001097498A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Denaro:Kk 給油入金精算装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644266B2 (ja) * 1985-10-28 1994-06-08 オムロン株式会社 カ−ド給油システム
JP2753005B2 (ja) * 1988-11-30 1998-05-18 株式会社東芝 自動券売機と金額カード処理方法
JPH05278794A (ja) * 1992-04-03 1993-10-26 Tatsuno Co Ltd 給油装置
JP2610607B2 (ja) * 1992-12-04 1997-05-14 富士電機冷機株式会社 自動販売機の制御方法
JPH08297777A (ja) * 1995-04-25 1996-11-12 Oval Corp 多連式手動充填機
JP3840621B2 (ja) * 1997-01-24 2006-11-01 トキコテクノ株式会社 給油装置
JP4182554B2 (ja) * 1997-10-27 2008-11-19 株式会社タツノ・メカトロニクス 給油装置
JP3058616U (ja) * 1998-10-21 1999-06-22 株式会社デナロ 給油精算装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335698A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Tokico Ltd 給油所システム
JP2001060231A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Toshiba Video Products Japan Kk 情報処理装置
JP2001097497A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Denaro:Kk 給油入金精算装置
JP2001097498A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Denaro:Kk 給油入金精算装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003026298A (ja) 2003-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4316535B2 (ja) 給油所システム
JP4520670B2 (ja) 流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラム
JP3895577B2 (ja) 燃料供給システム
JP4515657B2 (ja) 給油システム
JP4382980B2 (ja) 給油システム
JP3973405B2 (ja) 燃料供給システム
JP4316537B2 (ja) 給油所システム
JP4050941B2 (ja) 燃料供給システム
JP5250459B2 (ja) 釣銭準備金両替システム
JP2006160319A (ja) 給油料金精算装置
JP2002104599A (ja) 給油入金精算装置
JP4171313B2 (ja) 燃料供給システム
JP2002362698A (ja) 給油システム
JP3917401B2 (ja) 燃料供給システム
JP2002145399A (ja) 給油システム
JP4278599B2 (ja) プリペイド式流体供給装置
JP4100980B2 (ja) 燃料供給システム
JP4198451B2 (ja) 燃料供給装置
JP4129389B2 (ja) 燃料供給システム
JP4275594B2 (ja) 給油所システム
JP3082177U (ja) 給油料金精算装置
JP2003321098A (ja) 燃料供給システム
JP4198450B2 (ja) 燃料供給装置
JP2003317014A (ja) 燃料決済システム
KR20140040299A (ko) 주유소용 요금 정산 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4520670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term