JP6108269B2 - 計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力、ガス、水道、熱などの資源の機器での消費量を計測する計測装置に関する。
従来から、家庭の分電盤内で主幹電力量や分岐電力量を計測し、その計測結果をモニタリングできる電力管理システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシステムは、電力計測ユニット(以下、計測装置という)と、統合演算部(以下、コントローラという)と、表示モニタ(以下、表示端末という)とを備えている。計測装置は、商用電源(以下、系統電源という)および分散電源からの電力を負荷に供給するために宅内に配設された電路に設置されており、電気量の計測結果をコントローラへ送信する。コントローラは、計測装置との間で情報授受を行って、宅内における電力の消費量および分散電源の発電量に関する電力情報(以下、計測情報という)を生成する。表示端末は、コントローラが生成した計測情報を表示する。
特開2011−112464号公報
ところで、特許文献1に記載のシステムでは、計測情報を生成して表示端末に表示させるコントローラは、電気量を計測する計測装置とは別体である。そのため、計測装置とコントローラとでは各々の設置スペースが必要となり、また、施工時においては計測装置とコントローラとを接続する配線作業が必要である、という問題がある。
さらに、従来の一般的な計測装置は、計測結果を表すデータを一時的に記憶する揮発性メモリを有しており、定期的に、揮発性メモリ内のデータをコントローラへ送信する。コントローラは、計測装置からデータを受信することにより計測情報を表示端末に表示させる。しかし、計測装置は、系統電源から電力供給を受けているので、揮発性メモリ内のデータを送信する前に系統電源の停電(瞬時停電を含む)が生じると、揮発性メモリに記憶されていたデータが失われてしまうことがある。この場合、系統電源が復旧するまでの間のデータ(計測結果)は、計測装置がコントローラへ送信する計測結果から欠落することになるので、表示端末において表示される計測情報の欠落が生じることになる。
本発明は上記事由に鑑みて為されており、省スペース化を図ることができ、且つ配線作業の手間も軽減でき、さらに系統電源の停電による計測結果の欠落を回避できる計測装置を提供することを目的とする。
本発明の計測装置は、機器での資源の消費量を計測する計測部を備えた計測装置であって、揮発性メモリからなり前記計測部の計測結果を表す計測データを一時的に記憶する記憶部と、表示端末との通信を行う第1通信部と、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記第1通信部から前記表示端末に送信することにより、前記計測データに基づく計測情報を前記表示端末に表示させる制御モジュールと、通常時には系統電源から前記記憶部に電力供給が行われ、停電時には前記系統電源とは別のバックアップ電源から前記記憶部に電力供給が行われるように、前記記憶部への電力供給元を切り替える切替部と、前記機器との通信を行う第2通信部を前記計測部とを、前記計測部と一体に備え、前記制御モジュールは、前記第2通信部にて前記機器と通信を行うことにより当該機器に関する機器情報を取得し、当該機器情報を前記第1通信部から前記表示端末に送信することにより前記表示端末に表示させるように構成されており、停電時には前記バックアップ電源から前記第2通信部に電力供給が行われることを特徴とする。
この計測装置において、前記制御モジュールは、前記系統電源が停電から復旧すると、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記第1通信部から前記表示端末へ自動的に送信するように構成されていることがより望ましい。
この計測装置において、前記制御モジュールは、前記系統電源の停電からの復旧時点から適当な待ち時間の経過後に、前記計測データを前記表示端末へ送信するように構成されていることがより望ましい。
また、この計測装置において、前記制御モジュールは、前記第1通信部にて前記表示端末と定期的に定期通信を行っており、前記系統電源の停電からの復旧後の最初の前記定期通信のタイミングに同期して、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記表示端末へ送信するように構成されていることが望ましい。
この計測装置において、前記制御モジュールは、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記第1通信部から前記表示端末に送信後、当該計測データに対する応答として前記表示端末から取得通知を受信すると、前記記憶部内の前記計測データを消去するように構成されていることがより望ましい。
本発明は、第1通信部と、計測データを第1通信部から表示端末に送信することにより、計測データに基づく計測情報を表示端末に表示させる制御モジュールとを計測部と一体に備えるので、省スペース化を図ることができ、且つ配線作業の手間も軽減できる。さらに、計測装置は、計測データを一時的に記憶する記憶部と、記憶部への電力供給元を系統電源とバックアップ電源とで切り替える切替部とを、計測部と一体に備えるので、系統電源の停電による計測結果の欠落を回避できるという利点がある。
実施形態1に係る資源管理システムを示す概略ブロック図である。 実施形態1に係る表示端末の表示画面の説明図である。 実施形態1に係る計測装置の動作の説明図である。
以下の実施形態では、機器での資源の消費が抑制されるように機器を制御して省エネ(省エネルギー)化を図るために用いられる資源管理システムについて説明する。ここで、資源は、たとえば電力、ガス、水道、熱などであって、電力であれば電力会社が供給事業者となり、ガスであればガス会社が供給事業者となり、水道であれば水道事業者が供給事業者となる。以下では、資源が電力である場合を例として説明するが、電力に限らず、電力以外の資源の管理についても資源管理システムは適用可能である。また、以下では、資源管理システムが、資源の需要家である集合住宅の各住戸に用いられている場合を例として説明するが、資源の需要家は、集合住宅の各住戸に限らず、たとえば戸建て住宅、事務所、店舗等であってもよい。
(実施形態1)
本実施形態の資源管理システム10は、図1に示すように、複数の機器2と、機器2での資源(ここでは電力)の消費量を計測する計測装置1と、表示端末3とを備えている。詳しくは後述するが、計測装置1は複数の機器2および表示端末3との通信機能を有している。
複数の機器2は、住宅で使用される各種の家電機器や設備機器等であって、たとえばエアコン(空調装置)、照明器具、冷蔵庫、IH調理器などを含んでいる。ここで、機器2は、少なくとも、消費エネルギーの比較的小さい省エネ状態と、消費エネルギーの比較的大きい非省エネ状態との2状態を切替可能に構成されている。つまり、機器2は、動作状態が1状態ではなく、その動作状態によって消費エネルギーの大きさが異なる2状態以上の動作状態を切替可能に構成されている。たとえば、エアコンは、冷房運転時の設定温度が規定温度より低い、若しくは暖房運転時の設定温度が規定温度より高いと非省エネ状態となり、冷房運転時の設定温度が規定温度より高い、若しくは暖房運転時の設定温度が規定温度より低いと省エネ状態となる。調光制御が可能な照明器具であれば、全点灯(100%調光)状態が非省エネ状態、調光点灯している状態が省エネ状態となる。
また、本実施形態では、計測装置1は、計測結果に基づく種々の情報を表示したりユーザからの操作入力を受け付けたりするためのユーザインタフェースとして、表示端末3を利用する。表示端末3は、Webブラウザとしての機能を有しており、Webサーバから提供されるコンテンツを表示する。計測装置1は、専用の表示端末3の代わりに、パーソナルコンピュータやタブレット端末やスマートフォン等をユーザインタフェースに用いる構成であってもよい。
図1の例では、系統電源(商用電源)5の単相三線式の引込線(図示せず)に接続された分電盤4が住宅に設けられている。分電盤4には、主幹系統である引込線が接続される主幹ブレーカ(図示せず)と、主幹ブレーカの二次側から分岐する複数の分岐系統ごとに挿入される分岐ブレーカ(図示せず)とが収納されている。ここでいう分岐系統には、屋内配線に接続される種々の機器2の他、コンセント、壁スイッチ等の配線器具を含む。
計測装置1は、分電盤4内に設置されている。計測装置1は、主幹系統並びに各分岐系統に流れる電流値と、屋内配線の電圧値とを計測し、これらの電流値および電圧値に基づいて、主幹系統および各分岐系統の所定箇所に設定された計測点を通して機器2に供給される電力を求める。言い換えれば、計測装置1は機器2での資源(ここでは電力)の消費量(電力値)を、主幹系統および各分岐系統のそれぞれについて計測する機能を持つ。なお、計測装置1は、主幹系統並びに各分岐系統に流れる電流値を、図示しないCT(カレントトランス)センサを用いて計測する。CTセンサは、分電盤4内において主幹系統並びに各分岐系統に取り付けられ、主幹系統並びに各分岐系統を流れる電流に対応した出力を生じる。
ところで、本実施形態の計測装置1は、機器2での資源の消費量(ここでは消費電力)を計測するという基本機能に加えて、機器2および表示端末3との通信機能、並びに機器2の制御および表示端末3に情報を表示させる機能を有している。
つまり、計測装置1は、機器2での消費電力を計測する計測部11を備え、計測部11の計測結果を表すデータを記憶する記憶部12と、表示端末3との通信を行う第1通信部13と、機器2との通信を行う第2通信部14とを計測部11と一体に備えている。また、本実施形態では計測装置1はさらに、表示端末3の表示制御および機器2の制御を行う制御モジュール15と、記憶部12の電力供給元を切り替える切替部16とを計測部11と一体に備えている。
本実施形態では、計測装置1は、マイコン(マイクロコンピュータ)を主構成としており、メモリ(図示せず)に記憶されている所定のプログラムを実行することにより、各部の機能を実現する。この計測装置1は、機器2での資源の消費量を計測するという基本機能、機器2および表示端末3との通信機能、表示端末3の表示制御および機器2の制御の機能を全て1つの筐体(図示せず)内に有している。計測装置1は、他の内器(主幹ブレーカや分岐ブレーカ)と一緒に分電盤4内に収納されるが、この構成に限らず、分電盤4の横に並べて設置されてもよい。なお、計測装置1の筐体には、内部回路への電力供給用の電源端子(図示せず)と、CTセンサを接続するためのセンサ端子(図示せず)とが設けられており、分電盤4内において電源端子に電源線(図示せず)が接続され、センサ端子にCTセンサが接続される。
計測装置1は、系統電源5を内部回路の電源(電力供給元)として使用しており、系統電源5に接続された分電盤4の主幹系統に電源端子を接続している。また、詳しくは後述するが、計測装置1は、系統電源5とは別のバックアップ電源6にも接続されている。バックアップ電源6は、一次電池と二次電池とのいずれであってもよいが、少なくとも系統電源5の停電時にも計測装置1へ電力供給可能な電源である。二次電池の場合、バックアップ電源6は、たとえばニッケル水素電池からなり、系統電源5からの電力供給を受けて充電される。バックアップ電源6は、計測装置1と一緒に分電盤4内に収納されるが、この構成に限らず、分電盤4の横に並べて設定されていてもよい。あるいは、バックアップ電源6は計測装置1の筐体内に収納されていてもよい。
計測部11は、上述したように主幹系統並びに各分岐系統に流れる電流値と、主幹系統の電圧値とを計測し、これらの電流値および電圧値に基づいて、主幹系統および分岐系統ごとに消費電力を計測する機能を有している。つまり、計測部11は、分電盤4内における主幹系統と複数の分岐系統とのうちの少なくとも1系統の消費電力を計測するように構成されている。なお、計測装置1は、上述のように電源端子が主幹系統に接続され系統電源5を電源としているので、計測部11は電源電圧から主幹系統の電圧値を計測してもよい。
記憶部12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)あるいはSRAM(Static Random Access Memory)などの揮発性メモリからなる。記憶部12は、計測部11の計測結果を表す計測データを一時的に記憶するように構成されている。つまり、計測装置1は、計測部11の計測結果を表す計測データを表示端末3へ随時送信するのではなく定期的に(たとえば1時間周期で)送信するので、少なくとも表示端末3へ送信されるまでの間、計測データを記憶部12に一時的に記憶する。具体的には、記憶部12は、計測データを、表示端末3への計測データの送信周期に合わせて設定された保持期間に亘って記憶する。
ここで、保持期間は、たとえば8時00分〜8時59分、9時00分〜9時59分というように予め一定時間刻みで設定された各期間であってもよいし、たとえば最新(直近)の1時間というように現時点を起点とした過去の一定時間分の期間であってもよい。いずれの場合でも、計測部11は、たとえば所定時間間隔(たとえば5秒間隔)で、主幹系統および分岐系統ごとの消費電力を計測し、消費電力を計測する度に記憶部12内の計測データに積算し、積算値を記憶部12に書き込む。
保持期間が前者の場合、記憶部12の計測データは保持期間が経過するとリセットされる。つまり、この場合、計測部11は保持期間ごとに消費電力(瞬時値)の積算処理を行い、最新の保持期間の現時点までの積算電力(電力量)を表す計測データを記憶部12に記憶することになる。保持期間が後者の場合、記憶部12の計測データは保持期間が経過した古いデータから順に消去される。つまり、この場合、計測部11は継続的に消費電力(瞬時値)の積算処理を行い、直近の一定時間分の積算電力(電力量)を表す計測データを記憶部12に記憶する。
第1通信部13は、電波を伝送媒体に用いて表示端末3との間で双方向に無線通信を行うように構成されている。第2通信部14は、電波を伝送媒体に用いて機器2との間で双方向に無線通信を行うように構成されている。
本実施形態では、第1通信部13は、900MHz帯特定小電力無線により表示端末3との間で通信を行うこととする。さらに、第2通信部14も同様に、900MHz帯特定小電力無線により機器2との間で通信を行うこととする。
ただし、第1通信部13および第2通信部14は、この例に限らず、たとえば400MHz帯特定小電力無線やWi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などの方式、あるいは有線通信方式を採用していてもよい。また、第1通信部13および第2通信部14は、機器2および表示端末3と直接通信する構成に限らず、中継器(図示せず)を介して機器2および表示端末3と通信する構成であってもよい。
なお、第1通信部13と第2通信部14とは1つの通信モジュールを共用していてもよい。つまり、計測装置1は、第2通信部14の通信方式を第1通信部13と同じ方式(900MHz帯特定小電力無線)とすることにより、第1通信部13を構成する通信モジュールを第2通信部14にも兼用可能である。
制御モジュール15は、記憶部12に記憶されている計測データを第1通信部13から表示端末3に送信することにより、計測データに基づく計測情報を表示端末3に表示させるように構成されている。本実施形態では、制御モジュール15は、計測情報が表示端末3にて表示されるように、計測データを規定の形式で表示端末3に送信する機能を持つ。
つまり、制御モジュール15は、消費電力の積算値を表す計測データを記憶部12から読み出し、第1通信部13から表示端末3へ送信する。ここでは、制御モジュール15は、時計部(図示せず)を有しており、表示端末3へ計測データを定期的に送信するように構成されている。制御モジュール15は、時計部で計時される現在時刻が、たとえば毎時0分というように所定の周期(たとえば1時間)で設定されている定例時刻になると、自発的に表示端末3へ計測データを送信して計測情報を表示端末3に表示させる。
その結果、表示端末3は、計測装置1から定期的に計測データを受信し、計測部11で計測された消費電力の積算値(積算電力)を計測情報として表示することになる。表示端末3は、計測装置1から受信した計測データをメモリ(図示せず)に保存するように構成されており、メモリに保存した計測データを読み出して計測情報を表示できるので、計測データを受信後すぐに計測情報を表示する必要はない。表示端末3のメモリは不揮発性メモリからなり、たとえば当日分、当月分、過去3ヵ月分などの所定期間分の計測データを保存する容量を有している。したがって、表示端末3は、メモリに保存されている複数の計測データをまとめて読み出すことにより、たとえば当日分や当月分の計測情報を時系列に表示することも可能である。
たとえば当日分の計測情報を表示する場合には、表示端末3は、図2に例示するように、横軸を時間軸、縦軸を電力量として、各保持期間である各時間帯(8時00分〜8時59分、9時00分〜9時59分…)の計測情報をグラフ化して表示可能である。これにより、ユーザは当日の電力量の推移を確認することができる。同様に、当月分の計測情報を表示する場合、表示端末3は、各日の計測情報をグラフ化して表示可能である。
ここで、制御モジュール15は、記憶部12に記憶されている計測データを第1通信部13から表示端末3に送信後、この計測データに対する応答として表示端末3から取得通知を受信すると、記憶部12内の計測データを消去するように構成されている。つまり、表示端末3は、計測装置1から受信した計測データのメモリへの保存が完了すると、計測データに対する応答として取得通知を計測装置1へ送信するように構成されている。要するに、計測装置1は、記憶部12内の計測データが表示端末3へ送信されたことを取得通知で確認すると、記憶部12内の計測データを自動的に消去する。
このように、計測装置1は、表示端末3へ移された計測データについては、表示端末3へ移される度に自動的に記憶部12から消去するので、記憶部12において計測データを記憶するために必要な記憶容量を比較的小さく抑えることができる。
さらに、制御モジュール15は、表示端末3から送信される計測要求を受信すると、この計測要求への応答として表示端末3へ計測データを送信し、計測情報を表示端末3に表示させる機能も有している。すなわち、表示端末3は、たとえばユーザからの操作入力を受けて計測要求を計測装置1へ送信し、この計測要求への応答として計測装置1から計測データを受信することにより、随時、計測情報を表示可能である。この場合に計測装置1が表示端末3へ送信する計測データは、記憶部12に記憶されている積算電力に限らず現在の瞬時電力であってもよい。表示端末3は、表示する計測情報をユーザからの操作入力に応じて切替可能であり、需要家全体での消費電力と分岐系統ごとの消費電力とを切り替えたり、瞬時電力と積算電力とを切り替えたりして表示する。
また、制御モジュール15は、第2通信部14にて機器2と通信を行うことにより、この機器2に関する機器情報を取得し、取得した機器情報を第1通信部13から表示端末3に送信することにより表示端末3に表示させる機能をさらに有している。ここでいう機器情報は、MACアドレス等の機器2に固有の識別子や機器2の仕様などの固定的な情報と、エアコンの設定温度等を含む機器2の現在の動作状態や機器2の異常を示すエラー情報などの変動的な情報とを含む。
制御モジュール15は、新たに機器2が追加された場合や機器2の動作状態が変わった場合など、機器情報に変化があった場合に、自動的に変化後の機器情報を表示端末3に送信するように構成されている。これにより、表示端末3は、常に最新の機器情報を表示することができる。
さらに、制御モジュール15は、表示端末3から送信される監視要求を受信すると、機器2と通信を行うことにより機器情報を取得して、この機器情報を監視要求への応答として表示端末3へ送信し、機器情報を表示端末3に表示させる。すなわち、表示端末3は、たとえばユーザからの操作入力を受けて監視要求を計測装置1へ送信し、この監視要求への応答として計測装置1から機器情報を受信することにより、随時、機器情報を表示可能である。
また、制御モジュール15は、第2通信部14にて機器2と通信を行うことにより機器2を制御する機能をさらに有している。制御モジュール15は、たとえば計測部11での計測結果としての需要家全体での消費電力(主幹系統の電力)を予め設定されている上限閾値と比較し、消費電力が上限閾値を超えると省エネ化を図るように機器2を制御する。
具体的には、制御モジュール15は、第2通信部14にて機器2と通信することにより取得した機器情報に基づいて、機器2が非省エネ状態にあるのか省エネ状態にあるのか、つまり機器2の状態を監視する。制御モジュール15は、機器2ごとに制御コマンドを予め記憶しており、計測部11で計測された消費電力が上限閾値を超えると、非省エネ状態にある機器2に対応する制御コマンドをこの機器2に対して第2通信部14から送信し、省エネ制御を実行する。
たとえば、暖房運転中のエアコンの設定温度が規定温度を超えていた場合には、制御モジュール15は、設定温度を下げて規定温度以下(たとえば28度)とする省エネ制御を実行するための制御コマンドをエアコンに送信する。なお、制御モジュール15は、省エネ制御を実行後、省エネ制御の対象となった機器2から機器情報を再度取得することにより、機器2が実際に制御されたことを確認する。
さらにまた、制御モジュール15は、表示端末3においてユーザによる所定の操作が為されることにより発生する操作コマンドを表示端末3から取得すると、この操作コマンドに従って機器2を制御する機能も有している。制御モジュール15は、第1通信部13にて表示端末3と通信することにより表示端末3から操作コマンドを取得し、この操作コマンドに対応する制御コマンドを機器2に対して第2通信部14から送信し、機器2の制御を実行する。これにより、計測装置1は、ユーザによる表示端末3の操作入力に応じて、機器2を制御することが可能になる。
要するに、計測装置1に内蔵されている制御モジュール15は、HEMS(Home Energy Management System)のコントローラとして機能し、表示端末3を表示制御して計測情報や機器情報を可視化(見える化)したり、機器2を制御したりする。そのため、本実施形態の資源管理システム10によれば、機器2での資源の消費を管理することが可能になり、資源の無駄な消費を抑えることができる。
なお、計測装置1は、いわゆるスマートメータのように、資源の供給事業者等が運営する管理装置との通信機能を持ったメータ(図示せず)と通信可能に構成されていてもよい。計測装置1は、この種のメータと連携することで、たとえば計測部11の計測値をメータの計測値に基づいて補正することができ、計測値の信頼性の向上や多機能化につながると考えられる。
ところで、揮発性メモリからなる記憶部12は、電力供給を受けている間は計測データを保持しているが、電力供給が停止すると計測データが失われてしまうことがある。そのため、記憶部12は、もし系統電源5のみから電力供給を受ける構成であれば、系統電源5の停電(瞬時停電を含む)が生じたときに、表示端末3へ送信前の計測データを消失することがある。この場合、表示装置3は、図2(a)に示すように、停電が生じた保持期間(ここでは12時00分〜12時59分)の計測データを欠落した状態でしか計測情報を表示できなくなる。なお、図2では欠落したデータを破線で示している。
そこで、本実施形態の計測装置1は、通常時には系統電源5から記憶部12に電力供給が行われ、停電時には系統電源5とは別のバックアップ電源6から記憶部12に電力供給が行われるように、記憶部12への電力供給元を切り替える切替部16を有している。
切替部16は、記憶部12の電力供給路上に設けられており、系統電源5およびバックアップ電源6に接続されている。切替部16は、系統電源5から計測装置1へ供給されている電力を監視することにより系統電源5の停電の有無を検知し、停電の発生を検知すると、記憶部12への電力供給元を系統電源5からバックアップ電源6へ切り替えるように構成されている。ここでは、切替部16は、スイッチング素子(図示せず)を有しており、通常時にはスイッチング素子にて系統電源5から記憶部12への電力供給路を形成し、停電時にはスイッチング素子にてバックアップ電源6から記憶部12への電力供給路を形成する。つまり、切替部16は、スイッチング素子を切り替え制御することによって、記憶部12の電力供給元を系統電源5とバックアップ電源6で切り替える。
この構成によれば、記憶部12は、系統電源5の停電時においてもバックアップ電源6からの電力供給により、計測データを消失することなく保持可能である。その結果、表示装置3は、図2(b)に示すように、停電が生じた保持期間(ここでは12時00分〜12時59分)の計測データについても欠落することなく計測情報を表示できる。
また、本実施形態の計測装置1は、制御モジュール15は、系統電源5が停電から復旧すると、記憶部12に記憶されている計測データを第1通信部13から表示端末3へ自動的に送信するように構成されている。これにより、表示端末3は、停電からの復旧後、ユーザからの操作を待つことなく、表示する計測情報を最新の情報に自動的に更新することができる。そのため、系統電源5の停電が生じても、表示端末3は、停電する前の計測データが補完された計測情報を確実に表示することができる。
ただし、集合住宅のように複数の住戸が集まっている場所では、停電からの復旧時に、全住戸の計測装置1が一斉に計測データを送信すると、通信の輻輳を生じる可能性がある。通信の輻輳を生じると、表示端末3は、計測データの取得に失敗することがあり、結果的に、表示できる計測情報に欠落を生じることがある。
そこで、本実施形態においては、制御モジュール15は、系統電源5の停電からの復旧時点から適当な待ち時間の経過後に、計測データを表示端末3へ送信するように構成されている。待ち時間は、たとえば部屋番号など各住戸に固有の識別子(ID)に基づいて決定される。あるいは、待ち時間はランダムに決定される。これにより、各住戸の計測装置1は、停電からの復旧時に計測データを順次送信することになるので、通信の輻輳が生じることを回避でき、通信の輻輳に起因した計測情報の欠落を防止できる。
また、本実施形態の他の例として、制御モジュール15は、表示端末3との定期的な通信(以下、定期通信という)のタイミングに同期して、記憶部12に記憶されている計測データを表示端末3へ送信するように構成されていてもよい。つまり、計測装置1が表示端末3との間で定期通信を行う機能を有している場合、制御モジュール15は、系統電源5の停電からの復旧後の最初の定期通信のタイミングに同期して計測データを送信する。この構成であっても、各住戸の計測装置1は、停電からの復旧時に通信の輻輳が生じることを回避でき、通信の輻輳に起因した計測情報の欠落を防止できる。
次に、本実施形態の計測装置1の動作について図3を参照して説明する。
すなわち、計測装置1は、系統電源5の停電が生じると(S1)、切替部16にて記憶部12の電力供給元を系統電源5からバックアップ電源6に切り替える(S2)。その後、系統電源5が停電から復旧(復電)すると(S3)、計測装置1は、切替部16にて記憶部12の電力供給元をバックアップ電源6から系統電源5に切り替える(S4)。
その後、たとえば各住戸に固有の識別子に基づいて決定された待ち時間が経過すると、計測装置5は、記憶部12に記憶されている計測データを表示端末3へ送信する(S5)。表示端末3は、受信した計測データをメモリに保存し(S6)、保存が完了すれば、計測装置1へ取得通知を送信する(S7)。計測装置1は、表示端末3から取得通知を受信することにより、記憶部12内の計測データを消去する(S8)。
表示端末3は、ユーザからの操作入力を受けると(S9)、メモリに保存してある計測データに基づいて計測情報を表示する(S10)。
以上説明した本実施形態の計測装置1によれば、計測部11での計測結果に基づく計測情報を表示端末3に表示させる制御モジュール15を有するので、計測情報を可視化(見える化)し、ユーザに対して資源の消費状況を通知することができる。これにより、ユーザは資源の消費量に意識が向くことになり、結果的に、省エネ化につながるという効果がある。しかも、計測情報を表示端末3に表示させるコントローラとしての制御モジュール15は、計測部11と同じ筐体内に設けられ一体化されているので、コントローラと計測装置1とが別体の場合に比べて、設置スペースの省スペース化を図ることができる。
さらに、上記構成によれば、計測装置1とコントローラとを接続する配線作業も不要であるから、配線作業の手間も軽減できる。要するに、本実施形態の計測装置1は、従来は別体として設けられていたコントローラの機能を制御モジュール15として内蔵しているので、省スペース化を図ることができ、且つ配線作業の手間を軽減できるという利点がある。とくに、計測装置1は、表示端末3との通信を行う第1通信部13が電波を伝送媒体とする無線通信を行う構成であれば、表示端末3との間で通信用の信号線を配線する手間も掛からない。計測装置1とコントローラとが別々に無線通信を行う場合には電波の干渉を生じるおそれがあるが、本実施形態の計測装置1は、制御モジュール15を計測部11と一体にしているので、このような電波の干渉も回避できる。
また、本実施形態の計測装置1は、揮発性メモリからなる記憶部12に保持期間の計測データを記憶しているので、記憶部12に記憶された計測データを表示端末3に送信することで、表示端末3と常時通信することなく保持期間に亘る計測情報を表示可能となる。しかも、計測装置1は、通常時には系統電源5から記憶部12に電力供給が行われ、停電時には系統電源5とは別のバックアップ電源6から記憶部12に電力供給が行われるように、記憶部12への電力供給元を切り替える切替部16を有している。したがって、この計測装置1は、系統電源5の停電が生じても記憶部12にはバックアップ電源6から電力供給されることで記憶部12内の計測データが保持されることになり、系統電源5の停電による計測結果の欠落を回避できるという利点がある。
さらに、本実施形態の計測装置1は、機器2に関する機器情報を、第1通信部13から表示端末3に送信することにより表示端末に表示させる機能を制御モジュール15に有することにより、機器情報を可視化(見える化)することができる。したがって、計測装置1は、表示端末3に表示される機器情報により機器2の動作状態等をユーザに把握させることができ、ユーザに省エネを意識させることができる。
ところで、計測装置1は、系統電源5の停電時に、記憶部12だけでなく計測部11へもバックアップ電源6から電力供給が行われるように構成されていてもよい。すなわち、切替部16は、記憶部12だけでなく計測部11についても、通常時には系統電源5、停電時にはバックアップ電源6となるように電力供給元の切り替えを行う。
これにより、計測装置1は、系統電源5の停電中であっても計測部11にて資源の消費量を継続して計測することができる。たとえば太陽光発電設備のように系統電源5の停電時にも機器2への電力供給を行う分散電源が需要家に備わっている場合、計測装置1は、系統電源5の停電中における資源(電力)の消費量を継続して計測できる。あるいは、計測部11の計測対象となる資源が電力以外である場合に、計測装置1は、系統電源5の停電中における資源(ガス、水道、熱など)の消費量を継続して計測できる。その結果、計測装置1は、系統電源5の停電中における資源の消費量についても、系統電源5の復旧後に表示端末3へ表示させることができ、系統電源5の停電による計測結果の欠落を確実に回避できるという利点がある。
(実施形態2)
本実施形態の計測装置1は、記憶部12に記憶されている計測データを自発的に送信するのではなく、全て、表示端末3から送信される計測要求への応答として送信する点で、実施形態1の計測装置1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態では、表示端末3は、時計部(図示せず)を有しており、計測装置1へ計測要求を定期的に送信するように構成されている。表示端末3は、時計部で計時される現在時刻が、たとえば毎時0分というように所定の周期(たとえば1時間)で設定されている定例時刻になると、自発的に計測装置1へ計測要求を送信し、計測応答への応答として送信される計測データを取得する。
また、制御モジュール15は、系統電源5の復旧時においても、表示端末3へ自発的に計測データを送信するのではなく、表示端末3から送信される計測要求への応答として記憶部12に記憶されている計測データを表示端末3へ送信するように構成されている。言い換えれば、本実施形態では、系統電源5の復旧時に、計測装置1ではなく表示端末3がトリガとなって、記憶部12に記憶されている計測データを表示端末3へ送信するための処理が開始する。
要するに、表示端末3は、系統電源5の停電からの復旧を検知し、系統電源5の復旧時に計測要求を計測装置1へ自動的に送信するように構成されており、計測要求への応答として計測装置1から送信される計測データを受信する。これにより、表示端末3は、停電からの復旧後、ユーザからの操作を待つことなく、表示する計測情報を最新の情報に自動的に更新することができる。ここで、計測装置1は、系統電源5の復旧時に表示端末3へ復旧通知を送信する機能を有していてもよい。この場合、表示端末3は、それ自身で系統電源5の復旧を検知する機能を有していなくても、計測装置1からの復旧通知を受信することにより系統電源5の復旧を検知でき、計測要求を送信できる。
また、本実施形態においても、集合住宅のように複数の住戸が集まっている場所では、停電からの復旧時に、全住戸の表示端末3が一斉に計測要求を送信すると、計測装置1が一斉に計測データを送信することになり、通信の輻輳を生じる可能性がある。
そこで、本実施形態においては、表示端末3は、系統電源5の停電からの復旧時点から適当な待ち時間の経過後に、計測要求を計測装置1へ送信するように構成されている。待ち時間は、たとえば部屋番号など各住戸に固有の識別子(ID)に基づいて決定される。あるいは、待ち時間はランダムに決定される。これにより、各住戸の計測装置1は、停電からの復旧時に計測データを順次送信することになるので、通信の輻輳が生じることを回避でき、通信の輻輳に起因した計測情報の欠落を防止できる。
また、本実施形態の他の例として、計測装置1が表示端末3との間で定期通信を行う機能を有している場合、表示端末3は、系統電源5の停電からの復旧後の最初の定期通信のタイミングに同期して計測要求を送信するように構成されていてもよい。この構成であっても、各住戸の計測装置1は、停電からの復旧時に通信の輻輳が生じることを回避でき、通信の輻輳に起因した計測情報の欠落を防止できる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
1 計測装置
11 計測部
12 記憶部
13 第1通信部
15 制御モジュール
16 切替部
2 機器
3 表示端末
5 系統電源
6 バックアップ電源

Claims (5)

  1. 機器での資源の消費量を計測する計測部を備えた計測装置であって、
    揮発性メモリからなり前記計測部の計測結果を表す計測データを一時的に記憶する記憶部と、
    表示端末との通信を行う第1通信部と、
    前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記第1通信部から前記表示端末に送信することにより、前記計測データに基づく計測情報を前記表示端末に表示させる制御モジュールと、
    通常時には系統電源から前記記憶部に電力供給が行われ、停電時には前記系統電源とは別のバックアップ電源から前記記憶部に電力供給が行われるように、前記記憶部への電力供給元を切り替える切替部と
    前記機器との通信を行う第2通信部を前記計測部とを、
    前記計測部と一体に備え
    前記制御モジュールは、前記第2通信部にて前記機器と通信を行うことにより当該機器に関する機器情報を取得し、当該機器情報を前記第1通信部から前記表示端末に送信することにより前記表示端末に表示させるように構成されており、
    停電時には前記バックアップ電源から前記第2通信部に電力供給が行われる
    ことを特徴とする計測装置。
  2. 前記制御モジュールは、前記系統電源が停電から復旧すると、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記第1通信部から前記表示端末へ自動的に送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記制御モジュールは、前記系統電源の停電からの復旧時点から適当な待ち時間の経過後に、前記計測データを前記表示端末へ送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記制御モジュールは、前記第1通信部にて前記表示端末と定期的に定期通信を行っており、前記系統電源の停電からの復旧後の最初の前記定期通信のタイミングに同期して、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記表示端末へ送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
  5. 前記制御モジュールは、前記記憶部に記憶されている前記計測データを前記第1通信部から前記表示端末に送信後、当該計測データに対する応答として前記表示端末から取得通知を受信すると、前記記憶部内の前記計測データを消去するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の計測装置。
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