JP6748459B2 - 記録媒体を使用する販売システム及び当該販売システムにおける返金金額の返金方法 - Google Patents
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Description
但し、C=|(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価|(整数部分の値)
D=<{(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価}−|(指定給油金額−当初
返金金額)/給油単価|(整数部分の値)>*給油単価
次いで、少数点以下分の実給油量Bに給油単価を乗じて、少数点以下の実給油量に相当する請求金額Eを計算し、上記整数部AとCとを比較し、整数部AとCに相違が無ければ、少数点以下の給油量に相当する上記余りDと上記Eを比較し、DとEに相違が無ければ、前記当初返金金額を返金金額とし、DとEに相違があれば、前記当初返金金額にDからEを減じて得た差分を加算したものを返金金額とし、整数部AとCの比較で相違があれば、前記当初返金金額に、上記整数部CからAを減じて得た差分に給油単価を乗じて得た値を加算し、更に、上記Dと上記Eを比較する処理を行い、DからEを減じて得た差分を加算することを特徴とする。
W1=(指定給油金額−当初返金金額)−A*給油単価(税抜額)
実給油量の小数点以下の値Bに税抜き給油単価を乗算して求めた値をXとし、実給油量に税抜き給油単価を乗算して求めた値をYとし、実給油量に軽油税を乗算して求めた値をZとし、実給油量の1リットル未満分の請求金額と消費税額総額の合計W2を次式で表すとき、
W2=X+{(Y−Z)*消費税率}(小数点以下四捨五入)
W1とW2が等しければ、当初返金金額を返金金額とし、W1とW2が異なれば、当初返金金額に、W1からW2を引いた値を加算した値を返金金額とすることを特徴とする。
図2、3は、本発明を適用するSSにおける燃料油販売システムの構成例を示す図である。さらに、図4は、燃料油販売システムにおいて、本発明に従う未給油分に相当する返金金額を求める基本構成の処理の流れを示すフローチャートである。
従来のSSの給油販売では、図1で説明したように、利用者がPOS端末2の外設端末5にプリカを読み込ませ、引き落とし金額を指定すると、POS端末2から計量機1に、ガソリン単価、引き落とし金額の情報が送信され、計量機1側では、引き落とし金額を単価で割り返して算出されるその金額に対応する給油可能量を上限として、給油を行う。
円を引いた値である0.36円となる(図7、Bで示す範囲)。
第3の構成例の基本概念は、予め計量機1側での請求金額算定方法を解析し、計算の過程における端数の四捨五入の時期、桁数を把握し、この計量機1側の処理に対応してPOS端末2側で計算した返金金額の値に、前記端数の四捨五入処理で、増加又は減少する値を相殺する様に、加算又は減算処理を行うものである。
(130-32.1)*0.08 +130 = 137.832円 ここでは少数点以下第四位で四捨五入する。
137.832 * 50.79 = 7000.48728円
給油可能量を計算した際の小数点以下の端数の四捨五入の影響により、顧客指定給油金額より四捨五入により切りあがった給油可能量に相当する金額0.48728が増加することになる。
計量機1では、小数点以下第三位を四捨五入して50.79 Lとする。したがって、この給油可能量から求める暫定指定給油金額は、次のように、
50.79*137.832 = 7,000.48728 となる(ステップSB3)。
したがって、ステップSB5で求めた税抜きの顧客指定給油金額に基づいて、税抜きの給油金額は、次のように計算される(ステップSB8)。6602.7 - 1530.1 = 5072.6 これを小数点以下で四捨五入すると5073 円となる。
切り捨てて整数を取る)= 1となる)ときは、返金金額は、POS端末2において返却油量*税抜単価により計算した額よりも、1-0.6だけ少なくなる。
となる。
税込返金金額にステップSB4で求めた差分(給油可能量に対応する給油金額と、実際の指定金額との差額)を加算する(ステップSB15)。
ステップSB8 及びステップSB13において四捨五入処理をしていることから、それらの数値の切り上げまたは切り下げの判定を行い(ステップSB16、ステップSB18)、上記の1621.79536から、これらの小数点未満数値(0.4, 0.39536)を差し引く(ステップSB17、ステップSB19)。したがって、最終的な、返金金額は、1621円となる。
計量機1では、小数点以下第三位を四捨五入して49.86 Lとする。したがって、この給油可能量から求める暫定指定給油金額は、次のように、
49.86*140.4 = 7,000.344 となる。
したがって、税抜きの顧客指定給油金額に基づいて、税抜きの給油金額は、次のように計算される。6481.8 - 1409.2 = 5072.6 これを小数点以下で四捨五入すると5073 円となる。
税込返金金額に差分(給油可能量に対応する給油金額と、実際の指定金額との差額)を加算する。
上記の1521.592から、四捨五入による調整分である小数点未満数値(0.4, 0.192)を差し引く。したがって、最終的な、返金金額は、1521円となる。
図10の処理は、図4におけるステップS7(給油可能量計算ステップST1)、ステップS9A(返却油量計算ステップST2),ステップS9B(返金金額計算ステップST3)で小数点以下の端数の出る処理の結果に対する返金金額の端数処理の方法に特徴がある。
C=|(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価|(整数部分の値)
D=<{(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価}−|(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価|(整数部分の値)>*給油単価
次いで、実際の給油量の少数点以下の部分Bの請求金額Eを計算する(ステップST5)。
本構成例は、 消費税を考慮した場合の補正計算を行う別の構成例である。消費税を外税表示とした場合、小数点以下の端数の丸め処理をどの段階で行うかにより、最終的な請求金額の値に違いが生じることがある。
(I)(実際の給油数量*税抜単価−軽油税総額)*消費税率として消費税額総額を算出し税抜請求額に合算した請求金額。
(II)税抜単価+(税抜単価−軽油税)*消費税率として消費税込み単価を算出し実際の給油数量を乗じて算定した請求金額。
図13は、第5の構成に対応する処理を説明するフロー図である。
量(小数点以下第三位四捨五入)を求める(ステップSTA1)。
(iv)当初返金金額を基に請求金額を算出し、少数点以下の部分に相当する請求金額と消費税額総額との合算値を求める(ステップSTA4)。
STA5)。実際の給油量の小数点以下の給油分に対する請求金額をX,実際の給油量に対する請求金額をY、実際の給油量に対する軽油税額をZとすると、以下のようになる。
実際の給油量*給油単価(税抜額)=Y(小数点以下四捨五入)
実際の給油量*軽油税=Z
したがって、消費税額の総額と実際の給油量の1L未満分の請求金額W2(小数点以下四捨五入の税込み額)は、
X+{(Y−Z)*消費税率}(小数点以下四捨五入)となる。
補正後返金金額=当初返金金額となる(ステップSTA7)。
補正後返金金額=当初返金金額+{W1−W2}(ステップSTA8)となる。
税抜単価を137円、軽油税を1L当たり32.1円、消費税率を8%とすると、消費税込み単価は145.392円となる。実際の給油量は39.75Lとする。
(ii) 返却油量=48.15L(給油可能な給油量)−39.75L(実際の給油量)
=8.4L(ステップSTA2)
(iv)当初返金金額から求めた請求金額のうち、実際の給油量の少数点以下に相当する額と消費税額総額の合算値は、次の様になる。
Y=39.75L(実際の給油量)*137円(給油単価税抜額)=5,446円(小
数点以下四捨五入)
Z=39.75L(実際の給油量)*32.1円(軽油税)=1,275.975円
103円+{(5,446円−1,275.975円)*0.08}(小数点以下四捨五入)=437円(ステップSTA5)である。この値をW2とする。
補正後の返金金額=当初返金金額+{W1−W2}により、
当初返金金額は、1,221円であり、上記の通り計算した補正後の返金金額は、1,220円となる。(ステップSTA8)
請求金額は、39.75L*137円(小数点以下四捨五入)+{39.75L*137円(小数点以下四捨五入)−39.75L*32.1円}*0.08(小数点以下四捨五入)=5,780円(小数点以下四捨五入)となる。従って、返金金額は、7,000円(指定給油金額)−5,780円(請求金額)=1,220円となり、ステップSTA8の値と合致する。
本出願人が先に提案した発明(特許文献4)と本願発明を組み合わせることが可能で
ある。
2 POS端末
3 給油ホース
4 給油機
5 外設端末
50 制御手段
51 第1の表示部
52 第2の表示部
53 カード情報の読み取り口
54 現金投入口
55 支払選択ボタン
56 油種選択ボタン
57 予定給油量、又は金額を指定するボタン
58 確認ボタン
59 プリント出力部
6 表示装置
Claims (15)
- 記録媒体を用いて商品の販売を行う販売システムであって、
POS端末と、
販売機を有し、
前記POS端末に、
前記記録媒体に記録された残高の範囲内で、利用者に購入金額を指定させ、
前記指定された購入金額を前記残高から差し引いて新たな残高として前記記録媒体の残高を更新させ、
前記指定された購入金額に基づき商品の購入可能量を計算させ、
前記販売機に、
前記商品の購入可能量の範囲で、前記利用者に対する商品の販売を実行させ、
さらに、前記POS端末に、
前記商品の購入可能量から実際の購入量を差し引き、商品の返却数量を計算させ、
前記商品の返却数量に前記商品の単位価格を乗算して、返金金額を求め、
前記求められた返金金額を前記記録媒体の更新された残高に加算して新たな残高に更新させる、
ことを特徴とする販売システム。 - 記録媒体を用いて商品の販売を行う販売システムであって、
POS端末と、
販売機を有し、
前記POS端末に、
前記記録媒体に記録された残高の範囲内で、利用者に購入量を指定させ、
前記指定された購入量に前記商品の単位価格を乗算することで購入金額を計算し、
前記計算された購入金額を前記残高から差し引いて新たな残高として前記記録媒体の残高を更新させ、
前記販売機に、
前記商品の指定購入量の範囲で、前記利用者に対する商品の販売を実行させ、
さらに、前記POS端末に、
前記商品の指定購入量から実際の購入量を差し引き、商品の返却数量を計算させ、
前記商品の返却数量に前記商品の単位価格を乗算して、返金金額を求め、
前記求められた返金金額を前記記録媒体の更新された残高に加算して新たな残高に更新させる、
ことを特徴とする販売システム。 - 記録媒体を用いて燃料油の販売を行う販売システムであって、
POS端末と、
計量機を有し、
前記POS端末に、
前記記録媒体に記録された残高の範囲内で、利用者に給油金額を指定させ、
前記指定給油金額を前記残高から差し引いて新たな残高として前記記録媒体の残高を更新させ、
前記指定給油金額に基づき燃料の給油可能量を計算させ、
前記計量機に、
前記燃料の給油可能量の範囲で、前記利用者に対する燃料の給油を実行させ、
さらに、前記POS端末に、
前記燃料の給油可能量から実際の給油量を差し引き、燃料の返却油量を計算させ、
前記燃料の返却油量に前記燃料の給油単価を乗算して、返金金額を求め、
前記求められた返金金額を前記記録媒体の更新された残高に加算して新たな残高に更新させる、
ことを特徴とする販売システム。 - 記録媒体を用いて燃料油の販売を行う販売システムであって、
POS端末と、
計量機を有し、
前記POS端末に、
前記記録媒体に記録された残高の範囲内で、利用者に燃料の給油量を指定させ、
前記指定された給油量に前記燃料の給油単価を乗算することで給油金額を計算し、
前記計算された給油金額を前記残高から差し引いて新たな残高として前記記録媒体の残高を更新させ、
前記計量機に、
前記燃料の指定給油量の範囲で、前記利用者に対する燃料の給油を実行させ、
さらに、前記POS端末に、
前記燃料の指定給油量から実際の給油量を差し引き、燃料の返却油量を計算させ、
前記燃料の返却油量に前記燃料の給油単価を乗算して、返金金額を求め、
前記求められた返金金額を前記記録媒体の更新された残高に加算して新たな残高に更新させる、
ことを特徴とする販売システム。 - 請求項3において、
前記POS端末に
前記利用者が指定する給油金額である顧客指定給油金額を前記燃料の給油単価で除算させて給油可能量を算出させ、
前記給油可能量に小数点以下の端数がある場合、所定の小数点以下桁数で四捨五入を行わせ、前記四捨五入後の給油可能量に前記給油単価を乗算して暫定指定給油金額を計算させ、
前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分を算出させ、更に、
前記返却油量に前記給油単価を乗算して返金金額を算定し、算定された値に対し、前記四捨五入による切り上げ又は切り下げ処理に応じて、前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分を加減する処理を行わせる、
ことを特徴とする販売システム。 - 請求項3、4又は5において、
前記計量機側の請求金額算定方式に基づき、前記計量機側の計算過程における小数点以下の端数の四捨五入の時期及び四捨五入桁数に対応して、
前記POS端末に、
当該POS端末で計算した返金金額の値に、前記計量器側の四捨五入による切り上げ又は切り下げ処理で増加する値又は減少する値を相殺する様に、加算又は減算処理を行わせる、
ことを特徴とする販売システム。 - 請求項5において、
前記計量機が、外税方式による税抜の給油金額である税抜単価を表示する場合、前記POS端末に、
前記税抜単価から消費税を加算した税込単価を算出させ、
前記顧客指定給油金額を該税込単価で除算して給油可能量を算出させ、該給油可能量に小数点以下の端数がある場合、所定の小数点以下桁数で四捨五入を行わせ、
前記四捨五入後の給油可能量に前記税込単価を乗算し、暫定指定給油金額を計算させ、
前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分を算出させ、
前記給油可能量を給油した時の税抜金額を算出させ、返却油量から税抜の返金金額を算出させ、
前記給油可能量を算出したときの税抜金額から税抜返金金額を引き算して税抜給油金額を算出させ、
小数点以下の端数を四捨五入させて整数値を求め、前記税抜給油金額に消費税率を乗算させ、四捨五入して整数の消費税額を算出させ、
前記税抜給油金額の整数値及び消費税額の整数値を計算する過程で行った四捨五入による切上げ、又は切下げにより増加、又は減少した値を計算し、
さらに、前記返却油量に税込単価を乗算し、返金金額を算定し、算定した値に対し、前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分及び前記四捨五入により増加、又は減少した値を加減する処理を行わせる、
ことを特徴とする販売システム。 - POS端末と、販売機を有し、記録媒体を用いて商品の販売を行う販売システムにおける商品の販売において生じる返金金額の返金方法であって、
前記POS端末に、
前記記録媒体に記録された残高の範囲内で、利用者に購入金額を指定させ、
前記指定された購入金額を前記残高から差し引いて新たな残高として前記記録媒体の残高を更新させ、
前記指定された購入金額に基づき商品の購入可能量を計算させ、
前記販売機に、
前記商品の購入可能量の範囲で、前記利用者に対する商品の販売を実行させ、
さらに、前記POS端末に、
前記商品の購入可能量から実際の購入量を差し引き、商品の返却数量を計算させ、
前記商品の返却数量に前記商品の単位価格を乗算して、返金金額を求め、前記求められた返金金額を前記記録媒体の更新された残高に加算して新たな残高に更新させる、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - POS端末と、計量機を有し、記録媒体を用いて燃料の販売を行う販売システムにおける燃料の販売において生じる返金金額の返金方法であって、
前記POS端末に、
前記記録媒体に記録された残高の範囲内で、利用者に給油金額を指定させ、
前記指定給油金額を前記残高から差し引いて新たな残高として前記記録媒体の残高を更新させ、
前記指定給油金額に基づき燃料の給油可能量を計算させ、
前記計量機に、
前記燃料の給油可能量の範囲で、前記利用者に対する燃料の給油を実行させ、
さらに、前記POS端末に、
前記燃料の給油可能量から実際の給油量を差し引き、燃料の返却油量を計算させ、
前記燃料の返却油量に前記燃料の給油単価を乗算して、返金金額を求め、前記求められた返金金額を前記記録媒体の更新された残高に加算して新たな残高に更新させる、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - 請求項9において、
前記POS端末に
前記利用者が指定する給油金額である顧客指定給油金額を前記燃料の給油単価で除算させて給油可能量を算出させ、
前記給油可能量に小数点以下の端数がある場合、所定の小数点以下桁数で四捨五入を行わせ、前記四捨五入後の給油可能量に前記給油単価を乗算して暫定指定給油金額を計算させ、
前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分を算出させ、更に、
前記返却油量に前記給油単価を乗算して返金金額を算定し、算定された値に対し、前記四捨五入による切り上げ又は切り下げ処理に応じて、前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分を加減する処理を行わせる、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - 請求項9又は10において、
前記計量機側の請求金額算定方式に基づき、前記計量機側の計算過程における小数点以下の端数の四捨五入の時期及び四捨五入桁数に対応して、
前記POS端末に、
当該POS端末で計算した返金金額の値に、前記計量器側の四捨五入による切り上げ又は切り下げ処理で増加する値又は減少する値を相殺する様に、加算又は減算処理を行わせる、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - 請求項10において、
前記計量機が、外税方式による税抜の給油金額である税抜単価を表示する場合、前記POS端末に、
前記税抜単価から消費税を加算した税込単価を算出させ、
前記顧客指定給油金額を該税込単価で除算して給油可能量を算出させ、該給油可能量に小数点以下の端数がある場合、所定の小数点以下桁数で四捨五入を行わせ、
前記四捨五入後の給油可能量に前記税込単価を乗算し、暫定指定給油金額を計算させ、
前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分を算出させ、
前記給油可能量を給油した時の税抜金額を算出させ、返却油量から税抜の返金金額を算出させ、
前記給油可能量を算出したときの税抜金額から税抜返金金額を引き算して税抜給油金額を算出させ、
小数点以下の端数を四捨五入させて整数値を求め、前記税抜給油金額に消費税率を乗算させ、四捨五入して整数の消費税額を算出させ、
前記税抜給油金額の整数値及び消費税額の整数値を計算する過程で行った四捨五入による切上げ、又は切下げにより増加、又は減少した値を計算し、
さらに、前記返却油量に税込単価を乗算し、返金金額を算定し、算定した値に対し、前記暫定指定給油金額と前記顧客指定給油金額との差分及び前記四捨五入により増加、又は減少した値を加減する処理を行わせる、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - 請求項9において、
前記燃料の返却油量に前記燃料の給油単価を乗算して求めた返金金額を当初返金金額とし、
前記指定給油金額から前記当初返金金額を差し引いて求めた第1の請求金額と実際の給油量に給油単価を乗じて求めた第2の請求金額とが差異を有する時、
実際の給油量をA.B(Aは整数部の数字、Bは少数点以下部分の数字)リットルとし、
前記第1の請求金額を給油単価で除算した商をCとし、余りをDとし、
但し、C=|(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価|(整数部分の値)
D=<{(指定給油金額−当初返金金額)/給油単価}−|(指定給油金額−当初
返金金額)/給油単価|(整数部分の値)>*給油単価
次いで、少数点以下分の実給油量Bに給油単価を乗じて、少数点以下の実給油量に相当する請求金額Eを計算し、
前記整数部AとCとを比較し、整数部AとCに相違が無ければ、少数点以下の給油量に相当する上記余りDと上記Eを比較し、DとEに相違が無ければ、前記当初返金金額を返金金額とし、
DとEに相違があれば、前記当初返金金額にDからEを減じて得た差分を加算したものを返金金額とし、
前記整数部AとCの比較で相違があれば、前記当初返金金額に、前記整数部CからAを減じて得た差分に給油単価を乗じて得た値を加算し、更に、前記Dと前記Eを比較する処理を行い、DからEを減じて得た差分を加算する、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - 請求項9において、
前記燃料の返却油量に前記燃料の給油単価を乗算して求めた返金金額を当初返金金額とし、
前記燃料の実際の給油量をA.B(Aは整数部の数字、Bは少数点以下部分の数字)リットルとし、
当初返金金額から求めた請求金額から実際の給油量の整数部分に相当する税抜額を引いた額をW1として次式から求め、
W1=(指定給油金額−当初返金金額)−A*給油単価(税抜額)
実給油量の小数点以下の値Bに税抜き給油単価を乗算して求めた値をXとし、
実給油量に税抜き給油単価を乗算して求めた値をYとし、
実給油量に軽油税を乗算して求めた値をZとし、
実給油量の1リットル未満分の請求金額と消費税額総額の合計W2を次式で表すとき、
W2=X+{(Y−Z)*消費税率}(小数点以下四捨五入)
W1とW2が等しければ、
前記当初返金金額を返金金額とし、
W1とW2が異なれば、
当初返金金額に、W1からW2を引いた値を加算した値を返金金額とする、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。 - 請求項8、9、10、11及び12のいずれか1項において、
前記プリカにおいて、取引を特定するための通番を保持させ、
利用者が、プリカを読み込ませると、指定金額が引き落とされるとともに、当取引行為を特定する通番を前記POS端末に記録させ、
取引終了後、利用者が、再度プリカを読み込ませると、前記POS端末で保持している通番と合致する通番を有するプリカに対して、前記返金金額を返金させ、同時に前記プリカが保持する通番を歩進させる、
ことを特徴とする返金金額の返金方法。
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