JP5146533B2 - 診断支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機の診断支援装置に関する。
オフィスビルやテナントビル等では、建物内の各空間の空調環境を効果的に調整するため、マルチタイプの空調機が用いられることが一般的である。また、これらのビルの総電力消費量に占める空調機の電力消費量の割合は増加傾向にあるものと推定されている。
一方、近年の省エネルギーの要請により、例えば、特許文献1(特開2004―85087号公報)に示すように、空調機の電力消費量を推定して電力消費量の診断を行う装置が提案されている。マルチタイプの空調機では、シングルタイプの空調機に比べ電力消費量も増加するため、電力消費量を推定して何らかの対策を講じることにより、省エネルギー効果を得ることが期待される。
しかし、電力消費量を低減させた場合にも、空調機の運用効率が悪い場合には、実際には省エネルギー効果を得られたとは言い難い。すなわち、電力消費量が多い空調機を一概に無駄が多い空調機であると診断することはできない。
本発明は、空調機の運用効率を容易に診断することを可能にする診断支援装置を提供し、省エネルギー効果を実現することを目的とする。
第1発明に係る診断支援装置は、空調機の運用効率の診断を支援する診断支援装置であって、取得部と、特定部と、判定部と、画面生成部と、負荷判定部と、措置情報提供部と、を備える。取得部は、空調機から運転データを取得する。特定部は、取得部によって取得された運転データを用いて、空調機の状態値を特定する。状態値には、空調負荷率、COP、電力消費量、または頻度が含まれる。判定部は、COPおよび電力消費量の状態値に基づいて運用効率を判定する。画面生成部は、特定部によって特定された状態値に基づいて、状態値を改善させる措置に関する情報および空調機の運転状況を示す第2画面を生成する。負荷判定部は、COPが低い状態が、空調機の高負荷および低負荷のいずれの場合に生じているかを判定する。措置情報提供部は、判定部によって運用効率が悪いと判定された場合に、負荷判定部によって判定された結果に応じて、情報を画面生成部に提供する。
これにより、空調機の運用効率の診断が容易になり、省エネルギー効果を実現することができる。また、空調機の運用効率を適切に改善することができる。さらに、空調機の運用効率が悪い場合に適切な措置をとることができる。また、成績係数および電力消費量を改善することができる。さらに、空調機の負荷の状態に応じた措置を把握することができる。
発明に係る診断支援装置は、第発明に係る診断支援装置であって、判定条件記憶領域と、措置情報記憶領域とをさらに備える。判定条件記憶領域は、判定部が運用効率を判定するための条件を記憶する。措置情報記憶領域は、判定部によって判定される運用効率に応じた複数の情報を記憶する。
本発明に係る診断支援装置では、判定条件記憶領域に記憶された条件に基づいて空調機の運用効率が判定される。また、判定される運用効率に応じた複数の情報が記憶されている。
これにより、運用効率に応じて、適した措置をとることができる。
発明に係る診断支援装置は、第発明に係る診断支援装置であって、措置情報提供部は、措置情報記憶領域に記憶された複数の情報から一の情報を選択して画面生成部に提供する。また、画面生成部は、空調機の運転状況と措置情報提供部から提供された一の情報とを含む第2画面を生成する。
本発明に係る診断支援装置では、判定部によって判定された運用効率が悪いと判定された場合に、第2画面が生成される。
これにより、空調機の運用効率が所定の状態にある事を把握することができる。
発明に係る診断支援装置は、第2または第3発明に係る診断支援装置であって、運転時間判定部をさらに備える。運転時間判定部は、状態値に基づいて、空調機の運転時間を判定する。また、措置情報提供部は、さらに、運転時間判定部によって判定された結果に応じて、一の情報を選択して提供する。
本発明に係る診断支援装置では、状態値に基づいて、空調機の運転時間がさらに判定される。また、空調機の運転時間をさらに考慮した一の情報が選択される。
これにより、例えば、長時間運転等による運用効率の低下を解消することができる。
発明に係る診断支援装置は、第発明から第発明のいずれかに係る診断支援装置であって、複数の情報は、空調機の空調能力の抑制、目標温度の変更、または間欠運転を提案する情報である。
本発明に係る診断支援装置では、空調機の運用効率に応じて、空調機の空調能力の抑制、目標温度の変更、または間欠運転を提案する情報のいずれかが選択され、第2画面が生成される。
これにより、空調機の運用効率を向上させることができる。
発明に係る診断支援装置は、第3から第5発明のいずれかに係る診断支援装置であって、制御指令生成部をさらに備える。制御指令生成部は、措置情報提供部によって選択された一の情報に対応して、制御指令を生成する。制御指令は、空調機を制御するための指令である。
本発明に係る診断支援装置では、運用効率に応じて選択される情報に対応した制御指令が生成される。
これにより、運用効率を改善させる制御を自動的に行うことができる。
発明に係る診断支援装置は、第1発明に係る診断支援装置であって、画面生成部は、一の状態値と、いくつかの状態値との関係で判定された運転状況を示すための第2画面を生成する。
本発明に係る診断支援装置では、いずれか一の状態値と、いくつかの状態値との関係で判定された運転状況を示すための第1画面または第2画面が生成される。
これにより、運用効率の診断を容易にすることができる。
発明に係る診断支援装置は、第発明に係る診断支援装置であって、画面生成部が生成する第2画面は、第3画面および第4画面が含まれる。第3画面は、第1の状態値と第2の状態値との関係で判定された運転状況を示す画面である。第1の状態値とは、一の状態値である。第2の状態値とは、第1の状態値とは異なる状態値である。第4画面は、第1の状態値と、第3の状態値との関係で判定された運転状況を示す画面である。第3の状態値とは、第1の状態値および第2の状態値とは異なる状態値である。
本発明に係る診断支援装置では、画面には第3画面および第4画面が含まれる。第3画面には、第1の状態値と第2の状態値との関係で判定された運転状況が示される。第1の状態値とは、一の状態値であり、第2の状態値とは、第1の状態値とは異なる状態値である。また、第4画面には、第1の状態値と第3の状態値との関係で判定された運転状況が示される。第3の状態値とは、第1の状態値および第2の状態値とは異なる状態値である。
これにより、共通する一の状態値と、異なる状態値との関係で判定された、複数の判定結果を確認することができる。
発明に係る診断支援装置は、第発明に係る診断支援装置であって、運転状況は、第3画面および第4画面に柱状グラフで表示される。
本発明に係る診断支援装置では、第3画面および第4画面のそれぞれで、各状態値との関係で判定された運転状況が柱状グラフで表示される。
これにより、所定期間における空調機の運転状況を容易に確認することができる。
10発明に係る診断支援装置は、第発明または第発明に係る診断支援装置であって、第1の状態値は、空調負荷率であり、第2の状態値は、頻度であり、第3の状態値は、電力消費量である。
本発明に係る診断支援装置では、空調負荷率と頻度との関係で判定された運転状況のグラフ、および空調負荷率と電力消費量との関係で判定された運転状況のグラフがそれぞれ画面に表示されます。
これにより、空調負荷率と頻度とを比較して運用効率を評価することができる。
11発明に係る診断支援装置は、第または第発明に係る診断支援装置であって、第1の状態値は、COPであり、第2の状態値は、頻度であり、第3の状態値は、電力消費量である。
本発明に係る診断支援装置では、COPと頻度との関係で判定された運転状況のグラフ、およびCOPと電力消費量との関係で判定された運転状況のグラフがそれぞれ画面に表示されます。
これにより、頻度と電力消費量とを比較して運用効率を評価することができる。
第1発明に係る診断支援装置では、空調機の運用効率の診断が容易になり、省エネルギー効果を実現することができる。また、空調機の運用効率を適切に改善することができる。また、空調機の運用効率が悪い場合に適切な措置をとることができる。また、成績係数および電力消費量を改善することができる。さらに、空調機の負荷の状態に応じた措置を把握することができる。
発明に係る診断支援装置では、運用効率に応じて、適した措置をとることができる。

発明に係る診断支援装置では、空調機の運用効率が所定の状態にある事を把握することができる。
発明に係る診断支援装置では、例えば、長時間運転等による運用効率の低下を解消することができる。
発明に係る診断支援装置では、空調機の運用効率を向上させることができる。
発明に係る診断支援装置では、運用効率を改善させる制御を自動的に行うことができる。
発明に係る診断支援装置では、運用効率の診断を容易にすることができる。
発明に係る診断支援装置では、共通する一の状態値と、異なる状態値との関係で判定された、複数の判定結果を確認することができる。
発明に係る診断支援装置では、所定期間における空調機の運転状況を容易に確認することができる。
10発明に係る診断支援装置では、空調負荷率と頻度とを比較して運用効率を評価することができる。
11発明に係る診断支援装置では、頻度と電力消費量とを比較して運用効率を評価することができる。
本実施形態に係る診断支援システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係る診断支援装置の構成を示す図である。 冷暖房のエンタルピ差を示す図である。 判定条件記憶領域に記憶されている判定条件を示す図である。 措置情報記憶領域に記憶されている措置情報を示す図である。 本実施形態に係る表示部に表示される画面の例である。 本実施形態に係る表示部に表示される画面の例である。 本実施形態に係る表示部に表示される画面の例である。 本実施形態に係る表示部に表示される画面の例である。 画面生成部によって生成された運用効率診断画面の例である。 本実施形態に係る診断支援装置における画面生成処理の流れを示すフローである。 本実施形態に係る診断支援装置における運用効率判定処理の流れを示すフローである。 システムCOPが定格COPの60%以下の電力消費量を示す図である。 低COP運転が高負荷率運転のときに発生している状態を示す図である。 低COP運転が低負荷率運転のときに発生している状態を示す図である。 変形例(3)に係る運用効率診断画面の例である。 変形例(4)に係る柱状グラフを示す図である。 変形例(5)に係る診断支援装置40を示す図である。
以下、本発明に係る空調機の診断支援システム1について図面を用いて説明する。
(1)全体構成
図1は、本実施形態で用いる空調機10の診断支援システム1の構成を示す。診断支援システム1はオフィスビルやテナントビル等の建物に用いられるシステムである。診断支援システム1は、主として、空調機10と、診断支援装置40とからなる。
空調機10はマルチタイプの空調機であり、一台の室外機11に複数の室内機12が接続されている。図1には、1台の室外機11と8台の室内機12とからなる空調機10が示されているが、室外機11および室内機12の数はこれに限定されるものではない。
診断支援装置40は、コントローラ20と、補助装置30とからなる。コントローラ20は、室外機11と空調制御用通信線91で接続されている。コントローラ20は、空調制御用通信線91を介して、空調機10に対する制御指令を室外機11に送信する。また、コントローラ20は、空調制御用通信線91を介して、空調機10の運転データを取得する。ここで、運転データとは、空調機10の運転履歴に関するデータおよび運転状態に関するデータである。運転履歴に関するデータとは、各室内機12の電源のオン・オフ、サーモオン・オフ、運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モード等)、設定温度、室内温度(吸込み温度)等に関する情報をいう。運転状態に関するデータとは、空調機10に取り付けられている各種センサおよび各種計測器で検知された値である。コントローラ20は、空調機10からのこのような運転データを取得することにより、例えば、各室内機12の運転時間や室内膨張弁の開度、蒸発圧力Pe、凝縮圧力Pc、および圧縮機の周波数/回転数等を把握することができる。なお、本実施形態において運転時間とは、具体的に、室内機12のサーモオン時間である。ここで、サーモオン時間とは、室内機12が冷温熱供給を行っている時間をいう。
さらに、診断支援システム1では、電源60から空調機10に供給される電力が電力量計50によって計測される。具体的に、電源60には室外機11が接続されており、電源60と室外機11との間に電力量計50が設置される。電力量計50は、電源60から室外機11に供給される電力量を計測する。コントローラ20は、配線92を介して、電力量計50で計測された電力量、すなわち、空調機10を動作させるために室外機11に送られた電力に関する情報(総電力消費量)を取得する。電力量計50で計測された電力消費量は、空調機10の運転データとして後述する運転データ記憶領域24aに記憶される。
(2)診断支援装置の構成
図2は、本実施形態に係る診断支援装置40の概略構成図である。診断支援装置40は、コントローラ20と、補助装置30とからなる。上述したように、コントローラ20は、空調制御用通信線91を介して、空調機10の室外機11と接続されている。また、補助装置30は、コントローラ20とLANで接続されている。補助装置30は、コントローラ20を介して空調機10の運転データを取得する。以下、図2を参照して、各部の構成を説明する。
(2−1)コントローラ
コントローラ20は、主として、通信部21と、表示部22と、入力部23と、記憶部24と、制御部25とを有する。
〔通信部〕
通信部21は、他の機器と通信を行うための通信用インターフェースである。
〔表示部〕
表示部22は、コントローラ20で受け付けた各室内機12の運転データを表示するためのディスプレイである。ディスプレイに表示される運転データには、各室内機12の運転/停止の状態、運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モード等)、設定温度、および室内温度などが含まれる。また、表示部22は、複数の室内機12に対する制御命令を受け付けるための操作画面でもある。
〔入力部〕
入力部23は、主として上述のディスプレイを覆うタッチパネルおよび操作ボタンから構成されている。
〔記憶部〕
記憶部24には、運転データ記憶領域24aが含まれる。運転データ記憶領域24aには、空調機10の運転データが記憶される。運転データ記憶領域24aに記憶される運転データには、空調機10の運転履歴に関するデータおよび運転状態に関するデータと、空調機10の電力消費量とが含まれる。ここで、空調機10の電力消費量には、後述する取得部25aによって取得された総電力消費量と、後述する電力消費量算出部25cによって算出された室外機11の電力消費量(室外機電力量Eo)および室内機12の電力消費量(室内機電力量EIk)とが含まれる。なお、運転データ記憶領域24aは、運転データを所定の時間(本実施形態では30分)のみ記憶しておくことが可能な記憶容量を有しており、新しい運転データが取得されるたびに、順次古い運転データが消去されてゆく。なお、記憶部24は、上記領域の他、後述の制御部25が読み出して実行可能な管理プログラムが格納される領域を有している。
〔制御部〕
制御部25は、主として、取得部25aと、空調能力算出部25bと、電力消費量算出部25cと、送信部25dとを有している。
(a)取得部
取得部25aは、通信部21を介して、空調機10の運転データを所定間隔毎(本実施形態では5分毎)に取得する。
(b)空調能力算出部
空調能力算出部25bは、取得部25aが取得した空調機10の運転データに基づいて、空調機10の空調能力を算出する。具体的には、空調能力算出部25bは、蒸発器または凝縮器のエンタルピ差に冷媒循環量Gを乗じることによって空調能力を算出する。より具体的には、冷房時の空調能力Qcは、蒸発器のエンタルピ差Δicに冷媒循環量Gを乗じることにより算出される(Qc=Δic×G)。また、暖房時の空調能力Qhは、凝縮器のエンタルピ差Δihに冷媒循環量Gを乗じることにより算出される(Qh=Δih×G)。
なお、空調能力算出部25bは、取得部25aが取得した運転データに基づき、ここで用いられるエンタルピ差Δic、Δih、および冷媒循環量Gを算出する。具体的に、エンタルピ差Δic、Δihは、蒸発圧力Pe、凝縮圧力Pc、圧縮機の性能特性、および制御目標値(過熱度SH、過冷却度SC)によって求められる。
図3は、冷暖房のエンタルピ差を示す図であり、上述した運転データの関係を表す。また、冷媒循環量Gは、蒸発圧力相当飽和温度Te、凝縮圧力相当飽和温度Tcから算出される(G=f(Te,Tc))(ARI:STANDARD for PERFORMANCE RATION OF POSITIVE DISPLACEMANT REFRIGERANT COMPRESSORS AND COMPRESSOR UNITS, Standard 540(2004)、Carl C. Hiller:DETAILED MODELING AND COMPUTER SIMULATION OF RECIPROCATING REFRIGERATION COMPRESSORS, Proc. of International Compressor Engineering Conference at Purdue (1976), pp12-16参照)。なお、蒸発圧力相当飽和温度Te、凝縮圧力相当飽和温度Tcは、それぞれ、蒸発圧力Pe、凝縮圧力Pcより一意に決まる変数である。
(c)電力消費量算出部
電力消費量算出部25cは、空調機10の電力消費量を算出する。詳細には、電力消費量算出部25cは、運転データ記憶領域24aに記憶されている総電力消費量に基づいて、各室外機11の電力消費量である室外機電力量Eoと、室内機12の電力消費量である室内機電力消費量EIkとをそれぞれ算出する。室外機電力量Eoは、電力量計50で計測された電力消費量を、診断支援システム1内に含まれる室外機11の能力比に応じて按分することで求められる。すなわち、診断支援システム1内に含まれる室外機11の数が1台である場合には、電力量計50で計測された電力消費量が室外機電力量Eoになる。室内機電力量EIkは、室内機12のファンの定格電力にその運転時間を乗じることにより求められる。電力消費量算出部25cによって算出された値は、上述の運転データ記憶領域24aに記憶される。
(d)送信部
送信部25dは、運転データ記憶領域24aに記憶された運転データを、通信部21を介して、所定時間ごと(例えば、5分ごと)に補助装置30に送信する。
(2−2)補助装置の構成
図2に示すように、補助装置30は、主として、通信部31と、表示部32と、入力部33と、記憶部34と、制御部35とを有する。
〔通信部〕
通信部31は、コントローラ20と通信を行うための通信用インターフェースである。
〔表示部〕
表示部32は、コントローラ20を介して取得された空調機10の運転データを表示するためのディスプレイである。ディスプレイに表示される運転データには、コントローラ20の表示部22で表示された運転データと同様、各室内機12の運転/停止の状態、運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モード等)、設定温度、および室内温度などが表示される。さらに、表示部32には、後述する画面生成部35jによって生成される画面が表示される。画面生成部35jによって生成される画面については、画面生成部35jの説明と併せて詳細に説明する。
〔入力部〕
入力部33は、主として、キーボードおよび操作ボタンから構成されている。
〔記憶部〕
記憶部34は、主として、運転データ記憶領域34aと、判定条件記憶領域34bと、措置情報記憶領域34cとを有する。
(a)運転データ記憶領域
運転データ記憶領域34aには、上述の送信部25dによって送信された運転データ(空調機10の運転履歴に関するデータおよび運転状態に関するデータと、室外機電力量Eoおよび室内機電力量EIk)が記憶される。さらに、運転データ記憶領域34aには、後述するCOP算出部35b、平均空調負荷率算出部35c、平均電力消費量算出部35d、および頻度計測部35eによって得られた値も記憶される。運転データ記憶領域34aに記憶された値を、以下、室内機の状態値として説明する。
(b)判定条件記憶領域
判定条件記憶領域34bには、空調機10の運用効率を判定するために用いられる複数の条件(判定条件)が記憶されている。図4に、判定条件の例を示す。各判定条件には、当該条件に該当する場合と該当しない場合とに応じて、次条件または措置情報に関する番号が関連付けられている。次条件とは、次に判定されるべき条件である。措置情報に関する番号は、後述する措置情報記憶領域34cに記憶された情報に対応する番号である。判定条件は、運用効率判定部35gによって判定される運用効率に応じて用いられる。
(c)措置情報記憶領域
措置情報記憶領域34cには、運用効率を改善する措置に関する情報(措置情報)が記憶されている。具体的には、措置情報として、運用効率の程度(各状態値の状態)に応じた複数の措置が記憶されている。
〔制御部〕
制御部35は、主として、取得部35aと、COP算出部35bと、平均空調負荷率算出部35cと、平均電力消費量算出部35dと、頻度計測部35eと、負荷判定部35fと、運用効率判定部35gと、措置情報提供部35hと、運転時間判定部35iと、画面生成部35jとを有する。
(a)取得部
取得部35aは、上述のコントローラ20から送られた運転データを取得する。
(b)COP算出部
COP算出部35bは、空調機10のCOP(成績係数)を算出する。空調機10のCOPには、機器COPとシステムCOPとが含まれる。機器COPは、室外機11の単体の性能を表す。具体的には、上述の空調能力算出部25bによって算出された室外機11の空調能力Qを室外機11の電力消費量Eoで除算した値とする(機器COP=Q/Eo)。システムCOPは、空調能力Qを室外機電力量Eoおよび室内機電力量EIkの合計値で除算した値とする(システムCOP=Q/(Eo+ΣEIk))。システムCOPは、冷媒系統毎に算出される。また、所定期間におけるシステムCOPは、式:システムCOP=(ΣQc/ΣH)/Eaにより求められる。ここで、ΣHは、空調機10の運転時間[時間]を表す。本実施形態では、1日を所定期間とする。COP算出部35bによって算出されたCOPは、運転データ記憶領域34aに記憶される。
(c)平均空調負荷率算出部
平均空調負荷率算出部35cは、運転データ記憶領域34aに記憶されている運転データに基づいて、所定期間における空調機10の空調負荷率の日平均値を算出する。具体的には、式:空調負荷率[%]=(ΣQc/ΣH)/Qrにより求められる。ここで、Qrは、定格能力[kW]を表す。平均空調負荷率算出部35cによって算出された日平均の空調負荷率は、運転データ記憶領域34aに記憶される。
(d)平均電力消費量算出部
平均電力消費量算出部35dは、運転データ記憶領域34aに記憶されている運転データに基づいて、所定期間における空調機10の積算電力消費量の日平均値を算出する。具体的には、式:電力消費量Ea[kWh/h]=Σ(Eo+ΣEIk)/ΣHにより求められる。平均電力消費量算出部35dによって算出された日平均の積算電力消費量は、運転データ記憶領域34aに記憶される。
(e)頻度計測部
頻度計測部35eは、上述した所定期間において、空調機10が所定の平均空調負荷率であった頻度(例えば、空調負荷率が0%であった日数が3日)、および所定のシステムCOPであった頻度(例えば、システムCOPが0であった日数が3日)をそれぞれ計測する。頻度計測部35eによって計測された頻度は、運転データ記憶領域34aに記憶される。
(f)負荷判定部
負荷判定部35fは、システムCOPが低い状態が、空調負荷の高い場合(高負荷)および空調負荷の低い場合(低負荷)のいずれの場合に多く発生しているかを判定する。システムCOPが低い状態(低COPの状態)とは、システムCOPが、定格COPの60%以下である状態をいう。負荷判定部35fは、運転データ記憶領域34aに記憶された日平均の空調負荷率に基づいて上記判定を行う。
(g)運用効率判定部
運用効率判定部35gは、運転データ記憶領域34aに記憶されている運転データと、判定条件記憶領域34bに記憶された判定条件とに基づいて、空調機10の運用効率を判定する。運用効率判定部35gによる運用効率の判定方法は、下記<(4)処理の流れ>の欄で詳細に説明する。
(h)措置情報提供部
措置情報提供部35hは、上述の措置情報記憶領域34cに記憶された複数の措置情報の中から、運用効率判定部35gによる判定結果に適した一の措置情報を選択する。その後、措置情報提供部35hは、後述する画面生成部35jに、選択した措置情報を提供する。
(i)運転時間判定部
運転時間判定部35iは、運転データ記憶領域34aに記憶されている運転データに基づいて、各室内機12の運転時間を判定する。
(j)画面生成部
画面生成部35jは、所定期間における空調機10の運転状況を示すための画面(第1画面)を生成する(図6A〜図7参照)。画面には、複数の室内機12に関する運転データが冷媒系統毎に表示される。具体的には、複数の室内機12の状態値(頻度、空調負荷率、積算電力消費量、およびシステムCOP)を示す柱状グラフが表示される。詳細には、図6Aに示す画面は、上述した平均空調負荷率算出部35cによって算出された値と、頻度計測部35eによって計測された空調機10が所定の平均空調負荷率であった頻度とに基づいて判定された空調機10の運転状況を示す画面である。図6Bに示す画面は、上述した平均空調負荷率算出部35cによって算出された値と、平均電力消費量算出部35dによって算出された積算電力消費量の日平均の値とに基づいて判定された空調機10の運転状況を示す画面である。さらに、図6Cに示す画面は、上述したCOP算出部35bによって算出された値と、頻度計測部35eによって計測された空調機10が所定のCOPであった頻度とに基づいて判定された空調機10の運転状況を示す画面である。さらに、図6Dに示す画面は、上述したCOP算出部35bによって算出された値と、平均電力消費量算出部35dによって算出された積算電力消費量の日平均の値とに基づいて判定された空調機10の運転状況を示す画面である。
画面生成部35jは、所定の場合には、所定期間における空調機10の運転状況に加え、措置情報をさらに示す画面(第2画面)を生成する。当該措置情報は、上述の措置情報提供部35hによって提供された情報である。所定の場合とは、運用効率判定部35gによって判定された空調機10の運用効率が悪い場合である。図7は、措置情報提供部35hによって提供された措置情報が画面に示された例である。
(3)画面の説明
以下に、図6A〜図6Dを参照して、空調機10の運転状況を示す画面について説明する。当該画面は、画面生成部35jによって生成される。上述したように、図6Aから図6Dは、補助装置30の表示部32に表示される画面である。図6Aの画面は、横軸を空調機10の空調負荷率[%]とし、縦軸を空調機10が所定の空調負荷率で運転された頻度を示す空調負荷率の柱状グラフである。図6Bの画面は、横軸を空調機10の空調負荷率[%]とし、縦軸を空調機10の積算電力消費量[kWh]とし、空調負荷率毎の積算電力消費量を示す柱状グラフである。図6Cの画面は、横軸を空調機10のシステムCOP[−]とし、縦軸を空調機10が所定のシステムCOPであった頻度を示すシステムCOPの柱状グラフである。図6Dの画面は、横軸を空調機10のシステムCOP[−]とし、縦軸を空調機10の積算電力消費量[kWh]とし、システムCOP毎の積算電力消費量を示す柱状グラフである。
(4)処理の流れ
次に、空調機10(一の冷媒系統に含まれる複数の室内機12)の運転状況と、空調機10の運用効率を改善するための情報とが表示部32に表示されるまでの処理の流れを、図8および図9を用いて説明する。
〔画面生成処理〕
ステップS101で、補助装置30は、コントローラ20を介して、空調機10の運転データを取得する。詳細には、取得部35aがコントローラ20の運転データ記憶領域24aに記憶されている運転データを取得する。その後、ステップS102で、空調機10の状態値が特定される。状態値とは、具体的に、空調機10の空調負荷率、電力消費量、システムCOPおよび頻度等である。これらの値は、上述したように、COP算出部35b、平均空調負荷率算出部35c、平均電力消費量算出部35d、および頻度計測部35eによって求められる。次に、ステップS103に進み、運用効率判定処理が行われる。運用効率判定処理については、追って説明する。
その後、ステップS104において、表示部32に表示する画面が生成される。具体的には、空調負荷率および頻度の関係で決定する柱状グラフを表示する画面(図6A参照)と空調負荷率および積算電力消費量の関係で決定する柱状グラフを表示する画面(図6B参照)、システムCOPおよび頻度の関係で決定する柱状グラフを表示する画面(図6C参照)とシステムCOPおよび積算電力消費量の関係で決定する柱状グラフを表示する画面(図6D参照)、および/または、空調負荷率および積算電力消費量の関係で決定する柱状グラフを表示する画面(図6B参照)とシステムCOPおよび積算電力消費量の関係で決定する柱状グラフを表示する画面(図6D参照)が生成される。当該画面には、措置情報提供部35hによって提供された措置情報も併せて表示される。これらの画面が表示部32に表示される。
〔運用効率判定処理〕
次に、図9を用いて、運用効率判定部35gによって空調機10の運用効率が判定される処理を説明する。
まず、ステップS201で、上述のステップS102において特定された状態値に基づいて、低COP運転があるか否かが判定される(条件1)。本実施形態において、低COPとは、上記したように、システムCOPが、定格COPの60%以下である状態をいう。したがって、システムCOPが定格COPの60%以下の状態で運転された時間があるかどうかが判定される。図10では、定格COPの60%以下の電力消費量を斜線で示す。ステップS201において、低COP運転があると判定された場合には、ステップS202に進み、低COP運転が無いと判定された場合には、終了する。
ステップS202では、低COP運転による電力消費量の割合が、全電力消費量に対して、20%以上かどうか(条件2)が判定される。具体的には、図10の斜線で示す部分が、全電力消費量の20%以上であるかどうかが判定される。ステップS202において、低COP運転による電力消費量の割合が全電力消費量の20%以上の場合には、ステップS203に進み、20%未満の場合には、終了する。
ステップS203では、低COP運転が、高負荷率(負荷率90%以上)運転のときに発生しており(前提1)、更に、高負荷率運転かつ低COP運転されている電力消費量(以下、低COP高負荷電力消費量)が、低COP運転による全電力消費量(以下、低COP全電力消費量)の30%以上であるかどうか(前提2)が判定される(条件3)。具体的に、前提1では、図11の斜線で示すように、全電力消費量のうち、負荷率90%以上のところで、低COP運転によって消費された電力が発生しているか否かが負荷判定部35fによって判定される。また、前提2では、斜線で示される低COP高負荷電力消費量が、低COP全電力消費量の30%以上であるか否かが運用効率判定部35gによって判定される。図11が示すように、高負荷率運転のときに低COP運転が発生しており、かつ、低COP高負荷電力消費量が、低COP全電力消費量の30%以上である場合には、ステップS204に進む。一方、高負荷率運転の時に低COP運転が発生していない場合、もしくは、低COP運転が発生していた場合であっても、低COP高負荷電力消費量が、低COP全電力消費量の30%未満であった場合には、ステップS205に進む。
ステップS204では、措置情報提供部35hによって、措置情報記憶領域34cに記憶された複数の措置情報から、判定条件記憶領域34bにおいて、条件3に関連付けられた一の措置情報が選択される。具体的には、「空調能力の上限値の抑制」を示す措置情報が選択される。当該措置情報は、画面生成部35jに提供され、その後、ステップS205に進む。
ステップS205では、低COP運転が低負荷率(負荷率30%以下)運転のときに発生しており(前提1)、更に、低負荷率運転かつ低COP運転されている電力消費量(以下、低COP低負荷電力消費量)が、低COP全電力消費量の30%以上あるかどうか(前提2)が判定される(条件4)。具体的に、前提1では、図12の斜線で示すように、全電力消費量のうち、負荷率30%以下のところで、低COP運転によって消費された電力が発生しているか否かが負荷判定部35fによって判定される。また、前提2では、斜線で示される低COP低負荷電力消費量が、低COP全電力消費量の30%以上であるか否かが運用効率判定部35gによって判定される。図12が示すように、低COP運転が低負荷率運転のときに発生しており、かつ、低COP低負荷電力消費量が低COP全電力消費量の30%以上である場合には、ステップS206に進む。一方、低負荷率運転の時に低COP運転が発生していない場合、もしくは、低COP運転が発生していた場合であっても、低COP低負荷電力消費量が低COP全電力消費量の30%未満であった場合には、終了する。
ステップS206では、室内機12の発停が頻発していたかどうかが判定される(条件5)。ここで、一時間に所定回数以上(本実施形態では、5回以上)、室内機12が発停していた場合には、室内機12の発停が頻発していたと判定する。ステップS206において、室内機12の発停が頻発していた場合には、ステップS208に進む。一方、ステップS206において、室内機12の発停が頻発していないと判定された場合には、ステップS207に進む。
ステップS207では、連続運転時間T0がやや長いかどうかが判定される。具体的には、連続運転時間T0がT1時間以上であって、T2時間未満かどうかが判定される(条件6)。ステップS208において、連続運転時間T0がT1時間以上であって、T2時間未満である場合には、ステップS208に進む。
ステップS208では、措置情報提供部35hによって、措置情報記憶領域34cに記憶された複数の措置情報から、判定条件記憶領域34bにおいて、条件5および条件6に関連付けられた一の措置情報が選択される。具体的には、「熱交換器の温度緩和」を示す情報が選択される。ここで、熱交換器の温度緩和とは、冷房時に蒸発温度を上げ、暖房時に凝縮温度を下げることを意味する。措置情報提供部35hによって一の措置情報が選択されると、当該措置情報が画面生成部35jに提供され、その後、終了する。
一方、ステップS207において、連続運転時間T0がT1時間以上であって、T2時間未満でなかった場合、もしくは、T1時間未満であった場合には、ステップS209に進む。ステップS209では、連続運転時間T0がT2時間以上であるか否かが判定される(条件7)。ステップS209において、連続運転時間T0がT2時間以上であった場合には、ステップS210に進む。
ステップS210では、措置情報提供部35hによって、措置情報記憶領域34cに記憶された複数の措置情報から、判定条件記憶領域34bにおいて条件7に関連付けられた一の措置情報が選択される。具体的には、「間欠運転」を示す情報が選択される。ここで、間欠運転とは、例えば、30分中3分間、空調機10を強制サーモオフにすることをいう。強制サーモオフとは、室外機11の圧縮機を止めることを意味する。措置情報提供部35hによって一の措置情報が選択されると、当該措置情報が画面生成部35jに提供され、その後、終了する。
一方、ステップS209において、連続運転時間T0がT2時間以上でなかった場合、すなわち、連続運転時間T0がT1時間未満であった場合には、措置情報は選択されずに終了する。
<特徴>
(1)本実施形態に係る空調機の診断支援装置40は、表示部32に表示される画面(図6Aから図7参照)では、それぞれの結果が柱状グラフで示される。これにより、各値の量を視覚的に認識することができ、空調機の運用効率の診断が容易になる。
また、表示部32に、空調負荷率毎の積算電力消費量(図6B参照)、およびシステムCOP毎の積算電力消費量(図6D参照)が表示される。これにより、空調負荷率の大小に応じた電力消費量に併せて、システムCOPの大小に応じた電力消費量を考慮することができる。また、空調機10の運転状況を多角的に判定することにより、適切な対応を見極めることが可能になり、省エネルギー効果を実現することができる。
(2)また、本実施形態に係る診断支援装置40では、システムCOPと頻度との関係を表す柱状グラフ(図6C参照)が表示される。図6CでシステムCOPが低いところでは、頻度があまり出ていないのがわかる。したがって、運用上、空調機10は効率の悪い運転を行っているわけではないことが読み取れる。
さらに、診断支援装置40では、空調負荷率と頻度との関係を表す柱状グラフ(図6A参照)が表示される。これらのグラフを比較することで、空調負荷率の低下に起因して、COPの低下がどの程度発生したかを容易に確認することができる。例えば、図6Aでは、低い空調負荷率が比較的多く見られるが、図6Cでは、著しく低いCOPの発生頻度はそれほど高くないことが確認できる。一般的に、システムCOPは、低い空調負荷率で低下する傾向があるため、省エネルギーを目的としてCOPを評価する場合は、COPが低くなる部分負荷の発生状況を確認することが重要になる。
(3)また、図6Aおよび図6Bに示される画面を比較することにより、所定の空調負荷率の頻度と積算電力消費量との関係を診断することができる。すなわち、負荷率が低いところの運転をやめることにより、削減できる電力消費量がどの程度あるのかを容易に判定することができる。
さらに、図6Cおよび図6Dに示される画面を比較することにより、所定のシステムCOPの頻度と、積算電力消費量との関係を診断することもできる。すなわち、システムCOPが低いところの運転をやめることにより、削減できる電力消費量がどの程度あるのかを容易に判定することができる。
(4)さらに、本実施形態に係る診断支援装置40では、空調機10の運転状況に基づいて運用効率が判定される。さらに、運用効率の判定結果が悪い場合に、当該運用効率を改善させるための措置が画面に表示される。これにより、管理者は、空調機10の運用効率を上げるために如何なる措置をとるべきかを容易に把握することができる。
<変形例>
(1)上記実施形態に係る診断支援装置40は、コントローラ20と補助装置30とから構成されていたが、診断支援装置40は、コントローラ20および補助装置30に備えられた機能を有する一つの装置であってもよい。または、コントローラ20および補助装置30の両方の機能がいずれか一方もしくは両方に含まれていてもよい。
(2)表示部32に示される柱状グラフは、画面が切り替えられることによりそれぞれが表示されるように設計されていてもよく、または、一の画面にそれぞれの状態を示す複数の柱状グラフが表示されるように設計されていてもよい。
(3)上記実施形態で用いた図7では、画面生成部35jによって生成された画面のうち、空調負荷率を横軸にし積算電力消費量を縦軸にする柱状グラフと、システムCOPを横軸にし積算電力消費量を縦軸にする柱状グラフの両方を並べた診断画面を例示したが、図7で用いられた柱状グラフに代えて、図13に示すような柱状グラフを用いてもよい。図13では、横軸に空調負荷率、縦軸に積算電力消費量を示し、柱状グラフの色分けにより、高COPと低COPとを識別可能に示してある。これにより、一の柱状グラフにより、複数の状態値を把握することができる。
(4)上記実施形態において、運用効率判定処理の説明に用いた柱状グラフ(図10)を補助装置30の表示部32に表示させてもよい。なお、図10では、縦軸に電力消費量を示し、横軸に定格COPを示したが、図10に代えて、図14の柱状グラフを表示させてもよい。図14は、電力消費量および定格COPに加えて、空調機10の運転が低負荷または高負荷のいずれで行われているかを示す。これにより、一の柱状グラフにより、電力消費量、定格COP、および負荷の程度(低負荷・高負荷)を把握することができる。
(5)また、上記実施形態に係る補助装置30の制御部35は、図15に示すように、制御指令生成部35kをさらに有していてもよい。制御指令生成部35kは、措置情報提供部35hによって選択される措置情報に基づいて制御指令を生成する。当該制御指令は、コントローラ20を介して空調機10に送られる。これにより、運用効率判定部35gによって判定された運用効率に応じて、当該運用効率を改善させるための制御指令が空調機10に送られる。これにより、運用効率が悪い場合に、自動的に運用効率を改善させる制御を空調機10に実行させることができる。
(6)上記実施形態では、図10〜12において、縦軸を電力消費量としたが、縦軸を頻度にしてもよい。
(7)上記実施形態では、所定期間を「1日」として例を挙げたが、当該所定期間は、一日より短くても長くてもよい。例えば、1時間または1分間であってもよいし、一ヶ月または一年であってもよい。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明は、空調機の運用効率を容易に診断することを可能にする診断支援装置として有用である。
10 空調機
11 室外機
12 室内機
20 コントローラ
30 補助装置
40 診断支援装置
特開2004―85087号公報

Claims (11)

  1. 空調機の運用効率の診断を支援する診断支援装置(40)であって、
    前記空調機の運転データを取得する取得部(25a,35a)と、
    前記取得部によって取得された前記運転データを用いて、前記空調機の空調負荷率、COP、電力消費量、および頻度のいずれかを含む状態値を特定する特定部(25b,25c,35b−35e)と、
    前記COPおよび前記電力消費量の状態値に基づいて前記運用効率を判定する判定部(35g)と、
    前記特定部によって特定された前記状態値に基づいて、前記状態値を改善させる措置に関する情報および前記空調機の運転状況を示す第2画面を生成する画面生成部(35j)と、
    前記COPが低い状態が、前記空調機の高負荷および低負荷のいずれの場合に生じているかを判定する負荷判定部(35f)と、
    前記判定部によって前記運用効率が悪いと判定された場合に、前記負荷判定部によって判定された結果に応じて、前記情報を前記画面生成部に提供する措置情報提供部(35h)と、
    を備える、
    診断支援装置。
  2. 前記判定部が前記運用効率を判定するための条件を記憶する判定条件記憶領域(34b)と、
    前記判定部によって判定される運用効率に応じた複数の前記情報を記憶する措置情報記憶領域(34c)と
    をさらに備える、
    請求項に記載の診断支援装置。
  3. 前記措置情報提供部は、前記措置情報記憶領域に記憶された前記複数の情報から一の情報を選択して前記画面生成部に提供し、
    前記画面生成部は、前記空調機の運転状況と前記措置情報提供部から提供された前記一の情報とを含む前記第2画面を生成する、
    請求項に記載の診断支援装置。
  4. 前記状態値に基づいて、前記空調機の運転時間を判定する運転時間判定部(35i)をさらに備え、
    前記措置情報提供部は、さらに、運転時間判定部によって判定された結果に応じて、前記一の情報を選択して提供する、
    請求項2または3に記載の診断支援装置。
  5. 前記複数の情報は、前記空調機の空調能力の抑制、目標温度の変更、または間欠運転を提案する情報である、
    請求項からのいずれかに記載の診断支援装置。
  6. 前記措置情報提供部によって選択された前記一の情報に対応して、前記空調機を制御するための制御指令を生成する制御指令生成部(35k)をさらに備える、
    請求項3から5のいずれかに記載の診断支援装置。
  7. 前記画面生成部は、一の状態値と、いくつかの状態値との関係で判定された前記運転状況を示すための前記第2画面を生成する、
    請求項1に記載の診断支援装置。
  8. 前記画面生成部が生成する前記第2画面は、第3画面および第4画面を含み、
    前記第3画面は、前記一の状態値である第1の状態値と、前記第1の状態値とは異なる状態値である第2の状態値との関係で判定された運転状況を示す画面であり、
    前記第4画面は、前記第1の状態値と、前記第1の状態値および前記第2の状態値とは異なる状態値である第3の状態値との関係で判定された運転状況を示す画面である、
    請求項に記載の診断支援装置。
  9. 前記運転状況は、前記第3画面および前記第4画面に柱状グラフで表示される、
    請求項に記載の診断支援装置。
  10. 前記第1の状態値は、空調負荷率であり、前記第2の状態値は、頻度であり、前記第3の状態値は、電力消費量である、
    請求項またはに記載の診断支援装置。
  11. 前記第1の状態値は、COPであり、前記第2の状態値は、頻度であり、前記第3の状態値は、電力消費量である、
    請求項またはに記載の診断支援装置。
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