JP6482801B2 - アドバイス生成装置、アドバイス生成方法、および制御プログラム - Google Patents

アドバイス生成装置、アドバイス生成方法、および制御プログラム Download PDF

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本発明は、電気機器の使用に関するアドバイスを生成するアドバイス生成装置、アドバイス生成方法、および当該アドバイス生成装置として機能するための制御プログラムに関する。
近年、電気機器の使用に関する情報であって、当該電気機器が消費する消費電力量を少なくするための情報を提示する技術が開示されている。
例えば、特許文献1に記載のエネルギー管理装置は、外部温度から部屋温度を推測し、当該部屋温度を予め定めた快適温度に調整するために必要な許容消費電力を求め、エアコンの消費電力が当該許容消費電力より高い場合、消費電力を下げるように促すアドバイスを作成する。
特開2012−172924号公報(2012年9月10日公開)
電気機器の使用態様によっては、電気機器の電源を一旦OFFするよりも、電源をONにしたままの方が、全体として消費電力量が少なくなる場合がある。エアコンを例に挙げると、近年のエアコンは、設定温度に達するまでは大きな電力を消費し、設定温度に達した後は、その温度を保つための最低限の電力しか消費しないように設計されている。そのため、外出時に一旦エアコンの電源をOFFして、帰宅後にエアコンの電源をONするより、ONにしたままの方が、全体として消費電力量が少なくなる場合がある。
しかしながら、上述のような従来技術では、現時点で電気機器が消費している電力を参照しているため、現時点における電気機器の使用に関するアドバイスを行うことしかできない。そのため、電気機器の使用態様を鑑みたアドバイスを提供するという観点において課題を有していた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供する技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るアドバイス生成装置は、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るアドバイス生成装置は、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、所定の期間において、第1の動作モードで動作させるよりも、当該第1の動作モードよりも消費電力が大きい第2の動作モードにて動作させる方が、全体的な消費電力量が少なくなる旨のアドバイスを生成する生成手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るアドバイス生成方法は、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得工程と、上記消費電力情報取得工程において取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成工程と、を含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御プログラムは、アドバイス生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記コンピュータを、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段と、として機能させる。
本発明の一態様によれば、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るアドバイス生成システムを模式的に示す図である。 本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置の構成を示す図であり、(a)は、アドバイス生成装置の要部構成を示すブロック図であり、(b)は、アドバイス生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1におけるエアコン、消費電力測定タップ、および中継器の構成を示す図であり、(a)は、エアコンの要部構成を示すブロック図であり、(b)は、消費電力測定タップの要部構成を示すブロック図であり、(c)は、中継器の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1におけるテレビおよび携帯端末の構成を示す図であり、(a)は、テレビの要部構成を示すブロック図であり、(b)は、携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置が取得した消費電力情報が示すエアコンの消費電力量の変化を示すグラフの一例である。 本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置が取得した消費電力情報が示すエアコンの消費電力量の変化を示すグラフの一例である。 本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置がアドバイスを報知する例を示す図であり、(a)は、アドバイスを報知する一例であり、(b)は、アドバイスを報知する他の例であり、(c)は、アドバイスを報知するさらに他の例であり、(d)は、アドバイスを報知するさらに他の例である。 本発明の実施形態1においてエアコン、テレビ、および携帯端末がアドバイスを報知する例を示す図であり、(a)は、エアコンがアドバイスを報知する例であり、(b)は、テレビがアドバイスを報知する例であり、(c)は、携帯端末がアドバイスを報知する例である。 本発明の実施形態2におけるアドバイス生成装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2におけるエアコンの消費電力量の変化を示すグラフであり、(a)は、エアコンの消費電力量の変化の一例を示すグラフであり、(b)は、エアコンの消費電力量の変化の他の例を示すグラフである。 本発明の実施形態2におけるアドバイス生成装置が取得した消費電力情報が示すエアコンの消費電力量の変化を示すグラフの一例である。 本発明の実施形態2におけるアドバイス生成装置がアドバイスを報知する例を示す図であり、(a)は、アドバイスを報知する一例であり、(b)はアドバイスを報知する他の例である。 本発明の実施形態3に係るアドバイス生成システムを模式的に示す図である。 本発明の実施形態3におけるアドバイス生成装置の要部構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
(アドバイス生成システム1の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係るアドバイス生成システム1を模式的に示す図である。アドバイス生成システム1は、図1に示すように、アドバイス生成装置100、エアコン200、消費電力測定タップ300、中継器(中継手段)400、テレビ500、および携帯端末600によって構成されている。
アドバイス生成システム1では、エアコン200が消費した電力を消費電力測定タップ300が測定する。そして、消費電力測定タップ300は、測定した消費電力を示す消費電力情報を中継器400に出力する。中継器400は、取得した消費電力情報を保存し、アドバイス生成装置100からの要求に応じて、保存している消費電力情報をアドバイス生成装置100に出力する。アドバイス生成装置100は、取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、過去のある期間における消費電力の変化の履歴を参照し、エアコン200の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する。そして、アドバイス生成装置100は、生成したアドバイス情報が示すアドバイスを、自装置、エアコン200、テレビ500、および携帯端末600の少なくとも1つから報知する。なお、上述の「過去のある期間における消費電力の変化の履歴を参照」とは、「過去のある期間における消費電力の変化を参照」と同義である。
ここで、消費電力情報とは、各時点における消費電力を示す情報であってもよいし、所定の期間毎に消費電力を積算した消費電力量を示すものであってもよい。本明細書においては、アドバイス生成装置100は、15分を単位として消費電力を積算して得られる消費電力量を15分毎に取得する構成を例に挙げて説明する。換言すると、アドバイス生成装置100は、15分毎に中継器400に対し、消費電力情報を出力するよう要求する。そして、中継器400は、当該要求に応じて、15分を単位として消費電力を積算して得られる消費電力量を示す消費電力情報を、アドバイス生成装置100に出力する。
なお、一般に、アドバイス生成装置100は、P分(P>0)を単位として消費電力を積算して得られる消費電力量をP分毎に取得する構成とすることができる。この構成の場合、以下の説明で現れる数「15」を「P」に置き換えればよい。
また、エアコン200の使用に関するアドバイスとは、より具体的には、エアコン200が有する第1の動作モードおよび第1の動作モードよりも消費電力が大きい第2の動作モードの切り替えに関するアドバイスである。ここで、第1の動作モードとは、例えば、電源OFF、風量が少ない、エアコン200が冷房運転している場合は、設定温度が高い、エアコン200が暖房運転している場合は、設定温度が低い、などの状態で動作している場合を指す。一方、第2の動作モードとは、例えば、電源ON、風量が多い、エアコン200が冷房運転している場合は、設定温度が低い、エアコン200が暖房運転している場合は、設定温度が高い、などの状態で動作している場合を指す。本実施形態では、エアコン200が電源OFF(第1の動作モード)であった期間を電源ON(第2の動作モード)で動作させていた場合に、消費電力がどのようになっていたかをアドバイスする。
また、エアコン200の消費電力を測定し、消費電力情報を出力する装置は、消費電力測定タップ300に限定されない。例えば、エアコン200に接続することによりエアコン200をネットワークに接続できるアダプタが、エアコン200の消費電力を測定する機能を備え、当該アダプタが消費電力情報を出力する構成であってもよいし、エアコン200が、自装置の消費電力を測定する機能を備えてもよい。
また、図1に示すアドバイス生成システム1では、中継器400はエアコン200が消費した電力を示す消費電力情報を取得しているが、中継器400は、エアコン200以外の電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する構成であってもよい。この場合、中継器400は、各電気機器と、各電気機器が消費した電力を示す消費電力情報とを、それぞれ関連付けて保存する。
(アドバイス生成装置100)
図2は、本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置100の構成を示す図であり、(a)は、アドバイス生成装置100の要部構成を示すブロック図である。アドバイス生成装置100は、図2の(a)に示すように、アドバイス生成装置通信部110、アドバイス生成装置制御部120、画像表示部140、および音声出力部150を備えている。
アドバイス生成装置通信部110は、他の機器と情報の送受信をすることができる。
画像表示部140は、アドバイス生成装置制御部120から出力される画像信号が示す画像を表示する。
音声出力部150は、アドバイス生成装置制御部120から出力される音声信号が示す音声を出力する。
アドバイス生成装置制御部120は、アドバイス生成装置100の各構成を統括的に制御するものである。アドバイス生成装置制御部120の詳細について、以下に説明する。
(アドバイス生成装置制御部120)
アドバイス生成装置制御部120は、図2の(a)に示すように、消費電力情報取得部(消費電力情報取得手段)121、差分電力量算出部(差分電力量算出手段)122、アドバイス生成部(生成手段)123、アドバイス情報出力部(アドバイス情報出力手段)124、報知部(報知手段)125、および電子掲示板管理部(管理手段)126としても機能する。
消費電力情報取得部121は、アドバイス生成装置通信部110を制御して、アドバイス生成装置通信部110が受信した消費電力情報を取得する。
差分電力量算出部122は、エアコン200を第1の動作モードで第1の所定の期間動作させた場合の消費電力量と当該第1の所定の期間において基準となる第1の基準消費電力量との差分である第1の差分電力量、および、エアコン200を第2の動作モードで第2の所定の期間動作させた場合の消費電力量と当該第2の所定の期間において基準となる第2の基準消費電力量との差分である第2の差分電力量を算出する。差分電力量算出部122の処理については、参照する図面を替えて後述する。
アドバイス生成部123は、差分電力量算出部122が算出した第1の差分電力量および第2の差分電力量を比較し、比較結果に応じたアドバイスを示すアドバイス情報を生成する。アドバイス生成部123の処理については、参照する図面を替えて後述する。
アドバイス情報出力部124は、アドバイス生成装置通信部110を制御して、アドバイス生成部123が生成したアドバイス情報を出力する。
報知部125は、画像表示部140および音声出力部150を制御して、アドバイス生成部123が生成したアドバイス情報が示すアドバイスを報知する。
電子掲示板管理部126は、電子掲示板を管理し、当該電子掲示板に関する情報を示す電子掲示板情報の出力、アドバイス生成部123が生成したアドバイス情報が示すアドバイスの当該電子掲示板への投稿、などを行う。
ここで、電子掲示板管理部126が管理する電子掲示板について説明する。本明細書において、電子掲示板とは、限定されたメンバー間での情報交換を目的としたネットワークサービスを意味している。メンバーは、例えば家族や近親者等のような一部に限定される。また、電子掲示板のグループには、家族や近親者などのメンバー(より具体的には、メンバーが使用する携帯端末)に加えて、電気機器の機器IDを用いて当該電気機器を登録することができる。そして、電子掲示板のグループに登録されている電気機器の動作制御を、電子掲示板を通したメンバーからの指示に従って行うこともできるようになっている。なお、アドバイス生成装置100は、電子掲示板管理部126を備えず、サーバ(不図示)が電子掲示板管理部126を備える構成であってもよい。
(アドバイス生成装置100のハードウェア構成)
図2の(b)は、アドバイス生成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。アドバイス生成装置100は、図2の(b)に示すように、通信部1100、制御部1200、記憶部1300、画像表示部1400、および音声出力部1500を備えている。
通信部1100は、他の機器との通信を可能にするためのインターフェースであり、通信部1100は、上述したアドバイス生成装置通信部110の機能を実現する。
記憶部1300は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部1300の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAM(random access memory)を挙げることができる。また、記憶部1300の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)を挙げることができ、補助記憶部には、アドバイス生成装置100として動作させるための制御プログラムが保存されている。制御プログラムは、アドバイス生成装置制御部120の機能を実現するためのプログラムである。
制御部1200は、記憶部1300の主記憶上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種命令を実行することによって、上述したアドバイス生成装置制御部120の機能を実現する。制御部1200として利用可能なデバイスとしては、CPU(Central Processing Unit)を挙げることができる。
画像表示部1400は、入力された画像信号が示す画像を表示するデバイスであり、例えば、バックライトを有した透過型の液晶パネル、有機ELディスプレイが挙げられる。画像表示部1400は、上述した画像表示部140の機能を実現する。
音声出力部1500は、入力された音声信号が示す音声を出力するデバイスであり、例えばスピーカが挙げられる。音声出力部1500は、上述した音声出力部150の機能を実現する。
(エアコン200)
図3は、本発明の実施形態1におけるエアコン200、消費電力測定タップ300、および中継器400の構成を示す図であり、(a)は、エアコン200の要部構成を示すブロック図である。エアコン200は、図3の(a)に示すように、エアコン通信部210、エアコン制御部220、画像表示部240、音声出力部250、および赤外線信号受信部260を含んでいる。
エアコン通信部210は、他の機器と情報の送受信をすることができる。
画像表示部240は、エアコン制御部220から出力される画像信号が示す画像を表示する。
音声出力部250は、エアコン制御部220から出力される音声信号が示す音声を出力する。
赤外線信号受信部260は、エアコン200のリモートコントローラ(不図示)からエアコン200に対する操作を示す赤外線信号を受信し、当該操作を示す操作信号を出力する。
エアコン制御部220は、エアコン200の各構成を統括的に制御するものである。エアコン制御部220の詳細について、以下に説明する。
(エアコン制御部220)
エアコン制御部220は、図3の(a)に示すように、アドバイス情報取得部221、報知部222、操作受付部223、および動作モード切替部224としても機能する。
アドバイス情報取得部221は、エアコン通信部210を制御して、エアコン通信部210が受信したアドバイス情報を取得する。
報知部222は、画像表示部240および音声出力部250を制御して、取得したアドバイス情報が示すアドバイスを報知する。
操作受付部223は、赤外線信号受信部260から出力される操作信号を取得し、当該操作信号が示す操作を受け付ける。また、操作受付部223は、エアコン通信部210を制御して、当該操作信号を出力する。
動作モード切替部224は、エアコン200の動作モードを第1の動作モードまたは第2の動作モードへ切り替える。
(消費電力測定タップ300)
図3の(b)は、消費電力測定タップ300の要部構成を示すブロック図である。消費電力測定タップ300は、図3の(b)に示すように、消費電力測定タップ通信部310および消費電力測定タップ制御部320を備えている。
消費電力測定タップ通信部310は、他の機器と情報の送受信をすることができる。
消費電力測定タップ制御部320は、消費電力測定タップ300の各構成を統括的に制御するものである。消費電力測定タップ制御部320の詳細について、以下に説明する。
(消費電力測定タップ制御部320)
消費電力測定タップ制御部320は、図3の(b)に示すように、消費電力計測部321および消費電力情報出力部322としても機能する。
消費電力計測部321は、エアコン200が消費した電力を計測する。
消費電力情報出力部322は、消費電力測定タップ通信部310を制御して、消費電力計測部321が計測した消費電力を示す消費電力情報を出力する。
(中継器400)
図3の(c)は、中継器400の要部構成を示すブロック図である。中継器400は、図3の(c)に示すように、中継器通信部410および中継器制御部420を備えている。
中継器通信部410は、他の機器と情報の送受信をすることができる。
中継器制御部420は、中継器400の各構成を統括的に制御するものである。中継器制御部420の詳細について、以下に説明する。
(中継器制御部420)
中継器制御部420は、図3の(c)に示すように、情報取得部421および情報出力部422としても機能する。
情報取得部421は、中継器通信部410を制御して、中継器通信部410が受信した情報を取得する。
情報出力部422は、中継器通信部410を制御して、取得した情報を出力する。
(テレビ500)
図4は、本発明の実施形態1におけるテレビ500および携帯端末600の構成を示す図であり、(a)は、テレビ500の要部構成を示すブロック図である。テレビ500は、図4の(a)に示すように、テレビ通信部510、テレビ制御部520、画像表示部540、および音声出力部550を備えている。
テレビ通信部510は、他の機器と情報の送受信をすることができる。
画像表示部540は、テレビ制御部520から出力される画像信号が示す画像を表示する。
音声出力部550は、テレビ制御部520から出力される音声信号が示す音声を出力する。
テレビ制御部520は、テレビ500の各構成を統括的に制御するものである。テレビ制御部520の詳細について、以下に説明する。
(テレビ制御部520)
テレビ制御部520は、図4の(a)に示すように、アドバイス情報取得部521および報知部522としても機能する。
アドバイス情報取得部521は、テレビ通信部510を制御して、テレビ通信部510が受信したアドバイス情報を取得する。
報知部522は、画像表示部540および音声出力部550を制御して、取得したアドバイス情報が示すアドバイスを報知する。
(携帯端末600)
図4の(b)は、携帯端末600の要部構成を示すブロック図である。携帯端末600は、図4の(b)に示すように、携帯端末通信部610、携帯端末制御部620、タッチパネル式画像表示部640、音声出力部650、およびバイブレーション部660を備えている。
携帯端末通信部610は、他の機器と情報の送受信をすることができる。
タッチパネル式画像表示部640は、携帯端末制御部620から出力される画像信号が示す画像を表示する。また、タッチパネル式画像表示部640は、接触を検出するセンサを備えており、ユーザから受け付けた操作を操作信号に変換し、出力する。
音声出力部650は、携帯端末制御部620から出力される音声信号が示す音声を出力する。
バイブレーション部660は、携帯端末制御部620の制御によって、携帯端末600を振動させる。
携帯端末制御部620は、携帯端末600の各構成を統括的に制御するものである。携帯端末制御部620の詳細について、以下に説明する。
(携帯端末制御部620)
携帯端末制御部620は、図4の(b)に示すように、アドバイス情報取得部621、報知部622、および電子掲示板情報制御部623としても機能する。
アドバイス情報取得部621は、携帯端末通信部610を制御して、携帯端末通信部610が受信したアドバイス情報を取得する。
報知部622は、タッチパネル式画像表示部640、音声出力部650、およびバイブレーション部660を制御して、取得したアドバイス情報が示すアドバイスを報知する。
電子掲示板情報制御部623は、携帯端末通信部610を制御し、携帯端末通信部610が受信した電子掲示板情報を取得する。また、電子掲示板情報制御部623は、取得した電子掲示板情報を参照し、当該電子掲示板情報が示す電子掲示板を示す画像信号をタッチパネル式画像表示部640に出力する。また、電子掲示板情報制御部623は、タッチパネル式画像表示部640から操作信号を取得し、当該操作信号を出力する。
(エアコン200の消費電力の変化)
図5は、本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置100が取得した消費電力情報が示すエアコン200の消費電力量の変化を示すグラフの一例である。エアコン200の消費電力量の変化について、図5を用いて説明する。なお、本説明では、エアコン200が冷房運転している場合について説明しているが、暖房運転している場合についても消費電力量の変化については同様である。
まず、エアコン200の電源がONになると(時刻a1)、設定された温度まで部屋を冷やすため、エアコン200の消費電力は大きくなる。次に、エアコン200は設定された温度まで部屋を冷やすと(時刻b1)、当該設定された温度を保つための最低限の消費電力で動作するため、エアコン200の消費電力は小さくなる。そして、エアコン200は、電源がOFFになると(時刻c1)、消費電力はさらに小さくなる。続いて、再びエアコン200の電源がONになると(時刻a2)、エアコン200は再び設定された温度まで部屋を冷やすため、上述した時刻a1からb1の期間と同様、エアコン200の消費電力は大きくなる。そして、エアコン200は設定された温度まで冷やすと(時刻b2)、エアコン200の消費電力は小さくなる。
以下、時刻a1から時刻b1までの期間を、フルパワーフェーズと称し、時刻b1から時刻c1までの期間を、低電力フェーズと称する。
(アドバイス生成装置100の処理の流れ)
図6は、本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置100の処理の流れ(アドバイス生成方法)を示すフローチャートである。アドバイス生成装置100の処理の流れについて、図6を用いて説明する。
(ステップS1、消費電力情報取得工程)
まず、アドバイス生成装置100の消費電力情報取得部121は、アドバイス生成装置通信部110を介して、消費電力情報を取得する。上述したように、消費電力情報取得部121が取得する消費電力情報は、15分を単位として消費電力を積算して得られる消費電力量を示す。そして、消費電力情報取得部121は、取得した消費電力情報を、アドバイス生成部123に出力する。
(ステップS2)
アドバイス生成部123は、取得した消費電力情報を参照し、消費電力の所定の変化を検出したか否かを判定する。本実施形態において、ステップS2における所定の変化とは、エアコン200の電源がONからOFFに切り替わり、その後、エアコン200の電源がOFFからONに切り替わり、フルパワーフェーズになり、低電力フェーズに変化することである。
ここで、アドバイス生成部123が、エアコン200の電源がOFFからONに切り替わり、フルパワーフェーズになり、その後、低電力フェーズになる消費電力の変化を検出する方法の一例について、説明する。
まず、アドバイス生成部123は、取得した消費電力情報が示す消費電力量が第1の閾値(例えば、5Wh)以下の場合、エアコン200は電源OFFであると判定する。そして、アドバイス生成部123は、取得した消費電力情報が示す消費電力量が第1の閾値を超えた場合、エアコン200は電源ONであると判定する。さらに、アドバイス生成部123は、取得した消費電力情報が示す消費電力量が第2の閾値(例えば、80Wh)を超えた場合、エアコン200はフルパワーフェーズであると判定する。続いて、アドバイス生成部123は、取得した消費電力情報が示す消費電力が第2の閾値以下であり、第3の閾値(例えば、20Wh)以上であり、かつ、所定の期間(例えば、30分)以上、第2の閾値以下であり第3の閾値以上であった場合、エアコン200は低電力フェーズであると判定する。
ステップS2において、消費電力の所定の変化を検出していないと判定された場合(ステップS2:NO)、アドバイス生成装置100は、再び消費電力情報を取得するため、ステップS1に戻る。
(ステップS3、生成工程)
一方、ステップS2において、消費電力の所定の変化を検出したと判定された場合(ステップS3:YES)、アドバイス生成部123は、第1の差分電力量と第2の差分電力量とを比較するため、差分電力量算出部122に対して、第1の差分電力量と第2の差分電力量とを算出するよう指示する。差分電力量算出部122は、当該指示を受け付けると、第1の差分電力量と第2の差分電力量とを算出する。ここで、差分電力量算出部122が算出する第1の差分電力量と第2の差分電力量とについて、図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置100が取得した消費電力情報が示すエアコン200の消費電力量の変化を示すグラフの一例である。
まず、図7に示すグラフにおいて、エアコン200が電源OFFであった期間は、時刻c1から時刻a2の期間(第1の所定の期間、第1動作モード期間、以下、期間D1と称する)である。そのため、差分電力量算出部122は、期間D1において、エアコン200が電源ONで動作していた場合の消費電力量(第1の基準消費電力量)と、エアコン200の実測された消費電力量との差分を、第1の差分電力量として算出する。ここで、時刻c1においてエアコン200を電源OFFにしなかった場合、期間D1におけるエアコン200の消費電力は、時刻b1から時刻c1の期間(すなわち、低電力フェーズ)における消費電力と同じ消費電力で動作したとする。また、低電力フェーズにおいて取得した消費電力量をB1とする。また、また、時刻c1から時刻a2の期間におけるエアコン200の実測された消費電力量は、エアコン200は電源OFFのため、0Whとする。
以上より、差分電力量算出部122が算出する第1の差分電力量は、式(B1×D1/15)によって算出される。換言すると、差分電力量算出部122は、図7における領域Y1の面積を15で割った商を第1の差分電力量として算出すると言い換えることもできる。
続いて、図7に示すグラフにおいて、エアコン200が期間D1を電源ONで動作した場合、フルパワーフェーズである時刻a2から時刻b2の期間(第2の所定の期間、第2動作モード期間、以下、期間C1と称する)は、低電力フェーズとなる。そのため、期間C1において、エアコン200が低電力フェーズで動作していた場合の消費電力量(第2の基準消費電力量)と、エアコン200の実測された消費電力量との差分を、第2の差分電力量として算出する。ここで、期間C1において、エアコン200の実測された消費電力量を消費電力量A1とする。
以上より、差分電力量算出部122が算出する第2の差分電力量は、式{A1−(B1×C1/15)}によって算出される。換言すると、差分電力量算出部122は、図7における領域X1の面積を15で割った商を第2の差分電力量として算出すると言い換えることもできる。
なお、時刻c1および時刻a2において、グラフの斜め(立ち上がり、立ち下り)の部分は無視できる誤差であるとしているため、当該斜めの部分の面積は算出していないが、当該斜めの部分の面積を算出した値を用いる構成であってもよい。この構成は、他の実施形態においても同様である。
続いて、アドバイス生成部123は、差分電力量算出部122が算出した第1の差分電力量と第2の差分電力量とを比較する。第1の差分電力量が第2の差分電力量より少ない場合、換言すると、領域Y1の面積を15で割った商が領域X1の面積を15で割った商より小さい場合(すなわち、領域Y1の面積が領域X1の面積より小さい場合)、アドバイス生成部123は、「電源OFFしていた期間では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったこと」を示すアドバイス情報を生成する。一方、第1の差分電力量が第2の差分電力量より多い場合、換言すると、領域Y1の面積を15で割った商が領域X1の面積を15で割った商より大きい場合(すなわち、領域Y1の面積が領域X1の面積より大きい場合)、アドバイス生成部123は、「電源OFFしていた期間では電源ONしていなかったので消費電力量が少なかったこと」を示すアドバイス情報を生成する。
(ステップS4)
アドバイス生成部123は、アドバイス情報を生成すると、当該アドバイス情報をアドバイス情報出力部124、報知部125、および電子掲示板管理部126の少なくとも何れかに出力する。まず、報知部125がアドバイス情報を取得した場合について、図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施形態1におけるアドバイス生成装置100がアドバイスを報知する例を示す図であり、(a)は、アドバイスを報知する一例であり、(b)は、アドバイスを報知する他の例であり、(c)は、アドバイスを報知するさらに他の例であり、(d)は、アドバイスを報知するさらに他の例である。
例えば、報知部125が取得したアドバイス情報が、「電源OFFしていた期間では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったこと」を示すアドバイス情報であった場合、図8の(a)に示すように、電源OFFしていた期間(12:00〜12:45)では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったことを示すテキスト701を含む画像を、画像表示部140に表示する。なお、報知部125は、取得したアドバイス情報が示すアドバイスを、音声出力部150から音声にて出力させる構成であってもよく、この構成は以下に説明する他の例においても同様である。
また、アドバイス生成部123は、生成するアドバイス情報に、第1の差分電力量と第2の差分電力量との差分を示す差分情報を含めてもよい。例えば、第1の差分電力量と第2の差分電力量との差分が80Whであった場合、アドバイス生成部123は、第1の差分電力量と第2の差分電力量との差分である80Whを示す差分情報を含めたアドバイス情報を生成する。そして、報知部125は、図8の(a)に示すように、当該差分情報が示す差分80Whを含むテキスト701を含む画像を、画像表示部140に表示する構成であってもよい。
また、アドバイス生成装置100は、画像表示部140に替えてタッチパネル式画像表示部を備え、エアコン200を制御するための操作指示を受け付け、受け付けた操作を示す制御信号を出力する制御操作受付部(受付手段)および制御操作受付部から出力された制御信号を、アドバイス生成装置通信部110を介してエアコン200に出力する制御信号出力部をさらに備える構成であってもよい。この場合、図8の(a)に示すように、タッチパネル式画像表示部は、エアコン200の電源をONする旨の指示を受け付けるONボタン801およびエアコン200の電源をOFFする旨の指示を受け付けるOFFボタン802を含む画像を表示する構成であってもよい。この状態において、例えば、タッチパネル式画像表示部がONボタン801に対する接触を検出した場合、制御操作受付部は、エアコン200の電源をONするための制御信号を、制御信号出力部に出力する。制御信号出力部は、取得した制御信号を、アドバイス生成装置通信部110を介してエアコン200に出力する。こうすることにより、アドバイス生成装置100は、提示したアドバイスを参照したユーザに、当該アドバイスに沿ったエアコン200の使い方をすぐに実行させることができる。
また、他の例として、報知部125が取得したアドバイス情報が、「電源OFFしていた期間では電源ONしていなかったので消費電力量が少なかったこと」を示すアドバイス情報であった場合、図8の(b)に示すように、電源OFFしていた期間(12:00〜12:45)は、電源ONしていなかったので消費電力量が少なかったことを示すテキスト702を含む画像を、画像表示部140に表示する。
また、他の例として、アドバイス生成部123は、エアコン200の電源がONになった時点で、アドバイス情報を生成してもよい。例えば、図5に示すグラフにおいて、時刻a2の時点で、アドバイス生成部123はエアコン200の電源がONになったことを検知すると、アドバイス情報を生成する。換言すると、アドバイス生成部123は、「時刻a2の時点までエアコン200の電源がOFFになっていた期間に関するアドバイス」を示すアドバイス情報を生成する。なお、アドバイス生成部123がエアコン200の電源がONになったことを検知する方法の例として、上述した制御操作受付部を備える場合は、制御操作受付部がエアコン200の電源をONする操作を受け付けた場合に、アドバイス生成部123はエアコン200の電源がONになったことを検知する方法が挙げられる。他の例として、エアコン200の操作受付部223が出力する操作信号を取得し、当該操作信号がエアコン200の電源をONにすることを示す場合に、アドバイス生成部123はエアコン200の電源がONになったことを検知する方法が挙げられる。
また、アドバイス生成部123は、時刻a2の時点で、これからアドバイスを生成することを示すアドバイス情報を生成してもよい。報知部125は、当該アドバイス情報を取得すると、例えば、図8の(c)に示すように、アドバイス生成装置100はこれからアドバイスを生成することを示すテキスト703を含む画像を、画像表示部140に表示する。そして、アドバイス生成部123がアドバイス情報を生成すると、図8の(d)に示すように、報知部125は、アドバイス生成部123によって生成されたアドバイスを示すテキスト704を含む画像を、画像表示部140に表示する。
続いて、アドバイス情報出力部124がアドバイス情報を取得した場合について、図9の(a)および(b)を用いて説明する。図9は、本発明の実施形態1においてエアコン200、テレビ500、および携帯端末600がアドバイスを報知する例を示す図であり、(a)は、エアコン200がアドバイスを報知する例であり、(b)は、テレビ500がアドバイスを報知する例である。
アドバイス情報出力部124は、アドバイス情報を取得すると、アドバイス生成装置通信部110を介して、中継器400、テレビ500、および携帯端末600の少なくとも何れかに出力する。
アドバイス情報出力部124が中継器400にアドバイス情報を出力した場合、中継器400の情報取得部421は、中継器通信部410を介して当該アドバイス情報を取得する。そして、情報取得部421は、取得したアドバイス情報を、情報出力部422に出力する。情報出力部422は、取得したアドバイス情報を、中継器通信部410を介して、エアコン200に出力する。エアコン200のアドバイス情報取得部221は、エアコン通信部210を介してアドバイス情報を取得し、取得したアドバイス情報を報知部222に出力する。例えば、報知部222が取得したアドバイス情報が、「電源OFFしていた期間では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったこと」を示すアドバイス情報であった場合、図9の(a)に示すように、電源OFFしていた期間(12:00〜12:45)では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったことを示す音声を、音声出力部250から出力させる。なお、報知部222は、取得したアドバイス情報が示すアドバイスを、画像表示部240に表示する構成であってもよい。
また、中継器400が複数の電気機器から消費電力情報を取得する場合、アドバイス情報出力部124は、参照した消費電力情報が示す消費電力を消費した電気機器にアドバイス情報を出力するように、中継器400に対してアドバイス情報を出力してもよい。例えば、中継器400がエアコン200とエアコン200aとから消費電力情報を取得する場合、アドバイス情報出力部124は、エアコン200が出力した消費電力情報を参照して生成されたアドバイス情報に、当該アドバイス情報の出力先であるエアコン200を示す電気機器情報を含め、中継器400に出力する。そして、中継器400は、取得したアドバイス情報に含まれる電気機器情報を参照し、取得したアドバイス情報を当該電気機器情報が示すエアコン200に出力する。この場合、エアコン200は、図9の(a)に示すように、エアコン200に対するアドバイスであること(エアコンAをOFFにしていましたが・・・)を含むアドバイスを報知する。
また、アドバイス情報出力部124がテレビ500にアドバイス情報を出力した場合、テレビ500のアドバイス情報取得部521は、テレビ通信部510を介してアドバイス情報を取得する。そして、アドバイス情報取得部521は、取得したアドバイス情報を報知部522に出力する。例えば、報知部522が取得したアドバイス情報が、「電源OFFしていた期間では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったこと」を示すアドバイス情報であった場合、図9の(b)に示すように、電源OFFしていた期間(12:00〜12:45)では電源ONしていた方が消費電力量は少なかったことを示すテキスト705を含む画像を、画像表示部540に表示する。なお、報知部522は、取得したアドバイス情報が示すアドバイスを、音声出力部550から音声にて出力させる構成であってもよい。
また、アドバイス情報出力部124が携帯端末600にアドバイス情報を出力した場合、携帯端末600のアドバイス情報取得部621は、携帯端末通信部610を介してアドバイス情報を取得する。そして、アドバイス情報取得部621は、取得したアドバイス情報を報知部622に出力する。報知部622は、タッチパネル式画像表示部640、音声出力部650、およびバイブレーション部660の少なくとも何れかを制御することにより、アドバイスを報知する。
続いて、電子掲示板管理部126がアドバイス情報を取得した場合について、図9の(c)を用いて説明する。図9の(c)は、携帯端末600がアドバイスを報知する例である。
電子掲示板管理部126は、アドバイス情報を取得すると、当該アドバイス情報が示すアドバイスを電子掲示板に投稿する。そして、電子掲示板管理部126は、アドバイス生成装置通信部110を介して、電子掲示板情報を携帯端末600に出力する。なお、電子掲示板管理部126は、携帯端末600から電子掲示板情報を出力する要求を受け付けた場合に、電子掲示板情報を出力する構成であってもよい。
携帯端末600の電子掲示板情報制御部623は、携帯端末通信部610を介して、電子掲示板情報を取得する。そして、電子掲示板情報制御部623は、取得した電子掲示板情報が示す投稿を、タッチパネル式画像表示部640に出力する。例えば、取得した電子掲示板情報が示す投稿が、アドバイスの表示を要求する母からの投稿と、アドバイス生成装置100からのアドバイスを示す投稿とを含んでいた場合、図9の(c)に示すように、電子掲示板情報制御部623は、アドバイスの表示を要求する母からの投稿を示すテキスト706と、アドバイス生成装置100からのアドバイスを示す投稿を示すテキスト707を含む画像を、タッチパネル式画像表示部640に表示する。また、図9の(c)に示すように、電子掲示板情報制御部623は、上述したONボタン801およびOFFボタン802を含む画像を、タッチパネル式画像表示部640に表示する構成であってもよい。
このように、本実施形態に係るアドバイス生成システム1では、アドバイス生成装置100は、エアコン200が消費した電力を示す消費電力情報を取得し、当該消費電力情報が示す消費電力のうち、エアコン200を第1の動作モード(電源OFF)で第1の所定の期間(期間D1)動作させた場合の消費電力量と、当該第1の所定の期間において基準となる第1の基準消費電力量(期間D1において、エアコン200が電源ONで動作していた場合の消費電力量)との差分である第1の差分電力量を算出する。また、アドバイス生成装置100は、エアコン200を第2の動作モード(電源ON)で第2の所定の期間(期間C1)動作させた場合の消費電力量と、当該第2の所定の期間において基準となる第2の基準消費電力量(期間C1において、エアコン200が低電力フェーズで動作していた場合の消費電力量)との差分である第2の差分電力量を算出する。そして、アドバイス生成装置100は、第1の差分電力量および第2の差分電力量を比較し、比較結果に応じたアドバイス情報を生成する。そのため、アドバイス生成装置100は、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供することができる。
また、アドバイス生成装置100は、第1の差分電力量が第2の差分電力量より少ない場合に、「第1動作モード期間(期間D1)では第2の動作モード(電源ON)で動作させた方が消費電力量は少なかったこと」を示すアドバイス情報を生成する。換言すると、アドバイス生成装置100は、所定の期間(期間D1)において、第1の動作モード(電源OFF)で動作させるよりも、第1の動作モードより消費電力が大きい第2の動作モード(電源ON)で動作させる方が、全体的な消費電力量が少なくなる旨のアドバイスを生成する。そのため、アドバイス生成装置100は、電源をOFFするよりも、電源をONし続けた方が全体として消費電力量が少なくなる場合があることを、ユーザに報知することができる。
なお、アドバイス生成装置100は、生成するアドバイスの精度を上げるため、図6に示したステップS2において、以下の条件を加えてもよい。
・期間D1が所定の期間(例えば、2時間)より長い
・期間C1が所定の期間(例えば、4時間)より長い
例えば、期間D1が長い場合、外部環境の変化により誤差が大きくなるため、期間D1が所定の期間より長い場合は、消費電力の所定の変化ではないとして、アドバイス生成装置100はアドバイス情報を生成しない構成であってもよい。同様に、期間C1が長い場合、外部環境の変化により誤差が大きくなるため、期間C1が所定の期間より長い場合は、消費電力の所定の変化ではないとして、アドバイス生成装置100はアドバイス情報を生成しない構成であってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10〜図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1に係るアドバイス生成システム1では、エアコン200が電源OFFであった期間を電源ONで動作させていた場合に、消費電力がどのようになっていたかをアドバイスしたが、実施形態2に係るアドバイス生成システム1aでは、これからエアコン200を電源ONで動作させた方がいいのか、それとも電源OFFにした方がいいのか、をアドバイスする。
(アドバイス生成システム1a)
アドバイス生成システム1aは、実施形態1に係るアドバイス生成システム1におけるアドバイス生成装置100に替えて、アドバイス生成装置100aを備えている。
(アドバイス生成装置100a)
図10は、本発明の実施形態2におけるアドバイス生成装置100aの要部構成を示すブロック図である。アドバイス生成装置100aは、図10に示すように、実施形態1におけるアドバイス生成装置100のアドバイス生成装置制御部120に替えて、アドバイス生成装置制御部120aを備えている。また、アドバイス生成装置制御部120aは、図10に示すように、実施形態1におけるアドバイス生成装置制御部120に加えて、制御対象期間算出部(制御対象期間算出手段)127としても機能する。
制御対象期間算出部127は、消費電力情報取得部121が取得した消費電力情報を参照して、アドバイス生成システム1aにおいて制御される対象の期間である制御対象期間であって、エアコン200の電源をOFFにするよりも、電源ONで動作させた方が、全体的な消費電力量が少なくなる制御対象期間を算出する。より具体的には、差分電力量算出部122が算出した第1の差分電力量と第2の差分電力量とが等しくなるための制御対象期間を算出する。制御対象期間算出部127の処理の詳細については、参照する図面を替えて後述する。
なお、「全体的な消費電力」とは、上記制御対象期間と、制御対象期間の終了後の所定の期間とを含む期間における消費電力のことを指す。制御対象期間とは、例えば後述する期間Tのことを指し、所定の期間とは、例えば図11におけるa4からb4までの期間のことを指す。
(エアコン200の消費電力の変化)
図11は、本発明の実施形態2におけるエアコン200の消費電力量の変化を示すグラフであり、(a)は、エアコン200の消費電力量の変化の一例を示すグラフであり、(b)は、エアコン200の消費電力量の変化の他の例を示すグラフである。エアコン200の消費電力量の変化について、図11を用いて説明する。
図11に示すグラフにおいて、時刻dが現時点であり、時刻d以降のエアコン200の消費電力量は、まだ測定されていない。ここで、図11の(a)に示すグラフは、時刻d以降の時刻c3において、エアコン200の電源がOFFになり、さらにその後の時刻a4において電源がONになった場合に想定されるグラフである。図11の(a)に示すように、時刻a4において電源がONになると、フルパワーフェーズとなり、時刻b4において低電力フェーズになり、時刻c4において、再びエアコン200の電源がOFFになっている。一方、図11の(b)に示すグラフは、時刻d以降もエアコン200は電源ONであるため低電力フェーズが続いており、時刻c4において、エアコン200の電源がOFFになっている。
(アドバイス生成装置100aの処理の流れ)
アドバイス生成装置100aの処理の流れについて、図6を用いて説明する。まず、アドバイス生成装置100aの消費電力情報取得部121が消費電力情報を取得するステップS1の処理(消費電力情報取得工程)については、上述した内容と同じであるため、詳細な説明を省略する。
(ステップS2)
続いて、アドバイス生成部123は、取得した消費電力情報を参照し、消費電力の所定の変化を検出したか否かを判定する。本実施形態において、ステップS2における所定の変化とは、エアコン200の電源がOFFからONに切り替わり、フルパワーフェーズになり、低電力フェーズに変化することである。
ステップS2において、消費電力の所定の変化を検出していないと判定された場合(ステップS2:NO)、アドバイス生成装置100は、再び消費電力情報を取得するため、ステップS1に戻る。
(ステップS3、生成工程)
一方、ステップS2において、消費電力の所定の変化を検出したと判定された場合(ステップS3:YES)、アドバイス生成部123は、アドバイス情報を生成するため、差分電力量算出部122に対して、第1の差分電力量と第2の差分電力量とを算出するよう指示する。差分電力量算出部122は、当該指示を受け付けると、第1の差分電力量と第2の差分電力量とを算出する。ここで、差分電力量算出部122が算出する第1の差分電力量と第2の差分電力量とについて、図12を用いて説明する。図12は、本発明の実施形態2におけるアドバイス生成装置100aが取得した消費電力情報が示すエアコンの消費電力量の変化を示すグラフの一例である。
まず、図12に示すグラフにおいて、エアコン200を電源OFFで期間T(第1の所定の期間)動作させた場合の消費電力量と、エアコン200を低電力フェーズで期間T動作させた場合の消費電力量(第1の基準消費電力量)との差分である第1の差分電力量を算出する。ここで、低電力フェーズにおいて取得した消費電力量をB2とし、エアコン200を電源OFFで期間T動作させた場合の消費電力量は、0Whとする。
以上より、差分電力量算出部122が算出する第1の差分電力量は、式(B2×T/15)によって算出される。換言すると、差分電力量算出部122は、図12における領域Y2の面積を15で割った商を第1の差分電力量として算出すると言い換えることもできる。
続いて、図11の(a)に示すグラフにおいて、時刻a4から時刻b4の期間において、エアコン200が低電力フェーズで動作していた場合の消費電力量と、エアコン200の実際に消費される消費電力量との差分を、第2の差分電力量として算出する。ここで、時刻a4から時刻b4の期間において実際に消費される消費電力量は、時刻a3から時刻b3の期間(第2の所定期間、第2動作モード期間、以下、期間C2と称する)において実測された消費電力量(以下、消費電力量A2)と等しいとする。
以上より、差分電力量算出部122が算出する第2の差分電力量は、式{A2−(B2×C2/15)}によって算出される。換言すると、差分電力量算出部122は、図12における領域X2を15で割った商を第2の差分電力量として算出すると言い換えることもできる。
次に、制御対象期間算出部127が制御対象期間を算出する方法について説明する。上述したように、制御対象期間とは、エアコン200を電源ONにした方が、電源OFFにするよりも全体的な消費電力量が少なくなる期間である。換言すると、差分電力量算出部122が算出した第1の差分電力量が、第2の差分電力量以下になるような期間である。したがって、まず、制御対象期間算出部127は、第1の差分電力量と第2の差分電力量とが等しくなる期間を算出するため、(B2×T/15)={A2−(B2×C2/15)}を満足するTを算出する。すなわち、制御対象期間算出部127は、T=[{A2−(B2×C2/15)}/B2×15]を算出する。ここで、Tは制御対象期間を意味する。
そして、アドバイス生成部123は、制御対象期間算出部127が算出した制御対象期間を参照し、「制御対象期間以内であれば、エアコン200を電源ONしていた方が、電源OFFした場合に比べて全体的な消費電力量が少ないこと」を示すアドバイス情報を生成する。
(ステップS4)
アドバイス生成部123は、アドバイス情報を生成すると、当該アドバイス情報をアドバイス情報出力部124、報知部125、および電子掲示板管理部126の少なくとも何れかに出力する。報知部125がアドバイス情報を取得した場合について、図13を用いて説明する。図13は、本発明の実施形態2におけるアドバイス生成装置100がアドバイスを報知する例を示す図であり、(a)は、アドバイスを報知する一例であり、(b)はアドバイスを報知する他の例である。
例えば、報知部125は、アドバイス情報を取得すると、図13の(a)に示すように、制御対象期間(1時間30分)以内であれば、電源ONしていた方が消費電力量は少なくなることを示すテキスト708を含む画像を、画像表示部140に表示する。
また、例えば、アドバイス生成装置100aが、上述した制御操作受付部を備えていた場合、アドバイス生成部123は、制御操作受付部がエアコン200を電源ONから電源OFFへと切り替える旨の指示を受け付けたときに、アドバイス情報を生成してもよい。この場合、図13の(b)に示すように、電源OFFの操作を受け付けたが、制御対象期間(1時間30分)以内であれば、電源ONしていた方が消費電力量は少なくなることを示すテキスト709を含む画像を、画像表示部140に表示する。
このように、本実施形態に係るアドバイス生成システム1aでは、アドバイス生成装置100aは、エアコン200が消費した電力を示す消費電力情報を参照して、エアコン200を第2の動作モード(電源ON)で動作させた場合の消費電力量が、エアコン200を第1の動作モード(電源OFF)で動作させた場合の消費電力量以下になる制御対象期間を算出する。そして、アドバイス生成装置100aは、算出した制御対象期間以内であれば、「エアコン200を第2の動作モードで動作させた方が、エアコン200を第1の動作モードで動作させるよりも、全体的な消費電力量が少なくなる旨」を示すアドバイス情報を生成する。そのため、アドバイス生成装置100aは、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図14および図15に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1および実施形態2では、中継器400と、アドバイス生成装置100またはアドバイス生成装置100aとは、エアコン200の設置場所と同一の宅内に設置されていたが、実施形態3に係るアドバイス生成システム1bでは、中継器400およびアドバイス生成装置100bとを、クラウド上に設置する。また、本実施形態における携帯端末600の場所は限定されず、エアコン200の設置場所と同一の宅内であってもよいし、宅外であってもよい。
(アドバイス生成システム1b)
図14は、本発明の実施形態3に係るアドバイス生成システム1bを模式的に示す図である。アドバイス生成システム1bは、図14に示すように、実施形態1に係るアドバイス生成システム1におけるアドバイス生成装置100に替えて、アドバイス生成装置100bを備えている。また、アドバイス生成装置100bおよび中継器400は、エアコン200の設置場所とは異なるクラウド上に設置されている。そのため、図14に示す宅以外の宅からも、消費電力情報を取得する構成であってもよい。
(アドバイス生成装置100b)
図15は、本発明の実施形態3におけるアドバイス生成装置100bの要部構成を示すブロック図である。アドバイス生成装置100bは、図15に示すように、実施形態1におけるアドバイス生成装置100のアドバイス生成装置制御部120に替えて、アドバイス生成装置制御部120bを備え、画像表示部140および音声出力部150を備えない構成になっている。また、アドバイス生成装置制御部120bは、図15に示すように、実施形態1におけるアドバイス生成装置制御部120に加えて、制御対象期間算出部としても機能し、報知部125として機能しない構成になっている。
(アドバイス生成装置100bの処理の流れ)
アドバイス生成装置100bの処理の流れについて、図6を用いて説明する。まず、アドバイス生成装置100aの消費電力情報取得部121が消費電力情報を取得し、アドバイス情報を生成するステップS1〜ステップS3の処理については、上述した内容と同じであるため、詳細な説明を省略する。
(ステップS4)
アドバイス生成部123は、アドバイス情報を生成すると、当該アドバイス情報をアドバイス情報出力部124および電子掲示板管理部126の少なくとも何れかに出力する。ここで、アドバイス情報出力部124は、エアコン200の設置場所とは異なる場所にある携帯端末600に対しても、アドバイス情報を出力することができる。また、携帯端末600は、エアコン200の設置場所とは異なる場所であっても、アドバイス生成装置100bから電子掲示板情報を取得することができる。
このように、本実施形態に係るアドバイス生成システム1bでは、アドバイス生成装置100bは、エアコン200の設置場所とは異なる場所にある携帯端末600からアドバイスを報知させる。そのため、アドバイス生成装置100bは、外出中のユーザに対しても、エアコン200の使用に関してアドバイスすることができる。
〔実施形態4〕
アドバイス生成装置100、100a、および100bのアドバイス生成装置制御部120、120a、120bは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、アドバイス生成装置100、100a、および100bは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るアドバイス生成装置(100、100a、100b)は、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段(消費電力情報取得部121)と、上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段(アドバイス生成部123)と、を備える。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、電気機器が消費した消費電力の変化を参照したアドバイスを生成するので、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供することができる。
本発明の態様2に係るアドバイス生成装置は、上記態様1において、上記電気機器を第1の動作モードで第1の所定の期間動作させた場合の消費電力量と当該第1の所定の期間において基準となる第1の基準消費電力量との差分である第1の差分電力量、および、上記電気機器を第2の動作モードで第2の所定の期間動作させた場合の消費電力量と当該第2の所定の期間において基準となる第2の基準消費電力量との差分である第2の差分電力量を算出する差分電力量算出手段(差分電力量算出部122)をさらに備え、上記生成手段は、上記差分電力量算出手段が算出した第1の差分電力量および第2の差分電力量を比較し、比較結果に応じたアドバイス情報を生成してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、第1の動作モードで動作させた期間における第1の基準消費電力量との差分である第1の差分電力量と、第2の動作モードで動作させた期間における第2の基準消費電力量との差分である第2の差分電力量とを算出する。そして、アドバイス生成装置は、算出した第1の差分電力量および第2の差分電力量を比較し、比較結果に応じたアドバイス情報を生成する。そのため、アドバイス生成装置は、第1の動作モードで動作させた期間を、第2の動作モードで動作させた場合に、消費電力量がどのように変化するのかをアドバイスすることができる。
本発明の態様3に係るアドバイス生成装置は、上記態様2において、上記差分電力量算出手段は、上記ある期間のうち、上記第1の動作モードで上記電気機器を動作させた第1動作モード期間における上記第1の差分電力量、および、上記ある期間のうち、上記第2の動作モードで上記電気機器を動作させた第2動作モード期間における上記第2の差分電力量を算出し、上記生成手段は、上記差分電力量算出手段が算出した第1の差分電力量が、上記第2の差分電力量より少ない場合に、上記第1動作モード期間では上記第2の動作モードで動作させた方が消費電力量は少なかったことを示すアドバイス情報を生成してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、第1の差分電力量が第2の差分電力量より少ない場合に、第1動作モード期間では第2の動作モードで動作させた方が消費電力量は少なかったことを示すアドバイス情報を生成する。そのため、アドバイス生成装置は、第1の動作モードで電気機器を動作させるより、第2の動作モードで電気機器を動作させた方が、消費電力量は少なかったとアドバイスすることができる。
本発明の態様4に係るアドバイス生成装置は、上記態様3において、上記生成手段は、上記アドバイス情報に、上記第1の差分電力量と上記第2の差分電力量との差分を示す差分情報を含めてもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、どのくらい消費電力量が少なかったのかをアドバイスすることができる。
本発明の態様5に係るアドバイス生成装置(100a、100b)は、上記態様2において、上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記電気機器を上記第2の動作モードで動作させた場合の消費電力量が、上記電気機器を上記第1の動作モードで動作させた場合の消費電力量以下になるような期間である制御対象期間を算出する制御対象期間算出手段(制御対象期間算出部127)をさらに備え、上記生成手段は、上記制御対象期間算出手段が算出した制御対象期間以内であれば、上記電気機器を上記第1の動作モードで動作させるよりも、上記第2の動作モードで動作させる方が、全体的な消費電力量が少なくなる旨を示すアドバイス情報を生成してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、電気機器を第2の動作モードで動作させた場合の消費電力量が、第1の動作モードで動作させた場合の消費電力量以下になる制御対象期間を算出する。そして、アドバイス生成装置は、算出した制御対象期間以内であれば、第1の動作モードで動作させるより第2の動作モードで動作させた方が全体的な消費電力量が少なくなることを示すアドバイス情報を生成する。そのため、アドバイス生成装置は、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供することができる。
本発明の態様6に係るアドバイス生成装置は、上記態様5において、上記制御対象期間算出手段は、上記差分電力量算出手段が算出する上記制御対象期間における第1の差分電力量と第2の差分電力量とが等しくなるための上記制御対象期間を算出してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、消費電力情報を参照して、制御対象期間を算出することができる。
本発明の態様7に係るアドバイス生成装置は、上記態様5または6において、上記電気機器に対する操作指示を受け付ける受付手段(制御操作受付部)をさらに備え、上記生成手段は、上記受付手段が上記電気機器を上記第2の動作モードから上記第1の動作モードへと切り替える旨の指示を受け付けたときに、上記アドバイス情報を生成してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、電気機器を第2の動作モードから第1の動作モードへと切り替える際に、アドバイス情報を生成する。そのため、アドバイス生成装置は、適切なタイミングでアドバイスすることができる。
本発明の態様8に係るアドバイス生成装置は、上記態様1〜7において、上記電気機器を含む複数の電気機器と、上記消費電力情報取得手段とを中継する中継手段(中継器400)をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、中継手段を中継してアドバイスすることができる。
本発明の態様9に係るアドバイス生成装置は、上記態様8において、上記生成手段が生成したアドバイス情報が示すアドバイスを、上記中継手段を介して上記複数の電気機器の何れかに出力するアドバイス情報出力手段(アドバイス情報出力部124)をさらに備え、上記アドバイス情報出力手段は、上記生成手段が上記アドバイス情報を生成するために参照した消費電力情報が示す消費電力量を消費した電気機器に、上記アドバイス情報を出力してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、適した電気機器からアドバイスすることができる。
本発明の態様10に係るアドバイス生成装置は、上記態様1〜9において、上記生成手段によって生成されたアドバイス情報が示すアドバイスを報知する報知手段(報知部125)をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、自装置からアドバイスすることができる。
本発明の態様11に係るアドバイス生成装置は、上記態様1〜10において、電子掲示板を管理する管理手段(電子掲示板管理部126)をさらに備え、上記管理手段は、上記生成手段によって生成されたアドバイス情報が示すアドバイスを上記電子掲示板に投稿してもよい。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、電子掲示板を介してアドバイスすることができる。
本発明の態様12に係るアドバイス生成装置(100、100a、100b)は、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段(消費電力情報取得部121)と、上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、所定の期間において、第1の動作モードで動作させるよりも、当該第1の動作モードよりも消費電力が大きい第2の動作モードにて動作させる方が、全体的な消費電力量が少なくなる旨のアドバイスを生成する生成手段(アドバイス生成部123)と、を備える。
上記の構成によれば、アドバイス生成装置は、第1の動作モードで動作させるよりも、第1の動作モードよりも消費電力が大きい第2の動作モードで動作させる方が、全体的な消費電力量が少なくなる旨のアドバイスを生成する。そのため、アドバイス生成装置は、消費電力の小さい動作モードで動作させる方が全体として消費電力量が少なくなるとは限らないことをアドバイスすることができる。
本発明の態様13に係るアドバイス生成方法は、電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得工程と、上記消費電力情報取得工程において取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成工程と、を含む。
上記の構成によれば、アドバイス生成方法は、電気機器の使用態様を鑑みたより適切なアドバイスを提供することができる。
本発明の各態様に係るアドバイス生成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記アドバイス生成装置が備える各手段として動作させることにより上記アドバイス生成装置をコンピュータにて実現させるアドバイス生成装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、電気機器の消費電力を管理するHEMS(Home Energy Management System)などに利用することができる。
1、1a、1b アドバイス生成システム
100 アドバイス生成装置
110 アドバイス生成装置通信部
120、120a、120b アドバイス生成装置制御部
121 消費電力情報取得部(消費電力情報取得手段)
122 差分電力量算出部(差分電力量算出手段)
123 アドバイス生成部(生成手段)
124 アドバイス情報出力部(アドバイス情報出力手段)
125 報知部(報知手段)
126 電子掲示板管理部(管理手段)
127 制御対象期間算出部(制御対象期間算出手段)
200 エアコン
300 消費電力測定タップ
400 中継器(中継手段)
500 テレビ
600 携帯端末

Claims (16)

  1. 電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段と、を備え、
    上記生成手段は、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記過去のある期間のうち、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた期間であって、当該期間を第1の動作モードに替えて第2の動作モードで動作させた方が上記過去のある期間における消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出手段、
    を備え
    記算出手段が算出したアドバイス対象期間が所定の期間以内の場合に、上記アドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記アドバイス対象期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しない、
    ことを特徴とするアドバイス生成装置。
  2. 電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段と、を備え、
    上記生成手段は、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記過去のある期間のうち、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた期間であって、当該期間を第1の動作モードに替えて第2の動作モードで動作させた方が上記過去のある期間における消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出手段、
    を備え
    記過去のある期間が所定の期間以内の場合に、上記算出手段が算出したアドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記過去のある期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しない、
    ことを特徴とするアドバイス生成装置。
  3. 差分電力量算出手段をさらに備え、上記差分電力量算出手段は、上記電気機器を上記第1の動作モードで動作させた第1の所定の期間における消費電力量と、当該第1の所定の期間を上記第2の動作モードで動作させた場合の消費電力量である第1の基準消費電力量との差分である第1の差分電力量、および、
    上記第1の所定の期間後の期間であって、上記電気機器を上記第1の所定の期間を上記第1の動作モードで動作させた場合の上記第2の動作モードで動作させた期間である第2の所定の期間における消費電力量と、上記第1の所定の期間後の期間であって、上記電気機器を、上記第1の所定の期間を上記第2の動作モードで動作させた場合の上記第2の動作モードで動作させた期間である第2の所定の期間の消費電力量である第2の基準消費電力量との差分である第2の差分電力量を、
    それぞれ上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、算出し、
    上記生成手段は、上記差分電力量算出手段が算出した第1の差分電力量および第2の差分電力量を比較し、比較結果に応じたアドバイス情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のアドバイス生成装置。
  4. 上記差分電力量算出手段は、上記過去のある期間のうち、上記第1の所定の期間における上記第1の差分電力量、および、
    上記過去のある期間のうち、上記第2の所定の期間における上記第2の差分電力量を算出し、
    上記生成手段は、上記差分電力量算出手段が算出した第1の差分電力量が、上記第2の差分電力量より少ない場合に、上記第1の所定の期間では上記第2の動作モードで動作させた方が消費電力量は少なかったことを示すアドバイス情報を生成することを特徴とする請求項3に記載のアドバイス生成装置。
  5. 上記生成手段は、上記アドバイス情報に、上記第1の差分電力量と上記第2の差分電力量との差分を示す差分情報を含めることを特徴とする請求項4に記載のアドバイス生成装置。
  6. 上記生成手段は、上記第1の差分電力量と上記第2の差分電力量とが等しくなる期間を算出することを特徴とする請求項3に記載のアドバイス生成装置。
  7. 上記電気機器に対する操作指示を受け付ける受付手段をさらに備え、
    上記生成手段は、上記受付手段が上記電気機器を上記第2の動作モードから上記第1の動作モードへと切り替える旨の指示を受け付けたときに、上記アドバイス情報を生成することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のアドバイス生成装置。
  8. 上記電気機器を含む複数の電気機器と、上記消費電力情報取得手段とを中継する中継手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のアドバイス生成装置。
  9. 上記生成手段が生成したアドバイス情報が示すアドバイスを、上記中継手段を介して上記複数の電気機器の何れかに出力するアドバイス情報出力手段をさらに備え、
    上記アドバイス情報出力手段は、上記生成手段が上記アドバイス情報を生成するために参照した消費電力情報が示す消費電力量を消費した電気機器に、上記アドバイス情報を出力することを特徴とする請求項8に記載のアドバイス生成装置。
  10. 上記生成手段によって生成されたアドバイス情報が示すアドバイスを報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のアドバイス生成装置。
  11. 電子掲示板を管理する管理手段をさらに備え、
    上記管理手段は、上記生成手段によって生成されたアドバイス情報が示すアドバイスを上記電子掲示板に投稿することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のアドバイス生成装置。
  12. 電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた後に第2の動作モードで動作させるより、当該第1の動作モードで動作させる期間を第2の動作モードで動作させる方が、消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出手段と、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記算出手段が算出したアドバイス対象期間において、上記第2の動作モードにて動作させる旨のアドバイス情報を生成する生成手段と、
    を備え、
    上記生成手段は、
    上記算出手段が算出したアドバイス対象期間が所定の期間以内の場合に、上記アドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記アドバイス対象期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しない、
    ことを特徴とするアドバイス生成装置。
  13. アドバイス生成装置によって実行されるアドバイス生成方法であって、
    電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得工程と、
    上記消費電力情報取得工程において取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成工程と、を含み、
    上記生成工程には、
    上記消費電力情報取得工程において取得した消費電力情報を参照して、上記過去のある期間のうち、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた期間であって、当該期間を第1の動作モードに替えて第2の動作モードで動作させた方が上記過去のある期間における消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出工程、
    が含まれ、
    記算出工程において算出したアドバイス対象期間が所定の期間以内の場合に、上記アドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記アドバイス対象期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しない、
    ことを特徴とするアドバイス生成方法。
  14. アドバイス生成装置によって実行されるアドバイス生成方法であって、
    電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得工程と、
    上記消費電力情報取得工程において取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成工程と、を含み、
    上記生成工程には、
    上記消費電力情報取得工程において取得した消費電力情報を参照して、上記過去のある期間のうち、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた期間であって、当該期間を第1の動作モードに替えて第2の動作モードで動作させた方が上記過去のある期間における消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出工程、
    が含まれ、
    記過去のある期間が所定の期間以内の場合に、上記算出工程において算出したアドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記過去のある期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しない、
    ことを特徴とするアドバイス生成方法。
  15. アドバイス生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記コンピュータを、
    電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段と、として機能させ、
    上記コンピュータは、上記生成手段を、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記過去のある期間のうち、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた期間であって、当該期間を第1の動作モードに替えて第2の動作モードで動作させた方が上記過去のある期間における消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出手段、
    として機能させるとともに
    記算出手段が算出したアドバイス対象期間が所定の期間以内の場合に、上記アドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記アドバイス対象期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しないように機能させるための制御プログラム。
  16. アドバイス生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記コンピュータを、
    電気機器が消費した電力を示す消費電力情報を取得する消費電力情報取得手段と、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報が示す消費電力のうち、上記電気機器の過去のある期間における消費電力の変化を参照し、上記電気機器の使用に関するアドバイスを示すアドバイス情報を生成する生成手段と、として機能させ、
    上記コンピュータは、上記生成手段を、
    上記消費電力情報取得手段が取得した消費電力情報を参照して、上記過去のある期間のうち、上記電気機器を第1の動作モードで動作させた期間であって、当該期間を第1の動作モードに替えて第2の動作モードで動作させた方が上記過去のある期間における消費電力量が少なくなる期間であるアドバイス対象期間を算出する算出手段、
    として機能させるとともに
    記過去のある期間が所定の期間以内の場合に、上記算出手段が算出したアドバイス対象期間において、上記第2の動作モードで動作させる旨を示すアドバイス情報を生成し、
    上記過去のある期間が所定の期間よりも長い場合に、上記アドバイス情報を生成しないように機能させるための制御プログラム。
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