JP4413829B2 - 現像処理装置及び現像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は,基板の現像処理装置及び現像処理方法に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では,例えば所定パターンに露光されたウェハを現像する現像処理が行われている。この現像処理は,通常現像処理装置で行われ,この現像処理装置では,例えばウェハWをスピンチャックにより回転させ,当該ウェハ上に現像液供給ノズルから現像液を供給し,ウェハ表面上に現像液の液膜を形成することにより,ウェハの現像が行われている。
しかしながら,上述した現像処理装置では,ウェハを回転させる必要があることから,スピンチャックに高トルクの回転モータを用いる必要があった。このため,モータのための広いスペースが必要になり,現像処理装置が大型化していた。またモータを回転させるための電力消費量が多く,ランニングコストも増大していた。
そこで,ウェハを回転させない,いわゆるスピンレスの現像処理装置を用いることが提案できる。現在,複数のローラによるコロ搬送式のコンベアによりウェハを搬送し,ウェハを現像液供給ノズルの下を通過させることにより,ウェハを現像するものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2001−87721号公報
しかしながら,ウェハをコロ搬送により搬送し,ウェハを現像する現像処理装置の場合には,例えば現像液で汚れたウェハの下面にローラが接触する。このため,ローラが汚れ,その汚れがウェハの別の部分や他のウェハに付着し,汚れが拡散され,パーティクルの発生源が広がる。こうなると,パーティクルが大量に発生し,例えば現像される前にウェハが汚染され,現像欠陥を招く。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,基板を回転させない現像処理装置において,パーティクルの発生を抑制することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は,基板の現像処理装置であって,処理容器内に,処理容器の外部との間で基板の受け渡しが行われる基板受け渡し部と,基板の現像が行われる現像処理部とを並べて備え,前記処理容器内には,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間を,基板の外側面を両側から把持した状態で基板を搬送する搬送機構が設けられ,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間であって,前記搬送機構による基板の搬送路の上方には,基板に現像液を供給する現像液供給ノズルと,基板に気体を吹き付ける気体吹出しノズルが設けられ,前記現像処理部には,基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば,基板の外側面を把持した状態で基板が搬送されるので,従来のように汚れが広がることがなく,処理容器内のパーティクルの発生を抑制できる。この結果,現像処理装置で処理される基板の現像欠陥を減少できる。
前記洗浄液供給ノズルは,前記搬送機構による基板の搬送方向に対して直角方向に水平移動しながら基板に洗浄液を供給できるようにしてもよい。
前記洗浄液供給ノズルは,基板の上面に洗浄液を供給する上部ノズルと,基板の下面に洗浄液を供給する下部ノズルを,前記現像処理部内の基板を挟むようにして備え,前記上部ノズルと前記下部ノズルは,前記基板の搬送方向の基板の一端部から他端部にわたり洗浄液を吐出できてもよい。
前記洗浄液供給ノズルは,前記現像処理部内の基板の上面と,当該基板の前記基板受け渡し部と反対の側面と,前記基板の下面とを囲む略U字型に形成されていてもよい。
前記基板受け渡し部と前記現像処理部の間であって,前記基板の搬送路の上方には,ノズル保持部が設けられ,前記ノズル保持部には,前記基板受け渡し部から前記現像処理部に向かって,前記気体吹出しノズル,前記現像液供給ノズルがこの順に並べて設けられていてもよい。
前記基板の搬送路の下方側にも,気体吹出しノズルが設けられていてもよい。
別の観点による本発明は,基板の現像処理装置であって,処理容器内に,処理容器の外部との間で基板の受け渡しが行われる基板受け渡し部と,基板の現像が行われる現像処理部とを並べて備え,前記処理容器内には,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間を,基板の外側面を両側から把持した状態で基板を搬送する搬送機構が設けられ,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間であって,前記搬送機構による基板の搬送路の上方には,基板に現像液を供給する現像液供給ノズルと,基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと,基板に気体を吹き付ける気体吹出しノズルが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば,基板の外側面を把持した状態で基板が搬送されるので,従来のように汚れが広がることがなく,処理容器内のパーティクルの発生を抑制できる。この結果,現像処理装置で処理される基板の現像欠陥を減少できる。
前記基板受け渡し部と前記現像処理部の間であって,前記基板の搬送路の上方には,ノズル保持部が設けられ,前記ノズル保持部には,前記基板受け渡し部から前記現像処理部に向かって,前記気体吹出しノズル,前記洗浄液供給ノズル,前記現像液供給ノズルがこの順に並べて設けられていてもよい。
前記基板の搬送路の下方にも洗浄液供給ノズルが設けられていてもよく,また,気体吹出しノズルが設けられていてもよい。
前記基板受け渡し部と前記現像処理部の間であって,前記基板の搬送路の下方には,ノズル保持部が設けられ,前記基板の搬送路の下方のノズル保持部には,前記基板受け渡し部から前記現像処理部に向かって,前記気体吹出しノズル,前記洗浄液供給ノズルがこの順に並べて設けられていてもよい。
前記現像処理装置は,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間にエアカーテンを形成するエア供給部を備えていてもよい。
前記気体吹出しノズルは,前記エア供給部を共用していてもよい。
前記処理容器には,前記基板受け渡し部側に給気口を形成され,前記現像処理部側に排気口が形成されていてもよい。
前記基板受け渡し部には,基板を支持する支持部材が設けられ,前記搬送機構は,前記支持部材上の基板の外側面を把持できてもよい。
前記搬送機構は,基板の搬送方向に対し直角方向の基板の両側面を把持する把持部材と,当該把持部材を支持して前記直角方向に移動させる移動部材を備え,前記把持部材と前記移動部材との間には,弾性体が介在されていてもよい。
把持する基板の反対側に位置する前記把持部材の後方側には,前記移動部材に固定された固定部材が設けられ,前記固定部材と前記把持部材とは,弾性体を介して接続されていてもよい。
前記把持部材における基板の外側面との接触端面は,側面から見て内側に凹むように湾曲していてもよい。
別の観点による本発明によれば,請求項7〜11のいずれかに記載の現像処理装置を用いた現像処理方法であって,基板受け渡し部の基板の外側面を前記搬送機構により把持する工程と,現像液供給ノズルから現像液を吐出した状態で,基板受け渡し部の基板を前記搬送機構によって現像処理部に搬送し,前記基板上に現像液の液膜を形成する工程と,前記現像処理部において基板を静止現像する工程と,洗浄液供給ノズルから洗浄液を吐出した状態で,前記現像処理部と前記基板受け渡し部との間で基板を前記搬送機構により往復させ,前記基板上に洗浄液の液膜を形成する工程と,気体吹出しノズルから気体を吹き出した状態で,前記現像処理部の基板を前記搬送機構により前記基板受け渡し部に搬送して,基板上の洗浄液を除去する工程と,を有することを特徴とする現像処理方法が提供される。
本発明によれば,スピンレスの現像処理装置が実現され,現像処理装置の大幅な小型化が図れる上,パーティクルの発生を著しく減少できるので,現像欠陥のない適正な現像を行い,歩留まりを向上できる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる現像処理装置1の構成の概略を示す縦断面の説明図である。図2は,現像処理装置1の構成の概略を示す横断面の説明図である。
現像処理装置1は,例えば図1に示すように閉鎖可能な処理容器10を備えている。処理容器10は,外形がX方向(図1の左右方向)に長い略直方体形状に形成されている。処理容器10には,外部との間でウェハWの受け渡しを行うための受け渡し部11と,ウェハWを現像処理する現像処理部12がX方向に並べて設けられている。また,処理容器10には,図2に示すように受け渡し部11と現像処理部12との間で,ウェハWの外側面を把持した状態でウェハWを搬送する搬送機構13が設けられている。
図1に示すように例えば処理容器10のX方向負方向(図1の左方向)側の側壁面には,処理容器10の外部との間でウェハWを搬入出するための搬送口20が形成されている。搬送口20には,シャッタ21が設けられており,処理容器20内の雰囲気を外部から遮断することができる。
受け渡し部11には,ウェハWを水平に支持するための複数の支持部材としての支持ピン22が設けられている。支持ピン22は,例えばシリンダなどの昇降駆動部23により上下方向に昇降でき,ウェハWを所定の高さで支持できる。
図2に示すように処理容器10内のY方向(図2の上下方向)の両端付近には,受け渡し部11から現像処理部12にわたってX方向に延伸する第1のガイドレール31がそれぞれ形成されている。第1のガイドレール31上には,図1及び図3に示すようにレール31上を移動するガイド部である第1のスライダ32が設けられている。第1のスライダ32は,モータなどの駆動源を備え,第1のガイドレール31に沿ってX方向に移動できる。第1のスライダ32上には,図3に示すようにY方向の延伸する第2のガイドレール33が形成されている。第2のガイドレール33には,移動部材としての第2のスライダ34が設けられている。第2のスライダ34は,モータなどの駆動源を備え,第2のガイドレール33に沿ってY方向に移動できる。
第2のスライダ34の上部には,ウェハWの外側面を把持する把持部材としての把持アーム35が取り付けられている。把持アーム35は,少なくともウェハWの厚みよりも厚い板形状に形成され,図2に示すように第2のスライダ34から処理容器10のY方向の中心に向かって長い略長方形に形成されている。
図4に示すように把持アーム35でウェハWと接触する先端面35aは,側面から見て内側に凹んで湾曲している。把持アーム35の先端面35aとウェハWの外側面が接触した際に,ウェハWの高さと把持アーム35との高さが多少ずれている場合であっても,先端面35aの凹みにより,ウェハWを把持アーム35の厚み方向の中心に誘導できる。なお,先端面35aの形状は,側面から見て内側に三角形状に凹んでいてもよい。
把持アーム35の先端面35aは,図2に示すように平面から見てウェハWの外側面の形状に合わせて湾曲形状に形成されている。先端面35aは,ウェハWよりも僅かに曲率半径が大きくなるように形成されている。これにより,把持アーム35とウェハWとがX方向にずれている場合にも,先端面35aの湾曲により,ウェハWを把持アーム35の幅方向(X方向)の中心に誘導できる。
図3に示すように第2のスライダ34と把持アーム35との間には,垂直方向に立てられた複数の弾性体としてのばね36が介在されている。このばね36により,把持アーム35がウェハWを把持したときの衝撃を吸収できる。
把持アーム35の後方側の第2のスライダ34上には,板状の固定部材37が垂直方向に立てられている。把持アーム35の後端面と固定部材37は,Y方向に向けられた弾性体としてのばね38によって接続されている。このばね38により,把持アーム35がウェハWを把持する際の接触圧力を維持できる。
本実施の形態において,搬送機構13は,上述の第1のガイドレール31,第1のスライダ32,第2のガイドレール33,第2のスライダ34,把持アーム35,ばね36,固定部材37及びばね38により構成されている。この搬送機構13は,第2のスライダ34により把持アーム35をY方向に移動し,支持ピン22上に載置されたウェハWを両側から把持し,その状態で第1のスライダ32により把持アーム35をX方向に移動できる。これによって,ウェハWの外側面を把持した状態で,受け渡し部11と現像処理部12との間でウェハWを水平方向に搬送できる。なお,搬送機構13の動作は,図2に示す現像処理装置1の制御部Cに制御されている。
図1に示すように処理容器10内の受け渡し部11と現像処理部12との間には,二つのノズル保持部40,41が設けられている。ノズル保持部40,41は,処理容器10の天井面と底面の上下に互いに対向するように配置されている。ノズル保持部40,41は,上記搬送機構13によるウェハWの搬送路を挟むように配置されている。
ノズル保持部40,41は,例えば図5に示すようにY方向に向けて,少なくともウェハWの直径より長い略直方体形状に形成されている。ノズル保持部40,41は,図2に示すように平面から見て処理容器10のY方向の両側の2つの第1のガイドレール31の間に形成され,ノズル保持部40,41によって,受け渡し部11と現像処理部12の雰囲気がおよそ隔離されている。
例えばノズル保持部40は,図1に示すように処理容器10の天井面に取り付けられている。ノズル保持部40の下端面は,水平に形成され,現像液供給ノズル50と,気体吹出しノズル及びエア供給部としてのエア吹出しノズル51がX方向に並設されている。例えば現像液供給ノズル50が現像処理部12側に配置され,エア吹出しノズル51が受け渡し部11側に配置されている。
現像液供給ノズル50は,図5に示すようにノズル保持部40の長手方向(Y方向)の両端部にわたり形成されている。現像液供給ノズル50には,丸穴の複数の吐出口50aが長手方向に沿って一列に並べて形成されている。
例えば図1に示すようにノズル保持部40には,現像液供給源60に連通する現像液供給管61が接続されている。ノズル保持部40の内部には,現像液を流す流路が形成されており,現像液供給管61を通じてノズル保持部40内に供給された現像液を,現像液供給ノズル50の吐出口50aから吐出できる。ノズル保持部40の下方をX方向にウェハWを通過させながら,現像液供給ノズル50からウェハWに現像液を吐出することにより,ウェハWの表面に現像液を供給することができる。
エア吹出しノズル51は,図5に示すようにノズル保持部40の長手方向の両端部にわたり形成されている。エア吹出しノズル51には,スリット状の吹出し口51aが長手方向に沿って形成されている。例えば図1に示すようにノズル保持部40には,エア供給源62に連通するエア供給管63が接続されている。例えばノズル保持部40の内部には,エアを通過させる通気路が形成されている。エア供給管63を通じてノズル保持部40に供給されたエアは,ノズル保持部40を通じて,エア吹出しノズル51の吹出し口51aから噴出される。ノズル保持部40の下方をX方向に通過するウェハWに対して,エア吹出しノズル51からエアを吹き出すことにより,エアナイフを形成し,ウェハW上の液体を除去しウェハWを乾燥せることができる。なお,例えばエア供給源62には,エアの供給量を調整する調整機構が設けられており,例えば制御部Cの制御により,エア吹出しノズル51からのエアの吹き出し量を任意に調整できる。
ノズル保持部41は,処理容器10の底面に取り付けられている。ノズル保持部41の上端面は,水平に形成され,その上端面には,エア吹出しノズル70が設けられている。エア吹出しノズル70は,上記ノズル保持部40のエア吹出しノズル51と対向するように配置されている。エア吹出しノズル70は,エア吹出しノズル51と同様の構成を有し,エア供給源71からエア供給管72を通じて供給されたエアをエア吹出しノズル70の吹出し口から噴出できる。ノズル保持部41の上方を通過するウェハWに対して,エア吹出しノズル70からエアを吹き出すことにより,エアナイフを形成し,ウェハWの下面の液体を除去することができる。また,ウェハWに対し上下からエアを吹き付けることにより,ウェハWの上下面にかかる圧力を同程度に維持できる。これにより,ウェハWの上面の液体を除去するために,上方からウェハWの上面に高圧力のエアが吹き付けられた場合にも,ウェハWが把持アーム35から外れて落下することを防止できる。
現像処理部12には,洗浄液供給ノズル80が配置されている。洗浄液供給ノズル80は,X方向負方向側を開口部とする略U型状に形成されている。つまり洗浄液供給ノズル80は,図1及び図6に示すようにウェハWの上方に位置しX方向に沿った細長の上部ノズル80aと,ウェハWの下方に位置しX方向に沿った細長の下部ノズル80bと,ウェハWのX方向正方向側の側方に位置し上部ノズル80aの端部と下部ノズル80bの端部を接続する垂直接続部80cにより構成されている。
上部ノズル80aは,例えば図1に示すようにウェハWの直径よりも長く形成されている。上部ノズル80aの下面には,図6に示すように長手方向に沿って複数の吐出口80dが一列に並べて形成されている。下部ノズル80bは,上部ノズル80aに対向配置されている。下部ノズル80bは,上部ノズル80aと同様に,ウェハWの直径よりも長く形成され,その上面に複数の吐出口80dが形成されている。例えば図1に示すように洗浄液供給ノズル80には,洗浄液供給源81に連通する洗浄液供給管82が接続されている。洗浄液供給ノズル80の内部には,図示しない洗浄液の流路が形成されており,洗浄液供給管81を通じて洗浄液供給ノズル80に供給された洗浄液は,上部ノズル80aと下部ノズル80bの吐出口80dから吐出される。
処理容器10のX方向正方向側の側壁面には,図1及び図2に示すようにY方向に延伸するレール90が形成されている。洗浄液供給ノズル80は,例えば垂直接続部80cがノズルアーム91により保持されている。ノズルアーム91は,モータなどの駆動源92によりレール90上をY方向に移動できる。洗浄液供給ノズル80は,ウェハWを挟んだ状態で,上下の吐出口80dから洗浄液を吐出し,ウェハWの一端部から他端部までY方向に移動することによって,ウェハWの上面と下面に洗浄液を供給できる。
現像処理部12の下部には,洗浄液供給ノズル80やウェハWから落下する液体を受け止めて回収する受け容器100が設けられている。図1に示すように受け容器100には,処理容器10の外部に通じる排液管101が接続されている。
処理容器10のX方向負方向側の側壁面には,清浄なエアを給気する給気口110が形成されている。例えば給気口110には,エア供給源111に通じるエア供給管112が接続されている。処理容器10のX方向正方向側の端部付近の底面には,排気口113が形成されている。排気口113は,例えば排気管114により,負圧発生装置115に接続されている。この負圧発生装置115により,排気口113から処理容器10内の雰囲気を排気することができる。給気口110から清浄なエアを給気し,排気口113から排気することにより,処理容器10内に受け渡し部11から現像処理部12に向けて流れる気流を形成できる。
なお,以上に記載の洗浄液供給ノズル80の駆動,ノズル50,51,80,70の吐出又は噴出しの動停止,給気口110の給気,排気口113の排気の動停止などは,制御部Cにより制御されている。
次に,以上のように構成された現像処理装置1で行われる現像プロセスについて説明する。
例えば現像処理時には,常時給気口110からの給気と排気口113からの排気が行われ,処理容器10内には,受け渡し部11から現像処理部12に向けて流れる清浄な気流が形成される。また,例えばエア吹出しノズル51からエアが吹き出され,ノズル保持部40,41の間にエアカーテンが形成される。
そして,ウェハWは,先ず外部の搬送アームにより搬送口20から受け渡し部11内に搬入され,図1に示すように支持ピン22に支持される。ウェハWが支持ピン22に支持されると,Y方向の両側で待機していた把持アーム35がウェハW側に移動し,図2に示すように把持アーム35によって,ウェハWのY方向の両側の外側面が把持される。次にウェハWは,把持アーム35によって現像処理部12側のX方向正方向に水平移動される。そして,ウェハWがノズル保持部40,41の間を通過する直前に現像液供給ノズル50から現像液が吐出され始め,現像液が吐出されている下方をウェハWが通過する。つまり,現像液を吐出した現像液供給ノズル50がウェハWの一端部から他端部までウェハWに対して相対的に移動する。これにより,ウェハWの表面に現像液の液膜が形成される。この現像液の供給により,ウェハWの現像が開始される。
ウェハWは,例えば現像処理部12の中央部まで移動し停止される。そして,ウェハWは,把持アーム35に把持された状態で,所定時間,静止現像される。所定時間が経過すると,洗浄液供給ノズル80が洗浄液を吐出しながら,Y方向にウェハWの一端部側から他端部側まで移動する。例えば洗浄液供給ノズル80は,ウェハWの両端部間を複数回往復移動する。これによって,ウェハWの表面の現像液が洗浄液に置換され,ウェハW上には,洗浄液の液膜(液盛り)が形成される。この洗浄液の供給によりウェハWの現像が停止される。
ウェハWの表面に洗浄液の液盛りが形成された後,ウェハWは,把持アーム35により,受け渡し部11側のX方向負方向に移動される。ウェハWがノズル保持部40,41の間を通過する直前に,下側のエア吹出しノズル70からエアが噴出される。また,上側のエア吹出しノズル51からのエアの噴出流量が上げられる。この上下からエアが吹き出されている位置を,ウェハWが通過し,ウェハWの表面の洗浄液の液盛りと,ウェハWの裏面に付着した液体が除去される。この際,図7に示すようにエア吹出しノズル51のエアがエアナイフとなり,ウェハWの表面の洗浄液Rは,エアの圧力によってウェハWの一端部から他端部に向けて一気に除去され,乾燥される。
ウェハWは,受け渡し部11内の支持ピン22の上方まで移動すると停止され,把持アーム35から支持ピン22に受け渡され,支持ピン22上に支持される。その後,ウェハWは,外部の搬送アームによって搬送口20から搬出されて,一連の現像処理が終了する。なお,この一連の現像処理は,例えば制御部Cが,搬送機構13や洗浄液供給ノズル80の駆動,各ノズルの吐出又は噴出の動停止,給気口110の給気や排気口113の排気の動停止などを制御することにより実現されている。
以上の実施の形態によれば,処理容器10内に搬送機構13を設けたので,把持アーム35によりウェハWの外側面を把持し,受け渡し部11と現像処理部12との間を搬送できる。このため,従来のように処理液による汚染が拡散することがなく,処理容器10内のパーティクルの発生を抑制できる。
また,処理容器10の現像処理部12に,Y方向に移動可能な洗浄液供給ノズル80を設けたので,洗浄液を吐出した洗浄液供給ノズル80をウェハWの一端部から他端部にわたり移動させて,ウェハW上の現像液を洗浄液に置換し,ウェハW上に洗浄液の液盛りを形成できる。
洗浄液供給ノズル80を略U字形状に形成し,ウェハWの表面と裏面に洗浄液を供給できるようにしたので,ウェハWの裏面側も洗浄できる。
受け渡し部11と現像処理部12の間に,エア吹出しノズル51を設けたので,現像処理部12から受け渡し部11にウェハWが移動する際に,ウェハW上の洗浄液を除去し,乾燥させることができる。これにより,現像処理部12側でウェハWに付着した液体が受け渡し部11に侵入することがなく,受け渡し部11を清浄に維持することができる。この結果,例えば受け渡し部11に搬入されたウェハWにパーティクルが付着することがなく,ウェハWが適正に現像される。
エア吹出しノズル51により,受け渡し部11と現像処理部12との間にエアカーテンを形成できる。これにより,現像処理部12内に浮遊するミストが受け渡し部11に入ることを抑制できる。
処理容器10の下側にも,エア吹出しノズル70を設けたので,ウェハWの裏面に付着した液体も除去することができる。
受け渡し部11側に給気口110を形成し,現像処理部12側に排気口113を形成して,処理容器10内に受け渡し部11側から現像処理部12側に流れる気流を形成するようにしたので,現像処理部12側のミストなどの汚れが受け渡し部11側に侵入することを抑制できる。この結果,受け渡し部11に搬入されたウェハWが汚染されることがなく,現像が適正に行われる。
搬送機構13の把持アーム35と第2のスライダ34との間には,ばね36が設けられたので,把持アーム35がウェハWの外側面と接触した際の衝撃を緩衝できる。また,支持ピン22上のウェハWの僅かな位置ずれにも柔軟に対応できる。
把持アーム35の後方に固定部材37が設けられ,固定部材37と把持アーム35とがばね38によって接続されたので,把持アーム35がウェハWを把持する際の接触圧を一定に維持することができる。
把持アーム35の先端面35aを側面から見て内側に凹むように湾曲させたので,把持アーム35とウェハWの高さが僅かにずれている場合であっても,把持アーム35とウェハWの厚み方向の中心が一致するようにウェハWを誘導できる。この結果,搬送中にウェハWが把持アーム35から落下することを防止できる。
また,ウェハWの表面に洗浄液の液盛りを形成し,その洗浄液の液盛りをエアナイフによって,ウェハWの一端部から他端部に向けて除去するので,現像による生じた残渣が洗浄液中に取り込まれた状態で除去される。この結果,残渣がウェハWに付着することがなく,この付着を原因とする現像欠陥を防止できる。
以上の実施の形態では,洗浄液供給ノズル80が現像処理部12に配置されていたが,受け渡し部11と現像処理部12との間に設けられていてもよい。かかる場合,図8に示すようにノズル保持部40の現像液供給ノズル50とエア吹出しノズル51との間に洗浄液供給ノズル120が設けられる。洗浄液供給ノズル120は,例えば図9に示すように現像液供給ノズル50と同様に,ノズル保持部40の長手方向(Y方向)の両端部にわたり形成されている。洗浄液供給ノズル120には,丸穴の複数の吐出口120aが長手方向に沿って一列に並べて形成されている。例えば図8に示すようにノズル保持部40には,洗浄液供給源121に連通する洗浄液供給管122が接続されている。洗浄液供給ノズル120は,洗浄液供給源121から洗浄液供給管122を通じて供給された洗浄液を吐出口120aから下方に向けて吐出できる。
また,下側のノズル保持部41にも同様に洗浄液供給ノズル130が設けられている。洗浄液供給ノズル130は,洗浄液供給ノズル120と対向するように配置されている。洗浄液供給ノズル130は,洗浄液供給ノズル120と同様の構成を有し,洗浄液供給源131から洗浄液供給管132を通じて供給された洗浄液を吐出口から上方に向けて吐出できる。
そして,所定時間の静止現像が終了したウェハWが受け渡し部11側のX方向負方向に移動し,ウェハWがノズル保持部40,41の間を通過する際には,洗浄液供給ノズル120と洗浄液供給ノズル130から洗浄液が吐出される。このとき,エア吹出しノズル51,70からのエアの噴出しは停止される。そして,例えばウェハWがノズル保持部40,41の間をX方向負方向側に通過し終えた後,今度はウェハWが,現像処理部12側のX方向正方向に移動し,洗浄液を吐出している洗浄液供給ノズル120と洗浄液供給ノズル130の間を再び通過する。この往復移動は,複数回行われてもよい。こうして,ウェハWの表面側には,洗浄液の液盛りが形成される。また,ウェハWの裏面側の汚れが除去される。そして,最終的に現像処理部12側に到達したウェハWは,受け渡し部11側のX方向負方向に移動する。この際,洗浄液供給ノズル120と130の洗浄液の吐出が停止され,代わりに,エア吹出しノズル51,70からエアが吹き出され,エアナイフが形成される。こうして,上記実施の形態と同様に,ウェハWの表面と裏面の洗浄液が除去され,乾燥される。
以上の例においても,把持アーム35によりウェハWの外側面を把持した状態で,ウェハWの現像処理を行うことができるので,従来のコロ搬送に比べて処理容器10内のパーティクルの発生を抑制できる。また,現像液,洗浄液及びエアの供給系がノズル保持部40,41に接続され,移動しないので,その供給系の配管構成を簡略化できる。
上記例において,洗浄液供給ノズル120,130をウェハWの搬送路の上下に配置していたが,上方の洗浄液供給ノズル120だけであってもよい。また,エア吹出しノズル51,70についても上方のエア吹出しノズル51だけであってもよい。
以上の実施の形態では,エア吹出しノズル51を用いて,受け渡し部11と現像処理部12との間にエアカーテンを形成していたが,エアカーテンを形成するためのエア供給部を別途設けてもよい。
また,図10に示すように平面から見てノズル保持部40の長手方向の両側の第1のガイドレール31の上方にもエア吹出しノズル140を配置してもよい。こうすることにより,処理容器10のY方向の両側壁間にわたってエアカーテンを形成でき,現像処理部12のミストで汚れた雰囲気が受け渡し部11に流れ込むことを確実に防止できる。なお,このとき,ノズル保持部40をレール30上にまで伸ばし,そのノズル保持部40に設けられたエア吹出しノズル51を処理容器10のY方向の両側壁間にわたって形成してもよい。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。例えば以上の実施の形態では,現像液供給ノズル50,エア吹出しノズル51,洗浄液供給ノズル80,120,130,エア吹出しノズル70は,それぞれ丸穴又はスリット状の吐出口又は吹出し口を備えていたが,各ノズルは,いずれの形状の吐出口又は吹出し口を備えていてもよい。また,以上の実施の形態は,ウェハWを現像処理する例であったが,本発明は,ウェハ以外の例えばFPD(フラットパネルディスプレイ),フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板を現像処理する場合にも適用できる。
本発明は,基板を回転させない現像処理装置において,パーティクルの発生を抑制する際に有用である。
本実施の形態にかかる現像処理装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 現像処理装置の構成の概略を示す横断面の説明図である。 搬送機構の構成の概略を示す側面図である。 把持アームの先端の側面図である。 ノズル保持部の構成の概略を示す斜視図である。 洗浄液供給ノズルの構成の概略を示す斜視図である。 ウェハから洗浄液を除去する様子を示す説明図である。 ノズル保持部に洗浄液供給ノズルを設けた場合の現像処理装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 洗浄液供給ノズルを備えたノズル保持部の構成の概略を示す斜視図である。 ノズル保持部の両側にエア吹出しノズルを設けた場合の現像処理装置の構成の概略を示す横断面の説明図である。
符号の説明
1 現像処理装置
10 処理容器
11 受け渡し部
12 現像処理部
13 搬送機構
50 現像液供給ノズル
51 エア吹出しノズル
80 洗浄液供給ノズル
W ウェハ

Claims (19)

  1. 基板の現像処理装置であって,
    処理容器内に,処理容器の外部との間で基板の受け渡しが行われる基板受け渡し部と,基板の現像が行われる現像処理部とを並べて備え,
    前記処理容器内には,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間を,基板の外側面を両側から把持した状態で基板を搬送する搬送機構が設けられ,
    前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間であって,前記搬送機構による基板の搬送路の上方には,基板に現像液を供給する現像液供給ノズルと,基板に気体を吹き付ける気体吹出しノズルが設けられ,
    前記現像処理部には,基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルが設けられていることを特徴とする,現像処理装置。
  2. 前記洗浄液供給ノズルは,前記搬送機構による基板の搬送方向に対して直角方向に水平移動しながら基板に洗浄液を供給できることを特徴とする,請求項1に記載の現像処理装置。
  3. 前記洗浄液供給ノズルは,基板の上面に洗浄液を供給する上部ノズルと,基板の下面に洗浄液を供給する下部ノズルを,前記現像処理部内の基板を挟むようにして備え,
    前記上部ノズルと前記下部ノズルは,前記基板の搬送方向の基板の一端部から他端部にわたり洗浄液を吐出できるように形成されていることを特徴とする,請求項2に記載の現像処理装置。
  4. 前記洗浄液供給ノズルは,前記現像処理部内の基板の上面と,当該基板の前記基板受け渡し部と反対の側面と,前記基板の下面とを囲む略U字型に形成されていることを特徴とする,請求項3に記載の現像処理装置。
  5. 前記基板受け渡し部と前記現像処理部の間であって,前記基板の搬送路の上方には,ノズル保持部が設けられ,
    前記ノズル保持部には,前記基板受け渡し部から前記現像処理部に向かって,前記気体吹出しノズル,前記現像液供給ノズルがこの順に並べて設けられていることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載の現像処理装置。
  6. 前記基板の搬送路の下方側にも,気体吹出しノズルが設けられていることを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載の現像処理装置。
  7. 基板の現像処理装置であって,
    処理容器内に,処理容器の外部との間で基板の受け渡しが行われる基板受け渡し部と,基板の現像が行われる現像処理部とを並べて備え,
    前記処理容器内には,前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間を,基板の外側面を両側から把持した状態で基板を搬送する搬送機構が設けられ,
    前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間であって,前記搬送機構による基板の搬送路の上方には,基板に現像液を供給する現像液供給ノズルと,基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと,基板に気体を吹き付ける気体吹出しノズルが設けられていることを特徴とする,現像処理装置。
  8. 前記基板受け渡し部と前記現像処理部の間であって,前記基板の搬送路の上方には,ノズル保持部が設けられ,
    前記ノズル保持部には,前記基板受け渡し部から前記現像処理部に向かって,前記気体吹出しノズル,前記洗浄液供給ノズル,前記現像液供給ノズルがこの順に並べて設けられていることを特徴とする,請求項7に記載の現像処理装置。
  9. 前記基板の搬送路の下方にも洗浄液供給ノズルが設けられていることを特徴とする,請求項7又は8のいずれかに記載の現像処理装置。
  10. 前記基板の搬送路の下方にも気体吹出しノズルが設けられていることを特徴とする,請求項9に記載の現像処理装置。
  11. 前記基板受け渡し部と前記現像処理部の間であって,前記基板の搬送路の下方には,ノズル保持部が設けられ,
    前記基板の搬送路の下方のノズル保持部には,前記基板受け渡し部から前記現像処理部に向かって,前記気体吹出しノズル,前記洗浄液供給ノズルがこの順に並べて設けられていることを特徴とする,請求項10に記載の現像処理装置。
  12. 前記基板受け渡し部と前記現像処理部との間にエアカーテンを形成するエア供給部を備えていることを特徴とする,請求項1〜11のいずれかに記載の現像処理装置。
  13. 前記気体吹出しノズルは,前記エア供給部を共用していることを特徴とする,請求項12に記載の現像処理装置。
  14. 前記処理容器には,前記基板受け渡し部側に給気口を形成され,前記現像処理部側に排気口が形成されていることを特徴とする,請求項1〜13のいずれかに記載の現像処理装置。
  15. 前記基板受け渡し部には,基板を支持する支持部材が設けられ,
    前記搬送機構は,前記支持部材上の基板の外側面を把持できることを特徴とする,請求項1〜14のいずれかに記載の現像処理装置。
  16. 前記搬送機構は,基板の搬送方向に対し直角方向の基板の両側面を把持する把持部材と,当該把持部材を支持して前記直角方向に移動させる移動部材を備え,
    前記把持部材と前記移動部材との間には,弾性体が介在されていることを特徴とする,請求項1〜15のいずれかに記載の現像処理装置。
  17. 把持する基板の反対側に位置する前記把持部材の後方側には,前記移動部材に固定された固定部材が設けられ,
    前記固定部材と前記把持部材とは,弾性体を介して接続されていることを特徴とする,請求項16に記載の現像処理装置。
  18. 前記把持部材における基板の外側面との接触端面は,側面から見て内側に凹むように湾曲していることを特徴とする,請求項16又は17のいずれかに記載の現像処理装置。
  19. 請求項7〜11のいずれかに記載の現像処理装置を用いた現像処理方法であって,
    基板受け渡し部の基板の外側面を前記搬送機構により把持する工程と,
    現像液供給ノズルから現像液を吐出した状態で,基板受け渡し部の基板を前記搬送機構によって現像処理部に搬送し,前記基板上に現像液の液膜を形成する工程と,
    前記現像処理部において基板を静止現像する工程と,
    洗浄液供給ノズルから洗浄液を吐出した状態で,前記現像処理部と前記基板受け渡し部との間で基板を前記搬送機構により往復させ,前記基板上に洗浄液の液膜を形成する工程と,
    気体吹出しノズルから気体を吹き出した状態で,前記現像処理部の基板を前記搬送機構により前記基板受け渡し部に搬送して,基板上の洗浄液を除去する工程と,を有することを特徴とする,現像処理方法。
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