JP2006068955A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハードウェアコストを増大させずに画像データを高速に転送することができる画像記録装置を提供する。
【解決手段】 記録ヘッド15によって画像を記録する画像記録装置であって、入力された画像データを画像データ線52を介して伝送する画像データA(画像データの前半部分)と印字クロック線54を介して伝送する画像データB(画像データの後半部分)とに分割し、パルスエンコーダ26から入力された印字タイミング信号に応じて画像データAを画像データ線52を介して伝送するデータ生成部34と、印字タイミング信号に応じて印字クロックを生成すると共に、画像データBを該生成した印字クロックに付加して印字クロック線54を介して伝送する合成部36と、画像データ線52及び印字クロック線54を介して入力された画像データA、画像データB、及び印字クロックに基づいて記録ヘッド15の画像記録を制御する画像記録制御部40と、を設けた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像記録装置に関し、特に、記録ヘッドによって画像を記録する画像記録装置に関するものである。
現在、複数のノズルが配列された記録ヘッドを備え、ノズルから液体のインク滴を吐出して画像の記録を行うインクジェット方式のプリンタが広く普及している。インクジェット方式のプリンタは、構造が簡単で印字の音が小さく、写真画像など多階調画像を高画質に記録することができる。
このようなインクジェット方式のプリンタでは、装填した記録紙を搬送ローラの駆動力で所定方向へ定速搬送する。記録ヘッドのノズルは、記録紙の搬送方向と交差する方向に配列されている。記録紙が記録ヘッドの配設位置に到達すると、これを先端検出センサで検出し、この先端検出センサによる先端検出をトリガとして、記録ヘッドによる記録が開始されるようになっている。
記録ヘッドによる記録では、搬送ローラに設けられたエンコーダからの信号に基づいた基準信号(印字クロック)を用いて、1ライン毎の記録タイミング(画像データの出力タイミング)を制御している。すなわち、記録紙の搬送速度と記録ヘッドの記録タイミングとに同期がとられており、解像度の変更により記録紙の搬送速度が変化しても、記録ヘッドによる記録タイミングはこれに追従し、適正な画像記録が可能となる。
エンコーダを用いて最適な印字クロックを生成して印字を行うインクジェットプリンタとして、CPUによって印字許可状態を設定し、エンコーダによってCPUからのクロック単位で測定したエンコーダ周期をエンコーダ周期信号として出力し、印字演算部によってエンコーダ周期と内蔵するLUTとを参照して演算された最適なドット時間の印字制御信号をプリンタヘッドへ出力して印字動作を実施するインクジェットプリンタが知られている(特許文献1参照)。
なお、一般的には、記録ヘッドの画像記録の制御は、プリンタに搭載されたコントローラによって行われており、画像を記録するための上記印字クロック、画像データ、記録ヘッド等に対する制御コマンドは、それぞれ専用の信号線を介してコントローラに入力されている。
従来、信号線の数を削減するための技術として、メインパルス及びプリパルスを用いて駆動される駆動回路において、メインパルスによって駆動するブロックとして、直近にプリパルスによって駆動したブロックよりも前にプリパルスによって駆動したブロックを選択することを利用し、1つの信号線を用いてプリパルスとメインパルスが交互に現われる信号を入力するようにしたインクジェット記録装置が提案されている(特許文献2参照)。
このような技術に関連する技術として、インクジェットプリンタにおいて、コントローラに入力される上述した信号のうち、制御コマンドについては必ず入力されるとは限らず、また入力されるとしても他のデータに比べてデータ容量が少ないという点に着目して、上述した画像データ及び制御コマンドを1つの信号線でコントローラに入力すると共に、上述した印字クロックを専用の信号線(以下、印字クロック線)によって入力するようにした技術がある。
ところで、近年、インクジェットプリンタの高画質化により画像データ量が増大する一方で、印字速度の高速化により記録ヘッドに対して画像データを高速に転送することが望まれている。
大容量の画像データを高速に転送するためには、画像データを伝送する信号線(以下、画像データ線)のデータ幅を広くする(信号線数を増やす)、といった対策が考えられるが、データ幅を広くすると、ハードウェアコストが増大してしまう、という問題がある。従って、ハードウェアコストを増大させずに画像データを高速に転送することが要望されている。
特開2002−160355号公報 特開平9−254368号公報
しかしながら、上記従来の技術では、印字クロック線は印字クロックあるいは印字クロックとコマンドの伝送に用いられるのみであり、画像データ線のデータ幅を広げることなく(ハードウェアコストを増大させずに)画像データを高速に転送するための工夫は何らなされていない。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、ハードウェアコストを増大させずに画像データを高速に転送することができる画像記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像記録装置は、記録ヘッドによって画像を記録する画像記録装置であって、入力された画像データを画像データ線を介して伝送する第1のデータ部分と印字クロック線を介して伝送する第2のデータ部分とに分割し、入力されたタイミング信号に応じて前記第1のデータ部分を前記画像データ線を介して伝送する第1の伝送手段と、前記入力されたタイミング信号に応じて印字クロックを生成すると共に、前記第2のデータ部分を前記生成した印字クロックの後に付加して前記印字クロック線を介して伝送する第2の伝送手段と、前記画像データ線及び前記印字クロック線を介して入力された第1のデータ部分、第2のデータ部分、及び印字クロックに基づいて前記記録ヘッドによる画像記録を制御する画像記録制御手段と、を含んで構成されている。
本発明の画像記録装置は、記録ヘッドによって画像を記録する。第1の伝送手段は、入力された画像データを画像データ線を介して伝送する第1のデータ部分と印字クロック線を介して伝送する第2のデータ部分とに分割する。更に、入力されたタイミング信号に応じて第1のデータ部分を画像データ線を介して伝送する。ここで、タイミング信号は、略周期的に発生する信号とすることができる。例えば、画像を記録する記録媒体の搬送状態を検出するエンコーダの検出信号としてもよい。
第2の伝送手段は、入力されたタイミング信号に応じて印字クロックを生成する。それとともに、第1の伝送手段で分割された第2のデータ部分を該生成した印字クロックの後に付加して印字クロック線を介して伝送する。
画像記録制御手段は、画像データ線及び印字クロック線を介して入力された第1のデータ部分、第2のデータ部分、及び印字クロックに基づいて記録ヘッドによる画像記録を制御する。
すなわち、本発明の画像記録装置では、画像データを第1のデータ部分と第2のデータ部分に分割し、第1のデータ部分は画像データ線で伝送し、第2のデータ部分は印字クロックの後に付加して印字クロック線で伝送するようにしたため、画像データ線のみで画像データを伝送する場合に比べて転送レートが向上し、既存の印字クロック線を用いて伝送するため、ハードウェアコストを増大させずに画像データを高速に転送することができる。
なお、印字クロック線に伝送される印字クロックの周波数は10数kHzであるが、印字クロックは、50〜100μS程度の短い転送時間で伝送され、その占有率はわずか数%程度である。本発明は、印字クロック線において印字クロックの伝送に使用する以外の空き時間に着目し、該空き時間に画像データ(第2のデータ部分)を伝送するようにしたため、信号線の数を増やすことなく画像データの転送レートを向上させることができ、高速印字が可能となる。
なお、前記画像記録制御手段を、前記印字クロック線を介して伝送された第2のデータ部分を前記画像データ線を介して伝送された第1のデータ部分に付加した画像データを前記記録ヘッドに出力する画像データ出力手段を含んで構成することもできる。
これにより、画像記録制御手段は、第2のデータ部分を第1のデータ部分に付加した画像データを記録ヘッドに出力することができ、入力された画像データ全てを記録ヘッドに出力することができる。
また、前記第1のデータ部分を、前記入力された画像データの前半部分とし、前記第2のデータ部分を、前記入力された画像データの後半部分とすることもできる。
画像データ線に出力される第1のデータ部分の方が、印字クロックの後に付加されて印字クロック線に出力される第2のデータ部分より先に画像記録制御手段に到着するため、画像データ線に画像データの前半部分を伝送すれば、画像記録制御手段は、画像データの後半部分の到着を待たずに、画像データを順次記録ヘッドに出力することができる。これにより、転送レートが向上する。
前記第2の伝送手段は、更に、前記第2のデータ部分を識別するためのコマンドを前記印字クロックと前記第2のデータ部分との間に付加して伝送することもできる。
これにより、画像記録制御手段では、該コマンドの有無によって、印字クロック線に伝送された第2のデータ部分を容易に識別することができる。なお、このようなコマンドは一般的にデータ長が短く、転送時間もわずかであるため、コマンドを付加しても第2のデータ部分を転送するための空き時間は十分確保できる。
前記コマンドは、前記第2のデータ部分のデータ長を示す情報を含むことができる。
これにより、第2のデータ部分のデータ長が固定長でない場合には、画像記録制御手段では、コマンドの内容を確認することによって、第2のデータ部分のデータ長を認識することができるため、伝送された第2のデータ部分の終端を容易に判断でき、記録ヘッドへの第2のデータ部分の転送を過不足なく行うことができる。
前記コマンドと前記印字クロックとが識別されるように、前記コマンドの先頭に予め定められた識別子を付加してもよい。
これにより、印字クロックとコマンドとを容易に識別することができる。
なお、このようにコマンドを付加することにより第2のデータ部分を識別するようにしてもよいが、コマンドを付加せずに処理するようにしてもよい。コマンドを付加しない場合には、前記第2のデータ部分の先頭に、前記第2のデータ部分を識別するための予め定められた識別子を付加することができる。
これによりコマンド無しでも印字クロックに付加された第2のデータ部分を容易に識別することができる。
また、このとき、前記第2のデータ部分のデータ長は予め定められたデータ長とすることができる。
第2のデータ部分のデータ長を予め定められたデータ長、すなわち固定長とすれば、コマンド無しでも伝送された第2のデータ部分の終端を容易に判断でき、記録ヘッドへの第2のデータ部分の転送を過不足なく行うことができる。
前記第2の伝送手段は、前記記録ヘッドによる画像記録に関する制御コマンドが入力されたときには、該制御コマンドを前記生成した印字クロックの後に付加して前記印字クロック線を介して伝送することもできる。
ここで、記録ヘッドによる画像記録に関する制御コマンドとは、例えば、画像記録制御手段の設定を変更するためのコマンド(例えば、解像度に応じたスクリーン種別の設定、印字の際に速度又は画質を優先させる等の印字モードの設定等)や、記録ヘッドの初期化等を含む記録ヘッドの制御又は動作に関するコマンド等が挙げられる。
このように印字クロック線を印字クロック、コマンド(制御コマンド)、画像データとで共有して使用することができるため、高速なデータ転送が可能となる。
なお、制御コマンドを付加する位置(タイミング)は、現タイミング信号で生成した印字クロックの直後であってもよいし、該印字クロックの直後でなくても、例えば、次のタイミング信号で生成される印字クロックの前であればどのタイミングで付加してもよい。また、例えば、第2のデータ部分の後に付加することもできる。
以上説明した如く本発明の画像記録装置によれば、ハードウェアコストを増大させずに画像データを高速に転送することができる、という優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像記録装置としてのインクジェット型プリンタ(以下、単にプリンタという)10の概略構成図である。
プリンタ10は、記録紙12を平面的、かつ水平に搬送するための、搬送系14と、当該搬送系による記録紙12の搬送経路途中に設けられた記録ヘッド15とによって構成されている。
搬送系14は、複数の搬送ローラ対16を備えている。搬送ローラ対16は、前記記録紙12を支持すると共に、モータ18の駆動力がベルト20、スプロケット22を介して付与されて回転駆動する駆動ローラ16Aと、当該駆動ローラ16Aに対向して設けられ、駆動ローラ16Aに支持されている記録紙12を上面側から抑える従動ローラ16Bとで構成され、これらは、記録紙12の搬送方向と交差する方向に断続的に(串型状に)配設されている(図2参照)。
記録紙12は、図示しないシートフィーダー等によって、記録面が上面となるように所定位置に装填されると、上記搬送系14によって、図1の矢印P方向に、略水平に搬送される。
この搬送系14によって搬送される記録紙12の記録面は、記録ヘッド15の下を通過する。
記録ヘッド15は、前記記録紙12と対向する下面がノズル面15Aとされ、このノズル面15Aからインクを記録紙12に向けて噴射することで、画像を記録する。このノズル面15Aには、図3(A)に示されるように、複数のノズル24A(図3(A)では、引き出し線を部分的に表示)が一列に配列されたノズルユニット24が、記録ヘッド15の長手方向(記録紙12の搬送方向と交差する方向)に1列に配列されている構造が最も簡便な構造である。なお、図3(B)に示されるように、ノズルユニット24を千鳥状に配列することも可能である。
なお、記録ヘッド15は、前記ノズル面15Aからインク滴を吐出可能なインクジェット記録ヘッドであれば、インクの種類およびインク滴の吐出方式を問わない。また、インクジェット方式においてもサーマルインクジェット方式、ピエゾ式インクジェット、連続流型インクジェット、静電吸引型インクジェット等、方式に限定されない。さらに、使用するインクも水性インク、油性インク、常温で固形のいわゆるソリッドインク、溶剤インク等いずれも適用可能である。インク中の色材も顔料・染料を問わない。
図1に示される如く、搬送系14を構成する搬送ローラ対16の内、最も記録ヘッド15に接近している駆動ローラ16Aには、パルスエンコーダ26が取り付けられている。
パルスエンコーダ26は、周知の如く、被回転体(ここでは、駆動ローラ16A)に周状に均等ピッチで複数のスリット(或いは黒/白の交互のパターン)が設けられた円板と、この円板のスリット部分の透過/不透過(或いは黒/白)を検出するセンサ部と、で構成されるものであるが、図1では、簡略化してブロック図的な矩形枠で示している。
パルスエンコーダ26のセンサ部では、駆動ローラ16Aの回転に応じて、矩形波を出力する。この矩形波は、コントローラ28に入力される。コントローラ28では、この矩形波に基づいて、モータ18の回転速度をフィードバック制御する等、記録紙12の定速度搬送を維持する制御を行っている。
また、このパルスエンコーダ26からの矩形波は、後述する画像記録時における各ラインの印字クロックを生成するためのタイミング信号として適用される。すなわち、パルスエンコーダ26からの矩形波(以下、「印字タイミング信号」という。)は、記録紙12の搬送状態を忠実に再現しているため、搬送系14による記録紙12の搬送速度に変化が生じても、このタイミング信号に基づいて画像記録を実行することで、ラインピッチむら等を抑制することができる。
また、図1に示されるように、記録ヘッド15には、記録紙12の先端を検出する先端検出センサ30が取り付けられている。この先端検出センサ30は、例えば記録紙12が存在しないときはハイレベル、記録紙が存在するときはローレベルの信号を出力する。この先端検出センサ30は、コントローラ28に接続されており、前記ハイレベル又はローレベルの信号をコントローラ28へ送出している。
搬送系14によって記録紙12が搬送され、この先端検出センサ30の検出位置に記録紙12の先端が到達すると、先端検出センサ30の信号が反転(ハイレベル→ローレベル)するため、コントローラ28では記録紙12の記録ヘッド15への到達を認識することができる。
コントローラ28には、画像データが入力され、この画像データに基づいて所定のタイミングでノズル面15Aからインクを噴射し、画像を記録する。
すなわち、このプリンタ10では、先端検出センサ30からの先端検出信号(ハイレベルからローレベルへの反転時期)がトリガとなり、先端検出センサ30の検出位置と記録ヘッド15(実際には、ノズル24Aの軸芯)との間のピッチ寸法と、搬送系14による記録紙12の搬送速度と、前記パルスエンコーダ26からのタイミング信号と、に基づいて画像記録が開始される。
なお、コントローラ28には、各種コマンドも入力され、該コマンドに応じた処理が行われる。ここで扱うコマンドには、コントローラ28に入力された画像データから分割された画像データB(後述する)を識別して転送するための画像データ転送コマンドと、記録ヘッド15による画像記録に関する制御コマンドとが含まれている。制御コマンドとしては、例えば、画像記録制御部40(図4参照)の設定を変更するためのコマンド(例えば、解像度に応じたスクリーン種別の設定、印字の際に速度又は画質を優先させる等の印字モードの設定等)や、記録ヘッド15の初期化等の記録ヘッド15の制御又は動作に関するコマンド等が挙げられる。また、各種コマンドは、予め定められたNビットの固定長とする。
図4は、コントローラ28の構成及び各種データの流れを示したブロック図である。図示されるように、コントローラは、制御部32と画像記録制御部40とを備え、制御部32と画像記録制御部40とは、複数線のビット幅からなる画像データ線52と単線の印字クロック線54とを介して接続されている。
制御部32には、ホストコンピュータ50から各種コマンド及び画像データが入力されると共に、パルスエンコーダ26から印字タイミング信号が入力される。制御部32は、ホストコンピュータ50より入力されるコマンド及び画像データ、パルスエンコーダ26より入力される印字タイミング信号を用いて、入力された画像データの前半部分(画像データA)を画像データ線52に出力し、印字クロック及びコマンド及び画像データの後半部分(画像データB)を印字クロック線54に出力する。
図5は、制御部32の構成及び各種データの流れを示したブロック図である。図示されるように、制御部32は、データ形成部34と、合成部36とを備えている。
データ形成部34には、ホストコンピュータ50から画像データとコマンドとが入力される。データ形成部34は、制御コマンドが入力されたときには、制御コマンドをそのまま合成部36に出力する。また、画像データと画像データ転送コマンドとが入力されたときには、該入力された画像データを前半部分(画像データA)と後半部分(画像データB)とに分割し、印字タイミング信号の立ち上がりエッジをトリガとして画像データAを画像データ線52に出力する。また、分割した画像データBは画像データ転送コマンドと共に合成部36に出力する。なお、画像データBのデータ長の情報は、予め画像データ転送コマンドに含まれている。従ってデータ形成部34は、該データ長の情報に応じて画像データを分割する。
合成部36は、印字タイミング信号の立ち上がりエッジを元に印字クロックを生成する。データ形成部34から画像データB及び画像データ転送コマンドが入力された場合には、上記生成した印字クロックの後に画像データ転送コマンド及び画像データBを付加して印字クロック線54を介して画像記録制御部40に出力する。また、制御コマンドが入力された場合には、印字クロックに該制御コマンドを付加して印字クロック線54を介して画像記録制御部40に出力する。なお、以下では、印字クロックの後に画像データ転送コマンド及び画像データBを付加して生成した信号、あるいは、印字クロックに制御コマンドを付加して生成した信号を合成信号と呼称する。
なお、合成部36は、コマンド固有の識別子をコマンドの先頭に付加する。本実施の形態では、画像データ転送コマンド及び制御コマンドの双方に同一の識別子を付加する。図6は、Nビット(固定長)のコマンドの先頭に4ビットの識別子を付加した状態を示した図である。例えば、印字クロックを「1111」というビット列で構成し、コマンドの先頭には「1011」というビット列(識別子)を付加すれば、画像記録制御部40側で印字クロックとコマンドとを容易に識別することができる。なお、識別子はこれに限定されず、他の識別子を用いてもよい。また、識別子の4ビットは一例であり、このデータ長に限定されるものではない。
図7は、画像データAを画像データ線52で伝送し、画像データBを印字クロック線54で伝送するときのタイミングチャートである。
データ形成部34は、印字タイミング信号の立ち上がりエッジに応じて、画像データAを画像データ線52に出力する。一方、合成部36は、印字タイミング信号の立ち上がりエッジが入力されると印字クロックを生成し、該生成した印字クロックの後に画像データBを付加すると共に、該印字クロックと画像データBとの間に画像データBを識別するための画像データ転送コマンドを付加して、印字クロック線54に出力する。これにより、1印字周期の単位で画像データAと画像データBとが画像データ線52及び印字クロック線54を介して伝送される。
このタイミングチャートから明らかなように、画像データ線52を介して伝送される画像データAの方が先に画像記録制御部40に到着するため、画像データ線52に、画像データの前半部分(画像データA)を伝送することにより、画像記録制御部40は、画像データの後半部分(画像データB)の到着を待たずに、画像データを記録ヘッド15に出力することができる。このため、転送レートが向上する。
画像記録制御部40は、画像データ線52及び印字クロック線54を介して入力された印字クロック、画像データ、及びコマンドに基づいて、記録ヘッド15の動作の制御を行なう。
図8は、画像記録制御部40の構成及びデータの流れを示したブロック図である。図示されるように、画像記録制御部40は、復号部42、命令保持部44、データ保持部46、及び記録ヘッド制御部48とを備えている。
復号部42は、印字クロック線に接続されており、合成信号が入力される。復号部42は、印字クロック線を介して伝送された印字クロックとコマンドとを識別子に基づいて識別する。識別された信号が印字クロックの場合には、該印字クロックに基づいて内部印字クロックを生成し、生成した内部印字クロックを記録ヘッド制御部48に出力する。また、識別された信号がコマンドの場合には、該コマンドを命令保持部44に出力する。更に、コマンド(画像データ転送コマンド)の後に付加された画像データBを、データ保持部46に出力する。なお、画像データBのデータ長の情報は、予め画像データ転送コマンドに格納されているため、このデータ長に基づいて画像データBを出力する。
なお、復号部42には、コントローラ28全体の動作の基本となるシステムクロックが入力されており(図8では、当該入力線の図示を省略。)、当該システムクロックを用いて、コマンドを示す識別子の有無の判別を行なうと共に、内部印字クロックの生成を行なう。
図9(A)及び図9(B)は、復号部42におけるシステムクロックと入力信号のタイムチャートの一例である。図9(A)には、入力信号のコマンドを示す部分及び画像データBが一例として示され、図9(B)には、入力信号の印字クロックを示す部分が一例として示されている。
各図に示すように、復号部42は、連続する4システムクロックの立ち上がりのタイミング(各図の入力信号に重ねて○印で示すタイミング)での入力信号の状態(ハイレベル又はローレベル)を検出する。この入力信号の状態に応じて、入力信号が印字クロック及びコマンドのいずれであるかを判別することができる。
本実施の形態では、連続する4システムクロックの立ち上がりのタイミングにおける入力信号が「1011」の状態であった場合には、該入力信号はコマンドであるため、該識別子に続くNビットの信号をコマンドとして命令保持部に転送し、入力信号が「1111」の状態であった場合には、該入力信号は印字クロックであるため、図9(B)に示されるように印字クロックの最後のビット(4システムクロックの最後の立ち上がりのタイミング)に応じて内部印字クロックを生成して記録ヘッド制御部48に出力する。
命令保持部44は、復号部42から制御コマンドが入力されたときには、該制御コマンドを所定期間保持(バッファリング)した後に記録ヘッド制御部48に出力(転送)する。また、復号部42から画像データ転送コマンドが入力されたときには、データ保持部46から出力される画像データBの転送データ量をカウントし、該カウント値が画像データ転送コマンドに格納されたデータ長に到達したときに、転送終了信号をデータ保持部46の選択部64に出力する。
データ保持部46は、画像データ線52を介して伝送された画像データA及び復号部42から転送された画像データBをバッファリングし、記録ヘッド制御部48に出力する。より詳しくは、まず画像データの前半部分である画像データAを転送した後に、画像データの後半部分である画像データBを転送する。
図10は、データ保持部46の構成及びデータの流れを示したブロック図である。データ保持部46は、バッファ60と、シフトレジスタ62と、選択部64とを備えている。
バッファ60は、画像データ線52を介して伝送された画像データAを一時的に格納する先入先出形式のFIFOバッファである。
シフトレジスタ62は、復号部42から転送された画像データBが所定ビット幅(画像データAと同じビット幅)となるようにバッファリングする。これは、画像データAが所定ビット幅の画像データ線52で伝送されるのに対し、画像データBが単線の印字クロック線54で伝送されるためである。このシフトレジスタ62が複数集合し、先入先出形式のFIFOバッファが構成されている。
選択部64は、バッファ60及びシフトレジスタ62に格納されている画像データA及び画像データBを選択して記録ヘッド制御部48に転送する。ここでは、まず画像データの前半部分である画像データAを最初に選択して転送し、画像データAの出力終了後に、画像データBを選択して転送する。
なお、ここでは、画像データAの転送終了は、選択部64に接続された不図示の有効信号線により判断される。該有効信号線に伝送される有効信号が例えばHighレベルのときには転送すべき画像データAが存在することを示すため、バッファ60から画像データAを取得して出力する。有効信号がHighレベルからLowレベルに切り替ったときには、転送すべき画像データAが無くなったことを示すため、画像データの取得先を切替え、シフトレジスタ62から画像データBを取得して出力する。その後、命令保持部44から転送終了信号が入力されると、画像データBの転送を終了する。
記録ヘッド制御部48は、先端検出センサ30からの先端検出信号をトリガとして記録ヘッド15の画像記録が開始されるように動作する。具体的には、命令保持部44から転送されたコマンド(制御コマンド)及び復号部42から出力された内部印字クロックに基づいてヘッド制御信号を生成し、データ保持部46から取得した画像データ及び生成したヘッド制御信号を記録ヘッド15に出力する。
次に、本実施の形態のプリンタ10の動作の流れを詳細に説明する。
プリンタ10では、ホストコンピュータ50から画像データ及びコマンドが入力されると共に画像のプリントの指示が入力されると、記録ヘッド15による記録紙12への画像記録が開始される。
コントローラ28では、搬送ローラ22を回転駆動させて記録紙12の搬送を開始すると共に、合成部36によって、搬送ローラ22の回転駆動に応じてパルスエンコーダ26から出力される印字タイミング信号を基に印字クロックを生成し、印字クロック線54を介して画像記録制御部40に対する印字クロックの出力を開始する。
そして、先端検出センサ30で記録紙12の先端が検出されると、画像記録制御部40の制御によって、記録ヘッド15の画像記録を開始する。
記録紙12の先端が先端検出センサ30によって検出されると、入力された印字クロックをそのまま出力していた制御部32が、ホストコンピュータ50から入力された画像データを前半部分の画像データAと後半部分の画像データBとに分割し、画像データ線52を介して画像データAを出力し、印字クロック線54を介して画像データBを出力する処理を実行する。この処理を図11(A)及び図11(B)を参照しながら、説明する。
図11(A)は、制御部32のデータ形成部34で実行される画像データ転送処理の流れを示すフローチャートである。
データ形成部34において、ステップ100で、ホストコンピュータ50からのコマンド及び画像データの入力待ちを行い、コマンド及び画像データが入力された場合に、次のステップ102に移行し、入力した画像データを前半部分の画像データAと後半部分の画像データBとに分割する。分割して得られた画像データAは、一時的にバッファリングしておき、画像データBは、上記入力されたコマンドと共に合成部36に出力する。
ステップ104では、パルスエンコーダ26からの印字タイミング信号の立ち上がりエッジが入力されたか否かを判定し、該判定が肯定判定となった時点で、ステップ106に移行して、画像データAを画像データ線52に出力する(図7参照。)。
その後、ステップ108に移行して画像記録処理が終了したか否かを判定する。当該判定が肯定判定となるまでステップ100乃至ステップ106の処理を繰り返し実行し、ステップ108が肯定判定となった時点で本処理を終了する。
図11(B)は、制御部32の合成部36で実行される画像データ転送処理の流れを示すフローチャートである。
合成部36において、ステップ200では、データ形成部34からのコマンド及び画像データBの入力待ちを行い、コマンド及び画像データBが入力された場合に、次のステップ202に移行し、パルスエンコーダ26からの印字タイミング信号の立ち上がりエッジが入力されたか否かを判定する。該判定が肯定判定となった時点で、ステップ204に移行し、印字クロックを生成し(ここでは、印字クロックを「1111」のビット列で生成)、コマンドの先頭に、コマンドと印字クロックとを識別するための識別子(ここでは「1011」)を付加する。
ステップ206で、生成した印字クロックに画像データBを付加し、さらに上記識別子が付加されたコマンドを印字クロックと画像データBとの間に付加して、印字クロック線54に出力する(図7参照。)。
その後、ステップ208に移行して画像記録処理が終了したか否かを判定する。当該判定が肯定判定となるまでステップ200乃至ステップ206の処理を繰り返し実行し、ステップ208が肯定判定となった時点で本処理を終了する。
なお、ここでは図示を省略するが、データ形成部34にホストコンピュータ50から制御コマンドのみが入力された場合には、データ形成部34は、該制御コマンドを合成部36にそのまま転送する。合成部36は、該制御コマンドを上記印字タイミング信号に応じて生成した印字クロックの後に付加して印字クロック線54に出力する。
画像データ線52に出力された画像データAは、画像記録制御部40のデータ保持部46に入力される。データ保持部46に入力された画像データAは、上述したようにバッファ60(図10参照)にバッファリングされ、選択部64がバッファ60側に切り替った時点でバッファリングした画像データAを出力する。
一方、合成部で生成され印字クロック線54に出力された合成信号は、画像記録制御部40の復号部42に入力される。
図12は、復号部42で所定期間毎に実行される転送処理の流れを示すフローチャートである。以下、同図及び図8を参照しながら本実施の形態に係る転送処理について説明する。
ステップ300では、印字クロック線54を介して何らかの信号が入力されたか否かを判定する。何らかの信号が入力されたと判定された時点で、ステップ302に移行し、システムクロックの立ち上がりエッジに同期して、入力信号の識別子を復号する。なお、ここでいう復号とは、図9(A)、(B)に示されるように、連続する4システムクロックの立ち上がりエッジ毎に印字クロック線に対する入力信号のレベル(HighまたはLow)を判定して判定履歴を採取する処理をいう。
ステップ304で、採取した判定履歴から入力信号の識別子が印字クロック「1111」であるか、コマンド「1011」であるか否かを判定する。ここで入力信号の識別子が印字クロックを示す識別子であると判定した場合には、ステップ308に移行し、図9(B)に示されるように、該印字クロックに基づいて内部印字クロックを生成し、記録ヘッド制御部48に出力し、処理を終了する。
またステップ304で、入力信号の識別子がコマンドを示す識別子であると判定した場合には、ステップ306に移行し、識別子の後に続くNビットのコマンドを命令保持部44に出力して格納する。
ステップ310では、格納したコマンドが画像データ転送命令であるか否かを判定する。ここで、格納したコマンドが制御コマンドである場合には、画像データBの転送は不要なため、処理を終了する。
なお、画像記録を行なうタイミングを示す印字クロックの途中に制御コマンドを付加すると、当該印字クロックによる画像記録の途中まで該制御コマンドを反映した画像記録を行なうことができないため、本実施の形態では、制御コマンドの実行タイミングよりも前の印字クロックにコマンドを付加するようにしている。すなわち、現印字周期ではなく、次印字周期で該制御コマンドが有効となる。
また、ステップ310で、データ保持部46に格納したコマンドが画像データ転送コマンドである場合には、ステップ312に移行し、画像データBをデータ保持部46に転送して、処理を終了する。なお、画像データ転送コマンドは現印字周期においてすぐに有効となり、該コマンドに基づいて画像データBの転送が行われる。
データ保持部46では、図10に示されるように、画像データAはバッファ60に入力され、画像データBはシフトレジスタ62に入力される。選択部64は、まず画像データの前半部分である画像データAから記録ヘッド制御部48に転送を開始し、画像データAの転送が終了すると、画像データAの転送終了後に、画像データBを選択して出力する。
画像データAの転送終了は、上述したように有効信号線の状態により判断し、有効信号がHighレベルからLowレベルになったときに、画像データAの転送を終了して画像データBの転送を開始する。画像データBのデータ長の情報は、命令保持部44に格納された画像データ転送コマンドに含まれている。命令保持部44は、画像データBの転送開始から選択部64による画像データBの転送データ量をカウントし、該カウント値がコマンドに含まれるデータ長に到達したときに、転送終了信号をデータ保持部46の選択部64に出力する。選択部64は、転送終了信号を入力したときに、画像データBの転送を停止する。
このように、画像データAに画像データBが付加されて、すなわち、画像データA、画像データBの順に、記録ヘッド制御部48に出力される。
記録ヘッド制御部48では、内部印字クロックの立ち上がりのタイミング毎に、データ保持部46から取得した内部印字クロックの1周期で記録する画像データを記録ヘッド15に出力する。これにより、記録ヘッド15による画像記録が行なわれる。なお、出力タイミングは現印字周期または次印字周期のいずれであってもよく、予め設定しておくことができる。
以上説明したように本実施の形態では、入力された画像データを画像データ線52を介して伝送する画像データAと印字クロック線54を介して伝送する画像データBとに分割し、画像データAを画像データ線52を介して画像記録制御部40に伝送し、さらに、画像データBを印字クロックの後に付加して印字クロック線54を介して画像記録制御部40に伝送するようにしたため、ハードウェアコストを増大させずに画像データを高速に転送することができる。
なお、上述した実施の形態では、印字クロックと画像データBとの間に画像データ転送コマンドを付加して印字クロック線に出力する例について説明したが、これに限定されず、例えば、画像データ転送コマンド無しで印字クロック線に出力するようにしてもよい。後者の場合には、画像データBの先頭に画像データBであることを示す識別子を付加した状態で画像データBを印字クロックの後に付加して伝送する。また、コマンド無しで伝送すると画像データBのデータ長の情報が得られないため、画像データBのデータ長は予め定められた固定長としておく。これにより、画像データBの終端を容易に認識でき、画像データBの転送終了のタイミングを容易に判断できる。
また、上述した実施の形態では、画像データの前半部分(画像データA)を画像データ線に出力し、画像データの後半部分(画像データB)を印字クロック線に出力する例について説明したが、これに限定されず、画像データの前半部分(画像データA)を印字クロック線に出力し、画像データの後半部分(画像データB)を画像データ線に出力するようにしてもよい。後者の場合には、画像データBが先に到着してしまうため、画像データAの到着まで転送処理が遅延することとなるが、従来のように画像データを画像データ線のみで伝送する場合に比べて転送レートは向上する。
なお、上述した実施の形態では、記録ヘッドとして複数のノズルが記録紙の搬送方向と交差する方向に配列されたものを適用し、記録紙のみを搬送させる形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、記録紙を駆動手段の駆動力で搬送させると共に、記録ヘッドを記録紙の搬送方向と交差する方向に移動させながら画像記録を行なう形態としてもよい。
また、上述した実施の形態では、制御コマンドを印字クロックの1周期にだけ付加して入力する形態について説明したが、例えば、同一の制御コマンドを印字クロックの複数の周期に付加して複数回入力するようにしてもよい。この場合、復号された複数回分の制御コマンドを総合的に判断することで、制御コマンドのノイズによる影響を軽減することができる。さらに制御コマンドを印字クロックの1周期内に複数入力してもよい。この場合、入力された複数のコマンドを次印字クロック入力時に同時に実行することができる。
本発明の実施の形態に係る画像記録装置としてのインクジェット型プリンタの概略構成図である。 プリンタの平面図である 記録ヘッドのノズル面の形状を示し、(A)は、ノズルユニット1列配列パターン、(B)は、ノズルユニット千鳥配列パターンである。 コントローラの構成及び各種データの流れを示したブロック図である。 制御部の構成及び各種データの流れを示したブロック図である。 Nビットのコマンドの先頭に4ビットの識別子を付加した状態を示した図である。 画像データAを画像データ線で伝送し、画像データBを印字クロック線で伝送するときのタイミングチャートである。 画像記録制御部の構成及びデータの流れを示したブロック図である。 復号部におけるシステムクロックと入力信号のタイムチャートの一例であり、(A)は、入力信号のコマンドを示す部分及び画像データBを、(B)は、入力信号の印字クロックを示す部分を示した図である。 データ保持部の構成及びデータの流れを示したブロック図である。 (A)は、制御部のデータ形成部で実行される画像データ転送処理の流れを示すフローチャートであり、(B)は、制御部の合成部で実行される画像データ転送処理の流れを示すフローチャートである。 復号部で所定期間毎に実行される転送処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 プリンタ
12 記録紙
26 パルスエンコーダ
28 コントローラ
32 制御部
34 データ形成部
36 合成部
40 画像記録制御部
42 復号部
44 命令保持部
46 データ保持部
48 記録ヘッド制御部
52 画像データ線
54 印字クロック線
60 バッファ
62 シフトレジスタ
64 選択部

Claims (9)

  1. 記録ヘッドによって画像を記録する画像記録装置であって、
    入力された画像データを画像データ線を介して伝送する第1のデータ部分と印字クロック線を介して伝送する第2のデータ部分とに分割し、入力されたタイミング信号に応じて前記第1のデータ部分を前記画像データ線を介して伝送する第1の伝送手段と、
    前記入力されたタイミング信号に応じて印字クロックを生成すると共に、前記第2のデータ部分を前記生成した印字クロックの後に付加して前記印字クロック線を介して伝送する第2の伝送手段と、
    前記画像データ線及び前記印字クロック線を介して入力された第1のデータ部分、第2のデータ部分、及び印字クロックに基づいて前記記録ヘッドによる画像記録を制御する画像記録制御手段と、
    を含む画像記録装置。
  2. 前記画像記録制御手段を、
    前記印字クロック線を介して伝送された第2のデータ部分を前記画像データ線を介して伝送された第1のデータ部分に付加した画像データを前記記録ヘッドに出力する画像データ出力手段を含んで構成した請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記第1のデータ部分は、前記入力された画像データの前半部分であり、前記第2のデータ部分は、前記入力された画像データの後半部分である請求項1または請求項2記載の画像記録装置。
  4. 前記第2の伝送手段は、更に、前記第2のデータ部分を識別するためのコマンドを前記印字クロックと前記第2のデータ部分との間に付加して伝送する請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の画像記録装置。
  5. 前記コマンドは、前記第2のデータ部分のデータ長を示す情報を含む請求項4記載の画像記録装置。
  6. 前記コマンドと前記印字クロックとが識別されるように、前記コマンドの先頭に予め定められた識別子を付加した請求項4または請求項5記載の画像記録装置。
  7. 前記第2のデータ部分の先頭に、前記第2のデータ部分を識別するための予め定められた識別子を付加した請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の画像記録装置。
  8. 前記第2のデータ部分のデータ長は予め定められたデータ長である請求項7記載の画像記録装置。
  9. 前記第2の伝送手段は、前記記録ヘッドによる画像記録に関する制御コマンドが入力されたときには、該制御コマンドを前記生成した印字クロックの後に付加して前記印字クロック線を介して伝送する請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の画像記録装置。
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