JP6556065B2 - 熱源システムの運転計画システム、熱源システムの運転計画判定方法 - Google Patents

熱源システムの運転計画システム、熱源システムの運転計画判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱負荷や外気条件に応じて、フリークーリングの運転を決定することで、適切なフリークーリングの時期を判断し、空調の熱源設備での省エネ化を行う熱源システムの運転計画システムおよび熱源システムの運転計画判定方法に関する。
これまで、フリークーリングシステムのフリークーリング有効・無効判定方法に関して、中間期においても時間帯ごとにフリークーリングを利用可能とし、高い省エネルギ効果を発揮することを目的としたシステムが開示されている。
例えば、特許文献1(特開2009−276004号公報)には、冷却塔,冷凍機を有する2基以上の冷凍設備ユニットと,任意の一基に設けられ,冷却塔の冷却水と被冷却側冷水と熱交換するフリークーリング熱交換器とを備えたフリークーリングシステムのフリークーリング有効・無効判定方法において,前記冷却塔のフリークーリング能力に基づいて,フリークーリング熱交換器による冷却塔冷却水と被冷却側冷水との熱交換を行うか否かを判定することを特徴とするフリークーリングシステムのフリークーリング有効・無効判定方法が開示されている(請求項1参照)。また、フリークーリング能力は、冷却塔の冷却水入口温度と大気湿球温度から求められることが開示されている(請求項2参照)。また、フリークーリング能力は、フリークーリング熱交換器の被冷却側冷水入口温度と大気湿球温度から求められることが開示されている(請求項3参照)。
特開2009−276004号公報
これまでのフリークーリングの運用においては、これまでの運転の知見や運転員の知識や経験の蓄積によりフリークーリングの運転時期を見極め、フリークーリングを行っていた。
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、フリークーリング設備と冷凍機設備のどちらがシステム効率がよいかを判断していない。熱負荷条件や外気条件によっては、フリークーリング設備を運転せず、冷凍機を運転したほうがシステム効率がよい場合がある。
また、特許文献1のように1基の冷却塔を冷凍機とフリークーリング熱交換器で用いる構成において、フリークーリング運転を行う際には冷凍機への冷却水をフリークーリング熱交換器に流すため流路の切り替え作業が発生するが、特許文献1に開示された発明では、フリークーリング運転と冷凍機運転が頻繁に切り替わる可能性があり、作業や制御が複雑になるおそれがある。
さらに、冬期などでは、湿度の影響や室内負荷などに応じて空調機などに供給する冷水温度を夏期に比べ高くしても問題ない場合がある。
そこで、本発明は、効率よくフリークーリング運転と冷凍機運転を選択する熱源システムの運転計画システムおよび熱源システムの運転計画判定方法を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る熱源システムの運転計画システムは、冷凍機を有する冷凍機設備と、フリークーリング熱交換器を有するフリークーリング設備と、を備え、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備で製造した冷水を熱負荷設備に供給する熱源システムの運転計画システムであって、気象予報値を取得する気象予報取得部と、前記気象予報値に基づいて、前記熱負荷設備の熱負荷を予測する熱負荷予測部と、前記気象予報値および前記熱負荷に基づいて、前記フリークーリング設備の製造する冷水の温度を推定するフリークーリング製造温度推定部と、前記フリークーリング設備を運転した際のシステム効率である第1システム効率を演算する第1システム効率演算部と、前記冷凍機設備を運転した際のシステム効率である第2システム効率を演算する第2システム効率演算部と、前記推定した冷水温度に基づいて、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備の運転計画を判定する運転計画判定部と、前記運転計画を表示する表示部と、前記熱源システムが備える蓄熱槽の内部冷水温度を推定する蓄熱槽温度推定部と、前記熱負荷設備に供給する冷水の温度である冷水二次往温度を推定する冷水二次往温度推定部と、を備え、前記運転計画判定部は、前記第1システム効率と前記第2システム効率とを比較し、前記第1システム効率が前記第2システム効率よりも効率がよい場合、前記冷水二次往温度を設定した上限値および下限値と比較し、前記冷水二次往温度が前記上限値より高い場合、前記フリークーリング設備および前記冷凍機設備を運転すると判定し、前記冷水二次往温度が前記下限値より低い場合、前記フリークーリング設備のみを運転すると判定し、前記冷水二次往温度が前記下限値以上かつ前記上限値以下の場合、前記フリークーリング設備を運転し、前記冷凍機設備の運転状態を引き継ぐと判定することを特徴とする。
また、本発明に係る熱源システムの運転計画判定方法は、冷凍機を有する冷凍機設備と、フリークーリング熱交換器を有するフリークーリング設備と、を備え、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備で製造した冷水を熱負荷設備に供給する熱源システムの運転計画判定方法であって、気象予報値を取得するステップと、前記気象予報値に基づいて、前記熱負荷設備の熱負荷を予測するステップと、前記気象予報値および前記熱負荷に基づいて、前記フリークーリング設備の製造する冷水の温度を推定するステップと、前記フリークーリング設備を運転した際のシステム効率である第1システム効率を演算するステップと、前記冷凍機設備を運転した際のシステム効率である第2システム効率を演算するステップと、前記推定した冷水温度に基づいて、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備の運転計画を判定するステップと、前記熱源システムが備える蓄熱槽の内部冷水温度を推定するステップと、前記熱負荷設備に供給する冷水の温度である冷水二次往温度を推定するステップと、を備え、前記運転計画を判定するステップは、前記第1システム効率と前記第2システム効率とを比較し、前記第1システム効率が前記第2システム効率よりも効率がよい場合、前記冷水二次往温度を設定した上限値および下限値と比較し、前記冷水二次往温度が前記上限値より高い場合、前記フリークーリング設備および前記冷凍機設備を運転すると判定し、前記冷水二次往温度が前記下限値より低い場合、前記フリークーリング設備のみを運転すると判定し、前記冷水二次往温度が前記下限値以上かつ前記上限値以下の場合、前記フリークーリング設備を運転し、前記冷凍機設備の運転状態を引き継ぐと判定することを特徴とする。
本発明によれば、効率よくフリークーリング運転と冷凍機運転を選択する熱源システムの運転計画システムおよび熱源システムの運転計画判定方法を提供することができる。
熱源システムおよび第1実施形態に係る運転計画システムの構成図である。 第1実施形態に係る運転計画システムの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る運転計画システムの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る運転計画システムの処理結果の表示例を示す画面図である。 熱源システムおよび第3実施形態に係る運転計画システムの構成図である。 第3実施形態に係る運転計画システムの処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る運転計画システムの処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る運転計画システムの処理結果の表示例を示す画面図である。 第5実施形態に係る運転計画システムの構成図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪第1実施形態≫
<熱源システムHS>
まず、第1実施形態に係る運転計画システムSの説明をする前に、熱源システムHSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、熱源システムHSおよび後述する第1実施形態に係る運転計画システムSの構成図である。
図1に示すように、熱源システムHSは、冷却塔1と、冷却水ポンプ2と、冷凍機3と、フリークーリング熱交換器4と、冷水一次ポンプ5と、冷却水配管6,7と、冷水一次配管8,9と、制御部30と、を備えている。
冷却塔1は、冷却水入口に冷却水配管6が接続され、冷却水出口に冷却水配管7が接続され、冷却水配管6から流入した冷却水の熱を大気に放熱し、放熱した冷却水を冷却水配管7から吐出するように構成されている。なお、冷却塔1は、開放式冷却塔であってもよく、密閉式冷却塔であってもよく、限定されるものではない。
冷却水ポンプ2は、冷却塔1の冷却水出口と冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4の冷却水入口とを接続する冷却水配管7の途中に設けられており、冷却塔1で放熱した冷却水を冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4に送液する。また、冷却水配管6は、冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4の冷却水出口と冷却塔1の冷却水入口とを接続する。このような構成により、冷却水ポンプ2は、冷却水配管6,7を介して冷却塔1と冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4との間で冷却水を循環させることができるようになっている。
冷凍機3は、水冷式冷凍機(ヒートポンプ式冷凍機)であってもよく、吸収式冷凍機であってもよく、限定されるものではない。冷凍機3は、凝縮器(図示せず)および蒸発器(図示せず)を備えている。凝縮器(吸収式冷凍機の場合、吸収器)の一次側入口(冷凍機3の冷却水入口)には冷却水配管7が接続され、凝縮器の一次側出口(冷凍機3の冷却水出口)には冷却水配管6が接続され、凝縮器の一次側を流れる冷却水と、凝縮器の二次側を流れる作動媒体とで、熱交換可能になっている。また、蒸発器の二次側入口(冷凍機3の冷水入口)には冷水一次配管8が接続され、蒸発器の二次側出口(冷凍機3の冷水出口)には冷水一次配管9が接続され、蒸発器の一次側を流れる作動媒体と、蒸発器の二次側を流れる冷水とで、熱交換可能になっている。このような構成により、冷凍機3は、冷水から吸熱して冷水を冷却するとともに、冷却水に排熱して冷却水を加熱するようになっている。
フリークーリング熱交換器4の一次側入口(冷却水入口)には冷却水配管7が接続され、フリークーリング熱交換器4の一次側出口(冷却水出口)には冷却水配管6が接続され、フリークーリング熱交換器4の二次側入口(冷水入口)には冷水一次配管8が接続され、フリークーリング熱交換器4の二次側出口(冷水出口)には冷水一次配管9が接続され、フリークーリング熱交換器4の一次側を流れる冷却水と、フリークーリング熱交換器4の二次側を流れる冷水とで、直接熱交換可能になっている。即ち、フリークーリング熱交換器4は、冷水から吸熱して冷水を冷却するとともに、冷却水に排熱して冷却水を加熱するようになっている。
冷水一次ポンプ5は、還ヘッダ10と冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4の冷水入口とを接続する冷水一次配管8の途中に設けられており、還ヘッダ10からの冷水を冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4に送液する。また、冷水一次配管9は、冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4の冷水出口と往ヘッダ11とを接続する。このような構成により、冷水一次ポンプ5は、冷水一次配管8を介して還ヘッダ10からの冷水を冷凍機3またはフリークーリング熱交換器4に送液し、冷水一次配管9を介して往ヘッダ11に送液することができるようになっている。
以上、冷水一次側(還ヘッダ10,往ヘッダ11からみて、熱負荷設備と反対側)について説明したが、次に、冷水二次側(還ヘッダ10,往ヘッダ11からみて、熱負荷設備の側)について説明する。
空気調和機12は、冷却コイル13と、空調用ファン14と、を備えている。冷却コイル13の冷水入口には冷水二次配管17が接続され、冷却コイル13の冷水出口には冷水二次配管18が接続され、冷却コイル13を流れる冷水と、空調用ファン14で送風された室内空気とで、熱交換可能になっている。即ち、空気調和機12は、室内空気から吸熱して室内空気を冷却するとともに、冷水に排熱して冷水を加熱するようになっている。
熱交換器15の一次側入口(冷水入口)には冷水二次配管17が接続され、熱交換器15の一次側出口(冷水出口)には冷水二次配管18が接続され、熱交換器15の一次側を流れる冷却水と、熱交換器15の二次側を流れる作動媒体とで、熱交換可能になっている。即ち、熱交換器15は、作動媒体から吸熱して作動媒体を冷却するとともに、冷水に排熱して冷水を加熱するようになっている。なお、冷却された作動媒体は、冷却対象(図示せず)に供給され、冷却対象を冷却する。
冷水二次ポンプ16は、往ヘッダ11と熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)の冷水入口とを接続する冷水二次配管17の途中に設けられており、往ヘッダ11からの冷水を熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)に送液する。また、冷水二次配管18は、熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)の冷水出口と還ヘッダ10とを接続する。このような構成により、冷水二次ポンプ16は、冷水二次配管17を介して往ヘッダ11からの冷水を熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)に送液し、冷水二次配管18を介して還ヘッダ10に送液することができるようになっている。
往ヘッダ11と還ヘッダ10とは、バイパス配管19で接続されている。バルブ20は、バイパス配管19の途中に設けられており、冷水一次側(還ヘッダ10,往ヘッダ11からみて、熱負荷設備と反対側)と冷水二次側(還ヘッダ10,往ヘッダ11からみて、熱負荷設備の側)とで冷水の流量に差がある場合、即ち、冷水一次ポンプ5の流量の和と冷水二次ポンプ16の流量とに差がある場合、冷水一次側または冷水二次側をバイパスして冷水を流すことができるようになっている。
制御部30は、熱源システムHSの運転を制御する。具体的には、制御部30は、冷却塔1の動作、冷却水ポンプ2の動作、冷凍機3の動作、冷水一次ポンプ5の動作を制御可能になっている。なお、制御部30は、冷水二次ポンプ16の動作、バルブ20の動作を制御可能に構成されていてもよい。
ここで、冷却塔1、冷却水ポンプ2、冷凍機3、冷水一次ポンプ5、冷却水配管6,7、冷水一次配管8,9を含んでなり、還ヘッダ10からの冷水を冷凍機3により冷却して往ヘッダ11へと送る設備を冷凍機設備と称するものとする。また、冷却塔1、冷却水ポンプ2、フリークーリング熱交換器4、冷水一次ポンプ5、冷却水配管6,7、冷水一次配管8,9を含んでなり、還ヘッダ10からの冷水をフリークーリング熱交換器4により冷却して往ヘッダ11へと送る設備をフリークーリング設備と称するものとする。
なお、図1の例では、熱源システムHSは、2基の冷凍機設備(冷凍機3)と、2基のフリークーリング設備(フリークーリング熱交換器4)と、を備えているものとして説明したが、冷凍機設備の数とフリークーリング設備の数はこれに限定されるものではない。また、図1の例では、熱負荷設備として、2基の空気調和機12と、1基の熱交換器15と、を備えているものとして説明したが、熱負荷設備の数はこれに限定されるものではなく、熱負荷設備の種類もこれらに限定されるものではない。
また、図1の例では、熱源システムHSが備える冷却塔1の台数は、冷凍機3およびフリークーリング熱交換器4の台数の和と、1対1に対応するように設けられているものとして説明したが、このような構成に限られるものではない。例えば、1つの冷却塔1に対して、冷凍機3およびフリークーリング熱交換器4が対応し、冷却水の流路を切り替える切換弁(図示せず)により、冷却塔1と冷凍機3とを循環する冷却水の流路と、冷却塔1とフリークーリング熱交換器4とを循環する冷却水の流路と、を変更することができる構成であってもよい。
<熱源システムの運転計画システムS>
次に、第1実施形態に係る運転計画システムSについて、図1を用いて説明する。図1は、熱源システムHSおよび第1実施形態に係る運転計画システムSの構成図である。
図1に示すように、運転計画システムSは、前述の熱源システムHSの運転計画に関する情報を提供するシステムであり、演算処理部50と、表示部60と、を備えている。また、演算処理部50は、気象予報取得部51と、熱負荷予測部52と、フリークーリング製造温度推定部53と、フリークーリング製造熱量推定部54と、を備えている。なお、図1においては、後述する第2実施形態に係る運転計画システムSの演算処理部50が備えるシステム効率演算部55および運転計画判定部56も図示している。
気象予報取得部51は、例えば、今後の天気、外気条件(例えば、外気温度、外気湿度、外気乾球温度、外気湿球温度等)などの気象予報値を取得する。なお、気象予報値は、運転員OPが入力することにより取得する構成であってもよく、例えばインターネットを介して取得してもよい。また、取得する気象予報値は、一般的に、乾球温度と相対湿度である。湿球温度やその他の空気状態は、取得した乾球温度と相対湿度から計算により求めることができる。
熱負荷予測部52は、気象予報取得部51が取得した気象予報値に基づいて、熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)が設置された対象建物の熱負荷の予測値である予測熱負荷を演算する。
フリークーリング製造温度推定部53は、フリークーリング設備の仕様と、気象予報取得部51が取得した気象予報値の外気条件と、熱負荷予測部52で演算した予測熱負荷と、に基づいて、フリークーリング設備を動かした際の往ヘッダ11に供給される冷水の温度であるフリークーリング製造温度を推定する。
フリークーリング製造熱量推定部54は、フリークーリング設備の仕様と、フリークーリング製造温度推定部53で推定したフリークーリング製造温度と、に基づいて、フリークーリング設備の処理熱量を推定する。
システム効率演算部55は、フリークーリング設備の仕様と、フリークーリング製造熱量推定部54で推定したフリークーリング設備の処理熱量と、フリークーリング設備の消費電力と、に基づいて、フリークーリング設備のシステム効率を演算する。また、システム効率演算部55は、同様に冷凍機設備の処理熱量およびシステム効率を演算する。
運転計画判定部56は、熱負荷予測部52で演算した予測熱負荷、フリークーリング製造温度推定部53で推定したフリークーリング製造温度に基づいて、フリークーリング運転か可能か否かを判定する。また、運転計画判定部56は、熱源システムHSの運転(即ち、冷凍機設備を運転するか、フリークーリング設備を運転するか)を判定する。運転計画判定部56が行う判定の詳細は、後述する。
表示部60は、熱負荷予測部52で演算した予測熱負荷、フリークーリング製造熱量推定部54で推定したフリークーリング設備の処理熱量、運転計画判定部56の判定結果等が表示される。なお、熱源システムHSの運転員OPは、表示部60に表示された熱源システムHSの運転に関する情報を見て、熱源システムHSの実際の運転計画を作成し、制御部30等を操作して熱源システムHSを運転する。
<フローチャート:第1実施形態>
次に、第1実施形態に係る運転計画システムSが備える演算処理部50の処理について、図2を用いて説明する。図2は、第1実施形態に係る運転計画システムSの処理を示すフローチャートである。
ステップS101において、演算処理部50の気象予報取得部51は、気象予報値を取得する。なお、気象予報値は、取得した気象予報値を過去の実測データから補正した値を用いてもよく、過去の実測データの履歴から推測した気象予報値を用いてもよい。
ステップS102において、演算処理部50の熱負荷予測部52は、ステップS101で取得した気象予報値に基づいて、熱負荷設備(空気調和機12、熱交換器15)が設置された対象建物の予測熱負荷を演算する。なお、予測熱負荷は、過去の実測した熱負荷データに基づいて予測してもよい。
ステップS103において、演算処理部50のフリークーリング製造温度推定部53は、ステップS101で取得した気象予報値と、ステップS102で演算した予測熱負荷と、に基づいて、フリークーリング製造温度を推定する。なお、フリークーリング製造温度の推定方法については、後述する。また、演算処理部50のフリークーリング製造熱量推定部54は、フリークーリング製造温度に基づいて、フリークーリング設備の処理熱量を推定する。また、演算処理部50のフリークーリング製造熱量推定部54は、フリークーリング設備の処理熱量と、予測熱負荷と、に基づいて、フリークーリング運転の可否を判断する。
ステップS104において、演算処理部50は、ステップS102で演算した予測熱負荷、ステップS103で演算したフリークーリング設備の処理熱量、フリークーリング運転の可否を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
なお、ステップS101〜S104に示す処理は、所定の時間帯枠(例えば、1時間ごと)について、予測熱負荷、フリークーリング製造温度、フリークーリング設備の処理熱量、フリークーリング運転の可否を演算し、それを所定の時間(例えば48時間)までに対して、行う。また、表示部60には、各時間帯枠ごとの予測熱負荷、フリークーリング設備の処理熱量、フリークーリング運転の可否が、所定時間まで一覧できるようになっている。
<フリークーリング製造温度の推定方法>
ここで、ステップS103で行うフリークーリング製造温度の推定方法について説明する。
まず、冷水一次側およびフリークーリング設備の演算における入力は冷水還温度(還ヘッダ10からの冷水温度)および気象予報値の外気条件に含まれる外気湿球温度であり、出力は冷水往温度(往ヘッダ11への冷水温度、フリークーリング製造温度)である。
冷却塔1における熱交換の式は、エンタルピー基準の熱伝達係数を基に計算すると、以下の式(1)から式(4)で表すことができる。
Figure 0006556065
なお、q1ctは空気側の交換熱量(kW)であり、q2ctは冷却水側の交換熱量(kW)であり、q3ctは冷却塔側で熱交換した熱量(kW)であり、hGinは冷却塔に流入するエンタルピー(kJ/kg)であり、hGoutは冷却塔から流出するエンタルピー(kJ/kg)であり、CPは比熱(kJ/kg・K)であり、ρは密度(kg/m3 )であり、Gは風量(m2 /s)であり、tLinは冷却水入口温度(℃)であり、tLoutは冷却水出口温度(℃)であり、βはチューニング係数(−)であり、Kαは冷却塔のエンタルピー基準総括熱伝達係数(kW/(m3 ・Δh))であり、Vは充填物容積(m3 )であり、Δhは空気のエンタルピー差(kJ/kg)である。ちなみに、冷却塔に流入するエンタルピーhGinは、気象予報値(ステップS101で取得した気象予報値)の外気条件(外気湿球温度)に基づいて決定される値である。また、冷却塔1の計算では、飽和湿り空気状態でのエンタルピー状態を内部で計算に使用する。飽和湿り空気状態は相対湿度100%時の状態であり、シミュレータによる演算の際、外気湿球温度(ステップS101で取得した気象予報値)を使用する。
また、フリークーリング熱交換器4における熱交換の式は、熱伝達係数を基に計算すると、以下の式(5)から式(10)で表すことができる。
Figure 0006556065
なお、q1hexは冷却水側の交換熱量(kW)であり、q2hexは冷水側の交換熱量(kW)であり、q3hexは熱交換器で熱交換した熱量(kW)であり、t1inは冷却水入口温度(℃)であり、t1outは冷却水出口温度(℃)であり、t2inは冷水入口温度(℃)であり、t2outは冷水出口温度(℃)であり、W1は冷却水流量(m3 /s)であり、W2は冷水流量(m3 /s)であり、Kは熱交換器の括熱伝達係数(kW/(m3 ・Δh))であり、αはチューニング係数(−)であり、Aは熱交換器の表面積(m2 )である。
式(1)から式(4)に示す冷却塔1の熱交換量と、式(5)から式(10)に示すフリークーリング熱交換器4の熱交換量と、を連立させ、各熱量が一致するように冷水出口温度t2outの収束演算を行うことにより、入力として冷水還温度および外気条件(外気湿球温度)から、出力として冷水往温度を得る。
また、式は省略するが、冷水二次側の演算におけるは、入力として冷水往温度および熱負荷設備の予測熱負荷(ステップS102で演算した予測熱負荷)から、出力として冷水還温度を得る。
以上の関係から、冷水出口温度(冷水往温度)を収束演算することにより、フリークーリング製造温度を算出することができる。
<作用・効果>
以上、第1実施形態に係る運転計画システムSによれば、気象予報値(外気条件)と、熱負荷設備の予測熱負荷と、を用いて、フリークーリング設備が製造する冷水温度および処理熱量を推定し、表示部60に表示することができる。このような構成により、運転員OPは表示部60を確認することでフリークーリング設備による運転が可能であるか否かの判断を行うことができる。これにより、運転員OPが未熟練者である場合においても、適切な時期のフリークーリング運転の判断を行うことができ、熱源システムHSの省エネを実現することができる。
また、表示部60には、例えば、1時間ごとの予測熱負荷、フリークーリング設備の処理熱量が48時間後まで一覧で表示される(後述する図4参照)。これにより、運転員OPはフリークーリング運転と冷凍機運転との切り替え頻度を考慮しつつ、実際の運転計画を作成することができる。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態に係る運転計画システムSについて説明する。第2実施形態に係る運転計画システムSは、第1実施形態に係る運転計画システムSと比較して、演算処理部50がシステム効率演算部55および運転計画判定部56をさらに備える点で異なっている。その他の構成は、第1実施形態に係る運転計画システムS(図1参照)と同様であり重複する説明を省略する。
<フローチャート:第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る運転計画システムSの処理について、図3を用いて説明する。図3は、第2実施形態に係る運転計画システムSの処理を示すフローチャートである。
ステップS201からステップS203は、図2のステップS101からステップS103と同様であり、重複する説明を省略する。
ステップS204において、演算処理部50のシステム効率演算部55は、フリークーリング運転におけるシステム効率を演算する。ここで、フリークーリング運転におけるシステム効率は、ステップS203で推定したフリークーリング設備の処理熱量をフリークーリング設備(冷却塔1の送風ファン、冷却水ポンプ2、冷水一次ポンプ5)が消費する電力で除算したものである。
ステップS205において、演算処理部50のシステム効率演算部55は、冷凍機運転におけるシステム効率を演算する。ここで、冷凍機運転におけるシステム効率は、まず、ステップS201で取得した外気条件と、ステップS202で取得した予測熱負荷に基づいて、冷凍機設備が製造する熱量(処理熱量)を演算する。そして、冷凍機設備の処理熱量を冷凍機設備(冷却塔1の送風ファン、冷却水ポンプ2、冷凍機3、冷水一次ポンプ5)が消費する電力で除算したものである。
ステップS206において、演算処理部50の運転計画判定部56は、ステップS204で算出したフリークーリング運転におけるシステム効率が、ステップS205で算出した冷凍機運転におけるシステム効率よりも高いか否かを判定する。フリークーリング運転におけるシステム効率が冷凍機運転におけるシステム効率よりも高い場合(S206・Yes)、演算処理部50の処理はステップS208に進む。一方、フリークーリング運転におけるシステム効率が冷凍機運転におけるシステム効率よりも高くない場合(S206・No)、演算処理部50の処理はステップS207に進む。
ステップS207において、演算処理部50の運転計画判定部56は、冷凍機設備を運転すると判定する。演算処理部50は、冷凍機設備を運転することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS202で演算した予測熱負荷、ステップS203で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
ステップS208において、演算処理部50の運転計画判定部56は、フリークーリング設備を運転すると判定する。演算処理部50は、フリークーリング設備を運転することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS202で演算した予測熱負荷、ステップS203で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
<作用・効果>
以上、第2実施形態に係る運転計画システムSによれば、フリークーリング運転と冷凍機運転時の効率を比較することで(S206参照)、より効率のよい運転の運転情報を表示部60に表示させることができる。このような構成により、運転員OPは効率のよい熱源システムHSの運転の判断を行うことができ、熱源システムHSの省エネを実現することができる。例えば、フリークーリング運転が可能であっても、熱負荷が小さく、外気湿球温度が高い場合においては、フリークーリング設備を運転した際のシステム効率が冷凍機設備を運転した際のシステム効率よりも低下することがある。第2実施形態に係る運転計画システムSによれば、このような場合において冷凍機運転を選択することができ、熱源システムHSのシステム効率を向上させることができる。
図4は、第2実施形態に係る運転計画システムSの処理結果の表示例を示す画面図である。なお、図4に示す例では、熱源システムHSは、冷凍機設備が3基(No1〜No3)あり、フリークーリング設備が4基(No1〜No4)あるものとする。
図4に示すように、表示部60(図1参照)には、各時間帯枠ごと(図4の例では、1時間ごと)の予測熱負荷、フリークーリング運転の可否(FC可否、S208の冷凍機設備を運転することを示す情報)、フリークーリング設備の処理熱量(FC処理熱量)、冷凍機運転(S207の冷凍機設備を運転することを示す情報)が48時間後まで一覧で表示される。なお、「○」は対応するフリークーリング設備または冷凍機設備を運転することを示し、「×」は停止することを示している。
これにより、運転員OPは、表示部60の表示を確認することにより、フリークーリング設備と冷凍機設備をどのように運転すれば熱源システムHSのシステム効率を向上させることができるかを容易に知ることができ、切り替え頻度を考慮しつつ、実際の運転計画を作成することができる。
≪第3実施形態≫
<熱源システムHS3>
まず、第3実施形態に係る運転計画システムSの説明をする前に、熱源システムHS3の構成について、図5を用いて説明する。図5は、熱源システムHS3および第3実施形態に係る運転計画システムSの構成図である。
図5に示すように、熱源システムHS3は、熱源システムHS(図1参照)と比較して、中間ヘッダ8c,9aと、蓄熱槽21と、を更に備えている。冷水一次配管8は還ヘッダ10に変えて中間ヘッダ8cと接続され、冷水一次配管9は往ヘッダ11に変えて中間ヘッダ9aと接続されている。また、還ヘッダ10と蓄熱槽21とは冷水一次配管8aで接続され、蓄熱槽21と中間ヘッダ8cとは冷水一次配管8bで接続され、中間ヘッダ9aと蓄熱槽21とは冷水一次配管9bで接続され、蓄熱槽21と往ヘッダ11とは冷水一次配管9cで接続されている。
蓄熱槽21は、高温側に冷水一次配管8a,8bが接続され、低温側に冷水一次配管9b,9cが接続されている。蓄熱槽21は連通管方式の多槽連結型蓄熱槽であってもよく、潜りせき方式の多槽連結型蓄熱槽であってもよく、温度成層方式の蓄熱槽であってもよく、限定されるものではない。
その他の構成は、図1に示す熱源システムHSと同様であり重複する説明を省略する。
<熱源システムの運転計画システムS>
次に、第3実施形態に係る運転計画システムSについて説明する。第3実施形態に係る運転計画システムSは、第2実施形態に係る運転計画システムSと比較して、演算処理部50が蓄熱槽温度推定部57および冷水二次往温度推定部58をさらに備える点で異なっている。その他の構成は、第2実施形態に係る運転計画システムS(図1参照)と同様であり重複する説明を省略する。
蓄熱槽温度推定部57は、熱負荷予測部52が演算した予測熱負荷に基づいて、蓄熱槽21の内部状態(冷水温度分布)を推定する。
冷水二次往温度推定部58は、フリークーリング製造温度推定部53で推定したフリークーリング製造温度と、蓄熱槽温度推定部57が推定した蓄熱槽21の内部状態(冷水温度分布)と、に基づいて、熱負荷設備に供給される冷水の温度である冷水二次往温度T(往ヘッダ11における冷水温度)を推定する。
<フローチャート:第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る運転計画システムSの処理について、図6を用いて説明する。図6は、第3実施形態に係る運転計画システムSの処理を示すフローチャートである。
ステップS301からステップS307は、第2実施形態のステップS201からステップS207と同様であり、重複する説明を省略する。
ステップS308において、演算処理部50の冷水二次往温度推定部58は、熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)へ供給される冷水二次往温度Tを推定する。
ステップS309において、演算処理部50の運転計画判定部56は、ステップS308で推定した冷水二次往温度Tがあらかじめ設定された閾値である上限値Tmaxより高いか否かを判定する。冷水二次往温度Tが上限値Tmaxより高い場合(S309・Yes)、演算処理部50の処理はステップS314に進む。一方、冷水二次往温度Tが上限値Tmaxより高くない場合(S309・No)、演算処理部50の処理はステップS310に進む。
ステップS310において、演算処理部50の運転計画判定部56は、ステップS308で推定した冷水二次往温度Tがあらかじめ設定された閾値である下限値Tmin以上、かつ、上限値Tmax以下であるか否かを判定する。冷水二次往温度Tが下限値Tmin以上かつ上限値Tmax以下である場合(S310・Yes)、演算処理部50の処理はステップS312に進む。一方、冷水二次往温度Tが下限値Tmin以上かつ上限値Tmax以下でない場合(S310・No)、演算処理部50の処理はステップS311に進む。
ステップS311において、演算処理部50の運転計画判定部56は、ステップS308で推定した冷水二次往温度Tが下限値Tmin未満であるか否かを判定する。冷水二次往温度Tが下限値Tmin未満である場合(S311・Yes)、演算処理部50の処理はステップS313に進む。一方、冷水二次往温度Tが下限値Tmin未満でない場合(S311・No)、演算処理部50の処理はステップS317に進む。
ステップS312において、演算処理部50の運転計画判定部56は、前の時間帯における熱源システムHS3の冷凍機3が運転していたか否かを判定する。冷凍機3を運転していた場合(S312・Yes)、演算処理部50の処理はステップS314に進む。一方、冷凍機3を運転していない場合(S312・No)、演算処理部50の処理はステップS315に進む。
ステップS313において、演算処理部50の運転計画判定部56は、前の時間帯における熱源システムHS3の冷凍機3が運転していたか否かを判定する。冷凍機3を運転していた場合(S313・Yes)、演算処理部50の処理はステップS316に進む。一方、冷凍機3を運転していない場合(S313・No)、演算処理部50の処理はステップS315に進む。
ステップS314において、演算処理部50の運転計画判定部56は、フリークーリング設備および冷凍機設備を運転すると判定する。演算処理部50は、フリークーリング設備を運転することを示す情報および冷凍機設備を運転することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS302で演算した予測熱負荷、ステップS303で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
ステップS315において、演算処理部50の運転計画判定部56は、フリークーリング設備を運転すると判定する。演算処理部50は、フリークーリング設備を運転することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS302で演算した予測熱負荷、ステップS303で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
ステップS316において、演算処理部50の運転計画判定部56は、フリークーリング設備を運転し、冷凍機設備を停止すると判定する。演算処理部50は、フリークーリング設備を運転することを示す情報および冷凍機設備を停止することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS302で演算した予測熱負荷、ステップS303で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
ステップS317において、演算処理部50の運転計画判定部56は、エラーが発生したと判定する。演算処理部50は、エラー発生を示す情報を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
<作用・効果>
以上、第3実施形態に係る運転計画システムSによれば、フリークーリング設備運転時のシステム効率が冷凍機設備運転時のシステム効率よりも良い場合(S306・Yes)に、熱負荷設備(空気調和機12の冷却コイル13、熱交換器15)に供給される冷水の温度である冷水二次往温度Tに上限値Tmaxおよび下限値Tminを設け、冷水二次往温度Tが上限値Tmaxより高くなると冷凍機3を運転し、冷水二次往温度Tが下限値Tminより低くなると冷凍機3を停止するように運転することができ、熱源システムHS3が蓄熱槽21を備える構成において、蓄熱槽21に蓄えられた冷熱を有効に使用することができる。また、冷水二次往温度Tが上下限値Tmin以上、上限値Tmax以下の場合は、冷凍機3の運転を引き継ぐようにすることで、冷凍機3の頻繁な運転・停止の切り替えを防止することができる。
≪第4実施形態≫
次に、第4実施形態に係る運転計画システムSについて説明する。第4実施形態に係る運転計画システムSの構成は、第2実施形態に係る運転計画システムSと同様であり重複する説明を省略する。
<フローチャート:第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る運転計画システムSの処理について、図7を用いて説明する。図7は、第4実施形態に係る運転計画システムSの処理を示すフローチャートである。
ステップS401からステップS406は、図3のステップS201からステップS206と同様であり、重複する説明を省略する。
ステップS407において、演算処理部50の運転計画判定部56は、冷凍機設備を運転する方がシステム効率が良いと判定する。そして、演算処理部50の処理は、ステップS409に進む。
ステップS408において、演算処理部50の運転計画判定部56は、フリークーリング設備を運転する方がシステム効率が良いと判定する。そして、演算処理部50の処理は、ステップS409に進む。
ステップS409において、演算処理部50の運転計画判定部56は、ステップS408でフリークーリング設備を運転する方がシステム効率が良いと判定した時間帯について、フリークーリング設備の連続する運転時間が予め設定された設定連続運転時間よりも長いか否かを判定する。フリークーリング設備の連続する運転時間が設定連続運転時間よりも長い場合(S409・Yes)、演算処理部50の処理はステップS411に進む。
一方、フリークーリング設備の連続する運転時間が設定連続運転時間よりも長くない場合(S409・No)、演算処理部50の処理はステップS410に進む。また、ステップS407で冷凍機設備を運転する方がシステム効率が良いと判定した場合については、演算処理部50の処理はステップS410に進む。
ステップS410において、演算処理部50の運転計画判定部56は、冷凍機設備を運転すると判定する。即ち、ステップS406でフリークーリング運転のシステム効率が冷凍機運転のシステム効率よりも、システム効率がよいと判定された場合であっても(S406・Yes→S408)、フリークーリング運転の運転時間が設定連続運転時間よりも短い場合は(S409・No)、冷凍機設備を運転すると判定し直す。演算処理部50は、冷凍機設備を運転することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS402で演算した予測熱負荷、ステップS403で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
ステップS411において、演算処理部50の運転計画判定部56は、フリークーリング設備を運転すると判定する。演算処理部50は、フリークーリング設備を運転することを示す情報を表示部60に出力して、表示させる。また、演算処理部50は、ステップS402で演算した予測熱負荷、ステップS403で演算したフリークーリング設備の処理熱量を表示部60に出力して、表示させる。そして、演算処理部50の処理を終了する。
<作用・効果>
以上、第4実施形態に係る運転計画システムSによれば、フリークーリング運転と冷凍機運転のシステム効率を求め、効率のよい運転を判定するとともに(S406〜S408)、フリークーリング運転と冷凍機運転との切り替え作業の回数を削減した運転情報を表示部60に表示させることができる。このような構成により、運転員OPは効率のよい熱源システムHSの運転の判断を行うことができ、熱源システムHSの省エネおよび切り替え作業の削減を実現することができる。
図8は、第4実施形態に係る運転計画システムSの処理結果の表示例を示す画面図である。なお、図4に示す第2実施形態に係る運転計画システムSの画面例と、図8に示す第4実施形態に係る運転計画システムSの画面例とは、熱源システムHSの構成、外気条件、予測熱負荷は、同条件で処理を行ったものである。このため、換言すれば、図4に示す画面例は、第4実施形態に係る運転計画システムSのステップS407,S408における判定結果に相当する。また、以下の説明において、設定連続運転時間(ステップS409参照)は2時間として説明する。
図8の画面例は、図4と同様に、表示部60には、各時間帯枠ごと(図8の例では、1時間ごと)の予測熱負荷、フリークーリング運転の可否(S208の冷凍機設備を運転することを示す情報)、フリークーリング設備の処理熱量、冷凍機運転(S207の冷凍機設備を運転することを示す情報)が48時間後まで一覧で表示される。なお、「○」は対応するフリークーリング設備または冷凍機設備を運転することを示し、「×」は停止することを示している。
No2で示すフリークーリング設備は、図4に示すように3:00台の時間帯から5:00台の時間帯までの3時間において連続運転すると判定されている。このため、演算処理部50の運転計画判定部56は連続運転時間が設定連続運転時間よりも長いと判定し(S409・Yes)、図8のAに示すようにNo2で示すフリークーリング設備を運転することを示す情報である「○」が表示部60に表示される(S411)。
一方、No3で示すフリークーリング設備は、図4に示すように3:00台の時間帯の1時間において連続運転すると判定されている。このため、演算処理部50の運転計画判定部56は連続運転時間が設定連続運転時間よりも短いと判定し(S409・No)、図8のBに示すようにNo3で示すフリークーリング設備を運転しないことを示す情報である「×」が表示部60に表示され、図8のFに示すようにNo1で示す冷凍機設備の3:00台の時間帯において運転することを示す情報である「○」が表示部60に表示される(S410)。
同様に、No4で示すフリークーリング設備は、図4に示すように4:00台の時間帯の1時間において連続運転すると判定されている。このため、演算処理部50の運転計画判定部56は連続運転時間が設定連続運転時間よりも短いと判定し(S409・No)、図8のCに示すようにNo4で示すフリークーリング設備を運転しないことを示す情報である「×」が表示部60に表示され、図8のFに示すようにNo1で示す冷凍機設備を運転することを示す情報である「○」が表示部60に表示される(S410)。また、No4で示すフリークーリング設備の21:00台の時間帯についても、図8のD、Gに示すように同様である。
また、No3で示すフリークーリング設備は、図4に示すように22:00台の時間帯の1時間において連続運転すると判定されている。このため、演算処理部50の運転計画判定部56は連続運転時間が設定連続運転時間よりも短いと判定し(S409・No)、図8のEに示すようにNo3で示すフリークーリング設備を運転しないことを示す情報である「×」が表示部60に表示される。ここで、22:00台の時間帯においてはNo1で示す冷凍機設備を運転すると判定されている。No1で示す冷凍機設備の処理熱量には余裕があるため、No3で示すフリークーリング設備を運転しないとしても冷凍機設備の運転数を増やさないで熱負荷設備の熱負荷を処理できる。
≪第5実施形態≫
次に、第5実施形態に係る運転計画システムSについて図9を用いて説明する。図9は、第5実施形態に係る運転計画システムSの構成図である。第1から第4実施形態に係る運転計画システムSは、例えば、パーソナルコンピュータで構成され、熱源システムHS,HS3の近くに配置されているものしたが、第5実施形態に係る運転計画システムSは、クラウド上のシステムとして構成されている点で異なっている。
第5実施形態に係る運転計画システムSは、クラウドコンピュータ601と、インターネット網602と、熱源システムHS(HS3)が設置された拠点604に設置された表示装置603と、を備えて構成されている。
クラウドコンピュータ601は、第1から第4実施形態に係る運転計画システムSの演算処理部50が備える各種演算処理(気象予報取得部51、熱負荷予測部52、フリークーリング製造温度推定部53、フリークーリング製造熱量推定部54、システム効率演算部55、運転計画判定部56、蓄熱槽温度推定部57、冷水二次往温度推定部58)を行うことができるように構成されている。また、クラウドコンピュータ601は、インターネット網602と接続するための通信手段605を有している。
表示装置603は、図1および図5に示す表示部60に相当し、例えば、パソコン、タブレット端末(スレート端末)、スマートフォン、ウェアラブル端末等を用いることができる。また、表示装置603は、インターネット網602と接続するための通信手段606を有している。
<作用・効果>
以上、第5実施形態に係る運転計画システムSによれば、演算処理部分をクラウドコンピュータ601上に持つことで、同時に複数拠点の計算を行うことが可能となる。また、各拠点に設置される表示装置603には、高い演算処理能力を要求されないので安価な端末を使用することが可能であり、拠点ごとの設備投資コストを抑えることができる。
≪変形例≫
なお、本実施形態に係る転計画システムSは、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本実施形態に係る運転計画システムSは、熱源システムHSの運転に関する情報を表示部60に出力して表示させるものとし、実際の運転変更は表示部60を見た運転員OPが運転計画システムSの制御部30等を操作して熱源システムHSの運転を変更するものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、運転計画システムSの演算処理部50と熱源システムHSの制御部30とが通信可能に接続されており、運転計画システムSの作成した運転計画を熱源システムHSの制御部30に出力し、制御部30は運転計画システムSの作成した運転計画に基づいて熱源システムHSを運転する構成であってもよい。
S 運転計画システム
50 演算処理部
51 気象予報取得部
52 熱負荷予測部
53 フリークーリング製造温度推定部
54 フリークーリング製造熱量推定部
55 システム効率演算部(第1システム効率演算部、第2システム効率演算部)
56 運転計画判定部
57 蓄熱槽温度推定部
58 冷水二次往温度推定部
60 表示部
601 クラウドコンピュータ
602 インターネット網(通信網)
603 表示装置(表示部)
604 拠点
605,606 通信手段
HS,HS3 熱源システム
OP 運転員

Claims (4)

  1. 冷凍機を有する冷凍機設備と、フリークーリング熱交換器を有するフリークーリング設備と、を備え、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備で製造した冷水を熱負荷設備に供給する熱源システムの運転計画システムであって、
    気象予報値を取得する気象予報取得部と、
    前記気象予報値に基づいて、前記熱負荷設備の熱負荷を予測する熱負荷予測部と、
    前記気象予報値および前記熱負荷に基づいて、前記フリークーリング設備の製造する冷水の温度を推定するフリークーリング製造温度推定部と、
    前記フリークーリング設備を運転した際のシステム効率である第1システム効率を演算する第1システム効率演算部と、
    前記冷凍機設備を運転した際のシステム効率である第2システム効率を演算する第2システム効率演算部と、
    前記推定した冷水温度に基づいて、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備の運転計画を判定する運転計画判定部と、
    前記運転計画を表示する表示部と、
    前記熱源システムが備える蓄熱槽の内部冷水温度を推定する蓄熱槽温度推定部と、
    前記熱負荷設備に供給する冷水の温度である冷水二次往温度を推定する冷水二次往温度推定部と、を備え、
    前記運転計画判定部は、
    前記第1システム効率と前記第2システム効率とを比較し、
    前記第1システム効率が前記第2システム効率よりも効率がよい場合、
    前記冷水二次往温度を設定した上限値および下限値と比較し、
    前記冷水二次往温度が前記上限値より高い場合、前記フリークーリング設備および前記冷凍機設備を運転すると判定し、
    前記冷水二次往温度が前記下限値より低い場合、前記フリークーリング設備のみを運転すると判定し、
    前記冷水二次往温度が前記下限値以上かつ前記上限値以下の場合、前記フリークーリング設備を運転し、前記冷凍機設備の運転状態を引き継ぐと判定する
    ことを特徴とする熱源システムの運転計画システム。
  2. 前記運転計画判定部は、
    前記第1システム効率が前記第2システム効率よりも効率がよい時間が設定時間よりも長い場合、前記フリークーリング設備を運転すると判定し、
    前記第1システム効率が前記第2システム効率よりも効率がよい時間が前記設定時間よりも短い場合、前記冷凍機設備を運転すると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱源システムの運転計画システム。
  3. 前記気象予報取得部、前記熱負荷予測部、前記フリークーリング製造温度推定部、前記第1システム効率演算部、前記第2システム効率演算部、および、前記運転計画判定部は、クラウドコンピュータ上に構成され、
    前記表示部は、前記熱源システムが設置された拠点に設けられた表示装置に構成され、
    前記クラウドコンピュータと前記表示装置は通信網を介して通信可能に接続されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項のいずれか1項に記載の熱源システムの運転計画システム。
  4. 冷凍機を有する冷凍機設備と、フリークーリング熱交換器を有するフリークーリング設備と、を備え、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備で製造した冷水を熱負荷設備に供給する熱源システムの運転計画判定方法であって、
    気象予報値を取得するステップと、
    前記気象予報値に基づいて、前記熱負荷設備の熱負荷を予測するステップと、
    前記気象予報値および前記熱負荷に基づいて、前記フリークーリング設備の製造する冷水の温度を推定するステップと、
    前記フリークーリング設備を運転した際のシステム効率である第1システム効率を演算するステップと、
    前記冷凍機設備を運転した際のシステム効率である第2システム効率を演算するステップと、
    前記推定した冷水温度に基づいて、前記冷凍機設備および前記フリークーリング設備の運転計画を判定するステップと、
    前記熱源システムが備える蓄熱槽の内部冷水温度を推定するステップと、
    前記熱負荷設備に供給する冷水の温度である冷水二次往温度を推定するステップと、を備え、
    前記運転計画を判定するステップは、
    前記第1システム効率と前記第2システム効率とを比較し、
    前記第1システム効率が前記第2システム効率よりも効率がよい場合、
    前記冷水二次往温度を設定した上限値および下限値と比較し、
    前記冷水二次往温度が前記上限値より高い場合、前記フリークーリング設備および前記冷凍機設備を運転すると判定し、
    前記冷水二次往温度が前記下限値より低い場合、前記フリークーリング設備のみを運転すると判定し、
    前記冷水二次往温度が前記下限値以上かつ前記上限値以下の場合、前記フリークーリング設備を運転し、前記冷凍機設備の運転状態を引き継ぐと判定する
    ことを特徴とする熱源システムの運転計画判定方法。
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