JP2003317014A - 燃料決済システム - Google Patents

燃料決済システム

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JP2003317014A
JP2003317014A JP2002121176A JP2002121176A JP2003317014A JP 2003317014 A JP2003317014 A JP 2003317014A JP 2002121176 A JP2002121176 A JP 2002121176A JP 2002121176 A JP2002121176 A JP 2002121176A JP 2003317014 A JP2003317014 A JP 2003317014A
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Japan
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refueling
amount
customer
fee
management computer
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Application number
JP2002121176A
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English (en)
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Makoto Oogiku
誠 大菊
Takahisa Hirasawa
貴久 平澤
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Tokico System Solutions Co Ltd
Original Assignee
Tokico Technology Ltd
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はネットバンクを介して料金を送金す
る際の手数料を安く設定することを課題とする。 【解決手段】 顧客がネットバンク22を選択した場
合、設定器28aのキーボード36aを操作してネット
バンク名、口座番号、ID番号を入力すると、ネットバ
ンク22は、口座番号、ID番号と指定銀行のデータベ
ースに登録された当該顧客の認証データとを照合して一
致するかどうかをチェックする。そして、サーバ30
は、口座番号、ID番号と当該顧客の認証データとが一
致した場合、管理コンピュータ14は、認証OKの場
合、管理コンピュータ14は給油装置24aへ給油許可
を出力する。車両への給油が完了すると、給油装置24
aは、ネットバンク22を利用する場合、振り込みの場
合の手数料とデビットの場合の手数料とを表示器38a
に表示する。これにより、顧客は、手数料の安い送金方
法を選ぶことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料決済システムに
係り、特に給油所で料金の決済を現金以外で行う場合に
要する金融機関の手数料を低減することが可能となる燃
料決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】給油所では、セルフサービス方式の給油
装置が設置されている場合、顧客の車両が到着すると、
顧客自身が燃料タンクの給油口に給油ノズルを挿入して
給油を行う。給油が終了すると、燃料タンクに給油され
た給油量に応じた金額(給油量×単価+消費税)が記載
された伝票が発行される。
【0003】顧客は、この伝票を持って事務所に移動
し、事務所内のレジにて給油料金を支払って決済してい
る。給油料金の精算方法としては、現金で支払う方
法、クレジットカードで支払う方法、プリペイドカ
ードで支払う方法などがある。
【0004】給油装置の近傍に現金支払いを受け付ける
現金自動支払機が設置されているアイランド精算方式の
場合には、給油前の現金を投入することで、その金額に
対応する給油量のプリセット給油が許可される。そのた
め、給油された給油量がプリセット値よりも少ない場合
には、つり銭の払い出しが必要になり、設定されたプリ
セット値を給油した後に追加の給油を行う場合には、現
金の追加投入が必要になる。
【0005】また、給油装置の近傍にプリペイドカード
またはクレジットカードが挿入されるカードリーダのカ
ード挿入口があるときは、給油前にプリペイドカードま
たはクレジットカードをカードリーダのカード挿入口に
挿入して給油許可を取得した後、顧客自身が燃料タンク
の給油口に給油ノズルを挿入して給油を行う。
【0006】給油が終了すると、燃料タンクに給油され
た給油量に応じた金額(給油量×単価+消費税)がプリ
ペイドカードの磁気記録部に記録された料金度数から減
算されて、あるいは給油装置に接続されたPOS端末機
によってクレジットカードのカード番号が登録された銀
行口座に今回給油した料金を請求するための処理を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような給油所の事務所で給油料金を現金で支払う場合、
顧客が給油終了後、事務所まで移動しなければならず、
面倒であるばかりか、急いでいるときは料金を精算する
までの待ち時間が長く感じられ、いらいらするといった
不満が生じる。
【0008】また、現金自動支払機を用いて現金で給油
料金を支払う方法の場合、給油所の係員は、常につり銭
の有無を監視して小銭の補充をしたり、投入された現金
を定期的に回収しなければならない。
【0009】また、プリペイドカードで給油料金を精算
する方法の場合、顧客は予めプリペイドカードを購入し
なければならず、給油所ではプリペイドカードを発行す
るのに要する費用を負担しなければならない。
【0010】また、クレジットカードで給油料金を精算
する方法では、顧客は財布の中で煩雑する複数のカード
の中から目的とするカードを取り出すといった煩わしさ
があり、しかもカード会社によって使用できないカード
もあり、複数のクレジットカードを所持していないと給
油できない場合がある。また、給油所側は、クレジット
カードによる精算を行うと、クレジット会社に支払う手
数料を負担しなければならない。
【0011】このような不都合を解消するため、インタ
ーネットを介して接続されるネットバンクに開設された
顧客の口座から給油所の口座へ給油料金を振り込む、ま
たは顧客のネットバンクの口座から給油所の口座へ給油
料金を入金させる電子決済システムの導入が検討されて
いる。
【0012】ところが、顧客のネットバンクの口座から
給油所の口座へ給油料金を支払う電子決済システムで
は、ネットバンクの支払い方法によって決済に要する手
数料が異なることが多いにも拘らず、顧客は手数料の差
異を知らずに支払い方法を選択することになり、精算後
に発行された伝票の記載からネットバンクの手数料を確
認することになるという問題があった。
【0013】また、上記手数料は、給油所が負担してい
る場合もあり、この場合にも上述と同様に安い手数料が
どちらであるかを確認しなくては給油所の負担が大きく
なってしまうという問題があった。
【0014】そこで、本発明は、上記の点に鑑み上記課
題を解決した燃料決済システムを提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の特徴を有する。上記請求項1記載の
発明は、顧客の車両へ燃料を供給する計量機と、計量機
で供給された燃料の供給量及び供給量に応じた金額を含
むデータを管理する管理コンピュータと、管理コンピュ
ータと接続される通信ネットワークと、通信ネットワー
クを介して管理コンピュータが接続される複数の決済機
関と、複数の決済機関の何れかを介して料金を支払う場
合の各支払い方法に要する手数料を比較し、手数料の安
い方の支払い方法を報知する報知手段と、を備えてお
り、通信ネットワークを利用して簡単に料金の精算が行
えると共に、通信ネットワークを介して決済を行う決済
機関の手数料を安価に抑えることが可能になる。
【0016】また、上記請求項2記載の発明は、顧客の
車両へ燃料を供給する計量機と、計量機で供給された燃
料の供給量及び供給量に応じた金額を含むデータを管理
する管理コンピュータと、管理コンピュータと接続され
る通信ネットワークと、通信ネットワークを介して管理
コンピュータが接続される複数の決済機関と、複数の決
済機関の何れかを介して料金を支払う場合の各支払い方
法に要する手数料を比較し、手数料の安い方の支払い方
法を選択する支払い方法選択手段と、を備えており、通
信ネットワークを利用して簡単に料金の精算が行えると
共に、通信ネットワークを介して決済を行う決済機関の
手数料を安価に抑えることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる燃料決済シ
ステムの一実施例の構成を示すブロック図である。
【0018】図1に示されるように、車両に燃料を給油
する給油所の燃料決済システム10は、給油所の事務所
12に設置された管理コンピュータ14と、給油を行う
フィールド16と、通信回線(公衆回線または専用回
線)18及びインターネット20を介して接続されるネ
ットバンク(決済機関)22とから構成される。事務所
12の管理コンピュータ14は、給油所の各機器を制御
する制御装置であり、各車両への給油量や給油金額など
の給油に関するデータを管理している。
【0019】また、フィールド16には、セルフサービ
ス方式の給油装置24a,24bが設けられている。各
給油装置24a,24bは、車両への給油を行う計量機
26a,26bと、給油する油種や給油量等を設定する
設定器28a,28bとから構成されている。
【0020】管理コンピュータ14は、通信回線18及
びインターネット20を介してネットバンク22のサー
バ30と接続され、且つ通信回線(SS−LAN)32
により各給油ポイントの計量機26a,26b及び設定
器28a,28bと接続されている。尚、図1において
は、2つの給油装置24a,24bを図示しているが、
3つ以上設置される場合もある。
【0021】設定器28a,28bは、設定器全体を制
御する制御部34a,34bと、給油量や油種の設定
や、ID番号やパスワードの入力や給油料金の支払い方
法の指定などの操作を行うキーボード36a,36b
と、設定項目やガイダンスを表示する表示器38a,3
8bと、給油金額の決済完了後に給油金額が印字された
レシート(領収書)を発行するレシート発行部39a,
39bとから構成されている。
【0022】ネットバンク22のサーバ30は、決済ネ
ットワーク40を介してA銀行(決済機関)のサーバ4
2やB銀行(決済機関)のサーバ44と通信可能に接続
されており、認証がOKの場合に例えば、A銀行の顧客
口座からB銀行の店舗口座へ振り込みまたは入金の指示
を送信する。尚、決済ネットワーク40には、上記A,
B銀行以外の複数の銀行のサーバも接続されているが、
本実施例では他の銀行のサーバを省略している。
【0023】また、ネットバンク22のサーバ30は、
口座番号及びID番号やパスワードなどに基づいて顧客
の認証を行う認証処理部46と、認証結果がOK(一
致)の場合に振込みまたは入出金の処理を行う入出金処
理部48と接続されている。
【0024】尚、本実施例では、図1において、一つの
ネットバンク22を図示しているが、給油所が複数のネ
ットバンクを介して決済を行うことも可能であり、ある
いはクレジットカード会社を介して決済することも可能
である。
【0025】ここで、上記のように構成された燃料決済
システム10での給油操作及び給油料金の決済方法につ
いて説明する。
【0026】図2は燃料決済システム10の給油操作及
び給油料金の決済方法の手順を示す図である。図2に示
されるように、(手順1)において、顧客の車両が給油
所に到着し、セルフサービス方式の給油装置24aの前
に車両が停車する。
【0027】(手順2)では、顧客(運転者)が設定器
28aのキーボード36aを操作して給油する油種や給
油量または給油金額を入力する。
【0028】(手順3)では、顧客の都合の良い支払い方
法(現金またはネットバンク)を選択する。尚、現金で
精算する場合には、現金を設定器28aに設けられた現
金精算機(図示せず)に投入する。
【0029】(手順4)では、顧客がネットバンクを利用
した支払い方法を選択した場合、設定器28aのキーボ
ード36aを操作してネットバンク名を選択し、口座番
号、ID番号を入力する。
【0030】(手順5)では、管理コンピュータ14が通
信回線18及びインターネット20を介してネットバン
ク22のサーバ30へ口座番号、ID番号のデータを送
信する。
【0031】(手順6)では、ネットバンク22におい
て、受信した口座番号、ID番号と指定銀行のデータベ
ースに登録された当該顧客の認証データとを照合して一
致するかどうかをチェックする。そして、サーバ30
は、受信した口座番号、ID番号と当該顧客の認証デー
タとが一致した場合、認証OKを管理コンピュータ14
へ送信する。尚、口座の残高が所定金額以下(例えば、
1000円以下)の場合は、残高不足であるので、認証
エラーを管理コンピュータ14へ送信する。
【0032】(手順7)では、認証OKの場合、管理コン
ピュータ14は給油装置24aへ給油許可を出力する。
【0033】(手順8)では、顧客が計量機26aの給
油ノズル(図示せず)を車両の給油口(図示せず)に挿入し
て給油を開始する。
【0034】(手順9)では、予め設定されたプリセッ
ト給油が終了、あるいは満タン給油が終了して給油ノズ
ルが自動閉弁した場合、車両への給油が完了する。
【0035】(手順10)では、給油量に応じた給油金
額(消費税を含む)を演算して表示器38aに表示す
る。
【0036】(手順11)では、ネットバンク22を利
用する場合、振り込みの場合の手数料とデビットの場合
の手数料とを表示器38aに表示する(報知手段)。こ
れにより、顧客は、手数料の安い送金方法を選ぶことが
可能になる。
【0037】ネットバンク22においては、送金方法に
よって手数料の計算方法が異なる。例えば、ネットバン
ク22を利用する送金方法としては、銀行口座Aから出
金した所定金額を銀行口座Bへの振込みを依頼する所謂
振込み方式と、銀行口座Aから出金した所定金額を銀行
口座Bへ入金を依頼するデビット方式(例えば、ネット
デビット、あるいはインターデビット等と呼ばれてい
る)とがある。
【0038】振込み方式の手数料は、1件当たりの固定
料金(例えば、1件52円)が決められているが、デビ
ット方式の手数料は、扱う金額に応じて変動する料率制
(例えば、送金金額の3%)で計算される。そのため、
給油金額が所定金額(例えば、1767円)以上の場合
は、デビット方式よりも振込み方式の手数料が安くな
り、給油金額が所定金額(例えば、1767円)未満の
場合、振込み方式よりもデビット方式の手数料が安くな
る。
【0039】(手順12)では、顧客が設定器28aの
キーボード36aを操作して都合の良い送金方法(デビ
ット方式または振込み方式の何れか一方)を選択する。
【0040】(手順13)では、顧客が設定器28aの
キーボード36aを操作してID番号及びパスワードを
入力することで送金OKとなる。
【0041】(手順14)では、設定器28aの制御部
34aから管理コンピュータ14へ入力された送金方
法、送金金額、ID番号、パスワードが送信される。
【0042】(手順15)では、管理コンピュータ14
からネットバンク22のサーバ30へ送金方法、送金金
額、ID番号、パスワードのデータが送信される。
【0043】(手順16)では、ネットバンク22のサ
ーバ30が受信した送金方法、送金金額、ID番号、パ
スワードのデータに基づいて、認証処理を行った後、認
証OKであれば、指定されたA銀行の顧客口座から出金
された所定金額をB銀行の店舗口座へ振り込みまたは入
金させる入出金処理を行う。
【0044】(手順17)では、手順16の入出金処理
が完了すると、ネットバンク22のサーバ30が給油所
の管理コンピュータ14へ振り込みまたは入金の完了を
報告する。
【0045】(手順18)では、管理コンピュータ14
から送信されたへ振り込みまたは入金の完了報告を受信
すると、設定器28aの制御部34aが給油金額の決済
完了を表示器38aに表示する。
【0046】(手順19)では、設定器28aのレシー
ト発行部39aから給油金額が印字されたレシート(領
収書)を発行する。
【0047】(手順20)では、顧客がレシートを受け
取って車両をフィールド16から出車させる。
【0048】上記手順1〜20によって給油操作及び給
油金額のネットバンク22を利用した電子決済が行われ
る。そして、手順11において、送金方法(デビット方
式または振込み方式)によって手数料の計算方法が異な
るため、送金方法を選択する前に給油金額に応じたネッ
ト手数料を設定器28aの表示器38aに各送金方法の
手数料を表示して顧客に報知する。これにより、顧客
は、手数料の安い送金方法を選ぶことが可能になる。
【0049】また、顧客は、例えば、送金方法によるポ
イントを集めている場合には、手数料が高くてもポイン
トが得られる任意の送金方法を選ぶことができる。
【0050】ここで、上記手順1〜20に基づく各装置
の制御処理について説明する。図3は給油装置24aの
制御部34aが実行する制御処理のフローチャートであ
る。尚、給油装置24a,24bの制御部34a,34
bは、夫々同様な制御処理を行うが、ここでは一方の制
御部34aが実行する処理につき説明する。
【0051】図3に示されるように、ステップS11
(以下「ステップ」を省略する)では、顧客(運転者)
が設定器28aのキーボード36aを操作して給油する
油種や給油量または給油金額を入力すると、S12に進
み、顧客の都合の良い支払い方法(現金またはネットバ
ンク)を選択したことを確認する。
【0052】S12において、顧客が現金による支払い
を選択した場合、S13で設定器28aに設けられた現
金支払い機(図示せず)に現金が投入されると、S14
で投入された紙幣をカウントして投入金額を確認する。
次のS15では、管理コンピュータ14から出力された
給油許可信号を受信すると、S16で計量機26aのポ
ンプ(図示せず)を起動して給油を開始させる。
【0053】次のS17では、計量機26aの流量計
(図示せず)から出力された流量パルスを積算して給油
量及び給油金額を算出する。続いて、S18に進み、給
油ノズル(図示せず)がノズル掛けに戻されて計量機2
6aのポンプ(図示せず)が停止したかどうかをチェッ
クする。
【0054】S18において、計量機26aのポンプ
(図示せず)が停止したときは、給油終了と判断してS
19に進み、投入された金額から給油金額(消費税を含
む)を差し引いたつり銭を算出し、つり銭を顧客に払い
出す。その後。S31に進み、設定器28aのレシート
発行部39aから給油金額が印字されたレシート(領収
書)を発行する。
【0055】上記S12において、顧客がネットバンク
を選択した場合、S20に進み、ネットバンクを利用し
た精算方法を設定する。次のS21では、顧客が設定器
28aのキーボード36aを操作してネットバンク名、
口座番号、ID番号を入力したことを確認する。
【0056】S22では、管理コンピュータ14から出
力された給油許可信号を受信すると、S23で計量機2
6aのポンプ(図示せず)を起動して給油を開始させ
る。
【0057】次のS24では、計量機26aの流量計
(図示せず)から出力された流量パルスを積算して給油
量及び給油金額を算出する。続いて、S25に進み、給
油ノズル(図示せず)がノズル掛けに戻されて計量機2
6aのポンプ(図示せず)が停止したかどうかをチェッ
クする。
【0058】S25において、計量機26aのポンプ
(図示せず)が停止したときは、給油終了と判断してS
26に進み、給油金額に応じたネットバンク22を利用
した各送金方法(本実施例においては、デビット方式及
び振込み方式)の手数料を表示する。
【0059】S27で顧客がデビット方式または振込み
方式の何れか一方を選択すると、S28に進み、顧客が
ID番号、パスワードが入力されたことを確認する。そ
して、S29に進み、入力された送金方法、ID番号、
パスワード及び送金金額(給油金額+消費税+手数料)の
データを管理コンピュータ14へ送信する。
【0060】S30では、管理コンピュータ14から電
子決済の完了報告のデータが受信されたことを確認する
と、S31に進み、設定器28aのレシート発行部39
aから給油金額が印字されたレシート(領収書)を発行
する。
【0061】ここで、管理コンピュータ14が実行する
制御処理について説明する。図4は管理コンピュータ1
4が実行する制御処理のフローチャートである。図4に
示されるように、管理コンピュータ14は、S41にお
いて、設定器28aで設定された油種や給油量または給
油金額のデータを受信すると、S42に進み、支払い方
法が入力されたことを確認する。
【0062】S42において、現金支払いが選択された
場合、S43で設定器28aに設けられた現金支払い機
(図示せず)に現金が投入されると、S44で投入され
た紙幣をカウントして投入金額を確認し、プリセットさ
れた給油金額以上の投入金額があると、S45に進み、
給油許可を給油装置24aへ送信する。
【0063】次のS46では、給油終了後、設定器28
aの制御部34aから送信された給油量及び給油金額
(消費税を含む)などの給油データを受信すると、S4
7において、現金による給油金額の精算処理を行うよう
に設定器28aの制御部34aへ送信する。
【0064】また、上記S42において、ネットバンク
22を利用する支払い方法が選択されたときは、S48
に進む。S48において、ネットバンク名が入力された
ことを確認すると、S49に進み、入力された口座番
号、ID番号のデータをネットバンク22のサーバ30
へ送信する。
【0065】次のS50では、ネットバンク22から認
証OKを受信したかどうかをチェックする。S50にお
いて、認証OKを受信しないときは、S51に進み、認
証エラーを受信したかどうかをチェックする。S51に
おいて、認証エラーを受信したときは、今回の処理は終
了する。
【0066】また、S50において、認証OKのデータ
を受信したときは、S53に進み、給油許可信号を設定
器28aの制御部34aへ送信する。次のS54におい
て、設定器28aの制御部34aから給油終了後に給油
量に応じた給油金額のデータを受信すると、S55に進
み、ネットバンク22を介した送金方法(デビット方式
または振込み方式)を受信したことを確認する。
【0067】次のS56では、顧客が入力したID番
号、パスワードを受信すると、S57に進み、受信した
送金方法、ID番号、パスワード及び送金金額(給油金
額+消費税+手数料)のデータをネットバンク22のサー
バ30へ送信する。
【0068】次のS58において、ネットバンク22の
サーバ30から決済完了報告のデータを受信したことを
確認すると、決済完了報告のデータを設定器28aの制
御部34aへ送信する。
【0069】ここで、ネットバンク22のサーバ30が
実行する制御処理について説明する。図5はネットバン
ク22のサーバ30が実行する制御処理のフローチャー
トである。
【0070】図5に示されるように、サーバ30は、S
60において、管理コンピュータ14から送信された口
座番号、ID番号を受信すると、S61に進み、当該口
座番号、ID番号がデータベースに登録された認証デー
タと一致するかどうかをチェックする。S61におい
て、送信された口座番号、ID番号がデータベースに登
録された登録データと不一致の場合、S64に進み、認
証エラーのデータを管理コンピュータ14へ送信する。
【0071】また、上記S61において、送信された口
座番号、ID番号がデータベースに登録された登録デー
タと一致した場合、S62に進み、当該口座番号の残高
が所定金額以上あるかどうかをチェックする。S62に
おいて、当該口座番号の残高が所定金額以下(例えば、
1000円以下)の場合、S63に進み、残高不足と判
断し、S64で認証エラーのデータを管理コンピュータ
14へ送信する。
【0072】また、上記S62において、当該口座番号
の残高が所定金額以上の場合、S65に進み、残高OK
と判断し、S66で管理コンピュータ14へ認証OKの
データを送信する。
【0073】次のS67において、管理コンピュータ1
4から送信された送金方法、ID番号、パスワード及び
送金金額(給油金額+消費税+手数料)のデータを受信す
ると、S68に進み、給油終了後に入力されたID番
号、パスワードとデータベースに登録された登録データ
とを照合する。
【0074】S69において、入力されたID番号、パ
スワードとデータベースに登録された登録データとが不
一致のときは、S70に進み、認証エラーのデータを管
理コンピュータ14へ送信する。続いて、S71に進
み、送金処理を中止する。
【0075】また、S69において、入力されたID番
号、パスワードとデータベースに登録された登録データ
とが一致したときは、S72に進み、管理コンピュータ
14へ認証OKのデータを送信する。続いて、S73で
は、指定された送金方法で送金処理を行う。すなわち、
S73においては、指定されたA銀行の顧客口座から出
金された所定金額をB銀行の店舗口座へ振り込みまたは
入金させる入出金処理を行う。
【0076】S74では、指定されたA銀行の顧客口座
から出金された所定金額をB銀行の店舗口座への送金が
完了すると、S75に進み、管理コンピュータ14へ電
子決済完了のデータを送信する。
【0077】ここで、変形例について説明する。図6は
燃料決済システム10の給油操作及び給油料金の決済方
法の変形例の手順を示す図である。図6に示されるよう
に、(手順1)〜(手順10)(手順12)〜(手順1
9)は、前述した図2に示す(手順1)〜(手順10)
(手順13)〜(手順20)と同様であるので、ここで
はその説明を省略する。
【0078】本変形例では、(手順11)において、給
油終了後に給油量に応じた給油金額(消費税を含む)を
ネットバンク22から送金する場合の手数料を算出す
る。そして、振り込みの場合の手数料とデビットの場合
の手数料とを比較し、手数料が安い方の送金方法を自動
的に設定して表示器38aに表示する(報知手段)。
【0079】これにより、顧客は、給油料金をネット決
済する場合にその都度、振込みあるいはデビットのどち
らにするのか迷うことがなくなり、手数料の安い方法で
ネットバンク22を利用することができる。
【0080】図7は給油装置24aの制御部34aが実
行する変形例の制御処理のフローチャートである。図7
に示されるように、S81〜S95、S98〜S101
は、前述した図3のS11〜S25、S28〜S31と
同様な処理であるので、ここではその説明を省略する。
【0081】S96では、給油終了後、給油量に応じた
給油金額(消費税を含む)をネットバンク22から送金
する場合の手数料を算出する。そして、振り込みの手数
料とデビットの手数料とを比較する。
【0082】次のS97では、比較した結果、手数料が
安い方の送金方法を自動的に設定して表示器38aに表
示する。これにより、顧客は、給油料金をネット決済す
る場合にその都度、手数料の差異を気にする必要がなく
なり、ネットバンク22の利用が簡便となり、ネット決
済が容易に行える。
【0083】また、本変形例では、管理コンピュータ1
4の制御処理及びネットバンク22のサーバ30の制御
処理が上記図4,図5に示す制御処理と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0084】尚、上記説明では、給油所で燃料を給油し
た場合の給油料金の精算方法を一例として挙げたが、給
油所で扱う燃料としては、ガソリンや軽油の他に灯油等
のあり、さらには車両が燃料電池車の場合には燃料電池
で消費される水素を補給した場合の決済を行う場合にも
適用できるのは勿論である。
【0085】
【発明の効果】上述の如く、本発明は以下のような特徴
を有する。上記請求項1記載の発明によれば、顧客の車
両へ燃料を供給する計量機と、計量機で供給された燃料
の供給量及び供給量に応じた金額を含むデータを管理す
る管理コンピュータと、管理コンピュータと接続される
通信ネットワークと、通信ネットワークを介して管理コ
ンピュータが接続される複数の決済機関と、複数の決済
機関の何れかを介して料金を支払う場合の各支払い方法
に要する手数料を比較し、手数料の安い方の支払い方法
を報知する報知手段と、を備えたため、通信ネットワー
クを利用して簡単に料金の精算が行えると共に、決済機
関の手数料を安価に抑えることができる。そのため、顧
客は、手数料の安い送金方法を選ぶことができるので、
通信ネットワークを介して複数の決済機関を利用しやす
くなり、ネット決済が容易に行える。
【0086】また、上記請求項2記載の発明によれば、
顧客の車両へ燃料を供給する計量機と、計量機で供給さ
れた燃料の供給量及び供給量に応じた金額を含むデータ
を管理する管理コンピュータと、管理コンピュータと接
続される通信ネットワークと、通信ネットワークを介し
て管理コンピュータが接続される複数の決済機関と、複
数の決済機関を介して料金を支払う場合の各支払い方法
に要する手数料を比較し、手数料の安い方の支払い方法
を選択する支払い方法選択手段と、を備えたため、通信
ネットワークを利用して簡単に料金の精算が行えると共
に、決済機関の手数料を安価に抑えることができる。そ
のため、顧客は、給油料金をネット決済する場合にその
都度、手数料の差異を気にする必要がなくなり、通信ネ
ットワークを介して複数の決済機関の利用が簡便とな
り、ネット決済が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる燃料決済システムの一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】燃料決済システム10の給油操作及び給油料金
の決済方法の手順を示す図である。
【図3】給油装置24aの制御部34aが実行する制御
処理のフローチャートである。
【図4】管理コンピュータ14が実行する制御処理のフ
ローチャートである。
【図5】ネットバンク22のサーバ30が実行する制御
処理のフローチャートである。
【図6】燃料決済システム10の給油操作及び給油料金
の決済方法の変形例の手順を示す図である。
【図7】給油装置24aの制御部34aが実行する変形
例の制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 燃料決済システム 12 事務所 14 管理コンピュータ 16 フィールド 18,32 通信回線 20 インターネット 22 ネットバンク 24a,24b 給油装置 26a,26b 計量機 28a,28b 設定器 30,42,44 サーバ 34a,34b 制御部 36a,36b キーボード 38a,38b 表示器 39a,39b レシート発行部 とから構成されている。 40 決済ネットワーク 46 認証処理部 48 入出金処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 BA12 BA18 CA14 CB01 EA01 FK02 3E083 AA01 AB16 AB20 AC01 AC29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の車両へ燃料を供給する計量機と、 該計量機で供給された燃料の供給量及び供給量に応じた
    金額を含むデータを管理する管理コンピュータと、 該管理コンピュータと接続される通信ネットワークと、 該通信ネットワークを介して前記管理コンピュータが接
    続される複数の決済機関と、 前記複数の決済機関の何れかを介して前記料金を支払う
    場合の各支払い方法に要する手数料を比較し、手数料の
    安い方の支払い方法を報知する報知手段と、 を備えてなることを特徴とする燃料決済システム。
  2. 【請求項2】 顧客の車両へ燃料を供給する計量機と、 該計量機で供給された燃料の供給量及び供給量に応じた
    金額を含むデータを管理する管理コンピュータと、 該管理コンピュータと接続される通信ネットワークと、 該通信ネットワークを介して前記管理コンピュータが接
    続される複数の決済機関と、 前記複数の決済機関の何れかを介して前記料金を支払う
    場合の各支払い方法に要する手数料を比較し、手数料の
    安い方の支払い方法を選択する支払い方法選択手段と、 を備えてなることを特徴とする燃料決済システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012513637A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ワイヤレス通信リンクによって支援される電動車両充電のためのシステムおよび方法
CN111507705A (zh) * 2020-04-20 2020-08-07 车主邦(北京)科技有限公司 加油数据的处理方法

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