JP2012026594A - 空調制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調機の省エネ運転の運転内容を調整することで、消費電力を抑えることが可能な空調制御装置の提供。
【解決手段】遠隔管理サーバ20は、通信部と、記憶部と、制御部と、を備える。通信部は、空調設備50a,50b,・・・の有する人検知センサによって検知される検知結果に関する情報、空調設備50a,50b,・・・の操作履歴に関する情報及び空調設備50a,50b,・・・の運転負荷に関する情報の少なくともいずれか1つの情報を取得する。蓄積部は、取得部によって取得された情報を蓄積する。調整部は、蓄積部に蓄積されている情報に基づいて、空調設備50a,50b,・・・の消費電力を抑えるための省エネ運転の運転内容が空調設備50a,50b,・・・の設置されている空調対象空間1a,1b,・・・に適応するように省エネ運転の運転内容を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調制御装置に関する。
従来より、設置されている空調対象空間に人が存在するか否かを検知して、人が存在しない場合には、通常の運転よりも消費電力が少ない省エネ運転を行う空調機がある。
例えば、特許文献1(特開平11−6644号公報)に開示されている空調制御システムでは、空調オン時に人感センサが人の不在を検知すると、運転内容が低負荷運転(省エネ運転に相当)に変更されるように室外機や室内機(空調機に相当)が制御されている。
ところで、空調機は、様々な種類の空調対象空間(例えば、会議室や廊下等)に設置されることが考えられる。また、空調機の設置されている空調対象空間の状況(人の在/不在や空調対象空間の温度等)は、例えば1日のうちで変化することが考えられる。このため、空調機の設置されている空調対象空間に応じた省エネ運転の運転内容に従って空調機を制御することで、空調機によって消費される電力をさらに抑えることができると考えられる。
そこで、本発明の課題は、空調機の省エネ運転の運転内容を調整することで、消費電力を抑えることが可能な空調制御装置を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空調制御装置は、取得部と、蓄積部と、調整部と、を備える。取得部は、空調機の有するセンサによって検知される検知結果に関する情報、空調機の操作履歴に関する情報及び空調機の運転負荷に関する情報の少なくともいずれか1つの情報を取得する。蓄積部は、取得部によって取得された情報を蓄積する。調整部は、蓄積部に蓄積されている情報に基づいて、空調機の消費電力を抑えるための省エネ運転の運転内容が空調機の設置されている空調対象空間に適応するように省エネ運転の運転内容を調整する。
本発明の第1観点に係る空調制御装置では、空調機が設置されている空調対象空間に適応するように省エネ運転の運転内容が調整される。このため、調整された省エネ運転の運転内容に従って空調機が制御されることで、空調機が設定されている空調対象空間に応じた省エネ運転を実行することができる。したがって、空調対象空間に適応していない省エネ運転の運転内容に従って空調機が制御される場合と比較して、消費電力を抑えることができる。これにより、空調機の省エネ運転の運転内容を調整することで、消費電力を抑えることができる。
本発明の第2観点に係る空調制御装置は、第1観点の空調制御装置において、調整部は、省エネ運転の運転内容を単位期間毎に調整する。このため、例えば、調整部によって季節毎に省エネ運転の運転内容が調整される場合には、季節に伴って変化する空調対象空間の状況に応じた省エネ運転を実行することができる。また、例えば、空調対象空間の状況が曜日毎に異なるときに、調整部によって曜日毎に省エネ運転の運転内容が調整される場合には、曜日毎に変化する空調対象空間の状況に応じた省エネ運転を実行することができる。これにより、空調対象空間の状況に応じて、省エネ運転の運転内容を調整することができる。
本発明の第3観点に係る空調制御装置は、第1観点又は第2観点の空調制御装置において、調整部は、判定部を有する。判定部は、前記情報に基づいて、空調対象空間における時間帯別の状況を判定する。また、調整部は、判定部の判定結果に応じて、省エネ運転の運転内容を調整する。このため、この空調制御装置では、空調対象空間の状況に応じて、省エネ運転の運転内容を調整することができる。
本発明の第4観点に係る空調制御装置は、第1観点から第3観点のいずれかの空調制御装置において、センサは、空調対象空間に人が存在するか否かを検知可能な人検知センサを含む。また、省エネ運転の運転内容が、人検知センサによって人の不在が検知されてから所定時間が経過するまでの間人検知センサによって人の存在が検知されない場合に運転が停止するように設定されている場合には、調整部は、蓄積部に蓄積されている情報に基づいて所定時間を変更することで省エネ運転の運転内容を調整する。このため、この空調制御装置では、省エネ運転における運転の継続時間を調整することができる。
本発明の第5観点に係る空調制御装置は、第4観点の空調制御装置において、省エネ運転の運転内容が、人検知センサによって人の不在が検知されてから所定時間が経過するまでの間設定温度が所定温度だけシフトするように設定されている場合には、調整部は、蓄積部に蓄積されている情報に基づいて所定温度を変更することで、省エネ運転の運転内容を調整する。このため、この空調制御装置では、省エネ運転における設定温度を変更することができる。
本発明の第6観点に係る空調制御装置は、第1観点又は第2観点の空調制御装置において、取得部は、空調対象空間の状況を時間帯別に分類した時間帯別状況情報を更に取得する。また、センサは、空調対象空間における人の存在を検知可能な人検知センサを含む。さらに、蓄積部に情報として人検知センサによって検知される検知結果が蓄積される場合には、調整部は、時間帯別状況情報及び前記情報を利用して、省エネ運転の運転内容を調整する。このため、この空調制御装置では、空調対象空間の時間帯別の状況に応じて、省エネ運転の運転内容を調整することができる。
本発明の第1観点に係る空調制御装置では、空調機の省エネ運転の運転内容を調整することで、消費電力を抑えることができる。
本発明の第2観点に係る空調制御装置では、空調対象空間の状況に応じて、省エネ運転の運転内容を調整することができる。
本発明の第3観点に係る空調制御装置では、空調対象空間の状況に応じて、省エネ運転の運転内容を調整することができる。
本発明の第4観点に係る空調制御装置では、省エネ運転における運転の継続時間を調整することができる。
本発明の第5観点に係る空調制御装置では、省エネ運転における設定温度を変更することができる。
本発明の第6観点に係る空調制御装置では、空調対象空間の時間帯別の状況に応じて、省エネ運転の運転内容を調整することができる。
本発明の一実施形態に係る遠隔管理サーバを備える空調管理システムの構成を示す図。 空調設備及びコントローラの構成を示す図。 省エネ運転の運転内容を示す図であって、(a)人検知センサによって不在が検知された時点から運転継続時間が経過するまでの間に人の存在が検知されなかった場合の省エネ運転の運転内容を示す図、(b)人検知センサによって不在が検知された時点から運転継続時間が経過するまでの間に人の存在が検知された場合の省エネ運転の運転内容を示す図。 遠隔管理センター内の遠隔管理サーバの構成を示す図。 人検知情報データベースのデータ構造及びパラメータ情報データベースのデータ構造を示す図。 省エネ運転の運転内容が調整されるまでの処理の流れを示す図。 省エネ運転の運転内容を示す図であって、(a)予め設定されている省エネ運転の運転内容を示す図、(b)A区画であると判定された場合の省エネ運転の運転内容を示す図、(c)B区画であると判定された場合の省エネ運転の運転内容を示す図。 省エネ運転の運転内容を示す図であって、(a)予め設定されている省エネ運転の運転内容を示す図、(b)変形例Aにおいて空調対象空間に居る人が少ないと判定された場合の省エネ運転の運転内容を示す図。 変形例Cにおける時間帯別のエネルギー使用量の一例を示す図。 変形例Cにおける省エネ運転の運転内容を示す図であって、(a)エネルギー使用量が多い時間帯あるいは床温度が安定していない時間帯の省エネ運転の運転内容を示す図、(b)エネルギー使用量が少ない時間帯あるいは床温度が安定している時間帯の省エネ運転の運転内容を示す図。 変形例Cにおける時間帯別の床温度の変化の一例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る遠隔管理サーバ(空調制御装置に相当)20を備える空調管理システム100について説明する。
<空調管理システム>
(1)全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る空調管理システム100の全体構造を示したものである。空調管理システム100は、主として、空調設備50a,50b,・・・と、コントローラ10a,10b,・・・と、コントローラ10a,10b,・・・にインターネット6を介して接続可能な遠隔管理サーバ20とから構成されている。
空調設備50a,50b,・・・は、建物内の利用者によって利用される空間(例えば、会議室や廊下等)に配置されている。なお、以下より、各空調設備50a,50b,・・・によって空気調和が行われる空間を、それぞれ、空調対象空間1a,1b,・・・という。
コントローラ10a,10b,・・・は、建物内に配置されており、各空調設備50a,50b,・・・と通信可能に接続されている。
遠隔管理サーバ20は、空調設備50a,50b,・・・を遠隔から管理する遠隔管理サービスを提供する組織により運営される遠隔管理センター2内に設置されている。
空調管理システム100は、各空調設備50a,50b,・・・に対して設定されている省エネ運転の運転内容を、建物内の空調対象空間1a,1b,・・・の状況(例えば、空調対象空間1a,1b,・・・の種類等)に応じて調整し、調整した省エネ運転の運転内容に従って各空調設備50a,50b,・・・を運転する。
(2)空調設備
以下、図2を参照しつつ、空調設備50aについて説明するが、その他の空調設備50b,・・・についても同様であるものとする。
空調設備50aは、室外機51と、室外機51に冷媒配管を介して接続される室内機52とを有しており、全体として、図示されない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を形成している。
室内機52は、人検知センサ53と、制御部55とを有している。
人検知センサ53は、室内機52の設置されている空調対象空間1aにおける人の在/不在を検知する赤外線センサである。人検知センサ53は、物体から放射される赤外線放射エネルギーの変動によって、空調対象空間1aの人の有無を検知する。また、人検知センサ53による人の在/不在の検知結果に関する情報(以下、人検知情報という)は、コントローラ10aからの命令に応じて制御部55を介してコントローラ10aに送信される。
制御部55は、通信線5bを介して室外機51の制御部51aおよびコントローラ10aに接続されている。また、制御部55は、リモコン56又はコントローラ10aからの運転指令(例えば、室内機52の起動又は停止を命じたり、室内機52の設定温度の変更を命じたり、室内機52の運転モードの変更を命じたり、室内機52の風量の変更を命じたりするもの)に従って、室外機51の制御部51aと協調しつつ、冷媒回路に含まれる各種部品の動作を制御し、空調対象空間1aを空調する。具体的には、圧縮機の周波数、ファンの回転数および各種弁の開度の調整等を行う。なお、リモコン56は、空調対象空間1a内の利用者から室内機52に対する運転指令の入力を受け付けるためのものであり、室内機52の制御部55に1対1で専用の通信線5cを介して接続されている。
また、制御部55は、室内機52に関する情報(以下、機器情報という)をコントローラ10aからの命令に応じてコントローラ10aに送信する。室内機52の機器情報には、室内機52の運転情報(室内機52の起動/停止の起動状態、設定温度、冷房/暖房/送風等の運転モードおよび設定風量を含む)、室内温度情報、ならびに、室内機52に含まれる各種部品の状態値(例えば、室内ファンの回転数、冷媒回路の所定の位置における冷媒の温度および圧力を含む)を示す情報が含まれる。
また、室外機51の制御部51aは、室外機51に関する情報(以下、機器情報という)をコントローラ10aからの命令に応じてコントローラ10aに送信する。室外機51の機器情報には、外気温度、および、室外機51に含まれる各種部品の状態値(例えば、圧縮機の周波数、室外ファンの回転数、冷媒回路の所定の位置における冷媒の温度および圧力を含む)を示す情報が含まれる。なお、室内温度、外気温度、室内機52および室外機51に含まれる各種部品の状態値は、図示されないセンサ等により検知される。
(3)コントローラ
以下、図2を参照しつつ、コントローラ10aについて説明するが、その他のコントローラ10b,・・・についても同様であるものとする。
コントローラ10aは、主として通信部11、制御部12および記憶部15から構成されており、空調設備50aを監視および制御する機能を有している。
通信部11は、コントローラ10aをLAN5aひいてはインターネット6および通信線5bに接続可能にするネットワークインターフェースである。
制御部12は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部15に記憶されているプログラムを読み出して実行する。
例えば、制御部12は、所定の時間間隔で(例えば、1分毎に)、室内機52の機器情報を室内機52の制御部55から取得する。さらに、制御部12は、所定の時間間隔で(例えば、1分毎に)、室外機51の機器情報を室外機51の制御部51aから取得する。制御部12が取得した機器情報は、記憶部15内に確保されている所定の記憶領域に蓄積される。かかる機器情報は、遠隔管理サーバ20における各種遠隔管理サービスに利用されるべく、コントローラ10aと遠隔管理サーバ20との所定の時間間隔での(本実施形態では、30分毎の)定期通信時に、制御部12によりインターネット6を介して遠隔管理サーバ20に送信される。
また、制御部12は、所定の時間間隔で(例えば、1分毎に)、人検知センサ53から人検知情報を取得する。制御部12が取得した人検知情報は、記憶部15内に確保されている所定の記憶領域に蓄積される。かかる人検知情報は、上記定期通信時に、制御部12によりインターネット6を介して遠隔管理サーバ20に送信される。
なお、コントローラ10aと遠隔管理サーバ20との通信は、コントローラ10aがWebクライアントとして動作し、遠隔管理サーバ20がWebサーバとして動作することにより実現される。
また、制御部12は、記憶部15内に記憶されている各種運転の運転内容に従って、適当な運転指令を適当なタイミングで適当な室内機52及び室外機51に送信する。また、記憶部15内に記憶されている運転内容には、通常の運転よりも空調設備50aによる消費電力が少ない運転である省エネ運転の運転内容が含まれる。そして、コントローラ10aが保持する省エネ運転の運転内容は、省エネ制御のパターンに含まれるパラメータ(ここでは、設定温度からシフトする温度であるシフト温度及び省エネ運転が開始されてから運転が停止されるまでの時間である運転継続時間)に所定の値が代入されることで確定する。また、パラメータに代入される所定の値は、遠隔管理サーバ20からダウンロードされるものである。
また、省エネ制御のパターンは、具体的には、「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から運転継続時間が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、運転を停止する。また、運転継続時間中に、1又は複数回、現在の設定温度を、消費電力が小さくなるようにシフト温度だけシフトさせる。さらに、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知される前の設定温度で運転を行う。」というものである。なお、本実施形態では、運転継続時間が30分以下である場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知された時、すなわち、運転継続時間の開始時に、設定温度をシフトさせるものとする。
さらに、本実施形態では、予め(例えば、製品の出荷時など)、省エネ制御のシフト温度の値は「1」に、運転継続時間の値は「90」に、設定されている。
ここで、予め記憶部15内に記憶されている省エネ運転の運転内容(シフト温度及び運転継続時間に予め設定された値(「1」及び「90」)が代入された省エネ制御のパターン、すなわち、外部から調整される前の省エネ運転の運転内容)について、図3を用いて説明する。
予め記憶部15内に記憶されている省エネ運転の運転内容は、「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から「90」分が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、運転を停止する。また、運転継続時間中に、2回、現在の設定温度を、消費電力が小さくなるように「1」℃だけシフトさせる。さらに、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知される前の設定温度で運転を行う。」というものである。より具体的には、予め記憶部15内に記憶されている省エネ運転の運転内容は、図3(a)及び図3(b)に示すように、「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から所定の第1時間(図3では、30分)が経過するまでの間は、通常運転(図3では、暖房運転)と等しい設定温度(図3では、20℃)で運転を行う。また、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から所定の第1時間が経過するまでの間に人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、通常運転時の設定温度を、「1」℃だけ下げた温度(図3では、19℃)を設定温度として、運転を行う。さらに、通常運転時の設定温度を「1」℃下げた温度を設定温度として運転を開始してから所定の第2時間(図3では、30分)が経過するまでの間に人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、設定温度を、「1」℃だけ更に下げた温度(図3では、18℃)を設定温度として、運転を行う。そして、設定温度を更に「1」℃下げた温度を設定温度として運転を開始してから所定の第3時間(図3では、30分)が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、空調設備50aの運転を停止させる(図3(a)参照)。また、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、通常運転時の設定温度(図3では、20℃)で運転を行う(図3(b)参照)。」というものである。
(4)遠隔管理サーバ
図4に示すように、遠隔管理サーバ20は、主として通信部21、制御部22、出力部23、入力部24および記憶部25から構成されるサーバコンピュータであり、コントローラ10a,10b,・・・経由でそれぞれ空調設備50a,50b,・・・を監視および制御する機能を有している。
通信部21は、遠隔管理サーバ20をインターネット6に接続可能にするネットワークインターフェースである。通信部21は、インターネット6を介してコントローラ10a,10b,・・・から所定情報(機器情報や人検知情報等)を取得したり、コントローラ10a,10b,・・・に対して所定情報(パラメータに代入される所定の値等)を出力したりすることができる。
制御部22は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部25に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、分類部22a、判定部22b及び決定部22cとして動作する。また、制御部22は、判定部22b及び決定部22cとして動作することで、記憶部25に蓄積されている情報に基づいて、空調設備50a,50b,・・・の省エネ運転の運転内容が各空調設備50a,50b,・・・の設置されている空調対象空間1a,1b,・・・に適応するように省エネ運転の運転内容を調整する。なお、各部22a〜22cの動作の詳細については、後述する。
出力部23は、主としてディスプレイおよびスピーカから構成されており、入力部24は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。
記憶部25は、主としてハードディスクから構成されており、機器情報データベース(図示されない)、人検知情報データベース25a、パラメータ情報データベース25bを保持している。
機器情報データベース(図示されない)には、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる空調設備50a,50b,・・・の機器情報が適当な形式で蓄積される。機器情報データベース内の機器情報は、遠隔管理サーバ20が提供する各種遠隔管理サービス(例えば、異常検知サービスなど)に利用される。
人検知情報データベース25aには、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる空調対象空間1a,1b,・・・毎の人検知情報が蓄積される。人検知情報データベース25aは、例えば、図5に示されるような表形式のデータベースであり、空調設備50a,50b,・・・(空調対象空間1a,1b,・・・)毎に、日毎かつ時間帯毎の人検知センサ53の検知結果を示すデータを1のレコードとして保持する。
具体的には、まず、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる空調対象空間1a,1b,・・・毎の人検知情報が、分類部22aによって、時間帯(0時−2時の時間帯、2時−4時の時間帯、4時−6時の時間帯、6時−8時の時間帯、8時−10時の時間帯、10時−12時の時間帯、12時−14時の時間帯、14時−16時の時間帯、16時−18時の時間帯、18時−20時の時間帯、20時−22時の時間帯、22時−0(24)時の時間帯)毎に分類される。例えば、コントローラ10aから0時30分、1時、1時30分及び2時に送られてきた空調設備50a(空調対象空間1a)の人検知情報は、分類部22aによって、0時−2時の時間帯の人検知情報に分類される。
そして、人検知情報データベース25aには、分類部22aによって分類された人検知情報が、時間帯(0時−2時の時間帯、2時−4時の時間帯、4時−6時の時間帯、6時−8時の時間帯、8時−10時の時間帯、10時−12時の時間帯、12時−14時の時間帯、14時−16時の時間帯、16時−18時の時間帯、18時−20時の時間帯、20時−22時の時間帯、22時−0(24)時の時間帯)別に保存される。例えば、分類部22aによって分類された0時−2時の時間帯の人検知情報が、いずれも人の不在を検知した情報である場合には、人検知情報データベース25aには、0時−2時の時間帯における人検知情報として不在に関する情報が記憶される。また、例えば、分類部22aによって分類された0時−2時の時間帯の人検知情報のいずれかが、人の存在を検知した情報である場合には、人検知情報データベース25aには、0時−2時の時間帯における人検知情報として存在に関する情報が記憶される。なお、本実施形態では、人検知情報データベース25aには、人検知情報が1日を12の時間帯に分けて保存されているが、これに限定されず、例えば、人検知情報が、22時−8時の時間帯と、8時−10時の時間帯、10時−12時の時間帯、12時−14時の時間帯、14時−16時の時間帯、16時−18時の時間帯、18時−20時の時間帯、20時−22時の時間帯とに分類され、これら8つの時間帯毎に保存されてもよい。
パラメータ情報データベース25bは、図5に示されるような表形式のデータベースであって、空調対象空間1a,1b,・・・の種類(以下、区画という)に対するシフト温度及び運転継続時間に関するデータを1つのレコードとして保持している。なお、区画には、会議室のように人が断続的に存在する時間帯と人が断続的に不在になる時間帯とが分かれているA区画や、廊下のように時間帯に関係なく断続的に人が存在するB区画が含まれる。
(5)省エネ運転の運転内容が調整されるまでの処理の流れ
以下、図6を参照しつつ、それぞれの空調設備50a,50b,・・・における省エネ運転の運転内容が調整されるまでの処理の流れについて説明する。図6は、省エネ運転の運転内容の調整に関与する3つの要素(空調設備50a,50b,・・・、コントローラ10a,10b,・・・、遠隔管理サーバ20)が実行する処理の時間的関係、および当該要素間で受け渡されるデータの流れを示している。なお、図6では、上から下に時間の流れが規定されている。
コントローラ10a,10b,・・・は、それぞれの空調設備50a,50b,・・・の機器情報及び人検知情報を1分毎に取得する。また、コントローラ10a,10b,・・・は、機器情報及び人検知情報を、一時的に記憶し、それぞれコントローラ10a,10b,・・・と遠隔管理サーバ20との定期通信時(例えば、30分毎)に、遠隔管理サーバ20にアップロードする(ステップS1)。
遠隔管理サーバ20は、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる各空調設備50a,50b,・・・の機器情報及び人検知情報を、機器情報データベースあるいは人検知情報データベース25a内に保存する(ステップS2)。
ステップS1〜ステップS2が多数回繰り返されて人検知情報が人検知情報データベース25a内に蓄積されることで、遠隔管理サーバ20は、予め設定されている単位期間毎に、各空調設備50a,50b,・・・に対する省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間に代入される値を決定する(ステップS3)。ステップS3で決定された省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間に代入される値は、遠隔管理サーバ20の通信部21からコントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされ(ステップS4)、現在記憶部15内に記憶されている省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値が、ステップS3で決定された値に書き換えられることで(ステップS5)、省エネ運転の運転内容が確定する。これにより、記憶部15内に記憶されていた省エネ運転の運転内容が、空調設備50a,50b,・・・の外部(遠隔管理サーバ20)から自動的に調整される。
(6)空調対象空間の種類(区画)の判定方法
以下に、遠隔管理サーバ20による、各空調対象空間1a,1b,・・・に対応する区画の判定方法について説明する。
遠隔管理サーバ20の判定部22bは、単位期間(月、年、曜日、季節など)における空調設備50a,50b,・・・(空調対象空間1a,1b,・・・)の人検知情報に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・毎の区画を判定する。なお、単位期間は、空調設備50a,50b,・・・の利用者によってコントローラ10a,10b,・・・の入力部(図示せず)から入力されることで、あるいは、遠隔管理センター2の職員によって遠隔管理サーバ20の入力部24から入力されることで、決定される。
具体的には、判定部22bは、人検知情報データベース25aを参照し、空調対象空間1a,1b,・・・毎の単位期間内の時間帯別の人の在/不在の情報から、各空調対象空間1a,1b,・・・の区画を判定する。例えば、判定部22bは、空調対象空間1aの単位期間における人検知情報データベース25aを参照し、8時−22時までのすべての時間帯(8時−10時の時間帯、10時−12時の時間帯、12時−14時の時間帯、14時−16時の時間帯、16時−18時の時間帯、18時−20時の時間帯、20時−22時)で、不在が検知されている割合が所定以下である場合(例えば、時間帯全体に対する不在の時間帯の割合が10%以下である場合)には、人の存在が断続的に検知される区画(例えば、廊下等)であるB区画と判定する。また、例えば、判定部22bは、空調対象空間1aの単位期間における人検知情報データベース25aを参照し、8時−22時までの時間帯のうちいずれかの時間帯(8時−10時の時間帯、10時−12時の時間帯、12時−14時の時間帯、14時−16時の時間帯、16時−18時の時間帯、18時−20時の時間帯、20時−22時)で、不在が検知されている割合が所定以上である時間帯がある場合(例えば、8−10時の時間帯の在/不在に対する不在の割合が80%である場合)には、人の在/不在が時間帯別に断続的に検知される区画(例えば、会議室等)であるA区画と判定する。
(7)省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間に代入される値の決定方法
以下に、遠隔管理サーバ20による各空調設備50a,50b,・・・に対する省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間に代入される値の決定方法について説明する。
遠隔管理サーバ20の決定部22cは、パラメータ情報データベース25bを参照し、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に判定部22bによって判定される空調対象空間1a,1b,・・・の区画に基づいて、省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間に代入される値を決定する(図5参照)。例えば、判定部22bによって、ある空調対象空間1aがA区画であると判定された場合には、決定部22cは、空調設備50aにおける省エネ制御のシフト温度に代入される値を「2」に決定し、運転継続時間に代入される値を「5」に決定する。また、例えば、判定部22bによって、ある空調対象空間1aがB区画であると判定された場合には、決定部22cは、空調設備50aにおける省エネ制御のシフト温度に代入する値を「2」に決定し、運転継続時間に代入する値を「30」に決定する。
そして、決定されたシフト温度及び運転継続時間の値が、遠隔管理サーバ20の通信部21からコントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされ、記憶部15内に記憶されることで、省エネ運転の運転内容が調整される。
これにより、例えば、判定部22bによって空調対象空間1aがA区画であると判定された場合には、図7(b)に示すように、省エネ運転の運転内容が「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から「5」分が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、運転を停止する。また、人検知センサ53によって人の不在が検知された時に、設定温度を消費電力が小さくなるように「2」℃だけシフトさせる。なお、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知される前の設定温度(図7(b)においては、20℃)で運転を行う。」という運転内容に調整される。
また、例えば、判定部22bによって空調対象空間1aがB区画であると判定された場合には、図7(c)に示すように、省エネ運転の運転内容が「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から「30」分が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、運転を停止する。また、人検知センサ53によって人の不在が検知された時に、設定温度を消費電力が小さくなるように「2」℃だけシフトさせる。なお、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知される前の設定温度(図7(c)においては、20℃)で運転を行う。」という運転内容に調整される。
そして、制御部12が、調整された運転内容に従って室内機52及び室外機51を制御することで、各空調対象空間1a,1b,・・・に適応した省エネ運転を実行することができる。
(8)特徴
(8−1)
本実施形態では、制御部22は、判定部22b及び決定部22cとして動作することで、記憶部25に蓄積されている情報に基づいて、空調設備50a,50b,・・・の省エネ運転の運転内容が各空調設備50a,50b,・・・の設置されている空調対象空間1a,1b,・・・に適応するように省エネ運転の運転内容を調整する。具体的には、判定部22が、人検知情報データベース25aに蓄積されている空調対象空間1a,1b,・・・の人検知情報に基づいて、各空調対象空間1a,1b,・・・の状況として空調対象空間1a,1b,・・・の種類(区画)を判定する。また、決定部22cが、判定部22bによって判定される各空調対象空間1a,1b,・・・の区画に基づいて、省エネ制御のパラメータであるシフト温度及び運転継続時間の値を決定することで、省エネ運転の運転内容を調整している。このため、調整された省エネ運転の運転内容に従って室内機52及び室外機51が制御されることで、各空調対象空間1a,1b,・・・に適応した省エネ運転を実行することができる。したがって、空調対象空間1a,1b,・・・に適応していない省エネ運転の運転に従って室内機52及び室外機51が制御される場合と比較して、空調設備50a,50b,・・・によって消費される消費電力を抑えることができる。これにより、省エネ運転の運転内容を調整することで、消費電力を抑えることができている。
(8−2)
本実施形態では、決定部22cは、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に判定部22bによって判定される空調対象空間1a,1b,・・・に対応する区画に基づいて、省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値を決定する。また、決定部22cによって決定された省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値は、決定される毎にコントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされ、パラメータが書き換えられる。この結果、省エネ運転の運転内容は、単位期間毎に調整される。このため、例えば、空調設備50a,50b,・・・の利用者によって空調対象空間1a,1b,・・・の状況(種類)が変更されても、その変更に応じて、自動的に省エネ運転の運転内容を調整することができる。
(8−3)
本実施形態では、決定部22cによって省エネ制御のパラメータであるシフト温度及び運転継続時間の値が決定されることで、省エネ運転の運転内容が調整されている。このため、省エネ運転における運転の継続時間及び省エネ運転時にシフトする温度を調整することができている。
(9)変形例
(9−1)変形例A
上記実施形態では、空調対象空間1a,1b,・・・毎に、省エネ運転の運転内容が調整されている。
これに代えて、空調対象空間1a,1b,・・・の状況に対応する時間帯毎に、省エネ運転の運転内容が調整されてもよい。
例えば、人検知センサ53が空調対象空間1aにおける人の在/不在を検知するだけでなく空調対象空間1a,1b,・・・に居る人の強度(例えば、人数等)を検出可能なセンサである場合には、空調対象空間1a,1b,・・・に居る人数の少ない時間帯における省エネ運転の運転内容が調整されてもよい。
具体的には、人検知情報データベース25aには、分類部22aによって分類された人の強度に関する人検知情報が、時間帯(0時−2時の時間帯、2時−4時の時間帯、4時−6時の時間帯、6時−8時の時間帯、8時−10時の時間帯、10時−12時の時間帯、12時−14時の時間帯、14時−16時の時間帯、16時−18時の時間帯、18時−20時の時間帯、20時−22時の時間帯、22時−0(24)時の時間帯)別に保存される。また、パラメータ情報データベース25bは、空調対象空間1a,1b,・・・の状況(空調対象空間1a,1b,・・・に存在する人数の多少)に対するシフト温度及び運転継続時間に関するデータを1つのレコードとして保持している。なお、パラメータ情報データベース25bには、少なくとも、空調対象空間1a,1b,・・・に居る人数が少ない状況に対するシフト温度及び運転継続時間に関するデータが保存されている。さらに、判定部22bは、人検知情報データベース25aを参照し、単位期間における空調対象空間1a,1b,・・・毎の時間帯別の人の強度に関する人検知情報から、各空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別の状況を判定する。例えば、判定部22bは、人検知情報データベース25aを参照し、単位期間における時間帯別の強度の平均値が、所定値以下である時間帯を、人の少ない時間帯であると判定する。そして、決定部22cは、パラメータ情報データベース25bを参照し、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に判定部22bによって判定される各空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別の状況に基づいて、省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値を決定する。例えば、判定部22bによって人の少ない時間帯であると判定された場合には、予め記憶部15内に記憶されている省エネ運転の運転内容(図8(a)参照)が「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から「30」分が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、運転を停止する。また、運転継続時間中に、2回、現在の設定温度を、消費電力が小さくなるように「1」℃だけシフトさせる。なお、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知される前の設定温度(図8(b)においては、20℃)で運転を行う。」という運転内容に調整される(図8(b)参照)。そして、制御部12が、調整された運転内容に従って室内機52及び室外機51を制御することで、各空調対象空間1a,1b,・・・に適応した省エネ運転を実行することができる。
また、人検知センサ53が空調対象空間1a,1b,・・・に居る人の強度を検出可能なセンサである場合には、強度の閾値を省エネ制御のパラメータとして省エネ運転の運転内容が調整されてもよい。
(9−2)変形例B
上記実施形態では、人検知情報データベース25aに蓄積されている人検知センサ53の検知結果に基づいて、判定部22bが自動的に空調対象空間1a,1b,・・・の状況(区画)を判定している。
これに代えて、例えば、空調設備50a,50b,・・・の利用者によって入力される情報(例えば、区画や空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別の状況等)及び人検知情報データベース25aに蓄積されている人検知センサ53の検知結果に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・の状況が判定されてもよい。
例えば、利用者によって、空調設備50aの設置されている空調対象空間1aの状況に対応する時間帯に関する情報(時間帯別状況情報に相当)が入力され、かつ、人検知センサ53が空調対象空間1aにおける人の在/不在を検知するだけでなく空調対象空間1a,1b,・・・に居る人の強度(例えば、人数等)を検出可能なセンサである場合について説明する。
まず、利用者が、空調対象空間(ここでは、店舗内の空間)1aの状況に対応する時間帯に関する情報として、営業終了時刻に関する情報をコントローラ10aの入力部(図示せず)に入力する。入力された営業終了時刻に関する情報は、コントローラ10aと遠隔管理サーバ20との所定の時間間隔での定期通信時に、制御部12によりインターネット6を介して遠隔管理サーバ20に送信され、遠隔管理サーバ20の通信部21によって取得される。通信部21が取得した営業終了時刻に関する情報は、空調対象空間1a,1b,・・・毎に、記憶部25内に確保されている所定の記憶領域に保持される。
また、コントローラ10aから送信される人の強度に関する人検知情報は、分類部22aによって、営業終了時刻から所定時間(例えば、1時間)遡った時刻から営業終了時刻までの時間帯(例えば、営業終了時刻が20時である場合には、19時−20時の時間帯)の人検知情報と、それ以外の時間帯の人検知情報とに分類され、営業終了時刻前の時間帯の人検知情報が人検知情報データベース25aに保存される。
また、パラメータ情報データベース25bは、空調対象空間1a,1b,・・・の状況(空調対象空間1a,1b,・・・に存在する人数の多少)に対するシフト温度及び運転継続時間に関するデータを1つのレコードとして保持している。
ここで、判定部22bは、人検知情報データベース25aを参照し、空調対象空間1a,1b,・・・毎の単位期間内の人の強度に関する人検知情報から、各空調対象空間1a,1b,・・・における営業終了前の時間帯の状況を判定する。例えば、判定部22bは、単位期間内の営業終了時刻前の時間帯における強度の平均値が所定値以下である場合には、営業終了前の時間帯に人の少ない店舗であると判定する。そして、決定部22cは、パラメータ情報データベース25bを参照し、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に判定部22bによって判定される各空調対象空間1a,1b,・・・における営業終了前の時間帯の状況に基づいて、省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値を決定する。例えば、判定部22bによって営業終了前の時間帯に人の少ない店舗であると判定された場合には、営業終了前の時間帯の省エネ運転の運転内容として予め記憶部15内に記憶されている運転内容が、「人検知センサ53によって人の不在が検知された時から「5」分が経過するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知されない場合には、運転を停止する。また、運転継続時間中に、1回、現在の設定温度を、消費電力が小さくなるように「2」℃だけシフトさせる。なお、人検知センサ53によって人の不在が検知された時から空調設備50aの運転を停止するまでの間に、人検知センサ53によって人の存在が検知された場合には、人検知センサ53によって人の不在が検知される前の設定温度で運転を行う。」という運転内容に調整される。そして、制御部12が、調整された運転内容に従って室内機52及び室外機51を制御することで、各空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別の状況に適応した省エネ運転を実行することができる。
また、調整された省エネ運転の運転内容に関する情報が、遠隔管理サーバ20から利用者に対して提供されてもよい。また、決定部22cによって調整された省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値に関する情報が遠隔管理サーバ20から利用者に対して提供され、提供された情報に基づいて利用者によって省エネ運転の運転内容が変更されてもよい。
(9−3)変形例C
上記実施形態では、人検知センサ53による人検知情報が遠隔管理サーバ20内の人検知情報データベース25aに蓄積され、蓄積された人検知情報に基づいて空調対象空間1a,1b,・・・の状況(区画)が判定されている。
これに代えて、空調設備50a,50b,・・・の運転負荷に関する情報が遠隔管理サーバ内に蓄積され、蓄積された運転負荷に関する情報に基づいて空調対象空間1a,1b,・・・の状況が判定されてもよい。
例えば、コントローラ10a,10b,・・・から遠隔管理サーバ20に、空調設備50a,50b,・・・の運転負荷に関する情報としてエネルギー使用量に関する情報が送信され、各空調設備50a,50b,・・・のエネルギー使用量に関する情報が記憶部25に蓄積される場合について説明する。
コントローラ10a,10b,・・・から送信される空調設備50a,50b,・・・のエネルギー使用量に関する情報は、遠隔管理サーバ20の通信部21によって取得される。通信部21が取得したエネルギー使用量に関する情報は、記憶部25に時間帯別に蓄積される。また、遠隔管理サーバ20の判定部22bは、記憶部25に蓄積されている単位期間(月、年、曜日、季節など)における空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別のエネルギー使用量に関する情報に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・毎の使用エネルギーの多い時間帯及び使用エネルギーの少ない時間帯を判定する。
そして、決定部22cは、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に判定部22bによって判定される各空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別のエネルギー使用量に基づいて、省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値を決定する。例えば、エネルギー使用量の多い時間帯である6時−9時の時間帯(図9参照)における省エネ制御のシフト温度が「1」℃に設定されており、運転継続時間が「25」分に設定されている場合(図10(a)参照)には、エネルギー使用量の少ない時間帯である11時−19時の時間帯における省エネ運転の運転内容が、6時−9時の時間帯の省エネ運転の運転内容よりも消費電力が小さくなるように省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値が決定される(図10(b)参照)。決定部22cによって決定された値は、遠隔管理サーバ20の通信部21からコントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされて記憶部15内に記憶されることで、調整後の省エネ運転の運転内容が確定する。そして、制御部12が、調整された省エネ運転の運転内容に従って室内機52及び室外機51を制御することで、各空調対象空間1a,1b,・・・に適応した省エネ運転を実行することができる。
このような構成によって、空調設備50a,50b,・・・の空調負荷(ここでは、エネルギー使用量)から空調対象空間1a,1b,・・・の状況に適応する省エネ運転の運転内容を調整することができるため、エネルギー使用量が多い時間帯の省エネ運転の運転内容に従って空調設備50a,50b,・・・が制御される場合と比較して、消費電力を抑えることができる。また、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に省エネ運転の運転内容が調整されるため、空調対象空間1a,1b,・・・の状況に応じて省エネ運転の運転内容を調整することができる。
なお、本変形例では、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に省エネ運転の運転内容が調整されているが、省エネ運転の運転内容が調整されるタイミングは、これに限定されない。例えば、空調設備50a,50b,・・・の空調負荷の出現パターンとして、所定のパターンが発生した時に、省エネ運転の運転内容が調整されてもよい。例えば、空調設備50a,50b,・・・の空調負荷の出現パターンとして、予め設定されている所定のパターンと一致している場合に、それまでに記憶部25に蓄積されている空調設備50a,50b,・・・の空調負荷に関する情報に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・の状況が判定され、空調設備50a,50b,・・・の状況に応じた省エネ運転の運転内容に調整されてもよい。
また、各室内機が空調対象空間1a,1b,・・・の床温度を検知可能な床温度センサを備えている場合には、人検知センサ53による人検知情報に代えて、床温度センサによる床温度情報に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・における時間帯別の状況が判定されてもよい。
例えば、コントローラ10a,10b,・・・から遠隔管理サーバ20に、空調対象空間1a,1b,・・・の床温度情報が送信され、遠隔管理サーバ20の記憶部25に、空調対象空間1a,1b,・・・毎の時間帯別の床温度情報が蓄積される場合について説明する。
コントローラ10a,10b,・・・から送信される空調対象空間1a,1b,・・・の床温度情報は、遠隔管理サーバ20の通信部21によって取得される。通信部21が取得した床温度情報は、遠隔管理サーバ20の記憶部25に時間帯別に蓄積される。また、遠隔管理サーバ20の判定部22bは、記憶部25に蓄積されている単位期間(月、年、曜日、季節など)における空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別の床温度情報に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・毎の床温度が安定していない時間帯及び床温度が安定している時間帯を判定する。
そして、決定部22cは、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に判定部22bによって判定される各空調対象空間1a,1b,・・・の時間帯別の床温度の安定度に基づいて、省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値を決定する。例えば、床温度の安定していない時間帯である10時−12時の時間帯(図11参照)における省エネ制御のシフト温度が「1」℃に設定されており、運転継続時間が「25」分に設定されている場合(図10(a)参照)には、床温度の安定している時間帯である13時−22時の時間帯における省エネ運転の運転内容が、6時−9時の時間帯の省エネ運転の運転内容よりも消費電力が小さくなるように省エネ制御のシフト温度及び運転継続時間の値が決定される(図10(b)参照)。決定部22cによって決定された値は、遠隔管理サーバ20の通信部21からコントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされて記憶部15内に記憶されることで、調整後の省エネ運転の運転内容が確定する。そして、制御部12が、調整された省エネ運転の運転内容に従って室内機52及び室外機51を制御することで、各空調対象空間1a,1b,・・・に適応した省エネ運転を実行することができる。
このような構成によって、床温度センサによって検知される床温度から空調対象空間1a,1b,・・・の状況(環境)に適応する省エネ運転の運転内容を調整することができるため、床温度が安定していない時間帯の省エネ運転の運転内容に従って空調設備50a,50b,・・・が制御される場合と比較して、消費電力を抑えることができる。また、単位期間(月、年、曜日、季節など)毎に省エネ運転の運転内容が調整されるため、空調対象空間1a,1b,・・・の状況(環境)に応じて省エネ運転の運転内容を調整することができる。
(9−4)変形例D
上記実施形態では、人検知センサ53による人検知情報が遠隔管理サーバ20内の人検知情報データベース25aに蓄積され、蓄積された人検知情報に基づいて空調対象空間1a,1b,・・・の状況(区画)が判定されている。
これに代えて、空調設備50a,50b,・・・の操作履歴(例えば、操作頻度等)に関する情報が遠隔管理サーバ内に蓄積され、蓄積された操作履歴に関する情報に基づいて空調対象空間1a,1b,・・・の状況が判定されてもよい。
また、例えば、調整された省エネ運転の運転内容で空調設備50a,50b,・・・が制御されている時にその制御に反する操作が行われた場合に、コントローラ10a,10b,・・・から遠隔管理サーバ20にその操作情報が送信され操作履歴として蓄積される場合には、その蓄積された操作履歴に関する情報に基づいて、空調対象空間1a,1b,・・・の状況が判定され、空調対象空間1a,1b,・・・の状況に応じた省エネ運転の運転内容に調整されてもよい。
このように、空調設備50a,50b,・・・の操作履歴に関する情報に基づいて空調対象空間1a,1b,・・・の状況が判定され、判定された状況から省エネ運転の運転内容が調整されることで、空調対象空間1a,1b,・・・に適応した省エネ制御を実行することができる。
(9−5)変形例E
上記実施形態では、省エネ運転の運転内容が、遠隔管理サーバ20の決定部22cによって調整されている。これに代えて、各コントローラ10a,10b,・・・が上記実施形態における判定部22b及び決定部22cの機能を有している場合には、各コントローラ10a,10b,・・・によって省エネ運転の運転内容が調整されてもよい。
また、省エネ運転の運転内容が調整され過ぎないように、事前に取り決められた空調設備50a,50b,・・・に対する管理基準(例えば、運用規則等)に関する情報が利用者によって入力され、当該管理基準に関する情報が加味された調整が行われてもよい。
本発明は、空調機の省エネ運転の運転内容を調整することで消費電力を抑えることができるため、外部から空調機の運転内容を調整するような空調制御装置への適用が有効である。
20 遠隔管理サーバ(空調制御装置)
21 通信部(取得部)
22 制御部(調整部)
22b 判定部
25 記憶部(蓄積部)
53 人検知センサ(センサ)
50a,50b,・・・ 空調設備(空調機)
特開平11−6644号公報

Claims (6)

  1. 空調機(50a,50b,・・・)の有するセンサ(53)によって検知される検知結果に関する情報、前記空調機の操作履歴に関する情報及び前記空調機の運転負荷に関する情報の少なくともいずれか1つの情報を取得する取得部(21)と、
    前記取得部によって取得された前記情報を蓄積する蓄積部(25)と、
    前記蓄積部に蓄積されている前記情報に基づいて、前記空調機の消費電力量を抑えるための省エネ運転の運転内容が前記空調機の設置されている空調対象空間に適応するように、前記省エネ運転の運転内容を調整する調整部(22)と、
    を備える空調制御装置(20)。
  2. 前記調整部は、前記省エネ運転の運転内容を単位期間毎に調整する、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  3. 前記調整部は、前記情報に基づいて前記空調対象空間における時間帯別の状況を判定する判定部(22b)を有し、前記判定部の判定結果に応じて前記省エネ運転の運転内容を調整する、
    請求項1又は2に記載の空調制御装置。
  4. 前記センサは、前記空調対象空間に人が存在するか否かを検知可能な人検知センサ(53)を含み、
    前記省エネ運転の運転内容が、前記人検知センサによって人の不在が検知されてから所定時間が経過するまでの間前記人検知センサによって人の存在が検知されない場合に運転が停止するように、設定されている場合には、
    前記調整部は、前記蓄積部に蓄積されている前記情報に基づいて、前記所定時間を変更することで、前記省エネ運転の運転内容を調整する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空調制御装置。
  5. 前記省エネ運転の運転内容が、前記人検知センサによって人の不在が検知されてから前記所定時間が経過するまでの間設定温度が所定温度だけシフトするように、設定されている場合には、
    前記調整部は、前記蓄積部に蓄積されている前記情報に基づいて、前記所定温度を変更することで、前記省エネ運転の運転内容を調整する、
    請求項4に記載の空調制御装置。
  6. 前記取得部は、前記空調対象空間の状況を時間帯別に分類した時間帯別状況情報を更に取得し、
    前記センサは、前記空調対象空間における人の存在を検知可能な人検知センサを含み、
    前記蓄積部に前記情報として前記人検知センサによって検知される検知結果が蓄積される場合には、前記調整部は、前記時間帯別状況情報及び前記情報を利用して前記省エネ運転の運転内容を調整する、
    請求項1又は2に記載の空調制御装置。
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