JPH1185669A - 転送制御装置 - Google Patents

転送制御装置

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Publication number
JPH1185669A
JPH1185669A JP23748497A JP23748497A JPH1185669A JP H1185669 A JPH1185669 A JP H1185669A JP 23748497 A JP23748497 A JP 23748497A JP 23748497 A JP23748497 A JP 23748497A JP H1185669 A JPH1185669 A JP H1185669A
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memory device
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JP23748497A
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English (en)
Inventor
Taku Matsuda
卓 松田
Tetsuya Wada
哲也 和田
Yoshinori Gunji
嘉規 郡司
Koichi Matsumura
浩一 松村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位時間当たりの転送量を規定したデータを
転送するシステムにおいて、規定された転送速度に従っ
てデータの転送を行うこと。 【解決手段】 転送すべきデータの転送速度を抽出し、
タイマ部101からの基本時間信号をもとに、DMAコ
ントローラ106の起動タイミング信号を生成する。起
動タイミング生成部105に設定されたDMAコントロ
ーラ106のDMA起動タイミングと、転送レート抽出
部100で抽出した転送速度をもとに転送量データを算
出し、DMAコントローラ106は、転送データ量とD
MA起動タイミングをもとに第1メモリ装置107から
第2メモリ装置108へデータを転送する。転送された
データは無線伝送路109を介して移動体端末に転送さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、片方向の通信にお
いて、単位時間当たりの転送量を規定したデータの転送
を行うとき用いられる転送制御装置に関し、より特定的
には、画像、オーディオその他のマルチメディアデータ
をリアルタイムに再生する場合に、必要とされる転送速
度でデータを転送する転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、MPEG(Moving Pic
ture Experts Group)に代表されるデ
ィジタル圧縮技術の進展により、動画のような通信時に
時間的な制約のあるデータがLAN(Local Ar
ea Network)やインターネット等のコンピュ
ータネットワーク内で手軽に扱えるようになってきた。
これらのデータをデスクトップのパソコンだけではな
く、オフィス等のビル内における移動端末からのアクセ
スをも可能にするシステムがある。移動端末から動画な
どの情報をアクセス可能にするには、市販の双方向の通
信の可能な無線LAN用の製品等を用いてシステムを構
成する必要がある。しかし、市販の無線LAN用の製品
等では、無線データ通信時の転送速度や伝送距離が不充
分であり、満足な性能が得られない。
【0003】例えば、2.4GHz帯域の無線LANで
はデータ転送レートが約2Mbpsである。一方MPE
G1に準拠し、1.5Mbpsのレートで圧縮された映
像データを転送するには、送信側と受信側でハンドシェ
ーク制御を行ない、転送レートが1.5Mbpsになる
よう制御しながら伝送する必要がある。しかし、市販の
無線LANは双方向での転送レートが2Mbpsである
ので、往路及び復路の転送レートはそれぞれ1Mbps
の帯域となり、1.5Mbpsに圧縮された映像データ
をハンドシェーク制御を行いながら転送するのは困難で
ある。
【0004】このようにハンドシェーク制御を行いなが
ら、基地局から移動端末に対してMPEG1に準拠して
圧縮された映像データを転送するには、図5に示す従来
の構成で転送制御をする必要がある。以下、図5に基づ
いて従来の基地局を構成するデータ転送制御装置につい
て述べる。図5において、転送制御装置は、転送制御部
500と、DMA(Direct Memory Access)コントロー
ラ506と、第1メモリ装置507と、第2メモリ装置
508と、無線伝送路509とを備えている。転送制御
部500は、無線伝送路509からの制御情報を受信
し、DMAコントローラ506を制御する。 DMAコ
ントローラ506は、転送量が多い場合、DMA(メモ
リ間のデータ転送動作)を起動せず、転送量が少ない場
合、DMAを起動し、第1メモリ装置507から第2メ
モリ装置508に対してデータ転送を行う。第2メモリ
装置508に転送されたデータは、無線伝送路509か
ら移動端末510に転送される。
【0005】以上のように構成された転送制御装置につ
いて、その動作を説明する。MPEG1に準拠したデー
タでは、圧縮したデータを伸長するためのデコーダへの
入力レートが、データごとに規定されている。従って、
圧縮されたデータを無線伝送路509を介して移動端末
510に伝送したとき、移動端末510の受信バッファ
がオーバーフローしないように制御する必要がある。移
動端末510の受信バッファの状態は、無線伝送路50
9を介して受信され、転送制御部500に通知される。
転送制御部500はその制御情報の内容にしたがって、
DMAコントローラ506を制御する必要がある。
【0006】基地局511と移動端末510間の通信で
は、基地局511から移動端末510へ向う下り方向の
通信では、静止画や動画といった大容量のデータが転送
される。しかし、移動端末510から基地局511へ向
う上り方向の通信では、ハンドシェーク制御に必要な制
御情報などの少量のデータの伝送だけであり、無線伝送
路509の帯域を上り方向と、下り方向に等分すること
は効率が悪い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ために、ハンドシェーク制御に必要な制御情報などの少
量の上り方向のデータの伝送をなくし、基地局から移動
端末への下り方向の通信だけを行うことにすれば、無線
伝送路の帯域を有効に利用することができる。しかし、
単位時間当たりに伝送するデータ量を規定しているMP
EG1準拠のデータなどを伝送する場合、その転送レー
トが無線伝送路の片方向の転送レートより高いのでその
転送レートを制御する必要がある。そこで、本発明は、
基地局から移動端末に対しては、無線伝送路を有効に利
用する片方向で通信し、MPEG1準拠のデータのヘッ
ダー部に記載されている圧縮レートにしたがってデータ
を転送する。それによって移動端末のMPEG1デコー
ダへの入力レートを保証し、データを再生したとき、動
画が乱れないようにデータの転送を制御する。これによ
り下り方向の通信のみで、伝送路の有効利用と転送レー
トの保証を行うことを目的とする。また、本発明は、M
PEG1準拠データだけでなく動画や音声あるいはテキ
ストデータなどのあらゆるマルチメディアデータを片方
向の通信で伝送するとき、データの転送量を制御するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、以下のような構成および特徴を有す
る。第1の発明は、単位時間当たりの転送量を規定した
データストリームを転送するシステムにおいて、単位時
間当たりに規定されたデータの転送量を表す転送レート
のデータを抽出する転送レート抽出部と、基本時間が設
定されているタイマ部と、タイマ部において設定された
基本時間をもとに転送量をデータストリーム毎に算出す
る転送量算出部と、転送量算出部によって算出された転
送データ量を示すデータを保持する転送データ量レジス
タ部と、タイマ部からの基本時間をもとにデータを転送
する起動タイミングを通知する起動タイミング生成部
と、転送するデータが蓄積されている第1のメモリ装置
と、第1のメモリ装置のデータを転送し、蓄積する第2
のメモリ装置と、第1のメモリ装置から第2のメモリ装
置にデータを転送するDMAコントローラを有し、転送
データ量レジスタ部に保持されてる転送量を示すデータ
と、起動タイミング生成部からのDMA起動タイミング
信号をもとにDMAコントローラを制御し、一定の転送
レートで第1メモリ装置から第2メモリ装置へデータの
転送をすることを特徴とする。
【0009】第2の発明は、単位時間当たりの転送量を
規定したデータストリームを転送するシステムにおい
て、単位時間当たりに規定されたデータの転送量を表す
転送レートのデータを抽出する転送レート抽出部と、基
本時間が設定されているタイマ部と、データの転送量が
設定されている転送データ量レジスタ部と転送データ量
レジスタ部に保持されている転送量をもとにデータの転
送時間をデータストリーム毎に算出する転送時間算出部
と、転送時間算出部に保持されている転送時間と、タイ
マ部に設定されている基本時間から、データを転送する
起動タイミングを通知する起動タイミング生成部と、転
送するデータが蓄積されている第1のメモリ装置と、第
1のメモリ装置のデータを転送し、蓄積する第2のメモ
リ装置と、第1のメモリ装置から第2のメモリ装置にデ
ータを転送するDMAコントローラとを有し、転送デー
タ量レジスタ部に保持されてる転送量を示すデータと、
起動タイミング生成部からのDMA起動タイミング信号
をもとにDMAコントローラを制御し、一定の転送レー
トで第1メモリ装置から第2メモリ装置へデータの転送
をすることを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第1と第2の発明におい
て、DMAコントローラにおける1回のデータ転送量を
固定にし、固定したデータ転送量でデータを転送するデ
ータの転送回数を転送量算出部によって算出し、転送デ
ータ量レジスタにデータの転送回数を保持し、起動タイ
ミング生成部からの起動タイミングとデータ転送回数を
DMAコントローラに通知し、一定の転送レートでデー
タの転送をすることを特徴とする。
【0011】第4の発明は、第3の発明において、単位
時間当たりの転送量を規定したデータを転送するシステ
ムにおいて、単位時間当たりに規定されたデータの転送
量を表す転送レートを抽出する転送レート抽出部と、基
本時間が設定されているタイマ部と、転送レート抽出部
によって抽出された転送レートによって転送量と転送時
間を決定するテーブルを持った転送量転送時間決定部
と、転送量転送時間決定部によって決定された転送デー
タ量を保持する転送データ量レジスタ部と、転送量転送
時間決定部と基本時間が設定されているタイマ部からの
信号をもとに起動タイミング信号を生成する起動タイミ
ング生成部と、転送するデータが蓄積されている第1の
メモリ装置と、第1のメモリ装置のデータを転送し、蓄
積する第2のメモリ装置と、第1のメモリ装置から第2
のメモリ装置にデータを転送するDMAコントローラと
を有し、転送データ量レジスタ部に保持されてる転送量
を示すデータと、起動タイミング生成部からのDMA起
動タイミング信号をもとにDMAコントローラを制御
し、一定の転送レートで第1メモリ装置から第2メモリ
装置へデータの転送をすることを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第1、第2、第3、第4の
発明において転送するデータが所定のデータ圧縮技術を
用いて圧縮されたデータであることを特徴とする。
【0013】第6の発明は、第5の発明において、転送
するデータが所定のデータ圧縮技術を用いて圧縮された
転送量を規定したデータだけでなく、あらゆるデータを
転送することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
《実施例1》図1は、本発明の実施例1に係る転送制御
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0015】図1の転送制御装置は、転送量算出部10
2に接続された転送レート抽出部100と、起動タイミ
ング生成部105に接続されたタイマ部101とを有
し、転送量算出部102は転送データ量レジスタ部10
4を介してDMA(Direct Memory Access)コントロー
ラ106に接続されている。起動タイミング生成部10
5はDMAコントローラ106に接続されている。DM
Aコントローラ106にはさらに第1メモリ装置107
と、第2メモリ装置108とが接続され、第2メモリ装
置108は無線伝送路109を介して移動端末110に
接続される。転送レート抽出部100は、MPEG1等
に準拠して圧縮された動画や音声データなどの転送すべ
きデータストリームの転送速度を示すデータを抽出す
る。タイマ部101は、所定の単位時間を表す基本時間
信号を起動タイミング生成部105に通知する。
【0016】起動タイミング生成部105は、タイマ部
101からの基本時間信号をもとに、DMAコントロー
ラ106がデータの転送を起動する起動タイミングを生
成する。転送量算出部102は、起動タイミング生成部
105に設定されたDMAコントローラ106の起動タ
イミングと、転送レート抽出部100で抽出した転送速
度をもとに転送量をデータストリーム毎に算出する。転
送データ量レジスタ部104は、転送量算出部102に
おいて算出した転送量を保持する。DMAコントローラ
106は、転送データ量レジスタ部104に保持された
転送データ量と起動タイミング生成部105から通知さ
れたDMA起動タイミングをもとに第1メモリ装置10
7に記憶されたデータを第2メモリ装置108へ転送す
る。無線伝送路109は、第2メモリ装置108に転送
されたデータを移動端末110に転送する。
【0017】実施例1では、MPEG1等に準拠して圧
縮されたデータの転送のとき、MPEG1のデータのヘ
ッダー部に記載されている転送レートを示すデータを抽
出し、あらかじめ設定されている単位時間に基づいて、
転送するデータ量を各データストリーム毎に算出する。
このデータ量を移動端末の単位時間当たりに規定されて
いるデータ転送量に合わすことにより、片方向の無線伝
送路で転送することができる。またこれによって転送レ
ートの変動がなくなるので、移動端末における受信バッ
ファメモリの容量に余裕を持たせる必要はなく、最小限
の容量に減らすことができる。
【0018】《実施例2》図2は、本発明の実施例2に
係る転送制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図2の転送制御装置は、転送時間算出部203に接続さ
れた転送レート抽出部200と、起動タイミング生成部
205に接続されたタイマ部201を有し、起動タイミ
ング生成部205と転送データ量レジスタ部204はD
MAコントローラ206に接続されている。DMAコン
トローラ206には第1メモリ装置207と、第2メモ
リ208装置とが接続され、第2メモリ装置208は、
無線伝送路209を介して移動端末210に接続され
る。
【0019】転送レート抽出部200は、MPEG1等
に準拠して圧縮された動画や音声データなどの転送すべ
きデータストリームの転送速度を抽出する。タイマ部2
01は、基本時間信号を起動タイミング生成部205に
通知する。転送時間算出部203は、転送データ量レジ
スタ部204にあらかじめ設定された値と、転送レート
抽出部200で抽出した転送速度もとに、転送時間をデ
ータストリーム毎に求め、起動タイミング生成部205
に通知する。起動タイミング生成部205は、転送時間
算出部203から通知された転送時間とタイマ部201
からの基本時間信号をもとにDMAコントローラ206
がデータ転送を開始するDMA起動タイミングをDMA
コントローラ206に通知する。転送データ量レジスタ
部204は、あらかじめ設定された転送量を示すデータ
を保持する。DMAコントローラ206は、転送データ
量レジスタ部204に保持された転送データ量と起動タ
イミング生成部205から通知されたDMA起動タイミ
ングをもとに第1メモリ装置207から第2メモリ装置
208へデータを転送する。無線伝送路209は、第2
メモリ装置208に転送されたデータを移動端末に転送
する。
【0020】実施例2によれば、MPEG1等に準拠し
て圧縮されたデータの伝送において、MPEG1のデー
タのヘッダー部に記載されている転送レートを示すデー
タを抽出し、あらかじめ設定された移動端末の単位時間
当りの転送データ量に基づいて転送時間をデータストリ
ーム毎に算出する。この転送時間に基づいて片方向の無
線伝送路によって前記転送レートで移動端末にデータを
転送することができる。またこれによって転送レートの
変動がなくなるので、移動端末のバッファメモリの容量
に余裕を持たせる必要はなく、最小限の値に減らすこと
ができる。
【0021】《実施例3》図3は、本発明の実施例1及
び2においてDMAコントローラの1回の転送量を一定
値に固定し、DMAコントローラの単位時間内のデータ
の転送回数を変化させる実施例3に係る転送制御装置に
おける転送の方式を示した図である。図3の(a)は、
前記実施例1及び2に示す転送方式を示すタイミングチ
ャートであり、DMAコントローラ106又は206に
設定するデータの転送量を任意に設定し、転送するデー
タに規定されている転送速度でデータを転送するもので
ある。単位時間t0の間にデータ量D0を転送すること
で全体としては、D0/t0の転送速度で転送する。
【0022】図3の(b)は、実施例3で示す転送方式
であり、DMAコントローラ206による1回の転送の
データ量をd0とし、d0を1回の転送の単位としてn
回の転送を行うことで単位時間t0の間にd0×nのデ
ータを転送し、全体としてd0×n/t0の転送速度で
転送するものである。これによってDMAコントローラ
206に転送サイズを毎回設定することなく、転送の回
数nを指定することで転送量を制御するものである。実
施例3によれば、1回の転送量を固定化できるので、転
送制御装置の構成が簡略化される。単位時間内にn回の
転送を行うことにより片方向の無線伝送路でデータ転送
を行うことができるとともに、移動端末における受信バ
ッファメモリの容量を減らすことができる。
【0023】《実施例4》図4は、本発明の実施例4に
係る転送制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図4の(a)の転送制御装置は、転送量転送時間決定部
402に接続された転送レート抽出部400と、起動タ
イミング生成部405に接続されたタイマ部401を有
し、転送量転送時間決定部402は転送データ量レジス
タ部404に接続されている。起動タイミング生成部4
05と転送データ量レジスタ部404は、DMAコント
ローラ406に接続されている。DMAコントローラ4
06には第1メモリ装置407と、第2メモリ装置40
8とが接続され、第2メモリ408は無線伝送路409
を介して移動端末410に接続される。転送レート抽出
部400は、転送すべきデータの転送速度を抽出する。
【0024】タイマ部401は、基本時間信号を起動タ
イミング生成部405に通知する。転送量転送時間決定
部402は、転送レートに対する転送データ量と転送時
間を図4の(b)に示すテーブルとして保持し、転送デ
ータ量を転送データ量レジスタ404に通知し、転送時
間を起動タイミング生成部405に通知する。起動タイ
ミング生成部405は、転送量転送時間決定部402か
ら通知された転送時間とタイマ部401からの基本時間
信号をもとにDMA起動タイミングをDMAコントロー
ラ406に通知する。転送データ量レジスタ部404
は、転送量転送時間決定部402から通知された転送デ
ータ量を示すデータを保持する。
【0025】DMAコントローラ406は、転送データ
量レジスタ部404に保持された転送データ量と起動タ
イミング生成部405から通知されたDMA起動タイミ
ングをもとに第1メモリ装置407から第2メモリ装置
408へデータを転送する。無線伝送路409は、第2
メモリ装置408に転送されたデータを移動端末410
に転送する。実施例4によれば、MPEG1のデータの
ヘッダー部に記載されている転送レートを、転送時間と
転送データ量の対応関係を示すテーブルから求めること
により、片方向の無線伝送路で前記データを転送できる
ようになる。またこれによって、転送レートの変動がな
くなるので、移動端末410のバファメモリの容量に余
裕を持たせる必要はなく、最小限の値に減らすことがで
きる。
【0026】本発明では、転送されるデータがMPEG
1、MPEG2、MPEG4のデータである場合でも前
記実施例1ないし4によるデータ転送を行うことで片方
向の無線伝送路を用いてデータを転送することができ
る。
【0027】また本発明では、MPEG1、MPEG
2、MPEG4以外の、JPEG、GIFなどの静止画
や、テキストデータなどの転送の時間的な制約の無いデ
ータも同一の無線伝送路を用いて転送することができ
る。
【0028】
【発明の効果】図1について説明した発明によれば、M
PEG1等に準拠して圧縮されたデータの転送におい
て、MPEG1のデータのヘッダー部に記載されている
転送レートを示すデータを抽出し、あらかじめ設定され
ている単位時間に基づいて転送するデータ量を各データ
ストリーム毎に算出する。このデータ量を移動端末の単
位時間当たりに規定されているデータ転送量に合わすこ
とにより、片方向の無線伝送路で転送することができ
る。またこれによって転送レートの変動がなくなるの
で、移動端末における受信バッファメモリの容量に余裕
を持たせる必要はなく、最小限の値に減らすことができ
る。
【0029】図2について説明した発明によれば、MP
EG1等に準拠して圧縮されたデータの伝送において、
MPEG1のデータのヘッダー部に記載されている転送
レートを示すデータを抽出し、あらかじめ設定された移
動端末の単位時間当りの転送データ量に基づいて転送時
間をデータストリーム毎に算出する。この転送時間に基
づいて片方向の無線伝送路によって前記転送レートで移
動端末にデータを転送することができる。またこれによ
って転送レートの変動がなくなるので、移動端末のバッ
ファメモリの容量に余裕を持たせる必要はなく、最小限
の値に減らすことができる。
【0030】図3について説明した発明によれば、1回
の転送量を固定化できるので、転送制御装置の構成が簡
略化される。単位時間内にn回の転送を行うことにより
片方向の無線伝送路でデータ転送を行うことができると
ともに、移動端末における受信バッファメモリの容量を
減らすことができる。
【0031】図4について説明した発明によれば、MP
EG1のデータのヘッダー部に記載されている転送レー
トを、転送時間と転送データ量の対応関係を示すテーブ
ルから求めることにより、転送量及び転送時間を算出す
る部分が簡略化されるとともに転送レートを一定にする
ことが出来る。その結果片方向の無線伝送路で前記デー
タを転送できるようになる。またこれによって、転送レ
ートの変動がなくなるので、移動端末410のバファメ
モリの容量に余裕を持たせる必要はなく、最小限に減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る転送制御装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例2に係る転送制御装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例3に係る転送制御装置の転送方
式を示した図である。
【図4】(a)は本発明の実施例4に係る転送制御装置
の概略構成を示すブロック図である。(b)はテーブル
を示す。
【図5】従来の転送制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 転送レート抽出部 101 タイマ部 102 転送量算出部 104 転送データ量レジスタ部 105 起動タイミング生成部 106 DMAコントローラ 107 第1メモリ装置 108 第2メモリ装置 109 無線伝送路 110 移動端末 200 転送データ抽出部 201 タイマ部 203 転送時間算出部 204 転送データ量レジスタ部 205 起動タイミング生成部 206 DMAコントローラ 207 第1メモリ装置 208 第2メモリ装置 209 無線伝送路 210 移動端末 400 転送データ抽出部 401 タイマ部 402 転送量転送時間決定部 404 転送データ量レジスタ部 405 起動タイミング生成部 406 DMAコントローラ 407 第1メモリ装置 408 第2メモリ装置 409 無線伝送路 410 移動端末 500 転送制御部 506 DMAコントローラ 507 第1メモリ装置 508 第2メモリ装置 509 無線伝送路 510 移動端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位時間当たりの転送量を規定したデー
    タストリームを転送するシステムにおいて、 単位時間当たりに規定された前記データストリームの転
    送量を表す転送レートのデータを抽出する転送レート抽
    出部と、 基本時間が設定されているタイマ部と、 前記タイマ部において設定された基本時間をもとに前記
    転送量をデータストリーム毎に算出する転送量算出部
    と、前記転送量算出部によって算出された転送量を示す
    データを保持する転送データ量レジスタ部と、 前記タイマ部からの前記基本時間をもとにデータの転送
    を起動するタイミングを通知する起動タイミング生成部
    と、 転送するデータが蓄積されている第1のメモリ装置と、 前記第1のメモリ装置のデータを転送して蓄積するため
    の第2のメモリ装置と、 前記第1のメモリ装置から前記第2のメモリ装置にデー
    タを転送するDMAコントローラとを有し、 前記転送データ量レジスタ部に保持されてる前記転送量
    を示すデータと前記起動タイミング生成部からのDMA
    起動タイミング信号とをもとに、前記DMAコントロー
    ラを制御し、一定の転送レートで前記第1メモリ装置か
    ら前記第2メモリ装置へデータの転送をすることを特徴
    とする転送制御装置。
  2. 【請求項2】 単位時間当たりの転送量を規定したデー
    タストリームを転送するシステムにおいて、 単位時間当たりに規定された前記データストリームの転
    送量を表す転送レートのデータを抽出する転送レート抽
    出部と、 基本時間が設定されているタイマ部と、 データの転送量が設定されている転送データ量レジスタ
    部と、 前記転送データ量レジスタ部に保持されている前記転送
    量を示すデータをもとにデータの転送時間をデータスト
    リーム毎に算出する転送時間算出部と、 前記転送時間算出部に保持されている前記転送時間と前
    記タイマ部に設定されている基本時間から、データの転
    送を起動するタイミングを通知する起動タイミング生成
    部と、 転送するデータが蓄積されている第1のメモリ装置と、
    前記第1のメモリ装置のデータを転送して、蓄積するた
    めの第2のメモリ装置と、 前記第1のメモリ装置から前記第2のメモリ装置にデー
    タを転送するDMAコントローラとを有し、 前記転送データ量レジスタ部に保持されてる前記転送量
    を示すデータと前記起動タイミング生成部からのDMA
    起動タイミング信号とをもとに、前記DMAコントロー
    ラを制御し、一定の転送レートで前記第1メモリ装置か
    ら前記第2メモリ装置へデータの転送をすることを特徴
    とする転送制御装置。
  3. 【請求項3】 前記DMAコントローラにおける1回の
    データ転送量を固定にし、 固定した前記データ転送量のデータを転送する転送回数
    を転送量算出部によって算出し、前記転送データ量レジ
    スタ部にデータの前記転送回数を保持し、起動タイミン
    グ生成部からの起動タイミングと前記データ転送回数と
    を前記DMAコントローラに通知し、一定の転送レート
    で データの転送をすることを特徴とする請求項1,又は請
    求項2記載の転送制御装置。
  4. 【請求項4】 単位時間当たりの転送量を規定したデー
    タを転送するシステムにおいて、 単位時間当たりに規定された前記データの転送量を表す
    転送レートのデータを抽出する転送レート抽出部と、 基本時間が設定されているタイマ部と、 前記転送レート抽出部によって抽出された転送レートに
    よって転送量と転送時間を決定するテーブルを持った転
    送量転送時間決定部と、 前記転送量転送時間決定部によって決定された転送量を
    示すデータを保持する転送データ量レジスタ部と、 前記転送量転送時間決定部と基本時間が設定されている
    前記タイマ部からの信号をもとに起動タイミング信号を
    生成する起動タイミング生成部と、 転送するデータが蓄積されている第1のメモリ装置と、 前記第1のメモリ装置のデータを転送し、蓄積する第2
    のメモリ装置と、 前記第1のメモリ装置から前記第2のメモリ装置にデー
    タを転送するDMAコントローラとを有し、 前記転送データ量レジスタ部に保持されてる前記転送量
    を示すデータと、前記起動タイミング生成部からのDM
    A起動タイミング信号とをもとに前記DMAコントロー
    ラを制御し、一定の転送レートで前記第1メモリ装置か
    ら前記第2メモリ装置へデータの転送をすることを特徴
    とする請求項3記載の転送制御装置。
  5. 【請求項5】 転送するデータが所定のデータ圧縮技術
    を用いて圧縮されたデータであることを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載の転送制
    御装置。
  6. 【請求項6】 転送するデータが所定のデータ圧縮技術
    を用いて圧縮された転送量を規定したデータを含むこと
    を特徴とする請求項5記載の転送制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6915357B2 (en) 2002-04-12 2005-07-05 Seiko Epson Corporation Control apparatus and control method
KR100868766B1 (ko) 2007-01-31 2008-11-17 삼성전자주식회사 복수의 dma 요청 블록들을 가지는 직접 메모리 액세스장치의 우선 순위를 결정하는 방법 및 장치
WO2013115153A1 (ja) * 2012-02-02 2013-08-08 三菱電機株式会社 情報処理装置および情報処理方法およびプログラム

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