JP3082177U - 給油料金精算装置 - Google Patents

給油料金精算装置

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JP3082177U JP2001003320U JP2001003320U JP3082177U JP 3082177 U JP3082177 U JP 3082177U JP 2001003320 U JP2001003320 U JP 2001003320U JP 2001003320 U JP2001003320 U JP 2001003320U JP 3082177 U JP3082177 U JP 3082177U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給油島において給油料金精算装置が占める面
積を小さくすること。 【解決手段】 給油装置1に接続され、給油した油種並
びに給油量に関する情報を入手して給油料金を算出する
給油料金算出手段48と、該算出した給油料金を表示す
る表示手段13,13’と、貨幣を受付けて該受付け貨
幣の識別並びに計数を実施する貨幣処理手段27a,2
7bと、前記受付け金額から前記給油料金を減算して給
油料金の精算を行う制御部48と,を具備する給油料金
精算装置3であって、前記貨幣処理手段27a,27b
の貨幣受付け口11a,11b並びに前記表示手段1
3,13’とを、精算装置3を為す筐体82の表裏面に
それぞれ有し、各面において個別の精算を可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ガソリンスタンド等の給油施設に設置され、給油に基づく料金の精 算を行う給油料金精算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガソリンスタンド等の給油施設においては、車両等への給油を狭い敷地 内にて効率良く実施するために、その両側部に車両が侵入可能とされた島状の台 座(給油島)に給油装置を設置し、1つの給油装置にて給油島の両側の車両に対 し給油ができるようにされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これに対し、これら給油料金の精算を行う給油料金精算装置としては、通常に おいて各給油島に1つ若しくは複数の給油島に1つ配置されているために、給油 料金の精算の際に、複数の利用者の精算が重複して精算処理が遅滞してしまう場 合があるとともに、各給油島の給油レーン(給油側)に対応して個別の給油料金 精算装置を配置すると、給油島における給油料金精算装置が占める面積が大きく なってしまうとともに、配線等の設置における労力も大きなものとなってしまう という問題があった。
【0004】 よって、本考案は前記した問題点に着目してなされたもので、複数の精算が重 複しないように各給油島の給油レーン(給油側)に対応して個別の給油料金精算 装置を設けても、給油島において給油料金精算装置が占める面積を小さくでき、 且つこれら給油料金精算装置の設置における労力も低減することのできる給油料 金精算装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本考案の給油料金精算装置は、給油装置に接 続され、給油した油種並びに給油量に関する情報を入手して給油料金を算出する 給油料金算出手段と、 該算出した給油料金を表示する表示手段と、 貨幣を受付けて該受付け貨幣の識別並びに計数を実施する貨幣処理手段と、 前記受付け金額から前記給油料金を減算して給油料金の精算を行う制御部と を具備する給油料金精算装置であって、 前記貨幣処理手段の貨幣受付け口並びに前記表示手段とを、精算装置を為す筐体 の表裏面にそれぞれ有し、各面において個別の精算が可能とされていることを特 徴としている。 この特徴によれば、精算装置を為す筐体の表裏面に貨幣受付け口並びに前記表 示手段が個別に設けられているため、該給油料金精算装置を前記筐体の表裏面を 各給油レーン(給油側)に対応して設置することで、給油島上にて給油料金精算 装置が占める面積を小さくできるばかりか、設置される給油料金精算装置が1つ となることから、これら給油料金精算装置の設置おける労力も低減することもで きる。
【0006】 本考案の給油料金精算装置は、給油料金の精算に使用可能な有価価値情報が記 録された給油用記録媒体を受付け、該給油用記録媒体の記録情報から特定される 前記有価価値を給油料金の精算に使用可能とする記録媒体処理手段を具備し、前 記記録媒体処理手段の記録媒体受付け口を、前記筐体の表裏面にそれぞれ有する ことが好ましい。 このようにすれば、利用者は、プリペイドカード等の給油用記録媒体を精算に 使用することができる。
【0007】 本考案の給油料金精算装置は、前記制御手段は、前記受付け金額と受付けた給 油用記録媒体により特定される有価価値に相当する金額とを合計した合計金額を 算出するとともに、該合計金額から前記給油料金を減算して精算することが好ま しい。 このようにすれば、利用者は、現金とプリペイドカードとを用いて、その合計 金額を精算に使用することができる。
【0008】 本考案の給油料金精算装置は、前記貨幣処理手段は、紙幣のみを受付け可能と され、前記制御手段は、該精算にて残金が発生した場合において、該残金額に相 当する有価価値情報を前記給油用記録媒体に更新記録するか、或いは該残金額に 相当する有価価値情報が記録された給油用記録媒体を発行することが好ましい。 このようにすれば、紙幣のみを受付け可能とするとともに、精算において残金 が存在する場合において、該残金に相当する有価価値情報が記録更新されるか、 或いは有価価値情報が記録された給油用記録媒体が発行されるようになるため、 硬貨を受け付けたり、釣り銭を返却するための機構等を省くことができ、前記貨 幣処理手段の構成を簡素化且つ安価にできる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (実施例) 図1は、本実施例の給油料金精算装置である精算ポストと給油装置とが設けら れた給油島を示す外観斜視図であり、図2は、該給油島に設置されている精算ポ スト並びに給油装置を示す正面図であり、図3(a),(b)は、本実施例の給 油料金精算装置である精算ポストの両面に設けられた各操作パネルを示す正面図 であり、図4は、本実施例の給油料金精算装置である精算ポストの内部構成を示 す側断面図であり、図5は、本実施例に用いた前記給油装置の給油ノズル部を示 す外観斜視図であり、図6は、前記給油装置の構成を示すブロック図であり、図 7は、本実施例の給油料金精算装置である精算ポストの構成を示すブロック図で ある。
【0010】 まず、本実施例の給油料金精算装置である精算ポスト3は、図1に示すように 、給油施設であるガソリンスタンドに設けられた複数の給油島2毎に、該給油島 2の両側レーンの車両への給油が可能とされた給油装置1に接続されて設けられ ている。
【0011】 まず、本実施例に用いた給油装置1について説明すると、該給油装置1は、図 1並びに図2に示されるような外観を有し、ほぼ一般的な給油装置と同様の外観 とされており、主に給油ポンプ7a、7b、7c及び計量器8a(8a’)、8 b(8b’)、8c(8c’)と複数の給油ノズル4a(4a’)、4b(4b ’)、4c(4c’)と、前記計量器8a(8a’)、8b(8b’)、8c( 8c’)により計量された各油種の油量を表示する計量表示部8(8’)とを有 しており、前記給油島2のレーンに臨む一方の側面には、給油ノズル4a、4b 、4cと計量表示部8が、他方の側面に給油ノズル4a’、4b’、4c’と計 量表示部8’が設けられていて、前記給油島2の双方のレーンの車両に対し、同 時に給油を実施できるようになっている。
【0012】 この給油装置1の構成は、図2及び図6に示すようになっており、各油種、本 実施例では軽油、ハイオクガソリン、レギュラーガソリンの3油種の給油ノズル 4a(4a’)、4b(4b’)、4c(4c’)がノズルホルダ6a(6a’ )、6b(6b’)、6c(6c’)に格納されて設けられており、各給油ノズ ル4a(4a’)、4b(4b’)、4c(4c’)は、これら各ノズルホルダ 6a(6a’)〜6c(6c’)に設けられた各給油ノズル4a(4a’)〜4 c(4c’)の取り出しを不可とするロック装置22a(22a’)〜22c( 22c’)により、不必要に給油ノズル4a(4a’)〜4c(4c’)が取り 出せないようになっており、各ノズルホルダ6a(6a’)〜6c(6c’)の 内部には、各給油ノズル4a(4a’)〜4c(4c’)の有無を検出する検出 装置23a(23a’)〜23c(23c’)が配置され、これら各ノズルホル ダ6a(6a’)〜6c(6c’)の各上部位置には、その給油ノズルが給油可 能であることを示す動作ランプ24a(24a’)〜24c(24c’)が設け られている。尚、前記かっこ内の’付きの数字は反対面に設けられている部位を 示している。
【0013】 これら前記ロック装置22a(22a’)〜22c(22c’)は、図5及び 図6に示すように電磁マグネットにより進退自在とされたロッドが、給油ノズル 4a(4a’)〜4c(4c’)のトリガ部の穴部に係合するようになっており 、これらロック装置22a(22a’)〜22c(22c’)は、前記各動作ラ ンプ24a(24a’)〜24c(24c’)を駆動する信号線に接続されて、 動作ランプ24a(24a’)〜24c(24c’)と連動して動作し、選択さ れた所定の給油ノズルのみが取り出し可能となるようにされている。
【0014】 これら各ロック装置22a(22a’)〜22c(22c’)及び前記各油種 の給油ポンプ7a〜7cの各動作は、前記精算ポスト3と連動して、給油装置1 内の前記計量表示部8(8’)が設けられた筐体に内に格納されている制御部に より制御されている。
【0015】 この本実施例の給油装置1の構成は、図6に示すように、該給油装置1の制御 を所定の制御プログラムに基づいて実施するマイクロコンピュータ(MPU)4 5と、該MPU45と各油種に対応する給油ポンプ7a〜7cとを接続するイン ターフェイス部43と、該各給油ポンプ7a〜7cと各給油ホース5との間の所 定位置に配置された各給油ノズル4a(4a’)〜4c(4c’)に対応する各 計量器8a(8a’)〜8c(8c’)に接続されて各計量値を逐次収集して所 定のデータとして出力する計量器コントローラ39と、前記各ノズルホルダ6a (6a’)〜6c(6c’)に設けられた各検出装置検出装置23a(23a’ )〜23c(23c’)に接続され、各給油ノズル4a(4a’)〜4c(4c ’)の有無を前記MPU45に出力する検出装置駆動部44と、前記動作ランプ 24a(24a’)〜24c(24c’)に接続され、該動作ランプ24a(2 4a’)〜24c(24c’)の点灯を前記MPU45の指示に基づき制御する 動作ランプ駆動部42と、給油する油種情報を受信するとともに、給油された油 量等の情報を通信ケーブル41を介して前記精算ポスト3に送信する通信装置4 0と、各レーンに対応して設けられて計量データが逐次更新表示される前記計量 表示部8,8’と、を有しており、前記精算ポスト3からの油種の指示により、 該当するレーンにおいて指定された油種に該当する給油ノズル4a(4a’)〜 4c(4c’)のロックを解除するようになっている。
【0016】 次いで、本実施例の給油料金精算装置である精算ポスト3は、図1並びに図3 に示すように、設置架台81上の箱状筐体82の前記給油島2の両レーンに臨む 両側面に、同一の操作パネル9a,9bが設けられていて、双方の操作パネル9 a,9bの操作を同時に実施できるようになっているとともに、これら操作パネ ル9a,9bが、前記給油装置1の該当するレーンの給油に対応するようになっ ている。
【0017】 この開閉可能とされた操作パネル9a,9bには、図3に示すように、貨幣で ある紙幣を投入可能とされた紙幣投入口11a,11bと、新たな給油カード5 0を発行可能とされているとともに、該発行された給油カード50や予め購入さ れたプリペイドカードが挿入可能とされたカード発行挿入口10a,10bと、 前記紙幣投入口11a,11bより投入された紙幣の合計金額(総金額または税 引き金額)や、前記カード発行挿入口10a,10bより挿入された給油カード 50またはプリペイドカードの記録情報に基づく残金額(総残金額または税引き 残金額)や、これら投入紙幣の合計金額と前記挿入された給油カード50または プリペイドカードの記録情報に基づく残金額との総合計金額を逐次表示する金額 表示部13,13’と、油種選択スイッチ12a〜12d(12a’〜12d’ 但し、本実施例では12dのプレミアムは未使用)にて選択された油種の1リッ ター当りの単価が表示される単価表示部14,14’と、前記金額表示部13, 13’において表示される金額に基づき前記選択した油種にて給油可能な油量が 表示される給油可能油量表示部15,15’と、前記金額表示部13,13’の 表示内容を通常表示と税引き金額とで切り換えを行う表示切換スイッチ12e, 12e’と、該表示切換スイッチ12e,12e’に基づき金額表示部13,1 3’に表示されている内容が通常表示であるか税引き金額かを示すインジケータ 46a,46a’、46b,46b’と、給油開始時に利用者により操作され、 操作パネル9a,9bが対応するレーンの前記選択された油種ノズルのロック解 除がなされるとともに、投入された紙幣の残金額への入金が確定されてそれ以降 の紙幣投入を受付けがなされなくなる決定スイッチ12f,12f’と、利用者 が領収書の発行を所望する場合に操作され、図示しないPOS管理コンピュータ において領収書が発行される領収書発行ボタン12g,12g’と、が設けられ ている。
【0018】 この操作パネル9a,9bの内部の構成は、図4に示すように、前記カード発 行挿入口10a,10bと紙幣投入口11a,11bとが、これら各口を覆うカ バー部材17a,17bとともに形成されており、これら各開口に臨むように、 カードリーダライタ25a,25bのカード挿入部20a,20b及び紙幣識別 ユニット27a,27bの紙幣挿入部21a,21bとが配置されている。
【0019】 また、前記操作パネル9a,9bの内面側の所定位置には、前記金額表示部1 3,13’、単価表示部14,14’、給油可能油量表示部15,15’及び油 種選択スイッチ12a〜12d(12a’〜12d’)並びに表示切換スイッチ 12e,12e’、決定スイッチ12f,12f’、領収書発行ボタン12g, 12g’等が実装されたメイン基板18並びにサブ基板18’が各操作パネル9 a,9bに対応して配設されているとともに、前記メイン基板18並びにサブ基 板18’とは相互に接続されていて、メイン基板18側にのみ実装されて精算ポ スト3全体の制御を行う制御マイコン48により制御されるようになっている。
【0020】 また、前記メイン基板18は前記各操作パネル9a,9bに対応して設けられ ている各カードリーダライタ25a,25bや各紙幣識別ユニット27a,27 b並びに前記カードリーダライタ25a,25bの中央位置に設けられて双方の カードリーダライタ25a,25bに発行に使用する新たな給油カード50を供 給可能なカード供給ユニット26に図7に示すように接続ケーブルにより接続さ れており、各操作パネル9a,9bによる操作が同時並行して実施できるように なっている。
【0021】 本実施例において使用した前記カードリーダライタ25a,25bは、図4に 示すように、給油カード50やプリペイドカードに磁気にて記憶されている各種 データの読み出し及び書き込み、更新を行う磁気ヘッド部31と、前記給油カー ド50に設けられている図示しない印字部の消去並びに印字を行う印字ヘッド3 0とを有する磁気カード・リライトカード兼用のカードリーダライタを用いてお り、その特徴としては、該カードリーダライタ25a,25bの前記カード挿入 部20a,20bと反対側の双方のカードリーダライタ25a,25bに挟まれ た位置に、図4に示すように、所定数量の給油カード50を貯溜可能とされたカ ード貯溜部34を有し、前記カードリーダライタ25a,25bに前記貯溜され ている給油カード50を供給可能なカード供給ユニット26が連結されており、 これらカード供給ユニット26の供給口35より搬送ベルト32によって給油カ ード50が前記双方のカードリーダライタ25a,25bに供給されて新規に給 油カード50を発行できるようになっている。
【0022】 また、前記カード貯溜部34の側壁所定位置には、給油カード50の残量を検 出するための残量センサ36が設けられており、カード残量が減少して該残量セ ンサ36が給油カード50を検出しなくなった際に、所定の信号が前記制御マイ コン48に出力され、該制御マイコン48は、これらカード貯溜部34への給油 カード50の不足を報知する所定情報を、後述する通信部49を介して事務所等 に設置されている図示しないPOS管理コンピュータに出力するようになってお り、これに基づきPOS管理コンピュータにおいては、精算ポスト3において貯 留される給油カード50の不足が報知されるようになっている。
【0023】 この本実施例に用いた前記メイン基板18並びにサブ基板18’の構成は図7 に示すようになっており、前記油種油種選択スイッチ12a〜12d(12a’ 〜12d’)をはじめとする各種スイッチやボタンとともに、各表示部とこれら 各表示部の表示制御を行う表示ドライバ47と、メイン基板18とサブ基板18 ’との双方の信号の送受を可能とするI/Oゲート51,52が設けられている とともに、メイン基板18には、前記制御マイコン48が実施する各種処理にお ける各種データや各油種の単価等を記憶可能な記憶部38と、前記各カードリー ダライタ25a,25bや各紙幣識別ユニット27a,27b並びにカード供給 ユニット26とが接続されるインターフェイス部53と、前記給油装置1とのデ ータの送受を可能とする通信装置54と、前記POS管理コンピュータへの精算 内容や領収書発行要求等の送信に使用される通信部49と、が設けられている。
【0024】 以下、本実施例の給油入金精算装置3及び給油装置1の動作について、各利用 状況別に説明する。
【0025】 まず、給油カード50やプリペイドカードを用いずに現金にて給油を行う場合 の動作について説明すると、まず利用者は、前記紙幣投入口11a(11b)に 露出して配置された紙幣識別ユニット27a(27b)の紙幣挿入部21a(2 1b)に紙幣を挿入していく。これら挿入された紙幣例えば5千円札は、前記紙 幣識別ユニット27a(27b)内部にてその真偽が識別され、本物である場合 には所定の信号が前記制御マイコン48に出力され、該出力を受けて、前記制御 マイコン48は、該出力に基づく合計金額、例えば5千円を逐次算出するととも に、該合計金額を前記金額表示部13(13’)に表示する。
【0026】 この際、自動車80等の残油量等に応じて、所望の油量のみ給油を行いたい場 合には、前記油種選択スイッチ12a〜12d(12a’〜12d’)より所望 の油種を選択することにより、該選択された油種の1リットル当りの単価が単価 表示部14(14’)に表示されるとともに、前記投入金額にて給油可能な油量 (消費税を含んで給油可能な油量)が給油可能油量表示部15(15’)に表示 されるようになるため、前記給油可能油量表示部15(15’)の表示が所望の 油量以上となるように紙幣を投入すれば良い。
【0027】 これら紙幣の挿入の後、利用者は前記決定スイッチ12f(12f’)を入力 することで、前記制御マイコン48は、選択された油種の給油を可能とするよう に、該操作がなされた操作パネルのレーン情報と選択された油種情報とを給油装 置1に送信する。
【0028】 該送信に基づいて給油装置1は、指定されたレーンの指定油種が該当する給油 ノズル、例えばハイオクノズル4b(4b’)に接続された給油ポンプ7bを、 前記インターフェイス部43を介して稼働状態とするとともに、前記動作ランプ 駆動部42を介して、前記給油ノズル4b(4b’)に対応付けて設けられた動 作ランプ24b(24b’)を点灯させて、その給油ノズル4b(4b’)が給 油可能な状態であることを利用者に知らせるとともに、前記動作ランプ24b( 24b’)の点灯に連動してロック装置22b(22b’)におけるロッドが収 納されて、給油ノズル4b(4b’)のロックが解除されて給油ノズル4b(4 b’)がノズルホルダ6b(6b’)より取り出せるようになるとともに、それ 以降の更なる紙幣の投入及び油種の変更を受付けないようになっている。
【0029】 この動作ランプ24b(24b’)の表示に基づいて、該利用者は、その給油 ノズル4b(4b’)をノズルホルダ6b(6b’)より取り出し、給油ノズル に設けられた給油トリガを引いて従来と同様に給油を実施し、給油が終了すると 給油ノズル4b(4b’)を前記ノズルホルダ6b(6b’)に戻す。
【0030】 これら給油に基づき、前記給油ポンプ7bに連設された計量器8b(8b’) に接続された計量器コントローラ39より出力される油量データが、前記MPU 45に逐次出力され、前記計量表示部8(8’)のハイオク表示に表示されてい き、前記検出装置23b(23b’)が該給油ノズル4b(4b’)を検出した 段階における油量データが、前記通信装置40並びに通信ケーブル41を介して 対応するレーン情報とともに精算ポスト3に送信される。
【0031】 この油量データの受信に基づき、前記制御マイコン48は、該油量データを前 記記憶部38に一時記憶するとともに、該記憶部38に記憶されているハイオク ガソリンの単価より、給油された該ハイオクガソリンの料金を算出し、これを前 記投入金額より減額した新たな残金を金額表示部13(13’)に表示する。
【0032】 更に、カード供給ユニット26より前記カードリーダライタ25a(25b) に給油カード50が供給され、前記算出された残金である利用後残高や給油カー ド50を識別可能なシリアル番号、本日の日付、利用油種、利用油種の単価、今 回利用金額、消費税額、利用合計額、利用ポイント数等の各種情報が、前記供給 された新たに発行する給油カード50の印字部に印字されるとともに、前記算出 された残金額が磁気記録されて利用者に発行される。
【0033】 次いで、これら発行された給油カード50を用いて給油を実施する際における 本実施例の給油入金精算装置3の動作について、以下に説明する。
【0034】 まず利用者が、前記にて発行された給油カード50を前記カード発行挿入口1 0a(10b)に挿入すると、該給油カード50より、前記録された残金額が読 み出されて前記記憶部38に一時記憶されるとともに、該読み出された残金額が 前記金額表示部13(13’)に表示される。この際、利用者は該表示内容を消 費税引きの金額表示としたい場合、若しくは通常の金額表示としたい場合には、 前記表示切替スイッチ12e(12e’)を押圧操作して、適宜表示を切り換え ることが可能とされており、前記金額表示部13(13’)に現在表示されてい る表示内容は、対応するインジケータ46a(46a’)、46b(46b’) が個々に点灯されて示されるようになっている。
【0035】 前記金額表示部13(13’)に表示された残金額では、利用者が所望する量 の給油を実施できない場合には、利用者は前記紙幣投入口11a(11b)より 所望の金額、例えば1000円紙幣を3枚、3000円を挿入することで、該挿 入された紙幣の金種が前記紙幣識別ユニット27a(27b)に識別されて前記 制御マイコン48に出力され、前記金額表示部13(13’)の残金額に該投入 金額が加算された合計金額が、逐次表示されて前記給油カード50の残金額に投 入金額を追加することが可能とされている。
【0036】 また、前記においては、残金額が少ないため追加の入金を実施しているが、給 油量に対して残金額が十分に残存する場合には、これら追加入金を実施せず給油 を実施するようにしても良いことは言うまでもない。
【0037】 これら給油カード50の挿入や現金の投入に続く給油処理は、前記現金の投入 による処理とほぼ同一とされているのでここでの説明は省略する。
【0038】 更に、プリペイドカードを用いて給油を実施する際における処理も前記給油カ ード50による処理とほぼ同様に実施される。
【0039】 以上、本実施例のようにすれば、給油料金精算装置である精算ポスト3には、 前記給油島2の両レーンに対応するように、2つの操作パネル9a,9bが設け られているため、これら給油料金精算装置を各レーン毎に個々に設ける場合に比 較して該給油料金精算装置が給油島2上において占有する面積を少なくできると ともに、該給油料金精算装置と給油装置1や管理装置との接続が容易となること から、これら精算装置の設置おける労力を低減することもできる。
【0040】 以上、本考案の実施例を図面に基づき説明してきたが、本考案はこれら実施例 に限定されるものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加 があっても本考案に含まれることは言うまでもない。
【0041】 例えば、前記実施例では、貨幣と給油用記録媒体の双方を精算に使用可能とさ れているが、本考案はこれに限定されるものではなく、これらのどちらか一方の みによる精算を行うようにしても良い。
【0042】 また、前記実施例では、貨幣と給油用記録媒体の総合計金額を精算に使用可能 としているが、本考案はこれに限定されるものではない。
【0043】 また、前記実施例では、貨幣処理手段として紙幣識別ユニット27a,27b のみを用いて、貨幣として紙幣のみを受け付けるようにしており、このようにす ることは、硬貨の受付け、返金に必要とされる機器を省くことが可能となり、装 置全体を簡素化、低コスト化できるようになることから好ましいが、本考案はこ れに限定されるものではない。
【0044】
【考案の効果】
本考案は以下の効果を奏する。 (a)請求項1項の考案によれば、精算装置を為す筐体の表裏面に貨幣受付け 口並びに前記表示手段が個別に設けられているため、該給油料金精算装置を前記 筐体の表裏面を各給油レーン(給油側)に対応して設置することで、給油島上に て給油料金精算装置が占める面積を小さくできるばかりか、設置される給油料金 精算装置が1つとなることから、これら給油料金精算装置の設置おける労力も低 減することもできる。
【0045】 (b)請求項2項の考案によれば、利用者は、プリペイドカード等の給油用記 録媒体を精算に使用することができる。
【0046】 (c)請求項3項の考案によれば、利用者は、現金とプリペイドカードとを用 いて、その合計金額を精算に使用することができる。
【0047】 (d)請求項4項の考案によれば、紙幣のみを受付け可能とするとともに、精 算において残金が存在する場合において、該残金に相当する有価価値情報が記録 更新されるか、或いは有価価値情報が記録された給油用記録媒体が発行されるよ うになるため、硬貨を受け付けたり、釣り銭を返却するための機構等を省くこと ができ、前記貨幣処理手段の構成を簡素化且つ安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における給油料金精算装置であ
る精算ポストと給油装置とが設けられた給油島を示す外
観斜視図である。
【図2】本考案の実施例における給油島に設置されてい
る精算ポスト並びに給油装置を示す正面図である。
【図3】(a),(b)は、 本考案の実施例における
給油料金精算装置である精算ポストの両面に設けられた
各操作パネルを示す正面図である。
【図4】本考案の実施例における給油料金精算装置であ
る精算ポストの内部構成を示す側断面図である。
【図5】本考案の実施例における給油装置の給油ノズル
部を示す外観斜視図である。
【図6】本考案の実施例における給油装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】本考案の実施例における精算ポストの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 給油装置 2 給油島 3 精算ポスト(給油入金精算装置) 4a,4a’ 給油ノズル 4b,4b’ 給油ノズル 4c,4c’ 給油ノズル 5 給油ホース 6a,6a’ ノズルホルダ 6b,6b’ ノズルホルダ 6c,6c’ ノズルホルダ 7a、7b、7c 給油ポンプ 8a,8a’ 計量器 8b,8b’ 計量器 8c,8c’ 計量器 8,8’ 計量表示部 9a,9b 前面パネル 10a,10b カード発行挿入口 11a,11b 紙幣投入口 12a,12a’ 油種選択ボタン 12b,12b’ 油種選択ボタン 12c,12c’ 油種選択ボタン 12d,12d’ 油種選択ボタン(未使用) 12e,12e’ 表示切換スイッチ 12f,12f’ 決定スイッチ 12g,12g’ 領収書発行ボタン(入力手段) 13,13’ 金額表示部 14,14’ 単価表示部 15,15’ 給油可能油量表示部 17a,17b カバー部材 18,18’ メイン基板 20a,20b カード挿入部 21a,21b 紙幣挿入部 22a,22a’ ロック装置 22b,22b’ ロック装置 22c,22c’ ロック装置 23a,23a’ 検出装置 23b,23b’ 検出装置 23c,23c’ 検出装置 24a,24a’ 動作ランプ 24b,24b’ 動作ランプ 24c,24c’ 動作ランプ 25a,25b カードリーダライタ(記録媒体処理
手段) 26 カード供給ユニット 27a,27b 紙幣識別ユニット(貨幣処理手段) 30 印字ヘッド 31 磁気ヘッド 32 搬送ベルト 34 カード貯溜部 35 供給口 36 残量センサ 38 記憶部 39 計量器コントローラ 40 通信装置 41 通信ケーブル 42 動作ランプ駆動部 43 インターフェイス部 44 検出装置駆動部 45 マイクロコンピュータ(MPU) 46a,46a’ インジケータ 46b,46b’ インジケータ 47 表示ドライバ 48 制御マイコン48(制御部) 49 通信部 50 給油カード(給油用記録媒体) 51 I/Oゲート 52 I/Oゲート 53 インターフェイス部 54 通信装置 80 自動車 81 設置架台 82 箱状筐体12e,12e

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油装置に接続され、給油した油種並び
    に給油量に関する情報を入手して給油料金を算出する給
    油料金算出手段と、該算出した給油料金を表示する表示
    手段と、貨幣を受付けて該受付け貨幣の識別並びに計数
    を実施する貨幣処理手段と、前記受付け金額から前記給
    油料金を減算して給油料金の精算を行う制御部とを具備
    する給油料金精算装置であって、前記貨幣処理手段の貨
    幣受付け口並びに前記表示手段とを、精算装置を為す筐
    体の表裏面にそれぞれ有し、各面において個別の精算が
    可能とされていることを特徴とする給油料金精算装置。
  2. 【請求項2】 給油料金の精算に使用可能な有価価値情
    報が記録された給油用記録媒体を受付け、該給油用記録
    媒体の記録情報から特定される前記有価価値を給油料金
    の精算に使用可能とする記録媒体処理手段を具備し、前
    記記録媒体処理手段の記録媒体受付け口を、前記筐体の
    表裏面にそれぞれ有する請求項1に記載の給油料金精算
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記受付け金額と受付
    けた給油用記録媒体により特定される有価価値に相当す
    る金額とを合計した合計金額を算出するとともに、該合
    計金額から前記給油料金を減算して精算する請求項1ま
    たは2に記載の給油料金精算装置。
  4. 【請求項4】 前記貨幣処理手段は、紙幣のみを受付け
    可能とされ、前記制御手段は、該精算にて残金が発生し
    た場合において、該残金額に相当する有価価値情報を前
    記給油用記録媒体に更新記録するか、或いは該残金額に
    相当する有価価値情報が記録された給油用記録媒体を発
    行する請求項1〜3のいずれかに記載の給油料金精算装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199628A (ja) * 2009-06-08 2009-09-03 Komota Kk 給油システム

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