JP2537394B2 - シリアル・ドット・プリンタの印字制御方式 - Google Patents

シリアル・ドット・プリンタの印字制御方式

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JP2537394B2
JP2537394B2 JP1039040A JP3904089A JP2537394B2 JP 2537394 B2 JP2537394 B2 JP 2537394B2 JP 1039040 A JP1039040 A JP 1039040A JP 3904089 A JP3904089 A JP 3904089A JP 2537394 B2 JP2537394 B2 JP 2537394B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 シリアル・ドット・プリンタの印字制御方式に関し、 印字処理のためのマイクロプログラムを簡単化できる
ようにすることを目的とし、 通常データと通常データのMSB/LSB反転データとが入
力される入力セレクタと、入力セレクタの出力が印加さ
れるQ個のラッチと、Q個のグループに分けられた白黒
データ線と、Q個のラッチの出力が入力される出力セレ
クタ装置と入力セレクタおよび出力セレクタに対して制
御信号を出力する制御レジスタとを具備し、入力セレク
タは、制御信号が所定値のときは通常データを出力し、
制御信号が他の所定値のときは上記反転データを出力
し、出力セレクタ装置は、制御信号が所定値のときはi
番目のラッチのデータをi番目の白黒データ線グループ
上に出力し、制御信号が他の所定値のときはi番目のラ
ッチのデータをQ−i−1番目の白黒データ線グループ
上に出力する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、用紙を通常方向に送りながら正方向印字及
び逆方向印字を行い得ると共に、用紙を反対方向に送り
ながら正方向印字及び逆方向印字を行い得るようになっ
たシリアル・ドット・プリンタ、特にこの種のプリンタ
における印字制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図はシリアル・ドット・プリンタの用紙送り方向
と印字方向を説明する図である。第7図(a)において
は用紙は左から右に送りながら印字を行っている。図示
しないが、用紙を右から左へ送りながら印字を行うこと
も出来る。左から右への用紙送りを通常方向の用紙送
り、右から左への用紙送りを反転方向の用紙送りと言
う。
第7図(b)においては、用紙が下から上に送られ、
印字ヘッドが左から右に移動しながら印字が行われてい
る。用紙送り方向を基準にして、印字ヘッドを左から右
に移動しながら行う印字を正方向印字と呼び、印字ヘッ
ドを右から左に移動しながら行う印字を逆方向印字と呼
ぶ。
第6図は従来の印字制御を説明する図である。同図に
おいて、6−Aないし6−Cは1バイトのラッチを示
す。なお、下記の説明においては、1文字が24×24ドッ
トであると仮定する。
通常印字方向(用紙送りが通常方向で正方向印字)の
場合には、CGから読み出された最初の(0番目の)デー
タDnはライン・バッファのアドレスnにセットされ、1
番目のデータDn+1はライン・バッファのアドレスn+1
にセットされ、2番目のデータDn+2はライン・バッファ
のアドレスn+2にセットされ、CGから読み出された最
後から2番目のデータDm-2はライン・バッファのアドレ
スm−2にセットされ、最後から1番目のデータDm-1
ライン・バッファのアドレスm−1にセットされ、最後
のデータDmはライン・バッファのアドレスmにセットさ
れる。なお、CGからの読出し単位は1バイトである。
この場合の白黒データの送出は、下記のようにして行
われる。左から右に印字ヘッドが移動するときに最初の
ドット・パルスに同期して、ライン・バッファのアドレ
スnのデータがラッチ6−Aにセットされ、アドレスn
+1のデータがラッチ6−Bにセットされ、アドレスn
+2のデータがラッチ6−Cにセットされる。次のドッ
ト・パルスに同期して、ライン・バッファのアドレスn
+3のデータ,アドレスn+4のデータ,アドレスn+
5のデータがラッチ6−A,6−B,6−Cにセットされる。
以下、同様な動作が繰り返される。
反対方向印字(用紙送り方向が反対方向で正方向印
字)の場合には、データのライン・バッファへのセット
の方法には、次の2通りがある。
第1の方法(の方法)は、CGから出力されたデータ
をMSB/LSB反転処理部に入力し、この反転処理部から出
力されるデータの列Dn,Dn+1,Dn+2,…,Dm-2,Dm-1,Dmをラ
イン・バッファのアドレスm,m−1,m−2,…,n+2,n+1,n
にセットする方法である。なお、MSB/LSB反転処理部と
は、データが1バイトの場合には、入力データの27の重
みを持つビットの値を出力データの20の重みを持つビッ
トの値とし、入力データの26の重みを持つビットの値を
出力データの21の重みを持つビットの値とし、入力デー
タの2iの重みを持つビットの値を出力データの27-iの重
みを持つビットの値とすることを意味している。
を採用した場合における印字ヘッドへの白黒データ
の送出は下記のようにして行われる。用紙送り方向を基
準として左から右に印字ヘットが移動するときの最初の
ドット・パルスに同期して、ライン・バッファのアドレ
スmのデータがラッチ6−Cにセットされ、アドレスm
−1のデータがラッチ6−Bにセットされ、アドレスm
−2のデータがラッチ6−Aにセットされる。次のドッ
ト・パルスに同期して、ライン・バッファのアドレスm
−3のデータ,アドレスm−4のデータ,アドレスm−
5のデータがラッチ6−C,6−B,6−Aにセットされる。
以下、同様な動作が繰り返される。
第2の方法(の方法)は、CGから出力されたデータ
をMSB/LSB反転処理部に入力し、この反転処理部から出
力されるデータの列Dn,Dn+1,Dn+2,…,Dm-2,Dm-1,Dmをラ
イン・バッファのアドレスn+2,n+1,n,…m,m−1,m−
2にセットする方法である。
を採用した場合における印字ヘッドへの白黒データ
の送出は下記のようにして行われる。用紙送り方向を基
準として左から右へ印字ヘッドが移動するときの最初の
ドット・パルスに同期してライン・バッファのアドレス
n+2のデータがラッチ6−Cにセットされ、アドレス
n+1のデータがラッチ6−Bにセットされ、アドレス
nのデータがラッチ6−Aにセットされる。次のドット
・パルスに同期して、ライン・バッファのアドレスn+
5のデータがラッチ6−Cにセットされ、アドレスn+
4のデータがラッチ6−Bにセットされ、アドレスn+
3のデータがラッチ6−Aにセットされる。以下、同様
な動作が繰り返される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術においては、MSB/LSB反転処理やライン・
バッファへのデータの展開処理、ライン・バッファから
の読出データをラッチにセットする処理は全てマイクロ
プログラムが制御していた。そのため、マイクロプログ
ラムが用紙送り方向や印字方向を意識する必要があり、
マイクロプログラムが複雑化すると共に、印字のための
マイクロプログラム走行時間が大きくなると言う欠点が
あった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、
印字処理のためのマイクロプログラムを簡単化し、印字
のためのマイクロプログラム走行時間を短縮できるよう
になったシリアル・ドット・プリンタの印字制御方式を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。本発明のシリア
ル・ドット・プリンタの印字制御方式は、 用紙を正方向に送りながら正方向印字と逆方向印字を
行い得ると共に、用紙を逆方向に送りながら正方向印字
と逆方向印字を行い得るシリアル・ドット・プリンタの
印字制御方式であって、 1回のリード・アクセスでPビットの読出データ(d
p-1,dp-2,…,d0)が出力されるライン・バッファ・メモ
リと、 ライン・バッファ・メモリに格納されているドット形
式の印字データを、アップ・モードまたはダウン・モー
ドで読み出すマイクロプログラム制御の制御手段と、 ライン・バッファ・メモリから出力された読出データ
(dp-1,dp-2,…,d0)と、該読出データのMSB/LSB反転デ
ータ(d0,d1,…,dp-1)とが入力される入力セレクタ
と、 入力セレクタの出力が印加されるQ個のPビット構成
のラッチと、 Q個のPビット構成のラッチにセット信号を供給する
セット信号源と、 Q個のPビット構成のグループにグループ分けされた
P×Qビット構成の白黒データ線と、 Q個のPビット構成のラッチの出力が入力される出力
セレクタ装置と、 入力セレクタの入力を切り替える入力セレクタ制御信
号および出力セレクタの入力を切り替える出力セレクタ
制御信号を出力する制御レジスタと を具備し、 j番目(j=0,1,…,P×Q−1)の白黒データ線は印
字ヘッドにおけるj番目の印字素子と対応付けられ、j
番目の白黒データ線の信号がオンのときにはj番目の印
字素子が印字を行い、j番目の白黒データ線の信号がオ
フのときにはj番目の印字素子が印字を行わず、 入力セレクタは、入力セレクタ制御信号が所定値のと
きには、ライン・バッファの読出データを出力し、入力
セレクタ制御信号が他の所定値のときには、MSB/LSB反
転データを出力し、 出力セレクタ装置は、出力セレクタ制御信号が所定値
のときにはi番目(i=0,1,…,Q−1)のラッチのデー
タをi番目の白黒データ線グループ上に出力し、出力セ
レクタ制御信号が他の所定値のときにはi番目のラッチ
のデータをQ−i−1番目の白黒データ線グループ上に
出力し、 制御レジスタには、用紙送り方向と印字方向によって
定まる値が設定されることを特徴とするものである。
〔実施例〕
第2図は本発明の1実施例のブロック図である。同図
において、1はマイクロプロセッサ、2はDMAコントロ
ーラ、3はライン・バッファ・メモリ、4はキャラクタ
・ジェネレータ、5−Aないし5−Cはセレクタ、6−
Aないし6−Cはラッチ、7はレジスタをそれぞれ示し
ている。
マイクロプロセッサ1は、ROM(図示せず)に格納さ
れているマイクロプログラムを実行するものである。DM
Aコントローラ2は、例えばライン・バッファ・メモリ
3のデータをセセレクタ5−Aに転送する処理を行う。
キャラクタ・ジェネレータ4には、複数個の文字のドッ
ト・パターンが格納されている。セレクタ5−Aは、S
端子に論理“0"が入力された時には0側データ入力端子
に印加されているd7ないしd0を出力し、S端子に論理
“1"が入力された時には1側のデータ入力端子に印加さ
れているd0ないしd7を出力する。セレクタ5−Aの出力
は、ラッチ6−AのD入力,ラッチ6−BのD入力,ラ
ッチ6−CのD入力に印加されている。ラッチ6−Aの
クロック端子にはセット信号1が印加され、ラッチ6−
Bのクロック端子にはセット信号2が印加され、ラッチ
6−Cのクロック端子にはセット信号3が印加されてい
る。セット信号1のパルスが1番早く生成され、次にセ
ット信号2のパルスが生成され、最後にセット信号3の
パルスが生成される。ラッチ6−Aの出力はセレクタ5
−Bの0側入力端子およびセレクタ5−Cの1側入力端
子に印加され、ラッチ6−Cの出力はセレクタ5−Bの
1側入力端子およびセレクタ5−Cの0側入力端子に印
加されている。セレクタ5−Bは、S端子が論理“0"の
ときは0側入力端子のデータを出力し、S端子が論理
“1"のときは1側入力端子のデータを出力する。セレク
タ5−Cは、5−Bと同様な構成を持つ。セレクタ5−
Bの出力,ラッチ6−Bの出力およびセレクタ5−Cの
出力が白黒データとなる。白黒データは、図示の例では
24ビット構成である。レジスタ7は、モード・セレクト
・ビット1とモード・セレクト・ビット2を有してい
る。モード・セレクト・ビット1は、セレクタ5−Aを
制御するものであり、モード・セレクト・ビット2はセ
レクタ5−Bと5−Cとを制御するものである。レジス
タ7の値は、マイクロプログラムによって書替可能であ
る。
第3図は白黒データ線と印字ヘッドの接続関係を説明
するものである。出力セレクタ装置から出力される白黒
データは、タイミング制御部およびドライバ部を介し
て、印字ヘッドの印字ピン駆動部に送られる。ドライバ
部から出力される第i番目(i=1,2,…,24)のピン駆
動信号は、第i番目の印字ヘッド・ピンを駆動する。白
黒データは、ピン駆動信号そのものではなく、印字周期
(ドット・パルスに相当)毎に該当する印字ヘッド・ピ
ンを駆動するか否かを指示するものである。各白黒デー
タは、印字周期期間は0又は1の固定値を取り、その後
段のタイミング制御部にたいして、印字ピン駆動信号生
成用のタイミング・パルス(オンタイム1)の発生のオ
ン/オフ情報を与えるものである。
印字ピンに対しては、図示のような番号付けが成され
ている。即ち、左側の12本のピンのそれぞれに対しては
1,3,5,…23の番号が与えられ、右側の12本のピンのそれ
ぞれに対しては2,4,6,…24の番号が与えられる。用紙送
り方向は、23番のピンから1番のピンに向かう方向が正
方向とされ、反対方向が逆方向とされる。
第4図は印字駆動信号の説明図である。印字ヘッドを
駆動する信号がピン駆動信号であり、ドライバ部によっ
て生成される。このドライバ部は、1ピン当たり2本の
タイミング信号(オンタイム1とオンタイム2)を入力
し、駆動波形を生成している。
タイミング信号は、タイミング制御部によって生成さ
れる。入力信号には、白黒データの他に、印字周期信号
やオンタイム1およびオンタイム2の基本タイミングを
与えるタイミング基準信号など(図示せず)があり、出
力としてオンタイム1とオンタイム2を生成出力する。
つまり、出力セレクタ装置から出力される白黒データに
応じてオンタイム1とオンタイム2の出力を制御してい
る(黒ならパルス出力、白ならパルス出力せず)。但
し、オンタイム2は、各ピン毎ではなく、千鳥配列の列
単位で共通信号として出力するのが一般的な方法であ
る。
印字ヘッドのピン配列は、図示のように12ピン×2列
の千鳥ピン配列となっているのが一般的である。千鳥配
列ヘッドのようなピン配列が列方向に段差を持つ印字ヘ
ッドの場合、物理ピン間隔分のデータ遅延を行うことが
必要であるが、タイミング制御部に入力シフトレジスタ
(印字周期信号によってシフト)を用いてピン間隔分の
調整を行う方法が一般的である。
第5図は本発明のマイクロプログラムの処理フローの
例を示す図である。マイクロプログラムはライン・バッ
ファにデータを展開する。ライン・バッファへのデータ
展開は、用紙送り方向および印字方向に関係なく、第6
図の通常方向印字で説明した方法によって行われる。前
ラインのDMA動作が終了すると、モード・セレクト・ビ
ットがセットされる。次に、DMA動作が開始される。
用紙送り方向が通常方向で、印字方向が正方向の場合
には、レジスタ7のモード・セレクト・ビット1及びモ
ード・セレクト・ビット2は、0,0とされる。この場
合、マイクロプロセッサ1は、DMAコントローラ3に対
して、n番地を先頭アドレスとしてMバイト(Mはライ
ン・バッファ・メモリ3の容量)のデータをアップモー
ドで転送せよと言う指示を与える。この指示を受け取る
と、DMAコントローラ2は、最初のドット・パルスに同
期して、ライン・バッファ・メモリ3のアドレスn,n+
1,n+2のデータを順番に読み出し、セレクタ5−Aに
送る。モード・セレクト・ビット1が0であるので、ラ
イン・バッファのアドレスnのデータはラッチ6−Aに
セットされ、ライン・バッファのアドレスn+1のデー
タはラッチ6−Bにセットされ、ライン・バッファのア
ドレスn+2のデータはラッチ6−Cにセットされる。
モード・セレクト・ビット2が0であるので、ラッチ6
−Aにセットされているアドレスnのデータがセレクタ
5−Bを介して出力され、ラッチ6−Bにセットされて
いるアドレスn+1のデータがそのまま出力され、ラッ
チ6−Cにセットされているアドレスn+2のデータが
セレクタ5−Cを介して出力される。次のドット・パル
スに同期して、ライン・バッファ・メモリ3のアドレス
n+3,n+4,n+5のデータが順番に読み出され、読出デ
ータがセレクタ5−Aに送られ、同様な処理が行われ
る。
用紙送り方向が通常方向で、印字方向が逆方向の場合
には、レジスタ7のモード・セレクト・ビット1及びモ
ード・セレクト・ビット2は、0,1とされる。この場
合、マイクロプロセッサ1は、DMAコントローラ2に対
して、m番地を先頭アドレスとしてMバイト(Mはライ
ン・パターン3のメモリ容量)のデータをダウン・モー
ドで転送せよと言う指示を与える。この指示を受け取る
と、DMAコントローラ2は、最初のドット・パルスに同
期して、ライン・バッファ3のアドレスm,m−1,m−2の
データを順番に読み出し、セレクタ5−Aに送る。モー
ド・セレクト・ビット1が0であるので、ライン・バッ
ファのアドレスmのデータはラッチ6−Aにセットさ
れ、ライン・バッファのアドレスm−1のデータはラッ
チ6−Bにセットされ、ライン・バッファのアドレスm
−2のデータはラッチ6−Cにセットされる。モード・
セレクト・ビット2が1であるので、ラッチ6−Aにセ
ットされているアドレスmのデータはセレクタ5−Cを
介して出力され、ラッチ6−Bにセットされているアド
レスm−1のデータはそのまま出力され、ラッチ6−C
にセットされているアドレスm−2のデータはセレクタ
5−Bを介して出力される。次のドット・パルスに同期
して、ライン・バッファ・メモリ3のアドレスm−3,m
−4,m−5のデータが順番に読み出され、読出データが
セレクタ5−Aに送られ、同様な処理が行われる。
用紙送り方向が反転方向で、印字方向が逆方向の場合
には、レジスタ7のモード・セレクト・ビット1及びモ
ード・セレクト・ビット2は、1,0とされる。この場
合、マイクロプロセッサ1は、DMAコントローラ2に対
して、m番地を先頭アドレスとしてMバイト(Mはライ
ン・バッファ・メモリ3の容量)のデータをダウン・モ
ードで転送せよと言う指示を与える。この指示を受け取
ると、最初のドット・パルスに同期して、ライン・バッ
ファ・メモリ3のアドレスm,m−1,m−2のデータを順番
に読み出し、セレクタ5−Aに送る。モード・セレクト
1が1であるので、ライン・バッファのアドレスmのデ
ータのMSB/LSB反転がラッチ6−Aにセットされ、ライ
ン・バッファのアドレスm−1のデータのMSB/LSB反転
がラッチ6−Bにセットされ、ライン・バッファのアド
レスm−2のデータのMSB/LSB反転がラッチ6−Cにセ
ットされる。モード・セレクト・ビット2が0であるの
で、ラッチ6−Aにセットされているアドレスmのデー
タのMSB/LSB反転がセレクタ5−Bを介して出力され、
ラッチ6−Bにセットされているアドレスm−1のデー
タのMSB/LSB反転がそのまま出力され、ラッチ6−Cに
セットされているアドレスm−2のデータのMSB/LSB反
転がセレクタ5−Cを介して出力される。次のドット・
パルスに同期して、ライン・バッファ・メモリ3のアド
レスm−3,m−4,m−5のデータが順番に読み出され、読
出データがセレクタ5−Aに送られ、同様な処理が行わ
れる。
用紙送りが反転方向で印字方向が正方向の場合には、
レジスタ7のモード・セレクト・ビット1及びモード・
セレクト・ビット2は、1,1とされる。この場合、マイ
クロプロセッサ1は、DMAコントローラ2に対して、n
番地を先頭アドレスとしてMバイト(Mはライン・バッ
ファ・メモリ3の容量)のデータをアップ・モードで転
送せよと言う指示を与える。この指示を受け取ると、DM
Aコントローラ2は、最初のドット・パルスに同期し
て、ライン・バッファ・メモリ3のアドレスn,n+1,n+
2のデータを順番に読み出し、セレクタ5−Aに送る。
モード・セレクト・ビット1が1であるので、ライン・
バッファのアドレスnのデータのMSB/LSBの反転がラッ
チ6−Aにセットされ、ライン・バッファのアドレスn
+1のデータのMSB/LSBの反転がラッチ6−Bにセット
され、ライン・バッファのアドレスn+2のデータのMS
B/LSBの反転がラッチ6−Cにセットされる。モード・
セレクト・ビット2が1であるので、ラッチ6−Aにセ
ットされているアドレスnのデータがMSB/LSB反転がセ
レクタ5−Cを介して出力され、ラッチ6−Bにセット
されているアドレスn+1のデータのMSB/LSB反転がそ
のまま出力され、ラッチ6−CにセットされているMSB/
LSB反転がセレクタ5−Bを介して出力される。次のド
ット・パルスに同期して、ライン・バッファ・メモリ3
のアドレスn+3,n+4,n+5のデータが順番に読み出さ
れ、読出データがセレクタ5−Aに送られ、同様な処理
が行われる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、用
紙送り方向や印字方向を意識することなくライン・バッ
ファにデータを展開できるので、マイクロプログラムを
簡単化できると共に、印字のためのマイクロプログラム
の走行時間を短くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の1実施
例のブロック図、第3図は印字ヘッドとの接続説明図、
第4図は印字駆動信号の説明図、第5図は本発明におけ
るマイクロプログラムの処理フローを示す図、第6図は
従来の印字制御を説明する図、第7図は用紙送り方向と
印字方向を説明する図である。 1……マイクロプロセッサ、2……DMAコントローラ、
3……ライン・バッファ・メモリ、4……キャラクタ・
ジェネレータ、5−Aないし5−C……セレクタ、6−
Aないし6−C……ラッチ、7……レジスタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−24763(JP,A) 特開 昭59−119440(JP,A) 特開 昭64−16665(JP,A) 特開 昭63−209952(JP,A) 実開 昭52−50027(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を正方向に送りながら正方向印字と逆
    方向印字を行い得ると共に、用紙を逆方向に送りながら
    正方向印字と逆方向印字を行い得るシリアル・ドット・
    プリンタの印字制御方式であって、 1回のリード・アクセスでPドットの読出データ
    (dp-1,dp-2,…,d0)が出力されるライン・バッファ・
    メモリと、 ライン・バッファ・メモリに格納されているドット形式
    の印字データを、アップ・モードまたはダウン・モード
    で読み出すマイクロプログラム制御の制御手段と、 ライン・バッファ・メモリから出力された読出データ
    (dp-1,dp-2,…,d0)と、該読出データのMSB/LSB反転デ
    ータ(d0,d1,…,dp-1)とが入力される入力セレクタ
    と、 入力セレクタの出力が印加されるQ個のPビット構成の
    ラッチと、 Q個のPビット構成のラッチにセット信号を供給するセ
    ット信号源と、 Q個のPビット構成のグループにグループ分けされたP
    ×Qビット構成の白黒データ線と、 Q個のPビット構成のラッチの出力が入力される出力セ
    レクタ装置と、 入力セレクタの入力を切り替える入力セレクタ制御信号
    および出力セレクタの入力を切り替える出力セレクタ制
    御信号を出力する制御レジスタと を具備し、 j番目(j=0,1,…,P×Q−1)の白黒データ線は印字
    ヘッドにおけるj番目の印字素子と対応付けられ、j番
    目の白黒データ線の信号がオンのときにはj番目の印字
    素子が印字を行い、j番目の白黒データ線の信号がオフ
    のときにはj番目の印字素子が印字を行わず、 入力セレクタは、入力セレクタ制御信号が所定値のとき
    には、ライン・バッファの読出データを出力し、入力セ
    レクタ制御信号が他の所定値のときには、MSB/LSB反転
    データを出力し、 出力セレクタ装置は、出力セレクタ制御信号が所定値の
    ときにはi番目(i=0,1,…,Q−1)のラッチのデータ
    をi番目の白黒データ線グループ上に出力し、出力セレ
    クタ制御信号が他の所定値のときにはi番目のラッチの
    データをQ−i−1番目の白黒データ線グループ上に出
    力し、 制御レジスタには、用紙送り方向と印字方向によって定
    まる値が設定されることを特徴とするシリアル・ドット
    ・プリンタの印字制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59119440A (ja) * 1982-12-25 1984-07-10 Toshiba Corp 印字制御方式
JPH0747326B2 (ja) * 1987-07-21 1995-05-24 富士通株式会社 文字パターン変換装置

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JPH02217271A (ja) 1990-08-30

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