JP5226936B2 - 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法 - Google Patents

燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5226936B2
JP5226936B2 JP2006078817A JP2006078817A JP5226936B2 JP 5226936 B2 JP5226936 B2 JP 5226936B2 JP 2006078817 A JP2006078817 A JP 2006078817A JP 2006078817 A JP2006078817 A JP 2006078817A JP 5226936 B2 JP5226936 B2 JP 5226936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
pump
circulation pump
fuel
fuel gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006078817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007257929A (ja
Inventor
研一 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006078817A priority Critical patent/JP5226936B2/ja
Priority to US12/279,731 priority patent/US8541120B2/en
Priority to CN2007800061291A priority patent/CN101390237B/zh
Priority to DE112007000196.8T priority patent/DE112007000196B4/de
Priority to PCT/IB2007/000659 priority patent/WO2007107836A1/en
Publication of JP2007257929A publication Critical patent/JP2007257929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5226936B2 publication Critical patent/JP5226936B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04089Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
    • H01M8/04097Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with recycling of the reactants
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04225Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells during start-up
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04231Purging of the reactants
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04253Means for solving freezing problems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04268Heating of fuel cells during the start-up of the fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、燃料電池システムにおいて、燃料ガスを循環させるための循環ポンプの異常検知に関する。
近年、水素を含有する燃料ガスと酸素を含有する酸化ガスを用いて発電を行う燃料電池が注目されている。このような燃料電池を備える燃料電池システムは、燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、燃料電池から排出された燃料ガスを、再利用のために燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、燃料ガス循環流路上に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプなどを備えている。なお、上述したガス流路のうち、燃料ガスが循環する流路を循環系流路とも呼ぶ。
上述したような燃料電池システムにおいて、上記燃料電池システムの起動時に、循環ポンプの駆動を試みて、循環ポンプが駆動するか否かを検知するポンプ駆動検知が行われる場合がある(下記特許文献1参照)。ここで、このポンプ駆動検知において、循環ポンプが駆動しないと検知された場合には、循環ポンプが故障していると判定され、例えば、発電を中止するなどの処置がとられていた。
特開2004−172025号公報
ところで、燃料電池では、発電中に電気化学反応によって水が生成され、この生成水も循環系流路を循環し、循環ポンプ内に生成水が残留する場合がある。このような状態で、外気温が氷点下というような低温になり、一定時間燃料電池システムの運転が停止されると、循環ポンプ内の残留水が凍結する場合があり、この場合、循環ポンプが駆動しないおそれがあった。
従って、上述の燃料電池システムの起動時に、ポンプ駆動検知を行った場合であって、循環ポンプが駆動しなかった場合において、循環ポンプが故障により駆動しない場合の他、循環ポンプが凍結によって駆動しない場合も考えられる。そうすると、ポンプ駆動検知において、循環ポンプが凍結により駆動せず、実際には故障していない場合でも、循環ポンプの故障と判定されてしまうおそれがあった。その結果、循環ポンプが実際には故障していない場合であっても、発電を中止しなければならないなどの不具合が生じるおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、燃料電池システムの起動時において、循環ポンプが正常なのか、故障なのかを正確に判定する技術を提供することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の燃料電池システムにおいて、
燃料電池システムであって、
燃料電池と、
燃料ガス供給部と、
前記燃料ガス供給部から前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
前記燃料電池と前記燃料ガス供給流路と接続され、前記燃料電池から排出される前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
前記燃料ガス循環流路上に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプと、
前記循環ポンプのポンプ温度を検知するポンプ温度検知部と、
前記循環ポンプを暖機する暖機手段と、
前記循環ポンプを駆動するポンプ制御部と、
前記循環ポンプの故障を判定するための故障判定部と、
を備え、
前記燃料電池システムの起動時において、前記ポンプ温度検知部の検知した前記ポンプ温度が水の融点未満の場合に、前記暖機手段が前記循環ポンプを暖機させると共に、前記ポンプ制御部が前記循環ポンプを駆動させ、
前記故障判定部は、前記循環ポンプの前記ポンプ温度が前記水の融点以上の場合であって、前記循環ポンプの回転数が所定回転数未満の場合に、前記循環ポンプが故障していると判定することを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、循環ポンプが凍結していた場合であっても、循環ポンプが正常なのか、実際に故障なのかを正確に判定することが可能となる。
上記燃料電池システムにおいて、
前記暖機手段は、
酸化ガスを前記燃料電池に供給するための酸化ガス供給部を備え、
前記ポンプ温度検知部が検知した前記ポンプ温度が前記水の融点未満であると、前記燃料ガス供給部および前記酸化ガス供給部に、それぞれ前記燃料ガスおよび前記酸化ガスを前記燃料電池に供給させることにより前記燃料電池で発電を行わせ、発電により生じる熱で前記循環ポンプを暖機するようにしてもよい。
このようにすれば、燃料電池システムの装置を使って循環ポンプを暖機することが可能であるので、燃料電池システムの部品点数を抑制することができる。
上記燃料電池システムにおいて、
前記循環ポンプを、前記燃料電池と一体化して設置するようにしてもよい。
このようにすれば、燃料電池で生じた熱が、速やかに循環ポンプに伝達されるので、素早く循環ポンプを暖機させることができる。
上記燃料電池システムにおいて、
前記暖機手段は、
前記燃料ガス循環流路であって、前記循環ポンプの設けられた位置より前記燃料ガスの循環方向に対して上流側の位置から、前記燃料ガスを前記燃料電池システムの外部に排出するためのパージ流路と、
前記パージ流路に設けられる遮断弁と、
前記遮断弁を開弁制御する弁制御部と、
前記酸化ガス供給部が前記燃料電池に供給する前記酸化ガスの供給量を調整可能な酸化ガス調整部と、
を備え、
前記燃料電池で発電を行わせる際に、前記弁制御部に、前記遮断弁を開弁させ、前記燃料電池に供給される前記燃料ガス供給量を増加させ、該燃料ガス供給量に対応させて、前記酸化ガス調整部に前記酸化ガス供給量を増加させることで、前記燃料電池の発電量を増加させるようにしてもよい。
このようにすれば、燃料電池の発電量の増加に伴い、発電により生じる熱も増加するので、素早く循環ポンプを暖機させることができる。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の燃料電池システムの運転方法は
燃料電池システムの運転方法であって、
前記燃料電池システムは、
燃料電池と、
燃料ガス供給部と、
前記燃料ガス供給部から前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
前記燃料電池と前記燃料ガス供給流路と接続され、前記燃料電池から排出される前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
前記燃料ガス循環流路上に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプと、
を備え、
前記運転方法は、
(A)前記燃料電池システムの起動時において、前記循環ポンプのポンプ温度を検知する工程と、
(B)検知した前記ポンプ温度が水の融点未満である場合に、前記循環ポンプを暖機すると共に、前記循環ポンプを駆動させる工程と、
(C)前記循環ポンプの前記ポンプ温度が前記水の融点以上の場合であって、前記循環ポンプの回転数が所定回転数未満の場合に、前記循環ポンプが故障していると判定する工程と、
を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムの運転方法によれば、循環ポンプが凍結していた場合であっても、循環ポンプが正常なのか、実際に故障なのかを正確に判定することが可能となる。
なお、本発明は、上記した燃料電池システムなど装置発明や燃料電池システムの運転方法などの態様に限ることなく、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下では、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の手順で説明する。
A.実施例:
A1.燃料電池システムの構成:
A2.ポンプ故障検知処理:
B.変形例:
A.実施例:
A1.燃料電池システムの構成:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池システム100の構成を示すブロック図である。この燃料電池システム100は、主に燃料電池10と、水素タンク20と、ブロワ30と、循環ポンプ50と、希釈器60と、温度センサ70と、水素遮断弁200と、調圧弁220と、ガス排出弁240と、制御回路400と、を備えている。
燃料電池10は、固体高分子型の燃料電池であり、構成単位である単セル(以下単にセルと呼ぶ。)を複数積層したスタック構造を有している。各セルは、電解質膜(図示せず)を挟んでアノード(図示せず)とカソード(図示せず)とを配置した構成となっている。燃料電池10は、各々のセルのアノード側に水素を含有する燃料ガスを供給し、カソード側に酸素を含有する酸化ガスを供給することで、電気化学反応が進行し、起電力を生じる。燃料電池10は、生じた電力を燃料電池10に接続される所定の負荷(例えば、モータや蓄電池。)に供給する。なお、燃料電池10としては、上記した固体高分子型燃料電池の他、水素分離膜型燃料電池や、アルカリ水溶液電解質型や、リン酸電解質型や、あるいは溶融炭酸塩電解質型等、種々のタイプの燃料電池を用いることができる。以下では、燃料電池10の燃料ガスが流れる流路をアノード流路25と呼び、酸化ガスが流れる流路をカソード流路35と呼ぶ。
水素タンク20は、高圧の水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、燃料ガス供給流路24を介して燃料電池10のアノード流路25に接続されている。燃料ガス供給流路24上において、水素タンク20から近い順番に、水素遮断弁200と、調圧弁220とが設けられている。水素遮断弁200を開弁することにより、燃料電池10に水素ガスを燃料ガスとして供給する。なお、水素タンク20に代えて、アルコール、炭化水素、アルデヒドなどを原料とする改質反応によって水素を生成し、アノード側へ供給するものとしてもよい。
アノード流路25の出口側と燃料ガス供給流路24とがガス循環流路27によって接続されている。また、このガス循環流路27上には、循環ポンプ50が設けられている。循環ポンプ50が駆動することにより、燃料電池10のアノードで電気化学反応に供された後の燃料ガスは、ガス循環流路27および燃料ガス供給流路24を介して、再び、燃料電池10のアノード流路25(アノード)に供給され、発電に再利用される。以下では、燃料ガスが循環する流路、すなわち、ガス循環流路27、燃料ガス供給流路24、アノード流路25、から形成される流路を水素循環系流路とも呼ぶ。
また、循環ポンプ50は、燃料電池10と一体化するように、支柱55によって燃料電池10と接して設置されている。
燃料電池システム100には、循環ポンプ50のポンプ室(図示せず)の温度を検出するための温度センサ70が設けられている。
ガス循環流路27上であって燃料電池10と循環ポンプ50との間の位置と、希釈器60とに接続されるパージ流路28が設けられる。パージ流路28上には、ガス排出弁240が設けられている。燃料ガスが水素循環系流路を循環するうちに、燃料ガス中には、水素以外の不純ガス(窒素等)が混入し、濃度が徐々に増加してしまい、その結果、燃料電池10の電池性能の低下を招くおそれがある。そこで、本実施例の燃料電池システム100では、ガス排出弁240を定期的に開弁する。そうすると、燃料ガスがパージ流路28に排出される。このようにパージ流路28に排出された燃料ガスについての詳細は、後述する。
ブロワ30は、空気を酸化ガスとして燃料電池10のカソード(図示せず)に供給するための装置である。ブロワ30は、酸化ガス供給流路34を介して燃料電池10のカソード流路35と接続されている。
また、燃料電池10のカソード流路35(の出口側)は、酸化ガス排出流路36と接続されており、カソードで電気化学反応に供された後の酸化ガスは、酸化ガス排出流路36に排出される。
希釈器60は、燃料ガス中に含まれる水素を酸化ガスと混合させて希釈する装置であり、酸化ガス排出流路36と、パージ流路28と、混合ガス排出流路45とそれぞれ接続されている。希釈器60は、多孔質セラミックから成る流通板61によって2つの部屋に区切られ、パージ流路28からの燃料ガスが流入し滞留する滞留室62と、酸化ガス排出流路36からの酸化ガスが流入する希釈室63とを備えている。
ガス排出弁240が開弁されると、ガス循環流路27を流れる燃料ガスが、パージ流路28を介して、希釈器60の滞留室62へ流入し、滞留する。この場合、希釈器60において、希釈室63に流入した酸化ガスは、そのまま通過して、混合ガス排出流路45を介して外部に排出されるが、この際、滞留室62に滞留している燃料ガスは、酸化ガスの通過により、多孔質な流通板61を介して希釈室63へ徐々に吸い込まれていき、希釈室63で酸化ガスと混合する。その結果、希釈器60の希釈室63からは、燃料ガスと酸化ガスとの混合ガスが、混合ガス排出流路45を介して燃料電池システム100の外部に排出されることとなる。このようにして、水素循環系流路を循環する燃料ガス中の水素は、酸化ガスにより希釈されて、燃料電池システム100の外部に排出される。
制御回路400は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種信号を入出力する入出力ボート(図示せず)等を備え、ブロワ30、循環ポンプ50、水素遮断弁200、および、ガス排出弁240などの燃料電池システム100に関する種々の制御を行う。
また、制御回路400は、ポンプ制御部410と、温度検出部420と、弁制御部430と、ブロワ制御部440と、故障判定部450として機能し、後述のポンプ故障検知処理を実行する。温度検出部420は、温度センサ70から循環ポンプ50(ポンプ室)の温度を検出する。
ところで、本実施例の燃料電池システム100は、起動時において、循環ポンプ50の故障を検知するためのポンプ故障検知処理を実行する。以下に、この処理について説明する。
A2.ポンプ故障検知処理:
図2は、本実施例の燃料電池システム100が行うポンプ故障検知処理のフローチャートである。このポンプ故障検知処理開始時の前提条件として、水素遮断弁200、ガス排出弁240は、共に、閉弁されており、ブロワ30および循環ポンプ50は、駆動されておらず、すなわち、燃料電池10は、発電状態にない。
まず、ポンプ制御部410は、循環ポンプ50を駆動するための駆動信号∨を循環ポンプ50に送信する(ステップS10)。一方、循環ポンプ50は、正常であれば、駆動信号∨を受けると、それに基づき駆動する。
次に、ポンプ制御部410は、循環ポンプ50が駆動したか、具体的には、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転しているか否かを判断する(ステップS20)。なお、この所定回転数αは、燃料電池システム100の具体的な設計に基づいて決定され、例えば、1としてもよい。
ポンプ制御部410が、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転したと判断した場合(ステップS20:YES)には、故障判定部450は、循環ポンプ50が正常に駆動すると判定し(ステップS200)、この処理を終了する。なお、この後、制御回路400は、例えば、ブロワ30を駆動し、水素遮断弁200を開弁して、発電を開始するようにしてもよい。
一方、ポンプ制御部410が、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転していないと判断すると(ステップS20:NO)、続いて、温度検出部420は、温度センサ70から循環ポンプ50(ポンプ室)の温度(以下では、循環ポンプ温度Tp1とする。)を検出する(ステップS30)。なお、この際、ポンプ制御部410は、駆動信号∨の送信を停止する。
そして、温度検出部420は、循環ポンプ温度Tp1が水の融点(約0℃)未満か否かを判断する(ステップS40)。ここで、水の融点を「約0℃」と記したのは、圧力状態により融点が変化することを考慮したためである。
温度検出部420が、循環ポンプ温度Tp1が水の融点(約0℃)未満でないと判断した場合(ステップS40:NO)には、故障判定部450は、循環ポンプ50(ポンプ室)が凍結していないにもかかわらず、循環ポンプ50が駆動しないので、循環ポンプ50が故障であると判定し(ステップS100)、この処理を終了する。この後、制御回路400は、例えば、燃料電池10で発電を行なわせないなどの処置をするようにしてもよい。
一方、温度検出部420が、循環ポンプ温度Tp1か水の融点(約0℃)未満であると判断した場合(ステップS40:YES)には、制御回路400は、循環ポンプ50が凍結して駆動できない状態にあると判断して、燃料電池10で発電を行う(ステップS50)。具体的には、弁制御部430は、水素遮断弁200を開弁し、アノード流路25に供給される燃料ガスの供給量が所定値β以下とならないように、ガス排出弁240を開閉弁制御させ、また、ブロワ制御部440は、ブロワ30を駆動して、燃料電池10のカソードに対して、上記燃料ガスの供給量に対応させた量の酸化ガスを供給することで、燃料電池10で発電を行う。これにより、燃料電池10は、発電に伴い高温となり、燃料電池10と接して設置される循環ポンプ50(のポンプ室)は、暖機され、昇温する。この際、パージ流路28から排出される燃料ガスは、希釈器60によって希釈されて、燃料電池システム100の外部に排出される。なお、所定値βは、燃料電池10が循環ポンプ50を十分暖機できるような数値として設定されればよく、燃料電池システム100の具体的な設計に基づいて決定される。また、この所定値βに基づき、ガス排出弁240の開弁頻度も決定されることになる。
このように、燃料電池10で発電を行う際において、水素遮断弁200を開弁することで、燃料電池10のアノードに供給される燃料ガス量を増加させ、また、燃料ガスの供給量に対応させて酸化ガスを燃料電池10のカソードに供給するようにしている。このようにすれば、燃料電池10の発電量を増力はせることができ、素早く循環ポンプ50を暖機させることができる。
燃料電池10の発電が開始されると、温度検出部420は、温度センサ70から循環ポンプ50(ポンプ室)の温度(以下では、循環ポンプ温度Tp2とする。)を検出し(ステップS60)、循環ポンプ温度Tp2が水の融点(約0℃)以上であるか否かを判断する(ステップS70)。温度検出部420は、検出した循環ポンプ温度Tp2が水の融点(約0℃)以上でないと判断した場合(ステップS70:NO)には、再度、ステップS60の処理にリターンする。
温度検出部420が、循環ポンプ温度Tp2が水の融点(約0℃)以上と判断した場合(ステップS70:YES)には、ポンプ制御部410は、循環ポンプ50を駆動するための駆動信号∨を再度循環ポンプ50に送信する(ステップS80)。
そして、ポンプ制御部410は、循環ポンプ50が駆動したか、具体的には、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転しているか否かを判断する(ステップS90)。
ポンプ制御部410が、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転したと判断した場合(ステップS90:YES)には、故障判定部450は、前回ポンプ制御部410が駆動信号∨を送信して(ステップSlO)循環ポンプ50を駆動しようとしても駆動しなかったのは(ステップS20:NO)、循環ポンプ50が凍結のため駆動できなかったと判定すると共に、循環ポンプ50が正常に駆動すると判定する(ステップS200)。その後、この処理を終了し、例えば、制御回路400は、燃料電池10で発電を開始させるようにしてもよい。
一方、ポンプ制御部410が、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転していないと判断すると(ステップS90:NO)、故障判定部450は、暖機により循環ポンプ50(ポンプ室)が凍結していないにもかかわらず、循環ポンプ50が駆動しないので、循環ポンプ50が故障であると判定し(ステップS100)、この処理を終了する。なお、この処理の終了時において、上述のステップ50の処理で、燃料電池10の発電を行っている場合には、発電を停止するようにしてもよい。なお、この際、ポンプ制御部410は、駆動信号Vの送信を停止する。
以上のように、本実施例の燃料電池システム100では、ポンプ故障検知処理において、循環ポンプ50が駆動しなかった場合であって、循環ポンプ50(ポンプ室)の温度(循環ポンプ温度Tp1)が、水の融点(0℃)未満の場合には、燃料電池10で発電を開始することで、循環ポンプ50を暖機し、循環ポンプ50(ポンプ室)の温度を水の融点(0℃)以上に昇温させ、その後、再度、循環ポンプ50の駆動を試みるようにしている。このようにすれば、循環ポンプ50が凍結していた場合であっても、循環ポンプ50が正常なのか、実際に故障なのかを正確に判定することが可能となる。
また、本実施例の燃料電池システム100では、循環ポンプ50を燃料電池10と接するように設置し、ポンプ故障検知処理において、循環ポンプ50を暖機する場合に、燃料電池10で発電を行い、その生成熱により循環ポンプ50を暖機するようにしている。このようにすれば、燃料電池システム100の装置を使って循環ポンプ50を暖機することが可能であるので、燃料電池システム100の部品点数を抑制することができる。また、循環ポンプ50は、燃料電池10と接しているので、燃料電池10で生じた熱が、速やかに循環ポンプ50に伝達されるので、素早く循環ポンプを暖機させることができる。
なお、水素タンク20は、請求項における燃料ガス供給部に該当し、ガス循環流路27は、請求項における燃料ガス循環流路に該当し、ガス排出弁240は、請求項における遮断弁に該当し、ポンプ制御部410は、請求項におけるポンプ制御部に該当し、温度検出部420は、請求項におけるポンプ温度検知部に該当し、弁制御部430は、請求項における弁制御部に該当し、ブロワ制御部440は、請求項における酸化ガス調整部に該当し、故障判定部450は、請求項における故障判定部に該当し、ブロワ30は、請求項における酸化ガス供給部に該当する。また、ブロワ30と、水素タンク20と、水素遮断弁200と、制御回路400と、燃料電池10とは、請求項における暖機手段に該当する。
B.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
B1.変形例1:
上記実施例の燃料電池システム100において、循環ポンプ50を燃料電池10に接するように設置していたが本発明は、これに限られるものではない。燃料電池10の発電に伴い循環ポンプ50が暖機できる距離であれば、接して設置する必要がなく、循環ポンプ50を燃料電池10から所定距離離して設置するようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B2.変形例2:
上記実施例の燃料電池システム100において、循環ポンプ50を燃料電池10に接するように設置し、燃料電池10の発電で生じる熱を用いて、循環ポンプ50を暖機するようにしていたが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、循環ポンプ50に所定のヒータなどの熱源を設けて、それにより循環ポンプ50を暖機するようにしてもよい。このようにすれば、循環ポンプ50を燃料電池10と接して設置する必要がなく、循環ポンプ50の配置の自由度が増す。
B3.変形例3:
上記実施例の燃料電池システム100が行うポンプ故障検知処理(図2)において、温度検出部420は、ステップS30の処理で、循環ポンプ温度Tp1を循環ポンプ50から直接検出するようにしているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、温度検出部420は、燃料電池システム100外部の大気温を検出し、その大気温から循環ポンプ50の温度を推算するようにしてもよい。また、温度検出部420は、燃料電池システム100内の所定部(例えば、燃料電池10。)の温度から循環ポンプ50の温度を推算するようにしてもよい。このようにすれば、温度センサ70を設ける必要が無く、部品点数を軽減することができる。
B4.変形例4:
上記実施例の燃料電池システム100は、ポンプ故障検知処理(図2)において、循環ポンプ温度Tp2が、燃料電池10の発電により、水の融点以上となると(ステップS70:YES)、循環ポンプ50に駆動信号Vを送信し(ステップS80)、さらに、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転しないと、循環ポンプ50が故障であると判定するようにしているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、図2のポンプ故障検知処理において、ステップS60〜ステップS90の処理を行わず、以下のようにしてもよい。
すなわち、制御回路400が燃料電池10で発電(ステップS50)を開始後、ポンプ制御部410は、循環ポンプ50に駆動信号Vを送信する(ステップS60A)。次に、ポンプ制御部410は、循環ポンプ50が駆動したか、具体的には、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転しているか否かを判断する(ステップS70A)。そして、ポンプ制御部410が、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転したと判断した場合(ステップS70A:YES)には、故障判定部450は、循環ポンプ50が正常に駆動すると判定する(ステップS200)。
一方、ポンプ制御部410が、循環ポンプ50が所定回転数α以上で回転していないと判断すると(ステップS70A:NO)、続いて、温度検出部420は、循環ポンプ温度Tp2を検出し(ステップS80A)、循環ポンプ温度Tp2が水の融点(約0℃)以上であるか否かを判断する(ステップS90A)。温度検出部420は、検出した循環ポンプ温度Tp2が水の融点(約0℃)以上でないと判断した場合(ステップS90A:NO)には、再度、ステップS60Aの処理にリターンする。
温度検出部420が、循環ポンプ温度Tp2が水の融点(約0℃)以上と判断した場合(ステップS90A:YES)には、故障判定部450は、暖機により循環ポンプ50(ポンプ室)が凍結していないにもかかわらず、循環ポンプ50が駆動しないので、循環ポンプ50が故障であると判定し(ステップS100)、この処理を終了する。以上のようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B5.変形例5:
上記実施例において、制御回路400の各部は、ソフトウェア的に構成されているものを、ハードウェア的に構成するようにしてもよいし、ハードウェア的に構成されているものを、ソフトウェア的に構成するようにしてもよい。
本発明の一実施例としての燃料電池システム100の構成を示すブロック図である。 上記実施例の燃料電池システム100が行うポンプ故障検知処理のフローチャートである。
符号の説明
10…燃料電池
20…水素タンク
24…燃料ガス供給流路
25…アノード流路
27…ガス循環流路
28…パージ流路
30…ブロワ
34…酸化ガス供給流路
35…カソード流路
36…酸化ガス排出流路
45…混合ガス排出流路
50…循環ポンプ
55…支柱
60…希釈器
70…温度センサ
100…燃料電池システム
200…水素遮断弁
220…調圧弁
240…ガス排出弁
400…制御回路
410…ポンプ制御部
420…温度検出部
430…弁制御部
440…ブロワ制御部
450…故障判定部

Claims (5)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    燃料ガス供給部と、
    前記燃料ガス供給部から前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
    前記燃料電池と前記燃料ガス供給流路と接続され、前記燃料電池から排出される前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
    前記燃料ガス循環流路上に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプと、
    前記循環ポンプのポンプ温度を検知するポンプ温度検知部と、
    前記循環ポンプを暖機する暖機手段と、
    前記循環ポンプを駆動するポンプ制御部と、
    前記循環ポンプの故障を判定するための故障判定部と、
    を備え、
    前記燃料電池の発電に先立つ前記燃料電池システムの起動時において、前記ポンプ制御部が前記循環ポンプを一時的に駆動させ、
    前記ポンプ温度検知部の検知した前記ポンプ温度が水の融点未満である場合には、前記暖機手段は前記燃料電池を発電させ該発電に伴う熱で前記循環ポンプを暖機し、
    前記故障判定部は、前記暖機の結果、前記循環ポンプの前記ポンプ温度が前記水の融点以上となると、前記ポンプ制御部により前記循環ポンプを再駆動する駆動信号を出力し、該再駆動の際の前記循環ポンプの回転数が所定回転数未満の場合に、前記循環ポンプが故障していると判定し、
    前記循環ポンプが故障していると判定された場合であって前記燃料電池が発電を行っている場合には、前記燃料電池の発電を停止させると共に、前記ポンプ制御部は、前記循環ポンプの前記再駆動の駆動信号の出力を停止させることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記暖機手段は、
    酸化ガスを前記燃料電池に供給するための酸化ガス供給部を備え、
    前記ポンプ温度検知部が検知した前記ポンプ温度が前記水の融点未満であると、前記燃料ガス供給部および前記酸化ガス供給部に、それぞれ前記燃料ガスおよび前記酸化ガスを前記燃料電池に供給させることにより前記燃料電池で発電を行わせ、発電により生じる熱で前記循環ポンプを暖機することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記循環ポンプは、前記燃料電池と一体化して設置されることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記暖機手段は、
    前記燃料ガス循環流路であって、前記循環ポンプの設けられた位置より前記燃料ガスの循環方向に対して上流側の位置から、前記燃料ガスを前記燃料電池システムの外部に排出するためのパージ流路と、
    前記パージ流路に設けられる遮断弁と、
    前記遮断弁を開弁制御する弁制御部と、
    前記酸化ガス供給部が前記燃料電池に供給する前記酸化ガスの供給量を調整可能な酸化ガス調整部と、
    を備え、
    前記燃料電池で発電を行わせる際に、前記弁制御部に、前記遮断弁を開弁させ、前記燃料電池に供給される前記燃料ガス供給量を増加させ、該燃料ガス供給量に対応させて、前記酸化ガス調整部に前記酸化ガス供給量を増加させることで、前記燃料電池の発電量を増加させることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 燃料電池システムの運転方法であって、
    前記燃料電池システムは、
    燃料電池と、
    燃料ガス供給部と、
    前記燃料ガス供給部から前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
    前記燃料電池と前記燃料ガス供給流路と接続され、前記燃料電池から排出される前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
    前記燃料ガス循環流路上に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプと、
    を備え、
    前記運転方法は、
    (A)前記燃料電池の発電に先立つ前記燃料電池システムの起動時において、前記循環ポンプを一時的に駆動させた上で、前記循環ポンプのポンプ温度を検知する工程と、
    (B)検知した前記ポンプ温度が水の融点未満である場合に、前記燃料電池を発電させ該発電に伴う熱で前記循環ポンプを暖機する工程と、
    (C)該暖機の結果、前記循環ポンプの前記ポンプ温度が前記水の融点以上となると、前記循環ポンプを再駆動する駆動信号を出力し、該再駆動の際の前記循環ポンプの回転数が所定回転数未満の場合に、前記循環ポンプが故障していると判定する工程と、
    (D)前記工程(C)において前記循環ポンプが故障していると判定された場合であって、前記燃料電池が発電を行っている場合には、前記燃料電池の発電を停止させると共に、前記循環ポンプの前記再駆動の駆動信号の出力を停止させる工程と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
JP2006078817A 2006-03-22 2006-03-22 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法 Expired - Fee Related JP5226936B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006078817A JP5226936B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法
US12/279,731 US8541120B2 (en) 2006-03-22 2007-03-16 Fuel cell system and operation method for fuel cell system
CN2007800061291A CN101390237B (zh) 2006-03-22 2007-03-16 燃料电池系统和燃料电池系统的操作方法
DE112007000196.8T DE112007000196B4 (de) 2006-03-22 2007-03-16 Brennstoffzellensystem und Betriebsverfahren für ein Brennstoffzellensystem
PCT/IB2007/000659 WO2007107836A1 (en) 2006-03-22 2007-03-16 Fuel cell system and operation method for fuel cell system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006078817A JP5226936B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007257929A JP2007257929A (ja) 2007-10-04
JP5226936B2 true JP5226936B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=38265491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006078817A Expired - Fee Related JP5226936B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8541120B2 (ja)
JP (1) JP5226936B2 (ja)
CN (1) CN101390237B (ja)
DE (1) DE112007000196B4 (ja)
WO (1) WO2007107836A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11799104B2 (en) 2020-03-30 2023-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Method of operating fuel cell system

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4735642B2 (ja) 2007-12-27 2011-07-27 日産自動車株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP5287368B2 (ja) * 2009-03-05 2013-09-11 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6123774B2 (ja) * 2014-11-11 2017-05-10 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6493323B2 (ja) * 2016-07-21 2019-04-03 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
WO2018066126A1 (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 三菱電機株式会社 給湯機
JP6565860B2 (ja) * 2016-10-17 2019-08-28 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP6737125B2 (ja) * 2016-10-21 2020-08-05 三菱電機株式会社 給湯機
JP6631566B2 (ja) * 2017-03-09 2020-01-15 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム及び判定方法
EP3573158A1 (en) * 2018-05-23 2019-11-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Fuel cell system

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4348891B2 (ja) * 2001-06-15 2009-10-21 トヨタ自動車株式会社 燃料電池を有する動力出力装置およびその方法
JP3757865B2 (ja) * 2001-12-27 2006-03-22 トヨタ自動車株式会社 2次空気供給装置の故障診断方法
JP4334851B2 (ja) * 2002-10-29 2009-09-30 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
JP4179855B2 (ja) 2002-11-22 2008-11-12 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
CN1534817A (zh) * 2003-03-31 2004-10-06 亚太燃料电池科技股份有限公司 液态冷却式燃料电池系统
JP2005032652A (ja) 2003-07-09 2005-02-03 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP4529387B2 (ja) 2003-07-10 2010-08-25 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP2005050574A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
DE102004055728A1 (de) * 2003-11-20 2005-07-28 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki, Kariya Brennstoffzellensystem
JP4516362B2 (ja) * 2004-06-28 2010-08-04 アイシン精機株式会社 燃料電池システム
JP4601356B2 (ja) * 2004-08-19 2010-12-22 富士通株式会社 循環型液体燃料電池及びその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11799104B2 (en) 2020-03-30 2023-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Method of operating fuel cell system

Also Published As

Publication number Publication date
US8541120B2 (en) 2013-09-24
DE112007000196B4 (de) 2022-12-22
JP2007257929A (ja) 2007-10-04
CN101390237B (zh) 2011-07-27
CN101390237A (zh) 2009-03-18
WO2007107836A1 (en) 2007-09-27
DE112007000196T5 (de) 2008-11-20
US20090023020A1 (en) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5226936B2 (ja) 燃料電池システム、および、燃料電池システムの運転方法
JP4735642B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP4788945B2 (ja) 燃料電池システム
JP2006351408A (ja) 燃料電池システム
JP2019114351A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP3893929B2 (ja) 燃料電池冷却装置及び燃料電池冷却装置の制御方法
JP5009761B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2007220425A (ja) 燃料電池システム
JP2007080723A (ja) 燃料電池システム、排出水素濃度維持方法
JP2006196402A (ja) 燃料電池システムの制御装置
JP2007035436A (ja) 燃料電池システムおよびその起動方法
JP4498707B2 (ja) 燃料電池システムの運転方法と燃料電池運転装置
JP2007305334A (ja) 燃料電池システム
JP2006164736A (ja) 燃料電池システム
JP5879970B2 (ja) 燃料電池システム
JP2004179072A (ja) 燃料電池装置のエア供給システム故障判定方法
JP2006120532A (ja) 燃料電池システム
JP5249506B2 (ja) 燃料電池システムおよびその起動方法
JP2007134063A (ja) 燃料電池システム及びそのガス漏れ検知方法並びに移動体
KR102506848B1 (ko) 연료전지용 공기공급계의 고장 진단장치 및 그 방법
JP2005228709A (ja) 燃料電池システム
JP2008004418A (ja) 熱交換システム
JP2011049040A (ja) 燃料電池システム
JP2008123929A (ja) 燃料電池システム
JP2009037864A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130315

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5226936

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees