JP4151727B2 - 空調管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置に関する運転データを取得して監視するための空調管理装置に関する。
従来、空気調和装置の監視を行う場合に、空気調和装置等の設定温度データ、消費電力データ、運転モードデータ等を取得するシステムが知られている。例えば、空気調和装置に生じる異常データを監視するシステムとして、以下に示す特許文献1に記載の監視システムがある。この監視システムでは、空気調和装置に異常が生じると、空気調和装置の監視を行っている監視装置から遠隔監視装置に対して、異常発生情報と直近の運転状態情報とを含めた異常内容が送信される。そして、送信されてくる異常内容は遠隔監視装置における運転情報データベースに格納され、随時蓄積されていく。これにより、現地のサービスマンは、自己が保持している携帯端末を用いてインターネットを介した通信を行い、運転情報データベースにおける異常内容のうち直近30分前から現在までの運転状態情報を抽出して受信することで、迅速に異常発生に対応することが可能になっている。すなわち、この監視システムでは、運転情報データベースに蓄積されているデータの中から所定の直近時間帯の運転状態情報を抽出する処理が行われている。
特開2004−226062号公報
近年、化石燃料などの一次エネルギーの枯渇が懸念されており、また、温室効果ガスであるCO2の排出の抑制などの観点から省エネルギー化のニーズがあり、上述のような技術における監視システムにおいて、空気調和装置等の設定温度データ、消費電力データ、運転モードデータ等の運転データを消費電力を低減させるために利用することが検討されている。本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、空気調和装置に関する消費電力などに関する運転データを監視し、ユーザに空気調和装置の運転状況を知らせ、消費電力の低減につなげることにある。
第1発明に係る空調管理装置は、複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、データ取得部と、データ蓄積部と、分析部と、分析結果表示部と、消費電力対策テーブルと、抽出部とを備える。データ取得部は、室内機毎の消費電力データを含む空気調和装置の運転データを取得する。データ蓄積部は、所定期間における運転データを蓄積する。分析部は、室内機毎の運転データを分析する。分析結果表示部は、分析部により分析された分析データを可視化して表示させる。消費電力対策テーブルは、分析データと、消費電力低減対策とを関連付けたものである。ここで、消費電力対策は、空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な対策である。抽出部は、分析データに基づいて、消費電力対策テーブルから消費電力低減対策を抽出する。データ取得部により取得される運転データには、室内機が室内を空調するときの目標設定温度である空調設定温度データが含まれる。データ蓄積部は、空調設定温度データを消費電力データと関連付けて室内機毎に設定温度消費電力データとして蓄積する。分析部は、設定温度消費電力データに基づいて、冷房運転の場合には目標設定温度が第1所定温度未満の室内機、暖房運転の場合には目標設定温度が第2所定温度を超える室内機のうちで、消費電力が大きい順に室内機を所定台数選択する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させ、分析部により選択された室内機の設定温度消費電力データを可視化してさらに表示させる。
本発明では、データ取得部により取得された空調設定温度データと消費電力データとを関連付けて、室内機毎に設定温度消費電力データとしてデータ蓄積部に蓄積する。そして、蓄積された設定温度消費電力データを基に、分析部は、冷房運転の場合には目標設定温度が第1所定温度未満の室内機のうちで消費電力の大きい室内機の順に所定台数を選択し、暖房運転の場合には目標設定温度が第2所定温度を超える室内機のうちで消費電力の大きい室内機の順に所定台数の室内機を選択する。さらに、分析部により選択された所定台数の室内機の設定温度消費電力データを可視化して分析結果表示部に表示させる。
したがって、分析部は、目標設定温度が、推奨されないような低すぎる温度(冷房運転時)であったり、高すぎる温度(暖房運転時)であったりすることで無駄に電力を消費している可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。また、選択された室内機の目標設定温度値と消費電力とを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、無駄に電力を消費している可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置は、第発明に係る空調管理装置であって、抽出部は、分析部により選択された室内機に対して、冷房運転の場合には目標設定温度を上げることを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。また、抽出部は、分析部により選択された室内機に対して、暖房運転の場合には目標設定温度を下げることを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させる。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、冷房運転の場合には目標設定温度を上げるように推奨し、暖房運転の場合には目標設定温度を下げるようにユーザに推奨している。
したがって、ユーザに対して、無駄に電力を消費している可能性が高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
第3発明に係る空調管理装置は、複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、データ取得部と、データ蓄積部と、分析部と、分析結果表示部と、消費電力対策テーブルと、抽出部とを備える。データ取得部は、室内機毎の消費電力データを含む空気調和装置の運転データを取得する。データ蓄積部は、所定期間における運転データを蓄積する。分析部は、室内機毎の運転データを分析する。分析結果表示部は、分析部により分析された分析データを可視化して表示させる。費電力対策テーブルは、分析データと、消費電力低減対策とを関連付けたものである。ここで、消費電力対策は、空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な対策である。抽出部は、分析データに基づいて、消費電力対策テーブルから消費電力低減対策を抽出する。データ取得部により取得される運転データには、時間帯別の消費電力データである電力デマンドデータが含まれる。データ蓄積部は、電力デマンドデータを室内機毎に室内機電力デマンドデータとして蓄積する。分析部は、電力デマンドデータを分析して空気調和装置全体の全体電力デマンドのピークが発生したピーク発生時刻を算出する。また、分析部は、ピーク発生時刻における室内機毎の室内機電力デマンドが大きい順に室内機を所定台数選択する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させ、分析部により選択された室内機のピーク発生時刻における室内機電力デマンドデータを可視化してさらに表示させる。
本発明では、データ取得部により取得された電力デマンドデータを、室内機毎にデータ蓄積部に蓄積する。そして、蓄積された電力デマンドデータを基に、分析部は、空気調和装置全体における全体電力デマンドピークが発生したピーク発生時刻を算出し、ピーク発生時刻における室内機電力デマンドが大きい室内機の順に所定台数の室内機を選択する。さらに、分析部により選択された所定台数の室内機のピーク発生時刻における室内機電力デマンドデータを可視化して分析結果表示部に表示させる。
したがって、分析部は、ピーク発生時刻における室内機電力デマンドが大きく、全体電力デマンドに影響が大きい可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。また、選択された室内機の室内機電力デマンドデータを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、全体電力デマンドに影響が大きい可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置は、第発明に係る空調管理装置であって、抽出部は、分析部により選択された室内機の電力デマンドの抑制制御を行うことを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させる。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、電力デマンドの抑制制御を行うことをユーザに推奨している。
したがって、ユーザに対して、全体電力デマンドに大きな影響がある可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
第5発明に係る空調管理装置は、複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、データ取得部と、データ蓄積部と、分析部と、分析結果表示部と、消費電力対策テーブルと、抽出部とを備える。データ取得部は、室内機毎の消費電力データを含む空気調和装置の運転データを取得する。データ蓄積部は、所定期間における運転データを蓄積する。分析部は、室内機毎の運転データを分析する。分析結果表示部は、分析部により分析された分析データを可視化して表示させる。費電力対策テーブルは、分析データと、消費電力低減対策とを関連付けたものである。ここで、消費電力対策は、空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な対策である。抽出部は、分析データに基づいて、消費電力対策テーブルから消費電力低減対策を抽出する。データ取得部により取得される運転データには、外気温度データが含まれる。データ蓄積部は、外気温度データと消費電力データとを関連付けて、室内機毎に外気温度別消費電力データとして蓄積する。分析部は、外気温度別消費電力データに基づいて、室内機全ての全室内機傾向と室内機毎の室内機傾向とを分析する。また、分析部は、全室内機傾向を基準にして室内機傾向の変位が大きい順に室内機を所定台数選択する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させ、分析部により選択された室内機の室内機傾向と全室内機傾向とを比較した比較データを可視化してさらに表示させる。
本発明では、データ取得部により取得された外気温度データと消費電力データとを関連付けて、室内機毎に外気温度別消費電力データとしてデータ蓄積部に蓄積する。そして、蓄積された外気温度別消費電力データを基に、分析部は、全室内機傾向を基準にして室内機傾向の変位が大きい室内機の順に所定台数の室内機を選択する。さらに、分析部により選択された所定台数の室内機の室内機傾向と全室内機傾向とを比較した比較データを可視化して分析結果表示部に表示させる。
したがって、分析部は、外部負荷あるいは内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。そして、選択された室内機の室内機傾向と全室内機傾向とを比較した比較データを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、外部負荷が大きいあるいは内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置は、第発明に係る空調管理装置であって、抽出部は、外気温度による空調負荷が大きい場合に、分析部により選択された室内機が空調する室内の外部負荷を抑制させることを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させる。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、例えば、ブラインドを降ろして外部からの輻射熱を遮断したり、負荷の大きい外気導入量を減らしたりすることで、外部負荷を抑制させることをユーザに推奨している。
したがって、ユーザに対して、外部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
発明に係る空調管理装置は、第発明に係る空気調和装置であって、抽出部は、外気温度による空調負荷が小さい場合に、分析部により選択された室内機が空調する室内の外気導入量を増加させることを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させる。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、外気導入量を増加させることをユーザに推奨している。
したがって、ユーザに対して、内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
第8発明に係る空調管理装置は、複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、データ取得部と、データ蓄積部と、分析部と、分析結果表示部と、消費電力対策テーブルと、抽出部とを備える。データ取得部は、室内機毎の消費電力データを含む空気調和装置の運転データを取得する。データ蓄積部は、所定期間における運転データを蓄積する。分析部は、室内機毎の運転データを分析する。分析結果表示部は、分析部により分析された分析データを可視化して表示させる。費電力対策テーブルは、分析データと、消費電力低減対策とを関連付けたものである。ここで、消費電力対策は、空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な対策である。抽出部は、分析データに基づいて、消費電力対策テーブルから消費電力低減対策を抽出する。データ取得部により取得される運転データには、変更回数データと、変更時間帯データとが含まれる。変更回数データは、室内機が室内を空調するときの目標設定値である空調設定温度が変更された回数をカウントしたデータである。変更時間帯データは、空調設定温度が変更された時間帯である。データ蓄積部は、変更回数データと変更時間帯データとを関連付けて時間帯別変更回数データとして室内機毎に蓄積する。分析部は、時間帯別変更回数データに基づいて、室内機毎の全変更回数が多い順に室内機を所定台数選択する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させ、分析部により選択された室内機の時間帯別変更回数データを可視化してさらに表示させる。
本発明では、データ取得部により取得された変更データと変更時間帯データとを関連付けて、室内機毎に時間帯別変更回数データとしてデータ蓄積部に蓄積する。そして、蓄積された時間帯別変更回数データを基に、分析部は、室内機毎の全変更回数が多い室内機の順に所定台数の室内機を選択する。さらに、分析部により選択された所定台数の室内機の時間帯別変更回数データを可視化して分析結果表示部に表示させる。
したがって、分析部は、体感温度と目標設定値とが合っていない可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。そして、選択された室内機の時間帯別変更回数データを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、体感温度と目標設定値とが合っていない可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置は、第発明に係る空調管理装置であって、抽出部は、分析部により選択された室内機が空調する室内にかかる外部負荷を抑制することを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させる。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、例えば、ブラインドを降ろして外部からの輻射熱を遮断したり、負荷の大きい外気導入量を減らしたりすることで、外部負荷を抑制させることをユーザに推奨している。
したがって、ユーザに対して、外部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
第10発明に係る空調管理装置は、複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、データ取得部と、データ蓄積部と、分析部と、分析結果表示部と、消費電力対策テーブルと、抽出部とを備える。データ取得部は、室内機毎の消費電力データを含む空気調和装置の運転データを取得する。データ蓄積部は、所定期間における運転データを蓄積する。分析部は、室内機毎の運転データを分析する。分析結果表示部は、分析部により分析された分析データを可視化して表示させる。費電力対策テーブルは、分析データと、消費電力低減対策とを関連付けたものである。ここで、消費電力対策は、空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な対策である。抽出部は、分析データに基づいて、消費電力対策テーブルから消費電力低減対策を抽出する。データ取得部により取得される運転データには、外気温度データと、室内機毎のサーモオフ時間データとが含まれる。データ蓄積部は、外気温度データとサーモオフ時間データとを関連付けて、外気温度別サーモオフ時間データとして室内機毎に蓄積する。分析部は、外気温度別サーモオフ時間データに基づいて、外気温度別のサーモオフ時間の長い順に室内機を所定台数選択する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させ、分析部により選択された室内機の外気温度別サーモオフ時間データを可視化してさらに表示させる。
本発明では、データ取得部により取得された外気温度データとサーモオフ時間データとを関連付けて、室内機毎に外気温度別サーモオフ時間データとしてデータ蓄積部に蓄積する。そして、蓄積された外気温度別サーモオフ時間データを基に、分析部は、外気温度別のサーモオフ時間の長い室内機の順に所定台数の室内機を選択する。さらに、分析部により選択された所定台数の室内機の外気温度別サーモオフ時間データを可視化して分析結果表示部に表示させる。
したがって、分析部は、サーモオフ時間が長く無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。そして、選択された室内機の外気温度別サーモオフ時間データを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、サーモオフ時間が長く、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
11発明に係る空調管理装置は、第10発明に係る空調管理装置であって、抽出部は、分析部により選択された室内機の運転を停止させることを推奨する旨の消費電力低減対策を消費電力対策テーブルから抽出する。分析結果表示部は、抽出部により抽出された消費電力低減対策をさらに表示させる。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、運転を停止させることをユーザに推奨している。
したがって、ユーザに対して、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
12発明に係る空調管理装置は、第10発明または第11発明に係る空調管理装置であって、サーモオフ時間データに基づいて、分析部に選択された室内機を停止させる制御部をさらに備える。
本発明では、分析部により選択された室内機に対して、自動的に運転を停止させる制御部をさらに備えている。したがって、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機をユーザが停止させなくとも自動的に停止させることができる。このため、ユーザの負担を軽減できる。
発明に係る空調管理装置では、分析部は、目標設定温度が、推奨されないような低すぎる温度(冷房運転時)であったり、高すぎる温度(暖房運転時)であったりすることで無駄に電力を消費している可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。また、選択された室内機の目標設定温度値と消費電力とを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、無駄に電力を消費している可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置では、ユーザに対して、無駄に電力を消費している可能性が高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
発明に係る空調管理装置では、分析部は、ピーク発生時刻における室内機電力デマンドが大きく、全体電力デマンドに影響が大きい可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。また、選択された室内機の室内機電力デマンドデータを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、全体電力デマンドに影響が大きい可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置では、ユーザに対して、全体電力デマンドに大きな影響がある可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
発明に係る空調管理装置では、分析部は、外部負荷あるいは内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。そして、選択された室内機の室内機傾向と全室内機傾向とを比較した比較データを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、外部負荷が大きいあるいは内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置では、ユーザに対して、外部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
第7発明に係る空調管理装置では、ユーザに対して、内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
発明に係る空調管理装置では、分析部は、体感温度と目標設定値とが合っていない可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。そして、選択された室内機の時間帯別変更回数データを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、体感温度と目標設定値とが合っていない可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
発明に係る空調管理装置では、ユーザに対して、外部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
10発明に係る空調管理装置では、分析部は、サーモオフ時間が長く無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機を所定台数選択することができる。そして、選択された室内機の外気温度別サーモオフ時間データを可視化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、サーモオフ時間が長く、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。
11発明に係る空調管理装置では、ユーザに対して、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機の運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
12発明に係る空調管理装置では、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機をユーザが停止させなくとも自動的に停止させることができる。このため、ユーザの負担を軽減できる。
<空調監視支援システムの概略構成>
本発明に係る空調監視支援システム1は、図1に示されるように事務所ビル等に導入される空調監視支援システム1であって、主に、監視装置2、集中リモコン3、2系統の第1空気調和装置4、第2空気調和装置5、および空調ネットワーク6から構成されている。なお、この空調監視支援システム1において、第1空気調和装置4および第2空気調和装置5は、空調ネットワーク6を介して監視装置2と接続されている。第1空気調和装置4および第2空気調和装置5は、それぞれ監視装置2によって監視される。
空調監視支援システム1は、各空気調和装置4,5の運転状態や運転状況等の運転データを取得して、各空気調和装置4,5を監視するために取得したデータに一定の処理を施して、各空気調和装置4,5に関する運転データを可視化させ、省エネルギーにつながる対策を表示し、ビル管理者等のユーザに省エネルギー対策を促すシステムである。
(1)空調管理装置の概略構成
監視装置2は、データ処理部21と、メモリ22と、ディスプレイ等の表示部(出力部)23と、通信インターフェイス等の通信部24と、キーボード25、マウス26、制御部27等によって構成されている。
データ処理部21は、メモリ22に記憶される演算プログラムに従って、メモリ22や通信部24から得られる運転データ処理、抽出処理、表示処理等の各種情報を演算処理して規定の情報を導出し、その情報をメモリ22、表示部23、および通信部24に送信する。
メモリ22には、第1空気調和装置4および第2空気調和装置5を制御するために必要なテーブル、第1空気調和装置4および第2空気調和装置5などとの通信に必要な位置データ、グルーピングデータなどの各空気調和装置4,5に関する情報が記憶されている。また、メモリ22は、各空気調和装置4,5の一日毎のデータである空調状態データを記録している。このメモリ22では、各空気調和装置4,5から通信部24を介して各空気調和装置4,5の運転状況や運転状態等に関する各種運転データ(後述参照)を記録する。また、後述する運転データ分析の分析結果と分析結果に対応する最適な消費電力対策とを関連付けた消費電力対策テーブル22aを記録している。
表示部23は、メモリ22に記録されているデータに基づいて、図5から図20のような各表示をデータ処理部21からの処理に応じて出力する(後述参照)。
制御部27は、メモリ22に記録されているプログラムや、運転データなどにしたがって各空気調和装置4,5の制御を行っている。
(2)第1空気調和装置
図3は、本実施形態に係る空調監視支援システム1が配備されているビル(図示せず)の1階平面図である。第1空気調和装置4は、図3のようにビルの1階に設置されている。第1空気調和装置4は、1台の室外機41に複数台の室内機42a〜42fが接続される、いわゆるマルチ式の空気調和装置であって、冷房運転モードと暖房運転モードなどの運転モードを切り換えることにより冷暖房可能な空気調和装置である。ビルの1階は図3のように、A室RM11、B室RM12、およびC室RM13と3部屋に分割されている。第1空気調和装置4は、図1および図2に示されるように、主に、室外機41、複数の室内機42a〜42f(本実施形態では6台)、および複数のワイヤードリモコン31〜33(本実施形態では3個)から構成されている。複数の室内機42a〜42fは、互いに同一の室外機41に接続されており、同一空調系統(1階空調系統)の関係にある。そして、室外機41、室内機42a〜42f、およびワイヤードリモコン31〜33は、相互に空調ネットワーク6を介して接続されている。また、複数の室内機42a〜42fは、A室RM11に3台(室内機42a〜42c)、B室RM12に2台(室内機42d,42e)、C室RM13に1台(室内機42f)が設置される。これらの室内機42a〜42fは、部屋毎にグループ分けされ、A室RM11に配置される室内機42a〜42cはグループG1として、B室RM12に配置される室内機42d,42eはグループG2として、C室RM13に配置される室内機42fはグループG3としてメモリ22のグルーピングデータに記録されている。なお、本実施の形態において、A室RM11の3台の室内機42a〜42cは、監視装置2およびA室RM11に配置されているワイヤードリモコン31によって制御される。また、B室RM12の2台の室内機42d,42eは、監視装置2およびB室に配置されているワイヤードリモコン32によって制御される。また、C室RM13の室内機42fは、監視装置2およびC室に配置されているワイヤードリモコン33によって制御される。
(3)第2空気調和装置(冷暖フリー)
図4は、本実施形態に係る空調監視支援システム1が配備されているビルの2階および3階平面図である。第2空気調和装置5は、本実施形態においてビルの2階および3階に設置される1台の室外機51に複数台の室内機52a〜52fが接続される、いわゆる、マルチ式の空気調和装置であって、設定温度によって冷房と暖房とが自動的に切り換えられる冷暖フリー運転が可能な空気調和装置である。なお、3階に配備される第2空気調和装置5は、2階と同様の構成であり、ここでは、2階の第2空気調和装置5のみの説明を行う。ビルの2階は図4のように、D室RM21(3階はE室RM31)の1部屋のみの大部屋であり、第2空気調和装置5は、D室RM21に6台が設置される。D室RM21は、北側の北側ゾーンZ1と、D室RM21の中央の中央ゾーンZ2と、南側の南側ゾーンZ3とに、仮想的に3つのゾーンに分割されている。第2空気調和装置5は、図1および図2に示されるように、主に、室外機51、複数の室内機52a〜52f(本実施形態では6台)、複数の切換ユニット53a〜53c(本実施形態では3台)、および複数のワイヤードリモコン34〜36(本実施形態では3個)から構成されている。複数の室内機52a〜52fは、互いに同一の室外機51に接続されており、同一空調系統(2階空調系統または3階空調系統)の関係にある。そして、室外機51、室内機52a〜52f、およびワイヤードリモコン34〜36は、相互に空調ネットワーク6を介して接続されている。また、複数の室内機52a〜52fは、3分割されたゾーン毎に2台ずつ設置されてグループ分けされ、北側ゾーンZ1に配置される室内機52a,52bはグループG4として、中央ゾーンZ2に配置される室内機52c,52dは、グループG5として、南側ゾーンZ3に配置される室内機52e,52fは、グループG6としてメモリ22のグルーピングデータに記録されている。そして、各グループG4〜G6に対応する3台の切換ユニット53a〜53cが接続されており、グループG4の室内機52a,52bには切換ユニット53aが、グループG5の室内機52c,52dには切換ユニット53bが、グループG6の室内機52e,52fには切換ユニット53cが接続される。なお、切換ユニット53a〜53cは、ユーザが設定した設定温度に応じて、冷房運転と暖房運転とを切り換え可能なユニットである。また、本実施形態において、グループG4の2台の室内機52a,52bは、監視装置2および北側ゾーンZ1に配置されているワイヤードリモコン34によって制御される。また、グループG5の2台の室内機52c,52dは、監視装置2および中央ゾーンZ2に配置されているワイヤードリモコン35によって制御される。また、グループG6の2台の室内機52e,52fは、監視装置2および南側ゾーンZ3に配置されているワイヤードリモコン36によって制御される。
<空気調和装置の監視>
上述したように、監視装置2は、通信部24を介して、各空気調和装置4,5から空気調和装置の運転データを取得する。具体的には、監視装置2は、各空気調和装置4,5から、運転データを空気調和装置4,5毎に取得して、メモリ22に記録する。ここで、各空気調和装置4,5の室内機42a〜42f,52a〜52f毎に1年間の運転データを取得する。なお、ここで、運転データを取得する期間は1年間に限らずに、ユーザが設定でき、例えば6ヶ月、1年半、2年等であっても構わない。なお、運転データには、消費電力データ、空調設定温度データ、電力デマンドデータ、外気温度データ、変更回数データ、変更時間帯データ、サーモオフ時間データなどが含まれる。なお、ここにいう「消費電力データ」とは、室内機42a〜42f,52a〜52f毎に消費された電力データのことである。また、ここにいう「空調設定温度データ」とは、室内機42a〜42f,52a〜52fが室内を空調するときの目標設定温度であり、ユーザがリモコンまたは空調管理装置の入力装置により設定可能なものである。また、ここにいう「電力デマンドデータ」とは、室内機42a〜42f,52a〜52f毎の電力デマンドに関するデータのことである。また、ここにいう「外気温度データ」とは、室外機等に設けられる温度センサにより検出される外気温度のデータである。また、ここにいう「変更回数データ」とは、一日に空調設定温度が変更された回数を室内機42a〜42f,52a〜52f毎にカウントしたデータである。また、ここにいう、「変更時間帯データ」とは、空調設定温度が変更された時間帯のデータである。また、ここにいう「サーモオフ時間データ」とは、一日中サーモオフだった室内機42a〜42f,52a〜52f外気温度データと室内機のサーモオフ状況を部屋毎に関連付けたデータである。そして、データ処理部20は、メモリ30に記録された各種運転データを、後述する消費電力対策モードにおいて表示させるためにグラフにする(データ処理として行われていれば充分であり、実際に表示出力する必要はない)。さらに、ユーザが、集中リモコン3または監視装置2の入力装置であるキーボード25やマウス26から入力することで、各消費電力対策モード(後述参照)で分析された結果からの消費電力対策をメモリ22に記録されている消費電力対策テーブル22aに基づいて表示させることができる。
次に各消費電力対策モードについて説明する。消費電力対策モードには、後述する7つのモードがある。この7つのモードについて図5〜図20を用いて順に説明する。7つのモードは、消費電力対策モード初期画面である対策モード選択画面SC1(図5参照)から選択できる。この対策モード選択画面SC1の各種ボタン71〜77を選択することで、後述する7種類の消費電力対策モードの画面に移行することができる。
(1)無駄運転排除モード
対策モード選択画面SC1(図5参照)において、無駄運転排除ボタン71を選択すると設定温度別消費電力画面SC11に切り替わる。設定温度別消費電力画面SC11では、分析された設定温度消費電力データが図6のように可視化されて表示部23に表示される。
(1−1)分析対象期間の決定
上述のように、本実施形態では、各空気調和装置4,5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリ22に蓄積している。設定温度消費電力データの分析は、無駄運転排除ボタン71を選択した季節に応じて1年前のデータに基づいて行われる。この季節は、夏季(冷房運転時期)、冬季(暖房運転時期)、および中間期の3パターンに分類され、夏季は6月から8月までの期間、冬季は1月から2月までと12月との期間、中間期は3月から5月までの期間と9月から11月までの期間に設定されている。なお、この夏季、冬季、および中間期は、ユーザがキーボード25やマウス26などの入力装置により任意の期間に変更できるものとする。
例えば、2006年7月20日に無駄運転排除ボタン71を選択すると、季節は夏季であるから、1年前の運転データのうちで2005年6月1日から2005年8月31日までに収集された運転データを分析することになる。
(1−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、各室内機42a〜42f,52a〜52fの空調設定温度が28℃未満に設定されている室内機の中から消費電力の大きい42c,42f,52e順に最大3台の室内機が選択される。そして、図6のようにグラフとともに表示される。図6は、横軸に室内機42a〜42f,52a〜52fの空調設定温度、縦軸に消費電力量を示したグラフである。このグラフでは、冷房運転の最高設定温度が28℃未満の室内機、すなわち、過剰に空調設定温度を低く設定している可能性の高い室内機の中で、特に、消費電力の大きい室内機42cを選択できるため、無駄に電力を消費している可能性の高い室内機を抽出できる。なお、ここにいう「最高設定温度」とは、ユーザが設定した空調設定温度の中で最も高い空調設定温度のことである。ここでは、室内機42cが抽出されている。なお、ここで、分析結果が表示される消費電力の大きい室内機は最大3台であるとしているが、ユーザの必要に応じて1台、2台、4台、・・・などと3台以外にも設定可能である。また、ここで、冷房運転のときを例にして説明したが、暖房運転の場合も同様に分析され、この場合には、空調設定温度が24℃を超える室内機で消費電力が大きい順に最大3台の室内機が選択されることになる。
(1−3)対策表示
設定温度別消費電力画面SC11の右下にある対策表示ボタン81を押すと、この分析結果で抽出された室内機42cに対しての無駄運転排除対策画面SC21が示される(図7参照)。ここで、無駄運転排除対策画面SC21では、「室内機42cは、設定温度が低いため消費電力が大きくなっております。リモコンの設定温度を上げることを推奨します。」と表示される。これにより、ユーザは、上述の分析結果に対して消費電力低減のための具体的な対策をすることができる。また、上述の対策だけでなく、空調設定温度の上限および下限を設定して空調管理者以外のユーザが設定変更できないように空調設定温度を制限するようにしても構わない。なお、無駄運転排除対策画面SC21の右下にあるメニューボタン91を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
(2)ピーク電力モード
対策モード選択画面SC1において、ピーク電力表示ボタン72を選択するとピーク電力画面SC12に切り替わる。ピーク電力画面SC12では、分析された電力デマンドデータが図8のように可視化されて表示部23に表示される。
(2−1)分析対象期間の決定
上述のように、本実施形態では、各空気調和装置4,5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリ22に蓄積している。電力デマンドデータの分析は、過去1年間の運転データに基づいて行われる。
(2−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、過去1年間の運転データから第1空気調和装置4と第2空気調和装置5とを合わせた電力デマンドピークが最大になった日のうちで、その電力デマンドピークが発生した時間帯T(30分間)を抽出する(図9参照)。そして、その時間帯における電力デマンドが大きい室内機の順に3台が抽出される。
例えば、2006年9月15日にピーク電力対策表示ボタンを選択すると、その日より1年前までの運転データのうちで電力デマンドピークが最大になった日を抽出する。2006年8月20日に電力デマンドピークが最大になっているとすると、2006年8月20日を抽出する。そして、2006年8月20日の電力デマンドピークが発生した時間帯が14時30分から15時00分の間であったとすると、2006年8月20日の14時30分から15時00分の間の時間帯における電力デマンドが大きい室内機の順に3台が抽出される。
ここで、電力デマンド制御について説明する。電力デマンド制御は、最大電力デマンドを超えると判断されると各空気調和装置4,5の室内機42a〜42f,52a〜52fに対して行われ、全体の電力デマンドが最大電力デマンドを超えないように各空気調和装置4,5を制御する。すなわち、最大電力デマンドを超えそうになると各空気調和装置4,5を省エネ制御して、消費電力を節約し、その時間帯における最大電力デマンドを超えないように制御している。電力デマンド制御では、ユーザが空気調和装置が設置されている各部屋を空調の実施が必要なレベル毎にレベル分けしている。例えば、本実施形態では、A室RM11がレベル3、B室RM12がレベル1、C室がレベル3、D室がレベル4にそれぞれレベル分けされている。レベル1の室内機42d,42eでは、電力デマンド制御は行わない。レベル2の室内機(該当室内機無し)では、電力デマンド制御が行われると空調設定温度に1℃プラスして制御される。レベル3の室内機42a〜42c,42fでは、電力デマンド制御が行われると空調設定温度に2℃プラスして制御される。レベル4の室内機52a〜52fでは、空調設定温度に3℃プラスして制御される。レベル5の室内機(該当室内機無し)では、電力デマンド制御が行われると空調設定温度に4℃プラスして制御される。ピーク電力画面SC12では、ピーク画面SC12上部にレベル別に電力デマンドの大きい室内機の順にグラフ化されて、ピーク画面SC下部に電力デマンドの大きい順に3台の室内機42c,52e,52fが抽出される。
(2−3)対策表示
ピーク電力画面SC12の右下にある対策表示ボタン82を押すと、この分析結果で抽出された室内機42c,52e,52fに対しての電力デマンド低減対策が示される。ここで、ピーク電力対策画面SC22では、室内機42cに対して「室内機42cは、電力デマンドが大きいため、A室の電力デマンド制御レベルをレベル4に上げることを推奨します。」と表示され、室内機52eに対して「室内機52eは、電力デマンドが大きいため、D室の電力デマンド制御レベルをレベル5に上げることを推奨します。」と表示され、室内機52fに対して「室内機52fは、電力デマンドが大きいため、D室の電力デマンド制御レベルをレベル5に上げることを推奨します。」と表示される(図10参照)。これにより、ユーザは、上述の分析結果に対して電力デマンド低減のための具体的な対策をすることができる。なお、ピーク電力対策画面SC22の右下にあるメニューボタン92を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
(3)外気負荷判断モード
対策モード選択画面SC1において、外気負荷判断ボタン73を選択すると外気負荷判断画面SC13に切り替わる。外気負荷判断画面SC13では、分析された外気温度別消費電力データが図11のように可視化されて表示部23に表示される。
(3−1)分析対象期間の決定
上述のように、本実施形態では、各空気調和装置4,5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリ22に蓄積している。データの分析は、外気負荷判断ボタン73を選択した季節に応じて1年前のデータに基づいて行われる。この季節は、夏季(冷房運転時期)、冬季(暖房運転時期)、および中間期の3パターンに分類され、夏季は6月から8月までの期間、冬季は1月から2月までと12月との3ヶ月、中間期は3月から5月までの期間と9月から11月までの期間に設定されている。なお、外気負荷判断モードは、夏季あるいは冬季に限定されるモードである。
例えば、2006年7月20日に外気負荷判断ボタン73を選択すると、季節は夏季であるから、1年前の運転データのうちで2005年6月1日から2005年8月31日までに収集された運転データを分析することになる。
(3−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、外気温度データと全室内機42a〜42f,52a〜52fにおける消費電力データとが関連付けられて図11のような相関図が作成される。ここで、この相関図は、外気温度データのうちで期間中の一日の最高気温を横軸に、その一日の最高気温に対応する日の全室内機42a〜42f,52a〜52fの消費電力を縦軸に設定して作成される。例えば、室内機42cの期間中のある日の消費電力が100kWhで、その日の最高気温が29℃であるとすると、相関図では点Aのようにプロットされる。このように、相関図では、期間中の全室内機42a〜42f,52a〜52fのデータがプロットされ、その相関図から全室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向を示す近似直線lが作成される。そして、全室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向を表す近似直線lからの消費電力の変位の大きい順に3台の室内機42c,42f,52eの変位のグラフが表示される。なお、ここで、分析結果が表示される室内機は、消費電力の大きい順に3台であるとしているが、ユーザの必要に応じて1台、2台、4台、・・・などと3台以外にも設定可能である。
(3−3)対策表示
外気負荷判断画面SC13の右下にある対策表示ボタン83を押すと、この分析結果で抽出された室内機42c,42f,52eに対しての外部負荷対策画面SC23が表示される(図12参照)。ここで、外部負荷対策画面SC23では、「A室、C室、およびD室は、外気負荷が大きくなっております。外気導入の制限あるいは日射の抑制を行うことを推奨します。」と表示される。これにより、ユーザは、上述の分析結果に対して外部負荷低減のための具体的な対策をすることができる。なお、外部負荷対策画面SC23の右下にあるメニューボタン93を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
(4)快適性維持モード
対策モード選択画面SC1において、快適性維持ボタン74を選択すると快適性維持画面SC14に切り替わる。快適性維持画面SC14では、分析された時間帯別変更回数データ(後述参照)が図13のように可視化されて表示部23に表示される。
(4−1)分析対象期間の設定
上述のように、本実施形態では、各空気調和装置4,5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリに蓄積している。データの分析は、快適性維持ボタン74を選択した季節に応じて1年前のデータに基づいて行われる。この季節は、夏季(冷房運転時期)、冬季(暖房運転時期)、および中間期の3パターンに分類され、夏季は6月から8月までの期間、冬季は1月から2月までと12月との3ヶ月、中間期は3月から5月までの期間と9月から11月までの期間に設定されている。
(4−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、空調設定温度が変更された回数をカウントした変更回数データと、空調設定温度が変更された変更時間帯データとを関連付けて時間帯別変更回数データを作成する。ここで、一日平均の変更回数のトータルが多い順に3台の室内機42c,42f,42aが抽出されてグラフ化される。一日平均の変更回数が多いということは、その室内機42c,42f,42aの空調設定温度が最適な温度に設定されていない可能性が高い。このため、この空調設定温度を最適なものに変更することで、変更回数を減らすことができる。ここで、変更時間帯は、例えば、一日を朝、昼、および夜の3つの時間帯に分類されている。なお、朝は8時から11時までの時間帯であり、昼は11時から15時までの時間帯であり、夜は15時から17時までの時間帯である。室内機42cは、その空調設定温度が、朝に10回変更され、昼に3回変更され、夜に7回変更されている。室内機42fは、その空調設定温度が、朝に4回変更され、昼に11回変更され、夜に3回変更されている。室内機42aは、その空調設定温度が、朝に14回変更され、昼および夜には変更されていない。
(4−3)対策表示
快適性維持画面SC14の右下にある対策表示ボタン84を押すと、この分析結果で抽出された室内機42c,42f,42aに対しての快適性維持対策画面SC24が示される(図14参照)。ここで、快適性維持対策画面SC24では、朝および夜の変更回数が多い場合のパターンAと、昼の変更回数が多い場合のパターンBと、朝のみの変更回数が多いパターンCとの3パターンある。なお、変更回数が各時間帯で5回以上の場合に多いと判断される。ここで、各時間帯における変更回数が5回以上の場合に多いと判断しているが、5回以上に限らずに、例えば、各時間帯における変更回数が4回以上の場合であっても良いし、6回以上の場合であっても良い。室内機42cは、パターンAと判断され「A室は、朝および夜の温度変動が大きいと考えられます。A室の外気導入量を低減することを推奨します。」と表示される。室内機42fは、パターンBと判断され「C室は、外気負荷が大きくなっております。C室の外気導入の制限あるいは日射の抑制を行うことを推奨します。」と表示される。室内機42aは、パターンCと判断され「A室は、起動時に空調が効きすぎています。起動時の風量を抑制することを推奨します。」と表示される。これらの対策表示より、ユーザは、上述の分析結果に対して快適性維持のための具体的な対策をすることができる。なお、快適性維持対策画面SC24の右下にあるメニューボタン94を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
(5)外気導入判断モード
対策モード選択画面SC1において、外気導入判断ボタン75を選択すると外気導入判断画面SC15に切り替わる。外気導入判断画面SC15では、分析された外気温度別消費電力データが図15のように可視化されて表示部23に表示される。
(5−1)分析対象期間の決定
上述のように、本実施形態では、各空気調和装置4,5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリ22に蓄積している。データの分析は、外気導入判断ボタン75を選択した季節に応じて1年前のデータに基づいて行われる。この季節は、夏季(冷房運転時期)、冬季(暖房運転時期)、および中間期の3パターンに分類され、夏季は6月から8月までの期間、冬季は1月から2月までと12月との3ヶ月、中間期は3月から5月までの期間(第1中間期)と9月から11月までの期間(第2中間期)に設定されている。なお、外気導入判断モードは、中間期に限定されるモードである。
例えば、2006年4月25日に外気導入判断ボタンを選択すると、季節は第1中間期であるから、1年前の運転データのうちで2005年3月1日から2005年5月31日までに収集された運転データを分析することになる。
(5−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、外気温度データと全室内機42a〜42f,52a〜52fにおける消費電力データとが関連付けられて図15のような相関図が作成される。ここで、この相関図は、外気温度データのうちで期間中の一日の最高気温を横軸に、その一日の最高気温に対応する日の全室内機42a〜42f,52a〜52fの消費電力を縦軸に設定して作成される。例えば、室内機Aの期間中のある日の消費電力が100kWhで、その日の最高気温が29℃であるとすると、相関図では点Aのようにプロットされる。このように、相関図では、期間中の全室内機42a〜42f,52a〜52fのデータがプロットされ、その相関図から全室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向を示す近似直線lが作成される。また、その相関図では、各室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向を示す近似直線m1〜m12(図示せず、m3のみ図示)が作成される。ここで近似直線m1〜m12は、室内機42a〜42f,52a〜52fの台数だけ作成され、本実施形態の場合は近似直線m1〜m12の12本が作成される。例えば、室内機42cの近似直線m3は、室内機42cの消費電力データをプロットした相関図から作成される。そして、近似直線m1〜m12が全室内機の傾向を表す近似直線lから変位が大きい順に3台の室内機42c,42f,52eの変位グラフが表示される。なお、ここで、分析結果が表示される消費電力の大きい室内機は3台であるとしているが、ユーザの必要に応じて1台、2台、4台、・・・などと3台以外にも設定可能である。
(5−3)対策表示
外気導入判断画面SC15の右下にある対策表示ボタン85を押すと、この分析結果で抽出された室内機42c,42f,52eに対しての外気導入対策画面SC25が示される(図16参照)。ここで、対策表示では、「A室、C室、およびD室は内部負荷が大きくなっているおそれがあります。この室内の外気の取り入れ量を増やすことを推奨します。」と表示される。これにより、ユーザは、上述の分析結果に対して消費電力低減のための具体的な対策をすることができる。なお、外気導入対策画面SC25の右下にあるメニューボタン95を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
(6)冷暖同時運転省エネモード
対策モード選択画面SC1において、冷暖同時運転最適化ボタン76を選択すると冷暖同時運転最適化画面SC16に切り替わる。冷暖同時運転最適化画面SC16では、分析された冷暖運転モードデータが図17のように可視化されて表示部23に表示される。
(6−1)分析対象期間の設定
上述のように、本実施形態では、第2空気調和装置5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリ22に蓄積している。データの分析は、冷暖同時運転最適化ボタンを選択した季節に応じて1年前のデータに基づいて行われる。この季節は、夏季(冷房運転時期)、冬季(暖房運転時期)、および中間期の3パターンに分類され、夏季は6月から8月までの期間、冬季は1月から2月までと12月との3ヶ月、中間期は3月から5月までの期間(第1中間期)と9月から11月までの期間(第2中間期)に設定されている。なお、冷暖同時運転省エネモードは、中間期に限定されるモードである。
例えば、2006年4月25日に冷暖同時運転最適化ボタン76を選択すると、季節は第1中間期であるから、1年前の運転データのうちで2005年3月1日から2005年5月31日までに収集された運転データを分析することになる。
(6−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、冷暖同時運転データとD室RM21の第2空気調和装置5の全室内機52a〜52fおよびE室RM31の第2空気調和装置5の全室内機52a〜52fにおける消費電力データとが関連付けられて図17のような表が作成される。図17の表では、D室RM21において、グループG4,グループG6が冷房運転をしており、それらのグループG4,G6と隣り合うグループG5が暖房運転をしている。E室では、全てのグループG4〜G6が冷房運転をしている。D室RM21およびE室RM31内の第2空気調和装置5の空調設定温度は、24℃となっている。そして、消費電力の大きい部屋の順に表の下部のグラフに表示される。
(6−3)対策表示
冷暖同時運転最適化画面SC16の右下にある対策表示ボタン96を押すと、この分析結果で抽出され、かつ、基準消費電力Wbを超えている部屋であるD室RM21の第2空気調和装置5に対しての冷暖同時運転最適化対策画面SC26が示される(図18参照)。ここで、冷暖同時運転最適化対策画面SC26では、「D室では、冷暖同時運転が行われています。D室の設定温度を低くすることで、運転モードを冷暖どちらかに統一することを推奨します。」と表示される。これにより、ユーザは、上述の分析結果に対して消費電力低減のための具体的な対策をすることができる。なお、冷暖同時運転最適化対策画面SC26の右下にあるメニューボタン96を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
(7)運転台数最適化モード
対策モード選択画面SC1において、運転台数最適化ボタン77を選択すると運転台数最適化画面SC17に切り替わる。運転台数最適化面SC17では、分析された外気温度別サーモオフ時間データが図19のように可視化されて表示部23に表示される。
(7−1)分析対象期間の決定
上述のように、本実施形態では、各空気調和装置4,5を1年間運転して、あらかじめ運転データをメモリ22に蓄積している。データの分析は、運転台数最適化ボタン77を選択した季節に応じて1年前のデータに基づいて行われる。この季節は、夏季(冷房運転時期)、冬季(暖房運転時期)、および中間期の3パターンに分類され、夏季は6月から8月までの期間、冬季は1月から2月までと12月との3ヶ月、中間期は3月から5月までの期間(第1中間期)と9月から11月までの期間(第2中間期)に設定されている。なお、運転台数最適化モードは、中間期に限定されるモードである。
例えば、2006年4月25日に運転台数最適化ボタンを選択すると、季節は第1中間期であるから、1年前の運転データのうちで2005年3月1日から2005年5月31日までに収集された運転データを分析することになる。
(7−2)自動分析および分析結果表示
運転データの分析では、外気温度データと各室内機42a〜42f,52a〜52fのサーモオフ時間データとが関連付けられて図19のような表が作成される。ここで、この表は、外気温度別に、一日中サーモオフになっている室内機の台数を部屋毎にまとめている。そして、停止している台数が多い部屋の順に表示させている。例えば、図19のように外気温度が19℃の場合では、A室RM11の室内機42a〜42cのサーモオフ台数が2台(室内機42a,42b)で、B室RM12の室内機42d,42eのサーモオフ台数が1台である。図19には、表示し切れていないが、C室RM13、D室RM21、およびE室RM31のサーモオフ台数は0台である。
(7−3)対策制御
運転台数最適化面SC17の右下にある対策ボタン87を押すと、この分析結果で抽出されたA室RM11の室内機42a〜42cに対して運転台数最適か制御が行われ、A室RM11では1台の室内機(例えば室内機42a)のみを運転するように制御部27により台数制御される。B室RM12もA室RM11と同様に1台の室内機(例えば室内機42d)のみを運転するように制御部27により台数制御される。
<特徴>
(1)
本発明では、各空気調和装置4,5の消費電力データ、空調設定温度データ、電力デマンドデータ、外気温度データ、変更回数データ、変更時間帯データ、サーモオフ時間データなどの運転データを通信部24を介してメモリ22に蓄積する。そして蓄積された運転データを7種類の消費電力対策モードにより分析し、分析した分析データを可視化して表示部23に表示させる。さらに、分析データに基づいてあらかじめ設定した消費電力対策を表示部に表示させる。したがって、ユーザは、運転状況を把握することができ、消費電力を低減させるための具体的な対策を講じることができる。
(2)
本発明では、通信部24を介して取得された空調設定温度データと消費電力データとを関連付けて、各室内機42a〜42f,52a〜52fに設定温度消費電力データとしてメモリ22に蓄積する。そして、メモリ22に蓄積された設定温度消費電力データを基に、データ処理部21は、冷房運転の場合には空調設定温度が28℃未満の室内機のうちで消費電力の大きい順に3台の室内機42c,42f,52eを抽出する。さらに、データ処理部21により抽出された3台の室内機42c,42f,52eの設定温度消費電力データをグラフ化して表示部23に表示させる。また、データ処理部21により抽出された室内機42c,42f,52eに対して、目標設定温度を上げるようにユーザに推奨している。
したがって、データ処理部21は、目標設定温度が、推奨されないような低すぎる温度であって、無駄に電力を消費している可能性の高い3台の室内機42c,42f,52eを抽出することができる。また、抽出された室内機の目標設定温度値と消費電力とをグラフ化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、無駄に電力を消費している可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。さらに、ユーザに対して、無駄に電力を消費している可能性が高い室内機42c,42f,52eの運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
(3)
本発明では、通信部24を介して取得された電力デマンドデータを、室内機42a〜42f,52a〜52f毎にメモリ22に蓄積する。そして、メモリ22に蓄積された電力デマンドデータを基に、データ処理部21は、各空気調和装置4,5全体における全体電力デマンドピークが発生したピーク発生時刻を算出し、ピーク発生時刻における電力デマンドが大きい順に3台の室内機42c,52e,52fを抽出する。さらに、データ処理部21により抽出された3台の室内機42c,52e,52fのピーク発生時刻における電力デマンドデータをグラフ化して表示部23に表示させる。また、データ処理部21により抽出された室内機42c,52e,52fに対して、電力デマンドの抑制制御を行うことをユーザに推奨している。
したがって、データ処理部21は、ピーク発生時刻における室内機電力デマンドが大きく、全体電力デマンドに影響が大きい可能性の高い3台の室内機42c,52e,52fを抽出することができる。また、抽出された室内機42c,52e,52fの電力デマンドデータをグラフ化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、全体電力デマンドに影響が大きい可能性の高い室内機42c,52e,52fを運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。さらに、ユーザに対して、全体電力デマンドに大きな影響がある可能性の高い室内機42c,52e,52fの運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
(4)
本発明では、通信部24を介して取得された外気温度データと消費電力データとを関連付けて、室内機42a〜42f,52a〜52f毎に外気温度別消費電力データとしてメモリ22に蓄積する。そして、メモリ22に蓄積された外気温度別消費電力データを基に、データ処理部21は、全室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向を基準にして各室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向の変位が大きい順に3台の室内機42c,42f,52eを抽出する。さらに、データ処理部21により抽出された3台の室内機42c,42f,52eの運転データと全室内機の傾向を表す近似直線lとを比較した変位をグラフ化して表示部に表示させる。さらに、データ処理部21により抽出された室内機42c,42f,52eが設置されているA室RM11、C室RM13、およびD室RM21に対して、例えば、ブラインドを降ろして外部からの輻射熱を遮断したり、負荷の大きい外気導入量を減らしたりすることで、外部負荷を抑制させることをユーザに推奨している。
したがって、データ処理部21は、外部負荷が大きい室内(A室RM11、C室RM13、およびD室RM21)を空調している可能性の高い3台の室内機42c,42f,52eを抽出することができる。そして、抽出された室内機42c,42f,52eの運転データと近似直線lとを比較した変位をグラフ化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、外部負荷が大きい可能性の高い室内(A室RM11、C室RM13、およびD室RM21)を知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。また、ユーザに対して、外部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機42c,42f,52eの運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
(5)
本発明では、通信部24を介して取得された外気温度データと消費電力データとを関連付けて、室内機42a〜42f,52a〜52f毎に外気温度別消費電力データとしてメモリ22に蓄積する。そして、メモリ22に蓄積された外気温度別消費電力データを基に、データ処理部21は、全室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向を基準にして各室内機42a〜42f,52a〜52fの傾向の変位が大きい順に3台の室内機42c,42f,52eを抽出する。さらに、データ処理部21により抽出された3台の室内機42c,42f,52eのそれぞれの傾向を表す近似直線m1〜m12と全室内機の傾向を表す近似直線lとを比較した変位をグラフ化して表示部に表示させる。さらに、データ処理部21により抽出された室内機42c,42f,52eが設置されているA室RM11、C室RM13、およびD室RM21に対して、例えば、外気の取り入れ量を増やすことをユーザに推奨している。
したがって、データ処理部21は、内部負荷が大きい室内(A室RM11、C室RM13、およびD室RM21)を空調している可能性の高い3台の室内機42c,42f,52eを抽出することができる。そして、抽出された室内機42c,42f,52eのそれぞれの傾向を表す近似直線mxと近似直線lとを比較した変位をグラフ化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、内部負荷が大きい可能性の高い室内(A室RM11、C室RM13、およびD室RM21)を知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。また、ユーザに対して、内部負荷が大きい室内を空調している可能性の高い室内機42c,42f,52eの運転データを示すだけでなく、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
(6)
本発明では、通信部24を介して取得された変更データと変更時間帯データとを関連付けて、室内機42a〜42f,52a〜52f毎に時間帯別変更回数データとしてメモリ22に蓄積する。そして、メモリ22に蓄積された時間帯別変更回数データを基に、データ処理部21は、室内機42a〜42f,52a〜52f毎の全変更回数が多い順に3台の室内機42c,42f,42aを抽出する。さらに、データ処理部21により抽出された3台の室内機42c,42f,42aの時間帯別変更回数データをグラフ化して表示部23に表示させる。さらに、データ処理部21により抽出された室内機42c,42f,42aに対して、例えば、ブラインドを降ろして外部からの輻射熱を遮断したり、負荷の大きい外気導入量を減らしたりすることで、外部負荷を抑制させることをユーザに推奨している。
したがって、データ処理部21は、体感温度と目標設定値とが合っていない可能性の高い3台の室内機42c,42f,42aを抽出することができる。そして、抽出された室内機42c,42f,42aの時間帯別変更回数データをグラフ化して、ユーザに知らせることができる。このため、ユーザに対して、体感温度と目標設定値とが合っていない可能性の高い室内機を運転データとともに知らせることができ、消費電力の低減対策につなげることができる。また、ユーザに対して、消費電力を低減するための対策案を提案できる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
(7)
本発明では、通信部24を介して取得された外気温度データとサーモオフ時間データとを関連付けて、室内機42a〜42f,52a〜52f毎に外気温度別サーモオフ時間データとしてメモリ22に蓄積する。そして、メモリ22に蓄積された外気温度別サーモオフ時間データを基に、データ処理部21は、外気温度別のサーモオフ台数の多い部屋の順に表示する。さらに、制御部27により自動的に外気温度に応じて室内機の台数制御を行っている。
したがって、データ処理部21は、サーモオフ時間が長く無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い部屋の室内機を抽出することができる。そして、抽出された部屋(A室RM11)の室内機42a〜42cの運転台数制御を行うことができ、無駄に送風運転のみを行っている可能性の高い室内機を停止させることができる。このため、効果的な消費電力の低減対策につなげることができ、また、ユーザの負担を軽減できる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)
本実施形態では、各空気調和装置4,5は、3階建てのビルに備えられているが、各空気調和装置4,5が備えられる建物は3階建てに限らない。また、空調監視支援システム1が、監視できる空気調和装置は、3系統に限らず、4系統、5系統、・・・などでも構わない。
(2)
本実施形態では、無駄運転排除モードにおいて、冷房運転時に空調設定温度が28℃未満で、かつ、消費電力が大きい室内機42a〜42f,52a〜52fを選択対象にしているが、空調設定温度は28℃未満のものに限らずに、例えば27℃未満であってもよいし、29℃未満であっても良い。
(3)
本実施形態では、運転台数最適化モードにおいて、運転台数最適化画面SC17の右下にある対策ボタン87を押すと、この分析結果で抽出された部屋の室内機に対して運転台数最適制御を行っているが、これに限らず、運転台数最適化画面SC17の右下の対策ボタン87を押すと運転台数最適化対策画面SC27が表示されるようにしても良い(図20参照)。
ここで、運転台数最適化対策画面SC27では、「A室はサーモオフ台数が多くなっています。A室の室内機の運転停止を推奨します。」と表示される。これにより、ユーザは、上述の分析結果に対して消費電力低減のための具体的な対策をすることができる。なお、運転台数最適化対策画面SC27の右下にあるメニューボタン97を押すと対策モード選択画面SC1に戻る。
本発明に係る空調管理装置は、ユーザが、運転状況を把握して消費電力を低減させる対策を容易に講じることができ、空気調和装置に関する運転データを取得して監視するための空調管理装置等として有用である。
本実施形態に係る空調監視支援システムの概略構成図。 監視装置の概略構成図。 ビルの1階平面図(第1空気調和装置の配置図)。 ビルの2、3階平面図(第2空気調和装置の配置図)。 対策モード選択画面。 設定温度別消費電力画面。 無駄運転排除対策画面。 ピーク電力画面。 2006年8月20日の電力デマンド曲線。 ピーク電力対策画面。 外気負荷判断画面。 外部負荷対策画面。 快適性維持画面。 快適性維持対策画面。 外気導入判断画面。 外気導入対策画面。 冷暖同時運転最適化画面。 冷暖同時運転最適化対策画面。 運転台数最適化面。 変形例(3)の運転台数最適化対策画面。
符号の説明
1 空調監視支援システム(空調管理装置)
21 データ処理部(分析部)
22 メモリ(データ蓄積部)
22a 消費電力対策テーブル
23 表示部(分析結果表示部)
24 通信部(データ取得部)

Claims (12)

  1. 複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、
    前記室内機毎の消費電力データを含む前記空気調和装置の運転データを取得するデータ取得部(24)と、
    所定期間における前記運転データを蓄積するデータ蓄積部(22)と、
    前記室内機毎の前記運転データを分析する分析部(21)と、
    前記分析部により分析された分析データを可視化して表示させる分析結果表示部(23)と、
    前記分析データと、前記空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な消費電力低減対策とを関連付けた消費電力対策テーブル(22a)と、
    前記分析データに基づいて、前記消費電力対策テーブルから前記消費電力低減対策を抽出する抽出部(21)と、
    を備え、
    前記データ取得部により取得される前記運転データには、前記室内機が室内を空調するときの目標設定温度である空調設定温度データが含まれ、
    前記データ蓄積部は、前記空調設定温度データを前記消費電力データと関連付けて前記室内機毎に設定温度消費電力データとして蓄積し、
    前記分析部は、前記設定温度消費電力データに基づいて、冷房運転の場合には前記目標設定温度が第1所定温度未満の前記室内機、暖房運転の場合には前記目標設定温度が第2所定温度を超える前記室内機のうちで、前記消費電力が大きい順に前記室内機を所定台数選択し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させ、前記分析部により選択された前記室内機の前記設定温度消費電力データを可視化してさらに表示させる、
    空調管理装置(1)。
  2. 前記抽出部は、前記分析部により選択された前記室内機に対して、冷房運転の場合には前記目標設定温度を上げることを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、暖房運転の場合には前記目標設定温度を下げることを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させる、
    請求項に記載の空調管理装置(1)。
  3. 複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、
    前記室内機毎の消費電力データを含む前記空気調和装置の運転データを取得するデータ取得部(24)と、
    所定期間における前記運転データを蓄積するデータ蓄積部(22)と、
    前記室内機毎の前記運転データを分析する分析部(21)と、
    前記分析部により分析された分析データを可視化して表示させる分析結果表示部(23)と、
    前記分析データと、前記空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な消費電力低減対策とを関連付けた消費電力対策テーブル(22a)と、
    前記分析データに基づいて、前記消費電力対策テーブルから前記消費電力低減対策を抽出する抽出部(21)と、
    を備え、
    前記データ取得部により取得される前記運転データには、時間帯別の前記消費電力データである電力デマンドデータが含まれ、
    前記データ蓄積部は、前記電力デマンドデータを前記室内機毎に室内機電力デマンドデータとして蓄積し、
    前記分析部は、前記電力デマンドデータを分析して前記空気調和装置全体の全体電力デマンドのピークが発生したピーク発生時刻を算出し、前記ピーク発生時刻における前記室内機毎の室内機電力デマンドが大きい順に前記室内機を所定台数選択し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させ、前記分析部により選択された前記室内機の前記ピーク発生時刻における前記室内機電力デマンドデータを可視化してさらに表示させる、
    空調管理装置(1)。
  4. 前記抽出部は、前記分析部により選択された前記室内機の電力デマンドの抑制制御を行うことを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させる、
    請求項に記載の空調管理装置(1)。
  5. 複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、
    前記室内機毎の消費電力データを含む前記空気調和装置の運転データを取得するデータ取得部(24)と、
    所定期間における前記運転データを蓄積するデータ蓄積部(22)と、
    前記室内機毎の前記運転データを分析する分析部(21)と、
    前記分析部により分析された分析データを可視化して表示させる分析結果表示部(23)と、
    前記分析データと、前記空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な消費電力低減対策とを関連付けた消費電力対策テーブル(22a)と、
    前記分析データに基づいて、前記消費電力対策テーブルから前記消費電力低減対策を抽出する抽出部(21)と、
    を備え、
    前記データ取得部により取得される前記運転データには、外気温度データが含まれ、
    前記データ蓄積部は、前記外気温度データと前記消費電力データとを関連付けて、前記室内機毎に外気温度別消費電力データとして蓄積し、
    前記分析部は、前記外気温度別消費電力データに基づいて、前記室内機全ての全室内機傾向と前記室内機毎の室内機傾向とを分析し、前記全室内機傾向を基準にして前記室内機傾向の変位が大きい順に前記室内機を所定台数選択し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させ前記分析部により選択された前記室内機の前記室内機傾向と前記全室内機傾向とを比較した比較データを可視化してさらに表示させる、
    空調管理装置(1)。
  6. 前記抽出部は、外気温度による空調負荷が大きい場合に、前記分析部により選択された前記室内機が空調する室内の外部負荷を抑制させることを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させる、
    請求項に記載の空調管理装置(1)。
  7. 前記抽出部は、外気温度による空調負荷が小さい場合に、前記分析部により選択された前記室内機が空調する室内の外気導入量を増加させることを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させる、
    請求項に記載の空調管理装置(1)。
  8. 複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、
    前記室内機毎の消費電力データを含む前記空気調和装置の運転データを取得するデータ取得部(24)と、
    所定期間における前記運転データを蓄積するデータ蓄積部(22)と、
    前記室内機毎の前記運転データを分析する分析部(21)と、
    前記分析部により分析された分析データを可視化して表示させる分析結果表示部(23)と、
    前記分析データと、前記空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な消費電力低減対策とを関連付けた消費電力対策テーブル(22a)と、
    前記分析データに基づいて、前記消費電力対策テーブルから前記消費電力低減対策を抽出する抽出部(21)と、
    を備え、
    前記データ取得部により取得される前記運転データには、前記室内機が室内を空調するときの目標設定値である空調設定温度が変更された回数をカウントした変更回数データと、前記空調設定温度が変更された変更時間帯データとが含まれ、
    前記データ蓄積部は、前記変更回数データと前記変更時間帯データとを関連付けて時間帯別変更回数データとして前記室内機毎に蓄積し、
    前記分析部は、前記時間帯別変更回数データに基づいて、前記室内機毎の全変更回数が多い順に前記室内機を所定台数選択し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させ、前記分析部により選択された前記室内機の前記時間帯別変更回数データを可視化してさらに表示させる、
    空調管理装置(1)。
  9. 前記抽出部は、前記分析部により選択された前記室内機が空調する室内にかかる外部負荷を抑制することを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させる、
    請求項に記載の空調管理装置(1)。
  10. 複数の室内機を含む空気調和装置のデータを取得して管理する空調管理装置であって、
    前記室内機毎の消費電力データを含む前記空気調和装置の運転データを取得するデータ取得部(24)と、
    所定期間における前記運転データを蓄積するデータ蓄積部(22)と、
    前記室内機毎の前記運転データを分析する分析部(21)と、
    前記分析部により分析された分析データを可視化して表示させる分析結果表示部(23)と、
    前記分析データと、前記空気調和装置全体の消費電力を低減させることが可能な消費電力低減対策とを関連付けた消費電力対策テーブル(22a)と、
    前記分析データに基づいて、前記消費電力対策テーブルから前記消費電力低減対策を抽出する抽出部(21)と、
    を備え、
    前記データ取得部により取得される前記運転データには、外気温度データと、前記室内機毎のサーモオフ時間データとが含まれ、
    前記データ蓄積部は、前記外気温度データと前記サーモオフ時間データとを関連付けて、外気温度別サーモオフ時間データとして前記室内機毎に蓄積し、
    前記分析部は、前記外気温度別サーモオフ時間データに基づいて、前記外気温度別の前記サーモオフ時間の長い順に前記室内機を所定台数選択し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させ、前記分析部により選択された前記室内機の前記外気温度別サーモオフ時間データを可視化してさらに表示させる、
    空調管理装置(1)。
  11. 前記抽出部は、前記分析部により選択された前記室内機の運転を停止させることを推奨する旨の前記消費電力低減対策を前記消費電力対策テーブルから抽出し、
    前記分析結果表示部は、前記抽出部により抽出された前記消費電力低減対策をさらに表示させる、
    請求項10に記載の空調管理装置。
  12. 前記サーモオフ時間データに基づいて、前記分析部に選択された前記室内機を停止させる制御部(27)をさらに備えた、
    請求項10または11に記載の空調管理装置(1)。
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