JP3751892B2 - 駐車予約精算機及びこの予約精算機を備えた駐車システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駐車予約精算機及びこの予約精算機を備えた駐車システムに係り、特に、時間貸し、特定時間帯或いは特定期間の駐車予約が可能な駐車予約精算機及び駐車システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、外来者を対象にした時間貸しで駐車可能な駐車場及び特定者を対象にした月極駐車場が殆どで、通常、月極の駐車エリアに特定者以外の車両を駐車することができず、また、時間貸しの駐車場に長期間特定の車両を駐車することは、利用金額が高額となり、利用者にとっては、コストの面から不利とされている。
【0003】
しかしながら、車社会の進展に伴い、時間単位、曜日単位、或いは、季節単位等の日時に関して、また、繁華街、ビジネス街、或いは、住宅街等の地域に関して、駐車場利用者の利用態様が様々となり、現行の駐車場の管理システムは、利用者の要望に適合し難くなりつつある。例えば、繁華街では、土曜及び日曜日の駐車場利用者が急増するに対して繁華街に隣接したビジネス街では、ビジネス用の駐車エリアが利用されないままにある場合が殆どであり、繁華街に近接しているにも拘わらず利用されないままとなっている。また、営業用の車両が住宅街に出向いて営業活動に従事する場合においては、通常、住宅街では、月極の駐車エリアが殆どであり、月極の駐車エリアがあるにも拘わらず、路上駐車をしなければならない場合がしばしば生ずる。このような事態は、しばしば運転者の不法駐車を招き、交通渋滞或いは事故の原因となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、現行の駐車場システムは、駐車場利用者の様々な要望に適合し難くなっている。また、駐車場利用者の様々な要望に応えようとすると、多くの人手必要となり、実質的に駐車料金が高額となる問題がある。また、駐車場利用者の要望が一様でなくなり、駐車場の管理が複雑となり、単に人手を多くしただけでは、安全且つ確実に駐車場を管理することが困難である問題がある。
【0005】
この発明は、上述したような事情に鑑みなされたものであって、駐車場利用者の様々な要望に応えることができる駐車予約精算機及びこの予約精算機を備えた駐車システムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、
表示部及び表示部を制御する制御部を具備し
この制御部がこの表示部に対して、
ある駐車場へ車両を駐車する予約が有るか無いかを確認する画面を提示し、
予約が無しの入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示して利用者に対して予約での駐車を促し、
当該利用者により特定された予約駐車期間に駐車領域の空きがない場合、当該予約駐車期間における予約済みの駐車領域を、予約無しの他の駐車領域へ変更して当該予約駐車期間の空きを確保し、
当該駐車場の予約状況からその予約駐車期間での駐車が可能か否かを提示し、
駐車が可能な場合に、予約の入力に応答してその期間の車両の駐車予約を確保し、
予約が有りの入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示させることを特徴とする駐車予約清算機が提供される。
【0008】
また、この発明によれば、
表示部及び表示部を制御する制御部を具備し、
この制御部がこの表示部に対して、
ある駐車場へ車両を駐車する予約が有るか無いかを確認する画面を提示し、
予約がなしに応答して少なくとも時間単位の短期駐車モード及び日数の単位を含む駐車期間に相当する長期駐車モードのいずれかの選択を促す画面を提示し、
前記駐車モードを選択する入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示して利用者に対して予約での駐車を促し、
当該利用者により特定された予約駐車期間に駐車領域の空きがない場合、当該予約駐車期間における予約済みの駐車領域を、予約無しの他の駐車領域へ変更して当該予約駐車期間の空きを確保し、
当該駐車場の予約状況からその予約駐車期間での駐車が可能か否かを提示し、
駐車が可能な場合に、予約の入力に応答してその期間の車両の駐車予約を確保し、
予約が有りの入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示させることを特徴とする駐車予約清算機が提供される。
【0010】
更に、この発明によれば、
通信網を介して利用者の端末に駐車場予約に関する情報を提示し、駐車場の予約を受け付けるサーバを備える駐車予約システムであって、
当該サーバが
時間単位の短期駐車モード及び日数の単位を含む駐車期間に相当する長期駐車モードのいずれかの選択を促す画面を前記利用者の端末に提示し、
前記駐車モードを選択する入力に応答して、利用者に対して予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定し、予約での駐車を促す画面を前記利用者の端末に提示し、
駐車予約の入力に応答して当該駐車場の予約状況からその予約駐車期間での駐車が可能か否かの画面を前記利用者の端末に提示する駐車予約システムにおいて、
当該利用者により特定された予約駐車期間に駐車領域の空きがない場合、当該予約駐車期間における予約済みの駐車領域を予約無しの他の駐車領域変更し、当該予約駐車期間の空きを確保して駐車場の予約をすることを特徴とする駐車予約システムが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照してこの発明の一実施の形態に係る駐車予約精算機及びこの予約精算機を備えた駐車システムを説明する。
【0012】
図1は、この発明の一実施の形態に係る予約精算機を備えた駐車システムを概略的に示している。
【0013】
この図1に示される駐車システムでは、車両10、例えば、普通車10が入場する入口2に駐車予約精算機4が設置されている。この実施例では、駐車を終えた車両10が退出する出口6において、この駐車予約精算機4を操作できるようにこの駐車予約精算機4が設置されているが、駐車場の入口2及び出口6に夫々駐車予約精算機4が設置されても良い。この駐車予約精算機4は、後に詳述するように図2に示す管理センタ26内の駐車場管理システム30に接続されている。
【0014】
図1に示す駐車場入口2には、運転者から認識可能な位置に、駐車に関する駐車情報を表示する表示器16が設けられている。この表示器16には、×○×○パーキングにようこそ、駐車可、或いは、駐車予約可能な駐車場等が表示される。また、入口2及び出口6には、夫々車両10の入場及び退出を許可する遮断開閉装置が設けられても良い。これら遮断開閉装置及び表示器16は、必要に応じて設けられれば良く、これら遮断開閉装置及び表示器16に代えて必要に応じて駐車場に駐車係の人員が配置され、この駐車係から必要な情報が利用者に与えられ、また、駐車場係りの誘導で車両10が駐車エリア18に向けられても良い。
【0015】
また、駐車場入口2及び出口6には、車両10の有無を検出するセンサ13、15、例えば、磁気ループコイルセンサが設けられ、車両10の入退場が検出される。このセンサ13、15は、中継ボックス24を介して管理センタ26内に設けられた図2に示されるような駐車場管理システム30に接続され、入場した車両及び退出する車両の有無の検出信号が駐車場管理システム30に送り出される。
【0016】
駐車場には、当然に車両10を駐車することができるエリア18、図示の例では、5つの駐車エリア18−1(N0.1)〜18−5(N0.5)が設けられ、この駐車エリア18−1(N0.1)〜18−5(N0.5)には、車両10の有無を感知するセンサ20、例えば、磁気ループコイルセンサが設けられている。磁気ループコイルセンサ20では、その近傍に車両10がある場合及びない場合で、空間の透磁率が変化されることを利用して車両10の有無を検出している。センサは、ループコイルセンサ20に拘わらず、圧力センサ、機械式センサ等の駐車エリア18に車両10があるか否かを検出できるものであれば何れのタイプのものでも良い。また、各駐車エリア18−1(N0.1)〜16−5(N0.5)には、表示器22が設けられ、後に述べるように予約済み、駐車可、○○様等の表示ができることが好ましい。
【0017】
センサ20は、センサ用中継ボックス24に接続され、この中継ボックス24を介して管理センタ26内に設けられた図2に示されるような駐車場管理システム30にセンサ出力が供給され、駐車管理システム30では、利用されている駐車エリア18−1(N0.1)〜18−5(N0.5)を管理することができる。また、駐車場管理システム30は、表示用中継ボックス28に接続され、各表示器22には、駐車場管理システム30からの表示信号がこの表示用中継ボックス28を介して供給され、各表示器22に必要な表示がなされる。管理センタ26、或いは、他の場所には、駐車場、特に、駐車エリア18、駐車場の入口2及び出口6を監視する為の監視カメラ32が設けられ、この監視カメラ32からのビデオ出力は、駐車場管理システム30に含まれる駐車場監視用表示装置に供給され、常時駐車場の様子、特に駐車エリア18及び駐車場の入口2及び出口6が表示装置に表示されている。この監視カメラ32からのビデオ出力は、ある一定期間に亘って映像を保存可能なようにビデオ装置に入力され、保存されることが好ましい。
【0018】
駐車予約精算機4は、図2に示すように主CPUユニット42を含み、この主CPUユニット42の制御下で作動する硬貨識別器44、紙幣識別器46及び駐車券発券及び精算器45に接続されている。主CPUユニット42は、同様に、この主CPUユニット42の制御下で作動する表示装置4、入力キーユニット50及びプリンタユニット52に接続されている。これら主CPUユニット42、硬貨識別器44、紙幣識別器46、表示装置4、入力キーユニット50及びプリンタユニット52は、図3に示されるような駐車予約精算機4の筐体43内に格納され、この筐体43には、各装置及びユニットに対応した投入返却口或いは操作部等が設けられている。
【0019】
駐車予約精算機4では、後に述べるように駐車場への入場時或いは退出時に必要なメッセージ、例えば、「駐車できます。」、「駐車予約をされますか」、「予約済みですか」、或いは、「いつまで駐車される予定ですか」等が表示装置4に表示される。表示装置の指示に従い利用者が駐車することを希望する場合には、プリンタユニット52で駐車券が印刷され、駐車発券及び精算機45から駐車券が発券される。また、駐車料金を予納する場合、或いは、駐車料金を清算する場合には、紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59に紙幣及び硬貨を投入すると、硬貨識別器44及び紙幣識別器46は、投入された硬貨を識別してこれをカウントし、お釣りがある場合には、その紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59に紙幣及び硬貨でお釣りが支払われる。料金を支払った後にその支払いをキャンセル場合には、取消スイッチ61を押すことによって、その支払った紙幣及び硬貨がその紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59から払い戻される。このような駐車料金の支払い、清算及び返却に関する金額等は、同様に表示装置4に表示される。駐車料金の精算の際には、例えば、予納で駐車料金を支払ったにも拘わらず、想定した駐車時間を経過して追加の駐車料金を支払った場合、或いは、駐車後の退出時に料金を清算する場合には、駐車券発券及び清算器45に駐車券を投入することによって、清算がなされ、その金額が表示装置4に表示される。予納或いは清算の際には、プリンタユニット52でレシートが印刷され、駐車発券及び精算機45からレシートが出力される。入力キーユニット50は、駐車の際或いは駐車場から退出する際に必要な情報をユーザが入力することができるように設けられている。この入力キー50は、表示装置4上に設けたタッチパネルのようなものでも良い。
【0020】
尚、当然のことながら、駐車料金の支払いは、現金に限らず、クレジット・カード或いはプリぺード・カードが利用されても良い。駐車発券及び精算機45は、これらクレジット・カード或いはプリぺード・カードに対応していることが好ましい。
【0021】
駐車予約精算機4の主CPUユニット42によって遮断開閉器が制御される。即ち、駐車を希望する旨が入力キーユニット50を介して入力された場合に遮断開閉器12が開かれ、車両10の入場が許され、また、駐車予約精算機4で清算が終了した際に遮断開閉器14が開かれることとなる。
【0022】
駐車予約精算機4には、付属設備としてカメラ54が設けられ、このカメラ54で駐車予約精算機4を利用する利用者等が撮影され、この撮影画像は、駐車場管理システム30に転送され、駐車場管理システム30の表示装置(図示せず)に表示され、が駐車予約精算機4の利用者を確認できることが好ましい。また、駐車予約精算機4に付随してイメージリーダ55が設けられ、必要に応じて免許書等の画像を入力することができることが好ましい。利用者が長期に亘って駐車場を利用する場合には、このイメージリーダ55で取り込まれた画像が駐車場管理システム30のデータベース62で保存される。
【0023】
駐車場管理システム30は、図4に示すように管理用パソコン60、この管理用パソコン60からのデータを蓄積し、必要に応じてデータを管理用パソコン60に送ることができるデータベースを備えている。管理用パソコン60は、ローカルエアリアネットワーク(LAN)64に接続され、ローカルエアリアネットワーク(LAN)64には、通信装置を含むサーバ66が接続されている。このエアリアネットワーク(LAN)64には、近隣の駐車場の駐車場管理システム30が接続され、近隣の駐車場の空き情報等が定期的に管理用パソコン60に通知され、当該駐車場が一杯で駐車不能の際に車両10を他の近隣駐車場に誘導することができることが好ましい。
【0024】
サーバは、電話網を含むインターネット網70に接続され、このインターネット網70には、携帯電話76からの駐車場検索或いは予約依頼等の情報が送信される電話局等の基地局72或いは利用者のパソコン74に接続されている。従って、駐車場管理システム30は、サーバ66を介してインターネット網70に接続され、携帯電話76或いは利用者パソコン74に駐車場情報、例えば、ある地域の駐車場空き状況を知らせることができ、また、携帯電話76或いは利用者パソコン74から駐車場の予約を受けることができる。
【0025】
上述した駐車システムにおける駐車予約の手順及び駐車場管理の方法について図5から図13を参照して説明する。
【0026】
始めに、車両10が直接駐車場に来場して車両10を駐車する場合について図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0027】
図6にステップS10で示すように駐車予約の手順が開始された状態で、車両10が遮断開閉装置12に近づくと、センサ13、15が作動してステップS12に示すように車両10が遮断開閉装置12の手前で停止されたことが検出される。この車両の停車が検出されることによって、カメラ54が停車した車両に向けられ、駐車場利用者の画像が駐車場管理システム30に送られ、利用者の画像が撮影されて、利用者が駐車予約精算機4を利用している状況がモニターされる。また、車両10が停止されると、表示器16には、”○○パーキングにようこそ”の表示があり、駐車予約精算機4には、ステップS14に示すように”予約済みですか?”、”はい(YES)”及び”いいえ(NO)”が表示される。駐車場利用者が”いいえ(NO)”を選択すると、図5に示すような駐車場利用モードの選択画面が表示装置4に表示される。
【0028】
この選択画面には、現在日付及び時刻と共に駐車期間のモード選択項目、例えば、12時間までの時間貸しT1、最長1日(24時間まで)までの時間貸しT2、最長3日(72時間)までの時間貸しT3及び週並びに月単位の週・月貸しT4の項目が表示される。ここで、時間貸しT1では、30分単位で12時間までの予約が可能であり、時間貸しT2では、同様に30分単位で24時間までの予約が可能である。また、時間貸しT3では、日数単位、例えば、2日と時間で予約が可能であり、週・月貸しT4では、月或いは週単位、例えば、2週間と時間と可能である。これらの選択駐車モードT1〜T4については、夫々基準料金が異なるように設定されることが利用者の便宜の為に好ましい。例えば、時間を単位として料金を算定すると、時間貸しT1が最も高く、週・月貸しT4が最も安くなるような関係(時間単価については、T1>T2>T3>T4が成立するような関係)に設定されることが好ましい。また、このモード選択後における利用期間の予約は、一応の目安で利用者がその予約期間内或いは予約期間を超えて駐車可能であり、後にその清算ができることが好ましい。
【0029】
一例として利用者がステップS16で示すように図5の画面で時間貸しT1を選択した場合について説明する。時間貸しT1が選択されると、図7に示されるような画面が表示器16に表示される。この画面において、予約済みでない場合には、利用開始時間項目Tsとして現在の日付及び時間、例えば、11月3日13:20が自動的に表示される。また、図7におけるインターネット予約項目R1は、表示されない。このインターネット予約項目R1については、後に説明する。
【0030】
利用開始時間項目Tsは、ハイライト表示され、この時間から駐車する場合には、ステップS18において、テンキー80中の承諾OKが入力されることとなる。利用開始時間項目Tsがハイライト表示されている間において、ステップS18において、テンキー80の非承諾NOが入力されると、駐車場に来場して予約で駐車時刻を指定することができる。例えば、1時間後に再びこの駐車場に来て車両10を駐車する場合には、ステップS20において、この利用開始時間項目Tsには、現在時刻から1時間経過した日付及び時刻、例えば、11月3日14:20が入力されて承諾OKが入力されることによって予約がなされることとなる。
【0031】
利用開始時間項目Tsに対して承諾OKが入力された後において、ステップS22に示すように駐車予定の終了時刻項目Teが決定されて承諾OKが入力されると、ステップS25に示すようにその開始時間から終了時間までの間の駐車場の空きエリアがあるかが確認される。空き時間がある場合(ステップS25においてYesの場合)には、駐車予約精算機4の表示部4には、図8に示される画面が表示される。尚、図7において、ステップS24に示すように、非承諾Noを入力すると、再び、利用開始時間項目Tsの入力或いは訂正が可能となり、この利用開始時間項目Tsに入力した後、再び、駐車予定の終了時刻項目Teに入力すると図7に示される画面が表示される。
【0032】
図8に示される表示部4の画面では、予約の有無の項目R1、R2があり、予約がない場合には、予約無の項目R2の予約ナシがハイライト表示される。また、この画面では、12時間までの時間貸しT1が選択されていることから、ステップS26に示すように、利用状況に関する空き時間帯項目Uに現在時刻から12時間経過前までの各駐車エリア18−1(N0.1)〜18−5(N0.5)の予約状況及び駐車状況が表示される。利用状況の空き時間帯項目Uには、利用者が指定した利用開始時間から利用終了時間までの時間帯が同様にハイライト表示される。この例において、利用者が13:20時から15時を予約したものとすると、エリア3の時刻13時−14時及び時刻14時−15時がハイライト表示される。ここで、エリア3には、継続して時刻15時−16時及び16時−17時に亘って駐車することが可能である旨を示す特定色、例えば、オレンジが表示され、この時間帯も予約可である旨が表示される。ここで、ステップS28に示すように、利用者が所定時間帯、例えば、13時から15時を超えて駐車場を利用する可能性が場合には、訂正の項目C2を指定してエリア3及び時刻15時−16時で指定される欄に触れると、駐車予定の時間帯が現在時刻13時20分−16時に自動的に変更され、その時間帯がハイライト表示される。また、利用者がこの空き時間帯項目Uを参照して、所定時間帯、例えば、現在時刻13時20分から15時以内の時間帯を指定する場合にも、訂正の項目C2を指定してエリア及び時間帯で指定される欄が指定されると、その時間帯の欄がハイライト表示される。駐車エリアは、基本的は、駐車場の運用管理の為に駐車場管理システム30で指定されることが好ましい。例えば、訂正の項目C2を指定してエリア及び時間帯で指定されてもその時間帯、例えば、13時から15時以内の時間帯を指定する場合にも、エリア3ではなく、駐車場管理システム30でエリア2の13時から15時以内の時間帯が指定されても良い。例えば、図8の画面において、訂正が指定されてエリア▲3▼及び時間帯現在時刻13時20分−14時が指定されても、エリア▲2▼時間帯13時−14時の欄に予約が表示されてハイライトされても良い。この場合には、ステップS18からステップS26は、指定時刻で自動更新されることが好ましい。利用者にとっては、ある時間帯に駐車できれば、その駐車できるエリアに関しては、特別な興味を抱かないからである。
【0033】
尚、図8に示す予約及び駐車状況の表示は、利用者の駐車を希望する時間帯に応じて刻々と変更される。一例として利用者が13時から18時まで連続して駐車することを希望する場合には、時間帯16時から19時で予約済みのエリア▲4▼の予約が時間帯時間帯16時から19時を維持したままでエリア▲5▼に変更され、エリア▲4▼の時間帯13時から18時が空けられ、来場した利用者には、その変更が判らない状態でエリア▲4▼の時間帯13時から18時が予約することができる。また、時間帯時間帯16時から19時を予約した車両が来場した際には、エリア▲5▼で時間帯時間帯16時から19時の間、車両を駐車することができる。
【0034】
ステップS25において空き時間がない場合(Noの場合)には、ステップS27において、予約時間帯の変更があるか否かが問い合わされる。予約時間帯の変更がある場合には、再びステップS18に戻される。また、予約時間帯の変更がない場合、予約変更しても依然に利用者が指定した時間帯に駐車エリアの空きがない場合には、ステップS29に示すように「ご希望の駐車時間帯では、駐車エリアを確保できません。駐車エリアの空きがないので他の駐車場をご照会します。」が表示される。
【0035】
尚、上述のステップ及び下記に述べるステップで駐車を取り止める場合には、取消ボタン61を押すことによって予約等の入力事項を全てキャンセルすることができ、この取消スイッチ61が押されることによって、ステップS10に初期状態に戻される。
【0036】
ステップS28に示すように、図8に示す空き時間帯項目Uでハイライトされた予約に同意する際には、利用者は、確認の項目C1を指定することとなる。この確認がなされると、ステップS30に示すように、図9に示される予備清算の画面が表示される。この予備清算画面には、駐車確認項目Fに駐車エリア▲3▼(図1において、エリア18−3に相当する。)が表示され、日付及び駐車時間帯、例えば、11月3日13:20〜11月3日15:00が表示される。また、予約番号項目ID1に予約番号が表示され、利用金額項目M1に予約に拘わる利用金額、例えば、¥1,300が表示される。この予約番号は、サーバ66側で付す番号でも、或いは、電話番号、車両番号、インターネット予約番号であっても良い。この表示状態で、ステップS32に示すように紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59に紙幣及び硬貨が支払われると、投入金額に投入された金額が表示され、お釣りがある場合には、紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59から紙幣及び硬貨が支払われる。利用金額が支払われると、駐車券の発券項目Pがハイライトされ、この発券項目Pが指定されると、駐車券が発券される。この駐車券の発券で一連の駐車予約がステップS34に示すように終了される。この駐車券には、駐車エリア▲3▼及び利用時間帯11月3日13:20〜11月3日15:00並びに支払い金額¥1,300が表示される。
【0037】
ステップS25及びステップS27に示すように利用者が指定した時間帯に駐車エリアの空きがなく、その訂正を希望しない場合には、ステップ29において、他の駐車場の予約画面がステップ29において、表示され、ステップS31において、その他の駐車場の予約画面が表示される。この他の駐車場の予約は、後に説明する図11に示すステップが実行される。
【0038】
ステップS14において、予め駐車を予約している場合には、図7に示されるような画面で予約番号を項目R1に入力することによって、既に指定した予約項目が表示され、予約済みとのことでステップS28に進む。ステップS28において、図8或いは図12に示す画面で予約の変更が可能となる。予約済みのステップS28以降の手順は、上述したと同様の手順で画面が表示され、清算される。
【0039】
また、上述した例では、モード選択項目として12時間までの時間貸しT1を例に挙げているが、最長1日(24時間まで)までの時間貸しT2のモードは、単にその時間が長く入力或いは表示される点のみが異なり、図7及び図8の画面は、実質同一であり、上述の説明を略援用することができる。また、最長3日(72時間)までの時間貸しT3のモード及び週並びに月単位の週・月貸しT4のモードも、入力画面及び表示画面に駐車期間として時間のみでなく日付が加わる点のみが相違するにすぎない。従って、図7及び図8の画面に時間に加えて日付及び時間を入力及び表示できるようにすれば良いこととなる。
【0040】
上述の駐車予約が終了すると、駐車券が発券される。その後、駐車エリア▲3▼に関する案内、例えば、「ゲートを左折してエリア▲3▼に向かってください。」が表示装置4に表示され、遮断開閉器12が開かれ、その表示装置4の誘導指示に従って駐車エリア18−3に向かうこととなる。駐車エリア18−3に車両10を駐車すると、車両の駐車がセンサ20によって検出され、その駐車エリア18−3に車両が駐車されたとして駐車場管理システム30のデータベース62における駐車エリア18に関するデータが更新される。駐車場管理システム30の管理用パソコン60の表示装置には、駐車場の運用に関する図10に示す駐車エリア18に関する利用状況画面を表示させることができる。図10は、長期の日数(10月1日から10月8日の8日間)に亘っての予約画面を示し、この図10において、ハイライト表示された斜線は、現在車両が駐車され、駐車し続けている駐車中エリア18を示し、斜線は、駐車予約がされた駐車予約エリア18を示し、また、空白は、予約ナシの車両が駐車されていないエリア18を示している。センサ13、15、20及び駐車予約精算機4からの駐車情報を基に現在駐車中及び間もなく駐車が開始されるエリア18が特定され、このデータがデータベース62に格納されることによって、この図10に示す駐車中エリアを表示することが可能となる。図10に示す表示と同様に図5に示した駐車利用モードに応じた12時間、24時間或いは3日間と予約並びに駐車状況の画面が表示される。当然ながら、図10において、横軸の日付或いは時間は、駐車利用モードに応じて定められる。駐車場の管理者は、図10に示す駐車エリア18に関する利用状況画面を参照することによって、電話等の直接的な問い合わせに対応することができる。
【0041】
利用者が車両10を駐車エリア18−3に駐車してある時間経過後、駐車場から退出する際には、次のような手順で退出することとなる。駐車エリア18−3から離れて車両10が出口6に達して停車されると、センサ15が車両10の停車を検出する。このセンサ15からの検出信号で駐車予約精算機8の表示装置4には、「料金の精算をお願いします。」と共に「駐車券を駐車券発券及び精算器45に投入して下さい。」が表示される。駐車券が駐車券発券及び精算器45に投入されると、駐車時間に伴う駐車料金が計算され、また、入場時に駐車券を発券するために支払った予納金との差額が計算され、その差額が表示装置4に表示される。例えば、予約した駐車期間よりも実際の駐車時間が短い場合には、「○○円を返却致します。」が表示され、投入返却口57、59に貨幣、紙幣が返却される。また、予約した駐車期間よりも実際の駐車時間が長い場合には、「○○円を追加願います。」が表示され、投入返却口57、59に貨幣又は紙幣が投入され、差額が清算される。このような清算が完了されると、駐車発券及び精算機45から領収書が発行される。
【0042】
この一連の料金の精算が終了すると、遮断開閉装置14が開かれ、駐車場から車両10が退出することができる。車両10が退出すると、駐車場管理システム30のデータベース62における駐車エリア18に関するデータが更新される。この駐車エリアデータは、センサ13、15、20及び駐車予約精算機4からの駐車情報を基に更新される。
【0043】
次に、図4に示した電話網或いはインターネット網70を介して携帯電話76或いはパソコン74から駐車場管理システム30にアクセスして駐車を予約する場合について図11に示すフローチャートを参照して説明する。この説明は、図6において、ステップS31で示す他駐車場を予約する手順でもある。
【0044】
始めに、利用者がある地域に向かう場合に当該駐車場を利用する予定がある際には、携帯電話76或いはパソコン74からサーバ66がアクセスされて駐車場の予約がステップS50に示すように開始される。この携帯電話76或いはパソコン74からのアクセスに応答して、サーバ66は、利用者に対して図5に示されるような予約画面のデータを利用者の携帯電話76或いはパソコン74に転送する。従って、その携帯電話76或いはパソコン74の表示画面には、図5に示される駐車場利用モードの選択画面が表示される。即ち、既に説明したステップS16と同様にいずれかの駐車モードが選択されると、ステップS20と同様に予約期間を促す画面のデータが携帯電話76或いはパソコン74に転送される。
【0045】
利用者がステップS52で示すように一例として図5の画面で時間貸しT1を選択した場合には、図7或いは図12に示される画面が表示される。
【0046】
ここで、パソコン74で予約する場合には、図7に示されるようにインターネット予約項目R1が表示され、携帯電話76で予約する場合には、図12に示されるような電話予約項目R2が表示される。また、このインターネット予約項目R1、或いは、電話予約項目R2は、予約を特定する必須項目の一例であり、他の予約事項、例えば、常時駐車場を利用する顧客であればその顧客番号、或いは、車両番号で利用者を特定するようにしても良い。また、駐車料を予納した利用チケット、(プリぺード・カード等の磁気カード、或いは、ICカードを含む。)を発行してそのチケット番号で利用者を特定するようにしても良い。このチケット等には、利用者を特定するバーコード或いはIDのマークが記述され、この記述を駐車券発券及び清算器45で読み取ることによって、その予約を自動的に表示するようにしても良い。
【0047】
ステップS54に示すように利用開始時間項目Ts及び予約番号としての車両番号、インターネット予約項目R1、或いは、電話予約項目R2が入力され、また、ステップS56に示すように終了時刻項目Teが入力され、承諾OKが入力されると、ステップS59に示すようにその開始時間から終了時間までの間の駐車場の空きエリアがあるかが確認される。空き時間がある場合(ステップS59においてYesの場合)には、駐車予約精算機4の表示部4には、図8に示される画面が表示される。
【0048】
尚、図7或いは図12において、ステップS58に示すように、非承諾Noを入力すると、再び、予約番号としてのインターネット予約項目R1、或いは、電話予約項目R2、利用開始時間項目Ts、駐車予定の終了時刻項目Teが空白状態で画面が表示される。また、利用状況の空き時間帯項目Uには、利用者が指定した利用開始時間から利用終了時間までの時間帯が同様にハイライト表示される。
【0049】
図8に示される表示部4の画面では、予約有り項目R1がハイライト表示され、12時間までの時間貸しT1が選択されていることから、ステップS60に示すように、利用状況に関する空き時間帯項目Uに現在時刻から12時間経過前までの各駐車エリア18−1(N0.1)〜18−5(N0.5)の予約状況及び駐車状況が表示される。この画面で既に説明したと同様に予約した時間帯がハイライト表示され、ステップS62で予約を変更する場合には、好ましくは、既に説明したように利用状況に関する空き時間帯項目U内の時間帯を指定して予約時間が自動的に更新される。
【0050】
ステップS59において空き時間がない場合(Noの場合)には、ステップS61において、予約時間帯の変更があるか否かが問い合わされる。予約時間帯の変更がある場合には、再びステップS54に戻される。また、予約時間帯の変更がない場合、予約変更しても依然に利用者が指定した時間帯に駐車エリアの空きがない場合には、ステップS61に示すように「ご希望の駐車時間帯では、駐車エリアを確保できません。駐車エリアの空きがないので他の駐車場をご照会します。」が表示される。
【0051】
尚、上述のステップ及び下記に述べるステップで駐車を取り止める場合には、取消ボタン61を押すことによって予約等の入力事項を全てキャンセルすることができ、この取消スイッチ61が押されることによって、ステップS10に初期状態に戻される。
【0052】
ステップS62に示すように、図8に示す空き時間帯項目Uでハイライトされた予約に同意する際には、利用者は、確認の項目C1を指定することとなる。この確認がなされると、ステップS64に示すように、図9に示される予備清算の画面が表示される。この予備清算画面には、駐車確認項目Fに駐車エリア▲3▼が表示され、日付及び駐車時間帯、例えば、11月3日13:20〜11月3日15:00が表示される。また、予約番号項目ID1に予約番号が表示され、利用金額項目M1に予約に拘わる利用金額、例えば、¥1,300が表示される。この表示状態で、ステップS32に示すように紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59に紙幣及び硬貨が支払われると、投入金額に投入された金額が表示され、お釣りがある場合には、紙幣投入返却口57及び硬貨投入返却口59から紙幣及び硬貨が支払われる。利用金額が支払われると、駐車券の発券項目Pがハイライトされ、この発券項目Pが指定されると、駐車券が発券される。この駐車券の発券で一連の駐車予約がステップS66に示すように終了される。この駐車券には、駐車エリア▲3▼及び利用時間帯11月3日13:20〜11月3日15:00並びに支払い金額¥1,300が表示される。
【0053】
利用者が指定した時間帯に駐車エリアの空きがなく、その訂正を希望しない場合には、ステップ61において、確認(Yes)が押されることによって、他の駐車場の予約画面がステップ63において、その他の駐車場の予約画面が表示される。
【0054】
上述した説明において、長期予約のモード、例えば、図5において、週・時間貸しの場合には、その車両の番号が予め登録され、イメージリーダ55で利用者の免許書が画像読み取りされ、駐車場管理システム30に長期駐車のデータとして登録されることが好ましい。また、駐車場の予約が終了した時点で、サーバ66からその予約がされた駐車場に関する情報が携帯電話76或いはパソコン74に送られることが好ましい。利用者は、駐車場に関する情報、例えば、所在地或いは電話番号の情報から車両搭載のナビゲーションシステムで車両を駐車場までナビゲートすることができることが好ましい。また、利用者の携帯電話の番号が駐車場管理システム30に登録されている場合には、駐車場利用時間終了時の所定時間前にメール或いは音声にてその終了時刻を確認させることができることが好ましい。
【0055】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、駐車場利用者の様々な要望に応えることができる駐車予約精算機及びこの予約精算機を備えた駐車システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る予約精算機を備えた駐車システムで管理される駐車場を説明する為の概略斜視図である。
【図2】図1に示されるシステムに含まれる予約精算機及び駐車管理システムを示すブロック図である。
【図3】図2に示される予約精算機の筐体前面の配置構造を概略的に示す平面図である。
【図4】図1に示される駐車システム及びその通信網を概略的に示すブロック図である。
【図5】図2に示される予約精算機の筐体に設けられた表示部に示される画面を概略的に示す平面図である。
【図6】図2に示される利用者からの入力に対する予約精算機での動作を示すフローチャートである。
【図7】図2に示される予約精算機の筐体に設けられた表示部に示される画面を概略的に示す平面図である。
【図8】図2に示される予約精算機の筐体に設けられた表示部に示される画面を概略的に示す平面図である。
【図9】図2に示される予約精算機の筐体に設けられた表示部に示される画面を概略的に示す平面図である。
【図10】図2に示される予約精算機の筐体に設けられた表示部に示される画面を概略的に示す平面図である。
【図11】図2に示される利用者からの入力に対する予約精算機での動作を示すフローチャートである。
【図12】図2に示される予約精算機の筐体に設けられた表示部に示される画面を概略的に示す平面図である。
【符号の説明】
2...入口
6...出口
4...予約精算機
10...車両
13,15,20...センサ
16、22...表示器
24...中継ボックス
26...管理センタ
30...駐車管理システム
32...監視カメラ
42...CPUユニット
44...硬貨識別器
45...駐車券発券及び精算器
46...紙幣識別器
4...表示装置
50...入力キーユニット
52...プリンタユニット
57...紙幣投入返却口
59...硬貨投入返却口59
61...取消スイッチ
66...エアリアネットワーク(LAN)

Claims (3)

  1. 表示部及び表示部を制御する制御部を具備し
    この制御部がこの表示部に対して、
    ある駐車場へ車両を駐車する予約が有るか無いかを確認する画面を提示し、
    予約が無しの入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示して利用者に対して予約での駐車を促し、
    当該利用者により特定された予約駐車期間に駐車領域の空きがない場合、当該予約駐車期間における予約済みの駐車領域を、予約無しの他の駐車領域へ変更して当該予約駐車期間の空きを確保し、
    当該駐車場の予約状況からその予約駐車期間での駐車が可能か否かを提示し、
    駐車が可能な場合に、予約の入力に応答してその期間の車両の駐車予約を確保し、
    予約が有りの入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示させることを特徴とする駐車予約清算機。
  2. 表示部及び表示部を制御する制御部を具備し、
    この制御部がこの表示部に対して、
    ある駐車場へ車両を駐車する予約が有るか無いかを確認する画面を提示し、
    予約がなしに応答して少なくとも時間単位の短期駐車モード及び日数の単位を含む駐車期間に相当する長期駐車モードのいずれかの選択を促す画面を提示し、
    前記駐車モードを選択する入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示して利用者に対して予約での駐車を促し、
    当該利用者により特定された予約駐車期間に駐車領域の空きがない場合、当該予約駐車期間における予約済みの駐車領域を、予約無しの他の駐車領域へ変更して当該予約駐車期間の空きを確保し、
    当該駐車場の予約状況からその予約駐車期間での駐車が可能か否かを提示し、
    駐車が可能な場合に、予約の入力に応答してその期間の車両の駐車予約を確保し、
    予約が有りの入力に応答して、予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定する画面を提示させることを特徴とする駐車予約清算機。
  3. 通信網を介して利用者の端末に駐車場予約に関する情報を提示し、駐車場の予約を受け付けるサーバを備える駐車予約システムであって、
    当該サーバが
    時間単位の短期駐車モード及び日数の単位を含む駐車期間に相当する長期駐車モードのいずれかの選択を促す画面を前記利用者の端末に提示し、
    前記駐車モードを選択する入力に応答して、利用者に対して予約駐車期間に相当する駐車開始及び駐車終了日時を特定し、予約での駐車を促す画面を前記利用者の端末に提示し、
    駐車予約の入力に応答して当該駐車場の予約状況からその予約駐車期間での駐車が可能か否かの画面を前記利用者の端末に提示する駐車予約システムにおいて、
    当該利用者により特定された予約駐車期間に駐車領域の空きがない場合、当該予約駐車期間における予約済みの駐車領域を予約無しの他の駐車領域変更し、当該予約駐車期間の空きを確保して駐車場の予約をすることを特徴とする駐車予約システム。
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