JP4144240B2 - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイレクトメモリアクセスを用いた制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子機器における駆動機構は極めて高速かつ正確な動作が要求されるが、そのような要求を満足し得る制御手法として、ダイレクトメモリアクセス(DMA)を用いた制御が知られている。このDMAは、専用のハードウェア回路によって、中央処理装置(CPU)を介在させずに、メモリに記憶されたデータを駆動機構の制御回路へ出力するものである。かかる手法によれば、CPUに負荷をかけることなく駆動機構を制御できるので、駆動機構の高速な動作にも対応することが可能となる。
【0003】
例えば、特開2001−327191号公報には、DMAをプリンタ等の駆動機構の制御に適用した制御装置が開示されている。この制御装置では、予め、制御の切替タイミングを指定するためのタイミングデータを記憶したタイミングデータテーブルと、各切替タイミング毎に使用すべき制御データを記憶した制御データテーブルを用意しておく。そして、CPUによる駆動開始要求後は、第1のDMA手段がタイミングデータテーブルに記憶されたタイミングデータをタイマーへ転送し、タイマーがタイムアップする度に、第2のDMA手段へ起動信号が送信される。第2のDMA手段は、起動信号を受信する度に、制御データテーブルに記憶された制御データを順次駆動機構の制御部に供給する。かかる構成によれば、駆動開始要求後は、CPUに負荷をかけることなく、予め用意したタイミングデータおよび制御データに従って駆動機構を制御することができる。
【0004】
また、第2のDMA手段は、複数種類の制御データの夫々に対応した複数のDMA手段を備えており、最初のDMA手段が起動されることにより第1の制御データのDMA転送が完了すると、次のDMA手段が起動されて第2の制御データのDMA転送が行なわれるという手順が繰り返される。このようにして、複数種類の制御データに基づく駆動装置の制御をDMAにより行なうことができる。すなわち、上記公報に開示された制御装置では、複数のDMA手段を連鎖的に起動させる構成をとることにより、CPUに負荷をかけることなく複数の種類の制御データを用いた駆動機構の制御を可能としているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、上記従来の制御装置においては、第2のDMA手段に起動信号が送信されると、この第2のDMA手段が備える複数のDMA手段が順次自動的に起動される。したがって、これら複数のDMA手段の起動タイミングを独立に設定することができないために、例えば、複数の制御対象に異なるタイミングで制御データを供給するといった複雑な制御を行なうことは困難である。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ダイレクトメモリアクセスを用いて、より複雑な制御を行なうことが可能な制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、夫々が1または複数の種類の制御データに基づいて処理を行なう複数の制御部に対して、夫々に適合した制御データを送信するための制御装置であって、
所定の第1の起動信号を受信する度に起動され、所定の第1の制御部に適合した種類の制御データをメモリから読み出して前記第1の制御部へ転送する第1のDMA処理部と、
所定の第2の起動信号を受信する度に起動され、所定の第2の制御部に適合した種類の制御データをメモリから読み出して前記第2の制御部へ転送する第2のDMA処理部とを備え、
前記第1のDMA処理部は、前記第2の起動信号を前記第2のDMA処理部へ送信するための処理を行なうDMA起動手段を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、第1の制御部へ制御データを転送する第1のDMA処理部から、第2の制御部へ制御データを転送する第2のDMA処理部を起動できる。したがって、第1および第2の制御部に対して、互いに同期を取りながらも、独立に制御データを転送することができる。
【0008】
この場合、本発明の制御装置は、前記第1および第2のDMA処理部により制御データが読み出される第1および第2の制御データテーブルと、
前記第1および第2の制御データテーブルに制御データを設定する制御データ設定手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、第1および第2の制御データテーブルに予め設定した制御データを夫々第1および第2の処理部へ転送することができる。すなわち、予め設定した制御データに従って、第1および第2の制御部を動作させることができる。
【0009】
また、本発明の制御装置は、計時データを受信してから当該計時データで指定される時間が経過した時点で所定のタイムアップ信号を出力する第1の計時手段と、所定の起動信号を受信する度に起動され、前記第1の制御部の動作切替タイミングを指定する計時データをメモリから読み出して前記第1の計時手段へ送信する第1の計時用DMA手段とを備え、
前記第1の計時手段が出力する前記タイムアップ信号が、前記第1の起動信号として前記第1のDMA処理部へ送信され、前記第1のDMA処理部は、そのデータ転送動作が終了すると前記第1の計時用DMAを起動させることとしてもよい。
【0010】
このようにすれば、第1の計時用DMA手段に起動信号が送信された後、計時データで指定される時間が経過すると、第1のDMA処理部に第1の起動信号が送信されることで、第1のDMA処理部が起動され制御データの転送動作が行なわれる。そして、このデータ転送動作が終了されると、再び、第1の計時用DMA手段が起動され、次の計時データで指定された時間が経過すると、第1のDMA処理部が起動される。このようにして、計時データにより第のDMA処理部の起動タイミング、すなわち、第1の制御部へ制御データの転送タイミングを指定することができる。
【0011】
この場合、前記第1の計時用DMA手段により計時データが読み出される計時データテーブルと、該計時データテーブルに計時データを設定する計時データ設定手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、計時データテーブルに予め設定した計時データに基づいて、第1の処理部への制御データの転送タイミングを指定することができる。
【0012】
また、本発明の制御装置は、計時データを受信してから当該計時データで指定される時間が経過した時点で所定のタイムアップ信号を出力する第2の計時手段を備え、前記DMA起動手段は、前記第1の起動信号を受信する度に計時データをメモリから読み出して前記第2計時手段へ送信する第2の計時用DMA手段とを備え、前記第2の計時手段が出力する前記タイムアップ信号が、前記第2の起動信号として前記第2のDMA処理部へ送信されることとしてもよい。このようにすれば、第2の計時用DMA手段が転送する計時データに基づいて、第2のDMA処理部の起動タイミングを設定できる。
【0013】
また、前記第1のDMA処理部は、前記第1の制御部に適合した制御データの種類毎に夫々対応して設けられた、対応する種類の制御データをメモリから1つずつ読み出して前記第1の制御部へ転送する1つまたは複数のDMA手段を備えることとしてもよい。このようにすれば、第1の制御部に対応した制御データが複数種類ある場合に、各種類のデータを1つずつ第1の制御部に転送することができる。
【0014】
この場合前記第2のDMA処理部は、前記第2の制御部に適合した制御データの種類毎に夫々対応して設けられた、対応する種類の制御データをメモリから1つずつ読み出して前記第2の制御部へ転送する1つまたは複数のDMA手段を備え、前記第1のDMA処理部は、前記第2のDMA処理部が備えるDMA手段のうち少なくとも1つのDMA手段について、そのデータ転送動作を指定するための動作指定データをメモリから読み出して当該DMA手段の制御レジスタへ転送するDMA動作制御用DMA手段を備えることとしてもよい。このようにすれば、第2の制御部に対応した制御データが複数種類ある場合に、各種類のデータを1つずつ第1の制御部に転送することができる。そして、第1のDMA処理部のDMA動作制御用DMA手段により、第2のDMA処理部の少なくとも1つのDMA手段のデータ転送動作を指定できる。すなわち、第1のDMA処理部側から第2のDMA処理部の動作を変更することが可能となる。
【0015】
また、前記第1のDMA処理部が備えるDMA手段は、前記第1の起動信号により何れか1つのDMA手段が起動され、その後、他のDMA手段が順次起動されるように構成されていることとしてもよい。
【0016】
また、前記動作指定データは、DMA手段のデータ転送元、データ転送先、データ転送回数、または、次に起動させるべきDMA手段を示すリンク先DMAの何れかを指定することとしてもよい。
【0017】
また、前記第2のDMA処理部は、所定の第1のDMA手段と、該第1のDMA手段により起動され得る複数の第2のDMA手段とを含み、
前記第1のDMA処理部が備える前記DMA動作制御用DMA手段は、前記第1のDMA手段の制御レジスタに、前記複数の第2のDMA手段のうちの何れか1つをリンク先DMAとして指定するデータを転送することとしてもよい。このようにすれば、第1のDMA処理部側から、第2のDMA処理部で起動されるDMA手段を指定することができる。
【0018】
また、本発明の制御装置において、前記第1の制御部はプリンタのキャリッジを駆動するステップモータの制御部であり、前記第2の制御部は前記キャリッジに設けられた印刷ヘッドの制御部であり、
前記第1の計時用DMA手段が前記第1の計時手段へ転送する計時データは、前記ステップモータの位相切替タイミングを指定するためのタイミングデータであり、
前記第1のDMA処理部が前記第1の制御部へ転送する制御データは、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに印加すべき電圧の位相パターンを指定するための位相パターンデータ、および、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに供給すべき電流値を指定するための電流値データを含み、
前記第2のDMA処理部が前記第2の制御部へ転送する制御データは、前記位相切替タイミング毎に前記印刷ヘッドが印刷すべき印刷データを含むこととしてもよい。このようにすれば、プリンタのキャリッジを駆動制御しながら、それに同期して印刷ヘッドを制御することができる。
【0019】
この場合、前記プリンタはインクジェット式プリンタであり、前記印刷データは、前記印刷ヘッドが印刷すべき各画素について、前記印刷ヘッドによるインクの吐出期間を分割した複数の区間の夫々におけるインク吐出の有無を指定するデータであり、
前記第2のDMA処理部は、所定の起動信号を受信する度に起動され、前記印刷データをメモリから読み出して前記第2の制御部へ転送するDMA手段と、前記複数の区間の夫々に対応したタイミングで当該DMA手段に前記起動信号を送信する起動手段とを含むこととしてもよい。
【0020】
このようにすれば、プリンタキャリッジの駆動制御と同期しながら、インク吐出時間に基づく画素濃度の制御を行なうことができる。
【0021】
また、本発明の制御装置において、前記第1の制御部はインクジェット式プリンタのキャリッジを駆動するステップモータの制御部であり、当該インクジェット式プリンタは、前記キャリッジの移動位置に応じた所定のタイミングでインクの有無に応じた変化を示すインク検出信号を出力するインク情報出力手段を備え、
前記第2の制御部は、前記インク検出信号から得られたインク検出データに基づいて所定の処理を行なう処理部であり、
前記計時データは、前記ステップモータの位相切替タイミングを指定するためのタイミングデータであり、
前記第1のDMA処理部が前記第1の制御部へ転送する制御データは、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに印加すべき電圧の位相パターンを指定するための位相パターンデータ、および、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに供給すべき電流値を指定するための電流値データを含み、
前記第2のDMA処理部は、前記インク検出信号から得られたインク検出データをメモリから読み出して前記第2の制御部に転送するインクデータ転送用DMA手段を備え、
前記第1のDMA処理部が備える前記DMA動作制御用DMA手段は、0または所定の正値の何れかの値をとる転送回数データをメモリから読み出し、データ転送回数を指定する動作指定データとして前記インクデータ転送用DMA手段の制御レジスタに転送することとしてもよい。
【0022】
このようにすれば、第1のDMA処理部から、第2のDMA処理部のインクデータ転送用DMA手段のデータ転送回数を0または正値に設定できるので、インク情報検出信号から得られるインク検出データのうち、インク有無の判別に必要な期間のデータのみをインクデータ転送用DMA手段により第2の制御部へ転送することができる。
【0023】
また、本発明の制御装置において、前記第1の制御部は、プリンタが受信したデータが格納される受信バッファを含み、前記第2の制御部は、前記受信データがその種類毎に分類されて格納される複数の種類別バッファを含み、
前記第2のDMA処理部が備える前記複数の第2のDMA手段は、前記受信バッファに格納された受信データの種類に対応して設けられており、前記受信バッファに格納された受信データをその種類に該当する前記種類別データバッファへ転送し、
前記第1のDMA処理部は、
前記受信データの種類を示すデータが与えられた場合にその種類に対応する前記第2のDMA手段を示すDMA識別データをメモリへ出力するテーブル手段と、
前記プリンタが受信したデータをメモリから読み出して前記受信バッファへ転送する受信データ転送DMA手段と、
前記受信バッファからデータの種類を示すデータを読み出して、前記テーブル手段へ転送するDMA手段と、
前記テーブル手段が出力したDMA識別データをメモリから読み出し、リンク先DMAを指定する動作指定データとして前記第1のDMA手段の制御レジスタに転送するDMA手段とを含むこととしてもよい。
【0024】
このようにすれば、受信バッファに格納された受信データの種類に応じて、その種類に対応した第2のDMA手段が起動される。そして、各第2のDMA手段は対応する種類の受信データを対応する種類別バッファに格納する。したがって、受信データをその種類に対応した種類別バッファに転送することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用可能な制御装置10の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御装置10は、CPU12を備えている。CPU12は、メモリ14に記憶されたプログラムに従って、各種の演算処理・制御処理を行なう。また、DMA部16は、CPU12を介在させることなく、各種入出力装置とメモリ14との間のデータのDMA転送を実行する。図1では、入出力装置として、タイマー部18および制御部20を示している。
【0026】
メモリ14からデータの読み出しアドレスおよび読み出したデータの転送先アドレスは、アドレスバス22により指定され、読み出されたデータはデータバス24により転送される。メモリ14からタイマー部18にタイミングデータが転送されると、タイマー部18は時間の計測を開始し、受信したタイミングデータに応じた時間が経過した時点でタイムアップ信号をDMA16に出力する。これにより、DMA16は、メモリ14から制御部20へ所定の制御データを転送する。
【0027】
以下、本発明の実施例について説明する。なお、以下の各実施例においては、同様の機能を有する構成部分には同一の符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。
【0028】
(第1実施例)
図2は、本発明の第1実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。なお、図2およびこれと同様の機能ブロック図を表す以下の各図において、DMA起動動作を太線矢印で、データ転送の流れを細線矢印で示している。
【0029】
図2に示すように、本実施例において、制御部20は第1制御部34と第2制御部36とにより構成されている。第1制御部34および第2制御部36は、夫々、第1駆動部30および第2駆動部32を制御する。なお、第1駆動部30は、例えば、プリンタのキャリッジを駆動する駆動機構であり、第2駆動部32はプリンタの印刷ヘッドであるが、これには限定されない。
【0030】
タイマー部18は、第1制御部34に対応した第1タイマー部38と、第2制御部36に対応した第2タイマー部40とにより構成されている。第1タイマー部38および第2タイマー部40は、夫々、所定のレジスタを備えており、これらのレジスタにタイミングデータが書き込まれると、そのタイミングデータで指定された時間が経過して時点で、タイムアップ信号を出力する。
【0031】
また、本実施例において、第1タイミングテーブル42、第2タイミングテーブル44、第1制御データテーブル46、および第2制御データテーブル48が設けられている。第1タイミングテーブル42および第2タイミングテーブル44には、夫々、第1制御部34および第2制御部36の動作の切替タイミングを制御するためのタイミングデータ(より具体的には、切替タイミング間の時間間隔を表すデータ)が記憶されている。また、第1制御データテーブル46はn個のテーブル46−1〜46−nを備えており、これらのテーブル46−1〜46−nには、各切替タイミングでの第1制御部34の動作を制御するためのn種類の制御データが種類毎に記憶されている。同様に、第2制御データテーブル48は、m個のテーブル48−1〜48−mを備えており、これらのテーブル48−1〜48−mには、各切替タイミングでの第2制御部36の動作を制御するためのm種類の制御データが種類毎に記憶されている。上記したテーブル42,44,46−1〜46−n,48−1〜48−nは夫々メモリ14内に割り当てられた所定のアドレス空間に設けられており、それらのデータ内容は、制御開始前にCPU12により設定されている。
【0032】
また、本実施例の制御装置は、第1タイマー制御手段50、第1DMA処理部54、および、第2DMA処理部56を備えている。第1DMA処理部54は分岐制御手段52と、第1制御部34のn種類の制御データに対応したn個のDMA手段54−1〜54−nを備えている。また、第2DMA処理部56は、第2制御部36のm種類の制御データに対応したm個のDMA手段56−1〜56−mを備えている。これら第1タイマー制御手段50、分岐制御手段52、DMA手段54−1〜54−n、およびDMA手段56−1〜56−mは、図1に示すDMA部16を構成しており、夫々が独立したDMAとして機能する。
【0033】
図3は、DMAの構成および基本的な動作を示す図である。同図に示すように、各DMAには、転送元レジスタR1、転送先レジスタR2、転送回数レジスタR3、転送方法レジスタR4、および、リンク先レジスタR5が設けられている。転送元レジスタR1および転送先レジスタR2は、夫々、DMAの転送元アドレスおよび転送先アドレスを指定するためのレジスタである。また、転送回数レジスタR3は1回の起動でのデータ転送回数(すなわち転送データ数)を指定するためのレジスタである。転送方法レジスタR4は、データ転送を1バイトずつ行なうかブロック単位でまとめて行なうか等の転送方法を指定するためのレジスタである。また、リンク先レジスタR5は、DMA転送処理が完了した際に次に起動すべきDMAを指定するためのレジスタである。すなわち、DMAが起動されると、転送元レジスタR1で指定された転送元アドレスから転送先レジスタR5で指定された転送先アドレスへ、転送回数レジスタR3で指定されたバイト数のデータが、転送方法レジスタR4で指定された方法で転送される。そして、データ転送が完了すると、リンク先レジスタR5で指定されたDMA(以下、リンク先DMAという)が起動される。
【0034】
なお、DMAによってデータ転送が行なわれると、転送元レジスタR1および転送先レジスタR5に設定されたアドレスは夫々次のメモリアドレスを指すように自動的にインクリメントされる。また、DMAが備えるレジスタR1〜R5、および、上記したタイマー部38,40が備えるレジスタは、何れもメモリ14上の所定のアドレスに設けられており、各レジスタへのデータ書込みは、該当するメモリアドレスへのデータ転送により行なうことができる。
【0035】
次に、図2を参照して、本実施例における動作を説明する。先ず、CPU12から第1タイマー制御手段50に駆動開始信号が送信される(S10)と、第1タイマー制御手段50は、第1タイミングデータテーブル42から第1番目のタイミングデータを読み出し(S12)、第1タイマー部38のレジスタに転送する(S14)。第1タイマー部38は、そのレジスタにタイミングデータが転送されてから、タイミングデータで指定された時間が経過した時点で、タイムアップ信号を第1DMA処理部54の分岐制御手段52へ送信する(S16)。
【0036】
分岐制御手段52は、タイムアップ信号に応じて起動され、第2タイミングテーブル44からタイミングデータを読み出して(S18)、第2タイマー部40のレジスタへ転送し(S20)、このデータ転送が完了すると、リンク先DMAであるDMA手段54−1を起動する(S22)。第2タイマー部40は、そのレジスタにタイミングデータが転送されてからタイミングデータで指定された時間が経過した時点で、タイムアップ信号を第2DMA処理部56のDMA手段56−1へ出力する(S24)。これにより、DMA手段56−1が起動される。
【0037】
このようにして、CPU12からの駆動開始信号に応じて、第1DMA処理部54のDMA手段54−1が起動され、この起動時点からタイミングデータで指定された時間が経過すると、第2DMA処理部56のDMA手段56−1が起動される。そして、以後、第1DMA処理部54および第2DMA処理部56の夫々において、各DMA手段54−1〜54−nおよび56−1〜56−nによるDMA転送動作が行なわれる。
【0038】
すなわち、第1DMA処理部54においては、分岐制御手段52により起動されたDMA手段54−1は、第1制御データテーブル46のテーブル46−1の第1番目の制御データを読み出して(S26)、第1制御部34へ転送する(S28)。このデータ転送が完了すると、DMA手段54−1のリンク先DMAであるDMA手段54−2が起動され、テーブル46−2の第1番目の制御データを第1制御部34へ転送する。以後、同様にして、各DMA手段54−i(i≦n)が順次テーブル46−iの第1番目の制御データを読み出し(S30)第1制御部34へ転送する(S32)ことで、n種類の制御データが第1制御部34へ転送される。
【0039】
また、第2DMA処理部56においても、第2タイマー部40で起動されたDMA手段56−1が、第2制御データテーブル48のテーブル48−1から第1番目のデータが読み出して(S34)、第2制御部36へ転送する(S36)。このデータ転送が完了すると、DMA手段56−1のリンク先DMAであるDMA手段56−2が起動され、テーブル48−2の第1番目の制御データを読み出して第2制御部36へ転送する。同様にして、DMA手段54−i(i≦m)が順次起動され、テーブル48−iの第1番目の制御データを読み出して(S38)第2制御部36へ転送する(S40)。
【0040】
第1DMA処理部54では、DMA手段54−nのリンク先DMAとして第1タイマー制御手段50が設定されており、DMA手段54−nによるデータ転送が完了すると、第1タイマー制御手段50が再び起動される(S42)。したがって、第1タイマー制御手段50によって第1タイミングテーブル42から読み出されたタイミングデータが第1タイマー部38に転送されることで、上記と同様の処理S12〜S40が繰り返される。その際、各DMAの転送元レジスタのアドレスはインクリメントされているので、各テーブルに記憶された各種類の制御データが順番に読み出されて転送されることになる。そして、第1タイマー制御手段50により第1タイミングテーブル42から次に読み出されるべきタイミングデータが無くなると、以後、第1タイマー制御手段50は動作を休止し、これにより、一連のデータ転送動作は終了する。
【0041】
以上のようにして、第1タイミングデータテーブル42に記憶されたタイミングデータで指定される切替タイミングで、第1DMA処理部54により、第1制御データテーブル46のテーブル46−1〜46−nに記憶されたn種類の制御データが種類毎に1つずつ第1制御部34に転送され、第1制御部34はこれらの制御データに従って第1駆動部30を制御する。また、第1DMA処理部54によるデータ転送のタイミングに対して、第2タイミングテーブル44に記憶されたタイミングデータで指定される時間だけ遅れたタイミングで、第2DMA処理部56により第2制御データテーブル48−1〜48−mに記憶されたm種類の制御データが種類毎に1つずつ第2制御部36に転送され、第2制御部36はこれらの制御データに従って第2駆動部32を制御する。
【0042】
したがって、本実施例によれば、予めCPU12が第1制御部34および第2制御部36により実現すべき制御動作に応じたタイミングデータおよび制御データを各テーブルに設定しておくことで、互いに同期を取りながらも独立に処理を行なうべき第1駆動部30および第2駆動部32の動作を、CPU12に負荷を掛けることなく、かつ、正確に制御することが可能となる。
【0043】
なお、上記実施例では、第1DMA処理部54が備える分岐制御手段52によってもう一つの第2DMA処理部56を起動することで、2つの制御部34,36に制御データをDMA転送するものとした。しかしながら、本発明はこれに限らず、利用可能なDMAの数の範囲内で、例えば、第2DMA処理部56にも分岐制御手段52と同様のDMA手段を設け、このDMA手段により更に別のDMA処理部を起動することにより、3つ以上の制御部に対して制御データを転送するようにすることも可能である。
【0044】
また、上記の構成では、第1DMA処理部54の最後のDMA手段54−nのリンク先DMAとして第1タイマー制御手段50を設定し、DMA手段54−nによるデータ転送が完了した時点で、第1タイマー制御手段50を起点とする次のDMA処理サイクルを開始させるものとした。しかしながら、本発明は、これに限らず、例えば、第1タイマー制御手段50を第2DMA処理部56の最後のDMA手段56−mのリンク先DMAとして設定することで、第1DMA処理部54の処理サイクルの開始タイミングを第2DMA処理部56によるデータ転送の終了タイミングを基準として設定することもできる。
【0045】
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。図4は本実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。本実施例は、本発明をプリンタ制御に適用したものであり、プリンタのキャリッジを駆動するステップモータ100の制御を行うモータ制御部102が上記第1実施例における第1制御部34に対応し、印刷ヘッド104を制御する印刷ヘッド制御部106が上記第1実施例における第2制御部36に対応している。また、本実施形態では、第1制御データテーブル46は、位相パターンテーブル108および相電流値テーブル110により構成されており、また、第2制御データテーブル48は印刷データテーブル112により構成されている。さらに、第1DMA処理部54は、DMA手段として、位相パターン制御手段116および相電流制御手段118を備えており、また、第2DMA処理部56は、DMA手段として、印刷制御手段120および第2タイマー制御手段122を備えている。
【0046】
位相パターン制御手段116は、位相パターンテーブル108に記憶された位相パターンデータをモータ制御部102へ転送し、また、相電流制御手段118は、相電流値テーブル110に記憶された相電流データをモータ制御部102へ転送する。一方、印刷制御手段120は印刷データテーブル112に記憶された印刷データを印刷ヘッド制御部106へ転送する。なお、後述するように、1画素分の印刷データは、所定数に分割された各インク吐出区間でのインク吐出の有無を示すデータとして印刷ヘッド制御部106へ転送されるが、第2タイマー制御手段122および第2タイマー部124によって、吐出タイミングテーブル126に記憶された吐出タイミングデータに基づいて印刷制御手段120が起動されることにより、各インク吐出区間に同期して印刷データの転送が行なわれる。
【0047】
一般に、ステップモータを駆動するには、モータに印加する電圧の位相パターンを順次切り替える必要がある。そこで、本実施例では、ステップモータ100の位相の切替タイミングを示す切替タイミングデータを第1タイミングテーブル42に設定し、各切替タイミングでステップモータ100へ印加すべき電圧の位相パターンを表す位相パターンデータを位相パターンテーブル108に設定する。また、ステップモータ100を駆動する場合、その駆動制御パターンに応じてモータへ供給する相電流を変化させる必要があるが、各切替タイミングでの相電流を示す相電流データを相電流値テーブル110に設定する。
【0048】
図5は、ステップモータ100の駆動制御パターンの典型例を示すものであり、同図(a)はステップモータ100の速度パターンを、また、同図(b)はステップモータ100へ供給する電流パターンを示す。同図(a)に示すような台形波状の速度パターンで駆動する場合、同図(b)に示すように、加速領域Iでは、大きな相電流を供給して加速させ、定速領域IIでは摩擦を相殺して一定速度を維持できる程度の比較的小さな相電流を供給し、減速領域IIIでは、制動力を生じさせるための大きな相電流を供給して減速させる。CPU12は、このようにステップモータ100の駆動制御パターンに応じて定まる相電流パターンに従って、各切替タイミングでの相電流データを相電流値テーブル110に設定する。なお、ステップモータ100の停止後の領域IVにも一定の電流を供給し続けているのは、ステップ100の全相に微電流を流してモータ100の残留振動を速やかに減衰させるためである。このような通電をラッシュ通電という。したがって、ステップモータ100が停止位置に到達後、最後の制御データとしてラッシュ通電の位相パターン(全相)およびラッシュ通電の電流値を設定し、また、最後の切替タイミングデータとしてラッシュ通電時間を設定する。
【0049】
本実施例においても、上記第1実施例と同様に、第1タイミングデータテーブル42に記憶された切替タイミングデータに応じたタイミングで、第1制御部54が起動され、位相パターンテーブル108および相電流値テーブル110に記憶された制御データが夫々1つずつ順番にモータ制御部102に供給される。したがって、各テーブルに記憶されたデータに基づき、図5(a)に例示するような駆動パターンに従ってステップモータ100の制御が行なわれる。
【0050】
ところで、本実施例において、ステップモータ100の位相切替は、印刷ヘッド104で1画素を印刷する毎に行なう。そして、図6に示すように、各画素の印刷について、印刷ヘッド104によるインク吐出期間を例えば6つの区間T1〜T6に分割し、印刷制御手段120は、区間T1〜T6の夫々におけるインクの吐出の有無を示す印刷データを各区間T1〜T6のタイミングで印刷ヘッド制御部106へ転送することにより各画素の濃度を制御する。すなわち、印刷データテーブル112には、印刷データとして、印刷ヘッドが各画素の印刷にあたってインクの吐出を行なうべき各区間T1〜T6毎にインク吐出の有無を指定するデータが記憶されており、各区間T1〜T6に対応したタイミングでこの印刷データが転送される。なお、インクの吐出は、定速時だけではなく、加減速時にも行なうようにしてもよい。なお、インク吐出期間の分割数は6つに限らず、任意の分割数を用いることができる。
【0051】
上記のように、ステップモータ100の位相の切替は、1画素毎に行なわれるから、各画素についての区間T1〜T6での印刷データの転送は、ステップモータ100の位相切替タイミングに同期して行なう必要がある。本実施例では、位相切替タイミングにて分岐制御手段52が第2タイマー部40を始動させ、第2タイマー部40のタイムアップ時に印刷制御手段120を起動する。この印刷制御手段120によるデータ転送後、第2タイマー制御手段122が起動され、吐出タイミングテーブル126に記憶された吐出タイミングデータ(すなわち、区間T1〜T6の時間長を表すデータ)がタイマー124に転送される。そして、タイマー124のタイムアップ時に再び印刷制御手段120が起動される。これにより、印刷制御手段120は、位相切替タイミングに同期しながら、各画素についての印刷データを区間T1〜T6毎に印刷ヘッド制御部106へ転送する。
【0052】
以下、図4を参照して、本実施例における動作を説明する。先ず、CPU12から第1タイマー制御手段50に印刷開始信号が送信されると(S50)、第1タイマー制御手段50は、第1タイミングデータテーブル42から第1番目のタイミングデータを読み出し(S52)、第1タイマー部38に転送する(S54)。第1タイマー部38は、タイミングデータが転送されてから、そのタイミングデータで指定された時間が経過した時点で、タイムアップ信号を分岐制御手段52へ送信する(S56)。
【0053】
分岐制御手段52は、タイムアップ信号に応じて起動され、第2タイミングテーブル44からタイミングデータを読み出して(S58)第2タイマー部40へ転送する(S60)と共に、このデータ転送が完了すると、リンク先DMAである位相パターン制御手段116を起動する(S62)。第2タイマー部40は、タイミングデータが転送されてから、そのタイミングデータで指定された時間が経過した時点で、タイムアップ信号を印刷制御手段120へ出力し(S64)、これにより、印刷制御手段120が起動される。
【0054】
分岐制御手段52により起動された位相パターン制御手段116は、位相パターンテーブル108の第1番目の位相パターンデータを読み出してモータ制御部102へ転送する(S66,S68)。このデータ転送が完了すると、位相パターン制御手段116は、リンク先DMAである相電流制御手段118を起動する(S70)。起動された相電流制御手段118は、相電流値テーブル110の第1番目の相電流データをモータ制御部102へ転送する(S72,S74)。
【0055】
こうして位相パターンデータおよび相電流データがモータ制御部102へ転送されると、モータ制御部102は、次のDMA転送サイクルで制御データが転送されてくるまで、転送されたこれらのデータに従ってステップモータ100の制御を行なう。
【0056】
また、第2タイマー部40により起動された印刷制御手段120は、印刷データテーブル112の第1番目の印刷データを印刷ヘッド制御部106へ転送する(S76,S78)。このデータ転送が完了すると、リンク先DMAである第2タイマー制御手段122が起動され(S80)、吐出タイミングテーブル124からタイマー部126へ吐出タイミングデータが転送される(S82,S84)。そして、第3タイマー部126がタイムアップすると、印刷制御手段120へタイムアップ信号が出力される(S86)。これにより、印刷制御手段120が再び起動され、印刷データテーブル112の次の印刷データが印刷ヘッド制御部106へ転送される。このような印刷制御手段120による印刷データの転送が6回行なわれると、1画素分の印刷データの転送が完了する。こうして、各画素について、印刷データで指定された区間でインクが吐出され、それに応じた濃度での印刷が行なわれる。
【0057】
以上説明したように、本実施例では、第1タイミングデータテーブル42に記憶されたタイミングデータで指定される位相切り替えタイミングで、位相パターンデータおよび相電流データがモータ制御部102に転送され、また、各位相切替タイミングに同期して印刷制御手段120が区間T1〜T6毎に印刷データを印刷ヘッド制御部へ転送することで、各画素について指定された濃度での印刷が行なわれる。したがって、本実施例によれば、CPU12が、ステップモータ100の駆動制御パターンに応じたタイミングデータ、位相パターンデータおよび相電流データをテーブル42,108,110に設定しておくと共に、各画素の印刷データ(画素濃度に応じた各区間T1〜T6でのインク吐出の有無を表すデータ)を印刷データテーブル112に予め設定したうえで、第1タイマー制御手段50に印刷開始信号を送信すると、その後はCPU12が介在することなく印刷動作が実現される。すなわち、本実施例によれば、ステップモータ100の駆動制御および印刷ヘッドの印刷制御という、互いに同期を取りながら独立に行なうべき2つの処理を、CPU12に負荷をかけることなく、かつ、正確に行なうことができる。
【0058】
なお、上記第2実施例において、第2タイミングデータテーブル44に記憶されたタイミングデータは、位相切替タイミングが到来してから印刷制御手段120が起動されるまでの時間遅れを指定することになる。したがって、例えば、キャリッジの駆動方向によって印刷位置がずれる場合に、その印刷位置の調整(いわゆるLRずれ調整)を、上記タイミングデータの値によって行なうことができる。
【0059】
また、上記第2実施例では、プリンタが単一の印刷ヘッドを有する単色プリンタであるものとして説明したが、本発明は複数の印刷ヘッドを有するカラープリンタの場合にも適用可能である。すなわち、上記第1実施例に関して述べたように、DMAによって制御データを転送する制御部の個数は3つ以上に増やすことが可能であるから、各印刷ヘッドの制御部に対応して第2DMA処理部56と同様のDMA処理部を設けることで、印刷ヘッド毎の制御を行なうことができるのである。
【0060】
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例について説明する。本実施例の構成は、上記第1実施例の構成(図2)において、第1DMA処理部54により、第2DMA処理部56を構成するDMA手段の動作(すなわちDMAの制御レジスタの内容)を制御実行中に動的に変更できるようにしたものである。
【0061】
図7は、本実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施例では、第1DMA処理部54はDMA手段として転送回数制御手段200を備え、これに対応して、第1制御データテーブル46は、転送回数データテーブル202を備えている。転送回数データテーブル202には、第2DMA処理部56のDMA手段56−1のデータ転送回数を指定するための転送回数データが記憶されており、転送回数制御手段200が起動されると、転送回数レジスタテーブル202からDMA手段56−1の転送回数レジスタR3へ転送回数データが転送される。したがって、第2DMA処理部56において第1DMA手段56−1が起動されると、上記のように転送回数テーブル202から転送回数レジスタR3へ転送された転送回数データに応じたバイト数のデータ転送が実行される。
【0062】
このように、本実施例では、第1DMA処理部54から第2DMA処理部56のDMA手段が転送するデータ数を変更できる。このため、例えば、本実施例がプリンタ制御に適用された場合に、第1DMA処理部54がホストコンピュータからの受信データを受信バッファに格納する処理を行い、第2DMA処理部56がデータ受信のタイミングで所定数のパルスを出力ポートへ出力する処理を行なう場合に、第1DMA処理部54のデータ受信量に応じて第2DMA処理部56による出力パルス数を変更させたり、あるいは、パルス出力を出力を禁止するというように、第2DMA処理部56の処理内容を第1DMA処理部54側から動的に変更することが可能となる。
【0063】
なお、上記第3実施例では、第2DMA処理部56の1つのDMA手段56−1のDMA動作を変更するものとしたが、転送回数制御手段200を複数設けて、第2DMA処理部56の複数のDMA手段のDMA動作を変更するようにしてもよい。また、DMA動作の変更対象は、転送回数に限らず、転送元アドレス、転送先アドレス、転送方法、リンク先DMAについても、対応する制御レジスタにデータを書き込むことでその内容を変更することができる。例えば、DMA手段56−1については転送回数を変更し、DMA手段56−2については転送元アドレスを変更するといったことも可能である。
【0064】
また、上記第3実施例では、第1DMA処理部54側から第2DMA処理部56のDMA転送処理の内容を変更するものとしたが、第2DMA処理部56側から第1DMA処理部54のDMA転送処理の内容を変更することもできるし、また、第2DMA処理部56が更に他のDMA処理部を起動させる構成として、第2DMA処理部56から当該他のDMA制御部のDMA転送処理の内容を変更することもできる。
【0065】
(第4実施例)
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図8は、本実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。本実施例は、本発明をインクジェット式プリンタ制御に適用したものであり、第1DMA処理部54は上記第2実施例(図4)と同様にキャリッジを駆動するためのステップモータ100の制御を行なう。一方、第2DMA処理部56は、インク検出センサ300によるインク検出データをメモリにDMA転送するインクデータ転送手段302を備える。インク検出センサ300は、プリンタへのインクタンクの装着の有無およびインクタンク内のインクの有無を検出するものであり、その出力信号はAD変換器303によってAD変換され、インク検出データとして検出データレジスタ304に格納される。第2DMA処理部56のインクデータ転送手段302は、レジスタ304に格納されたインク検出データをインク検出データバッファ306へ転送する。エラー処理制御部308は、インク検出データバッファ306に転送され格納されたインク検出データに基づいて、インクタンクの未装着またはインクタンクのインク切れを検知して、所定のエラー処理を実行する。
【0066】
図9は、本実施例において制御されるインクジェット式プリンタの概略構成を表す平面図であり、インク検出センサ300の配置を示している。同図において、プリンタのキャリッジ310はガイド軸314によってガイドされており、ステップモータ100によりガイド軸314に沿って図中左右に駆動される。そして、キャリッジ310に設けられた印刷ヘッド312は、用紙搬送部316で搬送される記録用紙に印刷を行なう。
【0067】
プリンタにはインクタンク318および320が着脱可能に設けられている。インクタンク318は、カラーインクを貯溜したカラーインクカートリッジであり、また、インクタンク320は、黒インクを貯溜した黒インクカートリッジである。インクタンク318,320が装着されると、不図示のインクチューブを介して、カラーおよび黒の夫々のインクが印刷ヘッド312へ供給される。
【0068】
インクタンク318のキャリッジ移動空間322側の面には、2個の検出プリズム324,326がキャリッジ310の移動方向に離間して設けられている。同様に、インクタンク320のキャリッジ移動空間322側の面には2個の検出プリズム328,330がキャリッジ310の移動方向に離間して設けられている。一方、上記したインク検出センサ300は、キャリッジ310のインクタンク318,320側の面に取り付けられており、キャリッジ310が図中左右に駆動された場合に、検出プリズム324,326,328,330の正面をこの順にまたはこれとは逆順に通過するようになっている。インク検出センサ300は発光部と受光部とを備えており、各検出プリズム324〜330からの反射光の有無に基づいて、インクタンク318,320内のインクの有無やインクタンク装着の有無等を検出する。
【0069】
上記検出プリズム324〜330のうち、検出プリズム324,328は、インクタンク318,320内のインクの有無を検出するためのものである。これらの検出プリズム324,328は、インクタンク318,320に貯溜されたインクの量が所定量以上の場合にはインク内に浸かってインク検出センサ300からの入射光を反射せず、インクの量が所定量を下回るとインクから露出して入射光を反射するように構成されている。したがって、インク検出センサ300は、検出プリズム324,328からの反射光が受光されたかどうかに基づいて、インクタンク318,320内のインクの有無を検出できるのである。
【0070】
一方、検出プリズム326,330は、インクタンク318,320内のインク量にかかわらずインクから露出するように配置されており、常にインク検出センサ300からの入射光を反射する。したがって、インク検出センサ300は、検出プリズム326,330からの反射光が受光されたかどうかに基づいて、インクタンク318,320の装着の有無を検出することができる。
【0071】
図10は、インク検出センサ300の出力電圧信号の一例を、キャリッジ310と検出プリズム324〜330との位置関係と共に示す。なお、同図では、インク検出センサ300の受光部が光を検出した場合に出力電圧が低下するものとしている。インクタンク318,320が共に装着され、かつ、何れのインクタンクにもインクが有る場合には、同図に実線で示すように、検出プリズム324,328に対応する信号は検出されず、検出プリズム326,330に対応する信号A,Bが出力される。一方、インクタンク318,320のインクが無くなると、同図に破線で示すように、検出プリズム324,328に対応する信号C,Dが出力されるようになる。
【0072】
図10の信号波形からわかるように、検出プリズム324〜330に対応した信号が出力されるのは、全期間のうち極く一部の区間である。このため、インク検出データバッファ306のメモリ容量を抑えるべく、検出プリズム324〜330に対応した信号が出力される前後の区間(図10に示す区間I〜IV)の信号のみをインク検出データとしてインク検出データバッファ306へ格納することが望ましい。一方、このような区間I〜IVはキャリッジ310の移動位置に対応して定まるものであるから、区間I〜IVの信号のみを採取するには、キャリッジ310の移動位置に基づいて、インク検出データバッファ306へのデータ転送を行なうタイミングを定めることが必要である。
【0073】
そこで、本実施例では、図8に示す如く、上記第3実施例の場合と同様にして、キャリッジ310を駆動するステップモータ100を制御する第1DMA処理部54に転送回数制御手段200を設け、この転送制御手段200により転送回数データテーブル202からインクデータ転送手段302の転送回数レジスタR3へのデータ転送を行なうことで、インクデータ転送手段302によるインク検出データの転送動作を制御する。
【0074】
図11は、本実施例における転送回数データテーブル202のデータの内容を、キャリッジ300の位置およびステップモータ100の位相切替タイミングと対応させて示す。同図に示すように、転送回数テーブル202には、ステップモータ100の各位相切替タイミングに対応して、インク検出データの転送の要否(1:転送要、0:転送不要)を示す転送制御データが格納されており、上記した区間I〜IVに対応する範囲の値が「1」となっている。
【0075】
上記第2実施例と同様に、第1DMA処理部54は位相切替タイミング毎に起動される。したがって、転送回数テーブル202に記憶された転送制御データも位相切替タイミング毎にインクデータ転送手段302の転送回数レジスタR3へ転送されることになる。そして、転送回数レジスタR3へ転送された転送制御データの値が「1」の場合は、データ転送回数も「1」となり、インクデータ転送手段302はレジスタ304に格納された1バイト分のインク検出データをインク検出データデータバッファ306へ転送する。一方、転送回数レジスタR3へ転送された転送制御データの値が「0」の場合は、データ転送回数が「0」となり、インクデータ転送手段302によるデータ転送は行なわれない。なお、ここでは1つのセンサ出力データが1バイトで表されるものとしたが、例えば、2バイトで表されるのであれば、転送要の場合の値を「2」とすればよい。
【0076】
このように、本実施例では、第1DMA処理部54が制御するキャリッジ310の位置に応じて、第2DMA処理部56のインクデータ転送手段302のデータ転送バイト数(より具体的にはデータ転送実行の有無)を制御することで、必要な区間I〜IVのセンサ出力データのみをインク検出データバッファ306へ転送することが可能となっている。したがって、本実施例によれば、インク検出データバッファ306のメモリ容量を大幅に低減できると共に、エラー処理制御部308はインク検出データに基づくインク切れ等の判別処理を効率的に行なえるようになる。
【0077】
(第5実施例)
次に、本発明の第5実施例について説明する。図12は、本実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。本実施例では、第1DMA処理部54はプリンタがホストコンピュータから受信したデータを、第1制御部418が備える受信バッファ420に格納する。また、第2DMA処理部56は、受信バッファに格納された受信データの中の制御コマンドおよび印刷データを夫々第2制御部422が備えるコマンドバッファ424およびイメージバッファ426に、夫々格納する。第1制御部418は、受信バッファ420に格納された受信データに基づいて所定の制御処理を行い、第2制御部422は、コマンドバッファ424およびイメージバッファ426に夫々格納されたデータに基づいて所定の制御処理を行なう。
【0078】
図13は、本実施例においてホストコンピュータからプリンタへ送信されるデータ列の一例を示す。同図に示すデータ列において、例えば、値「00」は、その直後の1バイトが制御コマンドであることを表し、値「01」は、その直後のバイトが印刷データであることを表している。したがって、図13に示す例では、値「00」に続くx1,x2,x3等が制御コマンドと解釈され、値「01」に続くd1,d2等が印刷データと解釈される。本実施例では、受信データの値「00」に続く制御コマンドをコマンドバッファ424に転送し、また、値「01」に続く印刷データをイメージバッファ426に転送する。
【0079】
このような動作を実現するため、第1DMA処理部54は、DMA手段として、受信データ転送手段400、テーブル転送手段402、および、リンク先転送手段404を備えている。また、第2DMA処理部56は、DMA手段として切替制御手段406、コマンド転送手段408、および、データ転送手段410を備えており、切替制御手段406のリンク先DMAとしてコマンド転送手段408またはデータ転送手段410の何れか一方が設定されるようになっている。なお、プリンタがホストコンピュータから受信したデータは受信レジスタ412に格納されるものとする。
【0080】
第1DMA処理部54の受信データ転送手段400は、分岐制御手段52によって起動されると、受信レジスタ412に格納された受信データを受信バッファ420へ転送する。また、テーブル転送手段402は、受信バッファ420に格納された受信データをテーブルメモリ416へ転送する。テーブルメモリ416は、転送されてきたデータに対応した値を出力するものであり、図14に示すように、制御コマンドを示す値「00」が転送されてきた場合は、第2DMA処理部56のコマンド転送手段408のDMAチャンネル番号CH_Aを、また、データを示す値「01」が転送されてきた場合は、第2DMA処理部56のデータ転送手段410のDMAチャンネル番号CH_Bを、所定の出力レジスタ416aへ出力する。そして、リンク先転送手段404は、出力レジスタ416aに出力されたデータを、第2DMA処理部56の切替制御手段406のリンク先レジスタR5へ転送する。したがって、第2DMA処理部56において切替制御手段406のリンク先は、受信データの値「00」または「01」に応じてコマンド転送手段408またはデータ転送手段410の何れかに設定されることになる。
【0081】
コマンド転送手段408は受信バッファ420のデータをコマンドバッファ424へ転送し、また、データ転送手段410は受信バッファ420のデータをイメージテーブル420へ転送する。したがって、コマンドバッファ424には、受信データのうち制御コマンドのみが、また、イメージテーブル420には受信データのうち印刷データのみが格納されることとなる。
【0082】
なお、上記のように本実施例では受信バッファ420からのデータ転送を、テーブル転送手段402、コマンド転送手段408、およびデータ転送手段410が行なうこととなるが、何れかの転送手段により受信バッファ420から1バイトのデータ転送が行なわれると、これら3つの転送手段の転送元アドレスがインクリメントされるようになっている。このため、テーブル転送手段402が受信バッファからデータの種類を示す「00」または「01」のデータを転送すると、コマンド転送手段408またはデータ転送手段410は、「00」または「01」に続く制御コマンドまたは印刷データを転送し、その次に、テーブル転送手段402は再び「00」または「01」のデータを転送する。このように、テーブル転送手段402は必ずデータ種類を示す「00」または「01」を受信バッファ420からテーブルメモリ416へ転送することになるので、「00」または「01」以外のデータがテーブルメモリ416へ転送されることはない。
【0083】
次に、本実施例における受信バッファ420からコマンドバッファ424またはイメージバッファ426へのデータ転送処理の内容を、図13に例示するデータ列がバッファ414に格納されている場合について具体的に説明する。なお、テーブル転送手段402の転送元アドレスが受信バッファ420の先頭アドレスに設定されている。
【0084】
先ず、テーブル転送手段402は受信データの先頭データ「00」をテーブルメモリ416へ転送する。これに応じて、テーブルメモリ416は「00」に対応する値CH_Aを出力レジスタ416aに出力する。次に、リンク先転送手段404が出力レジスタ416aに出力された値CH_Aを第2DMA処理部56の切替制御手段406のリンク先レジスタR5へ転送する。これにより、切替制御手段406のリンク先DMAはコマンド転送手段408となる。すなわち、切替制御手段406の次にコマンド転送手段408が起動されることにより、2番目の受信データ(制御コマンド)x1がコマンドバッファ424へ転送される。以下、同様に、受信データの第3番目、第5番目のデータ「00」に対応して、第4番目および第6番目のデータX2,X3がコマンドバッファ424へ転送される。また、第7番目,第9番目のデータ「01」については、メモリテーブル416から値CH_Bが出力されて、切替制御手段406のリンク先レジスタR5へ転送されることで、データ転送手段410が起動される。したがって、第8番目、第10番目のデータ(印刷データ)d1、d2はデータ転送手段410によりイメージバッファ426へ転送される。
【0085】
このように、本実施例では、第1DMA処理部54が受信したデータが制御コマンドか印刷データかに応じて、第2DMA処理部56によるデータ転送先をコマンドバッファ424またはイメージバッファ426の何れかに切り替えることができる。
【0086】
なお、上記の説明では、受信データが制御コマンドおよび印刷データの2種類であるものとして説明したが、受信データの種類が3種類以上ある場合にも、第2DMA処理部56に各種類に対応したDMA手段を設け、データの種類に応じて切替制御手段のリンク先DMAを設定することで、データの種類毎のバッファにデータを転送することができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の制御部へ制御データを転送する第1のDMA処理部から、第2の制御部へ制御データを転送する第2のDMA処理部を起動できるので、第1および第2の制御部に対して、互いに同期を取りながらも、独立に制御データを転送することができる。したがって、本発明によれば、ダイレクトメモリアクセスを用いて、より複雑な制御を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。
【図3】DMAの構成および基本的な動作を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。
【図5】ステップモータの駆動制御パターンの典型例を示す図であり、(a)はステップモータの速度パターンを、(b)はステップモータへ供給する電流パターンを示す。
【図6】各画素を印刷する際のインク吐出区間を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。
【図8】本発明の第4実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。
【図9】本実施例において制御されるインクジェット式プリンタの概略構成を表す平面図であり、インク検出センサの配置を示す。
【図10】インク検出センサの出力電圧信号の一例を、キャリッジと検出プリズムとの位置関係と共に示す図である。
【図11】本実施例における転送回数データテーブルのデータの内容を、キャリッジの位置およびステップモータの位相切替タイミングに対応させて示す図である。
【図12】本発明の第5実施例の構成を処理の流れと共に示す機能ブロック図である。
【図13】本実施例においてホストコンピュータからプリンタへ送信されるデータ列の一例を示す図である。
【図14】本実施例におけるテーブルメモリの構成および動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 制御装置
12 CPU
14 メモリ
16 DMA処理部
18 タイマー部
20 制御部
34 第1制御部
36 第2制御部
38 第1タイマー部
40 第2タイマー部
42 第1タイミングテーブル
44 第2タイミングテーブル
46 第1制御データテーブル
48 第2制御データテーブル
50 第1タイマー制御手段
52 分岐制御手段
54 第1DMA処理部
54−1〜54−n DMA手段
56 第2DMA処理部
56−1〜56−m DMA手段
100 ステップモータ
102 モータ駆動制御部
104 印刷ヘッド
106 印刷ヘッド制御部
116 位相パターン制御手段
118 相電流制御手段
120 印刷制御手段
122 第2タイマー制御手段
124 第3タイマー部
200 転送回数制御手段
300 インク検出センサ
302 インクデータ転送手段
306 インク検出データバッファ
308 エラー処理制御部
310 キャリッジ
312 印刷ヘッド
400 受信データ転送手段
402 テーブル転送手段
404 リンク先転送手段
406 切替制御手段
408 コマンド転送手段
410 データ転送手段
418 第1制御部
420 受信バッファ
422 第2制御部
424 コマンドバッファ
426 イメージバッファ

Claims (13)

  1. 夫々が1または複数の種類の制御データに基づいて処理を行なう複数の制御部に対して、夫々に適合した制御データを送信するための制御装置であって、
    所定の第1の起動信号を受信する度に起動され、所定の第1の制御部に適合した種類の制御データをメモリから読み出して前記第1の制御部へ転送する第1のDMA処理部と、
    所定の起動信号を受信する度に起動され、前記第1の制御部の動作切替タイミングを指定する前記第1のDMA処理部用の計時データをメモリから読み出して送信する第1の計時用DMA手段と、
    前記第1の計時用DMA手段により送信された計時データを受信してから当該計時データで指定される時間が経過した時点で前記第1の起動信号を前記第1のDMA処理部へ出力する第1の計時手段と、
    所定の第2の起動信号を受信する度に起動され、所定の第2の制御部に適合した種類の制御データをメモリから読み出して前記第2の制御部へ転送する第2のDMA処理部と
    前記第2のDMA処理部用の計時データを受信してから当該計時データで指定される時間が経過した時点で前記第2の起動信号を前記第2のDMA処理部へ出力する第2の計時手段と、を備え、
    前記第1のDMA処理部は、前記第1の起動信号を受信する度に前記第2のDMA処理部用の計時データをメモリから読み出して前記第2計時手段へ送信する第2の計時用DMA手段を有するDMA起動手段を備え
    前記第1のDMA処理部は、そのデータ転送動作が終了すると前記第1の計時用DMAを起動させることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置において、
    前記第1および第2のDMA処理部により制御データが読み出される第1および第2の制御データテーブルと、
    前記第1および第2の制御データテーブルに制御データを設定する制御データ設定手段とを備えることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または2記載の制御装置において、
    前記第1の計時用DMA手段により計時データが読み出される前記メモリとしての第1の計時データテーブルと、
    前記第2の計時用DMA手段により計時データが読み出される前記メモリとしての第2の計時データテーブルと、
    前記第1及び第2の計時データテーブルに計時データを設定する計時データ設定手段とを備えることを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至のうち何れか1項記載の制御装置において、
    前記第1のDMA処理部は、前記第1の制御部に適合した制御データの種類毎に夫々対応して設けられた、対応する種類の制御データをメモリから1つずつ読み出して前記第1の制御部へ転送する1つまたは複数のDMA手段を備えることを特徴とする制御装置。
  5. 請求項4記載の制御装置において、
    前記第2のDMA処理部は、前記第2の制御部に適合した制御データの種類毎に夫々対応して設けられた、対応する種類の制御データをメモリから1つずつ読み出して前記第2の制御部へ転送する1つまたは複数のDMA手段を備え、
    前記第1のDMA処理部は、前記第2のDMA処理部が備えるDMA手段のうち少なくとも1つのDMA手段について、そのデータ転送動作を指定するための動作指定データをメモリから読み出して当該DMA手段の制御レジスタへ転送するDMA動作制御用DMA手段を備えることを特徴とする制御装置。
  6. 請求項4または5記載の制御装置において、
    前記第1のDMA処理部が備えるDMA手段は、前記第1の起動信号により何れか1つのDMA手段が起動され、その後、他のDMA手段が順次起動されるように構成されていることを特徴とする制御装置。
  7. 請求項6記載の制御装置において、
    前記動作指定データは、DMA手段のデータ転送元、データ転送先、データ転送回数、または、次に起動させるべきDMA手段を示すリンク先DMAの何れかを指定することを特徴とする制御装置。
  8. 請求項7記載の制御装置において、
    前記第2のDMA処理部は、所定の第1のDMA手段と、該第1のDMA手段により起動され得る複数の第2のDMA手段とを含み、
    前記第1のDMA処理部が備える前記DMA動作制御用DMA手段は、前記第1のDMA手段の制御レジスタに、前記複数の第2のDMA手段のうちの何れか1つをリンク先DMAとして指定するデータを転送することを特徴とする制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の制御装置において、
    前記第1の制御部はプリンタのキャリッジを駆動するステップモータの制御部であり、前記第2の制御部は前記キャリッジに設けられた印刷ヘッドの制御部であり、
    前記第1の計時用DMA手段が前記第1の計時手段へ転送する計時データは、前記ステップモータの位相切替タイミングを指定するためのタイミングデータであり、
    前記第1のDMA処理部が前記第1の制御部へ転送する制御データは、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに印加すべき電圧の位相パターンを指定するための位相パターンデータ、および、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに供給すべき電流値を指定するための電流値データを含み、
    前記第2のDMA処理部が前記第2の制御部へ転送する制御データは、前記位相切替タイミング毎に前記印刷ヘッドが印刷すべき印刷データを含むことを特徴とする制御装置。
  10. 請求項9記載の制御装置において、
    前記プリンタはインクジェット式プリンタであり、
    前記印刷データは、前記印刷ヘッドが印刷すべき各画素について、前記印刷ヘッドによるインクの吐出期間を分割した複数の区間の夫々におけるインク吐出の有無を指定するデータであり、
    前記第2のDMA処理部は、
    所定の起動信号を受信する度に起動され、前記印刷データをメモリから読み出して前記第2の制御部へ転送するDMA手段と、
    前記複数の区間の夫々に対応したタイミングで当該DMA手段に前記起動信号を送信する起動手段とを含むことを特徴とする制御装置。
  11. 請求項記載の制御装置において、
    前記第1の制御部はインクジェット式プリンタのキャリッジを駆動するステップモータの制御部であり、当該インクジェット式プリンタは、前記キャリッジの移動位置に応じた所定のタイミングでインクの有無に応じた変化を示すインク検出信号を出力するインク情報出力手段を備え、
    前記第2の制御部は、前記インク検出信号から得られたインク検出データに基づいて所定の処理を行なう処理部であり、
    前記計時データは、前記ステップモータの位相切替タイミングを指定するためのタイミングデータであり、
    前記第1のDMA処理部が前記第1の制御部へ転送する制御データは、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに印加すべき電圧の位相パターンを指定するための位相パターンデータ、および、前記位相切替タイミング毎に前記ステップモータに供給すべき電流値を指定するための電流値データを含み、
    前記第2のDMA処理部は、前記インク検出信号から得られたインク検出データをメモリから読み出して前記第2の制御部に転送するインクデータ転送用DMA手段を備え、
    前記第1のDMA処理部が備える前記DMA動作制御用DMA手段は、0または所定の正値の何れかの値をとる転送回数データをメモリから読み出し、データ転送回数を指定する動作指定データとして前記インクデータ転送用DMA手段の制御レジスタに転送することを特徴とする制御装置。
  12. 請求項記載の制御装置において、
    前記第1の制御部は、プリンタが受信したデータが格納される受信バッファを含み、前記第2の制御部は、前記受信データがその種類毎に分類されて格納される複数の種類別バッファを含み、
    前記第2のDMA処理部が備える前記複数の第2のDMA手段は、前記受信バッファに格納された受信データの種類に対応して設けられており、前記受信バッファに格納された受信データをその種類に該当する前記種類別データバッファへ転送し、
    前記第1のDMA処理部は、
    前記受信データの種類を示すデータが与えられた場合にその種類に対応する前記第2のDMA手段を示すDMA識別データをメモリへ出力するテーブル手段と、
    前記プリンタが受信したデータをメモリから読み出して前記受信バッファへ転送する受信データ転送DMA手段と、
    前記受信バッファからデータの種類を示すデータを読み出して、前記テーブル手段へ転送するDMA手段と、
    前記テーブル手段が出力したDMA識別データをメモリから読み出し、リンク先DMAを指定する動作指定データとして前記第1のDMA手段の制御レジスタに転送するDMA手段とを含むことを特徴とする制御装置。
  13. 夫々が1または複数の種類の制御データに基づいて制御処理を行なう複数の制御部に対して、夫々に適合した制御データを送信する制御方法であって、
    所定の第1の起動信号が発せられる度に、所定の第1の制御部に適合した種類の制御データをメモリから読み出して前記第1の制御部へ転送する第1のDMA転送ステップと、
    所定の起動信号が発せられる度に、前記第1の制御部の動作切替タイミングを指定する前記第1のDMA転送ステップ用の計時データをメモリから読み出して送信する第1の計時用データ送信ステップと、
    前記第1の計時用データ送信ステップで送信された前記第1のDMA処理部用の計時データを受信してから当該計時データで指定される時間が経過した時点で前記第1の起動信号を発する第1の計時ステップと、
    所定の第2の起動信号が発せられる毎に、所定の第2の制御部に適合した種類の制御データをメモリから読み出して前記第2の制御部へ転送する第2のDMA転送ステップと、
    前記第2のDMA転送ステップ用の計時データを受信してから当該計時データで指定される時間が経過した時点で前記第2の起動信号を発する第2の計時ステップと、を備え、
    さらに、前記第1のDMA転送ステップのデータ転送動作が終了すると前記所定の起動信号を発して第1の計時用データ送信ステップを開始させるステップを備え、
    前記第1のDMA転送ステップは、前記第1の起動信号が発せられる度に前記第2のDMA転送ステップ用の計時データをメモリから読み出して送信するDMA起動ステップを含むことを特徴とする制御方法。
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