JP2011210511A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音および振動の特性を向上しつつ、発電安定性を向上することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部65を有する制御装置45を備えた燃料電池システムであって、制御装置は、燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部61と、燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部62および燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部63の少なくともいずれか一方と、電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された閾値以上か否かを判定する判定部64と、をさらに有し、起動温度が氷点下である場合に、反応ガスの状態量を第1状態量に増大させ、電流電圧特性およびセル電圧安定性の少なくともいずれか一方が第1閾値を超える場合は、反応ガスの状態量を第1状態量よりも低下した第2状態量に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムに関するものである。
従来から、例えば車両に搭載される燃料電池として、固体高分子電解質膜をアノード電極およびカソード電極で両側から挟んで膜電極構造体を形成し、この膜電極構造体の両側に一対のセパレータを配置して平板状の単位燃料電池(以下、単位セルという。)を構成し、この単位セルを複数積層して燃料電池スタック(以下、燃料電池という。)としたものが知られている。燃料電池自動車では、この燃料電池にアノードガスおよびカソードガスからなる反応ガスを供給することにより発電させ、この電力により車輪の駆動軸を回転させるためのモータを駆動することができるように構成されている。
具体的には、上述した燃料電池におけるアノード電極とセパレータとの間にアノードガス(燃料ガス)として水素ガスを供給するとともに、カソード電極とセパレータとの間にカソードガス(酸化剤ガス)として空気を供給する。これにより、アノード電極で触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜を透過してカソード電極まで移動し、カソード電極で空気中の酸素と電気化学反応を起こし、発電が行われる。なお、この発電に伴って、燃料電池内部で水が生成される。
このような燃料電池を備える燃料電池システムは、氷点下環境で起動すると、燃料電池内部に残留している水が流路を閉塞して、発電安定性が低下する虞がある。
そこで、このような問題を解消するために、特許文献1では、低温起動時には、発電開始時刻t1から、燃料電池が自己発熱により暖機される時刻t2まで、従来の標準流量より過大なFCエア(酸化ガス)を燃料電池に供給するものが提案されている。
また、特許文献2では、燃料電池の出力を好適に制御することを目的として、最低セル電圧が閾値Aよりも低い場合に、許可電力を制限して、燃料電池の出力制御の第1段階を行い、さらに最低セル電圧が閾値Bよりも低い場合に、許可電力をさらに制限して、出力制御の第2段階を実行する燃料電池の出力制御システムが提案されている。
特開2005−116257号公報 特開2004−172055号公報
ところで、特許文献1の燃料電池システムでは、燃料電池が自己発熱により暖機されるまで標準流量より過大な流量のFCエアが供給され続けるため、エアが流通することに起因する音や振動が発生し、商品性(騒音および振動の特性)が損なわれる虞がある。
また、特許文献2の燃料電池の出力制御システムでは、燃料電池の出力を制御することはできるものの、反応ガスが低流量になる虞があるため、残留水が流路を閉塞して、発電安定性が低下する虞がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、騒音および振動の特性を向上しつつ、発電安定性を向上することができる燃料電池システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、反応ガスを供給して発電を行う燃料電池(例えば、実施形態における燃料電池11)と、該燃料電池に供給する前記反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部(例えば、実施形態における反応ガス供給状態量設定部65)を有する制御装置(例えば、実施形態における制御装置45)と、を備えた燃料電池システム(例えば、実施形態における燃料電池システム10)であって、前記制御装置は、前記燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部(例えば、実施形態における氷点下起動判定部61)と、前記燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部(例えば、実施形態における電流電圧特性監視部62)および前記燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部(例えば、実施形態におけるセル電圧安定性監視部63)の少なくともいずれか一方と、前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性が予め設定された閾値以上か否かを判定する判定部(例えば、実施形態における判定部64)と、をさらに有し、前記氷点下起動判定部において前記起動温度が氷点下である場合に、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を第1状態量(例えば、実施形態における最大状態量)に増大させ、前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性の少なくともいずれか一方が第1閾値(例えば、実施形態における増量増圧中閾値)を超える場合は、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を前記第1状態量よりも低下した第2状態量に設定することを特徴としている。
請求項2に記載した発明は、前記制御装置は前記電流電圧特性監視部および前記セル電圧安定性監視部を両方有し、前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性がともに前記第1閾値を超える場合は、前記反応ガスの状態量を前記第2状態量に設定することを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、前記判定部は前記第1閾値よりも大きい閾値が1つ以上設定され、前記反応ガス供給状態量設定部において前記閾値を超えるたびに前記反応ガスの状態量が段階的に低下するように設定されることを特徴としている。
請求項4に記載した発明は、反応ガスを供給して発電を行う燃料電池と、該燃料電池に供給する前記反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部を有する制御装置と、を備えた燃料電池システムであって、前記制御装置は、前記燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部と、前記燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部および前記燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部の少なくともいずれか一方と、前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性が予め設定された閾値以上か否かを判定する判定部と、をさらに有し、前記氷点下起動判定部において前記起動温度が氷点下である場合に、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を第3状態量に設定し、前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性の少なくともいずれか一方が第2閾値以下の場合は、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を前記第3状態量よりも増大した第4状態量に設定することを特徴としている。
請求項5に記載した発明は、前記制御装置は前記電流電圧特性監視部および前記セル電圧安定性監視部を両方有し、前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性がともに前記第2閾値以下の場合は、前記反応ガスの状態量を前記第4状態量に設定することを特徴としている。
請求項6に記載した発明は、前記判定部は前記第2閾値よりも小さい閾値が1つ以上設定され、前記反応ガス供給状態量設定部において前記閾値を下回るたびに前記反応ガスの状態量が段階的に増大するように設定されることを特徴としている。
請求項7に記載した発明は、反応ガスを供給して発電を行う燃料電池と、該燃料電池に供給する前記反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部を有する制御装置と、を備えた燃料電池システムであって、前記制御装置は、前記燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部と、前記燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部および前記燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部の少なくともいずれか一方と、をさらに有し、前記氷点下起動判定部において前記起動温度が氷点下である場合に、前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性の少なくともいずれか一方の値に対応して、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量が設定されることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下である場合に、燃料電池に供給する反応ガスの状態量(流量、圧力など)をまず増大させ、その後徐々に低下させることにより、反応ガスが短時間のうちに燃料電池に確実に供給されるため、発電安定性を向上することができる。また、反応ガスの状態量が増大することにより、反応ガスが流通する流路に残留している水を効果的に排出することができる。結果として、短時間で発電安定性を確保することができるため、騒音および振動の特性を向上することができる。
請求項2に記載した発明によれば、反応ガスの状態量を設定する際に、電流電圧特性およびセル電圧安定性を両方同時に監視することにより、反応ガスの状態量を精度よく調節することができる。
請求項3に記載した発明によれば、反応ガスの状態量を段階的に低下させることにより、反応ガスの状態量をさらに精度よく調節することができ、騒音および振動の特性をさらに向上することができる。
請求項4に記載した発明によれば、燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下である場合に、燃料電池に供給する反応ガスの状態量(流量、圧力など)をまず予め設定した所定量に設定し、その後徐々に増大させることにより、反応ガスは必要最小限の状態量の増大で発電安定性を確保することができる。したがって、騒音および振動の特性を向上することができるとともに、燃料電池の起動時の省電力化を図ることができる。
請求項5に記載した発明によれば、反応ガスの状態量を設定する際に、電流電圧特性およびセル電圧安定性を両方同時に監視することにより、反応ガスの状態量を精度よく調節することができる。
請求項6に記載した発明によれば、反応ガスの状態量を段階的に増大させることにより、反応ガスの状態量をさらに精度よく調節することができ、騒音および振動の特性をさらに向上することができる。
請求項7に記載した発明によれば、燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下である場合に、燃料電池に供給する反応ガスの状態量(流量、圧力など)を電流電圧特性およびセル電圧安定性の少なくともいずれか一方の値に対応して設定するように構成したため、常に最適な反応ガスの状態量を設定することができる。したがって、燃料電池の発電安定性を向上することができるとともに、騒音および振動の特性の向上、燃料電池の起動時の省電力化を図ることができる。
本発明の実施形態における燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の実施形態における制御装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態における燃料電池システムの反応ガス状態量制御方法の第1の態様を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の第1の態様における燃料電池の電流電圧特性およびセル電圧安定性と反応ガスの状態量との関係を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態における燃料電池システムの反応ガス状態量制御方法の第2の態様を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の第2の態様における燃料電池の電流電圧特性およびセル電圧安定性と反応ガスの状態量との関係を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態における燃料電池システムの反応ガス状態量制御方法のさらに別の態様を説明するグラフである。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。なお、本実施形態では燃料電池システムを車両に搭載した場合の説明をする。
(燃料電池システム)
図1は燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように、燃料電池システム10の燃料電池11は、水素ガスなどのアノードガスと空気などのカソードガスとの電気化学反応により発電を行う固体高分子膜型燃料電池である。具体的に、燃料電池11は、固体高分子電解質膜をアノード電極およびカソード電極で両側から挟んで膜電極構造体を形成し、この膜電極構造体の両側に一対のセパレータを配置して平板状の単位セルを構成し、この単位セルを複数積層したものである。また、燃料電池11に形成されたアノードガス供給用連通孔13(アノードガス流路21の入口側)にはアノードガス供給配管23が連結され、その上流端部には水素タンク30が接続されている。また、燃料電池11に形成されたカソードガス供給用連通孔15(カソードガス流路22の入口側)にはカソードガス供給配管24が連結され、その上流端部にはエアコンプレッサ33が接続されている。また、燃料電池11に形成されたアノードオフガス排出用連通孔14(アノードガス流路21の出口側)にはアノードオフガス排出配管35が連結され、カソードオフガス排出用連通孔16(カソードガス流路22の出口側)にはカソードオフガス排出配管38が連結されている。ここで、本実施形態では、アノードガス供給配管23、アノードオフガス排出配管35、カソードガス供給配管24およびカソードオフガス排出配管38が反応ガス流路20を構成している。
また、水素タンク30からアノードガス供給配管23に供給された水素ガスは、レギュレータ(不図示)により減圧された後、エゼクタ26を通り、燃料電池11のアノードガス流路21に供給される。また、水素タンク30の下流側近傍には、電磁駆動式の電磁弁25が設けられており、水素タンク30からの水素ガスの供給を遮断することができるように構成されている。
また、アノードオフガス排出配管35は、エゼクタ26に接続され、燃料電池11を通過し排出されたアノードオフガスを再度燃料電池11のアノードガスとして再利用できるように構成されている。さらに、アノードオフガス排出配管35には、途中で3本の配管が分岐して設けられており、エア排出配管32、ドレイン排出配管36、およびパージガス排出配管37が接続されている。エア排出配管32、ドレイン排出配管36およびパージガス排出配管37は、それらの下流でともに希釈ボックス31に接続されている。そして、エア排出配管32には電磁駆動式のエア排出弁56が設けられており、ドレイン排出配管36には電磁駆動式のドレイン弁51が設けられており、パージガス排出配管37には電磁駆動式のパージ弁52が設けられている。また、アノードオフガス排出配管35とドレイン排出配管36との分岐地点には気液分離器としてキャッチタンク53が設けられている。
次に、空気(カソードガス)はエアコンプレッサ33によって加圧され、カソードガス供給配管24を通過した後、燃料電池11のカソードガス流路22に供給される。この空気中の酸素が酸化剤として発電に供された後、燃料電池11からカソードオフガスとしてカソードオフガス排出配管38に排出される。カソードオフガス排出配管38は希釈ボックス31に接続され、その後、車外へと排気される。なお、カソードオフガス排出配管38には背圧弁34が設けられている。また、カソードガス供給配管24とカソードオフガス排出配管38との間には加湿器39が架け渡して設けられている。加湿器39によりカソードガスはカソードオフガスに含まれる水分の移動により加湿されるようになっている。
また、エアコンプレッサ33と燃料電池11との間を繋ぐカソードガス供給配管24において、配管が分岐され掃気ガス導入配管54の一端が接続されている。掃気ガス導入配管54は、アノードガス供給配管23におけるエゼクタ26と燃料電池11との間に他端が接続されている。つまり、エアコンプレッサ33にて加圧された空気を燃料電池11のアノードガス流路21に供給できるようになっている。なお、掃気ガス導入配管54には電磁駆動式の電磁弁55が設けられており、エアコンプレッサ33からの空気の供給を遮断できるように構成されている。
さらに、アノードガス供給配管23におけるアノードガス供給用連通孔13の直近には配管内のガス圧力を検出可能な圧力センサ41が設けられ、アノードオフガス排出配管35におけるアノードオフガス排出用連通孔14の直近には配管内のガス温度を検出可能な温度センサ42が設けられている。同様に、カソードガス供給配管24におけるカソードガス供給用連通孔15の直近には配管内のガス圧力を検出可能な圧力センサ43が設けられ、カソードオフガス排出配管38におけるカソードオフガス排出用連通孔16の直近には配管内のガス温度を検出可能な温度センサ44が設けられている。また、燃料電池11には、発電電圧を検出可能な電圧センサ57が設けられている。また、燃料電池11には、該燃料電池11から出力される電流を検出可能な電流センサ58が設けられている。
この圧力センサ41,43、温度センサ42,44、電圧センサ57および電流センサ58からの検出結果(センサ出力)は、制御装置(ECU)45へ伝達され、その検出結果に基づいて、燃料電池11の起動時の反応ガス供給状態量(流量や圧力など)の各種制御(後に詳述する。)を行うことができるように構成されている。
図2は制御装置45の概略ブロック図である。図2に示すように、制御装置45は、燃料電池11を起動したときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部61と、燃料電池11の電流電圧特性(IV特性)を監視する電流電圧特性監視部62と、燃料電池11の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部63と、電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された閾値以上か否かを判定する判定部64と、燃料電池11に供給する反応ガス(アノードガスおよびカソードガス)の状態量(流量、圧力など)を制御する反応ガス供給状態量設定部65と、燃料電池11の暖機が完了しているか否かを判定する燃料電池暖機判定部66と、を有している。
なお、制御装置45は、燃料電池11に要求される出力に応じて、電磁弁25を制御して水素タンク30から所定の状態量(流量、圧力)の水素ガスを燃料電池11に供給することができるようになっている。また、制御装置45は、燃料電池11に要求される出力に応じて、エアコンプレッサ33を駆動して所定量の空気を燃料電池11に供給するとともに、背圧弁34を制御してカソードガス流路22への空気の状態量(流量、圧力)を調整できるように構成されている。
(燃料電池システムの反応ガス状態量制御方法)
次に、本実施形態における燃料電池システム10の反応ガス状態量制御方法について説明する。なお、本実施形態においては、反応ガス状態量制御方法について2つの態様を説明する。
(第1の態様)
図3は燃料電池システム10の反応ガス状態量制御方法の第1の態様を示すフローチャートである。
図3に示すように、このフローチャートでは、車両のイグニッションスイッチがオンされた状態からフローチャートが始まる。
ステップS11では、氷点下起動判定部61において燃料電池11(燃料電池システム10)が起動したときの起動温度が氷点下か否かを判定し、氷点下起動である場合はステップS12へ進み、氷点下起動でない場合はそのまま処理を終了する。なお、氷点下起動か否かは、図示しない外気温センサを用いて判定してもよいし、温度センサ42,44を用いて判定してもよい。
ステップS12では、燃料電池暖機判定部66において燃料電池11が暖機されているか否かを判定し、暖機が完了している場合はステップS13へ進み、暖気が完了していない場合はステップS14へ進む。なお、燃料電池11の暖機が完了しているか否かは、図示しない燃料電池11に設けられた温度センサを用いて判定してもよいし、温度センサ42,44を用いて判定してもよい。
ステップS13では、燃料電池11の暖機が完了しているため、反応ガス供給状態量設定部65において、反応ガスの供給状態量を特に変更する必要がないと判定し、予め設定された標準状態量の反応ガスを燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS23へ進む。
ステップS14では、燃料電池11の暖機が完了していないため、反応ガス供給状態量設定部65において燃料電池11の発電安定性を短時間で確保したいと判定し、燃料電池11への反応ガスの供給状態量(流量・圧力)を最大状態量(第1状態量)に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された最大状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS15へ進む。
ステップS15では、電流電圧特性監視部62において燃料電池11の電流電圧特性(IV特性)を監視するとともに、セル電圧安定性監視部63において燃料電池11の発電によるセル電圧安定性を監視する。電流電圧特性およびセル電圧安定性が検出されたらステップS16へ進む。
ステップS16では、判定部64において電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された増量増圧中閾値以上になったか否かを判定し、まだ増量増圧中閾値以上になっていない場合はステップS17へ進み、増量増圧中閾値以上になった場合はステップS18へ進む。なお、電流電圧特性およびセル電圧安定性のいずれか一方の値のみを検出して、判定部64において判定をしてもよいが、両方の値を検出して判定する方が精度よく判定することができる。
ステップS17では、電流電圧特性およびセル電圧安定性が、まだ増量増圧中閾値以上になっていないため、反応ガスの供給状態量は最大状態量のまま維持し、ステップS23へ進む。
ステップS18では、ステップS16で電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧中閾値以上になったと判定されたため、さらに判定部64において電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された増量増圧小閾値以上になったか否かを判定し、まだ増量増圧小閾値以上になっていない場合はステップS19へ進み、増量増圧小閾値以上になった場合はステップS20へ進む。
ステップS19では、電流電圧特性およびセル電圧安定性が、増量増圧中閾値以上にはなったが、まだ増量増圧小閾値以上になっていないため、反応ガスの供給状態量を最大状態量から一段階低下した第2状態量に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された第2状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS23へ進む。
ステップS20では、ステップS18で電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧小閾値以上になったと判定されたため、さらに判定部64において電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された増量増圧無し閾値以上になったか否かを判定し、まだ増量増圧無し閾値以上になっていない場合はステップS21へ進み、増量増圧無し閾値以上になった場合はステップS22へ進む。
ステップS21では、電流電圧特性およびセル電圧安定性が、増量増圧小閾値以上にはなったが、まだ増量増圧無し閾値以上になっていないため、反応ガスの供給状態量を第2状態量からさらに一段階低下した第3状態量に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された第3状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS23へ進む。
ステップS22では、ステップS20で電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧無し閾値以上になったと判定されたため、反応ガスの供給状態量を第3状態量からさらに一段階低下した標準状態量に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、標準状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS23へ進む。
ステップS23では、イグニッションスイッチがオフされたか否かを判定し、まだスイッチがオフになっていない場合はステップS12へ戻り、スイッチがオフになった場合は処理を終了する。
図4は、上記フローチャートの流れをタイムチャートで示したものである。図4に示すように、第1の態様では、まず氷点下起動時には反応ガスの状態量を最大状態量(第1状態量)に設定し、電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された閾値を超えるたびに反応ガスの状態量を段階的に絞り、最終的には標準状態量になるように構成されている。
この第1の態様によれば、燃料電池11を起動させたときの起動温度が氷点下である場合に、燃料電池11に供給する反応ガスの状態量(流量、圧力など)をまず最大状態量に増大し、その後徐々に低下させることにより、反応ガスが短時間のうちに燃料電池11に確実に供給されるため、発電安定性を向上することができる。また、反応ガスの状態量が最大状態量に増大することにより、反応ガスが流通する反応ガス流路20に残留している水を効果的に排出することができる。結果として、短時間で発電安定性を確保することができるため、騒音および振動の特性を向上することができる。
また、反応ガスの状態量を設定する際に、電流電圧特性およびセル電圧安定性を両方同時に監視することにより、反応ガスの状態量を精度よく調節することができる。
さらに、反応ガスの状態量を段階的に低下させることにより、反応ガスの状態量をさらに精度よく調節することができ、騒音および振動の特性をさらに向上することができる。
(第2の態様)
図5は燃料電池システム10の反応ガス状態量制御方法の第2の態様を示すフローチャートである。
図5に示すように、このフローチャートでは、イグニッションスイッチがオンされた状態からフローチャートが始まる。
ステップS31では、氷点下起動判定部61において燃料電池11(燃料電池システム10)が起動したときの起動温度が氷点下か否かを判定し、氷点下起動である場合はステップS32へ進み、氷点下起動でない場合はそのまま処理を終了する。なお、氷点下起動か否かは、図示しない外気温センサを用いて判定してもよいし、温度センサ42,44を用いて判定してもよい。
ステップS32では、燃料電池暖機判定部66において燃料電池11が暖機されているか否かを判定し、暖機が完了している場合はステップS33へ進み、暖気が完了していない場合はステップS34へ進む。なお、燃料電池11の暖機が完了しているか否かは、図示しない燃料電池11に設けられた温度センサを用いて判定してもよいし、温度センサ42,44を用いて判定してもよい。
ステップS33では、燃料電池11の暖機が完了しているため、反応ガス供給状態量設定部65において、反応ガスの供給状態量を特に変更する必要がないと判定し、予め設定された標準状態量の反応ガスを燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS42へ進む。
ステップS34では、燃料電池11の暖機が完了していないため、電流電圧特性監視部62において燃料電池11の電流電圧特性(IV特性)を監視するとともに、セル電圧安定性監視部63において燃料電池11の発電によるセル電圧安定性を監視する。電流電圧特性およびセル電圧安定性が検出されたらステップS35へ進む。
ステップS35では、判定部64において電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された増量増圧小閾値以下になったか否かを判定し、増量増圧小閾値より大きい場合はステップS36へ進み、増量増圧小閾値以下になった場合はステップS37へ進む。なお、電流電圧特性およびセル電圧安定性のいずれか一方の値のみを検出して、判定部64において判定をしてもよいが、両方の値を検出して判定する方が精度よく判定することができる。
ステップS36では、電流電圧特性およびセル電圧安定性が、まだ増量増圧小閾値より大きいため、反応ガスの供給状態量は標準状態量のまま維持し、ステップS42へ進む。
ステップS37では、ステップS35で電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧小閾値以下になったと判定されたため、さらに判定部64において電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された増量増圧中閾値以下になったか否かを判定し、まだ増量増圧中閾値以下になっていない場合はステップS38へ進み、増量増圧中閾値以下になった場合はステップS39へ進む。
ステップS38では、電流電圧特性およびセル電圧安定性が、増量増圧小閾値以下にはなったが、まだ増量増圧中閾値以下になっていないため、反応ガスの供給状態量を標準状態量から一段階増大した第3状態量に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された第3状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS42へ進む。
ステップS39では、ステップS37で電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧中閾値以下になったと判定されたため、さらに判定部64において電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された増量増圧大閾値以下になったか否かを判定し、まだ増量増圧大閾値以下になっていない場合はステップS40へ進み、増量増圧大閾値以下になった場合はステップS41へ進む。
ステップS40では、電流電圧特性およびセル電圧安定性が、増量増圧中閾値以下にはなったが、まだ増量増圧大閾値以下になっていないため、反応ガスの供給状態量を第3状態量からさらに一段階増大した第2状態量に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、設定された第2状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS42へ進む。
ステップS41では、ステップS39で電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧大閾値以下になったと判定されたため、反応ガスの供給状態量を第2状態量からさらに一段階増大した最大状態量(第1状態量)に設定し、燃料電池11に供給するように設定する。そして、最大状態量の反応ガスが燃料電池11に供給され、ステップS42へ進む。
ステップS42では、イグニッションスイッチがオフされたか否かを判定し、まだスイッチがオフになっていない場合はステップS32へ戻り、スイッチがオフになった場合は処理を終了する。
図6は、上記フローチャートの流れをタイムチャートで示したものである。図6に示すように、第2の態様では、氷点下起動時には反応ガスの状態量を標準状態量に設定し、電流電圧特性およびセル電圧安定性が予め設定された閾値を下回るたびに反応ガスの状態量を段階的に増大させ、電流電圧特性およびセル電圧安定性が増量増圧大閾値を下回ると反応ガスの状態量が最大状態量になるように構成されている。
この第2の態様によれば、燃料電池11を起動させたときの起動温度が氷点下である場合に、燃料電池11に供給する反応ガスの状態量(流量、圧力など)をまず予め設定した標準状態量に設定し、その後徐々に増大させることにより、反応ガスは必要最小限の状態量の増大で発電安定性を確保することができる。したがって、騒音および振動の特性を向上することができるとともに、燃料電池11の起動時の省電力化を図ることができる。
また、反応ガスの状態量を設定する際に、電流電圧特性およびセル電圧安定性を両方同時に監視することにより、反応ガスの状態量を精度よく調節することができる。
さらに、反応ガスの状態量を段階的に増大させることにより、反応ガスの状態量をさらに精度よく調節することができ、騒音および振動の特性をさらに向上することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態において、判定部64において予め設定された閾値に対して電流電圧特性(IV特性)およびセル電圧安定性が上回っているか下回っているかに対応して反応ガスの供給状態量を設定する場合の説明をしたが、図7に示すようなグラフを判定部64に記憶させておき、電流電圧特性および/またはセル電圧安定性に対して反応ガスの状態量を直接設定するような構成にしてもよい。このように構成することにより、燃料電池11を起動させたときの起動温度が氷点下である場合に、燃料電池11に供給する反応ガスの状態量(流量、圧力など)を常に最適な状態量に設定することができる。したがって、燃料電池11の発電安定性を向上することができるとともに、騒音および振動の特性の向上、燃料電池の起動時の省電力化を図ることができる。
11…燃料電池 45…制御装置 61…氷点下起動判定部 62…電流電圧特性監視部 63…セル電圧安定性監視部 64…判定部 65…反応ガス供給状態量設定部

Claims (7)

  1. 反応ガスを供給して発電を行う燃料電池と、
    該燃料電池に供給する前記反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部を有する制御装置と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記制御装置は、
    前記燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部と、
    前記燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部および前記燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部の少なくともいずれか一方と、
    前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性が予め設定された閾値以上か否かを判定する判定部と、をさらに有し、
    前記氷点下起動判定部において前記起動温度が氷点下である場合に、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を第1状態量に増大させ、
    前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性の少なくともいずれか一方が第1閾値を超える場合は、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を前記第1状態量よりも低下した第2状態量に設定することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御装置は前記電流電圧特性監視部および前記セル電圧安定性監視部を両方有し、
    前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性がともに前記第1閾値を超える場合は、前記反応ガスの状態量を前記第2状態量に設定することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記判定部は前記第1閾値よりも大きい閾値が1つ以上設定され、
    前記反応ガス供給状態量設定部において前記閾値を超えるたびに前記反応ガスの状態量が段階的に低下するように設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 反応ガスを供給して発電を行う燃料電池と、
    該燃料電池に供給する前記反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部を有する制御装置と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記制御装置は、
    前記燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部と、
    前記燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部および前記燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部の少なくともいずれか一方と、
    前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性が予め設定された閾値以上か否かを判定する判定部と、をさらに有し、
    前記氷点下起動判定部において前記起動温度が氷点下である場合に、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を第3状態量に設定し、
    前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性の少なくともいずれか一方が第2閾値以下の場合は、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量を前記第3状態量よりも増大した第4状態量に設定することを特徴とする燃料電池システム。
  5. 前記制御装置は前記電流電圧特性監視部および前記セル電圧安定性監視部を両方有し、
    前記判定部において前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性がともに前記第2閾値以下の場合は、前記反応ガスの状態量を前記第4状態量に設定することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記判定部は前記第2閾値よりも小さい閾値が1つ以上設定され、
    前記反応ガス供給状態量設定部において前記閾値を下回るたびに前記反応ガスの状態量が段階的に増大するように設定されることを特徴とする請求項4または5に記載の燃料電池システム。
  7. 反応ガスを供給して発電を行う燃料電池と、
    該燃料電池に供給する前記反応ガスの状態量を制御する反応ガス供給状態量設定部を有する制御装置と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記制御装置は、
    前記燃料電池を起動させたときの起動温度が氷点下か否かを判定する氷点下起動判定部と、
    前記燃料電池の電流電圧特性を監視する電流電圧特性監視部および前記燃料電池の発電によるセル電圧安定性を監視するセル電圧安定性監視部の少なくともいずれか一方と、をさらに有し、
    前記氷点下起動判定部において前記起動温度が氷点下である場合に、
    前記電流電圧特性および前記セル電圧安定性の少なくともいずれか一方の値に対応して、前記反応ガス供給状態量設定部において前記反応ガスの状態量が設定されることを特徴とする燃料電池システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108933268A (zh) * 2017-05-23 2018-12-04 现代自动车株式会社 用于控制燃料电池的启动的方法和系统

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