JP2010169348A - 空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法 - Google Patents

空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法 Download PDF

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裕 鈴木
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Abstract

【課題】室内機単位または部屋単位で使用した使用電力量を比較する。
【解決手段】室外機10と複数の室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4とを有する空気調和システムにおいて、使用電力を算出するための情報を取得して蓄積する蓄積手段(HDD33)と、蓄積手段から情報を読み出して、各室内機単位で使用電力を求め、求めた使用電力を各室内機単位で比較可能に提供する提供手段(CPU31)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法に関する。
従来、ビル等に設けられる空気調和システムにおいては、室外機と複数の室内機とを有する一または複数の空気調和装置が集中管理されるよう構成されたものが知られている。
このような空気調和システムは、テナントビル等のように、複数の使用者が存在する環境に設置されることがある。このような環境では、各使用者の使用電力量に応じた電力料金を算出するため、各室内機の積算運転時間に基づき、室内機毎に空調按分率を算出し、空気調和システムの使用電力量に空調按分率を乗じて、室内機毎に使用電力量および電力料金を算出できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−157336号公報
上述した技術では、使用者毎に使用電力量および電力料金が、例えば、1ヶ月単位で算出されて個々に提示されるだけであるので、室内機単位または部屋単位で使用電力量が比較できないという問題点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、室内機単位または部屋単位で使用した使用電力量の比較が可能な空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、室外機と複数の室内機とを有する空気調和システムにおいて、使用電力量を算出するための情報を取得して蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から前記情報を読み出して、各室内機単位で使用電力量を求め、求めた使用電力量を各室内機単位で比較可能に提供する提供手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、室内機単位で使用電力量を算出して比較可能に提供することができるので、室内機単位の使用電力量を比較することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記提供手段は、同じ部屋に設けられた室内機を1つのグループとし、当該グループ単位で使用電力量を求め、求めた使用電力量を各グループ単位で比較可能に提供することを特徴とする。
この構成によれば、部屋単位の使用電力量を比較可能に提供することができるので、例えば、どの部屋の使用電力量が多いかを簡単に知ることができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記提供手段は、各グループ単位で使用電力量の大きい順または小さい順に並べて提供することを特徴とする。
この構成によれば、部屋単位で使用電力量の序列を簡単に知ることができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記提供手段は、各グループ単位で求めた使用電力量と、予め設定されている目的使用電力量とを比較可能に提供することを特徴とする。
この構成によれば、部屋単位で目標の達成の如何を簡単に知ることができる。
また、本発明は、室外機と複数の室内機とを有する空気調和システムの制御方法において、使用電力量を算出するための情報を取得して蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップにおいて蓄積された前記情報を読み出して、各室内機単位で使用電力量を求め、求めた使用電力量を各室内機単位で比較可能に提供する提供ステップと、を有することを特徴とする。
この構成によれば、室内機単位で使用電力量を算出して比較可能に提供することができるので、室内機単位の使用電力量を比較することができる。
本発明によれば、室内機単位または部屋単位で使用した使用電力量の比較が可能な空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法を提供することができる。
(A)実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態の構成を示す図である。図1に示すように、本発明の実施形態の空気調和システム1は、室外機10、室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4、操作部21〜23、集中監視装置30、通信ネットワーク40、および、パーソナルコンピュータ50〜80を有している。なお、以下では、空気調和システム1が、例えば、小学校等の学校に設置されている場合を例に挙げて説明する。
ここで、室外機10は、室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4と冷媒配管によって連結されるとともに、集中監視装置30の制御に応じて冷房運転または暖房運転を行う。また、室外機10の運転状況は、集中監視装置30によって監視されている。
室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4は、教室A〜Cにそれぞれ設置され、教室A〜Cの室内温度が操作部21〜23によって設定された目標温度となるように温度制御を行う。なお、室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4の運転状況は、集中監視装置30によって監視されている。なお、この図の例では、教室A〜Cの3部屋だけを例に挙げて説明しているが、4部屋以上であっても、2部屋以下であってもよい。また、室内機は各教室に4台ずつ配置されているが、5台以上であっても、3台以下であってもよい。各教室に設置される室内機の台数がそれぞれ異なっていてもよい。さらに、室外機10についても2台以上設置するようにしてもよい。
集中監視装置30は、室外機10および室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4を制御するとともに、室外機10および室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4の運転状況を示す情報を取得して記憶する。そして、記憶した情報に基づいて、各教室の使用電力量を按分によって算出するとともに、パーソナルコンピュータ50〜80から要求がなされた場合には、各教室の使用電力量を比較可能に提示する。
図2は、集中監視装置30の詳細な構成例を示す図である。なお、パーソナルコンピュータ50〜80も集中監視装置30と略同様の構成とされているので、これらをまとめて図2を参照して説明する。集中監視装置30は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、HDD(Hard Disk Drive)33、RAM(Random Access Memory)34、描画処理部35、LCD(Liquid Crystal Display)36、I/F(Interface)37、および、入力デバイス38を有している。なお、パーソナルコンピュータ50〜80も同様にCPU51〜81、ROM52〜82、HDD53〜83、RAM54〜84、描画処理部55〜85、LCD56〜86、I/F57〜87、および、入力デバイス58〜88をそれぞれ有している。ここで、CPU31は、ROM32またはHDD33に格納されているプログラムおよびデータに基づいて装置の各部を制御する。ROM32は、CPU31が実行する基本的なプログラムおよびデータを記憶している。HDD33は、CPU31が実行するプログラムおよびデータならびに室外機10および室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4の運転状況を示す情報を記憶する。RAM34は、CPU31がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして機能する。I/F37は、通信ネットワーク40を介して他の装置との間で情報を授受する際のプロトコル変換処理等を実行する。また、入力デバイス38から供給されるデータを内部形式に適合するデータに変換する。入力デバイス38は、例えば、キーボードまたはマウス等によって構成され、ユーザーの操作に応じた情報を生成して出力する。なお、図2の例では、集中監視装置30はHDD33を有するようにしたが、HDD33以外の記憶媒体(例えば、不揮発性半導体メモリ)を有するようにしてもよい。
通信ネットワーク40は、例えば、LAN(Loal Area Network)によって構成され、集中監視装置30およびパーソナルコンピュータ50〜80の間で情報を、例えば、パケットによって授受する。
パーソナルコンピュータ50は、例えば、職員室に配置され、このパーソナルコンピュータ50を操作することにより、教室A〜Cに設置されている室内機の運転状況を制御するとともに、教室A〜Cに設置されている室内機の運転状況を監視することができる。パーソナルコンピュータ60〜80は、教室A〜Cにそれぞれ配置され、これらのパーソナルコンピュータ60〜80を操作して、集中監視装置30にアクセスすることにより、教室A〜Cの使用電力量の状況を比較可能に提供を受けることができる。
(B)実施形態の動作の説明
つぎに、本実施形態の動作について説明する。操作部21〜23が操作され、教室A〜Cのそれぞれの目標温度が設定されたとする。操作部21〜23から入力された目標温度は、集中監視装置30に対して供給され、集中監視装置30は、室外機10に対して制御信号を供給し、教室A〜Cの熱負荷に応じて、コンプレッサを駆動する。これにより、冷媒配管を通じて室内機に冷媒が供給され、各室内機が有する室内熱交換器によって冷媒と、室内の空気との間で熱交換が実行された後、送風ファンによって室内に向けて送出される。なお、図1の例では、操作部21〜23は、室内機21−1〜21−3のみをそれぞれ操作する構成としたが、全ての室内機に操作部を設けて、室内機毎に目標温度を個別に設定可能としてもよい。なお、各室内機は、サーモオン/オフを行うとともに、送風ファンの風速を制御することで、室内温度が目標温度に近づくように運転を行う。
集中監視装置30は、各室内機21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4から、送風ファンの風速およびサーモオン/オフの運転情報を、例えば、15分間隔で取得し、HDD33に格納する。ここで、送風ファンとは、室内熱交換器において、冷媒との間で熱交換を行った空気を室内に送出する機能を有する。また、サーモオン/オフとは、目標温度と現在の室内温度との関係に応じて、室内機の運転を停止(サーモオフ)すること、または、室内機の運転を開始(サーモオン)することをいう。具体的には、冷房運転時は室内温度が目標温度以下になった場合に室内機の運転を停止(オフ)し、目標温度以上になった場合に室内機の運転を開始(オン)する。一方、暖房運転時は室内温度が目標温度以上になった場合に室内機の運転を停止(オフ)し、目標温度以下になった場合に室内機の運転を開始(オン)する。また、送風ファンの風速とは、送風ファンが送出する空気の速度を示し、例えば、急風、強風、弱風の3種類によって表される。なお、風速ではなく、風量(例えば、弱、中、強)によって示すようにしてもよい。
また、集中監視装置30は、室外機10から運転電力量を15分間隔で取得し、同様にしてHDD33に格納する。なお、運転電力量とは、室外機10を駆動するために必要な電力量をいい、これは、システム全体で使用する電力量に略等しい。
つぎに、集中監視装置30は、HDD33から、以上のようにして取得された、各室内機の送風ファンの風速、サーモオン/オフおよび各室内機の定格能力を取得する。ここで、室内機の定格能力とは、室内機の冷房または暖房の能力をいい、冷房運転時および冷房運転時それぞれについてkW(キロワット)によって表される。集中監視装置30は、送風ファンの風速およびサーモオン/オフの状態に基づいて、室内機毎に急風、強風、弱風の各風速別にサーモオン運転された時間をサーモオン累積運転時間として算出する。これにより、集中監視装置30は、各室内機iの急風サーモオン累積運転時間SHHi、強風サーモオン累積運転時間SHi、および、弱風サーモオン累積運転時間SLiを得る。また、集中監視装置30は、室内機の運転モード(冷房運転または暖房運転)と室内機のそれぞれの運転モード時における定格能力から、各室内機の能力(kW(キロワット)相当値)PSiを算出する。
つぎに、集中監視装置30は、以下の式に基づいて、各室内機iの電力使用指数TEiを算出する。
TEi=(SHHi×αHH+SHi×αH+SLi×αL)×PSi
ここで、αHHは急風の風速重み付け係数、αHは強風の風速重み付け係数、αLは弱風の風速重み付け係数であり、例えば0.50〜1.00の範囲で、風速毎に予め設定される。なお、一般的にはαHH>αH>αLの関係を有する。
集中監視装置30は、各室内機iの電力使用指数TEiを算出すると、各室内機の電力使用指数TEiの総和によって、空気調和システム全体の室内機(m台)の電力使用指数TOTALeを以下の式に基づいて算出する。
TOTALe=TE1+TE2+・・・+TEm
これにより、各室内機iの電力使用按分率REi(%(パーセント))は、以下の式によって表される。
REi(%)=TEi÷TOTALe×100
つぎに、集中監視装置30は、教室毎の電力按分率NEj(%)を、各教室に配置された室内機の電力使用按分率REiの総和によって求める。そして、集中監視装置30は、教室単位の電力按分率NEjが算出されると、算出した電力按分率NEに対して、室外機10から取得した運転電力量Peを積算した値から、教室単位の使用電力量ME(kWh(キロワットアワー))を算出する。例えば、教室jの使用電力量MEjは、以下の式によって求められる。なお、Pe×REiにより、各室内機の使用電力量が求められる。
MEj(kWh)=Pe×NEj
以上のようにして求めた使用電力量は、HDD33に教室毎および時間毎に分けて格納される。図3は、以上のようにして求められ、HDD33に格納された情報の一例を示す図である。この例では、日付、時刻、教室A、教室B、および、教室Cを項目として有している。具体的には、一番目の情報は、2008年5月1日の10:00に取得された情報であることを示し、教室A、教室B、および、教室Cのそれぞれの使用電力量は、それぞれ「20.0kWh」、「20.1kWh」、および、「19.7kWh」であることを示している。なお、このような情報は、例えば、15分間隔で算出されて格納される。なお、これ以外のインターバルであってもよい。
つぎに、以上のようにして算出された情報に基づいて、教室単位で使用電力量を比較して表示する処理について説明する。例えば、教室Aの生徒が、パーソナルコンピュータ60の入力デバイス68を操作して、通信ネットワーク40を介して集中監視装置30にアクセスする要求を行ったとすると、CPU61は、I/F67および通信ネットワーク40を介して集中監視装置30にアクセスする。集中監視装置30では、図4に示す処理が実行されており、アクセスがなされるとつぎに説明する処理が実行される。すなわち、集中監視装置30のCPU31は、ステップS10において、パーソナルコンピュータからアクセスがなされているか否かを判定し、アクセスがなされていると判定した場合(ステップS10;Yes)にはステップS11に進み、それ以外の場合(ステップS10;No)には同様の処理を繰り返す。
ステップS11では、CPU31は、HDD33に格納されているインデックス画面を表示するための情報を取得し、I/F37および通信ネットワーク40を介して、アクセスを行ったパーソナルコンピュータに対して送信する。いまの例では、パーソナルコンピュータ60がアクセスしているので、インデックス画面を表示するための情報がパーソナルコンピュータ60に対して送信される。この結果、パーソナルコンピュータ60のCPU61は、この情報を受信し、受信した情報を描画処理部65に供給する。描画処理部65は、供給された情報に基づいて描画処理を実行し、得られた画像を映像信号に変換して、LCD66に供給する。この結果、LCD66には、図5に示すようなインデックス画面100が表示される。図5の表示例では、インデックス画面100の画面内の上部にはタイトル101としての「エアコン使用電力量比較」が表示され、その下にはグラフィックボタン102〜105が表示され、一番下には入力ボックス106が表示されている。ここでグラフィックボタン102は、教室毎の使用電力量を比較表示する際に操作される。グラフィックボタン103は、教室毎の使用電力量のベストランキング表示(使用電力量が小さい順に表示)する際に操作される。グラフィックボタン104は、教室毎の使用電力量のワーストランキング表示(使用電力量が大きい順に表示)する際に操作される。グラフィックボタン105は、教室毎の使用電力量の目標達成状況を表示する際に操作される。入力ボックス106には、集計を行う対象となる期間が入力される。具体的には、例えば、期間を示す日時情報「2008/5/1 10:00〜2008/5/2 17:00」が入力される。
ステップS12では、CPU31は、インデックス画面100に表示されているグラフィックボタン102(教室比較)が操作されたか否かを判定し、操作されたと判定した場合(ステップS12;Yes)にはステップS13に進み、それ以外の場合(ステップS12;No)にはステップS14に進む。
ステップS13では、CPU31は、HDD33に格納されている使用電力量に関する情報(図3参照)から、インデックス画面100の入力ボックス106に入力された期間に該当する情報を取得し、教室別の使用電力量を示すグラフを生成し、アクセスを行ったパーソナルコンピュータに送信して表示させる。例えば、期間を示す日時として「2008/5/1 10:00〜2008/5/2 17:00」が入力された場合には、この期間に該当する使用電力量に関する情報が取得され、教室単位で累積加算される。これにより、各教室単位の指定期間内の使用電力量が得られるので、当該使用電力量に基づいて棒グラフが生成される。このようにして生成された棒グラフは、アクセスを行ったパーソナルコンピュータ60に送信され、LCD66には図6(A)に示すようなグラフが表示される。この例では、2008/5/1 10:00〜2008/5/2 17:00の期間の教室毎の使用電力量が棒グラフとして表示されており、使用電力量が多い教室ほど、棒グラフの高さが高くなっている。
ステップS14では、CPU31は、インデックス画面100に表示されているグラフィックボタン103(ベストランキング)が操作されたか否かを判定し、操作されたと判定した場合(ステップS14;Yes)にはステップS15に進み、それ以外の場合(ステップS14;No)にはステップS17に進む。
ステップS15では、ステップS13の場合と同様の処理によって、指定された期間における教室毎の使用電力量を求めるとともに、求めた使用電力量をその値が少ない順にソートする(並べ換える)。そして、ステップS16では、ソートによって求めた使用電力量に対応する棒グラフを生成して、アクセスを行ったパーソナルコンピュータに対して送信する。いまの例では、アクセスを行ったパーソナルコンピュータ60のLCD66には図6(B)に示すようなグラフが表示される。この例では、2008/5/1 10:00〜2008/5/2 17:00の期間の教室毎の使用電力量が使用電力量が少ない順に棒グラフとして表示されており、使用電力量が少ない教室ほど左側に表示されている。この例では、教室Iが最も使用電力量が少ないとして左端に表示されている。
ステップS17では、CPU31は、インデックス画面100に表示されているグラフィックボタン104(ワーストランキング)が操作されたか否かを判定し、操作されたと判定した場合(ステップS17;Yes)にはステップS18に進み、それ以外の場合(ステップS17;No)にはステップS20に進む。
ステップS18では、ステップS13の場合と同様の処理によって、指定された期間における教室毎の使用電力量を求めるとともに、求めた使用電力量をその値が多い順にソートする(並べ換える)。そして、ステップS19では、ソートによって求めた使用電力量に対応する棒グラフを生成して、アクセスを行ったパーソナルコンピュータに対して送信する。いまの例では、アクセスを行ったパーソナルコンピュータ60のLCD66には図7(A)に示すようなグラフが表示される。この例では、2008/5/1 10:00〜2008/5/2 17:00の期間の教室毎の使用電力量が使用電力量が多い順に棒グラフとして表示されており、使用電力量が多い教室ほど左側に表示されている。この例では、教室Hが最も使用電力量が多いとして左端に表示されている。
ステップS20では、CPU31は、インデックス画面100に表示されているグラフィックボタン105(目標達成状況)が操作されたか否かを判定し、操作されたと判定した場合(ステップS20;Yes)にはステップS21に進み、それ以外の場合(ステップS20;No)にはステップS22に進む。
ステップS21では、ステップS13の場合と同様の処理によって、指定された期間における教室毎の使用電力量を求めるとともに、予め設定されている目標使用電力量を基準として、これを上回る部分の表示色を変更した棒グラフを生成する。そして、生成した棒グラフを、アクセスを行ったパーソナルコンピュータに対して送信する。いまの例では、アクセスを行ったパーソナルコンピュータ60のLCD66には図7(B)に示すようなグラフが表示される。この例では、2008/5/1 10:00〜2008/5/2 17:00の期間の教室毎の使用電力量が棒グラフとして表示されるとともに、破線示す目標使用電力量を超過する部分については棒グラフの表示色が変更されている。なお、目標使用電力量については、例えば、月単位または週単位の目標使用電力量を、例えば、職員室に設置されているパーソナルコンピュータ50の入力デバイス58から入力し、このようにして入力された目標使用電力量を、インデックス画面100の入力ボックス106から入力された期間に応じて調整することにより、当該期間の目標使用電力量を求めることができる。例えば、1週間の目標使用電力量が100kWhである場合に、入力ボックス106から入力された期間が1日である場合には、100kWhを出校日である5日で除して得られた20kWhが指定された期間の目標使用電力量とされる。
ステップS22では、CPU31は、処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合(ステップS22;No)にはステップS11に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS22;Yes)には処理を終了する。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、各教室単位で室内機の使用電力量を算出して集中監視装置30に格納するとともに、パーソナルコンピュータからアクセスがなされた場合には、指定された期間に対応する使用電力量を各教室単位で比較可能に提供するようにしたので、例えば、各教室の生徒は、自分達の使用電力量を知ることができる。また、このような情報を視覚化して、比較可能に提供することにより、例えば、各教室に属する生徒間の競争意識を高めることにより、学校全体としての使用電力を削減することができる。
また、本実施形態では、指定された期間における使用電力量を各教室単位で求めるとともに、使用電力量が小さい順または大きい順に視覚化して提供するようにしたので、教室単位の使用電力量の順位を容易に知ることができる。
また、本実施形態では、指定された期間における使用電力量を各教室単位で求めるとともに、予め設定された目標使用電力量と比較して提示するようにしたので、教室単位の目標の達成状況を容易に知ることができる。
(C)変形実施形態の説明
なお、上述した各実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能であることは勿論である。例えば、以上の実施形態では、使用電力量に対応する棒グラフを表示するようにしたが、例えば、使用電力量に対して電力量あたりの単価を乗算することにより、各教室単位の電力料金を算出するようにしてもよい。例えば、1kWhの単価が20円である場合には、各教室単位の使用電力量(kWh)に対して20円を乗算することにより各教室単位の電力料金を算出できる。なお、電力料金の単価が、時間によって異なる場合も存在するので、その場合には求めようとする時間帯によって乗算する単価を変える必要がある。また、電力料金ではなく、例えば、二酸化炭素の排出量を算出して表示するようにしてもよい。具体的には、電力量2.4Whの使用時に1gの二酸化炭素が排出されることが知られているので、各教室単位で求めた使用電力量を前述した電力量2.4Whで除することにより、各教室単位の二酸化炭素の排出量(g)を算出することができる。このようにして算出した、電力料金または二酸化炭素の排出量は、図6および図7と同様の方法によって各教室単位で比較表示することができる。
また、以上の実施形態では、15分間隔で、情報を取得するようにしたが、15分未満または15分以上の間隔であってもよい。この間隔が短い場合には、精度は高くなるがHDD33の記憶容量が多く必要とする。一方、間隔が長い場合には、精度は低くなるがHDD33の記憶容量は少なくてすむ。
また、以上の実施形態では、棒グラフによって電力使用量を表示するようにしたが、例えば、これ以外のグラフ(例えば、円グラフ、折れ線グラフ、面グラフ)によって表示するようにしてもよい。あるいは、アイコンの数によって使用電力量、電力料金、二酸化炭素排出量を表示するようにしてもよい。また、学年毎に表示方法を変更するようにしてもよい。具体的には、低学年向けには、電力使用量をアイコンの数で表示し、高学年向けには棒グラフ等によって表示するといった具合である。
また、以上の実施形態では、室内機のサーモオン/オフと送風ファンの風速に応じて按分計算を行うようにしたが、例えば、室内膨張弁の弁開度を参照して、按分計算を行うようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、空気調和システム1を学校に配置する場合を例に挙げて説明したが、これ以外の施設(例えば、企業等)に設置し、部屋単位または事業部単位で使用電力量、電力料金、二酸化炭素排出量を表示するようにしてもよい。また、使用電力量、電力料金、二酸化炭素排出量を表示する室内機のグループの単位としては、教室単位ではなく、例えば、各学年をグループとしたり、あるいは、各室内機をグループとしたりするようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る空気調和システムの構成図である。 図1に示す集中監視装置その他の詳細な構成例である。 集中監視装置に格納される情報の一例である。 集中監視装置において実行される処理の一例である。 パーソナルコンピュータに表示されるインデックス画面の一例である。 パーソナルコンピュータに表示される画面の一例である。 パーソナルコンピュータに表示される画面の一例である。
1 空気調和システム
10 室外機
21〜23 操作部
21−1〜21−4、22−1〜22−4、23−1〜23−4 室内機
30 集中監視装置
40 通信ネットワーク
50〜80 パーソナルコンピュータ

Claims (5)

  1. 室外機と複数の室内機とを有する空気調和システムにおいて、
    使用電力量を算出するための情報を取得して蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段から前記情報を読み出して、各室内機単位で使用電力量を求め、求めた使用電力量を各室内機単位で比較可能に提供する提供手段と、
    を有することを特徴とする空気調和システム。
  2. 請求項1に記載の空気調和システムにおいて、
    前記提供手段は、同じ部屋に設けられた室内機を1つのグループとし、当該グループ単位で使用電力量を求め、求めた使用電力量を各グループ単位で比較可能に提供することを特徴とする空気調和システム。
  3. 請求項2に記載の空気調和システムにおいて、
    前記提供手段は、各グループ単位で使用電力量の大きい順または小さい順に並べて提供することを特徴とする空気調和システム。
  4. 請求項2に記載の空気調和システムにおいて、
    前記提供手段は、各グループ単位で求めた使用電力量と、予め設定されている目的使用電力量とを比較可能に提供することを特徴とする空気調和システム。
  5. 室外機と複数の室内機とを有する空気調和システムの制御方法において、
    使用電力量を算出するための情報を取得して蓄積する蓄積ステップと、
    前記蓄積ステップにおいて蓄積された前記情報を読み出して、各室内機単位で使用電力量を求め、求めた使用電力量を各室内機単位で比較可能に提供する提供ステップと、
    を有することを特徴とする空気調和システムの制御方法。
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