JP6150638B2 - 省エネルギー運転制御方法および省エネルギー運転制御システム - Google Patents

省エネルギー運転制御方法および省エネルギー運転制御システム Download PDF

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Description

本願発明は、建物における空調の消費電力量削減支援に関し、消費電力量の上限値を超えない範囲で負荷設備の消費電力量の削減を実現させる省エネルギー運転制御方法および省エネルギー運転制御システムに関する。
近年、地球環境への配慮のため、温室効果ガスの一種である二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する取り組みが展開されており、特に、オフィスビル、商業ビルや工場などの施設においては、施設の負荷設備について省エネルギー運転を実施し、負荷設備が一定期間に消費する電力量(以下、「消費電力量」という。)を抑制することによるCO2の排出量削減への取り組みが実践されている。従来から、負荷設備の省エネルギー運転を実現するために、電力デマンド制御が実行されている。電力デマンド制御とは、電力の需要者が時々刻々と変化する消費電力量を監視し、需要者の需要電力(以下、「デマンド」という。)すなわち負荷設備の消費電力量が、電力会社との間で契約した契約電力値を超えないように、負荷設備の運転状態を制御する目標値を変更することによって負荷設備の運転状態を制御することをいう。
例えば、デマンド量を監視して、予め定めた消費電力量の上限値を超えないように負荷設備の運転状態にデマンド監視装置を用いて制御する技術が知られている。このような電力デマンド制御は、特許文献1に開示されている発明では、負荷設備の中でも相対的に消費電力が大きい空調設備や照明設備の運転状態を制御する室温や照度の設定を変更することにより実施される。
また、特許文献2に開示されている発明では、「温度を上げて(下げて)ほしい」といったユーザからの環境状態の変更に関する要望を受け付け、決められた総電力量のうち、要望率の高い対象空間には相対的に多い電力量を按分し、要望率の低い対象空間には相対的に少ない電力量を按分する。
さらに、特許文献3に開示されている発明では、消費電力削減支援装置が記述されて機能的に明らかにされており、ここでは負荷設備の運転状況の制御を主眼にして、対象領域の快適性を目指している。
特開2009−19853号公報 特開2009−204188号公報 特開2012−163304号公報
しかしながら、各先行技術文献に開示される技術は、各空間から取得された環境状態の変更に関する要望の度合い(要望率)に応じて、予め定められた総電力をデマンド制御の対象となる負荷設備に按分などして各空間の環境状態を制御する技術であることから、ユーザにとって維持したい環境までも変更してしまうといった場合がある。要望率に応じた電力のデマンド制御を実行した後の空間の環境状態と実際にユーザが要望する空間の環境状態との間に乖離が発生する恐れがある。
このように先行技術文献による発明では、ユーザの満足を提供する技術はまだ十分には考慮されていなかった。 そこで、本願発明は上述の問題を解決するために、消費電力の上限値を超えないようにするための電力デマンド制御を実行する際、ユーザの最大の関心事である温度設定操作について、対象空間のユーザが抱く不満感を緩和させることを目的とする。
本願発明は、被空調空間の環境を制御する負荷設備の消費電力量と前記負荷設備の運転状態を制御するパラメータとの関係を表す関係情報を記憶するステップと、
前記関係情報に基づいて消費電力量制限のパラメータを導出・算出するステップと、
前記被空調空間の環境の状態に応じて前記パラメータを抽出するステップと、
前記抽出されたパラメータを被空調空間のユーザ端末へダウンロードするステップと、
前記パラメータの受け入れについて端末ユーザへ可否を確認するステップと、
前記パラメータに従ってユーザ端末にて温度設定を変更するステップと、
前記温度設定を前記負荷設備へ反映するステップと、
有する省エネルギー運転制御方法において、
前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備の消費電力量の定められた上限値から求められた、ユーザ端末での温度設定を可能にする範囲のリミット値であることを特徴とする省エネルギー運転制御方法である。
さらに、前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備が特定の省エネルギー運転モードにされる場合に、ユーザ端末での温度設定操作を禁止するパラメータであることを特徴とする省エネルギー運転制御方法である。
また本願発明は、被空調空間の環境を制御する負荷設備の消費電力量と前記負荷設備の運転状態を制御するパラメータとの関係を表す関係情報を記憶する記憶部と、
前記関係情報に基づいて消費電力量制限のパラメータを算出する導出・算出部と、
前記空間の環境の状態に応じて前記パラメータを抽出する抽出部と、
前記抽出されたパラメータを被空調空間のユーザ端末へダウンロードする表示部と、
前記パラメータの受け入れについて端末ユーザへ可否を確認する送受信部と、
前記パラメータに従った温度設定値を前記負荷設備へ反映する設定値反映部と、を備えた消費電力量削減支援装置と、並びに
前記パラメータに従って温度設定が変更されるユーザ端末装置と、
備える省エネルギー運転制御システムにおいて
前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備の消費電力量の定められた上限値から求められた、ユーザ端末での温度設定を可能にする範囲のリミット値であることを特徴とする省エネルギー運転制御システムである。
さらに、前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備が特定の省エネルギー運転モードにされる場合に、ユーザ端末での温度設定操作を禁止するパラメータであることを特徴とする省エネルギー運転制御システムである。
本願発明によれば、負荷設備の消費電力量の運転状況を表す実績データから、負荷設備の消費電力量と運転パラメータとの関係を表す関係情報を導出して負荷設備の消費電力量の上限値を超えないように温度設定にかかるパラメータを算出し、対象となる空間の環境の状態に応じた運転パラメータを提供する。
その結果、ユーザの感覚において最も重大な温度設定について、ユーザはサーバから(ダウンロードで)提示されたパラメータの範囲で、負荷設備に反映させる所望の温度設定をすることができる。対象空間のユーザがある程度自由に温度設定ができることから、満足感を高めることができる。
本願発明の実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置の基本構成を示す機能ブロック図である。 本願発明の実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置の基本動作を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる省エネルギー運転制御システムの構成を示す図である。 本願発明の実施の形態にかかる省エネルギー運転制御システムの動作を示すシーケンス図である。 本願発明の実施例にかかる端末装置の外観概要を示す図である。 本発明の実施例にかかる温度設定値推移を示す図である。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態を説明する。
[1.消費電力量削減装置について]
本願発明の実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置は、居住空間の環境を制御する負荷設備に対して運転制御を実行することにより、負荷設備の消費電力量の抑制を図るものである。
図1は、本実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置100の基本的な構成を示す機能ブロック図である。
消費電力量削減支援装置100は、図1に示すように、記憶部110、導出部120、算出部130、抽出部140、表示部150、パラメータ反映部160とを有しており、空調設備10−1および照明設備10−2に対して運転パラメータを反映させる。なお、空調設備10−1および照明設備10−2をまとめて「負荷設備10」として、以下、説明をする。
記憶部110は、居住空間における環境の状態を制御するために稼働している負荷設備10の運転状態に関係する運転パラメータと、負荷設備10の消費電力量とをインターフェース部(図外)を介して負荷設備10から取得し、これら取得した運転パラメータと負荷設備10の消費電力量とを実績データとして記憶部110に記憶する。
なお、当初あらかじめ定めた静的なデータで、運転パラメータと消費電力量の対応表で記憶するだけでよい場合も有る。
本実施の形態においては、例えば、記憶部110は、空調設備10−1によって空調管理される空間の設定室温のパラメータが24℃で設定されている場合、空調設備10−1の消費電力量の実績値を定期的に取得する。このように、記憶部110は、設定室温のパラメータに対応した空調設備10−1の消費電力量の実績値を定期的に取得して、設定室温のパラメータと消費電力量の実績値とを関連付けた実績データを記憶する。なお、記憶部110は、負荷設備10の運転パラメータと消費電力量の実績値とを取得する際に、負荷設備10が保有する居住空間の室内温度、外部温度などの現在値といった居住空間の環境状態を表す情報(以下、「環境情報」という。)を同時に取得することもできる。
次に、導出部120は、記憶部110によって記憶された実績データに基づいて、負荷設備10の消費電力量と運転パラメータとの関係を表す関係情報を導出する。また、導出部120は、予め記憶されている負荷設備10の消費電力量の上限値と実績データとから、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えないような負荷設備10の運転条件を表す運転条件情報についても導出する。
上記の関係情報は、負荷設備10の運転パラメータと、このパラメータで運転する時の負荷設備10の消費電力量との関係を表す情報である。本実施の形態においては、記憶部110によって取得された負荷設備10の運転パラメータと負荷設備10の消費電力量との蓄積された実績データに基づいて構築された運転パラメータと消費電力量との関係を表す情報を、導出部120は関係情報として導出する。
このような関係情報は、運転パラメータと消費電力量との関係を演算式または対応表によって表すことができる。
具体例として、空調設備10−1に対する運転パラメータと消費電力量との関係を表す関係情報について説明する。
居住空間の設定温度を1℃緩和すると、空調設備の消費電力は、設定温度の緩和による負荷削減分の電力削減効果を得ることができる。この電力削減効果、すなわち、空調設備10−1の運転パラメータ(設定温度)と消費電力量との関係は、外気エンタルピーによって変動することが知られている。外気エンタルピーは、温度と湿度とによって決定され、一般的には、気象予報のデータや実測された物理量から予測される値である。
ここで、本実施の形態において、蓄積された実績データに基づく空調設備10−1の関係情報が、以下の(式1)で表されるものとする。
T(p)=a×p+b ・・・(式1) ただし、Tは設定温度、pは電力量、a,bは係数(自然数)とする。
上記(式1)の係数a,bは、外気エンタルピーに応じて変動する。本実施の形態においては、外気エンタルピーと(式1)の係数a,bとの対応表を記憶部110に予め記憶している。導出部120は、予測される外気エンタルピーに対応する係数a,bを予め記憶している上記の対応表から求め、実績データに基づく空調設備10−1の関係情報である(式1)を導出する。
また、運転条件情報は、負荷設備に対して目標値となる消費電力量を達成するための電力デマンド制御を実施する際に、目標値の達成に必要な負荷設備の運転状態の条件を表す情報である。
本実施の形態において、運転条件情報は、負荷設備10の消費電力量が上限値を超える恐れがある場合、居住空間の環境情報と実績データに含まれる負荷設備10の現在の消費電力量とから、消費電力量の上限値を超えないようにするために必要な消費電力量の削減量(以下、「削減目標値」という。)を含んだ情報とする。さらに、運転条件情報には、削減目標値に加えて、削減目標値を達成させるために負荷設備10のそれぞれの設備が削減すべき消費電力量を振り分けた情報や、削減目標値を達成させる運転パラメータを反映させた状態で負荷設備10を運転させる時刻を表す時間情報を含んでも良い。
例えば、本実施の形態において、該当する空間に設置されている負荷設備10の消費電力量のうち空調設備に関して上限値が84kWhに設定されているものとする。また、記憶部110によって取得された空調設備10−1に関する実績データから、空調設備10−1の室温のパラメータが20℃時の空調設備10−1の消費電力量が70kWhであるとする。
そこで、その空間において空調設備10−1の室温のパラメータが20℃の場合、導出部120は、その空間における負荷設備10は、70−84=−14から、14kWh余裕があると求める。導出部120は、求めた削減目標値と削減目標値の振り分けといった負荷設備10の運転状態の条件を表す情報を運転条件情報として導出する。
次に、算出部130は、導出部120によって導出された関係情報に基づいて、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えない負荷設備10の運転パラメータを算出する。
具体的には、算出部130は、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えない空調設備10−1の設定室温のパラメータを関係情報に基づいて算出する。本例では、―14kWhで余裕があるので、現状の(70kWhの)20%Upまで認めることができる。温度にのみ着目すれば、室温20℃の20%Upであるので、例えば暖房時であれば、24℃まで設定可能となる。
この算出結果から、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えない空調設備10−1の運転パラメータであるところの設定室温の上限値(24℃)を算出する。
以上のように、消費電力量の上限値を超えないための運転パラメータ群を総称して、「消費電力量制限のパラメータ」という。
次に、抽出部140は、算出部130によって算出された運転パラメータの組の中から、居住空間の環境の状態に応じて算出された運転パラメータを抽出する。
負荷設備には温度以外にも、照明設備その他の設備があるので、これらの環境情報や運転条件情報に加え、負荷設備10の省エネルギー運転の対象となる居住空間の使用状態と時刻との関係を表す情報についても加味して運転パラメータを抽出しても良い。
尚、ここでは単に抽出という言葉を用いるが、実際には必要に応じてパラメータ・データの変換加工の工程も含む意味である。
具体的には、省エネルギー運転の実行予定時刻が12時〜13時、現在(例えば、11時。)の居住空間の使用状態が執務フロアで稼働中(例えば、任意の社員が作業を行っている。)、この居住空間は11時45分〜13時15分まで稼働停止(例えば、昼休みなど。)状態であった場合、抽出部140は、上記の情報に応じて12時〜13時の間の空調設備10−1および照明設備10−2の運転パラメータの組み合わせ、例えば、室温を現状維持,照度を低くすることにより負荷設備の消費電力量の上限値を超えない運転パラメータの組み合わせを、算出部130の算出結果と運転条件情報とから抽出することができる。
次に、表示部150は、抽出部140によって抽出された、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えないような運転パラメータをユーザ端末に提示するものである。
本実施の形態において表示部150は、抽出部140によって抽出された空調設備10−1の運転パラメータから、該当する居住空間のユーザが所望の温度設定にかかるパラメータを確認できるように端末にダウンロードする。ここで、表示部150が表示する例は、図5に示すので後述する。
なお、本実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置100は、CPU(中央演算装置)やメモリやハードディスクなどの記憶装置、インターフェース部からなるコンピュータ(ハードウェア)にコンピュータプログラム(ソフトウェア)をインストールすることによって実現され、上述した消費電力量削減支援装置100の各機能は、上記コンピュータの各種ハードウェア資源と上記コンピュータプログラムとが協働することによって実現される。また、上記したコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体や記憶装置に格納された状態で提供されても良く、電気通信回線を介して実現されても良い。消費電力量削減支援装置は普通のコンピュータ単体でなく、Webサーバ、クラウドコンピューティングで実現されてもよい。
次に、本実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置100の基本的な動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
消費電力量削減支援装置100の記憶部110は、定期的に空調設備10−1などの運転状態に関係する運転パラメータと、それぞれ設備の消費電力量の実績値を取得して、運転パラメータと消費電力量とを関連付けた実績データを記憶する。このとき、運転パラメータと消費電力量の実績値とともに取得した居住空間の室内温度その他の環境情報も記憶する(ステップS101)。
記憶部110によって実績データおよび環境情報が記憶されると、消費電力量削減支援装置100は、電力デマンド制御による電力削減要求が有るか否かを判定する(ステップS102)。
消費電力量の予測値と負荷設備10の消費電力量の上限値との比較結果から、負荷設備10の消費電力量の実績値が上限値を超える恐れが有る場合には、消費電力量削減支援装置100は、電力削減要求が有りと判定する。
一方、設備全体ですでに電力削減要求があった場合に、現状の消費電力量の実績値が上限値を超える恐れがなくなった場合にも、以下のYes処理に移行する。余裕分の提示によって、より好ましい温度設定を支援するためである。
すなわち、ステップS102で「YES」に分岐の場合、導出部120は、記憶部110によって記憶された実績データと環境情報とに基づいて、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えないような運転条件を表す運転条件情報と、負荷設備10の消費電力量と運転パラメータとの関係を表す関係情報とを導出する(ステップS103)。
導出部120によって関係情報と運転条件情報とが導出されると、算出部130は、関係情報に基づいて、負荷設備10の消費電力量の上限値を超えない負荷設備10に反映させる運転パラメータを算出する(ステップS104)。
運転パラメータが算出されると、抽出部140は、算出された運転パラメータから、記憶部110によって取得された環境情報および居住空間の環境状態と運転条件情報とに応じて修正した運転パラメータを抽出する(ステップS105)。
抽出部140によって適当な運転パラメータが抽出できない場合は、ユーザに対して、変更することができない旨を提示することになる。例えば、運転条件情報の設定を不可能にするとしても良い。
抽出部140によって運転パラメータが抽出されると、表示部150は、抽出された運転パラメータをユーザ端末にダウンロードする(ステップS106)。
表示部150によって表示された運転パラメータがユーザ端末で確認されて温度設定にかかる操作がされると、パラメータ反映部160は、対応する運転パラメータを負荷設備10に対して反映する(ステップS107)。
[2.省エネルギー運転制御システムについて]
本願発明の実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置を含んだ負荷設備に対する電力デマンド制御を実施するシステムは、ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末装置によって確認された負荷設備の運転パラメータに基づいて負荷設備の運転制御を実行することにより、負荷設備の消費電力量の抑制を図るものである。
図3は、本実施の形態にかかる消費電力量削減支援装置200を含んだ省エネルギー運転制御システム20の構成を説明する図である。
図3に示すように、本実施の形態における省エネルギー運転制御システム20は、サーバ機能を有する消費電力量削減支援装置200と、空調設備の運転状態を制御する空調コントローラ10a−1および照明設備の運転状態を制御する照明コントローラ10a−2の2つを少なくとも備える負荷設備10aと、クライアント機能を有する複数の端末装置30−1〜30−nとから構成されている。なお、第1の実施の形態において説明した消費電力量削減支援装置100の構成要素と同一の構成および機能を有するものには、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
消費電力量削減支援装置200は、サーバ機能を有し、ユーザ(クライアント)端末である端末装置30−1〜30−nとの間でデータの送受信を行う。
端末装置30−1〜30−nは、消費電力量削減支援装置200からダウンロード送信されるデータを受信して、受信したデータに応じたデータ処理を実行する。
例えば、消費電力量削減支援装置200から送信された省エネルギー運転確認画面の画面情報を受信する場合、端末装置30−1〜30−nは、受信した画面情報に応じた省エネルギー運転確認画面で運転パラメータを確認可能な状態で表示する。そして、ユーザによって設定された温度設定値などを表す情報を消費電力量削減支援装置200へ送信する。
消費電力量削減支援装置200の表示部250は、抽出部140によって抽出された運転パラメータを確認可能に表示する省エネルギー運転確認画面の画面情報を生成し、端末装置30−1〜30−nに対して後述する送受信部270を介して送信する。
設定値反映部260は、後述する送受信部270を介して受信する確認結果情報から複数の端末装置30−1〜30−nによって確認された負荷設備10aに対する運転パラメータを集計して負荷設備10aに反映させる運転パラメータを決定し、送受信部270を介して負荷設備10aへ決定した運転パラメータを送信する。
設定値反映部260は、送受信部270を介して端末装置30−nから送信された確認結果情報を受信して、この確認結果情報に対応する運転パラメータを識別する。
送受信部270は、ネットワーク40を介して負荷設備10aおよび端末装置30−nとの間でデータの送受信を行う。ネットワーク40は有線無線を問わず、インターネットなどである。
次に、本実施の形態における省エネルギー運転制御システム20の動作について、図4に示すシーケンス図を参照して説明する。
省エネルギー運転制御システム20の消費電力量削減支援装置200は、居住空間の環境の状態を制御するために稼働している空調設備と照明設備との運転状態を制御する運転パラメータと、それぞれ設備の消費電力量の実績値と、居住空間の室内温度,湿度,照度などの現在値とを取得し、実績データおよび環境情報を記憶する(ステップS201)。
実績データおよび環境情報が記憶されると、消費電力量削減支援装置200は、記憶した実績データおよび環境情報に基づいて消費電力量の上限値を超えないような空調設備に対する運転条件を表す運転条件情報と、消費電力量と運転パラメータとの関係を表す関係情報と、を導出して運転条件情報に含まれる消費電力量の削減目標値を達成させる運転パラメータを算出する。運転パラメータの算出結果から取得した環境情報に応じたパラメータを抽出し、抽出したパラメータを確認可能に表示する省エネルギー運転画面情報を生成する(ステップS202)。本パラメータは、複数の居住空間について、夫々温度設定にかかるリミット値(上下限値など)または温度設定可否のフラグパラメータなどの組(セット)形式である。
省エネルギー運転確認画面の画面情報が生成されると、消費電力削減支援装置200は、端末装置30−1〜30−nに対して生成した省エネルギー運転にかかる設定値リミット値その他の情報をダウンロードする(ステップS203)。
端末装置30−1〜30−nは、消費電力削減支援装置200からダウンロードされた情報を受信すると、受信した画面情報に基づいて省エネルギー運転確認画面を表示し、また、ユーザによって操作設定した運転パラメータを表す情報を生成する(ステップS204)。ダウンロードされたパラメータに対応してユーザの操作情報が生成されると、端末装置30−1〜30−nは、生成した設定操作情報を消費電力量削減支援装置200へ送信する(ステップS205)。
消費電力量削減支援装置200は、端末装置30−1〜30−nから送信された操作情報を受信すると、情報を集計して負荷設備10aに反映させる運転パラメータを決定する(ステップS206)。
負荷設備10aに反映させる運転が決定されると、消費電力量削減支援装置200は、負荷設備10aに対して決定した運転パラメータを示す情報を送信する(ステップS207)。
負荷設備10aは、消費電力量削減支援装置200から送信される運転パラメータを示す情報を受信すると、受信した運転パラメータを該当する設備に反映させて省エネルギー運転へ切り替える(ステップS208)。冷水、温水の熱源量や、送風量などの制御指数が変更される。
負荷設備10aによって各設備が省エネルギー運転に切り替わると、負荷設備10aは、消費電力量削減支援装置200に対して省エネルギー運転を開始したことを示す省エネルギー運転開始情報を送信し、この省エネルギー運転開始情報を受信した消費電力量削減支援装置200は、端末装置30−1〜30−nに対して省エネルギー運転開始情報を送信する(ステップS209)。
[3.ユーザ端末について]
上記の省エネルギー運転制御システム20における端末装置30の外観を図5で示す。図5Aは端末装置である温度設定器の正面パネルを示す。51はLCDなどの制御情報表示部であり、表示部にはタッチパネルが付いている。52,53は温度パラメータの変更(増加、減少)ボタン(タッチ機能部)である。図5Aでは、通常時の温度設定器を示すものであるが、図5Bは本願発明の特徴にかかるもので、さらに制御情報表示部51に各種情報の提示及び操作にかかるメッセージ表示部60を備え、操作ボタンに確定ボタン54とキャンセルボタン55を備える。
ここで、前述の消費電力削減支援装置200からダウンロードされた情報を受信すると、受信した情報に基づいて省エネルギー運転確認画面情報を情報表示領域60に表示する。ユーザによってそれが確定されるか、キャンセルされる。すなわち、確定ボタン54が押された場合には、運転パラメータの温度設定リミット値の変更が受け入れられたことを意味する。一方、キャンセルボタン55が押された場合には、その温度パラメータのリミットにかかる変更は却下される。このパラメータにかかるユーザの操作情報が生成されると、端末装置30−1〜30−nは、生成した操作情報を消費電力量削減支援装置200へ送信するのは前述のとおりである。
かくして例えば、温度設定リミット値が変更されるので、上下に変更された範囲での温度設定がユーザはできることになる。なお、確定とキャンセルボタンは必須ではなく、端末装置(温度設定器)の種類によっては、自動的に受け入れることにしてもよい。
このようにして、例として暖房時に上上限値が新たに変更できて、消費電力削減支援装置200は常時定期的に実行されるので、一時的には温度パラメータの変更は許容されても、環境条件の変化によって、再び温度パラメータは元に戻されることがある。こうすることによって、管理者等による上限値パラメータの逐一に変更作業を伴わなくとも、本システムで自動的に環境変化に対応できる。
尚、暖房時の例をとり温度パラメータの上限と上上限で説明をしているが、冷房時には、当該パラメータには下限と下下限に読み替えて解釈できるものである。
次に、電力余裕の方向とは逆に、電力逼迫の場合を説明する。消費電力削減支援装置200からの指令で、当初の温度パラメータ(上限)では到底省エネルギーが達成できない見込みの場合には、消費電力削減支援装置200は温度パラメータの上限値を当初よりも下げなければならないが下げて設定することは、居住者であるユーザにとって好ましくない。むしろ、温度設定を操作させないことのほうが望ましい。そして、1/f揺らぎなどある一定の周期で設定温度値を中心にして変動させて運転(Ecoモード)を実行する。また、建物として、早朝一番には規定の空調運転をすることが省エネルギー上望ましい場合もあるので、その際には各ユーザ端末に温度設定を一切認めないで、一定期間は自動運転することがある。
このとき、システムで規定した省エネルギー運転をしているため、ユーザには温度設定を許可させるべきではなく、かつ実際の室温を表示もすることも必要ではない。むしろ、省エネルギー運転中であることを知らしめて、節電を意識付けようとするものである。 そのため、ここでは、図5Cで示すように、温度設定にかかるボタン表示を消去し(当然タッチ操作もできない)、さらに設定温度の表示も見せないようにする(図中
ハイフン表示)。代わりに「Eco」アイコンを表示するとよい。こうすることで、Ecoモードを実感できる。
[4.実施例]
本発明の省エネルギー運転制御システムにおいて、暖房運転時に温度設定値のリミット値が変更された場合における、ユーザ端末での温度設定の動作例を、図6をもって説明する。
図6において、横軸は時間、縦軸は当該空調空間の温度設定値であって、当初の上限値20℃、上上限値24℃として進める。
時間軸における時点aまでは、時間領域#1として、温度設定の上限は20℃である。
この時間領域#1内では、20℃以下の設定値変更は可能である。図中20℃を超えて設定しようとしても、エラーXとして却下される。これはユーザ端末内で却下処分されることでよいし、消費電力量削減支援装置200へ送受信して検査することでもよい。
続いて、時点aにおいて、消費電力量に余裕があり、例えば20%の温度設定の上昇を許すことになるとする。そこで、新たなリミット値(上上限値)が与えられて、24℃へ上昇される。この時間領域#2では、その旨の表示がユーザ端末になされ、ユーザは確認した後に、温度設定値を24℃までの範囲で上昇できる。
次に、時点bにおいて、消費電力量が増加して余裕エネルギーが逼迫したため、当該リミット値は当初の上限値20℃まで低下させられることになる。この時間領域#3では、強制的に20℃へ下げられる。ユーザはその旨の表示を確認することになり、温度の設定は20℃が上限となる。
ここで、所定のEcoモード運転の時間cが到来したとする。これ以降の時間領域#4では、ユーザは端末での温度設定行為は一切できなくなる。Eco表示をみて、自動運転に従うことになる。
オフィスビル、商業ビルや工場といった施設における消費電力量を効率よく管理する電力管理システムに利用可能である。特に、電力管理システムにおいて、消費電力量の目標値を達成するための電力デマンド制御を実行する省エネルギー運転制御システムに利用可能である。
100,200…消費電力量削減支援装置、110…記憶部、120…導出部、130…算出部、140…抽出部、150,250…表示部、160,260…パラメータ反映部、270…送受信部、
10,10a…負荷設備、10−1…空調設備、10−2…照明設備、10a−1…空調コントローラ、10a−2…照明コントローラ、
20…省エネルギー運転制御システム、
30−1〜30−n…端末装置、
40…ネットワーク、

Claims (4)

  1. 被空調空間の環境を制御する負荷設備の消費電力量と前記負荷設備の運転状態を制御するパラメータとの関係を表す関係情報を記憶するステップと、
    前記関係情報に基づいて消費電力量制限のパラメータを導出・算出するステップと、
    前記被空調空間の環境の状態に応じて前記パラメータを抽出するステップと、
    前記抽出されたパラメータを被空調空間のユーザ端末へダウンロードするステップと、
    前記パラメータの受け入れについて端末ユーザへ可否を確認するステップと、
    前記パラメータに従ってユーザ端末にて温度設定を変更するステップと、
    前記温度設定を前記負荷設備へ反映するステップと、
    有する省エネルギー運転制御方法において、
    前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備の消費電力量の定められた上限値から求められた、ユーザ端末での温度設定を可能にする範囲のリミット値であることを特徴とする省エネルギー運転制御方法。
  2. 請求項1に記載された省エネルギー運転制御方法において、前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備が特定の省エネルギー運転モードにされる場合に、ユーザ端末での温度設定操作を禁止するパラメータであることを特徴とする省エネルギー運転制御方法。
  3. 被空調空間の環境を制御する負荷設備の消費電力量と前記負荷設備の運転状態を制御するパラメータとの関係を表す関係情報を記憶する記憶部と、
    前記関係情報に基づいて消費電力量制限のパラメータを算出する導出・算出部と、
    前記空間の環境の状態に応じて前記パラメータを抽出する抽出部と、
    前記抽出されたパラメータを被空調空間のユーザ端末へダウンロードする表示部と、
    前記パラメータの受け入れについて端末ユーザへ可否を確認する送受信部と、
    前記パラメータに従った温度設定値を前記負荷設備へ反映する設定値反映部と、を備えた消費電力量削減支援装置と、並びに
    前記パラメータに従って温度設定が変更されるユーザ端末装置と、
    備える省エネルギー運転制御システムにおいて
    前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備の消費電力量の定められた上限値から求められた、ユーザ端末での温度設定を可能にする範囲のリミット値であることを特徴とする省エネルギー運転制御システム。
  4. 請求項3に記載された省エネルギー運転制御システムにおいて、前記抽出されたパラメータは、前記負荷設備が特定の省エネルギー運転モードにされる場合に、ユーザ端末での温度設定操作を禁止するパラメータであることを特徴とする省エネルギー運転制御システム。
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