JP4421174B2 - 合成ポリアミド繊維材料の三色浸染または捺染の方法 - Google Patents

合成ポリアミド繊維材料の三色浸染または捺染の方法 Download PDF

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    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring
    • C09B62/4411Azo dyes
    • C09B62/4413Non-metallized monoazo dyes

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、三色法浸染または捺染する方法、およびこの目的に特に適する赤色の反応染料に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底にある問題は、三色の原理(trichromatic priciple)による組合せに適する反応染料を用いて、合成ポリアミド繊維材料、たとえば織られた絨毯織物を浸染または捺染する方法を見出すことであった。
【0003】
【課題を解決しようとする手段】
ここに、この問題は、本発明によれば、下記に述べる方法によって解決できることが見出された。そのようにして得られる染物は、設定された目的に特別な方式で合致する。得られる染物は、均一な色彩構成と同時に、異なる濃度での色調の定常性、および優れた混色能が特に際立ち、優れた繊維一様性を示し、二色性を全く示さない。
【0004】
上記により、本発明は、合成ポリアミド繊維材料の三色浸染または捺染の方法であって、式(1):
【0005】
【化10】
Figure 0004421174
【0006】
で示される少なくとも1種類の赤色の反応染料を、式(2)〜(4):
【0007】
【化11】
Figure 0004421174
【0008】
で示される少なくとも1種類の黄色または橙色の反応染料と、式(5):
【0009】
【化12】
Figure 0004421174
【0010】
で示される少なくとも1種類の青色の反応染料と一緒に用いる方法に関する。
上式中、
【0011】
1、R4、R6、R10、R15およびR16は、それぞれ互いに独立して、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
【0012】
2、R5、R7、R13およびR14は、それぞれ互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノ、ウレイド、スルファモイル、ハロゲン、スルホまたはカルボキシルであり、
【0013】
3は、アミノ、またはN−モノもしくはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノであり、
【0014】
8は、水素、スルホメチル、カルバモイルまたはシアノであり、
【0015】
9は、C1〜C4アルキルであり、
【0016】
11およびR12は、それぞれ互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、スルホまたはカルボキシルであり、
【0017】
Bは、1、2または3個の−O−で割込まれていてもよく、かつ非置換またはヒドロキシもしくはスルファトで置換されたC2〜C6アルキレン基であるか、あるいはそれぞれ非置換またはC1〜C4アルキルで置換されたシクロヘキシレン基もしくはメチレンシクロヘキシレン基であるか、あるいはそれぞれ非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンもしくはスルホで置換されたフェニレンもしくはメチレンフェニレンメチレン基であり、
【0018】
hは、0または1の数であり、
【0019】
kは、1、2または3の数であり、
【0020】
1は、式(6a)、(6b)、(6c)または(6d):
【0021】
【化13】
Figure 0004421174
【0022】
で示される基であって、
17およびR19は、それぞれ互いに独立して、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
【0023】
18は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホであり、
【0024】
Zは、基:−CH=CH2または−CH2−CH2−Yであり、Yは脱離基であり、
【0025】
mは、0、1または2の数であり、
【0026】
nは、0または1の数であり、そして
【0027】
2、V3、V4およびV5は、それぞれ互いに独立して、上記の式(6a)、(6b)、(6c)もしくは(6d)の基、または式(6e):
【0028】
【化14】
Figure 0004421174
【0029】
(式中、R20は、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
【0030】
Xは、基:
【0031】
【化15】
Figure 0004421174
【0032】
であり、Halは、臭素または塩素である
で示される基であり、
【0033】
ただし、式(1)の染料は、二つのスルホ基を有するものとする。
【0034】
アルキル基としての基R1、R4、R6、R10、R15、R16、R17、R19およびR20は、直鎖または分枝鎖状である。そうして、これらのアルキル基は、ヒドロキシル、スルホ、スルファト、シアノまたはカルボキシルで置換されていてよい。列挙され得る例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチル、ならびにヒドロキシル、スルホ、スルファト、シアノまたはカルボキシルで置換された、対応する基である。好適な置換基は、ヒドロキシル、スルホまたはスルファト、特にヒドロキシルまたはスルファト、とりわけヒドロキシルである。
【0035】
興味深い一つの実施態様によれば、Bが、1、2または3個の−O−で割込まれていてよく、かつ非置換またはヒドロキシルもしくはスルファトで置換されたC2〜C6アルキレン基であるとき、基R15およびR16の一方は、ヒドロキシル、スルホ、スルファト、シアノまたはカルボキシルで置換されたC1〜C4アルキルであり、基R15およびR16の他の一方は、水素またはC1〜C4アルキル、特に水素である。
【0036】
2、R5、R7、R11、R12、R13、R14およびR18について考慮されるC1〜C4アルキル基は、それぞれ互いに独立して、たとえば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルおよびイソブチル、好ましくはメチルおよびエチル、特にメチルである。
【0037】
1〜C4アルキルとしてのR9は、たとえば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはイソブチル、好ましくはメチルまたはエチル、特にエチルである。
【0038】
2、R5、R7、R11、R12、R13、R14およびR18について考慮されるC1〜C4アルコキシ基は、それぞれ互いに独立して、たとえば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシおよびイソブトキシ、好ましくはメトキシおよびエトキシ、特にメトキシである。
【0039】
2、R5、R7、R13およびR14について考慮されるC2〜C4アルカノイルアミノ基は、それぞれ互いに独立して、たとえば、アセチルアミノおよびプロピオニルアミノ、特にアセチルアミノである。
【0040】
2、R5、R7、R11、R12、R13、R14およびR18について考慮されるハロゲン原子は、それぞれ互いに独立して、たとえば、フッ素、塩素および臭素、好ましくは塩素および臭素、特に塩素である。
【0041】
3について考慮されるN−モノ−およびN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノ基は、たとえば、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、n−ブチルアミノ、N,N−ジメチルアミノおよびN,N−ジエチルアミノ、好ましくはメチルアミノ、エチルアミノ、N,N−ジメチルアミノおよびN,N−ジエチルアミノ、特にメチルアミノ、エチルアミノおよびN,N−ジメチルアミノである。
【0042】
それぞれ、非置換またはC1〜C4アルキルで置換された、シクロヘキシレン基もしくはメチレンシクロヘキシレン基を意味するか、あるいはそれぞれ、非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンもしくはスルホで置換された、フェニレンもしくはメチレンフェニレンメチレン基を意味するBについては、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシおよびハロゲンとして、たとえば、R2、R5、R7、R11、R12、R13、R14およびR18について上に示した基、ならびにそれらの好適な意味が考慮される。
【0043】
脱離基Yは、たとえば、−Cl、−Br、−F、−OSO3H、−SSO3H、−OCO−CH3、−OPO32、−OCO−C65、−OSO2−C1〜C4アルキルまたは−OSO2−N(C1〜C4アルキル)2である。Yは、好ましくは、式:−Cl、−OSO3H、−SSO3H、−OCO−CH3、−OCO−C65または−OPO32、特に−Cl、−OSO3Hまたは−OCO−CH3、とりわけ−Clまたは−OSO3Hである。
【0044】
1、R4、R6、R10、R15、R16、R17、R19およびR20は、好ましくは、それぞれ互いに独立して、水素またはC1〜C4アルキル、特に水素、メチルまたはエチルである。
【0045】
1、R4、R6、R10、R15、R16、R17、R19およびR20は、特に好ましくは水素である。
【0046】
好ましくは、R2、R5、R7、R13およびR14は、それぞれ互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノ、ウレイド、スルホまたはカルボキシルで、特に水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノ、ウレイドまたはスルホであり、R11およびR12は、それぞれ互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシまたはスルホ、特に水素、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコキシである。
【0047】
特に好ましくは、R2は、スルホであり、R5は、ウレイドまたはC2〜C4アルカノイルアミノ、特にウレイドであり、R7、R11、R12、R13およびR14は、水素である。
【0048】
3は、好ましくはアミノである。
【0049】
8は、好ましくは、水素、スルホメチルまたはカルバモイル、特に水素またはスルホメチル、とりわけ水素である。
【0050】
Bは、好ましくは、C2〜C6アルキレン基、非置換またはC1〜C4アルキルで置換されたメチレンシクロヘキシレン基、あるいはそれぞれ、非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホで置換された、フェニレンもしくはメチレンフェニレンメチレン基である。
【0051】
Bは、特に好ましくは、式(7a)または(7b):
【0052】
【化16】
Figure 0004421174
【0053】
で示される基、特に式(7b′):
【0054】
【化17】
Figure 0004421174
【0055】
で示される基である。
18は、好ましくは、メチル、メトキシまたはスルホ、特にメチルまたはメトキシである。
【0056】
Zは、好ましくは、基:−CH=CH2である。
【0057】
1、V2、V3、V4およびV5は、それぞれ互いに独立して、式(6c)または(6d)の基であって、式中、R17、R18、R19、Z、mおよびnは、上記の意味、および好適な意味を有する。
【0058】
hは、好ましくは、0である。
【0059】
kは、好ましくは、2または3の数、特に3である。
【0060】
式(4)の染料中の適切なナフチル基は、好ましくは、式(8):
【0061】
【化18】
Figure 0004421174
【0062】
で示される基である。
mは、好ましくは、0である。
【0063】
nは、好ましくは、0である。
【0064】
Halは、好ましくは、臭素である。
【0065】
式(6c)の基は、好ましくは、式(6c′):
【0066】
【化19】
Figure 0004421174
【0067】
〔式中、Zは、上記の意味、および好適な意味を有する〕
で示される基である。
【0068】
式(6d)の基は、好ましくは、式(6d′):
【0069】
【化20】
Figure 0004421174
【0070】
〔式中、Zは、上記の意味、および好適な意味を有する〕
で示される基である。
【0071】
本発明の方法によれば、式(1)の反応染料において、
1が水素であり、R2がスルホであり、R3がアミノであり、hが0であり、そしてV1が式(6c)の基であって、式中、R17が水素であり、Zがビニルであり、mが0であることが好ましい。
【0072】
本発明の方法によれば、式(1)の反応染料が、式(1a):
【0073】
【化21】
Figure 0004421174
【0074】
で示される反応染料であることが特に好ましい。
【0075】
本発明の方法によれば、式(2)の反応染料において、
4が水素であり、R5がウレイドであり、そしてV2が式(6c)の基であって、式中、R17が水素であり、Zがビニルであり、mが0であることが好ましい。
【0076】
本発明の方法によれば、式(3)の反応染料において、
6、R7およびR8が、水素であり、R9がエチルであり、そしてV3が式(6c)の基であって、式中、R17が水素であり、Zがビニルであり、mが0であることが好ましい。
【0077】
本発明の方法によれば、式(4)の反応染料において、
10、R11、R12、R13およびR14が、水素であり、V4が式(6d)の基であって、式中、R19が水素であり、Zがビニルであり、nが0であり、kが3であることが好ましい。
【0078】
本発明の方法によれば、式(5)の反応染料において、
15およびR16が、水素であり、Bが、上式(7a)または(7b)の基、好ましくは式(7b)の基であり、そしてV5が式(6d)の基であって、式中、R19が水素であり、Zがビニルであり、nが0であることが好ましい。
【0079】
本発明による方法に適する、黄色または橙色の反応染料は、好ましくは、式(3)または(4)、特に式(4)の染料であって、式中、変数が、上記の意味、および好適な意味を有する染料である。
【0080】
式(1)、(2)、(3)、(4)および(5)の反応染料は、公知または公知化合物と同様にして製造することができる。
【0081】
本発明は、式(1b):
【0082】
【化22】
Figure 0004421174
【0083】
〔式中、R1、R17およびZは、上記の意味、および好適な意味を有する〕
で示される、新規な反応染料にも関する。
【0084】
式(1b)の反応染料は、たとえば、式(9)および(10):
【0085】
【化23】
Figure 0004421174
【0086】
〔式中、R1、R17およびYは、上記の意味、および好適な意味を有し、Yは、特にスルファトである〕
で示される化合物を、塩化シアヌルと反応させた後、適切な場合は、脱離反応に付すことによって得られる。
【0087】
上に示した個々の方法の工程は、異なる順序でか、またはある場合には、同時に実施することができ、そのため、様々な変法が可能である。反応は、一般的には、段階的に実施し、個々の反応成分間の一つ一つの反応を実施する順序は、好都合には、特定の条件に適合させる。たとえば、式(9)の化合物は、塩化シアヌルと反応させ、次いで、得られた生成物を、式(10)の化合物と縮合させる。好ましくは、式(10)の化合物を、塩化シアヌルと反応させ、次いで、得られた生成物を、式(9)の化合物と縮合させる。
【0088】
個々の縮合反応は、たとえば、それ自体は公知である方法に従って、通常は、水溶液中で、たとえば0〜50℃、特に0〜10℃の温度で、およびたとえば3〜10、特に3〜7のpH値で実施する。
【0089】
加えて、脱離反応は、合成の後に実施してよい。たとえば、スルファトエチルスルホニル基を有する式(1b)の反応染料は、塩基、たとえば水酸化ナトリウムで処理して、スルファトエチルスルホニル基を、ビニルスルホニル基へと転化することができる。
【0090】
式(9)および(10)の化合物は、公知または公知化合物と同様にして製造することができる。
【0091】
本発明による三色浸染または捺染の方法に用いられる反応染料、および本発明による式(1b)の反応染料は、遊離したスルホン酸の形態でか、または好ましくは、その塩の形態でかのいずれかで存在する。
【0092】
適切な塩は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属もしくはアンモニウム塩、または有機アミンの塩である。列挙され得る例は、ナトリウム、リチウム、カリウムもしくはアンモニウム塩、またはモノ−、ジ−もしくはトリ−エタノールアミン塩である。
【0093】
本発明による方法に用いられる反応染料、および本発明による式(1b)の反応染料は、更に添加剤、たとえば塩化ナトリウムまたはデキストリンを含んでもよい。
【0094】
本発明による三色浸染または捺染の方法、および本発明による式(1b)の反応染料は、公知の浸染および捺染の方法に用いることができる。染色液または捺染のりは、水および染料を含むことに加えて、更に添加剤、たとえば、湿潤剤、消泡剤、均染剤、または織物材料の特性に影響する試剤、たとえば、柔軟剤、難燃性添加剤、または汚れ止め剤、撥水剤および撥油剤、ならびに軟水化剤、および天然または合成の捺染元のり、たとえばアルギン酸塩およびセルロースエーテルを含んでよい。
【0095】
個々の染料を染浴または捺染のり中に用いる量は、必要とされる色調の深さに応じて、幅広い限度内で変化することができ;一般的には、染色しようとする材料および捺染のりを基準にして、0.01〜15重量%、特に0.1〜10重量%の量が、好都合であることが判明している。
【0096】
織られた絨毯織物の場合、たとえば置換え捺染(displacement printing)、スペース染色(space dyeing)のような捺染法が重要である。
【0097】
好ましいのは、特に吸尽法によって実施される浸染であり、絨毯染色の場合は、連続法に従って実施することもできる染色である。
【0098】
染色は、好ましくは、2〜7、特に2.5〜5.5、より特別には2.5〜4のpHで実施する。浴比は、たとえば1:5〜1:50、好ましくは1:5〜1:30の広い範囲内で選ぶことができる。染色は、好ましくは、80〜130℃、特に85〜120℃の温度で実施する。
【0099】
濡れに対する堅牢度の特性を増大させるために、固着しなかったいかなる染料も、たとえば7〜12、特に7〜9のpH値、およびたとえば30〜100℃、特に50〜80℃の温度での後処理によって除去することができる。好都合には、強い色調、たとえば非常に深い染色の場合、特に混紡に対するそれの場合、未固着染料は、アルカリ後処理浴への還元剤、たとえばハイドロサルファイト、たとえばヒドロ亜硫酸ナトリウムの添加によって、還元的に除去することができる。ポリアミド繊維材料に固着した染料は、この処理に影響されない。還元剤は、好都合には、後処理浴の重量を基準にして、たとえば0.1〜6重量%、特に0.5〜5重量%の量で加える。
【0100】
三色浸染または捺染に用いたとき、本発明による方法に用いられる反応染料、および本発明による式(1b)の反応染料は、均一な色彩構成、優れた絞り率、および固着の特性、異なる濃度でさえ色調が優れて一定であること、優れた堅牢度特性、および特に非常に優れた混色能により際立っている。
【0101】
本発明による三色の方法、および本発明による式(1b)の反応染料は、たとえば、ポリアミド6(ポリ−ε−カプロラクタム)、ポリアミド6.6(ポリヘキサメチレンアジピン酸アミド)、ポリアミド7、ポリアミド6.12(ポリヘキサメチレンドデカン酸アミド)、ポリアミド11またはポリアミド12、ポリアミド6.6またはポリアミド6とのコポリアミド、たとえば、ヘキサメチレンジアミン、ε−カプロラクタムおよびアジピン酸の重合体、アジピン酸、ヘキサメチレンジアミンおよびイソフタル酸の重合体か、またはアジピン酸、ヘキサメチレンジアミンおよび2−メチルペンタメチレンジアミンもしくは2−エチルテトラメチレンジアミンの重合体のような、合成ポリアミド繊維材料を浸染もしくは捺染するのに適しており、合成ポリアミドおよび羊毛の混紡の織物または原糸を浸染もしくは捺染するにも適する。
【0102】
本発明による方法、および本発明による反応染料は、好都合には、合成ポリアミドの微細繊維を浸染または捺染するにも適する。微細繊維(microfibre)は、個々の撚り糸の細さが1デニール(1.1dTex)である、撚り糸で構成される繊維材料として理解しなければならない。そのような微細繊維は、公知であり、通常、溶融紡糸によって製造される。
【0103】
本発明による式(1b)の反応染料は、天然のポリアミド繊維材料、たとえば羊毛または絹、特に羊毛、および機械洗濯耐性仕上げを有する羊毛を浸染もしくは捺染するにも適する。
【0104】
合成ポリアミド繊維材料の浸染または捺染が、好適である。
【0105】
該織物材料は、非常に様々な加工形態、たとえば、繊維、原糸、織物、編物および絨毯の形態であることができる。
【0106】
優れた全面堅牢度の特性、特に摩擦、濡れおよび光に対する優れた堅牢度を有する、均染された染物が得られる。
【0107】
【実施例】
下記の実施例中、部は、重量部を示す。温度は、摂氏である。重量部と体積部との関係は、gとcm3とのそれと同じである。
【0108】
製造例1:
(a)遊離酸の形態で式:
【0109】
【化24】
Figure 0004421174
【0110】
に相当する化合物7部を、水100部中で攪拌し、Na2HPO4・12H2Oの0.35部の添加によってpH6に調整し、0℃の温度まで冷却した。そうして得られた懸濁液に、塩化シアヌル4.85部、およびアセトン50部の溶液を、10〜15分間にわたって滴加し、水酸化ナトリウム水溶液の添加によって、pHを3に保った。次いで、攪拌を、0〜2℃の温度、および3のpH値で1時間実施した。塩化ナトリウムの添加の後、攪拌をさらに1時間継続した。
【0111】
(b)遊離酸の形態で式:
【0112】
【化25】
Figure 0004421174
【0113】
に相当する化合物7.5部を、水100部、および1N水酸化ナトリウム溶液11.1部に、室温、5.5のpH値で溶解した。次いで、得られた溶液を、(a)に従って得られた溶液に、45分間にわたって滴加した。添加の間、炭酸水素ナトリウム水溶液の添加によって、pHを5.8〜6の値に保った。攪拌を、室温、5.8〜6のpH値で90分間実施した。次いで、染料を濾取した後、10%塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、30〜35℃の温度で乾燥した。
【0114】
(c)(b)に従って得られた染料を、ビニルスルホン形態へと転化するために、染料の水溶液を、リン酸三ナトリウムを用いてpH10に調整し、室温で30分間攪拌した。pHを、継続的に監視し、必要な場合には修正した。反応の終点は、pHが一定のままであるときに示される。遊離酸の形態で式(101):
【0115】
【化26】
Figure 0004421174
【0116】
に相当する染料が得られた。式(101)の染料は、羊毛、絹および合成ポリアミドの繊維材料を赤色の色調に染色した。
【0117】
方法例1:
ポリアミド6.6の織られた絨毯織物を、染浴1,000部あたり、式(101):
【0118】
【化27】
Figure 0004421174
【0119】
の赤色染料0.28部、式(102):
【0120】
【化28】
Figure 0004421174
【0121】
の黄色染料0.8部、および式(103):
【0122】
【化29】
Figure 0004421174
【0123】
の青色染料0.48部、ならびに公知の工業用捺染元のり1.0部、公知の工業用不凍液3.0部、非イオン湿潤剤1.0部、および染浴をpH5.5にするのに充分なクエン酸も含有する染浴から連続的に染色した。次いで、織られた絨毯織物を、100℃の蒸気中、5分間で固着させ、通常の方式で洗浄し、乾燥した。織られた絨毯織物は、優れた堅牢度特性を有する、均一な暗褐色の染色が際立った。
【0124】
方法例2および3:
例1に示されたとおりに行うが、式(101)の赤色染料0.28部、式(102)の黄色染料0.8部、および式(103)の青色染料0.46部を用いることに代えて、下記の表1の第2欄に示された反応染料を表中に指定された量で用いて、同様に、優れた均染性、および優れた堅牢度特性が際立つ褐色の染物を得た。
【0125】
【表1】
Figure 0004421174
【0126】
方法例3:
織物にしたポリアミド6.6トリコット100kgを、浸染装置内、40℃で、酢酸4kg、湿潤剤0.5kg、および均染剤1kgを含有する浴2,000Lで10分間処理した。浴のpHは、3.4であった。次いで、少量の水に予め溶解しておいた、式(102)の染料430g、式(101)の染料300g、および式(103)の染料330gを加えた。染色しようとする材料を、染浴中で40℃で5分間処理し、次いで、1℃/分の率で98℃まで加熱し、その温度で60分間染色した。染物は、通常の方式で仕上げた。非常に優れた堅牢度特性を有する、均染された染物が得られた。
【0127】
方法例4:
ポリアミド6.6微細繊維の織物70kgを、浸染装置内、40℃で、ギ酸3kg、湿潤剤0.4kg、および均染剤0.7kgを含有する浴1,500Lで10分間処理した。浴のpHは、2.9であった。次いで、少量の水に予め溶解しておいた、式(102)の染料700g、式(101)の染料1,300g、および式(103)の染料430gを加えた。染色しようとする材料を、染浴中で40℃で5分間処理し、次いで、1℃/分の率で110℃まで加熱し、その温度で60分間染色した。浸染の後、アルカリ後処理を実施して、湿潤堅牢度の特性を改良した。そのために、2g/Lの炭酸ナトリウムを含有し、9.2のpHを有する新鮮な浴を用いて、染物を60℃で20分間処理した。次いで、染物を、通常の方式で洗浄し、仕上げた。優れた堅牢度特性を有する、均染された染物が得られた。
【0128】
方法例5:
手順は、アルカリ後処理を、60℃に代えて70℃で実施したこと以外は、方法例4に記載されたとおりであった。
【0129】
方法例6:
手順は、アルカリ後処理を、5g/Lの炭酸ナトリウム、および5g/Lのハイドロサルファイトを含む浴中で実施したこと以外は、方法例4に記載されたとおりであった。染物を、70℃で20分間、この浴で処理した。
【0130】
方法例7(スペース染色):
ポリアミド6の原糸の絨毯を、初めに、浴1,000部あたり下記の成分:
式(102)の黄色染料0.01部、
式(101)の赤色染料0.003部、
式(103)の青色染料0.008部、
公知の工業用捺染元のり3.00部、
公知の工業用非イオン湿潤剤2.00部、
公知の工業用不凍液1.00部
を含有する浴で、必要量のクエン酸を用いてpHを5に調整しつつ、パッド染色した。
【0131】
次いで、浸染された絨毯の部分を、捺染のり1,000部あたり下記の成分:
式(101)の赤色染料0.50部、
式(103)の青色染料0.50部、
公知の工業用捺染元のり15.0部、
公知の工業用非イオン湿潤剤2.00部、
公知の工業用不凍液1.00部
を含有する捺染のりで、必要量のクエン酸を用いてpHを5に調整しつつ、捺染した。
【0132】
次いで、浸染され、部分的に捺染された絨毯を、100℃で5分間、飽和蒸気で処理し、公知の方式で洗浄し、乾燥した。そうして得られた絨毯は、ベージュ色の地色の上に、優れた堅牢度特性とともに優れた均染性が際立つ、赤色に捺染された区域を有した。
【0133】
方法例8(連続染色):
ポリアミド6.6の原糸の絨毯を、浴1,000部あたり下記の成分:
式(102)の黄色染料0.8部、
式(101)の赤色染料0.28部、
式(103)の青色染料0.46部、
公知の工業用捺染元のり1.00部、
公知の工業用非イオン湿潤剤1.00部、
公知の工業用不凍液3.00部
を含有する液で、必要量のクエン酸を用いてpHを5.5に調整しつつ、連続的に染色した。次いで、浸染された絨毯織物を、100℃で5分間、飽和蒸気で処理し、公知の方式で洗浄し、乾燥した。このようにして得られた絨毯は、非常に優れた堅牢度特性を有する、均染された暗褐色の染色が際立った。
【0134】
方法例9(置換え捺染):
ポリアミド6.6の原糸の絨毯を、初めに、下記の成分(うちいくつかは、変動量x、yおよびzで示す):
Tectilon(登録商標)yellow 3R(Ciba Specialty Chemicals)x部、
Tectilon red 2B(Ciba Specialty Chemicals)y部、
Tectilon blue 4R-01(Ciba Specialty Chemicals)z部
(たとえば、xは1.05、yは0.34、zは1.01である)、
公知の工業用捺染元のり15.0部、
Lyoprint(登録商標)MP10.0部、
公知の工業用非イオン湿潤剤2.00部、
公知の工業用不凍液1.00部
を含有する様々な捺染のりで、必要量のクエン酸を用いてpHを4に調整しつつ、捺染した。
【0135】
次いで、捺染された絨毯を、染色液(液の絞り率は350%)1,000部あたり下記の成分:
式(102)の黄色染料1.26部、
式(101)の赤色染料0.62部、
式(103)の青色染料1.90部、
公知の工業用捺染元のり1.00部、
公知の工業用非イオン湿潤剤2.00部、
公知の工業用不凍液2.00部
を含有する染色液で、必要量のクエン酸を用いてpHを5.5に調整しつつ、浸染した。
【0136】
次いで、絨毯を、100℃で5分間、飽和蒸気で処理し、公知の方式で洗浄し、乾燥した。そうして得られた絨毯は、暗菫色の地色の上に、優れた堅牢度特性とともに優れた均染性が際立つ、着色された区域を有した。

Claims (3)

  1. 合成ポリアミド繊維材料の三色浸染または捺染の方法であって、式(1a)
    Figure 0004421174
    で示される少なくとも1種類の赤色の反応染料を、式(2)〜(4):
    Figure 0004421174
    で示される少なくとも1種類の黄色または橙色の反応染料と、式(5):
    Figure 0004421174
    で示される少なくとも1種類の青色の反応染料、
    〔式中、
    4、R6、R10、R15およびR16は、それぞれ互いに独立して、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
    5、R7、R13およびR14は、それぞれ互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノ、ウレイド、スルファモイル、ハロゲン、スルホまたはカルボキシルであり、
    8は、水素、スルホメチル、カルバモイルまたはシアノであり、
    9は、C1〜C4アルキルであり、
    11およびR12は、それぞれ互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、スルホまたはカルボキシルであり、
    Bは、1、2または3個の−O−で中断されていてもよく、かつ非置換またはヒドロキシもしくはスルファトで置換されたC2〜C6アルキレン基であるか、あるいはそれぞれ非置換またはC1〜C4アルキルで置換されたシクロヘキシレン基もしくはメチレンシクロヘキシレン基であるか、あるいはそれぞれ非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンもしくはスルホで置換されたフェニレンもしくはメチレンフェニレンメチレン基であり、
    kは、1、2または3の数であり、
    2、V3、V4およびV5は、それぞれ互いに独立して、式(6a)、(6b)、(6c)もしくは(6d)、または式(6e):
    Figure 0004421174
    で示される基であって、
    17およびR19は、それぞれ互いに独立して、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
    18は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホであり、
    Zは、基:−CH=CH2または−CH2−CH2−Yであり、Yは脱離基であり、
    mは、0、1または2の数であり、
    nは、0または1の数であり、そして
    Figure 0004421174
    (式中、R20は、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
    Xは、基:
    Figure 0004421174
    であり、Halは、臭素または塩素である)
    で示される基であり、
    ただし、式(1)の染料は、二つのスルホ基を有するものとする〕
    と一緒に用いることを特徴とする方法。
  2. 式(1b):
    Figure 0004421174
    〔式中、R1およびR17は、それぞれ互いに独立して、水素、あるいは非置換またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置換されたC1〜C4アルキルであり、
    Zは、基:−CH=CH2または−CH2−CH2−Yであり、Yは脱離基である〕
    で示される反応染料。
  3. 天然または合成ポリアミド繊維材料を浸染もしくは捺染するための請求項記載の式(1b)の反応染料の使用。
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