JPH09176504A - 反応性染料及びそれらを製造する方法 - Google Patents

反応性染料及びそれらを製造する方法

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JPH09176504A
JPH09176504A JP8309038A JP30903896A JPH09176504A JP H09176504 A JPH09176504 A JP H09176504A JP 8309038 A JP8309038 A JP 8309038A JP 30903896 A JP30903896 A JP 30903896A JP H09176504 A JPH09176504 A JP H09176504A
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group
hydrogen
reactive dye
alkyl
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JP8309038A
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Urs Lehmann
レーマン ウルス
Marcel Frick
フリック マルセル
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system
    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring
    • C09B62/4411Azo dyes
    • C09B62/4413Non-metallized monoazo dyes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒドロキシル基又は窒素含有繊維材料を染色
及び捺染するのに適している新規な反応性染料を提供す
ること。 【解決手段】 式(1): 【化41】 (式中、R1 は、水素又はC1 −C4 アルキル;R2
は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ウレイド、ハロゲ
ン又はスルホ;X1 は、フルオロ又はクロロ;V1 は、
例えば式:−NH−(CH2)2-3 −SO2 Z(Zは、
基:−CH=CH2 又は−CH2 −CH2 −Yであり、
Yは、脱離基)など;Dは、例えば式(3)基など)で
示される反応性染料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な反応性染
料、その製造方法及び繊維材料を染色又は捺染するため
のその用途に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】反応性
染料による染色実務は、得られる染色物の品質及び染色
方法の効率に対する要求が、近年、より厳しくなってい
る。したがって、特に実用性の点で、改善された特性を
有する新規な反応性染料への要求が、変わらずに存在し
ている。
【0003】浸染及び固着の程度が高く、特に非固着染
料を除くためにアルカリ後処理の必要のない反応性染料
が、現在染色のために必要とされている。更に、それら
は、良好な着色収率及び高い反応性を有すべきである。
これらの要求を、既知の染料ではすべての面において満
足させてはいない。
【0004】したがって、本発明は、繊維材料を染色及
び捺染するための、上述した品質を高度に有する、新規
で改善された反応性染料を見い出すことの目的に基づい
ている。特に、この新規な染料は、高い固着率と高い繊
維−結合安定性により特徴づけられるべきである。更
に、これらの新規な染料は、良好な全般的堅牢特性、例
えば光及び湿潤堅牢特性を有する染色物を製造すべきも
のである。
【0005】ここに記載した目的は、以下に定義する新
規な反応性染料で十分に達成されることが見い出されて
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
式(1):
【0007】
【化10】
【0008】(式中、R1 は、水素又は置換若しくは非
置換C1 −C4 アルキルであり、R2 は、水素、C1
4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アル
カノイルアミノ、ウレイド、ハロゲン又はスルホであ
り、X1 は、フルオロ又はクロロであり、V1 は、式
(2a)〜(2e):
【0009】
【化11】
【0010】(式中、Zは、基:−CH=CH2 又は−
CH2 −CH2 −Yであり、Yは、脱離基であり、X
は、基:−CH(Hal)−CH2 −Hal又は−C
(Hal)=CH2 であり、Halは、ハロゲンであ
り、そして式(2e)における基:−SO2 Zは、示さ
れている3−又は4−位で結合している)で示される基
のいずれかであり、そしてDは、式(3)若しくは
(4):
【0011】
【化12】
【0012】(上記式中、R3 及びR4 は、互いに独立
して、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ウレイド若しくは
ハロゲンである)で示される基、又は式(5):
【0013】
【化13】
【0014】(式中、R5 は、ヒドロキシル又はアミノ
であり、R6 は、メチル又はカルボキシルであり、そし
てR7 は、水素又はフェニル(これは、非置換である
か、又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、
2 −C4 アルカノイルアミノ、ウレイド、ハロゲン、
スルホ、β−ヒドロキシエチルスルホニル若しくは基:
−SO2 Z(ここで、Zは、上記と同義である)で置換
されている)の基である)で示される基であるが、但し
1 が、式(2a)又は(2e)の基であり、かつD
が、式(3)の基である場合には、R2 は、スルホでは
なく、そしてV1 が、式(2a)、(2b)、(2c)
又は(2e)の基であり、かつDが、式(5)の基であ
る場合には、R7 は、水素又はフェニルであり、そして
1 が、式(2d)の基であり、かつDが、式(5)の
基である場合には、式(1)の反応性染料は、2個を越
えないスルホ基を含む)で示される反応性染料に関す
る。
【0015】C1 −C4 アルキル基:R1 は、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec
−ブチル、tert−ブチル又はイソブチルである。言及し
たアルキル基は、非置換であるか、又は例えばヒドロキ
シル、スルホ若しくはスルファトで置換されていること
ができる。
【0016】好適には、R1 は、水素又はC1 −C4
ルキル(これは、非置換であるか、又はヒドロキシル、
スルホ若しくはスルファトで置換されている)であり、
特に水素又C1 −C4 アルキル、好適には水素である。
【0017】C1 −C4 アルキル:R2 、R3 及びR4
並びに基:R7 の可能な置換基は、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec −ブチル、
tert−ブチル又はイソブチル、特にメチルである。
【0018】C1 −C4 アルコキシ:R2 、R3 及びR
4 並びに基:R7 の可能な置換基は例えばメトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ又はイ
ソブトキシ、特にメトキシである。
【0019】ハロゲン:R2 、R3 及びR4 並びに基:
7 の可能な置換基は、フルオロ、クロロ又はブロモ、
特にクロロである。
【0020】C2 −C4 アルカノイルアミノ:R2 、R
3 及びR4 並びに基:R7 の可能な置換基は、特にアセ
チルアミノ又はプロピルアミノ、好適にはアセチルアミ
ノである。
【0021】Halは、好適にはクロロ、特にブロモで
ある。
【0022】脱離基:Yは、例えば−Cl、−Br、−
F、−OSO3 H、−SSO3 H、−OCO−CH3
−OPO32 、−OCO−C65 、−OSO2 −C
1 −C4 アルキル又は−OSO2 −N(C1 −C4 アル
キル)2である。好適には、Yは、式:−Cl、−OSO
3 H、−SSO3 H、−OCO−CH3 、−OCO−C
65 又は−OPO32 、特に−Cl、−OSO3
又は−OCO−CH3、特に好適には−Cl又は−OS
3 Hの基である。Yは、特別に好適には−OSO3
の基である。
【0023】R2 は、好適には水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ又はスルホである。
【0024】R3 及びR4 は、好適には互いに独立し
て、水素、C1 −C4 アルキル、C1−C4 アルコキシ
又はハロゲン、特に水素である。
【0025】R5 は、好適には水素である。
【0026】R6 は、好適にはメチルである。
【0027】X1 は、好適にはクロロである。
【0028】R7 は、好適には、水素又はフェニル(こ
れは、非置換であるか、又はC1 −C4 アルキル、C1
−C4 アルコキシ、ハロゲン、スルホ、β−ヒドロキシ
エチルスルホニル若しくは基:−SO2 Zで置換されて
いる)である。R7 は、特に好適には、水素又はフェニ
ル(これは、非置換であるか、又はハロゲン、スルホ、
β−ヒドロキシエチルスルホニル若しくは基:−SO2
Zで置換されている)である。R7 は、特別に好適に
は、水素又はフェニル(これは、非置換であるか、又は
ハロゲン若しくはスルホで置換されている)である。相
当するフェニル基は、特に非置換フェニルであり、ここ
で特に興味がある。
【0029】式(1)の反応性染料は、好適には1個又
は2個のスルホ基、特に1個のスルホ基を含む。
【0030】式(1)の好適な反応性染料は、R1 が、
水素又はC1 −C4 アルキル、特に水素であり、R3
びR4 が、水素であり、X1 が、クロロであり、Yが、
−Cl又は−OSO3 Hであり、そしてHalが、クロ
ロ又はブロモ、特にブロモであるそれらである。
【0031】式(2a)〜(2c)における基:−(C
2)2-3 −は、好適には式:−(CH2)2 −のそれらで
ある。
【0032】好適な基:V1 は、式(2a)、(2d)
又は(2e)、特に式(2d)又(2e)、好適には式
(2d)のそれらである。
【0033】好適な基:Dは、式(3)、特に式(5)
のそれらである。
【0034】式(3)好適の基:Dを含む特に好適な反
応性染料は、式(6a):
【0035】
【化14】
【0036】(式中、R2 は、水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ、ウレイド又はハロゲン、特に水素であり、X1
は、フルオロ又はクロロであり、そしてV1 は、上記と
同義であり、かつ好適なものも同義である)で示される
それらである。
【0037】式(3)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(6b):
【0038】
【化15】
【0039】(式中、R2 は、水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ、ウレイド又はハロゲン、特に水素であり、そして
1 は、上記と同義であり、かつ好適なものも同義であ
る)で示されるそれらである。
【0040】式(3)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(6c):
【0041】
【化16】
【0042】(式中、R2 は、水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ、ウレイド又はハロゲン、特に水素であり、そして
1 は、上記と同義であり、かつ好適なものも同義であ
る)で示されるそれらである。
【0043】式(6a)、(6b)及び(6c)の反応
性染料は、好適には2個又は3個、特に2個のスルホ基
を含む。
【0044】式(4)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(7a):
【0045】
【化17】
【0046】(式中、R2 は、水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ、ウレイド又はハロゲン、好適にはC1 −C4 アル
キル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイル
アミノ、ウレイド又はハロゲン、特にC2 −C4 アルカ
ノイルアミノであり、X1 は、フルオロ又は特にクロロ
であり、そしてV1 は、上記と同義であり、かつ好適な
ものも同義である)で示されるそれらである。
【0047】式(4)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(7b):
【0048】
【化18】
【0049】(式中、R2 は、水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ、ウレイド又はハロゲン、好適にはC1 −C4 アル
キル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイル
アミノ、ウレイド又はハロゲン、特にC2 −C4 アルカ
ノイルアミノであり、そしてV1 は、上記と同義であ
り、かつ好適なものも同義である)で示されるそれらで
ある。
【0050】式(4)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(7c):
【0051】
【化19】
【0052】(式中、R2 は、水素、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルア
ミノ、ウレイド又はハロゲン、好適にはC1 −C4 アル
キル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイル
アミノ、ウレイド又はハロゲン、特にC2 −C4 アルカ
ノイルアミノであり、そしてV1 は、上記と同義であ
り、かつ好適なものも同義である)で示されるそれらで
ある。
【0053】式(7a)〜(7c)の染料のフェニル環
に含まれるスルホ基は、好適にはアゾ架橋に関連して4
−位、特に3−位で結合している。
【0054】式(7a)、(7b)及び(7c)の反応
性染料は、1個又は2個、特に1個のみのスルホ基を含
む。
【0055】式(5)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(8a):
【0056】
【化20】
【0057】(式中、R5 は、アミノ又は特にヒドロキ
シルであり、R6 は、カルボキシル又は特にメチルであ
り、X1 は、フルオロ又は特にクロロであり、そしてV
1 は、式(2a)、(2b)、(2c)又は(2e)の
基、特に式(2b)、(2c)又は(2e)の基、好適
には式(2b)又は(2e)の基である)で示されるそ
れらである。
【0058】式(5)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(8b):
【0059】
【化21】
【0060】(式中、R5 は、アミノ又は特にヒドロキ
シルであり、そしてV1 は、式(2a)、(2b)、
(2c)又は(2e)の基、特に式(2b)、(2c)
又は(2e)の基、好適には式(2b)又は(2e)の
基である)で示されるそれらである。
【0061】式(5)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、式(8c):
【0062】
【化22】
【0063】(式中、R5 は、アミノ又は特にヒドロキ
シルであり、そしてV1 は、式(2a)、(2b)、
(2c)又は(2e)の基、特に式(2b)、(2c)
又は(2e)の基、好適には式(2b)又は(2e)の
基である)で示されるそれらである。
【0064】式(8a)、(8b)及び(8c)の反応
性染料は、1個又は2個、特に2個のスルホ基を含む。
【0065】式(5)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、更に式(8d):
【0066】
【化23】
【0067】(式中、R5 、R6 、R7 、X1 及びX2
は、上記と同義であり、かつ好適なものも同義である)
で示されるそれらであり、式(8d)の反応性染料は、
1個又は2個、特に2個のスルホ基を含む。
【0068】式(5)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、更に式(8e):
【0069】
【化24】
【0070】(式中、R5 、R7 及びXは、上記と同義
であり、かつ好適なものも同義である)で示されるそれ
らであり、式(8e)の反応性染料は、1個又は2個、
特に2個のスルホ基を含む。
【0071】式(5)の基:Dを含む特に好適な反応性
染料は、更に式(8f):
【0072】
【化25】
【0073】(式中、R5 、R7 及びXは、上記と同義
であり、かつ好適なものも同義である)で示されるそれ
らであり、式(8f)の反応性染料は、1個又は2個、
特に2個のスルホ基を含む。
【0074】したがって、本発明は、式(1)の反応性
染料を製造する方法であって、式(9)及び(10):
【0075】
【化26】
【0076】(式中、R1 、R2 及びV1 は、上記式
(1)と同義である)で示される化合物を、シアヌル酸
ハライドと反応させ、適切ならば、続いて転換反応を行
うことを含む方法に関する。
【0077】それぞれの上述の工程は、異なる順序で、
適切ならば同時に行うこともできるので、種々の変法が
可能である。一般的に、この反応は、順次に行われ、そ
れぞれの反応要素の間の単反応の順序は、好都合には特
定の条件に従い行われる。したがって、例えば式(9)
の化合物は、シアヌル酸クロリド又はシアヌル酸フルオ
リドと反応させ、次いで得られた生成物は式(10)の
化合物との縮合反応に付される。更に、例えば式(1
0)の化合物は、シアヌル酸クロリド又はシアヌル酸フ
ルオリドと反応させることができ、次いで得られた生成
物を式(9)の化合物との縮合反応に付すことができ
る。
【0078】それぞれの縮合反応は、例えばそれ自体公
知の方法、一般的に水性溶液中で、例えば0〜50℃、
特に0〜10℃の温度、かつ例えば3〜10、特に3〜
8のpHで行われる。
【0079】更に、合成した後、転換反応、例えば脱離
反応を行うことができる。例えば、スルファトエチルス
ルホニル基又はα,β−ジハロプロピオニルアミノ基を
含む式(1)の反応性染料は、塩基、例えば水酸化ナト
リウムで処理することができ、スルファトエチルスルホ
ニル基は、ビニルスルホニル基へ転換され、α,β−ジ
ハロプロピオニルアミノ基は、α−ハロアクリロイルア
ミノ基へ転換される。
【0080】式(9)及び(10)の化合物は、既知で
あり、既知化合物と類似に製造することができる。
【0081】本発明の式(1)の反応性染料は、遊離の
酸の形態、又は特にその塩の形態のいずれかで存在する
ことができる。塩は、例えばアルカリ金属、アルカリ土
類金属若しくはアンモニウム塩、又は有機アミンの塩で
ある。例は、ナトリウム、リチウム、カリウム若しくは
アンモニウム塩、又はモノ−、ジ−若しくはトリエタノ
ールアミンの塩である。
【0082】本発明の式(1)の反応性染料は、広い範
囲で変化する材料、例えばヒドロキシル基若しくは窒素
含有繊維材料を染色又は捺染するために適切である。例
は、絹、皮革、羊毛、ポリアミド繊維及びポリウレタ
ン、並びにあらゆる形態のセルロース性繊維材料であ
る。そのようなセルロース性繊維材料は、例えば天然の
セルロース性繊維、例えば木綿、リネン及び大麻、並び
にセルロース及び再生セルロースである。
【0083】天然ポリアミド繊維材料、例えば羊毛及び
合成ポリアミド繊維材料、例えばポリアミド6又はポリ
アミド66の染色又は捺染が、好ましい。本発明の反応
性染料は、更に、配合織物材料又は羊毛と合成ポリアミ
ド配合紡糸の染色又は捺染に適切である。天然ポリアミ
ド繊維、特に羊毛の、染色又は捺染が、特に好適であ
る。
【0084】上述の繊維材料は、ここで加工の広い範囲
の形態、例えば繊維、紡糸、織生地、編み生地、及び特
に絨緞の形態であることができる。
【0085】本発明の反応性染料は、種々の方法で、特
に水性染料溶液及び捺染糊料の形態で繊維材料に適用及
び繊維に固着することができ、特に浸染法による染色が
好ましい。
【0086】本発明の反応性染料は、高い反応性、良好
な固着能力、及び良好な吸尽能力により特徴づけられ
る。本発明の反応性染料は、捺染、特に窒素含有繊維の
捺染に特に適切である。更に、本発明の反応性染料は、
他の染料と容易に組み合わせることができる。
【0087】本発明の染料で調製した染色物及び捺染物
は、良好な光堅牢性及び良好な湿潤堅牢性、例えば洗
濯、海水、交差染色及び発汗に対する堅牢性を有する。
繊維及び表面で均一性を有する染色物を得ることができ
る。
【0088】以下の実施例において、部は重量部であ
る。温度は、摂氏度である。重量による部は、立方セン
チメーターに対するグラムのように、容量による部に同
様に関連している。
【0089】
【実施例】
実施例1. (a) 遊離の酸の形態での式(101):
【0090】
【化27】
【0091】の化合物10部を、水100部中で攪拌
し、Na2 HPO4 ・12H2 Oの0.35部を添加し
てpHを6とし、この混合物を0℃の温度まで冷却し
た。アセトン50部中のシヌル酸クロリド4.85部の
溶液を、懸濁液に15分かけて滴下により加え、水酸化
ナトリウム水溶液を添加してpH3の値に維持した。続い
て、混合物を0〜2℃の温度、かつpH3で1時間攪拌し
た。塩化ナトリウムを添加した後、混合物を更に攪拌
し、生成物を濾別し、10%水酸化ナトリウム水溶液で
濯ぎ、圧縮した。遊離の酸の形態での式(102):
【0092】
【化28】
【0093】で示される化合物を含む湿潤圧縮ケーキを
得た。
【0094】(b)遊離の酸の形態での式(103):
【0095】
【化29】
【0096】の化合物8.8部を、水100部及び1N
水酸化ナトリウム溶液11.1部中にpH5.5で溶解し
た。続いて、この溶液を、氷−水100部中の(a)に
より得られた湿潤圧縮ケーキ60部を含む冷懸濁液に0
〜5℃で45分かけて滴下により加えた。添加の間、水
性炭酸水素ナトリウム溶液の添加によりpHを5.8〜
6に維持した。続いて、混合物を室温、かつpH5.8〜
6で90分攪拌した。染料を濾別し、10%水酸化ナト
リウム水溶液で濯ぎ、30〜35℃の温度で乾燥した。
遊離の酸の形態での式(104):
【0097】
【化30】
【0098】の化合物を得た。式(104)の染料は、
羊毛及び合成ポリアミド繊維材料を赤色の色調に染色し
た。
【0099】実施例2〜11:実施例1の処方に従い、
表1の欄3に示された色調に羊毛及び合成ポリアミド繊
維材料を染色する、遊離の酸の形態で表1の欄2に示さ
れた染料を得ることができた。表1に示された染料が、
式:−NH−CO−CH−BR−CH2 Br又は−CO
−NH−(CH2)2 −SO2 −CH2 CH2 Clを含ま
ないならば、最初の縮合反応はpH約6かつ約10〜30
℃の温度で行われた。
【0100】
【表1】
【0101】
【表2】
【0102】実施例12: (a)シアヌル酸クロリド3.7部を、水18部、氷3
8部及びNa2 HPO4・12H2 Oの0.02部の混
合物中に0〜2℃で45分かけて懸濁した。得られた懸
濁液に、式(103)化合物8.8部、水100部及び
1N 水酸化ナトリウム水溶液11.5部の溶液を30分
かけて滴下により加え、水酸化ナトリウム水溶液を添加
してpH3の値に維持した。続いて、混合物を0〜2℃の
温度、かつpH3で1時間攪拌した。遊離の酸の形態の式
(105):
【0103】
【化31】
【0104】を含む溶液を得た。
【0105】(b)遊離の酸の形態での式(106):
【0106】
【化32】
【0107】の化合物9.7部を、水20部及びアセト
ン60部中に溶解した。続いて、このようにして得た溶
液を、0〜5℃に冷却されている(a)により得られた
溶液に45分かけて滴下により加えた。添加の間、10
%炭酸水素ナトリウム水溶液の添加によりpHを5.8〜
6に維持した。続いて、混合物を室温、かつpH5.8〜
6で6夜攪拌した。塩化カリウムを加えた後、混合物を
30分間攪拌し、染料を濾別し、塩化カリウム水溶液で
洗浄し、30〜35℃の温度で乾燥した。遊離の酸の形
態での式(107):
【0108】
【化33】
【0109】の化合物である染料を得た。式(107)
の染料は、羊毛及び合成ポリアミド繊維材料を赤色の色
調に染色した。
【0110】実施例13〜22:実施例12の処方に従
い、表2の欄3に示された色調に羊毛及び合成ポリアミ
ド繊維材料を染色する、遊離の酸の形態で表2の欄2に
示された染料を得ることができた。
【0111】
【表3】
【0112】
【表4】
【0113】
【表5】
【0114】実施例23: (a)シアヌル酸クロリド36.8部を、氷250部、
水150部及びNa2 HPO4 ・12H2 Oの0.2部
の混合物中に8℃、かつpHH約6で懸濁した。水150
部中の式(108):
【0115】
【化34】
【0116】の化合物45.3部の溶液を、1.5時間
かけて導入し、10%炭酸水素ナトリウム水溶液の添加
によりpHを6.4に維持した。混合物を0〜2℃かつ
pH6で1時間攪拌した。続いて、8〜10℃、かつpH
6.4で4時間攪拌した。濾過し、乾燥した後に、式
(109):
【0117】
【化35】
【0118】の化合物を得た。
【0119】(b)(a)に従い上記のようにして得ら
れた式(109)の化合物22部を氷100部中に10
℃の温度、かつpH2.3で懸濁した。式(110):
【0120】
【化36】
【0121】の化合物10.2部、水100部及び2N
水酸化ナトリウム水溶液26部の溶液を15分かけて加
え、温度を35〜40℃に維持し、10%炭酸水素ナト
リウム水溶液の添加によりpHを約7に維持した。反応
混合物をこの条件下で6時間攪拌した。塩酸(16%)
によりpHを1〜1.2とした。塩化ナトリウムを添加
した後、生成物を濾別し、塩化ナトリウム水溶液で洗浄
した。遊離の酸の形態の式(111):
【0122】
【化37】
【0123】を含む湿潤圧縮ケーキを得た。
【0124】(c)(b)で記載したようにして得られ
た湿潤圧縮ケーキ17.5部を、水175部中に0〜2
℃の温度で懸濁、塩酸(32%)によりpHを1とし
た。ジアゾ化は、4N 亜硝酸ナトリウム水溶液の添加に
より、5〜10℃の温度で90分かけて行い、過剰の亜
硝酸塩は、スファミン酸の添加により分解した。
【0125】(d)カップリング成分の懸濁液を調製す
るために、式(112):
【0126】
【化38】
【0127】の化合物4.9部を、水50部及び15%
水酸化ナトリウム水溶液に室温かつpH7.5〜8で溶解
した。次いで、酢酸でpHを3.5とし、混合物を0〜
5℃の温度に冷却した。(c)により得られたジアゾ成
分の懸濁液を、この混合物に30分かけて加えた。この
間、飽和酢酸ナトリウム水溶液でpHを3.5の値に維
持した。次いで、混合物をpH3.5、かつ0〜5℃の温
度で2.5時間攪拌した。塩化ナトリウムを添加した
後、混合物を一夜攪拌し、染料を濾別し、乾燥した。遊
離の酸の形態の式(113):
【0128】
【化39】
【0129】の染料を得た。式(113)の染料は、羊
毛及び合成ポリアミド繊維材料を赤色の色調に染色し
た。
【0130】実施例24〜43:実施例23の処方に従
い、表3の欄3に示された色調に羊毛及び合成ポリアミ
ド繊維材料を染色する、遊離の酸の形態で表3の欄2に
示された染料を得ることができた。式:−NH−CO−
CHBr−CH2 Brを含む染料の場合には、最初の縮
合反応はpH約3、約0〜5℃の温度で行われた。式:−
SO2 −CH2 CH2 −OSO3 Hを含む染料の場合に
は、最初の縮合反応はpH約6、かつ約10〜30℃の温
度で行われた。
【0131】
【表6】
【0132】
【表7】
【0133】
【表8】
【0134】
【表9】
【0135】
【表10】
【0136】
【表11】
【0137】実施例44:実施例1により得られた染料
9.8部を、水100部中、60〜70℃の温度で攪拌
した。1N 水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpHを7
の値に維持し、アクリル化をこの条件下で全部で135
分で行った。次いで、この混合物を室温まで冷却し、塩
化カリウムを加えた後30分攪拌し、得られた染料を濾
別し、塩化カリウム水溶液で濯ぎ、30℃の温度で乾燥
した。遊離の酸の形態の式(114):
【0138】
【化40】
【0139】の化合物を得た。式(114)の染料は、
羊毛及び合成ポリアミド繊維材料を赤色の色調に染色し
た。
【0140】実施例45〜80:実施例44の処方に従
い、表4の欄3に示された色調に羊毛及び合成ポリアミ
ド繊維材料を染色する、遊離の酸の形態で表4の欄2に
示された染料を得ることができた。染料が、式:−NH
−CO−CHBr=CH2 の基を有しない場合には、ビ
ニル化は、pH約8〜10かつ約25℃の温度で行われ
た。
【0141】
【表12】
【0142】
【表13】
【0143】
【表14】
【0144】
【表15】
【0145】
【表16】
【0146】
【表17】
【0147】
【表18】
【0148】
【表19】
【0149】
【表20】
【0150】上記に得た染料の吸収極大値を表5に示し
た。
【0151】
【表21】
【0152】浸染の処方 実施例1に従って得られた染料0.1部を水200部に
溶解し、硫酸ナトリウム0.5部、均染助剤(高級脂肪
族アミンとエチレンオキシドの縮合生成物に基づく)
0.1部及び酢酸ナトリウム0.5部を加えた。酢酸
(80%)でpHを5.5の値とした。この染浴を50
℃で10分間加熱し、羊毛織物10部を導入した。この
染浴を50分かけて100℃の温度まで加熱し、この温
度で60分間染色した。その後、染浴を90℃の温度ま
で冷却するにまかせ、染色製品を取り除いた。この羊毛
織物を熱及び冷水で洗浄し、回転し、乾燥した。良好な
光及び湿潤堅牢性を有し、かつ良好な均染性を有する赤
色染色物を得た。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、 R1 は、水素又は置換若しくは非置換C1 −C4 アルキ
    ルであり、 R2 は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコ
    キシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ウレイド、ハロ
    ゲン又はスルホであり、 X1 は、フルオロ又はクロロであり、 V1 は、式(2a)〜(2e): 【化2】 (式中、 Zは、基:−CH=CH2 又は−CH2 −CH2 −Yで
    あり、Yは、脱離基であり、 Xは、基:−CH(Hal)−CH2 −Hal又は−C
    (Hal)=CH2 であり、Halは、ハロゲンであ
    り、そして式(2e)における基:−SO2 Zは、示さ
    れている3−又は4−位で結合している)で示される基
    のいずれかであり、そしてDは、式(3)若しくは
    (4): 【化3】 (上記式中、 R3 及びR4 は、互いに独立して、水素、C1 −C4
    ルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイ
    ルアミノ、ウレイド若しくはハロゲンである)で示され
    る基、又は式(5): 【化4】 (式中、 R5 は、ヒドロキシル又はアミノであり、 R6 は、メチル又はカルボキシルであり、そしてR7
    は、水素又はフェニル(これは、非置換であるか、又は
    1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C
    4 アルカノイルアミノ、ウレイド、ハロゲン、スルホ、
    β−ヒドロキシエチルスルホニル若しくは基:−SO2
    Z(ここで、Zは、上記と同義である)で置換されてい
    る)の基である)で示される基であるが、但しV1 が、
    式(2a)又は(2e)の基であり、かつDが、式
    (3)の基である場合には、R2 は、スルホではなく、
    そしてV1 が、式(2a)、(2b)、(2c)又は
    (2e)の基であり、かつDが、式(5)の基である場
    合には、R7 は、水素又はフェニルであり、そしてV1
    が、式(2d)の基であり、かつDが、式(5)の基で
    ある場合には、式(1)の反応性染料は、2個を越えな
    いスルホ基を含む)で示される反応性染料。
  2. 【請求項2】 R1 が、水素又はC1 −C4 アルキル
    (これは、非置換であるか、又はヒドロキシル、スルホ
    若しくはスルファトで置換されている)である、請求項
    1記載の反応性染料。
  3. 【請求項3】 R1 が、水素又はC1 −C4 アルキル、
    特に水素である、請求項1又は2記載の反応性染料。
  4. 【請求項4】 R3 及びR4 が、水素である、請求項1
    〜3のいずれか1項記載の反応性染料。
  5. 【請求項5】 X1 が、クロロである、請求項1〜4の
    いずれか1項記載の反応性染料。
  6. 【請求項6】 Yが、−Cl又は−OSO3 Hである、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の反応性染料。
  7. 【請求項7】 Halが、クロロ又はブロモ、特にブロ
    モである、請求項1〜6のいずれか1項記載の反応性染
    料。
  8. 【請求項8】 式(6b): 【化5】 (式中、 R2 は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコ
    キシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ウレイド又はハ
    ロゲン、特に水素であり、そしてV1 は、請求項1と同
    義である)で示される、請求項1記載の反応性染料。
  9. 【請求項9】 式(7b): 【化6】 (式中、 R2 は、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、
    2 −C4 アルカノイルアミノ、ウレイド又はハロゲ
    ン、特にC2 −C4 アルカノイルアミノであり、そして
    1 は、請求項1と同義である)で示される、請求項1
    記載の反応性染料。
  10. 【請求項10】 式(8b): 【化7】 (式中、 R5 は、請求項1と同義であり、そしてV1 は、式(2
    a)、(2b)、(2c)又は(2e)の基である)で
    示される、請求項1記載の反応性染料。
  11. 【請求項11】 式(8e): 【化8】 (式中、 R5 、R7 及びXは、請求項1と同義である)で示さ
    れ、1個又は2個のスルホ基を含む、請求項1記載の反
    応性染料。
  12. 【請求項12】 V1 が、式(2c)、(2d)又は
    (2e)の基である、請求項1〜9のいずれか1項記載
    の反応性染料。
  13. 【請求項13】 V1 が、式(2d)又は(2e)の
    基、特に式(2d)の基である、請求項1〜9のいずれ
    か1項記載の反応性染料。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の反応性染料を製造する
    方法であって、式(9)及び(10): 【化9】 (上記式中、 R1 、R2 及びV1 は、請求項1と同義である)で示さ
    れる化合物を、シアヌル酸クロリド又はシアヌル酸フル
    オリドと反応させ、次いで、適切ならば、続いて転換反
    応を行うことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 ヒドロキシル基含有若しくは窒素含有
    繊維材料を染色又は捺染するための、請求項1〜13の
    いずれか1項記載の反応性染料又は請求項14記載の方
    法で得られる反応性染料。
  16. 【請求項16】 ヒドロキシル基含有若しくは窒素含有
    繊維材料が、天然又は合成ポリアミドある、請求項15
    記載の染料。
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