JPH09300735A - 印字制御装置 - Google Patents

印字制御装置

Info

Publication number
JPH09300735A
JPH09300735A JP8117569A JP11756996A JPH09300735A JP H09300735 A JPH09300735 A JP H09300735A JP 8117569 A JP8117569 A JP 8117569A JP 11756996 A JP11756996 A JP 11756996A JP H09300735 A JPH09300735 A JP H09300735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
data
printing
circuit
print data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8117569A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sagayama
亨 嵯峨山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP8117569A priority Critical patent/JPH09300735A/ja
Priority to US08/733,324 priority patent/US5793939A/en
Publication of JPH09300735A publication Critical patent/JPH09300735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
    • G06K2215/0077Raster outputting to the print element(s)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印字制御装置は、印字品質の向上およ
び印字速度を向上させたいという要請に十分応えられな
いという課題があった。 【解決手段】 バッファ回路20A,20B,20C
は、印字ヘッドにおける複数のノズル列を2つずつのノ
ズル列にグループ分けした場合のグループ数と同数設け
られる。そして、2つのノズル列間の印字領域のドット
に対応した容量を有する。カウンタ回路16は、データ
転送数をカウントする。シフト制御部18A,18B,
18Cは、各バッファ回路20A,20B,20Cのい
ずれのアドレスに印字データを格納するか決めるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリアルプリン
タの印字ヘッドにデータを転送する印字制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平7−144445号
公報に示された従来の印字制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。図において、12は印字データが格納され
るRAM、101はデータ転送を制御するCPU、10
5は印字データを一旦保持する印字データ保持回路、1
07は印字ヘッド(図示せず)に所定のタイミングで印
字データを供給する出力回路である。なお、特開平7−
144445号公報では、プリンタとしてドットインパ
クトプリンタが例示されている。
【0003】次に動作について説明する。CPU101
は、RAM12の所定のアドレスから印字データを読み
出し、そのデータを印字データ保持回路105に転送す
る。印字データ保持回路105に印字ヘッドの全ピン分
のデータが設定されると、CPU101は、出力回路1
07にイネーブル信号を与える。出力回路107は、イ
ネーブル信号に応じて印字データ保持回路105中の印
字データを印字ヘッドに供給する。
【0004】印字ヘッドは、印字データに応じたピンを
駆動して紙面に印字を行う。印字ヘッドは、キャリッジ
モータによって行方向に移動し順次印字を行う。従っ
て、印字データは、印字ヘッドの移動に同期してRAM
12からCPU101を介して印字データ保持回路10
5に転送される。
【0005】図7はインクジェットプリンタの印字ヘッ
ドの一例を示す正面図およびRAM12の内容を示す説
明図である。この例では、7つのインク噴出のためのノ
ズル202を有するノズル列が6列設けられた印字ヘッ
ド200が示されている。印字ヘッド200において、
各ノズル列間には、印字ヘッド200の製造上の都合に
よるギャップ204,206が存在する。
【0006】RAM12において印字データは連続的に
格納される。すなわち、紙面に印字されるドット配列と
同様に配列されている。ところが、図7に示すように、
各ノズル列は離散的に配置されている。従って、離散的
な位置にある印字データのブロック301〜305がR
AM12から読み出されて印字データ保持回路105に
転送されなければならない。そのために、CPU101
は、例えば、ブロック300の印字データを印字データ
保持回路105に転送すると、RAM12におけるブロ
ック301を読み出すためにその先頭アドレスを計算し
なければならない。
【0007】図8は印字処理の概要を示すタイミング図
である。図に示すように、一定間隔で発生する印字デー
タ転送開始を示すトリガ信号58にもとづいて、データ
転送が制御される。トリガ信号58は、印字ヘッド20
0の移動に同期している。従って、2つのトリガ信号5
8の発生タイミングの間の期間でRAM12から印字デ
ータ保持回路105に図7に示す6ブロック分の印字デ
ータが転送されなければならない。転送処理に要する期
間を、図8に期間Aで示す。また、CPU101は、コ
ンピュータ(図示せず)側から転送されてくるデータを
印字データに展開する処理等も行う。この処理を図8に
示す残りの期間Bで行わなくてはならない。なお、2つ
のトリガ信号58の発生タイミングの間の期間を、以
下、1印字期間と呼ぶ。
【0008】期間Bが長ければ、すなわち期間Aが短け
れば、印字データに展開する処理等に許される時間が長
くなるのでプリンタのスループットが向上する。近年、
印字品質の向上を図るという要請に応じてドット数は増
加する傾向にある。すなわち、転送される印字データ量
は増加する傾向にある。また、印字速度を向上させると
いう要請に応じて印字ヘッド200の移動速度は速くな
る傾向にあるので、トリガ信号58の周期は短くなる傾
向にある。従って、期間Bは短くなる傾向にあり、所望
の印字速度を確保することが困難になる。
【0009】なお、ここでは、CPU101がRAM1
2からデータを取り込んでそれを印字データ保持回路1
05に転送するストリング転送を行う場合を例にした
が、CPU101が内蔵するDMAコントローラまたは
外付けのDMAコントローラを用いてデータ転送するこ
ともできる。その場合には、CPU101は、RAM1
2における各ブロック300〜305の先頭アドレスを
順次DMAコントローラに与える。また、CPU101
が各ブロック300〜305の先頭アドレスを一時にD
MAコントローラに与え、DMAコントローラが1ブロ
ック分の印字データを転送し終わると直ちに次ブロック
の印字データを転送開始するアレイチェインDMA転送
方式を採用することもできる。しかし、DMA転送方式
によっても、CPU101は、各ブロック300〜30
5の先頭アドレスを計算しなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の印字制御装置は
以上のように構成されているので、印字品質の向上およ
び印字速度を向上させたいという要請に十分応えられな
いという課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、印字データの転送制御に要する時
間を短くしてプリンタのスループットを向上させうる印
字制御装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る印字制御装置は、印字ヘッドにおける複数の印字素子
列のうちの少なくとも2つの印字素子列の間の印字領域
にあるドットに対応した印字データを格納するバッファ
回路と、各バッファ回路のいずれの領域に印字データを
格納するか決めるバッファセレクタ回路とを備えたもの
である。なお、2つの印字素子列の間の印字領域には、
2つの印字素子列が印字を行う領域も含まれる。
【0013】請求項2記載の発明に係る印字制御装置
は、印字データをラッチするラッチ回路と、転送データ
数をカウントしてカウント数に応じたアドレスをラッチ
回路のラッチデータの格納先としてバッファ回路に与え
るカウンタ回路とを備えたものである。
【0014】請求項3記載の発明に係る印字制御装置
は、1印字期間に1印字素子列に対応した印字データを
各バッファ回路に転送する転送制御回路を備えたもので
ある。
【0015】請求項4記載の発明に係る印字制御装置
は、バッファ回路が、複数の印字素子列を2つずつの印
字素子列にグループ分けした場合のグループ数と同数設
けられ、バッファセレクタ回路が、各バッファ回路に対
応して設けられているものである。
【0016】請求項5記載の発明に係る印字制御装置
は、バッファ回路が、最左側の印字素子列と最右側の印
字素子列との間の印字領域にあるドットに対応した印字
データを格納する構成になっているものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による印
字制御装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、10はデータ転送を制御するCPU、12は印字デ
ータが格納されるRAM、14はRAM12からの印字
データをラッチするラッチ回路、16はデータ転送数を
カウントするカウンタ回路、18A,18B,18Cは
それぞれバッファ回路20A,20B,20C内の印字
データをシフトする制御を行うシフト制御部、31〜3
6はバッファ回路20A,20B,20Cからの印字デ
ータのうち印字に用いられるビットを選択するセレクタ
回路、40は印字ヘッドにデータを転送するためのシフ
トレジスタ、50はデータバスである。バッファ回路2
0A,20B,20Cにおいて、21A,21B,21
Cは1番目の列を示し、22A,22B,22Cは16
番目の列を示す。また、52は1バイトのデータ転送を
示す転送信号、54は印字方向を示す方向指示信号、5
6はバッファ回路20A,20B,20Cを初期化する
初期化信号、58は印字データ転送開始を示すトリガ信
号を示す。なお、バッファ回路20A,20B,20C
の具体的構成例が図3に示される。ここで、バッファ回
路20A,20B,20Cのいずれの領域に印字データ
を格納するか決めるバッファセレクタ回路は、シフト制
御部18A,18B,18Cで実現される。また、1印
字期間において1印字素子列に対応した印字データを各
バッファ回路20A,20B,20Cに転送する転送制
御回路は、ここでは、カウンタ回路16で実現される。
【0018】図2は印字ヘッドの一例の一部分を示す説
明図である。この例の印字ヘッド210は、360dp
i(dot per inch)まで印字可能なインク
ジェットプリンタのものである。また、各ノズル列21
4,216において、ノズルは6/360インチ離れて
10個設けられている。ノズル列214における各ノズ
ルとノズル列216における各ノズルとは、列方向にお
いて3/360インチずれている。左側のノズル列21
4と右側のノズル列216とは、16/360インチ離
れて設けられている。そして、印字ヘッド210は、1
組が2本のノズル列214,216からなる組を3組有
する。
【0019】図3は各バッファ回路20A,20B,2
0Cの内容を示す説明図である。バッファ回路20A,
20B,20Cは、それぞれノズル列214,216の
組に対応する。図3に示すように、各バッファ回路20
A,20B,20Cは16列分の印字データを格納す
る。すなわち、各組における左側のノズル列214と右
側のノズル列216との間にある領域に印字される印字
データを格納する。
【0020】360dpiで印字が行われる場合には、
例えば、1番目の列21A,21B,21Cの8バイト
CE1〜CE8および16番目の列22A,22B,2
2Cの8バイトCE9〜CE16に、ノズル列214,
216内の各ノズルに供給されるべきビットが含まれて
いる。2つの列内の印字データのうち、丸印で示された
ビットが印字に用いられるビットである。すなわち、丸
印で示されたビットが2つのノズル列214,216の
各ノズルに対応する。
【0021】次に動作について説明する。まず、RAM
12からバッファ回路20A,20B,20C内に印字
データを転送する制御を説明する。CPU10は、バッ
ファ回路20Aにおけるある列に格納されるべき印字デ
ータが入っているRAM12の先頭アドレスを求める。
そして、そのアドレスからの8バイトの印字データを順
次データバス50に送出する。CPU10からは、1バ
イトの転送に同期して転送信号52が出力される。カウ
ンタ回路16は、転送信号52の出力回数をカウントす
る。カウント値はシフト制御部18Aに入力する。シフ
ト制御部18Aは、カウンタ回路16のカウント値をバ
ッファ回路20Aにおける印字データの格納アドレスに
変換して、バッファ回路20Aをアドレッシングする。
ラッチ回路14は、転送信号52に応じてデータバス5
0上のデータを取り込み、それをバッファ回路20Aに
設定する。カウンタ回路16には、1列分の印字データ
数が初期値として設定されている。従って、カウンタ回
路16のカウント値が0になると、例えばバッファ回路
20Aの16列目に印字データが設定されたことにな
る。
【0022】バッファ回路20B,20Cに関しても同
様にデータ転送制御が実行される。そのときにも、カウ
ンタ回路16はバッファ回路20Aに印字データを書き
込むときと同様に動作するが、カウント値は、シフト制
御部18A,18Bに入力される。従って、バッファ回
路20B,20Cは、シフト制御部18A,18Bを介
して、カウンタ回路16のカウント値でアドレッシング
される。
【0023】次に、バッファ回路20A,20B,20
C内の印字データを出力する制御を説明する。バッファ
回路20Aに1列分の印字データが設定されると、バッ
ファ回路20Aの1番目の列21Aの印字データおよび
16番目の列22Aの印字データが、セレクタ回路3
1,32に転送される。セレクタ回路31は、バッファ
回路20Aから転送された印字データのうちノズル列2
14におけるノズル位置に対応したビットを選択してシ
フトレジスタ40に転送する。なお、選択されるビット
は、図3における1番目の列21Aの丸印で示されるビ
ットである。セレクタ回路32は、バッファ回路20A
から転送された印字データのうちノズル列216におけ
るノズル位置に対応したビットを選択してシフトレジス
タ40に転送する。なお、選択されるビットは、図3に
おける16番目の列22Aの丸印で示されるビットであ
る。
【0024】バッファ回路20B,20Cに関しても同
様にデータ出力制御が実行される。その結果、バッファ
回路20A,20B,20Cにおける各列21A,22
A,21B,22B,21C,22Cの印字データのう
ちノズル位置に対応したデータがシフトレジスタ40に
設定される。シフトレジスタ40に設定されたデータは
印字ヘッド210に供給される。つまり、シフトレジス
タ40にセレクタ回路31〜36からのデータが設定さ
れると印字ヘッド210が駆動され、シフトレジスタ4
0内のデータに応じて印字ヘッド210の各ノズルから
インクが噴出される。
【0025】バッファ回路20A,20B,20C内の
印字データの出力が完了すると、次のブロックの印字デ
ータの転送制御が行われる。この例による印字方式は印
字ヘッド210が右方向に移動するときにも左方向に移
動するときにも印字が行われる往復印字方式である。従
って、CPU10は、各行方向の印字開始時にシフト制
御部18A,18B,18Cに対して方向指示信号54
を与えている。シフト制御部18A,18B,18C
は、印字データ転送開始を示すトリガ信号58が出力さ
れると、方向指示信号54による指示に応じて各バッフ
ァ回路20A,20B,20C内の各列の印字データを
シフトする。現段階が、印字ヘッド210が紙面の右に
向かって移動している段階であるとすると、2列目に格
納されている印字データが1番目の列21A,21B,
21Cにシフトされ、16番目の列22A,22B,2
2Cの印字データが15列目にシフトされる。次いで、
バッファ回路20A,20B,20Cの1番目の列21
A,21B,21Cの印字データおよび16番目の列2
2A,22B,22Cの印字データが、対応するセレク
タ回路31〜36に転送される。すなわち、トリガ信号
58は、印字データの転送のトリガの作用を果たすとと
もに、バッファセレクト制御信号でもある。
【0026】そして、印字ヘッド210における各組の
右側のノズル列216が次に印字対象とする印字データ
が、RAM12からバッファ回路20A,20B,20
Cの16番目の列22A,22B,22Cに転送され
る。転送制御についてはすでに説明したとおりである。
印字ヘッド210における各組の左側のノズル列214
が次に印字対象とする印字データは、RAM12からバ
ッファ回路20A,20B,20Cに転送されない。そ
の印字データは既にバッファ回路20A,20B,20
Cに存在し、2列目から1番目の列21A,21B,2
1Cにシフトされているからである。
【0027】このように、印字ヘッド210の各組にお
ける左側のノズル列214と右側のノズル列216との
間にある領域に印字される印字データを格納するバッフ
ァ回路20A,20B,20Cが設けられている場合に
は、1印字期間において、3ブロック分の印字データが
RAM12からバッファ回路20A,20B,20Cに
転送されればよい。従来の印字制御装置では、図7に示
すように、1印字期間において、6ブロック分の印字デ
ータがRAM12から印字データ保持回路105に転送
される必要があった。従って、この実施の形態によれ
ば、1印字期間あたりのデータ転送量は、従来のデータ
転送量の1/2になる。それにともなって、1印字期間
におけるCPU10の先頭アドレスの計算量も1/2に
なる。よって、1印字期間におけるデータ転送処理に要
する期間(図4(b)参照)は従来の期間A(図4
(a)参照)に比べて短縮される。
【0028】また、RAM12からの印字データはラッ
チ回路14でラッチされ、カウンタ回路16は、印字デ
ータの転送回数をカウントして、カウント値をシフト制
御部18A,18B,18Cを介してまたは直接バッフ
ァ回路20A,20B,20Cにアドレスとして与えて
いる。すなわち、ラッチ回路14のラッチデータは、カ
ウンタ回路16からのカウント値に応じたバッファ回路
20A,20B,20Cのアドレスに格納される。ま
た、バッファ回路20A,20B,20Cは、カウンタ
回路16のカウントアップによって1列分のデータ転送
完了を知ることができる。従って、CPU10は、印字
データの転送数を管理しなくてよく、印字データ転送の
ソフトウェア負荷が低減される。よって、安価な低機能
のCPU10を採用することができる。
【0029】なお、CPU10は、各行方向の印字開始
時に初期化信号56を出力する。バッファ回路20A,
20B,20Cは初期化信号56に応じて初期化され
る。すなわち、一般には、全ビットに印字データとして
白データが設定される。従って、上述した制御によれ
ば、最初の16列分の印字データがバッファ回路20
A,20B,20Cに貯まるまでのある期間では1列全
白の印字が続くことになる。しかし、一般に印字ヘッド
210の行方向の初期位置は印字不要のマージン領域に
あるので問題はない。
【0030】この実施の形態では1印字期間の開始時に
シフト制御部18A,18B,18Cがバッファ回路2
0A,20B,20Cの内容をシフトする例を示した
が、シフト制御部18A,18B,18Cに代えて、3
つの列セレクタ回路を設けてもよい。その場合には、そ
れぞれの列セレクタ回路は、バッファ回路20A,20
B,20Cにおける新たな印字データが格納されるべき
列を指定する。この場合には、バッファ回路20A,2
0B,20Cにおける印字データのシフトが行われない
ので、スループットはより向上する。また、この実施の
形態では6つのセレクタ回路31〜36を用いる例を示
したが、バッファ回路20A,20B,20Cの6列の
うち同時に印字データが出力される列分のセレクタ回路
を設ければよい。
【0031】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による印字制御装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、18はバッファ回路20内の印字デー
タをシフトする制御を行うシフト制御部(バッファセレ
クタ回路)である。この場合には、バッファ回路20
は、印字ヘッド210の最左側のノズル列214と最右
側のノズル列216との間にある領域に印字される印字
データを格納する。バッファ回路20において、21
A,22Aは、印字ヘッド210における左側の組のノ
ズル列214,216に対応した列である。21B,2
2Bは、印字ヘッド210における真ん中の組のノズル
列214,216に対応した列である。21C,22C
は、印字ヘッド210における右側の組のノズル列21
4,216に対応した列である。27,28は、実施の
形態1の場合のバッファ回路20A,20B,20Cの
容量に比べて増加した容量に対応した領域を示す。その
他の構成要素は、実施の形態1における構成要素と同じ
である。
【0032】次に動作について説明する。バッファ回路
20内の印字データの出力が完了すると、次のブロック
の印字データの転送制御が行われる。現段階が、印字ヘ
ッド210が紙面の右に向かって移動している段階であ
るとすると、シフト制御部18は、バッファ回路20の
各列の印字データを左側の列にシフトするように制御す
る。そして、印字ヘッド210における最右側のノズル
列216が次に印字対象とする印字データが、RAM1
2からバッファ回路20の最右側の列22Cに転送され
る。転送制御については、実施の形態1の場合と同様で
ある。印字ヘッド210における左側の組のノズル列2
14,216、真ん中の組のノズル列214,216、
および右側の組の左側のノズル列214が次に印字対象
とする印字データは、RAM12からバッファ回路20
に転送されない。それらの印字データは、既にバッファ
回路20に存在するからである。
【0033】このように、印字ヘッド210の最左側の
ノズル列214と最右側のノズル列216との間にある
領域に印字される印字データを格納しうるバッファ回路
20が設けられている場合には、バッファ回路20の容
量が実施の形態1の場合に比べて領域27,28の分だ
け増加するものの、1印字期間あたりのデータ転送量が
従来のデータ転送量の1/6になる。それにともなっ
て、1印字期間におけるCPU10の先頭アドレスの計
算量も1/6になる。よって、1印字期間におけるデー
タ転送処理に要する期間は従来の期間Aに比べて大幅に
短縮される。なお、この実施の形態においても、シフト
制御部18に代えて、列セレクタ回路を用いることがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、印字制御装置を、印字ヘッドにおける複数の印字
素子列のうちの少なくとも2つの印字素子列の間の印字
領域にあるドットに対応した印字データを格納するバッ
ファ回路と、各バッファ回路のいずれの領域に印字デー
タを格納するか決めるバッファセレクタ回路とを有する
ように構成したので、印字データを印字ヘッドに供給す
る際に、印字データの転送制御に要する時間を減らすこ
とができ、プリンタのスループットを向上させることが
できる効果がある。
【0035】請求項2記載の発明によれば、印字制御装
置を、転送データ数をカウントしてカウント数に応じた
アドレスをラッチ回路のラッチデータの格納先としてバ
ッファ回路に与えるカウンタ回路を有するように構成し
たので、印字ヘッドの側に印字データが転送開始される
とソフトウェアの介在なしにデータ転送が継続し、印字
制御装置中のCPU等の制御回路の負荷を軽減すること
ができる効果がある。
【0036】請求項3記載の発明によれば、印字制御装
置を、1印字期間に1印字素子列に対応した印字データ
を各バッファ回路に転送する転送制御回路を有するよう
に構成したので、印字データの転送量を従来の場合に比
べて低減できるとともに、印字データの転送元であるメ
モリの転送元アドレスの計算量も低減でき、プリンタの
スループットを向上させることができる効果がある。
【0037】請求項4記載の発明によれば、印字制御装
置を、複数の印字素子列を2つずつの印字素子列にグル
ープ分けした場合のグループ数と同数のバッファ回路を
有するように構成したので、印字データの転送量を従来
の場合に比べて半分にできるとともに、印字データの転
送元であるメモリの転送元アドレスの計算量も半分にで
き、プリンタのスループットを向上させることができる
効果がある。
【0038】請求項5記載の発明によれば、印字制御装
置を、最左側の印字素子列と最右側の印字素子列との間
の印字領域にあるドットに対応した印字データを格納す
るバッファ回路を有するように構成したので、印字デー
タの転送量を従来の場合に比べて(1/印字素子列)に
できるとともに、印字データの転送元であるメモリの転
送元アドレスの計算量も(1/印字素子列)にでき、プ
リンタのスループットをさらに向上させることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による印字制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 印字ヘッドの一例の一部分を示す説明図であ
る。
【図3】 バッファ回路の内容を示す説明図である。
【図4】 1印字期間におけるデータ転送処理に要する
期間を説明するための説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による印字制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】 従来の印字制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図7】 インクジェットプリンタの印字ヘッドの一例
を示す正面図およびRAMの内容を示す説明図である。
【図8】 印字処理の概要を示すタイミング図である。
【符号の説明】
14 ラッチ回路、16 カウンタ回路(転送制御回
路)、20,20A,20B,20C バッファ回路、
18,18A,18B,18C シフト制御部(バッフ
ァセレクタ回路)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列方向に複数の印字素子が配された複数
    の印字素子列を有する印字ヘッドに印字データを供給す
    る印字制御装置において、前記複数の印字素子列のうち
    の少なくとも2つの印字素子列の間の印字領域にあるド
    ットに対応した印字データを格納する容量を有するバッ
    ファ回路と、前記各バッファ回路のいずれの領域に印字
    データを格納するか決めるバッファセレクタ回路とを備
    えたことを特徴とする印字制御装置。
  2. 【請求項2】 印字データをラッチするラッチ回路と、
    転送データ数をカウントしてカウント数に応じたアドレ
    スを前記ラッチ回路のラッチデータの格納先としてバッ
    ファ回路に与えるカウンタ回路とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の印字制御装置。
  3. 【請求項3】 1印字期間に1印字素子列に対応した印
    字データを各バッファ回路に転送する転送制御回路を備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の印
    字制御装置。
  4. 【請求項4】 バッファ回路は、複数の印字素子列を2
    つずつの印字素子列にグループ分けした場合のグループ
    数と同数設けられ、バッファセレクタ回路は、各バッフ
    ァ回路に対応して設けられていることを特徴とする請求
    項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の印字制御
    装置。
  5. 【請求項5】 バッファ回路は、複数の印字素子列のう
    ちの最左側の印字素子列と最右側の印字素子列との間の
    印字領域にあるドットに対応した印字データを格納する
    容量を有する請求項1から請求項3のうちのいずれか1
    項記載の印字制御装置。
JP8117569A 1996-05-13 1996-05-13 印字制御装置 Pending JPH09300735A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8117569A JPH09300735A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 印字制御装置
US08/733,324 US5793939A (en) 1996-05-13 1996-10-17 Print controlling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8117569A JPH09300735A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 印字制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09300735A true JPH09300735A (ja) 1997-11-25

Family

ID=14715074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8117569A Pending JPH09300735A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 印字制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5793939A (ja)
JP (1) JPH09300735A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269603A (ja) * 1998-06-29 2010-12-02 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3420455B2 (ja) * 1997-01-31 2003-06-23 キヤノン株式会社 記録装置及び記録制御方法
JP3533895B2 (ja) * 1997-03-13 2004-05-31 セイコーエプソン株式会社 シリアルプリンタ及びシリアルプリンタにおけるイメージバッファアクセス方法
US6339480B1 (en) * 1997-07-28 2002-01-15 Canon Kabushiki Kaisha Print driver for a color printer
US6740546B2 (en) * 2002-08-21 2004-05-25 Micron Technology, Inc. Packaged microelectronic devices and methods for assembling microelectronic devices

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56109068A (en) * 1980-02-04 1981-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Recorder for multitone
US5109520A (en) * 1985-02-19 1992-04-28 Tektronix, Inc. Image frame buffer access speedup by providing multiple buffer controllers each containing command FIFO buffers
JPS62152040A (ja) * 1985-12-25 1987-07-07 Nec Corp シリアルプリンタのデ−タ転送方式
JPH05108280A (ja) * 1991-10-21 1993-04-30 Canon Inc 印字装置
JPH07144445A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Star Micronics Co Ltd データ転送制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269603A (ja) * 1998-06-29 2010-12-02 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置
JP4730474B2 (ja) * 1998-06-29 2011-07-20 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5793939A (en) 1998-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0782095B1 (en) Ink jet printer and drive method thereof
US7850268B2 (en) Recording method and recording apparatus
US5920681A (en) Serial printer having print data processing unit
JPH08104001A (ja) ビデオ・データ・クロックを減少させる奇数/偶数ストローク制御
US6009245A (en) Serial printer, and image buffer access method for serial printer
JP5058523B2 (ja) 記録方法、記録装置
JPH09300735A (ja) 印字制御装置
JP5074733B2 (ja) 記録装置
US5740332A (en) Image forming device
JP2006264274A (ja) 圧縮データ解凍回路、圧縮データ解凍方法及び印刷装置
JP4114085B2 (ja) インクジェットプリンタ及びその駆動方法
JP4261794B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3659257B2 (ja) 画像形成装置
JP3142698B2 (ja) 画像記録ヘッドの駆動装置
JP4730474B2 (ja) 画像処理装置
JP3049857B2 (ja) ワイヤドット式プリントヘッドの駆動制御装置
JP4038639B2 (ja) プリンタ及びそのイメージデータの転送方法
JP2006159551A (ja) インクジェット記録装置
JP2537394B2 (ja) シリアル・ドット・プリンタの印字制御方式
JP2005169941A (ja) インクジェット記録装置及びその制御方法
JP2002127397A (ja) 記録装置
JPH08267734A (ja) ノズルヘッドの印字制御回路
JPS62290546A (ja) 記録装置
JP2003320707A (ja) 記録装置
JP2002240261A (ja) 印字用バッファメモリ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060213

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060223

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070522