JP3171814U - 両面型燃料油販売装置 - Google Patents

両面型燃料油販売装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3171814U
JP3171814U JP2011005220U JP2011005220U JP3171814U JP 3171814 U JP3171814 U JP 3171814U JP 2011005220 U JP2011005220 U JP 2011005220U JP 2011005220 U JP2011005220 U JP 2011005220U JP 3171814 U JP3171814 U JP 3171814U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
double
fuel oil
unit
sided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011005220U
Other languages
English (en)
Inventor
浩晶 河本
浩晶 河本
兆弘 島▲崎▼
兆弘 島▲崎▼
崇之 西村
崇之 西村
正心 青木
正心 青木
Original Assignee
コモタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コモタ株式会社 filed Critical コモタ株式会社
Priority to JP2011005220U priority Critical patent/JP3171814U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3171814U publication Critical patent/JP3171814U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】表裏両面に給油部を備えた給油装置上に設置する燃料油販売装置において、保守性を向上させる燃料油販売装置を提供する。【解決手段】表示操作画面421Aをそれぞれ備えるPOS端末機42と、表裏両面に硬貨投入口431A硬貨払出口433A紙幣投入払出口435Aを筐体43Aの表裏両面に備え、表裏両面の給油部に対して共通の貨幣取扱機43とを給油装置上に設置する。【選択図】図3

Description

本考案は自動車用等の燃料油を販売する燃料油販売装置に関する。より詳しくは、表裏両面に給油部を備えた給油装置上に設置され、表裏両面の給油部に対応する両面型燃料油販売装置に関する。
近年、利用者自身が給油作業を行うセルフ給油方式の給油所が普及しつつある。このようなセルフ給油方式の給油所では、利用者の負担を軽減させるために給油装置の利用方法や、料金の精算を分かりやすく行うことが求められている。
そして、この精算方式も、現金、プリペイドカード等と多種多様であり、これらを纏めて処理するために販売時点情報管理方式(以下、POSシステムという)が導入されている。したがって、セルフ給油方式の給油所では、POS端末と貨幣取扱機とからなる燃料油販売装置が給油装置とともに設置されている。
特許文献1には、各レーンに対応した給油装置をアイランド上にそれぞれ設け、当該アイランド上に各給油装置に対応する両面型燃料油販売装置を独立して設けることが提案されている。
しかしながら、近年、精算を給油装置により近い場所で行いたいという要求や、両面型燃料油販売装置の配置スペースの制約を解消したいという要求が高まり、図8に示すように、給油装置上に小型化した燃料油販売装置をそれぞれ設けた両面型給油販売装置が提案されている。
特開2009−199628号公報
しかしながら、図8に示されるような両面型給油販売装置は、アイランド上に独立して設置する燃料油販売装置に比較して貨幣取扱機の貨幣の貯留量が減少してしまう。さらに、このような両面型給油販売装置は、図9に示すように、表側および裏側に貨幣取扱機を独立して設ける必要がある。したがって、給油所の販売員は、表裏両側の貨幣取扱機に貨幣の補充やメンテナンス作業を行わなければならず、保守性が低下する虞がある。
本考案は、上記事情に鑑み、給油装置上に設置する両面型燃料油販売装置において、保守性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案による両面型燃料油販売装置は、自動車用等の燃料油を給油する給油部を表裏両面に備えた給油装置上に設置される両面型燃料油販売装置であって、表裏両面の給油部に対応する表示操作画面をそれぞれ備える表示操作部と、表示操作部に隣接した、表裏両面の給油部に対して共通の貨幣取扱部であって、筐体と、筐体の表裏両面に設けた入金用の硬貨が投入される硬貨投入口と、筐体の表裏両面に設けた出金用の硬貨が払い出される硬貨払出口と、筐体の表裏両面に設けた入金用の紙幣が投入されるとともに出金用の紙幣が払い出される紙幣投入払出口とを備えた貨幣取扱部とを備えていることを特徴とする。ここで、本考案の両面型燃料油販売装置における「表裏両面の給油部に対して共通」とは、表裏両面の給油部の給油における貨幣の取扱に対して共通に用いられるという意味である。また、上記「筐体の表裏両面に設けた」とは、筐体の表裏両面のみに設けたものを意味するものではなく、筐体の表裏両面上の化粧板や、各種ベゼル等を含んで設けたものをも含む意味である。
また、本考案による両面型燃料油販売装置は、貨幣取扱部が、硬貨払出口からそれぞれ払い出される出金用の硬貨を一括して貯留する硬貨貯留部と、紙幣投入払出口からそれぞれ払い出される出金用の紙幣を一括して貯留する紙幣貯留部とを備えているものであってもよい。ここで、本考案による両面型燃料油販売装置における「出金用の硬貨」とは、予め出金用として準備された硬貨や、給油の料金として入金された硬貨等を意味する。また、上記「一括して貯留」とは、貨幣を金種別にそれぞれ共通の収納場所に纏めて貯留することを意味する。
また、本考案による両面型燃料油販売装置は、硬貨投入口からそれぞれ投入された入金用の硬貨の真贋と金種とを認識するとともに枚数を計数する硬貨認識計数部と、紙幣投入払出口からそれぞれ投入された入金用の紙幣の真贋と金種とを認識するとともに枚数を計数する紙幣認識計数部とを備えているものであってもよい。
また、本考案による両面型燃料油販売装置は、表示操作部が、給油指示を受け付ける表示操作画面を表示操作部の表裏両面にそれぞれ備えているものであってもよい。また、本考案による両面型燃料油販売装置は、表示操作部と貨幣取扱部とを隣接させて収容するシャーシを備えるものであってもよい。
本考案の両面型燃料油販売装置によれば、表裏両面の給油部に対応する表示操作画面をそれぞれ備える表示操作部と、表示操作部に隣接した、表裏両面の給油部に対して共通の貨幣取扱部であって、筐体と、筐体の表裏両面に設けた入金用の硬貨が投入される硬貨投入口と、筐体の表裏両面に設けた出金用の硬貨が払い出される硬貨払出口と、筐体の表裏両面に設けた入金用の紙幣が投入されるとともに出金用の紙幣が払い出される紙幣投入払出口とを備えた貨幣取扱部とを備えたことにより、表裏両側での給油作業に対して入出金の貨幣の取扱を共通化できるため、保守性を向上できる。
また、本考案の両面型燃料油販売装置によれば、貨幣取扱部が、表裏両面の硬貨払出口からそれぞれ払い出される出金用の硬貨を一括して貯留する硬貨貯留部と、表裏両面の紙幣投入払出口からそれぞれ払い出される出金用の紙幣を一括して貯留する紙幣貯留部とを備えることにより、部品点数を削減しつつ、貨幣の貯留量を増加させて保守性を向上できる。
また、本考案の両面型燃料油販売装置によれば、貨幣取扱部が、硬貨投入口からそれぞれ投入された入金用の硬貨の真贋と金種とを認識するとともに枚数を計数する共通の硬貨認識計数部と、紙幣投入払出口からそれぞれ投入された入金用の紙幣の真贋と金種とを認識するとともに枚数を計数する共通の紙幣認識計数部とを備えることにより、表裏両側における入金管理を共通化でき、保守性を向上できる。
両面型給油販売装置の外観正面図 両面型給油販売装置の外観背面図 両面型燃料油販売装置の外観正面図 両面型燃料油販売装置の外観背面図 両面型燃料油販売装置の外観平面図 セルフ方式の給油所における給油システムの構成図 貨幣取扱機の構成図 従来の両面型給油販売装置の構成図(その1) 従来の両面型給油販売装置の構成図(その2)
以下、本考案の一実施形態について図面を用いて説明する。図1および図2は、本考案による両面型燃料油販売装置の一実施形態を用いた両面型給油販売装置1の構成を示すものである。両面型給油販売装置1は、アイランド上に配置され、両面型給油販売装置1の表裏両側の各レーンに停車する車両に給油を行うとともに、各レーンでの給油におけるガイダンスや精算を行うものである。本実施形態において、図1は両面型給油販売装置1を表側から見た外観正面図、図2は両面型給油販売装置1を裏側から見た外観背面図とする。なお、本実施形態における表裏は特に限定されるものではない。
両面型給油販売装置1は、図1および図2が示すように、門型のフレーム2と、フレーム2内に配設された給油装置3と、給油装置3上に配設された本考案の一実施形態である両面型燃料油販売装置4とから構成されている。
最初に給油装置3について説明する。給油装置3は、両面型燃料油販売装置4に隣接する給油表示部31と、複数の油種、例えばレギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油の3油種を給油できる給油部32A,32Bを表裏両面にそれぞれ備えている。給油表示部31は、実際に給油した給油量や燃料油の単価等を示す給油表示画面31A,31Bを表裏両面にそれぞれ有している。
給油部32A,32Bは、油種毎の給油ノズル321A,321B、給油ノズル321A,321Bを保持するノズル保持部322A,322B、および先端が給油ノズル321A,321Bに接続され、フレーム2内を通り、基端が両面型給油販売装置1下の不図示の油圧機構部に接続されている給油ホース323A,323Bを備えている。
次に本考案の一実施形態である両面型燃料油販売装置4について説明する。図3は、図1を要部拡大した両面型燃料油販売装置4の外観正面図、図4は図2を要部拡大した両面型燃料油販売装置4の外観背面図である。図5は両面型燃料油販売装置4の外観平面図である。
両面型燃料油販売装置4は、給油部32A,32Bでの給油に対するガイダンス、精算および領収書の発行を行うものである。そして、両面型燃料油販売装置4は、シャーシ41、シャーシ41内に収容された1台のPOS端末機42およびPOS端末機42と隣接してシャーシ41内に収容された1台の貨幣取扱機43で構成されている。なお、POS端末機42は、表面側および裏面側にそれぞれ分割されて構成されたものであってもよい。
シャーシ41は給油装置に組み込まれるPOS端末機の日本国内業界標準規格の大きさを有するものであり、両面型燃料油販売装置4は、当該規格を満たす設置スペースを有する給油装置3上であれば設置可能であり、汎用性を有している。すなわち、両面型燃料油販売装置4は、剛性の高い鋼製等のシャーシ41にPOS端末機42と貨幣取扱機43とが組み付けられて、全体として一体として構成されている。
両面型燃料油販売装置4の詳細を説明する前に、両面型給油販売装置1を設置したセルフ給油方式の給油所における給油システムについて説明する。図6は給油システムの構成図である。
セルフ給油方式の給油所においては、図6に示すようにPOSシステムが導入されている。このPOSシステムでは、給油所内に設置したPOS本体機5とPOS端末機42とをPOS専用LANで接続し、POS本体機5、給油装置3および貨幣取扱機43を給油所標準規格LAN(以下、SS−LANという。)で接続している。また、POS端末機42と貨幣取扱機43とは不図示のケーブルを介して外部接続している。なお、本実施形態では、貨幣取扱機43が、SS−LANおよび外部接続の2つの経路で通信するものとして説明するが、POS本体機5との通信内容を外部接続のみを使用して、POS端末機42を経由して通信する構成であってもよい。
このPOSシステムの作用について説明する。POS端末機42が、人物感知センサ等により利用者の接近を感知すると、両面型給油販売装置1の利用案内ガイダンスを開始する。次に、POS端末機42は、給油作業に先立って利用者による油種、給油量および精算方式等の給油条件を受け付け、受け付けた各種情報をPOS専用LANを介してPOS本体機5へ送信する。
現金による精算の場合、貨幣取扱機43が、硬貨および/または紙幣による入金を受け付け、入金額をSS−LANを介してPOS本体機5へ送信する。また、現金以外のクレジットカード、プリペイドカードまたは電子マネーによる精算の場合、POS端末機42が各種カード、電子マネー等の情報を読み取り、POS本体機5へ送信する。
給油所の販売員が給油作業を安全に行えることを確認すると、POS本体機5が給油装置3に利用許可を送信する。利用者がノズル保持部322A,322Bから給油ノズル321A,321Bを取り外して給油作業を開始する。
給油装置3が、給油を開始して給油表示部31A,31Bに実際の給油量を表示する。利用者が給油ノズル321A,321Bをノズル保持部322A,322Bに戻して給油作業を終了する。給油装置3は、給油中に実際に給油した油種、給油量をSS−LANを介してPOS本体機5へ送信する。POS本体機5が、料金を計算し、POS専用LANを介してPOS端末機42に精算結果とレシートの発行情報を、SS−LANを介して貨幣取扱機43に釣銭払い出しが可能な情報を送信する。
現金による精算であって釣銭が必要な場合、貨幣取扱機43が、硬貨および/または紙幣の出金を行う。現金以外の精算である場合、POS本体機5が、読み取ったカード等の情報に基づいて精算処理を行う。そして、POS端末機42が領収書の発行を行う。
再び図3ないし図5を参照して説明する。POS端末機42は、POS端末機42の筐体42Aの表裏両面に、表示操作画面421A,421B、クレジットカードやプリペイドカード等の各種カード情報を読み取るカード情報読取部425A,425B、電子マネー媒体の情報を読み取る電子マネー情報読取部423A,423B、音声ガイダンスを行うスピーカー424A,424Bおよび領収書を発行する領収書発行部422A,422Bをそれぞれ備えている。なお、POS端末機42は、表示操作画面421A,421B以外の上記の構成(不図示のインターホンを含む)を機能要求に応じて適宜取捨選択できるものである。
表示操作画面421A,421Bは、液晶画面と当該液晶表示画面の前面に設けられたタッチパネルで構成され、ガイダンスの表示、給油条件の受け付けおよび貨幣取扱機43のメンテナンス操作を行うものである。
カード情報読取部425A,425Bは、不図示のカード挿入口に挿入された各種カードの情報を読み取るものである。電子マネー情報読取部423A,423Bは、電子マネー媒体の情報を読み取るものである。領収書発行部422A,422Bは、内蔵されたプリンタで印刷された領収書を不図示のレシート排出口から排出するものである。また、POS端末機42は、前述の通り、不図示の人物感知センサを備えるものである。
貨幣取扱機43は、表裏両側の給油部32A,32Bによる給油代金の現金による入金および出金(釣銭)に対して、入金用の紙幣および/または硬貨の受け取りおよび貯留、出金用の紙幣および/または硬貨の貯留および払い出しを行うものである。貨幣取扱機43は、図3および図4に示すように、入金用の硬貨が投入される硬貨投入部431,432、出金用の硬貨が払い出される硬貨払出部433,434、入金用および出金用の紙幣が投入および払い出される紙幣投入払出部435,436を筐体43Aの表裏両面にそれぞれ備えている。
硬貨投入部431,432は、筐体43Aの表裏両面に開口する硬貨投入口431A,432A、筐体43Aに開閉自在に支持されて硬貨投入口431A,432Aを露出または遮蔽する投入扉431B,432Bを備えている。利用者は、投入扉431B,432Bを開けて硬貨投入口431A,432Aに硬貨を1枚ずつ投入する。
硬貨払出部433,434は、筐体43Aの表裏両面に開口する硬貨払出口433A,434A、筐体43Aから突出し、払い出された硬貨を収容する硬貨収容皿433B,434B、筐体に開閉自在に支持され硬貨収容皿433B,434Bに払い出された硬貨を露出または遮蔽する払出扉433C,434Cを備えている。利用者は、払出扉433C,434Cを開けて硬貨払出口433A,434Aから払い出されて硬貨収容皿433B,434Bに収容されている硬貨を受け取る。
紙幣投入払出部435,436は、筐体43Aの表裏両面に開口する紙幣投入払出口435A,436A、筐体43Aに開閉自在に支持されて紙幣投入払出口435A,436Aを露出または遮蔽する投入払出扉435B,436Bを備えている。利用者は、投入払出扉435B,436Bを開けて紙幣投入払出口435A,436Aに紙幣を投入、または紙幣投入払出口435A,436Aから紙幣を受け取る。
次に貨幣取扱機43の内部を含む構成について説明する。図7は貨幣取扱機43の構成図である。貨幣取扱機43は、図7に示すように、硬貨投入口431A,432Aから投入された入金用の硬貨を搬入する硬貨搬入部437、搬入された硬貨の真贋と金種とを認識するともに、各金種の枚数を計数する硬貨認識計数部438、真贋と金種との認識および枚数が計数された硬貨を金種別に一括して貯留する硬貨貯留部439、貯留された硬貨を出金用(釣銭用)として硬貨払出口433A,434Aに搬出する硬貨搬出部440、紙幣投入払出口435A,436Aから投入された入金用の紙幣を搬入するとともに、紙幣投入払出口435A,436Aに出金用(釣銭用)の紙幣を搬出する紙幣搬送部441、搬入された紙幣の真贋と金種とを認識するとともに、各金種の枚数を計数する紙幣認識計数部442、真贋と金種との認識および枚数が計数された紙幣を金種別に一括して貯留する紙幣貯留部443および制御部444を備えている。
入金された貨幣は、金種別に貯留されるため、入金された貨幣の一部は出金用の貨幣として払い出される(以下、還流と称する)。しかしながら、通常、一万円札は釣銭の対象とはならないので還流されない。なお、貨幣取扱機43は、通常一定金額の釣銭用の準備貨幣を予め貯留して使用開始される。
硬貨搬入部437、硬貨搬出部440および紙幣搬送部441は、搬送コンベアで構成されているが、特に限定されるものではなく、表裏両面それぞれから投入された硬貨および紙幣を搬送できるものであればよく、図7に示すように、表からの搬送、共通の搬送、裏からの搬送の3つの搬送手段から構成されることが望ましい。硬貨計数認識部438は、表裏それぞれから投入された硬貨の真贋と金種、すなわち一円硬貨、五円硬貨、十円硬貨、五十円硬貨、百円硬貨および五百円硬貨を認識して各枚数を計数するものである。また、硬貨貯留部439は、金種毎に硬貨を一括して貯留するものであり、ホッパー式等の還流式貯留庫で構成されている。また、紙幣認識計数部442は、表裏それぞれから投入された紙幣の真贋と金種、すなわち千円札、二千円札、五千円札および一万円札を認識して各枚数を計数するものである。
制御部444は、貨幣取扱機43の全体を制御するとともに、前述の通り、SS−LANを介してPOS本体機5と入出金情報を通信し、もしくは、POS端末機42と外部接続してメンテナンス情報を通信するものである。すなわち、貨幣取扱機43内で発生するエラー情報や状態を隣接するPOS端末機42の表示操作画面421A,421Bを使用し、専用のメンテナンス用プログラムで表示させることができるため、貨幣取扱機43の内部構造体を必ずしも引き出して確認することなく情報が入手できるため保守性が向上する。
制御部444は、表裏両側からの入金が同時に発生した場合、不図示の入金センサによって先に入金された側を優先させてもよく、予め表側または裏側かの優先順位を設定して対応するものであってもよい。そして、制御部444は、待機側の硬貨投入口をシャッタ等で遮蔽したり、待機側の紙幣投入払出口から投入された紙幣を紙幣搬送部441の途中で保持する等の処理を行わせることも可能である。制御部444は、不図示の入金センサと、優先の設定、前述の表裏からの貨幣投入に対して共通で使用される硬貨認識計数部438、紙幣認識計数部442により、表面、裏面いずれかからの入金であるかと金額をPOS本体機5に通知することができる。
上記の実施形態によれば、給油部32A,32Bに対応する両面型給油販売装置として、POS端末機42と、POS端末機42に隣接した、給油部32A,32Bの給油に対して共通する貨幣取扱機あって、硬貨投入口431A,432A、硬貨払出口433A,434Aおよび紙幣投入払出口435A,436Aを筐体43Aの表裏両面に設けた貨幣取扱機43とを設けることにより、給油部32A,32Bの給油に対する貨幣の取扱を共通化して対応できるため、保守性を向上できる。
また、上記の実施形態によれば、硬貨貯留部439が、硬貨投入口431A,432Aから投入される入金用の硬貨および硬貨払出口433A,434Aから払い出される出金用の硬貨を一括して貯留するとともに、紙幣貯留部443が、紙幣投入払出口435A,436Aから投入または払い出される紙幣も一括して貯留するため、部品点数を削減しつつ、硬貨および紙幣の貯留量を増加させて保守性を向上できる。
また、上記の実施形態によれば、硬貨認識計数部438が、硬貨投入口431A,432Aから投入された入金用の硬貨の金種認識と計数を一括して行い、紙幣認識計数部442が、紙幣投入払出口435A,436Aから投入または払い出される紙幣の入金または出金用の紙幣の金種認識と計数を一括して行うため、入金管理を共通化でき、保守性が向上する。
1 両面型給油販売装置
3 給油装置
4 両面型燃料油販売装置
32A,32B 給油部
41 シャーシ
42 POS端末機(表示操作部)
43 貨幣取扱機(貨幣取扱部)
43A 筐体
421A,421B 表示操作画面
431A,432A 硬貨投入口
433A,434A 硬貨払出口
435A,436A 紙幣投入払出口
438 硬貨認識計数部
439 硬貨貯留部
442 紙幣認識計数部
443 紙幣貯留部

Claims (5)

  1. 自動車用等の燃料油を給油する給油部を表裏両面に備えた給油装置上に設置される両面型燃料油販売装置であって、
    前記表裏両面の給油部に対応する表示操作画面をそれぞれ備える表示操作部と、
    該表示操作部に隣接した、前記表裏両面の給油部に対して共通の貨幣取扱部であって、筐体と、該筐体の表裏両面に設けた入金用の硬貨が投入される硬貨投入口と、前記筐体の表裏両面に設けた出金用の硬貨が払い出される硬貨払出口と、前記筐体の表裏両面に設けた入金用の紙幣が投入されるとともに出金用の紙幣が払い出される紙幣投入払出口とを備えた貨幣取扱部とを備えていることを特徴とする両面型燃料油販売装置。
  2. 前記貨幣取扱部が、前記硬貨払出口からそれぞれ払出される前記出金用の硬貨を一括して貯留する硬貨貯留部と、前記紙幣投入払出口からそれぞれ払出される前記出金用の紙幣を一括して貯留する紙幣貯留部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の両面型燃料油販売装置。
  3. 前記貨幣取扱部が、前記硬貨投入口からそれぞれ投入された前記入金用の硬貨の真贋と金種とを認識するとともに枚数を計数する硬貨認識計数部と、前記紙幣投入払出口からそれぞれ投入された前記入金用の紙幣の真贋と金種とを認識するとともに枚数を計数する紙幣認識計数部とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の両面型燃料油販売装置。
  4. 前記表示操作部が、給油指示を受け付ける前記表示操作画面を前記表示操作部の表裏両面にそれぞれ備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の両面型燃料油販売装置。
  5. 前記表示操作部と前記貨幣取扱部とを隣接させて収容するシャーシを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の両面型燃料油販売装置。
JP2011005220U 2011-09-06 2011-09-06 両面型燃料油販売装置 Expired - Lifetime JP3171814U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011005220U JP3171814U (ja) 2011-09-06 2011-09-06 両面型燃料油販売装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011005220U JP3171814U (ja) 2011-09-06 2011-09-06 両面型燃料油販売装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3171814U true JP3171814U (ja) 2011-11-17

Family

ID=54882095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011005220U Expired - Lifetime JP3171814U (ja) 2011-09-06 2011-09-06 両面型燃料油販売装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3171814U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019018905A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 Necプラットフォームズ株式会社 釣銭機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019018905A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 Necプラットフォームズ株式会社 釣銭機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4387372B2 (ja) 紙幣処理装置
JP4007842B2 (ja) 金融営業店における貨幣処理システム
EP2763108A1 (en) Money processing device
JP2017157155A (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理方法および貨幣処理システム
JP4897590B2 (ja) 釣銭準備金管理装置及び釣銭準備金の算出方法
JP2016085596A (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び処理方法
JP2009104678A (ja) 現金自動取引装置
WO2018235525A1 (ja) 貨幣処理システム、貨幣処理機、貨幣釣銭機および貨幣処理方法
JPH11272922A (ja) 自動取引装置及び自動取引方法
JP3171814U (ja) 両面型燃料油販売装置
JP2008310519A (ja) 現金管理装置およびそれを用いた現金管理システム
JP4951992B2 (ja) 自動取引装置
JP3172250U (ja) 両面型燃料油販売装置
JP2004307032A (ja) 給油システム
JP4387456B1 (ja) 現金自動取引装置
JP3297218B2 (ja) 自動取引装置
JP3172251U (ja) 両面型燃料油販売装置
JP5329636B2 (ja) 釣銭準備金管理装置
JP5329612B2 (ja) Posシステム
JP3172640U (ja) 貨幣取扱装置
JP6792503B2 (ja) 貨幣処理機および貨幣処理方法
JP6781628B2 (ja) 貨幣処理機および貨幣処理方法
JP2001023041A (ja) 貨幣処理装置
JPH11283075A (ja) 現金処理システム、出納機、現金取引装置
JP3923706B2 (ja) 貨幣処理装置および貨幣処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3171814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term