JP4179855B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP4179855B2
JP4179855B2 JP2002338665A JP2002338665A JP4179855B2 JP 4179855 B2 JP4179855 B2 JP 4179855B2 JP 2002338665 A JP2002338665 A JP 2002338665A JP 2002338665 A JP2002338665 A JP 2002338665A JP 4179855 B2 JP4179855 B2 JP 4179855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
cell system
freezing
pressure
gas supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002338665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004172025A (ja
JP2004172025A5 (ja
Inventor
信雄 藤田
公秀 堀尾
只一 松本
尚弘 吉田
健志 栗田
信也 坂口
裕晃 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Technical Development Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Technical Development Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Technical Development Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2002338665A priority Critical patent/JP4179855B2/ja
Priority to US10/713,106 priority patent/US7354673B2/en
Priority to EP03026489A priority patent/EP1429409B1/en
Priority to CN2007101532937A priority patent/CN101154732B/zh
Priority to KR10-2003-0082938A priority patent/KR100523197B1/ko
Priority to CNB2003101196798A priority patent/CN100350662C/zh
Publication of JP2004172025A publication Critical patent/JP2004172025A/ja
Publication of JP2004172025A5 publication Critical patent/JP2004172025A5/ja
Priority to US11/979,613 priority patent/US7976999B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4179855B2 publication Critical patent/JP4179855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04253Means for solving freezing problems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04225Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells during start-up
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04298Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
    • H01M8/043Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems applied during specific periods
    • H01M8/04302Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems applied during specific periods applied during start-up
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/241Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2457Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with both reactants being gaseous or vaporised
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素と酸素の電気化学反応によって、発電する燃料電池システムの起動制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、水素と酸素の電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。燃料電池からは、電気化学反応によって水が生成される。生成された水は、燃料電池システム内部の冷却に使用されたり、排水管から外部へ排出されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−273705号公報
【特許文献2】
特開平2001−351652号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような燃料電池システムが、外気温が氷点下以下というような低温下におかれ、一定時間運転を停止されると、システム内のバルブ、ポンプ、配管などに滞留した水が凍結し、運転不能となったり、寿命を縮めたりする恐れがある。
【0005】
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、燃料電池システムが凍結することにより発生しうる弊害を回避することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述した課題の少なくとも一つを解決するために、本発明の燃料電池システムにおいて、以下に示す構成を設ける。すなわち、本発明の燃料電池システムは、燃料電池と、発電に用いられるガスを、燃料電池への供給および燃料電池から排出するガス給排部と、燃料電池システムの起動時に、ガス給排部の少なくとも一部の凍結を判定する凍結判定手段と、ガス給排部の少なくとも一部について、凍結判定手段により凍結が検出された場合には、燃料電池システムの起動を禁止するシステム起動禁止手段とを備えることを要旨とする。ガス給排部とは、水素などの燃料ガスが通過する配管、燃料ガスの通過量を調節するバルブ、燃料ガス加圧用のポンプなどが挙げられる。
【0007】
本発明によれば、燃料電池システムの起動前に、ガス給排にかかる部位の凍結を検出し、システムを起動禁止とすることができるため、凍結時に燃料電池を無理に発電させることによる劣化を防止するともに、システム異常の発生を回避することができる。
【0008】
本発明の燃料電池システムは、例えば、温度センサなどの外気温を測定する温度測定手段を備えており、測定された温度が所定値以下の場合には、システム内部に凍結している部位が存在すると判定してもよい。こうすれば、簡易に凍結を検出することができるため、好適である。温度測定手段は、例えば、外気温、燃料ガス、冷却水など、燃料電池システムの凍結可能性を判断することができる温度を計測することとすれば、好適である。また、温度が所定値以上の場合には、凍結判定処理を行わないものとしてもよい。こうすれば、燃料電池システムの起動の遅延を防止することができる。
【0009】
本発明の燃料電池システムは、例えば、圧力センサなどの圧力測定手段を備えており、測定された圧力に基づいて凍結を検出することとしても良い。例えば、ガスの給排量を調節するバルブを開いた場合に、所定時間経過後に測定された圧力値が所定値以下である場合に、かかるバルブを含むガス給排の経路上のバルブが、少なくとも一つは凍結していると判定することとしてもよい。また、バルブの開閉時に測定される圧力変動が所定値以下である場合に、かかるバルブが凍結していると判定することとしてもよい。また、圧力変動の割合から、凍結、半凍結を区別することも可能である。半凍結とは、完全に凍結していないため、バルブは動作するが、正常には動作しない状態を表す。こうすることにより、操作するバルブと、圧力センサの設置位置に基づき、燃料電池システム内の詳細な凍結部位および凍結状態を検出することができるため、好適である。
【0010】
本発明の燃料電池システムにおいて、ガス給排を行うため、例えば、加圧ポンプ等の電動部品を備えており、電動部品に供給される電力に基づいて、システムの凍結を判定することとしても良い。例えば、電動部品を駆動する駆動制御部を備えており、供給された電力により、電動部品が駆動すべき駆動指令値と、駆動時の実測値との間に、所定の偏差がある場合に、かかる電動部品が凍結していると判定することとしても良い。こうすることにより、燃料電池システム内の電動部品のいずれかが凍結しているかを判断することができる、また、偏差に基づいて、凍結の程度を検出することとしてもよい。
【0011】
また、本発明の燃料電池システムにおいて、ガス給排部のうちの、燃料電池のアノードオフガスを燃料電池の外部に排出するための排出バルブのみが凍結している場合には、燃料電池システムの起動を行い、発電による電力および熱の少なくとも一方を利用して、凍結している部位の解凍を行うこととしてもよい。かかる場合には、燃料電池システムの劣化防止の観点から、凍結部位の解凍終了まで、他の種々の機能の動作を禁止し、解凍終了後に、許可することとすることが好ましい。こうすることにより、燃料電池の起動遅延を回避することが可能となる。この方法での解凍時間に上限を設けてもよい。
【0012】
本発明において、上述した種々の特徴は、適宜、組み合わせたり、一部を省略して適用することができる。本発明は上述の燃料電池システムとしての構成に限らず、燃料電池システムの起動を制御する制御装置、制御方法など種々の態様で構成することができる。いずれの態様においても、上述した種々の各特徴を適宜、適用可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、以下の項目に分けて説明する。
A.装置構成:
B.制御ユニット:
C.凍結判定処理:
D.凍結時処理:
E.変形例:
【0014】
A.装置構成:
図1は、実施例としての燃料電池システムの全体構成を示す説明図である。実施例の燃料電池システムは、モータで駆動する電気車両に、電源として搭載されている。運転者がアクセルを操作すると発電が行われ、その電力によって車両は走行することができる。実施例の燃料電池システムは、車載である必要はなく、据え置き型など種々の構成をとることが可能である。
【0015】
燃料電池スタック10は、水素と酸素の電気化学反応によって発電するセルの積層体である。各セルは、電解質膜を挟んで水素極(以下、アノードと称する)と酸素極(以下、カソードと称する)とを配置した構成となっている。本実施例では、ナフィオン(登録商標)などの固体高分子膜を電解質膜として利用する固体高分子型のセルを用いるものとしたが、これに限らず、種々のタイプを利用可能である。
【0016】
燃料電池スタック10のカソードには、酸素を含有したガスとして圧縮空気が供給される。空気は、フィルタ40から吸入され、コンプレッサ41で圧縮された後、加湿器42で加湿され、配管35から燃料電池スタック10に供給される。配管35には、吸気温を検出するための温度センサ102が設けられている。カソードからの排気(以下、カソードオフガスと称する)は、配管36、マフラ43を通じて外部に排出される。空気の供給圧は、配管36に設けられた圧力センサ53で検出され、調圧バルブ27の開度によって制御される。
【0017】
燃料電池スタック10のアノードには、配管32を介して水素タンク20に貯蔵された高圧水素から水素が供給される。水素タンク20に代えて、アルコール、炭化水素、アルデヒドなどを原料とする改質反応によって水素を生成し、アノードに供給するものとしてもよい。
【0018】
水素タンク20に高圧で貯蔵された水素は、その出口に設けられたシャットバルブ21、レギュレータ22、高圧バルブ23、低圧バルブ24によって圧力および供給量が調整されて、アノードに供給される。アノードからの排気(以下、アノードオフガスと称する)は、配管33に流出する。アノードの出口には、圧力センサ51およびバルブ25が設けられており、アノードへの供給圧力および量の制御に利用される。
【0019】
配管33は、途中で二つに分岐しており、一方はアノードオフガスを外部に排出するための排出管34に接続され、他方は、逆止弁28を介して配管32に接続される。燃料電池スタック10での発電によって水素が消費される結果、アノードオフガスの圧力は比較的低い状態となっているため、配管33には、アノードオフガスを加圧するための水素ポンプ45と、水素ポンプ45の出口近傍の圧力を測定するための圧力センサ54が設けられている。
【0020】
排出管34に設けられた排出バルブ26が閉じられている間は、アノードオフガスは、配管32を介して再び燃料電池スタック10に循環される。アノードオフガスには、発電で消費されなかった水素が残留しているため、このように循環させることにより、水素を有効活用することができる。
【0021】
アノードオフガスの循環中、水素は発電に使用される一方、水素以外の不純物、例えば、カソードからの電解質膜を透過してきた窒素などは消費されずに残留するため、不純物の濃度が徐々に増大する。この状態で、排出バルブ26が開かれると、アノードオフガスは、排出管34を通り、希釈機44で空気によって希釈された後、外部に排出され不純物の循環量が低減する。但し、この際、水素も同時に排出されるため、排出バルブ26の開き量は、極力抑えることが燃費向上の観点から好ましい。排出バルブ26の近傍には、排出バルブ26が凍結した場合に、解凍を行うためのヒータ47が備えられている。ヒータ47は、燃料電池スタック10により発電された電力や、発電により発生する熱を使用して解凍を行う。
【0022】
燃料電池スタック10には、水素および酸素の他、冷却水も供給される。冷却水は、ポンプ46によって、冷却用の配管37を流れ、ラジエータ38で冷却されて燃料電池スタック10に供給される。燃料電池スタック10からの出口には、冷却水の温度を検出するための温度センサ103が設けられている。
【0023】
B.制御ユニット:
図2は、燃料電池システムの運転を制御する制御ユニット100を示す説明図である。制御ユニット100は、内部にCPU、RAM、ROMを備えるマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに記憶されたプログラムに従って、システムの運転を制御する。図中に、この制御を実現するために制御ユニット100に入出力される信号の一例を実線で示した。入力としては、例えば、温度センサ102、圧力センサ51、圧力センサ53、圧力センサ54、アクセル開度センサ101の制御信号が挙げられる。アクセル開度センサ101によって検出された操作量に応じて発電が行われ、その電力によって車両は走行することができる。出力としては、例えば、シャットバルブ21、排出バルブ26、コンプレッサ41、水素ポンプ45、ヒータ47、ディスプレイ60が挙げられる。ディスプレイ60には、凍結時処理の際、燃料電池システムの起動禁止や、解凍処理中である等、ユーザへの通知情報が表示される。
【0024】
C.凍結判定処理:
図3は、凍結判定処理のフローチャートである。運転者が燃料電池システムの起動操作に応じて、制御ユニット100が実行する処理である。
【0025】
この処理が開始されると、制御ユニット100は、シャットバルブ21、レギュレータ22、高圧バルブ23、低圧バルブ24を開き、水素タンク20から配管32を介して燃料電池スタック10へ水素を送出する(ステップS10)。次に、温度センサ102から外気温を読み込む(ステップS11)。
【0026】
温度センサ102において測定された外気温が、所定値以上である場合(ステップS12)、燃料電池システム内に凍結部分は存在しないと判断し、通常のシステム起動処理を行う(ステップS16)。また、温度センサ102が測定する外気温の履歴を参照して、凍結の判断を行うこととしてもよい。所定値とは、少なくとも、水の凝固点よりは高く、かつ、凍結可能性のある温度であるものとする。
【0027】
外気温が、所定値以上でない場合(ステップS12)、燃料電池システム内の部品が凍結している可能性が高いと判断し、凍結判定処理を行う(ステップS13)。本実施例では、5つの部品を操作し、各部品の操作後に測定される所定のパラメータの測定値に基づき、6項目の条件から凍結を判定することとした。
【0028】
図中のステップS13内に示す一覧表に沿って説明を行う。制御ユニット100は、条件番号1に示すように、シャットバルブ21を開いた状態で、所定時間経過後、圧力センサ51により圧力を測定する。凍結していない場合には、水素ガスが供給され圧力が上昇する。従って、制御ユニット100は、測定された圧力値が上昇せず、所定値以下の場合、凍結していると判定する。かかる場合に凍結している可能性のある部品としては、例えば、シャットバルブ21、レギュレータ22、高圧バルブ23、低圧バルブ24などが挙げられる。
【0029】
次に、制御ユニット100は、条件番号2に示すように、排出バルブ26を開き、排出管34を介して希釈機44を通過させアノードオフガスを外部へ排出し、排出バルブ26近辺の圧力を低下させる処理を行う。そして、圧力センサ54により、排出バルブ26を開いてから、所定時間経過後の圧力値を測定する。測定された圧力値が、所定値以上である場合凍結していると判定する。かかる場合に凍結している可能性のある部品としては、例えば、排出バルブ26、排出管34などが挙げられる。
【0030】
図4に、排出バルブを開く前後の圧力変動と、凍結状態の関係を表すグラフを示す。図4(a)は、正常時(非凍結時)の圧力変動を表すグラフであり、図4(b)は、半凍結時の圧力変動を表すグラフであり、図4(c)は、凍結時の圧力変動を表すグラフである。各グラフにおいて、矢印は、時刻t1で排出バルブ26を開け、所定時間Δt経過後までに、圧力センサ54において測定された圧力変動を示している。縦軸が圧力値であり、横軸が経過時間である。
【0031】
図4(a)に示すように、正常時では、圧力値200は排出バルブ26が開かれるとともに下がり始め、Aであった圧力値がCまで低下し安定する。これは、排出バルブ26が開かれ、アノードオフガスが排出管34を介して外部へ排出されたためである。また、図4(b)に示すように、半凍結時では、圧力値201は排出バルブ26が開かれると共に下がりはじめるが、Aであった圧力は、Cまで低下せず、Bで安定する。これは、排出バルブ26が半凍結であるため、途中までしか排出バルブ26を開くことができず、外部へ排出されるアノードオフガスの量が正常時に比べて少ないからである。また、図4(c)に示すように、凍結時では、圧力値202はAから変動しない。これは、制御ユニット100が、排出バルブ26を開くよう制御信号を送出しても、排出バルブ26は凍結しているため開かず、アノードオフガスが外部へ排出されないからである。このように、排出バルブ26を開き、所定時間経過後の圧力値により、凍結を判定することができる。
【0032】
図3のステップS13に戻り説明を続ける。制御ユニット100は、条件番号3に示すように、排出バルブ26を閉じ、アノードオフガスの外部への排出を止め、圧力を上昇させる処理を実行する。そして、圧力センサ54により、排出バルブ26を閉じてから、所定時間経過後の圧力値を測定する。測定された圧力値が、所定値以下である場合、排出バルブ26が閉じていないことが原因と判断し、凍結していると判定する。かかる場合に凍結している可能性のある部品としては、例えば、排出バルブ26が挙げられる。
【0033】
図5に、排出バルブを閉じる前後の圧力変動と、凍結状態の関係を表すグラフを示す。図5(a)は、正常時(非凍結時)の圧力変動を表すグラフであり、図5(b)は、半凍結時の圧力変動を表すグラフであり、図5(c)は、凍結時の圧力変動を表すグラフである。各グラフにおいて、矢印は、時刻t2で排出バルブ26を閉じ、所定時間Δt経過後までに、圧力センサ54において測定された圧力変動を示している。縦軸が圧力値であり、横軸が経過時間である。本実施例では、条件番号2の処理結果が正常時の場合のみ、その処理の後に条件番号3の処理を実行することとする。
【0034】
図5(a)に示すように、正常時では、圧力値210は排出バルブ26が閉じられるとともに上がり始め、Cであった圧力値がAまで上昇し安定する。これは、排出バルブ26が閉じられ、アノードオフガスが外部へ排出されなくなるためである。また、図5(b)に示すように、半凍結時では、圧力値211は排出バルブ26が閉じられると共に上がりはじめるが、Cであった圧力は、Aまで上昇せず、Dで上昇が止まり安定する。ここでいう半凍結とは、正常時と同様に開けることができたものの、氷の固着等により、途中までしか閉じることができなくなった状態をいう。そのため、アノードオフガスが外部へ排出されてしまい、正常時に比べて圧力上昇量が少ないのである。また、図5(c)に示すように、凍結時では、圧力値212はCからわずかに上昇しEとなるが、ほぼCと変わらない。これは、図5(b)において説明した半凍結時と同様に、排出バルブ26の開閉部に氷が固着してしまい、制御ユニット100が、排出バルブ26を閉じるよう制御信号を送出しても、排出バルブ26は閉じることができないため、アノードオフガスが外部へ排出されてしまい圧力がほとんど上昇しないからである。このように、排出バルブ26を閉じ、所定時間経過後の圧力値により、凍結を判定することができる。
【0035】
図3のステップS13へ戻り説明を続ける。制御ユニット100は、条件番号4に示すように、水素ポンプ45を起動しアノードオフガスを加圧する処理を行う。そして、制御ユニット100は、水素ポンプ45へ送出した回転指令値と、実際に測定された回転数との間に所定の偏差がある場合には凍結していると判定する。かかる場合に凍結している可能性のある部品は、例えば、水素ポンプ45が挙げられる。図6に水素ポンプ45の回転数と凍結の関係を表すグラフを示す。
【0036】
図6は、制御ユニット100が水素ポンプ45の起動指示を行ってから、時間t3経過後までの回転数の変化を表すグラフである。縦軸が回転数、横軸が経過時間を示している。図中の回転指令値300は、制御ユニット100が水素ポンプ45へ送出する指令数を示しており、実測値301は、水素ポンプ45の実際の回転数を示している。図示するように、制御ユニット100は、時間t3経過後には、回転数がAとなるよう回転指令値300を送出しているにも関わらず、凍結時には、実測値301に示すように、時間t3経過後の実際の回転数がBである。これは、水素ポンプ45が凍結しており、付着した氷が回転を阻害しているからである。従って、ΔRに基づいて、凍結を判定することができる。
【0037】
図3のステップS13へ戻り説明を続ける。条件番号5では、操作対象は、条件番号4と同様に水素ポンプであるが、条件番号4の場合とは、別の判定条件により凍結を判定する。すなわち、制御ユニット100は、水素ポンプ45を起動しアノードオフガスを加圧する処理を行い、加圧後の水素ポンプ45の入口圧と出口圧とに基づき凍結を判定する。制御ユニット100は、圧力センサ51により水素ポンプ45の入口圧を測定すると共に、圧力センサ54により水素ポンプ45の出口圧を測定する。測定された入口圧と出口圧とに所定値以上の差がある場合に、凍結していると判定する。かかる場合に、凍結している可能性のある部品は、例えば、逆止弁28が挙げられる。これは、正常時(非凍結時)には、水素ポンプ45により加圧されたアノードオフガスは、逆止弁28により、配管32へ流れるよう調節されるが、逆止弁28が凍結している場合には、アノードオフガスが、配管32へ流れないため、水素ポンプ45の出口圧が高くなるからである。
【0038】
次に、条件番号6に示すように、コンプレッサ41を起動し、燃料電池スタック10へ圧縮空気を送出し、圧力センサ53を制御して、空気の供給圧を測定する。測定された圧力が所定値以上の場合、凍結していると判定する。かかる場合に凍結している可能性のある部品としては、例えば、調圧バルブ27が挙げられる。調圧バルブ27は、配管36を通過する空気の供給圧を適切な値になるよう調節する機能を奏している。圧力センサ53において測定される圧力値が所定値以上であるということは、調圧バルブ27が凍結しており、供給圧の調節が適切に行われていないからである。
【0039】
以上説明した種々の凍結判定処理を行い、燃料電池システム内の部品に凍結が検出されなかった場合(ステップS14)、通常のシステム起動処理を行う(ステップS16)。凍結が検出された場合(ステップS14)、凍結時処理を行う(ステップS15)。凍結時処理に関しては、後述する。
【0040】
D.凍結時処理:
図7は、燃料電池システムの凍結時処理のフローチャートである。図3のステップS15で行われる処理であり、制御ユニット100が行う処理である。図3のステップS14において、燃料電池システム内のいずれかの部品が凍結していると判定された場合、凍結している部品が排出バルブ26のみであるか否かを判定する(ステップS20)。
【0041】
排出バルブ26のみが凍結している場合、水素の循環系に、窒素などの不純物濃度が高くなるまでは燃料電池スタック10への空気および水素の供給には影響がないため、燃料電池システムの起動を行い(ステップS23)、発電された電力を使用してヒータ47を起動し(ステップS24)、排出バルブ26の解凍を行う。解凍処理には、燃料電池システムの発電により発生する熱を併せて使用することとしてもよい。制御ユニット100は、図示するように、解凍処理中であることを、ディスプレイ60を介してユーザに通知する(ステップS25)。
【0042】
排出バルブ26以外の部品が凍結している場合には、図3のステップS10で開いたシャットバルブ21を閉じて水素の供給を止め(ステップS21)、図示するように、システムが起動禁止であることを、ディスプレイ60を介してユーザへ通知し(ステップS22)、システムを起動禁止とする。これは、排出バルブ26以外の部品が凍結している場合、燃料電池スタック10への空気および水素の供給に影響があるため、そのままシステムを起動した場合、システム劣化の恐れが高いことから、システムを起動禁止とすることが好ましいためである。
【0043】
以上で説明した実施例の燃料電池システムによれば、起動する前に、システム内部の部品に凍結している部分が存在することを確認でき、凍結している部品によって、燃料電池システムの起動を制御することにより、システムの劣化を回避することができる。また、凍結判定の前提として、温度を測定し、凍結の恐れがない温度である場合には、凍結判断を行わずにシステムを起動することにより、システムの起動遅延を回避することができる。更には、凍結時処理に関する情報を、ディスプレイを介してユーザに通知することにより、ユーザは、システム故障でないことを認識することができるため、利便性の向上を図ることもできる。
【0044】
E.変形例:
本実施例では、シャットバルブ21や排出バルブ26などのバルブに関する凍結判定において、各所に設置されている圧力センサによって測定される圧力値に基づき、凍結を判定することとしたが、これに限られない。別の判定条件として、例えば、バルブを開く場合の、ステップ数によって判定することとしてもよい。
図8に、凍結と、バルブを開く際のステップ数との関係を示した。ステップ数400は、正常時(非凍結時)のステップ数を示しており、ステップ数401は、凍結時のステップ数を示している。ステップ「5」がバルブの最大開度であるときに、正常時は、ステップ数400に示すように、段階的に1ステップずつ開く。これに対して、凍結時は、ステップ数401に示すように、途中でステップ数が上昇しなくなる(本変形例では、ステップ「2」で上昇が止まる)。これは、凍結のために、バルブがそれ以上開かなくなるからである。こうすることによっても、簡易に凍結を検出することができる。
【0045】
本実施例では、排出バルブ26のみ凍結時には、燃料電池システムを起動し、発電により得られた電力および熱を使用して、排出バルブ26を解凍することとしたが、予め設置されたバッテリを併用して解凍を行うこととしてもよい。
【0046】
本実施例では、図7のステップS20に示すように、凍結している部品が、排出バルブ26のみであるか否かを判断することとしたが、これを行わず、いずれの部品が凍結していても、燃料電池システムの起動を禁止することとしてもよい。かかる場合には、ヒータを燃料電池システムの構成要素からはずすこととしてもよい。
【0047】
本実施例では、凍結時処理中に、ディスプレイを介してユーザへ凍結時処理に関する情報を通知することとしたがこれに限られない。音声によって通知することとしてもよい。
【0048】
本実施例において、図3のステップS13に列挙した凍結判定処理は、記載した順序に限られず、どの順序で行うこととしてもよい。また、記載した全てを行う必要はなく、一部の判定を行うだけとしてもよい。
【0049】
また、燃料電池システムの凍結に関わらず、センシングしているバルブのセンサおよびモータの電力値に異常が発見された場合にも、システムを起動禁止としてもよい。
【0050】
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、上述の制御処理は、ソフトウェアによらずハードウェア的に実現しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例としての燃料電池システムの構造を示す説明図である。
【図2】 制御ユニットの入出力信号を模式的に表した説明図である。
【図3】 実施例における凍結判定処理を説明するフローチャートである。
【図4】 実施例における凍結時の圧力変動を示す説明図である。
【図5】 実施例における凍結時の圧力変動を示す説明図である。
【図6】 実施例における凍結時のポンプの回転数を示す説明図である。
【図7】 実施例における凍結時処理を説明するフローチャートである。
【図8】 変形例における凍結時のバルブのステップ数を示す説明図である。
【符号の説明】
10…燃料電池スタック
20…水素タンク
21…シャットバルブ
22…レギュレータ
23…高圧バルブ
24…低圧バルブ
25…バルブ
26…排出バルブ
27…調圧バルブ
28…逆止弁
32、33、35、36、37…配管
34…排出管
38…ラジエータ
40…フィルタ
41…コンプレッサ
42…加湿器
43…マフラ
44…希釈機
45…水素ポンプ
46…ポンプ
47…ヒータ
51、53、54…圧力センサ
60…ディスプレイ
100…制御ユニット
101…アクセル開度センサ
102…温度センサ
103…温度センサ
200…圧力値
201、202…圧力値
300…回転指令値
301…実測値
210、211…圧力値
400、401…ステップ数

Claims (12)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池のアノードオフガスを前記燃料電池の外部に排出するための排出バルブを含み、発電に用いられるガスを、前記燃料電池に供給および前記燃料電池から排出するガス給排部と、
    前記燃料電池システムの起動時に、前記ガス給排部の前記排出バルブの凍結を判定する凍結判定手段と、
    前記前記凍結判定手段により前記排出バルブの凍結が検出された場合には、前記燃料電池システムの起動を禁止するシステム起動禁止手段とを備える燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    外気温を測定する温度測定手段を備えており、
    前記凍結判定手段は、前記温度測定手段により測定された温度に基づいて前記排出バルブの凍結判定する燃料電池システム。
  3. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    前記ガス給排部の圧力を測定する圧力測定手段を備えており、
    前記凍結判定手段は、前記圧力測定手段により測定された圧力に基づき、凍結を判定する燃料電池システム。
  4. 請求項3記載の燃料電池システムであって、
    前記ガス給排部に設置され、前記給排の量を調節する調節機構を備え、
    前記凍結判定手段は、前記調節機構の作動時に、前記圧力測定手段により測定される圧力変動に基づき、凍結を判定する燃料電池システム。
  5. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    前記燃料電池システムに設置され、前記ガス給排部のガス給排を行うための電動部品を備えており、
    前記凍結判定手段は、前記各電動部品に供給される電力に基づき、凍結を判定する燃料電池システム。
  6. 請求項6記載の燃料電池システムであって、
    電動部品の駆動を制御する駆動制御部を備え、
    前記凍結判定手段は、前記供給された電力により、前記電動部品の駆動指令値と、駆動時の実測値との比較に基づいて、凍結を判定する燃料電池システム。
  7. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    前記凍結判定手段は、更に、前記ガス給排部の前記排出バルブ以外の部位の凍結を判定しており、
    前記システム起動禁止手段は、前記凍結判定手段により凍結と判定された前記ガス給排部の部位が、前記前記排出バルブのみである場合には、前記システムの起動を許可し、
    前記起動により発電された電力および熱の少なくとも一方を利用して、前記凍結部品の解凍を行う解凍手段を備える燃料電池システム。
  8. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    更に、
    前記凍結判定手段により行われる凍結判定処理に関する情報をユーザに通知する通知手段を備える燃料電池システム。
  9. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    発電に用いられるガスの、前記燃料電池への供給および前記燃料電池からの排出に用いられるガス給排部と、
    前記ガス給排部の圧力を測定する圧力測定手段と、
    前記圧力測定手段により測定された圧力の変動に基づいて、前記燃料電池への空気および水素の供給が正常であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記燃料電池への空気および水素の供給が正常でないと判定された 場合に、前記燃料電池システムの起動を禁止するシステム禁止手段と、を備える燃料電池システム。
  10. 燃料電池のアノードオフガスを前記燃料電池の外部に排出するための排出バルブを含み、前記燃料電池の発電に用いられるガスを、前記燃料電池に供給および前記燃料電池から排出するガス給排部を備える燃料電池システムの起動制御方法であって、
    前記燃料電池システムの起動時に、前記ガス給排部の前記排出バルブの凍結を判定する凍結判定工程と、
    前記排出バルブの凍結が検出された場合には、前記燃料電池システムの起動を禁止するシステム起動禁止工程とを備える燃料電池システムの起動制御方法。
  11. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    発電に用いられるガスを、前記燃料電池に供給および前記燃料電池から排出するガス給排部と、
    前記ガス給排部の圧力を測定する圧力測定手段と、
    前記燃料電池システムの起動時に、前記圧力測定手段により測定された圧力に基づき、前記ガス給排部の少なくとも一部の凍結を判定する凍結判定手段と、
    前記ガス給排部の少なくとも一部について、前記凍結判定手段により凍結が検出された場合には、前記燃料電池システムの起動を禁止するシステム起動禁止手段とを備える燃料電池システム。
  12. 燃料電池システムの発電に用いられるガスの、前記燃料電池への供給および前記燃料電池からの排出に用いられるガス給排部を備える燃料電池システムの起動制御方法であって、
    前記ガス給排部の圧力を測定し、
    前記燃料電池システムの起動時に、前記圧力測定手段により測定された圧力に基づき、前記ガス給排部の少なくとも一部の凍結を判定し、
    前記ガス給排部の少なくとも一部について、前記凍結が検出された場合には、前記燃料電池システムの起動を禁止する、燃料電池システムの起動制御方法。
JP2002338665A 2002-11-22 2002-11-22 燃料電池システム Expired - Fee Related JP4179855B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002338665A JP4179855B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 燃料電池システム
US10/713,106 US7354673B2 (en) 2002-11-22 2003-11-17 Fuel cell system and method of controlling the same fuel cell system
EP03026489A EP1429409B1 (en) 2002-11-22 2003-11-20 Fuel cell system and method of starting the frozen fuel cell system
KR10-2003-0082938A KR100523197B1 (ko) 2002-11-22 2003-11-21 연료 전지 시스템 및 그 제어방법
CN2007101532937A CN101154732B (zh) 2002-11-22 2003-11-21 燃料电池系统
CNB2003101196798A CN100350662C (zh) 2002-11-22 2003-11-21 燃料电池系统和该燃料电池系统的控制方法
US11/979,613 US7976999B2 (en) 2002-11-22 2007-11-06 Fuel cell system and method of controlling the same fuel cell system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002338665A JP4179855B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 燃料電池システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008099162A Division JP5024889B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 燃料電池システム、燃料電池システムの起動制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004172025A JP2004172025A (ja) 2004-06-17
JP2004172025A5 JP2004172025A5 (ja) 2006-01-12
JP4179855B2 true JP4179855B2 (ja) 2008-11-12

Family

ID=32321906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002338665A Expired - Fee Related JP4179855B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 燃料電池システム

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7354673B2 (ja)
EP (1) EP1429409B1 (ja)
JP (1) JP4179855B2 (ja)
KR (1) KR100523197B1 (ja)
CN (2) CN100350662C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204957A (ja) * 2008-04-07 2008-09-04 Toyota Motor Corp 燃料電池システム、燃料電池システムの起動制御方法
US11799104B2 (en) 2020-03-30 2023-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Method of operating fuel cell system

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4254213B2 (ja) 2002-11-27 2009-04-15 日産自動車株式会社 燃料電池システム
JP4725002B2 (ja) * 2003-03-12 2011-07-13 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP4626126B2 (ja) * 2003-04-09 2011-02-02 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP4993240B2 (ja) * 2004-03-17 2012-08-08 トヨタ自動車株式会社 制御装置
US7842428B2 (en) * 2004-05-28 2010-11-30 Idatech, Llc Consumption-based fuel cell monitoring and control
JP4636336B2 (ja) * 2004-06-02 2011-02-23 トヨタ自動車株式会社 排気弁の故障診断装置
JP2006040828A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池のオフガス処理装置
JP4715138B2 (ja) * 2004-09-10 2011-07-06 トヨタ自動車株式会社 異常検出処理をする燃料電池システム
JP4706954B2 (ja) * 2004-11-26 2011-06-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP5007778B2 (ja) * 2004-12-16 2012-08-22 株式会社エクォス・リサーチ 燃料電池システム
JP4030063B2 (ja) * 2004-12-28 2008-01-09 本田技研工業株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法
JP4597800B2 (ja) * 2005-07-19 2010-12-15 本田技研工業株式会社 高圧水素製造装置
JP5082220B2 (ja) * 2005-10-05 2012-11-28 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
US20070243428A1 (en) * 2005-11-29 2007-10-18 Richards Christopher J Method of commencing operation of an electrochemical fuel cell stack from freeze-start conditions
JP5226936B2 (ja) 2006-03-22 2013-07-03 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法
JP2008097909A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP5007927B2 (ja) * 2006-10-27 2012-08-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP4840098B2 (ja) * 2006-11-20 2011-12-21 トヨタ自動車株式会社 圧力センサ
WO2008061550A1 (de) * 2006-11-23 2008-05-29 Daimlerchrysler Ag Gassystem für ein brennstoffzellenstapel sowie verfahren zum betrieb des gassystems
JP5066929B2 (ja) * 2007-02-09 2012-11-07 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP5435320B2 (ja) * 2007-02-09 2014-03-05 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
DE102007028298A1 (de) 2007-06-20 2008-12-24 Daimler Ag Gekapselte Abscheiderbaueinheit zur Integration in einer Gasversorgung eines Brennstoffzellensystems
JP5227005B2 (ja) * 2007-10-16 2013-07-03 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
US8371328B2 (en) * 2007-11-27 2013-02-12 GM Global Technology Operations LLC Back pressure valve with inductively heated flap
JP5262183B2 (ja) * 2008-02-28 2013-08-14 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP4403563B2 (ja) * 2008-06-10 2010-01-27 トヨタ自動車株式会社 燃料電池の車載構造
US8722218B2 (en) * 2008-10-31 2014-05-13 GM Global Technology Operations LLC Diagnostic to determine a valve/line freeze-up or failure in a fuel cell bleed manifold unit
WO2010128600A1 (ja) * 2009-05-08 2010-11-11 パナソニック株式会社 燃料電池システム
KR101134427B1 (ko) 2009-11-26 2012-04-10 기아자동차주식회사 연료전지의 냉시동성 향상을 위한 퍼지장치
US20110197920A1 (en) * 2010-02-16 2011-08-18 Andy Kenowski Monitoring and Recording Device for Clean-In-Place System
JP5834830B2 (ja) * 2011-11-28 2015-12-24 アイシン精機株式会社 燃料電池システム
WO2013153789A1 (ja) 2012-04-10 2013-10-17 パナソニック株式会社 燃料電池システム及びその運転方法
JP6168032B2 (ja) 2014-11-14 2017-07-26 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6361593B2 (ja) * 2015-06-26 2018-07-25 トヨタ自動車株式会社 車両および燃料電池システム
JP6183417B2 (ja) 2015-06-26 2017-08-23 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6387928B2 (ja) 2015-09-03 2018-09-12 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6198869B2 (ja) * 2016-02-15 2017-09-20 本田技研工業株式会社 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
KR101827156B1 (ko) * 2016-10-18 2018-02-07 현대자동차주식회사 연료전지시스템의 열화예측방법
JP6729348B2 (ja) * 2016-12-21 2020-07-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
DE102016125347A1 (de) 2016-12-22 2018-06-28 Audi Ag Brennstoffzellensystem
JP6788227B2 (ja) * 2017-03-30 2020-11-25 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6969321B2 (ja) * 2017-11-28 2021-11-24 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
US11024860B2 (en) 2018-01-11 2021-06-01 Ford Motor Company Fuel cell system for a vehicle
EP3573158A1 (en) * 2018-05-23 2019-11-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Fuel cell system
KR102614135B1 (ko) 2018-05-24 2023-12-13 현대자동차주식회사 연료전지의 공기 공급 제어방법 및 제어시스템
JP7044006B2 (ja) * 2018-07-31 2022-03-30 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP7087925B2 (ja) * 2018-11-05 2022-06-21 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP7135986B2 (ja) * 2019-04-12 2022-09-13 株式会社デンソー 燃料電池システム
CN112928310B (zh) * 2019-12-05 2022-10-21 未势能源科技有限公司 气液分离器排水阀的控制方法和装置、燃料电池及交通工具
DE102020207570A1 (de) 2020-06-18 2021-12-23 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zur Diagnose einer Querschnittsverengung eines Pfads in einem Brennstoffzellensystem
WO2023051924A1 (en) * 2021-09-30 2023-04-06 Volvo Truck Corporation A system, a method of controlling a system, and a vehicle comprising a system
US20230268536A1 (en) * 2022-02-21 2023-08-24 Ford Global Technologies, Llc Fuel cell vehicle freeze start up inhibition
CN116799258B (zh) * 2023-08-29 2023-11-03 上海重塑能源科技有限公司 一种燃料电池电堆结冰位置静态及动态检测方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410360A (ja) 1990-04-25 1992-01-14 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池発電装置
US5798786A (en) 1996-05-07 1998-08-25 Recon/Optical, Inc. Electro-optical imaging detector array for a moving vehicle which includes two axis image motion compensation and transfers pixels in row directions and column directions
US5798186A (en) * 1996-06-07 1998-08-25 Ballard Power Systems Inc. Method and apparatus for commencing operation of a fuel cell electric power generation system below the freezing temperature of water
JPH11214025A (ja) 1998-01-21 1999-08-06 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池装置
JP3416512B2 (ja) 1998-03-20 2003-06-16 三洋電機株式会社 燃料電池装置
US6103410A (en) * 1998-06-05 2000-08-15 International Fuel Cells Corporation Start up of frozen fuel cell
JP4014730B2 (ja) 1998-06-18 2007-11-28 日産自動車株式会社 燃料電池システム
US6068941A (en) * 1998-10-22 2000-05-30 International Fuel Cells, Llc Start up of cold fuel cell
DE19930876C2 (de) 1999-07-05 2003-04-17 Siemens Ag Brennstoffzellenanlage und Verfahren zur dynamischen Regelung der Temperatur und/oder der Zusammensetzung des Prozessgases der Brenstoffzellenanlage
US6428918B1 (en) * 2000-04-07 2002-08-06 Avista Laboratories, Inc. Fuel cell power systems, direct current voltage converters, fuel cell power generation methods, power conditioning methods and direct current power conditioning methods
JP2001351652A (ja) 2000-06-02 2001-12-21 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2002093445A (ja) 2000-09-11 2002-03-29 Equos Research Co Ltd 燃料電池装置及びその運転方法
JP4799751B2 (ja) 2001-04-10 2011-10-26 本田技研工業株式会社 燃料電池の始動制御装置
US6727013B2 (en) 2001-09-07 2004-04-27 General Motors Corporation Fuel cell energy management system for cold environments
JP3741009B2 (ja) 2001-09-07 2006-02-01 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP3801022B2 (ja) 2001-11-08 2006-07-26 日産自動車株式会社 燃料電池の低温起動方法
JP2004153947A (ja) 2002-10-31 2004-05-27 Toyota Motor Corp 動力出力装置および電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204957A (ja) * 2008-04-07 2008-09-04 Toyota Motor Corp 燃料電池システム、燃料電池システムの起動制御方法
US11799104B2 (en) 2020-03-30 2023-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Method of operating fuel cell system

Also Published As

Publication number Publication date
CN101154732A (zh) 2008-04-02
US20080075992A1 (en) 2008-03-27
CN100350662C (zh) 2007-11-21
US7354673B2 (en) 2008-04-08
CN101154732B (zh) 2011-05-11
US7976999B2 (en) 2011-07-12
EP1429409B1 (en) 2012-12-26
KR100523197B1 (ko) 2005-10-24
KR20040045349A (ko) 2004-06-01
CN1505194A (zh) 2004-06-16
JP2004172025A (ja) 2004-06-17
EP1429409A1 (en) 2004-06-16
US20040106026A1 (en) 2004-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4179855B2 (ja) 燃料電池システム
US7838157B2 (en) Fuel cell system
JP5522590B2 (ja) 燃料電池システム
WO2010150337A1 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムにおける始動時制御方法
EP2202835B1 (en) Fuel cell system
JP5024889B2 (ja) 燃料電池システム、燃料電池システムの起動制御方法
KR101036263B1 (ko) 연료전지시스템
CA2629627C (en) Fuel cell system and method for reducing electrode deterioration during start up
JP5065794B2 (ja) 燃料電池システム
US8338042B2 (en) Fuel cell system
JP4106960B2 (ja) 燃料電池システム
JP5168814B2 (ja) 燃料電池システム、および燃料電池システムを搭載する車両
JP4609630B2 (ja) 燃料電池のバルブ異常判定制御装置
US11621430B2 (en) Fuel cell system
JP2007134063A (ja) 燃料電池システム及びそのガス漏れ検知方法並びに移動体
JP2007184199A (ja) 燃料電池システム
JP4176453B2 (ja) 燃料電池システムの運転制御
JP5060105B2 (ja) 燃料電池システム
JP7189813B2 (ja) 燃料電池システム、車両および燃料電池システムの制御方法
JP4884663B2 (ja) 燃料電池の起動方法
JP2010146978A (ja) 燃料電池システム
JP2010015734A (ja) 燃料電池システム
JP2011210511A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051122

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080826

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4179855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees