JP4510421B2 - インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジおよびインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
本発明者らは、高分子分散剤、水不溶性色材、水溶性有機溶剤、および水を含有するインクにおいて、高分子分散剤として、少なくとも1種の疎水性ブロックと少なくとも1種の親水性ブロックとを少なくとも有し、各ブロックがモノマーとしてビニルエーテル類から構成されたブロック共重合体を使用し、水不溶性色材として、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー175、C.I.ピグメントイエロー183およびC.I.ピグメントイエロー184からなる群から選ばれる少なくとも1種;C.I.ピグメントブラック1、C.I.ピグメントブラック7、C.I.ピグメントブラック10、C.I.ピグメントブラック31およびC.I.ピグメントブラック32からなる群から選ばれる少なくとも1種;C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド184、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントバイオレット19およびC.I.ピグメントバイオレット32からなる群から選ばれる少なくとも1種;またはC.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントグリーン7からなる群から選ばれる少なくとも1種をインク中に含有させることで、高い堅牢性を有し品位に優れた画像をどのような場合でも安定して記録することが可能なインクを提供することができることを見出した。
(水不溶性色材)
本発明のインクに使用する水不溶性色材としては、イエローインクの場合は、少なくとも、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー175、C.I.ピグメントイエロー183およびC.I.ピグメントイエロー184からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、また、ブラックインクの場合は、C.I.ピグメントブラック1、C.I.ピグメントブラック7、C.I.ピグメントブラック10、C.I.ピグメントブラック31およびC.I.ピグメントブラック32からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、また、マゼンタインクの場合は、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド184、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントバイオレット19およびC.I.ピグメントバイオレット32からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、また、シアンインクの場合は、C.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントグリーン7からなる群から選ばれる少なくとも1種が使用される。これらの水不溶性色材は、単独で使用する以外に、2種以上組み合わせて使用すること、および他の顔料と組み合わせて使用することもできる。
本発明のインクに使用する高分子分散剤としては、少なくとも1種の親水性ブロックと、少なくとも1種の疎水性ブロックとをそれぞれ有し、各ブロックがビニルエーテル類から構成されたブロック共重合体であればよく、2種類以上の親水性ブロックや2種類以上の疎水性ブロックを有するものでも使用することができ、単独のブロック共重合体でも2種以上のブロック共重合体が混合されたものでも使用できる。共重合体の形態は直鎖型、グラフト型などが挙げられるが、直鎖型のブロック共重合体が好ましい。
−(CH2−CH(OR1))− (1)
上記の一般式(1)において、R1は、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、またはシクロアルケニル基のような脂肪族炭化水素、フェニル基、ピリジル基、ベンジル基、トルイル基、キシリル基、アルキルフェニル基、フェニルアルキレン基、ビフェニル基、フェニルピリジル基などのような、炭素原子が窒素原子で置換されていてもよい芳香族炭化水素基を表す。また、芳香環上の水素原子は、炭化水素基で置換されていてもよい。R1の炭素数は1〜18が好ましい。
下記にそのモノマー(I−a〜I−o)およびポリマー(II−a〜II−e)の構造を例示するが、本発明に用いられるポリビニルエーテル構造は、これらに限定されるものではない。
本発明のインクに使用する水溶性有機溶剤としては、水溶性の有機溶剤であれば制限なく使用することができ、2種以上の水溶性有機溶剤の混合溶剤としても使用できる。このような混合溶剤として使用する場合は、混合した場合に液状であれば、固体の水溶性有機化合物が含有されていてもよい。
まず、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置の主要部であるヘッド構成の1例を図1および図2に示す。図1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断面図である。ヘッド13はインクを通す流路(ノズル)14を有する、ガラス、セラミック、シリコンまたはプラスチック板などと発熱素子基板15とを接着して得られる。発熱素子基板15は酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコンなどで形成される保護層16、アルミニウム、金、アルミニウム−銅合金などで形成される電極17−1および17−2、HfB2、TaN、TaAlなどの高融点材料から形成される発熱抵抗体層18、熱酸化シリコン、酸化アルミニウムなどで形成される蓄熱層19、シリコン、アルミニウム、窒化アルミニウムなどの放熱性のよい材料で形成される基板20よりなっている。
次に、力学的エネルギーを利用したインクジェット記録装置の好ましい1例としては、複数のノズルを有するノズル形成基板と、ノズルに対向して配置される圧電材料と導電材料からなる圧力発生素子と、この圧力発生素子の周囲を満たすインクを備え、印加電圧により圧力発生素子を変位させ、インクの小液滴をノズルから吐出させるオンデマンドインクジェット記録ヘッドを挙げることができる。その記録装置の主要部である記録ヘッドの構成の1例を図7に示す。
<イエロー(Y)インク>
[実施例Y−1]
(高分子分散剤Aの作製)
疎水性ブロックと2つの親水性ブロックからなるABCトリブロック共重合体の合成:三方活栓を取り付けたガラス容器内を窒素置換した後、窒素ガス雰囲気下250℃で加熱し吸着水を除去した。系を室温に戻した後、疎水性モノマーとしての2−(n−オクタデカノキシ)エチルビニルエーテル12ミリモル、酢酸エチル16ミリモル、およびトルエン11cm3を加え、系内温度が0℃に達したところでエチルアルミニウムセスキクロライド0.2ミリモルを加え重合を開始し、ABCトリブロック共重合体のA成分を合成した。
C.I.ピグメントイエロー3の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に上記高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Y−1を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−1 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体Y−2の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー74に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−2を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−2 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・5.0%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.3部
・イオン交換水 28.7部
(色材分散体Y−3の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー93に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−3を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−3 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.5部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 4.0部
・イオン交換水 25.5部
(色材分散体Y−4の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー95に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−4を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−4 30.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.3部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 48.7部
(色材分散体Y−5の作製)
C.I.ピグメントイエロー109の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.9部に実施例Y−1で使用した高分子分散剤A0.1部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Y−5を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−5 60.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.1%硝酸カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 18.5部
(色材分散体Y−6の作製)
C.I.ピグメントイエロー151の0.5部とアセトン99.5部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に実施例Y−1で使用した高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水5.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Y−6を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−6 65.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・1.0%塩化マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 13.0部
(色材分散体Y−7の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー128に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−7を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−7 25.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%酸化カルシウム水溶液 2.0部
・0.1%硝酸マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 51.5部
(高分子分散剤Bの作製)
疎水性ブロックと親水性ブロックからなるABジブロック共重合体の合成:三方活栓を取り付けたガラス容器内を窒素置換した後、窒素ガス雰囲気下250℃で加熱し吸着水を除去した。系を室温に戻した後、疎水性モノマーとしての2−デカノキシエチルビニルエーテル12ミリモル、酢酸エチル16ミリモル、1−イソブトキシエチルアセテート0.1ミリモル、およびトルエン11cm3を加え、系内温度が0℃に達したところでエチルアルミニウムセスキクロライド0.2ミリモルを加え重合を開始し、ABジブロック共重合体のA成分を合成した。
C.I.ピグメントイエロー138の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に上記高分子分散剤Bの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Y−8を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−8 40.0部
・グリセリン 5.0部
・ジエチレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.2%塩化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 43.0部
(高分子分散剤Cの作製)
疎水性ブロックと親水性ブロックからなるABジブロック共重合体の合成:三方活栓を取り付けたガラス容器内を窒素置換した後、窒素ガス雰囲気下、250℃で加熱し吸着水を除去した。系を室温に戻した後、疎水性モノマーとしてのイソブチルビニルエーテル12ミリモル、酢酸エチル16ミリモル、1−イソブトキシエチルアセテート0.1ミリモル、およびトルエン11cm3を加え、系内温度が0℃に達したところでエチルアルミニウムセスキクロライド0.2ミリモルを加え重合を開始し、ABジブロック共重合体のAブロックを合成した。
C.I.ピグメントイエロー120の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に上記高分子分散剤Cの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Y−9を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−9 60.0部
・グリセリン 11.0部
・エチレングリコール 9.0部
・0.02%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%塩化アルミニウム水溶液 0.2部
・イオン交換水 18.8部
(色材分散体Y−10の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー175に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−10を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−10 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体Y−11の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー183に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−11を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−11 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体Y−12の作製)
実施例Y−1の色材をC.I.ピグメントイエロー184に変更した以外は、全く実施例Y−1と同様にして、色材分散体Y−12を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Y−12 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体Y−13の作製)
実施例Y−2で使用したC.I.ピグメントイエロー74を使用し、高分子分散剤としてスチレン−マレイン酸ランダム共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例Y−1と同様にして色材分散体Y−13を得た。
・上記色材分散体Y−13 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体Y−14の作製)
実施例Y−2で使用したC.I.ピグメントイエロー74を使用し、高分子分散剤としてn−ブチルメタクリレート−メタクリル酸ブロック共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例Y−1と同様にして色材分散体Y−14を得た。
・上記色材分散体Y−14 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体Y−15の作製)
参考例Y−9で使用したC.I.ピグメントイエロー120を使用し、分散剤としてポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(HLB12.9)を使用した以外は実施例Y−1と同様にして色材分散体Y−15を得た。
・上記色材分散体Y−15 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(インクY−16の作製)
・C.I.アシッドイエロー79 5.0部
・トリプロピレングリコール 20.0部
・イオン交換水 75.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
実施例Y−1〜8、10〜12のインクと参考例Y−9のインクと比較例Y−1〜4のインクを、記録信号に応じた熱エネルギーをインクに付与することによりインクを吐出させるオンデマンド型マルチ記録ヘッドを有するインクジェット記録装置BJF−660(キヤノン製)にそれぞれ搭載して、光沢紙SP101(キヤノン製)に印字を行い、表1に記載の評価を行った。その結果、表1に記載したように、いずれの実施例のインクも比較例のインクに比べて吐出安定性が良好で画像品位と堅牢性が良好な結果が得られた。
各インクを60℃で1ヶ月間保管した後、5℃で湿度が10%の環境下において、100%ベタ画像を印字し1分間休止した後、再度100%ベタ画像を印字した画像を下記の評価基準で評価した。
◎:白スジが全く無く、正常に印字されている。
○:印字の最初の部分に僅かに白スジがみられる。
△:画像全体に白スジがみられる。
×:画像が殆ど印字されていない。
各インクを60℃で1ヶ月間保管した後、5℃で湿度が10%の環境下において25mm間隔の方眼模様を印字し、印字した画像を下記の評価基準で評価した。
◎:顕微鏡で観察しても印字が全く乱れることなく、方眼模様は25mm間隔で正常に印字されている。
○:顕微鏡で観察すると一部に印字の乱れがみられるが、方眼模様は25mm間隔に印字されている。
△:肉眼でも一部に印字の乱れがみられ、方眼模様の一部が25mm間隔からずれている。
×:全体で印字の乱れが肉眼でみられ、方眼模様の全体が25mm間隔からずれている。
印字物にキセノンランプを100時間照射した後の画像の反射濃度を測定し、耐光性試験前と耐光性試験後の反射濃度の残存率を求め耐水性の尺度とした。評価基準は下記の通りとした。
○:画像濃度の残存率が95%以上。
△:画像濃度の残存率が90%以上95%未満。
×:画像濃度の残存率が90%未満。
印字から12時間以上放置後、印字物を5分間水道水中に静止し、水を乾燥させた後の画像の反射濃度を測定し、耐水性試験前と耐水性試験後の反射濃度の残存率を求め耐水性の尺度とした。評価基準は下記の通りとした。
○:画像濃度の残存率が90%以上。
△:画像濃度の残存率が80%以上90%未満。
×:画像濃度の残存率が80%未満。
高分子分散剤については、イエローインクに用いたと同じ高分子分散剤を使用した。
[実施例Bk−1]
(色材分散体Bk−1の作製)
C.I.ピグメントブラック7の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Bk−1を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−1 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体Bk−2の作製)
実施例Bk−1の色材をC.I.ピグメントブラック1に変更した以外は、全く実施例Bk−1と同様にして、色材分散体Bk−2を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−2 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・5.0%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.3部
・イオン交換水 28.7部
(色材分散体Bk−3の作製)
実施例Bk−1の色材をC.I.ピグメントブラック10に変更した以外は、全く実施例Bk−1と同様にして、色材分散体Bk−3を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−3 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.5部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 4.0部
・イオン交換水 25.5部
(色材分散体Bk−4の作製)
C.I.ピグメントブラック1の0.95部およびC.I.ピグメントイエロー154を0.05部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Bk−4を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−4 30.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.3部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 48.7部
(色材分散体Bk−5の作製)
C.I.ピグメントブラック31の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.9部に実施例Bk−1で使用した高分子分散剤A0.1部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Bk−5を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−5 60.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.1%硝酸カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 18.5部
(色材分散体Bk−6の作製)
C.I.ピグメントブラック32の0.5部とアセトン99.5部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に実施例Bk−1で使用した高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水5.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Bk−6を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−6 65.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・1.0%塩化マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 13.0部
(インクBk−7の作製)
・上記色材分散体Bk−3 25.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%酸化カルシウム水溶液 2.0部
・0.1%硝酸マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 51.5部
(色材分散体Bk−7の作製)
C.I.ピグメントブラック1の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Bの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Bk−7を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−7 40.0部
・グリセリン 5.0部
・ジエチレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.2%塩化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 43.0部
(色材分散体Bk−8の作製)
C.I.ピグメントブラック7の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Cの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体Bk−8を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体Bk−8 60.0部
・グリセリン 11.0部
・エチレングリコール 9.0部
・0.02%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%塩化アルミニウム水溶液 0.2部
・イオン交換水 18.8部
(色材分散体Bk−9の作製)
実施例Bk−1で使用したC.I.ピグメントブラック7を使用し、高分子分散剤としてスチレン−マレイン酸ランダム共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例Bk−1と同様にして色材分散体Bk−9を得た。
・上記色材分散体Bk−9 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体Bk−10の作製)
実施例Bk−1で使用したC.I.ピグメントブラック7を使用し、高分子分散剤としてn−ブチルメタクリレート−メタクリル酸ブロック共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例Bk−1と同様にして色材分散体Bk−10を得た。
・上記色材分散体Bk−10 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体Bk−11の作製)
実施例Bk−2で使用したC.I.ピグメントブラック1を使用し、分散剤としてポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(HLB12.9)を使用した以外は実施例Bk−1と同様にして色材分散体Bk−11を得た。
・上記色材分散体Bk−11 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(インクBk−13の作製)
・C.I.フードブラック1 5.0部
・トリプロピレングリコール 20.0部
・イオン交換水 75.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
イエローインクの場合と同様にして印字を行い、表2に記載の評価を行った。その結果、表2に記載したように、いずれの実施例のインクも比較例のインクに比べて吐出安定性が良好で画像品位と堅牢性が良好な結果が得られた。
*2:画像特性(イエローインクの場合と同じ。)
*3:耐光性
印字物にキセノンランプを100時間照射した後の画像の反射濃度を測定し、耐光性試験前と耐光性試験後の反射濃度の残存率を求め耐水性の尺度とした。評価基準は下記の通りとした。
○:画像濃度の残存率が90%以上。
△:画像濃度の残存率が80%以上90%未満。
×:画像濃度の残存率が80%未満。
*4:耐水性(イエローインクの場合と同じ。)
高分子分散剤については、イエローインクに用いたと同じ高分子分散剤を使用した。
[実施例M−1]
(色材分散体M−1の作製)
C.I.ピグメントレッド12の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体M−1を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−1 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体M−2の作製)
実施例M−1の色材をC.I.ピグメントレッド122に変更した以外は、全く実施例M−1と同様にして、色材分散体M−2を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−2 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・5.0%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.3部
・イオン交換水 28.7部
(色材分散体M−3の作製)
実施例M−1の色材をC.I.ピグメントレッド184に変更した以外は、全く実施例M−1と同様にして、色材分散体M−3を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−3 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.5部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 4.0部
・イオン交換水 25.5部
(色材分散体M−4の作製)
実施例M−1の色材をC.I.ピグメントレッド202に変更した以外は、全く実施例M−1と同様にして、色材分散体M−4を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−4 30.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.3部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 48.7部
(色材分散体M−5の作製)
C.I.ピグメントバイオレット19の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.9部に実施例M−1で使用した高分子分散剤A0.1部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体M−5を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−5 60.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.1%硝酸カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 18.5部
(色材分散体M−6の作製)
C.I.ピグメントバイオレット32の0.5部とアセトン99.5部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に実施例M−1で使用した高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水5.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体M−6を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−6 65.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・1.0%塩化マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 13.0部
(インクM−7の作製)
・上記色材分散体M−2 25.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%酸化カルシウム水溶液 2.0部
・0.1%硝酸マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 51.5部
(色材分散体M−7の作製)
C.I.ピグメントレッド184の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Bの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体M−7を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−7 40.0部
・グリセリン 5.0部
・ジエチレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.2%塩化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 43.0部
(色材分散体M−8の作製)
C.I.ピグメントレッド122の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Cの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体M−8を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体M−8 60.0部
・グリセリン 11.0部
・エチレングリコール 9.0部
・0.02%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%塩化アルミニウム水溶液 0.2部
・イオン交換水 18.8部
(色材分散体M−9の作製)
実施例M−2で使用したC.I.ピグメントレッド122を使用し、高分子分散剤としてスチレン−マレイン酸ランダム共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例M−1と同様にして色材分散体M−9を得た。
・上記色材分散体M−9 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体M−10の作製)
実施例M−2で使用したC.I.ピグメントレッド122を使用し、高分子分散剤としてn−ブチルメタクリレート−メタクリル酸ブロック共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例M−1と同様にして色材分散体M−10を得た。
・上記色材分散体M−10 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体M−11の作製)
実施例M−3で使用したC.I.ピグメントレッド184を使用し、分散剤としてポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(HLB12.9)を使用した以外は実施例M−1と同様にして色材分散体M−11を得た。
・上記色材分散体M−11 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(インクM−13の作製)
・C.I.ダイレクトレッド80 5.0部
・トリプロピレングリコール 20.0部
・イオン交換水 75.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
ブラックインクの場合と同じ方法および同じ基準にて表3に記載の評価を行った。その結果、表3に記載したように、いずれの実施例のインクも比較例のインクに比べて吐出安定性が良好で画像品位と堅牢性が良好な結果が得られた。
高分子分散剤については、イエローインクに用いたと同じ高分子分散剤を使用した。
[実施例C−1]
(色材分散体C−1の作製)
C.I.ピグメントブルー16の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体C−1を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−1 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
(色材分散体C−2の作製)
実施例C−1の色材をC.I.ピグメントブルー15:1に変更した以外は、全く実施例C−1と同様にして、色材分散体C−2を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−2 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・5.0%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.3部
・イオン交換水 28.7部
(色材分散体C−3の作製)
実施例C−1の色材をC.I.ピグメントブルー15:2に変更した以外は、全く実施例C−1と同様にして、色材分散体C−3を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−3 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.5部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 4.0部
・イオン交換水 25.5部
(色材分散体C−4の作製)
実施例C−1の色材をC.I.ピグメントブルー15:3に変更した以外は、全く実施例C−1と同様にして、色材分散体C−4を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−4 30.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%塩化カルシウム水溶液 0.3部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 48.7部
(色材分散体C−5の作製)
C.I.ピグメントブルー15:4の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.9部に実施例C−1で使用した高分子分散剤A0.1部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体C−5を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−5 60.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.1%硝酸カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 18.5部
(色材分散体C−6の作製)
C.I.ピグメントブルー15:6の0.5部とアセトン99.5部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に実施例C−1で使用した高分子分散剤Aの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水5.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体C−6を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−6 65.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・1.0%塩化マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 13.0部
(色材分散体C−7の作製)
実施例C−1の色材をC.I.ピグメントグリーン7に変更した以外は、全く実施例C−1と同様にして、色材分散体C−7を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−7 25.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.05%酸化カルシウム水溶液 2.0部
・0.1%硝酸マグネシウム水溶液 1.0部
・0.01%酸化アルミニウム水溶液 0.5部
・イオン交換水 51.5部
(色材分散体C−8の作製)
C.I.ピグメントブルー15:3の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Bの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体C−8を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−8 40.0部
・グリセリン 5.0部
・ジエチレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.2%塩化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 43.0部
(色材分散体C−9の作製)
C.I.ピグメントブルー15:6の1.0部とアセトン99.0部を混合し、40℃に加温して均一に混合するようによく攪拌した。この混合溶液を、アセトン99.0部に前記高分子分散剤Cの1.0部を溶解した溶液中に添加し混合した後、水10.0部を添加した。その後、ロータリーエバポレーターでアセトンを除去し、色材分散体C−9を得た。得られた色材分散体中のアセトンの濃度をガスクロマトグラフィーで分析したが、検出されず、色材分散体中には残留していないと判断される結果であった。
・上記色材分散体C−9 60.0部
・グリセリン 11.0部
・エチレングリコール 9.0部
・0.02%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%塩化アルミニウム水溶液 0.2部
・イオン交換水 18.8部
(色材分散体C−10の作製)
実施例C−1で使用したC.I.ピグメントブルー16を使用し、高分子分散剤としてスチレン−マレイン酸ランダム共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例C−1と同様にして色材分散体C−10を得た。
・上記色材分散体C−10 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・0.2%塩化カルシウム水溶液 1.0部
・0.01%水酸化アルミニウム水溶液 1.0部
・イオン交換水 28.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体C−11の作製)
実施例C−4で使用したC.I.ピグメントブルー15:3を使用し、高分子分散剤としてn−ブチルメタクリレート−メタクリル酸ブロック共重合体(数平均分子量10,000)を使用した以外は実施例C−1と同様にして色材分散体C−11を得た。
・上記色材分散体C−11 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(色材分散体C−12の作製)
実施例C−2で使用したC.I.ピグメントブルー15:1を使用し、分散剤としてポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(HLB12.9)を使用した以外は実施例C−1と同様にして色材分散体C−12を得た。
・上記色材分散体C−12 50.0部
・トリエチレングリコール 10.0部
・トリプロピレングリコール 10.0部
・イオン交換水 30.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
(インクC−13の作製)
・C.I.ダイレクトブルー199 5.0部
・トリプロピレングリコール 20.0部
・イオン交換水 75.0部
以上の成分を混合し、充分攪拌して、インクを得た。
前記イエローインクの場合と同じ方法および評価基準で表4に記載の評価を行った。その結果、表4に記載したように、いずれの実施例のインクも比較例のインクに比べて吐出安定性が良好で画像品位と堅牢性が良好な結果が得られた。
14:インク溝
15:発熱ヘッド
16:保護膜
17−1、17−2:電極
18:発熱抵抗体層
19:蓄熱層
20:基板
21:インク
22:吐出オリフィス(微細孔)
23:メニスカス
24:インク小滴
25:被記録材
26:マルチ溝
27:ガラス板
28:発熱ヘッド
40:インク袋
42:栓
44:インク吸収体
45:インクカートリッジ
51:給紙部
52:紙送りローラー
53:排紙ローラー
61:ブレード
62:キャップ
63:インク吸収体
64:吐出回復部
65:記録ヘッド
66:キャリッジ
67:ガイド軸
68:モーター
69:ベルト
70:記録ユニット
71:ヘッド部
72:大気連通口
80:インク流路
81:オリフィスプレート
82:振動板
83:圧電素子
84:基板
85:吐出口
Claims (18)
- 高分子分散剤、水不溶性色材としてC.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー175、C.I.ピグメントイエロー183およびC.I.ピグメントイエロー184からなる群から選ばれる少なくとも1種、水溶性有機溶剤、カルシウム化合物および/またはマグネシウム化合物、および水を含有するインクジェット記録用インクにおいて、該高分子分散剤が、少なくとも1種の疎水性ブロックと少なくとも1種の親水性ブロックとを有し、各ブロックがモノマーとしてビニルエーテル類から構成されたブロック共重合体であり、該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物が、カルシウムの塩化物、カルシウムの硝酸塩、カルシウムの酸化物、マグネシウムの塩化物、マグネシウムの硝酸塩、マグネシウムの酸化物から選ばれる少なくとも1つであって、インク中の該高分子分散剤の含有量が0.5質量%〜10.0質量%であり、かつインク中の該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物の総量(A)に対する該高分子分散剤の含有量(B)の質量比がA:B=1:50,000〜1:200の範囲であることを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 高分子分散剤、水不溶性色材としてC.I.ピグメントブラック1、C.I.ピグメントブラック7、C.I.ピグメントブラック10、C.I.ピグメントブラック31およびC.I.ピグメントブラック32からなる群から選ばれる少なくとも1種、水溶性有機溶剤、カルシウム化合物および/またはマグネシウム化合物、および水を含有するインクジェット記録用インクにおいて、該高分子分散剤が、少なくとも1種の疎水性ブロックと少なくとも1種の親水性ブロックとを有し、各ブロックがモノマーとしてビニルエーテル類から構成されたブロック共重合体であり、該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物が、カルシウムの塩化物、カルシウムの硝酸塩、カルシウムの酸化物、マグネシウムの塩化物、マグネシウムの硝酸塩、マグネシウムの酸化物から選ばれる少なくとも1つであって、インク中の該高分子分散剤の含有量が0.5質量%〜10.0質量%であり、かつインク中の該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物の総量(A)に対する該高分子分散剤の含有量(B)の質量比がA:B=1:50,000〜1:200の範囲であることを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 高分子分散剤、水不溶性色材としてC.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド184、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントバイオレット19およびC.I.ピグメントバイオレット32からなる群から選ばれる少なくとも1種、水溶性有機溶剤、カルシウム化合物および/またはマグネシウム化合物、および水を含有するインクジェット記録用インクにおいて、該高分子分散剤が、少なくとも1種の疎水性ブロックと少なくとも1種の親水性ブロックとを有し、各ブロックがモノマーとしてビニルエーテル類から構成されたブロック共重合体であり、該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物が、カルシウムの塩化物、カルシウムの硝酸塩、カルシウムの酸化物、マグネシウムの塩化物、マグネシウムの硝酸塩、マグネシウムの酸化物から選ばれる少なくとも1つであって、インク中の該高分子分散剤の含有量が0.5質量%〜10.0質量%であり、かつインク中の該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物の総量(A)に対する該高分子分散剤の含有量(B)の質量比がA:B=1:50,000〜1:200の範囲であることを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 高分子分散剤、水不溶性色材としてC.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントグリーン7からなる群から選ばれる少なくとも1種、水溶性有機溶剤、カルシウム化合物および/またはマグネシウム化合物、および水を含有するインクジェット記録用インクにおいて、該高分子分散剤が、少なくとも1種の疎水性ブロックと少なくとも1種の親水性ブロックとを有し、各ブロックがモノマーとしてビニルエーテル類から構成されたブロック共重合体であり、該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物が、カルシウムの塩化物、カルシウムの硝酸塩、カルシウムの酸化物、マグネシウムの塩化物、マグネシウムの硝酸塩、マグネシウムの酸化物から選ばれる少なくとも1つであって、インク中の該高分子分散剤の含有量が0.5質量%〜10.0質量%であり、かつインク中の該カルシウム化合物および/または該マグネシウム化合物の総量(A)に対する該高分子分散剤の含有量(B)の質量比がA:B=1:50,000〜1:200の範囲であることを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 前記カルシウム化合物および/または前記マグネシウム化合物が塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムから選ばれる少なくとも1つである請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- さらにインク中にアルミニウム化合物を含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記アルミニウム化合物が、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、塩化アルミニウムから選ばれる少なくとも1つである請求項6に記載のインクジェット記録用インク。
- インク中のアルミニウムの含有量が0.00002質量%〜0.002質量%である請求項6または7に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記水不溶性色材が前記高分子分散剤によりカプセル化されている請求項1〜8のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記高分子分散剤の親水性ブロックが、アニオン性のビニルエーテル類から構成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記高分子分散剤の親水性ブロックが、非イオン性のビニルエーテル類から構成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記高分子分散剤の親水性ブロックが、非イオン性のビニルエーテル類から構成されているブロックと、アニオン性のビニルエーテル類から構成されているブロックとを少なくとも含む請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記高分子分散剤が、疎水性のビニルエーテル類で構成されたブロック、非イオン性の親水性ビニルエーテル類から構成されたブロック、およびアニオン性の親水性ビニルエーテル類から構成されたブロックの順番で少なくとも構成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク。
- インクにエネルギーを与えて、該インクを飛翔させて被記録材に付与して行うインクジェット記録方法において、該インクが、請求項1〜13のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
- 前記エネルギーが、熱エネルギーである請求項14に記載のインクジェット記録方法。
- 前記被記録材が、少なくとも一方の面にインクを受容するコーティング層をもつ被記録材である請求項14に記載のインクジェット記録方法。
- インクを収容したインク収容部を備えたインクカートリッジにおいて、該インクが請求項1〜13のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
- インクを収容したインク収容部を備えたインクカートリッジと、該インクを吐出させるためのヘッド部を備えたインクジェット記録装置において、該インクが請求項1〜13のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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