JP4274546B2 - ガソリンスタンド用システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガソリンスタンドにおいて、給油に来店した自動車の車検時期が近づいていることを、来店者やガソリンスタンドの従業員に報知することのできるガソリンスタンド用システムに関する。
近年、ガソリンスタンドにおいては、従来のフルサービスの給油方式に代えて、省力化とコストダウン等の観点から、来店した来店者自身が給油を行うセルフサービス型のガソリンスタンドが普及してきている。
しかしながら、従来のフルサービスであれば、給油する従業員が、給油する自動車の車検シールから次回の車検が近づいていることを認識して、その旨を来店者に伝えることで、顧客へのサービス向上とこれら車検のための車検整備の受注等の給油以外の売上増加に寄与させることが可能であったものが、これらセルフサービス型のガソリンスタンドでは、給油を来店した顧客自身が行うために、これら次回の車検が近づいていることを来店した顧客に伝えることができず、よって、顧客へのサービスが低下するとともに、給油以外の売上が大きく低減してしまうという問題があり、これらの問題を解消することのできるガソリンスタンド用のシステムが切望されていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、給油する従業員がいないか、或いは非常に少ないガソリンスタンドにおいても、次回の車検が近づいていることを顧客や従業員に報知することで、これら給油する従業員がいないか或いは非常に少ないことに伴う顧客へのサービスが低下や、給油以外の売上が大きく低減してしまうことを回避することのできるガソリンスタンド用システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のガソリンスタンド用システムは、
給油のために来店した車輌に貼付された次回の車検時期を特定可能とするための車検シールの画像を撮像するための撮像手段と、
該撮像手段にて撮像した車検シールの画像から次回の車検時期を認識して特定する車検時期認識特定手段と、
該車検時期認識特定手段にて特定した次回の車検時期が、予め定められた所定期間以内であるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段による判定結果が予め定められた所定期間以内であると判定されたときに、車検時期が所定期間以内に近づいていることを報知するための報知手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、来店した自動車の車検シールの画像から、画像認識により特定された次回の車検時期が予め定められた所定期間以内である場合において、次回の車検時期が所定期間以内に近づいていることが報知されるようになるため、給油する従業員がいないか、或いは非常に少ないガソリンスタンドにおいても、次回の車検が近づいていることを顧客や従業員が認識でき、これら給油する従業員がいないか或いは非常に少ないことに伴う顧客へのサービスが低下や、給油以外の売上が大きく低減してしまうことを回避することができる。
本発明の請求項2に記載のガソリンスタンド用システムは、請求項1に記載のガソリンスタンド用システムであって、
前記撮像手段が、来店した車輌に給油するための給油装置或いは当該給油装置に対応して設けられている当該給油装置から給油された給油代金を精算するための精算装置に対応付けて設けられており、
前記報知手段が、前記給油装置或いは前記精算装置に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、給油のために来場した車輌が、給油のためにほぼ所定位置に停車している状態において、撮像手段による車検シールの撮像ができ、これら撮像並びに画像認識の精度を向上できるばかりかその処理内容を簡素化できるとともに、当該車検シールが撮像された車輌に給油している給油装置或いは当該給油装置に対応して設けられている前記精算装置にて、次回の車検が近づいていることが報知されるようになるため、誤って他の車輌の判定内容に基づく報知がなされることがなく、確実な報知を実施できる。
本発明の請求項3に記載のガソリンスタンド用システムは、請求項1または2に記載のガソリンスタンド用システムであって、
前記撮像手段が、来店した車輌に給油するための給油装置或いは該給油装置に対応して設けられている当該給油装置から給油された給油代金を精算するための精算装置に対応付けて設けられているとともに、
複数の前記給油装置或いは前記精算装置とデータ通信可能に接続されて、該給油装置或いは精算装置を遠隔管理するための管理装置を備え、
前記給油装置或いは前記精算装置は、前記判定手段により車検時期が所定期間以内であると判定されたときに、車検時期が所定期間以内である旨と前記各給油装置或いは前記各精算装置を個々に識別可能に付与された装置識別情報とを前記管理装置に送信し、
前記管理装置が、該送信された装置識別情報と、当該装置識別情報から特定される前記給油装置或いは前記精算装置にて給油或いは精算している利用者の車輌が、車検時期が所定期間以内である旨を報知することで前記報知手段が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ガソリンスタンド、特にはセルフ型ガソリンスタンドのように、前記管理装置が設置された事務所内にて従業員がスタンドの監視を実施している場合等において、該監視を実施している従業員が、どの給油装置或いは精算装置にて給油或いは精算している利用者(来店者)の車輌が、車検時期が所定期間以内であるかを漏れなく把握することができ、車検整備等の受注に対する営業機会を逸脱することを防止することができる。
本発明の請求項4に記載のガソリンスタンド用システムは、請求項2または3に記載のガソリンスタンド用システムであって、
前記精算装置は、給油に利用可能な有価価値の大きさを特定可能な有価価値情報が記録されるとともに、その表面に目視可能な表示を書き換え可能とされたリライト表示部を備えるリライトカードを精算に使用可能とするためのリライトカード使用手段を備え、
該リライトカード使用手段が、前記判定手段による判定結果が予め定められた所定期間以内であると判定されたときに、車検時期が所定期間以内に近づいている旨のメッセージを前記リライト表示部に記録することで前記報知手段が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者(来店者)が携行するリライトカードのリライト表示部に、車検時期が所定期間以内に近づいている旨のメッセージが記録されることで、利用者は、表示部を目視していつでも、どこでも次回の車検時期が所定期間以内に近づいていることを知覚することができ、利用者の利便性を更に向上できるとともに、当該車検に対する車検整備等の受注率も向上できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本実施例のガソリンスタンド用システムの全体像を示すブロック図である。尚、本実施例では、本発明のガソリンスタンド用システムをセルフガソリンスタンドに適用した例を示すが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明のガソリンスタンド用システムをフルサービスのガソリンスタンドに適用しても良い。
本実施例のガソリンスタンド用システムは、図1に示すように、ガソリンスタンドの各給油島に設置される給油機2a,2b…に1対1に対応して設けられ、該給油機2a,2b…から給油された給油代金を精算するための給油島ユニット1a,1b…と、該給油島ユニット1a,1b…に対応してガソリンスタンドの給油島領域を覆う屋根に設置された撮像カメラ4a,4b…と、これら各給油島に設置された各給油島ユニット1a,1b…の管理を行うために、ガソリンスタンドの事務所内に設置されたセルフシステムコントローラ(SSC)3と、から主に構成されている。
まず、本実施例に用いた給油島ユニット1a,1b…について説明すると、給油島ユニット1a,1b…は、給油機2a,2b…にて給油した給油代金を精算するための装置であり、図2に示すように、その前面に開閉可能に設けられた操作パネル9に、貨幣である紙幣を投入可能とされた紙幣投入口11と、新たな給油カード(プリペイドカード)50を発行可能とされているとともに、会員に発行された給油カード50である会員カードを挿入可能とされたカード発行挿入口10と、前記紙幣投入口11より投入された紙幣の合計金額(総金額または税引き金額)や、前記カード発行挿入口10より挿入された給油カード50の記録情報に基づく残金額(総残金額または税引き残金額)や、これら投入紙幣の合計金額を逐次表示する金額表示部13と、油種選択スイッチ12a〜12dにて選択された油種の1リッター当りの単価が表示される単価表示部14と、前記金額表示部13において表示される金額に基づき前記選択した油種にて給油可能な油量が表示される給油可能油量表示部15と、前記金額表示部13の表示内容を通常表示と税引き金額とで切り換えを行う表示切換スイッチ12eと、該表示切換スイッチ12eに基づき金額表示部13に表示されている内容が通常表示であるか税引き金額かを示すインジケータ46a、46bと、給油開始時に利用者により選択された油種ノズルのロック解除がなされるとともに、投入された紙幣の残金額への入金が確定されてそれ以降の紙幣投入を受付けがなされなくなる決定スイッチ12fと、カード発行挿入口10に挿入された給油カード50が会員カードである場合であって、当該会員カードを所有する会員利用者が蓄積されたポイントを残金額に加算させる価値使用可処理を実施させるために操作されるポイント現金化スイッチ12gと、本発明における報知手段を成す報知メッセージを音声にて出力するためのスピーカ8と、が設けられている。
この操作パネル9の内部には、前記カード発行挿入口10に連設するように、該カード発行挿入口10から挿入または発行される各種給油カード50の記録情報の読み出しまたは書き込みを実施するとともに、該給油カード50に設けられている後述するリライト表示部52の印字、消去を実施する本発明における報知手段となるカードリーダライタ25や、紙幣投入口11に連設するように、該紙幣投入口11から挿入される紙幣の真贋や紙幣種別を識別する紙幣識別ユニット27とが設けられている。
これらカードリーダライタ25や紙幣識別ユニット27は、前記した各表示部や各スイッチ並びに各インジケータ等が実装されるとともに、給油島ユニット1a,1b…全体の制御を行う制御マイコン48が実装された主基板に、インターフェイス部53を介して接続されており、これらインターフェイス部53を介して制御マイコン48と相互にデータの送受が可能とされている。
また、本発明における判定手段となる後述する車検時期判定処理を実施する該制御マイコン48が実装された主基板には、制御マイコン48が実施する車検時期判定処理等の各種処理における各種データ等を記憶可能な記憶部38や、前記各表示部の表示制御を行う表示ドライバ47や、前記撮像カメラ4a,4b…に接続されて該撮像カメラ4a,4b…にて撮像した車検シールの画像から、画像認識処理を実施することで次回の車検時期を特定するための本発明における車検時期認識特定手段となる画像認識部17と、該画像認識部17における画像認識により特定された次回の車検時期が、所定期間以内に近づいている場合に、次回の車検時期が所定期間以内に近づいている旨の報知メッセージを音声合成してスピーカ8から出力するための本発明における報知手段を成す音声合成部16と、前記給油機2とのデータの送受を可能とする通信装置54と、前記SSC3との間における双方向のデータ通信を可能とするための通信部49と、が設けられており、SSC3からの各種の指示データや設定データを受信できるようになっているとともに、投入貨幣のデータや精算内容のデータや、前記画像認識部17における画像認識により特定された次回の車検時期が所定期間以内に近づいている場合において、当該給油島ユニット1a,1b…を個々に識別可能に固有に付与された装置IDと前記画像認識部17にて特定された次回の車検時期とを含む報知通知がSSC3へ送信されるようになっている。
ここで、本実施例に用いた撮像カメラ4a,4b…について説明すると、本実施例では、図1並びに図4に示すように、給油島ユニット1aに対して撮像カメラ4aを、給油島ユニット1bに対して撮像カメラ4bというように、各給油島ユニット1a,1b…のそれぞれに1対1に対応して撮像カメラ4a,4b…を、当該給油島ユニット1a,1b…が対応する給油機2a,2b…にて給油するために所定の給油位置に停車している自動車のフロントガラス全体を上方側から撮像できるように、ガソリンスタンドの屋根に設置されており、このように撮像カメラ4a,4b…を配置して構成することは、例えば、ガソリンスタンドの入り口等において来店してくる車輌の車検シールの画像を撮像して画像認識する構成に比較して、複数の撮像カメラ4a,4b…を必要とするものの、給油のために所定位置に停車中の車輌に貼付された車検シールを撮像でき、画像認識の認識率や認識精度を向上できるとともに、これら画像認識において撮像カメラ4a,4b…の撮像方向等の制御処理や撮像時期等の判断処理等を非常に簡素なものとできるとともに、各撮像カメラ4a,4b…が、当該撮像カメラ4a,4b…にて撮像した車輌に給油している給油機2a,2b…に対応して設けられているために、該撮像カメラ4a,4b…による画像から認識した車検時期が、どの車輌のものかが一義的となり、これら認識した車検時期が実際に車検時期が特定された車輌以外の異なる車輌の来店者に報知されることがなく、確実に車検時期が特定された車輌の来店者に対して報知を実施できるようになることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら撮像カメラ4a,4b…の接続形態や配置形態等は適宜に決定すれば良い。
また、これら撮像カメラ4a,4b…としては、通常の監視カメラ等を使用することができ、本実施例では、所定の指示データを送信することで、撮像領域を上下に変更できる撮像カメラ4a,4b…を使用しており、車高や形状の異なる車輌にも対応できるようになっている。
また、本実施例に用いた前記画像認識部17において実施される画像認識としては、車検シールが色で年度を、数字にて車検月を示していることから、その色と数値を認識して次回の車検時期を特定するようにしており、これら撮像したフロントガラスの画像から、車検シールを特定する方法としては、車検シールはフロントガラスのほぼ中央位置に貼付されていて、その形状が所定の大きさの四角状であることから、該当する色を備える四角形状と数字とを含む画像を、撮像した画像から抽出し、当該抽出した車検シール画像の数値と色とを認識することで、次回の車検時期を特定するようになっており、これらの画像認識のために、画像認識部17内には、当該画像認識用のプログラムが記憶された内部ROMを備えるデジタルシグナルプロセッサ(DSP)が含まれており、該特定した車検時期である年度と月とのデータを制御マイコン48に出力するようになっている。
次に、本実施例に用いたSSC3について簡潔に説明すると、SSC3は、その表面に各給油島に設置された給油島ユニット1a,1b…の状況や管理メニューが表示される表示部と透明タッチパネルとがその全面に設けられた専用化されたコンピュータとされており、前記給油島ユニット1a,1b…からの給油許諾要求の受信に基づいて、該給油を許諾するための操作の受付けを実施し、該操作に基づいて給油許諾を返信するとともに、給油島ユニット1a,1b…から送信される前記報知通知の受信に基づいて、当該報知通知に含まれる装置IDと次回の車検時期とを表示部に表示することで、事務所にてスタンドを監視している従業員が、どの給油島ユニット1a,1b…を利用している利用者の車輌の車検時期が近づいているかを把握できるようになっており、該SSC3によっても本発明の報知手段が形成されている。
次に、本実施例に用いたプリペイドカードである給油カード50について、図6に基づいて説明すると、本実施例の給油カード50には、その一面に繰返し記録、消去が可能な本発明における表示部としてのリライト表示部52を有し、その裏面にデータ記録可能な磁気印刷層を備えるリライト磁気カードとされていて、磁気印刷層には、各給油カード50を個々に識別可能なカードIDや、残金額、給油単価(会員のみ)、累計ポイント数(会員のみ)、前回利用日、会員種別データ(会員のみ)等のデータが、前記カードリーダライタ25によって記録されているとともに、前記リライト表示部52の印字や消去も本発明におけるリライトカード使用手段を成す該カードリーダライタ25によって実施される。
そして、リライト表示部52は、大きく分けて3つの領域に分けられており、リライト表示部52の上方領域は、ガソリンスタンドにおける給油量や給油単価、カード残金額や現金による支払額、最新の給油利用日、給油等により付与されたポイント数(会員のみ)並びに累計ポイント数(会員のみ)等の給油並びに給油に伴う金銭に関する表示情報が記録表示されるプリペイド表示領域54と、リライト表示部52の下方領域は、給油カード50が会員カードである場合に、各会員利用者または会員利用者の車輌に関する情報、例えば、会員種別や会員利用者の氏名、ポイント付与単位の有効期限、カードID、次回車検日や車検整備を予約した予約日、前回のオイル交換日や走行距離並びに次回のオイル交換日と走行距離、前回のコーティング日と次回のコーティング日と等の情報が記録表示される会員情報表示領域56と、該会員情報表示領域56と前記プリペイド表示領域54とに挟まれ、カードに所持者へのメッセージ情報、具体的には、図6に示すように、次回の車検が近づいている旨のメッセージ等が印字記録されるメッセージ情報表示領域55とされていて、各表示領域(表示範囲)には、各表示領域の全面に、各表示領域に対応する異なる色、例えばプリペイド表示領域54には黄色、メッセージ情報表示領域55には無色、会員情報表示領域56にはピンク色のように、色分けされることで、各表示領域(表示範囲)を目視にて容易に識別できるようになっている。
以下、本実施例のガソリンスタンド用システムにおいて、車検が近づいていることが報知される流れについて、図5に示す給油島ユニット1a,1b…の制御マイコン48が実施する車検時期判定処理を参照して説明する。尚、利用者には既に給油カード50が発行されている場合を以下に例示する。
利用者が、給油のために給油島ユニット1のカード発行挿入口10に自身の給油カード50を挿入すると、カードリーダライタ25によって該給油カード50から記録情報が読み出され、該読み出された記録情報が制御マイコン48に出力されることにより、制御マイコン48は、給油カード50から読み出した残金額を金額表示部13に表示する。この際、利用者は該表示内容を消費税引きの金額表示としたい場合、若しくは通常の金額表示としたい場合には、前記表示切替スイッチ12eを押圧操作して、適宜表示を切り換えることが可能とされており、前記金額表示部13に現在表示されている表示内容は、対応するインジケータ46a、46bが個々に点灯されて示されるようになっている。
この段階で利用者が油種を選択すると、当該油種に対応する単価が、当該選択された油種に対応する給油単価に基づいて算出されて単価表示部14に表示されるとともに、金額表示部13に表示されている金額にて給油可能な油量が、当該金額と単価表示部14に表示される単価とに基づいて算出されて給油可能油量表示部15に表示される。
この給油可能油量表示部15に表示された給油可能油量が、利用者が所望する量に満たない場合には、該利用者は前記紙幣投入口11より所望の金額、例えば1000円紙幣を2枚、2000円を挿入することで、該挿入された紙幣の金種が前記紙幣識別ユニット27にて識別されて識別金額が前記制御マイコン48に出力されることで、前記金額表示部13の残金額に該投入金額が加算された合計金額が、逐次表示されていくとともに、給油可能油量表示部15に表示される油量も増加する。
これら給油可能油量表示部15に表示される油量が所望する量以上となった段階において、利用者が決定スイッチ12fを操作すると、前記SSC3に対して前記給油許諾要求が送信され、該給油許諾要求に対応する給油許諾の返信に基づいて、給油機2において利用者にて選択された油種ノズルのロックが解除されることにより、利用者が給油を実施できるようになる。
そして、該決定スイッチ12fの操作に基づいて制御マイコン48は、前記画像認識部17に画像認識処理の実施を指示することで、画像認識部17において、該画像認識部17が接続されている撮像カメラ4a,4b…にて撮像、抽出した車検シールの画像に基づいて次回の車検時期が特定され、該特定された次回の車検の年度と月とが制御マイコン48に出力されることで、制御マイコン48は、その時点にて給油中の車輌の次回の車検時期を特定する(S1)。このように、給油中において画像認識を実施することは、給油に要する時間内に十分に画像認識処理を実施でき、精算時や給油中において車検が近づいていることを遅滞なく報知できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの画像認識を実施する時期は適宜に選択すれば良い。
そして、該特定した次回の車検時期(年度と月)が、所定期間内、具体的には翌月、または翌々月、つまりは2ヶ月以内に近づいているか否かを判定し(S2)、該判定結果が次回の車検時期が所定期間内であるとの判定結果であるときには、S3に進んで、所定期間内(2ヶ月以内)に次回の車検時期が近づいていることを報知する報知メッセージ、具体的には、図6に示す給油カード50のメッセージ情報表示領域55に印字されたメッセージと同一のメッセージである「次回の車検が2ヶ月以内に近づいています。一ヶ月以内に車検整備を予約すると、早期割引になります。予約はお早めに」のメッセージを、前記音声合成部16に出力することで、該メッセージが音声合成部16にて音声合成されてスピーカ8から出力される。尚、これら音声メッセージは、給油カード50を使用せずに現金のみでの精算においても報知される。
そして、S4に進んで、付与されている装置IDと前記にて特定した次回の車検時期(年度と月)とを含む報知通知をSSC3へ送信することで、前述のように、SSC3において装置IDと車検時期とが表示されることで、ガソリンスタンドの従業員が該利用者に対して車検整備等の営業を実施する好機であることを把握でき、これらの営業機会を逸脱することなく、これらの営業を実施することにより給油以外の売上の向上に繋げることができるようになる。
そして、S4にて報知通知を送信した後、S5に進んで、給油カード50の受付けの有無を判定し、給油カード50の受付けがある場合には、S6へ進んで、図6に示すように、該受付け中の給油カード50のメッセージ情報表示領域55に、次回の車検が近づいていることを報知する報知メッセージとなる「次回の車検が2ヶ月以内に近づいています。一ヶ月以内に車検整備を予約すると、早期割引になります。予約はお早めに」のメッセージを、カードリーダライタ25に出力して印字させる。
そして、給油を実施することにより、給油された油量が給油機2から給油島ユニット1に出力されることで、給油した代金が算出されて金額表示部13から逐次減算されていくとともに、金額表示部13の減算にともなって給油可能油量表示部15に表示される油量も減算更新される。そして、所望の量の給油を実施して油種ノズルを給油機2に戻すことにより、その時点までに金額表示部13の金額から減算した給油代金と、給油量と、油種とう含む利用情報がSSC3に送信されるとともに、金額表示部13に表示されている新たな残金額や前回利用日等の各データが更新記録されるとともに、プリペイド表示領域54の印字内容が更新記録された後、当該給油カード50がカード発行挿入口10から排出されて利用者に返却されることで、該返却された給油カード50のメッセージ情報表示領域55に印字された前記報知メッセージを、利用者が、目視にて確認できるようになっている。
尚、これら給油の精算を給油カード50を使用した場合を例に説明したが、給油カード50を使用せずに、現金のみを用いて給油する場合にも、貨幣の投入後に前記決定スイッチ12fを操作することで、車検時期の特定が実施されて、スピーカ8からの報知とSSC3における報知とが実施されるようになっており、精算において残額が存在する場合において、該残額が記録された給油カード50がカード発行挿入口10から発行される。
以上、本実施例によれば、来店した自動車の車検シールの画像から、画像認識により特定された次回の車検時期が予め定められた所定期間以内である場合において、次回の車検時期が所定期間以内に近づいていることが、利用者や従業員に報知されるようになるため、上述したセルフ方式のガソリンスタンドのように、給油する従業員がいないか、或いは非常に少ないガソリンスタンドにおいても、次回の車検が近づいていることを顧客や従業員が認識でき、これら給油する従業員がいないか或いは非常に少ないことに伴う顧客へのサービスが低下や、給油以外の売上が大きく低減してしまうことを回避することができる。
また、本実施例によれば、給油のために来場した車輌が、給油のためにほぼ所定位置に停車している状態において、撮像手段となる撮像カメラ4a,4b…による車検シールの撮像ができ、これら撮像並びに画像認識の精度を向上できるばかりかその処理内容を簡素化できるとともに、当該車検シールが撮像された車輌に給油している給油機2a,2b…に対応して設けられている精算装置となる給油島ユニット1a,1b…にて、次回の車検が近づいていることが報知されるようになるため、誤って他の車輌の判定内容に基づく報知がなされることがなく、確実な報知を実施できる。
また、本実施例によれば、管理装置となるSSC3において装置IDと次回の車検時期が表示されることから、ガソリンスタンド、特にはセルフ型ガソリンスタンドのように、管理装置であるSSC3が設置された事務所内にて従業員がスタンドの監視を実施している場合等において、該監視を実施している従業員が、どの給油島ユニット1a,1b…を利用している利用者(来店者)の車輌が、車検時期が所定期間以内であるかを漏れなく把握することができ、車検整備等の受注に対する営業機会を逸脱することを防止することができる。
また、本実施例によれば、リライトカード使用手段となる給油島ユニット1a,1b…のカードリーダライタ25によりリライト磁気カードである給油カード50に前記報知メッセージが目視可能に印字されることで、利用者は、表示部を目視していつでも、どこでも次回の車検時期が所定期間以内に近づいていることを知覚することができ、利用者の利便性を更に向上できるとともに、当該車検に対する車検整備等の受注率も向上できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、給油カード50として、リライト磁気カードを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら給油カード50に使用する記録媒体を、リライト機能を有するICカードとしたり、或いはリライト機能を有しない通常の磁気カード或いはICカードとしても良い。
また、前記実施例では、精算装置となる給油島ユニット1a,1b…に報知手段となるスピーカ8を設けるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらスピーカ8を給油機2a,2b…に設けるようにしても良い。
また、前記実施例では、SSC3にても装置IDと次回の車検時期とを表示して報知を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの表示に代えて、例えば、給油島ユニット1a,1b…の上部位置等に報知ランプを設けて、次回の車検時期が所定期間以内である場合において当該報知ランプを点灯させることで、従業員への報知を実施するようにしても良い。
また、前記実施例では、給油カード50の残金額等の照合等を実施していないが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば各給油カード50の残金額をカードIDに対応付けて記憶、管理する管理コンピュータを設けて、給油カード50の使用に際して、これらの残金額等の照合等による認証を実施するようにしても良い。
また、前記実施例では、次回の車検時期が所定期間内であるかの判断に用いる所定期間を、予め給油島ユニット1a,1b…に2ヶ月として設定してある例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの所定期間を、例えばSSC3において変更設定できるようにしても良い。
本発明の実施例におけるガソリンスタンド用システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットを示す正面図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた撮像カメラの設置状況を示す図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットにおける車検時期判定処理の処理内容を示すフロー図である。 本発明の実施例に用いた給油カードを示す図である。
符号の説明
1a,1b 給油島ユニット
2a,2b 給油機
3 セルフシステムコントローラ(SSC)
4a,4b 撮像カメラ
17 画像認識部
25 カードリーダライタ
50 給油カード

Claims (4)

  1. 給油のために来店した車輌に貼付された次回の車検時期を特定可能とするための車検シールの画像を撮像するための撮像手段と、
    該撮像手段にて撮像した車検シールの画像から次回の車検時期を認識して特定する車検時期認識特定手段と、
    該車検時期認識特定手段にて特定した次回の車検時期が、予め定められた所定期間以内であるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段による判定結果が予め定められた所定期間以内であると判定されたときに、車検時期が所定期間以内に近づいていることを報知するための報知手段と、
    を備えることを特徴とするガソリンスタンド用システム。
  2. 前記撮像手段が、来店した車輌に給油するための給油装置或いは当該給油装置に対応して設けられている当該給油装置から給油された給油代金を精算するための精算装置に対応付けて設けられており、
    前記報知手段が、前記給油装置或いは前記精算装置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガソリンスタンド用システム。
  3. 前記撮像手段が、来店した車輌に給油するための給油装置或いは該給油装置に対応して設けられている当該給油装置から給油された給油代金を精算するための精算装置に対応付けて設けられているとともに、
    複数の前記給油装置或いは前記精算装置とデータ通信可能に接続されて、該給油装置或いは精算装置を遠隔管理するための管理装置を備え、
    前記給油装置或いは前記精算装置は、前記判定手段により車検時期が所定期間以内であると判定されたときに、車検時期が所定期間以内である旨と前記各給油装置或いは前記各精算装置を個々に識別可能に付与された装置識別情報とを前記管理装置に送信し、
    前記管理装置が、該送信された装置識別情報と、当該装置識別情報から特定される前記給油装置或いは前記精算装置にて給油或いは精算している利用者の車輌が、車検時期が所定期間以内である旨を報知することで前記報知手段が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガソリンスタンド用システム。
  4. 前記精算装置は、給油に利用可能な有価価値の大きさを特定可能な有価価値情報が記録されるとともに、その表面に目視可能な表示を書き換え可能とされたリライト表示部を備えるリライトカードを精算に使用可能とするためのリライトカード使用手段を備え、
    該リライトカード使用手段が、前記判定手段による判定結果が予め定められた所定期間以内であると判定されたときに、車検時期が所定期間以内に近づいている旨のメッセージを前記リライト表示部に記録することで前記報知手段が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のガソリンスタンド用システム。
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