JP7292116B2 - 配線装置、及び、配線システム - Google Patents

配線装置、及び、配線システム Download PDF

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Description

本発明は、配線装置、及び、配線システムに関する。
現在、電線を介して外部電源から電力が供給される機器に上記電線を接続するための配線装置が知られている。このような配線装置には、電線の接続状態を判別する機能を有するものがある。
例えば、特許文献1には、電線と端子板との間の接触抵抗の増加に伴うジュール熱の増加を検知し、電線の接続状態を判別する配線装置が記載されている。特許文献1に記載された配線装置は、電線が接続される端子装置と、端子装置の温度を測定する測定部と、測定部の測定温度が許容範囲よりも高いときに報知動作を実行する報知部とを備える。
特開2018-60814号公報
ところで、配線の施工時、つまり、機器に電線を接続する時に、電線の接続状態を知ることができると便利である。しかしながら、特許文献1に記載された配線装置は、外部電源から供給された電力で動作するため、機器に電線が接続され、外部電源から機器に電力が供給されるまで、動作することが困難である。このため、機器に電線を接続する時に電線の接続状態を報知することが可能な利便性の高い配線装置が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、機器に電線を接続する時に電線の接続状態を報知することが可能な利便性の高い配線装置、及び、配線システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る配線装置は、
電線を介して外部電源から電力が供給される機器に前記電線を接続する配線装置であって、
前記機器が備える電源である機器電源に電気的に接続された第1端子板と第2端子板とを備え、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれると、前記第1端子板と前記電線とを電気的に接続する接続手段と、
前記第1端子板と前記第2端子板との間の抵抗値を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された抵抗値に基づく前記電線の接続状態を報知する報知手段と、
前記配線装置の電源電圧を生成する電圧生成手段と、
前記電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段と、
前記電力供給手段から前記電圧生成手段への電力の供給経路上に設けられ、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれたときに導通する開閉スイッチと、を備える。
本発明では、配線装置が、電源電圧を生成する電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段を備える。従って、本発明によれば、機器に電線を接続する時に電線の接続状態を報知することができる。
本発明の実施形態1に係る配線システムの構成図 本発明の実施形態1に係る管理装置の構成図 本発明の実施形態1に係る配線装置の構成図 接続部の動作の説明図 本発明の実施形態1に係る配線装置が実行する報知処理を示すフローチャート 本発明の実施形態2に係る給電装置及び電力供給部の構成図
(実施形態1)
まず、図1を参照して、本発明の実施形態1に係る配線システム1000について説明する。配線システム1000は、機器30に配線しつつ、配線の施工状態を報知するためのシステムである。より詳細には、配線システム1000は、機器30に電線13及び電線14を接続しつつ、電線13及び電線14の接続状態を報知するシステムである。電線13は本発明における第1電線の一例であり、電線14は本発明における第2電線の一例である。配線システム1000は、報知装置として機能する管理装置20と、判別対象の機器30について配線の施工状態を判別する複数の配線装置100とを備える。
管理装置20は、機器30を管理する装置である。管理装置20は、機器30に電力を供給する機能と、機器30と通信して機器30を制御する機能とを有する。管理装置20は、電線11と電線12とを介して交流電源10から供給された交流電力を直流電力に変換し、変換により得られた直流電力で動作する。また、管理装置20は、この直流電力を電線13と電線14とを介して機器30に供給する。
管理装置20は、電線13と電線14とを介して、機器30を制御するためのコマンドを機器30に送信する。また、管理装置20は、電線13と電線14とを介して、機器30から各種のデータを受信する。管理装置20は、配線の施工状態を示す情報(以下、適宜「施工状態情報」という。)を受信した場合、配線の施工状態をユーザに報知する。なお、配線の施工状態は、基本的に、電線13及び電線14の機器30への接続状態である。
図2を参照して、本発明における報知装置の一例である管理装置20の構成について説明する。図2に示すように、管理装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、報知部24と、電力変換部25と、操作受付部26とを備える。制御部21は、管理装置20全体の動作を制御する。制御部21は、例えば、記憶部22に記憶されたプログラムに従って動作するプロセッサである。制御部21は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)などを内蔵したCPU(Central Processing Unit)である。
記憶部22は、各種のデータを記憶する。例えば、記憶部22は、制御部21が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部22は、機器30毎に施工状態情報を記憶する。記憶部22は、ハードディスク、フラッシュメモリなどである。通信部23は、電線13と電線14とを介して、機器30と通信する。例えば、通信部23は、電線13と電線14との間の電圧を変化させたり、電線13と電線14との間に流す電流を変化させたりすることにより、機器30にデータを送信する。また、通信部23は、電線13と電線14との間の電圧の変化を検出したり、電線13と電線14との間に流れる電流の変化を検出したりすることにより、機器30からデータを受信する。通信部23は、例えば、シリアル通信のための通信インターフェースである。通信部23は、本発明における受信手段の一例である。
報知部24は、各種の情報をユーザに報知する。例えば、報知部24は、画像又は音声により、配線の施工状態を機器30毎にユーザに報知する。報知部24は、液晶ディスプレイ、タッチスクリーン、スピーカなどである。報知部24は、本発明における報知手段の一例である。電力変換部25は、交流電源10から供給された交流電力を直流電力に変換する。電力変換部25は、例えば、整流回路、平滑回路などを備える。操作受付部26は、ユーザから各種の操作を受け付ける。操作受付部26は、例えば、タッチスクリーンである。管理装置20は、例えば、照明機器を制御する照明制御装置である。
交流電源10は、管理装置20と機器30とに電力を供給する電源である。交流電源10は、例えば、100V又は200Vの交流電力を供給する商用電源である。電線11と電線12とは、交流電源10から管理装置20に電力を伝送するための給電線である。電線11と電線12とは、例えば、多芯ケーブルに含まれる2本の芯線である。電線13と電線14とは、管理装置20から機器30に電力を伝送するための給電線であり、また、管理装置20と機器30との間でデータを伝送するための通信線でもある。電線13と電線14とは、例えば、多芯ケーブルに含まれる2本の芯線である。
機器30は、管理装置20による制御に従って動作する設備機器である。機器30は、電線13と電線14とを介して、管理装置20から直流電力を受信する。機器30は、管理装置20から受信した電力から電源電圧を生成し、生成した電源電圧で動作する。また、機器30は、電線13と電線14とを介して、管理装置20と通信する。従って、管理装置20と機器30とは、電線13と電線14とにより相互に接続される。機器30は、例えば、照明制御装置による制御に従って照明する照明機器である。
配線装置100は、電線13及び電線14を介して管理装置20から電力が供給される機器30に、電線13及び電線14を接続する装置である。管理装置20は、本発明における外部電源の一例である。配線装置100は、機器30に電線13及び電線14を接続しつつ、電線13及び電線14の接続状態を報知する装置である。配線装置100は、機器30の内部に組み込まれていてもよいし、機器30における電線13及び電線14の接続部分に外付けされていてもよい。以下、図3を参照して、配線装置100の構成について詳細に説明する。
図3に示すように、配線装置100は、接続部110と、接続部114と、測定部121と、測定部122と、処理部130と、報知部140と、電圧生成部150と、電力供給部160と、記憶部170と、通信部180と、開閉スイッチ191と、切替スイッチ192と、充電部193とを備える。なお、図3における機器電源31は、機器30が備える直流電源であり、本発明における機器電源の一例である。機器電源31は、電線13と電線14とを介して供給される電力から、機器30が動作するための電源電圧であるVsを生成する直流電源である。
電源端子32は、機器電源31が生成した機器30の電源電圧であるVsが印加される端子である。接地端子33は、接地される端子であり、接地電位に設定される端子である。電源端子151は、電圧生成部150が生成した配線装置100の電源電圧であるVccが印加される端子である。電源端子162は、電力供給部160が生成した電源電圧であるVbatが印加される端子である。Vccは、Vsが生成されていないときはVbatから生成され、Vsが生成されているときはVsから生成される。本実施形態では、電力変換部25が生成する直流電圧が25V程度の電圧であり、VsとVbatとVccとが3Vから5V程度の電圧であるものとする。
なお、VbatはVsによる充電により生成されるが、充電時には電流が流れる経路上で電圧降下が生じる。従って、昇圧回路が設けられない場合、VsはVbat以上であることが好適である。また、VccはVbatによる充電により生成される。このため、同様の理由により、VbatはVcc以上であることが好適である。つまり、VsとVbatとVccとの関係は、Vs≧Vbat≧Vccであることが好適である。なお、電圧降下の影響が設計範囲内であれば、VsとVbatとVccとが等しくてもよい。
接続部110は、電線13を機器30が備える機器電源31に接続するためのモジュールである。接続部110は、例えば、速結端子である。接続部110は、端子板111と端子板112とを備える。端子板111と端子板112とは、例えば、導電性を有する金属板である。端子板111と端子板112とは、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれていないときに、端子板111と端子板112とが接触せず、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれているときに、端子板111と電線13とが接触するとともに電線13と端子板112とが接触するように、接続部110の本体部分に支持される。
従って、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれていないときは、端子板111と端子板112とが電気的に接続されない。一方、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれているときは、端子板111と電線13と端子板112とが電気的に接続される。端子板111と端子板112とのうちの一方は、機器電源31に電気的に接続される。従って、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれると、電線13と機器電源31とが電気的に接続される。本実施形態では、端子板111が機器電源31に電気的に接続されているものとする。
接続部114は、電線14を機器30が備える機器電源31に接続するためのモジュールである。接続部114は、基本的に、接続部110と同様の構成である。つまり、接続部114は、導電性を有する金属板である端子板115及び端子板116を備える。そして、端子板115と端子板116との間に電線14が差し込まれていないときは、端子板115と端子板116とが電気的に接続されない。一方、端子板115と端子板116との間に電線14が差し込まれているときは、端子板115と電線14と端子板116とが電気的に接続される。そして、端子板115と端子板116とのうちの一方は、機器電源31に電気的に接続される。従って、端子板115と端子板116との間に電線14が差し込まれると、電線14と機器電源31とが電気的に接続される。本実施形態では、端子板115が機器電源31に電気的に接続されているものとする。
端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれ、更に、端子板115と端子板116との間に電線14が差し込まれると、機器電源31は、電線13と電線14とを介して、管理装置20から電力の供給を受けることが可能となる。つまり、機器電源31は、電線13と電線14との接続が完了した後に、機器30の電源電圧であるVsを生成することが可能となる。接続部110と接続部114とは、本発明における接続手段の一例である。端子板111は本発明における第1端子板の一例であり、端子板112は本発明における第2端子板の一例である。端子板115は本発明における第3端子板の一例であり、端子板116は本発明における第4端子板の一例である。
測定部121は、端子板111と端子板112との間の抵抗値である第1抵抗値を測定する。例えば、測定部121は、端子板111と端子板112との間に流した電流の大きさと端子板111と端子板112との間に印加された電圧の大きさとの対応関係から第1抵抗値を求める。或いは、測定部121は、端子板111と端子板112との間に印加した電圧の大きさと端子板111と端子板112との間に流れる電流の大きさとの対応関係から第1抵抗値を求める。
なお、端子板111と端子板112との間のインピーダンスの成分は、抵抗成分であるレジスタンスが支配的である。つまり、端子板111と端子板112との間のレジスタンスは、電線13の差し込みの有無で極めて大きく変化する。一方、端子板111と端子板112との間のキャパシタンス及びインダクタンスは、電線13の差し込みの有無であまり変化しない。従って、測定部121は、端子板111と端子板112との間のインピーダンスを測定してもよい。測定部122は、端子板115と端子板116との間の抵抗値である第2抵抗値を測定する。測定部122は、基本的に、測定部121と同様の構成である。測定部121と測定部122とは、本発明における測定手段の一例である。
処理部130は、配線装置100全体の動作を制御する。例えば、処理部130は、配線の施工状態を判別し、また、切替スイッチ192の状態を制御する。処理部130は、例えば、ROM、RAM、RTCなどを内蔵したCPUを備える。処理部130は、判別部131と、スイッチ制御部132とを備える。
判別部131は、測定部121及び測定部122による測定結果に基づいて、配線の施工状態を判別する。例えば、判別部131は、第1抵抗値と第2抵抗値とのそれぞれについて、第1抵抗閾値及び第2抵抗閾値と比較する。第1抵抗閾値は、電線13又は電線14が接続されていないと判別するための抵抗値の下限値である。第2抵抗閾値は、電線13又は電線14が正しく接続されていると判別するための抵抗値の下限値である。第2抵抗閾値は、第1抵抗閾値よりも小さい。第1抵抗閾値は、例えば、1kΩである。第2抵抗閾値は、例えば、0.1Ωである。
第1抵抗値が第1抵抗閾値以上である場合、端子板111と端子板112とのうちの少なくとも一方と電線13とが全く接触していないと考えられる。従って、判別部131は、第1抵抗値が第1抵抗閾値以上である場合、電線13が未接続状態であると判別する。未接続状態は、接続部110又は接続部114に全く接続されていない状態である。一方、第1抵抗値が第2抵抗閾値以下である場合、端子板111と端子板112との両方と電線13とが完全に接触していると考えられる。従って、判別部131は、第1抵抗値が第2抵抗閾値以下である場合、電線13が正常接続状態であると判別する。正常接続状態は、接続部110又は接続部114に適切に接続されている状態である。
また、第1抵抗値が第1抵抗閾値未満且つ第2抵抗閾値を超える場合、端子板111と端子板112との両方と電線13とが接触しているが、端子板111と端子板112とのうちの少なくとも一方と電線13とが中途半端に接触していると考えられる。例えば、電線13を被覆する絶縁体が、端子板111と端子板112とのうちの少なくとも一方と電線13との間に挟み込まれている場合、第1抵抗値が第1抵抗閾値未満且つ第2抵抗閾値を超えると考えられる。そこで、判別部131は、第1抵抗値が第1抵抗閾値未満且つ第2抵抗閾値を超える場合、電線13が接続不良状態であると判別する。
判別部131は、第2抵抗値についても第1抵抗値と同様に第1抵抗閾値及び第2抵抗閾値と判別する。つまり、判別部131は、電線14が、未接続状態と正常接続状態と接続不良状態とのいずれであるのかを判別する。
また、判別部131は、第1抵抗値と第2抵抗値とのうちいずれか一方のみが第1抵抗閾値以上である場合、電線13と電線14とを含む電線対が接続中状態であると判別する。接続中状態は、電線13と電線14とのうちの一方のみが接続部110又は接続部114に、正常に又は不適切に接続されている状態である。判別部131は、本発明における判別手段の一例である。
スイッチ制御部132は、切替スイッチ192の状態を制御する。スイッチ制御部132は、機器電源31により機器30の電源電圧であるVsが生成されているときに電圧生成部150への電力の供給元が電力供給部160になるように、切替スイッチ192を制御する。また、スイッチ制御部132は、機器電源31によりVsが生成されていないときに電圧生成部150への電力の供給元が電力供給部160になるように、切替スイッチ192を制御する。
スイッチ制御部132は、例えば、電源端子32の電圧を測定するA/D(Analog/Digital)変換器から供給された情報に基づいて、電源端子32の電圧を特定することができる。そして、スイッチ制御部132は、電源端子32の電圧が予め定められた電圧閾値以上である場合、機器電源31によりVsが生成されていると判別することができる。この電圧閾値は、例えば、Vccであり、5Vである。スイッチ制御部132は、本発明におけるスイッチ制御手段の一例である。
報知部140は、判別部131による判別結果を報知する。言い換えれば、報知部140は、測定部121及び測定部122により測定された抵抗値に基づく配線の施工状態を報知する。報知部140が配線の施工状態を報知する手法は、適宜、調整することができる。例えば、報知部140は、音の有無、音の大きさ、音の周波数、音の発生パターン、
音声の内容などにより、配線の施工状態を報知する。或いは、報知部140は、発光の有無、発光強度、発光色、発光パターンなどにより、配線の施工状態を報知する。或いは、報知部140は、表示画像の有無、表示画像の大きさ、表示画像の形状、表示文字列の内容などにより、配線の施工状態を報知する。
報知部140は、配線の施工状態に拘わらず配線の施工状態を報知してもよいし、配線の施工状態が特定の施工状態である場合に配線の施工状態を報知してもよい。例えば、報知部140は、未接続状態と正常接続状態と接続不良状態とのいずれの場合においても、配線の施工状態を報知してもよい。或いは、報知部140は、未接続状態の場合のみ配線の施工状態を報知してもよいし、正常接続状態の場合のみ配線の施工状態を報知してもよいし、接続不良状態の場合のみ配線の施工状態を報知してもよい。或いは、報知部140は、未接続状態又は接続不良状態の場合のみ配線の施工状態を報知してもよい。
また、報知部140は、電線13と電線14とのそれぞれについて配線の施工状態を報知してもよいし、電線13と電線14とを含む電線対について配線の施工状態を報知してもよい。例えば、報知部140は、電線13と電線14とのそれぞれについて、未接続状態を赤色の発光色、正常接続状態を青色の発光色、接続不良状態を黄色の発光色にて報知してもよい。或いは、報知部140は、電線13と電線14との双方が未接続状態であることを赤色の発光色、電線13と電線14との双方が正常接続状態であることを青色の発光色、それ以外の状態であることを黄色の発光色で報知してもよい。
或いは、報知部140は、電線13と電線14との一方のみが未接続状態又は接続異常状態であり、電線13と電線14とを含む電線対が接続中状態である場合、黄色の発光色で報知してもよい。報知部140は、例えば、ブザー、スピーカ、LED(Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)などである。報知部140は、本発明における報知手段の一例である。
電圧生成部150は、配線装置100の電源電圧であるVccを生成する。Vccは、例えば、測定部121、測定部122、処理部130、報知部140、通信部180が動作するための電源電圧である。電圧生成部150は、機器電源31から供給された電力からVccを生成してもよいし、電力供給部160から供給された電力からVccを生成してもよい。言い換えれば、電圧生成部150は、VsからVccを生成してもよいし、VbatからVccを生成してもよい。電圧生成部150は、生成したVccを電源端子151と接地端子33との間に印加する。電圧生成部150は、例えば、変圧回路を備える。電圧生成部150は、本発明における電圧生成手段の一例である。
電力供給部160は、電圧生成部150に電力を供給する。つまり、電力供給部160は、電圧生成部150がVccを生成するのに必要なVbatを生成する。電力供給部160は、蓄電部161を備える。蓄電部161は、Vbatを生成するのに用いる電力を蓄える。蓄電部161は、例えば、乾電池、充電池などである。本実施形態では、蓄電部161は、充電部193による充電が可能な充電池であるものとする。
蓄電部161は、生成したVbatを電源端子162と接地端子33との間に印加する。なお、蓄電部161には、システムが立ち上がるまでの間、つまり、機器電源31によりVsが生成されるまでの間、配線装置100が動作可能となる程度の電力が蓄えられていればよい。電力供給部160は本発明における電力供給手段の一例であり、蓄電部161は本発明における蓄電手段の一例である。
記憶部170は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部170は、判別部131による判別結果を示す情報、つまり、施工状態情報を記憶する。記憶部170が施工状態情報を記憶する手法は、適宜、調整することができる。例えば、記憶部170は、判別結果に依らず施工状態情報を記憶してもよいし、特定の判別結果が出たときのみに施工状態情報を記憶してもよい。例えば、記憶部170は、未接続状態又は接続不良状態を示す施工状態情報のみを記憶してもよい。記憶部170は、例えば、フラッシュメモリである。
通信部180は、管理装置20と通信する。例えば、通信部180は、電線13と電線14とを介して、記憶部170に記憶された施工状態情報を管理装置20に送信する。通信部180は、通信部23と同様の構成を有する。通信部180は、例えば、電線13と電線14との間に印加される電圧、又は、電線13と電線14との間に流れる電流を用いて、通信部23と通信する。通信部180は、本発明における送信手段の一例である。
開閉スイッチ191は、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路上に設けられるスイッチである。開閉スイッチ191は、接続部110又は接続部114から加えられた力によって、状態が変化するスイッチである。開閉スイッチ191は、外部から受ける力によって状態が変化するスイッチであり、状態の変化に電力を要しないスイッチである。
開閉スイッチ191は、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれた場合、又は、端子板115と端子板116との間に電線14が差し込まれた場合、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させる。また、開閉スイッチ191は、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれず、且つ、端子板115と端子板116との間に電線14が差し込まれない場合、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を遮断する。
図4を参照して、端子板111と端子板112との間に電線13が差し込まれることにより開閉スイッチ191が遮断状態から導通状態に変化する原理について説明する。なお、遮断状態は、開閉スイッチ191の両端間が絶縁された開状態であり、導通状態は、開閉スイッチ191の両端間が電気的に接続された閉状態である。
電線13は、接続部110に接続される先端部以外の部分が、絶縁部材15により被覆される。端子板111は、例えば、図示しない電線を介して、機器電源31に接続される。端子板112と開閉スイッチ191との間には、開閉スイッチ191を押圧する押圧部材113が設けられる。押圧部材113は、端子板112に取り付けられる。押圧部材113は、端子板112の動作に伴って開閉スイッチ191に対する押圧状態が変化する部材である。押圧部材113は、例えば、バネである。
電線13が端子板111と端子板112との間に差し込まれると、端子板111と端子板112との間隔を広げる力が端子板111と端子板112とに加わる。つまり、端子板111には、端子板111から見て端子板112がある方向とは反対方向に向かう力が加えられる。また、端子板112には、端子板112から見て端子板111がある方向とは反対方向に向かう力が加えられる。言い換えれば、端子板112には、押圧部材113を開閉スイッチ191側に押し上げる力が加えられる。
このため、押圧部材113は、端子板112から加えられた力により、開閉スイッチ191を押圧する。開閉スイッチ191は、押圧部材113による押圧されると、遮断状態から導通状態に移行し、開閉スイッチ191の両端間を導通する。このように、電線13が端子板111と端子板112との間に差し込まれると、開閉スイッチ191は導通状態になる。一方、電線13が端子板111と端子板112との間から引き抜かれると、開閉スイッチ191は遮断状態になる。
なお、電線13が端子板111と端子板112との間に差し込まれないときに開閉スイッチ191が遮断状態であり、電線13が端子板111と端子板112との間に差し込まれているときに開閉スイッチ191が導通状態であれば、接続部110の構成はどのような構成であってもよい。例えば、押圧部材113は端子板112ではなく端子板111に取り付けられてもよいし、押圧部材113は端子板111と端子板112との双方に取り付けられてもよい。或いは、接続部110に押圧部材113が設けられず、端子板111と端子板112とのうちの少なくとも一方により開閉スイッチ191が押圧されてもよい。
接続部114は、接続部110と同様に、開閉スイッチ191の状態を変化させる。つまり、電線14が端子板115と端子板116との間に差し込まれると、開閉スイッチ191は、遮断状態から導通状態に変化する。なお、本実施形態では、接続部110と接続部114とのうちの少なくとも一方に電線13又は電線14が差し込まれたときに開閉スイッチ191が導通状態であり、接続部110と接続部114とのいずれにも電線13又は電線14が差し込まれないときに開閉スイッチ191が遮断状態であるものとする。つまり、本実施形態では、開閉スイッチ191は、配線の施工が開始されるまで、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を遮断する。一方、開閉スイッチ191は、配線の施工が開始された後は、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させる。
切替スイッチ192は、スイッチ制御部132による制御に従って、電圧生成部150への電力の供給元を電力供給部160と機器電源31との間で切り替えるスイッチである。なお、スイッチ制御部132は、機器電源31による電力の供給が可能でないときに電力の供給元が電力供給部160になり、機器電源31による電力の供給が可能であるときに電力の供給元が機器電源31になるように、切替スイッチ192を制御する。従って、切替スイッチ192は、機器電源31による電力の供給が可能でないときに電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させ、機器電源31による電力の供給が可能であるときに機器電源31から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させる。
スイッチ制御部132から切替スイッチ192に制御信号が供給されないときの切替スイッチ192の状態、つまり、切替スイッチ192の初期状態をどのように設定するのかは、適宜、調整することができる。例えば、切替スイッチ192の初期状態は、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させる状態であることが好適である。
充電部193は、機器電源31により機器30の電源電圧であるVsが生成されているときに、機器電源31から蓄電部161に電力を供給して蓄電部161を充電する。充電部193は、ダイオード194と抵抗195とを備える。ダイオード194は、蓄電部161から機器電源31への電力の逆流を抑制しつつ、機器電源31から蓄電部161に電力を供給するための素子である。抵抗195は、機器電源31から蓄電部161に流れる電流を制限する抵抗である。充電部193は、本発明における充電手段の一例である。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、配線装置100が実行する報知処理について説明する。報知処理は、例えば、接続部110に電線13が接続された場合、又は、接続部114に電線14が接続された場合に開始される。
まず、配線装置100は、開閉スイッチ191をオンする(ステップS101)。つまり、開閉スイッチ191は、接続部110への電線13の接続、又は、接続部114への電線14の接続により、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給を許容する導通状態に移行する。
配線装置100は、ステップS101の処理が完了すると、抵抗値を測定する(ステップS102)。具体的には、測定部121が端子板111と端子板112との間の抵抗値である第1抵抗値を測定し、測定部122が端子板115と端子板116との間の抵抗値である第2抵抗値を測定する。
配線装置100は、ステップS102の処理が完了すると、配線の施工状態を判別する(ステップS103)。具体的には、判別部131は、電線13と電線14とのそれぞれについて、未接続状態と正常接続状態と接続不良状態とのいずれであるのかを判別する。配線装置100は、ステップS103の処理が完了すると、正常接続状態でない電線があるか否かを判別する(ステップS104)。具体的には、判別部131は、電線13と電線14との少なくとも一方が未接続状態又は接続不良状態であるか否かを判別する。
配線装置100は、正常接続状態でない電線があると判別すると(ステップS104:YES)、配線の施工状態を報知する(ステップS105)。配線の施工状態を報知する手法は、適宜、調整することができる。例えば、報知部140は、電線13の接続状態と電線14の接続状態とを報知してもよいし、電線13と電線14の少なくとも一方が正常接続状態でない旨を報知してもよい。
配線装置100は、ステップS105の処理が完了すると、配線の施工状態を記憶する(ステップS106)。具体的には、処理部130は、配線の施工状態を示す施工状態情報を記憶部170に保存する。
配線装置100は、ステップS106の処理が完了すると、電圧生成部150への電力の供給元を電力供給部160に設定する(ステップS107)。具体的には、スイッチ制御部132は、電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させるための制御信号を切替スイッチ192に送信する。
なお、正常接続状態でない電線がある場合、機器電源31がVsを安定して生成することができない可能性が高く、電力の供給元として機器電源31を設定することは望ましくないと考えられる。このため、正常接続状態でない電線がある場合に実行されるステップS107では、機器電源31によりVsが生成されているか否かにかかわらず、電力の供給元が電力供給部160に設定される。
配線装置100は、ステップS107の処理が完了すると、ステップS102に処理を戻す。以後、配線装置100は、ステップS104にて正常接続状態でない電線がないと判別されるまで、ステップS102からステップS107の処理を繰り返す。なお、ステップS106では、施工状態情報の履歴が蓄積されてもよいし、最新の施工状態情報のみが保存されてもよい。
配線装置100は、正常接続状態でない電線がないと判別すると(ステップS104:NO)、機器30の電源電圧を測定する(ステップS108)。例えば、スイッチ制御部132は、電源端子32の電圧をA/D変換により取得する。
配線装置100は、ステップS108の処理を完了すると、機器30の電源電圧が配線装置100の電源電圧以上であるか否かを判別する(ステップS109)。例えば、スイッチ制御部132は、A/D変換により取得された電源端子32の電圧が、電圧生成部150が生成する電圧であるVcc以上であるか否かを判別する。配線装置100は、機器30の電源電圧が配線装置100の電源電圧以上でないと判別すると(ステップS109:NO)、ステップS102に処理を戻す。
一方、配線装置100は、機器30の電源電圧が配線装置100の電源電圧以上であると判別すると(ステップS109:YES)、電圧生成部150への電力の供給元を機器電源31に設定する(ステップS110)。具体的には、スイッチ制御部132は、機器電源31から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させるための制御信号を切替スイッチ192に送信する。なお、機器30の電源電圧が配線装置100の電源電圧以上である場合、機器電源31によりVsが生成されていると考えられる。そこで、ステップS110において、充電部193は、蓄電部161への充電を開始してもよい。
配線装置100は、ステップS110の処理を完了すると、配線の施工状態を管理装置20に送信する(ステップS111)。例えば、通信部180は、処理部130による制御に従って、電線13と電線14とを介して、記憶部170に記憶された施工状態情報を対象の機器30のアドレス情報とともに管理装置20に送信する。なお、一度も正常接続状態でない電線があると判別されず、記憶部170に施工状態情報が記憶されていない場合、施工状態情報は送信されない。
管理装置20が備える制御部21は、通信部23が配線装置100から受信した施工状態情報を、配線装置100の識別情報と対応付けて記憶部22に保存する。また、管理装置20が備える制御部21は、操作受付部26が施工状態情報の閲覧を指示する操作をユーザから受け付けた場合、記憶部22に記憶された施工状態情報を配線装置100の識別情報とともに報知部24に表示させる。かかる構成によれば、ユーザは、配線の施工が完了した後に、配線の施工過程において正常接続状態でない電線があると判別された配線装置100を特定することが可能である。
配線装置100は、ステップS111の処理を完了すると、ステップS102に処理を戻す。以後、配線装置100は、ステップS102からステップS111の処理を繰り返す。かかる構成によれば、配線装置100は、配線の施工後における電線13及び電線14の接続状態の悪化を検出及び報知することができる。なお、配線の施工時のみ配線の施工状態を報知する場合、ステップS111の処理の完了後、報知処理が終了してもよい。
本実施形態では、配線装置100が、電源電圧を生成する電圧生成部150に電力を供給する電力供給部160を備える。また、本実施形態では、電力供給部160は、電力を蓄える蓄電部161を備える。従って、本実施形態では、配線装置100は、外部から電力の供給を受けずに配線の施工状態を検出及び報知することができる。このため、本実施形態にかかる配線装置100は、配線の施工時に配線の施工状態が報知可能であり、利便性が高い。
また、本実施形態では、機器電源31によりVsが生成されているときに蓄電部161が充電される。従って、本実施形態によれば、配線の施工状態の検出及び報知が実行可能な状態を維持することが容易である。例えば、本実施形態によれば、管理装置20による給電の停止、管理装置20又は機器30への配線の接続部分における配線抜けなどにより機器電源31によるVsの生成ができなくなった場合においても、蓄電部161に蓄えられた電力により配線の施工状態の検出及び報知が実現される可能性が高い。
また、本実施形態では、電線13又は電線14の接続が検知されたときに電力供給部160から電圧生成部150への電力の供給経路を導通させる開閉スイッチ191が設けられる。従って、本実施形態によれば、蓄電部161に蓄積された電力が配線の施工が開始される前に消費されることを抑制可能である。言い換えれば、本実施形態によれば、蓄電部161が配線の施工前に待機消費電力を消費することが抑制され、電力不足により配線の施工時に配線の施工状態の検出及び報知ができなくなる事態が抑制される。
また、本実施形態では、機器電源31によりVsが生成されていないときに電力供給部160から電圧生成部150に電力が供給され、機器電源31によりVsが生成されているときに機器電源31から電圧生成部150に電力が供給される。従って、本実施形態によれば、配線の施工後に電力供給部160による電力消費が抑制される。このため、蓄電部161の容量を小さくすることが可能となる。
また、本実施形態では、未接続状態と正常接続状態とに加え、接続不良状態が検出及び報知される。また、本実施形態では、電線13と電線14とのうち一方のみが未接続状態又は接続異常状態であることを示す接続中状態が検知及び報知される。従って、本実施形態によれば、配線の施工状態を詳細に知らせることができる。
また、本実施形態では、配線の施工状態の検出及び報知が繰り返して実行される。従って、本実施形態によれば、ユーザが配線の施工不備を見落とすことを抑制することができる。
また、本実施形態では、複数の機器30における施工状態情報が、管理装置20により収集、保存、及び、提示される。従って、本実施形態によれば、ユーザは、配線の施工が完了した後に、正常接続状態でない電線があると判別されたことがある機器30を把握することができる。その結果、例えば、ユーザは、配線の施工がしにくい機器30、配線の異常が発生しやすい機器30などを知ることができる。
(実施形態2)
実施形態1では、蓄電手段の一例である蓄電部161を備える電力供給部160が、蓄電部161に蓄えられた電力を電圧生成部150に供給する例について説明した。本実施形態では、図6に示すように、非接触受電手段の一例であるコイル163を備える電力供給部166が、コイル163が非接触で受信した電力を電圧生成部150に供給する例について説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る電力供給部166は、給電装置40から非接触で電力を受信する。非接触とは、給電線を用いないこと、つまり、ワイヤレスであることを意味する。
給電装置40は、電力供給部166に非接触で電力を送信する装置である。給電装置40は、直流電源41と、インバータ42と、コイル43とを備える。直流電源41は、直流電力を供給する電源である。直流電源41は、例えば、乾電池、充電池などである。インバータ42は、直流電源41から供給された直流電力を交流電力に変換する回路である。コイル43は、インバータ42により生成された交流電流が流れ、コイル43に流れる電流の変化に応じてコイル43の周囲に磁界を発生させる素子である。
電力供給部166は、コイル163と、整流回路164と、平滑回路165とを備える。コイル163は、コイル43が発生した磁界の変化に応じた交流電流が流れる素子である。つまり、コイル163は、コイル43との電磁界結合により、給電装置40から非接触で電力を受信する素子である。整流回路164は、コイル163に流れる交流電流による交流電力を直流電力に変換する回路である。平滑回路165は、整流回路164が生成した直流電力を平滑化する回路である。平滑回路165は、平滑化により得られた直流電圧であるVbatを電源端子162と接地端子33との間に印加する。
本実施形態では、電力供給部166は、給電装置40から非接触で受信した電力を電圧生成部150に供給する。従って、本実施形態によれば、配線の施工時に給電装置40を用いて電力供給部166から電圧生成部150に電力を供給することができ、電力供給部166が電圧生成部150に供給する電力を蓄える必然性がない。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、上記実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、上記実施形態において説明した構成、機能、動作は自由に組み合わせることができる。
例えば、実施形態1に係る電力供給部160が蓄電手段の一例である蓄電部161を備え、実施形態2に係る電力供給部166が非接触受電手段の一例であるコイル163を備える例について説明した。電力供給手段が、蓄電手段と非接触受電手段とを備えていてもよい。例えば、電力供給部160又は電力供給部166は、給電装置40から非接触で電力を受信するコイル163と、コイル163が受信した電力を蓄える蓄電部161とを備え、蓄電部161に蓄えられた電力を電圧生成部150に供給してもよい。
実施形態1では、蓄電部161が充電可能である充電池である例について説明した。蓄電部161は、充電可能でない乾電池であってもよい。実施形態2では、給電装置40が、コイル43に供給する交流電力を発生させるための構成として、直流電源41とインバータ42とを備える例について説明した。給電装置40は、直流電源41とインバータ42とに代えて、交流電源を備えてもよい。
実施形態1では、電線13と電線14とのうちのいずれか一方が接続部110又は接続部114に接続されたときに、開閉スイッチ191が導通する例について説明した。電線13と電線14との双方が接続部110又は接続部114に接続されたときに、開閉スイッチ191が導通してもよい。
実施形態1では、配線システム1000が、照明制御装置と照明制御装置から電力の供給を受ける複数の照明装置とを備える照明システムに適用される例について説明した。配線システム1000が他のシステムに適用されてよいことは勿論である。例えば、配線システム1000は、空調制御装置と空調制御装置から電力の供給を受ける複数の空調装置とを備える空調システムに適用されてもよい。
実施形態1では、電線13と電線14とが、電力を伝送するための給電線として機能するだけでなく、情報を伝送するための通信線としても機能する例について説明した。電線13と電線14とは、通信線として機能しなくてもよい。この場合、例えば、他の通信線又は無線により、通信部23と通信部180とが通信することが好適である。
電源の種類、電源電圧などは、実施形態1で示したものに限定されないことは勿論である。例えば、管理装置20は、電線13と電線14とを介して、直流電力ではなく交流電力を機器30に供給してもよい。また、VsとVbatとVccとは、どのような電圧であってもよい。なお、VsとVbatとはVcc以上であることが好適であるが、例えば、電圧生成部150が昇圧回路を備えている場合、VsとVbatとがVcc未満であってもよい。同様に、充電を考慮すると、VsはVbat以上であることが好適であるが、例えば、電力供給部160が昇圧回路を備えている場合、VsがVbat未満であってもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電線により複数の機器が接続されたシステムに適用可能である。
10 交流電源、11,12,13,14 電線、15 絶縁部材、20 管理装置、21 制御部、22,170 記憶部、23,180 通信部、24,140 報知部、25 電力変換部、26 操作受付部、30 機器、31 機器電源、32,151,162 電源端子、33 接地端子、40 給電装置、41 直流電源、42 インバータ、43,163 コイル、100 配線装置、110,114 接続部、111,112,115,116 端子板、113 押圧部材、121,122 測定部、130 処理部、131 判別部、132 スイッチ制御部、150 電源生成部、160,166 電力供給部、161 蓄電部、164 整流回路、165 平滑回路、191 開閉スイッチ、192 切替スイッチ、193 充電部、194 ダイオード、195 抵抗、1000 配線システム

Claims (11)

  1. 電線を介して外部電源から電力が供給される機器に前記電線を接続する配線装置であって、
    前記機器が備える電源である機器電源に電気的に接続された第1端子板と第2端子板とを備え、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれると、前記第1端子板と前記電線とを電気的に接続する接続手段と、
    前記第1端子板と前記第2端子板との間の抵抗値を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された抵抗値に基づく前記電線の接続状態を報知する報知手段と、
    前記配線装置の電源電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段と、
    前記電力供給手段から前記電圧生成手段への電力の供給経路上に設けられ、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれたときに導通する開閉スイッチと、を備える、
    配線装置。
  2. 前記電力供給手段は、電力を蓄える蓄電手段を備え、前記蓄電手段に蓄えられた電力を前記電圧生成手段に供給する、
    請求項1に記載の配線装置。
  3. 前記機器電源により前記機器の電源電圧が生成されているときに、前記機器電源から前記蓄電手段に電力を供給して前記蓄電手段を充電する充電手段を更に備える、
    請求項2に記載の配線装置。
  4. 前記電力供給手段は、給電装置から非接触で電力を受信する非接触受電手段を備え、前記非接触受電手段が受信した電力を前記電圧生成手段に供給する、
    請求項1に記載の配線装置。
  5. 前記電圧生成手段への電力の供給元を前記電力供給手段と前記機器電源との間で切り替える切替スイッチと、
    前記機器電源により前記機器の電源電圧が生成されていないときに前記電力の供給元が前記電力供給手段になり、前記機器電源により前記機器の電源電圧が生成されているときに前記電力の供給元が前記機器電源になるように、前記切替スイッチを制御するスイッチ制御手段と、を更に備える、
    請求項1からのいずれか1項に記載の配線装置。
  6. 前記抵抗値が第1抵抗閾値以上である場合に前記電線が未接続状態であると判別し、前記抵抗値が前記第1抵抗閾値よりも小さい第2抵抗閾値以下である場合に前記電線が正常接続状態であると判別し、前記抵抗値が前記第1抵抗閾値未満且つ前記第2抵抗閾値を超える場合に前記電線が接続不良状態であると判別する判別手段を更に備え、
    前記報知手段は、前記判別手段による判別結果を報知する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の配線装置。
  7. 前記機器は、前記電線である第1電線と第2電線とを介して前記外部電源から電力が供給され、
    前記接続手段は、前記機器電源に電気的に接続された第3端子板と第4端子板とを更に備え、前記第3端子板と前記第4端子板との間に前記第2電線が差し込まれると、前記第3端子板と前記第2電線とを更に電気的に接続し、
    前記測定手段は、前記抵抗値である第1抵抗値に加え、前記第3端子板と前記第4端子板との間の抵抗値である第2抵抗値を更に測定し、
    前記第1抵抗値と前記第2抵抗値とのうちいずれか一方のみが第1抵抗閾値以上である場合に前記第1電線と前記第2電線とを含む電線対が接続中状態であると判別する判別手段を更に備え、
    前記報知手段は、前記判別手段による判別結果を報知する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の配線装置。
  8. 電線を介して外部電源から電力が供給される機器に前記電線を接続する配線装置であって、
    前記機器が備える電源である機器電源に電気的に接続された第1端子板と第2端子板とを備え、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれると、前記第1端子板と前記電線とを電気的に接続する接続手段と、
    前記第1端子板と前記第2端子板との間の抵抗値を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された抵抗値に基づく前記電線の接続状態を報知する報知手段と、
    前記配線装置の電源電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段と、を備え、
    前記電力供給手段は、電力を蓄える蓄電手段を備え、前記蓄電手段に蓄えられた電力を前記電圧生成手段に供給し、
    前記機器電源により前記機器の電源電圧が生成されているときに、前記機器電源から前記蓄電手段に電力を供給して前記蓄電手段を充電する充電手段を更に備える、
    線装置。
  9. 電線を介して外部電源から電力が供給される機器に前記電線を接続する配線装置であって、
    前記機器が備える電源である機器電源に電気的に接続された第1端子板と第2端子板とを備え、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれると、前記第1端子板と前記電線とを電気的に接続する接続手段と、
    前記第1端子板と前記第2端子板との間の抵抗値を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された抵抗値に基づく前記電線の接続状態を報知する報知手段と、
    前記配線装置の電源電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段と、
    前記電圧生成手段への電力の供給元を前記電力供給手段と前記機器電源との間で切り替える切替スイッチと、
    前記機器電源により前記機器の電源電圧が生成されていないときに前記電力の供給元が前記電力供給手段になり、前記機器電源により前記機器の電源電圧が生成されているときに前記電力の供給元が前記機器電源になるように、前記切替スイッチを制御するスイッチ制御手段と、を備える、
    線装置。
  10. 電線を介して外部電源から電力が供給される機器に前記電線を接続する配線装置であって、
    前記機器が備える電源である機器電源に電気的に接続された第1端子板と第2端子板とを備え、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれると、前記第1端子板と前記電線とを電気的に接続する接続手段と、
    前記第1端子板と前記第2端子板との間の抵抗値を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された抵抗値に基づく前記電線の接続状態を報知する報知手段と、
    前記配線装置の電源電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段と、を備え、
    前記機器は、前記電線である第1電線と第2電線とを介して前記外部電源から電力が供給され、
    前記接続手段は、前記機器電源に電気的に接続された第3端子板と第4端子板とを更に備え、前記第3端子板と前記第4端子板との間に前記第2電線が差し込まれると、前記第3端子板と前記第2電線とを更に電気的に接続し、
    前記測定手段は、前記抵抗値である第1抵抗値に加え、前記第3端子板と前記第4端子板との間の抵抗値である第2抵抗値を更に測定し、
    前記第1抵抗値と前記第2抵抗値とのうちいずれか一方のみが第1抵抗閾値以上である場合に前記第1電線と前記第2電線とを含む電線対が接続中状態であると判別する判別手段を更に備え、
    前記報知手段は、前記判別手段による判別結果を報知する、
    線装置。
  11. 電線を介して外部電源から電力が供給される機器に前記電線を接続する配線装置と報知装置とを備える配線システムであって、
    前記配線装置は、
    前記機器が備える電源である機器電源に電気的に接続された第1端子板と第2端子板とを備え、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれると、前記第1端子板と前記電線とを電気的に接続する接続手段と、
    前記第1端子板と前記第2端子板との間の抵抗値を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された抵抗値に基づく前記電線の接続状態を示す情報を前記報知装置に送信する送信手段と、
    前記配線装置の電源電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段に電力を供給する電力供給手段と、
    前記電力供給手段から前記電圧生成手段への電力の供給経路上に設けられ、前記第1端子板と前記第2端子板との間に前記電線が差し込まれたときに導通する開閉スイッチと、を備え、
    前記報知装置は、
    前記送信手段が送信した情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した情報により示される前記電線の接続状態を報知する報知手段と、を備える、
    配線システム。
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